インドネシアファンド

フィリップ-アイザワ トラスト
販 売 用 資 料
インドネシアファンド
月報
基準日: 2014/11/28
ケイマン籍/契約型外国投資信託(米ドル建て)
運用実績の推移
ファンド概要
純資産価格
220
形
200
設
180
投資運用会社 : フィリップ・キャピタル・マネジメント(S)リミテッド
ジャカルタ総合指数
態 : ケイマン籍/契約型外国投資信託(米ドル建て)
定
日 : 2008年1月11日(金)
160
140
管 理 会 社 : FCインベストメント・リミテッド
120
申 込 単 位 : 10口以上1口単位
100
80
60
40
資産状況
純資産価 格
(1口あたり)
※ 上記の実績は信託報酬および実績報酬等差引き後の1口あたり純資産価格の推移
※ 指数はベンチークではなく参考数値(設定日を100として指数化して表示)
159.45
420 万
純資産総 額
為替の推移(参考)
(ルピア)
14,000
資 産別構成 比 (米ドル)
398万
94.79%
株式
22万
5.21%
現金他
420万 100.00%
合計
期間別騰落率
1米ドル/ルピア
13,000
12,000
期間
1 カ月
3 カ月
6カ月
ルピア安
11,000
10,000
JCI指数
1.19%
1米ドル/ ルピア
1.00%
-5.48%
-1.18%
20.94%
0.25%
5.23%
20.99%
4.41%
4.54%
2.01%
59.45%
88.64%
29.33%
フ ァンド
0.48%
1年間
設定来
※ 上記の実績は信託報酬および実績報酬等差引き後の数字。
9,000
※ 上記の「ファンド」騰落率はファン ド基準日ベース、
その他の騰落率については月内最終売買日ベース
ルピア高
8,000
組み入れ状況
1
テレコムニカシ・インドネシア
組 入 れ 上 位1 0 銘柄
コード
TLKM IJ
情報・通信
種別
2
純資産比
10.16%
1
業種別組入れ状況
銀行業
純資産比
24.18%
シプトラ・プロパティ
CTRP IJ
不動産業
8.62%
2
不動産業
13.94%
3
バンク・セントラル・アジア
BBCA IJ
銀行業
8.51%
3
建材
13.37%
4
セメン・インドネシア
SMGR IJ
建材
7.78%
4
情報・通信
10.16%
5
インドネシアガス公社
PGAS IJ
ガス
7.62%
5
ガス
7.62%
6
マンディリ銀行
BMRI IJ
銀行業
6.99%
6
小売業
6.03%
7
アストラ・インターナショナル
ASII IJ
小売業
6.03%
7
自動車用品・部品
5.82%
8
アストラ・オートパーツ
AUTO IJ
自動車用品・部品
5.82%
8
マスコミ
5.81%
9
インドセメント・トゥンガル・ブラカルサ
INTP IJ
建材
5.59%
9
食料品
2.61%
不動産業
5.32%
10 建設・採掘機械
10 スルヤ・セメスタ・インターヌサ
SSIA IJ
計
72.44%
2.37%
計
91.91%
※四捨五入の関係上、資産別構成比 の株式(オプション 含む)が合わない可能性があります。
本資料5ページ以降に記載されておりますファンドのリスク および留意点、費用 、当資料のお取扱についてのご 注意等の事項を必ずご確認ください。
◇管理会社 :
FCインベストメント・リミテッド
1
ファンドマネージャーのコメント
運用報告およびマーケット概観
 マーケット概観
ジャカルタ総合指数(現地通貨ベース)は、成長やインフレの潜在的な影響をほとんど受けず、5,150ポイント(前月比1.19%の
上昇)で当月の取引を終えました。11月18日、政府がガソリンに対する補助金を削減し、ガソリン価格を1リットル当たり2,000ルピ
ア引き上げ8,500ルピアとしたことに対して、外国人投資家は好感しました。外国人投資家のインドネシア株式の買い越し額は4
億ドルとなりました。ルピアは前月比1.0%下落し、1ドル12,206ルピアとなりました。金融や通信セクターを中心に、エネルギー
を除く全てのセクターが収益を計上しました。
 経済関連の主要ニュース
1) 政府がガソリンに対する補助金を削減し、ガソリン価格を1リットル当たり2,000ルピア引き上げたことにより、110~140兆ル
ピアの財政削減が見込まれます。
2) 政府は、とりわけ石油及び天然ガス・セクターのいくつかのポストについて、SKK Migasのヘッド及びプルタミナのCEOなど、
専門家を起用しました。
3) 消費者物価指数(CPI)は前年比6.23%の上昇となり、前月比では1.5%の上昇となりました。コア消費者物価指数は前年
比4.21%の上昇となりました。
