発行 神協連ニュース No.403

神奈川県生活協同組合連合会
No.403 2015年2月7日
横浜市港北区新横浜2丁目6番地13 新横浜ステーションビル9階 〒222-0033
(代表)
TEL 045−473−1031
FAX 045−473−9272
Email:[email protected]
http://www.kanaken.or.jp/
神奈川県生協連
2015 年
賀詞交歓会が開催されました
■ 日 時/2015年1月7日(水)10:30∼13:15(受付開始 10:00)
第1部 全体の賀詞交歓会 第2部 会員関係交流会
■ 会 場/ワークピア横浜 2階 おしどり・くじゃく ■ 出席者/239名
■ 主 催/神奈川県生活協同組合連合会理事会
■ 協 力/神奈川県生活協同組合連合会組合員活動委員会
(生協ユーコープ、
パルシステム神奈川ゆめコープ、
医療生協かながわ、
生活
クラブ生協神奈川、
うらがCO-OP、
ナチュラルコープ・ヨコハマ、
福祉クラブ
生協、
全日本海員生協、
富士フイルム生協、
神奈川北央医療生協、
川崎医療生協、
神奈川みなみ医療生協、
日本
労働者協同組合連合会連合会センター事業団神奈川事業本部)
会員生協(生協ユーコープ、
パルシステム神奈川ゆめコープ、
生活クラブ生協神奈川、
うらがCO-OP)
飯田祐二理事(うらがCO-OP理事長)
■ 司 会/第1部 安部裕子常務理事(生活クラブ生協常務理事)、
第2部 水谷清一常務理事(神奈川北央医療生協専務理事)、石田昌美(神奈川県生協連統括マネージャー)
■ 主催者挨拶/木下長義会長理事
■ 多くのご来賓を代表してご挨拶をいただきました
行政を代表して
神奈川県 知事
黒岩 祐治 様
議会を代表して
横浜市会
副議長
仁田 昌寿 様
協同組合を代表して
神奈川県農業協同組合中央会
専務理事
瀬戸 浩一 様
労働福祉団体を代表して
神奈川県労働者福祉協議会
会長
柏木 教一 様
乾杯のご発声
神奈川新聞社
代表取締役社長
並木 裕之 様
■ 鏡開き
横浜市・経済局長
牧野 孝一 様
日本銀行・横浜支店 支店長
岩崎 淳 様
神奈川県ユニセフ協会 会長(横浜国立大学学長) 鈴木 邦雄 様
富士シティオ株式会社・代表取締役
菊池 淳司 様
主婦連合会・会長
山根 香織 様
中央労働金庫神奈川県本部・本部長
野村 芳宏 様
神奈川県漁業協同組合連合会・代表理事専務
岡 彬 様
日本生活協同組合連合会・専務理事
和田 寿昭 様
神奈川新聞社・代表取締役社長
並木 裕之 様
全国消費者団体連絡会・事務局長
河野 康子 様
かながわ国際交流財団・専務理事
水田 秀子 様
日本労働組合総連合会神奈川県連合会・事務局長 林 克己 様
消費者支援かながわ・理事長
武井 共夫 様
神奈川県司法書士会・副会長
加藤 正治 様
日本医療福祉生活協同組合連合会・専務理事
東久保浩喜 様
神奈川県生活協同組合連合会・会長理事
木下 長義
1
活動紹介
神奈川県協同組合連絡会「協同組合体験・交流学校」暮らし方・働き方再発見
ワーカーズ・コレクティブをもっと知ろう
■
■
■
■
日 時/12月16日(火)10
:
00∼12
:
00
会 場/特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブたすけあい戸塚、
「ふれあい広場よつば」 参加者/6名(生協ユーコープ、
生活クラブ生協、
JA神奈川県中央会、
神奈川県生協連)
開催目的/ワーカーズ・コレクティブは、
これまでの「雇用関係」による働き方
ではなく、
意(おもい)を同じに人たちが集まって事業を起こし、
協
同して働く
「働く人の協同組合」です。その組織や事業内容等を
詳しく知ってもらう機会として開催しました。
■ 内 容/・ワーカーズ・コレクティブ紹介DVD「涼子の選択」上映
・神奈川県のワーカーズ・コレクティブの紹介
・事例紹介『たすけあい戸塚』の実践
・ふれあい広場よつばのランチを囲みながら交流
神奈川県のW.Coについて説明
・参加者から感想、
質問
たすけあい戸塚外観
会場風景
ふれあい広場よつばのランチ
福祉クラブ生協 25周年記念新春交流会
◀お琴の演
福祉クラブ生協では、
1989年に設立してから25周年
奏と歌
を迎えたことを記念して、
1月18日に横浜市教育会館を
▶ワーカーメ
ンバーの皆さ
会場として、
「25周年記念新春交流会」を開催しました。
んによるバン
25周年を記念して行っている共同購入企画やホーム
