MK140/160 - ヤマト科学株式会社

振とう器
型式 MK140
第1 版
●この度は、ヤマト科学の振とう器 MK140 をお買い上げい
ただきまして、誠にありがとうございます。
●本器を正しく使っていただくために、お使いの前にこの
「取扱説明書」と「保証書」をよくお読みください。お読み
になった後は「保証書」とともにいつでも使用できるよう
に、大切に保管してください。
警告:取扱説明書本文に出てくる重要警告事項の部
分は製品を使用する前に注意深く読み、よく
理解してください。
目
次
1. 安全上の注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
絵表示の説明...................................................................................................................1
シンボルマーク一覧........................................................................................................2
警告・注意 ......................................................................................................................3
2. ご使用前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
据え付けにあたっての注意事項 .....................................................................................4
3. 各部の名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
本体 .................................................................................................................................7
操作パネル ......................................................................................................................8
キャラクタの説明 ...........................................................................................................9
便利な機能 ......................................................................................................................9
4. 運転のしかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 0
専用ラックの設置 .........................................................................................................10
振とう運転を行う .........................................................................................................11
タイマーを使った振とう運転を行う............................................................................12
5. 取扱い上の注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 3
6. お手入れのしかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 4
日常の点検/お手入れ..................................................................................................14
7. 長期間使用しないとき、廃棄するとき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 4
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき..........................................................14
廃棄するときのお願い..................................................................................................14
8. 困ったときには. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 5
故障処理法 ....................................................................................................................15
故障かな?と思ったら..................................................................................................15
9. アフターサービスと保証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 6
修理を依頼されるとき..................................................................................................16
10. 仕様. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 7
11. 結線図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 8
12. 交換部品表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 8
13. 危険物一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 9
1 . 安全上の注意
絵表示の説明
絵表示について
この取扱説明書および商品には、安全にお使いいただくためのいろ
いろな絵表示をしています。その内容を理解することなく誤った取
り扱いをすることによって生じる内容を、次のように区分しており
ます。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
注意
人が死亡または重傷(注 1)を負う恐れがある内容を示しています。
人が軽傷(注 2)を負う恐れおよび物的損害(注 3)を受ける恐れがある
内容を示しています。
(注 1)重傷とは、けが、感電、骨折、中毒などの後遺症が残るものおよび
治療に入院や長期通院を要するものをいう。
(注 2)軽傷とは治療に入院や長期通院を要さないけがや感電などをいう。
(注 3)物的損害とは設備・機器や建物等の財産にかかわる損害をいう。
絵表示の意味
この絵表示は、「警告」(「注意」を含む)を促す事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な警告内容を表記しています。
この絵表示は禁止事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な禁止内容を表記しています。
この絵表示は、必ず実行してほしい事柄を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な指示内容を表記しています。
1
1 . 安全上の注意
シンボルマーク一覧
警 告
警告一般
高電圧注意
高温注意
駆動部注意
爆発注意
注意一般
感電注意
やけど注意
空焚き注意
水漏れ注意
水専用
劇毒物注意
火気禁止
分解禁止
接触禁止
アース線接続
水平設置
電源プラグを抜く
注 意
禁 止
禁止一般
強 制
強制一般
2
定期点検
1 . 安全上の注意
警告・注意
警告
引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のある雰囲気中では絶対に使用しないでください。
本器は防爆構造ではありませんので、火災・爆発の原因となります。
アース線を必ず接続してください。
必ずアース線を正しく接続してください。漏電による感電、火災の原因となります。
異常時の使用禁止
万が一、煙が出ている、変な臭いがする等の場合はすぐに電源を切り、電源コンセントから外
してください。火災、感電の原因となります。
電源コードを束ねて使用しないでください。
電源コードを束ねて使用すると、過熱し、火災の原因となります。
電源コードを傷めないでください。
電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりして傷めないでください。火災、感
電の原因となります。
爆発性、可燃性物質は使用しないでください。
爆発性、可燃性物質およびそれらを含んだ物質は絶対に使用しないでください。爆発、火災の
原因となります。
分解、改造しないでください。
本器は絶対に分解、改造しないでください。故障、火災、感電等の事故の原因となります。
注意
雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに電源を切ってください。故障、火災、感電の原因となります。
3
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
1 .アースを必ず接続してください。
・ 漏電による感電事故をさけるために必ずアース線(電源コードの緑の芯線)を接地線ま
たは接地端子部に接続してください。
・ アース線はガス管や水道管には絶対に接続しないで下さい。火災の原因となります。
・ アース線は電話線のアースや避雷針には絶対に接続しないで下さい。火災や感電の原因
となります。
