体外受精のスケジュール(アンタゴニスト)

体外受精のスケジュール(アンタゴニスト)
※ 医師の診察の際にこの用紙と基礎体温表をお出しください
FSH/hMG ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
GnRHアンタゴニスト ▲ ▲ ▲ ▲ ▲
黄体ホルモン
抗菌薬
月経
月経
LHサージ ▼
❶
❷
❸❹❺ ❻
❼
❽
❾
❶ FSH/hMG開始
月 日( )
・ 月経3日目頃からFSHまたはhMGを注射します。注射は、近くの通院しやすい病院に依 【次回受診日】
頼できます。
・ 注射を5∼6日間続けた後に超音波検査を行います。
月 日( )
❷ GnRHアンタゴニスト開始
□セトロタイド 3mg
・ 主な卵胞径が14∼15mmになったら、排卵を止めるためにGnRHアンタゴニストを腹部 □セトロタイド 0.25mg
に皮下注射します。3mg製剤 (セトロタイド) の効果は約4日間持続します。0.25mg製 □ガニレスト 0.25mg
剤 (セトロタイドまたはガニレスト) の有効時間は約24時間ですので、毎日、午前中に
注射します。ガニレストは自己注射が容易です。
月 日( )
❸ FSH/hMG終了
・ 卵胞径が約18mmになったら注射を終了して採卵日を決めます。抗菌薬を処方します。
月 日( )
・ 男性は採精までの禁欲期間を調整するため、射精してください。採卵日に精液を自宅で
採取する方は、必ず採精容器を持ち帰ってください。
❹ GnRHアンタゴニスト最終投与・LHサージ誘発
月 日( )
・ 採卵の33∼35時間前に卵子を成熟させるためにLHサージを起こさせます。GnRHアン
タゴニスト0.25mg製剤を使用している場合はその日の午前中に最終投与します。
・ LHサージは、hCG注射(オビトレルは自己注射可能です)で代用する方法とGnRHアゴ
ニストを点鼻する方法があります。
□ オビトレル250μg:22:00に腹部皮下に自己注射
□ ブセレキュア点鼻:22:00に両鼻腔に1回ずつ噴霧
❺ 抗菌薬内服
・ 採卵前日の夜から当日の昼まで抗菌薬 (フロモックス:1回1錠) を内服してください。
□AMにガニレスト皮下注
22:00に □ 病院で注射
□ 自己注射
□ 自宅で点鼻
(時間を厳守してください)
月 日( )
❻ 採卵・採精(Day 0)
・ 女性:朝食は軽くとり、スリッパ、ナプキン、生理用ショーツを持参し来院ください。 月 日( )
【手順】① 着替え → ② 鎮痛薬の坐薬挿入 → ③ 採血・点滴 → ④ 採卵
8:00来院・9:00採卵
→ ⑤ 病室 (個室利用可) で数時間静養 → ⑥ 胚培養士から説明 → ⑦ 会計・帰宅
※当日は無理をせず自宅で静養してください。入浴は控えてください。
※入院入口でインターホン
を押し、2階のナース
※当日夜からデュファストンを1日2回 (朝・晩) 2錠ずつ14日間内服してください。 ステーション前でお待ち
・ 男性:朝に自宅か院内の採精室でマスターベーションにて採精してください。
ください。
※自宅で採精した場合は、来院時に容器を看護師か胚培養士にお渡しください。
❼ 胚移植(Day 2・3・4・5)
・ 食事は普通にとり、スリッパ、ナプキン、生理用ショーツを持参して来院ください。
月 日( )
□ 14:00(月・水・木)
【手順】① 胚培養士から説明 → ② 採血 → ③ 着替え → ④ 胚移植 → ⑤ 会計・帰宅
□ 11:30(火・金・土)
※胚移植後の安静は必要ありませんが、静養を希望される方は申し出てください。
□ :
❽ hCG採血(Day 11)
・ 着床の有無を確認するため、血液検査を行います。
月 日( )
❾ 妊娠判定(Day 14)
・ 尿検査と血液検査で妊娠を判定します。受付終了時刻の1時間前には来院してくださ
い。薬はすべて終了してください。
・ 月経様の出血があっても妊娠していることがあります。出血はそのまま様子をみて、妊
娠判定日に来院ください。
月 日( )