一般電話回線 高速デジタル専用線 専用回線

解説・各種情報通信媒体の概要について( ここで紹介する料金表など各種資料は参考用です。
)
詳細は、通信事業者にお問合せください。
では「ATM メガリンク」というサービス名で提供されて
専用回線
います)。
お問合わせ先:0120-071400(NTT東日本、NTT西日本)
NT Tが提供する、専用電話線を使用したアナログ専用
サービスです。通常、拠点間の 1:1 伝送に用いられます。
NTT東日本専用サービス http://www.ntt-east.co.jp/senyo/
アナログ専用サービスには、
「帯域品目」と、
「符号品目」
NTT西日本専用サービス http://www.ntt-west.co.jp/senyo/
を使用し、モデムなどいろいろな端末を接続することで、
通話やファクシミリ、データ通信まで多目的に使えます。
NTTのアナログ専用回線料金表(2002年1月現在)
符 号 品 目
帯 域 品 目
符号品目 は、拠点間を ON/OFF のデジタル信号でダ
送に限定されたサービスです。それぞれの品目には、さ
4,200円
8,400円
0kmまで
7,700円
12,000円
10kmまで
13,700円
27,000円
20kmまで
18,000円
55,000円
30kmまで
75,000円
40kmまで
80,000円
50kmまで
60kmまで
20,000円
84,000円
60kmまで
106,000円
70kmまで
128,000円
80kmまで
120kmまで
35,000円
131,000円
90kmまで
134,000円
100kmまで
136,000円
120kmまで
240kmまで
56,000円
139,000円
140kmまで
142,000円
160kmまで
145,000円
180kmまで
148,000円
200kmまで
151,000円
220kmまで
153,000円
240kmまで
4線式加算額
2,500円
(1引込線ごとに)
屋内配線料
60円
(1配線ごとに)
72,000円
(2線式の場合)
施設設置負担金
72,000円
(4線式の場合)
(1引込線ごとに) 102,000円
工事費(1工事・
■基本工事費:4,500円
1配線ごとに)
■屋内配線工事費:3,800円
らにいくつかのサービスの種類があります(下表 参照)
。
NT T は、新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東を担
当する N T T 東日本と、それ以外の西側を担当する N T T
西日本の 2 社に分れています。専用サービスを利用すると
毎
月
の
料
金
きには、N T T 東日本あるいは N T T 西日本に申し込 み
ます。現在、申込みに関する手続きは電話あるいはホー
ムページで受付けています。
アナログ専用サービス
3.4kHz
帯
域
品 3.4kHz(S)
目
音声伝送
50bps
符
号 2400bps
品 4800bps
目
9600bps
主な用途
0.3〜3.4kHzの帯域伝送が利用可能
電話、ファクシミリ、
3.4kHzサービスより高品質な伝送が アナログデータ伝送、
その他の帯域伝送など
利用可能
音声伝送のみに利用可能
電話、社内放送など
50bpsのデータ伝送が利用可能
2400bpsのデータ伝送が利用可能
4800bpsのデータ伝送が利用可能
デジタルデータ伝送
(bps : bit /s)
工
事
料
9600bpsのデータ伝送が利用可能
3.4kHz
符号品目
距離区分
0km
10kmまで
20kmまで
30kmまで
帯域品目距離区分
容
高速デジタル専用線料金表
距
離
区
分
50kmまでのもの
回
線 90kmまでのもの
距 90kmを超えるもの
離
屋内配線料(1配線ごとに)
64kb/s
タイプ1
タイプ2
28,000円 31,000円
料 金 額
128kb/s
1.5Mb/s
タイプ1
タイプ2
タイプ1
タイプ2
38,000円 41,000円 152,000円 162,000円
6Mb/s
タイプ1
タイプ2
376,000円 395,000円
45,000円
48,000円
73,000円
76,000円
366,000円 383,000円
938,000円
