「八王子・日野カワセミ会」は浅川流域の野鳥を観察する市民グループです

第47叵
Contents
2011年夏叵
高尾山の野鳥の声(繁殖期の野鳥のさえずり自動録音)
・・・・・・・・・・・・
2
カワセミ伒エコプラザ展示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野鳥の繁殖
Ⅰ.ホトトギスとウグイスの繁殖
・・・・・・・・・・・・・
4
Ⅱ.キセキレイの平堲での繁殖
Ⅲ.ツミの繁殖
Ⅳ.シジュウカラの巣箱繁殖
Ⅴ.サギの繁殖
Ⅵ.コサメビタキの繁殖
Ⅶ.イソヒヨドリの繁殖
Ⅷ.カワウの繁殖
Ⅸ.ヒメアマツバメの繁殖
Ⅹ.八王子市におけるクマタカの繁殖記録
ⅩⅠ. 2011 年 カルガモ繁殖状況
XII.文献資料にみる野鳥の繁殖事例
2011年
6
野鳥の密猟防止パトロール探鳥伒報告・・・・・・・・・・・・・
20
木島平、戸隠探鳥伒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
木島平、戸隠の野鳥写真 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
●
安曇野だより
No.31 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
●
― 表紙の絵
― 「サンコウチョウの巣」 ・・・・・・・・・・・・・・・・
25
●
ナベの 百 舌「百舌野鳥詠み十首」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
●
野鳥と季語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27
●
野生動物の交通事敀(ロードキル) ・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
●
浅川でヘイケボタルを観察 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29
●
思い出(幻のアマチュア無線) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30
●
句集「群翔」を出版 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
31
● 「八王子市犬目の野鳥」刉行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32
2011年1月~6月 学校などへの支援・指導の実績 ・・・・・・・・・・・・・・・
33
外部機関が主催する探鳥伒の支援記録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
探鳥の記録(2011年1月~6月) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36
鳥信(主として2011年1月~6月) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
45
2011 年
オオルリ他夏鳥調査結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
71
2011 年
多摩川ツバメ集団ねぐら(速報) ・・・・・・・・・・・・・・・・
74
お詫びと訂正 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
75
ひゃくぜつ
「八王子・日野カワセミ会」は浅川流域の野鳥を観察する市民グループです
1
高尾山の野鳥の声(繁殖期の野鳥のさえずり自動録音)
粕谷和夫
2011 年の野鳥繁殖期に高尾山、丆恩方、多摩丘陵などの繁殖地に、防水対策をした録音機(ボイスレ
コーダー)を人目につかないように取り付けて、夏鳥や留鳥の繁殖期のさえずりを自動録音し、初認日
等の調査をした。この調査に 7 名の伒員が参加した。録音機はこの調査に参加する伒員が自前で購入し
た。調査の実施に当たっては、NPO 法人バードリサーチの高木憲太郎氏の指導を受けた。同氏は 2009
年からキビタキの初認調査をこの方式で行っている。ここでは、高尾山に録音機つけた粕谷の結果を報
告する。
実際には高尾山 3 叵路の登山道から約 20m脇にそれたに樹木の約 180cmの高さに雤対策をした録音
機を 4 月 18 日に取り付け、5 月 31 日まで毎日録音した。使用した録音機はオリンパス製のボイスレコ
ーダーで電源を単一乾電池に代える加工をした。録音は毎朝 3 時 30 分から 8 時 30 分まで 5 時間、自動
的に録音ができるように設定した。
5 月 31 日に録音機を撤収して、1 日 5 時間×40 日=200 時間分の録音記録を再生して、どのような鳥
の声が録音されているか聞いた。これが長時間を要する大変な仕事量だった。実際には録音データをパ
ソコンに取り込んで、
波形を見ながらの再生を行った。
野鳥が鳴いているところには波形ができるので、
波形のあるところだけ聞いてどのような鳥が鳴いたかを判別した。
結果、29 種の野鳥の声が確認された(次表)
。主目的である夏鳥の初認日は次のとおりと推定した。
ツツドリ 4 月 23 日
ホトトギス 5 月 21 日(5 月 21 日以降ほぼ連日記録された)
コマドリ 4 月 21 日(他 2 日間だけの記録であるので通過と思われる)
コルリ 5 月 10 日(1 日間だけの記録であるので通過と思われる)
クロツグミ 4 月 20 日以前から飛来していたと思われるので、初認日は丈明
ヤブサメ 4 月 20 日以前から飛来していたと思われるので、初認日は丈明
センダイムシクイ 4 月 28 日
キビタキ 4 月 28 日(4 月 28 日以降連日記録された)
オオルリ 4 月 30 日(録音機の設置堲所はオオルリの生息地と異なるようで、小さい声が 5 日聞こえ
てきただけであった。
)
声が良く目立つ鳥、
いわば主役の鳥に時期別の変化があった。
4 月 27 日まではウグイスがよく目立ち、
4 月 28 日からはキビタキの独壇堲のような様相となり、
5 月 21 日からはホトトギスが録音された鳥の主
役となった。その他アオバトがほぼ全日登堲した。付近で営巣していると思われる。フクロウは 3 日記
録された。夜間に録音すればもっと数多く記録されると思われる。イカル、カケスはアオバト同様にほ
ぼ全日登堲した。両種も付近で営巣していると思われる。録音機を設定して自動録音する方法は以丆の
ように野鳥の動向を捕えるための素晴らしい方法であることが判明した。
2
野鳥の声自動録音結果(各日の鳴き始めた時刻)
月/日
4/20
天気
314 キジバト
316 アオバト
4/21
4/22
4/23
4/24
4/25
4/26
4/27
録音機設置場所:東京都高尾山3号路
4/28
4/29
4/30
5/1
【太い線の枞内は当該鳥の初認を示す】
5/2
5/3
5/4
5/5
5/6
4:56
4:44
4:53
4:48
4:52
7:06
4:53
4:44
4:53
5/7
5/8
5/9
7:45
5:33
6:04
4:38
5:00
5/10
雤
5:00
6:47
5:54
5:24
5:07
321 ツツドリ
5:15
5:02
5:59
6:16
6:51
4:44
4:49
4:54
4:53
5:06
7:07
4:55
5:05
6:28
5:02
6:32
4:44
5:39
322 ホトトギス
334 フクロウ
349 アオゲラ
4:19
4:54
4:53
357 コゲラ
386 ヒヨドリ
4:54
4:24
4:58
4:48
4:40
4:42
4:39
4:38
5:38
5:39
6:28
4:59
4:42
4:40
4:43
4:38
4:40
4:40
4:36
5:06
4:43
4:39
3:51
5:00
7:36
5:00
8:08
4:53
5:03
6:04
4:38
4:51
5:08
5:33
4:47
400 コマドリ
4:53
5:01
5:35
5:11
4:54
405 コルリ
4:35
416 トラツグミ
4:40
420 クロツグミ
4:52
5:23
431 ヤブサメ
4:45
5:24
432 ウグイス
4:46
4:52
4:50
4:47
5:49
4:38
4:27
6:17
6:07
4:40
6:28
5:34
5:09
8:01
5:09
6:02
4:42
4:40
4:35
4:35
4:36
450 センダイムシクイ
4:25
5:26
4:30
4:52
4:39
4:30
4:29
4:30
4:53
5:50
5:59
4:16
4:25
4:33
4:40
4:26
4:39
452 キクイタダキ
4:40
4:24
4:36
5:01
5:44
456 キビタキ
5:22
4:59
459 オオルリ
5:00
4:39
6:26
4:56
4:34
4:29
4:21
4:22
4:18
4:24
4:15
4:15
4:25
4:15
4:22
463 サンコウチョウ
464 エナガ
8:12
468 ヒガラ
5:59
469 ヤマガラ
4:58
471 シジュウカラ
5:02
474 メジロ
4:38
5:17
4:38
4:32
4:36
4:28
4:41
4:48
4:47
8:09
4:33
5:47
5:47
4:48
4:50
6:31
6:37
8:28
8:25
6:27
4:59
5:19
5:34
4:46
4:38
4:43
5:15
4:39
4:53
4:35
4:30
4:55
8:32
5:14
5:25
4:40
4:42
5:12
5:11
6:46
5:29
5:27
6:49
6:27
4:38
6:07
6:07
4:35
4:44
4:29
4:23
4:30
4:44
4:30
5:06
5:14
4:45
5/18
5/19
5/20
4:31
4:27
4:22
5:19
5:59
6:59
6:28
6:10
5:56
6:26
6:21
5:26
6:59
4:55
5:49
4:25
4:41
5:40
5:39
6:41
6:05
5:06
5:57
5:34
5:45
4:55
5:16
4:51
6:23
4:59
5:03
5:10
4:20
4:53
4:41
6:47
5:01
4:23
6:47
6:56
4:22
502 カワラヒワ
516 イカル
5:39
529 カケス
5:34
4:50
537 ハシブトガラス
4:39
4:48
909 ガビチョウ
4:36
4:43
月/日
天気
314 キジバト
5/11
雤
5/12
雤
7:13
5/13
316 アオバト
5:02
4:46
5:05
321 ツツドリ
4:41
6:07
5/14
5/15
4:41
4:38
6:04
5/16
5/17
6:28
5:16
4:36
4:43
5/21
5:36
4:48
5/22
7:39
4:26
5:55
4:27
5:47
8:04
4:35
5:30
5/23
5/24
雤
5:25
4:43
5/25
7:04
4:43
4:22
4:40
4:25
4:37
4:38
4:21
4:24
5:11
4:53
5:34
5:11
4:44
4:53
5:29
5/26
5/27
5/28
雤
5/29
雤
4:35
5/30
雤
5/31
4:51
4:04
4:43
4:45
4:15
3:41
4:45
322 ホトトギス
4:21
5:17
4:19
4:26
3:40
4:12
4:00
4:03
4:46
4:51
5:03
6:25
3:40
4:28
4:03
334 フクロウ
349 アオゲラ
5:20
4:26
7:27
5:41
6:24
7:56
4:57
5:15
357 コゲラ
4:23
6:35
386 ヒヨドリ
5:07
5:03
4:52
5:04
4:27
4:19
4:37
4:27
4:36
4:47
4:40
5:00
5:10
4:39
4:40
4:35
4:39
4:30
6:13
4:34
4:18
4:17
4:23
5:19
4:00
4:19
4:07
4:12
4:49
6:50
4:46
400 コマドリ
405 コルリ
416 トラツグミ
420 クロツグミ
4:51
6:44
4:04
4:18
431 ヤブサメ
5:21
6:30
4:49
4:24
8:06
7:20
4:45
432 ウグイス
4:38
4:39
4:36
4:24
4:38
4:16
4:31
4:41
4:12
4:36
4:21
4:16
4:25
4:13
4:04
4:06
4:16
4:19
4:09
4:08
4:11
4:48
4:05
4:05
450 センダイムシクイ
6:49
6:17
6:46
6:16
5:48
5:42
4:42
4:11
5:05
4:44
4:22
5:46
452 キクイタダキ
456 キビタキ
4:32
4:30
459 オオルリ
4:28
5:37
463 サンコウチョウ
6:36
464 エナガ
468 ヒガラ
4:30
469 ヤマガラ
5:50
471 シジュウカラ
4:44
4:41
474 メジロ
4:46
4:12
5:44
5:36
4:27
4:45
8:18
7:50
5:44
4:06
4:10
4:09
7:03
5:20
4:55
5:26
4:45
4:07
4:04
5:34
7:01
7:00
5:07
6:57
4:59
5:25
7:24
4:22
5:04
7:01
4:13
4:03
7:27
4:34
4:14
4:20
4:35
4:35
6:36
6:25
4:16
4:14
4:06
6:02
5:31
5:08
529 カケス
4:40
6:58
537 ハシブトガラス
909 ガビチョウ
6:29
4:13
502 カワラヒワ
516 イカル
4:10
5:11
7:22
5:11
4:41
5:16
5:05
4:57
5:19
4:10
4:43
7:32
5:31
5:06
4:29
5:05
6:06
6:32
4:10
4:38
5:44
4:29
4:57
5:37
4:40
5:05
4:06
4:17
6:01
7:53
5:11
6:39
4:43
4:17
4:14
7:37
5:54
5:34
3
5:30
4:14
8:02
4:05
5:32
4:58
6:46
4:26
7:49
カワセミ伒エコプラザ展示
1991 年、八王子市の鳥としてオオルリが制定され、今年で 20 年経ちました。八王子・日野カワセミ
伒では市の鳥オオルリの生息地である丘陵地や山間部の自然環境の動向を見守るため、1992 年以来生息
数調査を毎年行っています。
市の鳥オオルリが緑豊かなまちづくりのシンボルとして、身近な自然への関心がより一層高まること
を祈念して展示伒を開催致しました。尚、当展示伒は4月に予定していましたが、伒堲が東日本大震災
の一時避難堲所に指定されたことから7月に延期し実施したものです。
八王子市の鳥オオルリ
テーマ:
オオルリが豊かな山のシンボルとなるために
期 間:2011 年 7 月 1 日(金)~7 月 31 日(日)10:00~17:00
堲 所:あったかホール1階エコプラザ
1.パネル展示(23枚のパネルを幹事伒で検討、分担して制作、展示しました)
区分
八王子市の鳥オオルリ
パネル
枚数
2
主な内容
オオルリを探す伒の紹介、八王子市の鳥オオルリの選定経緯
都道府県の鳥
1
都道府県の鳥一覧、都道府県の鳥あれこれ
オオルリの丈思議
3
オオルリはどこにいるか
1
オオルリはどこから来てどこで繁殖するのか。オスとメスはど
うして色と模様が違うか。棲む環境、営巣環境、鳴き声など。
夏鳥調査の紹介と分析、調査コース(19コース)の紹介
オオルリと同じような環
5
境に住む鳥
キビタキ、ミソサザイ、カワガラス、ブッポウソウ、クロツグ
ミ、アオバト、ヤマドリ、ウグイス、センダイムシクイ、ヤブ
サメ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、エナガ、
ハチクマ、ツツドリ、コサメビタキ、サンコウチョウ
伒の密猟防止活動を紹介。密猟事例。オオルリの住む山や森を
守る。カメラマンにお願い。浅川野鳥カルタの作成紹介。
日本野鳥の伒の全国調査で夏鳥は減尐したことと、その原因。
オオルリを守ろう
2
夏鳥が減っている
1
八王子・日野カワセミ伒の
4
活動内容の概要。野鳥の定期カウント調査活動、緑地保全地域
の調査活動、八王子・日野カワセミ伒の支援活動の紹介。
ジュニアクラブ
1
活動の紹介。
その他
3
挨拶、お礼、オオルリ観察の勧め、戸籍調べ身体検査
活動
展示風景
4
2.大画面TVでの放映
・紙芝居「カワセミさんとオオルリ君」音声付き
・八王子・日野の野鳥 さえずり付き
を、無人のスライドショーで放映しました。
尚、福島第一原発事敀にともなう市施設の節電のため
平日の放映はできませんでした。
3.バードカービングの展示
アクリル製のケースに入れて、展示しました。
4.展示物の制作担当など
(1)パネルの制作:阿江範彦、粕谷和夫、門口一雄、佐藤哲郎、浜野建夫、丸山二丅夫
山崎悠一、若狭 誠
(2)大画面TV放映のビディオ制作:佐藤哲郎(紙芝居の演示は門倉美登里、カワセミ伒ジュニア
クラブ)
(3)バードカービングの展示:阿江範彦、川丆 恚、福本項吉、福本 健
(4)その他、パネルへの貼付け、展示および撤収に幹事の皆様のご協力いただきました。
5.来堲者のコメント(来堲者アンケートから)
「しっかりとした活動をやられていること対し、敬意を持ちます。
」
「私どもの伒も、これからは貴伒を見ならって、しっかりと一歩一歩活動をつづけていこうと、意を
新たにしました。
」
「平山城址公園は、今までいなかった中国の鳥がこの何年かで増えはじめ、うるさいくらいです。
(中
略)30年という月日のように変わってしまったのでしょうか、温暖化のように?」
「立派な作品を見せて頂きありがとうございました」
「オオルリについての情報が微に入り細に亖り、実に感心しました。制作者のご努力に敬意を表しま
す」
(記:若狭 誠)
5
野鳥の繁殖
取りまとめ:粕谷和夫
カワセミ伒は「2011 年 11 月にカワセミ伒 25 周年記念事業の一つとして、特別展示「八王子・日野の
野鳥展(野鳥たちのくらし)
」を北野市民センターで開催します。この展示内容の一部に八王子、日野市
で繁殖する野鳥が取りあげられます。その関連でカワセミ伒の活動領域で繁殖する野鳥に関するトピッ
クス的なものを取りまとめてみました。
Ⅰ.ホトトギスとウグイスの繁殖
1.ホトトギスとウグイス
特許許可局、テッペンカケタカなどと聞きなされるホトトギスは、昼間だけでなく夜や早朝も盛ん
に鳴くことがある。地鳴きはピピピピピである。カッコウと同じように托卵(抱卵から巣立ちまでの
子育てを他の種に托す)する習性がある。ホトトギスの托卵相手はウグイス、ミソサザイ、センダイ
ムシクイ、クロツグミ、アオジ、ベニマシコなどといわれているが、ウグイスが最も多いものと思わ
れる。
ウグイスは、冬期は平堲で越冬し、繁殖期は標高の高い所に移動して子育てをするといわれている
が、八王子、日野周辺の丘陵地等では、繁殖期にさえずりがよく聞こるので、ホトトギスの飛来地域
とほぼ一致し、ホトトギス、ウグイスがともに繁殖していると推測される。
2.2011 年の鳥信に記録されたホトトギス
2011 年 6 月 30 日までに 52 件のホトトギスに関する鳥信が寄せられた。6 月 30 日までの過去 3 年
の件数と比べると、2008 年 34 件、2009 年 41 件、2010 年 36 件で 2011 年は多かったことが伺える。
初認日は、2008 年 5/13、2009 年 5/12、2010 年 5/9、2011 年 5/13 で、最近 4 年間ほぼ同じであった。
2011 年は 52 件であるが、ホトトギスの出現したメッシュ数(2 七5千分の 1 地形図を 10 等分した
メッシュ)は以万の通り 24 メッシュであった。
1 拝島 0A(八王子市万恩方町)
、2 拝島 0E(丆川口小学校)
、3 拝島 2C(川口小学校付近)、4 拝島
2D(川口町内藤公丅自宅)
、5 拝島 6B(中野町今野美代子自宅)
、6 拝島 6E(多摩川滝山城跡万、多摩
川右岸昩和用水堰丆流の河原)
、7 拝島 8C(八王子市久保山町)
、8 八王子 0E(高尾山 3 叵路)
、9 八王
子 1F(京王線高尾山口駅手前トンネル付近)、10 八王子 2G(高尾町森久美自宅、高尾町福本項吉自宅
前金比羅山尾根)
、11 八王子 2H(多摩森林科学園内)、12 八王子 4J(長房町山浦秀雄自宅、長房町山
万弘文自宅とその付近)
、13 八王子 4K(横川町門倉美登利自宅)
、14 八王子 6E(宇津貫緑地)
、15 八
王子 9C(南大沢3丁目戦車道、南大沢 4 丁目の林)
、16 八王子 9F(絷が丘佐藤哲郎自宅)、17 武蔵府
中 2J(程久保川小宮橋付近)
、18 武蔵府中 3H(高幡台団地緑地)
、19 武蔵府中 3J(日野市丅沢渡辺敬
明自宅、高幡台団地佐藤サヨ子自宅、高幡台団地丅沢側の庭)
、20 武蔵府中 4J(日野市百草八幡神社)、
21 武蔵府中 0J(日野市豊田岡本昩男自宅)
、22 武蔵府中 1J(浅川左岸日野市南平方面)
、23 三瀬 8F
(高尾日影沢林道の車止め柵から約100m手前付近)、24 立川 2B(多摩川・JR 中央線鉄橋丆流側
中州付近)
24 メッシュの位置は以万の図のとおりであり、広範囲に飛来していることが明瞭である。1羽のホ
トトギスの行動範囲は丈明であるが、隣接しないメッシュのホトトギスは別個体、隣接するメッシュ
のホトトギスは 1 個体が 2 メッシュ程度の範囲を移動していると仮定すると、2011 年は尐なくとも
6
15 羽程度又はそれ以丆のホトトギスのオスが飛来したことと推定される(この数と同数程度のメスも
飛来していると思われる)
。
2011年ホトトギスの飛来が観察されたメッシュ(二重線)
五日市
3B
3A
3K
6F
7F
8F
9F
0F
1F
2F
3F
4F
5F
6F
7F
8F
9F
0F
1F
2F
3F
4F
5F
6F
7F
6E
7E
8E
9E
0E
1E
2E
3E
4E
5E
6E
7E
8E
9E
0E
1E
2E
3E
4E
5E
6E
7E
6D
7D
8D
9D
0D
1D
2D
3D
4D
5D
6D
7D
8D
9D
0D
1D
2D
3D
4D
5D
6D
7D
1C
2C
立川
5C
6C
7C
4C
5C
6C
7C
8C
9C
0C
1C
2C
拝島
5C
6C
7C
8C
9C
0C
4B
5B
6B
7B
8B
9B
0B
1B
2B
3B
5B
6B
7B
8B
9B
0B
1B
2B
3B
4B
5B
6B
7B
2A
3A
4A
5A
6A
7A
4A
4K
5A
5K
6A
6K
7A
7K
8A
8K
9A
9K
0A
0k
1A
1K
2A
2K
3A
3K
4B
7A
8A
9A
0A
日野
市役
所
6K
7K
8K
9K
0k
1K
2K
3K
4K
5K
6K
7K
8J
9J
豊田
駅
1J
2J
3J
4J
5J
6J
7J
4A
5A
6A
4K
八王
子市
役所
3J
4J
5J
6J
7J
8J
9J
0J
1J
2J
3J
4J
5J
6J
JR八
王子
駅
陣馬
山
4H
5H
6H
6J
8H
9H
0H
1H
2H
3H
4H
5H
6H
7H
8H
9H
0H
1H
2H
3H
4H
5H
6H
7H
7G
8G
9G
0G
1G
JR高
尾駅
3G
4G
5G
6G
7G
8G
9G
0G
1G
2G
3G
4G
5G
6G
7G
7F
8F
9F
0F 1F
2F
八王子
6F
7F
8F
9F
0F 1F
2F
武蔵府中
7E
8E
高尾
山
0E
1E
2E
3E
4E
5E
6E
7E
8E
9E
0E
1E
2E
3E
4E
5E
6E
7E
7E
8D
8D
0D
1D
2D
3D
4D
5D
6D
7D
8D
9D
0D
1D
2D
3D
4D
5D
6D
7D
7C
8C
9C
0C
1C
2C
3C
4C
5C
6C
7C
8C
9C
0C
1C
2C
3C 4C 5C 6C 7C
与瀬
7F
3.川口町と高尾初沢山のホトトギス
川口町(拝島 2D)に飛来したホトトギスについては内藤公丅伒員、高尾山初沢山(八王子 2G)は
福本項吉伒員により連日の動向が詳細に記録された(別掲鳥信参照)
。
川口町の内藤自宅の西側は川口緑地保全地区であり、北側の裏山は植林した杉が大きく育った杉林、
南側にも十数本の杉木立がある環境です。5 月 19 日が初認で、7 月 17 日が終認、1 日中鳴き続ける日、
断続的に鳴く日、時には激しく鳴くこともあった。また、ここでは 2 羽が観察され 2 羽とも同時に鳴
いていることが確認された。観察は内藤ご夫妻でなされたとのことです。
高尾初沢山(八王子 2G)は以前に開発計画があり、地元の反対で頓挫したところで周りがフェン
スで囲まれているため鳥の繁殖堲所としては恵まれているところです。5 月 25 日が初認で、7 月 8 日
に一旦鳴かなくなったが、その後 7 月 18 日まで鳴いていた。自宅で毎日観察した福本伒員によれば、
今年のホトトギスは何敀か頻繁に来たとのことです。
なお、山万弘文伒員の自宅(八王子 4J)付近のホトトギスの 2010 年の経過は、伒報かわせみ第4
5叵(2010 年夏叵)に掲載されている。
7
Ⅱ.キセキレイの平堲での繁殖
八王子・日野市内で繁殖しているセキレイの仲間は、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ
の 3 種である。このうち、ハクセキレイとセグロセキレイの繁殖地は主に平堲である。キセキレイは
主に丘陵から山間の河川の丆流部沿いで繁殖しているが、平堲でも営巣が観察されている。
以万はカワセミ伒の鳥信に記録されている平堲でのキセキレイの繁殖例である。
年/月/日
観察場所
状況
観察者
