BD RSV エグザマン™ よくある質問・回答集

2014.5.1
BDPOC_R_Ver.7
Q&A
製造販売元:日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
POCT ホームページ
http://www.bd.com/jp/poct/
上記弊社のホームページに製品情報が掲載されています。
ぜひご利用ください。
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(受付時間:9:00~17:00)
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
ダイアグノスティックシステム事業部
POC グループ
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はじめに
RS ウイルスキット(抗原検出用)『BD RSV エグザマン TM』について
『BD RSV エグザマン』は、RS ウイルス抗原を、迅速に検出する抗原検出キットです。RS ウイルス感染の疑いのある
患者から適切に採取された鼻腔吸引液、鼻腔洗浄液、もしくは鼻腔拭い液などの検体から、RS ウイルス抗原を定性
的に検出することができます。 検査に要する時間は、試料滴下後判定までの放置時間15分を含めて全体で20分
程度、判定は色素沈着ラインの肉眼による読み取りで行います。 標的抗原はウイルス膜表面にある F 蛋白であり、
遺伝学的に保存性が非常に高いため、RS ウイルスを特異性高く検出します。本品は、検体中の RS ウイルス抗原の
有無を迅速に提供しますので、診断の補助としてご使用いただけます。
RS ウイルス感染症について
RS ウイルスは、毎年冬季に流行し、乳幼児に重篤な細気管支炎、肺炎などを引き起こす代表的な呼吸器疾患ウイ
ルスです 1)。伝染力が非常に強く、生後1歳までの乳児の約50%、2歳までの乳幼児のほぼ100%が一度は RSV
に感染すると言われています 2)。 乳幼児の突然死症候群の原因とも考えられており、迅速に診断して適切な管理を
行うことが重要です。生涯何度でも感染し、成人では発熱を伴う急性上気道炎として発症し、15~44歳の人々のう
ち、インフルエンザ様症状の20%が RS ウイルスによって引き起こされているという報告があります 3)。また、免疫不
全患者や抵抗力の低下した高齢者では重症化する場合があります 4) 5)。
検査の原理
本品は、免疫クロマトグラフィー法を用い、抽出処理後の呼吸器検体より RS ウイルス抗原を定性的に検出します。
RS ウイルス抗原を含む検査試料をテストプレートの試料滴下部に添加すると、RS ウイルス抗原がサンプルパッドに
含まれる金コロイド標識抗 RS ウイルスマウスモノクローナル抗体と結合し、免疫複合体を形成します。この複合体
は、展開部を毛細管現象により、判定部[T]まで移動し、固相化された抗 RS ウイルスマウスモノクローナル抗体に捕
捉されます。余剰の金コロイド標識抗体はさらに移動して、判定部[C]に固相化されている不活化 RS ウイルス抗原
に結合します。陽性の場合、判定部[T]および判定部[C]の両方に金コロイドの赤紫色のラインが形成されます。陰
性、すなわち検査試料中の RS ウイルス抗原が検出限界以下の場合は、判定部[C]のみにラインが形成され、判定
部[T]にはラインが現れません。判定部[C]にラインが現れない場合は、判定不能とされます。
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1.製品について
1.1 『BD RSV エグザマン』は RS ウイルスの何を検出しているのですか?
『BD RSV エグザマン』は RS ウイルスの膜表面にある F 蛋白を抗原として検出します。F 蛋白は遺伝学的
に保存性が非常に高いため、RS ウイルスを特異性高く検出します。
1.2 テストプレートのパッケージは用時開封とのことですが、開封後どのくらいの時間有効ですか?
『BD RSV エグザマン』のテストプレートは吸湿すると劣化しますので、用時開封を守ってください。吸湿の
程度は環境の湿度に左右されるため、「開封後の有効時間は何分」ということを一概に言うことはできませ
ん。テストプレートの個別包装には乾燥剤が入れられていますが、万一乾燥剤が入っていなかった場合、
そのテストプレートは吸湿し変質している可能性があるので使用しないでください。個別包装のシールが不
完全だった場合も、そのテストプレートは使用しないでください。
1.3 『BD RSV エグザマン』には陽性コントロール、陰性コントロールは付いていないのですか?
