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平成25年省エネルギー基準対応
マンション・住宅の省エネルギー計算
外皮の性能基準
(UA値ηA値、Q値μ値)、設備の性能基準(CEC値)、仕様基準(ポイント法)
RC造、SRC造、鉄骨造、木造や混構造形式に対応
複数プランの断熱性能の比較が可能
マンション・住宅の省エネルギー性能をシミュレーション&ドキュメンテーション
2
省エネルギー法改正により、300m 以上の建物では、省エネルギー
計画書の届出が必要になりました。SAVE-住宅は、マンションなど
の住宅用途において、省エネルギー法に準じ「外壁・窓を通しての
熱損失防止」、「設備機器の効率的利用」について計算を行い、必要
書類の作成を支援します。
また、省エネルギー法だけでなく、「住宅性能表示基準」
(温熱環境
への配慮)
や「長期優良住宅制度」
(省エネルギー対策)
での利用、施主
への説明資料の作成などでも活用することができます。
建物モデルを入力することにより外壁や屋根、開口など外皮の面積
を自動集計し、熱橋を自動判定しますので、大幅に効率化が図れ
ます。計算結果がリアルタイムに表示され、設計変更にも柔軟に
対応可能です。複数の案を検討することができ、断熱材の適切な
厚さ、日除け効果や建具の性能などをシミュレーションできます。
準拠している基準等
一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構
「住宅の省エネルギー基準の解説(改訂第3版)」
「住宅の省エネルギー措置の届出の解説」
「平成21年省エネ基準対応
建築物の省エネルギー基準と計算の手引
新築・増改築の性能基準(PAL/CEC)」
「平成21年省エネ基準対応
建築物の省エネルギー基準と計算の手引
新築・増改築の仕様基準(ポイント法)」
国土交通省国土技術政策総合研究所
独立行政法人 建築研究所
監修
「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の
方法及び解説 Ⅱ 住宅」
※上記図書に準じた計算に必要なデータは、本ソフトウェアに
含まれていますが、図面からの各入力項目の拾い方、届出書
の作成方法などについては上記図書をご参照ください。
外皮(屋根・壁・窓)の評価−U値η値計算
入力・表示機能
部材入力により熱的境界をモデリング
CAD図面をトレースして入力
外皮材料は選択するだけ
材料が設定された壁や屋根の部材、基礎を入力
して建物形状をモデリングします。RC/S造の
場合、スラブや柱、梁などによって熱的境界に
生じる熱橋は、モデルから自動判別されます。
CAD図面をトレースして入力することが可能
です。
部屋名をトレース図から取得でき、入力作業が
省力化できます。
解説書※の材料が登録されているので、材料を
選択するだけで外皮の層構成を設定できます。
層構成の構造種別を選択すると、各構造種別
に応じた計算方法で、熱貫流率などが自動計算
されます。
さまざまな構造種別、構法等の層構成があら
かじめ登録されており、追加登録・編集する
こともできます。
複数の住戸プランの作成
入力した住戸データを複製できます。また、
プラン反転機能で上下または左右に反転させ
ることもでき、集合住宅の住戸データ作成に
威力を発揮します。
対応CADファイル形式
DRA-CAD形式
mps,mpz,mpx,mpw,mpp
AutoCAD形式
dwg,dxf
Jw_cad形式
jww,jwc
SXF形式
sfc,p21
※解説書:
「平成25年 省エネルギー基準に準拠した算定・判断
の方法及び解説 Ⅱ 住宅」
平成11年基準の対応−外皮性能基準(Q値μ値)の評価
熱橋部の自動判定
RC/SRC造では、スラブなどにより生じる熱橋部を自動判定
します。それ以外の構造形式では、一般部と熱橋部を加重
平均化した平均熱貫流率を採用します。
熱橋係数の設定
鉄骨造の熱橋係数
鉄骨造の熱橋係数は直接数値を設定できるほか、層構成と
熱橋のピッチなどから自動で値を算出して設定することもで
きます。代表的な金属熱橋の形状と基準熱橋係数、基準熱橋
ピッチの一覧がボタン一つで表示され、簡単に入力できます。
複合部位の層構成の編集
基準熱橋係数の一部
計算機能
勾配屋根
リアルタイム計算機能
全ての構造種別において勾配屋根の入力が行えます。形状は[寄棟 ]
[切妻]
[片流れ]
[片側寄棟]の4種類が入力できます。
「寄棟+片流れ」や「切妻+片側寄棟」など、屋根形状を組み合せた入力
も可能です。
勾配は寸勾配か角度で指定が可能で、異なる勾配の屋根を同一の建物
に入力できます。
なお、屋根が熱的境界の外にある場合は屋根の入力は不要です。
リアルタイム計算機能によって断熱
仕様などの変更後に計算結果を即座に
確認できます。
複数案の検討
複数案が入力できるので、同じ住戸で
仕様を変えた場合の比較や住戸タイプ
の比較検討が可能です。
熱橋部の自動判定
RC造のスラブ、S造の柱や梁などに
より生じる熱橋部を自動判定します。
リアルタイム計算機能
寄棟+片流れ