4) 貿易収支は10月に2,300万ドルの黒字となり、市場予想の6,100万ドルの赤字を大幅に上回りました。
5) インドネシア中央銀行は、2013年11月以降で初めて政策金利を0.25%引き上げ、7.75%としました。
6) 10月のマネーサプライ(M2)は前年比12.5%増となり、前月比では0.4%増となりました。
 市場の見通しと今後のポートフォリオ戦略
当ファンドは当月、コモディティ価格が低調に推移すると予想し、アダロ・エナジー(ADRO)とティマ(ペルセロ)(TINS)を売却しま
した。これらのポジションは含み益の状態を維持していたため、今回の手仕舞いにより売却益を計上しました。さらに、スルヤ・チト
ラ・メディア(SCMA)も減らし大幅な利益を計上しました。既存のポジションでは、マンディリ銀行(BMRI)とインドネシアガス公社(P
GAS)のポジションを増やしました。前者については、大手銀行に対して強気の見方を持っており、後者については、ジョコ・ウィドド
政権下でガスの販売高の伸びに対して明るい見通しを持っているからです。新規のポジションでは、BIRD(フルネームはブルーバ
ード)を加えました。同銘柄はインドネシアのタクシー・サービスの大手であり、11月に株式が新規公開されました。
当ファンドの純資産価格は当月に米ドル換算で0.48%の上昇となり、0.1%上昇したジャカルタ総合指数をアウトパフォームしま
した。スルヤ・セメスタ・インターヌサ(SSIA)(工業団地開発会社)及びシプトラ・プロパティ(CTRP)(シプトラ・グループの商業用不
動産部門)の2社が11月に当ファンドで最高のパフォーマンスとなったことで、インドネシア市場の信頼回復の兆しとなりました。
組入れ上位銘柄
当ファンドは2014年11月28日現在、純資産の94.79%を株式に投資しています。
 テレコムニカシ・インドネシア(TLKM IJ) (前月比2.7%上昇)
同社はインドネシアにおけるモバイル通信の普及によって多大な利益を得ると見込まれます。現在、インドネシアのモバイル市場の
50%近くを占め、売上高に基づく市場シェアは60%を超えています。加入者数の伸びは鈍化したものの、競争は緩和されており、
通話料は徐々に上昇しています。同社は3.6%の魅力的な配当利回りを維持しており、同社の潤沢なキャッシュ・フローを踏まえる
と、この水準は持続可能であり、かつ非常に魅力的(低利回りのインドネシア市場において)であると考えます。
同グループの2014年第3四半期の業績は市場予想通りとなりました。2014年第3四半期の売上高(ICコスト控除後)は前年同期
比5.4%増、EBITDAは前年同期比4.2%減、純利益は前年同期比2.6%増となりました。注目点としては、テルコムセル社の
携帯電話加入件数が前年同期比9%増(これに対して競合相手のPT XLアクシアタ社は前年同期比横ばいであった)となり、加入
者1人当たりの平均売上高(ARPU)は前年同期比で安定しており、前四半期比では5%増となりました。データ&インターネット収
入(SMSを含む)は前年同期比14.2%増となり、純収入の45%を占めました。これまでの業績を見る限り、同社はインドネシア通
信市場においてトップの地位を維持しており、インドネシアの長期的な消費動向を踏まえると、有望かつ安全な投資先であるように
思われます。
本資料5ページ以降に記載されておりますファンドのリスク および留意点、費用 、当資料のお取扱についてのご 注意等の事項を必ずご確認ください。
◇管理会社 :
FCインベストメント・リミテッド
2
 シプトラ・プロパティ(CTRP IJ) (前月比9.9%上昇)
同社はシプトラ・デベロップメント社の子会社であり、ジャカルタ及びバリにおいて、複合用途不動産開発や、商業用プロジェクト及
びホテル・プロジェクトに重点を置いています。同社の最も重要な不動産はシプトラワールド1及び2であり、ジャカルタ中心部にある
それぞれ5.5ヘクタール及び3.1ヘクタールの複合用途不動産開発です。同社は通常、経常収益を目的として投資用不動産を
保有しますが、同社は今後の開発では開発・販売モデルに移行する方針であり、これにより経常投資収益に比べ開発・販売を通じ
て利益率の増加が見込めると考えられます。
同社の業績発表によると、2014年1月から9月までの純利益は2,280億ルピアとなり、前年同期比34%減となりました。一方、売
上高は前年同期比0.5%減の1兆1,000億ルピアとなりました。アパートや戸建て住宅の販売が低調だった一方で、シプトラワー
ルド・ジャカルタ・フェイズ1複合用途施設でのオフィス販売が好調となりました。営業利益は、主に販売構成が良かったことによりや
や改善し、4,300億ルピアとなりました。業績は市場予想を上回りました。マーケティング・セールスも、主に西ジャカルタのシプト
