夏の暑さ対策として,グリーンカーテンの設置を行いました。5月から

夏の暑さ対策として,グリーンカーテンの設置を行いました。5月からプランターやネット張りなどの準備を
行い,6月5日にゴーヤの苗を植え付けました。今年は,日中日当たりが強くなる特別棟側に設置し,夏休み中
も当番を決め,学年全体で管理しました。夏休み中から9月にかけて多くのゴーヤが収穫でき,給食にも利用し
ました。また,新たな試みとして,学校西側のコンピュータ室前に,朝顔のグリーンカーテンを設置しました。
グリーンカーテン用に品種改良されたつる性の朝顔で,葉が多く茂り,4階まで達する成長ぶりでした。
バイオディーゼルの燃料とし
て,菜種油とヒマワリ油を採取
しました。
上段の写真はアブラナの収穫
から搾油までの様子です。
下段の写真はヒマワリの栽培
か ら 種 の 収 穫 の まで の 様 子 で
す。今後は種を搾油したり,一
部は復興のため東北地方に送っ
たりする予定です。
5 月にアサザプロジェクトの
飯島さんを迎え,自然環境につい
て,様々な話を聞きました。また,
6月 には地域を流れる小野川の
環境調査に出かけました。
さらに科学部では,小野川流域
をおよそ25km に渡って調査し,
夏休 みの自由研究としてまとめ
ました。
アサザプロジェクトの方のお話や菜種油の採油体験,グリーンカーテンの栽培や
小野川調査などを通して生徒各自が調査テーマを設定し,夏休み中に調査レポート
を書き上げました。バイオディーゼルやクリーンエネルギーなどのエネルギー問題
を取り上げる生徒が多く見られました。また,地球規模での調べ学習も多く,地球
温暖化や砂漠化,絶滅生物に対しての研究などもありました。車のエンジンの技術
改良などにも注目する生徒が見られ,自分たちが生きていく未来に向けて自然環境
を保全していこう気持ちが高まりました。
「牛久の自然を守る~循環型社会を目指して」という学習課題のも
と,半年にわたって実践を行ってきました。本単元の学習で,牛久
市の実態や地球規模での実態を知り,自分たちのできることに取り
組んでいこうとする意欲を育てることができましたが,今後この意
欲を持続させる手立を講じていく必要があります。