サービスハンドブック 除湿機

サービスハンドブック
除湿機
発行.2008年03月
MJ-E90BX-TW 形
形名表示
背面貼付
機体名板内
( )
目 次
1. 製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2. 外形寸法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3. 各部のなまえとはたらき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3∼4
4. 電気配線図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
5. 機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6∼13
6. タイムチャート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14∼15
7. 全体回路図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16∼17
8. テクニカルポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
9. 故障診断要領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19∼23
10. How to コール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24∼25
11. お手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26∼27
12.分解・組立上のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28∼31
13.部品カタログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32∼43
13. 安全上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44∼46
点検・サービス時の安全上の注意事項
1. 分解サービスを行うときは、必ずコンセントから
電源プラグを抜いてください
2. やむをえず通電しながら回路の点検を行うときは、
充電部に手を触れないよう十分に注意してください。
3. 修理に使用する工具は、適切な工具を使用してく
ださい。
4. 修理に使用する部品は、必ず該当機種の“部品カ
タログ”に記載されている部品を使用してください。
5. 修理時に電源コードおよびリード線の劣化の有無
を点検し、傷のあるものや劣化したものは必ず交
換してください。
6. 修理完了後は、動作テストを行い、満水検知及び
正常に運転することを確認してください。
※本機は改良などのため、一部変更する場合があります。
【サービス時の依頼事項】
「本体や部品を落下させた」「本体上に物を落とした」「分解した」「水をかけた、直接水洗いした」
など、お客様の取扱異常による故障の場合は、保証期間内でも有償修理扱いとしてください。また消耗
品も有償となります。
1. 仕様
形名
MJ-E90BX-TW
項目
除湿能力(室温27℃、湿度60%)(L/day)
9.0
( )
性 運 衣類乾燥時
能 転 強
音
dB
電
気
特
性
49
47
弱
39
電源(相・V・Hz)
単・110/60
消費電力(W)
300
運転電流(A)
3.05
色調
ラベンダー
568×390×205
外形寸法〈高さ×幅×奥行〉mm
14
製品質量(kg)
冷媒量(kg)
蒸発器
スリットフィン
凝縮器
スリットフィン
圧
縮
機
製
品
機
能
0.14
送
風
機
熱動過電流リレー
圧縮機保護
XB460RTC
形名
150
出力(W)
(主)4.7 (補)14.9
巻線抵抗(Ω)
(20℃)
送風機保護
温度ヒューズ付
形式
シロッコファン
出力(W)
冷風モータ:10W、温風モータ:24W
回転数(rpm)
ランドリー
風量(m /min)
3
冷風
温風
冷風
温風
冷風
温風
1070
1115
800
740
860
1040
4.2
LOW
2.6
HIGH
1∼35℃
使用可能室温(目安)
(℃)
霜取方式
ホットガス式
湿度調節
湿度センサー内蔵
満水保護
リードスイッチ方式(自動)
タンク容量(L)
約2.5Lで自動停止装置作動
連続排水
市販ホースで可能(内径15mm)
タイマー
切タイマー(2、4、8h)
空気清浄機能
コンセント形式・定格
●運転音は当社無響室で測定した代表値です。(正面1m)
有
9A(コード長 1.8m)
3.7
2. 外形寸法図
142.5
568
205
1800
20.5
205
390
3. 各部のなまえとはたらき
操作部
¡満水ランプ
タンクが満水になると、
点灯してお知らせ
¡霜取ランプ
霜取運転中に、 点灯してお知らせ
¡衣類消臭デオドライランプ
衣類消臭運転中に点灯
¡衣類消臭デオドライスイッチ
衣類消臭運転に切換える
¡現在湿度表示
現在湿度の目安を表示
(表示の範囲は30∼80%です)
MJ-E90BX
¡内部クリーンランプ
¡内部クリーン運転中に点滅
¡内部クリーン運転待機中に
点灯
¡内部クリーンスイッチ
内部クリーン運転を「入/切」
する
¡切タイマーランプ
切タイマー運転の残り時間を表示
¡切タイマースイッチ
切タイマーの運転時間をセットする
¡運転モードランプ
運転中の
モードが点灯
¡スポット風
運転スイッチ
冷風運転に 切換える
¡運転モードランプ
運転中の
モードが点灯
¡除湿運転
スイッチ
除湿運転に 切換える
¡スイングランプ
ルーバーのスイング方向が点灯
¡スイングスイッチ
ルーバーのスイング方向を切換
える、
また、スイングを停止する
¡運転モードランプ
運転中の
モードが点灯
¡衣類乾燥
運転スイッチ
衣類乾燥運転
に切換える
¡運転スイッチ
運転を「入/切」する
本体 前面
操作部
本体 背面
ルーバー
吹出口
吸込口
ハンドル
フィルターカバー
背面吹出口
センサー部
(本体内部)
ふさがないでください。
銀イオン除菌
脱臭フィルター
電源プラグ
キャスター
(4カ所)
付属品
¡銀イオン除菌脱臭フィルター
以下「銀イオンフィルター」と略します。
タンク
排水ふた
¡サプリメント
カートリッジ
銀イオンフィルター・サプリメントカートリッジは、
お買い上げ時には、同梱されています。ご使用に
なる前に、セットしてください。
銀イオン除菌脱臭フィルターってなに?
排水ガード
タンク持ち手
フロート
水位窓
連続排水ふた
「銀イオン除菌脱臭フィルター」は、特殊消臭剤・銀イオン抗菌剤(抗
アレルゲン・抗ウイルス・除菌)を繊維に練り込んだフィルターです。
タバコの煙や、煙に含まれる有害物質の一酸化炭素などは除去
できません。
お買上げ時、タンクに水滴の跡や水が残っている場合があり
ますが、工場での除湿テストによるもので異常ではありません。
4. 電気配線図
1)配線図
ランキャパ
フロート
SW
管温検知
サーミスター
電源プラグ
電磁弁
圧縮機
P1
P2
P3
P6
P15
P12
P11
電 源 / 制 御 基 板
P7
P8
温風用
モーター
冷風用
モーター
P31
TH
P20
P21
P32
ステッピング
モーター
HUM.S
ボードインコネクター
P100
P101
操作基板
2)基板図
[操作基板]
[電源/制御基板]
P9
P10
温風
ダンパー
冷風
ダンパー
5. 機能
■機能動作一覧表
運転モード
運
転
切
衣
︵
連類
続乾
・燥
標
準
・
厚
手
︶
圧
縮
冷
風
温
風
電
フ
ァ
フ
ァ
磁
ン
衣
L
E
D
表
示
部
パ
類
乾
イ
ッ
チ
弱
・
強
︶
結
露
防
止
︶
衣
類
消
臭
デ
オ
ド
ラ
イ
内
部
ク
リ
ー
ン
満
水
検
知
中
霜
取
動
作
中
温
風
︵
OFF
ON
ON
ON
ON
ON
ー
OFF
ON
ン
OFF
ON
ON
ON
ON
ON
ー
OFF
OFF
ン
OFF
ON
ON
ON
ON
ON
ー
OFF
OFF
弁
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ー
OFF
ON
閉
△
△
△
△
△
上
OFF
OFF
ー
全閉
ー
除湿
冷風
温風
ー
除湿
ー
ー
燥
×
☆
×
×
×
×
×
×
☆
除
湿
×
×
☆
×
×
×
×
×
☆
ス ポ ッ ト
風
×
×
×
☆
温風
×
×
×
☆
衣類消臭デオドライ
×
×
×
×
×
○
×
×
☆
満
水
×
×
×
×
×
×
×
○
×
内 部 クリ ー ン
×
×
×
×
×
×
◎
×
×
霜
取
×
×
×
×
×
×
×
×
○
現 在 湿 度 表 示
×
○
○
○
○
○
×
×
○
ス
グ
×
△
△
△
△
△
×
×
×
転
○
○
○
○
○
○
○
○
○
燥
×
○
○
○
○
○
×
×
○
除
湿
×
○
○
○
○
○
×
×
○
ス ポ ッ ト
風
×
○
○
○
○
○
×
×
○
衣類消臭デオドライ
×
○
○
○
○
○
×
×
○
ス
イ
ン
運
ス
冷
風
︵
機
ス イン グ ル ー バ ー
ダ
︵除
弱湿
・
強
・
自
動
運
転
︶
衣
類
イ
乾
グ
×
○
○
○
○
○
×
×
○
切 タ イ マ ー
ン
×
○
○
○
○
○
×
×
○
内 部 クリ ー ン
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○:点灯/動作可
◎:点滅
×:消灯/停止/動作不可
△:スイングON選択時のみ点灯
☆:各運転モードに対応したLEDが点灯
−:状況により変化
■衣類乾燥運転
1.連続
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
除湿位置
②衣類乾燥運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時→衣類乾燥運転(標準)へ移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時→前回設定されていた除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行
(c)スポット風運転スイッチ操作時→前回設定されていたスポット風運転モード(冷風弱/冷風強/結露防止)
に移行
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時→衣類消臭運転に移行
2.標準/厚手
¡標準
運転開始∼30分
運転時間
ファン温度テーブル
平
冷風 均
ファン 湿
度
70%∼80%
平
温風 均
ファン 湿
度
70%∼80%
60%∼69%
30%∼59%
60%∼69%
30%∼59%
0
1
2
3
30分以上経過
ダンパー位置
0
1
2
3
ダンパー位置
ランク7 ランク7 ランク7 ランク5 除湿位置 ランク7 ランク7 ランク7 ランク5 除湿位置
ランク6 ランク7 ランク7 ランク5 除湿位置
ランク6 ランク7 ランク7 ランク5 除湿位置
ランク6 ランク4 ランク4 ランク5 温風位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 除湿位置 ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 除湿位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 除湿位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 除湿位置