ドの演奏。
ページリニューアルの紹介、
組合員の皆さんによる演奏、 お琴の演奏と歌
そしてクイズ大会等、
300人近い参加者の方と共に楽し
みました。
福祉クラブ自慢の8つの食事サービスW.Coによる手
作りの料理は、
福祉クラブで扱う消費材を使ったもの。
これまでずっと変わらずご支援くださった皆様と交流し、
設立時のご苦労なども伺いながら、
これからの活動への
「切手のない贈り物」の歌と手話ダンス。
活力を頂くことができました。
福祉クラブ生協の生産者に関する○×クイズ
2
児玉専務理事より感謝の挨拶。
1989年 福祉クラブ生協設立
1992年 機関紙「うェるびィー」創刊
福祉クラブ生協の
1994年 食事サービス事業開始
あゆみ
1995年 介護生活用品店オープン
1996年 第1回ふくしまつり実施
1998年 組合員1万人達成
2000年 介護保険事業の取組開始・移動サービス事業開始
2003年 入居施設「コア北鎌倉」オープン・福祉事業会費制度開始
2004年 複合型施設「Dayひよし」オープン・コミオプサポーター登録開始
2007年 子育て支援事業開始
2012年 入居施設を含む複合福祉施設「きらり港北」オープン
活動紹介
核兵器廃絶署名14万1,280筆を
広島市松井一實市長に届けました
∼核兵器も戦争もない平和な未来を子どもたちに手渡すために∼
私たちは各国の指導者に要請します。また国連の強いリーダーシップに期待します。
〇核兵器廃絶に向けた真摯な取り組みを開始してください!
〇すべての都市、すべての人間を戦争により攻撃することをやめてください!
署名お渡し
■ 日 時/2015年1月21日(水)14;00
■ 会 場/広島市役所 本庁舎 市長公室
■ 出席者/
● 広島市
松井 一實 広島市長
小溝 泰義 広島平和文化センター理事長
湯浅 敏郎 広島平和文化センター常務理事
谷川 晃 広島平和文化センター国際部長
荒瀬 尚美 広島平和文化センター2020ビジョン推進担当課長 ● 生協
當具 伸一 神奈川県生協連理事(生協ユーコープ理事長)
・2015年NPT再検討会議生協代表団結成に向けた
実行委員会委員長
桑原 信子 生協ユーコープ理事
鈴木 紀子 パルシステム神奈川ゆめコープ理事
吉田 敬哲 静岡県生協連会長
上田 由紀 パルシステム静岡副理事長
大塩 祐治 山梨県生協連会長
朝見 秀秋 事務局
■ 署名数/14万1,280筆
呼びかけ
「わが子を戦場へ送りたくない」
「子どもたちに平和な未来を残したい」。
親であれば誰もが持つ共通の願いです。そして、
私たちが求めるよりよいくらしも、
平和なくしてはありえませ
ん。生協では、
戦争の悲惨さや被爆体験を風化させず語り伝え、
平和の尊さを親子で考えあう取り組みなど
を粘り強くすすめています。毎年8月の下旬には、
神奈川県原爆被災者の会(中村雄子会長)の皆さまと「原
爆と人間展」を横浜東口・新都市プラザで開催しています。
今年は5年に1度のNPT再検討会議が国連本部で開催される年です。
また被爆70年の年になります。
NPTは核不拡散条約で、
1970年に発効した核兵器の拡散を防止するための国際条約です。2000年の再
検討会議では核兵器国が核廃絶を達成すると約束し、
2010年の再検討会議では歴史上初めて「核兵器禁
止条約」の交渉や「核兵器の非人道性」に注目する必要について、
すべての加盟国が合意しました。核軍縮は
なかなか進んではいませんが、
2013年9月26日の「核軍縮に関する国連総会ハイレベル会合」の開催を受
け、
2014年秋の国連総会においては、
9月26日を「核兵器廃絶国際デー(核兵器の全面的廃絶のための国
際デー)」と制定しました。この日は、
核兵器のない世界という共通目標の実現をめざした国際努力の促進に
向け、
核兵器が人類に及ぼす脅威やその廃絶の必要性に関する世論喚起や教育を強化するための日です。
こうした状況で開催される2015年再検討会議をぜひ成功させ、
「核兵器のない世界」への道筋を確かな
ものにするためには、
核兵器のない世界を願う国内・国際的な世論の高まりが大変大切です。
「原爆の被害者
は私たちで終わりにして欲しい」
「私たちが生きているうちに地球上から核兵器をなくして欲しい」との被爆
者の切実な願いを受け止め、
行動していきましょう。
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活動紹介
新しく、やまゆり生協が県生協連の仲間に加わりました