『BD RSV エグザマン』には陽性コントロールおよび陰性コントロールを同梱しておりません。すべての製
品は、陽性コントロール、陰性コントロールを用いたロットごとの品質検査で正常に反応することが確認さ
れた後、出荷されております。ご施設での精度管理に陽性コントロールおよび陰性コントロールが必要な
場合は、別売りの【BD RSV エグザマン コントロールセット(カタログ番号:256036)】をお求めください。
1.4 『BD RSV エグザマン』の保存温度は何度ですか?有効期間は何ヶ月ですか?
室温(2~30℃)で保存してください。有効期間は製造より24ヶ月です。
1.5 『BD RSV エグザマン』は冷蔵庫で保存できますか?
『BD RSV エグザマン』の貯法は2~30℃保存ですので、冷蔵保存していただいても結構です。冷蔵保存
をする場合は抽出試薬を凍結させないようご注意ください。また、冷蔵庫に保存していた本品を使用される
際には、冷蔵庫から出してしばらく放置し、十分に室温に戻してから検査を実施してください。
1.6 誤って『BD RSV エグザマン』を冷凍庫に入れてしまいました。使って大丈夫でしょうか?
正しくない結果を得る可能性がございますので、一度凍結した製品は検査に使用しないでください。
2.検体採取について
2.1 『BD RSV エグザマン』に綿棒が入っていません。なぜですか?
RS ウイルスを検査する場合、綿棒を用いた鼻腔拭い液を検体としたときの臨床的感度は、鼻腔吸引液お
よび鼻腔洗浄液のそれと比べて低いと言われています 6)。そのため、鼻腔吸引液および鼻腔洗浄液を用
いていただくことを推奨しているため、綿棒は本品に同梱しておりません。
2.2 この検査は検体として、鼻腔吸引液あるいは鼻腔洗浄液を推奨していると聞きました。なぜですか?
RS ウイルスを検査する場合、鼻腔拭い液を検体としたときの臨床的感度は、鼻腔吸引液および鼻腔洗浄
液のそれと比べて低いと言われています 6)。そのため、本品に適した検体としては、鼻腔吸引液および鼻
腔洗浄液を推奨しています。
2.3 鼻腔拭い液を検体とする場合、どのような綿棒を使えばいいですか?
『BD RSV エグザマン』に推奨される綿棒としては以下の綿棒を別途販売しておりますのでご参照くださ
い。
カタログ番号
製品名
252095
滅菌綿棒(50本入り)
252315
FLOQスワブ(50本入り)
252316
FLOQスワブ(チューブ入り 100本)
包装単位
50本/箱
50本/箱
100本/箱
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上記以外の綿棒をご使用の場合は、綿球部がレーヨン、ダクロンなど化学繊維のもの(天然の綿を含まな
いこと)、軸部の材質がプラスチックやアルミなど(木や竹でないもの)で、用途に合ったものを選択し、必ず
事前に感度や特異性に影響がないことをご確認のうえ、ご使用ください。綿棒の中には綿球部や軸部の成
型に使用する副材料の影響により『BD RSV エグザマン』で非特異的な反応を起こす場合があるため、事
前確認を必ず行ってください。BBL カルチャースワブプラス(アミーズ培地)およびアルギン酸カルシウム添
加の綿棒は使用しないでください。
2.4 夜間緊急外来などで検体を採って、検査する者がいない時など検体を保存しておくにはどうしたらよ
いですか?
調製した検体は、2~8℃で72時間、-20℃で1週間保存可能です。
2.5 鼻腔吸引液、鼻腔洗浄液及び鼻腔拭い液以外の検体で検査できますか?
『BD RSV エグザマン』は鼻腔吸引液、鼻腔洗浄液、および鼻腔拭い液中の RS ウイルス抗原の検出を使
用目的としておりますので、その他の検体を用いての検査はできません。
2.6 検体に血が付いていました。検査できますか?