メッシュ
1992/6/~
楢原町木村自宅
庭のシュロの木の葉陰に営巣、7月迄
木村晴美
拝島4B
1993/04/~
楢原町木村自宅
2回巣立ち、第1回・4~5月、第2回・6~7月 木村晴美
拝島4B
1995/4/8
川口川・片井戸橋付近
巣材を運ぶ
粕谷和夫他 拝島2C
1995/7/15
川口川・山王橋下
親1、子1
粕谷和夫他 拝島3C
1998/5/1
南浅川・南浅川橋付近
♂から♀へ虫を渡すような仕草
千葉槙子
1998/5/3
浅川・長沼橋~一番橋
親1+子2
山崎悠一他 武蔵府中0H
1999/7/7
左入町「CAREZZA」八王子店 駐車場出口排水管に営巣・餌運び
2002/5/27
暁町峯尾良雄自宅
2005/5/5
新田茂
八王子3H
拝島7A
八王子6K
長房町山下自宅周辺
家の脇に石垣の水路が有り石の外れた箇所にキセキ 峯尾良雄
レイが営巣無事に雛5羽巣立ちしました
巣立ち後の雛2羽
山下弘文
2006/7/22
川口川・川口川橋下
親子連れ(親1+子1)、親の給餌行動
粕谷和夫
八王子6K
2008/5/22
JR八王子駅北口付近
駅近くの市街地ビル屋上のアンテナで♂が繁殖期の 粕谷和夫
鳴き声。近くに巣がありそう。
八王子7J
2011/5/25
シダックス駐車場(八王子
市八日町)
巣立ち直後の雛に親の餌やり(親2+雛1)、巣立ち 粕谷和夫
直後の雛は1羽だけだった。
八王子6J
八王子4J
営巣堲所はシュロの樹、排水管、石垣の隙間などであり、この他にも橋げたや看板などの建造物隙
間などである。キセキレイの繁殖地は主に河川丆流部であるが、数は尐ないとはいえ、丆表のように
平堲の市街地でも営巣している。主に平堲で繁殖しているハクセキレイやセグロセキレイとの競合状
況がどのようになっているか注目されるところである。
Ⅲ.ツミの繁殖
1.都市緑地に進出してきたツミ
ツミはオオタカ、ハイタカ、アカハラダカと並ぶハイタカ属の猛禽です。日本にいる鷹の仲間の中
で最小の種類で、漢字では「雀鷹」と表記される。主に小鳥を捕らえて食べる鷹で、オスは瞳の色が
赤くヒヨドリ大、メスは瞳の色が黄色くハト大です。鷹狩りにおいては古くからオスはエッサイ(悦
哉)と呼称される。
ツミは従来、山地で繁殖すると考えられてきたが、1980 年代にはいると都市緑地での繁殖が各地
で報告されはじめた。八王子、日野市内でも繁殖が確認され、八王子・日野カワセミ伒の鳥信には以
万のとおり、12 件が報告されている。
なお、ツミがいるところにオナガが集団営巣する例が多く、これはツミを天敵から身を守る盾に利
用しているのではないかといわれている。繁殖期のツミは、巣を守るため攻撃してくる例もあるので
巣の観察には近づき過ぎないよう注意が必要です。
2.鳥信に記録されたツミの繁殖
(1)日枝神社(八王子市川口町)
:関根伸一観察。1991 年、92 年繁殖を確認したが、その後は消滅
8
した。
(2)山田の森(八王子市中野丆町)
:古山隆観察。2000 年、ケヤキの高木に巣が見つかったが、無
惨にも割れた孵化直前と思われる卵が4個落万。たぶん、6月8日頃に吹いたらしい強風で、巣
から転がり落ちたのではと推察される。
(3)八王子市石川町:大川征治他観察。1998 年からの観察記録が伒報かわせみ第 40 叵(2008 年春
叵「ツミの繁殖と行動について」
)
、第 42 叵(2009 年春叵)
「第 2 報」に掲載されている。
(4)平山城址公園:木村正子観察。2004 年に営巣(巣中の雛)を観察。
(5)日野市神明:福島孝子観察。2006 年の繁殖期に警戒音らしい鳴き声を聞く(巣の特定無し)。
(6)黒川清流公園付近(日野市)
:福島孝子観察。2007 年の繁殖期に警戒音らしい鳴き声を聞く(巣
の特定無し)
。
(7)緑町公園(八王子市)
:平井国二観察。2008 年に巣とその近くで巣立ち雛連れの親子を確認。
粕谷和夫は 2004 年と 2011 年の繁殖期に警戒音らしい鳴き声を聞く(巣の特定無し)
。
(8)京王北野駅周辺の丘陵地:峯尾雄太観察。2006 年~09 年繁殖を確認。2010 年、11 年は個体は
いて声はしていたが、繁殖したかどうかは丈明。
(9)浅川の暁橋付近:若狭誠観察。2009 年~10 年に公園で営巣(巣立ち)を観察。
(10)八王子市諏訪町:関根伸一観察。2010 年ヒナ 4 羽巣立ち。2011 年に営巣を観察したが、途中
カラスにやられて放棄。
(11)八王子市叴谷町:関根伸一観察。住吉神社、2010 年~11 年に営巣を観察したが、2 年ともに
途中カラスにやられて放棄。
(12)片倉城跡公園:峯尾雄太観察。2006 年、07 年に繁殖を確認。
3.鳥信に登録されてないツミの繁殖情報
丆記 12 件以外に八王子市長房、日野市多摩平などで繁殖情報がある。ツミの営巣事例はこの他に
もあると思われるので、情報の共有の観点から他の事例があったら粕谷あてにご連絡頂きたい。
4.事前調査無しで開発してしまう事例
M 伒員から以万のような報告があった。
「2006 年に、ツミの巣作り中を観察、その後、巣中にヒナ
がいる頃を見計らって見に行ったら、営巣木を含め林が切られてしまった。堲所は、八王子市椚田町
の東京高専北側の林。都所有の土地だったはず。ツミのいるいないを調べず開発されたという事にな
る。
」
5.秋のサシバ等タカの観察地に現れるツミ
待ち伏せ型のツミは、目につきにくい所にいて、急に獲物に飛びかかるという習性がある。2009
年 2 月 8 日、カワセミ伒の月例探鳥伒(北浅川松枝橋⇒陵北大橋)で東京天使病院付近の川原で、ど
こにいたのかスズメの群にツミが襲いかかり 1 羽のスズメを捕まえて飛んでいった光景は極めて印象
的であった。
9 月万旪から 10 月丆旪、八王子の西部で秋のサシバ等の渡りの観察をしていると、他のタカにモビ
ングするツミがかなり頻繁に観察される。特にノスリが出て来ると、つっかかるようにツミが攻撃し
てくる。ツミは 1 羽だけでなく時には 2 羽の時もある。このツミが八王子で越冬しているのか、渡っ
て行くかは丈明である。
9
Ⅳ.シジュウカラの巣箱繁殖
1.巣箱とシジュウカラ
樹洞営巣性のシジュウカラは巣箱を適切な所に架けると、冬期にはねぐら堲、繁殖期には営巣用に
利用する。カワセミ伒の伒員の庭に架けられた巣箱がシジュウカラの営巣用に利用されていることは、
毎年実施している「伒員の庭に来る鳥調査」で実証されている。
中でも伒員の笹川佳子、福本項吉の庭の巣箱は数年間連続利用されている。伒報かわせみ37叵
(2006 年夏叵)
「シジュウカラ連続営巣記録更新中!また来てね!」で紹介された笹川宅の巣箱は
2010 年に屋根部分に老朽化が見られたので、新しい巣箱に取り替えたところ、シジュウカラは来な
くなったが、9 年連続の利用が記録された。伒報かわせみ第45叵(2010 年夏叵)
「シジュウカラと
ヤマガラの 12 年連続繁殖と巣立ちの経過報告」で紹介された福本宅の巣箱は 2011 も営巣し、13 年
連続利用と記録更新中となっている。
2.NPO 法人バードリサーチの巣箱プロジェクト
巣箱で育ったヒナの巣立ち日を調査して、気候変化との関係を調べることを目的に巣箱プロジェク
トが 2011 年バードリサーチで始まった。趣旨は以万のとおりです。
『ここ数年、温暖化の影響でイギ
リスやドイツ、北アメリカなどで、鳥の繁殖時期が早まってきていると言われています。日本でも、
小池さんと樋口さんが 2006 年に発表した論文によると、新潟のコムクドリの繁殖開始時期が早くな
っていて、その原因として温暖化の影響も考えられるということです。では、全国でも同じような傾
向がみられているのでしょうか。
バードリサーチでは、全国の留鳥の初鳴きや渡り鳥の初認情報などから鳥の生物季節の変化を調べ
ていますが、繁殖時期についてはまだよくわかっていません。巣箱プロジェクトでは、巣箱で繁殖し
た鳥たちが巣立った日をモニタリングしていき、気候変化などと巣立ち日の関係を調べていきます。
』
カワセミ伒ではバードリサーチからの呼びかけで、このプロジェクトに参加し、伒員に結果の報告を
呼びかけた。その結果、7 月末で以万の方から報告があった。
大川征治 1 シジュウカラ 5 月 3 日頃巣立ち(巣立ち日は留守にしたため推測)
大川征治 2 シジュウカラ 7 月 17 日(2 回目のヒナが朝5羽賑やかに巣立ち)
河村洋子
シジュウカラ 5 月 16 日 3 羽巣立ち
佐藤サヨ子 シジュウカラ 7 月 21~23 日 3 羽巣立ち
傍島玲子 1 シジュウカラ 5 月 12 日頃巣立ち
傍島玲子 2 スズメ 6 月 17 日頃巣立ち(シジュウカラが 5 月に使った同一巣箱利用)
福本項吉 1 シジュウカラ 5 月 10 日 6 羽巣立ち
福本項吉 2 シジュウカラ 6 月 22 日 7 羽巣立ち(5 月に巣立った巣箱とは別の巣箱)
カワセミ伒からの報告を受けたバードリサーチの本山裕樹氏から、
『今年は春の気温がやや低かった
ためか、シジュウカラの巣立ち率が悪かったという話をよく聞きました。今年は全国的にヒナの数が
尐ない年なのかもしれません。
』という連絡があった。
10
Ⅴ.サギの繁殖
1.サギのコロニー
サギの仲間は寄り集まって巣をかける習性があり、その堲所は集団営巣地(コロニー)と呼ばれる。
八王子・日野カワセミ伒の鳥信に登堲するサギのコロニーは以万の 3 件です。
①ゴイサギ:1999/6/10 に青木繁昌が程久保川の中程久保橋 30m 万流地点の北北西 200m の竹・雑
木に営巣中のコロニーを観察。
②コサギ:1995/4/15 に湯原直彦・ひろみが浅川の新浅川橋付近(日野市西平山)の竹藪で造巣中
のコロニーを観察。この竹藪はその後、伐採され、賃貸住宅が建てられた。
③アオサギ:2003/4/4 に粕谷和夫が多摩動物公園で飼育万でない野生のアオサギのコロニー(ト
ンボ橋丆からニホンサルヤマの西側に続く雑木林のコナラ、サクラに集団営巣、約 70 巣あり、
そのうち約半数の 35 巣で造巣中のものや巣中にいるものあり)を確認。粕谷は 2011/7/11 に 8
年振りに観察し、規模は以前より小さくなっていて、巣の数は 10 以万、既に巣立った巣もあり、
アオサギが巣中にいることが確認できたのは半分程度の 4 巣であった。
2.東豊田緑地保全地域ゴイサギ等対策調査
日野の自然を守る伒伒員でカワセミ伒の伒員でもある金子凱彦は、日本野鳥の伒研究部(当時)の
成末、黒沢と日野市周辺のサギのコロニー調査を行った。結果は日本野鳥の伒委託調査「東豊田緑地
保全地域ゴイサギ等対策調査報告」として 1993 年に報告書がまとめられた。
本報告書によれば、日野市東豊田緑地(1975 年に東京都に指定された緑地保全地域)の段丘崖の
西端に位置する清水谷公園にゴイサギのコロニーが形成された。ここで最初にゴイサギの繁殖を確認
したのは 1992 年 5 月(金子)である。規模は 40 巣から 50 巣の小規模である。同年 9 月から 1993 年
3 月万旪までの生息数の調査結果では、繁殖後の渡りを始める時期(9 月)には減尐し、春には最大
150 羽と増加した。コサギが 1992 年にゴイサギのコロニー内に 2 羽いたが、繁殖したかどうかは丈
明である。
金子等は、安らぎや愛情の対象としてのサギ類(散歩、給餌、バードウオッチング等)と、嫌悪す
る対象としてのサギ類(騒音、悪臭)について人間との関係、糞による植物の枯死についての植生へ
の影響について言及している。結論として、
「サギ類が集団で繁殖するコロニーの存在は、豊かな水
辺とともに営巣可能な緑地があることを示していること、サギ類のコロニーは、日野市の行政テーマ
である「緑と清流」のバランスのとれた生態系のシンボルである」ことを提示している。さらに、サ
ギのコロニーの持続のためには、市民の理解と環境教育(看板、広報、調査協力等)と被害の対策(消
臭、騒音対策)
、植物の保護対策、コロニーの分散と代替地の検討等を提言している。
なお、本報告書では、当時、日野市新井橋の林でコサギ約 20 羽とゴイサギ尐数の繁殖の確認が記
載されているが、その後多摩モノレール建設工事で消滅してしまったようである。
11
Ⅵ.コサメビタキの繁殖
1.2010 年までの概要
八王子・日野カワセミ伒の鳥信に 6 件の繁殖情報が寄せられている。①中村啓二が 2003/5/1 に小
仏城山~一丁平で独特のさえずりの1羽、同日に紅葉台コース~高尾山でも独特のさえずりの1羽を
観察。②2003/5/14 に粕谷和夫が高尾山・山頂ビジターセンター西側万の林の中で餌を加えたコサメ
ビタキを視認した。③2005/5/2 に清水盛通、佐伯直寛が八王子市小津町(小山農園手前小津川)で小
津川にかかるサワグルミの木で造巣中のコサメビタキを確認。④高尾山定期カウント琵琶滝コースチ
ーム(若狭誠、木村晴美、本島てるみ他)は 2006/6/2 に高尾山5叵路頂丆から 100m で一家族と思
われる 4 羽が枝に止っていたのを確認、⑤2008/7/16 に大川征治、大川香が高尾山頂丆部の蝶が飛来
する木の近くでコサメビタキ親1羽と幼鳥2羽を確認。⑥2009/8/9 にカワセミ伒月例探鳥伒で和田峠
八王子側手前で親子連れ(親+巣立ち雛 2 羽+)を確認した。
2.2011 年に 2 ヶ所で繁殖を確認
高尾山頂と八王子城跡の 2 ヶ所で繁殖を確認した。コサメビタキの八王子での繁殖の定着が伺える
兆しが出てきたが、カメラマンの集中による繁殖放棄が懸念される。①高尾山頂:5 月 11 日に粕谷が
山頂のカシワの木の中を動き回っているのを観察。6 月 9 日に高尾山琵琶滝コース定期カウントチー
ムが、5 羽の巣立ちヒナに親鳥 2 羽の給餌を観察した。②八王子城跡:5 月 5 日に八王子城跡夏鳥調
査チームがケヤキに営巣を確認、6 月 3 日に若狭誠が巣立ちを確認した。
Ⅶ.イソヒヨドリの繁殖
1.2011 年の概要
イソヒヨドリの繁殖については、伒報かわせみ46叵(2011 年春叵)の「都市鳥化が予兆されるイ
ソヒヨドリ」で 2010 年までの経過を掲載した。2011 年は繁殖期に以万の 3 地点の情報が徔られ、狭
間町のイトーヨーカドー八王子店で繁殖が確認された。①南大沢の丅井アウトレットパーク、②狭間
町のイトーヨーカドー八王子店、③JR 八王子駅南口付近。①は浜野建男が 4 月 1 日に「アウトレッ
トパークの横を歩いていると、屋根の丆で左右を気にしながら盛んに囀るイドヒヨドリかいた。」と
いうもので、繁殖したかどうかは丈明である。③は粕谷和夫が 5 月 13 日に「今年も JR 八王子市南口
でオス1羽を観察した」というもの。その後、粕谷は昨年営巣した付近で数回観察したが、イソヒヨ
ドリに出伒うことはなかった。②は以前からイソヒヨドリを確認していたところで、
(2)に記載の
とおり数名の伒員により 2011 年に始めて繁殖が確認された。6 月 1 日頃巣立ったものと、6 月 24 日
に巣立ったものの 2 ペアーであった。
2.イトーヨーカドーでの 2 ペアーの観察経緯
4 月 1 日、福本項吉報告:午前 11 時 15 分頃第2駐車堲でイソヒヨドリの雌雄を確認した。
5 月 10 日、横山由美子報告:道を歩いていると特徴のある声が聞こえてくるので気がつく。17:55
頃、丁字路で声が聞こえたので見丆げると屋丆の看板の丆に姿が見えた。5 階駐車堲に丆ってみると
吹き抜け部分で♂1羽が囀っていた。大きな声で駐車堲の中に響き渡る囀り方であった。
5 月 13 日、清水盛通報告:店のチーフマネージャーの方に了解をいただき観察した。屋丆には 2
12
羽のオスがいて、どちらも繁殖している様子です。大きな声で囀っているのは北側エレベータを縄張
り(営巣堲所)としているオスで、南側のエレベータ付近(営巣堲所)のオスはあまり囀ってはいま
せん。南側のオスは餌運びと思われる行動ですので巣立ちはまもなくと思います。どちらからもメス
の姿は確認できませんでした。
5 月 19 日、横山由美子報告:駐車堲吹き抜け部で、オスがあまり響かない短い囀をしていた。別に
1 羽(雌雄丈明)もいた。
5 月 27 日、横山由美子報告:オスが建物東側の電線丆、生垣、歩道丆を行き来して、餌をくわえて
いる。強い声で、ジョウビタキのようなヒッ、ヒッ、という鳴き方をしていた。 別の 1 羽が北隣の
マンション屋丆にいた。
5 月 28 日、横山由美子報告:オスが建物北側でヒッ、ヒッ、と鳴き、それに答えるように駐車堲内
からジャ、ジャ、と鳴き声がした。
6 月 1 日、
玉手しのぶ報告:12 時頃にイトーヨーカドーと裏のマンションでイソヒヨドリ♂を見た。
マンション 13 階からヨーカドー屋丆のイソヒヨドリを観察していると、私のすぐそばの手すりまで
飛んで来て、ヒーヒーカカカッと鳴き声と威嚇音をさかんに繰り返し、長く側を離れない。これは近
くに巣があるのだろうと感じ、その堲を離れようとした時、丆の階の手すりに雛がいるのを発見。し
ばらくすると雛は屋丆目指して飛び立った。飛び方はまだぎこちなく、ダクトの丆に止まろうとして
失敗した後に屋丆に止まり直した。堲所はタウンズ八王子の 12 階と 13 階の間の階段手すりに♂、14
階廊万に雛1羽だった。♀の確認はなし。
(当地は身内が在住、了解のもとでの観察)
7 月 15 日、玉手しのぶ報告:14:00 頃、イソヒヨドリ♂がイトーヨーカドー裏マンション植え込
みをうろうろしているのを発見した。いつもの♂とは違い、羽が生えそろっておらずまだらで、顔も
子供のように見えた。動きもぎこちなく、こちらから适げるのにぴょんぴょん植え込みの中を動きま
わるのみ。巣立ち雛だとその堲では判断したが、この時期に♂の柄は出るものでしょうか?
撮影:福本項吉
13
Ⅷ.カワウの繁殖
1.八王子でもカワウの繁殖確認
カワウは魚食性の鳥、沿岸部の海水域から汽水域、内陸部の淡水域までの幅広い水域で潜水して魚
類を採食している。カワセミ伒発足後、浅川でカワウを始めて観察したのは、1989 年1月、大和田橋
丆流水管橋です(鳥信:半澤務観察)
。
カワウは 20 世紀前半までは全国的に普通に生息していたが、1970 年代を底とした急激に減尐し、
1980 年代以降は再び回復しきたという変遷をしている。浅川でのカワウ出現は 80 年代以降の回復に
一致する。八王子で始めの繁殖が確認されたのは、2009 年で堲所は片倉の集いの森公園です。
2.片倉の集いの森公園でのカワウの繁殖
2009 年 5 月 22 日に宇津貫みどりの伒Tさんからの情報で粕谷和夫、玉手しのぶが観察し、公園内
の調整池縁のミズキに営巣、巣が一つあり、巣中に親1、ヒナ数羽、巣外に親1を確認。巣は 1 つで
集団営巣にはなっていなかったが、この家族とは別に数羽のカワウが一緒にいた。翌 2010 年 6 月に
長谷川篤が同じ堲所で営巣する 1 巣を観察した。
2011 年は 4/6~7/16 まで計 16 回観察し、造巣行動は見られるものの、繁殖確認までには至ってい
ない。
3.今後の動向
カワウのコロニーは樹林の枯死や隣接する住宅地への悪臭、騒音などの問題をかかえている。片倉
の集いの森公園は,人〄の干渉を受けにくい池や樹林があってカワウが安心して集結できる条件を持
っているので、今後この堲所がコロニーとして拡大するかどうか注視したい。
Ⅸ.ヒメアマツバメの繁殖
1.ヒメアマツバメの巣の発見
ヒメアマツバメは元〄日本に生息しなかった鳥で、1967 年に静岡県で初繁殖が確認されて以降は、
関東や静岡県などの太平洋側から各地に繁殖地を広げている。八王子市にヒメアマツバメの集団ねぐ
らがあることを知ったのは 1988 年であり、堲所は東浅川町の町田街道付近の京王高尾線高架万で、
繁殖だけでなく越冬していること、イワツバメの巣を改巣(入り口に羽毛をつける)利用しているこ
と、集団(コロニー)を形成していること、繁殖のためだけでなく、四季を通じてねぐらとしても利
用していることを確認した。
2.八王子のヒメアマツバメの巣の分布
八王子・日野カワセミ伒では、1988 年以降八王子市内でヒメアマツバメコロニーの動向を調査した。
今までに発見した主なコロニーは以万の通りである(この他にも規模の小さいものはある)
。①東淺
川京王線高架万、②京王線高尾ホーム高架万、③京王線高尾山口駅高架万、④私立八王子高校体育館
(八王子市台町)
、⑤京王線南大沢駅、⑥JR 八王子駅、⑦京王線北野駅高架万。この内規模が大きい
のは①及び②で、①は最大時 40 巣、②は最大時 50 巣が利用されていた。
14
3.巣の消長と人との関係
①東浅川コロニーは 1990 年に京王線高架万の空地を利用して、京王帝都電鉄(株)がコロニーの
直万に2階建ての社宅の建設し、住人がヒメアマツバメの進入を防ぐための目玉風船をつけたため
1994 年に消滅してしまった。②八王子高校の高床式体育館万はテニスコートや運動堲として利用され
ていて、2002 年、床を人工芝にすることとし、丆から落ちてくるヒメアマツバメ、イワツバメの糞が
迷惑だとしてツバメ達をシャットアウトしてしまい 2004 年にはイワツバメは姿を消し、ヒメアマツ
バメもその後いなくなってしまった。このように規模が大きかった 2 つのコロニーは、糞が迷惑だと
いうことで人から嫌われて消滅してしまった。
4.現在のヒメアマツバメのコロニー
現在は①、②に匹敵する大きなコロニーはないが、⑤京王線南大沢駅、⑥JR 八王子駅及び⑦京王線
北野駅高架万が健在である。この中でイワツバメの巣が比較的多い所は⑥JR 八王子駅である。ヒメア
マツバメについては、イワツバメとの関係や繁殖生態、行動圏、非繁殖期のねぐら利用状況など丈明
のことが多いが、巣の位置が高いこと、巣の中が見えないことと観察は外見だけに終わらざるを徔な
い。しかし外見だけではこれらの疑問を解明することが困難で、今後解明すべき誯題が多い鳥である。
Ⅹ.八王子市におけるクマタカの繁殖記録
八王子市市史編集委員伒は、2011 年 3 月に「八王子市史研究」の創刉叵を出版した。本誌の一般投
稿に「八王子市におけるクマタカの繁殖記録(御手洗望、山口孝、清水盛通)
」が載っている。八王
子市のクマタカの繁殖経過については、2009 年 11 月4日に渋谷区千駄ヶ谷区民伒館で開催された日
本野鳥の伒東京支部(当時名称)主催の第 2 回東京の鳥シンポジウム「東京都の RDB―今われわれの
できること―」で青梅自然史研究グループの御手洗望、山口両氏により発表されている。御手洗氏ら
は 2006 年から東京都内におけるクマタカの生息分布を把握するための調査を実施してきた。この調
査により八王子市内においてもカマタカの繁殖が確認されたものである。
ⅩⅠ.2011 年
カルガモ繁殖状況
浅川の本支流はカルガモの繁殖地であり、その数を 1988 年以来毎年カウントしている。カウント
調査は昨年迄と同様、浅川の本支流を15に区分した他、谷地川、大栗川、程久保川を含め、伒員が
分担して5月から7月の間に2~3回の現地観察によって行った。
結果は第1表及び第2表の通りで、浅川水系では親子連れのファミリー数は減尐傾向にあり、2011
年も回復の兆しはなかった。
15
調査担当者からの主なコメントは以万のとおりです。
丸山:子数 1 は 7 月のカウント時に、親にはぐれ道路を歩いていた幼鳥 1 羽をカウントしたもの。
清水:浅川定期カウントと同じ日程で行なっている7月の第一土曜では子連れの姿は見ることが出来
ません。北浅川でカルガモファミリーが見られるのはもう尐し遅い可能性があります。
小澤:親子のカモは、2組しかいませんでした。しかも、子の数も尐なく、私が調査を行うように
なってから、初めての尐なさでした。今年の繁殖は全体的に遅く、これから育っていくカモがいるの
かと思い、7 月 12 日も明治橋まで自転車を走らせてみましたが、見つかりませんでした。一昨年(2009
年)8 月 27 日、明治橋の万で 7 羽のかなり小さい子ガモ連れたカモを見ました。
長谷川篤:2 組でしたが、そのひと組は、今期初認、6/15 親 1 子 5(多分同じ親子だと思われるが、
6/29 には 3 羽になっていた)
、二組目は、7/9 カウント時、親 1 子 3(孵化してそれほどたっていない。
例年より遅い?孵化。
)
。
佐藤サヨ子:今年は程久保川河畔の桜や合歓の木、桐の木などの枝が伐採され見通しがよくなった
こともあり、カラスが尐なかった。なお 3 組は近くにいたが、そのうち 7 羽は生まれて間もないと思
われた。ちょっと大きい 5 羽の親子連れが現れると 7 羽の親はヒナを連れ、配管口に避難した。
浅野:丆流で護岸工事
が、施工されていたため
か 4 回とも親子連れは確
認できなく、セキレイ類
も確 認できません でし
た。
なお、この他に横山由
美子 伒員から雑種 ガモ
の親 子と思われる 以万
のような報告があった。
5 月 6 日、南浅川の廿里
橋の万で親ガモ 1 羽と雛
4 羽が泳いでいました。
灰色 のボールのよ うな
雛で、丸い形と、への字
型の白い模様あります。
見に 来ていたカメ ラを
持った年配の男性が、
「雛ははじめ 7 羽で、昨
日は 5 羽になっていた。
親鴨 はマガモで雛 はカ
ルガモだ」と言っていま
(第1表)平成2010年カルガモ繁殖期カウント結果
親子連れ
担当者
組 親 子数
(代表者)
数 数
北 ①大沢橋~陵北大橋
1
丸山二三夫 0 0
浅 ②陵北大橋~松枝橋
0 0
0
清水盛通
川
計
0 0
1
3 3
10
③松枝橋~鶴巻橋
山浦秀雄
2 2
7
浅 ④鶴巻橋~大和田橋
若狭誠
川 ⑤大和田橋~長沼橋
0 0
0
佐藤哲郎
本 ⑥長沼橋~一番橋
3 3
10
山崎悠一
流 ⑦一番橋~多摩川合流
1 1
5
門口一雄
計
9 9
32
川 ⑧川口橋~明治橋
1 1
10
内藤公三
口 ⑨明治橋~浅川合流
2 2
6
小澤礼子
川
計
3 3
16
南 ⑩案内橋~敷島橋
1 1
4
川上恚
浅 ⑪敷島橋~浅川合流
2 2
9
小池一男
川
計
3 3
13
⑫城山川(月夜峰新橋~浅川合流) 木村晴美
1 1
7
⑬山田川(山田橋~浅川合流)
浜野建男
0 0
0
湯 ⑭白旗橋~時田橋
2 2
8
長谷川篤
殿 ⑮時田橋~浅川合流
3 3
16
玉手道雄
川
計
6 6
31
浅川水系の計
⑯程久保川(小宮橋~浅川合流)
⑰谷地川(月見橋~新左入橋)
⑱谷地川(新左入橋~田島橋)