ラ・インターナショナル・プリ・プロジェクトが上手くローンチしたことにより、市場予想を上回りました。
当ファンドが同社を選好する理由としては、同社のジャカルタ中心部の商業地区へのエクスポージャーが挙げられ、とりわけジャカ
ルタのオフィス用不動産に注目しています。当ファンドはインドネシアの不動産の長期的な評価について楽観的に考えており、同
社には魅力的な価値があります。2014年9月現在、同社の純負債比率は40%であり、比較的健全な水準を維持しているため、同
社のバランスシートにほとんど問題はありません。とりわけ、外国人による高級アパートの購入を新政府が認めれば、同社は大きな
恩恵を受けると考えられます。
 バンク・セントラル・アジア(BBCA IJ) (前月比0.4%上昇)
同行は、最も強力な支店網を有するほか、さまざまな業種にわたり幅広く融資先を分散しており(ほとんどの場合、特定の業種への
融資額は総貸出残高の7%未満に抑えられています)、インドネシアで最も健全な銀行であると見られています。
同行は2014年第3四半期にまずまずの決算内容となり、純利益は前四半期比4%増、前年同期比では8%増となりました。これは、
ローン価格の見直しにより純利鞘(前四半期比0.03%上昇、前年同期比0.45%)が拡大したことによるものでした。一方、金利以
外の収入は前四半期比9%増、前年同期比では19%増となりました。大手企業(4,000億ルピアの貸付残高)の格下げにより、不
良債権比率は前四半期比0.2%上昇しました。経営陣は現在、企業部門の伸びにより2014年度の貸出が10-11%の伸びを示
すと予想しています。
同社の2014年予想PERは20倍、予想PBRは4.3倍で取引されており、同行の健全な財務体質を踏まえると、バリュエーションは
妥当な水準にあると考えられます(株主資本利益率は25%前後で、持続可能な水準と考えられます)。同行は引き続きインドネシ
アで最良の銀行と見なされているため、他行に比べバリュエーションのプレミアムが保証されると考えられます。
 セメン・インドネシア(SMGR IJ)
(前月比0.8%上昇)
同社は44%のマーケット・シェアを有するインドネシア最大のセメント会社です。インドネシア政府が同社の過半数株式を保有して
います。2014年1月から9月までの売上総利益は前年同期比4.7%増となりました。一方、業界に対する電気料金の40%から6
5%への値上げや、インドネシアルピアの下落になどよるコスト上昇圧力を背景に、2014年第3四半期も利益率の低下傾向が続き
ました。これに対処するため、同社は2014年1月から9月までに平均販売価格(ASP)を合計7%引き上げました。その内1.2%は
2014年第3四半期に引き上げられました。
インドネシアでは、インフラ整備への政府予算の増額が見込まれる中で、今後5年間にわたりインフラ整備が重要な政策の柱になる
と考えられます。こうした中で、インフラ整備の加速に伴い売上増加が期待されるセメント・セクターに注目しています。同社はジャワ
島とジャワ島以外の需要に対応しており、セメント・セクターにおいて有利な地位を築いていると考えられます。
最近の発表によると、2014年1月から10月までの期間、同社の国内市場シェアは43.8%であり、国内市場でトップのシェアを維
持することができました。同社の2014年1月から10月までの期間の市場シェアは、2014年1月から6月までの期間に比べやや減
少しました(44%に対し43.8%)が、スマトラ、カリマンタン、スラウェシ、及び東インドネシアでは市場シェアを増加させることができ
ました。同社の2014年予想PERは17倍、配当利回りは2.5%となっており、バリュエーションは妥当な水準にあると考えられます。
インドネシアの長期的なインフラ整備の進展を踏まえると、この水準は妥当であると考えられます。
本資料5ページ以降に記載されておりますファンドのリスク および留意点、費用 、当資料のお取扱についてのご 注意等の事項を必ずご確認ください。
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FCインベストメント・リミテッド
3
 インドネシアガス公社(PGAS IJ) (前月比横這い)
同社はインドネシアの天然ガス配給事業において80%のマーケット・シェアを有する大手天然ガス供給会社です。
2014年1月から9月までの業績は市場予想通りでした。売上高は前年同期比14%増となり、金利税金支払前利益は10%増となり
ました。天然ガス配給の利益率は、2014年6月時点の百万BTU当たり3.5米ドルに対して、2014年9月時点には百万BTU当た