はじめましてやまゆり生協です。このたび、
神奈川県生活協同
組合連合会に賛助会員として加わることになりました。
皆様のお仲間に加えていただき感謝申し上げます。やまゆり生協
は1982年に「県民生活協同組合やまゆり」として発足し、
現在、
組合員数3,525名、
海老名市に拠点を置き、
県央を中心に県西ま
で宅配しています。
「食べる人・作る人・自然環境が元気な未来へ」をモットーに、
食べ
ものと主体的に向き合い、
考える人を少しずつ増やし、
生産現場と
食卓をつなぐ具体的な提案ができるように取り組んでいます。
経験豊かな会員のみなさまに囲まれ、
ご指導を仰ぐことばかり
かと思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
安藤由美子 理事長から
私たちは「原材料の新鮮さや、
加工者の高い技術で作られたシンプルで安全で美味しい
物が食べたい」という思いで活動しています。
素材が新鮮だから「結着材」
「保存剤」
「化学調味料」が必要ない。
「土作り」を徹底しているから、
「農薬」
「化学肥料」が必要ない。
そんなおいしい食べ物を求めて、
日々生産者・メーカーさんと共に努力しています。
世界的におきる様々な問題についても、
「 食」の観点から「未来」
「子どもたち」をキー
ワードにぶれずに考えていきたいと思います。
「食」を通じて繋がる身近な人たちと幸せを共有する。
幸せの繋がりが広がって行く。
これは究極の「平和運動」ではないでしょうか。
生協活動はとても大切な使命を帯びているのですね。
予告
福島県のアイコープのまつりで挨
拶をする安藤由美子理事長
福島の子ども保養プロジェクト
3月26日(木)
∼30日(月) 福島県から子どもたちを招待して保養プロジェクト
◎実行委員会構成
ユーコープ、
パルシステム神奈川ゆめコープ、
うらがCO-OP、
富士フイルム生協、
ナチュラルコープ・ヨコハマ、
神奈川大学生協、
川崎医療生協、
医療生協かながわ、
神奈川みなみ医療生協、
神奈川北央医療生協、
守りたい子ども未来プロジェクト、
神奈川県ユニセフ協会、
神奈川県生協連
2014年度 第5回 理事会報告
■ 日時/2015年1月20日
(火)15:00∼16:52
■ 会場/横浜市港北区新横浜2-4-9 全労済神奈川会館 5階 特別会議室
〔議決事項〕
〔協議事項〕
1.2015年度 神奈川県生協連年間日程の考え方(案)について 1.2015年神奈川県生協連賀詞交歓会開催報
2. やまゆり生活協同組合の神奈川県生協連賛助会員加入について 2.神奈川県生協連 3. 神奈川県生活協同組合連合会第64回通常総会の開催について
2014年度活動報告と2015年度方針(一次案)
4.2015年度予算の考え方と審議のすすめ方について 3. 2015年度役員視察研修について
5.神奈川県生協連役員選任区分と定数について
4
活動紹介
NPO法人神奈川県消費者の会連絡会・神奈川県消費者団体連絡会 結成記念事業
考えてみよう エネルギー問題 記念講演会 第2弾
神奈川県消費者団体連絡会は今年で設立40周年を迎え
ました。同じく40周年を迎えたNPO法人消費者の会連絡会
と一緒に、
「40周年記念講演会 考えてみよう エネルギー
問題」を開催しました。
■
■
■
■
日 時/2014年12月10日(水)10:00∼11:45
会 場/かながわ県民センター 3階 301会議室
参加者/57名
内 容/
講演 1『かながわスマートエネルギー計画』
の推進」
講師:黒岩 祐治 神奈川県知事
講演 2「市民と協働で創る再生可能エネルギー」
講師:志澤 昌彦 ほうとくエネルギー株式会社 取締役副社長
「特定非営利活動法人 消費者支援かながわ」設立総会
消費者トラブルは増加し多様化しています。昨年神奈川県内の
消費生活相談センターに寄せられた相談は69,691件もあります
が、
更に行政の相談窓口にたどり着いていない相談が多数あるであ
ろうことを考えると、
県内における消費者被害は膨大なものである
ことが推測されます。
2006年に改正された消費者契約法では新たに「適格消費者団
体」の制度が規定されました。これは、
消費者全体を代表してその
利益擁護のために差止請求権を適切に行使することができる適格
性を備えた消費者団体として、
内閣総理大臣の認定を受けるもの
です。
適格消費者団体は、
「消費者契約法」
「特定商取引法」
「景品表
示法」を守らない事業者の不当行為に対して差止請求ができます。
武井 共夫
