Hinemos VM管理オプションご紹介

Hinemos VM管理オプション ご紹介
株式会社NTTデータ 基盤システム事業本部
2014年6月27日 作成
Copyright © 2014 NTT DATA Corporation
Hinemos VM管理オプションとは
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VM管理オプションとは
VM管理オプションとは、
Hinemosから物理環境と仮想化環境を
シームレスに管理可能にしつつ、
仮想化環境特有の管理も実現できる
Hinemosの有償オプション製品です。
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VM管理オプションの3つの特徴
仮想化混在環境を一元管理
仮想マシン構成の自動管理
異種仮想化や物理環境が混在しても
Hinemosからシームレスに管理できます。
仮想マシンの構成情報を自動的に取得、
管理することができます。
service
サーバリソースの有効活用
Hinemos
仮想環境のシステムリソースを監視し、
そのコントロールが可能です。
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service
AP AP AP AP AP AP AP AP AP AP
OS
VM管理
オプション
service
OS
OS
OS
service
AP AP AP AP
OS
OS
VMware ESX
Xen
server
server
OS
server server
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仮想化混在環境を一元管理
HinemosにVM管理オプションを追加すると、物理マシンや複数の仮想化ソフトウェア
(Vmware, KVM, Xen, Hyper-Vなど)から構成された環境を統一的なインタフェースで操
作できるようになります。
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仮想マシン構成の自動管理
仮想化環境
物理マシン
監視管理マシン
VM管理オプションにより、仮想化環境上の仮想マシンを自動検出し、Hinemosの
リポジトリを自動更新します。
新規に作成された仮想マシンはHinemosに自動的に登録されます。また、仮想
マシンがホスト間を移動すると、その対応付けを自動的に更新します。
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サーバリソースの有効活用
VM管理オプションにより、仮想マシン特有の性能情報や、ゲストOS上からは正
確な値が取得できない性能情報を取得できます。これらの情報から、仮想化基
盤のパフォーマンスを適切な状態に保つことができます。
また、Hinemosから仮想環境へ直接リソース配分を指示できます。
仮想マシンの起動、停止、再配置、設定変更(CPU,MEM)が可能です。
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導入方法
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VM管理オプションの導入イメージ
VM管理オプションパッケージで提供される
インストーラで簡単に利用できます。
Hinemosエージェント
Package
仮想マシン
Hinemosマネージャ
Package
Hinemosクライアント
Package
VM管理オプション
Package
VMware ESX
Xen
VM管理オプション
Package
Oracle VM
Hyper-V
KVM
XenServer
HinemosクライアントとHinemosマネージャに
VM管理オプションを適用します。
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機能
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機能一覧
VM管理オプションは3つの機能が存在します。
• 仮想マシン構成管理
•
ダイナミックに変化する構成、大量の仮想マシンのリポジトリ管理を効率化します。
• 仮想化環境のリソース監視
•
•
仮想化環境特有の性能値を監視できます。
仮想マシン、ホストOSの「正確な」性能値を監視できます。
• 仮想マシン操作
•
仮想マシンの起動、停止、移動などの操作をHinemosより実行できます。
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仮想マシン構成管理
仮想化環境上のゲストの情報を自動的に取得し、Hinemosの管理対象として登録します。
また、ゲストがホスト間を移動した場合などに、その関連付けを自動的に追跡します。
情報の取得と
自動的な追随
host01
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host02
host03
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仮想化環境のリソース監視
Hinemosの通常のリソース監視では取得できない、CPU不足量※1やメモリバルーン量※2
といった仮想化環境特有のリソース値を監視可能です。
リソース監視の項目として、仮想化環境特有のリソース値が追加で選べるようになります。
※1 不足量とはゲストOSに設定により割当したリソース量に対して、実際に割当てられなかった量を示します。
例えば、ゲストOSからみてCPU100%であっても、設定したリソース量を使えていない状況を確認するのに有効です。
※2 メモリバルーンとは、ゲストOSが確保したホストのメモリ領域を別のゲストOSに割り当てるための仕組みです。バルーン量
が過剰な場合、ホストの搭載メモリ量に対してゲストのメモリ量が多すぎることを示しています。
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仮想化環境のリソース監視
仮想化による影響で、仮想マシンの一部の性能値は、仮想マシン(OS)から正確な
値が取得できません。
VM管理オプションでは、ホストから情報を取得することで、正確な値を取得可能です。
仮想マシンから取得した情報では
CPU使用率68%と見える
実際はCPU使用率45%
VM管理オプションで取得可能
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仮想マシン操作
仮想マシンの各種操作が可能です。
異種仮想化ソフトウェアが混在した環境でも、Hinemosから統一的に操作可能です。
仮想マシン操作用ボタン
で以下の操作が可能
電源ON
電源OFF
シャットダウン
再起動
サスペンド
削除
移動(マイグレーション)
複製(クローン)、
設定変更(CPU, MEM)
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仮想化操作や仮想マシンの移動、
複製などの結果も履歴管理
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アーキテクチャ
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VM管理オプションのアーキテクチャ
VM管理オプションを導入することで追加される機能は全て、
ホスト(仮想化ソフトウェア)と通信を行い、ホストから情報を取得、
ホストに対して操作をすることで実現しています。
仮想マシン
VMware ESX
仮想マシン
Hinemosマネージャ
+
VM管理オプション
Xen
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Oracle VM
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ユースケース
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仮想化・物理 混在システムの監視管理
VM管理オプションを使うことで、従来の物理環境の管理だけでなく、仮想化環境特有
の操作(仮想マシンの操作など)や、仮想マシンの監視もできるようになり、運用コン
ソールをHinemosクライアントに統一し、Hinemosから一括管理が可能になります。
仮想マシン
Hinemosマネージャ
+
VM管理オプション
VMware
物理マシン
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仮想化基盤を使ったデータセンタの運用
VM管理オプションを使うことで、仮想化基盤特有の監視が可能となり、ホストのキャパシティ管理
が容易になります。また、自動的に仮想環境の構成に追尾できるため、多くの仮想マシンが動的
に生成・移動しても、運用の手間が増えることはありません。
仮想化によるクラウド環境
ホストの
性能低下
仮想マシンのホスト間移動
Hinemosマネージャ
+
VM管理オプション
仮想マシンのホスト間移動
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