歩掛参考見積募集要領 - 独立行政法人 水資源機構

歩掛参考見積募集要領
次のとおり、歩掛参考見積を募集します。
平成 27 年 1 月 13 日
独立行政法人 水資源機構
池田総合管理所長 加納 茂紀
1.目的
この歩掛参考見積の募集は、池田総合管理所で予定している業務の積算の
参考とするための作業歩掛を募集するものです。
2.参考見積書提出の資格
(1) 水資源機構における平成 26・27 年度一般競争(指名競争)参加資格業者の
認定を受けていることとします。
(2) 営業に関し法律上必要とされる資格を有していることとします。
(3) 当機構から「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(平成 6 年 5 月
31 日付け 6 経契第 443 号)に基づき、吉野川水系関連区域において指名停止
を受けていないこととします。
3.参考見積書の提出等
(1) 参考見積書は、作業項目毎に必要な技術者及び資機材の人数等を記載して
提出してください。
なお、参考見積書の様式は問いませんが、作業項目については歩掛参考見
積表(別紙-1)を参照してください。
(2) 提出期間:平成 27 年 1 月 13 日(火)から平成 27 年 1 月 28 日(水)まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、
午前 9 時から午後 4 時まで
(3) 提出先:
独立行政法人 水資源機構 池田総合管理所長 加納 茂紀 宛
【 担 当 】総務課 森田
〒778-0040 徳島県三好市池田町西山谷尻 4235-1
電話 0883-72-2050 FAX 0883-72-0727
(4) 提出方法:
書面は、持参、郵送又はFAX(社印があること。)により提出するものと
します。
4.参考見積内容
(1) 基本事項
歩掛参考見積は、入札目的のものではなく、4.(3)業務作業項目、作業内
容及び数量を実施する標準的な歩掛りとします。
(2) 業務概要
本業務は、早明浦ダム堤体上下流面及び減勢工等のコンクリ-ト表面等
施設についてデジタル画像撮影を行い、その画像から同施設のひび割れ等
変状を示す展開図を作成するものである。
(3) 業務作業項目、作業内容及び数量
業務作業項目
作業内容
数量
計画準備
本業務の実施に先立ち、業務内容を十分理解し、業務計画
及び現地作業計画を立案します。
1式
現地踏査
画像撮影箇所位置、方向、撮影機材の決定等、現地作業計
画立案に必要な現地状況の調査を行います。
1式
画像撮影
デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラにより早明浦
ダム堤体、減勢工等の撮影を行います。
1式
展開画像作成
画像撮影で得たデータを基に画像処理を行います。
1式
展開図作成
展開図は、貸与資料の早明浦ダム図面集(CAD データ)よ
り、展開図の基礎図(白図)を作成し、基礎図(白図)の背景に
展開画像を配置し展開画像上から、ひび割れ、亀甲状ひび割
れ、漏水、遊離石灰、剝離・剝落、コールドジョイント等の
変状を基礎図(白図)にトレースを行います。
1式
報告書作成
業務目的を踏まえ、業務の各段階で作成された成果を基に
業務の方法、過程等をとりまとめ、報告書(成果概要版を含
む)を作成します。
1式
※.詳細な内容は、別紙-2及び別図参照。
(4) 業務費の構成と歩掛参考見積範囲
① 本歩掛参考見積を適用する業務費の構成は、当機構が別に制定する「積
算基準及び積算資料(各編)」(以下「基準書」という。)によるものとしま
す。
②
歩掛参考見積の募集範囲は、基準書で定義されている直接人件費のうち
上記(3)「業務作業項目、作業内容及び数量」を実施するために必要な技術
者、資機材の人数等を募集します。
(5) 作業員(技術者)の職種と定義
国土交通省が公表している「平成 26 年度設計業務委託等技術者単価」に
おける「技術者の職種区分定義」によるものとします。
5.募集要領に対する質問
この募集要領に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は
自由)により提出してください。
(1) 提出期間:平成 27 年 1 月 13 日(火)から平成 27 年 1 月 23 日(金)まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日。
午前 9 時から午後 4 時まで。
(2) 提出場所:3.(3)に同じ。
(3) 提出方法:3.(4)に同じ。
6.質問に対する回答
質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供します。
(1) 閲覧期間:平成 27 年 1 月 26 日(月)から平成 27 年 1 月 27 日(火)まで
(2) 閲覧方法:ホームページに掲載します。
7.参考見積書作成及び提出に要する費用
参考見積提出者の負担とします。
8.ヒアリング
提出していただいた参考見積書について、ヒアリングを実施することがあ
ります。
以
上
別紙-1
早明浦ダム堤体下流面他画像調査業務 歩掛参考見積表
下表の項目を実施するのに必要な人員を記載してください。
電算機使用料の計上が必要な場合は、項目を追加し、備考に直接人件費に対する割合を記載
してください。(例;電算機使用料として直接人件費の○○%)
1 計画準備
業務計画書の作成及び現地踏査後に現地作業計画書を作成にかかる人員を計上する。
1業務当たり
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
2 現地踏査
画像撮影箇所位置、方向、撮影機材の決定等、現地作業計画書立案に必要な現地状況の
調査にかかる人員を計上する。
1業務当たり
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
3 画像撮影
デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラにより早明浦ダム堤体、減勢工等の撮影
にかかる人員及び機材を計上する。
なお、直接経費については、現地状況により下表の歩掛以外にも必要とするものが
あれば計上してもよい。
1式(8,800m2)当たり
堤体上流面
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
数量
備考
直接経費
式
撮影装置
台日
電動雲台
台日
ト-タルステ-ション
台日
発動発電機
台日
計
1式(3,400m2)当たり
堤体天端
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
直接経費
式
撮影装置
台日
電動雲台
台日
ト-タルステ-ション
台日
発動発電機
台日
計
1式(32,400m2)当たり
堤体下流面
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
直接経費
式
撮影装置
台日
電動雲台
台日
ト-タルステ-ション
台日
発動発電機
台日
計
数量
備考
1式(12,100m2)当たり
減勢工(底面)
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
直接経費
式
撮影装置
台日
電動雲台
台日
ト-タルステ-ション
台日
発動発電機
台日
計
1式(9,200m2)当たり
減勢工(側壁)及び導流壁
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
直接経費
式
撮影装置
台日
電動雲台
台日
ト-タルステ-ション
台日
発動発電機
台日
計
1式(9,500m2)当たり
監査廊
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
直接経費
式
撮影装置
台日
照明装置
台日
計
数量
備考
4 展開画像作成
画像撮影で得たデータを基に画像処理にかかる人員を計上する。
1式(8,800m2)当たり
堤体上流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(3,400m2)当たり
堤体天端
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(32,400m2)当たり
堤体下流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(12,100m2)当たり
減勢工(底面)
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
数量
備考
1式(9,200m2)当たり
減勢工(側壁)及び導流壁
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(9,500m2)当たり
監査廊
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
5 展開図作成
展開図作成にかかる人員を計上する。
1式(8,800m2)当たり
堤体上流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(3,400m2)当たり
堤体天端
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
数量
備考
1式(32,400m2)当たり
堤体下流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(12,100m2)当たり
減勢工(底面)
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(9,200m2)当たり
減勢工(側壁)及び導流壁
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(9,500m2)当たり
監査廊
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
数量
備考
6 報告書作成
報告書作成にかかる人員を計上する。
1式(8,800m2)当たり
堤体上流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(3,400m2)当たり
堤体天端
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(32,400m2)当たり
堤体下流面
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(12,100m2)当たり
減勢工(底面)
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
数量
備考
1式(9,200m2)当たり
減勢工(側壁)及び導流壁
規格
直接人件費
単位
数量
備考
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
1式(9,500m2)当たり
監査廊
直接人件費
規格
単位
式
主任技術者
人
理事、技師長
人
主任技師
人
技師A
人
技師B
人
技師C
人
技術員
人
計
数量
備考
別紙-2
業務内容
第 1節
業務目的
本業務は、早明浦ダム堤体上下流面及び減勢工等のコンクリ-ト表面等施設につ
いてデジタル画像撮影を行い、その画像から同施設のひび割れ等変状を示す展開図
を作成するものである。
第 2節
業務内容
2-1
計画準備
受注者は、業務の実施に先立ち、業務の内容を十分検討したうえで、業務計画書
の作成及び現地踏査後に現地作業計画書を作成し、調査職員の承諾を得るものとす
る。
2-2
現地踏査
受注者は、現地作業計画書立案に必要な現地状況を調査するものとする。
2-3
画像撮影
1.