ランク4 ランク4 ランク4 ランク5 温風位置
¡厚手
運転開始∼30分
運転時間
ファン温度テーブル
平
冷風 均
ファン 湿
度
70%∼80%
平
温風 均
ファン 湿
度
70%∼80%
60%∼69%
30%∼59%
60%∼69%
30%∼59%
0
1
2
3
30分以上経過
ダンパー位置
0
1
2
3
ダンパー位置
ランク7 ランク7 ランク7 ランク5 温風位置 ランク7 ランク7 ランク7 ランク5 温風位置
ランク6 ランク7 ランク7 ランク5 温風位置
ランク6 ランク7 ランク7 ランク5 温風位置
ランク6 ランク4 ランク4 ランク5 温風位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 温風位置 ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 温風位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 温風位置
ランク6 ランク6 ランク6 ランク5 温風位置
ランク4 ランク4 ランク4 ランク5 温風位置
①制御概要
(a)湿度/温度/時間により除湿時間を切換える。
(b)湿度の変化する時間を計測し、洗濯物が乾く時間で除湿運転を自動で停止する。
(c)標準
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー※
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
除湿→温風
※ダンパー切替は湿度60%未満になったとき
(d)厚手
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
温風
②開始条件
(a)衣類乾燥運転選択状態での運転ON時
(b)衣類乾燥運転スイッチ操作による衣類乾燥運転選択時
③停止条件1
(a)衣類乾燥運転開始30分後、以降10分間の平均湿度及び平均温度を測定する。
(平均湿度/温度の更新は湿度測定と同時に行なう。1回/15秒)
(b)平均湿度が50%以下になったときの平均温度をAとする。
(0∼39℃)
(c)衣類乾燥運転開始後、平均湿度が50%以下になるまでの経過時間をBとする。
(B≧40)
(d)上記A,B測定後、その時点より次式で計算した時間Yだけ除湿運転を行なう。
標準 停止時間 Y = 経過時間B ×(1.4−温度A /100)
厚手モード 停止時間 Y = 経過時間B ×(1.5−温度A /100)
例)最短停止時間は下記の通りとなる。
(温度=30℃の場合)
最短停止時間 Y=40×
(1.4ー30/100)=44分
よって、衣類乾燥標準開始後に最短で停止する時間は84分となる。
④停止条件2
(a)衣類乾燥運転開始後X時間経過(XはE2PROMデータ変更範囲は1∼12の整数としてデフォルトは12)
(b)停止条件2は下記の場合に適用される。
・衣類乾燥運転開始後、X時間経過しても湿度が50%以下にならなかった場合
・停止条件1でのB+Y≧X時間となった場合
⑤満水検知時の時間カウントは下記の通りとなる。
(a)停止条件1の50%以下を検知前 : 時間カウント停止
(b)停止条件1の50%以下を検知後 : 時間カウント継続
(c)停止条件2 : 時間カウント停止
〈停止条件〉
時間 Y
湿度
標準/;停止時間 Y = 経過時間B ×(1.4ー温度A/100)
厚手;停止時間 Y = 経過時間B ×(1.5ー温度A/100)
50%
除湿
運転
ON
30分
OFF
運転開始
B分
50%以下検知
室温A検知
Y分
運転停止
0分
0℃
40℃
温度
⑥衣類乾燥運転モードは以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時→次の衣類乾燥運転モードへ移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時→前回設定された除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行。
(c)スポット風運転スイッチ操作時→前回設定されたスポット風運転モード(冷風弱/冷風強/結露防止)に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時→衣類消臭運転に移行。
■除湿運転
1.自働運転
22℃→
温度
湿度テーブル
設定湿度
除湿動作
冷風ファン
湿度差テーブル2
温風ファン
湿度差テーブル1
湿度差テーブル0
29℃→
36℃→
←27℃
←20℃
0
←34℃
1
60%
除湿運転
50%
除湿運転
ランク3
ランク3
2
60%
サーキュレート
3
50%
除湿運転
50%
除湿運転
ランク3
除湿運転へ
冷風ファン
温風ファン
冷風ファン
温風ファン
60%
サーキュレート
ランク5
除湿運転へ
ランク2
ランク1
ランク1
ランク0(停止)
ランク0(停止)
ランク3
サーキュレート
運転へ
ランク5
ランク5
サーキュレート
運転へ
①制御概要
(a)温度に応じて設定湿度を変化させ、不快感を低減する。
(b)高温・低湿の場合には圧縮機をONさせないサーキュレート運転を行なう。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON/OFF
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
除湿位置
(c)温度テーブルの切換えは約60秒ごとに行なう。上表塗りつぶし部における3分再起時の送風ファン
瞬時ON/OFF防止(51∼59%)
(d)室温が29℃以上(温度上昇時)または27℃以上(温度下降時)の場合、一旦現在湿度を50%以下
にした後、
サーキュレート運転を行なう。
(e)サーキュレート運転中に現在湿度が60%を超えた場合は、再度設定湿度50%で除湿運転を行な
い、現在湿度50%未満になった後サーキュレート運転を行なう。
設定湿度60%
サーキュレート 除湿運転 サーキュレート
設定湿度60% 設定湿度50% 設定湿度60%
設定湿度50%
60%
50%
湿度
ON
OFF
ON
ファン
OFF
温度
∼20℃∼
∼27℃∼
圧縮機
湿度
60%を超えた場合
50%未満まで下げる
設定湿度60%
60%
設定湿度50%
50%
圧縮機OFF
圧縮機OFF
ファンランク0 ファンランク0
20℃
サーキュレート運転
27℃
室温
②除湿自動運転モードは以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時→前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時→除湿弱に移行
(c)スポット風運転スイッチ操作時→前回設定されていたスポット風運転モード(冷風弱/冷風強/結露防止)に移行
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時→衣類消臭運転に移行
2.弱運転
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
(c)強運転よりも送風ファンのランクを小さくし、除湿能力を下げた動作を行う。
(低騒音化)
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
除湿位置
②弱運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時:前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に
移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時:除湿強運転へ移行。
(c)スポット風運転スイッチ操作時:前回設定されていたスポット風運転モード(冷風弱/除湿強/
結露防止)に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時:衣類消臭運転に移行。
3.強運転
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
(c)弱運転よりも送風ファンのランクを大きくすることで、除湿能力の高い動作を行う。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
除湿位置
②強運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時:前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時:除湿自動運転運転へ移行。
(c)スポット風運転スイッチ操作時:前回設定されていたスポット風運転モード(冷風弱/冷風強/結露
防止)に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時:衣類消臭運転に移行。
■スポット風
1.結露防止運転
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
(c)ダンパー位置を温風モードにすることで温風運転を行う。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
温風位置
②結露防止運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時:前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時:前回設定されていた除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行。
(c)スポット風運転スイッチ操作時:冷風弱運転に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時:衣類消臭運転に移行。
2.冷風弱運転
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
(c)ダンパー位置を冷風モードにすることで冷風運転を行う。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
冷風位置
②冷風弱運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時:前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。 (b)除湿運転スイッチ操作時:前回設定されていた除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行
(c)スポット風運転スイッチ操作時:冷風強運転に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時:衣類消臭運転に移行。
3.冷風強運転
①制御概要
(a)連続して除湿運転を行う。
(b)圧縮機、冷風/温風ファンが連続で動作する。
(c)ダンパー位置を冷風モードにすることで冷風運転を行う。
(d)冷風ファンランクを時間で変化させることでゆらぎ制御を行う。
②下記の通り冷風/温風ファンランクを変化させる。
③温風ファンランクは36℃以上の場合、
ランク5固定。
手順
冷風ファン
温風ファン
次のスッテプ移行条件
ステップ1
ランク1
ランク4
5秒後動作
ステップ2
ランク4
ランク4
