56号(PDF:323KB)

京丹後市立弥栄病院 平成27年2月発行 立春とは名ばかりで、寒さ厳しい日々が続いています。
毎年、この時期にはインフルエンザや胃腸風邪が流行します。
この地域でもインフルエンザが大流行し、当院では緊急時以外の“面会制限”を
お願いし、院外からのウイルスの侵入を防ぐための感染予防対策を行っています。
来院される方は、マスクの着用をしていただき、面会制限についてもご協力とご
理解をおねがいいたします。
ノロウイルス感染(胃腸風邪)を防ぐポイント
ノロウイルス感染は、冬季を中心に発生する感染性胃腸炎の原因となるウイルス
です。感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスでも口から入ることで感染します。
ノロウイルスに感染した食べ物や、感染した人のおう吐物やふん便を介して感染し
ます。
1.手洗いは感染予防の基本です
○外出後・トイレに行った後・調理や食事の前・おう吐物やふん便を処理した
後は、必ず手を洗って下さい。石鹸を使い、十分にこすり洗いをし、流水で
洗い流すことにより、ウイルスは大幅に減少します。
2.おう吐物・ふん便は正しく処理しましょう
○処理する人自身が感染しないように、気をつけましょう。
○ノロウイルスが残らないように、確実に消毒しましょう。
3.家族がノロウイルスに感染したら…
○手洗いが大事!タオルは専用にするか、ペーパータオルを使用して下さい。
○汚物が衣類についてしまったら…
・衣類をビニール袋に入れ、周囲を汚染しないようにします。
・85℃で1分間以上熱湯消毒するか、塩素系消毒液(0.02%次亜塩素酸
ナトリウム)や家庭用塩素系漂白剤(ハイター・ブリーチ)に30~
60分間浸して下さい。
・消毒後、他のものと分けて最後に洗濯して下さい。
次亜塩素酸ナトリウム希釈液の作り方(原液濃度5%の場合)
1) 用途:衣類、調理器具の消毒
台所用塩素系漂白剤原液5mlを水1250mlに加える
2) 用途:おう吐物、ふん便の処理
台所用塩素系漂白剤原液5mlを水250mlに加える
○下痢をしている人がお風呂に入る時は…
・下痢をしている人の入浴は最後。入る前にまずおしりをよく洗います。
4.調理・食事で気をつけることは…
○調理器具・シンク・ふきん・スポンジ等は熱湯で消毒(85℃で1分間以上)
又は0.02%次亜塩素酸ナトリウムで消毒して下さい。
○生ものや和え物は避け、十分に加熱した食品として下さい。
医 師 紹 介
カワシマ
サダユキ
革島 定幸 医師 (28歳)
出身地
出身大学
趣 味
医師を志した
理由
京丹後
(弥栄病院)
について
ヨシムラ
•京都
•滋賀医科大学
•サッカー、大文字山登山
•やりがいを持って長年医療に携わってきた父
の姿に憧れて、医師を志しました。放射線診断
科に進み、幅広い知識と技術を身につけ、少し
でも多くの人の役に立てるよう頑張りたいです。
•自然に囲まれた京丹後は、想像を上回る極寒
で大変苦しめられました。病院のスタッフはど
の方もとても温かく優秀で、非常に実りある研
修となりました。
3月1日まで、京都
第一赤十字病院から
地域医療研修で
お世話になっています。
アキヒロ
吉村 彰紘 医師 (27歳)
出身地
出身大学
趣 味
医師を志した
理由
京丹後
(弥栄病院)
について
マツオカ
•京都市
•京都府立医科大学
•インターネット、読書
•両親がよく「困っている人を助けるような人にな
りなさい。」と言っていて、自分でそのような職業
に何があるのかと考えたときに医者が思いつきまし
た。その後はいろいろなめぐり合わせで医者になれ
ました。
•地域と都市部での医療格差が問題とされているが、
弥栄病院では限りある医療資源を駆使し、最大限の医
療を提供していると思います。高齢化社会へと進むこ
れからの日本の医療のあるべき姿を学びたいです。
3月1日まで、京都
第一赤十字病院から
地域医療研修で
お世話になっています。
タロウ
松岡 太朗 医師 (28歳)
出身地
出身大学
趣 味
目指す医師像
京丹後
(弥栄病院)
について
•奈良
•奈良県立医科大学
•剣道、スキー、スノーボード、Mr.children
•病気やケガで病院に来た子供を一人でも多く
元気に帰してあげられる小児科医を目指してい
ます。
•京丹後については、食べ物もおいしく(特に
海産物)、親族が住んでいることもあり、非常
に親しみを感じています。ご迷惑をおかけしま
すが、二ヶ月間よろしくお願いいたします。
3月31日まで、京都
第二赤十字病院から
地域医療研修で
お世話になっています。
【編集】京丹後市立弥栄病院 患者サービス広報委員会