52,000円
55,000円
86,000円
90,000円
457,000円 479,000円 1,177,000円 1,236,000円
54,000円
57,000円
89,000円
93,000円
479,000円 502,000円 1,236,000円 1,298,000円
回線接続装置・回線終端装置料(DSUまたはONU1台ごとに)
イレクトに接続して、少ない情報量を扱う低速データ伝
内
します。
15kmまでのもの
があります。帯域品目は、伝送に音声周波数帯域の信号
サービス名
高速デジタル伝送サービスの利用料金例を下表に示
50bps
NTT東日本のホームページより抜粋
施設設置負担金(1引込線ごとに)
工
事 工事費(1の工事・1の配線ごとに)
費
回線終端装置等工事費(DSU1台ごとに)
〈保守のグレード〉
986,000円
60円
―
―
1,700円
9,500円
9,500円
―
―
72,000円
■基本工事費:4,500円
■屋内配線工事費:3,800円
■基本工事費:4,500円
■基本工事費:4,500円
■屋内配線工事費:8,000円 ■屋内配線工事費:8,000円
8,500円
3,500円
8,500円
・タイプ1:故障受付けは24時間365日、故障修理はNTT営業時間内のみ(土・日、祝日を除く午前9時〜午後5時)行います。
・タイプ2:故障受付け、故障修理ともに24時間365日行います。
一般電話回線
加入契約時の費用および月額使用料金(NTT東日本・西日本)
「一般電話回線」
とは、現在もっとも普及率が高い、ア
(1回線ごとに)
ナログ伝送方式の固定電話網を指します。一般電話回
契約時に必要な費用
線では、300Hz〜3400Hz のアナログ信号波形を伝送する
ように設計されています。一般電話回線でデータ通信
区
分
回線使用料
信号に復調します。そのための変調、復調装置が
「 MODEM( MOdulation DEModulation)」で す 。
MODEM の変調速度としては、最大 60k ビット/秒程
施設設置負担金
単独電話
72,000円
800円
単独電話
契約者回線
事務用
住宅用
1級局
50,000未満
2,300円
1,450円
2級局
50,000以上
400,000未満
2,450円
1,600円
3級局
400,000以上
2,600円
屋内配線使用料*
1,750円
60円
機器使用料(通常の電話機)*
度の製品もありますが、一般電話回線での伝送速度は、
契約料
などの数
を行う場合は、送信側ではデジタル信号をアナログ信
号に変調し、受信側では逆にアナログ信号をデジタル
加入電話の種類
180円
(注)*の料金は、買い取り方式で利用する場合は無料となる。
ダイヤル通話料(NTTとNCCの料金)
高速デジタル専用線
NTT東日本
NTT西日本
高速デジタル伝送サービスは、64k〜6Mビット/秒
高速デジタルサービスには、64k〜6Mビット/秒ま
のデジタル信号を伝送する専用回線(高速デジタル専用
で、伝送速度に対応した12品目があります。加入者線
線)です。一般専用サービスにくらべ、伝送速度が速く、
としては、128kビット/秒以下では一般電話回線と同様
単位伝送情報量当たりの料金が安いのが特長です。企
なメタリックケーブル、それ以上には光ファイバケー
業を中心として導入されており、事業所間を高速回線
ブルを使うのが一般的です。最近では、小規模なプライ
で接続するマルチメディア通信ネットワークとして、
ベートネットワークとしても導入できる、利用料金が
L A N や電話、テレビ会議装置などに利用されています。
従来の高速デジタル専用線の 1/2〜1/3 と格安な、「エコ
現在は NT T と NCC(N T T 以外の新しい通信事業者)
を
ノミーサービス」も始まりました。 N T T ではデジタル
相互接続しても利用できます。加入者線のユーザ側には
アクセス
(DA)
というサービス名で提供しています。ま
「回線接続装置」
(DSU または ONU)を設置します。回
た、高速デジタル専用線よりもさらに高速な「超高速デ
線接続装置と端末との間は、ISDN で使用されている I
ジタル 伝送サービス」も始まりました。これは、50M
インターフェースで接続されます(ISDNの項参照)
。