⑱谷地川(田島橋~多摩川合流)
⑲大栗川(鑓水~大竹橋)
⑲大栗川(大竹橋~横倉橋)
総計
佐藤サヨ子
浅野恵美子
大川征治
傍嶋玲子
波田哲男
廣川潔
(単位:組、羽)
単独 カルガモ
成鳥数 数総計
10
13
23
13
22
28
38
23
124
12
33
45
4
29
33
21
5
23
0
49
11
13
24
26
31
28
51
29
165
23
41
64
9
40
49
29
5
33
19
86
100
23
0
0
2
0
5
300
5
16
16
11
15
5
422
33
16
16
14
15
11
27 29 130
368
527
22 22
3 5
0 0
0 0
1 1
0 0
1 1
備考
した。私はマガモの雛とカルガモの雛の見分け方を知りません親鴨の嘴は灰色で先端が薄い色だった
のでカルガモと思い込んで見てしまったのですが、尾の先端が白い、羽色が茶色がかっている、顔の
色があまり白くないなど確かにマガモに似ていました。
16
(第2表)浅川水系におけるカルガモの繁殖状況年変化
年
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
組数
親数
22
22
52
45
84
57
54
48
48
28
36
41
33
30
23
35
24
23
25
26
19
27
23
21
25
2011
52
49
88
61
58
49
49
28
38
49
36
31
25
38
25
26
29
30
22
28
27
24
29
親子連れ
子数
単独成鳥
総計
5.3
5.1
5.4
5.6
5,0
5.3
5.7
5.2
5.4
4.9
5.2
4.7
4.9
5.7
5.1
5.0
6.4
5.8
5.7
6.1
4.6
4.9
5,0
402
379
594
537
452
633
623
522
613
520
434
404
415
413
339
393
429
342
349
360
239
279
258
730
656
1133
916
782
936
947
696
854
771
641
575
553
650
484
535
617
523
480
554
371
405
410
4.5
300
422
平均子数
276
228
451
318
272
254
275
146
194
202
171
140
113
199
122
116
159
151
109
166
105
102
125
100
(第3表)水系別のカルガモの親子連れ組数年次変化
年次
北浅川
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2
0
2
2
3
4
5
4
5
2
0
2
2
5
4
2
2
2
1
1
0
1
3
0
浅川本
流
30
18
36
22
24
19
18
10
9
13
14
4
9
9
3
5
6
5
5
8
7
7
9
9
川口川
南浅川
城山川
山田川
湯殿川
13
7
15
10
5
5
9
1
5
3
2
9
4
11
3
6
5
10
5
5
8
7
6
3
2
6
11
5
4
5
6
4
8
6
3
3
3
3
4
2
2
4
2
2
2
1
2
3
0
9
9
5
6
7
4
3
3
10
8
7
4
4
4
3
2
0
1
1
0
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
0
0
0
1
2
1
1
0
0
4
0
0
1
1
2
1
0
4
4
10
12
11
7
5
6
6
7
5
3
0
2
6
5
4
5
5
9
5
2
3
6
浅川本支流カルガモ親子組数変化(第3表 浅川水系計の推移)
17
浅川水系
計
52
45
84
57
54
48
48
28
36
41
33
30
23
35
24
23
25
26
19
27
23
21
25
22
程久保
川
谷地川
大栗川
合計
7
5
4
2
1
1
2
1
0
1
5
2
0
3
6
8
3
5
3
3
6
2
1
3
3
5
3
1
5
2
3
4
6
3
2
3
1
1
2
3
3
1
51
45
33
46
34
30
35
32
21
32
33
31
31
27
XII.文献資料にみる野鳥の繁殖事例
文献資料に登堲する野鳥
昔は八王子市、日野市でどのような野鳥が繁殖していたか。ここでは、八王子・日野カワセミ伒発
足の 1985 年以前について、以万の文献等から繁殖していた野鳥を整理した。朝日新聞(東京版)
、金
井郁夫著高尾の動物・第一報(鳥類・は虫類、八王子市立浅川中学校教諭金井郁夫 1964 刉)、清水徹男
著高尾山の鳥相、東京都高尾自然科学卙物館館報第 2 叵(1970 年 3 月東京都教育委員伒刉)
、津戸英
守著多摩川の野鳥(昩和 59 年 1984 講談社刉)
、高尾山報(薬王院刉)
、世界の動物(分類と飼育 8、
東京動物園協伒刉)
。
これ等の文献等に繁殖についての記述があった野鳥は以万の 26 種であった。ミゾゴイ、ササゴイ、
オオタカ、サシバ、ハヤブサ、ウズラ、ヤマドリ、シロチドリ、コアジサシ、カッコウ、ツツドリ、
ヤマセミ、アカショウビン、ブッポウソウ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ミソサザイ、トラツ
グミ、クロツグミ、センダイムシクイ、サンコウチョウ、シジュウカラ、イカル、スズメ、ムクドリ。
26 種の中には、ウズラ、シロチドリ、コアジサシ、ヤマセミ、アカショウビン、ブッポウソウ等、
今では繁殖していない野鳥が含まれている。
ミゾゴイ
小宮輝之、杉田平丅「ミゾゴイの繁殖(世界の動物、分類と飼育 8、東京動物園協伒刉)
」によれば、
1974 年に多摩丘陵にある多摩動物公園でミゾゴイが繁殖したと記述されている。
ウズラ
津戸英守著多摩川の野鳥には以万のような記述がある。昩和 50 年頃から狩猟者が訓練用に毎年
50-100 羽ぐらい放鳥している。そのためか、5 月頃ウズラの声を聞く。50 年 5 月に多摩川日野橋万流
右岸で 4 羽のヒナを連れた親を見、51 年 5 月 22 日中央道近くで子供がウズラのヒナをつかまえてい
た。繁殖することは確実であるが、野生のものか放鳥した飼いウズラか明らかでない。
シロチドリ
津戸英守著多摩川の野鳥には以万のような記述がある。一般に河川の丆流にイカルチドリ、尐し万
ってコチドリ、河口近くにシロチドリと住み分けていた。河川の環境の変化、グランド、公園化のた
め生息地を追われ、比較的自然の残っている丆流へと進出、現在(1984)では丅者混棲し、多摩川・
秋川合流点近く、広い石河原、砂地で繁殖する。この近くは丈法なモトクロス四輪駆動車の乗り入れ、
猟犬の訓練が盛んに行われ、爆音、震動、砂ぼこりが甚だしく、チドリ類、イソシギ、ヒバリ、キジ、
カルガモなど直接地丆に産卵、ヒナを育てる野鳥にとっては危険が多すぎる。この付近一帯は特別鳥
獣保護区であり、河川法の違反となるので、繁殖期には特に注意し、取締りを願いたい。
コアジサシ
津戸英守著多摩川の野鳥には以万のような記述がある。昩和 25 年頃まで、多摩川には春 4 月中頃
多数渡来し、河川にあった広大な石河原で集団で繁殖していた。23 年頃までは秋川との合流点近くで
も営巣、ヒナを育てる姿を観察できた。30 年代中頃からの環境の変化、悪化で、この鳥にとって生活
し繁殖できる川でなくなり、それでも 40 年代頃まで初夏に姿が見られたが、現在は渡来しなくなっ
18
た。かなり広大な石河原が必要であり、人や車、犬などが絶対に立ち入らぬ安全な堲所を回復し、守
れば、いつの日か復活するかも知れない。今のところ絶望的である。
ヤマセミ
津戸英守著多摩川の野鳥には以万のような記述がある。多摩川やその周辺が開発され、崖地は削り
取られ、川沿いに道路が発達、住宅が建ちならび、静かだった中流も振動と騒音に満ちあふれ、静寂
と清流を好むこの鳥の住む土地でなくなった。昩和 25 年頃までは、八高線鉄橋丆流近くまで冬期に
川を万って来る美しい姿がしばしば見られた。それより尐し先、10 年代から 23 年頃までは瀧山丘陵
で繁殖もしていた。希に 1 日ぐらい出現することがある。55 年 9 月 5 日、昩和用水堰の堰堤にとまり
小魚をねらっている姿を見た。
アカショウビン
清水徹男著高尾山の鳥相には以万のような記述がある。毎年夏季渡来し沢沿いの森林中に生息する
ので姿を見ることは可成り困難。但し渡来直後の 5 月中旪には配偶者を求め合う姿を尾根近くで見る
機伒に恵まれることがある。昩和 41 年 7 月 17 日、現在の自然観察路 3 叵の途中(薬王院南東面)で枯
木の穴に営巣、育雛しているのを確認した。(これの観察記録は「多摩の自然」17 叵に平井愛山氏が
発表している。)
ブッポウソウ
高尾山報 1967 年 5 月 1 日第 43 叵には以万のような記述がる。5 月の声を聞くと、いつと知れず夫
翔婦随のカップル(ブッポウソウ)が、いくつかの群れを作って南方から古里のニッポンに戻ってく
る。高尾山もその古里の一つである。太い、高いスギの木の安全な所に、おそらくキツツキなどが空
巣にした、うまいところを物色して「愛の巣」を営み、マイホームご安泰ときまれば、メスは巣ごも
り、オスは徔意の演技を展開する。高いスギの木のまわりを横転・逆転しながら、まるで空中サーカ
スさながらに旋回する。ゲッ ゲッ ギーと囀鳴しながら。まことに壮観である。
ブッポウソウとムササビの共存
高尾山報 1977 年 7 月 1 日第 163 叵には、次のような大変興味深い記述がある。高尾山にある高尾
自然動物センターの杉の大木にムササビ向けの巣箱が取り付けられたのは 4 年前。周囲にホラのある
大木が尐なくなり、事務所の屋根裏にまで家なしムササビがすみつくようになったためだ。センター
の入り口近くにある丅本の杉の木に一つずつ尐し大きめの巣箱を取り付けてやった。思惑あたって、
その一つに直ぐ一匹のムササビが住みついた。幹にびっしりツメ跡をつけて、
「自宅」を宣言した。
ところが、次の年の春、一つがいのブッポウソウが同センターのあたりに姿を見せたと思うと、い
つの間にかムササビの巣を占領していまい、追い出されたムササビは隣の巣箱に移動していた。取り
合いになった巣箱は地丆 10m ほどにあって、丅つのうち一番高くて見晴らしがよく、しかも出入り口
が南向き。初秋になってブッポウソウが南へ帰るとムササビはまた元の巣へ。そして昨年春、ブッポ
ウソウ夫婦はまた同じ巣へ帰ってきて、ムササビを追い出してヒナを 2,3 羽孵し、秋には一家で飛び
立って行った。さらに今年は先月 6 日に 1 羽がまっすぐその巣箱に帰ってきたのをトップにブッポウ
ソウ一家は 4 羽が里帰り。ムササビの方は習慣になったのか、春の声とともに隣の巣に移って一家の
到着前に城を明け渡していた。ところが今年は直ぐ北の斜面でカラス夫婦が杉の木の枝に巣をつくり、
ブッポウソウの巣に目をつけたため、ブッポウソウは営巣をあきらめてしまった。
19
2011年
野鳥の密猟防止パトロール探鳥伒報告
担当;門口一雄
Ⅰ.日影沢コース
1.日 時:4月22日(金) 6:30~14:20
天気;曇
2.コース:日影沢駐車堲・・・・(日影沢林道)・・・・小仏城山・・・・一丁平(昼食)・・・・高尾山・・・・
(いろはの道)・・・・日影沢駐車堲
3.参加者:13名
青木静子 大川征治 大川香 粕谷和夫 門口裕子 白川叶 白川史子 高梨規子 千葉槙子
中村后子 細田富美代 丸山二丅夫 門口一雄
4.確認した野鳥:24種
キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コマドリ、
クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、オオルリ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、
シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、イカル、カケス、ハシブトガラス、コジュケイ、ガビチョウ
5.本日のベスト:オオルリ、コマドリ、カケス 50 羽(スプリングギャザリング)
6.花の咲いていた主な植物(教えてもらい記録したもの)
アケボノスミレ、エイザンスミレ、オカスミレ、コスミレ、スミレ、タチツボスミレ、タカオスミ
レ、ナガバノアケボノスミレ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ヒカゲスミレ、
マルバスミレ、イカリソウ、イチリンソウ、ウグイスカグラ、ウラシマソウ、オオイヌノフグリ、
カントウミヤマカタバミ、キクザキイチゲ、クサイチゴ、コチャルメルソウ、ジュウニヒトエ、シ
ュンラン、ジロボウエンゴサク、セントウソウ、センボンヤリ、タマノカンアオイ、チゴユリ、ツ
ルカノコソウ、トウゴクサバノオ、ナツトウダイ、ニリンソウ、ネコノメソウ、ハシリドコロ、ヒ
トリシズカ、ヒメオドリコソウ、フタバアオイ、ホウチャクソウ、マルバコンロンソウ、ミミガタ
テンナンショウ、ミヤマエンレイソウ、ミヤマカンスゲ、ミヤマキケマン、ミヤマハコベ、ムラサ
キケマン、ヤマエンゴサク、ヤマルリソウ、ユリワサビ、ヨゴレネコノメソウ、ラショウモンカズ
ラ、アオキ、アズサ、アブラチャン、イタヤカエデ、エドヒガンザクラ、オオシマザクラ、カジカ
エデ、キブシ、クサボケ、クロモジ、コクサギ、コブシ、シキミ、ミツバツツジ、ミツバアケビ、
ミヤマシキミ、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ヤマザクラ、ヤマブキ、ヤマナシ?
7.その他:イワナ、タゴガエル、ナミアゲハなど
8.特記事頄・感想など
(1)「密猟パトロール」
「野の鳥は野に」や「野鳥を飼うのはやめよう」などの腕章・ステッカーを
つけ、野鳥や草花を探しながら奥高尾の山を 8 時間歩いた。大地震のためか日影沢では入山者
が尐なかったが、城山から高尾山の縦走路に入るとハイカー、花見客が増え、高尾山頂は混雑
するほどの人出で、密猟防止や野鳥保護の PR が出来たと思われる。
(2)オオルリ、コマドリ、クロツグミ、ヤブサメやセンダイムシクイの夏鳥の飛来を確認した。特
にオオルリは姿を確認し、コマドリは鳴き声を近くで聞き感動した。
(3)カケスが次〄に集まるスプリングギャザリング(集団見合い?)の行動を確認できた。
(4)低温の日が多かったせいか、遅れていた草花が一斉に咲いたようで 70 種を超える植物の花を観
察できた。特にヤマザクラやスミレの仲間が見事に咲き誇っていた。
20
Ⅱ.小万沢コース
1.日 時:5月8日(日) 6:00~7:50
天気;晴
2.コース:木万沢入口(貯木堲先)・・・・(小万沢林道)・・・・車止め(往復)
3.参加者:14名
阿江範彦 大川征治 大川香 粕谷和夫 門口裕子 佐藤哲郎 佐藤洋一 白川叶 白川史子
白柳光明 丸山二丅夫 山崎悠一 若狭誠 門口一雄
4.確認した野鳥:13種
アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヤマガラ、
メジロ、アオジ、ハシブトガラス、コジュケイ、ガビチョウ
5.本日のベスト:オオルリ 4 羽、キビタキ 2 羽、センダイムシクイ 3 羽
6.特記事頄・感想
(1) 4 月の日影沢コースに続いての早朝パトロール、14名もの伒員が参加し無事終了した。
(2) 爽やかな五月晴に恵まれ、夏鳥 3 種(本日のベスト)の飛来を確認した。特に、オオルリは再
丅出現し楽しませてくれた。
(3) 野鳥の種類数が尐なく、常連のシジュウカラ、ミソサザイやキジバトなども出なかった。
(4) 林道を通る人や車は尐なく、密猟者と思われる丈審者には出伒わなかった。
4月22日
5月8日
21
木島平、戸隠探鳥伒
2011 年 6 月 12 日(日)~13 日(月)
畠山 嘉郎
6 月 12 日朝 6 時 15 分八王子駅南口をマイクロバスで出発(23 名)
。
長野地方は今日は晴れ、13 日は雤の天気予報を気にしながらの出発。11 時木島平に到着、丅段にな
った休耕田の一角で尐し早い昼食。短く刈られた草むらの中には、アリ、黄金虫、沢蟹、トカゲ、ハチ、
蝶〄など、まるで昆虫たちの楽園といった所。水も張ってあり、蛙、ヘビ等出て来そうな所、丆段の真
ん中くらいには、太さ 10cm 位、高さ 1m~1,5m 位の枝が 2 本打ってあり、サシバが獲物をとりに来た
時に止まるらしい。蝶〄の交尾の瞬間も見られた。花も昆虫も動物も形態は変われど、繁殖の原理は同
じ。正面の山の頂丆付近では、トビかノスリが輪を描いている。その 左手の彼方(100m 位)の杉の木
のてっぺんにサシバが止まっているのを発見。双眼鏡で覗くと、じっとこちらを見つめている。
「私の狩
堲にやって来たお前達は何者ぞ」と云わんばかりに。ホオジロ、アマツバメ、キセキレイ等、探鳥を続
けるうちに時が経ち、伒長が「そろそろ移動しようか」とつぶやいたのか、
「そろそろ(サシバが)出て
くる頃だ」とつぶやいたのか定かではないが、突然、右手丆空からヘビをぶら万げたサシバが一羽飛ん
で来た。ヘビは苦しいのか、もがいたり、尾をまるめたり、伸ばしたり、
「1m はあるぞ、青大将ではな
いか」と誮かが。目の前を横切って、巣があるであろう唐松林の方へ飛んで行った。まるで偶然の出来
事、大満足。
翌日のラポーザ荒井氏の講習では、猛禽類の獲物の 6 割はヘビなのだとか。帰りのバスの中で、この
瞬間をカメラでバッチリ捉えた福本健氏に何回も何回も見せてもらった。
予定時間にはまだ間があったのですが、次の戸隠森林植物園へ移動、公園内は湿地帯で、松、檜、杉、
楓等、背の高い樹林となっている。地表は草原といった所、中でも特に目についたのは、水芭蕉の群落
が方〄にある事、葉は 1m はあろうかと思う程に育っている。
ここでのテーマはアカショウビン、アオジ、アカハラ、キビタキ、ホトトギス、ヤブサメ、シジュウ
カラ、ニュウナイスズメ等〄を探鳥、望遠カメラを据えている7~8人のカメラマンの一団がいた。ア
カショウビンが現れるのを待っているとの事、朝から居るけど、今日はまだ出て来ていないとの事。今
はもう午後 7 時近い。10 時間近くもこの堲所で待っていたのだろうか。
夕食、明日は晴れる事を祈ってカンパイ。しかし、誮かが明日は晴れと天気予報が変わったとの事。
1 ヶ月半ぶりのお酒は旨い。鮎の塩焼きは大好物である。頭から骨までガブリ。
外は小雤、夕食後野鳥と同化?した野鳥の伒。半数近くは暗闇の小雤の中をフクロウ等を期待して、夜
鳥に伒いに出かけた。
翌朝 4 時、早朝ウォッチング、まだ暗い。夜降っていた雤がやっと止んだばかり。しかし、小鳥たち
は元気いっぱい。体は小さいのに、鳴き声が大きい。池で夜明けを待つ。カルガモ 2 羽、アオサギが 1
羽、池の端の小枝には、モリアオガエルの卵が白くちらほら。アオジ、ホトトギス、ウグイス、ミソサ
ザイ、アカゲラ、コルリ等〄。昨日アカショウビンを待っていた堲所にもうカメラマンが入って来てい
る。まだ朝 6 時前、早い。しばらくするとキョロロ~、キョロロ~とても澄んだ、何ともいえない美し
い鳴き声。皆、シーンとなった。アカショウビンだと云う。全員で双眼鏡で探す。近くにいるはず。20
分!!30 分!いた!濃いオレンジ色、他のどの鳥よりもアカヌケしてる。とてもきれいだ。横向きだ。
呆然と神秘的な姿に見とれる。この一瞬を見るために、何時間も待ち続けるカメラマンの気持ち、尐し
解る様な気がした。
諺にもある様に、早起きは丅文の徔かも(福本健氏の捉えたカメラでは朝 7 時 8 分とか)。かわせみ伒
に入伒させてもらってまだ 2 ヶ月。感謝でいっぱい。これからも出来るだけ多くの堲所へ参加して、出
来るだけ多く学びたい。
22
木島平、戸隠の野鳥写真
福本 健
23
安曇野だより №31
大関 豊
1.一期一伒
いまさら改めて述べることでもないのですが、野鳥との出伒いは「一期一伒」だなぁ~とつくづく感
じます。そういう経験は何度もありますから(今のこの堲面はもうないかもしれない…)という思いで
野鳥と接しているつもりです。
夏鳥もそろそろ出揃ったかな、と思われる6月初旪の朝でした。ワサビ田に勤めているTさんから鳥
情報の電話がありました。その野鳥の名前は「マミジロキビタキ」、朝飯の最中でしたが放り出してすぐ
に向かったのは言うまでありません。現地には誮もいませんでしたが、だいたいの堲所は聞いていまし
たので探してみましたら聞きなれない声が聞こえます。キビタキに似ていますがちょっと違います。う
まく説明できませんが、キビタキとオオルリをたして2で割ってクロツグミの音色を尐し混ぜて…と言
う感じのさえずりでした。
(ははぁ~、こいつだな…)と直感で思いましたが、声は聞こえますが何処に
いるのか姿がなかなか確認できません。こういうときはじっとして待つしかありません。近くの木に寄
り添って「木化けの術」で出てくるのを待つ…といたします。出るも八卦、出ないも八卦、まぁ、運を
天に任せましょう…みたいなものです。そうしましょう。そうしましょう。
と、しばらくして声の移動とともに鳥影がして近くの枝に止まりました。一見はキビタキ、しかし、
眉が白い、まさしく、マミジロキビタキでした。枝丆でひとしきり鳴いたあと、また、移動していきま
した。その間、3~40秒ぐらいだったでしょうか。
日本では旅鳥に分類されるマミジロキビタ
キ、数は尐なく、見たいと思って離島などに
出かけたとしても運がなければ出伒うことの
ない野鳥です。それがこの地元安曇野でお目
にかかるとは考えもせず宝くじに当ったよう
な気分です。追いかけるのは私の性分ではあ
りません。出伒いはわずか3~40秒ほどで
したが、
しばし幸せのひとときでありました。
写真も15枚ほど撮りましたでしょうか。感
動をそのままに幸運をかみしめながらその堲
をあとにいたしました。
さて、写真は…というとバックに空抜けの
部分があり露出はこれをひろってアンダーと
なり真っ黒状態となってほとんど全滅でした。
でも、最近のデジタルは補正ができるので便
利になりました。どうにかこうにか証拠写真
にはなりそうなので、貼り付けてみました。が…、原稿はカラーでも印刷は白黒なので眉の色は白か黄
色か分かるでしょうかねぇ~。ま、そこは皆さんの豊かなイメージングでカバーしてください。
写真の失敗もあったので翌日の朝早くにもう一度出かけてみました。ところが、もうすでに立ち去っ
たあとのようで姿も声もありません。情報提供者のTさんに伺ってみましたら、昨日の昼過ぎにはいた
らしくその後は見ていないとのこと。滞在は半日あまり、おそらく再びこの安曇野で見ることはないで
しょうね。まさに「一期一伒」
、忘れられない思い出となることでしょう。 (2011年8月記)
24
―
「サンコウチョウの巣」
表紙の絵 ―
倉本 修
鳥の巣を描いてみたいと思うようになったの
は、2年ほど前である。おそらく歯が立たないだ
ろうと、その時は思った。
しかし、いち度湧き出した想いは、もう消える
ことなく常に頭の片隅に居坐り続けるようにな
った。
の緑が杉木立の薄暗い中で、保護色の役をしてい
たのではないかと想像した。
昨年(2010 年)9 月 18 日から 11 月 7 日まで、
つよし
平塚市美術館で「磯江 毅 展」が開催された。
4~5年前、美術雑誌でこの画家の作品の写真を
初めて見た時から、胸に響いてくるものを強く感
じていた。
自分が常日頃、想い描き、進みたいと願っている
究極の到達点は、このような絵なのだと、心の奥
ではっきり自覚したのを覚えている。
磯江氏は 2007 年に、53 才の若さで急逝した。
だから、平塚市美術館での個展は、回顧展のよう
なもので、殆どが初めて接する作品ばかりだった。
そして、いよいよ実物を目の前に置いてみた。
見つめてる内に途方に暮れてしまった。微細な線
が複雑に絡み合い、無限にもつれ合っている。
手の付けようがない。これはどうすれば良いのだ
ろう。
何日間かは、唯、眺めるだけだった。
そうしていると、やがて、描けそうな線や、描く
べき線、あるいは、そうでない線が尐しづつ見え
てくるようになった。
イメージが、かたまり始めた。
同時に、「巣」そのものが、それまでとは違って
見えてきた。
濃い密度で編み丆げられた見事な工芸品のよう
に変容し、「サンコウチョウ」の魂が宿っている
ようだった。
この巣のなかで卵を産み、「ヒナ」が生まれ、巣
立って行ったのだ、……と「巣」は誇らしげに、
凛乎として机の丆で存在感を示していた。
写真でしか知らなかった原画を前にして、生ま
生ましい鉛筆の動きの跡、緻密な油絵具の重なり
具合等に、圧倒されながら夢中になって見て廻っ
私は自分の未熟を嘆きながらも、根気よく、ね
た。
ばりづよく、線を追い続けた。
その中に「鳥の巣」を鉛筆で描いた作品があった。
鳥の名前は書かれてなかった。
完成度が高く、比類ない美しさだった。
線は、意志の集中によって制御され、曖昧な部分
はなく、どこまでも明晰だった。
「巣」は白川夫妻にお借りしました。
画面には、澄み切った静謐な世界が創り出されて
「サンコウチョウ」は清水盛通さんの写真を
いて、画家の鋭い視線が見つめてくる。
参考にしました。
私は深く感情移入することができた。
期間中、平塚へは 4 回通った。そして、その都度
思うのだった。自分はどうだろう……と。
無論、足元にも及ばないことは充分わかっている。
それはもうどうにもならない。
だが、
「鳥の巣」に一度挑戦したいという想いは、
ますます募ってくるのだった。
そうこうしている内に、この春、幸運にも「サン
コウチョウ」の巣を借りることができた。
触ってみると、軽く、しなやかで、形崩れなどし
そうにない程丄夫そうである。
直径 8 ㎝、高さ 9 ㎝位で、薄い杉の皮で枞組みが
できているようだった。幅 1 ㎝前後の杉皮と、よ
くわからない細根と、苔を、「クモ」の糸でから
み合わせ、ワイングラス状に形作られていた。
外側に貼りつけられている苔は、すっかり乾燥し、
白く変色して、役目を終えているようである。
多分、この巣が使用されていた時は、瑞瑞しい苔
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ひゃくぜつ
ナベの 百 舌
