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プレスリリース
2016 年 6 月 20 日
報道関係者各位
慶應義塾
慶應義塾の高校生、米国名門ボーディングスクールの双璧
Phillips Exeter Academy と Phillips Academy Andover に派遣
~高校生版「ダブル・ディプロマ」プログラム~
慶應義塾では、一貫教育校(高等学校段階) 5 校(注 1)から優秀で志のある生徒を選抜し、米国・英国
の名門ボーディングスクール(寄宿学校)に派遣するプログラム「慶應義塾一貫教育校派遣留学制度」
において、大学入学前の早い段階からグローバル人材を育成する機会を提供してきました。2017 年よ
り、米国 Phillips Exeter Academy を派遣留学先に加え、Phillips Academy Andover と並ぶ、米国の
名門トップボーディングスクールへの派遣が実現しました。両校へは、高校 3 年生を派遣し、留学先
と慶應義塾の在籍高校の双方の卒業証書の取得が可能です。
1.趣旨
2014 年に創設した「慶應義塾一貫教育校派遣留学制度」では、一貫教育校各校の枠を越えて
選抜した生徒を米国 Ten Schools(注 2)、英国 The Nine(注 3)の名門ボーディングスクールへ 1 年
間派遣しています。派遣留学先を段階的に広げ、2015 年までに米国 3 校、英国 2 校に合計 10
名の生徒が留学しました。世界中から集まる優れた人材と寝食を共にしながら、勉強やスポーツ
等の課外活動に励むことで、グローバルな社会を牽引し、世界で活躍するリーダーに成長するこ
とを期待しています。
2017 年から、派遣留学先として新たに米国 Phillips Exeter Academy が加わります。
Phillips Exeter Academy と、既に 2015 年より派遣している米国 Phillips Academy Andover は、
それぞれ「エクセター」
、
「アンドーバー」と呼ばれ、イギリスのオックスフォード大学とケンブリッ
ジ大学のように、互いに切磋琢磨する関係にあります。両校は、全米のボーディングスクールの中で
最も長い歴史をもつ伝統校であり、入学難易度は最難関に位置づけられ、米国アイビーリーグへの高
(注 4)
い進学実績を築いてきました。また、Phillips Exeter Academy における「ハークネス法」
な
ど、独自の教育メソッドを生み出し、高い教育水準と教職員の高い学術的評価は、全米のみならず、
世界中の保護者や中高等教育機関から注目を集めてきました。
慶應義塾は、高等学校段階における質の高い教育の国際化を加速させ、大学入学前の早い段階から
グローバル人材として成長し得る機会を拡充するとともに、高大連携を基盤とする一貫教育の強みを
生かして、慶應義塾全体の多様な教育の国際化を促進していきます。
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(注1)
慶應義塾高等学校(神奈川県横浜市港北区)、慶應義塾志木高等学校(埼玉県志木市)、慶應義塾女子高等学校(東
京都港区)、慶應義塾湘南藤沢高等部(神奈川県藤沢市)、Keio Academy of New York(米国)の 5 校。慶應義塾内
では、高等学校以下の設置学校を一貫教育校と呼称しています。
(注2)
Ten Schools:アメリカ北東部にある名門ボーディングスクール 10 校の集まり。その伝統、難易度、生徒の質などから
高校のアイビーリーグと言われており、アメリカの私立中等教育(高校)の最高峰です。学業やスポーツを通じた交流
も多く、切磋琢磨する関係にあります。
(注3)
The Nine:英国のパブリックスクールの中でも特に伝統がありエリート校と言われる 9 校の呼称。学業やスポーツ、そ
(注4)
Phillips Exeter Academy で考案された教育メソッド。12 名が円卓の机を囲み、授業は討論形式で主体的・協働的に進
して寮生活の中で人間性を磨きます。多くの卒業生がオックスフォード大学やケンブリッジ大学に進学します。
められる。
2.慶應義塾一貫教育校派遣留学制度 概要
高3コース(米国)
Phillips Academy Andover(米国マサチューセッツ州・共学)
Phillips Exeter Academy(米国ニューハンプシャー州・共学) ※2017 年度より追加
高2コース(米国)
Deerfield Academy(米国マサチューセッツ州・共学)
The Taft School(米国コネチカット州・共学)
高2コース(英国)
Shrewsbury School(英国・共学)
Winchester College(英国・男子校)
3.留学先の概要(参考)
 Phillips Exeter Academy (エクセター)(共学)
HP:http://www.exeter.edu/
住所:20 Main Street, Exeter, ニューハンプシャー州、アメリカ(ボストン空港より車で北約 60
