猫の不妊去勢手術をしましょう

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猫の不妊去勢手術をしましょう✿✿
保健所には、ノラ猫が増えて、ふん尿や鳴き声などで
困っている、どうにかしたい、という相談が多数寄せられて
います。しかし、元はといえば心ない飼い主が最期まで責任
を持って飼わずに捨てたり、不妊去勢手術していない飼い猫
を外に出したりしたため繁殖し、増えたものです。
飼い猫は、事故や病気から守るため、近隣へのふん尿等に
よる迷惑をかけないためにも、室内飼育が適切です。オスの
飼い猫を、去勢手術していないまま外に出すと、飼い主の
知らないところで、他の猫に子猫を生ませてしまうこともあります。繁殖の防止、マー
キングの減少、繁殖期のケンかによるケガや鳴き声、感染防止のためにオス猫も去勢手
術をさせましょう。メス猫も、生まれた子猫すべてに責任(最期まで飼う、里親を
見つけるなど)をもてないのであれば、必ず不妊手術をしましょう。
足立区では、飼い主のいない不幸な猫をなくすために、『足立区猫の不妊去勢手術
費助成要綱』に基づき、平成 19 年 7 月から猫の不妊去勢手術費の助成を行っています。
これを契機に猫によるトラブルを地域の問題としてとらえ、地域の方々の合意形成の
もとに、餌やりやトイレの管理を適切に行うとともに、不妊去勢手術をし、飼い主の
いない不幸な猫をゼロにしましょう!
餌やりをするなら・・・
①
餌をあげる猫を決めてください・・・不妊去勢手術をして増えないようにしましょう
②
餌をあげる時間を決めてください・・・食べ終わったら餌皿を片付けましょう
③
トイレを設置してください・・・近隣の迷惑にならないように清潔に保ちましょう
猫は法律※で『愛護動物』と定められています。
・猫をみだりに傷つけるのは犯罪です
・猫を捨てるのは犯罪です
【法律※は下記の通りに定めています。
】
※ 動物の愛護及び管理に関する法律【第 44 条】
・愛護動物をみだりに傷つけること
懲役 2 年以下または罰金 200 万円以下
・虐待や衰弱させること
罰金 100 万円以下
・動物を捨てること
罰金 100 万円以下
猫の不妊去勢手術費助成制度について
Ⅰ
申請から手術まで
①
足立保健所生活衛生課で承認申請をします。
毎月 1 日(1 日が休みの場合は、翌開庁日)8時30分から受付をします。
※
持ち物
※
1
住所(足立区)が確認できるもの(健康保険証や運転免許証など)
2
印鑑(朱肉で使用するもの)
申請受領後、承認通知書・手術依頼書・手術完了届、協力動物病院一覧表
をお渡しします。
②
承認通知書・手術依頼書・手術完了届を協力動物病院に提出し、手術をします。
(予約が必要な場合があります。協力動物病院にご確認ください。)
③
手術日から助成金額(メス
4,000 円
オス
2,000 円)を差し引いた金額を
協力動物病院で支払います。
Ⅱ
注意点
①
承認通知書等の有効期間は60日です。期限(承認通知書に記載)が過ぎたら、
使用できません。すみやかに足立保健所生活衛生課にお返しください。
②
助成金の受付は各月の受付予定頭数に達した時点で、その月の受付を終了します。
なお、各月の申請数は、お一人様3頭分までです。
受付予定頭数など、詳しくは区のホームページをご覧いただくか、
生活衛生課へお問い合わせください。
お問い合わせ
足立保健所
〒120-0011
電話
生活衛生課
足立区中央本町一丁目5番3号
3880-5375
FAX
3880-6998
(平成 28 年 3 月)