巻末資料【インターネット上でのトラブル－こんなときには･･･】１３ “ブログサイト ” 児童生徒はこうすると安全･安心「Ｗｅｂ上の個人日記」であるブログ。書く側は，インターネットがつながる環境にあれば，いつでもどこからでも書き込むことができる手軽なものですね。また，Ｗｅｂ上にあるわけですから，だれもが見ることができ，興味がある人は，返信をすることも簡単にできることにより便利さを感じ，「見てみたい･やってみたい」と思うのではないでしょうか。自分の思いを公開できること，他の人のブログを見て興味がわいたとき，自分の思いを伝えることができることなどは，“自分をアピールできる道具”が身近にあるというような気になるもの・・・しかし，自分の思いを簡単に公開してしまうことって，本当に大丈夫なのでしょうか。Ｗｅｂ上であることをついつい忘れてしまいがち・・・が危険との遭遇の入口なのです。インターネット上に公開すること・・・これは，不特定多数の人から見ることができるということです。気軽な気持ちで掲載した内容に，一部の人を傷つけるような文章や行為などが書かれていたり，自分はそう思わなくても，相手が悪意にとらえてしまった部分があったり・・・すると・・・相手があなたの“悪口 ”を書き込んできたりそのやりとりを見た別の人が便乗してあなたの“悪口 ”を書き込んできたりということがよくあります。中には，“トラックバック”といってこのブログサイトを見た人が勝手にその人のブログにリンクをはってしまうことができます。そうなると，あなたの書いた内容や，ブログ上でのやりとりは，リンクをはった人たちに，常に見られているということにもなります。 → 「仲間内のブログだから・・・」といって安易に気安い内容の文章を書き込んだり，個人情報を掲載したりすることはやめること。 → もし，すでに自分が掲載してしまっていて，だれかから，「会いたい」などと誘われることがあっても，絶対に応じないこと。 → また，あなたの悪口などが書かれるようなことがあった場合は，必ず保護者に相談すること。