〜150M ビット/秒の伝送サービスを提供します(NTT
28
課 金 方 式
(自網内通話)
区域内通話
隣接区域内
20kmまで
30kmまで
区
域
60kmまで
外
100kmまで
通
160kmまで
話
170kmまで
170km超
NTT
コミュニケーションズ
DDI
日本テレコム
9円で
話せる秒数
10円で話せる秒数
180(180)
〈240〉
90 (90)〈120〉 90(90)〈120〉
45 (45)〈60〉 45(45)〈60〉
36 (36)〈60〉 45(45)〈60〉
22.5(30)〈45〉 26(45)〈45〉
20(22.5)〈30〉 20(26)〈36〉
TTNet*1
QTNet
9円(30kmまで)
10円(31km超)で
話せる秒数
J-COM東京*2
8.5円で
話せる秒数
180(180)
〈240〉
〈240〉
〈225〉 180(180)
180(180)
〈225〉 180(180)
90(90)〈120〉 90 (90)〈120〉
90(90)〈120〉
90 (90)〈120〉
45(45)〈60〉
60(60)〈75〉 90 (90)〈90〉
45(60)〈75〉 60 (60)〈90〉 60(60)〈90〉 36(36)〈60〉
26(45)〈60〉 36 (45)〈60〉 36(45)〈60〉 30(30)〈45〉
22.5
(22.5)
〈45〉
20(26)〈45〉 26 (30)〈45〉
26(30)〈45〉
22.5〈22.5〉
〈30〉
20(26)〈36〉 26 (30)〈36〉
タイタス
コミュニケーションズ*3
20秒ごとに
下記の料金
0.5(0)〈0〉
1 (1)〈1〉
2 (2)〈2〉
4 (3)〈3〉
7 (4)〈4〉
8 〈7〉〈45〉
*1: 隣接区域内 、 20kmまで で、90秒を超える通話の場合の単位料金は7.2円。
*2: 自網内通話 はJ-COM東京契約者同士間の区域内通話・隣接区域内通話および30kmまでの区域外通話に適用。それ以外はNTT加入者へかけた場合の料金。
上表の 自網内通話 は、5円で話せる秒数。
*3: 自網内通話 は、タイタス・コミュニケーションズ契約者同士間の区域内通話に適用。それ以外はNTT加入者へかけた場合の料金。 自網内通話 の平日夜間
と深夜・早朝時間帯の通話料金は、月額使用料に含まれるため無料。(土日祝日の昼間は0.5円/20秒。3分4.5円)
*4: J-COM東京とタイタス・コミュニケーションズは2000年9月1日合併。
*5:( )内は夜間(午後7時〜午後11時)および土日祝の昼間、〈 〉内は深夜・早朝(午後11時〜翌朝午前8時)。
*6: 2000年9月11日現在
29
解説・各種情報通信媒体の概要について( ここで紹介する料金表など各種資料は参考用です。
)
詳細は、通信事業者にお問合せください。
むしろ交換機から先の電気通信事業者の設備で決まり
字や記号を伝送できます(下表参照)。
ます。例えば、NTT で保証している電話 1 回線の伝送
一般電話回線の利用料金例を前ぺージに示しました。
速度は最大 4.8k ビット/秒までです。
できます。ISDNの利用料金例を前ページに示しました。
INSネットの詳細は NT T のホームページをご参照下さい。
また、最近ではインターネットの利用者が増加したため、
NTT東日本専用サービス http://www.ntt-east.co.jp/
常時接続契約「フレッツ I SDN」も始めました。
電話接続の方法にはダイヤル・パルス方式と、トーン
DTMF マトリックス(単位 Hz)
発信(押しボタン信号)方式がありますが、最近はほと
低群/高群
1209
1336
1447
697
1
2
3
A
770
4
5
6
B
んどがトーン発信方式です(いわゆる、ピ、ポ、パ)。
1633
DTMF とはこのトーンを意味し(Dual Tone Multi
852
7
8
9
C
Frequency)、高低2群の音の組み合わせにより、英数文
941
*
0
#
D
ISDN回線
音声、データなどあらゆる情報を
ISDN回線の構成
1 つのデジタルネットワークで接合
バス配線
して扱えるのが ISDN(Integrated
Service Digital Network)です。
B1ch
(64kbit/s)