2%の全血を含む検体を用いて社内検討を行った結果、背景の滲みが強く結果が見づらくなる傾向にあり
ましたが、結果の判定には影響を与えないことを確認しています。
3.検査について
3.1 抽出試薬の役目は何ですか?
抽出試薬は、ウイルス抗原を溶出し、イムノクロマトグラフィーにおいて抗原成分、抗体成分を運搬するク
ロマト展開剤の役割を果たすと同時に、蛋白質などが担体へ非特異的に吸着するのを防止します。
抽出試薬は、『BD RSV エグザマン』で最高の感度と特異性を発揮できるよう特別に調製された試薬です。
抽出試薬3滴を全く使用せず水や生理食塩水などだけで抽出とした場合は、十分に抗原蛋白を抽出でき
なかったり、標識抗体の非特異的な凝集や担体への夾雑物の非特異的な吸着を十分に防止できなかった
りと、正しい結果が得られないことがあります。従って必ず添付の抽出試薬を使用し、添付文書の記載に
従って正しく検査を行ってください。
3.2 付属の抽出試薬以外で検査を行うことはできますか?
付属の抽出試薬は『BD RSV エグザマン』で最高の感度と特異性を発揮できるよう特別に調製された試薬
ですので、それ以外の試薬を用いて検査を行うことはできません。必ず付属の抽出試薬を使用してくださ
い。
3.3 粘性の高い検体はどうしたらよいですか?
検体の粘性が高いとチップを詰まらせ検査に支障をきたしたり、滴下後にクロマト展開が正しく行われなか
ったりする恐れがあるので、検体の粘性に応じて希釈を適宜行ってください。各種検体の希釈方法は添付
文書をご参照ください。
3.4 チップを付けずに試料を滴下しても、検査できますか?
検体の粘性を和らげる目的で『BD RSV エグザマン』にはフィルターのついたチップを添付しております。チ
ップを用いずに検査を実施した場合、正しくない結果になる可能性があります。必ず添付のチップを用いて
検査を実施してください。
3.5 プレートの個包装を開けた段階ですでに試料滴下部がピンクになっています。このプレートは使えま
すか?
試料滴下部に見られるピンク色の部分は部材に塗布された金コロイドです。ときに試料滴下部から見えて
いることがありますが、そのようなテストプレートを試験に用いていただいても、結果に影響はありません
ので、そのままご使用ください。
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4.判定について
4.1 試料滴下後15分経過する前にテストラインが現れた場合は、その時点で陽性と判定してもよいです
か?
コントロールラインとテストラインが見えてきたらその時点で陽性と判定できます。ただし陰性の場合は試
料滴下後15分後に判定してください。
4.2 テストラインが薄い場合の判定を教えてください。
ウイルス量が少なく検出限界に近い場合などには、テストラインの線は薄くなりますが、ラインは薄くても肉
眼で赤紫色のラインが確認できる限り判定は「陽性」です。判定は、十分に明るいところで、判定部を真上
から観察して行ってください。色が確認できないライン*はラインとしてとらないでください。
なお本品では、テストラインが薄い場合、濃い場合と比較して偽陽性の可能性が高いので、診断は必ず臨
床症状や関連する他の検査結果などに基づいて、総合的に行ってください。
*反射の加減でラインの位置にラインがあるように見えることがありますが、赤紫の色を認められな
いものは抗原抗体反応とは無関係です。
4.3 テストラインの濃淡は検体中のウイルスの量を反映していますか?
テストラインの濃さは検体に含まれるウイルス抗原以外の成分の影響を受ける場合もあるので、その濃淡
が必ずしもウイルス量を反映しているとはいえません。
4.4 15分経過してもコントロールラインが薄い。コントロールラインが薄いということはテストラインも薄くて
感度も悪いということになるのではないのか?
