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ションを作成する場合に使用します
Par t 1
Part 4
アニメーションの基礎
。
一方、
「シェイプトゥイーン」は形状が変化するアニメーションに作成します。
「シェイプ」
というのはパ
4-3
スデータで形成された図形のことで、丸から四角へ変化するアニメーションなどが代表的な例です 。
Pa r t 2
形を複雑に変化させたい場合は「シェイプトゥイーン」を使用します。なお、グループ化されていない
パスデータに対してのみ設定することができ、形の決まっているシンボルに対して設定することはでき
ません。
モーショントゥイーン、
シェイプトゥイーンとも、
1アニメーションは1レイヤーに存在しなくてはなりません。
シンボルに対して設定するのが
モーショントゥイーン
形が変化するアニメーションを作
成できるのがシェイプトゥイーン
レイヤーでオブジェクトの重ね順
などの管理をする
す。必ず1つのアニメーションに対して1つのレイヤー
(下記参照)
で設定するようにしましょう。
Pa r t 3
Point
それは、1つのキーフレームに2つ以上のものが存在すると間のコマを計算することができないからで
note
モーショントゥイーンを設定
するとタイムラインは青色に
変化し、矢印が現れます。
Pa r t 4
Part 5
レイヤー
Flashでアニメーションをつくる代表的な機能のひとつとして「トゥイーン」があります。この
トゥイーン機能を使用すれば簡単にアニメーションを作成することができます。前回のレッスン
で紹介したコマ割りアニメーションですべてアニメーションを作成するのは至難の技ですが、
してくれるというものです。例えば、車が左から右へ走っていくムービーをつくるとします。本来
は左から1フレーム進むごとに右にずらしてアニメをつくりますが、トゥイーンを使用すれば、左
に車がいる最初のコマと、右に車がいる最後のコマを用意するだけで間のコマを自動で作成
してくれるのです。
覚えておきましょう。
ね順は下になります。
トゥイーンとレイヤーは密接に関わっています。トゥイーンアニ
メーションをフレームに設定すると、最初のフレームと最後のフ
レームの間のコマを計算して自動でアニメーションを作成してくれ
るので、最初と最後のフレームにオブジェクトがないと計算がで
きません。また複数のシンボルが配置されていても計算ができな
くなってしまいます。このような場合にレイヤーを使用すれば、1つ
して1レイヤーという割り振りをすることができ、複数のアニメー
P132)
に
変更することで、モーショントゥイーンで補完する間のコマの動き
種 類 が あります。
「 モーション
1 形が決まっているアニメーションではモーショントゥイーンを使う
ショントゥイーンで位置を移動するアニメーションを作成する際に、
例えば蛇行するアニメーションなど、直線的ではない動きを作成
透明度の変化(フェードイン・
したいときに使用します。
フェードアウト)
・色の変化・位
6
7
8
1 レイヤー名:レイヤーに名前をつけることが
できる。デフォルトでは「レイヤー1」
「レイ
ヤー2」などの名前が自動でつけられる
2 すべてのレイヤーを表示/非表示:すべての
レイヤーの表示・非表示を切り替える
3 すべてのレイヤーをロック/ロック解除:す
べてのレイヤーのロック・ロック解除を切り
替える
4 すべてのレイヤーをアウトラインで表示:す
べてのレイヤーをアウトラインで表示・プレ
ビューで表示を切り替える
5 レイヤーの追加:現在選択中のレイヤーの上
に新しくレイヤーを追加する
6 モーションガイドの追加:現在選択中のレイ
ヤーの上にモーションガイドレイヤーを追加
する
7 レイヤーフォルダの挿入:レイヤーを整理する
レイヤーフォルダを生成する
8 レイヤーを削除:現在選択中のレイヤーを削
除する
Par t 9
設定するアニメーションです。
方をコントロールすることができます。モーションガイドは、モー
5
P ar t 8
割り振るだけではなく、
「モーションガイド」レイヤー
(
イーンとシェイプトゥイーンの2
トゥイーン」はシンボルに対して
ションを同時に設定することが可能になります。
また、レイヤーはアニメーションを設定するためにオブジェクトを
トゥイーンにはモーショントゥ
4
く、透明のシートのようなものです。パネルの下にあるものほど重
のオブジェクトに対して1レイヤー、つまり1つのアニメーションに対
モーショントゥイーンとシェイプトゥイーン
3
Pa rt 7
トゥイーンは、Flashを使用してムービーを作成する際には必須の機能になりますので、必ず
2
Part 6
トゥイーンは最初のフレームと最後のフレームを指定しておけば、間のフレームは自動で作成
1
レイヤーは、PhotoshopやIllustratorなどにあるレイヤーと同じ
置移動・大きさの変化・回転な
096
2 形が変化するアニメーションではシェイプトゥイーンを使う
P art 10
ど、形状が変化しないアニメー
Part 4 アニメーションの基礎
097
4-3
トゥイーンアニメーション
もう1つのレイヤーの代表的な機能としてマスクがあります。マスクは、アニメーションとは直接関
係ありませんが、
「マスク」レイヤー
(
P130)
を作成することによってマスクの対象に設定したレイ
ヤーにマスクをかけ、部分的に見えなくしたりといったことができます。マスク自体にアニメーション
を設定することも可能です。
また編集用にガイドとして使用する、書き出しの行われない「ガイド」レイヤー、レイヤーを整理す
るレイヤーフォルダなど、編集する際に便利な機能が揃っています。表示方法なども表示・非表示・
レイヤーロックなどの機能に加えてアウトライン表示などの機能も充実しています。これらは編集す
る際には欠かせない便利な機能なので、徐々に使いながら覚えていくようにしましょう。
レイヤー名を右クリック
(c+クリック)
して表示されるプルダウンメニューの"プロパティ..."を選
ぶと
「レイヤープロパティ」ダイアログが表れ、レイヤーの状態を変更できます
。
名前:レイヤー名を変更する
タイプ:
ノーマル:通常のオブジェクトを配置するレイヤー
ガイド:編集時にガイドとして利用するためのレイヤー。書き出しはされない
ガイドの対象:1つ上がモーションガイドレイヤーであればそのガイドの対象に含めることができる
マスク:下のレイヤーに対してマスクを設定する
マスクの対象:1つ上がマスクレイヤーであればそのマスクの対象に含めることができる
フォルダ:レイヤーをレイヤーフォルダに変更する。レイヤーの内容は失われる
アウトラインカラー:アウトライン表示したときのアウトラインの色を設定する
3
レイヤーの高さ:レイヤーごとに高さを100%、200%、300%の中から設定できる
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