平成26年度研究大会要項

(公 印 省 略)
平成 26 年 12 月 22 日
各
高
等
学
校
長
様
県立芦屋国際中等教育学校長様
各 特 別 支 援 学 校 長 様
各 高 等 専 門 学 校 長 様
英 語 科 ・ 外 国 語 科 主 任 様
兵庫県高等学校教育研究会英語部会
会長 越前 伸也
(兵庫県立宝塚西高等学校長)
神戸支部長 西尾 勝
(神戸市立葺合高等学校長)
兵庫県高等学校教育研究会英語部会 平成26年度研究大会 ご案内
師走の候、先生方にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また平素は、当部会の活動と運
営に格別のご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、本年度の研究大会を下記により開催することになりました。ご多忙とは存じますが、多くの先
生方がご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
1 日 時 平成27年2月6日(金)
2 場 所 兵庫県中央労働センター
9:20~16:20
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通 6 丁目 3-28
TEL.078 (341)2271 FAX.078(341)7332
(神戸市営地下鉄「県庁前」駅西出口③西へ徒歩 5~7 分)
(神戸高速鉄道「花隈」駅 東口 北へ徒歩 5~7 分)
(JR 西日本・阪神電鉄「元町」駅
西口 西へ徒歩 10~15 分)
3 内 容 講演・ワークショップ
4 日 程
9:20
9:50
10:10
10:40
11:00
~
~
~
~
~
9:50
10:10
10:40
10:50
12:30
受付
開会行事
各委員会報告(エッセー、スピーチ、ディベートコンテスト)
事務局からの諸連絡
講演
「小学校外国語活動の現状と展望―中学校・高等学校への影響も視野に入れて」
講演
京都産業大学 共通教育推進機構 松永 舞 教授
◇ 松永 舞 教授 プロフィール ◇
福岡県出身。国際基督教大学卒業。アメリカ Saint Michael’s College で MA TESL(Master of Arts
in Teaching English as a Second Language)修了。神戸大学国際文化学研究科博士課程修了(博士
号取得)
。MA の教育実習(約5か月間)で南米コロンビアの英語イマ―ジョン教育学校(幼稚園か
ら高校までの私立一貫校)で英語を教えたのが初めての教員経験。その後国際基督教大学非常勤講
師を経て青山学院高等部で念願の高校教師となった。その後、近畿大学語学教育部講師、同大学経
済学部准教授を経て、2013 年度から京都産業大学共通教育推進機構教授として共通教育英語プログ
ラム改革を実行中。専門は小学校英語教育。現在は科学研究費による研究「小学校英語指導者が英
語力・指導力を習得するための自己研修に関する研究」を行っている。最近はアジア諸外国の学会
に参加し刺激を受けることが楽しみ。2012 年度に参加した台湾の英語教育学会(ETA-ROC)で学会
論文賞を受賞(論文タイトル:English training sessions for pre-service elementary school
teachers in Japan)
。
12:30 ~ 13:50 昼食・休憩
13:50 ~ 14:50 ワークショップ Ⅰ
Ⅰ
発
表
者
1
2
3
4
5
立命館宇治高校の英
語教育・国際教育推進
についての取組みの
報告
※6と同じ内容
ICTを活用し、発問
を中心とした英語コ
ミュニケーションⅠ
の授業
GUEP
(Global Understanding
through English
Presentation)と 異文
化理解授業紹介
☆英語授業のヒント from
西豪州の日本語教育
〜平成25年度教員交
流プロジェクト報告〜
「英語で学ぼう」高校英
語学習の新しい流れを目
指した3年間の取組みと
実践
真田 弘和 教諭
篠原 みゆき 教諭
(県立国際)
中川 隆二 教諭
(県立神戸高塚)
早川 雅人 教諭
(県立相生)
東谷 保裕 教頭
久保 敦 教諭
Michael Pryde 教諭
(立命館宇治)
坂本 健一 教諭
(県立姫路西)
吉井 吏 教諭
(県立宝塚西)
14:50 ~ 15:00 休憩・移動
15:00 ~ 16:00 ワークショップ Ⅱ
Ⅱ
発
表
者
6
7
8
9
立 命館宇 治高 校の 英
語教育・国際教育推進
に ついて の取 組み の
報告
※1と同じ内容
音読・筆写・暗写によ
る基礎力の向上から
運用力養成までのプ
ログラムと英語学習
への動機づけ
生徒を英語好きにさせ
る!農業高校7つの取
り組み
協同学習はじめの第一歩
東谷 保裕 教頭
久保 敦 教諭
Michael Pryde 教諭
(立命館宇治)
沖 祐介 教諭
(市立西宮)
高岡 加絵 教諭