分)
1781 年に男子校として設立。1970 年より共学。Phillips
Academy Andover と双璧をなす米国ボーディングスクール
の雄で、極めて優秀な卒業生を輩出する学校である。Andover
とはアカデミックレベルやスポーツなどさまざまな面でライ
バルの関係にある。
“Harkness Table”という学習法を開発し
た学校として名高く、すべてのクラスが円形テーブルにてデ
ィスカッションを行う。生徒数は 1000 名を超える大規模校だ
が、授業は少人数制。日本語講座設置あり。617 エーカーの
広大なキャンパスと充実した施設を誇っている。卒業生とし
て、ロバート・トッド・リンカーン(政治家、第 16 代アメリ
カ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの長男)
、ジョン・
アーヴィング(作家、『ガープの世界』著者)、マーク・ザッ
カーバーグ(Facebook 創始者)を輩出している。
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 Phillips Academy Andover (アンドーバー)(共学)
HP:http://www.andover.edu/
住所:180 Main Street, Andover, マサチューセッツ州、アメリカ
独立戦争中の 1778 年に男子校として設立。アメリカで 2 番目に古い伝統を持つ。全米ボーディン
グスクールランキング第 1 位。ボストンの北約 40 分。生徒数 1,100 名の大規模校。500 エーカーの
広大なキャンパスと充実した施設には、世界 33 カ国の英才が集い、知力・体力のバランスのとれた
人材育成を行う。卒業生として、アメリカ合衆国の第 41 代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ、第
43 代大統領ジョージ・W・ブッシュ、ジョン・F・ケネディ・Jr.(ジョン・F・ケネディ元大統領
の息子)のほか、同志社の創立者・新島襄を輩出している。
 Deerfield Academy(ディアフィールド)(共学)
HP: http://www.deerfield.edu
住所:Main Street, Deerfield, マサチューセッツ州、アメリカ
1797 年設立。ボストンの西約 2 時間に位置する緑豊かな郊外のキャンパス。生徒数 640 名。2013
年入学試験合格率は 13%で、全米ボーディングスクールで最も競争率の高い最難関校。280 エーカ
ーの敷地では様々なスポーツが盛んに行われており、ジム施設やスカッシュコートも非常に充実し
ている。
 The Taft School(タフト)
(共学)
HP: http://www.taftschool.org
住所:110 Woodbury Road Watertown, コネチカット州、アメリカ
アメリカ合衆国の第 27 代大統領ウィリアム・タフトの弟により 1890 年に設立。ニューヨーク市の
北約 1 時間半に位置する。生徒数 600 名弱と比較的小規模。教員の目が十分に行き届き、きめ細や
かで質のよい教育を実践する名門校。
 Shrewsbury School (シュルーズベリー)(共学)
HP: http://www.shrewsbury.org.uk/
住所:Shrewsbury School, The Schools, Shrewsbury、イギリス
イギリス国王エドワード 6 世により 1552 年に設立されたパブリックスクールの名門校。ロンドン
から約 3 時間。Shrewsbury の街の小高い山の上に位置する。生徒数 750 名。元々は男子校だが 2008
年から共学へ移行し、2014 年から全学年共学。「種の起源」で世界的に有名なチャールズ・ダーウ
ィンの母校としても有名。
 Winchester College(ウィンチェスター)(男子校)
HP: http://www.winchestercollege.org/
住所:College St, Winchester、イギリス
1382 年に設立された英国最古の伝統を誇るパブリックスクール。男子全寮制。ロンドンから約 1 時
間半。歴史ある Winchester の街と一体化している。生徒数 670 名。2013 年 UK 男子ボーディング
スクールランキング第 1 位(best-schools.co.uk)
。オックスフォード大学・ケンブリッジ大学の進
学率、A Levels(全国統一大学入試)においても上位 5 校に入る。卒業生は、ヘンリー・アディン
トン英国首相(1801-1804)
、物理学者のフリーマン・ダイソン、コメディアンのティム・ブルック
=ティナーなど、長い歴史の中で多様な人材を輩出する。
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http://www.keio.ac.jp/
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