株主優待ポイント制度運用規約

株主優待ポイント制度運用規約
(目 的)
第 1 条
この規約は、積水ハウス株式会社(以下「当社」という。)の株主に対する優待制度とし
て、当社が運用するポイント付与制度に関する諸条件を定めることを目的とする。
(定 義)
第 2 条
この規約において、次の各号記載の用語はそれぞれ次の意味で使用する。
1. 「株主優待ポイント」とは、第 3 条に定める対象者に対して当社が付与するポイン
トであって、第 10 条乃至第 13 条に定める取引において、値引き金額の換算根拠
となるポイント数として利用できるものをいう。以下、「株主優待ポイント」のこ
とを単に「ポイント」という。
2.「株式」とは、当社普通株式をいう。
3.「付与基準日」とは、1月31日及び7月31日をいう。
(ポイント付与対象者)
第 3 条
ポイントの付与対象者(以下「対象者」という。)は、毎年の付与基準日の株主名簿に記
載又は記録された株主とする。
(ポイント付与)
第 4 条
当社は、前条の対象者に対して、その所有株式数に応じて、次条に定めるポイントを付
与する。
(ポイント付与数)
第 5 条
当社は、付与基準日における対象者の所有株式100株につき、1ポイントを対象者に
付与するものとし、付与計算の結果、1ポイント未満の端数が生じるときはこれを切り
捨てる。
②付与基準日における対象者の所有株式が10,000株以上であるときは、その所有株
式数の如何にかかわらず、100ポイントを上限として付与する。
(ポイント付与日)
第 6 条
毎年1月31日を付与基準日とするポイントは、同年4月30日に、また、毎年7月3
1日を付与基準日とするポイントは、同年9月30日に付与する。
(ポイント有効期間)
第 7 条
ポイントは付与日から効力を生じるものとし、その有効期間は付与日の5年後の応当日
の前日までとする。また、付与されたポイントは、株主でなくなった後も有効期間中は
利用可能とする。
(ポイント利用地域)
第 8 条
ポイントを利用できる地域は、日本国内の当社の営業地域内とする。
-1-
(ポイント利用取引の対象会社)
第 9 条
対象者は第 10 条乃至第 13 条に定める取引(以下「対象取引」という。)を次の会社(以
下「対象会社」という。)と行なった場合にポイントを利用できる。
・積水ハウス株式会社(当社)
・積和不動産株式会社
・積和不動産関東株式会社
・積和不動産関西株式会社
・積和不動産中部株式会社
・積和不動産中国株式会社
・積和不動産九州株式会社
・積和不動産東北株式会社
・積水ハウスリフォーム株式会社
・積和管理株式会社
・積和トータルサポート株式会社
・積和建設各社
(ポイント利用方法:建築工事請負契約)
第 10 条
対象者が対象会社との建築工事請負契約において、ポイントを利用する条件は以下のと
おりとする。
1. ポイントを利用できる範囲は、その利用するポイント数を下表の換算率で換算し
た額が、下表の各取引内容の値引き上限率で算定した額を超えない範囲とする。
2. 対象者は、対象会社との折衝過程で、ポイントの利用を対象会社に申し出るもの
とし、対象会社は、その申し出にしたがって、対象者の保有ポイントを当社に確
認する。
3. 対象者は、対象者が契約締結時点に保有するポイント数を上限として、第1号に
定める範囲内で利用を希望するポイント数を明記のうえ、書面により対象会社に
ポイントの利用を申込む。
4. 対象会社は、下表の換算率により、対象者の申し出のポイントを金銭に換算し、
対象会社の通常見積価格(消費税を除く)より当該換算額を値引きして、対象者に提
示する。
5. 前号の提示価格により契約が成立した場合は、当社は対象者のポイント数を当該
ポイント利用数だけ減ずる。
6. ポイントの利用にあたっては、対象会社が実施する他の割引制度や値引きとの併
用はできない。
〔建築工事請負契約におけるポイント利用条件〕
取引内容
値引き上限率
1 ポイントの換算率
工場出荷材による戸建住宅及び共同住宅新築工事 通常見積価格(消
但し、建物と一体で契約する外構工事、解体工事 費 税 を 除 く ) の
等を含みます。
5%
20,000円
RC造等の上記以外の建物新築工事
通常見積価格(消
請負代金50万円以上のリフォーム工事(単独で 費 税 を 除 く ) の
3%
受注した外構工事、解体工事等を含みます。)
(ポイント利用方法:不動産売買契約)
第 11 条
対象者が対象会社との不動産売買契約において、ポイントを利用する条件は以下のとお