り3.6米ドルにやや上昇しています。同社の2014年予想PERは15倍、配当利回りは3.5%となっており、バリュエーションは魅力
的であると考えられます。当ファンドでは、同社をテレコムニカシ(TLKM)のような有力な公益タイプのビジネスと見なしており、イン
ドネシアの長期的な消費動向において安定した役割を果たすと考えています。
インドネシアでは、天然ガスの新たな供給源を確保することが困難であったため、国内の天然ガス供給は過去10年間にわたり厳し
い状況が続いていました。しかしながら、政府の政策では、石油ベースの経済から石油や石炭、天然ガスのバランスを図ることに重
点をシフトしています。これにより経常赤字を縮小することが可能になると考えられます。また、政府は輸出量を減らす一方で、国内
市場向けの供給を増やし始めました。こうした傾向は同社に収益をもたらすと考えられるため、新政権のエネルギー改革を注視して
いく方針です。
最近の発表によると、1)同社は、中部ジャワ州での輸送パイプラインの建設や、南スマトラでの流通ネットワークの拡大により、パイ
プライン能力が2016年までに25%拡大し、1日当たり15~16億フィートになると予想しています。同社は4~5億ドルの設備投資
が必要になると推定しています。2)同社の探査及び生産事業における新たなシェール・ガスの参加権取得(Fasken)は、2015年
第1四半期末までに委託された生産量の上限に達すると予想され、IRR及び損益分岐点の両面において米国の大手石油会社に
対し競争力を持っていると考えられます。
インドネシアは国内に単一のパイプライン運営会社を所有する選択肢を検討しています。したがって、PGASはプルタガスを買収
する可能性があります。プルタガスは、国営石油大手プルタミナのガス子会社であり、パイプライン・ビジネスにおける主要運営会社
です。PGASはインドネシアにおけるパイプライン業界の整理統合について前向きに検討すると考えられます。パイプライン業界の
整理統合は、PGASにとって好機となり、新たな天然ガス供給の競合相手についてはこれまでも繰り返し発生していた問題であるこ
とから、これによりこうした問題が解決すると考えられます。
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FCインベストメント・リミテッド
4
ファンドの特色
 サブ・ファンドの投資目的は、以下のインドネシア関連の株式および株式関連証券(ワラントおよび転換証券を含みます。)に
分散投資することにより、中・長期における元本の成長を実現することです。

インドネシアの公認の証券取引所に上場している企業により発行されたもの。

インドネシアにおいて設立された企業、またはインドネシアにおいて主たる事業を営むか、もしくはその事業においてインド
ネシア経済の影響を受け、かつインドネシア以外の証券取引所に上場している企業により発行されたもの。

将来インドネシアにおいて業務を遂行する可能性を有し、かつインドネシア以外の証券取引所に上場している企業により
発行されたもの。
 投資運用会社は、グロース投資の手法を採用し、従来の考え方にとらわれることなく、継続的に新たなトレンド、割安成長期
待株を探し、投資を行います。投資運用会社は、インドネシア経済の高まる自由化の恩恵を受ける企業に出資するよう努め
ます。
ご留意事項
投資者は、ファンド証券の価格が上昇することも下落することもあることを認識すべきです。したがって、買戻しまたは償還
に関して投資者が受取る金額が、投資元本を下回ることもあります。
ファンドの信託財産に生じた損益はすべて受益者のみなさまに帰属します。ファンドは投資元本が保証されているものでは
ありません。投資信託は預貯金とは異なります。
ファンドへの投資のリスクには以下が含まれますが、下記の記載はファンドへの投資に伴うリスクをすべて説明するもので
はありません。
主要なリスクおよび留意点
 ファンドの価値は、為替レートおよび為替管理規制により有利または不利な影響を受ける場合があります。投資運用会社は、
為替リスクをヘッジすることを企図していません。
 ファンドの投資ユニバースに含まれる一部の国々の株式市場における取引高は、世界の主要株式市場における取引高よりも
大幅に少ないことがあり、かかる市場における決済および保管実務は、世界の主要株式市場の実務と比較できる程度のもので
はなく、これらの結果として、ファンド証券の価格が変動する場合があります。また、世界の主要株式市場に比して流動性が低
い場合があり、その結果として、投資対象の取得および処分が遅延する、またはかかる取引の決済が不利な価格で行われる可
能性があります。
 証券の価格は、経済情勢、政治情勢および金利の変動ならびに証券に対する市場の認識の変化に応じて上下する場合があ