・ 分岐コンセントは発熱などの原因となり危険ですので、使用しないでください。
接地型コンセントのご使用をお勧めします
2極タイプコンセントをご使用の場合
接地型コンセント
電源プラグ
G
2極タイプ
コンセント
G
アース端子がない場合
アース線
標準外付属品の接地アダプタを電源プラグに
この場合は第 3 種接地工事が必要となります
差込み、コンセント側の極性を確認の上、接
のでお買い上げの販売店または当社営業所
続してください。また、接地アダプタのアー
にご相談ください。
ス線(緑色)は、電源設備側のアース端子に
接続してください。
2 .設置場所にご注意ください。
特に次のような場所への設置は、しないでください。
・駆動部分が露出しています。人通りの多い場所等を避け、常に安全を確保できる場所
に設置してください
・凸凹した床面、汚れた床面
・可燃性ガス、腐食危険性ガスの発生しているところ
・周囲温度が 40℃以上になるところ
・温度差のはげしいところ
・湿気の多いところ
・直射日光の当たるところ
・ 振動の多いところ
各製品の周囲は下図の範囲以上でスペースを空けてください。
15cm 以上
ほ本
4
体
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
3 . 引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のあるガスの雰囲気中では、絶対に使用しないでください。本器は防爆構造
ではありませんので、スイッチの「入」、「切」のとき及び動作中にアークの発生を伴い、火災・
爆発の原因となります。
MK140
引火性物質禁止
爆発性物質禁止
注)ラックは標準外付属品です。
4 . 改造はしないでください
5 . 水平な場所に設置してください
故障の原因になりますのでお客様によ
る改造は絶対にしないでください。
本器はできるだけ水平な場所に設置して
ください。4 ヶ所のゴム足が均一に床面に
接していませんと振動、騒音の発生原因
になります。また、思わぬトラブルや故
障を引き起こしかねません。
改造禁止
凸凹床面禁止
水平設置
MK140
MK140
注)ラックは標準外付属品です。
注)ラックは標準外付属品です。
5
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
注意
6 . 電源は専用のコンセントに
電気容量に適合したコンセントをご使用ください。
電気容量:AC100V
*
0.5A
電源を ON しても装置が起動しない場合があります。主電源の電圧が低かったり、他の機器と同
一電源ラインでご使用になっていないか調査し、他の機器とは別ラインから受電する等の措置
を取ってください。
7 . 据え付けは
不意の地震や衝撃等により、本器が倒れたり、動いたりしてけがをするおそれがあります。
人通りの多い場所をさけるなどの安全防止策を講じることをお勧めします。また、作動中振
とう部に触れますと危険です。設置場所の周りに適当な囲いを設けるなどの処置をお勧めし
ます。
8 . 電源コードの取扱いについて
電源コードは束ねて使用しないでください。束ねて使用すると過熱し、火災の原因となりま
す。
電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードを机や椅子の下に敷いたり、ものにはさんだりして傷をつけないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけないでください。コードの被覆が焦げて、火
災・感電の原因となります。
電源コードが傷んだら(芯線の露出、断線など)すぐに本体の電源を切り、元電源を切って販
売店に電源コードの交換を依頼してください。そのままにしておきますと火災、感電の原因
となります。
電源コードを適正なコンセントに接続してください。
6
3 . 各部の名称
本体
操作パネル
専用ラック
(標準外付属品)
電源コード
振とう台
MK140
電源スイッチ
ゴム脚
7
3 . 各部の名称
操作パネル
振とう速度調節パネル
振とう速度
▲▼キー
SHAKE
ウェーブ機能
r.p,m
設定表示ランプ
UP
タイマー設定パネル
DOWN
W A V E
ウェーブ機能
ON/OFF キー
TIME
UP
時間設定
▲▼キー
DOWN
RUN/
STOP
タイマー
RUN/STOP キー
振とう調節器
1
振とう速度表示画面
設定した振とう速度を表示します。
2
ウエーブ機能設定キー
WAVE キーを押すと設定した振とう速度とその 1/2 の振とう速度が 10
秒サイクル で交互に切り替わるウェーブ運転を行います。(P.9 参照)
3
ウエーブ運転ランプ
ウェーブ運転中緑色のランプが点灯します。
4
アップキー
▲キーを押すと振とう速度がアップします。
5
ダウンキー
▼キーを押すと振とう速度がダウンします。
タイマー
1
時間表示画面
設定時間および残時間が表示されます。
2
運転開始/停止キー
RUN/STOP キーを 3 秒間押すと運転が開始され、もう一度 RUN/STOP
キーを軽く押すと運転が停止します。
一時停止は、RUN/STOP キーを軽く押すと運転が一時停止します。も
う一度 RUN/STOP キーを軽く押すと残り時間の運転が再開できます。
タイマーを使わない連続運転を行う場合は▼キーを押し続け、「―――」表
示にしてください。
3
アップキー
▲キーを押すとタイマー設定時間がアップします。
4
ダウンキー
▼キーを押すとタイマー設定時間がダウンします。
▼キーを押し続けると「―――」表示が現れ連続運転モードになります。
8
3 . 各部の名称
キャラクタの説明
キャラクタ
識別子
名
称
用
途
振とう調節器の運転モード表示画面
説明の必要なキャラクタはありません。
タイマー運転モード表示画面
PC-2
---
タイマー終了表示
タイマー運転が終了すると、「 oFF」表示と「設
定時間」が交互に点滅表示されます。
連続運転モード
タイマーを使わない連続運転をする場合、タイマ
ーの時間設定キー「▼キー」を押し続け「---」表示
にしてください。
便利な機能
ウェーブ機能を使う
ウェーブ機能とは一定周期で振とう速度が変わる機能をいいます。
ウェーブ機能を使うと、設定した振とう速度とその 1/2 の振とう速度で
おおよそ 10 秒サイクルで自動的に切り替わりながら運転します。
SHAKE パネルの WAVE キーを押すと、WAVE キーの上にある運転ランプが
点灯し、ウェーブ運転を開始します。
停止するときはもう一度 WAVE キーを押してください。
注:ウェーブ機能は 200 回/分以下の低速回転では機能しない場合があります。
200 回/分以上の設定でご使用ください。
9
4 . 運転のしかた
専用ラックの設置
MK140 型には次の専用ラックが用意されています。
お近くの販売店またはヤマト科学営業所にご用命ください。
品名
仕様
注文コード
96 穴マイクロプレートラック
96 穴マイクロプレートを 2 枚装着できます
232090
0.5ml 用マイクロチューブラック
0.5ml 用を 48 本装着できます
232091
1.5ml 用マイクロチューブラック
1.5ml 用を 48 本装着できます
232092
15ml 用遠沈管ラック
15ml 用を 6 本装着できます
232093
50ml 遠沈管ラック
50ml 用を 4 本装着できます
232094
専用ラックの固定方法
①
ラックに試料をセットしたら、ラックハンドルを持って、本体の振とう台中央に載せます。
②
ラックハンドルを軽く押しながら、本体の振とう台に止まるまでねじ込んでセット完了です。
専用ラック
押しながら
時計方向に
ねじ込む
専用ラック
ラックハンドル
MK140
固定ネジ部
本体側振とう台
振とう台
ラック固定ネジ部
10
スプリング
4.運転のしかた
振とう運転を行う
振とう運転のしかた
ここではタイマーを使わず、振とうのみ行う場合の運転方法について説明
します。
1 . 電源を入れる( 右側面手前のメインスイッチを O N にする)
本体右側手前のスイッチを ON にします。。
電源スイッチを入れる。
2 . 振とう速度を設定する
SHAKE パネルの▲▼キーを押して、希望する振とう速度に設定しま
す。
タイマー運転を行わない場合は、 タイマーの時間設定キー「▼キー」を押し続け
「0.0」が表示したあと、なお押し続け、「---」表示にしてください。
▲▼キーで希望する振とう速度に設定します
SHAKE
r.p,m
UP
DOWN
WAVE
TIME
UP
DOWN
タイマーを使わないときは「---」表示にしてください
RUN/
STOP
3 .振とう運転を始める
TIME パネルの RUN/STOP キーを 3 秒 間 押 し 続 け て く だ さ い。運転を
スタートします。
SHAKE パネルの▲▼キーを押して、希望する振とう速度に変更でき
ます。タイマー表示器「---」表示が点滅し、運転を始めます。
WAVE 機能については P.9 を参照してください。
4 . 振とう運転を停止する
TIME パネルの RUN/STOP キーを軽 く 押 し て く だ さ い。振とうを停止
します。
振とう速度の設定につ
いて
振とう速度の設定は最大 2000r.p.m までです。
それ以上の設定は本体の振動が大きくなったり、設定速度に達しない
場合があります。
11
4.運転のしかた
タイマーを使った振とう運転を行う
タイマーを使った
振とう運転のしかた
ここでは振とうタイマー運転を行う場合の運転方法について説明しま
す。
「振とうを設定時間だけ行う」ときに使用します。
1 . タイマー時間を設定する
タイマー運転を行う場合は、タイマーの時間設定キー「▲キー」を押し、「 ---」表示か
ら希望の時間に切り替えます。
2 . 振とう速度を設定する
2 . 振とう速度を
SHAKE パネルの▲▼キーを押して、希望する振とう速度に設定しま
す。
設定する
3 .振とう運転を始める
タイマーパネルの「RUN/STOP キー」を 3 秒間長押ししてください、振とう
を開始します。
SHAKE パネルの▲▼キーを押して、希望する振とう速度に設定しま
す。
S H A K E
r.p,m
UP
D O W N
TIME パネルには現在の残時間が表示されます。
WAVE
WAVE 機能については P.9 を参照してください。
TIME
UP
4 . タイマー運転を一時停止する
D O W N
RUN/
STOP
タイマー運転を一時停止したい場合は「RUN/STOP キー」を軽く押してく
ださい、振とうを一時停止します。
続けて残り時間の運転を行う場合は、もう一度「RUN/STOP キー」を
軽く押してください、残り時間で振とうを再開します。
5 . タイマー運転を途中でやめる
タイマー運転を運転途中でやめたい場合は、 「RUN/STOP キー」を軽く押し
1.