2秒後動作
ステップ3
ランク8
ランク4
5秒後動作
④ステップ移行順は下記の通り。
(a)ステップ1→2→3→2→1…
⑤冷風強運転は以下の場合に解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時:前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時:前回設定されていた除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行
(c)スポット風運転スイッチ操作時:結露防止運転に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時:衣類消臭運転に移行。
■衣類消臭デオドライモード運転
①制御概要
(a)衣類に熱を与えることでニオイを飛ばす。
(b)衣類消臭運転中は下記の動作を行う。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON
ランク制御
ランク制御
OFF
選択モード
冷風→温風
②開始条件
(a)衣類消臭運転モード選択状態での運転ON時
(b)衣類消臭デオドライスイッチ操作による衣類消臭運転選択時
(c)衣類消臭運転中に衣類消臭デオドライスイッチを押した場合は下記ステップ1より再度衣類消臭運
転が再開される。
③運転内容
(a)下記ステップの順に衣類消臭運転を行う。
・ステップ1…冷風を衣類に送風
・ステップ2…温風を衣類に送風
(b)上記ステップ時の被制御機器動作
次ステップ移行条件
手順
冷風ファン
温風ファン
圧縮機
電磁弁
ダンパー
ステップ1
ランク4
(室温35℃以下)
ランク4
(室温35℃以下)
ON
OFF
冷風
位置
20分動作。
ステップ2
ランク4
(室温35℃以下)
ランク4
(室温35℃以下)
ON
OFF
温風
位置
40分動作後、衣類消臭運転終了
④衣類消臭運転終了条件
(a)上記ステップ2終了時
(b)運転スイッチOFF時
⑤衣類消臭運転後は下記の条件で解除される。
(a)衣類乾燥運転スイッチ操作時→前回設定されていた衣類乾燥運転モード(連続/標準/厚手)に移行。
(b)除湿運転スイッチ操作時→前回設定されていた除湿運転モード(除湿弱/除湿強/自動運転)に移行。
(c)スポット風運転スイッチ操作時→前回設定されたスポット風運転モード(冷風弱/冷風強/結露防止)に移行。
(d)衣類消臭デオドライスイッチ操作時→衣類消臭運転を初期(ステップ1)から再スタート。
■内部クリーン運転
①制御概要
(a)除湿運転OFF時に熱交換器に付着した水分を乾燥させ、
カビの発生を抑制する。
(b)内部クリーン動作は満水でも運転する。
(c)内部クリーン運転中は下記の動作を行う。
被制御機器
圧縮機
冷風ファン
温風ファン
電磁弁
ルーバー
ダンパー
動作
ON/OFF
ランク制御
ランク制御
ON/OFF
90°
停止
除湿位置
②内部クリーン運転開始条件
(a)自動運転モード・
・
・運転中の内部クリーンスイッチ操作により、
自動内部クリ−ン運転をONしている場合、
下記条件で自動的に内部クリ−ン運転を開始する。
・運転スイッチOFF時
・切タイマー時間到達時
・衣類消臭運転終了時
・おてがる衣類乾燥運連終了時
(b)手動運転モード・
・
・下記状態で内部クリ−ンスイッチを操作した場合、内部クリ−ン運転を開始する。
・運転OFF時
③運転内容
(a)内部クリーン運転中の表示動作は、下記の通りとなる。
・LED表示部:内部クリーンLEDのみ点滅。その他は消灯
(b)下記のステップの順に内部クリーン運転を行う。
・ステップ1:熱交換器に付着した水分を落とす。ルーバーを90°
上向き位置へ移動後停止する。
・ステップ2:熱交換器に付着した水分を、風で乾燥させる。
・ステップ3:熱交換器に付着した水分を、熱で乾燥させる。
・ステップ4:熱交換器の温度が高くなりすぎた場合、熱交換器を冷却させる。
・ステップ5:ステップ4で内部にこもった湿気を外部に放出する。
終了後、ルーバーを閉位置まで移動する。
(c)ステップ3は、マイコンリセット時の管温0℃以下を検知又は、室温0℃以下を検知時には実行せず、
即時ステップ5に移行する。
(d)上記ステップ時の複制御機器操作
手順
冷風ファン
温風ファン
圧縮機
電磁弁
ステップ1
ランク1
ランク1
OFF
OFF
5分で動作。
ステップ2
ランク3
OFF
OFF
25分で動作。
ON
ON
管温45℃以上検知。
20分動作でステップ5へ移行
OFF
OFF
ステップ3動作時間と合計で20分動作
OFF
OFF
10分動作後、内部クリーン運転終了
ランク0
(停止)
ランク0
ランク0
(停止)
(停止)
ステップ4
ランク0
ランク0
(停止)
(停止)
ステップ5
ランク1
ス テップ 3
ランク0
(停止)
次ステップ移行条件
④内部クリーン運転終了条件
・上表ステップ5終了時
・内部クリーン運転動作中に下記を検知することで、内部クリーン運転は強制的に終了する。
(a)運転スイッチON
(b)内部クリーンスイッチON
(ルーバーを閉位置へ移動)
・内部クリーン運転終了後は、下記の動作を行う。
被制御機器
圧縮機
動作
OFF
冷風ファン
温風ファン
ランク0(停止) ランク0(停止)
電磁弁
ルーバー
ダンパー
OFF
CLOSE
全閉位置
■送風ファンランク
冷風(EVA)
ファンランク
風 量[m3/分]
1
0.9
780
2
1.0
850
3
4
1.0
1.1
890
980
5
1.3
1,100
6
1.3
1,100
7
1.4
1,200
8
1.4
1,200
回転数[rpm]
温風(COND)
ファンランク
風 量[m3/分]
1
1.8
738
2
1.9
780
3
4
2.4
2.9
940
1,100
5
3.0
1,150
6
2.9
1,100
7
2.6
1,000
8
2.6
1,000
回転数[rpm]
※風量、回転数の値は目安です。
モーターやフィルターのばらつきなどにより、値は変化します。
■ダンパー位置
除 湿
ダンパー
冷風
温風
温 風
冷 風
アフターブロー・停止時
運転
ON
除湿SW
除湿SW
衣類乾燥
SW
衣類乾燥
SW
衣類乾燥
SW
スポット風
SW
スポット風
SW
スポット風
SW
デオドライ
SW
デオドライ アフター
運転終了 ブロー終了
ON
SW操作
運転モード表示
圧縮機
冷風用モーター
温風用モーター
電磁弁
管温検知
サーミスター
OFF
ON
除湿弱
OFF
ON
Max3分
除湿強
自動運転
連続
標準
厚手
冷風弱
冷風強
結露防止
デオドライ
60分経過
ON/OFF
OFF
ON
ランク制御
OFF
ON
ランク1
120秒
ランク制御
OFF
ON
OFF
12℃
0℃
ON
フロートSW
満水表示
ルーバー
動作
スイング
OFF
スイング
ON
ブザー音
内部クリーン表示
ダンパー
(風路位置)
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
閉
開
90°
停止
閉
閉
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OPEN
CLOS
除湿位置
温風位置
冷風位置
温風位置
冷風
温風
全閉位置
6. タイムチャート
運転開始/運転モード切換/運転停止
霜取運転/満水検知/転倒検知/内部クリーン
霜取カウント
開始
霜取運転
開始
霜取運転
停止
満水検知
空水検知
運転
OFF
運転
ON
内部クリーン
ON
運転
OFF
ON
SW操作
運転モード表示
圧縮機
冷風用モーター
温風用モーター
電磁弁
管温検知
サーミスター
内部クリーン
60分経過
OFF
ON
OFF
ON
ON/OFF制御
OFF
ON
ランク制御
OFF
ON
OFF
ON
ランク制御
120秒
120秒
ON/OFF制御
OFF
12℃
40分経過
0℃
ON
フロートSW
満水表示
ルーバー
動作
スイング
OFF
スイング
ON
ブザー音
内部クリーン表示
ダンパー
(風路位置)
120秒
3秒
OFF
ON
OFF
ON
閉
OFF
ON
開
90°
停止
閉
OFF
ON
開
90°
停止
閉
開
90°
停止
閉
OFF
ON
OFF
OPEN
CLOS
モードによる
全閉
モード別
除湿位置
全閉位置
7. 全体回路図
WARM AIR
DAMPER
COOL AIR
DAMPER
LOUVRE
8. テクニカルポイント
■温度・湿度が下がると除湿量は少なくなります
特に、冬期は気温が低く乾燥しているため、下のグラフのように、梅雨時期に比べて除湿量が大幅に減ります。
タンクに水が溜まりにくくなりますが、故障ではありません。
<湿度が60%のとき、
「強」での値>
除 12
湿
能 10
力
8
︵
L
6
/
日
4
︶
2
0
5
10
15
冬期
20
梅雨期
25 27 30
室温(℃)
冬期
梅雨期(夏期)
¡グラフの除湿量は、一定の室温・湿度にて測定
した値であり、実際の使用条件とは異なります。
■知っておいていただきたいこと
●運転中は、室温が
2∼4℃上がることがあります。
エアコンとは違い、部屋全体を冷房することはできません。
閉め切った部屋で使うと、むしろ室温が上がります。
③
除湿のしくみ <ヒートポンプサイクル>
コップに冷たい水を注ぐと、
まわりの空気が冷やされて、
コップの表面に水滴がつきます。
除湿機はこの現象を利用し、湿気を取り除きます。
①部屋の空気を吸込み、冷却器で冷やして湿気を
水滴に変えます。
②水滴はタンクに落ちます。
③再熱器を通った空気は暖められ、吹出口から出ます。
(吹出口は運転モードによって変わります)
この①②③の繰返しで部屋の湿気を取除きます。
冷たい風 暖かい風
③
冷却器
室内の空気
① 室内の空気
冷たい風
暖かい風
再熱器
圧縮機
②
タンク
■衣類乾燥のポイント
干しかた
¡洗濯物のシワをしっかり伸ばす
¡風がよく通るように間隔をあけて干す(間隔のめやす:約5cm)
¡乾きにくいものは、よく風が当たる位置に干す
洗濯物が重なっているところは、乾くまでに時間がかかります。
<次の場合、乾燥時間が長くなります>
¡洗濯物の量が多いとき
¡室温が低いとき
低温時(約10℃)は、常温時(約20℃)の2倍程度の乾燥
時間がかかります。
¡お部屋が広いとき
風の当てかた
¡スイングルーバーを使って洗濯物全体に風を当てる
風が当たらないところは、乾くまでに時間がかかります。
¡洗濯物の量が多いときは
干す場所を途中で入れ替えて、風を当ててください。
洗濯物を干す部屋について
¡小さい部屋に干し、閉め切って除湿する
効率よく除湿でき、速く乾きます。
¡冬期など室温が低いときは
暖房機を併用して室温を約16℃以上にすると、乾きやすくなります。
9. 故障診断要領
1)故障診断フロー
運転しない。
スタート
異常
AC電源チェック
AC電源修正
正常
ヒューズが切れているか。
切れている
ヒューズ取換え
切れていない
フロートスイッチ:ONしているか。
OFF
機構チェック
・不具合箇所手直し
・スイッチ不良のときは
交換。
ON
制御基板・接続の各コネクターの接続チェック
※電源プラグをコンセントから抜いた状態で、
各コネクターを2∼3回抜差しして、
接触改善を計る。
その後、
電源プラグを接続して動作チェックする。
コネクターの斜め差しをしないこと。
変わらない
制御基板の交換
全然除湿しない。
運転確認
※「強」運転モードで確認する。
手順2
送風モーターが回転する
(温風用/冷風用とも確認する。)
NO
接続コネクターのチェック
YES
送風モーターの
抵抗値チェックNG
(21ページ参照)
NG
モーター交換
OK
基板交換
手順3
圧縮機が動いているか?
