物流総合効率化法による最近の認定状況について

平成27年2月5日 物流総合効率化法による最近の認定状況について
*物流総合効率化法:流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律
(平成17年7月22日法律第85号、平成17年10月1日施行)
関東運輸局管内における認定状況
関東運輸局管内
平成17年度
9件
平成18年度
1件
平成19年度
5件
平成20年度
8件
平成21年度
4件
平成22年度
3件
平成23年度
6件
平成24年度
4件
平成25年度
9件
平成26年度(H27.2.5現在)
8件
合 計
57件
※23年度1件取消し
・なお、物流総合効率化法の詳しい内容や、過去の認定事例等につきましては、
国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu05300.html 、
または、国土交通省トップページ上部の検索欄に「物流総合効率化法」と入力)をご参照下さい。
[問い合わせ先]
関東運輸局 交通環境部 物流課
担当:石川、加藤、山田
電話:045-211-7210
総合効率化計画認定事例について(総括表)
局名
申請日
認定日
事業者名
資本金
(万円)
従業員数
(人)
特定流通業務施設
総床面積:㎡
所在地
H27.1.6
関東
沼尻産業(株)
H27.2.4
9,720
223
19,135.00
茨城県つくば市片田
5499番1 外7筆
流通業務総合効率化事業の概要
現在、沼尻産業(株)では顧客の情報文書を6箇所の倉庫
で保管し、うち1箇所は入出荷業務、各保管倉庫別仕分け、
顧客への配送コース別仕分け業務を行うクロスドックセン
ター機能を有している。保管倉庫では入出荷する貨物の仕
分け以外にラベル貼り等の流通加工を行っているなど、拠
点が点在していることによる非効率な物流体制となってい
る。
今般、常磐道谷田部ICから4.5kmの位置に情報処理シス
テムを導入した新施設を整備し、6箇所の物流拠点を集約
して輸送・保管・荷捌き・流通加工を一括して行うようにする
ことで、貨物の集中管理が可能となるなど物流コスト削減、
また輸送ルート見直しによるリードタイム短縮といった物流
体制を構築できる。これらの物流総合化、効率化により環
境負荷の低減を図ることを目標とする。
CO2削減率
CO2削減量
社会資本
からの距離
18.21%
ICから4.5km
3.60t
総合効率化計画の概要(1) 沼尻産業株式会社
現状
①茨城 病院ルート
倉
庫
インターファイル
つくばセンター
②茨城 一般企業ルート
榎戸倉庫
面野井倉庫
③東京 一般企業ルートA
中央第五倉庫
中央第四倉庫
④東京 一般企業ルートB
土浦倉庫
顧客先との往復配送便(集荷・配送)を毎日運行し、
更に6カ所に点在する保管倉庫との間にクロスドック
センターを設置しているため、非効率な業務形態となっている。
効率化
総合効率化計画の概要(2)
沼尻産業株式会社
計画
①茨城 病院ルート
②茨城 一般企業ルート
つくばアーカイブセンター
茨城県つくば市
1センター一括輸配送により、重層構造な2段階輸送や横持輸送が
無くなるため、効率的な輸配送、CO2削減を実現する。
③東京 一般企業ルートA+B