資料:島田市10大ニュース2014(PDF:809KB)

NEWS
島田市
10 大ニュース 2014
Topic
001
今年の話題を
ピックアップ
通年 リニア中央新幹線建設に伴う大井川流量の減少予測への対応
・昨年9月、JR 東海から南アルプスにおけるリニア中央新幹線建設に伴い、大井川上流部の河川流量が
毎秒2トン減少する予測が示された。
・今後、静岡県、静岡市及び流域の関係 10 市町において、大井川の河川流量の保全対策などについてJ
R東海へ要請するとともに、「大井川の水は大井川に戻す」という信念のもと環境保全に努めていく。
Topic
002
4月 子育てコンシェルジュの配置
・「子育てコンシェルジュ」は未就学児童の保育所等への入園相談と併せて、全ての子どもに係る相談窓
口として、保護者からの相談を受け、そのニーズに合った子育て支援サービスについて情報の提供及
び児童に係る悩みや発達の相談等を受け、他部署と連携し解決に導く支援を行う専門職。
・業務実績、359件(内訳:関係機関との連携 175 件、子育て支援サービス案内 51 件、入園相談 27 件、
子育て悩み相談 23 件、発達相談 13 件、訪問支援活動 50 件)
Topic
003
7月 大井川鐵道におけるきかんしゃトーマス号出発進行
・大井川鐵道の経営難に伴い、住民、県、関係市町等で地域公共交通としての大井川鐵道の存続と地域
活性化に関する協議会を設置し、大井川鐵道の利用促進策や、地域活性化の検討を行った。
・その一方で、機関車トーマスの運行により県内外からの誘客があり、沿線は賑わった。
・本年実績7/12 〜 10/13 の 56 日間運行 56,126 人 SL 乗車前年比230%
Topic
004
7月1日 川根温泉ホテルオープン ・観光交流拠点施設を整備することで、地域産業の振興、雇用の創出、
定住化の促進を図り、過疎地域からの自立促進を目指す。指定管
理者を㈱時之栖に決定し、オープン後順調な滑り出し。
・ホテルと日帰り温泉ともども相乗効果が出ていることから、さら
に観光客を誘致し新たな事業展開を期待したい。
・11 月末現在、宿泊者10,752人 稼働率68.
8%
Topic
005
7月 新市立島田市民病院建設基本構想及び基本計画の策定
・平成 26 年7月に策定した基本構想では、地域医療の中核を担う急性期病院とし、現病院の診療科を基
本とした機能とし、病床数 500 床程度、建設場所は現在の島田市民病院の敷地内、開院は平成 32 年度、
概算事業費は約 250 億円を想定。
・現在は、平成 27 年秋頃を目途に、より具体的な計画案となる 「新病院建設基本計画」を市民病院を中心に策定中。
Topic
006
7月 30 日 第一回女性議会の開催
・女性の市政に対する関心を喚起し、女性の意見・提案等を今後の
市政運営の参考にするため、7月 30 日の「男女共同参画の日」
にあわせ、第1回女性議会を市議会議場において開催した。
・当日は、公募で選ばれた 10 代の高校生から 70 代までの各年代の
一般女性 11 人が女性議員として登壇し、市政の各分野に向けた
問題提起、熱心な政策提言を行っていただいた。
・地域で活躍する女性の発掘の機会となった。
・提案中、市民会館閉館に伴う差額助成事業化、放課後児童クラブ
利用年齢緩和等反映されているものもある。
・今後男女共同参画社会実現のため、女性の活躍の場を増やしていく。
NEWS
島田市
10 大ニュース 2014
Topic
007
今年の話題を
ピックアップ
7 月開始 ふるさと寄付金事業好調
・12 月 25 日現在、寄附件数 1,032 件、
寄附金額 16,124,000 円で前年度の3件、
528,000 円を大きく上回っ
ている。
・寄附の申出者は、全国 47 都道府県中、43 都道府県の住民からあった。
・記念品は、①神座みかん 10 キロ(851 件)
、②島田茶、金谷茶、川根茶セット(38 件)
、③島田の農
産物詰合せセット(31 件)の順となっている。
Topic
008
8月 15 日 島田市平和都市宣言
・市民の平和に対する意識が希薄化してきたことから、老若男女に分かりやすい言葉でその志を表す平
和都市宣言を制定し、8月 15 日開催の島田市平和祈念式典で発表した。
・都市宣言文は、平和に対する個々の価値観や考え方の多様化、希
薄化の進捗している中で、老若男女に分かりやすい言葉で、平穏
な日常を平和の象徴として表現したものとなっている。
・市民から親しみやすい宣言文と評価をいただいている。
・宣言文の啓発活動を新成人や小学生に向け今後行なっていく。
Topic
009
11 月 牛尾山開削と第2海軍技術省牛尾実験所跡遺跡記録保存
・大井川を改修するため牛尾山の狭窄部開削工事の過程で、存在が
明らかになった旧海軍が極秘研究をしようとして建設していた牛
尾実験所を市民等に対して現地説明会や、民間団体によるシンポ
ジウムなどが開催され、遺跡の保存に対しての関心を高めた。
・市としては、11 月 19 日に市民の有志からは遺跡保存を求める
3,163 人の署名をいただいたが、牛尾山地先の大井川の改修は、
地元住民の永年の悲願であるため、市民の生命財産を守ることが
市の責務として考え、遺跡は記録保存に留め、当初計画どおり工
事を進めることとした。
Topic
010
12 月 都市計画道路横井中央線 ( 通称大津通り ) 供用開始
・横井中央線の延長 261 m(国道 1 号交差点~扇町祇園線(市役所前の道路東側)交差点までの区間)