時間をセットする
3.
運転スタート
してください、振とうを停止します。
残り時間のクリアーが必要な場合は振とうを停止したあと、▼キーで
「0.0」または「---」に設定を変えてください。
6 . タイマー運転の終了
タイマー運転が終了すると TIME パネルの表示窓に「 oFF」と「設定時間」
が交互に表示され、運転終了を知らせます。
▼キーで「0.0」または「---」に設定を変えてください。点滅表示が消え
ます。
タイマー機能について
タイマー設定時間は最大 99.9 分です。
時間の設定は 0.1 分(6 秒)単位の設定ができます。
▼▲キーは押しつづけると連続的に設定時間を変更でき、目的の時間
に早く設定することができます。微調整を行う場合は 1 桁ずつ▲▼キ
ーを押してください。
振とう速度や設定時間
の変更をしたいときは
運転中に振とう速度を変えたいときはそのまま SHAKE パネルの▲▼キー
を押せば変更ができます。
タイマー運転中に設定時間を変えることはできません。いったんタイマー運転を停
止して、再設定を行ってください。
12
5 . 取扱い上の注意
警告
1 . 使用不可能な物質について
本器では爆発性物質、可燃性物質、さらにそれらを含有する物質は絶対に使用しないでくだ
さい。爆発・火災の原因となります。(P.19「エ ラ ー! 作 表 の 結 果 が 正 し く あ り ま せ ん 。」
をご覧ください)
2 . 異常時の使用禁止/処置について
万が一何らかの原因で煙が出てくる、変な臭いがするなどの場合は、すぐに本体の電源を切
り、元電源を切って販売店またはヤマト科学営業所に点検を依頼してください。そのままに
しておきますと火災・感電の原因となります。お客様による修理は危険ですから、絶対にし
ないでください。
注意
1 . 試料の設置は
専用のラックを使って、正しく設置してください。
2 . 上に乗らないでください
本器の上に乗らないでください。倒れたり、こわれたりしてけがや故障の原因となります。
3 . ものを置かないでください
本器の上にものを置かないでください。装置の故障や落下して、けがの原因となります。
4 . 雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに本体の電源を切り、コンセントから電源コードを抜いてください。
そのままにしておきますと落雷による火災の原因となります。
5 . 速度調整について
本器の速度調整は工場出荷時適正に行っています。
電源電圧の極端な変動、モーターの温度上昇などによって若干の速度変動が認められる場合
があります。異常振動や本体が動いてしまうなどの不具合が認められる場合は速度を落とし
てご使用ください。
6 . 操作方法について
本器の操作は本取扱説明書に記載されている方法で行ってください。本取扱説明書に記載し
てある操作方法以外の操作をされた場合、故障や思わぬ事故の原因になります。
取扱説明書に記載してある操作方法以外の操作をされた場合は製品の保証を致しかねます
のでご注意ください。
9 . 停電のときは
停電復帰後、急に動き出し、危険ですので、停電のときは一旦電源スイッチを切ること
をお勧めします。
13
6 . お手入れのしかた
日常の点検/お手入れ
警告
●点検やお手入れをする場合には、必要な時以外は必ず電源コードを外してください。
●機器が常温に戻ってからおこなってください。
●機器は絶対に分解しないでください。
注意
●汚れは、よく絞った柔らかい布で、拭き取ってください。ベンジン、シンナー、クレンザーなどでふい
たり、たわしでこすったりしないでください。変形、変質、変色などの原因になります。
7 . 長期間使用しないとき、廃棄するとき
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき
注意
警告
長期間使用しないとき
廃棄するとき
●電源を切って電源コードを外してください。 ●子供が遊ぶような所に放置しないでください。
●駆動部を全て外してください。
●通常は粗大ゴミ扱いで処分してください。
廃棄するときのお願い
地球環境の保全にご配慮ください
・ 廃棄するときは環境保全の観点から可能な限り解体され、分別廃棄またはリサイクルされること
をお願いします。本装置の主要構成部品および使用材料は下記の通りです。
主要部品名
材質
外装部の主要構成部品
筐体
鉄鋼板 メラミン樹脂焼付塗装
銘板類
PET 樹脂フィルム
振とう部の主要構成部品
振とう台
ステンレス鋼板
モーター取付台
鉄鋼板
電気系の主要構成部品
モーター
モーターケース、ローター、シャフト:鉄製
コイル:銅線(樹脂絶縁コーティング)
電源コード及び配線
材料、その他
樹脂系被覆の配線材料及び基板類
14
8 . 困ったときには
故障処理法
症状
スイッチを入れても
原因
処理
① 回路の接触不良
① 交換または修理
・ 表示しない
② 電源スイッチ不良
② 交換または修理
・ 振とうしない
③ ヒューズがきれた
③ 交換または修理
④ 基板不良
④ 交換または修理
①異物が挟まっていないか
① 異物除去
・スムーズに振とうしない
②防振ゴム脚不良
② 交換
・騒音・振動が激しい
③床面が平らでない
③ 設置場所の変更
① 制御基板不良または回路の接触不
良
① 交換または修理
振とうするが
速度制御できない
② 交換
② モーター不良
故障かな?と思ったら
こんな時には
症状
電源を入れても作動しない
ご確認ください
●電源コードが確実にコンセントに接続されていますか。
●停電していませんか。
●ヒューズが切れていませんか。
使用中に振とう速度が変動
する
●試料ラックがゆるんでいませんか。
●電源電圧が低すぎませんか。
◆ 以上のいずれにも該当しない場合は、ただちに電源スイッチを切り元電源を切った後、お買
い上げの販売店またはヤマト科学営業所までご連絡ください。
15
9 . アフターサービスと保証
修理を依頼されるとき
修理を依頼されるときは
万一異常が発生しましたら、ただちに運転を中止して電源スイッチを切り、電源プラグ(コード)を抜い
て、お買い上げの販売店または、ヤマト科学営業所までご連絡ください。
ご連絡いただきたい内容
● 製品の形式名
● 製造番号
保証書または本器に取り付けてある銘板をご覧ください
● お買い上げ年月日
● 故障の内容(できるだけ詳細に)
サービスマンがお伺いした折には、保証書を必ずご提示ください。
保証書(別に添付してあります)
● 保証書はお買い上げの販売店あるいは、ヤマト科学営業所からお渡ししますので、「販売店名、お買い
上げ日」等の記入をお確かめの後、大切に保管してください。
● 保証期間は、お買い上げいただいた日から1ヵ年です。保証書の記載内容により、無料修理いたし
ます。
● 保証期間経過後の修理については、お買い上げの販売店あるいは、当社営業所にご相談ください。
修理によって機能が維持できる場合は、お客様のご要望により有料で修理いたします。
補修用性能部品の最低保有期間
本器の補修用性能部品の最低保有期間は、製造打ち切り後 7 年です。
なお、補修用部品とは、その製品の性能を維持するために必要な部品です。
16
1 0 . 仕様
型式
振とう方式
回転振とう幅
振とう速度
振とう数調節器
タイマー
安全装置
振とう台寸法
振とうモータ
外形寸法
重さ
電源
付属品
標準外付属品
MK140
偏芯振動攪拌方式
約 1mm
100∼2000rpm(ウエーブ機能付き)
10rpm 刻み設定
デジタル設定/デジタル表示
デジタル設定/デジタル表示 0.1 分∼99.9 分(1.67h)
電源ヒューズ 2A
145w×200d
パルスジェネレータ付 DC モーター
305w×260d×150h
約 5kg
AC100V 50/60Hz 0.5A
ラックホルダー、電源ヒューズ 1 本、取扱説明書、保証書
アルミ製マイクロプレートラック
×96 穴マイクロプレート×2 枚
アルミ製マイクロチューブラック 0.5ml ×48 本
アルミ製マイクロチューブラック 1.5ml ×48 本
遠沈管ラック 15ml×6 本
遠沈管ラック 50ml×4 本
注意:本器を恒温器などに入れて使用される場合は、5℃∼40℃の環境温度範囲内で使用してくだ
さい。
17
1 1 . 結線図
CN3
PIO
F
SW
①
②
CN5
③
④
6V
AC100V
50/60Hz
CN14
タフカード
TR
⑤
④
③
②
①
橙
黄
青
黒
赤
M
①
②
③
④
⑤
0V
①
② CN2
③
① CN6
②
①
CN1
②
PLANAR
①
②
CN4 ③
④
⑤
⑥
電気部品リスト
記号
F
SW
品名
電源ヒューズ
メインスイッチ
記号
M
PLANAR
品名
DC モーター
制御基板
TR
トランス
PIO
表示基板
1 2 . 交換部品表
MK140 交換部品
部品名
コードNo.
