全面 - 佛教大学通信教育部学友会・神奈川支部

神奈川支部通信
文部科学省認可通信教育
佛教大学通信教育課程
学友会
つ ば さ
3月号
神奈川支部
2014年3月1日発行
発行責任者
平家物語を読む
浅川雅則
BUまなび隊に参加して
仏教学部仏教文化コース
橋本英世
昨年12月15日(日)浄土宗大本山 増上寺にて開催された佛教大学通信教育課
程公開講演会(BU学び隊)「平家物語を読む」に参加しました。
当日は、少し風が冷たく感じられる日でしたが、在学生、卒業生、一般の方、総勢
約150名ほどの参加があり、会場内は参加者の熱気で溢れていました。
講演は、始め仏教学部教授 田中典彦先生の「佛教は<わたくし>学」、次に文学
部教授 黒田彰先生の「祇園精舎の鐘の声 考」、そして最後に「佛教と文学」につ
いて両先生の対談という三部構成でした。
田中先生は、「私の生きている存在の意義と意味」について、仏教と同時期に日本
に伝わった「桃栗三年、柿八年……」の歌の歌詞を用いて分かりやすく話して下さい
ました。
重いテーマではありましたが、先生のユーモア溢れる話に、会場内は終始笑いありで
和やかな雰囲気でした。
黒田先生の講義「祇園精舎の鐘の声 考」は、資料もたくさん用意されており研究
テーマとしてどのように取り組まれたかが分かりとても興味深いものでした。
BU学び隊は、佛教大学通信教育課程の公開講演会です。学生と一般の方とが一緒
に学べる機会でもあります。教科学習会とはまた違った雰囲気で学べますので、是非
参加してはいかがでしょうか。
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≪
お 知 ら せ
≫
神奈川支部の皆さん。学友会神奈川支部は、学習室運営などを通して東京・北関
東・常総の各支部と協力して活動をしているのをご存じだと思いますが、ブロックと
云う単位では山梨・長野支部、新潟支部ともに活動をしています。
4月号の佛大通信からは、佛大通信に《つばさ》だけでなく、《首都圏通信》、
《ながのやまなし》(長野山梨支部)、《ならじね》(新潟支部)も同封されて来ます。
他の支部がどんな活動をしているのかも分かります。ご期待ください。
科目最終試験の
科目最終試験のお知らせ
● 科目最終試験 2014年
2014年 3月
3月16日
16日(日)
● リポート提出
リポート提出
試験会場:大正大学 3号館327
号館327号室
327号室
2014年
2014年 3月
3月1日(土)~10日
10日(月) ⇒ 試験日
2014年 4月20日(日)
佛教大学通信教育課程
佛教大学通信教育課程学友会・神奈川支部ホームページ
課程学友会・神奈川支部ホームページ
神奈川支部ではホームページを開設しています。ホットなお知らせや「つばさ」のバッ
クナンバーなどがご覧いただけますので、ぜひ訪問してください。
http://www.busa-kanagawa.net/
学習室・
学習室・学友会主催学習会」
学友会主催学習会」のお知
のお知らせ
学習に関して、質問・疑問点のある方は、学習室に来てみて下さい。学習サポーターによ
る学習相談が受けられますし、簡単な質問など支部役員に直接聞いていただいて構いません。
親切に、お答えします。もちろん答えられなければ、すぐに学習サポーターにバトンタッチ
しますので安心です。
なかなか思い通り勉強が進まなかった人、計画通りレポートの提出ができなかった人、卒
論の書き出しが今一歩の人、心機一転学習会に出てきて、やる気をみんなから貰いましょう。
●3
3月16日(日)
16日(日) 10時
10時30分~
30分~16
分~16時
16時00分
00分 大正大学 3号館327
号館327号室
327号室
試験日当日、試験会場とは別室(112号室)で「学習サポーターによる学習相談室」と「学友
による学生同士の情報交換会(学習のすすめ方、試験の対策、勉強時間の確保、リポートに
ついて…等)」を行っています。友人づくり、試験後の一休みにもご利用ください。
* 東京・北関東・常総・神奈川の四支部が交代で、当番を受け持ちながら実施しています。
今回は北関東支部・東京支部が担当です。
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寄
