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2016 法学部公開講座
平成28年度
リ レ ー 講 義
法政総合
講 座 B
9月21日水
〜
2016年
2017年
地域・市民社会
から世界を
読み解く
グローバリゼーションが進行する中では、国家間の国際関係から世界の変化を考
える視点に加え、地域・市民社会というサブナショナルなレベルまたはアクターに
着目し国家の変化、さらには世界の変化を見通す視点も重要である。この講座のね
らいは、後者の視点にたって、欧米、ロシア、アジア、アフリカにおける地域・市民社
会の変化を考えようとするものである。
1月18日水
《 全15回 》
受講料無料/事前申込不要 受講ご希望の方は、当日直接会場までお越しください。
第1回
9月21日水
韓国の市民社会と政治
清水 敏行
《 札幌学院大学大学院法学研究科長( 教授 )
》
第2回
9月28日水
中東とアフリカにおける民主化とその現状
松本 祥志
《 日本モロッコ研究センター理事長、札幌学院大学名誉教授 》
第3回
10月5日水
地域資源(炭鉱遺産 )を活用した地域再生
大橋 二朗
《NPO 法人「 炭鉱の記憶推進事業団 」副理事長 》
第4回
10月12日水
第6回
10月26日水
ドイツにおける新しい地域づくりの試み
石井 和平
第7回
11月2日水
アメリカの地方政治と住民自治
池 炫周 直美
第5回
10月19日水
習近平政権の社会統制強化と中国の市民社会
西本 紫乃
《 北海道大学公共政策大学院専任講師 》
第12回
11月9日水
連邦国家ドイツにおける脱原発の運動と政治
本田 宏
《 北海学園大学法学部政治学科教授 》
第9回
11月16日水
内田 司
《 札幌学院大学人文学部教授 》
第13回
寺田 英司
《NPO 法人CAN 代表理事、札幌学院大学非常勤講師 》
第14回
中村 研一
《 北海道大学名誉教授 》
第15回
スウェーデン北部のまちづくり
小内 純子
《 札幌学院大学社会情報学部学部長( 教授 )》
催/札幌学院大学法学部
えべつ市民カレッジ・道民カレッジ連携講座
1月11日水
地球市民社会の可能性について
篠田 優
11月30日水
12月21日水
地域におけるNPO活動の現況と課題
《 北星学園大学経済学部経済法学科教授 》
第10回
12月14日水
スコットランドにおける地域社会再生と女性の活躍
菅原 和行
会
場/札幌学院大学D202教室(D館2階 )
講 義 時 間/13:10~14:40
コーディネーター/清水敏行( 札幌学院大学大学院法学研究科長
( 教授 ))
主
笹谷 春美
《 北海道教育大学名誉教授 》
《 釧路公立大学経済学部准教授 》
第8回
12月7日水
北欧における福祉国家と自治体
《 札幌学院大学法学部教授 》
越境する人々たちの物語(ストーリー ) ロシアはヨーロッパかアジアか?
《 北海道大学公共政策大学院専任講師 》
第11回
1月18日水
まとめ( 総括 )
清水 敏行
《 札幌学院大学大学院法学研究科長( 教授 )》
●お問い合わせ先
札幌学院大学教育支援課( 法学部係 )
〒069-8555 江別市文京台11番地
☎011-386-8111( 内線3214、3226)
[URL]http://www.sgu.ac.jp
2016
( 平成28年度 )
札幌学院大学 法学部公開講座 リレー講義 法政総合講座B
《 講師紹介》
第1回(9月21日 )
清水 敏行
●札幌学院大学大学院法学研究科長( 教授 )
第9回(11月16日 ) 篠田
優
●北星学園大学経済学部経済法学科教授
韓国の市民社会と政治
ロシアはヨーロッパかアジアか?