(県立農業)
小川 雅子 教諭
(県立芦屋)
※詳細は「各分科会の内容」をご参照ください。
16:10~16:20
閉会行事
5 その他
(1) 当日は、出版社の展示を予定しております。
10
科学英語表現の取組み
二森 正人 教諭
(県立尼崎小田)
(2) 準備の都合上、下記の参加申込書にご記入の上、FAX で1月19日(月)までに(参加者
名簿作成上できるだけ早く)、事務局宛お送りくださいますようお願いいたします。
FAX:0797-73-6298(FAXの送付状は不要です。)
兵庫県立宝塚西高等学校内 兵庫県高等学校教育研究会英語部会事務局 味岡 陽子
〒665-0025 宝塚市ゆずり葉台1-1-1
TEL:0797-73-4035
(事務局 E-mail:[email protected])
(3) 中央労働センターには多人数収容できる一般入場者用の駐車場はありません。公共交通機関を利
用してお越しください。
(4) 昼食は、近隣のレストラン等をご利用ください。
平成26年度研究大会
各ワークショップの内容
ワークショップⅠ(13:50
番号
1
ワークショップ名
立命館宇治高校の英語教
育・国際教育推進について
の取組みの報告
~ 14:50 )
発表者・講師
東谷 保裕 教頭
久保 敦 教諭
Michael Pryde 教諭
(立命館宇治)
2
3
ICTを活用し、発問を中
心とした英語コミュニケー
ションⅠの授業
GUEP(Global
Understanding through
English Presentation)授
業紹介
異文化理解授業紹介
4
☆英語授業のヒント from
西豪州の日本語教育
〜平成25年度教員交流
プロジェクト報告〜
坂本 健一 教諭
(県立姫路西)
真田 弘和 教諭
篠原 みゆき 教諭
(県立国際)
中川 隆二 教諭
(県立神戸高塚)
早川 雅人 教諭
(県立相生)
ワークショップの内容
現在熱い注目を集めているIB(国際バカロレア)やSGH(スーパーグ
ローバルハイスクール)について報告させていただきます。また、本
校が約10年前から取り組んでいる英語イマージョン教育(英語を用
いて学校科目を教える教育形態)や最新の英語教育等についても担
当者から報告させていただきます。これらを通して立命館宇治高校
の様々な国際教育推進への取り組みについて参加者の皆様と共有さ
せていただけたらと思います。
(注釈)
1. IB(国際バカロレア)
国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育
プログラム。国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)
は、1968 年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、
世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生
徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付
けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレ
ア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として
設置。
英デジタル教科書やパワーポイントをTVモニタに映した授業展
開をご覧頂き、「英語の発問で授業を構成すること」「パラフレー
ズを用いた英文理解」「デジタル教科書を活用した音読活動」等に
ついて参加された先生方と意見交換ができればと思っています。
“成功するプレゼンテーション”のキーは「論理的思考力」です。
英語教育においても、生徒の論理的思考力を鍛えて「世界と主体的
に関わる力」をつけることが大きな課題となっています。本講座で
は、こうした背景に沿って開講された GUEP の授業内容の一端を紹介
します。
移民・差別・人権など世界的な問題に目を向けまずは現状を知っ
て課題を認識し、さらに自分たちでテーマを決めてリサーチをした
りディスカッションをしたりプレゼンテーションをしたりして、理
解を深めていくことを狙った授業を紹介します。
グループディスカッションを含んだ参加型ワークショップです。
一年間、兵庫県の姉妹州である西オーストラリア州との教員交流プ
ロジェクトに参加した経験を報告するとともに、ネイティブスピー
カーの活用方法、四技能の評価の工夫、言語使用場面を重視した文
法指導など、日本の英語教育改善へのヒントを参加者の先生方と考
えていきたいと思います。
5
「英語で学ぼう」高校英語
学習の新しい流れを目指し
た3年間の取組みと実践
ワークショップⅡ (15:00
番号
6
7
8
9
ワークショップ名
立命館宇治高校の英語教
育・国際教育推進について
の取組みの報告
音読・筆写・暗写による基
礎力の向上から運用力養成
までのプログラムと英語学
習への動機づけ
生徒を英語好きにさせる!
