「SAVE -SP 工法」(砂圧入式静的締固め工法 砂圧入式

平成26年10月27日
セ
ー
ブ
エスピー
「SAVE-SP工法」(砂圧入式静的締固め工法
(砂圧入式静的締固め工法)
砂圧入式静的締固め工法)
(一財)
一財)国土技術研究センターより建設技術審査証明を取得
株式会社 不動テトラ(社長 竹原有二)および株式会社 ソイルテクニカ(社長 酒井成
之)は、「SAVE-SP(セーブエスピー)工法」(砂圧入式静的締固め工法)に関して
(一般財団法人)国土技術研究センターより建設技術審査証明を取得しました。
【建設技術審査証明】
「建設技術審査証明」は、幅広い分野にわたる建設産業における新技術の活用促進に寄与す
ることを目的として、民間において自主的に開発された新技術を対象に技術審査を行い、そ
の結果を客観的に証明して、これらの技術の普及活動に努める事業です。この度、(一財)
国土技術研究センターにおいて、学識経験者により構成された『SAVE-SP 工法 技術審査委
員会』(委員長 安田進 東京電機大学教授)により技術審査が実施され、効果が証明され
ました。
【SAVE-SP 工法】
今回、審査対象となった SAVE-SP 工法は、小型の施工機械を用いた液状化対策工法で、狭隘な場
所や既設構造物直下の施工を可能とした工法です。これまでの既設構造物直下を対象とした液状化
対策工法に比べて経済性や施工性に優れているとともに、材料には自然材料である砂を用いるため、
環境にも配慮した工法です。
【展望】
当社は平成 20 年に「SAVE-SP工法」を開発・実用化以来、主に河川施設や港湾施
設の耐震化事業を中心に、現在までに70件の工事を担当してまいりました。
今回の、
「建設技術審査証明」の取得を契機とし、工法の信頼性および技術提案力によって、
全国インフラの耐震化対策をはじめ、各種構造物直下の地盤強化対策として積極的な営業
展開を図る予定です。
以上
※ この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社 不動テトラ
広報
TEL 03-5644-8501
【技術(工法)の概要】
SAVE-SP 工法(砂圧入式静的締固め工法)は、専用プラントにて流動性を付与し圧送可能にし
た砂を製造後、ポンプで圧送、施工機のロッドを介して地盤内に圧入することにより、緩い砂地盤
の締固めを行います。小型施工機の適用により狭隘地においても施工が可能であり、斜め施工や硬
質障害物層等の貫入にも対応できるため、既設構造物を対象とした改良にも対応可能です。小型施
工機の適用、無振動・低騒音で、材料には砂を用いるため、周辺環境・自然環境に優しい画期的な
地盤改良工法です。本工法の名称として用いる SAVE-SP(セーブエスピー)とは、
“Silent,Advanced
Vibration Erasing-Sand Press”の略です。
圧入 前
圧入中
塑性化終了
周辺地盤は
締固められる
ロッド
脱水
流動化砂
締まった砂
締まった
流動化砂
土粒子
高分子
・分子間に大量の水分保持
・摩擦なし
・高い流動性
流動性を付与し圧送可能にした砂
水槽
発動発電機
・流動化剤の網状構造消失
・摩擦完全回復
・粒子配置は変化せず
・水分が絞られ密な配置に
・流動化剤は網状で残る
流動化砂の状態変化
分電盤
超小型クローラタイプ機
ロータリーパーカッションドリルタイプ機
バックホウ
SAVE-SP工法
超小型クローラタイプ機
流動化砂圧送ポンプ
流量計
圧力計
材料砂
流動化砂製造プラント
施工機械の構成事例
流動化砂製造プラント
充填部
削孔
造成部
改良部
改良体造成手順の概要
施工機械と流動化砂製造プラント
【技術(工法)の特徴】
①小型施工機の使用により狭隘地や桟橋上から地盤の締固めが可能です。
②斜め施工や硬質障害物層等の貫入にも対応できるため、既設構造物直下の施工が可能です。
③無振動・低騒音工法です。
④自然材料である砂を使用することで環境に優しく、原地盤となじみが良いです。
⑤優れた施工性・経済性を発揮できます。
【技術審査の結果の概要】
1.振動式SCP工法と同等程度の液状化対策効果が得られることの確認