東京都出身。北海道大学大学院法学研究科後期博士課程退学。法学博士。北海道教育大
学函館校助教授を経て、2002年に札幌学院大学法学部に着任。2011年より早稲田大学韓国
学研究所招聘研究員。韓国の市民社会と政治について研究。札幌学院大学では、「 国際関係
論 」、「 地域インターンシップA 」などの科目を担当している。
札幌市出身。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。1987年北海道大
学助手。1989年北海道教育大学旭川校専任講師。1990年同助教授。2004年北星学園大学
経済学部教授。専攻は、
現代ロシア法・比較法。
第2回(9月28日 )
松本 祥志
●日本モロッコ研究センター理事長、札幌学院大学名誉教授
中東とアフリカにおける民主化とその現状
岩手県出身。立命館大学大学院法学研究科博士課程満期退学。専攻は、国際法およびアフ
リカ法。近年とくに西サハラ問題やテロ対策を研究。日本モロッコ研究センター理事長。
札幌学院大学名誉教授。モハメッド5世大学( モロッコ )客員教授。著書は、『 難民キャン
プの内幕 』(2015年・日本評論社 )。Libro Gris del Terrorismo,Ole libros.com,2016。
Le Libre Gris du Terrorisme,Jean-Cyrille Godefroy,2015。
第3回(10月5日 )
大橋 二朗
●NPO法人「炭鉱の記憶推進事業団 」副理事長
第10回
(11月30日 ) 小内
純子
●札幌学院大学社会情報学部学部長( 教授 )
スウェーデン北部のまちづくり
長野県出身。北海道大学教育学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取
得満期退学。北海道教育大学非常勤講師を経て、1992年4月に札幌学院大学社会情報学部専
任講師に着任。同助教授を経て、2003年4月より同教授。2004年4月より札幌学院大学大
学院地域社会マネジメント研究科教授を兼任。
第11回(12月7日 ) 笹谷
春美
●北海道教育大学名誉教授
地域資源( 炭鉱遺産 )を活用した地域再生
北欧における福祉国家と自治体
芦別市出身。北海道立芦別高等学校卒業。2007年に社団法人芦別青年会議所理事長、
2008~2014年に空知総合振興局そらち「 炭鉱の記憶で地域づくり推進会議 」幹事を経て、
現在は芦別市議会議員、NPO法人「 炭鉱の記憶推進事業団 」副理事長、空知産炭地活性化事
業実行委員会委員長を務めている。
函館市出身。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1978年に北海道
大学教育学部に着任。1980年に北海道教育大学札幌校に転任後、2012年3月に同大学を定
年退職。専門は、社会学、ジェンダー論、高齢者ケア論。比較対象として、フィンランドの高齢者
ケアシステムを研究。フィンランドの大ファン。著書は、
『 フィンランドの高齢者ケア:介護者
支援、人材養成の理念とスキル』
(2013年・明石書店 )。2014年より北海道立女性プラザ館長。
第4回(10月12日 ) 池
炫周 直美
●北海道大学公共政策大学院専任講師
第12回
(12月14日 ) 内田
司
●札幌学院大学人文学部教授
越境する人々たちの物語( ストーリー )
スコットランドにおける地域社会再生と女性の活躍
バンクーバー
(カナダ )出身。ブリティッシュコロンビア州立大学卒業。北海道大学大学院法学研究科博士課程修了。
バンクーバーに生まれ育つ。韓国系カナダ人3世であり、在日韓国人の両親を持つ。カナダのブリティッシュコロンビ
ア州立大学にて、政治学の学位を取得した後、1999年に北海道大学大学院法学研究科に留学。2006年に博士号を
授与され、2006年より同研究科の助教として研究・教育に従事した後、2011年より北海道大学公共政策大学院の専
任講師として従事している。研究分野は、現代韓国政治で、近年は、日本・韓国の移民とジェンダーの問題を研究。
茨城県出身。東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。東北大学教育学