B2ch
(64kbit/s)
0ch
ISDN では全ての情報がデジタル
(16kbit/s)
信号で伝送され、アナログ伝送に
iインターフェース
ISDNパケットサービス
データ通信ネットワークには「回線交換」と「パケット
制御信号の空き時間を利用してパケット通信に利用しま
交換」の 2 種類があります。回線交換は、通信中には交
す。ISDN のパケット通信は、N T T コミュニケーションズ
換機のスイッチが閉じていて、回線が物理的に繋がっ
が「INS -P」としてサービスを提供しています。1パケット
ています。通信料金は回線が繋がっている時間に応じ
のサイズは 128、もしくは256 オクテット
(1 オクテット=
て決まります。一方、パケット交換は、ビットデータ
8 ビット=1バイト)で実効通信速度は B チャンネルで 20 k
の列から成るデジタル信号を、一定の長さのブロック
ビット/秒、D チャンネルで 9.6k ビット/秒程度です。
(これをパケットといいます)で区切って送ります。パ
D
S
U
メタリックケーブル
(ピンポン伝送方式)
パケットサービスの使用料金は、ISDN の通信料金に
ケットの 1 つ 1 つには送り先の情報などを含んだヘッダ
別途加算されます。利用料金例を下表に示します。
ーが付加されています(下図参照)。パケット交換機は到
NT T コミュニケーションズのホームページをご参照
着したパケットをいったん蓄積し、ヘッダーの内容を解
ください。
較べ高速通信が可能になります。
読して相手先の回線を選択します。そして、回線が空い
NT Tコミュニケーションズ http://www.ntt.com/dnws/p/
電話機やデータ端末に接続するイ
たときにパケットをまとめて伝送します。選んだ回線も
ンタフェース仕様は「 iインタフェ
他のパケットデータの通信と共用することになります。
DSU:
回線接続装置
ースとして」統一されています。i
インタフェースには「基本インタ
基本インタフェースでは、従来のアナログ伝送方式に
を利用した高速伝送)があります。ここでは、もっとも広
よる一般電話回線で使われてきた銅のツイストペア線が
ISDNサービスの料金(NTT東日本・西日本)
信号を伝送する「B チャンネル」と呼ばれる 64k ビット/
の端末を接続してパケット通信でも回線交換でも同じ番
◆新規契約時の費用
秒の回線が 2 つと、ダイヤル番号や呼び出し音などの制
目
契
約
金
800円
800円
800円
ビット/秒の回線が 1 つ入っています(上図参照)。ユー
チャンネルは制御信号を送るためのチャンネルですが、
─
出来ます。例えば、1 つの B チャンネルでテレメータ通
施設設置負担金
72,000円
102,000円
(1契約者回線ごとに、月額)
信を行い、もう 1 つの B チャンネルで電話、空いている
屋内配線使用料 機器使用料(DSU)
D チャンネルでパケット通信ができます。基本インタフ
◆基本料金
区
分
INSネット64
回線使用料
事務用
3,630円
60円
1,700円
住宅用
2,830円
60円
1,700円
31,000円
2,000円
12,000円
事務用
4,270円
60円
INSネット64・ライト
1,700円
末に既存のアナログ式電話などを利用する場合は T A
住宅用
3,470円
60円
1,700円
(Terminal Adapter)と呼ばれるプロトコル変換装置を介
◆通信料
区
分
料
金
線に、8 台の端末をバス方式で接続できます(ただし、
加入電話のダイヤル通話と同額。
ただし、デジタル通信モード(64kbps)につ
いては、「離島に関する通話料金の特例」が
デジタル通信モード
(64kbps) 適用されない。
(注)
通話モード
B チャンネルで同時に使えるのは 2 台までです)
。
N T T は ISDN による通信サービスを「I N Sネット」とし
(注)加入電話と同様に、各種の選択料金制が用意されている。
(参考)NTT東日本・西日本の他に、地域系NCCもISDNサービスを提供している。
て商品化しており、さまざまな料金プランによる契約が
30
パ
ケ 128オクテットまで
ッ
ト 1,280オクテットまで
長
2,560オクテットまで
1,000円
分
100kmを超えるもの