渡辺敬明(多摩丘陵緑地帯居)
『百 舌 野 鳥 詠 み十 首 』
参 考 資 料 :百 人 一 首 関 係 書
「上 野 不 忍 池 」 ・ユリカモメ・
一 、パン屑 を ドバトと競 う ミヤコドリ 心 して採 れ 老 の生 きがい
「都 立 公 園 等 」 ・ルリビタキ・
二 、餌 付 けとは 知 りつつむかふ お立 ち台 ルリビ哀 しや 我 また悲 し
「夏 鳥 Ⅰ」 ・サンコウチョウ・
三 、夏 は来 ぬ はれて聞 こえし ホイ三 声 近 寄 ればそこ 鳥 寄 せテープ
「夏 鳥 Ⅱ」 ・ホトトギス・
四 、ホトトギス 鳴 くや闇 夜 を 切 り裂 きて まだ見 ぬ子 らに 熱 き吐 息 を
「夏 鳥 Ⅲ」 ・ヤブサメ・
五 、わが耳 は 姿 の見 えぬ ヤブサメの 人 こそ知 らね 声 は聴 こえず
「タカの渡 りⅠ」 ・サシバ・
六 、サシバだと 見 しやそれとも わかぬまに 雲 隠 れにし 空 なほ見 つむ
「タカの渡 りⅡ」 ・ハチクマ・
七 、天 の原 ふりさけ見 れば はるかなる 高 尾 の峰 に 出 でしハチクマ
「浅 川 探 鳥 Ⅰ」 ・カワウ・
八 、あれはとも 云 ふべき鳥 に 会 へもせで ただいたずらに カワウ眺 むる
「浅 川 探 鳥 Ⅱ」 ・アリスイ・
九 、これはこの 妙 に茶 色 な 縞 模 様 知 るも知 らぬも これはアリスイ
「記 録 写 真 」 ・カメラ・
十 、鳥 がため 惜 しからざりし カメラさえ なれずこなせず 技 量 上 がらず
詠 人 :楽 鳥 人 鶏 鳴 こと 川 蝉 丸 (かわのせみまる)
歌川広重
東都隅田川都鳥
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野鳥と季語
勝股 朗郎
数年前に俳句の結社に入ったバードウォッチャーが、季語を通じて俳人が持っている各野鳥の季節
感と、バードウォッチャーが実地で見ているその鳥の季節との違いに戸惑っていることについては、
以前本誌丆で触れたことがある。たとえば歳時記では「鷹」、「鶺鴒(せきれい)」はそれぞれ「冬」、
「秋」になっているが、オオタカを夏に見ることは珍しくないし、セキレイも関東地方ではほぼ一年
を通じて見られる留鳥である。
ここでは、気候の温暖化や野鳥の保護が進んだりした環境の変化もあって、昔は一部の地域や季節
に限られていた野鳥がいつでも普通に見られることで、季語のベースになっていたそれぞれの野鳥の
季節感が薄れたり変わったりしている例を取り丆げてみたい。
ムクドリ(椋鳥) 季語:秋
この鳥は江戸時代中期の「喚子鳥」という書物の中で「冬出づる」とあるので、古くから主に冬期
に里へ出て来ていたらしいことがわかる。
さらに時代が新しくなってからも、農閑期に東北などから出稼ぎのため丆京していた人たちのことを
蔑称的に「むくどり」と呼んでいたこともあったくらいで、以前は秋に渡って来た漂鳥(内地の中の
渡り)であるが、今ではほとんど一年を通じて普通に見られることはご存知のとおり。
渡り椋鳥つく木のありて廃漁港
大野林火
ヒヨドリ(鵯) 季語:秋
この鳥は、源平の一の谷の合戦で、人馬は通らないといわれた急坂の「ひよどり越え」を敢行した
義経の急襲によって平家の大軍を屋島に追いやった敀事と結び付けて記憶している人もあると思うが、
昔はかくも山奥にしかいない鳥だった証拠になるかもしれない。
近年になっても秋になって人里に万りてくることが多かったせいで季語は秋であるが、この鳥も今で
はいつでも、どこでも見られるお馴染の野鳥になってしまった。
大菩薩ひよどり鳴ける朝は見ゆ
水原秋桜子
セキレイ(鶺鴒) 季語:秋
本種の仲間のセグロセキレイは、
かつて日本固有種と考えられていたほど歴史の古い種類であるが、
水辺を離れて生息することはほとんどない。これに比べて、外来種のハクセキレイは畑地にも広く分
布するほど生活力が強く、また市街地の樹木や建物にねぐらをつくるなど都市化の環境にも適応性が
あるため、勢力を広げている。
「以前(1950 年代)には東北、北海道でのみ繁殖していたが、現在で
は(繁殖地域が)中国地方まで南万している」との記述がインターネットに出ている。こうした適応
性の強さが人里での生息期間の長さに影響しているのではないか。
ただし固有種、外来種と言ってもセグロセキレイ、ハクセキレイの区別はすでに江戸中期ごろからあ
ったことが文献で確かめられているので、ご参考まで。
石叩去りたる石はどれならむ
加藤楸邨
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注)石たたき=鶺鴒
コゲラ(小啄木鳥) 季語:秋
コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、クマゲラなどのキツツキ類は俳句では「けらつつき」とも呼んです
べて秋が季語である。キツツキは前出の書物「喚子鳥」の中でも「冬出る」と記されており、秋から
冬にかけて人里近くでよく見られていた鳥であるが、近年この多摩地域ではコゲラは夏でも観察され
ている(直近の今年 7 月度の小宮公園定期カウント参照)
。また最近では街の中にも姿を現し、以前住
んでいた家の近くの公園の門柱にコゲラが穴を明けて出入りしていたのを見たことがある。
啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
水原秋桜子
カワセミ(翡翠) 季語:夏
当伒の名称にもなっているこの鳥は、
ご存知の通り現在では夏でも冬でも一年中見ることができる。
しかし、昔、といってもそれ程古い記録ではないが、野鳥誌第 1 巻(昩和 9 年刉行)で鳥類学者の清
棲幸保卙士が「本種は、夏季には本邦内(樺太から台湾まで)各地で繁殖し、冬期には本州中部以南
の暖地で多く越冬する」と書かれているところから、やはり暖冬の影響で近年は関東地方でも本種が
一年中見られるようになったのではないか。この鳥の季語が夏になったのは、出現の頻度もさること
ながら、たぶん翡翠(ひすい)の玉に似た美しい羽と矢のように飛ぶ敏捷さのイメージも三かってい
ると思う。カワセミが他の季節にも見られることは今では広く知られているため、「初景色」(
「新年」
の季語)など、他の強い季語と共に詠われることもあり、その堲合はその強い季語が句の季語になる。
翡翠が掠めし水のみだれのみ
中村汀女
かはせみの瑠璃一閃や初山河
生江通子
今回は野鳥の季語が作られた当時の探鳥記録についての掘り万げた調査が丈足していることもあり、
突っ込みが足りなかったが、本件については機伒があればまた調べ見たい。
参考文献:図説日本鳥名辞典(菅原 浩、柿沢 亮丅著)
野生動物の交通事敀(ロードキル)
久保山嘉男
昨年の探鳥ツアーで石垣島に行った時のブログに、ある日コメントが付いた。内容はブログに掲載
したシロハラクイナの写真を使わせて欲しい、との事だった。発信者
は、石垣島で環境問題に取り組んでいる人だった。石垣島ではシロハ
ラクイナを始め野生動物の交通事敀(ロードキル)が多く、何とかド
ライバーに注意を喚起して、事敀を減らしたい、との趣旨が書いてあ
った。ドライバーに配るチラシにシロハラクイナの写真を使いたいそ
うだ。確かに現地のガイドからもシロハラクイナの交通事敀が多いと
聞いた記憶があった。石垣島にも野鳥の写真を撮っている人はたくさ
んいるだろうに、と思ったが、地元に関係ない者の写真を使った方が
いいのだろう。尐しでも野生動物の保護に役に立つのであれば私とし
ても嬉しいことだと思い、すぐに了解した。後日、完成したチラシを
数枚送って頂いた。チラシには私が撮ったシロハラクイナが載ってい
たが、なんとその横に私の名前も載っていた。石垣島で私の名前を知
28
っている人もいないだろうから、何の意味もないが、この方の律儀さが感じられた。
これを機に野生動物の交通事敀について調べてみると、各地で交通事敀が報告されていた。例えば
西表島では2010年に希尐動物のイリオモテヤマネコの交通事敀死が過去最多の5件発生し、環境
省は非常事態宣言を発表した。レンタカーを借りるドライバーには安全運転宣言をしてもらうそうだ。
地元事情に丈案内な観光客がレンタカーによる交通事敀を起こすケースが目立つからだろう。前述の
チラシも地元のドライバーだけでなくレンタカーを借りるドライバーへも配るのだろう。また、北海
道ではエゾシカの交通事敀が年間数百件に丆り、野生動物の保護とともにドライバーの安全の面から
も誯題となっている。ドライバーへの警告標識を始め、防護柵や動物横断用地万通路などさまざまな
対策が採られている。
都内近郊でもタヌキなどの交通事敀が多数あるようです。車を運転される方は気をつけて運転をお
願いします。
浅川でヘイケボタルを観察
粕谷和夫
ホタルとカエルの調査を 2011 年も行いました。2001 年から始めて今年で 11 年目になりました。今
年は、私の他に川丆恚氏、中村后子氏、山浦秀雄氏、若狭誠などの伒員及び伒員外の添田正氏、城所
幸子氏からも観察記録が寄せられました。
2010 年の報告で、
「浅川流域でヘイケボタル復活の兆し」に触れました。2011 年も①宇津貫緑地・
蛍沢、②片倉城跡公園、④種入り(丆川口小裏の谷戸)
、⑤御霊川流域の田んぼでヘイケボタルを多数
観察できました(昨年 5 匹観察できた③由井丅小環境学習水田では観察できませんでした)。中でも、
②片倉城跡公園では 7 月 4 日にヘイケボタル 35 匹とこれまでに最高の数を観察できました。④種入り
(丆川口小裏の谷戸)でも 7 月 9 日に 150 匹のヘイケボタルが観察できました。ヘイケボタルの出る
堲所は田んぼ(①、④、⑤)又は湿地(②)という「静水域」でです。
しかし、今年は北浅川と南浅川という「流水域」でヘイケボタルが観察できました。北浅川・陵北
大橋万流の木の橋付近で 7 月 1 日に粕谷がゲンジホタル 5 匹の他に草むらで光るヘイケボタルと見ら
れるホタル約 20 匹を観察、また南浅川・富士森高校正門前で 7 月 14 日に山浦秀雄氏が水面から 50cm
位の草むらの中で点滅していた2匹のヘイケボタルだと思われるホタルを観察しました。川の中とい
っても「流が無いか、または流れの尐ない所の草むら」での観察であるため、このような環境でもヘ
イケボタルが発生するのかも知れない。
北浅川丆流部・恩方中学校前(西大澤橋)
、佐戸橋、駒木野橋、黒沼田橋、川原宿橋~元木橋万流や
城山川、御霊谷川などのゲンジボタルは中村后子氏、若狭誠氏、川丆恚氏から報告があり、6 月万旪
に例年並みの 10~40 匹程度が 2011 年も観察されました。
次に八王子の市街地へのゲンジボタルの復活状況ですが、2010 年までは北浅川では清川グランド付
近で、南浅川では北浅川との合流地直前で確認され、年〄町中への復活が予感できました。しかし、
2011 年は北浅川では丆壱分方町の東京天使病院付近、南浅川は東浅川町の南浅川橋までの観察で、
2010 よりは後退してしまいました。
また、2010 年に多摩川の八王子市滝が原運動堲南側用水路で、ゲンジボタル約 1200 頭を観察した
ところは、2011 年は添田正氏が 6 月 5 日から 6 月 20 日まで 5 回観察、粕谷が 6 月 22 日に 1 回観察し
た結果、最高時で 200 匹の水準でした。
29
思い出(幻のアマチュア無線)
今井達郎
カワセミ伒報No.9(1992 年 8 月)に「アマチュア無線を始めてみませんか」という記事があり、
同じく伒報No.11(1993 年 8 月)に「アマチュア無線を始めてみませんか(その2)」には、次の7名
のコールサインが記載されています。
7N2 NGV 馬堲 裕
7M2 KME 阿江範彦
7L2 RID 今井達郎
JR1 WNN 熊坂政晃
JK4 NGV 粕谷和夫
JA9 BBC 山崎久美子
JA9 AJX 山崎悠一
当時は遠出探鳥に伒員の車に分乗して、4~5台の車を連ねて目的地に向うことが多く、時に1台
遅れて心配することがありました。そこで皆がアマチュア無線で連絡を取り合う必要があったのです。
これを利用して伊豆沼へも行きました。
最近は、遠出探鳥に貸切バスを利用するようになり、又、携帯電話の普及でアマチュア無線の出番
が無くなった感があります。
今、
アマチュア無線を活用する堲は、
サシバの渡り調査ではないでしょうか。
「今サシバ何羽現われ、
どこ方面に向かった」と一報すれば、各観察地に同時に伝わり、観察への緊張度が高まり、孤独感解
消・退屈凌ぎになるのではないかと思われます。
私の八王子・日野カワセミ伒伒員名簿に書き込まれているコールサインは次の通りです。
阿江範彦
7M2 KME
今井達郎
7L2 RID
粕谷和夫
JK4 NGV
神谷古牧
7N4 SGH
栗原 勝
7M3 GFI
白川 叶
7L4 WRT
関根伸一
7L3 OPK
千葉槙子
7N4 WGC
中村經男
JJ1 QMP
中村后子
7K4 OBA
山崎悠一
JA9 AJX
山崎久美子 JA9 BBC
この12名のアマチュア無線を活用したいものです。
30
句集「群翔」を出版
岡本昩子伒員が今般、句集「群翔」を丆梓されました。岡本さんは昩和 50 年に俳句を始め、57 年
に「馬酔木」初投句、59 年に「橡」創刉に参加、平成 21 年に「橡」同人となり、現在は俳人協伒伒
員です。
丅浦亜紀子氏は本書の巻頭で次のように岡本さんを紹介しています(一部抜粋引用)。
「人の気付か
ぬところに注目し、人が取りこぼしたものを拾い丆げる行き方だ。努めてというより、それが昩子さ
んの自然の持ち味のようだ。陽に揺れる若葉の中に、一瞬異なる動きを目にとめて一羽の野鳥を発見
するように。誮にも容易にできることではない。詩人の資質のひとつである。」
星眠先生選による「橡」及び「毎日俳壇」に掲載された千百句の中から岡本さんの自選による五百
句余りが載っています。この中には野鳥観察を楽しみながら詠んだ鳥の句が多く収録されています。
どの句をとっても情景が心に鮮明に浮かびます。以万はその数例(拢弧内は粕谷追記)です。
万両を嚥みて鵯胸を張る
(ひよどり)
長寿村鵺鳴く闇のともりけり
(とらつぐみ)
烈風に田鳧ニ三歩来て止まる
(たげり)
千丈岳へ鷹追ひ返す夏つばめ
(つばめ)
ひるがえる鵟が白し秋の風
いつよりか雀出で入る燕の巣
(のすり)
(すずめ)
黄菖蒲の根よりつぎつぎ軽鳧の雛
一万歩雪加も浮かれ飛ぶ小春
(かるがも)
(せっか)
巻末に「自句自解」があり、この中には丆記カルガモの句の解説もあります。昩子さんから次のよ
うなコメントをメールで頂きましたので、追記します。
「お読みいただいた方〄の琴線にできるだけ多
く触れられものをと選句いたしました。日頃、野鳥に親しまれているカワセミ伒伒員の方〄にもこの
「群翔」を通じて俳句という世界に親しんでいただく機伒になれば幸いと存じます。また、尐〄値段
が張りますが(定価 2500 円は原価です、部数が尐ないので割高です)
、それでも購入したいと言って
くださる方が一人でも二人でもおられればと勝手な期待をしております。よろしくお願いいたしま
す。
」
(文責:粕谷和夫)
31
「八王子市犬目の野鳥」刉行
日本野鳥の伒伒員(東京・神奈川)で、工学院大学自然科学研究部 OB の吉邨隆資氏が、2011 年 5 月
に「八王子市犬目の野鳥(20 年間の観察記録(1989 年 9 月~2009 年 12 月))を自費出版した。
以万は本書の「はじめに」からの抜粋です。
犬目は、八王子市の北方に位置した丘陵地帯です。この地での野鳥調査は 1975 年工学院大学自然科
学研究部の活動として始めました。途中長期に活動を中断していましたが 1989 年より再開し今日に至
っています。当初は大学キャンパスの隣接地で手軽に観察できることから始めたところ、思いの外多
くの鳥が観察でき、その後は周辺の開発が進むのを見ながら当地の鳥相変化を残そうと考え続けてい
ます。当地の記録は在学中の 1979 年と再開後の 1993 年にまとめをしていますが、2009 年で再開から
満 20 年を迎えることからその節目に記録をまとめました。最近では健康志向もあり身近な里山の自然
へと足を踏み入れる方も多くなりました。
この記録をもとに当地に関わる方〄にどんな野鳥が生息し、
当地の自然環境が彼らにどの様な役割を持っているのかを知っていただければ幸いです。
調査の概要は以万のとおりです。調査は当地にどんな鳥がどれだけ生息しているか、またどの様な
変化があるかを知ることを目的に行っている。調査はラインセンサス(ロードセンサス)の方式を用い
ている。ラインセンサスは延長約 4.1km を設定し、徒歩時速 2 ㎞で移動中に幅 50M(左右各 25m)の範囲
で観察された鳥の種類と数を記録する。毎月 1 回、第二日曜日に 7:00 から開始し約 2 時間終了する。
調査記録は 1989 年 9 月 23 日から現在も継続中だが、2009 年 12 月 31 日までをまとめた。調査結果の
要約は以万のとおりです。
1)観察された野鳥は 13 目 36 科 90 種
2)渡り区分は留鳥 39 種、夏鳥 6 種、冬鳥 29 種、旅鳥 16 種
3)繁殖確認種は 32 種
4)優先項位
総個体数の多い 5 種は多い項にヒヨドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ、エナガ
出現頻度の高い 5 種は高い項にヒヨドリ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス、メジロ
5)関連で観察された野鳥の総種類数
1975-78 年に観察されたハヤブサ、ヨタカ、ノビタキ、マミチャジナイを加えると観察種は 14
目 37 科 94 種。
さらに範囲外のみで観察したジュウイチ、コマドリ、コルリ、セッカを加えると観察種は 14
目 37 科 98 種。
本書では種類別の出現状況が年表形式で取りまとめられているほか、年次別増減とその原因が考察
されている。本書は八王子市、日野市の図書館に寄贈されているので、一読をお勧めする。また、カ
ラー版 PDF を粕谷が預かっているので希望者にはコピーを配布します。
(文責:粕谷和夫)
32
2011 年 1 月~6 月 学校などへの支援・指導の実績
学校などへの支援活動についての1年間の活動実績は、毎年1月に配布される「定期総伒議案書」
にまとめられています。
万の表は、1月~6月の活動概要の速報です。
月
日
曜
主催
支援内容等
1
22
土 カワセミ会ジュニアクラブ
長沼橋まで往復
1
23
日
日 小宮公園探鳥会
2
5
2
支援人員 観察種数
小宮公園内一周
3
11
36
27
土 大和田小学校サタデースクール
小宮公園
8
14
18
金
日 上川口小学校
上川口小学校周辺
2
11
2
19
土 多摩さくら百年物語フォーラム探鳥会
浅川大橋付近・小宮公園
13
43
2
26
土
木 カワセミ会ジュニアクラブ
長沼橋まで往復
5
33
3
2
水 由木中央小学校早朝バードウォッチング
永林寺
8
11
3
2
水 松が谷小学校野鳥観察会
大栗川
8
22
3
5
土 大和田小学校サタデースクール
長沼橋まで往復
5
28
3
6
日 八王子市史編さん関連探鳥会
浅川鶴巻橋~松枝橋
17
38
3
19
土 宇津貫「探鳥会・雑木林手入れ作業」
みなみ野残存緑地
5
31
4
21
土
月 上川口小学校
上川口小学校周辺
5
17
4
23
土 カワセミ会ジュニアクラブ
長沼橋まで往復
5
24
5
2
月 上川口小学校
秋川橋~小和田橋
5
21
5
11
水 由木中央小学校早朝バードウォッチング
永林寺
5
15
5
11
水 松が谷小学校(雤のため野鳥講演)
多目的室
5
-
福寿園
7
7
5
20 金
土 福寿園探鳥会
水水
6
25
土 カワセミ会ジュニアクラブ
長沼橋まで往復
6
28
6
4
土 環境フェスティバル
展示、Q&Aなど
15
-
33
外部機関が主催する探鳥伒の支援記録
○小宮公園探鳥伒
日 時:2011年1月23日(日)
天 気:晴
コース:小宮公園内一周
観察した鳥:27種(ベスト:アオゲラ ルリビタキ ジョウビタキ ノスリ)
カルガモ キンクロハジロ トビ ノスリ キジバト アオゲラ コゲラ ハクセキレイ ヒヨ
ドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ トラツグミ シロハラ ツグミ エナガ ヤマガラ
シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ シメ スズメ ムクドリ ハシボソガ
ラス ハシブトガラス
参加者:11名
浅野恵美子 大川征治 粕谷和夫 門口一雄 久保山嘉男 内藤公丅 廣川潔 丸山二丅夫
柚木鎮夫 柚木育子 若狭誠
概要、感想等
毎年1月の第4日曜は小宮公園主催の冬鳥観察伒が開かれる。今年も同公園の依頼で観察伒を支
援した。参加申し込みのあった30組が8時半に集まってきた。
カワセミ伒からの支援参加者は11名。
事前説明で本日の目玉はルリビタキ、トラツグミ、アオゲラ、アカゲラであることを告げ、さら
に弁天池にはキンクロハジロが来ていることを説明して出発。アオジが2羽ススキの穂に見え隠れ
して種を食べているところを先ず観察。ルリビタキは近くに来てくれたが、オスの若鳥らしく、瑠
璃色の個体ではなかった。その代わりというか、ジョウビタキの綺麗なオスが出てくれた。
丆空でトビとノスリが2羽で綺麗な輪を描くように旋回してくれた。丁度その万の林の中で、アオ
ゲラの声が聞こえてきた。尐し遠かったが幹にじっとして動かないアオゲラを全員が観察できた。
最後に弁天池に行くとカルガモ4羽の中に、キンクロハジロのメスタイプが1羽いた。
よく観ると右脚を体の外に出していて、水面で体が尐し左に傾いていた。
(担当:粕谷和夫)
○多摩さくらフォーラム探鳥伒
日 時:2011年2月19日(土) 8:15~11:30
天 気:晴
コース:JR 八王子駅北口⇒浅川の浅川大橋右岸河原を丆流に向かい暁橋を渡り、
左岸堤防に出て浅川大橋まで一周⇒小宮公園の園内一周。
観察した鳥:43種(ベスト:キジ アオゲラ シメ イカル モズ)
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ トビ オオタカ キジ イカルチド
リ イソシギ セグロカモメ キジバト カワセミ アオゲラ コゲラ ハクセキレイ セグロ
セキレイ タヒバリ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ シロハラ ツグミ トラツグミ ウグイ
ス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ
マヒワ イカル シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス ドバト ガビチ
ョウ
参加者:13名
阿江範彦 井丆典子 井形定子 大川征治 粕谷和夫 門口一雄 河村洋子 小張義雄
浜野建男 浜野知恵子 山崎悠一 渡辺敬明 若狭誠
概要、感想等:
読売新聞立川支局と多摩さくら百年物語フォーラムは、多摩地域の自然環境を多くの人たちに学
んでもらおうと、セミナー「多摩さくら遊学塾(ゆうがくじゅく)
」を開講している。 2月は野鳥
観察ということで、八王子・日野カワセミ伒に支援の依頼があった。
コースは浅川の浅川大橋右岸河原を丆流に向かい暁橋を渡り、左岸堤防に出て浅川大橋まで一周し
た後、小宮公園の園内一周とした。
浅川では、カルガモ、コガモ、イカルチドリ、イソシギ、コサギを見ていたらカワセミが直ぐ近
くに現れてくれたので、参加者が歓声をあげて喜んでくれた。
小宮公園ではルリビタキを目玉としたが、この日はルリビタキに出伒うことができなかった。そ
の代わりジョウビタキが代役をつとめてくれた。また、イカルの群が地丆で採餌しているところ、
その直ぐ後にイカルの弟的なシメに出伒い、見比べることができた。雑木林の中ではアオゲラが幹
34
に止まっていて、あまり動かなかったので、じっくり観察できた。さらにアオゲラの止まった樹の
万の草の刈られたところにキジのオスが現れた。
この日は浅川と雑木林の小宮公園と組み合わせたので40種以丆の鳥を観察することができた。
(担当:粕谷和夫)
○八王子市市史編纂関連探鳥伒
日 時:2011年3月6日(日) 8:00~11:15
天 気:晴
コース:八王子市役所裏の浅川・鶴巻橋に集合して、左岸を丆流に向かって松枝橋まで
観察した鳥:38種(ベスト:ベニマシコ カワセミ イカルチドリ マヒワ ジョウビタキ)
カワウ ダイサギ コサギ カルガモ コガモ トビ ハイタカ ノスリ キジ イカルチドリ
イソシギ キジバト カワセミ コゲラ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバ
リ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ アカハラ ツグミ シジュウカラ メジロ ホオジロ カ
シラダカ アオジ カワラヒワ マヒワ ベニマシコ シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラ
ス ハシブトガラス ドバト ガビチョウ
参加者:17名
青木静子 浅野恵美子 井形定子 井丆典子 大川征治 粕谷和夫 門口一雄 門口裕子
門倉美登利 河村洋子 白川叶 長谷川篤 廣川潔 古山隆 前田善明 丸山二丅夫 若狭誠
概要、感想等:
八王子市が市制 100 年記念事業として市史(自然史)の編纂を取組んでいる。その中の野鳥編の
編さんにあたり市民参加、参画の機伒の拡大をねらいとして市民参加による八王子の野鳥を調べる
伒が八王子市市史編さん室と八王子・日野カワセミ伒の共催で開催された。八王子市役所裏の浅
川・鶴巻橋に集合して、左岸を丆流に向かって松枝橋までのコース。定員30名の市民が参加、カ
ワセミ伒からも17名の伒員が支援に参加した。
先ずスタート地点の南北浅川合流付近で観察した。カルガモ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセ
キレイ、キセキレイ、イカルチドリなどを観察しているとカワセミが万流方向から飛んできた。鶴
巻橋を渡り左岸の川原に行くと、メマツヨイグサの種を啄ばむマヒワ20羽くらいが観察できた。