コントロールラインは試薬がテストラインの位置を通過したことを確認するためのもので、薄い場合でも、ウ
イルス抗原の検出とは直接関係ありません。薄くてもコントロールラインの位置に赤紫のラインが肉眼で確
認できれば、コントロールラインは出現したと判断してください。
4.5 15分経過してもコントロールラインが全く見えない場合、どうしたらよいですか?
コントロールラインが全く現れない場合は、判定不能です。新しい検体を採取して再検査を行うか、鼻腔吸
引液の場合は同じ検体で再検査を行ってください。
4.6 テストラインが非常に濃く出るのですが、コントロールラインがほとんど見えません。どのように判断するべ
きでしょうか?
すべての場合にあてはまる訳ではありませんが、RS ウイルスの抗原量が非常に多い場合、テストラインに
非常に濃いラインが認められ、コントロールラインが認められないことがあります。これは標識抗体がほと
んどすべて RS 抗原と結合し、テストラインに捕捉されてコントロールラインまで到達しなかったために見ら
れる現象です。このような場合は確認のため調製検体を生食や輸送培地を用いて10倍に希釈して再検
査を実施してください。
4.7 判定後の状態を保存する方法はありますか?
試料滴下後テストプレートを長時間放置しておくと、乾燥や逆流の影響等により、非特異的なラインが現れ
たり、逆にラインが薄くなったりする可能性があります。従って、判定結果を保存することはできません。
4.8 試料滴下15分後に結果を見ることができなかった場合、それ以降の判定は無効ですか?
試料滴下後15分経過したら速やかに判定を行ってください。判定時間を過ぎたテストプレートは乾燥ある
いは試料の逆流等により結果が変化する場合がありますので、判定には使用しないでください。テストライ
ンが15分では認められず、15分を過ぎて出現した場合は、陰性と判定してください。
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4.9 15分経過してもライン以外の部分に色が滲んだように残ります。どのように判断すればいいですか?
背景が白色あるいは淡いピンクを呈している場合は検査が正しく行われたことを示します。滲みが強い場
合でも、滲みと比較して明らかにテストライン、コントロールラインが認められる場合はそのまま判定してく
ださい。
4.10 試料滴下後、何もラインが現れなかったテストプレートを再利用する事はできますか?
一度使用したテストプレートは再利用することはできません。一度試料を滴下すると試薬部の抗体が溶出
してしまうからです。
4.11 試料を3滴以上滴下したり、いったん反応させた後もう一度滴下することにより、より濃いラインを得る事
ができますか?
『BD RSV エグザマン』は試料を3滴滴下したときに最高の精度を得られるように設計されています。3滴
以上滴下したり、後から試料を追加してもより高い感度を得られることはありません。テストプレートへの試
料滴下は、必ず3滴を守ってください。
4.12 試料滴下後、15分放置する間、テストプレートを動かしても大丈夫ですか?
試料が試料滴下部の吸収パッドに吸収されたあとは、多少動かしても問題ありません。ただし落下など強
い衝撃を与えた場合には、クロマト展開が正常に行われず反応に支障をきたす可能性が考えられます。
5.その他
5.1 『BD RSV エグザマン』を使用した場合の保険点数は何点ですか?
「D012 感染症免疫学的検査※1」 RS ウイルス抗原定性 146点
※1
免疫学的検査判断料 144点
ただし、RS ウイルス抗原は、以下のいずれかに該当する患者について、当該ウイルス感染症が疑われる
場合に適用となります。
ア 入院中の患者
イ 乳児
ウ パリビズマブ製剤の適用となる患者
5.2 製品の品質自体を確認したい。精度管理の方法を教えてほしい。
精度管理の方法は添付文書に記載されています。精度管理用の【BD RSV エグザマン コントロールセット
(カタログ番号:256036)】は別売りとなっておりますので、必要に応じてご検討ください。
5.3 『BD RSV エグザマン』用コントロールセットの成分は何ですか?