り、これに起因して、ファンド証券の価格が上下することがあります。
 ファンドは、政府および企業の債務に投資することがあります。ファンドが政府または企業が将来債務不履行を起こす証券には
投資しないとの保証はありません。
 投資運用会社は、ファンドの投資ユニバースに含まれる一部の国々において取引を行う相手方当事者に関する信用リスクにさ
らされる場合があります。
 投資運用会社は、ヘッジ目的または効率的ポートフォリオの運用目的に限定してデリバティブ商品を利用し、かかるデリバティ
ブ商品は、ポートフォリオ全体をレバレッジするために利用されることはありません。
詳しくは請求目論見書本文の「第二部 ファンド情報 第1 ファンドの状況 3 投資リスク」をご覧ください。
その他の重要な事項
 当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
 取得のお申し込みにあたっては、販売取扱会社にて最新の投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ず内容
をご確認の上、ご自身でご判断ください。
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5
ファンドに係る手数料等について
投資者が直接的に負担する費用
購 入( 申込 み ) 時手数 料
換金(買戻し)手数料
日本国内における申込手数料は、以下のとおりです。
申込口数
5,000口未満
5,000口以上10,000口未満
10,000口以上
かかりません。
申込手数料
3.24% (税抜3.00%、税0.24%)
2.70% (税抜2.50%、税0.20%)
2.16% (税抜2.00%、税0.16%)
投資者が信託財産で間接的に負担する費用(注)
運用管理費用 (管理報酬等)
純資産総額に対し年率1.625%(毎月最低2,000米ドル)および年間3,500米ドルを超えない額ならびに実績報酬
(ただし、下記の最低報酬に服し、その他の費用・手数料等もファンドの信託財産から支払われます。)
管
受
理
託
報
報
酬
酬
代行協会員報酬
ファンドの純資産総額に対して年率0.10%(毎月後払い)
ファンドの純資産総額に対し年率0.125%(毎月後払い、毎月最低2,000米ドル)
また、受託会社は、ファンドの登録事務代行業務に関して、年3,500米ドルを超えない額(毎月後払いで比例配分に基
づき支払われます。)も請求します。
なお、管理事務代行会社の報酬は、受託報酬から支払われます。また、保管会社は、保管会社および受託会社の間で
合意した料率でファンドの資産から報酬の支払いを受けます。
ファンドの純資産総額に対して年率0.70%(毎月後払い)
また、投資運用会社は、各暦四半期末に計算され、後払いされる実績報酬の支払いを受ける権利を有します。
実績報酬 =
【受益証券の1口当たり純資産価格-ハイ・ウォーターマーク】×10%×当該四半期末の発行済受益証券口数
ファンドの純資産総額に対して年率0.20%(毎月後払い)
販
ファンドの純資産総額に対して年率0.50%(毎月後払い)
投 資 運 用 報 酬
売
報
酬
その他費用・手数料
ファンドの直接の運営費用(公租公課、銀行取引手数料、券面印刷費、信託証書およびファンドに関するその他一切の
書類の作成および/または提出および印刷費用、マーケティング費用、合理的な額の弁護士、監査および会計士の手
数料および費用等を含みます。)がファンドの信託財産からのみ支払われます。
上記手数料等は、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限等を表示することができません。
(注)当該手数料等 の合計額 およびその上限額ならびにこれらの計算方法 については、ファンドの運用状況および投資者 の皆様がファンドを保有される期間等に応
じて異なりますので、表示することができません 。
税金
税金は表に記載の時期に適用されます。以下の表は、個人投資者の源泉徴収時の税率であり、課税方法等により異なる場合があります。
時期
項目
税金
分
配
時
所得税および地方税
配当所得として課税
分配金に対して20.315%
換金(買戻 し)時
お よび 償 還時
所得税および地方税
譲渡所得として課税
換金(買戻し)時および償還時の差益(譲渡益)に対して20.315%
・上記税率に関しては、平成50年1月1日以後は20%となります。今後も税法が改正された場合等には、税率等が変更される場合があります。
・法人の場合は上記とは異なります。
・税金の取り扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