切妻+片側寄棟
3次元表示
入力した建物モデルを3次元で表現できます。さまざまな角度から入力
モデルを確認できます。
外皮の熱貫流率表示/日射熱取得率表示
部位別の断熱性能を色分けして表示します。断熱性能を向上すべき部位
が一目で把握できます。
外皮性能WEBプログラムとの連携
独立行政法人 建築研究所のホームページで「住宅・住戸の外皮性能計算
プログラム」
(以下、外皮性能WEBプログラム)を公開しています。
外皮性能WEBプログラムは、外皮基準の判定と一次エネルギー消費量
算定に必要な外皮性能を計算します。
この計算に必要なMicrosoft Excelの計算条件入力シートをSAVE-住宅
のU値η値計算を利用して作成できます。
作成した計算条件入力シートをXMLファイルに書き出し、ブラウザー
上の外皮性能WEBプログラムにアップロードして計算を行います。
熱橋部の表示【RC/S造】
断熱材を使用している箇所や熱橋部を色分けして表示します。断熱補強
すべき部位が一目で把握できます。
計算条件入力シート
木造の熱貫流率モードでの表示
RC造の熱橋部の表示
外皮性能WEBプログラムでの計算結果
平成11年基準の対応−外皮仕様基準と設備の評価
外皮(屋根・壁・窓)の評価−仕様基準
入力ステップに従いながら外皮の仕様を入力します。また、
Q値μ値計算で作成した層構成を、評価の対象として取り込む
ことが可能です。
設備の評価−CEC計算/ポイント法
CEC計算では、入力ステップに従いながら設備機器の仕様を
入力します。ポイント法では、機器表などから設備機器の仕様
を入力すると、機器に応じた計算方法でポイントが計算され
ます。
外皮の入力例
CEC:換気計算
出力機能
計算結果は、そのまま届出可能な計算書としてMicrosoft Excelデータで出力されます。
外皮(UA値ηA値)
外皮(Q値μ値)
平成25年基準として届出でき
ます。モデルから計算された
結果と、基準の適否が一目で
分かる計算結果概要や、開口
部の仕様一覧表などの詳細な
計算書を出力します。
平成11年基準として届出でき
ます。基準の判定に必要な熱
損失係数(Q値)、夏期日射取
得係数(μ値)の詳細な計算書
を出力します。
省エネルギー対策等級判定
表は、熱損失係数等による
基準で判定が示されます。
プラン別省エネ性能比較表は、
2つのプランの省エネ性能を
分かりやすく比較できます。
同じ住宅で断熱仕様を変えた
場合などの比較検討資料とし
て利用できます。
等級4で長期優良住宅の認定
基準をクリアし、この書類で
申請できます。
プラン別省エネ性能比較表
省エネルギー対策等級判定表
外皮(仕様基準)
設備(CEC/ポイント法)
平成11年基準として届出でき
ます。躯体断熱取合部仕様一
覧では、部位別断熱仕様別に
熱貫流率が示され、層構成が
一目で分かります。
平成11年基準として届出でき
ます。CECとポイント法は
ボタン一つで切り替えられ、
簡単に出力できます。
照明計算表(CEC/L)
躯体断熱取合部仕様一覧
対応状況
評価項目
SAVE-住宅内で計算、出力
WEBプログラム入力シート作成
UA値ηA値
○
○
平成25年基準
一次エネルギー消費量
×
−
Q値μ値
○
−
動作推奨環境
価格
S :Windows 8.1※/ 8※/ 7 SP1以降 / Vista SP2以降
:.NET Framework 3.5
H D 容 量 :500MB以上の空き領域
デ ィ ス プ レ イ :1024×768ドット以上
必要プログラム :Microsoft Excel 2007以降 別途必要
グラフィックス :OpenGL
そ
の
他 :CD-ROMドライブ、USBポート
SAVE-住宅 Ver.2
年会費
対
応
O
※Windows RTは除きます。
250,000円
(税抜)
50,000円(税抜)
※購入時は製品価格と年会費が必要です。年会費は製品ごとに必要です。
※教育版は下記営業までお問い合わせください。
プログラムレンタル
構造システム・グループが提供するkozoStationを利用すると、必要な期間のみ
プログラムをレンタルして使用できます。初期コストを抑えて効率的な運用が可能
です。
建築物(非住宅)の省エネルギー計算
建築設計の企画から運用・改修まで
幅広いシーンで活用できる省エネル
ギー計算ソフトウェアです。省エネ
ルギー法に準じ、建築物(非住宅)に
おける外皮性能(PAL)と一次エネル
ギー消費量を計算し、届け出に必要な
書類の作成を支援します。
価格 300,000円(税抜)
平成11年基準
外皮仕様基準
CEC/ポイント法
○
○
−
−
ht tp://kozostation.net /
省エネルギー計算プログラム利用者の会
SAVEシリーズをご使用いただくために、「省エネルギー計算プログラム利用者
の会」への加入が必要となります。また、下記のURLより省エネルギー情報や
SAVEシリーズのセミナー資料など、さまざまなコンテンツをご覧いただくこと
ができます。
SAVE-建築 操作画面
http://w w w.kozo.co.jp/save- energy/member/