一般会計0.7%増の総額7,820億円、普通建設事業費780億円(5.2

福岡市の平成27年度当初予算案が公表
一般会計0.7%増の総額7,820億円、普通建設事業費780億円(5.2%増)
総合体育館や小学校新設、中央児童会館、美術館、市営住宅建替・改善などを計画
福岡市は13日、平成27年度当初予算案を公表した。一般会計予算は前年度比56億円
増(0.7%増)の総額7,819億5千万円となった。この中で、投資的経費の普通建設
事業費は前年度比5.2%増の総額779億6,181万7千円で、補助事業費が前年度比
11%増の481億3,067万4千円、単独事業費が同マイナス2.9%の298億3,
114万3千円、災害復旧費が400万円の内訳。特別会計予算は総額8,784億2,6
67万3千円(前年度比0%)
、企業会計予算が総額2,486億5,675万3千円(同マ
イナス6.3%)となっている。
一般会計の主な建設事業では、学校施設空調整備事業35億3,481万5千円(全小学
校への空調整備及び平成28年度の全中学校への空調整備に向けた事業者選定等)
、特別支援
学校校舎等施設整備8、346万3千円(2校の増築に向けた設計及び仮設校舎整備費)
、都
市再生の推進4,829万1千円(天神明治通り地区地下通路の設計検討、旧大名小学校跡
地まちづくり構想検討等)
、博多駅駐車場跡地への上空デッキ整備4441万3千円(概略設
計)
、都心部とウォーターフロントとの交通アクセス強化の検討1,000万円(天神・渡辺
通、博多駅周辺、博多ふ頭・中央ふ頭地区へのアクセスの調査検討)
、界わい性を活かした魅
力ある回遊空間の創出検討800万円。
産業基盤整備・ウォーターフロント関係で、新青果市場整備費7億6,206万9千円(H
27年度末開場予定)、博多漁港の高度衛生管理5,306万9千円(荷さばき施設整備)、
博多港港湾計画の改訂1億1,040万4千円(船舶航行安全の検討及び環境影響評価等)、
港湾機能の強化8億8,121万5千円(東航路及び中央航路の整備、国際・国内RORO
ターミナルの整備)、中央ふ頭クルーズセンター供用に伴う歩行者シェルター整備等3億3,
533万5千円、ウォーターフロント再整備の推進1,287万円(ウォーターフロント地
区(中央ふ頭・博多ふ頭)再整備計画の策定など)
、コンベンションゾーンにおける第2期展
示場等の整備やホテル・にぎわい施設等の誘致に向けた調査検討費等1億975万7千円、
ウォーターフロント地区再整備関連の道路整備(都市計画道路:築港石城町線)の調査費な
ど2,340万円。交通機能の強化は、地下鉄七隈線延伸事業19億8,500万円、福岡
空港整備事業の地方負担金3億6,364万7千円、自動車専用道路アイランドシティ線の
事業化に向けた設計等4,600万円、西鉄天神大牟田線の連続立体交差事業23億2,1
71万8千円。
総合体育館整備事業(PFI)1,094万6千円(事業者の選定等
H30年度開館予
定)
、美術館リニューアル事業(PFI)5,610万5千円(事業者の選定等、H30年度
開館予定)
、中央児童会館等建替整備3億1,994万4千円(指定管理者の選定、内装工事、
備品購入等)
、(仮称)青少年科学館の整備5,903万9千円(事業者選定等、H29年度
開館予定)
、学校規模適正化事業23億5,718万円(住吉中ブロック小中学校連携校開校、
壱岐小・名島小の体育館改築等、平尾小の校地拡張に向けた用地取得等)
、小学校新設8,8
11万1千円(伊都土地区画整理事業地内の小学校新設H29年4月開校、照葉小学校の分
離新設に向けた基本構想、基本計画・基本設計等)
、学校給食センター再整備事業9億515
万7千円(第2センターの建設―H28年度開設予定、第3センターの整備計画策定等)
、香
椎副都心公共施設整備45億8,840万6千円(H28年度上期開館予定)
、地域交流セン
ター検討:早良地区1,225万8千円(調査・検討、基本構想・基本計画の策定)
、南区市
民サービス拠点施設整備の検討285万3千円(地域特性の調査等)、中央消防署移転整備5,
584万5千円(H30年供用開始予定)、福岡都市圏消防共同指令センターの整備3億7,
974万円(H29年度運用開始)
、民間建築物耐震化促進事業1億4,418万3千円(耐
震診断・改修工事等への助成等)
、セントラルパーク構想推進事業1億1,266万2千円(基
本計画の策定等)
、野鳥公園の検討3,071万5千円(野鳥公園の基本設計等)などがある。