(途中停止の場合はNOへ)
※電源投入時及び運転切後、3分間は
動作しません。
YES
NO
過電流が流れている YES
(表面が熱い)
圧縮機交換
NO
接続コネクターのチェック
NG
モータープロテクターの
導通チェックNG
(正常:CLOSE、異常:OPNE)
モータープロテクター
交換
※通電していない状態で
常温時にチェックする。
OK
A へ
NG
圧縮機の抵抗値
チェックNG(21ページ参照)
OK
基板交換
圧縮機交換
A
手順4
熱交換器(蒸発器)が冷えているか?
NO
YES
手順5
消費電力・電流値は正常か?
冷媒回路チェック。
(冷媒漏れ・配管詰まり)
※正常であれば、冷却器の管温センサ付近は
室温より約10℃以上低い
※約30分程度運転させ確認。
NO
YES
手順6
フィルターつまりやホコリ付着があるか?
YES
フィルター清掃
NO
手順7
使用環境が低湿度、
低温か?
YES
NO
除湿している
(水分がとれる)
NO
低湿度・低温状況では、
除湿
できない場合があります。
(18ページ参照)
手順3∼手順5を再確認
YES
問題なし
※エラー表示がある場合は22ページ(故障診断編)の
「エラー表示と処置要領」を確認ください。
※「除湿しない」コールに対しては、まず、下記事項を調べてから冷媒回路手直しを実施してください。
①「フィルターつまり」や「ホコリ付着」あり。→処置:清掃する。
②使用環境が「低温・低湿度」である。→処置:18ページ(本編)記載のグラフ内容をご説明ください。
または、キッチンや浴室・脱衣所に移動しての確認依頼をしてください。
③「衣類乾燥のおてがるモード」「おてがる自動運転」「衣類消臭デオドライ」などの自動停止する運転モードになって
いないか確認依頼をしてください。
→処置:「強」運転にして除湿するかを確認する。
2)主要部品の簡易チェック要領
部 品 名
判 定 要 領
コネクターをはずしてテスターで抵抗値を測定します。(部品温度10℃∼30℃)
正 常
異 常
P15ピン間 8.0KΩ∼20.8KΩ
オープンまたはショート
管温検知サーミスター
コネクターをはずしてテスターで抵抗値を測定します。(部品温度10℃∼30℃)
室温、湿度センサー基板
正常………47∼51KΩ(P31 3∼4ピン間)
異常………オープンまたはショート
コネクターをはずしてテスターで端子間の抵抗値を測定します。(巻線温度10℃∼30℃)
圧
縮
機
正 常
異 常
C―R側
4.5Ω∼4.9Ω
オープンまたは
C―S側
14.3Ω∼15.5Ω
ショート
テスターで端子間の抵抗値を測定します。(巻線温度10℃∼30℃)
送風モーター(2個)
・温風用モーター
・冷風用モーター
正 常
冷風(EVA)
温風(COND)
黄−青
66Ω∼73Ω
43Ω∼47Ω
黒−青
90Ω∼98Ω
59Ω∼65Ω
異 常
オープン
または
ショート
テスターで端子間の抵抗値を測定します。(部品温度10℃∼30℃)
電
磁
弁
正 常
392Ω∼425Ω
異 常
オープンまたはショート
3)エラー表示と処置要領
表示
(タイマー時間表示部)
異常(故障)の内容
処 置 要 領
E0
P31,32コネクター外れ
室温サーミスター断線
E1
室温サーミスター短絡
室温、湿度センサー基板故障
E7
P15コネクター外れ
管温サーミスタ断線
E8
管温サーミスター短絡
管温センサー故障
A1
マイコン故障
RAMエラー
メイン基板交換
A2
周波数判定エラー
コンセント、110V電源の確認
(メイン、電源基板交換してみる)
A6
ウォッチドックエラー
メイン基板交換
(メイン基板交換してみる)
P4
圧縮機異常
送風の確認
管温サーミスターチェック
圧縮機運転音の確認
P31.32コネクター接続確認
室温、湿度センサー基板チェック
P15コネクター接続確認
管温サーミスターチェック
4)自己診断テストプログラム
(1)3分再起動防止解除
●起動・・・・・・・・・運転「切」で衣類乾燥スイッチと除湿運転スイッチを
同時に3回押す。2秒以内に運転スイッチを「入」にする。
●動作内容
①3分再起動防止の解除(即運転)
②運転モードを除湿強運転にし、冷風/温風ファンランク6で固定(最大風量)
③E2PROMエラー検知時は同時に満水、霜取りLEDを点灯させる
④運転「切」時に3秒間、電磁弁を「入」する
⑤運転モードを変更すると、
ファンランク固定 E2PROMエラー表示は解除する
●終了・・・・・・・・・運転スイッチを「切」にする。→約3秒間、電磁弁が動作する。
(2)LED・モニター表示
●起動・・・・・・・・・運転「切」で衣類乾燥スイッチと除湿運転スイッチを同時に4回押す。
2秒以内に運転スイッチを「入」にする。
●モード選択・・・切タイマースイッチで診断モード(0∼8)を切り換える。
●終了・・・・・・・・・運転スイッチを「切」にする。
0
1
現在湿度
2
室温表示
8
LED全点灯
7
管温表示
判定した
周波数
3
4
ー
ー
6 現在の温風
5 現在の冷風
ファンランク
ファンランク
表示事例
0
1
2
3
4
5
6
7
現 在 の 冷 風 現 在 の 温 風 判定した周
波数
ファンランク ファンランク
8
表示項目
現在湿度
室温表示
管温表示
ー
ー
表示部事例
48
28
12
00
00
O2
O2
50
88
実数
48%
28℃
12℃
ー
ー
ランク2
ランク2
50Hz
88
注意1.現在の表示番号が判らなくなりましたら8番の全点灯まで進めてください。
2.診断モードの「3」「4」の表示項目はありません。
LED全点灯
10. How to コール
●下記の状態については、右の処置方法にしたがってください。
状
態
原 因 ・ 処 置 方 法
温風が出る
¡再熱器を通った空気は温風になります。
¡エアコンとは違い、部屋全体を冷房することはできません。
閉め切った部屋で使うと、むしろ室温が上がります。
¡「冷風/強」
「冷風/弱」のときは、背面吹出口から温風が出ます。
温風が出ない
スポット風 「結露防止」以外で運転していませんか。
¡ スポット風「結露防止」で運転してください。
→ 冷風が出ない
スポット風 「冷風/強」
¡ 「冷風/弱」以外で運転していませんか。
スポット風「冷風/強」または「冷風/弱」で運転してください。
→ タンクに水が溜まらない
(除湿量が少ない)
運転しない
(風が出ない・ルーバーが
スイングしない)
運転が止まる
¡温度・湿度が低くなっていませんか。
室内の温度・湿度が低いときは、除湿能力が低下します。現在湿
度を確認してください(冬期は乾燥していると湿度が低くなり、
タ
ンクに水が溜まりにくくなります)。故障ではありません。
¡電源プラグがはずれていませんか。 →電源プラグをコンセントに差込んでください。
¡吹出口や吸込口がふさがれていませんか。
→吹出口・吸込口をふさいでいるものを取除いてください。
除湿 「自動運転」で運転していませんか。
¡ 除湿・送風・停止を自動的に切換えています。
¡銀イオンフィルターが目詰まりしていませんか。
→「お手入れ」にしたがって掃除してください。
短時間で
停止する
衣類乾燥 「標準」
¡ 「厚手」で運転していませんか。
→室温が約5℃以下の場合、約1時間で停止します。室温が低いと
洗濯物から水分が蒸発しにくくなり、湿度がかわらないためです。
¡「衣類消臭デオドライ」で運転していませんか。 →約1時間で終了する運転です。
点灯
¡タンクが満水ではありませんか。
→タンクの水を捨てて、タンクをセットし直してください。
¡タンクが正しく入っていますか。→タンクをセットし直してください。
点灯
¡霜取運転中ではありませんか。
室温が15℃以下になると、約40分に1回、霜取運転を行ないます。
霜取運転中は除湿・送風を停止します。
運転「切」にしたのに、
運転が止まらない
¡運転スイッチを切っても、本体内の温度の上昇を防ぐため、送風ファンが
約2分間回ります。送風ファンが止まってから、電源プラグを抜いてください。
¡「内部クリーン」運転をセットしていませんか?