部助手を経て、1989年4月に札幌学院大学人文学部に着任し、現在に至る。専攻は、感情コ
ミュニケーションおよび地域社会再生の社会学。趣味は、
ウォーキングとトレッキング。
第5回(10月19日 ) 西本
紫乃
●北海道大学公共政策大学院専任講師
習近平政権の社会統制強化と中国の市民社会
広島県出身。広島女学院大学文学部日本文学科卒業後、広島大学大学院社会科学研究科博
士後期課程単位満了退学。在中国日本大使館専門調査員などを経て、2015年より北海道大
学公共政策大学院専任講師。専門は、現代中国社会論・情報社会学。著書は『 モノ言う中国
人 』(2011年・集英社 )。
第6回(10月26日 ) 石井
和平
●札幌学院大学法学部教授
第13回
(12月21日 ) 寺田
英司
●NPO法人CAN代表理事、札幌学院大学非常勤講師
地域におけるNPO活動の現況と課題
奈良県出身。北海道大学大学院法学研究科( 政治学 )博士課程単位取得後退学。北海道
大学公共政策大学院助手を経て、東京の政策系シンクタンクに勤務した。その後、北海道に
戻り、自ら立ち上げた中小企業を経営しながら、北海道大学と札幌学院大学で非常勤講師を
務める。学生時代からの研究テーマの1つにNPO研究があり、北海道のNPOを紹介する雑誌
『NODE』の編集委員も努め、
現在は教育のNPO法人CANの代表理事でもある。
第14回(1月11日 )
中村 研一
●北海道大学名誉教授
ドイツにおける新しい地域づくりの試み
地球市民社会の可能性について
愛知県出身。学習院大学法学部卒業。小樽商科大学大学院商学研究科博士課程修了。商
学博士。市政学並びに地域経営を専門とする。エベネザー・ハワードの田園都市構想をベー
スに、アソシエーションとしてのコミュニティ形成の理論を構築中。目下、コミュニティ・
ビジネス、ソーシャル・イノベーション、アーバン・パーマカルチャーなどの領域を通じて、
「 地域に学ぶ教育 」の実践を企図している。北海道自治体学会運営委員。
神奈川県出身。東京大学理学部物理学科卒業。東京大学法学部卒業。1974年東京大学法
学部助手を経て、1977年北海道大学法学部助教授。1990年同教授。1996~1998年同大
学法学部長。2003~2005年同大学副学長。2009~2011年同大学公共政策大学院院長。
2013年同大学を退職。北海道大学名誉教授。これまで、グローバル化した地球の政治問題
を研究。趣味は、
犬を見ることと馬を見ること。
第7回(11月2日 )
菅原 和行
●釧路公立大学経済学部准教授
アメリカの地方政治と住民自治
新潟県出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、同大学大学院法学研究科単位取得退学。
法学博士。2006年より釧路公立大学経済学部講師。2008年より同准教授。2010~2011
年ジョンズ・ホプキンス大学政治学部客員研究員。専門は、アメリカ政治・行政学。主な著
書に『 アメリカ都市政治と官僚制-公務員制度改革の政治過程 』
(2010年・慶応義塾大学出
版会 )など。趣味は、温泉めぐり、ドライブ。
第8回(11月9日 )
本田 宏
第15回(1月18日 ) 清水
敏行
●札幌学院大学大学院法学研究科長( 教授 )
まとめ( 総括 )
プロフィールについては、第1回を参照してください。
●北海学園大学法学部政治学科教授
連邦国家ドイツにおける脱原発の運動と政治
小樽市出身・札幌育ち。北海道大学法学部を卒業後、アムステルダム大学大学院修士課程修
了。2002年3月に北海道大学より博士号( 法学 )を授与される。1999年に北海学園大学法学
部政治学科専任講師に着任。同助教授を経て2010年より同教授。主な著書は、単著『 脱原子
力の運動と政治 (
』2005年・北海道大学図書刊行会 )、共編
『 反核から反原発へ-ドイツとヨーロッ
パ諸国の選択-』
(2012年・昭和堂 )、共編『 脱原発の比較政治学』
(2014年・法政大学出版局 )。
受講料は無料で、どなた様でも受講できます。人数の制限はありません。
事前に申し込む必要はありませんので、
当日直接会場までお越し下さい。