◎概要
消費者支援かながわ理事長
日時/2015年12月17日(水)18:00∼19:15
・弁護士
会場/神奈川県司法書士会館 3階 会議室
出席者/会員54会員中43会員参加 オブザーバー9名
(会員:個人:弁護士15名、
司法書士15名、
消費生活相談員9名、
税理士1名、
その他4名、
団体会員:10)
行政オブザーバー出席者:
消費者庁消費者制度課 課長補佐 高桑 昌明さん
政策企画専門官 小田 典靖さん
内閣府消費者委員会事務局 事務局長 黒木 理恵さん
神奈川県消費生活課指導グループ グループリーダー 山﨑 葉子さん
相談第二グループ グループリーダー 大浦 良浩さん
5
生協運営協議会
活動報告
川崎市
を企画しました
生協運営協議会 「エコバスツアー」
10月20日に、
川崎市消費者行政センターの協力をいた
だき、
NPO川崎市民石けんプラント、
川崎市環境総合研究
所、
川崎バイオマス発電所を19名で見学しました。今回の
見学で、
川崎市環境総合研究所の存在自体や、
石けんプラ
ントで川崎市内の学校給食や家庭からの使用済み食用油
の回収から、
リサイクル石けん「きなりっこ」と BDF燃料
を製造していることなどを知るいい機会になりました。参
加者からも「いいツアーだった」
「勉強になった」等の声を
たくさんいただき、
企画してとてもよかったと感じています。
生協運営協議会
2014年度第2回全体交流会を開催
生協運営協議会は地域で活動する生協がお互いに信頼し協力しあって、
いつまでも安心して過ごせる地域社会を実現するために、
活動しています。
現在、
横浜市、
川崎市、
相模原市、
横須賀市、
藤沢市、
大和市の6市において、
地域生協・職域生協・医療生協・大学生協が協力しています。
生協運営協議会の全体交流会は年2回の開催ですが、
今回は地域の最
大課題である「今後の社会制度と2025年に向けた医療・介護制度改革と連
携促進について」についての学習と、
今年度の上期活動報告と下期活動課
題の報告交流の2本立てで開催しました。
■ 日 時/2014年12月24日(水)10:00∼12:10
■ 会 場/新横浜 パルシステム神奈川ゆめコープ 本部 2階会議室
■ 参加者/26名(横浜市、
川崎市、
相模原市、
横須賀市、
藤沢市、
大和市の各運営協議会)
所属生協:生協ユーコープ、
パルシステム神奈川ゆめコープ、
さがみ生活クラブ生
協、
福祉クラブ生協、
うらがCO-OP、
ナチュラルコープ・ヨコハマ、
医療生協かなが
わ、
神奈川北央医療生協、
日本生協連中央地連、
神奈川県生協連)
■ 内 容/
開会挨拶 丸山 善弘(神奈川県生協連専務理事)
学習講演 「今後の社会制度と2025年に向けた医療・介護制度改革と連携促進について∼
生活を支える生協と地域社会の行方∼」
講 師 千田 透さん(独立行政法人 福祉医療機構 福祉貸付部長)
報告交流 「運営協議会2014年度今年度の上期活動報告と下期活動課題」
川崎市生協運営協議会、
相模原市生協運営協議会、
藤沢市生協運営協議会、
大和
市生協運営協議会、
横須賀市生協運営協議会、
横浜市生協運営協議会
報 告 「2015年介護保険制度改定に伴う市町村訪問活動報告とこれからの活動予定」
千田透さんは、
生活協同組合は「生協が地域社会の一員として、
市民の地域生活を守る主体
であると自覚を持つべき」であり、
「地域で市民の生活を支える」ことは生協の存在意義であり
DNAであると強調されました。報告の最後に
〇医療・介護の問題は生活課題であり、
その支援は地域創り、
まち
〇市民が変われば市町村行政が変わる。地方分
づくりに繋がる。コミュニティの再活性化なくして解決できない。
権時代は、
賢い市民が、
行政を育てる役割を有
地域のまとまりが高まると、
自殺や犯罪な
〇人々のつながりができ、
する。
どいわゆる社会的逸脱行動、
社会病理現象は減少する。
とまとめられました。 〇生活協同組合が連携して地域活動を行い地域のつながりを
これからの地域社会にあって生協が正面に据え
強化。相互扶助は地域社会再生の軸になりうる。災害の備え
て取り組むべき最大課題は、
医療・福祉・助け合
に有効な手立てとしてPR。
い・健康づくりです。今後も生協間の連携、
行政
〇積極的な諸外国への貢献は人材確保に繋がる。
との連携を深めつつ、
取り組みを深めていきます。
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