りとする。
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1. ポイントを利用できる範囲は、その利用するポイント数を下表の換算率で換算し
た額が、下表の値引き上限率で算定した額を超えない範囲とする。
2. 対象者は、対象会社との折衝過程で、ポイントの利用を対象会社に申し出るもの
とし、対象会社は、その申し出にしたがって、対象者の保有ポイントを当社に確
認する。
3. 対象者は、対象者が契約締結時点に保有するポイント数を上限として、第1号に
定める範囲内で利用を希望するポイント数を明記のうえ、書面により対象会社に
ポイントの利用を申込む。
4. 対象会社は、下表の換算率により、対象者の申し出のポイントを金銭に換算し、
当該不動産の建物部分の販売価格(消費税を除く)より当該換算額を値引きして、対
象者に提示する。
5. 前号の提示価格により契約が成立した場合は、当社は対象者のポイント数を当該
ポイント利用数だけ減ずる。
6. ポイントの利用にあたっては、対象会社が実施する他の割引制度や値引きとの併
用はできない。
7. 対象会社以外の第三者が共同売主となっている分譲マンション及び建売住宅の購
入を目的とする不動産売買契約については、ポイントの利用はできない。但し、
建物売主を対象会社、土地売主を第三者とする場合はこの限りではない。
8.土地売買契約においては、ポイントの利用はできない。
〔不動産売買契約におけるポイント利用条件〕
取引内容
値引き上限率
1 ポイントの換算率
分譲マンション・建売住宅
の不動産売買契約
建物部分の販売価格(消
20,000円
費税を除く)の3%
(ポイント利用方法:不動産売買の媒介契約)
第 12 条
対象者が対象会社との不動産の売買又は交換の媒介契約において、ポイントを利用する
条件は以下のとおりとする。
1. ポイントを利用できる範囲は、その利用するポイント数を下表の換算率で換算し
た額が、下表の値引き上限率で算定した額を超えない範囲とする。
2. 対象者は、対象会社へ媒介の依頼に先立って、ポイントの利用を対象会社に申し
出るものとし、対象会社は、その申し出にしたがって、対象者の保有ポイントを
当社に確認する。
3. 対象者は、対象者が契約締結時点に保有するポイント数を上限として、第1号に
定める範囲内で利用を希望するポイント数を明記のうえ、書面により対象会社に
ポイントの利用を申込む。
4. 対象会社は、下表の換算率により、対象者の申し出のポイントを金銭に換算し、
通常の不動産媒介手数料(消費税を除く)より当該換算額を値引きして、対象者に提
示する。
5. 前号の提示価格による媒介契約に基づいて、媒介対象不動産の取引が成立した場
合は、対象会社は前項の提示価格による媒介手数料を受領する。
6. 対象会社の媒介手数料受領の確認の後、当社は対象者のポイント数を当該ポイン
ト利用数だけ減ずる。
7. ポイントの利用にあたっては、対象会社が実施する他の割引制度や値引きとの併
用はできない。
8. 対象者と対象会社の契約が不動産の売買又は交換の代理契約の場合においても、
第1号乃至第7号の条件を適用する。
9. 対象者と対象会社の契約が不動産の賃貸の媒介契約又は代理契約の場合は、ポイ
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ントの利用はできない。
〔不動産の媒介契約におけるポイント利用条件〕
取引内容
値引き上限率
不動産売買又は交換の媒介契約(代理契約を 媒介手数料(消費税を
含む。)手数料
除く)の30%
1 ポイントの換算率
5,000円
(ポイント利用方法:建物賃貸借契約)
第 13 条
対象者が対象会社との建物賃貸借契約において、ポイントを利用する条件は以下のとお
りとする。
1. ポイントを利用できる範囲は、その利用するポイント数を下表の換算率で換算し
た額が、下表の値引き上限額を超えない範囲とする。
2. 対象者は、対象会社との建物賃貸借契約に先立って、ポイントの利用を対象会社
に申し出るものとし、対象会社は、その申し出にしたがって、対象者の保有ポイ
ントを当社に確認する。
3. 対象者は、対象者が契約締結時点に保有するポイント数を上限として、第1号に
定める範囲内で利用を希望するポイント数を明記のうえ、書面により対象会社に
ポイントの利用を申込む。
4. 対象会社は、下表の換算率により、対象者の申し出のポイントを金銭に換算し、