陽性コントロールは、RS ウイルス抗原(F 蛋白)を含みます。RS ウイルスを感染させた培養細胞を不活化
しておりますので、感染性はありません。
5.4 『BD RSV エグザマン』の最小検出感度を教えてください。
RS ウイルスの Long 株で測定したところ、最小検出感度は 3.87 X 103TCID50/mL でした。添付文書にはそ
の他4株の最小検出感度を示しています。詳しくは添付文書をご参照ください。
5.5 単位の「TCID50/mL」とは、どういう単位ですか?
TCID50/mL とは、培養細胞の 50%の細胞に細胞変性効果を与えるウイルス量が 1mL 中にあることを意味
します。『BD RSV エグザマン』の検出限界を測定するとき、培養細胞を用いて各 RS ウイルス株の定量を
行ったので、添付文書のウイルス量(力価)の単位として TCID50/mL が用いられています。
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5.6 添付の抽出試薬で抽出した試料を、細胞培養によるウイルス分離にそのまま用いることはできます
か?PCR にはどうですか?
抽出試薬には界面活性剤が含まれており、ウイルスを分解、死滅させる作用があるため、ウイルス分離用
の検体としては不適です。PCR に関しては、検出する RNA 自体が非常に分解されやすいこと、また検査自
体が非常に高感度なためコンタミネーションに充分に注意が必要であることにご留意いただき、検体採取
とその後の輸送保存条件に関して事前に検討を実施することをお勧めします。
5.7 添付文書には、廃棄はオートクレーブしてからと書いてあるが、医療廃棄物として出す場合もオートク
レーブしてからでなければいけませんか?
感染性医療廃棄物として廃棄される場合は、滅菌処理は不要です。
5.8
『BD RSV エグザマン』を用いて、動物の RS ウイルス感染症を検査したいのですが、検出できます
か?
『BD RSV エグザマン』はヒト用の体外診断用医薬品です。ヒト以外の検査結果につきましては保証外で
す。
5.9 RS ウイルス感染症が現在流行っているか知りたい。
RS ウイルス感染症を含め各種感染症の流行状況については国立感染症研究所 感染症情報センターよ
り随時発表がなされています。下記 URL をご参照ください。また自治体ごとの感染症情報センターや衛生
研究所等からも流行状況の情報が発表されていることがあります。詳しくは各自治体にお問い合わせくだ
さい。
IDWR(感染症発生動向調査週報)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/index.html
病原微生物検出情報(月報)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/index-j.html
【参考文献】
1)CDC. 1999. Update:respiratory syncytial virus activity-United States, 1998-1999 season. Morbid. Mortal.
Weekly Rep. 48:1104-1115.
2)Mcintosh K : Respiratory syncytical virus. In : Nelson Textbook of Pediatrics (ed 17th) eds. Behrman RE,
Kliegman RM, Jenson HB, Philadelphia, Elsevier Science, 2004, PP, 1076-1079
3)Crowcroft, N.S., F. Cutts and M.C.Zambon. 1999. Respiratory syncytial virus: an underestimated cause of
respiratory infection, with prospects for a vaccine. Commun Dis Public Health. 2: 234-241.
4)Falsey, A.R. and E.E. Walsh. 2000. Respiratory syncytial virus infection in adults. Clin. Microbiol. Rev.
13:371-384.
5)Englund.JA., P.A. Peodra, A. Jewell, K. Patel, B. B. Baxter and E. Whimbey. 1996. Rapid diagnosis of
respiratory syncytial virus infections in immunocompromised adults. J. Clin. Microbiol. 34:1649-1653.
6)Stensballe L.G. 2002 Comparison of nasopharyngeal aspirate and nasal swab specimens for detection of
respiratory syncytial virus in different settings in a developing country, Trop Med Int Health. 7(4): 317-321
製造販売元:日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
〒960-2152 福島県福島市土船字五反田 1 番地
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂 4-15-1 赤坂ガーデンシティ
カスタマーサービス TEL:0120-8555-90
*BD、BD ロゴおよびその他の商標は Becton, Dickinson and Company が保有します。©2014BD
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