図書館利用者の皆さんからの意見・要望に対する回答

2008年10月1日
明治大学中央図書館
図書館利用者の皆さんからの意見・要望に対する回答
図書館資料を有効に利用していますか?学生への貸出冊数を大幅に増加させたのも、まずは夏季休暇中の読書
や資料収集に役立てることを目的としたものです。卒論やゼミ論、レポート作成のお役に立てれば幸いです。
意見
(7月31日~9月29日分)
地下3階共同閲覧室はゼミ活動には大変便利です。しかしながら、騒音の苦情が多いことは
問題です。そこで音漏れを軽減するためにひとつ提案があります。この部屋でPCからプリ
ントアウトしたものを1階マルチメディアエリアまで取りに行くためにドアの開閉が頻発す
るのは音の拡散につながります。これを軽減するには室内にオープンプリンターを設置する
ことが有効な対策ではないでしょうか?(学生)
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回答
大変貴重なご意見ありがとうございました。オープンプリンター設置にかかわる担当部署に問い合
わせたところ、台数の増設に関しては余裕がないとのことでした。次年度の増設に向けて要求を実
現したいところですが、ここにプリンターを配置することによって、試験期間中に1階マルチメディアエ
リアから大勢の利用者が逆流する可能性も憂慮されます。もうしばらく検討させていただきます。
意見
地下3階の電卓利用者優先席を利用しています。共同閲覧室利用者のマナーが悪く、通行禁
止のエリアに入って通り抜けをする人がいます。対策をお願いします。(学生)
回答
共同閲覧室の出口に掲示板を一時期設置して通行が出来にくい状況を作りましたが、非常口の近
くということで問題があり、現在のように部屋の中に入れました。なお、この投書を受けて、通行禁
止を促す「退室ルート」の張り紙をモールに貼りました。
意見
ヘッドホン使用者は、必ずしも語学等の勉強のためではなく、音楽を聴いている場合があ
る。勉強以外の使用を禁止する対策をとるべきである。(校友)
回答
他人に迷惑のかかる利用方法を禁止しています。音漏れについては、館内巡回で注意するように
していますが、お気づきの場合は、カウンターにお知らせください。
意見
雑誌「Cahiers du Cinema」全巻を生田図書館から取り寄せられるようにして欲しい。ま
た、中央図書館に備え付けて欲しい。(学生)
回答
ポータルサービスで配送依頼ができない場合は、貸出しカウンターで行います。また、中央図書館
所蔵にして欲しいという要望については、この雑誌は生田研究室で購入依頼のあったものですので
ご要望には答えられません。配送依頼でご利用願います。
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意見
すばらしい図書館だと思います。ひとつ要望があります。The daily Yomiuriを購入してくだ
さい。The Japan Times などを置いているのでお願いします。(所属不明)
回答
来年、明治大学の学生として図書館を利用したいとのご希望です。ぜひがんばって入学してくださ
い。 ところで、新聞の新規継続購入についてですが、要望として承りました。当該の選定委員会に
申し送りました。
意見
貸出用ノートパソコンの取り扱いが雑である。もう少し丁寧に扱って欲しい。また、利用時
間を制限するべきである。(学生)
回答
ロッカーに掲示して注意を促しました。なお、利用時間については、一人で長時間独占することがな
いように対策を検討しています。
意見
地下3階の地図室の湿度が高すぎる。カビが生えるのではないか。(匿名)
回答
地図室は、時々湿度が異常に高い時があります。管理部署にその都度、調整するように要求して
います。
意見
校友の貸出し冊数の増加、貸出し期間の延長の要望。(校友)
回答
校友の図書館利用は、かっては館内閲覧のみで貸出しは行っていませんでした。近年になって6冊
(15日間)の貸出しを行いました。7月に学生の貸出冊数を増加させたことに照らしてのご要望だと
思いますが、今回の措置は、現状の貸出冊数が、学生のレポートや卒論に支障がある、もっと貸出
しをするべきであるという要望が強かったからです。明治大学の学生の一人当たりの貸出冊数が、
非常に低いという大学ランキングもあります。まずは学生の学習支援が最優先であると考えていま
す。
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意見
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回答
明大図書館OPACとNIIの間に連携がない。NIIで所蔵なしとされた雑誌・図書が明大OPACで
ヒットするのはデータベースとしての価値を失墜させる。早急に対策をとるべきである。
(学生)
ご指摘のとおり明大図書館OPACとNIIのNACSIS-CATは同一の状態ではありません。これは、他
の大学図書館OPACにもみられる現象です。理由はNIIのNACSIS-CAT自体の歴史が浅く、また運
用当初から多言語対応になっていなかったためです。中国語の漢字やハングル、キリル文字など
は、近年になってやっと入力が可能になりました。明大図書館のほうがNIIよりも早くデータ処理を
行ってきた結果、今日の状況が生まれました。またNIIのデータは、ある時点のデータであり、メンテ
ナンスは各大学図書館の任意事項です。したがって、どの資料をNIIに登録するかは、大学図書館
の裁量であり、正確な情報は、各大学図書館のOPACです。ちなみに慶応大学及び早稲田大学図
書館はNIIから撤退し、検索されるのは過去のデータだけです。現状ではNIIのデータはあくまでも参
考データとして利用しています。これから明大図書館OPACデータを遡ってNIIに投入するには、莫大
な労力と費用が必要です。まず、大学図書館OPACを検索してください。