が 20 mの幅員で 12 月2日(火)に完成し、供用開始しました。
・緊急時において、国道 1 号交差点から広域避難地である大井川緑地をつなぐ幹線避難路の 1,380 mが
整備完了されたことになります。今後電線類の地中化等平成 29 年度に完成予定。
次点となった話題
◆ 島田市総合計画・後期基本計画のスタート
・平成 26 年4月から総合計画後期基本計画に基づいた4年間の行政経営・行政運営をスタートした。
・愛称「しまだ未来創造プラン 2014-2017」
、キャッチコピー「みんなでひらく・しまだの明日」とし、
危機管理やこども・子育てなど市民の安全・安心を守る取組を重視し、市民と行政の協働に視点を置き、
ともに飛躍できるまちづくりを進めている。
・本計画から計画期間を5年から4年に変更し、市長任期にあわせたものとした。
◆ 公共施設マネジメント
・市民会館、市役所、小中学校をはじめとした公共施設の今後のあり方を検討するため、公共施設の現
況を取りまとめた「公共施設白書」を、今年度中を目途に取りまとめ作業を進めている。
・公共施設白書をもとに、厳しい財政状況、公共施設の利用状況や費用対効果を勘案した将来あるべき
公共施設の姿を総合的に判断する「公共施設等総合管理計画」を策定し、マネジメントしていく。
NEWS
◆ 事業仕分けの実施 9/20、21
・24 事業について事業仕分けを実施し、このうち 21 事業が「市が実施すべきだが、改善が必要」
、3
事業が「現行のまま市が実施すべき」という結果になった。
・改善が必要とされたのは、補助金や利子補給の効果測定や観光振興における地域資源の活用方法、コ
ミュニティバスの運用などで、委員の意見に対する市の取り組みを 11 月末に公表した。
・改善については、できるものから着手し、平成 27 年度中に改善策を検討したうえで、平成 28 年度
予算へ反映させていく。
◆ 「島田市まち・ひと・しごと創生推進本部」の立ち上げ
・我国の急速に進む人口減少と超高齢化問題への取組として、政府は「まち・ひと・しごと創生本部」
を発足。国の本部立ち上げにあわせて島田市としても、10 月1日に県内でいち早く推進本部を立ち
上げ、即応体制を整えた。
・今後は、各部署において情報の収集に努めるとともに、その情報の共有化を図り、国や県の動きを踏
まえて、事業の検討を進めている。
◆ 浜岡原発再稼動に関する安全協定
・『原子力発電所の事故の不確実性さや急速に進展する事故の可能性を踏まえ、避難や屋内退避等を準
備する区域』として、浜岡原子力発電所から概ね半径 31 キロメートルの範囲を、緊急時防護措置準
備地域(いわゆるUPZ)(島田市、磐田市、焼津市、藤枝市、袋井市、森町、吉田町の5市2町)
が中部電力、県と安全協定を締結する方向で今後協議を進めていくことで一致した。
・このため、今後、協定の内容を関係5市2町と調整し、県に対し参加を呼びかけるとともに、
中部電力に協定締結のため協議を申し入れていく。住民の安全を確保することを最優先に考
えて、協定の内容等の検討作業を進めていきたい。
◆ 地域おせっかい人の養成
・世代を超えた、顔の見える地域支え合いづくりとして実施する。
・親には頼れない、同世代には聞けない、そんな中、ちょっと口うるさい近所のおじさん、おばさんの
知恵を拝借、婚活のお世話もしてもらう。
・そんなおせっかいな人を養成するため、平成 27 年1月から3月までの間に5回の養成講座を開催し、
地域で活躍していただく。
・現時点での平成 26 年 12 月 25 日現在の応募状況は 24 人となっている。
◆ しまだ健康マイレージ事業の開始
・市民の健康づくりを促進するため、県と共同して、平成 26 年9月 28 日(日)から開始した。
・市民が日々の運動や食事などの生活改善や健康診断の受診、健康講座やボランティアなどの社会参加
などの健康づくりメニューを行うことにより市内の商店等で特典を受けられる。
◆ オリンピック・パラリンピック合宿誘致活動
・2020 年東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、大会開催前の合宿誘致を実現するために
10 月1日に市推進本部(本部長:市長)を設置した。
・市では、「卓球」競技の誘致を中心に活動を行うが、その他にマラソンを含めた陸上競技の長距離、
トライアスロン、トランポリン競技にも重点を置く。
◆ 第 68 回全国茶品評会農林水産大臣省受賞
・全国茶品評会において、深蒸し煎茶の部で農林水産大臣賞を永田英樹氏が受賞。
・市内生産者における農林大臣賞の受賞は 10 年ぶり。永田氏の実父の憲三氏は平成 16 年に同賞を受
賞しており、親子2代での受賞は快挙。
・この受賞により、市内の茶業界の活性化が図れることを願うと共に、市としても応援していく。
◆ 新東名インター周辺のまちづくりの検討
・地元組織により「新東名島田金谷IC周辺まちづくり協議会」が平成 26 年8月に立ち上がり、
インター
チェンジ周辺の北東エリアにおけるまちづくり構想を検討している。
・市としても、県の「内陸のフロンティアを拓く取組」と歩調を合わせ、この構想をもとにしたまちづ
くりを進めていきたい。
◆島田高校陸上部女子 2 年連続全国大会出場
・11 月2日に開催された県高校駅伝大会において優勝し、2年連続全国大会に出場した。
・全国大会は、12 月 21 日に京都市西京極陸上競技場を発着で開催され、47 チーム中 30 位であった。
・来年は、男女ペアでの全国大会出場を願っている