入会ご案内 - 科学技術館

2015 年度(第 52 期)
入会ご案内
実験・工作や観察をもっと好きになりたい ―
科学や技術のいろいろな分野に遊びながら出会ってみたい ―
新しいことや今までやったことのないことに挑戦したい ―
そして、何でも自分の力でじっくり考えて取り組む姿勢を身につけたい ―
自分で〈やってみること〉〈考えること〉の楽しさを知ろう!
いろいろな体験ができます
上級生や下級生たちと参加
何事もまず自分でやってみることに重きをおいています。
開催するほとんどの教室は、学年を一つに絞っていません。
見てみる、作る、実験する、観察する、考える。実験教室や
自分より上や下の学年の生徒と同じ課題に取り組むことで、
工作教室など、いろいろ体験ができる機会を提供します。
ときには教えたり教えてもらったりすることもあります。
実社会での経験豊かな指導スタッフ
じっくりと取り組みます
講師・スタッフは、科学館や学校での理科教育経験者だ
高学年対象の教室は1 時間半から2 時間と長めにとってい
けではありません。現役の技術者、研究機関の研究者、 ます。学校では学べない総合的なものの考え方や観察技能
企業のOBなどの専門家も講師として指導しています。
を伸ばしていきましょう。
直接指導が受けられるので、実社会で使われている最先
端の科学や技術にもふれられます。
申し込み方法
申し込み期間
次ページ以降をよくお読みになり、申し込み期間内に科学技術館ウェブサイト
http://www.jsf.or.jp/science/info/admission/ にアクセスしてお申し込みください。
入会可否のお知らせ
入会手続きについて
∼
申込多数の場合、抽選を行い
入会が確定した方に、その後のお手続き(下記)に関
ます。結果は、お申し込みい
する書類を郵送いたします。
ただいた方全員(ご登録のメ
○年会費を郵便局にて払込(3月13日までを予定)
2014 年度会員の方も、あ
ールアドレス宛)に、入会申
○教室参加申込サイトへのご登録
らためて申し込む必要があ
込締切後から 2 月末日まで
○会員証の受取(年会費払込確認後、郵送)
ります。ご注意ください。
に連絡いたします。
以上をもちまして正式な入会となります。
2015 年 1 月 14 日(水)
2 月 18 日(水)18:00
秋からの半年会員募集について
2015 年度は、秋からの半年会員(10 月∼ 3 月の 6 か月間)を募集します。詳細は、追ってホームページでお知らせいたします。
お問い合わせ先
公益財団法人 日本科学技術振興財団 科学技術館運営部 サイエンス友の会
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園 2-1 TEL: 03-3212-8506 FAX: 03-3212-8443 http://www.jsf.or.jp/science/info/
科学技術館サイエンス友の会 2015 年度(第 52 期)会員募集について
科学技術館サイエンス友の会では、2015 年度会員を下記の
とおり募集します。
などのいろいろな教室に参加することができます(詳しくは次ペ
ージ参照)
。但し、教室毎に参加費が必要となります(通常
サイエンス友の会の会員には、正会員と家族会員の二種類あ
1,000 円 ∼ 1,500 円)。
ります。いずれも会員期間は年度末までです。
家族会員は正会員の家族であれば年齢を問わずどなたでも入
正会員は小学 3 年生以上の子どもを対象とした会員で、定員
会できます。主に、お子様(正会員)を科学技術館に送り迎え
があります。サイエンス友の会が開催する工作教室や実験教室
する保護者にご利用いただいています。一部の教室には参加す
ることもできます。
サイエンス友の会の会員 ― 正会員と家族会員 ―
対 象
正会員
家族会員
小学 3 年生 ∼ 高校 3 年生
正会員の家族個人*1
*1 正会員と同一世帯の家族であれば、年齢を
問わずどなたでも入会できます。家族共用
(2015 年度の学年)
募集定員
約 900 名
年会費(税込)
10,800 円
2015 年
1 月 14 日 ∼ 2 月 18 日
申込期間
会員期間
ではなく、個人単位です(会員証に記名さ
された本人のみ利用できます)。
*2 教室によっては、保護者同伴が条件となる
5,400 円☆
ものがあります。その際は、教室参加申し
込みまでに家族会員として入会しておく必
2015 年