農業高校7つの取り組み
協同学習はじめの第一歩
科学英語表現の取組み
10
吉井 吏 教諭
(県立宝塚西)
本校国際教養コース3年生を対象に、文系・理系関係なく、様々
な学問分野を扱い、自らも生徒とともに英語で学んできた3年間の
取組みと試行錯誤の連続を紹介します。先生方と意見交換をしなが
ら、これからの英語教育の違った流れを生み出していくきっかけ作
りにしてみようと思います。
~ 16:00)
発表者・講師
東谷 保裕 教頭
久保 敦 教諭
Michael Pryde 教諭
(立命館宇治)
沖 祐介 教諭
(市立西宮)
高岡 加絵教諭
(県立農業)
小川 雅子教諭
(県立芦屋)
二森 正人教諭
(県立尼崎小田)
ワークショップの内容
現在熱い注目を集めているIB(国際バカロレア)やSGH(スーパーグ
ローバルハイスクール)について報告させていただきます。また、本
校が約10年前から取り組んでいる英語イマージョン教育(英語を用
いて学校科目を教える教育形態)や最新の英語教育等についても担
当者から報告させていただきます。これらを通して立命館宇治高校
の様々な国際教育推進への取り組みについて参加者の皆様と共有さ
せていただけたらと思います。
(注釈)
1. IB(国際バカロレア)
国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育
プログラム。国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)
は、1968 年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、
世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生
徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付
けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレ
ア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として
設置。
本校はいわゆる進学校ですが、入学段階で英語に対して苦手意識
を持っていたり、英語の勉強が好きではない生徒が尐なくありませ
ん。英語の授業や勉強を楽しみながら基礎力を向上させ、運用力を
養成し、さらには大学入試を突破する力をバランスよく身につける
にはどうすればいいのかを試行錯誤しながらやってきた 3 年間でし
た。最後に「この学校に入って良かったのは、この環境で英語を学
べたこと。
」「今の私の英語があるのはこの授業のおかげ。」
「苦手だ
った英語が武器になった。」「大嫌いだった英語だけど、終わってみ
れば、一度も寝なかった唯一の授業。」というような嬉しい感想をた
くさんもらいました。教科書を用いた音読・筆写・暗写による基礎
力の向上と、予習シート、復習シートを用いた運用力の養成までの
コンセプトや授業方法、実際のハンドアウトなどを紹介します。ま
た、生徒たちが教えてくれた、英語学習に前向きにさせる工夫につ
いても触れたいと思います。
英語学習に対して強い苦手意識を持つ生徒への動機づけを行うた
めに本校で行ってきた取組みをご紹介いたします。生徒自身が海外
とのつながりをいかに実感し、英語の必要性を実感できるか、また
授業で手を挙げて発表することをいかに成績に反映し、生徒にもそ
れを実感させるかなどをご紹介いたします。普通科の高校では実施
することがむずかしい内容もあるかもしれませんが、参加者の先生
方と意見交換ができればと思います。
仲間との学びあい~協同学習の時間と一人で考える時間を織り交
ぜた授業スタイルが脚光を浴びています。宝塚東高校と芦屋高校で
の実践をシェアし、協同学習はじめの第一歩を踏み出すためのワー
クショップです。
本校サイエンスリサーチ科3年生を対象に1年間取り組んできた
ことをご紹介します。2年生では、課題研究として、それぞれテー
マに応じて研究し日本語で発表しています。3年生では、その内容
を振り返り英語で要旨を作成し発表を行いました。理科の教員、ALT
と連携して授業をしています。理系分野、内容をベースに英語を教
えること、他教科と連携することに関心がある方など、ぜひ意見交
換したいです。
英語部会事務局
宛
(県立宝塚西高等学校)
FAX: 0797-73-6298
平成26年度 兵庫県高等学校教育研究会英語部会 研究大会 参加申込書
支部:
学校名:
希望されるワークショップ
参加される先生のお名前
ワークショップⅠ
ワークショップⅡ
1~5から選択
6~10から選択
第1希望
第2希望
第3希望
第1希望
第2希望
第3希望
※支部:神戸・阪神・丹有・東播・西播・但馬・淡路
※本部役員・神戸支部役員の先生はお名前の後にその旨ご記入ください。
※希望されるワークショップを選び,番号で記入してください。なお,必ず第3希望までの記入をお
願いいたします。
(
「立命館宇治高校の英語教育・国際教育推進についての取組みの報告1・6」の内容
は同じです。
)
兵庫県中央労働センター 案内
(神戸市中央区下山手通 6 丁目 3-28)
【交通】
■神戸市営地下鉄「県庁前」駅西出口③西へ徒歩 5~7 分
■神戸高速鉄道「花隈」駅 東口 北へ徒歩 5~7 分
■JR 西日本「元町」駅 西口 西へ徒歩 10~15
■阪神電鉄「元町」駅 西口 西へ徒歩 10~15 分