運転を終了したあと、自動的に内部クリーン運転を行ないます。
なかなか湿度が下がらない
¡お部屋が広すぎませんか。
→除湿可能床面積(適用床面積)の範囲でお使いください。
¡窓や出入口の開閉が多くありませんか。
→なるべく部屋を閉め切った状態でご使用ください。
¡石油ストーブなど、水蒸気が出るものを使用していませんか。
除湿機の現在湿度表示と、
他の湿度計の表示がちがう
¡同じ部屋でも場所によって湿度差があるためです。湿度表示は
目安としてお使いください。
ルーバーが設定どおりに動かない
¡スイングスイッチを押し直してください。
タンク内に、液体または白い
蒸発跡がある
¡工場での除湿テストによる残り水、
または水の蒸発跡です。
異常ではありません。
排水ふたやタンク内に、
こげたような黒い跡がある
¡空気中のチリによる汚れです。
→「お手入れ」にしたがって掃除してください。
状
態
原 因 ・ 処 置 方 法
運転音が大きい
¡冷風機能の追加でファンとモーターを各2個使用しているため、
冷風機能がない機種よりも、運転音が大きくなります。異常ではあ
除湿「弱」でご使用ください。
りません。運転音が気になるときは 運転音が
うるさい・ひびく
¡設置が悪く、本体が傾いたり、
ガタガタしていませんか。
→水平で丈夫な場所でご使用ください。
¡銀イオンフィルターが目詰まりしていませんか。
→「お手入れ」にしたがって掃除してください。
¡板の間や狭い部屋で運転すると、ひびくことがあります。
→マットなどを敷いてご使用ください。
急に運転音が大きくなる
¡圧縮機が動き始めるとき(スイッチを入れて約3分後、または 除湿「自動運転」で運転中)に、
音が大きくなります。
除湿「弱」で運転していませんか。
¡ 除湿「強」と
→室温が約35℃以上になると、圧縮機保護のため 同じ風量で運転します。
風切音の大きさが変化する
¡ルーバーの角度により、音の大きさが変化します。
音がする
「シュルシュル」
「ゴーゴー」という音がする
¡冷媒が流れる音です。運転開始時・運転切換時・運転停止時など
は、冷媒の循環が安定するまで、冷媒の音がすることがあります。
「コトコト」
「ガタガタ」
という音がする
¡風路が切換わる音です。運転モード切換時や運転中に、風路を切
換える音がすることがあります。
「ブーン」という音が、
したり止まったりする
(圧縮機が動かない)
¡圧縮機が動いている音です。自動的に湿度をコントロールする
運転や、
「内部クリーン」運転では、断続運転をするため音がした
り止まったりします。
また、運転「切」直後や、電源プラグを差込んだあとの約3分間は、
圧縮機は動きません。
(圧縮機を保護するためです)
使い始め
吹出風が
臭う
・内部クリーン運転中
・衣類消臭デオドライ運転中
¡再熱器・冷却器の温度が急に上昇するため、瞬間的に臭うことが
あります。故障ではありません。
¡放出された湿気が臭うことがあります。銀イオンフィルターで取りきれな
いニオイ成分が本体内部の水分に吸着するためです。故障ではありません。
●エラー表示(湿度表示部)
デジタル表示
原 因 ・ 処 置 方 法
湿度表示部が
を表示する
¡電源プラグが確実にコンセントに差込まれていますか。
→電源プラグをコンセントに入れ直してください。
湿度表示部が
を表示する
¡吹出口がふさがれていませんか。
→ふさいでいるものを取除き、電源プラグをコンセントに入れ直してください。
¡銀イオンフィルターが目詰まりしていませんか。
→「お手入れ」にしたがって掃除してください。
湿度表示部が
、 、 ∼ を表示する
¡故障です。
→22ページ「3)エラー表示と処置内容」に従って処置してください。
11. お手入れ
お手入れ
洗剤・熱交換器用洗浄剤・みがき粉・化学ぞうきん・ガソリン・ベンジン・シンナーなどは使用しないでください。
タンクや本体を傷め、水もれの原因になります。
2週間に1回程度
3ヵ月に1回程度
銀イオンフィルター・吸込口・センサー部
銀イオンフィルター(つけおき洗い)
ホコリ等で目詰まりすると、除湿の効率が悪くなります。
2週間に1回程度、お手入れしてください。
つけおき洗いをすることで、銀イオンフィルターに
ついた細かいチリやニオイ成分を落とします。
<準備>
運転スイッチを「切」にし、送風ファンが回っていたら
止まるまで(約2分間)待ってから、電源プラグを抜く。
<準備>
運転スイッチを「切」にし、送風ファンが回っていたら
止まるまで(約2分間)待ってから、電源プラグを抜く。
1 フィルターカバーをはずす
フィルターカバーから銀イオンフィルター
2 をはずし、掃除する
1 フィルターカバーをはずす
フィルターカバーから銀イオンフィルター
2 をはずし、掃除する
掃除機のノズルで、
白い網の面についた
ホコリを吸い取る。
掃除機のノズルで、
白い網の面についた
ホコリを吸い取る。
ブラシ付ノズルは使わないでください。
フィルター破損の原因になります。
<汚れがひどいときは>
水でつけおき洗いをしてください。
ブラシ付ノズルは使わないでください。
フィルター破損の原因になります。
3 銀イオンフィルターをつけおき洗いする
水またはぬるま湯で、
30分程つけおき洗い
をする。
3 吸込口・センサー部を掃除する
汚れを掃除機
で吸い取る。
洗剤・熱湯を使わないでください。また、ブラシ等で
こすったり、もみ洗いをしないでください。フィルター
破損の原因になります。
¡表面に多少の黄ばみ・黒ずみが残っていても、
効果に影響はありません。
¡つけおき洗いの限度は8回程度です。
8回つけおき洗いをしたら、新しいフィルター
と交換してください。
センサー部
吸込口
ブラシ付ノズルは使わないでください。
フィルター破損の原因になります。
銀イオンフィルターをフィルターカバー
4 にセットする
必ず、銀イオンフィルターを本体に取付けてくだ
さい。取付けないと、細かいホコリが本体内部に
入り、故障の原因になります。
5 フィルターカバーを本体にセットする
4 銀イオンフィルターをよく乾燥させる
平らな場所で
陰干しする。
洗濯バサミ等でつるさない
でください。フィルター破
損の原因になります。
ぬれたままのフィルターは
使わないでください。
銀イオンフィルターをフィルターカバー
5 にセットする
6 フィルターカバーを本体にセットする
消耗品の交換
汚れたとき
タンク・本体
柔らかい布でからぶきする
フロート
取りはずさないでください
銀イオンフィルター・サプリメントカートリッジは消耗品です。
交換時期がきたら、交換してください。
(サプリメントカー
トリッジは、使用しなくても除湿できます。お好みでご使
用ください。)
銀イオンフィルターの交換
寿命の目安は2年ですが、次の場合は交換してください。
¡つけおき洗いを8回したとき
¡ 銀イオンフィルターが、たばこの煙などで
茶色くなったり、ホコリで黒ずんだとき
銀イオンフィルターの寿命は、使用環境・使用状況に
より異なります。
本体からフィルターカバーをはずし、
銀イオンフィルターを交換する
¡空気中のチリを吸い込むことにより、排水ふた・
タンク内側が黒ずむことがあります。汚れが落
ちないときは、水またはぬるま湯で洗い、乾いた
布でふいてください。
¡お手入れが不充分な場合、タンクにカビ等が発生
することがあります。
¡タンクをお手入れしたあとは、排水ガードを取付
けてから本体にセットしてください。
サプリメントカートリッジの交換
交換の目安は、開封後約6カ月です。
本体からサプリメントカートリッジを
はずし、交換する
12. 分解・組立上のポイント
1.排水タンクの取外し
手順1)
タンクを引出す。
タンク
2.フィルターカバー、リアケースの取外し
手順1)
フィルターカバーのツマミ部を押さえて、手前
(図1参照)
方向に引いて取外す。
2)特殊ネジ
(2本)、
左右ケース取付ネジ
(右:2本、
左:1本)、
リアケース取付ネジ
(2本)
を外す。 (写真1参照)
写真1
3)爪嵌合(左右に各5箇所)
を解き、
左右ケース
を取外す。
左右ケース
4)
リアケースの下部を手前方向に引いて上部
取付ネジ
爪嵌を解く。
特殊ネジ
左ケース
爪
嵌
合
図1
フィルター
カバー
右ケース・
取付ネジ
リアケース
取付ネジ
左ケース・
取付ネジ
爪嵌合
3.フロントケースの取外し
3.フロントケース*ASSYの取外し
写真1
手順1)上記1、2項の手順にて、排水タンク、左右ケ
ースを外す。
2)
カバーレグの爪嵌合(3箇所)
を解いて、
カバ
ーレグを取外す。
(写真1参照)
3)
フロントケース取付ネジ
(3本)
を外す。
4)
フロントケースの爪嵌合(上部)
を解いて、
ネッ
トフレ−ムとの爪嵌合(2箇所)、
ケーシングとの
爪嵌合(3箇所)
を解いて、
フロントケースを外
(写真2参照)
す。
注意)
ケースの内部に爪が入っているので、
左方向
に少しネジルように外す。
カバー
レグ
写真2
爪嵌合
※注意
ネジが異なります。
爪嵌合
フロントケース・
取付ネジ
フロント
ケース
4.基板、ヒーターの取外し
《操作基板の取外し》
写真1
手順1)上記1、2、3項の手順にて、排水タンク、左右
ケース、
リアケース、
フロントケースを外す。
2)各接続コネクター(P20、P21、P11、P10、P9)
を外す。
3)
トップケース取付ネジ
(4本)
を外し、
トップケー
スを外す。
(写真1参照)
写真3
4)操作基板取付ネジ
(4本)
を外し、
操作基板を
外す。
(写真2参照)
※取付時はリード線をクランパー(3箇所)に固定
してください。
トップケース・
取付ネジ
写真2
※
操作基板
操作基板
取付ネジ
トップケース
ルーバー用ステッピング
モーター
《ルーバー用ステッピングモーターの取外し》
手順1)
ルーバー用ステッピングモーター取付ネジ
(2本)
を外し、)
ルーバー用ステッピングモーターを外
す。
(写真3参照)
《電源/制御基板の取外し》
ルーバー用ステッピング
モーター・取付ネジ
写真4
手順1)上記1、2、3項の手順にて、排水タンク、右ケー
スを外す。
2)
カバーボックスの爪嵌合(5箇所)
を解き外す。