1 月 14 日 ∼ 2 月 18 日
および 3 月 1 日以降随時
2015 年 4 月 1 日から
2015 年 4 月 1 日以降*2
2016 年 3 月 31 日まで
2016 年 3 月 31 日まで
要があります(年度中途での入会手続きに
は、お申し込みから教室参加申込が可能に
なるまで、約 1 週間程度かかります)
。小
学 2 年生以下が参加できる教室は、自然観
察会(年 4 回実施)のみです。
○ サイエンス友の会が開催す
*3
特 典
る各教室に参加*4 できます。
○ サイエンス友の会が開催す
る 教 室 の 一 部*5 に 参 加*4 で
きます。
*3 対象となる学年が設定されている教室が
あります。
*4 申込が各教室の定員を超えた場合、抽選(世
○ 科学技術館へ無料で入館できます(特別展など、入館料とは別
に料金がかかるものは除きます)。
○ ショップでのお買い物や、4階売店でのお食事が割引になります。
帯単位)を行います。
*5 自然体験教室/施設見学会/特別教室/親子
参加の教室その他、宿泊を伴う教室など、サ
○ 下記施設の入館料が割引になります。
共通の特典*6
〉〉仙台市科学館[宮城県仙台市](団体料金適用)
〉〉所沢航空発祥記念館[埼玉県所沢市](団体料金適用)
〉〉多摩六都科学館[東京都西東京市](20% 割引)
〉〉リスーピア[東京都江東区](団体料金適用)
〉〉日本科学未来館[東京都江東区](団体料金適用)
〉〉千葉市科学館[千葉県千葉市](団体料金適用)
☆ お得な割引回数券「リピーターズチケット」を新に設けました。
詳 細 は、以 下 の 科 学 技 術 館 ウ ェ ブ サ イ ト を ご 覧 く だ さ い。
http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
入会を申し込むときの注意
イエンス友の会で指定する教室に限られま
す。
*6 特典を利用する場合には、
(正会員、家族
会員のいずれであっても)必ず会員証を提
示することが必要です。
秋からの半年会員募集について
2015 年度は、秋からの半年会員(10 月∼ 3 月の 6 か月間)を募
集します。詳細は、追ってホームページでお知らせいたします。
サイエンス友の会の活動経費について
○ お申し込みの際には、この入会案内をよくお読みになり、内容に
ついて了承のうえ、お申し込みください。入会後のクレームには
対応いたしかねます。
○ 教室に参加するときの受付場所は、主に科学技術館有料ゾーンで
す。お子様だけでの参加受付、参加費のお支払い等に不安のある
科学技術館は、民間の博物館です(国立 or 都立ではあり
ません)。そして、サイエンス友の会活動は、科学技術館の自
主事業です。活動資金は主に会員の皆様からいただく年会費
と教室への参加費です。年会費は、サイエンス友の会の一年
保護者は、家族会員に申し込むか、あるいはリピーターズチケッ
間の活動に必要な経費(事務手数料、教室の企画・プログラ
トをご利用されることをおすすめします。
ム開発、施設や道具・装置類の維持管理、申込システムの維
○ 入会申し込みは、1 世帯あたり 1 件です。申し込み内容を修正し
たい場合は、申込受付期間中に再度お手続きください。その際は、
新しい登録情報が有効となります。
持管理など)に、また参加費は、当該教室の講師謝金、材料費、
指導スタッフ人件費に充てております。
サイエンス友の会の活動を今後も継続していくために、年会
○ 入会後に新しく家族会員を追加することはできますが、家族会員
から正会員、あるいはその逆の変更はできません。
費と参加費の額を設定させていただくことを、ご理解いただけ
ますと幸いです。
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サイエンス友の会が開催する教室
科学技術館にある実験器具や道具などを使った実験・工作教
に参加費が必要となります(通常 1,000 円 ∼ 1,500 円)。
室や、北の丸公園をはじめとした各所の自然環境の中での体験教
なお、教室によっては、最小催行人数の条件を設定する場合が
室のほか、科学技術館を支援する企業が企画する実験教室や、 あります。予めご了承願います。
工場見学会など、多種多様な教室を開催します。但し、教室毎
工作教室
実験教室
自分の手と頭を動かして、もの
身近な材料や、科学技術館に
づくりに取り組む実践的な教室で
あるいろいろな実験器具を使って、