仕様
メーカー
振とうモータ
LT00002468
DME37SMB DC24V 4.6W
日本サーボ
メイン基板
LT00002469
IK1J-30030-6071
ヤマト科学
表示基板
LT00002472
IK1J-30030-6074
ヤマト科学
電源コード
LT00001745
0.75Sq 2m 3Pプラグ付
ヤマト科学
電源ヒューズ
LT00002473
AC125V
サトーパーツ
メインスイッチ
LT00002474
AJ8200B
18
10A
NAIS
1 3 . 危険物一覧
本器では爆発性物質、可燃性物質、さらにそれらを含有する物質は絶対に使用しないで
ください。
爆発性の物
爆発性物質
①ニトログリコ−ル、ニトログリセリン、ニトロセルロ−ズ、その他の爆発性の硝酸エ
ステル類
②トリニトロベンゼン、トリニトロトルエン、ピクリン酸、その他の爆発性のニトロ化
合物
③過酢酸、メチルエチルケトン過酸化物、過酸化ベンゾイル、その他の有機過酸化物
発火性の物
金属「リチウム」、金属「カリウム」、金属「ナトリウム」、黄りん、硫化りん、赤り
ん、セルロイド類、炭化カルシウム(別名カ−バイド)、りん化石灰、マグネシウム粉、
アルミニウム粉、マグネシウム粉及びアルミニウム粉以外の金属粉、亜ニチオン酸ナト
リウム(別名ハイドロサルファイト)
①塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸アンモニウム、その他の塩素酸塩類
③過酸化カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化バリウム、その他の無機過酸化物
④硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、その他の硝酸塩類
⑤亜塩素酸ナトリウム、その他の亜塩素酸塩類
⑥次亜塩素類カルシウム、その他の次亜塩素酸塩類
引 火 性 の 物
可 燃 性 物 質
酸 化 性 の 物
②過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、その他の過塩素酸
塩類
①エチルエ−テル、ガソリン、アセトアルデヒド、塩化プロピレン、二硫化炭素、その
他の引火点が零下 3 0 度未満の物
②ノルマルヘキサン、酸化エチレン、アセトン、ベンゼン、メチルエチルケトン、その
他の引火点が零下 3 0 度以上 0 度未満の物
③メタノ−ル、エタノ−ル、キシレン、酢酸ペンチル(別名酢酸アミル)、その他の引
火点が 0 度以上 3 0 度未満の物
④灯油、軽油、テレピン油、イソペンチルアルコ−ル(別名イソアミルアルコ−ル)、
酢酸、その他の引火点が 3 0 度以上 6 5 度未満の物
可燃性のガス
水素、アセチレン、エチレン、メタン、エタン、プロパン、ブタン、その他の
温度 1 5 度、1 気圧において気体である可燃性の物をいう
(労働安全衛生施行令第 6 条別表第一より)
19
責任範囲
この取扱説明書に記載された取扱方法を必ず厳守して本器をご使用ください。
万一、取扱説明書に記載されている以外の内容でご使用され、事故又は故障が
発生した場合、ヤマト科学株式会社は一切の責任を負いません。
この取扱説明書で禁止している事項は、実施しないでください。
思わぬ事故や故障を起こす原因となることがあります。
お知らせ
●この取扱説明書の内容は、将来予告なく変更することがあります。
●落丁、乱丁本はお取替えいたします。
取扱説明書
振とう器
MK140
第1 版
2002 年 11 月 1 日
ヤマト科学株式会社
〒1 0 3 - 8 4 3 2
東京都中央区日本橋本町二丁目 1 番 6 号
カスタマーサポートセンター
(フリーダイヤル)0 1 2 0 - 4 0 5 5 2 5
http://www.yamato -net.co.jp
20
振とう器
型式 M K 1 6 0
第1 版
●この度は、ヤマト科学の振とう器 MK160 をお買い上げい
ただきまして、誠にありがとうございます。
●本器を正しく使っていただくために、お使いの前にこの
「取扱説明書」と「保証書」をよくお読みください。お読み
になった後は「保証書」とともにいつでも使用できるよう
に、大切に保管してください。
警告:取扱説明書本文に出てくる重要警告事項の部
分は製品を使用する前に注意深く読み、よく
理解してください。
目
次
1. 安 全 上 の 注 意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
絵表示の説明 .....................................................................................................................1
シンボルマーク一覧 .........................................................................................................2
警告・注意 .........................................................................................................................3
2. ご 使 用 前 に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
据え付けにあたっての注意事項 .....................................................................................4
3. 各 部 の 名 称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
本体 .....................................................................................................................................7
操作パネル .........................................................................................................................8
4. 運 転 の し か た . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
連続振とう運転を行う .....................................................................................................9
タイマーを使った振とう運転を行う ...........................................................................10
タイマーを使った振とう運転を行う ...........................................................................11
振とう方式の切替え方法 ...............................................................................................11
4. 運 転 の し か た . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 2
専用ラックの設置 ...........................................................................................................12
5. 取 扱 い 上 の 注 意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 3
6. お 手 入 れ の し か た . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 4
日常の点検/お手入れ ...................................................................................................14
7. 長 期 間 使 用 し な い と き 、 廃 棄 す る と き . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 4
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき .......................................................14
廃棄するときのお願い ...................................................................................................14
8. 困 っ た と き に は . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 5
故障処理法 .......................................................................................................................15