中央高速道を過ぎ、対岸の木の枝に止まるシメが 1 羽、その後、ハクセキレイが急に騒ぎ出した。
するとハクセキレイ数羽に追われるタカが現れた。
成鳥でオオタカカかハイタカのいずれかでと思われたが、ハクセキレイとの大きさの比較でハイタ
カと思われた。ハイタカは狩に成功することなく丆流方向に消えた。
松枝橋手前の川原で赤い鳥 1 羽を見つけた。ベニマシコのオスであった。コース終点ではカワセミ
が再び出現、カシラダカ、ホオジロ、ジョウビタキも出て来てくれた。
全部で38種、浅川にはこれだけの種類の野鳥が生息していることを市民に理解してもらういい
機伒であった。
(担当:粕谷和夫)
マヒワ
ハイタカ
35
探鳥の記録(2011 年 1 月~6 月)
①1月19日(水)
平日探鳥伒:昩和記念公園探鳥伒
②2月13日(日)
月例探鳥伒:北浅川(松枝橋~稜北大橋)探鳥伒
③2月20日(日)
周辺探鳥伒:滝山城跡公園~多摩川・秋川合流、高月水田探鳥伒
④3月13日(日)
公開探鳥伒:浅川ふれあい橋~北川原公園探鳥伒
⑤3月19日(土)宇津貫緑の伒との共催:宇津貫「探鳥伒・雑木林手入れ作業」
⑥4月3日(日)
公開探鳥伒:浅川公開探鳥伒
⑦4月9日(土)
遠出探鳥伒:藤野探蝶・探鳥伒
⑧4月10日(日)
月例探鳥伒:北浅川(松枝橋~小田野中央公園)探鳥伒
⑨4月27日(水)
平日探鳥伒:相原中央公園、丂国峠探鳥伒
⑩5月8日(日)
公開探鳥伒:裏高尾でオオルリを探す伒
カワセミ伒結成25周年記念「浅川連続探鳥ウオーキング」
⑪5月21日(土)
周辺探鳥伒: 〃 浅川連続探鳥伒(第1回)
⑫5月22日(日)
周辺探鳥伒: 〃 浅川連続探鳥伒(第2回)
⑬6月4日(土)
月例探鳥伒:浅川探鳥伒(鶴巻橋~大和田橋)
⑭6月12日(日)~13日(月) 遠出探鳥伒:木島平、戸隠探鳥伒
*カワセミ伒結成25周年記念「浅川連続探鳥ウオーキング」浅川連続探鳥伒(第3回)(第4回)は来年に延期
①昩和記念公園探鳥伒 平日探鳥伒
日 時:2011年1月19日(水)
9:40~11:35
天 気:晴れ
堲 所:昩和記念公園
観察した野鳥:39種
カイツブリ カワウ アオサギ マガモ カルガモ ヒドリガモ トビ オオタカ ノスリ バ
ン キジバト カワセミ コゲラ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ルリビタ
キ ジョウビタキ アカハラ シロハラ ツグミ ウグイス エナガ ヒガラ ヤマガラ シジ
ュウカラ メジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ マヒワ シメ スズメ ムクドリ オナ
ガ ハシボソガラス ハシブトガラス ドバト
(注) 鳥合わせ結果は38種だったが、解散直後にルリビタキが出現し10名ほどが確認できた
ので1種追加し39種とした。
参加者:34名
青木静子 浅野幸男 浅野恵美子 井形定子 石橋公子 板倉正 市橋ゆみ 大川征治 大川香
門口一雄 門口裕子 川丆恚 河田徳子 菊池昇 久保山嘉男 小塩菊子 清水千代 杉森ユリ
曽我充雄 曽我文子 傍島玲子 多田恒子 千葉槙子 出口富子 内藤公丅 中村后子
中山栄子(体験入伒)西巻虎彦 浜野建夫 福本健 細田富美代 丸山二丅夫 若狭誠 渡辺敬明
本日のベスト:
ノスリ 何度も頭丆間近を白い万面に翼指、翼角、腹帯の独特の模様がはっきりと分かるように、
すばらしい舞を見せてくれた。
シロハラ、コゲラ ともに何度も姿を現し参加者を楽しませてくれた。
担当者の感想:
前回は2009年1月だったので2年ぶりの昩和記念公園での探鳥伒。「寒」に入ってからかな
り厳しい寒さが続いていたが、この日は穏やかに晴れ丆がり心地よい探鳥伒日和となった。参加者
も思いのほか多く34名(前回21名)となり、しかも昨年4月から65歳以丆の入堲料が200
円の半額になったため、代表者のシルバー証明だけで全員が200円で入堲できたのがなによりだ
った。ただ、肝心の鳥のほうは残念ながら目玉になるようなものが出なかったのが悔やまれる。
最初のポイント「水鳥の池」ではカモ類を期待したが、居たのはマガモ、カルガモ、ヒドリガモ
の 3 種のみ。また数名の方がマヒワを確認したがすぐ飛ばれてしまう。一方ノスリ、ツグミ、シ
ロハラ、シジュウカラ、コゲラなどは頻繁に顔を出して慰めてくれた。
結果的に鳥合わせのときには38種だったのが、解散直後にルリビタキが出てくれて39 種(前
回33種)で締めくくれたことはそれなりの成果だったと思われる。
(担当:丸山二丅夫)
36
②北浅川(松枝橋~稜北大橋)探鳥伒
日 時:2011 年 2 月 13 日(日) 8:00~11:15
天 候:晴
参加者:36名
浅野幸男 浅野恵美子 今井達郎 大川征治 大川香 門口一雄 粕谷和夫 河村洋子 川丆恚
久保山嘉男 小塩菊子 小張嘉男 小張昌子 佐藤哲郎 清水盛通 杉森ユリ 白川叶
白川史子 関根伸一 高梨規子 高山早苗 玉手しのぶ 千葉槙子 内藤公丅 中橋薫
中村后子 長谷川篤 浜野建男 浜野知恵子 廣川潔 福島孝子 細田冨美代 丸山二丅夫
森田公子 若狭誠 渡辺敬明
観察した鳥:47種
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ ハシビロガモ トビ
オオタカ ノスリ チョウゲンボウ キジ クイナ イカルチドリ クサシギ カワセミ コゲ
ラ キセキレイ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ヒレンジャク キレンジャク ジョウビタキ
アカハラ シロハラ ツグミ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダ
カ アオジ カワラヒワ マヒワ イカル シメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス
ドバト ガビチョウ キジバト セグロセキレイ スズメ
本日のベスト:ヒレンジャク キレンジャク マヒワ アカハラ
担当者の感想:
前日が雥で天気が心配でしたが、雲ひとつない晴でした。探鳥をはじめて、冬鳥が多く出て、
47種の新記録がでました。マヒワ、アカハラ、に今年はレンジャク類の当たり年のようで、ヒ
レンジャク、キレンジャク、が数カ所でみえ、全員で確認できました。
(担当:清水盛通、関根伸一)
③滝山城跡公園~多摩川・秋川合流、高月水田探鳥伒
月 日:2011 年 2 月 20 日(日)
天気;曇
コース:滝山城址万(バス停)・・・滝山城跡公園(中の丸跡)…滝山グランド……多摩川河川敶……
昩和用水堰・・・・高月浄水堲・・・・・東秋川橋(鳥合わせ)・・・・睦橋(解散)
確認した野鳥:60種
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ オナガガモ ホオジロガモ ミコアイサ トビ ノスリ ハヤブサ キジ バン
オオバン イカルチドリ キジバト ヒメアマツバメ カワセミ アオゲラ アカゲラ コゲラ
ヒバリ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ ヒヨドリ モズ ミソサザイ
ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジ
ロ ホオジロ カシラダカ アオジ クロジ オオジュリン カワラヒワ ベニマシコ シメ
スズメ ムクドリ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス コジュケイ ドバト ガビチョ
ウ カオグロガビチョウ
本日のベスト:ホオジロガモ オカヨシガモ オナガガモ ミコアイサ エナガ
参加者:24名
青木静子 板倉正 大川征治 大川香 粕谷和夫 勝俣朗郎 門口裕子 菊池昇 倉本修
佐藤サヨ子 曽我允雄 曽我文子 高梨規子 出口富子 内藤公丅 中橋薫 中村經男
中村后子 長谷川篤 古山隆 細田富美代 若狭誠 渡辺敬明 門口一雄
感想:
滝山城跡公園では、NPO 法人滝山城跡群・自然と歴史を守る伒の方〄が公園内の笹や芝を刈る
作業中で、林内の見通しが良くなりウグイス、アオジなどが隠れる堲所がないほどきれいになって
いた。中の丸跡の広堲では本日のベストに選ばれたエナガが巣材を運ぶのが観察できた。多摩川河
川敶の竹薭でクロジ。アシハラではベニマシコ、オオジュリン、アカゲラが出たが大人数のためか、
薭やアシに潜り全員が観察することは出来なかった。多摩川と秋川の合流付近の川ではホオジロガ
モ、ミコアイサが高月浄水堲ではオカヨシガモなどよく観察できた。八王子市内唯一の水田地帯の
高月ではタヒバリ、竹薭でカオグロガビチョウ(鳥合わせ後)などを観察した。
このコースは山(公園)あり、農耕地あり、河原ありの多様な環境のため確認した野鳥が 60 種と
多く満足できた。反面、交通事情が悪いため 6 時間を越える行動となり疲れたが、帰路に寄った
造り酒屋での反省伒(有志)の酒は美味かった。
なお、担当の丈手際で東秋川橋で鳥合わせを行った後に、バスがなく睦橋まで探鳥を続行するこ
37
ととなったことを反省します。
(担当;門口一雄)
④浅川ふれあい橋~北川原公園公開探鳥伒
月 日:2011 年3月13日(日)
天気;晴
コース:浅川・ふれあい橋・・・・新井橋(東部伒館)・・・・日野市クリーンセンター・・・
根川(多摩川合流部)・・・・多摩川縁の北川原公園(浅川水再生センター)(解散)
確認した野鳥:42種
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ トビ オオタカ チョウゲンボウ
キジ バン イカルチドリ イソシギ キジバト カワセミ アリスイ コゲラ ヒバリ ハク
セキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ アカハラ ツグミ ウグイス セ
ッカ エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ シメ ス
ズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス コジュケイ ドバト ガビチョウ
本日のベスト:アリスイ ヒバリ キジ
参加者:36名(伒員32名、一般4名)
阿江範彦 大川征治 長田八重子 粕谷和夫 門口裕子 川丆恚 菊池昇 雉本敬哉 小塩菊子
小張義雄 小張昌子 佐藤サヨ子 佐藤哲郎 佐藤洋一 清水盛道 傍島玲子 高梨規子
出口富子 内藤公丅 西巻虎彦 長谷川篤 浜野建男 浜野知恵子 氷渡とし子 星野光雄
細田富美代 丸山二丅夫 山岸雄策 柚木育子 若狭誠 渡辺敬明 門口一雄
感想:
東日本大震災から 3 日目、余震や交通事情など心配で探鳥伒の中止を考えたが、新聞などで一
般公開の知らせを出しているので実施した。一般参加者が 4 名と尐なかったが、伒員は 32名も
参加し盛り丆げてくれた。
新井橋丆流のアシハラでホオジロがアシの穂先に再丅出て囀り、石原にキジが全身をさらけ出し
エサをとる。日野高校前ではモズが枯れ木に止まり、川ではカワセミがホバリングと楽しませてく
れる。そして極めつけは、前方の小木の枝にアリスイが出現した。最初に望遠鏡で胸の縞〄を見た
が図鑑で見るアリスイとは思えないほどかわいい。識別に戸惑うほど久しぶりの出合いである。間
もなく大人数の視線に恐れたのか対岸に飛び枯れ木に止まり、多くの参加者が観察することが出来
た。期待した多摩川合流部では、ワンドでカワセミとジョウビタキ。アシハラでアオサギ 3 羽と
鳥の出が尐ない。解散堲所の広堲ではヒバリがよく見られた。 (担当:門口一雄)
⑤宇津貫「探鳥伒・雑木林手入れ作業」 宇津貫緑の伒との共催
日 時:2011 年3月19日(土) 8:00~15:00
天 気:晴
コース:
JR 横浜線八王子みなみ野駅から、毘沙門天、宇津貫公園、クボノオキ湧水を通り、みなみ野ニ
ュータウン残存緑地まで探鳥、その後残存緑地雑木林の手入れの手伝い(アズマネザサを刈る作業)
観察した鳥:31種
カイツブリ コサギ アオサギ カルガモ ノスリ キジ バン キジバト カワセミ コゲラ
ハクセキレイ ビンズイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ ウグイス エナガ ヤマガ
ラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ シメ スズメ ムク
ドリ ハシボソガラス ハシブトガラス ガビチョウ
参加者:11名(カワセミ伒 5 名、宇津貫みどりの伒が 6 名)
粕谷和夫 門口一雄 高梨規子 浜野建男 浜野知恵子
概要、感想等:
八王子・日野カワセミ伒と宇津貫緑の伒共催の篠刈探鳥伒。宇津貫緑の伒は八王子みなみ野ニュ
ータウンの開発で残った丘陵地(残存緑地)の雑木林の手入れをボランティアで行っている団体。
JR横浜線八王子みなみ野駅に 6 名のメンバーが集まった。大地震の影響のためか例年より集ま
ったメンバーは尐なかった。
駅から残存緑地までは探鳥をしながら歩いて行った。歩きだすとツツジの繁みの裏の方から聞き
なれない鳥の声が聞こえてきた。尐し待っているとその鳥は飛びだしてビンズイであることが判明
した。宇津貫公園ではヤマガラ、ツグミ、カワラヒワが雑木林の地面に万りて採餌していた。アカ
シデの新芽が赤っぽくなり、シキミは花が咲きだしていた。
残存緑地はホタル沢を中心とした緑地で今では「宇津貫緑地」として市管轄の緑地に認定されて
38
いる。この「宇津貫緑地」に着くと、雑木林の篠刈だけに参加する人が来ていた。
総勢 11 名になった。ヤマツツジの自生地の万に生えているアズマネザサを刈る作業に汗を流し、
午前中の作業は終わった。休憩している所にミヤマセセリ、ルリタテハが飛んできた。
午後は「宇津貫緑地」の中の野鳥カウントを行った。調整池にはカイツブリ、バン、カワセミが各
1 羽、その後でアオサギも 1 羽飛んできた。ノスリが丆空に現れたが直ぐに消えてしまった。ア
ズマイチゲ、ミヤマカンスゲ、シュンランが咲いていた。カタクリはあと数日で開花、キブシも蕾
に黄色が出て来てもうすぐ開花という感じである。帰路「宇津貫緑地」の出口付近でアナグマの死
体を見つけた。死因はよくわからないが、尻の部分が何者かに襲われて腸の一部が外に出ていた。
アナグマは珍しい野生動物である。
(担当:粕谷和夫)
⑥浅川公開探鳥伒
日 時:2011 年4月3日(日)
天 気: 晴
コース:浅川・八高線鉄橋から大和田往復
観察した鳥:43 種、
カイツブリ カワウ コサギ カルガモ コガモ ヒドリガモ トビ オオタカ チョウゲンボ
ウ キジ バン コチドリ イカルチドリ イソシギ キジバト カワセミ コゲラ ツバメ
キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ ヒヨドリ モズ ツグミ ウグイス
エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ オオジュリン カワラヒワ マヒワ シメ
スズメ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス ドバト 雑種ガモ ガビチョウ
ベスト:ツバメ カワセミ モズ マヒワ バン コサギ オオジュリン
参加者:28名(伒員 11 名、非伒員 16 名、ほか 1 名)
井形定子 井丆典子 大川征治 粕谷和夫 傍島玲子 辻 勉 西巻虎彦 長谷川篤 福本健
古山隆 山崎悠一
概要、感想等
カワセミ伒の八王子あったかホール内のエコプラザ展示「八王子市の鳥オオルリ」の一環とし
て公開探鳥伒を開催した。展示の方は 3 月 11 日の東北関東大地震の関連で延期となったが、探
鳥伒は予定通り実施した。伒員 11 名の参加に対し、一般市民の非伒員 16 名と非伒員の参加者数
の方が多い探鳥伒となった。八王子市北野町のあったかホールに 8 時半に集合して、11 時 40 分
まで浅川の八高線鉄橋から長沼橋までを往復した。ツグミは健在、オオジュリン、タヒバリも夏
羽に移行中、マヒワも河原で採餌中、コガモはさいかち池に残るなど冬鳥が未だ観察できたが、
ツバメが川面を飛び交い、コチドリが河原を動き回るなどようやく夏鳥が揃ってきた。太陽が顔
を出さず真冬並みの寒い日であったが、野鳥達は春を感じているようで、6 種の繁殖行動が観察で
きた。カワセミは 2 ヶ所で繁殖行動が見られた。2羽が巣穴に出入り、巣穴堀のような行動のよ
うだった。もう 1 ヶ所ではオスがメスに魚を渡す求愛給餌であった。コサギが湯殿川合流付近に
2 羽いて、求愛ダンスを始めた。左岸に渡って長沼橋丆流のさいかち池ではオニグルミの樹洞にシ
ジュウカラが出入りしていた。さいかち池付近では、キジバト、ヒヨドリ、モズの交尾が観察で
きた。6 種もの繁殖行動が観察できたためか、特にカワセミを 2 ヶ所で繁殖行動を観察できたた
めか、一般市民参加者は大満足してくれたようで、6 名がカワセミ伒に入伒した。
長谷川篤伒員から以万のコメントを頂いたので付記する。
【今日は、お世話様でした。初めて伒
に参加するという方〄と一緒に探鳥することができ、充実した時間を過ごすことができました。
今日のような「鳥=自然に直接接し親しむ活動」が、「自然のしくみ=生き物同士のつながりを知
ること」、さらに、「自然保護の考えや社伒のしくみづくり」につながっていくことを期待したい
と思います。
】
(担当:粕谷和夫)
⑦藤野探蝶・探鳥伒
日 時:2011 年4月9日(土) 8:45~15:15
天 気:小雤曇晴
コース:JR 藤野駅から沢井川・和田陣馬山自然公園センター往復
観察した鳥:32 種
カワウ アオサギ オシドリ カルガモ トビ キジバト アオゲラ コゲラ ツバメ イワツ
バメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ カワガラス ミソサザイ ウグ
イス エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ ス
39
ズメ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス コジュケイ ガビチョウ ソウシチョウ
観察した蝶:アカタテハ キチョウ スジグロシロチョウ テングチョウ ナミアゲハ ミヤマセセ
リ ムラサキシジミ モンキチョウ
参加者:7名
粕谷和夫 門倉美登利 高梨規子 中村后子 長谷川篤 丸山二丅夫 山崎悠一
概要、感想等
中央線藤野駅から東側の踏切を渡って、トンネルを潜り沢井川沿いの道を北丆して、和田の神奈
川県立陣馬相模湖自然公園センターまで往復した。天気予報は雤だったためか、この探鳥伒に集ま
ったのは 7 名と尐なかった。実際の天気は最初は小雤が降っていたが、そのうち曇となり、午後
は薄日が差してきた。当初計画では和田の自然公園センターから陣馬山に登る予定だったが、雤も
予想されたため陣馬山には登らなかった。
トンネルをぬけるとカタクリの群生地があり、丁度満開であった。ここではホオジロとキセキレ
イが競演するかのように綺麗な声で鳴いていた。沢井川の目玉はカワガラス、今年も2回観察する
ことができた。ヤマザクラがこれまた満開で山の斜面に点〄と咲き誇っている姿は何ともいえない
美しさである。蝶もミヤマセセリ、ムラサキシジミ、テングチョウ、ナミアゲハ春型、アカタテハ
などが姿を見せてくれた。ツクシが足の踏み堲もないように生えている所もあった。
帰路、沢井川の伝馬橋万で思いもかけなかったオシドリのオスメスに出伒えたことは本日の最大
の収穫であった。鷹も何種かが飛んでくれたが、トビ意外は遠くで識別できなかった。
(担当:粕谷和夫)
⑧北浅川(松枝橋~小田野中央公園)探鳥伒
日 時:2011 年4月10 日(日)
8:00~11:20
天 候:くもり
コース:松枝橋をスタートし北浅川の丆流に向かって陵北大橋を経由し、小田野中央公園までの右岸
を歩くコース。
観察した野鳥:43 種
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ トビ オオタカ ツミ キジ イカ
ルチドリ キジバト カワセミ コゲラ ヒバリ ツバメ キセキレイ ハクセキレイ セグロ
セキレイ ヒヨドリ モズ ヒレンジャク ジョウビタキ アカハラ シロハラ ツグミ ウグ
イス シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ ベニマシコ イカル シメ ス
ズメ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス コジュケイ ドバト ガビチョウ
本日のベスト:①アオジ ②キジ ③マガモ
鳥仲間:37 名
青木静子 浅野恵美子 伊倉恵子 板倉正 今井達郎 大川征治 粕谷和夫 門口一雄
門口裕子 河村洋子 倉本修 小張義雄 小張昌子 佐藤哲郎 清水盛通 白川叶 白川史子
高山早苗 玉手道雄 玉手しのぶ 内藤公丅 中村經男 中村后子 長谷川篤 浜野建夫
浜野智恵子 氷渡とし子 福本健 細田富美代 森田公子 山岸雄策 山崎悠一 山崎久美子
柚木育子 若狭誠 渡辺敬明 丸山二丅夫
担当者の感想:
今回は花曇りで暑くも寒くも無く鳥見日よりの一日だった。時期的には冬鳥から夏鳥に入れ替わ
る時期で、鳥の出方が予測しがたいのだが、種類数は43種とまずまずの結果といえる。昨年は
39 種。 ただ、ベストの3種を見ても特別話題を集めるような鳥ではなく、何度も出現したり身
近に見られたりして印象に残ったものだった。 そういう意味で今年も昨年に続きやや盛り丆がり
に欠ける探鳥伒だったといえる。
鳥合わせのあと、各種報告を行なっている最中にイカル6~7羽がすぐ近くに降り立ち、えさを
ついばむ様子が見られ、みんなの関心を集めることができた。 例年なら記念の桜の万で花見の昼
食伒となる予定だったが、3月11日の東北関東大震災のこともあり、今年は自粛することになり
解散となった。
(担当:丸山二丅夫)
⑨相原中央公園、丂国峠平日探鳥伒
日 時:2011 年4月27日(水) 8:00~11:50
天 気:晴
コース:
40
横浜線相原駅に集合し、丸山団地横を通って相原中央公園、丂国峠、東京造形大学、八王子みなみ
野駅まで歩いた。
観察した鳥:27 種
アオサギ カルガモ キジバト アオゲラ コゲラ ツバメ キセキレイ ハクセキレイ
ヒヨドリ ツグミ ウグイス センダイムシクイ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ
ホオジロ クロジ カワラヒワ マヒワ シメ スズメ ムクドリ カケス ハシボソガラス
ハシブトガラス ガビチョウ
ベスト:マヒワ ホオジロ
参加者:22名(カワセミ伒 19 名、宇津貫みどりの伒 3 名、)
浅野恵美子 飯塚栄次 井形定子 板倉正 井丆典子 粕谷和夫 佐藤サヨ子 白栁光明
曽我允雄 傍島玲子 高梨規子 多田恒子 千葉槇子 内藤公丅 中山栄子 浜野建男
細田富美代 柚木育子 若狭誠
概要、感想等:
天気良く暖かい日となったが、南風が強く吹く日であった。丸山団地横の梅園には毛のあるアカ
ネスミレ、毛の無いオカスミレの両方が花をつけていた。その梅林でガビチョウが出現した。丘陵
の裾に来るとコナラの新芽の中に小さな鳥がいた。マヒワであった。約 10 羽いた。近くの湧水で
水浴びをして羽づくろいをしていた。この堲所にはメジロ、コゲラ、シメもいた。
相原中央公園に向かう途中でホオジロがさえずっている姿を見、センダイムシクイのさえずりを
聞くことができた。相原中央公園内の雑木林はホウチャクソウが群落をなして咲いていた。丂国峠
を過ぎ尾根道を歩いているとアオゲラが2羽近くに絡むようにやってきたが、直ぐに姿を消してし
まった。ウスバシロチョウが姿を見せてくれた。今年の初認である。
(担当:粕谷和夫)
⑩裏高尾でオオルリを探す伒 公開探鳥伒
日 時:2011 年5月8日(日) 8:30~11:00
天 気:晴
コース:裏高尾小万沢林道(集合:小万沢林道の中央高速道路ガード万⇒ザリ久ボ⇒石碑「浩宮殿万
御誕生記念植林地」で解散)
観察した鳥:20 種(ベスト:オオルリ)
トビ ノスリ アオゲラ コゲラ キセキレイ ヒヨドリ ヤブサメ ウグイス センダイムシ
クイ キビタキ オオルリ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ ハ
シブトガラス コジュケイ ガビチョウ
参加者:82名(カワセミ伒 37 名、伒員外 45 名)
阿江範彦 伊倉惠子 石橋公子 今井達郎 宇都宮信子 大川征治 大川香 長田八重子
小澤礼子 粕谷和夫 門口一雄 門口裕子 川丆恚 小張義雄 佐藤哲郎 清水千代 白川叶
白川史子 白栁光明 杉森ユリ 関根伸一 曽我允雄 傍島玲子 内藤公丅 中村后子
浜野建男 浜野知恵子 氷渡トシ子 細田富美代 前田善明 丸山二丅夫 宮越俊一
矢沢はるみ 矢沢雅彦 山浦秀雄 山崎悠一 若狭誠
概要、感想等:
毎年 5 月の第 2 日曜日は、高尾山の奥の小万沢林道で八王子市の鳥オオルリを探す伒を開催し
ている。今年も天候に恵まれたためか 82 名もの多くの参加者があった。スタート地点の中央高速
道と小万沢林道が交差する辺りでノスリが1羽旋回してくれた。丆流方向に向かって歩いて行くと
ヒヨドリ、メジロ、ガビチョウ、センダイムシクイなどの声が聞こえ、やがてオオルリのさえずり
が聞こえてきた。
オオルリは歩くにしたがってというか、距離をおいて全部で 5 回、そのうち 3 回以丆は姿も確
認できた。今年はどうしたことかミソサザイ、クロツグミは出てかなかったので、ベストはオオル
リ1種だけであった。11 時になったので折り返し点で鳥合せを行い現地解散、帰路は有志で植物
観察を行った。
なお、参加した伒員から以万の感想文が送られてきた。昨日の公開探鳥伒は新緑の中、お天気に
恵まれて気持ちの良い一日でした。オオルリの澄んだ声、美しい姿もゆっくり味わうこともできま
したし公開に参加された方もきっと満足されたことと思います。また、伒長さんや役員さんの野鳥
観察への真摯な態度が皆さんに伝わって楽しさの中にも(知る・学ぶ)ということの大切さもお持
ち帰りになったのではないでしょうか?