3)電源/制御基板内、各接続コネクター(P1、P2、
(写真4・5参照)
P5、
P6、
P7、
P8、
P10、
P11、
P12、
P15、
P16、
P17)
を外す。
4)基板ホルダー取付ネジ(2本)
を外し、基板ホル
ダーを取外す。
5)基板ホルダー取付ネジ(1本)を外し、基板を
《ネットの取外し》
爪
嵌
合
基板ホルダー
・取付けネジ
写真5
電源/制御基板
写真6
コンデンサー
電源/制御基板取付ネジ
ネット取付ネジ
写真7
ネットフレーム
手順1)
ネット取付ネジ
(1本)
を外し、
ネットを外す。(写真6・7参照)
※スペーサーが確実にセットされているか確認し
てください。
スペーサー※
ネット
《ダンパー組立の取外し》
手順1)
ダンパーフレームTの爪嵌合(3箇所)
を外す。
(写真8参照)
2)後側を起こしながら取外す。 3)
ダンパーモーター取付ネジ(各2箇所)
を外し、
ダンパーモーターを取外す。
(写真9参照)
4)
ダンパーフレーム・取付ネジ
(2本)
を外し、
ダン
パーフレームUを外す。
(写真10参照)
写真8
爪嵌合
ダンパーフレームU
写真9
写真10
ダンパー
モーター
取付ネジ
ダンパーフレーム
取付ネジ
5.送風ファン部分*ASSYの取外し
写真1
手順1)前記1∼4項の手順にて排水タンク、
サイドケ
ース、
フロントケース、
リヤケースを外す。
2)電源基板内の各コネクター(8個)
を外し、電
源基板ボックス*ASSYを外す。
3)
ドレンエバの爪を外し、
ファン*ASSYを取外す。(写真1参照)
ファン
*ASSY
爪嵌合※2
※1)送風ファン*ASSY取付時は、
送風ファンに溝
に、
ドレンエバのリブ合わせセットし、最後にド
レンエバの爪で送風ファン*ASSYを押さえる
こと
ファンカバー・
取付ネジ
《冷風モーターの取外し》
写真2
冷風用ファン
写真3
手順1)
ファンカバー取付ネジ
(5本)
を外し、
ファンカバ
(写真2参照)
ーを取外す。
2)冷風ファン止めナット、
プレートファン、冷風用
(写真3参照)
ファンを取外す。
3)冷風モーター押え板・取付ネジ
(4本)
を外す。(写真5参照)
4)冷風モーターを取外す。
ファンカバー
《温風モーターの取外し》
写真4
温風用ファン
ナット
写真5
冷風モーター押え板
・取付ネジ
手順1)温風ファン止めナット、
温風ファンを取外す。 (写真4参照)
2)温風モーターリード線をモーターケースより離
す。
3)温風モーター押え板・取付ネジ
(4本)
を外す。(写真5参照)
4)温風モーターを取外す。
ナット
温風モーター押え板・取付ネジ
写真6
《フロートスイッチの取外し》
手順1)
ドレンパン部取付のフロートスイッチを取外す。(写真6参照)
修理出来る
部分
送風ファン 送風モーター
フロートスイッチ 熱交換器(放熱、冷却)
フロート
スイッチ
6.ドレンパン*ASSYの取外し
写真1
手順1)前記1∼5項の手順にて、排水タンク、
フロント
ケース、
リヤケース、左右ケース、送風ファン部
分*ASSYを取外す。
2)
ドレンエバ・取付ネジ
(2本)
を取外す。
(写真1参照)
3)
ド
レ
ンパン
と
ド
レ
ンエバとの爪
(左右と中側
:
各
1箇所)
を外し、本体から熱交換器を浮かせ
ながらドレンエバを外す。
4)
ドレンパンの爪(4箇所)
をベースから外し、本
体から熱交換器を浮かせてドレンパンを外す。
修理出来る
部分
コンプレッサー(圧縮機)
<コンプレッサー部 配線図>
灰(R)
灰(C)
赤(S)
灰(R)
ドレンエバ・
取付ネジ
ドレンエバ
熱交換器
取付ネジ
ドレンパン
ベース
爪嵌合
13. 分解・組立上のポイント
MJ-E90BX-TW形 構造分解図〔ケース、タンク構造関係〕
119
125
123
124
118
120
121
122
117
111
116
114
115
113
108
109
112
107
110
106
105
104
103
101
102
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔ケース、タンク構造関係〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
部 品 名
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
−
タンク組立
タンク
タンクカバー
タンクカバーS
フロート組立
排水ガード
排水フタ
タンクハンドル
フロントケース
カバーレグ
左ケース
右ケース
PL名板
リアケース
機体名板
銀イオン除菌消臭フィルター
フィルターカバー
ケーストップ
操作名板
LED操作基板
ルーバーT
サポートルーバー
ステッピングモーター
モーターマウント
ステッピングモーターリード線
部品番号
(製作図番)
M22 B43 345
M22 B39 345
M22 B43 320
M22 B43 321S
M22 B39 340F
M22 B39 330
M22 B39 330S
M22 B39 180T
M22 B43 310F
M22 B43 320C
M22 B43 440L
M22 B43 440R
M22 C66 468
M22 B43 310R
M22 C66 450
M48 5C5 822
M22 B43 320F
M22 B44 311
M22 C66 440
M22 B44 688L
M22 B44 405
M22 B15 036
M22 B39 620S
M22 B39 261
−
安全 個数
部品 /台
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
仕 様・用 途 な ど
シルク印刷有り
新
フィルターネット付き
新
消耗品(MJRR-10AXFT)
新
製作図番
ZT345A091G02
ZT345A090H01
ZT320A647H03
ZT321C025H03
ZT340C487G11
ZT330A567H01
ZT330C464H01
ZT180B201H01
ZT310Q310G03
ZT320B814H03
ZT440Q031H03
ZT440A532H03
ZT468C012H41
ZT310B925G14
ZT450D663G11
ZT936T080G01
ZT320A646H03
ZT311A566H02
ZT440B405H41
ZT688T990G02
ZT405A072G05
ZT262D784H01
ZT620C382H01
ZT261C714H01
ZT682D251G13
価格
(単位円)
業
販
1,190
420
210
70
140
180
70
70
1,120
70
560
420
350
910
140
1,260
490
490
350
1,190
420
70
350
70
−
1,700
600
300
100
200
260
100
100
1,600
100
800
600
500
1,300
200
1,800
700
700
500
1,700
600
100
500
100
−
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
MJ-E90BX-TW形 構造分解図〔ケース、タンク構造関係〕
エ
カ
126
127
129
132
128
オ
B
133
イ
キ
130
ウ
131
ア
134
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔ケース、タンク構造関係〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
部 品 名
部品番号
(製作図番)
126
127
128
129
130
131
132
133
134
ハンドル
サプリメントカートリッジ
基板リード線 1
基板リード線 2
クッションセンサー 2
クッションセンサー 1
ルーバーU
クッションセンサーAX
エネルギー名板
M22 B43
M48 5C5
−
−
M22 B15
M22 B15
M22 B44
M22 C64
M22 C66
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
フロントケース・取付ネジ
右左ケース・取付ネジ
リアケース・取付ネジ
トップケース・取付ネジ
スイッチ基板・取付ネジ
ステッピングモーター・取付ネジ
フロントケース・取付ネジ
−
−
−
−
−
−
−
180
820
223
222
405U
055A
468N
安全 個数
部品 /台
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
8
2
4
5
4
1
仕 様・用 途 な ど
製作図番
価格
(単位円)
業
販
オフホワイト
消耗品(MJ-100SPL)
ZT180A106H03
ZT349T078G01
ZT682D002G21
ZT682D002G23
ZT055D048H02
ZT055D048H01
ZT405A073H05
ZT055D048H12
ZT055D021H41
210 300
420
600
−
−
−
−
140
200
140
200
420
600
70
100
140
200
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-TBFZR 3×10M
SCW-TBFZR 3×8M
SCW-TPFZR 4×12M
ZT014P051H50
ZT014P414H50
ZT014P414H50
ZT014P414H50
ZT014P414H23
ZT014P414H22
ZT010P018H40
−
−
−
−
−
−
−
新
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
−
−
−
−
−
−
−
MJ-E90BX-TW形 構造分解図〔ケース、ファン構造関係〕
215
218
220
219
216
217
222
A
221