す。
実験や観察を行う教室です。
工作を通じて、材料の特性を
考えたり、きれいに仕上げるため
いろいろな現象について実験を
2014年度の例:
・My望遠鏡つくりと星空観察
の技 術を習得したりすることで、 ・木工工作教室(各種)
・電子工作教室(各種) など
ものづくりの魅力を学びます。
パソコン教室
通じて自ら確かめることで、科学
的に調べたり考えたりする態度を
養います。
2014年度の例:
・フライドチキンから骨を学ぼう
・イカの解剖
・おいしい水の秘密と水質検査
・モーターのしくみ
など
自然体験教室
パソコンにさわったことのない
北の丸公園の中で、あるいは郊
人でも、講師が基本操作からやさ
外に出かけて、動物や植物、また
しくお教えします。
自然現象を観察する教室です。
ウェブページの制作や年賀状作
りの教室なども予定しています。
自然に親しむ心情を育むことで、
2014年度の例:
生き物とそれを取り巻く自然に対
2014年度の例:
・3次元グラフィックを描こう
・GIFアニメーションを作ろう
する関心を高めます。
・北の丸の自然に親しむ(各季節)
・天体観察教室
など
施設見学会
など
レオナルド・ダ・ヴィンチ教室
自分自身が不思議に思った現象、
科学や技術に深く関連している
工場や研究所などを見学します。
やってみたいと思ったテーマにつ
見学先は、最先端の科学技術
いて、1 期あたり8 回程度かけ自
を研究している施設や、私たちの
分なりのやり方で継続的に実験し
身近な生活を支えている工場など、 2014年度の例:
・建設工事現場
多岐にわたります。
・火力発電所見学会
たり試してみたりできる教室です。
最終回は、取り組んだ内容をみ
など
年間開催予定
なの前で発表します。
2014年度の取組例:
・リニアモーターのしくみ
・コスモスの色素
・火山の噴火
など
主な教室の開催予定時期
その他の教室
実施回数
教室は、
おもに土日・祝日などの休日、夏休みなど学校の休み
時期
期間、
また一部は平日夕方にも開催されます。多くの教室は、
同じ
4月
電子工作を楽しもう 初級
約40回
内容で午前午後一回ずつ、時間は1時間半から2時間程度です。
5月
親子で数楽!
約30回
中には自然体験教室のように丸1日かかるものもあります。
6月
自分で作る日時計
約25回
7月
三浦半島磯の生物観察
イカの解剖
約35回
8月
火力発電所見学
ロボットを作って動かそう
レオナルド・ダ・ヴィンチ教室
約35回
9月
お月見の会
約15回
10月
気象教室
約20回
11月
天体教室 / たたら製鉄
約20回
12月
マヨネーズを作って乳化を学ぼう
約20回
1月
フライドチキンから骨を学ぼう
約20回
2月
自然体験教室
約20回
3月
施設見学
約10回
工作教室や実験教室の中には、関連するテーマで連続で参加
する教室もあります。教室の種別ごとに、以下の表のような開催
規模を予定しています。
年間開催回数 一教室の定員
工作教室
約 100 回
実験教室
約 80 回
パソコン教室
約 20 回
約 24 人
約 14 人
主な教室の内容
#レオナルド・ダ・ヴィ
自然体験教室
約 20 回
約 80 人
施設見学会
約 20 回
約 20 人
その他 #
約 50 回
10 ∼ 50 人
ンチ教室(年 2 ∼ 3 期、
各期9回ずつ)
、特別
教 室(企 業 協 力 に よ
る教室等)を含みます。
教室の一例です。変更となる場合があります。
この他にも新規教室をご用
意しています。過去の教室についてはホームページをご参照ください。
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よくあるお問い合わせ
特別教室のご案内
教室への参加費について
連続教室「ステップアップ」
教室に参加するには、各教室ごとに定めた参加費を開催日当日現金
連続して同じテーマでチャレンジすることで、基礎や観察・実験・工
でお支払いいただきます。参加日に教室の実施場所まで会員本人がご
作の技術を身につけ、知識の定着を目指すための教室です。学校や塾
持参ください。参加をキャンセルする場合は、所定のキャンセル料をお
では体験できない内容となっています。
支払いいただきます。その他のお問い合わせなどは、サイエンス友の会
予定教室:「工作のきほん」、「電子工作」、「天体観察」など
のホームページをご覧ください。
教室の申込方法について
親子 de わくわくサイエンス!