改良体間N値の実測値と“SCP工法の砂質土地盤に対する設計方法”による改良後N値の推定
値(方法C・方法D・κ法による計算値)を比較し、同等程度であることを確認しました。また改
良体芯N値の測定値は改良体間N値の測定値と比較して同等以上であることを確認しました。
細粒分含有率 Fc (%)
N値
0
0
10
20
改 良 深 度
10
4
4
6
6
8
40
60
80
100
改良体
(換算径φ700mm)
事前
改良体間
8
改良体芯
1.4m
10
10
12
12
14
14
14
16
16
16
12
20
2
深度(m)
8
深度(m)
6
0
50
事前
事後
方法C
方法D
κ法
2
4
40
0
0
2
30
1.4m
深度(m)
(改良率 as=20%)
改良効果の比較(改良体間)
45
45
SAVE-SP工法
N1 = N1' +μ
40
40
35
30
改良体芯N値(N2)
改良後実測N値(N1)
35
25
20
15
10
25
20
15
⊿N=(N2-N1)
平均値:μ=5.406
標準偏差:σ=7.803
データ数:N=101
10
⊿N=(N1-N1')
平均値:μ=0.353
標準偏差:σ=6.684
データ数:N=149
5
30
5
0
0
0
5
10 15 20 25 30 35 40 45
改良後推定N値(N1')【方法D】
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
改良体間N値(N1)
改良体間の推定N値と実測N値の比較
改良体間N値と改良体芯N値の比較
2.低振動・低騒音であることの確認
施工位置からの距離3mで振動規制法と騒音規制法で定められている規制値を満足する振動・騒
90
80 振動規制値 75dB
70
60
50
40 暗振動
30
1
10
100
SAVE-SP工法 現場(1) プラント
SAVE-SP工法 現場(1) 施工機
90
騒音レベル (dB)
振動レベル (dB)
音レベルでの施工が可能であることが確認されました。
騒音規制値 85dB
80
SAVE-SP工法 現場(2) プラント
SAVE-SP工法 現場(2) 施工機
70
SAVE-SP工法 現場(3) プラント
SAVE-SP工法 現場(3) 施工機
暗騒音
SAVE-SP工法 現場(4) プラント
SAVE-SP工法 現場(4) 施工機
60
振動式SCPおよびSD工法
100
施工位置からの距離 (m)
1000
50
1
10
100
施工位置からの距離 (m)
振動・騒音の距離減衰
1000
3.狭隘地や空頭制限がある環境や既設構造物直下で施工可能であることの確認
【狭隘地】
【空頭制限】
【既設構造物直下】
施工域に対し余幅 1m 程度、 ロータリーパーカッション 海岸堤防、河川堤防や建屋な
全幅 5m 程度で施工可能。
ドリルタイプ機で空頭制限 どの既設構造物直下の改良
6m 程度での施工が可能。
が可能。傾斜施工による改良
が可能。
【施工状況】
【施工実績】
平成 26 年 10 月現在
(主な施工事例)
時期
【河川】
H24.07
全 70 件
発注者
国土交通省 中部地方整備局
庄内川河川事務所
H25.11
国土交通省 中部地方整備局
木曽川下流河川事務所
H25.03
国土交通省 九州地方整備局
大分河川国道事務所
H25.11
国土交通省 近畿地方整備局
猪名川河川事務所
【港湾・空港】
H23.02
国土交通省 四国地方整備局
小松島港湾空港整備事務所
H26.01
国土交通省 北陸地方整備局
H26.07
国土交通省 関東地方整備局
東京空港整備事務所
【その他】
H25.05
宮崎県
延岡市新庁舎建設室
H25.07
東京都
中央卸売市場
工事名
平成 23 年度
庄内川西山堤防耐震補強工事
平成 25 年度木曽川横満蔵高潮堤防補強工事
大分川弁天地区堤防耐震対策工事
戸ノ内地区堤防耐震対策工事
撫養港海岸桑島瀬戸地区堤防改良工事(その 4)
平成 25 年度新潟空港滑走路地盤改良工事
H26 年度東京国際空港 C 滑走路北側取付誘導路地盤
改良工事
延岡市新庁舎建設1期建築主体工事
補助第 315 号線高架橋部土壌汚染対策工事(うち、
液状化対策に伴う地盤改良工事)