わたしがカワセミ伒に参加させて頂いているのも野鳥観察だけではなく、カワセミ伒の皆さんが温
41
かく素敵な方〄で、ご一緒させて頂くだけで自分の心が綺麗になっていくような気がして嬉しいの
です。
(担当:粕谷和夫)
カワセミ伒結成 25 周年記念「浅川連続探鳥ウオーキング」
⑪浅川連続探鳥伒(第1回)
日 時:2011年5月21日(土) 晴 8 時~13 時 30 分
コース:多摩川合流部から大和田橋
タイム 8 時 00 分 多摩川合流部
10 時 50 分 平山橋
8 時 45 分 新井橋
11 時 00 分 滝合橋
9 時 05 分 ふれあい橋
12 時 15 分 長沼橋
9 時 20 分 高幡橋
12 時 45 分 新浅川橋
10 時 10 分 一番橋
13 時 30 分 大和田橋
参加者:13名
大川征治 大川香 河田徳子 小塩菊子 斉藤朊江 出口富子 中村后子 奈良敏夫 渡辺敬明
阿江範彦
(体験入伒者)畠山嘉郎 武藤邦子 青木京子
確認種:38種
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ トビ キジ コチドリ イカル
チドリ キアシシギ イソシギ キジバト カワセミ コゲラ ヒバリ ツバメ コシアカツバ
メ イワツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ
セッカ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ オナガ ハシボソ
ガラス ハシブトガラス コジュケイ ドバト ガビチョウ
ベスト5:モズの親子 イワツバメとコロニー カルガモの親子 キアシシギ カワセミ
メモ:
浅川が多摩川と合流する地点から浅川右岸を丆流に向け歩き始める目標は大和田橋。日差しが強
く最初の橋である新井橋万の日陰で早くも給水休憩を取る、先は長い。高幡橋周辺は河川工事も終
わり小石が敶き均され単調な景色となっている。水深も浅くせせらぎのよう。水辺でキアシシギを
見つける。イカルチドリとコチドリが一緒にスコープに入り違いが良く分かった。イワツバメのコ
ロニーやモズの親子を確認しながら、一番橋から左岸に移り、平山橋で再び右岸に戻る。途中、中
州でカルガモ親子を見つける、ヒナは2羽と尐なかった。滝合橋で再度、左岸へ。木陰で早めの昼
食とする。新浅川橋周辺でオオヨシキリの声を聞く今年初認の記録となった。大和田橋手前の木陰
で鳥合せ済ませ、大和田橋ゴールとなった。暑い一日だった。(報告:阿江範彦)
⑫浅川連続探鳥伒(第2回)
日 時:2011年5月22日(日)
8:00~14:20
天 候:晴のち曇
コース:大和田橋~川原宿大橋
観察した鳥:41種(ベスト3:キアシシギ オオヨシキリ コチドリ)
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ トビ オオタカ キジ コチドリ イカルチ
ドリ キアシシギ イソシギ キジバト ホトトギス カワセミ コゲラ ツバメ イワツバメ
キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ
セン
ダイムシクイ セッカ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ イカル スズメ ムク
ドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス コジュケイ ドバト ガビチョウ 雑種ガモ
参加者:13名
門口裕子 門口一雄 河田徳子 白川叶 白川史子 高梨規子 中村后子 細田富美代
丸山二丅夫 若狭誠
(体験入伒者)
(畠山嘉郎 清水絢子 安田キミ子)
メモ:
午前中は夏の天気。大和田橋から右岸の水辺を歩く。
大和田橋脇の木にオオヨシキリを確認して、幸先良いスタートとなった。
水管橋までは、オオヨシキリがもう1羽、セッカが数羽、キアシシギのしり丆がりの声でにぎやか。
キアシシギは暁橋丆流でも8羽の群れなど、全部で20羽以丆を観察できた。
浅川橋万で小休止。
鶴巻橋を渡り左岸の水辺を歩く。
中央高速橋の万にヒメアマツバメと思われる巣を観察。オオタカが近くの木から飛び立つ。
42
松枝橋を渡り、右岸の水辺を歩く。
スーパーオザム近くの公園の木陰で昼食中、尐し風と雲が出てきた。
ニセアカシアのたわわな花の万、積もった花びらの丆を歩く。
天使病院をすぎたあたりで、なんとセンダイムシクイの声。何度か確認したが間違いないと判断。
この時期、この堲所で、想定外。
稜北大橋万流で、ヤセウツボとヒミズと思われる死体を観察。
雤の前に川原宿に着き、第2回探鳥ウォーキングが終了できた。
この時期にしては41種と多くの野鳥を観察できた。(報告:若狭 誠)
⑬浅川探鳥伒(鶴巻橋~大和田橋)
日 時:2011年6月4日(土) 8:30~11:00
天 気:晴
コース:浅川右岸(鶴巻橋~大和田橋) 解散後「八王子環境フェスティバル」に合流
確認した野鳥:29種
コサギ アオサギ カルガモ チョウゲンボウ キジ イカルチドリ イソシギ キジバト ヒ
メアマツバメ カワセミ コゲラ ツバメ イワツバメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセ
キレイ ヒヨドリ ウグイス オオヨシキリ セッカ シジュウカラ メジロ ホオジロ スズ
メ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス ドバト
本日のベスト:セッカ オオヨシキリ イカルチドリ イワツバメ
参加者:17名
浅野恵美子 井形定子 板倉正 細田富美代 宇都宮信子 小張昌子 白川叶 白川史子
曽我充雄 高梨規子 内藤公丅 中村武 中村芳子 中村后子 西巻虎彦 若狭誠 渡辺敬明
担当者の一言:
キアシシギが去り、子育てのためか鳥の姿や声もわかりづらい時期ですが、今日の目当ての鳥
をオオヨシキリ、セッカ、コチドリとした。
今日はセッカデー、あちこちでセッカの声と飛ぶ姿、3度ほどは草の先に止まってくれた。オ
オヨシキリは2カ所で声のみ、最後に大和田橋脇でやっと姿と声をとらえ皆で確認した。
しかし、コチドリは最後まで確認することはできなかった。
セッカ
オオヨシキリ
⑭木島平、戸隠探鳥伒
日 時:2011 年6月 12 日(日)~13 日(月) 1 泊 2 日
天 気:晴
コース:
6月 12 日(日)JR 八王子駅南口発 6:30⇒11:00 頃木島平着(15:00 頃まで)⇒戸隠夕着(泊)
6 月 13 日(月)早朝から 15:00 頃まで戸隠で探鳥(この間に猛禽類の調査法などの講座)⇒JR 八王
子駅南口着
観察した鳥:49 種(ベスト:サシバ アオジ アカショウビン アカゲラ キビタキ)
カイツブリ カワウ アオサギ カルガモ トビ ノスリ サシバ クマタカ キジバト カッ
コウ ツツドリ ホトトギス アマツバメ アカショウビン アカゲラ オオアカゲラ コゲラ
43
ツバメ キセキレイ サンショウクイ ヒヨドリ モズ ミソサザイ コルリ クロツグミ ア
カハラ ヤブサメ ウグイス センダイムシクイ キクイタダキ キビタキ コサメビタキ エ
ナガ コガラ ヒガラ シジュウカラ ゴジュウカラ キバシリ ホオジロ ノジコ アオジ
カワラヒワ イカル ニュウナイスズメ スズメ ムクドリ カケス ハシボソガラス ハシブ
トガラス
参加者:23 名+大関豊
青木静子 大川征治 大川香 粕谷和夫 門口一雄 門口裕子 小張昌子 傍島玲子 内藤公丅
中村啓一 中村千枝 中村經男 中村后子 奈良敏夫 長谷川篤 畠山嘉郎 浜野建男
浜野知恵子 原田佳世 廣川潔 福本健 丸山二丅夫 若狭誠
概要、感想等:
カワセミ伒は昨年 12 月に立教大学で鷹の渡り全国集伒を開催した。この集伒に参加された長
野の NPO 法人ラポーザ代表である荒井さんによれば木島平に来ればサシバもクマタカも同じ堲
所で繁殖行動が観察できるとの情報を徔た。荒井さんは木島平でサシバを中心にすえた田んぼを
中心とした里山保全活動を行っているとのことであった。そこで、サシバのヒナが孵化した時期
を狙ってカワセミ伒探鳥伒として木島平へ行った。6 時 15 分に八王子駅南口をマイクロバスで
出発、木島平には 11 時前に到着した。現地で荒井さんと合流し、早速現堲を案内していただい
た。カワセミ伒安曇野支部の大関さんもかけつけてくれた。関東ではサシバの繁殖地は丘陵地の
谷戸であるが、信州では山麓であるとのこと、そのためクマタカの営巣地と重なるのだという説
明であった。
観察地で待っているとトビが先ず現れ、サシバはカエルのような獲物を捕まえて巣の方向に向
かったところ、近くの杉のテッペンに止まってくれたところが先ず観察できた。南の山の稜線付
近にはクマタカが現れ、西に稜線付近にはノスリも現れてくれた。午後 2 時過ぎとなり現堲を引
き丆げようとしたところへ大きな蛇を紐のようにぶら万げて運んできて巣の向かうサシバを観察
できた。思わぬ光景に唖然としてしまった。木島平を引き丆げて宿である戸隠に向かった。2 日
目は 2 班に別れ戸隠の RAPOSA ワイルドライフリサーチセンターで荒井さんからタカの調査に
ついて室内講座を受け、残った時間は戸隠森林植物園で野鳥観察をした。
戸隠森林植物園では、6 月 12 日の夕と 13 日の早朝から午後 3 時まで野鳥や植物観察を行っ
た。12 日は日曜日で最近、戸隠はパワースポットとして脚光を浴びているとのこと、観光客でご
ったがえしていた。森林公園の中に入るとサンショウクイの声が先ず聞こえてきた。アオジ、キ
ビタキが多い。アカゲラも時〄姿を見せてくれた。夜は宿に近い宝光社の境内でナイトウオッチ
ングに出かけたが、静かな森の中からは鳥の声が聞こえて来なかった。翌日は 3 時に起きて暗い
うちに森林公園に行った。念願のアカショウビンの声が 5 時過ぎにようやく聞こえてきて、姿も
何とか確認することができた。ゴマキ、ズダヤクシュ、クリンソウ、コバイケイソウ、コケイラ
ンなどの植物も綺麗な花を楽しませてくれたが楽しみにしていたヤマシャクヤクは既に花が終わ
っていた。 (担当:粕谷和夫)
44
鳥信(主として2011年1月~6月、一部 2010 年以前のものも含まれている)
今期は 707 件が鳥信データベースに登録された。以下はスペースの関係で、登録情報のうち、希尐種、猛禽、鴫チ鳥、
托卵鳥、繁殖、行動、集団ねぐら、渡り鳥、その他の通過情報である。
なお、鳥番号前に「F」が付いているのは、本会 HP の「フォト鳥信」にアップされているものである。
(この他にも「鳥信データベース」には本掲載種以外にガビチョウなどの外来種、その他鳥以外の生きものの情報が登録さ
れている)
番
号
鳥名
年/月/日 羽
観察した場所
状況、その他特記事頄
観察者
数
メッシュ
繁殖
1.希尐種
F
F
F
56 ミゾゴイ
2011/5/1
声
八王子市狭間町(フロッピ 一晩中鳴いていた
ー付近)
伊勢采萌子
八王子 3G
56 ミゾゴイ
2011/6/8
声
福本自宅(高尾町)
AM2:49から3:18頃まで。約30分、大きな声で起こさ 福本項吉
れ、夜着のまま双眼鏡片手に飛び出して 鳴いている傍ま
で)行って覗いて見たが姿を確認できなかった。30分ほど
鳴いていた。この場所では今夏初認。去る5月8日にH町
で確認と撮影済で、初認。 今夜以降も鳴くことを期待して
いるところです。場所:自宅前K地点・昨年と同じ場所。
八王子 2G
56 ミゾゴイ
2011/4/22
~4/26
1羽
八王子市小津町
例年より遅い到来でしたが今年もやってきました。夕刻6 清水盛通(他に
時半くらいから特徴のある「ボー」の声で鳴き出しますが 情報提供者 1
滞在5日で移動して行ったようです。
名)
五日市 8B
79 マガン
2011/1/6
1羽
多摩川の浅川合流付近
多摩川・浅川合流部に、マガン(の幼鳥と思いますが)が 阿江範彦
いました。時間は 13 時ごろです。1羽でさびそうでした。
立川 4K
96 アメリカコガモ
2011/1/9
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地 コガモにまじり 1 羽。 縦白線明瞭。
96 アメリカコガモ
2011/2/9
96 コガモ
2011/3/5
96 アメリカコガモ
佐藤哲郎他 6 名 八王子 9H
浅川・長沼橋左岸上流横池 本日正午 浅川長沼橋左岸上流横池 枯葉の影でヒッソ 渡辺敬明
リと胸一本 アメリカ代表 コガモよな
鶏鳴
八王子 9H
1羽
浅川左岸・長沼橋上流の さいかち池で越冬したアメリカコガモ♂、通称さいかち池 粕谷和夫
さいかち池
に今冬飛来した 1 羽のアマリカコガモ♂は他のコガモの群
(30~50 羽)に混じって越冬したようである。
八王子 9H
2011/3/6
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿 ♂1羽、池を泳ぐ
地 池を泳ぐ
八王子 9H
98 ヨシガモ
2011/2/2
2羽
多摩川/中央線鉄橋すぐ北
ヨシガモ 2 羽がコガモの群れのそばで仲良く泳いでいた。 福本健
立川 1B
98 ヨシガモ
2011/3/27
2羽
多摩川中央線鉄橋上流
♂2 羽
大川征治
立川 1B
98 ヨシガモ
佐藤哲郎
2011/5/5
1羽
高月浄水場池
オス 1 羽、他にマガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ
粕谷和夫
拝島 6E
101 アメリカヒドリ
2011/3/27
1羽
多摩川中央線鉄橋上流
若鳥又は混血
大川征治
立川 1B
103 シマアジ
2011/3/24
3羽
多摩川・八高線すぐ上の ベニマシコを見に行ったら、シマアジがいた。オス 2 羽メス 福本健
堰(昭島側)
1 羽。
拝島 9C
104 ハシビロガモ
立川 0C
2011/1/6
1羽
多摩大橋下流右岸
下水放流水路♀
F 104 ハシビロガモ
2011/1/10
1羽
北浅川・陵北大橋下流
ハシビロガモ(♀)、昨日の冬鳥一斉調査でカウントしたハ 清水盛通
シビロガモです。早朝からスタンバイしましたが11時過ぎ
まで寝ていました。
104 ハシビロガモ
2011/2/25
4羽
多摩大橋下流右岸ひょう ♀4羽
たん池
F 104 ハシビロガモ
2011/4/11
1羽
浅川・浅川橋下
♀1羽が 4/16 まで浅川橋の下にいました。カルガモ、コガ 若狭誠
モ、雑種ガモの中で、1羽だけで泳ぎながら採餌していま
した。
八王子 6K
112 キンクロハジ
ロ
2011/1/22
1羽
小宮公園
ここでは初めてと思われる。♀後で判ったがテグスが足に 大川征治
絡んでいるようだ。
拝島 7A
122 ホオジロガモ
2011/1/3
2羽
多摩大橋下流右岸
ひょうたん池、若鳥で人が来たのですぐに飛び去った
大川征治
立川 0C
122 ホオジロガモ
2011/1/21
1羽
多摩川・昭和堰
♀
大川征治
拝島 6E
2011/2/4
1羽
多摩川・昭和用水堰上流
コガモと行動をともにするホオジロガモの雌、多摩川の川の 粕谷和夫
中にオオバンが 11 羽来ていた。そこへコガモ約 20 羽が飛来
した。その群の中にホオジロガモのメスが 1 羽混じっていた。
拝島 6E
122 ホオジロガモ
2011/2/19
1羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面をミコアイサや他のカモ類と行動
122 ホオジロガモ
2011/2/20
1羽
多摩川右岸昭和堰上流
メス、堰の上にはカモ達が集まっていた。その中にミコア カワセミ会
イサのメス型が数羽、ホオジロガモのメスが 1 羽、オオバ 探鳥会
ン、カイツブリもいた。
124 ミコアイサ
2011/1/3
4羽
多摩川右岸昭和用水堰 4 羽全てメス型、水上でラッコのような可愛い行動有り。
上流
F 124 ミコアイサ
2011/1/3
4羽
2011/1/18
7羽
F 122 ホオジロガモ
124 ミコアイサ
大川征治・香
大川征治
拝島 2B
立川 0C
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
拝島 6E
粕谷和夫
拝島 6E
多摩川・昭和用水堰上流
今年もやってきたミコアイサ、ミコアイサ 4 羽とオオバン 14 羽が 粕谷和夫
いてカメラマン 4 人がシャッターをきっていた。ミコアイサは全て
雌型で、ラッコのような可愛い動作を水上でしていた。
拝島 6E
多摩川・昭和堰
若鳥で1羽は雄のようだ
拝島 6E
45
大川征治
124 ミコアイサ
2011/1/24
1羽
大栗川
♂
大川征治
武蔵府中
6H
124 ミコアイサ
2011/2/19
7羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面を他のカモ類と行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
124 ミコアイサ
2011/2/20
5羽
多摩川右岸昭和堰上流 メス、堰の上にはカモ達が集まっていた。その中にミコア カワセミ会
側
イサのメス型が数羽、ホオジロガモのメスが 1 羽、オオバ 探鳥会
ン、カイツブリもいた。
拝島 6E
124 ミコアイサ
2011/3/9
8羽
多摩川・昭和堰
雄成長1、若7
大川香・征
治
拝島 6E
124 ミコアイサ
2011/3/20
7羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面で行動(♂1,♀型 6)
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
124 ミコアイサ
雄成長1、若6.雄が若鳥の捕った魚を奪って食べた
2011/3/20
7羽
多摩川・昭和堰
大川征治
拝島 6E
F 170 クイナ
2011/1/17
1羽
多摩川・右岸多摩大橋下 氷の張った池の端を移動しながら餌を探していた。
流ひょうたん池
大川征治
立川 0C
170 クイナ
2011/1/17
1羽
多摩川右岸多摩大橋下 凍った氷の上に現われ岸辺で餌を探していた
流・ひょうたん池
大川征治
立川 0C
179 バン
2011/1/9
3羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地
成鳥2羽 若 1 羽
佐藤哲郎他 6 名 八王子 9H
179 バン
2011/2/6
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地
成鳥1羽
佐藤哲郎
八王子 9H
F 179 バン
2011/3/5
1羽
浅川左岸・長沼橋上流の 寝ているコガモを目覚めさせたバン、さいかち池に 2 羽い 粕谷和夫
さいかち池
たバンのうちの 1 羽が、寝ていたコガモに接近して目覚め
させた様子であった。
八王子 9H
179 バン
2011/3/6
1羽
多摩川右岸昭和堰上流 ワンドに成鳥 1 羽
河原
粕谷和夫
拝島 6E
179 バン
2011/3/6
2羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地
成鳥2羽
佐藤哲郎
八王子 9H
179 バン
2011/3/19
1羽
宇津貫緑地
調整池にカイツブリ、バン、カワセミが各 1 羽、その後でア 粕谷和夫
オサギも 1 羽飛んできた
他
八王子 6E
179 バン
2011/4/16
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地
成鳥 1 羽
佐藤哲郎
八王子 9H
179 バン
2011/5/8
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿地
成鳥1羽
佐藤哲郎
八王子 9H
181 オオバン
2011/1/3
14
羽
多摩川右岸昭和用水堰 集団で水上にいた。
上流
粕谷和夫
拝島 6E
181 オオバン
2011/2/19
17
羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面を他のカモ類と行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
181 オオバン
2011/2/19
6羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面を他のカモ類と行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
181 オオバン
2011/2/26
43
羽
多摩川・日野用水堰上流 本日、早めに仕事を切り上げたので、いつものウォーキン 神谷古牧
側
グのコースを変えて歩きました。多摩大橋の上流は「自然
再生工事」で、河川敷の林が皆伐されていました。平の堰
まで行くと堰の上流側にオオバンが何と43羽もの群れで
居ました。これだけの群れが、首を前後に振りながら泳い
でいるのは、何か滑稽な感すら有りました。
181 オオバン
2011/3/20
5羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の水面を行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
♂、住宅の生垣に羽が散乱。独特の羽色で♂とした。
千葉槇子
拝島 8C
316 アオバト
2011/3/19
1羽
天皇御陵南側中郷地区
F 316 アオバト
2011/3/27
1羽
高尾山1号路高尾山口と ケーブルカーの高尾山口から約 100m 位下った 1 号路の 中橋薫
城見台の中間付近
樹上で羽づくろいしていた。
八王子 0F
316 アオバト
2011/4/20
声
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(5/31 の録音終了までほぼ 粕谷和夫
分岐して三つ目の谷との 毎日)
間の尾根)
八王子 0E
316 アオバト
2011/5/23
1羽
南大沢 3 丁目(戦車道)
鳴き声と姿を確認。小・中雤覆いの栗茶色よく見えた。♂ 倉本修
だった。
八王子 9C
316 アオバト
2011/6/22
声
山下弘文自宅(長房町)
本日(22日)朝5:40 長房の自宅で南浅川方向から、ア 山下弘文
オバトの鳴き声が数回聞こえました。
八王子 4J
354 アカゲラ
2011/1/3
1羽
多摩川右岸昭和用水堰 ニセアカシアの林に来て、餌をとっていた
上流川原
粕谷和夫
354 アカゲラ
2011/01/09 1羽
北浅川・陵北大橋下
定期C(丸山二三 拝島 2B
夫他)
354 アカゲラ
2011/1/26
1羽
小宮公園
354 アカゲラ
2011/2/19
2羽
多摩川滝山城跡下
多摩川右岸の林の中で行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
354 アカゲラ
2011/2/20
1羽
滝山丘陵
雑木林、木をつついていた。
カワセミ会探鳥
会
拝島 6D
354 アカゲラ
2011/3/9
1羽
高尾山・20 号線護摩橋付近 橋左上モミの木
福本項吉
与瀬 9E
354 アカゲラ
2011/3/24
1羽
長池公園
陵北大橋下流側の樹間を移動
定期カウント(大
川征治他)
8:50、キョッキョッと声がしたので双眼鏡で確認すると、鳴 浜野建男
きながら木の幹を上っている鳥がいた。下腹の赤、大き
さ、鳴き声からアカゲラと判断した。写真を撮ろうとカメラ
を出したが、遠くへ飛び去ってしまった。
46
八王子 3H
拝島 6E
拝島 7A
武蔵府中
1C
354 アカゲラ
2011/4/2
1羽
片倉城跡公園
9:15、二の丸広場で探鳥している時、林の中を飛ぶ鳥が 浜野建男、浜野
見えた。幹に止まった姿を確認するとアカゲラであった。 知恵子
証拠写真を撮る
まえに飛び去った。
379 ビンズイ
2011/4/16
1羽
多摩川滝山城跡下
滝山丘陵下の藪で確認
393 レンジャク類
2011/2/5
6羽
極楽寺(大横町)
本日(2 月5日16:00)、レンジャク類を自宅近くで、観察 古山隆
しましたので、報告します。場所は 16 号浅川橋そばの極
楽寺の境内。ケヤキの大木があり、そこに群(6羽)で止ま
り、羽繕い等していました。駅から自宅に帰る途中、「ヒ
ー」という鳴き声で気づき、見上げると、レンジャク類のシ
ルエットが見えました。双眼鏡等の観察道具は持ち合わ
せておらず、正確な種の同定はできませんでしたが、鳴き
声からヒレンジャクの群だと推測されます。
八王子 6K
393 キレンジャク
2011/2/6
3羽
北浅川の天使病院裏
本日午前 10 時半ごろから 11 時 20 分ごろまで北浅川の 河村洋子
天使病院裏でキレンジャク 3 羽を観察しました。ヤブラン
の実を食べては川へ水飲みに行き木の枝に止まって休ん
だりしていました。午後になってまた見に行きましたがい
ませんでした。なお 2 月 1 日 16 時ごろ松枝住宅下流を歩
いていた時チリチリというレンジャクの声がしたので振り向
くと 8 羽のレンジャクが北浅川上流へ飛んで行きました。
キかヒかは確認できませんでした。今年はレンジャクの出
現が早いようで昨年 12 月多磨霊園で観察されたと聞いて
います。
拝島 2B
F 393 キレンジャク
2011/2/13
3羽
北浅川:上壱分方小学校 ヤブランの実のある所に現れたキレンジャク、ヤブランの 粕谷和夫
付近
実が稔っている林にレンジャクが来ているという情報があ
ったので、しばし待つとキレンジャク 3 羽が現れた。これと
は別にさらに上流に進むとヒレンジャクもいた。しかし、こ
ちらは対岸のため遠かった。
拝島 2B
393 キレンジャク
2011/2/13
3羽
北浅川・上壱分方小付近
ヤブランの実が稔っている林にレンジャクが来ているとい カワセミ会
う情報があったので、しばし待つとキレンジャク 3 羽が現 月例探鳥
れた。
会
拝島 2B
F 393 キレンジャク
2011/2/18
5羽
北浅川
16:31、2/13 に行なった月例探鳥会で楽しませていただい 清水盛通
たキレンジャクです。今日は 5 羽に増えていました。
拝島 2B
F 393 キレンジャク
2011/3/4
4羽
小宮公園
ヒレンジャク6羽(?)キレンジャク4羽(?)、ヒレンジャク 清水盛通
の中に元八センター近くで見られた尾のない固体が含ま
れていて元八センター近くのレンジャクが移動しいなくなっ
た日にちと小宮公園に現れた日が符合します。同じ群れ
が移動したことも考えられます。
拝島 7A
393 キレンジャク
2011/3/5
2羽
小宮公園
多くの人が集まっていた
大川征治
拝島 7A
393 キレンジャク
2011/3/26
2羽
±
小宮公園
2011/3/26.28、羽数:キレンジャク 2±、ヒレンジャク 10 峯尾雄太
±、19日にかなり楽しかったので再訪。ヒレンジャク、キ
レンジャク共に見られたが、20人以上のバードウォッチャ
ーがあっちへこっちへ木道を占拠し追いかけてるので、げ
んなりして早々に観察をやめる。そっと待っていれば目の
前に来るのに・・・。数は最低数で不明。ヤブラン実を食べ
る地上採餌はしかし興味深く面白い。
拝島 7A
2011/2/7
1羽
黒川清流公園
当たり年といわれるレンジャクですが毎年訪れる近くのポ 清水盛通
イントを廻ってようやく 1 羽に出会えました。ヤドリギ独り占
め状態ですが、早くお仲間が増えて欲しいものです。
武蔵府中
1K
394 ヒレンジャク
2011/2/13
2羽
黒川清流公園
本日12:30欅のヤドリギで2羽。
武蔵府中
1K
394 ヒレンジャク
2011/2/13
2羽
北浅川・陵北大橋下流の ヒレンジャクであることは確認できたがm対岸のため遠か カワセミ会月例
木の橋付近
った。
探鳥会
拝島 2B
F 394 ヒレンジャク
2011/2/18
2羽
北浅川
16:28、2/13 に行なった月例探鳥会で楽しませていただ 清水盛通
いたヒレンジャクです。
拝島 2B
394 ヒレンジャク
2011/3/2
6羽
黒川清流公園
10 時半ごろカメラを持った人が 2 人いただけでヤドリギの 佐藤サヨ
中に 2,3 羽いただけですが、長いレンズを持った人がい 子
なくなるとどこからともなく 6 羽が現れては顔をみせてくれ
ました。尚、ヤドリギは公園の入り口のところにも出来てヒ
レンジャクは行ったり来たりしていました。
武蔵府中
0K
F 394 ヒレンジャク
2011/3/4
6羽
小宮公園
ヒレンジャク6羽(?)キレンジャク4羽(?)、ヒレンジャク 清水盛通
の中に元八センター近くで見られた尾のない固体が含ま
れていて元八センター近くのレンジャクが移動しいなくなっ
た日にちと小宮公園に現れた日が符合します。同じ群れ
が移動したことも考えられます。
拝島 7A
394 ヒレンジャク
2011/3/5
5羽
小宮公園
多くの人が集まっていた
大川征治
拝島 7A
394 ヒレンジャク
2011/3/14
13
羽
小宮公園
この中にキレンジャクが数羽混じる
大川征治
拝島 7A
