2月号 - エーデル土山

February
2015
No.
理事長 服 部
治男
社会福祉法人あいの土山福祉会 就 任のご 挨 拶
謹 んで平 成二 十 七 年の 年 頭のご 挨 拶
を申し上げます。
昨 年は、当 法 人へひとかたならぬご厚
情を賜り、厚くお礼申し上げます。
このたび、平 成二十六年 十二月二日 付
をもちまして、堤 英 隆 理 事 長の後 任とし
て、新 理 事 長に 就 任いたし ました 。社 会
福祉、
とりわけ高齢者福祉事業がますま
す重 要さを 増す今 日において、理 事 長に
就 任するにあたり、責 任の重 大さを痛 感
するとともに、
この重 責を 肝に銘じ 職 務
を全うする所存であります。
法 人 理 念「 至 誠 ~ 小 さ な 安 心 から 大
きな 安 心へ~ 」を 法 人 役 職 員一同が念 頭
に置きながら、利 用 者の皆 様 方から利 用
してよかったと 言っていただける 施 設 づ
くりを 目 指すと同 時に、より 質の高い介
護サービスの提供に努めてまいります。
昨今、社会福祉法人の在り方が問われ
ておりますが、高 齢 者 福 祉を担う施 設と
して、高 齢 者 介 護は 勿 論のこと 、地 域 福
祉の向 上のため、地 域の皆 様と力を合わ
せてまいりたいと 考えております。今 後
と も 変 わら ぬご 支 援ご 指 導 を 賜 り ます
様よろしくお願い申し上げます。
1
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社会福祉法人 あいの土山福祉会 エーデル土山広報誌
2 月号
エーデル土山 ● CSRの取組
CSR基本方針
エーデル土山
CSRの取組
ご利用者、
ご家族、
スタッフ、取引先をはじめとするステークホルダーの皆様からの信頼と支持を、
持続的な成長への礎とするために法人全体のCSRの指針として
『エーデルCSR基本方針』
を定めています。
《 たゆまぬ努力で さらなる社会貢献を 》
今、
わたしたちに出来るCSR
CSRとは、法人の企業的責任を指します。法人が自分たちの利益だけを追求するのではなく、
自らの活動が社会へと
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経営の考え
2
ご利用者との関係
規模拡大へチャレンジする風土を。
健全で透明な経営を。
公的機関として適正な情報開示を。
エーデルは滋賀県、甲賀市の地域福祉の期待に応えていきます。
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4
地域住民との関係
負っているということでもあり、
この大きな社会的責任を遂行するために、
エーデルは成長と拡大への果敢な挑戦を通じ
相互の信頼関係を。公正な取引関係を。WIN×2のパートナーシップを。
エーデルは取引先の皆様とともに発展していきます。
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各種団体との関係
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環境保全との関係
てステークホルダーの期待に応え、挑戦が成長を生むような好循環を生み出していかねばならないと考えています。そ
して健全な社会福祉事業が、大きな社会貢献につながっていくことを目指しています。
CSR推進体制
エーデル土山ではCSRを強力に推進していくために、執行室及び委員会制度を活用していきます。各執行室及び委
員会ではCSR推進室で探った各項目・分野において取り組むべき事項について、対応していきます。また各役職者は
CSR推進室の方向性を各スタッフに定期的に説明を行い、情報共有と連携を取りながらエーデル全体のCSR石木の
取引先業者・ビジネスパートナーとの関係
各種法令の徹底順守を。適切な情報開示を。
エーデルは常に法令に則った健全な事業運営を心掛けます。
向上に取り組みます。
執行室
広い視野での関わりを。保身ではなく社会貢献を。
エーデルは社会貢献を常に念頭において、建設的な参画で各種団体と関わります。
CSR推進室
理事・評議員会
委員会
役職者
全セクション・各スタッフ
エーデルは環境保全について法人としての目標設定し体系的な取り組みを実施します。
各項目の具体的な取り組み『CSRアクション』
についてはホームページにて公開中です。
エーデル土山で検索してください!
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社会福祉を地域で展開するということは、地域住民やその全てに関わる人達の安心した生活維持の責任と義務を
公器としての自覚を持った社会貢献を。地域に根差した法人運営を。
エーデルは地域にとって必要不可欠な法人を目指します。
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ます。
志ある社会貢献を創る責任
チャレンジできる環境を。健康で充実した仕事内容を。適切な労務管理を。
エーデルはスタッフの健康と遣り甲斐を支え、共に成長していきます。
行政機関との関係
土山は自らの利益追求に走りすぎ、社会的な信頼を得られなければ、法人の永続的な発展は期待できないと考えており
エーデルが目指すべきCSR
安心できる環境を。適切でわかりやすい説明を。
エーデルは利用者の満足度を高めるため全力で努力します。
スタッフとの関係
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与える影響力に責任を持ち、方向性を決め法人に関わる人たちに説明責任を果たしていくことを目指します。エーデル
エーデル土山
2
エーデル土山 ● CSRの取組
イメージ
アップ
委員会
エーデル土山では法人のイメージを
高めるため『イメージアップ委員会 』
にて
様々な取り組みを行っています。
②透明性を高めるだけではなく興味を持ってもらえるよう分り易く公開していく。
③法人全体のグランドイメージを検討する(館内のディスプレイ、ホームページデザイン、発刊物の編集等)
玄関ロビーのイメージ変更
地元の小学校へ職員が出向き、
『 福祉や
介護』
の役割を体験学習型授業で学んでも
らいます。
お子様だけではなく、親御さんや教師の
①自分たちの行っている取組を積極的に公開していく。
イメージアップ委員会で今年度行った取組
エーデル土山キッズクラブ
落ち着ける
くつろぎの空間です
インテリアにも
こだわりました!
