2015年1月号

No.16
森下文化センター
第 34 号
休館のお知らせ
平成 27 年 7 月から
平成 28 年 7 月末まで
森下文化センターの
改修工事
を行います
大変ご迷惑をおかけいた
します。何卒、よろしくお願
いいたします。
©田河水泡 / 講談社
平成 27 年 1 月 15 日発行
〒135-0004 東京都江東区森下 3-12-17
電
話 03-5600-8666
F A X 03-5600-8677
H
P http://www.kcf.or.jp/morishita
【 開 館 時 間 】午前9時~午後10時
【 休 館 日 】第 1・3 月曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12/29~1/3)
‘15
北
葛
飾
狸
狐
・
画
、
三
木
淳
史
・
彫
り
刷
り
『
深
川
七
不
思
議
』
浮
世
絵
風
木
版
画
よ
り
「
万
年
橋
の
主
」
1 月号
本
年
も
ど
よう
ろぞ
し
く
お
願
い
い
た
し
ま
す
発売中
第 10 回 のらくろマンガ賞 大賞決定!
江東区立
応募総数 212 点の中から下表のとおり、大賞作品が決定
しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
【作品展示会】開催中~1 月 16日(金)9:00~21:00
【授賞式】1 月 11 日(日)14:00~ 2 階多目的ホール
審査員による作品講評があります。どなたでもご参加いただけます。
部門
賞
作品タイトル
受賞者名
一般
大賞
ぼくののらくろ
松田まさる
ジュニアA
(小学生以下)
大賞
ありがとう!!のらくろ!!
吹野 友璃香
ジュニアB
(中高生)
大賞
のらくろはみんなを笑顔にする!
三島萌佳
一般
大賞
二重の喜び
相澤拓
私のいろんなうれしいこと
髙橋結希
イラスト
テーマ
“みんなの
のらくろ”
コマ漫画
テーマ
“うれしい”
ジュニア
大賞
(中学生以下) 区長特別賞
一般
大賞
晴れた日には、傘をさして
袖山 百年
ジュニア
(中学生以下)
大賞
福袋戦争
長澤太一
ベストオブベスト★
第1回
コマ部門
大賞
プレゼント
前川達洋
臨海小学校
幼少期から青年期を
江東区で過ごした田
河水泡は、明治44
年に市立臨海尋常小
学校(現・臨海小学
校)を卒業しました。
明治38年に開校した臨海小学校(門前仲町1
丁目)は、今年で109周年を迎え、11月2
9日(土)、開校記念集会が行われました。
司会・進行は代表委員の児童。この日のために
準備を重ねてきました。実川栄一校長先生や同
窓会長の鈴木俊朗さん・卒業生でもある利根川
大樹PTA会長のお話から、昔の学校や子ども
たちの様子を知りました。続く3択形式の「臨
海小クイズ」では、おもしろい選択肢の数々に
大いに盛り上がりました。もちろん大先輩、田
河水泡の問題もあり・・子どもたちは、楽しく
学校の歴史を学びました。
「私のいろんなうれしいこと」
髙橋結希
「のらくろはみんなを
笑顔にする!」
三島萌佳
ストーリー
10回記念
特別賞
皆勤賞
第1回~第10回までの
全ての回に作品を応募された方
「福袋戦争」
長澤太一
13名
「田河水泡さんが描くマ
ンガのキャラクターは?」
①ふなっしー②のらくろ
③ピカチュー
もちろんみんな大正解!
「ありがとう!!のらくろ!!」
吹野友璃香
突然のらくろが
登場!楽しい寸
劇が披露されま
した。
★歴代大賞受賞作品中のベスト1
昭和 5 年に架けられ
た、現在の萬年橋
大
き
な
鯉
(
主
)
が
棲
ん
で
い
る
そ
う
な
・
・
・
の
主
」
が
あ
り
ま
す
。
こ
の
橋
の
付
近
に
は
さ
て
、
『
深
川
七
不
思
議
』
に
「
万
年
橋
「
ケ
ル
ン
の
眺
め
」
と
称
さ
れ
て
い
ま
す
。
萬
年
橋
か
ら
の
眺
め
が
最
も
美
し
い
と
、
美
な
デ
ザ
イ
ン
で
知
ら
れ
て
い
ま
す
。
こ
こ
橋
で
、
「
震
災
復
興
の
華
」
と
呼
ば
れ
、
優
ケ
ル
ン
に
あ
っ
た
吊
橋
を
モ
デ
ル
に
し
た
清
洲
橋
が
見
え
ま
す
。
清
洲
橋
は
ド
イ
ツ
・
ケルンの眺め
一
度
覗
い
て
み
て
く
だ
さ
い
。
萬
年
橋
の
た
も
と
か
ら
隅
田
川
下
流
に
ら
れ
た
も
の
で
す
。
震
災
後
の
復
興
計
画
に
よ
っ
て
架
け
替
え
さ
れ
て
い
ま
す
が
、
現
在
の
橋
は
、
関
東
大
江
戸
期
を
通
じ
て
四
回
改
架
さ
れ
た
と
て
永
代
橋
を
目
指
し
た
と
さ
れ
ま
す
。
な
い
よ
う
両
国
橋
を
避
け
、
萬
年
橋
を
通
っ
寺
へ
向
か
う
途
中
、
登
城
す
る
大
名
に
会
わ
ま
た
、
赤
穂
浪
士
は
討
ち
入
り
後
に
泉
岳
材
と
し
て
取
り
上
げ
て
い
ま
す
。
で
、
歌
川
広
重
は
名
所
江
戸
百
景
の
中
で
題
橋
で
、
葛
飾
北
斎
は
富
嶽
三
十
六
景
の
中
妨
げ
な
い
よ
う
に
橋
脚
を
高
く
し
た
太
鼓
こ
の
橋
は
高
橋
と
同
じ
く
、
船
の
航
行
を
う
に
な
っ
た
時
期
は
不
明
で
す
。
す
。
こ
の
橋
が
「
萬
年
橋
」
と
呼
ば
れ
る
よ
賀
名
で
、
日
本
各
地
で
採
用
さ
れ
て
い
ま
す
る
よ
う
に
と
の
願
い
が
込
め
ら
れ
た
慶
て
い
た
た
め
、
「
万
年
」
に
渡
っ
て
長
持
ち
橋
洪
水
な
ど
で
た
び
た
び
架
け
替
え
ら
れ
し
ま
す
。
「
萬
年
橋
」
と
は
、
近
代
以
前
の
「
元
番
所
」
と
呼
ば
れ
て
い
た
こ
と
に
由
来
に
中
川
口
へ
移
さ
れ
た
た
め
、
こ
の
辺
り
が
が
置
か
れ
て
い
ま
し
た
が
、
明
暦
の
大
火
後
江
戸
時
代
初
期
、
橋
の
す
ぐ
北
側
に
船
番
所
は
「
元
番
所
の
は
し
」
と
記
載
が
あ
り
ま
す
。
す
が
、
延
宝
八
(
一
六
六
〇
)
年
の
地
図
に
萬
年
橋
が
架
け
ら
れ
た
年
代
は
不
明
で
~
萬
年
橋
の
お
は
な
し
~
森
下
界
隈
端
か
ら
橋
ま
で