故障かな?と思ったら ...................................................................................................15
9. ア フ タ ー サ ー ビ ス と 保 証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 6
修理を依頼されるとき ...................................................................................................16
10. 仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 6
11. 結線図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 7
12. 交 換 部 品 表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 8
13. 危 険 物 一 覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 9
1 . 安全上の注意
絵表示の説明
絵表示について
この取扱説明書および商品には、安全にお使いいただくためのいろ
いろな絵表示をしています。その内容を理解することなく誤った取
り扱いをすることによって生じる内容を、次のように区分しており
ます。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
注意
人が死亡または重傷(注 1)を負う恐れがある内容を示しています。
人が軽傷(注 2)を負う恐れおよび物的損害(注 3)を受ける恐れがある
内容を示しています。
(注 1)重傷とは、けが、感電、骨折、中毒などの後遺症が残るものおよび
治療に入院や長期通院を要するものをいう。
(注 2)軽傷とは治療に入院や長期通院を要さないけがや感電などをいう。
(注 3)物的損害とは設備・機器や建物等の財産にかかわる損害をいう。
絵表示の意味
この絵表示は、「警告」(「注意」を含む)を促す事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な警告内容を表記しています。
この絵表示は禁止事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な禁止内容を表記しています。
この絵表示は、必ず実行してほしい事柄を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な指示内容を表記しています。
1
1 . 安全上の注意
シンボルマーク一覧
警 告
警告一般
高電圧注意
高温注意
駆動部注意
爆発注意
注意一般
感電注意
やけど注意
空焚き注意
水漏れ注意
水専用
劇毒物注意
火気禁止
分解禁止
接触禁止
アース線接続
水平設置
電源プラグを抜く
注 意
禁 止
禁止一般
強 制
強制一般
2
定期点検
1 . 安全上の注意
警告・注意
警告
引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のある雰囲気中では絶対に使用しないでください。
本器は防爆構造ではありませんので、火災・爆発の原因となります。(P.18 参照)
アース線を必ず接続してください。
必ずアース線を正しく接続してください。漏電による感電、火災の原因となります。
異常時の使用禁止
万が一、煙が出ている、変な臭いがする等の場合はすぐに電源を切り、電源コンセントから外
してください。火災、感電の原因となります。
電源コードを束ねて使用しないでください。
電源コードを束ねて使用すると、過熱し、火災の原因となります。
電源コードを傷めないでください。
電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりして傷めないでください。火災、感
電の原因となります。
爆発性、可燃性物質は使用しないでください。
爆発性、可燃性物質およびそれらを含んだ物質は絶対に使用しないでください。爆発、火災の
原因となります。
分解、改造しないでください。
本器は絶対に分解、改造しないでください。故障、火災、感電等の事故の原因となります。
注意
雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに電源を切ってください。故障、火災、感電の原因となります。
3
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
1 .アースを必ず接続してください。
・ 漏電による感電事故をさけるために必ずアース線(電源コードの緑の芯線)を接地線ま
たは接地端子部に接続してください。
・ アース線はガス管や水道管には絶対に接続しないで下さい。火災の原因となります。
・ アース線は電話線のアースや避雷針には絶対に接続しないで下さい。火災や感電の原因
となります。
・ 分岐コンセントは発熱などの原因となり危険ですので、使用しないでください。
接地型コンセントのご使用をお勧めします
2極タイプコンセントをご使用の場合
接地型コンセント
電源プラグ
G
2極タイプ
コンセント
G
アース端子がない場合
アース線
接地アダプタをお買い求めのうえ、電源プラ
この場合は第 3 種接地工事が必要となります
グに差込み、コンセント側の極性を確認の上、
のでお買い上げの販売店または当社営業所
接続してください。また、接地アダプタのア
にご相談ください。
ース線(緑色)は、電源設備側のアース端子
に接続してください。
2 .設置場所にご注意ください。
特に次のような場所への設置は、しないでください。
・駆動部分が露出しています。人通りの多い場所等を避け、常に安全を確保できる場所
に設置してください
・凸凹した床面、汚れた床面
・可燃性ガス、腐食危険性ガスの発生しているところ
・周囲温度が 35℃以上になるところ
・湿気の多いところ
・直射日光の当たるところ
・ 振動の多いところ
各製品の周囲は下図の範囲以上でスペースを空けてください。
15cm 以上
ほ本
4
体
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
3 . 引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のあるガスの雰囲気中では、絶対に使用しないでください。本器は防爆構造
ではありませんので、スイッチの「入」、「切」のとき及び動作中にアークの発生を伴い、火災・
爆発の原因となります。
MK160
引火性物質禁止
爆発性物質禁止
注)三角フラスコ、振とう台は標準外付属品です
4 . 改造はしないでください
5 . 水平な場所に設置してください
故障の原因になりますのでお客様によ
る改造は絶対にしないでください。
本器はできるだけ水平な場所に設置して
ください。4 ヶ所のゴム足が均一に床面に
接していませんと振動、騒音の発生原因
になります。また、思わぬトラブルや故
障を引き起こしかねません。
改造禁止
凸凹床面禁止
水平設置
MK160
MK160
注)三角フラスコ、振とう台は標準外付属品です
注)三角フラスコ、振とう台は標準外付属品です
5
2 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
注意
6 . 電源は専用のコンセントに
電気容量に適合したコンセントをご使用ください。
電気容量:AC100V
*
0.6A
電源を ON しても装置が起動しない場合があります。主電源の電圧が低かったり、他の機器と同
一電源ラインでご使用になっていないか調査し、他の機器とは別ラインから受電する等の措置
を取ってください。
7 . 据え付けは
不意の地震や衝撃等により、本器が倒れたり、動いたりしてけがをするおそれがあります。
人通りの多い場所をさけるなどの安全防止策を講じることをお勧めします。また、作動中振
とう部に触れますと危険です。設置場所の周りに適当な囲いを設けるなどの処置をお勧めし
ます。
8 . 恒温器内での使用について
恒温器などに本器を入れ恒温しながら使用される場合は、環境温度を5℃から40℃の範囲
内で使用してください。また加湿した雰囲気での使用はしないでください。
9 . 電源コードの取扱いについて
電源コードは束ねて使用しないでください。束ねて使用すると過熱し、火災の原因となりま
す。
電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードを机や椅子の下に敷いたり、ものにはさんだりして傷をつけないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけないでください。コードの被覆が焦げて、火
災・感電の原因となります。
電源コードが傷んだら(芯線の露出、断線など)すぐに本体の電源を切り、元電源を切って販
売店に電源コードの交換を依頼してください。そのままにしておきますと火災、感電の原因
となります。
電源コードを適正なコンセントに接続してください。
6
3 . 各部の名称
本体
振とう方式切り替えつまみ
電源ヒューズ
振とう台
電源コード
MK160
電源スイッチ
ゴム脚
速度調節パネル
タイマーパネル
本器は用途に応じた専用ラック(オプション)を使用する必要があります。
p. 1 3 を参照のうえ、目的に応じた専用ラックをお求めのうえご使用ください。
7
3 . 各部の名称
操作パネル
タイマー
振とう調節器
時間表示画面
振とう速度
表示画面
TIME
電源スイッチ
SHAKE
r.p.m.
min.