IKEAで購入しました。
大変安価で、良品を購入する
ことが出来ました。
一挙にオシャレ空間になりま
した!
方にも
『エーデル土山キッズクラブ』
という
小冊子をお渡しさせていただきます。
安全パトロール
デイサービスやショートステイ
の送迎時に甲賀市と連携し子ども
の安全パトロールを行っています。
またゴミの不法投棄についても
パトロールを行っています。
スタッフの働きやすさ追求
香りの演出(館内)
ファンが内蔵されており
ローズの香りが全体に広く
香るという優れもの。
館内に香りの演出として
ファン付アロマ機を10個設置
しました!
エーデルに入れば優しい香りに
包まれ心落ち着くと好評です。
音楽の演出(館内)
有線放送を使い、時間帯によってジャズやク
ラシックなどを館内に流しています。
タイマー設
定により様々な音楽を楽しんで頂いています。
ご利用者だけでなくスタッフも仕事がはかど
る!?と大変好評です!
働くスタッフは法人の宝です。少子高齢化による労働人口減少の中、スタッフを貴重な労働資源として
捉え、末永くエーデルで気持ちよく働いてもらえる環境作りに邁進しています!
平成26年度の取組
● 浴室移動用リフトの新設
● 1時間単位の有給取得制度
● 入職時と同時に有給付与する制度
● 各種手当の新設、賞与の増額
● 育児休暇の充実
● 残業ゼロの徹底強化
● 法人オリジナル本『ワークライフバランス
の栞』作成、全スタッフに配布
● 有給取得率 80%達成
など多数
法人ポスターの製作 『エーデルにできること編』
今年度CSRでの取り組み
を法人ポスターとして作成し、
館内に掲示しています。
法人の方向性をポスターに
することで、ステークホルダー
の皆さんに、
より分り易い形で
法人の方向性をお示しするこ
とが出来ます。
また館内に掲示
することで、上品なイメージを
演出できました。
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環境保全
太陽光パネルを設置しました。非常時等
は太陽光発電を利用することとし、万が一
の災害に備えております。
すべての法令を確実に守ること。
自分たちの力で正常な運営を。
取引先にも求めたい
公正で健全な取引を。
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夏祭り
わぁ~
釣れた
わー!
ちゃん、
おばあ
れー
がんば
なばなの里
きれい
やなぁー
施設内
食事会
ああ~
ええ香りやわぁ
す!
ー
ま
き
いただ
流し
そうめん
7
6
実践発表の取組
エーデル土山では職員の行動宣言『THE EDEL WAY』において
『介護業界を変えていこう』
というスローガンを
唱えており、
自施設の取組を積極的に外部に公開していくことも社会貢献の一環として力を入れております。
今年度もたくさんのご依頼を頂き研修や発表をさせて頂いております。スタッフの人材確保やリスクマネジメン
ト、看取り実践、感染症対策、防災の取組など、一施設の問題ではなく業界全体で考えていくべき重要な内容をお
話しさせて頂きました。
これらの取組内容の詳細についてはホームページやフェイスブックでも公開しておりますの
で、
ご覧下さい!
実践
発表
実践
発表
実践
発表
実践
発表
東京ビックサイト 国際医療福祉機器展
全国経営者協議会 千葉大会
『CSRの取組』
中島 健作(事務局)
第5回 滋賀県老人福祉施設研究大会
『施設における感染症対策』
奥村哲弥、小島恵理(特養)
第5回 滋賀県老人福祉施設研究大会の様子
平成26年度 近畿老人福祉施設協議会 大阪大会
『減災マニュアル&事業継続活動(BCP)策定』
宇田 和弘(事務局)
滋賀県主催 医療と介護をつなぐ看取り介護研修
『届け私達の声!』~看取り介護のあるべき姿を見つめ直す~
野村 絢加、伊室 安優美(特養)
リスクマネジメント研修 出張講師
石川県白山市様、守山市社協様、京都総合福祉協会様
『福祉現場のリスクマネジメント』 副施設長 廣岡隆之
介護現場のスタッフ人材確保
奈良県老人福祉施設協議会 講演&シンポジウム助言者
『介護現場におけるスタッフ定着 5つのポイント』 副施設長 廣岡隆之
各種、研修・講義受付ております。エーデルまでお気軽にお問合せください。
編集後記
ようやく長い冬も終わり春が訪れようとしています。今年の冬も寒さが厳しかったと思いますが、地球は温暖化傾
向にあり平均温度も高かったようです。土山町はかなり積雪するというようなイメージを持たれている方もたくさん
おられると思いますが、意外!?と雪は積もりません。
どちらかというと土山では、
やはり
『雨』が多い地域で、
『あいの
土山、雨が降る♪』
と古の馬子唄でも伝えられているところです。雨も雪も自然には必要ですが、
やはり天気は穏やか
が一番です。
やっぱり春はいいもんですね! (イメージアップ委員会 T・M)
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【編集】
エーデル土山イメージアップ委員会
【発行】社会福祉法人 あいの土山福祉会 〒528-0211 滋賀県甲賀市土山町北土山2057
TEL 0748
(66)1911㈹ FAX 0748(66)1913
ホームページ http://www.edeltutiyama.jp/
メール [email protected]
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