当該換算額を値引き初回賃料(月額)を対象者に提示する。
5. 建物賃貸借契約が成立した場合は、当社は対象者のポイント数を当該ポイント利
用数だけ減ずる。
6. ポイントの利用にあたっては、対象会社が実施する他の割引制度や値引きとの併
用はできない。
〔建物賃貸借契約におけるポイント利用条件〕
取引内容
値引き上限額
1 ポイントの換算率
建物賃貸借契約の初回賃料
家賃の当初1ヶ月分を限度とする。
2,000円
(値引き上限額でのポイント利用の特則)
第 14 条
利用するポイント数を各取引内容の換算率で換算した額と値引き上限率に基づく値引
き上限額との差額が1ポイントの換算率未満の場合に限り、対象者はさらに1ポイント
の追加利用を申し出ることにより、値引き上限額による値引きを受けることができる。
なお、この場合、対象者は値引き上限額を超える部分に該当する1ポイント未満の端数
を放棄したものとみなす。
(ポイントの通知)
第 15 条
対象者に付与するポイント数は、各ポイント付与日当日までに書面により当社から通知
する。
(対象取引の解除及び金額変更)
第 16 条
対象取引が解除となった場合で、当該取引に際して、当社が減じたポイントがあるとき
は、当該ポイント分を加算して、対象者の保有ポイントを調整する。但し、第 13 条の
建物賃貸借契約において、既に初回家賃の値引きが実施されている場合を除く。
②対象取引の金額変更により、利用するポイントを増減する場合は、対象者は、変更する
ポイント数の増減数を明記のうえ、書面により対象会社にポイントの調整を申込むもの
とし、これに基づいて、当社は、当該ポイント分を加算又は減算して、対象者の保有ポ
イントを調整する。但し、対象取引の値引き上限率の制限により、利用するポイントを
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減ずる場合は、前述の書面の有無に係わらず、当社の判断で対象者の保有ポイントを調
整することができる。
(第三者への譲渡禁止)
第 17 条
ポイントの利用は、対象取引の契約当事者が対象者である場合にのみ有効とし、ポイン
トにおける権利義務を第三者に譲渡すること及び貸与することはできない。
②ポイントには、担保提供等の第三者の権利を設定することはできない。
(ポイントの相続、承継及び共有)
第 18 条
ポイントは対象者についてのみ有効とし、相続されないものとする。
②対象者が法人である場合は、当該法人の解散により、保有するポイントはすべて失効す
る。但し、合併により当該法人の権利義務を包括承継する法人がある場合に限り、当該
包括承継する法人についてポイントを有効とする。
③対象者が株式を共有する株主の代表者である場合は、当該代表者が同意書を提出した場
合に限り、対象者以外の株式共有者名義の契約において、ポイントを利用することがで
きるものとする。
(株主名簿による管理)
第 19 条
契約当事者とポイントを保有する対象者が同一人物であるかどうかの判断は、株主名簿
の記載内容等に基づいて、当社が判断するものとする。
②ポイントは株主番号により区分された対象者ごとに付与されるものとし、当社は別個の
株主番号を有する対象者が同一人物であることを確認してポイントを付与する責任を
負うものではない。
(規約の公開及び改定)
第 20 条
当社は、この規約を当社の公式インターネットホームページ上で公開する。
②当社は、随時この規約を改定することができる。
(対象者の個人情報の取扱)
第 21 条
当社は、対象者の個人情報をこの規約に定めるポイントの管理・運用に関する事項以外
には使用しない。
②対象者の個人情報をこの規約に定めるポイントの管理・運用に関する事項に利用する目
的に限り、対象会社間で共同利用することを、対象者は予め同意するものとする。
(株主優待ポイント制度の廃止)
第 22 条
当社は、この規約に定める株主優待ポイント制度を任意に廃止できる。但し、制度廃止
時までに付与されたポイントの有効期間内に限り、ポイントは有効とする。
附則(平成 25 年 11 月 13 日)
1.この規約は平成 26 年 4 月 30 日をもって廃止する。但し、同日(当日を含む)までに付与され
たポイントはその有効期間内に限り有効とし、同ポイントに関するこの規約の適用は、なお従
前の例による。
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