RUN/STOP
TIMER
POWER
ON
OFF
min.
max
CONT.
max
min.
タイマー運転/連続運
転切替スイッチ
時間設定つまみ
PAUSE
振とう RUN/STOP、
一時停止切替スイッチ
振とう速度調節つまみ
振とう調節器
1
振とう速度表示画面
設定した振とう速度と現在の振とう速度を表示します。
2 振とう速度調節つまみ
時計方向に回すと振とう速度がアップします。反時計方向に回すと振とう速度がダウンします。
3 振とう R U N / S T O P /一時停止切替スイッチ
スイッチを上に上げると振とうを開始します。上に上げると振とうを停止します。
タイマー運転時にスイッチを下に下げると振とうを一時停止します。上に上げると再び振とうを始め
ま
す。
タイマー
1 時間表示画面
設定時間及び残時間が表示されます。
2 時間設定つまみ
時計方向に回すと設定時間がアップします。反時計方向に回すと設定時間がダウンします。
3 タイマー運転/連続運転切替スイッチ
スイッチを上に上げるとタイマー設定ができます。
スイッチを下に下げると連続運転ができます。
8
4 . 運転のしかた
連続振とう運転を行う
ここではタイマーを使わず、連続振とうでの運転方法について説明しま
す。
振とうのみの運転の
しかた
1. 振とう方式を決める
本体手前中央の振とう方式切替ハンドルを希望の振とう方式に
セッ
振とう方式
トします。(P.11 参照)
調節つまみ
2. 試料をセットする
標準外付属品の専用ラックに試料をセットします。(P.12 参照)
3 . 電源を入れる( メインスイッチを O N にする)
MK160
メインスイッチを ON にします。
4 . 振とう速度を設定する
速度調節つまみを時計方向に回しながら、希望する振とう速度に設
定します。
SHAKE パネルのスイッチを RUN/STOP 側にあげてください。
TIME
r.p.m.
min.
min.
max
タイマーを使わないときは、 TIME パネルのスイッチを [CONT.]側にしま
す。
SHAKE
TIMER
RUN/STOP
CONT.
PAUSE
min.
max
POWER
ON
OFF
① 電源スイッチを ON します
② タイマーを使わないときは「 CONT」側にしてください
③ つまみで希望する振とう速度に設定します
④ スイッチを RUN/STOP に上げてください
5 .運転を始める
SHAKE パネルのスイッチを「RUN/STOP」側にしますと振とうを開始し
ます。
6 . 運転を停止する
SHAKE パネルのスイッチを「RUN/STOP」側にします。
7 . 振とう運転を一時停止する
SHAKE パネルのスイッチを「PAUSE」側にします。振とうが一時停止し
ます。
もう一度スイッチを[RUN/STOP]側にすれば振とうを再開します。
時間の設定について
タイマーの設定時間は 0∼99.9 分までです。設定できる最低時間は 0.1
分
(6 秒)です。
振とう速度の設定について
振とう速度の設定は 200r.p.m(回/分)までです。
それ以上の設定は本体の振動が大きくなり、危険ですので設定しない
でください。
振とう幅について
本器の振とう幅は 30mm 固定です。
9
4.運転のしかた
タイマーを使った振とう運転を行う
タイマーを使った
振とう運転のしかた
ここではタイマーを使った振とう運転を行う場合の運転方法について説
明します。
「振とうを設定時間だけ行う」ときに使用します。
1. 振とう方式を決める
本体手前中央の振とう方式切替ハンドルを希望の振とう方式に
振とう方式
セッ
調節つまみ
トします。(P.11 参照)
2. 試料をセットする
標準外付属品の専用ラックに試料をセットします。(p.12 参照)
MK160
3. 電源を入れる
本体の電源スイッチを ON にしてください。
4 . タイマー時間を設定する
タイマー運転を行う場合は、TIME パネルの時間設定つまみで、希望の時
間に設定してください。
① 電源スイッチを ON します
TIME
SHAKE
r.p.m.
min.
RUN/STOP
TIMER
min.
max
CONT.
min.
max
PAUSE
POWER
②
スイッチを「TIMER」側にしてください
③
つまみで希望する時間を設定します。
④
つまみで希望する振とう速度に設定します
ON
OFF
⑤ スイッチを RUN/STOP に上げてください
5 . 振とう速度を設定する
速度調節つまみを時計方向に回しながら、希望する振とう速度に設
定します。
6 .振とう運転を始める
TIME パネルのスイッチを [TIMER]側にします。SHAKE パネルのスイッチを
「RUN/STOP」側に上げると運転を開始します。
4 . タイマー運転を一時停止する
SHAKE パネルのスイッチを[PAUSE]側にします。振とうが一時停止しま
す。
もう一度スイッチを[RUN/STOP] 側にすれば残時間の振とうを再開し
ます。
5 . タイマー運転を途中でやめる
タイマー運転を運転途中でやめたい場合は、SHAKE パネルのスイッチを
[RUN/STOP]側してください。タイマー運転はキャンセルされます。
6 . タイマー運転の終了
タイマー運転が終了すると TIME パネルの表示は「 00.0」になり、停止し
ます。
10
4.運転のしかた
タイマーを使った振とう運転を行う
タイマーの設定時間は 0∼99.9 分の範囲で設定できます。最低の設定
時間は 0.1 分(6 秒)です。
時間の設定について
タイマーつまみは左右どちら側に回しても設定が可能です。
振とう速度の設定は 200r.p.m(回/分)までです。
振とう速度の設定について
それ以上の設定は本体の振動が大きくなり、危険ですので設定しない
でください。
振とう幅について
本器の振とう幅は 30mm 固定です。
振とう速度や設定時間
の変更をしたいときは
運転中に振とう速度を変えたいときはそのまま SHAKE パネルのつま
みを回せば変更ができます。
タイマー運転中に設定時間を変えることはできません。いったんタイマー運転
を停止して、再設定を行ってください。
振とう方式の切替え方法
本器の振とう方式は往復―楕円―回転が、つまみ一つで簡単に設定できる新方式を採用しています。
本体前面に表示されたマークに沿って、つまみを移動してください。
マークとマークの中間点に固定した場合は各々往復と楕円の中間の動き、または楕円と回転の中間の動
きを行います。
振とう方式
調節つまみ
つまみを移動し、カチッと止まる位置で止め、つまみを締める
MK160
往復
楕円
11
回転
4 . 運転のしかた
専用ラックの設置
MK160 型には以下の専用ラックが用意されています。
お近くの販売店またはヤマト科学営業所にご用命ください。
品名
品名
適用容量
取付可能数
クランプ取付台
寸法:290w×250d
三角フラスコ
ツメクランプ
100ml 用三角フラスコ
200ml 用三角フラスコ
300ml 用三角フラスコ *
500ml 用三角フラスコ *
1000ml 用三角フラスコ *
10 個
9個
5個
4個
2個
包装数
商品コード
1 式
232061
1 0 個組
9 個組
5 個組
4 個組
2 個組
232062
232063
232064
232065
232066
*三角フラスコ固定用φ65 スプリングが付属されています。
傾斜型三角フラスコツメ