撮影は、撮影可能な位置を選定し、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラに
より、画像撮影を行うものとする。
2.
画像撮影は、撮影条件を一定に保つように努めるとともに、各画像のラップ率を
30 %以上とし、画像の欠落がないように行うものとする。
3.
撮影対象は、次表に示した範囲とする。
撮影対象
面積(m2)
堤体上流面(※)
約 8,800
※.堤体上流面は、貯水位が
堤体天端
約 3,400
EL.322.0mを想定して面積を
堤体下流面
約 32,400
算出している
減勢工(底面)
約 12,100
減勢工(側壁)及び導流壁
約 9,200
監査廊
約 9,500
なお、撮影者の現地立入が困難な場合は、撮影精度を確保したうえでラジコンヘ
リコプターによる撮影を可とする。さらに撮影困難な箇所がある場合は、調査職員
と協議するものとし、撮影面積に 10 %以上の変更が生じた場合は設計変更の対象
とする。
4.
撮影精度は、0.2mm以上のひび割れ幅を検出できるよう精度管理に努めるものと
する。撮影画像の解像度は、1 ピクセル 1mm程度以下とし、機材設置箇所あるいは
撮影方法毎に、撮影した範囲(高さ、幅)、撮影距離、画像解像度等を記録するもの
とする。
5.
撮影精度管理及び撮影作業時の安全確保のため現地作業期間中、現地条件及び気
象条件を十分勘案のうえ適正な業務の実施に努めるものとする。
2-4
展開画像作成
1.
画像撮影で得られたデジタルデータは、以下の画像処理を行うものとする。
収 差 補 正: 広角レンズを用いた場合、画像に樽状に生ずる収差を補正
あおり補正: 斜方向から撮影した画像にあおり補正をかけて正対画像に補正
画 像 合 成: 撮影した画像を平面的に合成
2-5
展開図作成
1.
特記仕様書第 1 章第 9 節の早明浦ダム図面集(CAD データ)より、展開図の基礎
図(白図)を作成するものとする。
2. 展開図は、基礎図(白図)の背景にブロック毎に展開画像を配置し、展開画像上
からひび割れ、亀甲状ひび割れ、漏水、遊離石灰、剝離・剝落、コールドジョイン
ト等の変状を基礎図(白図)にトレースし、作成するものとする。
なお、上記の変状毎及び「ひび割れ」として区分されるものについてはひび割れ
幅毎にレイヤ分けするものとする。ひび割れ幅毎のレイヤ分けは、以下の区分によ
り整理するものとする。
0.2mm 以上~ 0.5mm 未満
0.5mm 以上~ 1.0mm 未満
1.0mm 以上~ 2.0mm 未満
2.0mm 以上
3. 展開図は、画像情報整理支援ソフトウエアにより作成し、以下の機能を有するも
のとする。
変状毎及びひび割れ幅毎のレイヤ管理
展開画像、変状毎及びひび割れ幅毎のレイヤの表示・非表示
個々の変状の固有番号設定
上記 2.に示す変状の始点、終点、変化点の座標値(別途、座標値の一覧表、個々
の変状の固有番号設定、個々のひび割れの長さ、走向、ひび割れ幅はCSV形式によ
りデータ提出するものとする。)
画像情報整理支援ソフトウエアを所有していない場合は、機構より貸与するもの
とする。
2-6
1.
報告書作成
上記 2-1、2-2、2-3、2-4、2-5 により作成した成果をとりまとめて、報告書及び
報告書概要版を作成するものとする。また、本業務の成果として、展開画像、展開
図(ビュ-ア版)、展開図(展開画像含まないレイヤー管理したCAD 図面)及びCSV形
式のデータを添付するものとする。
なお、報告書には、調査手法、精度管理の考え方、、補正の考え方についても記
載するものとする。
-
以
上
-