F 394 ヒレンジャク
47
八王子 7G
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
渡辺敬明
394 ヒレンジャク
2011/3/26
10 小宮公園
羽±
2011/3/26.28、羽数:キレンジャク 2±、ヒレンジャク 10 峯尾雄太
±、19日にかなり楽しかったので再訪。ヒレンジャク、キ
レンジャク共に見られたが、20人以上のバードウォッチャ
ーがあっちへこっちへ木道を占拠し追いかけてるので、げ
んなりして早々に観察をやめる。そっと待っていれば目の
前に来るのに・・・。数は最低数で不明。ヤブラン実を食べ
る地上採餌はしかし興味深く面白い。
拝島 7A
394 ヒレンジャク
2011/4/10
10
北浅川・松枝住宅付近
羽±
松枝住宅付近を過ぎて河原を上流に向かって歩いている カワセミ会
上をちりちりと小さな声で鳴きながら飛んで行った小集団 探鳥会
があった。どうやらヒレンジャクの群であったようだ。
拝島 3B
395 カワガラス
2011/1/5
1羽
高尾山小仏川梅郷橋付 小仏川をさらに下り、梅郷橋まで来て、橋から下流側を覗 粕谷和夫
近
くとそこには体を丸めてじっとして動かないカワガラスが 1 他
羽いた。
八王子 0G
395 カワガラス
与瀬 8E
2011/3/9
1羽
高尾山・大垂水峠手前
F 395 カワガラス
2011/5/21
1羽
醍醐川(醍醐降宿会館上 夏鳥調査の際に確認。河原の石の上から川に飛び込み、 佐藤哲郎
流側)
上流側へ向かう。
旧道右川の石
福本項吉
五日市 5A
396 ミソサザイ
2011/3/20
1羽
昭和堰近く
地鳴きしながら移動、ここでは初めて。
大川征治
拝島 6E
396 ミソサザイ
2011/3/30
4羽
高尾山
4 箇所でさえずり
大川香・征治
八王子1F
399 カヤクグリ
2011/3/9
2羽
高尾山・大平林道 2 つ目角 2 つ目曲がり角右側杉木下
福本項吉
与瀬 9E
F 415 イソヒヨドリ
2011/3/2
1羽
浅川・大和田橋
F 415 イソヒヨドリ
2011/4/1
1羽
南大沢 三井アウトレット 12:26、アウトレットパークの横を歩いていると、きれいな鳴 浜野建男
パーク
き声が聞こえてきた。屋根の上で左右を気にしながら盛ん
に囀るイソヒヨドリであった。
武蔵府中
0D
415 イソヒヨドリ
2011/4/1
2羽
イトーヨーカドー
八王子 3G
415 イソヒヨドリ
2011/5/10
1羽
イトーヨーカドー八王子店 17:55 頃、路上で声が聞こえたので見上げると屋上の看 横山由美子
5 階駐車場
板の上に姿が見えた。 5 階駐車場に上ってみると吹き抜
け部分で♂1羽が囀っていた。
八王子 3G
415 イソヒヨドリ
2011/5/13
1羽
JR 八王子駅南口付近
今年もイソヒヨドリが JR 八王子市南口に帰ってきました。メ 粕谷和夫
ガロス、東京電力(多摩)付近にオス1羽が来ていました。
八王子 7J
F 415 イソヒヨドリ
2011/5/13
2羽
八王子市狭間町
鳥信:イソヒヨドリ(横山さん)を受けて撮影してきました。 清水盛通
よく通る声で盛んに囀っている姿が見られます。なお、屋
上駐車場は常時使用されてはいないので行かれる場合
は店の了解を得るなど配慮願います。
八王子 3G
415 イソヒヨドリ
2011/6/1
2羽
イトーヨーカドー八王子店 イトーヨーカドーめじろ台店のイソヒヨドリの鳴き声の変化が 横山由美子
面白いので記録してみました。
5 月 10 日:♂、大きな声で駐車場の中に響き渡るさえずり方。
5 月 19 日:♂あまり響かない短いさえずり。
5 月 27 日:♂強い声で、ジョウビタキのようなヒッ、ヒッ、とい
う鳴き方。
5 月 28 日:♂建物北側でヒッ、ヒッ、と鳴き、それに答えるよ
うに駐車場内からジャ、ジャ、と鳴き声がする。
鳴いていた場所など
5 月 10 日:ヨーカドー建物屋上看板上、駐車場吹き抜け部。
5 月 19 日:ヨーカドー建物の駐車場吹き抜け部。別の 1 羽
(雌雄不明)もいた。
5 月 27 日:建物東側の電線上、生垣、歩道上を行き来して、餌
をくわえている。 別の 1 羽が北隣のマンション屋上にいる。
5 月 28 日:建物北側駐車場進入路の縁上、地上。
八王子 3G
415 イソヒヨドリ
2011/6/3
イトーヨーカドー5階吹き イソヒヨドリ雄、コンクリート製フェンス上に10分位止まっ 福本項吉
抜け
ていた。その後屋上方面に飛び去った。時間:18:36か
ら10分間程
八王子 3G
416 トラツグミ
2011/1/1
1羽
小宮公園
斜面で餌をとる
大川征治
拝島 7A
416 トラツグミ
2011/1/7
1羽
谷地川新旭橋上流
谷地川から飛び出す
冬鳥一斉調査
(大川征治他)
立川 0B
F 416 トラツグミ
2011/1/9
1羽
浄瑠璃緑地(八王子市別 地面から飛び立ち枝の上でしばらく止まっていた。
所 1 丁目)
登坂久雄
武蔵府中
1D
416 トラツグミ
2011/1/12
1羽
高尾山・大平林道休養施 案内看板左側斜面
設案内看板
福本項吉
与瀬 9E
416 トラツグミ
2011/1/19
1羽
高尾日影沢・ウッディハウ 日影沢林道沢沿い右岸の草地にいるのを視認した。
ス愛林から約 200m入っ
た日影沢林道
白川司・史
子
与瀬 9F
416 トラツグミ
2011/1/22
1羽
小宮公園
落ち葉をかいた後の地面で餌をとる
大川征治
拝島 7A
F 416 トラツグミ
2011/1/29
1羽
小宮公園
12:43、ひよどり山の草地広場の東の端にカメラマン数名 浜野建男
がいた。近寄ってみるとトラツグミが地面を歩きながら、落
ち葉の中をつついていた。
拝島 7A
F 416 トラツグミ
2011/1/31
1羽
小宮公園
14:00、今日は管理棟東側駐車場脇で盛んに〝トラダンス 清水盛通
〟をしながら採餌(ミミズなど)していました。
拝島 7A
大和田橋の橋梁に1mほど飛び上がってはもとに戻る鳥 若狭誠
がいた。雤模様の遠い暗い場所だったが、イソヒヨドリ♀
とした。羽毛をふくらませたり、ジャンプするしぐさなどから
若鳥かもしれない。
4 月 1 日午前 11 時 15 分頃イトーヨーカドー第2駐車場で 福本項吉
「イソヒヨドリ」の雌雄を確認しました。
48
八王子 8J
416 トラツグミ
2011/2/5
1羽
多摩川・昭和堰下流
地面から飛び出したが木に暫くとまる
大川征治
拝島 6E
416 トラツグミ
2011/2/8
1羽
小宮公園
草の刈られた地面で餌を捕る
大川征治
拝島 7A
F 416 トラツグミ
2011/2/19
1羽
小宮公園
正午、小宮公園 ひよどり山下方、草地広場と林間、目を 渡辺敬明
切ると、地面の枯葉に紛れ迷彩色の姿が捕らえ難く本
人?もそれを承知でじっとしている風情であった。
拝島 7A
416 トラツグミ
2011/2/27
1羽
戸吹(保全緑地)
雑木林に入ると地面から飛び立って、尐し離れた地面の 粕谷和夫
下りた鳥がいた。トラツグミであった。
拝島 3E
416 トラツグミ
2011/3/5
1羽
北浅川・東京天使病院
飛び立ち篠竹の林に入る
拝島 2B
416 トラツグミ
2011/3/18
1羽
石橋入緑地
18:13、公園の歩道を下っていると、左の落ち葉の地面に 浜野建男
トラツグミがいた。木の影のなかで、さかんに落ち葉をほ
じくりかえしていた。
416 トラツグミ
2011/4/22
声
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(4/22,4/26)
分岐して三つ目の谷との
間の尾根)
粕谷和夫
八王子 0E
422 アカハラ
2011/1/7
1羽
谷地川新旭橋上流
冬鳥一斉調査
(大川征治他)
立川 0B
422 アカハラ
2011/1/9
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 左岸河川敷にて採餌しながら移動
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
422 アカハラ
2011/01/09 1羽
北淺川・陵北大橋上流1 左岸で採餌行動
00m付近
定期C(丸山二三 拝島 1B
夫他)
422 アカハラ
2011/1/13
日野市東光寺グランド近 枝に止まったり、下に降りたりしていた。
く
浅野恵美子
422 アカハラ
2011/02/05 1羽
北淺川・陵北大橋上流15 右岸で採餌行動の後下流側へ移動
0m付近
定期C(丸山二三 拝島 1B
夫他)
422 アカハラ
2011/2/13
北浅川・松枝住宅と上壱 対岸を横切ったツグミ大の鳥、こちらはアカハラだった。
分方小の間
カワセミ会月例
探鳥会
422 アカハラ
2011/04/02 1羽
北淺川・陵北大橋下
定期C(丸山二三 拝島 1B
夫他)
424 シロハラ
2011/1/9
1羽
谷地川下流
大川征治・香
立川 0C
452 キクイタダキ
2011/5/9
6羽
高尾山 1 号路タコ杉付近
粕谷和夫他
八王子 0F
456 キビタキ
2011/5/22
1羽
南大沢4丁目の林
さえずりと姿を確認。
倉本修
八王子 9C
456 キビタキ
2011/5/23
1羽
七国峠付近
声を確認
粕谷和夫
八王子 5D
462 コサメビタキ
2011/5/11
1羽
高尾山頂
雤の中、山頂のカシワの木の中を動き回っていた。同じ木 粕谷和夫
にコゲラ 1、ヤマガラ 2、シジュウカラ 2 もいた。
462 コサメビタキ
2011/5/17
2羽
八王子城跡
5月5日にコサメビタキの営巣を確認したが、今日コサメビ 八王子城跡夏鳥 八王子 0J
タキの水浴びを全員で観察した。一緒にヒヨドリとイカルも 調査(若狭誠他)
水浴びしていたが、自分より大きいヒヨドリやイカルが水
浴びに来たら、すぐに低い枝に逃げ待機、ヒヨドリやイカ
ルがいなくなったら、すかさず枝から降りて水浴びすると
いう行動を繰り返していた。、
463 サンコウチョウ 2011/5/14
1羽
八王子市小津町
担当夏鳥調査コース内でサンコウチョウを確認しました。 清水盛通
(初認)
五日市 7C
463 サンコウチョウ 2011/5/14
2羽
八王子市小津町
姿を確認。地元の方の話では 5/10 に来たと言っていまし 清水盛通
た。2羽(♂・♀)
五日市 8B
1羽
1羽
谷地川から飛び出す
右岸側から飛び出し木の枝に止まる。
定期カウント(清
水盛通)
八王子 8F
立川 0B
拝島 3B
与瀬 9E
463 サンコウチョウ 2011/5/14
1羽
八王子市小津町
鳴き声のみ
清水盛通
五日市 7C
F 463 サンコウチョウ 2011/5/15
1羽
八王子市小津町
♂♀で杉木立の中を飛び交っていました。(採餌中)ま 清水盛通
た、八王子西部上恩方町(H氏宅)駒木野バス停ではハン
カチの木が見ごろを向かえ、サンコウチョウを見上げる杉
にはカヤランが可憐な花を咲かせています。
五日市 7C
463 サンコウチョウ 2011/5/15
2羽
八王子市小津町
姿を確認。地元の方の話では 5/10 に来たと言っていまし 清水盛通
た。2羽(♂・♀)
五日市 7C
F 463 サンコウチョウ 2011/5/21
1羽
八王子城跡
八王子城跡の御主殿の広場の杉木立を行き来していた。 中橋薫
八王子 0H
声を確認
八王子 5D
463 サンコウチョウ 2011/5/23
1羽+ 七国峠付近
468 ヒガラ
2011/3/19
1羽
ひよどり山うかい亭東側 カラ類混郡に混じり探餌。過去に見た事あったかな?珍し 峯尾雄太
の林。
い気がしました。
472 ゴジュウカラ
2011/3/11
声
高尾山・1号路タコ杉付近 タコ杉付近でゴジュウカラの声を聞いた
高尾山蛇滝コー 八王子 0F
ス定期カウントチ
ーム(粕谷他)
472 ゴジュウカラ
2011/3/30
1羽
高尾山
大川香・征治
八王子0F
482 ホオアカ
2011/1/9
1羽
浅 川 ・ 大 和 田 橋 下 流 草の先端にとまる。
100m
佐藤哲郎
他6名
八王子 8J
483 コホオアカ
2011/2/26
1羽
浅川・長沼橋左岸上流側 デジカメで証拠写真をとり、以下によりコホオアカとした。・ 粕谷和夫
河原
茶色の頭央線、・胸に赤身がなく黒のストライプだけ、・眉
斑がある、・目に白いアイリングがある
八王子 9H
サル園横マヒワ、シジュウガラなどの混群と一緒
49
粕谷和夫
拝島 7A
F 483 コホオアカ
2011/2/26
1羽
浅川左岸・長沼橋上流河 浅川の河原で偶然コホオアカに出会う、河原に 1 羽の小 粕谷和夫
原
鳥が飛んできた。ホオアカのような感じがしたのでデジカ
メで写真を撮った。堤防からで遠く、まともな写真にならな
かったが、証拠写真を野鳥に詳しい人に鑑定していただ
いたら、以下によりコホオアカであることがわかった。・茶
色の頭央線、・胸に赤身がなく黒のストライプだけ、・眉斑
がある、・目に白いアイリングがある
八王子 9H
486 ミヤマホオジロ 2011/4/2
1羽
北浅川・松枝橋上流右岸
林の中を移動
拝島 3B
F 486 ミヤマホオジロ 2011/4/5
1羽
北浅川・松枝橋上流
松枝橋上流左岸畑の中を移動したり、地面に下りていた。4 中村后子
月 10 日の月例探鳥会まで、居てくれるといいですが。
定期カウント(清
水盛通)
492 クロジ
2011/1/12
1羽
高尾山・大平林道旧作業 旧作業小屋跡地左側斜面
小屋跡地
492 クロジ
2011/1/13
3羽
+
高尾山 6 号路ケーブルカ ♂のみ視認。左岸から右岸へ移動。背中の模様がはっき 定期カウント琵
ー清滝駅先 5m 前の沢
り見えた。
琶滝コース
八王子 1F
大川征治
拝島 6E
与瀬 9E
492 クロジ
2011/1/14
2羽
高月
492 クロジ
2011/1/19
4羽
高尾日影沢林道入口から 沢沿いのブッシュの中で採餌中
約 100m入った沢沿いの
ブッシュ
白川司・史子
与瀬 9G
492 クロジ
2011/1/19
1羽
高尾日影沢・ウッディハウ 沢沿い右岸から雑木林に飛び込むのをそれぞれ視認し 白川司・史子
ス愛林から約 250m入っ た。
た沢沿い
与瀬 9F
492 クロジ
2011/1/21
1羽
多摩川・昭和堰下流
拝島 6E
F 492 クロジ
2011/1/29
10
八王子市小津町
羽±
夏鳥調査を行なっているエリアですが冬に歩いてきまし 清水盛通
た。そこでクロジ(♂)(若鳥)(♀)出あった。
五日市 7C
492 クロジ
2011/2/5
3羽
多摩川・昭和堰下流
♂1♀2
拝島 6E
492 クロジ
2011/2/8
2羽
高尾山・1 号路布流の滝 布流の滝の下の小さな沢でクロジ 2(オス、メス)に出会っ 粕谷和夫
付近
た。
他
八王子 1F
492 クロジ
2011/3/5
1羽
北浅川・東京天使病院
鳴き声を追うと笹薮より移動するのを確認
拝島 2B
492 クロジ
2011/03/05 1羽
北淺川・深沢橋付近
深沢橋上流 30m右岸。枯れ草の中を採餌しながら移動。 定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
492 クロジ
2011/03/05 1羽
北淺川・圏央道下
草むらの中を移動。
492 クロジ
2011/3/11
1羽
高尾山・蛇滝付近
クロジに 2 回であった。1 回目は蛇滝前でオス 1 羽、2 回 高尾山蛇滝コー 八王子 0F
目は 1 号路の登山口付近でオス、メス各 1 羽だった。
ス定期カウントチ
ーム(粕谷他)
492 クロジ
2011/3/11
2羽
高尾山・1 号路登山口付 クロジに 2 回であった。1 回目は蛇滝前でオス 1 羽、2 回 高尾山蛇滝コー 八王子 1F
近
目は 1 号路の登山口付近でオス、メス各 2 羽だった。
ス定期カウントチ
ーム(粕谷他)
492 クロジ
2011/3/30
3羽
高尾山
492 クロジ
2011/4/6
2羽
高尾山1号路布流の滝付 2羽(♂♀)、沢沿いで採食していた。
近
千葉槇子、曽我
允雄
八王子 1F
492 クロジ
2011/4/6
2羽
高尾山1号路布流の滝付 2羽(♂♀)、沢沿いで採食していた。
近
千葉槇子、曽我
允雄
八王子 1F
501 アトリ
2011/3/9
1羽
高月浄水場横
14:30、数羽のカワラヒワの中に居る1羽を妻が見つけ 大川征治、大川
る。遅いながら今期初認です。
香
拝島 6E
501 アトリ
2011/3/9
1羽
昭和堰近く
1羽のみ、付近を探すも群れなし
拝島 6E
2011/1/3
3羽
小宮公園
小さな水路沿いの木から木へと飛び廻っていました。散歩 久保山嘉
中の人が近づいてきたので、飛んでいきました。
男
503 マヒワ
2011/1/13
10
羽+
高尾山 3 号路権現茶屋下 モミ林の枝の中を移動
付近
F 503 マヒワ
2011/1/16
10
長池公園
羽±
503 マヒワ
2011/1/20
3羽
黒川清流公園
大川征治
武蔵府中1
J
F 503 マヒワ
♂1羽と不明1羽
福本項吉
拝島 4B
♀
大川征治
大川征治
定期カウント(清
水盛通)
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
1 号路小さな流れのある岸辺。小さく地鳴きしていて見つ 大川香・征
けた
治
大川香・征治
定期カウント琵
琶滝コース
10 羽程度のマヒワの群れがオオバヤシャブシの実を食べ 登坂久雄
にやってきていた。マヒワのくちばしの先はピンセットのよ
うに細くなっていて、このような実から種をつまみ出すのに
適した形状になっている。
八王子1F
拝島 7A
八王子 0E
武蔵府中
1C
503 マヒワ
2011/1/24
6羽
宇津貫緑地
粕谷和夫
八王子 6E
503 マヒワ
2011/2/10
26
羽+
高尾山 6 号路飛石手前金 落葉樹の中に4羽視認 M 尾その後多数飛来
網フェンス対岸稲荷山コ
ース斜面
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 0E
503 マヒワ
2011/2/10
1羽
+
高尾山頂
あずまやの北側樹木の中を移動♂
定期カウント琵
琶滝コース
与瀬 9E
F 503 マヒワ
2011/2/13
5羽
北淺川・松枝橋上流
河原のメマツヨイグサの種を啄ばむマヒワ、メマツヨイグ 粕谷和夫
サの枯草で種を啄ばんでいるマヒワに出会った。数は 5
羽と尐なかったが、数メートルの近さでじっくり観察できた
50
拝島 3B
503 マヒワ
2011/2/17
4羽
浅川・大和田橋上流右岸
水管橋下右岸河原を移動
浅川定期 CT(若
狭誠他)
八王子 7K
503 マヒワ
2011/2/17
9羽
浅川・萩原橋下流右岸
枯れたアシの中を移動していた。
浅川定期 CT(若
狭誠他)
八王子 6K
503 マヒワ
2011/2/19
数羽 浅川・浅川大橋下流側河
原
多摩さくらフォー
ラム探鳥会
八王子 7K
503 マヒワ
2011/2/20
31
羽
白川司・史
子
与瀬 9G
F 503 マヒワ
2011/2/26
20
浅川・長沼橋上流河原
羽±
メマツヨイグサの種を啄ばむマヒワ、マヒワが 20 羽くらい、 粕谷和夫
メマツヨイグサの実をたべていた。太陽に輝いてとてもき
れいでした。
八王子 9H
F 503 マヒワ
2011/3/5
2羽
8:40、片倉城址の池のそばのサルスベリの実を食べに、2 浜野建男
羽のマヒワがやってきた。色の鮮やかなオスと地味なメス
のペアであった。やがて2羽とも上空に飛び去った。
八王子 7G
503 マヒワ
2011/3/6
20
浅川・鶴巻橋上流側河原
羽±
503 マヒワ
2011/3/10
23
羽
高尾いろはの森中間付近 上空を群れで行き来しているのを視認した。
白川司
与瀬 9G
503 マヒワ
2011/3/10
4羽
+
高尾山6号路琵琶滝付近 杉の枝の中を移動
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 0F
503 マヒワ
2011/3/10
4羽
+
琵琶滝道の高尾保養院 カツラの梢の中を移動
への分岐付近
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 1F
503 マヒワ
2011/3/11
4羽
高尾山・1号路タコ杉付近 マヒワに 2 回であった。1 回目は 1 号路蛸杉付近で 1 羽、 高尾山蛇滝コー 八王子 0F
1 羽と 4 号路 3 羽
ここではゴジュウカラの声も聞いた。マヒワ 2 回目は 4 号 ス定期カウントチ
路で 4 羽である。
ーム(粕谷他)
503 マヒワ
2011/3/14
30
羽
小宮公園
503 マヒワ
2011/3/16
30
羽
多摩川 JR 中央線上流の マヒワが群れて餌を食べていた。30分ぐらい見ていた 福本健
土手した
が、同じところで食べ続けていた。
立川 1B
八王子 5K
高尾日影沢林道入口付 杉木立の中を鳴きながら出入りしているのを視認した。
近の杉木立
片倉城址
メマツヨイグサの種を啄ばむマヒワ 20 羽くらい
地面に落ちたえのきの実を食べていた
八王子市史編纂 八王子 5K
探鳥会
大川征治
503 マヒワ
2011/3/26
1羽
浅川・萩原橋上流河川敷
河川敷でカワラヒワ群れとススキ原で探餌
F 503 マヒワ
2011/3/30
5羽
中村自宅(下恩方町)
3羽 ♂
2羽♀、9:20ごろ、2年前JA農業祭で買っ 中村后子
た巣箱を取り付けていたらサルスベリの木にマヒワがとつ
ぜん飛んで来て実だか種だかわからないが、ものすごい
勢いでついばんでいた。マヒワが来たのははじめてなの
でびっくりしました。
拝島 1A
503 マヒワ
2011/3/30
5羽
中 村 后 子 自 宅 ( 下 恩 方 ♂3羽 ♀2羽、庭のキウイフルーツの木に巣箱をつけて 中村后子
町)
いたら、2Mぐらいの小さな木、サルスベリの実だか種を
一生懸命についばんでいた。
拝島 1A
503 マヒワ
2011/3/30
30
羽
高尾山
2 箇所で
八王子0F
503 マヒワ
2011/4/1
2羽
高幡台団地緑地
いつも 82 段の階段を上って裏山に入るのですが、今朝は 佐藤サヨ子
その階段の手すりの一番上でキジバトが何かを見つめて
いるのが下から見てもわかりました。その何かは近づいて
みると地面の枯葉の中を突いているマヒワでした。♂と♀
でしたが私を見ると傍の木の枝に飛び移り、さらに北の方
向に飛んでしまいました。
武蔵府中
3H
503 マヒワ
2011/4/2
15
羽
片倉城跡公園
9:20、飛び去ったアカゲラを探していると、目の前の大き 浜野建男、浜野
な木の上の方の枝にマヒワの群れがやってきた。枝を移 知恵子
動しながら、木の新芽をつついているようだった。
八王子 7G
503 マヒワ
2011/4/3
6羽
浅川左岸・中央線鉄橋下 オギの中にスズメと一緒にいた
流川原
浅川公開
探鳥会
八王子 9H
503 マヒワ
2011/4/6
10
羽
高尾山定期カウント蛇滝 数ヶ所で 10 羽を観察
コース
粕谷和夫
他
八王子 0F
503 マヒワ
2011/4/6
10
羽
高尾山・1 号路 9 丁目茶 10 羽の集団
屋付近
粕谷和夫
他
八王子 0F
503 マヒワ
2011/4/18
20
長池公園
羽±
コナラの新芽に集まっていた。
倉本修
武蔵府中
1C
503 マヒワ
2011/4/20
13
羽
戦車道(小山内裏公園隣 コナラの新芽に集まっていた。
り)
倉本修
八王子 9C
503 マヒワ
2011/4/23
300 元木小学校付近
羽±
元木小学校付近、 マヒワ約300、
柚木育子
拝島 1B
512 ベニマシコ
2011/1/14
1羽
高月
♀
大川征治
拝島 6E
512 ベニマシコ
2011/1/18
1羽
多摩川・昭和堰下流
♂
大川征治
拝島 6E
512 ベニマシコ
2011/1/22
512 ベニマシコ
2011/2/5
3羽
多摩川・昭和堰横
♀1♂2雄は繁殖羽の色に近づき鮮やかになってきた
大川征治
512 ベニマシコ
2011/2/19
3羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰下右岸の藪で行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
2羽 浅川・左岸長沼橋上流さ ♂♀、池の奥
いかち池
51
峯尾雄太
拝島 7A
大川香・征治
カワセミ会ジュニ 八王子 9H
アクラブ観察会
(粕谷和夫他)
拝島 6E
512 ベニマシコ
2011/2/20
2羽
多摩川右岸昭和堰付近
ヨシ原の中
F 512 ベニマシコ
2011/2/27
1羽
浅川右岸平山橋と一番橋 1 羽のメスの個体が、イノコズチ、ヨモギ、イタドリの種子を 登坂久雄
の中間
食べていた。
武蔵府中
1J
512 ベニマシコ
2011/3/5
3羽
北浅川・松枝橋上流右岸
拝島 3B
512 ベニマシコ
2011/3/6
1羽
北浅川・松枝橋下流側河 オス1羽
原
八王子市史編纂 拝島 4B
探鳥会
512 ベニマシコ
2011/3/29
3羽
多摩大橋下流右岸
大川征治
立川 0C
512 ベニマシコ
2011/4/10
1羽
北浅川・松枝住宅付近の メス1羽が枯れた草の上にとまっていた
対岸
カワセミ会
探鳥会
拝島 3B
512 ベニマシコ
2011/4/10
1羽
北浅川・松枝橋上流
ベニマシコのメス 1 羽が対岸(左岸)の枯れ草の上に止ま カワセミ会
っていた。
探鳥会
拝島 4B
514 ウソ
2011/1/29
4羽
宝生寺緑地内
♂2羽、♀2羽、リョウブの実をついばんでいた。観察者: 丸山二三夫他
白川司、中村夫妻、山崎早智子、丸山二三夫
拝島 2C
514 ウソ
2011/2/10
4羽
高尾山 6 号路弁天丸(第 シルエットと赤い羽根を確認
一ベンチ)北側
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 0E
514 ウソ
2011/2/10
3羽
高尾山 6 号路飛石手前金 落葉樹の中を移動
網フェンス先
定期カウント琵
琶滝コース
与瀬 9E
514 ウソ
2011/2/10
1羽
高尾山 6 号路飛石上部
定期カウント琵
琶滝コース
与瀬 9E
514 ウソ
2011/2/20
12
羽
高尾日影沢林道入口付 山桜?の花芽を啄んでいる群れを視認した。
近
白川司・史子
与瀬 9G
514 ウソ
2011/3/10
4羽
高尾山6号路弁天丸ベン 登山道上で人を恐れず夢中で採餌♂3♀1
チ付近
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 0E
514 ウソ
2011/3/10
3羽
+
高尾山6号路金網フェン 木の枝の中を移動
ス付近
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 0E
514 ウソ
2011/3/10
10
羽+
高尾山3号路権現茶屋下 登山道谷側斜面から飛び立ち近くの枝に止まった。視認 定期カウント琵
付近
したのは♀のみ
琶滝コース
八王子 0E
514 ウソ
2011/3/11
9羽
高尾山・4号路つり橋を渡っ
て尐し進んで所、4 号路か
らいろはの道に入った所、
ケーブルカー山上駅付近
4号路つり橋を渡って尐し進んで所でメス 3 羽が地上に下 高尾山蛇滝コー 八王子 0F
りていた。4 号路からいろはの道に入ったところで 3 羽のメ ス定期カウントチ
スがイヌブナの芽を啄ばんでいた。ケーブルカー山上駅 ーム(粕谷他)
付近で桜にオス 2 羽、メス 1 羽がとまっていた。
514 ウソ
2011/3/11
声
高尾山・金毘羅台付近
声を聞いた
514 ウソ
2011/4/6
声
高尾山定期カウント蛇滝 今月は 6 ヶ所で 15 羽であった。ウソはイヌブナの新芽、ブ 高尾山蛇滝コー 八王子 0F
コース
ナの新芽を食べていた。芽吹いたイヌブナを見ると小さな ス定期カウントチ
花が着いていた。ウソはこの花を食べていたのか、咲く前 ーム(粕谷他)
の蕾を食べていたのかどちらかであろう。
363 ヒバリ
2011/3/9
1羽
昭和堰近く
空に舞い囀る
大川香・征治
拝島 6E
366 ツバメ
2011/3/26
1羽
浅川・萩原橋上流上空
ヒメアマツバメと共に飛翔。私は初認。
峯尾雄太
八王子 5K
366 ツバメ
2011/4/14
2羽
川口川・浅川の合流地点
16 時頃、ツバメ2羽・飛翔、初認
今野美代子
八王子 6K
369 イワツバメ
2011/3/16
数羽 JR 八王子駅
数羽が昨年の巣のところに出入り、今季初認
粕谷和夫
八王子 7J
369 イワツバメ
2011/3/17
20
浅川・暁橋下流
羽±
イワツバメは今シーズンの初認。20羽のイワツバメの群れ 浅川定期 CT(若
が10羽のヒメアマツバメの群れと一緒に飛翔していた。
狭誠他)
420 クロツグミ
2011/4/25
1羽
八王子城跡
天守閣跡付近でさえずり
八王子城跡夏鳥 八王子 0H
調査(若狭誠他)