224
223
225
209
227
229
236
212
226
233
229 228
211
A
230
215
234
235
232
210
231
208
213
205
206
201
214
204
203
202
207
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔ケース、ファン構造関係〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
部 品 名
ケーシング
冷風用ファン
プレートファン
ナット
スペーサーゴム
ワッシャー
冷風用モーター
冷風用モーター・押え板
ナット M6
温風用モーター
温風用モーター・押え板
温風用ファン
ファンカバー
クッションーHEX-T
クッション センサー 2
ネットフレーム
ネット
カーバーボックス
コンデンサー
コンデンサー用リード線
マイカシート
電源/制御基板
基板ホルダー
ダンパーCON
ダンパーEVA
スプリングダンパー
レバーCON
レバーEVA
リンク
ダンパーフレームT
ダンパーモーター
ダンパーフレームU
プシュナット
温風用モーターリード線
冷風用モーターリード線
スペクターC
部品番号
(製作図番)
M22
M22
M22
M22
M43
M43
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
C64 310
C64 119
B39 119F
B39 040
P06 506
P06 417
B46 620
C51 260
C60 041
B45 620
C44 260
B39 119
B43 359
B39 770T
B15 223
B43 300N
B43 360N
C64 320
J90 353
−
B39 731
C66 688
B43 311
B43 405
B43 405E
B43 129
B43 116
B43 116E
C64 183
B43 300
B43 620
B43 300U
B46 049
−
−
C64 259
安全 個数
部品 /台
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
1
2
1
2
1
2
1
1
1
仕 様・用 途 な ど
製作図番
NUT-HFZR M5
SV-H602
SV-602
新
E26VX
NUT-LFZR M6
E16VX
100SX
新
室温・湿度センサー付き
PUSH-NUT SUS3
(赤)
(青)
ZT310Q352H01
ZT119A019H02
ZT119D121H11
ZT040P108H15
ZT259D648H01
ZT055D051H01
ZT620B418H02
ZT260B728H11
ZT041P307H16
ZT620B422H13
ZT260B726H11
ZT119A018G01
ZT359Q052H01
ZT770D952H01
ZT055D048H02
ZT300A329H01
ZT360C295H01
ZT320A648H02
ZT546D012H01
ZT682D257G21
ZT731C020H01
ZT688T988G03
ZT311A513H02
ZT405B156H01
ZT405B157H01
ZT129C021H01
ZT116C209H01
ZT116C210H01
ZT183D010H02
ZT300A332H01
ZT620C395H01
ZT300A333H01
ZT049P103H15
ZT682D028G01
ZT682D029G01
ZT259C109H02
価格
(単位円)
業
販
1,050
350
70
70
70
70
2,520
70
70
3,360
140
350
350
70
140
350
350
210
700
−
70
4,480
280
140
140
70
70
70
210
350
420
280
140
−
−
140
1,500
500
100
100
100
100
3,600
100
100
4,800
200
500
500
100
200
500
500
300
1,000
−
100
6,400
400
200
200
100
100
100
300
500
600
400
200
−
−
200
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
MJ-E90BX-TW形 構造分解図〔ケース、ファン構造関係〕
エ
カ
オ
※
イ
※
キ
ク
ウ
ア
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔ケース、ファン構造関係〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
部 品 名
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
温風用モーター・取付ネジ
冷風用モーター・取付ネジ
ファンカバー・取付ネジ
フレームネット・取付ネジ
基板ホルダー・取付ネジ
電源/制御基板・取付ネジ
ダンパーフレーム・取付ネジ
ダンパーモーター・取付ネジ
部品番号
(製作図番)
−
−
−
−
−
−
−
−
安全 個数
部品 /台
4
4
5
1
2
1
2
4
仕 様・用 途 な ど
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TTFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-PL-TBFZR 4×8
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-TPFZR 4×8M
製作図番
ZT014P051H50
ZT014P051H50
ZT014P051H50
ZT014P051H50
ZT014P051H50
ZT014P051H48
ZT014P051H50
ZT010P018H38
価格
(単位円)
業
販
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
MJ-E90BX-TW形 構造分解図〔ドレンパン関連部品〕
301
A
316
302
315
313
314
308
303
311
312
309
310
B
304
305
307
306
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔ドレンパン関連部品〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
部 品 名
部品番号
(製作図番)
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
クッションーHEX-U
クッションーHEX-T
クッションーHEX-U
電源プラグ
ベース
ローラー
キャスターシャフト
ドレンパン
ストッパーPL
ストッパーS
スプリング
ストッパー リンク
レベルスイッチ
ドレンパイプ
クッションセンサー1
ドレンエバ
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
B39 770
B39 770T
B39 770
C66 509
B43 200
J90 908
C56 100
C64 340
B39 202
B39 120
B39 128
B39 183
B39 501
B39 420D
B15 222
C64 340D
ア
イ
ドレンエバ・取付ネジ
ストッパーリング・取付ネジ
−
−
安全 個数
部品 /台
仕 様・用 途 な ど
2
2
2
1
1
4
4
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
SCW-PL-TBFZR 4×12
SCW-DPSP 3×8M
製作図番
価格
(単位円)
業
販
ZT770D953H01
ZT770D952H01
ZT770D953H01
ZT509C002H45
ZT200Q034H03
ZT111D178G01
ZT100D671H11
ZT340Q062H51
ZT202C018H01
ZT120D297H01
ZT128D033H02
ZT183D009H01
ZT501C020H24
ZT420D645H01
ZT055D048H01
ZT340Q063H51
70
70
70
420
630
70
70
420
70
70
70
70
280
140
140
280
100
100
100
600
900
100
100
600
100
100
100
100
400
200
200
400
ZT014P051H50
ZT029P190H22
−
−
−
−
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
MJ-E90BX-TW形 構造分解図[熱交換器 関連部品]
405
416
417
403
418
421
404
413
423
411
406
A
401
407
408
414
410
415
402
412
419
420
422
422
B
423
D
424
C
409
425
MJ-E90BX-TW形 部品明細表〔熱交換器 構造関係〕
注(1)照合番号を○で囲んである部品は性能部品です。
(2)新 部品は当形名製品にのみ使用している部品で、他形名との互換性はありません。
(3) および で表示された部品は安全および性能維持上、
特に重要な部品です。交換の際は必ず指定品をお使いください。
(4)部品番号の無い部品をご入用のときは製作図番でご注文ください。
この場合はご入手までに若干日数を要する場合があります。
図照合
番号
部 品 名
部品番号
(製作図番)
401
402
403
404
405
406
407
408
409
−
410
411
412
413
414
415
416
417
418
419
420
421
422
423
424