クランプ用振とうラック
100ml 三角フラスコ
300ml 三角フラスコ *
500ml 三角フラスコ *
3 個×2 式
2 個×2 式
2 個×2 式
1 式
1 式
1 式
232067
232068
232069
傾斜型スピッツ管用
振とうラック
15ml
12 本×2 式
1 式
232070
傾斜型試験管用
振とうラック
φ12 試験管
φ16.5 試験管
φ18 試験管
50 本×2 式
20 本×2 式
20 本×2 式
1 式
1 式
1 式
232080
232081
232082
傾 斜 型 5 0 m ㍑遠沈
管用振とうラック
φ29 遠沈管
18 本×2 式
1 式
232083
滑り止めシート
290×250×t1
1 枚
232084
1 式
232050
1 式
232056
*三角フラスコ固定用φ65 スプリングが付属されています。
品名
スプリング振とう台
寸法:290×250×66
スプリングヒチ:15mm
ネット段数:1 段
品名
2 段式スプリング振とう台
寸法:290×250×113
スプリングピッチ:15mm
ネット段数:2 段
スプリング振とう台、2 段式スプリング振とう台を使用する場合は直接本体にセットできます。
三角フラスコツメクランプ・傾斜型振とうラック・滑り止めシートには別途クランプ取付台が必要になります。
12
5 . 取扱い上の注意
警告
1 . 使用不可能な物質について
本器では爆発性物質、可燃性物質、さらにそれらを含有する物質は絶対に使用しないでくだ
さい。爆発・火災の原因となります。(P.19「エラー! 作表の結果が正しくありません。」
をご覧ください)
2 . 異常時の使用禁止/処置について
万が一何らかの原因で煙が出てくる、変な臭いがするなどの場合は、すぐに本体の電源を切
り、元電源を切って販売店またはヤマト科学営業所に点検を依頼してください。そのままに
しておきますと火災・感電の原因となります。お客様による修理は危険ですから、絶対にし
ないでください。
注意
1 . 試料の設置は
専用のラックを使って、正しく設置してください。片荷にならないよう均等に設置してくだ
さい。最大許容重量は容器を含めて 8kg までです。
2 . 上に乗らないでください
本器の上に乗らないでください。倒れたり、こわれたりしてけがや故障の原因となります。
3 . ものを置かないでください
本器の上にものを置かないでください。装置の故障や落下して、けがの原因となります。
4 . 雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに本体の電源を切り、コンセントから電源コードを抜いてください。
そのままにしておきますと落雷による火災の原因となります。
5 . 速度調整について
本器の速度調整は工場出荷時適正に行っています。
電源電圧の極端な変動、モーターの温度上昇などによって若干の速度変動が認められる場合
があります。異常振動や本体が動いてしまうなどの不具合が認められる場合は速度を落とし
てご使用ください。
定められた最高回転以上にしますと異常振動、騒音の発生及び故障の原因となりますので注
意してください。
6 . 操作方法について
本器の操作は本取扱説明書に記載されている方法で行ってください。本取扱説明書に記載し
てある操作方法以外の操作をされた場合、故障や思わぬ事故の原因になります。
取扱説明書に記載してある操作方法以外の操作をされた場合は製品の保証を致しかねます
のでご注意ください。
9 . 停電のときは
停電復帰後、タイマーカウントは「00.0」に戻り、振とうは設定値の状態で停止します。
13
6 . お手入れのしかた
日常の点検/お手入れ
警告
●点検やお手入れをする場合には、必要な時以外は必ず電源コードを外してください。
●機器が常温に戻ってからおこなってください。
●機器は絶対に分解しないでください。
注意
●汚れは、よく絞った柔らかい布で、拭き取ってください。ベンジン、シンナー、クレンザーなどでふい
たり、たわしでこすったりしないでください。変形、変質、変色などの原因になります。
7 . 長期間使用しないとき、廃棄するとき
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき
注意
警告
長期間使用しないとき
廃棄するとき
●電源を切って電源コードを外してください。 ●子供が遊ぶような所に放置しないでください。
●駆動部を全て外してください。
●通常は粗大ゴミ扱いで処分してください。
廃棄するときのお願い
地球環境の保全にご配慮ください
・ 廃棄するときは環境保全の観点から可能な限り解体され、分別廃棄またはリサイクルされること
をお願いします。本装置の主要構成部品および使用材料は下記の通りです。
主要部品名
材質
外装部の主要構成部品
筐体
鉄鋼板 メラミン樹脂焼付塗装
銘板類
PET 樹脂フィルム
振とう部の主要構成部品
振とう台
ステンレス鋼板
電気系の主要構成部品
モーター
モーターケース、ローター、シャフト:鉄製、
コイル:銅線(樹脂絶縁コーティング)
電源コード及び配線
材料、その他
樹脂系被覆の配線材料及び基板類
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ブラケット:アルミニュウム
8 . 困ったときには
故障処理法
症状
スイッチを入れても
原因
処理
① 回路の接触不良
① 交換または修理
・ 表示しない
② 電源スイッチ不良
② 交換
・ 振とうしない
③ ヒューズがきれた
③ 交換
④ 基板不良または接触不良
④ 交換または修理
①ローラーの磨耗
① 交換
・スムーズに振とうしない
②防振ゴム脚不良
② 交換
・騒音・振動が激しい
③床面が平らでない
③ 設置場所の変更
① スピードコントローラー不良
① 交換
② モーター不良
② 交換
振とうするが
速度制御できない
故障かな?と思ったら
こんな時には
症状
電源を入れても作動しな
い
ご確認ください
●電源コードが確実にコンセントに接続されていますか。
●停電していませんか。
●ヒューズが切れていませんか。
使用中に振とう速度が変
動する
●試料を載せすぎていませんか。
振とうが停止する
●振とう台が過負荷になっていませんか。
●電源電圧が低すぎませんか。
●振とう台に異物が挟まっていませんか
ものが挟まって振とうが停止した場合は異物を取り除いたあと一旦電源ス
イッチを OFF し、1分後あらためて電源スイッチを ON し、復帰させて下
さい。
◆ 以上のいずれにも該当しない場合は、ただちに電源スイッチを切り元電源を切った後、お買
い上げの販売店またはヤマト科学営業所までご連絡ください。
15
9 . アフターサービスと保証
修理を依頼されるとき
修理を依頼されるときは
万一異常が発生しましたら、ただちに運転を中止して電源スイッチを切り、電源プラグ(コード)を抜い
て、お買い上げの販売店または、ヤマト科学営業所までご連絡ください。
ご連絡いただきたい内容
● 製品の形式名
● 製造番号
保証書または本器に取り付けてある銘板をご覧ください
● お買い上げ年月日
● 故障の内容(できるだけ詳細に)
サービスマンがお伺いした折には、保証書を必ずご提示ください。
保証書(別に添付してあります)
● 保証書はお買い上げの販売店あるいは、ヤマト科学営業所からお渡ししますので、「販売店名、お買い