平日昼間
料金
平日夜間・休日
料金
平日昼間
料金
平日夜間・休日
料金
0.4円
0.24円
0.5円
0.30円
2.8円
1.68円
3.4円
2.04円
4.6円
2.76円
5.7円
3.42円
6.2円
4,096オクテットまで
(0.194)
3.72円
(0.116)
7.7円
4.62円
(0.241) (0.144)
パケット交換機
データ
パケット1
ヘッダ
③
パケット2
パケット3
③
端末
して DSU に接続します。ISDN では DSU からの屋内配
額
Dchごとに
パケット交換のしくみ
ェースでは DSU(Digital Service Unit)
という回線接続装
置を加入者側(宅)に設置する必要があります。また、端
INSネット1500
号を使って通信できます。ISDN のパケット通信では、
B チャンネルの他、Dチャンネルが使用できます。本来、D
(注)1. 別途宅内工事費などが必要。INSネット64・ライトは2,000円。
2. INSネット64・ライトは利用休止、権利の譲渡などはできない。
金
3,500円
〜100km
御信号を伝送するための「D チャンネル」と呼ばれる16 k
ザはこれらの 3 つの回線を同時に利用して様々な通信が
料
通信料
ISDN 回線では、回線交換とパケット交換の両方とも使
えます。ユーザは同じ場所(宅内)のバス配線上に各種
項
位
Bchごとに
区
そのまま使用できます。回線は多重化されていて、情報
INSネット1500 INSネット64ライト
単
する料金体系になっています。
く使われている基本インタフェースについて説明します。
(1契約者回線ごとに)
分
パケット通信利用料
交換の通信料金は送ったパケットの数(データ量)に比例
ーザが使用する「一次群インタフェース」
(光ファイバ網
INSネット64
区
従って、データが間欠的に送られるケースでも、回線が
使われないまま遊んでいることはありません。パケット
フェース」と、企業などの大口ユ
サービス名
INS-P利用時の加算額
②
転送ごとに
データの誤りをチェック
①
①
最適ルートを選択
③
②
①
端末
順序をそろえる
DSU
転送ごとに
データの誤りをチェック
②
パケット交換機
31
DSU
着信
(データ復元)
解説・各種情報通信媒体の概要について( ここで紹介する料金表など各種資料は参考用です。
)
詳細は、通信事業者にお問合せください。
ット/秒の伝送速度が実現します)。
携帯電話回線
携帯電話網の構成
携帯電話網
固定電話網
POI(事業者間相互接続点)
携帯電話機がセルを
移ると、スイッチを
切り換えて隣のセル
の基地局へつなぐ
移動関門
交換機
携帯電話網へ接続
セル2
セル1
ットのサービスにより、携帯電話でインターネット上の
電話網への自由なアクセスが可能です。また、最近で
Web ページを閲覧したり、携帯電話間やパソコンとの
は携帯電話からインターネットへアクセスできるサー
間で電子メールの送受信ができます。携帯電話の利用
ビスも始まりました。これが「モバイル・インターネッ
料金例を前頁に示しました。
関門
交換機
位置登録
メモリー
加入者線
GC局
交換機(LS)
携帯電話機の位置
を常時登録しておく
携帯電話からは、携帯電話網内だけではなく、固定
ト」であり、NT T ドコモの「i モード」や j -フォンの「j -ス
中継
交換機(TS) ZC局
移動通信
交換機
GC : group unit center
ZC : zone center
LS : locel swich
TS : toll swich
POI : point of interface
PHS回線
音声符号化には波形を忠実に
PHSのネットワーク構成
送れる方式を採用しており、
セル3
〔網接続型〕
〔網依存型〕
基地局
基地局
カイ」などのサービスがあります。モバイルインターネ
基地局
PHS事業者
PHS 加入者線
接続 交換機(LS)
装置
携帯電話でデータ通信を行う場合は、固定電話と同
国内には様々な移動体通信サービスがありますが、
代表格は携帯電話であり、利用者数で他を圧倒的に上回
様にモデムを介した見なし音声でのデータ伝送ができま
っています。移動体通信では限られた無線の周波数を
す。しかし、雑音や干渉が多く、2.4k ビット/秒程度が