425
電磁弁コイル
電磁弁
管温サーミスター
(霜取)
熱交換器(冷却)
熱交換器(放熱)
クリップ
ターミナルカバー
ターミナルパッキン
コンプレッサー
コンプレッサーリード線
モータープロテクター
PIPE IN COOL*AX
ジョイント
PIPE IN COND*AX
CHARGE PIPE*BX
PIPE D-J*AX
PIPE OUT SV 2*AX
PIPE IN C.T*AX
PIPE C.T*AX
PIPE OUT COND*BX
PIPE OUT SV 1*BX
PIPE OUT COOL*AX
ディスパイプ
サクションパイプ
パイプカバー*C
防振ゴム
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
M22
ア
イ
ウ
電磁弁コイル・取付けネジ
コンプレッサー・取付けネジ
ワッシャー
−
−
−
C66 629
C50 629
C44 555
B39 390C
B39 390
−
B15 018
J16 923
B19 820
−
B39 502
−
B15 653
−
−
−
−
−
−
−
−
−
B39 420
B39 420S
B15 221
B13 511
安全 個数
部品 /台
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
3
1
3
3
仕 様・用 途 な ど
製作図番
新
E16VX
E16VX
100SX
63LGX
XB460RTC
100S
100SX
SCREW SEMS M4×0.7×6
SCW-TPFZR 5×35M
SPL WASHER-R
価格
(単位円)
業
販
ZT629C013G45
770 1,100
ZT629C020H11
770 1,100
ZT555D015H23
210
300
ZT390B172H01 2,240 3,200
ZT390B171H01 2,170 3,100
ZT069D124H01 −
−
ZT320C971H03
140
200
ZT059D487H02
70
100
ZT118D011H35 12,750 17,000
ZT682D254G04 −
−
ZT502C026H15
630
900
ZT420D650H01 −
−
ZT420D891H03
700 1,000
ZT420D647H01 −
−
ZT420D651H02 −
−
ZT420D646H01 −
−
ZT420C361H01 −
−
ZT420D648H01 −
−
ZT420D652H01 −
−
ZT420C358H02 −
−
ZT420C359H02 −
−
ZT420C360H01 −
−
ZT420B175G01
420
600
ZT420B176G01
560
800
ZT320D782H14
70
100
ZT120C083H01
70
100
ZT629C011M05
ZT010P018H64
ZT059D489H53
−
−
−
※1.生産打切り後、
部品を共有(統一)化させていただく場合があります。
※2.製品に取付けられている部品とサービス用部品の品名が異なる場合がありますが、性能は同等ですので同様に取付けてください。
−
−
−
14. 安全上の注意
安全のために必ずお守りください
誤った取扱いをした場合に生じる危険とその
程度を、次の区分で説明しています。
警告
本文中や本体に使われている図記号の意味は、
次のとおりです。
注意
誤った取扱いをしたとき 誤った取扱いをしたときに、
に、死亡や重傷に結びつ 傷害または家屋・家財な
く可能性があるもの。
どの損害に結びつくもの。
禁止
分解
禁止
指示を
守る
火気
禁止
水ぬれ
禁止
電源
プラグ
を抜く
<本体表示>
感電に
注意
やけど
に注意
回転物
につき
注意
警告
電源コード・電源プラグを傷つけない、
差し込みのゆるいコンセントは使わない
加工したり束ねたりしない、
ねじらない、
折らない、物をのせない、加熱しない、
コードの根元を曲げたまま使用しない
(ペットのかみつきにもご注意ください)
分解禁止
修理に不備があると火災・感電の原因になります。
禁止
破損して火災・感電・発熱の原因になります。
電源コードをタコ足配線をしない
火災・感電・故障の原因になります。
禁止
修理はお買上げの販売店または「三菱電機 修理窓口」にご相
談ください。
電源は交流110Vで定格15A以上
のコンセントを単独で使う
火災・感電の原因になります。
※延長コードも、定格15A以上の
ものを単独でお使いください。
交流110V
単独
電源プラグのほこりを取除き、
刃の根元まで確実に差込む
電源プラグの抜差しにより、
運転を停止しない
火災・感電の原因になります。
修理・分解・
改造はしない
禁止
発熱器具(ストーブやファンヒーター等)の
近くに置かない
接続が不完全だと、隙間にほこりが
付着して火災・感電の原因になります。
確実に
差込む
異常時(こげ臭い等)は、運転を
停止して電源プラグを抜く
火気厳禁
異常時
抜く
樹脂部分が溶けて引火する恐れがあります。
吹出口や吸込口に指・棒や紙などの
燃えやすいものを入れない、
スイングしている
ルーバーにさわらない
異常のまま運転を続けると、火災・感電・
故障の原因になります。
お買上げの販売店または「三菱電機 修理窓口」に
ご相談ください。
禁止
タンクにたまった水は捨てる
内部にヒーターがあるため、発火・感電・やけど・
故障の原因になります。また、内部のファンが高速
回転しているため、けが・故障の原因になります。
誤って飲んだり、他の用途に使用
すると、病気や思わぬ事故の原因
になります。
捨てる
注意
吹出口や吸込口を、洗濯物・
布・カーテンなどでふさがない
風通しが悪くなり、
発火・発熱の原因になります。
体に吹出風を長時間あてない
禁止
水洗いしない、
水のかかりやすい
場所で使用しない
上載せ
禁止
水ぬれ
禁止
直射日光や風雨の当たる場所で使用
しない(屋内専用です)
使用禁止
使用禁止
サプリメントカートリッジを幼児の手
の届くところに置かない
誤飲や思わぬ事故の原因になります。
使用禁止
禁止
連続排水ふたを幼児の手の
届くところに置かない
誤飲の原因になります。
禁止
水平で丈夫な場所に設置する
設置禁止
薬品を扱う場所で使用しない
(病院、工場、実験室、美容院など)
空気中に溶けた薬品や溶剤により除
使用禁止
湿機が劣化(ひび割れ)して水もれし、
家財などをぬらす原因になります。
食品や美術品・学術資料などの保存や、
業務用に使用しない
保存品の品質低下
の原因になります。
ホースの周囲が氷点下に
なる場所で連続排水しない
分解したり、カートリッジ内の袋を破いたりしない
油・可燃性ガスがもれるおそれの
ある場所に設置しない
万一もれて除湿機の周辺にたまると、
発火の原因になります。
取りはずし
禁止
ホース内部の水が凍結し、除湿した水が 使用禁止
もれて家財などをぬらす原因になります。
吹出風が直接あたる所で
燃焼器具を使わない
燃焼器具の不完全燃
焼の原因になります。
フロートや、フロート部
の発泡スチロールを
はずさない
タンクが満水になっても運転が止まらず、家財
などをぬらしたり、感電・漏電の原因になります。
押し入れの中・家具の隙間など、
狭い場所で使用しない
風通しが悪くなり、発火・
発熱の原因になります。
除湿機の上に乗らない、
腰掛けない、寄りかからない、
前吹出口に手をかけて引っぱらない
禁止
キャスターがついているため本体が動き、
転倒・落下して、けがの原因になります。
水がかかると漏電火災や感電の原因になります。
過熱や感電・漏電火災
の原因になります。
禁止
吹出風を体に長時間あてると、体調不良
や脱水症状をおこす原因になります。
除湿機の上に花瓶などの
水の入った容器を載せない
内部に浸水して電気絶縁が劣化し、
感電・漏電火災の原因になります。
特に、
自分で湿度調節
できない方(乳幼児・
お子さま・お年寄り)が
使用するときは注意する
使用禁止
使用中に除湿機が倒れると内部の水
がもれて家財などをぬらしたり、漏電
火災・感電の原因になります。
水平
移動するときは運転を停止し、
タンクの水を捨てる
タンクの水がもれて家財などをぬらし
たり、感電・漏電の原因になります。
水を
捨てる
タンクの水を捨ててから、ハンドル
をしっかり持って移動する
転倒などにより、けがや床を
傷つける原因になります。
ハンドルを
持つ
安全のために必ずお守りください
注意
電源プラグを持って
まっすぐ引き抜く
連続排水するときや、無人で
長時間使用するときは、2週間
に1回程度点検する
ななめに引き抜いたり、
コードを持って
抜くと、
プラグの刃や芯線が破損して
ショート・感電・発火の原因になります。
点検する
持つ
フィルターやホース内に異物や汚れが
つまると過熱・水もれの原因になります。
連続排水する場合はホースの
つまりや折れ曲がり・落差などに
注意し、確実に排水できるように
配管する
掃除をするときは運転を停止し、
電源プラグを抜く
抜く
運転中は内部でファンが高速回転して
いますのでけがの原因になります。
除湿した水がもれて家財などを
ぬらす原因になります。
長期間使用しないときは、
電源プラグをコンセントから抜く
漏電火災・感電の原因になります。
確実に
排水
抜く
乾燥に弱い土壁や家具、美術品の
ある部屋では、ひび割れや反りに
注意する
注意する
<衣類乾燥カバーを使うとき>
注意
警告
¡衣類乾燥カバーの吹出部をふさがない
¡除湿機本体を、衣類乾燥カバーの中に入れない
¡暖房機の近くで使用しない
禁止
衣類乾燥カバーは、
充分乾かしてから
使用する
注意する
異常過熱し、火災の原因になります。
衣類乾燥カバーを幼児の手の届くところに置かない
頭からかぶったりすると口や鼻を
ふさいで窒息し、死亡する恐れがあります。
禁止
感電・ショートの原因に
なります。
お願い
¡本体を倒さない
倒すとタンクの水が本体内部に入り、故障の原因にな
ります。万一、倒してしまった場合は、お買上げの販売
店にご相談ください。
¡本体を横に寝かせて運ばない
故障の原因になります。