上げ日」等の記入をお確かめの後、大切に保管してください。
● 保証期間は、お買い上げいただいた日から1ヵ年です。保証書の記載内容により、無料修理いたし
ます。
● 保証期間経過後の修理については、お買い上げの販売店あるいは、当社営業所にご相談ください。
修理によって機能が維持できる場合は、お客様のご要望により有料で修理いたします。
補修用性能部品の最低保有期間
本器の補修用性能部品の最低保有期間は、製造打ち切り後 7 年です。
なお、補修用部品とは、その製品の性能を維持するために必要な部品です。
1 0 . 仕様
型式
仕様
振とう方式
回転振とう幅
往復振とう幅
振とう数
振とう数調節器
タイマー
安全装置
振とう台寸法
モーター
最大負荷重量
外形寸法
重さ
電源
付属品
MK160
往復⇔楕円⇔回転 連続切替(手動切替)
30mm
30mm
20∼200rpm
ダイアル設定/デジタル表示
ダイアル設定/デジタル表示
デジタル 0.1 分(6 秒)∼99.9 分
モーター保護回路
電源ヒューズ 10A
本体振とう台寸法 300w×254d
搭載振とう台寸法 290w×250d
DC ブラシレスモータ
8kg
350w×300d×150h
約 15kg
AC100V 50/60Hz−0.6A
電源ヒューズ、取扱説明書、保証書
16
1 1 . 結線図
SK1 6
5
4
3
2
1
SW1
SW2
3
2
1
MAIN
PCB
AC100V 50/60Hz
FUSE
SW3
1
2
3
4
5
6
7
Sk5
SK4
1
2
1
2
3
4
+5V
0V
LCA-106-5
1
SK2 2
3
4
5
6
7
8
9
SK3
ENC
3
2
VR1
1
SK6
SK8
1
2
3
4
5
VS-150B-24
SK7
1
2
3
4
5
6
+24V
1
2
0V
1
2
3
4
5
6
7
CON1 1
2
3
4
5
MOTOR
6
ORIVER
7
8
9
10
11
12
2
1
+
M
DC MOTOR
-
電気部品リスト
記号
品名
電源コード
FUSE
電源ヒューズ
SW3
LCA-10S-5
V S-150B-24
MAIN PCB
MOTER ORIVER
SW1
SW2
ENC
VR
M
メインスイッチ
コントロール基板用DC電源
モーター用DC電源
コントロール基板
DCモーター制御基板
振とう用スイッチ
タイマースイッチ
タイマー用エンコーダー
振とう速度調節ボリューム
DC モーター
17
1 2 . 交換部品表
MK160 交換部品
部品名
コードNo.
仕様
メーカー
電源コード
LT00001745
0.75Sq 2m 3Pプラグ付
ヤマト科学
電源ヒューズ
LT00002473
125V10A
サトーパーツ
メインスイッチ
LT00002474
AJ8200B
NAIS
コントロール基板用
DC電源
モーター用DC電源
LT00002477
LCA10S-5
COSEL
LT00002478
DC24V-150W
デンセイラムダ
コントロール基板
LT00002479
MK16-30033-6030
ヤマト科学
DCモーター
LT00002480
FY8PF25H-D3 DC24V 25W
日本サーボ
DCモーター制御基板
LT00002481
FYD825H-D3
日本サーボ
振とう用スイッチ
LT00002482
M-2028J
日本開閉器
タイマースイッチ
LT00002483
M-2022J
日本開閉器
タイマー用エンコーダー
LT00002484
EC12E2420802
アルプス
振とう速度調節ボリューム
LT00002485
RV202YN502
東京コスモス
ギヤヘッド
LT00002486
8H7.5FBN
日本サーボ
ガイドローラー
LT00002487
MK16-40033-5020
ヤマト科学
ローラーベアリング
LT00002488
TM86-C-1
トチギヤ
18
1 3 . 危険物一覧
本器では爆発性物質、可燃性物質、さらにそれらを含有する物質は絶対に使用しないで
ください。
爆発性の物
爆発性物質
①ニトログリコ−ル、ニトログリセリン、ニトロセルロ−ズ、その他の爆発性の硝酸エ
ステル類
②トリニトロベンゼン、トリニトロトルエン、ピクリン酸、その他の爆発性のニトロ化
合物
③過酢酸、メチルエチルケトン過酸化物、過酸化ベンゾイル、その他の有機過酸化物
発火性の物
金属「リチウム」、金属「カリウム」、金属「ナトリウム」、黄りん、硫化りん、赤り
ん、セルロイド類、炭化カルシウム(別名カ−バイド)、りん化石灰、マグネシウム粉、
アルミニウム粉、マグネシウム粉及びアルミニウム粉以外の金属粉、亜ニチオン酸ナト
リウム(別名ハイドロサルファイト)
①塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸アンモニウム、その他の塩素酸塩類
③過酸化カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化バリウム、その他の無機過酸化物
④硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、その他の硝酸塩類
⑤亜塩素酸ナトリウム、その他の亜塩素酸塩類
⑥次亜塩素類カルシウム、その他の次亜塩素酸塩類
引 火 性 の 物
可 燃 性 物 質
酸 化 性 の 物
②過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、その他の過塩素酸
塩類
①エチルエ−テル、ガソリン、アセトアルデヒド、塩化プロピレン、二硫化炭素、その
他の引火点が零下 3 0 度未満の物
②ノルマルヘキサン、酸化エチレン、アセトン、ベンゼン、メチルエチルケトン、その
他の引火点が零下 3 0 度以上 0 度未満の物
③メタノ−ル、エタノ−ル、キシレン、酢酸ペンチル(別名酢酸アミル)、その他の引
火点が 0 度以上 3 0 度未満の物
④灯油、軽油、テレピン油、イソペンチルアルコ−ル(別名イソアミルアルコ−ル)、
酢酸、その他の引火点が 3 0 度以上 6 5 度未満の物
可燃性のガス
水素、アセチレン、エチレン、メタン、エタン、プロパン、ブタン、その他の
温度 1 5 度、1 気圧において気体である可燃性の物をいう
(労働安全衛生施行令第 6 条別表第一より)
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責任範囲
この取扱説明書に記載された取扱方法を必ず厳守して本器をご使用ください。
万一、取扱説明書に記載されている以外の内容でご使用され、事故又は故障が
発生した場合、ヤマト科学株式会社は一切の責任を負いません。
この取扱説明書で禁止している事項は、実施しないでください。
思わぬ事故や故障を起こす原因となることがあります。
お知らせ
●この取扱説明書の内容は、将来予告なく変更することがあります。
●落丁、乱丁本はお取替えいたします。
取扱説明書
振とう器
MK160
第1 版
2002 年 11 月 20 日
ヤマト科学株式会社
〒1 0 3 - 8 4 3 2
東京都中央区日本橋本町二丁目 1 番 6 号
カスタマーサポートセンター
(フリーダイヤル)0 1 2 0 - 4 0 5 5 2 5
http://www.yamato -net.co.jp
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