お申込メモ
購入(申込み)単位
10口以上1口単位
購入(申込み)価額
各取引日における受益証券1口当たり純資産価格
購入(申込み)代金
投資者は、申込み注文の成立を販売会社が確認した日(以下「約定日」といいます。)から起算して日本での4営業日目
までに申込金額を販売会社に対し円貨で支払うものとします。
1口単位
換金 (買戻し) 単位
購入の申込期間
換金 (買戻し) 制限
信 託
期 間
平成26年7月1日(火曜日)から平成27年6月30日(火曜日)まで
お申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新される予定です。
クローズド期間、大口解約の制限等はありません。
2107年12月31日まで
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◇管理会社 :
FCインベストメント・リミテッド
6
決
日
毎年12月末日
配
管理会社は、その単独の裁量により、ファンドの収益ならびに実現および未実現キャピタル・ゲインの分配を行うことがで
きます。管理会社は、現在、ファンド証券に関して分配金の支払を予定していません。
運 用 報 告 書
ファンドの計算期間の終了(毎年12月末日)およびファンドの運用の終了後に、期間中の運用経過および、ファンドが保
有する資産の内容などを記載した運用報告書を作成します。運用報告書は、販売会社を通じて受益者にお渡しします。
課税上は公募外国株式投資信託として取扱われます。
収
課
算
益
税
分
関
係
管理会社、その他関係法人の概況
管
理
会
社
FCインベストメント・リミテッド
2006年11月10日付で基本信託証書をHSBCトラスティー(ケイマン)リミテッドと締結。また、2007年11月12日付で補
遺信託証書をHSBC(トラスティー(ケイマン)リミテッドと締結。(随時改訂され、補足されます。(HSBCトラスティー(ケイ
マン)リミテッド、管理会社および受託会社との間で締結された2013年6月25日付退任・任命証書を含みます。)以下、
「信託証書」といいます。)ファンド資産の運用管理、ファンド証券の発行・買戻業務を提供します。
受
託
会
社
G.A.S.(ケイマン)リミテッド
信託証書を管理会社と締結。ファンドの受託業務を提供します。
管理事務代行会社
SMT ファンド・サービシーズ(アイルランド)リミテッド
管理事務代行契約を管理会社および受託会社と締結し、ファンド資産の管理事務代行業務を提供します。
保
スミトモ・ミツイ・トラスト(UK)リミテッド
保管契約を受託会社と締結し、ファンド資産の保管業務を提供します。
管
会
社
代 行 協 会 員
日本における販売会社
投 資 運 用 会 社
藍澤證券株式会社
2007年11月14日付で管理会社との間で代行協会員契約を締結。代行協会員業務を提供します。2007年11月15日
付で管理会社との間で受益証券販売・買戻契約を締結。受益証券の販売・買戻業務を提供します。
フィリップ・キャピタル・マネジメント(S)リミテッド
2006年11月10日付で投資運用契約を管理会社と締結。ファンド資産の運用業務を提供します。
当資料のお取扱についてのご注意
本資料は、フィリップ・キャピタル・マネジメント(S)リミテッドが当ファンドの運用状況に関する情報を受益者に提供することを目的
として作成したものを翻訳した販売用資料です。
投資信託は預金等や保険契約と異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
本資料は、信頼できると判断される情報に基づいて作成されておりますが、その正確性や真実性を保証するものではありません。
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商号等
: 藍澤證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第6号
(本社)
加入協会
東京都中央区日本橋1-20-3
:
日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
当社が契約する特定第一種金融商品取引業務に係る指定紛争解決機関:
特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC)
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◇管理会社 :
FCインベストメント・リミテッド
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