より多くの人が利用できるように、広いサービスエリア
限界です。デジタル携帯電話の場合にはデータを直接デ
を半径数キロメータの小さなゾーン(セル)に分け、各
ジタル信号に変換して通信を行うことにより、9.6kビッ
セルに基地局を置いて端末と無線で信号の送受信をし
ト/秒の伝送が可能です。また、パケット通信方式も可
ています(上図参照)。端末が移動した場合には別のセル
能であり、その場合は最大28.8kビット/秒の伝送が可
の基地局に切り替わり、通信をします(この切替えのこ
能です(最近は、TDMA 方式に替わる、CDMA 方式と
とをハンドオーバーといいます)
。携帯電話の場合はアナ
いう多元アクセス方式も実用化され、その場合は64kビ
ログ方式で800MHz帯、デジタル方式で 800MHz 帯と
1500MHz 帯を使います。現在、日本の携帯電話は PDC
携帯電話の通話料金[標準型](首都圏)
同一県内の加入電話にかけた場合(10円で通話できる秒数) (200年7月1日現在)
(Personal Digital Cellular)と呼ばれるデジタル携帯電話
時間帯
方式が最も普及しています。PDC方式では周波数帯域
事業者
を細かいチャンネルに区分して、数多くの利用者が共
という多元アクセス方式が使用されています。
23時〜8時
NTTドコモ
Access Forum Standard)とい
ISDN回線
う標準規格があります。現在、
1.9GHz帯
PHS端末
全てのPHS通信事業者が
共通線信号網
PIAFS を使った伝送サービス
LS : local switch
TS : toll swich
PHSサービス
制御装置
J-フォン
東京
ツーカー
セルラー
東京
基本使用料
PHS(Personal Handy phone System)は、コードレス
アダプタ
(TA)を介して ISDN 回線に接続された端末との
電話をデジタル化して屋外でも使用できるようにし、
間で利用できます。PHSの利用料金例を下表に示します。
経済的な移動通信サービスを実現したところに特長が
あります。そのために、ネットワークの構成も経済性
PHSのランニングコスト/イニシャルコスト
47.5秒
1.5GHz
26.0秒
43.5秒
47.5秒
65.0秒
PDC
18.0秒
28.5秒
31.0秒
42.5秒
利用しています(上図参照)。PHS も、携帯電話と同様
基本料金(現場端末)
J-フォン東京
15.0秒
30.0秒
30.0秒
30.0秒
に、多数のセルで広いサービスエリアをカバーします
INS64/月(センター側)
ツーカーセルラー東京
16.0秒
21.7秒
22.5秒
30.3秒
が、PHS のセルは半径100〜数百mと携帯電話に較べる
通信料
を重視して、全国に普及している既存の電話網設備を
PAU
無料通話分
通話料金(携帯電話→固定電話)
20円
600円
小型化、電池の長寿命化が図れます。基地局も小型にな
1か月の通信料
3,400円
─
cdma One コミコミOneスタンダード
PDC
コミコミプランS
3,000円
7,500円
4,500円
一律20秒/10円
3,000円
3,700円
1,200円
一律15秒/10円
ビジネスパックライト
3,000円
4,200円
2,250円相当 一律8:00〜20:00 30秒/15円、20:00〜8:00 30秒/30円
ます。このため、音声は携帯電話より高品質で、固定電
トークパックゴールド
3,000円
9,200円
6,240円相当 一律30秒/13円
話並です。
プランAの1.1倍
り、地下街やビル内などにも設置でき、きめ細かいサー
分単位課金
ビスができます。また、1.9GHZ 帯という携帯電話より
しゃべロープラン
3,000円
3,800円
1,400円
一律平日23:00〜8:00・11:30〜13:30・土日祝終日30秒/17円
平日8:00〜11:30・13:30〜23:00 30秒/20円
しゃべローワイドプラン
3,000円
9,900円
7,900円
一律30秒/10円
32
9600bps(72kbyte/分)
30日(2.16Mbyte)30分
3,000円
長得プラン
通信速度
─
20円/分*1
端末の送信電力を10mW 程度までに下げることができ、