教室参加申込サイトでお知らせする教室の中から、希望する教室を
親子でわくわく!感動を共有すれば、ムズカシイ科学もオモシロイ科
選んで期日までにウェブページからお申し込みいただきます。教室ごと
学に変身するはず。親子で役割を決めて協力しながら実験や工作にチャ
に定める募集定員を超えた場合は抽選となります。
レンジしてみましょう。この教室は、小学 3・4 年生が対象となります。
インターネット回線に接続できるパソコンをお持ちいただいていること
予定教室:「花の解剖」、「プラスチック」など
が必要です。詳しくは、入会者に別途お知らせします。
なお、小学 5 年生以上を対象とする「わくわくサイエンス!探求」も
実施します。
教室の開催場所について
教室を開催する場所は、主に科学技術館6階にある実験工房や4階
レオナルド・ダ・ヴィンチ教室
にある工作教室、実験スタジアムなどです。自然体験教室や施設見学
会など、現地集合・解散となる場合もあります。
自分自身で設定するテーマへの探求について、経験豊かな講師陣が
詳細は、教室開催概要ページでお知らせいたします。
指導にあたります。自分で調べてみたいこと、作ってみたい物があり、
強い「動機」を持ち、それに根気強く挑戦する意欲にあふれた会員の
家族会員について
ための教室です。
正会員を家族にもつ方ならどなたでも家族会員になることができます。
OB からのメッセージ
入会募集時期だけでなく、年度途中でも家族会員になることができます。
入会募集時期に申し込む利点としては、4月1日より一年間科学技術
館に無料で入館できることと、年度当初から家族会員として教室への参
加申し込みができることです。家族会員の名義変更(例えば父から母)
はできません。家族会員は個人単位です。
科学技術館への送り迎え
教室に参加するお子様を保護者の方が科学技術館に送り迎えする際、
保護者本人の会員証をお持ちでない方は、チケット売場の手前で見送り
や出迎えをしてください。館内に入るには、入館料をお支払いいただきます。
科学技術館への無料入館は、サイエンス友の会会員の方個人が会員
証を提示したときの特典です。
教室になかなか当選しない
東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 谷内 稜 氏
新年度のはじめは、どの教室も応募が多くなり、当選倍率が高くなる
友の会の教室は大変刺激的で私にとって好奇心を掻き立
ことが予想されます。倍率の高い教室には、連続して落選する場合があ
てる存在でした。先生が懇切丁寧に指導する指導法と異な
ります。予めご了承ください。
り、友の会では参加した子供たちの自主性を重んじる傾向
参加希望の多かった教室のうち、受け入れ可能な教室では参加者を
にあります。子供たちは参加した教室で初めて作る電子回
増やしたり、キャンセルによる欠員を補充するなどして、なるべく参加希
路や初めての実験に接することになりますが、上手くいく保
望に添えるように対応しています。
証はどこにもありません。しかしその「失敗」の裏には必
ず原因が存在します。その原因を追求する作業は科学者の
リピーターズチケットの内容・特徴
原点であります。
(1) 個人で来館されたお客様で、ご希望の方にリピーターズチケットを
学校では決められたことを学び試験で評価されますが、
差し上げます。このチケットには、入館料割引券が2枚、無料入
研究には決められた答えは存在しません。友の会の教室で
館券が1枚付いています(切り離し無効)。
(2) 2回目、3回目の入館時は割引券、4回目は無料入館券が使えます。
は失敗することを恐れてはいけません。刺激的な教室に主
リピーターズチケットの詳細は、以下の科学技術館ウェブサイトを
体的に参加し続ければ自ずと好奇心が培われることと思い
ご覧ください。http://www.jsf.or.jp/info/2014/12/_-_-.php
ます。
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