稿
ニセ食通知ったかぶり
第15回
築地場内で食べる
有學庵淸仁
2020年東京オリンピックが決まった。これで築地市場の移転も加速するかもしれな
い。
築地市場は、各種グルメ雑誌、グルメ本で何度も紹介されている。アニー伊藤こと
テリー伊藤のお兄さんがやっている卵焼きの店「丸武」などテレビに何度も登場して
いるからご存知の方も多いだろう。その中には実際足を運ばれて買った人もいるに違
いない。そのほか築地場外で色々な海産物を購入したことのある人も多いだろう。
さて皆さんは、築地で食事をしたことはおありだろうか。場外場内どちらでもよい。
場外の門跡通りに並ぶお店で食べた人はそこそこいそうだ。深大寺そばとかマグロ丼
の「かんの」とかあり、中でもラーメンの井上は行列が絶えない。けれど、場内で食
べた人はどのくらいいるだろうか。
場内は市場関係者の仕事場であるが、飲食店は誰でも利用できる。そして「寿司
大」とか「大和寿司」とかはテレビにしょっちゅう出てるから、場内で食べた人は結
構いるかもしれない。
私は一時期月1回のペースで場内に食べに行った。それも寿司屋ではない。何でも
出すような食堂へである。場内の飲食店は元々市場に買い付けに来る人向けであり、
その人たちは寿司ばかり食うわけではない。当然、和洋中いろいろ提供する店がある
のだ。そんなわけで私は寿司屋には行かなかった。実は寿司は高いという事情もあっ
たのだ。市場内だから安いと思う人がいたら誤解を正しておきたい。場内の寿司屋は
高い。一人前3,500円から5,000円くらいはする。同じ内容が銀座だと10,000円になる
という意味では安いことにはなろう。私もいつかは場内の寿司屋に入ってみようとは
思うが、「大和寿司」や「寿司大」みたいに2時間待ちみたいな所へは行かないであ
ろう。
寿司屋はさておき、私が行ったのは「あんこう屋高はし」「八千代」「かとう」
「江戸川」の4店。
「高はし」は高いがうまい。エッジの立った刺身や煮魚は抜群である。定食で2500
円位するけど味は間違いない。手が出やすい値段ではアナゴ丼あたりかな。確か1000
円ちょい。「八千代」は前に少し触れたことがあるが、海鮮もののフライ定食がうま
い。頭からかじれる大ぶりのエビフライ、肉厚のアジフライ、ホタテフライなどはず
せない。また、アジを軽く酢で締めた鯵酢もいいし、火木土限定のチャーシューエッ
グ定食もおすすめ。「かとう」は何でもある定食屋。高はしと同じく煮魚がいける。
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金目鯛の煮付けなど「高はし」の3割安くらいで食べられるのに味は遜色ない。「江
戸川」も何でもある食堂。銀だらやイカの煮付け、うまくてボリュームがあり、かつ
安い。マグロブツは、立派な刺身である。夏には冷やしラーメンもある。
行くのは、平日の9時半から10時半ぐらいの間がいい。商売人たちが食べ終えて引
き上げる時間帯だからである。どの店も14時ごろには閉店してしまうから注意された
い。それから場内はあくまで仕事場であってアメニティ施設ではない。場内を荷物を
運ぶ台車やオートバイ・トラックが走り回っている。邪魔にならないよう気をつける
ようにしてください。
さて、まだネタはあるのだが閑談ばかりではなんだから、「ニセ食通」は今回でひとまず
お休みし、不定期に寄稿します。そして、少しは役に立ちそうな「卒論・着想と書き方のヒ
ント」と題して書いていきます。
《 お願い。》
つばさの毎号に、役員の募集をして来ましたが、なかなか応募してくれる人はいま
せん。前号まで、役員はこんなことをやりますという内容を載せましたが、これをす
べてやるのかと思うと尻込みをされてしまう方も多いと思います。役員の数が多いほ
ど各一人一人の仕事は少なくて、楽になるんです。
簡単なところでは、学習室でお手伝いいただける方、支部通信に季節の便りを寄稿
してくださる方、を探しております。《つばさ》への寄稿は単発での協力でもありが
たいです。
一緒に活動できる方、協力いただける方を募集しています。
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