6,300円
3,000円
標準型(上表を参照)
ランニング
コスト
700円
1日(72kbyte)1分
9,100円
おはなしプラスBIG
PIAFS 対応のPHS 端末同士
や、PIAFS 対応のターミナル
200円
800MHz
秒の高速データ伝送が可能で
34.5秒
(2000年6月1日現在)
契約事務手数料
を始めており、32kビット/
す。PIAFS サービスは、
・回線交換は既存電話網を使用する。
・NTT電話網を利用する事業者と、地域系NCC電話網を利用する事業者がある。
4,500円
1.5GHz
IDO
プランA
して、PIAFS(PHS Internet
30.5秒
携帯電話の料金プラン(首都圏)
料金プラン
ジタル信号のまま送る方法と
中継
交換機(TS)
とかなり小さなマイクロセルにしています。これにより、
事業者
できます。また、データをデ
NTT網
22.5秒
IDO
セス方式といいます。日本では TDMA
(時分轄多元接続)
平日
土日祝日
19時〜23時 8時〜23時
基地局
9.6kビット/秒程度の伝送が
800MHz
NTTドコモ
有して使用します。この共有のための技術を多元アク
平日
8時〜19時
NTT網
PHS事業者
+
地域系NCC網
イニシャル
コスト
高い周波数帯域を使い、帯域幅も十分に広くとってあり
PHS でデータ通信を行う場合は、固定電話と同様にモ
デムを介した見なし音声でのデータ伝送ができます。
33
契約手数料
1,300円
*2
2,700円(DDIポケット)
ドコモ局内工事
─
回線工事費
不要
算出条件:平日昼間の市内電話 ① 1日に1分(1回)の通信 ②1回あたりのデータ
量は72kbyte
*1:NTT網との接続料が発生するため、距離/時間に関係なく1回の発信で10円
加算されます。よって1日に1分(1回)
の通信の場合は、20円/1分になります。
仮に 2 分/1日(1回)の通信の場合 は 30 円/2 分 、 3 分/ 1日(1 回)
の場合は
40円/3分になります。
*2:回線契約事務手数料は、同時に2回線以上契約時には、2回線目以降につい
ては1,700円/回線になります。
解説・各種情報通信媒体の概要について( ここで紹介する料金表など各種資料は参考用です。
)
詳細は、通信事業者にお問合せください。
ュアルサービス」契約と、パケット通信のみの「シングル
SS無線
DoPa Mobile Ark 9601型
サービス」契約が選択できます。デュアルサービスを利
用するためには、DoPa 用の携帯電話機や、PCスロットカ
SS 無線とは、許認可が不要で基本
ード形の端末を利用します。シングルサービス用には、
SS無線における使用周波数帯域
料金や通話料金がかからない特定小
現場の装置にも組み込みが可能な、専用の小型筺体形端
電力タイプ(送信出力が10mW以下)
末も販売されています(商品名:モバイルアーク)
。シング
の無線通信方式の一種です。SSとは
ルサービスは業務用にも多く使用されており、装置の
電力密度
Spread Spectrum(=スペクトラム拡
散)のことを意味し、データ信号を搬
送する電波を広い周波数上に拡散さ
DTEインタフェースに汎用の
RS・232Cを採用
どに利用されています。DoPa はパケット通信方式なの
周波数
2471MHz
せて送信する方法です。拡散の方式
RS・232Cインタフェース対応
遠隔無人監視や課金システム、セキュリティシステムな
SS信号
2484MHz
2497MHz
で、端末の常時接続をしても通信料は送受信したデータ
外部アンテナ接続仕様
の量(パケット量)で課金されます。パケット使用料金も
にはSS -DS(直接拡散)とSS -FH(周波
設置場所を限定しない外部アンテナ仕様
1パケット
(128 バイト)あたり0.2円が基本になっており、比
数ホッピング)方式があります。SS DSでは、送信側で搬送周波数を広帯域に拡散して伝送
ーンな電波環境です。また、信号が広帯域に拡散してお
し、受信側では広がった周波数を復元してデータ信号
り(上図参照)、送信出力が電力密度(10mW/MHz)で
を取出します。広帯域に広がった電波は、一部の周波
規定されているために、実効的な送信出力を大きくと
数に妨害波があっても、復元するとその影響がきわめ
ることができます。このようなことから、SS無線は
て小さくなります。SS -FH方式は搬送周波数を一定時間
「雑音、妨害に強い」、「秘話性が高い」
( SS -FH方式)、
毎に変えて通信する方法です。特定の周波数に妨害波
「高速データ通信が可能(最大10Mビット/秒程度)
」など
があっても、周波数がすぐに変わるので、妨害波の影
の特長があり、データ通信に適した無線通信方式とし
響を受けにくくなります。SS無線通信方式では、一般
て、テレメータや無線 L A N、POS 用各種無線端末など
的に2.4GHz帯という高い周波数帯域を使用します。こ
に広く応用されています。
ドコモ関西直営店価格
本体:26,000(税別)
ACアダプタ:3,000円(税別)
較的安価です。DoPaの利用料金例を下表に示します。
DoPa通信料
サービス種別
契約種別
シングルサービス
(パケット通信のみ利用する)
デュアルサービス*3
(音声とパケット通信の両方を利用する)
*1
*2
*3
基本使用料*1
料金プラン
通信速度
28.8Kbps
ベーシックプランS
9,600bps
ライトプランS
28.8Kbps
ベーシックプラン
2,500円(4,000円パケット分の通信料を含む)
900円
2,000円(4,000円パケット分の通信料を含む)
通話料(超過分)*1
0.2円/パケットより*2
0.2円/パケット
0.2円/パケットより*2
月途中で契約または解約された場合は、日割計算となります。
ベーシックプランの通信料(超過分)は5,000円を超える場合0.15円/パケット、10,000円を超える場合は0.1円/パケットになります。
別途、デジタル(800MHz)の基本使用料および通話料(ご利用分)が必要になります。
の帯域は、背景となるノイズ源が基本的に少ない、クリ
構内回線
DoPa回線
構内回線は、ビルや事業所内に配線された通信回線で
ルの芯線が4 線以上の線を使用)を使用します。また、一
す。 顧客が通信事業者と契約 することなく、自由に設
般公衆回線で用いる端末(アナログ機器:ケーブルは 2
線)
を接続できる回線も装備しています。
「DoPa」は、N T Tドコモが提供するデジタル携帯電話
速度は最大 28.8 ビット/秒の標準タイプと、最大 9.6K
置 す る こ と が で きます。 通 常 PBX
( Private Branch
(PDC)によるパケット通信サービスです。ネットワー
ビット/秒のライトタイプの 2 種類が用意されていま
Exchange)を設置し、顧客内部電話
(内線)
と通信事業者
PBX のアナログ機器用の回線でも、PBX の仕様が
クは800MHz のデジタル携帯電話網を使用します。送信
す。また、携帯電話とパケットの両方が使用できる「デ
側電話(外線)の交換接続を行います。この内線が構内
NTT回線と同一でないと正常に動作しない機器がありま
回線に相当し、通信費用がかかりません。
す。特に端末の呼び出し信号や、可聴音信号(コールプ
DoPaの構成
PBX は、大きく分けて、アナログタイプとデジタルタイ
お客様側 LAN
駐車場管理
自動販売機管理
パーキング
メータ
各種メーターの
遠隔検討システム
お客様側
ルータ
ルータ
自販機
専用線
またはISDN
ログレス・トーン)の違いが影響する場合が多く、事前
プがあります。アナログ PBX は一般公衆回線用の端末
に試験を実施する必要があります。
をそのまま接続することができます。現在の主流はデジ
内線 PHS データ通信を用いる場合、PBX が PIAFS(PHS
タル PBX で、ダイアルイン機能や短縮ダイアル等の便利
Internet Access Forum Standard)に対応している必要が
な機能や、さらに、電話機以外に FAX、コンピュータ等
あります。
を接続して情報ネットワークを構築することが可能です。
ここに書きましたことは、設置する PBX の仕様により
また、内線無線子機として PHS を用いることができます。
決定されます。詳しくは、PBXメーカにお問い合わせくだ
デジタル PBX は通常、専用の電話機(モジュラケーブ
さい。
DoPa網
自販機
「新情報通信早わかり講座」(日経BP社)
参考文献
34
「情報通信ハンドブック」(情報通信総合研究所)
35