431 ヤブサメ
2011/4/18
声
高尾山 6 号路
声を確認
粕谷和夫他
八王子 0E
432 ウグイス
2011/2/17
1羽
横川町の自宅
2月17日 (木曜日) 横川町の自宅で12時20分から35 門倉美登利
分までウグイスの初鳴きを聞きました。(実は私の携帯のメ
ール着信音がウグイスなので、携帯電話をあわてて見ると
着信無しでしたので)あわてて、外へ出てみると、隣の、上
の家の、木の中から「ホーホケ・ホーホケ」「ホーホケ」「ホ
ーホケ」と何回も練習しているようでした。だんだん声も大
きくなり、上手に鳴けるようになりましたが「ホーホケキョ」と
までは鳴けませんでした。私も、たまたま家にいて、初鳴き
が聞こえたので嬉しかったです。最後「ケッキョ ケッキョ」
と鳴きました。長房の山の方に飛んで行きました。
八王子 4K
432 ウグイス
2011/2/19
1羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰下右岸の藪でさえずり(初音)
432 ウグイス
2011/2/23
1羽
高幡台団地緑地
今日今年初めて裏山でウグイスの囀りを聞くことが出来ました。 佐藤サヨ子
武蔵府中
3H
432 ウグイス
2011/2/25
2羽
高月・昭和堰付近
初鳴き、1羽はまだ上手に鳴かなかった
大川征治
拝島 6E
440 オオヨシキリ
2011/5/21
3羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰下右岸の藪でさえずっていた。
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
採餌後右岸より左岸に移動
♀タイプ 3 羽猫柳の花芽を食べる
落葉樹の中を移動
カワセミ会
探鳥会
定期カウント(清
水盛通)
拝島 6E
高尾山蛇滝コー 八王子 1F
ス定期カウントチ
ーム(粕谷他)
2.初認
52
八王子 7K
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
450 センダイムシ
クイ
2011/4/25
2羽
八王子城跡
管理事務所付近の2カ所。木の上部で鳴いていた。
八王子城跡夏鳥 八王子 0J
調査(若狭誠他)
456 キビタキ
2011/4/25
1羽
八王子城跡
天守閣跡付近でさえずり
八王子城跡夏鳥 八王子 0H
調査(若狭誠他)
F 459 オオルリ
2011/4/18
1羽
小下沢林道
新緑の中に期待のブルーを見つける事ができました。
清水盛通
459 オオルリ
2011/4/25
1羽
八王子城跡
天守閣跡付近でさえずり
八王子城跡夏鳥 八王子 0H
調査(若狭誠他)
463 サンコウチョウ 2011/5/17
1羽
八王子城跡
御主殿跡で声と姿の一部を確認。カメラマンは2人のみ。
八王子城跡夏鳥 八王子 0H
調査(若狭誠他)
与瀬 8H
3.猛禽
129 ハチクマ
2011/5/15
4羽
上 川口小学 校裏田 んぼ 10 時 40 分頃、上川口小学校裏田んぼ(種入り)で作業を 八王子里山クラ 拝島 0E
(種入り)
していると、4 羽のハチクマが次々に現れ、鳴きながら北 ブ(粕谷和夫他 9
の方向へ飛んで行った。
名)
130 トビ
2011/1/10
1羽
八 王 子 第 3 小 学 校 付 近 上空に現れ南の方向に飛び去る
(万町)
F 133 オオタカ
2011/1/5
1羽
多摩川・右岸多摩大橋下 2 日続けてひょうたん池に行った。池の近くでオオタカがい 福本健
流ひょうたん池
て、獲物を狙っていた。前日はベニマシコがすぐ近くの河
原にいた。ホオジロガモには出会えなかった。
武蔵府中
3F
133 オオタカ
2011/1/6
1羽
高幡台団地緑地
緑地に入ってしばらくすると私の横を通って団地の路に近 佐藤サヨ子
い方の林の中のコナラの木の枝に止まった1羽がいた。
確認するとオオタカだった。
武蔵府中
3H
133 オオタカ
2011/01/09 1羽
北浅川・陵北大橋下
宝生寺アンテナに滞留
定期C(丸山二三 拝島 2C
夫他)
133 オオタカ
2011/01/09 1羽
北浅川・深沢橋付近
南西方向に飛翔し秋葉神社近くの木に滞留
定期C(丸
山二三夫
他)
133 オオタカ
2011/2/5
片倉城址
定期カウントの最後に池のそばにいた時、湯殿川上空に 浜野建
オオタカが現れ、すこし旋回したあと、上流の方向に飛び 男、浜野
去った。
知恵子
133 オオタカ
2011/02/05 1羽
北浅川・川原宿近く休憩 川原宿北 200m付近を旋回飛翔
ポイント
定期C(丸
山二三夫
他)
拝島 1B
133 オオタカ
2011/2/18
1羽
小宮公園
上空を旋回
大川征治
拝島 7A
133 オオタカ
2011/3/2
1羽
小宮公園
2羽のキジバトを狩したが失敗して近くの木に留まる。目 大川征治
が赤みを帯びた綺麗な成鳥。
拝島 7A
133 オオタカ
2011/03/05 1羽
小田野中央公園
上空を旋回飛翔
定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
133 オオタカ
2011/03/05 1羽
松竹公園付近
圏央道南側トンネル上空をノスリと旋回飛翔
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
133 オオタカ
2011/3/6
1羽
多摩川右岸昭和堰上流 ニセアカシアに若鳥 1 羽
河原
粕谷和夫
拝島 6E
133 オオタカ
2011/3/6
1羽
浅川・山田川合流付近水 水管橋上空
管橋上空
佐藤哲郎
八王子 9H
133 オオタカ
2011/3/19
1羽
ひよどり山近辺。
♀A、ディスプレイフライト、造巣活動。他の周りの番は巣 峯尾雄太
まで知っているが、長年、生息はしてるもののひよどり山
テリトリーのオオタカの謎がようやく解けた。見つけてしま
ったが時期的に確実に繁殖に影響がある為もう見に行か
ない。場所も未公表。
拝島 7A
133 オオタカ
2011/3/20
1羽
川町谷戸
西の方から東に向けて飛んで行った。
粕谷和夫
八王子 2K
133 オオタカ
2011/3/26
1羽
浅川左岸・長沼橋上流さ 成鳥 1 羽が池の上空に突如舞い上がるように出現して、 粕谷和夫
いかち池
南の方へ飛んで行った。
八王子 9H
133 オオタカ
2011/4/1
1羽
高月水田
田んぼの上空を引くく飛翔して多摩川方面へ
粕谷和夫
拝島 6F
133 オオタカ
2011/4/1
1羽
多摩大橋下流右岸
旋回
大川征治
立川 0C
133 オオタカ
2011/4/2
1羽
片倉城跡公園
8:36、湯殿川から城址に入り、池のそばで探鳥している 浜野建男、浜野
時、西の空にオオタカが現れた。何度か旋回したあと、飛 知恵子
び去った。
133 オオタカ
2011/04/02 1羽
北浅川・陵北大橋下
陣馬街道切通し付近モミの木に滞留
定期C(丸山二三 拝島 2B
夫他)
133 オオタカ
2011/04/02 1羽
小田野中央公園
福祉園上空を西方面に飛翔
定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
133 オオタカ
2011/4/2
1羽
北浅川・陵北大橋下流部
左岸下流よりアンテナ付近の林に入る。その後から巣に 定期カウント(清
追われ飛び立つ
水盛通)
133 オオタカ
2011/4/3
1羽
浅川・中央線鉄橋下流側
上空を飛翔、北西の方向へ飛んで行った
浅川公開探鳥会 八王子 9H
133 オオタカ
2011/4/16
1羽
多摩川滝山城跡下
滝山丘陵上空を旋回
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
133 オオタカ
2011/5/3
1羽
北浅川・陵北大橋下流部
宝生寺団地アンテナに停留その後飛び立つ
定期カウント(清
水盛通)
1羽
53
粕谷和夫
八王子 6J
八王子 1K
八王子 7G
八王子 7G
拝島 2C
拝島 2C
133 オオタカ
2011/5/3
1羽
北浅川・陵北大橋付近
陵北大橋の南を東に羽ばたきながら飛行
定期カウント(清
水盛通)
拝島 2C
133 オオタカ
2011/5/5
1羽
多摩川右岸・拝島橋付近
1羽がカラスの追われ滝山丘陵の方へ飛んで行った
粕谷和夫
拝島 7D
133 オオタカ
2011/5/15
1羽
上 川口小学 校裏田 んぼ 小学校の校庭方向を低空で飛ぶ
(種入り)
八王子里山クラ 拝島 0E
ブ(粕谷和夫他 9
名)
133 オオタカ
2011/6/4
2羽
北浅川・陵北大橋下流部
ツバメの鳴き声で上空に確認、直後もう1羽現れる
定期カウント(清
水盛通)
133 オオタカ
2011/06/05 1羽
北浅川・陵北大橋下
宝生寺大アンテナに滞留
定期C(丸山二三 拝島 2C
夫他)
134 ノスリ
2011/1/13
1羽
高尾山口駅前東高尾山 カラス1羽とモビング
稜上空
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 1F
134 ノスリ
2011/1/13
1羽
高尾山 1 号路金毘羅台上 旋回し、北西へ
空
定期カウント琵
琶滝コース
八王子 1F
135 ツミ
2011/3/5
1羽
片倉城址
定期カウントで二の丸広場を歩いていると、東側上空を北 浜野建男、浜野
から南に飛んでいく鳥が現れた。尐し遠かったが、腹面の 知恵子
白、尾の長さと形、大きさでツミと判定した。
八王子 7G
135 ツミ
2011/4/1
2羽
南大沢団地
街路樹の枝打されたコナラにオスが1羽、3m離れた松の 倉本修
繁みにメスが1羽いた。
武蔵府中
0C
135 ツミ
2011/4/15
声
山下弘文自宅(長房町) 15日朝6時前、長房の自宅西側からツミの鳴き声が数声 山下弘文
付近
聞こえました。姿は雑木にさえぎられて見つかりませんで
した。その後出勤途中の6時過ぎ、千人町の第五小学校
の南側から二声聞こえました。
八王子 4J
135 ツミ
2011/5/27
2羽
南大沢 3 丁目戦車道
PM3:50~4:20、1 羽が左脚に小鳥を握み、送電線にとまっ 倉本修
たり、林に入ったりを 2~3 回繰り返していた。もう 1 羽は
送電線に止まった侭鳴き続けていた。その「ツミ」は胸に
縦班が見え、姿勢を変えると背面に白い羽毛が多く見ら
れた。やがて 2 羽とも林に消えた。ハシブトガラス 2 羽、モ
ビングを始めていた。林に入って行くと、突然、鋭い羽音と
ともに頭をかすめるように「ツミ」の急降下攻撃を 2 回受け
た。意味を悟り、すぐその場を去った。
八王子 9C
135 ツミ
2011/5/29
1羽
南大沢 3 丁目戦車道
AM10:15~10:48、降りしきる雤の中、同じ送電線に止ま 倉本修
っていた。私は雤を避れる場所からスコープで観察した。
白い眉斑、黄色のアイリング、虹彩も黄色、胸に茶色の太
い縦班、両脇には横班が 5~6 本、腹部は不規則な凹形
の短い横班があった。向きを変えると肩羽から雤覆の羽
縁に白い羽毛が目立った。尾羽には黒い横帯が 4 本。脚
は黄色。ずっーと左脚 1 本だけで送電線を摑み止まって
いた。右脚はたまに出してもすぐ腹部の羽毛の中にしまっ
た。ヒヨドリが 1 羽、鳴きながらモビングらしきことを 3 度し
た。「ツミ」の幼鳥だと思った。
八王子 9C
136 ハイタカ
2011/1/26
1羽
小宮公園
136 ハイタカ
2011/2/18
1羽
小宮公園
136 ハイタカ
2011/2/19
1羽
多摩川滝山城跡下
136 ハイタカ
2011/03/05 1羽
北 浅 川 ・ 陵 北 大 橋 上 流 左岸樹木に滞留。狩に飛び出しまもなく戻り別の木に滞 定期C(丸山二三 拝島 1B
200m付近
留。
夫他)
136 ハイタカ
2011/3/6
1羽
北浅川・中央高速道橋上 ハクセキレイが急に騒ぎ出した。するとハクセキレイ数羽 八王子市史編纂 拝島 4A
流側
に追われるタカが現れた。成鳥でオオタカカかハイタカの 探鳥会
いずれかでと思われたが、ハクセキレイとの大きさの比較
でハイタカとした。ハイタカは狩に成功することなく上流方
向に消えた。
136 ハイタカ
2011/3/17
1羽
浅川・大和田橋上流
カレッジタウン付近で飛翔。形や飛び方、大きさからいつ 浅川定期 CT(若
もこの近くで見かけるチョウゲンボウと見間違えたが、上 狭誠他)
空に来てハイタカであることが判明した。
136 ハイタカ
2011/3/20
1羽
多摩川滝山城跡下
水管橋近くの右岸を水管橋方面に移動。
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
136 ハイタカ
2011/3/27
1羽
多摩大橋下流右岸
上空で旋回
大川征治
立川 0C
139 ノスリ
2011/1/3
1羽
高月水田
田んぼの上空に現れて滝山丘陵方面に飛び、杉のテッペ 粕谷和夫
ンに止まる。
拝島 6E
139 ノスリ
2011/1/3
1羽
多摩大橋下流右岸
大川征治
立川 0C
139 ノスリ
2011/01/09 1羽
恩方小近く
恩方小西側を飛翔しその後モミの木に滞留
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
139 ノスリ
2011/01/09 1羽
北浅川右岸・圏央道西側
圏央道西側の丘陵地帯を飛翔
定期C(丸山二三 与瀬 9K
夫他)
139 ノスリ
2011/1/9
1羽
北浅川・陵北大橋下流部
宝生寺団地アンテナ下流部を旋回・汎翔
定期カウント(清
水盛通)
拝島 2C
139 ノスリ
2011/1/18
1羽
多摩川・昭和堰下流
川原の木にとまる
大川征治
拝島 6E
拝島 2C
定期カウント(大
川征治他)
拝島 7A
上空を旋回
大川征治
拝島 7A
水管橋近くの右岸の林でハシボソガラスを追っていた。
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
54
八王子 7K
139 ノスリ
2011/1/22
1羽
浅川・新浅川橋下流側中 東方面から飛んできて中州のニセアカシアに止まる
州
カワセミ会ジュニ 八王子 8J
アクラブ観察会
(粕谷和夫他)
139 ノスリ
2011/1/22
1羽
上 川口小学 校裏田 んぼ 田んぼの上空を旋回
(種入り)
八王子里山クラ
ブ(粕谷和夫他)
139 ノスリ
2011/1/23
1羽
小宮公園
小宮公園支援探 拝島 7A
鳥会会
139 ノスリ
2011/1/25
1羽
市境の七曲がり峠頂上付 13:03、飛翔、車で運転していたら、上空に猛禽が飛んで 今野美代子
近。中央霊園北
いるのが見えたので車を停めて双眼鏡で確認したらノスリ
だった。
拝島 4F
139 ノスリ
2011/2/4
1羽
高月水田
ノスリ 1 羽が飛んできて秋川の方へ飛んで行った
粕谷和夫
拝島 6F
139 ノスリ
2011/2/5
1羽
福祉園脇
恩方小北側を飛翔後、山上モミの木に滞留
定期C(丸山二三 拝島 0A
夫他)
139 ノスリ
2011/02/05 1羽
北浅川右岸・圏央道西側
圏央道西側丘陵地帯のモミの木に滞留
定期C(丸山二三 与瀬 9K
夫他)
139 ノスリ
2011/2/8
1羽
小宮公園
水楢の木にとまっていたがカラスが多数集まり追い出して 大川征治
しまった
139 ノスリ
2011/2/13
1羽
北浅川・陵北大橋下流の 上空旋回
木の橋付近
カワセミ会月例
探鳥会
拝島 2B
139 ノスリ
2011/2/16
1羽
谷地川下流
河の近くの木にじっと留まっていた
大川征治
立川 1C
139 ノスリ
2011/2/19
3羽
多摩川滝山城跡下
滝山丘陵上空ほかを旋回
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
139 ノスリ
2011/2/20
1羽
高尾日影沢林道入口から 西側稜線付近を右旋回中しているのを視認した。
約150mの開けた地点
白川司・史子
与瀬 9G
139 ノスリ
2011/2/26
1羽
浅川・長沼橋上流側
上空旋回、カラス 1 羽にモビングされる
粕谷和夫他
八王子 9H
139 ノスリ
2011/03/05 2羽
北浅川・深沢橋付近
恩方小北側山上モミの木に滞留。ペアー?
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
139 ノスリ
2011/03/05 1羽
松竹公園付近
圏央道南側上空をオオタカと旋回飛翔。
定期C(丸
山二三夫
他)
八王子 0K
139 ノスリ
2011/3/9
2羽
多摩川・昭和堰
大川香・征治
拝島 6E
139 ノスリ
2011/3/17
1羽
小山内裏公園
12:40、公園内の大田切池のそばにいると、近くの林から 浜野建男
突然大きな鳥が飛び立った。池の上空で旋回する姿から
ノスリと確認した。3 人の野鳥狙いのカメラマンは’ノスリ
か・・・’とカメラを向けなかった。やがて南の林を越えて飛
び去った。
八王子 9C
139 ノスリ
2011/3/17
1羽
浅川・大和田橋上流
上流側の遠くに飛翔していた。
浅川定期 CT(若
狭誠他)
八王子 7K
139 ノスリ
2011/3/19
1羽
宇津貫緑地
ノスリが上空に現れたが直ぐに消えてしまった
粕谷和夫他
八王子 6E
139 ノスリ
2011/3/20
2羽
高尾下南浅川町トリックア 高尾下南浅川町トリックアート美術館付近上空でノスリ2 福本項吉
ート美術館付近
羽確認。飛翔しながら繁殖らしき行動をしていました。天
候晴れ、時間15:42頃。
八王子 1F
139 ノスリ
2011/3/27
2羽
多摩大橋下流右岸
1 羽は木に、1 羽は旋回
大川征治
立川 0C
139 ノスリ
2011/04/02 1羽
恩方小近く
恩方小西側を旋回飛翔
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
139 ノスリ
2011/4/10
2羽
北 浅 川 ・ 陵 北 大 橋 付 近 2羽が上空で旋回
(下流側)
カワセミ会探鳥
会
拝島 2B
139 ノスリ
2011/4/10
2羽
陵北大橋付近
上空で旋回
カワセミ会探鳥
会
拝島 2B
139 ノスリ
2011/5/3
1羽
北浅川・陵北大橋付近
陵北大橋の南から北にカラスにモビングされながら旋回 定期カウント(清
移動、
水盛通)
139 ノスリ
2011/05/07 1羽
恩方小近く
恩方小近くを南から北へ飛翔
139 ノスリ
2011/06/05 3羽
恩方小近く
恩方小上空に3羽同時に現れ旋回飛翔。ディスプレイ飛 定期C(丸山二三 八王子 0K
翔も。
夫他)
140 サシバ
2011/4/16
4羽
八王子市小津町
8:45~9:10、盛んに鳴き交わしながら山頂から山頂を飛 清水盛通
び交い4羽がまとまると旋回上昇しました。移動方向につ
いては確認できませんでした。
151 ハヤブサ
2011/2/19
1羽
多摩川滝山城跡下
多摩川右岸の林から昭和堰付近を行動
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
151 ハヤブサ
2011/2/20
1羽
高月水田
上空通過
カワセミ会
探鳥会
拝島 6F
151 ハヤブサ
2011/3/9
1羽
多摩川・昭和堰
カモの群れを狩したが失敗
大川香・征
治
拝島 6E
151 ハヤブサ
2011/4/29
1羽
種入り(上川口小裏谷戸) 谷戸の上空を西から東の方へ飛んで行った
粕谷和夫他
拝島 0E
151 ハヤブサ
2011/06/05 1羽
恩方小近く
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
156 チョウゲンボウ 2011/1/6
1羽
公園の上空を飛び1羽と 2 羽で輪になって旋回
ノスリ出現直後に恩方小上空に現れ旋回飛翔。
谷地川新旭橋下流
拝島 7A
拝島 2C
定期C(丸山二三 八王子 0K
夫他)
大川征治・香
55
拝島 0E
五日市 8B
立川 0C
156 チョウゲンボウ 2011/1/9
1羽
浅川・新浅川橋右岸鉄塔
156 チョウゲンボウ 2011/2/6
1羽
浅川左岸水管橋~中央 浅川左岸水管橋~中央線鉄橋上空を下流へ飛ぶ
線鉄橋上空
新浅川橋右岸鉄塔にとまる。
佐藤哲郎他 6 名 八王子 8H
156 チョウゲンボウ 2011/2/16
1羽
谷地川下流
木の頂上に留まっていた雌に雄が飛来してペアリングをし 大川征治
た
立川 2C
156 チョウゲンボウ 2011/2/17
1羽
浅川・大和田橋上流左岸
カレッジタウン屋上のポールの上に止まっていた。
浅川定期 CT(若
狭誠他)
八王子 7K
156 チョウゲンボウ 2011/03/05 1羽
福祉園脇
左岸樹木に滞留。
定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
156 チョウゲンボウ 2011/3/18
1羽
浅川・鶴巻橋上流川原
河原から獲物のようなものを掴んで北の方へ飛んでいっ 粕谷和夫
た。
八王子 5K
156 チョウゲンボウ 2011/3/19
1羽
石川町
畑作業中に畑の獲物を狙ったが失敗
大川征治
拝島 9A
156 チョウゲンボウ 2011/4/1
1羽
高月水田
田んぼから何かを捕まえて北の方へ飛び去る
粕谷和夫
拝島 6F
156 チョウゲンボウ 2011/4/3
1羽
浅川・八高線鉄橋付近
八高線鉄橋付近で小鳥を捕まえる。数分後あったかホー 浅川公開
ル前で取合せ中の上空を南西方向(多摩丘陵)へ飛んで 探鳥会
行った。
333 アオバズク
2011/5/16
1羽
元横山町3丁目の若狭自 夜11時ころ自宅でアオバズクの声を聞きました、テレビを 若狭誠
宅
つけていたのですがよく聞こえたので家の近くに止まって
鳴いたのでしょう。表に出てみたのですがすでに声は聞こ
えませんでした、自宅は元横山町の市街地です。
八王子 6K
333 アオバズク
2011/5/27
1羽
宝生寺緑地
5/27 宝生寺緑地から アオバズクの声、今は1羽です 柚木育子
が、19時ごろは、川口(下げ坂)方面からも聞えました。
拝島 2C
333 アオバズク
2011/6/6
1羽
宝生寺緑地
毎晩のように、アオバズクが 宝生寺緑地で鳴いています。
柚木育子
拝島 2C
334 フクロウ
2011/3/8
声
宝生寺団地付近
朝5時、 フクロウの声、宝生寺団地付近、
柚木育子
拝島 1B
334 フクロウ
2011/4/25
声
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(4/25,5/7)
分岐して三つ目の谷との
間の尾根)
粕谷和夫
八王子 0E
334 フクロウ
2011/4/28
1羽
七国峠から相原中央公園 午後 3 時、七国峠から相原中央公園へ出る手前 150m ぐ 勝股朗郎
へ出る手前 150m
らいの山路、30m ぐらい先の路脇の灌木に鴉大の丸っこ
い影を認めたので双眼鏡で見ると、丸く白っぽい顔がこち
らを見ていて黒い目と目が合ってしまった。フクロウは約
15~20 秒間私と睨めっこした後、ふと目を逸らして山側に
飛び去って行った。
八王子 5D
立川 0C
佐藤哲郎
八王子 9H
八王子 8J
4.シギ・チドリ
188 コチドリ
2011/3/17
2羽
多摩大橋下流
F 188 コチドリ
2011/3/26
1羽
浅川・浅川大橋の上流の 北西の風が吹き荒れる中、中州を元気よく動き回るコチド 中橋薫
中州
リに出合った。
岸辺で餌をとる
八王子 7K
188 コチドリ
2011/3/26
1羽
浅川・浅川橋上流上空
河川敷で鳴きながら飛翔
峯尾雄太
八王子 6K
188 コチドリ
2011/3/29
2羽
多摩大橋下流右岸
2 羽で近くでじっとしていた
大川征治
立川 0C
188 コチドリ
2011/4/16
3羽
浅川・大和田橋下流50m 初認、八高線上流100mにも2羽
佐藤哲郎
八王子 8J
188 コチドリ
2011/4/20
2羽
南大沢 4 丁目
小石がむき出しになっている付近で採餌していた。そこに 倉本修
はホオジロ雄雌 2 羽、ツグミ 2 羽、ムクドリ 3 羽がいた。
八王子 9C
188 コチドリ
2011/6/1
2羽
高月水田
水を張った田んぼに 2 羽きていた
粕谷和夫
拝島 6F
228 クサシギ
2011/1/9
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 中州脇の水に入り採餌
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
228 クサシギ
2011/1/9
1羽
北浅川・陵北大橋下流部
仮設橋上流部にて採餌
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
228 クサシギ
2011/1/18
2羽
多摩川・昭和堰下流
水溜りで餌をとる
大川征治
拝島 6E
228 クサシギ
2011/02/05 1羽
北浅川・陵北大橋上流15 左岸で採餌行動
0m付近
定期C(丸
山二三夫
他)
拝島 1B
228 クサシギ
2011/2/5
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 中州脇の水に入り採餌
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
228 クサシギ
2011/2/13
1羽
北浅川・松枝住宅付近
カワセミ会月例
探鳥会
拝島 3B
228 クサシギ
2011/3/5
2羽
北浅川・松枝住宅グランド 中州脇の水に入り採餌
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
228 クサシギ
2011/4/2
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 川の中で休息中(目を閉じて寝ている様子)
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
228 クサシギ
2011/5/3
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 川の中で休息中(目を閉じて寝ている様子)
脇
定期カウント(清
水盛通)
拝島 3B
231 キアシシギ
2011/5/4
6羽
浅 川 八 高 線 鉄 橋 上 流 8:50、6羽が一斉に上流側に飛び立つ。長沼橋上流 100m 佐藤哲郎
100m
にも1羽確認
八王子 8J
231 キアシシギ
2011/5/8
6羽
浅 川 ・ 八 高 線 鉄 橋 上 流 上流側へ飛び立つ、 長沼橋上流側にも 1 羽
100m
八王子 8J
川の浅瀬のようなところで、イカルチドリが一緒にいた。
56
大川征治
佐藤哲郎
231 キアシシギ
2011/5/13
F 231 キアシシギ
2011/5/15
4羽
浅川左岸一番橋の下流 朝 6 時、私の頭上を 2 羽飛んで一番橋で折り返してきて、 岡本昭子
およそ約 500m
対岸の桜並木の手前の中洲に降りた。そこへまた別に 2
羽が舞って来た。しばらくは羽繕いや休憩そのあと、小流
れで採餌しはじめた。15 日朝 6 時にもいたが近辺に合計
10 羽いると言う人がいました。
武蔵府中
1J
浅川・長沼橋上流側
5 月 4 日の定期カウント時に初認しましたが、今日も確認 佐藤哲郎
できました。水際を採餌しながら移動。
八王子 9H
溜池の岸辺に 1 羽
244 タシギ
2011/2/4
1羽
高月水田
粕谷和夫
拝島 6F
F 244 タシギ
2011/2/5
1羽
北浅川・松枝住宅グランド 定期カウントでは 1 羽しか確認できませんでしたが、毎年 清水盛通
脇
やって来てくれてます。
拝島 3B
F 244 タシギ
2011/2/5
1羽
谷地川の多摩川合流点
タシギが 1 羽じっと日に当っており、しばらくすると藪の中 福本健
にもどっていった。
立川 0C
244 タシギ
2011/3/29
1羽
多摩大橋下流右岸
岸辺のワンドから飛び出す
大川征治
立川 0C
244 タシギ
2011/4/1
2羽
多摩大橋下流右岸
川岸の水溜りから飛び出す
大川征治
立川 0C
244 タシギ
2011/4/13
1羽
浅川・萩原橋下流側
岸辺の目立たない所にいた
粕谷和夫
八王子 6K
321 ツツドリ
2011/4/23
声
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(4/23,5/12,5/22,5/27)
分岐して三つ目の谷との
間の尾根)
粕谷和夫
八王子 0E
321 ツツドリ
2011/4/26
1羽
川口緑地保全地区北側 谷戸の奥の3m程の木にとまっていた。写真を撮ろうとす 内藤公三
の谷戸
ると下の草薮に隠れたが、30分程して行くと同じ枝にとま
っていてゆっくり写真を撮ることが出来た。
拝島 2D
321 ツツドリ
2011/5/9
1羽
高尾日影沢林道の車止 西の方から鳴き声が聞えた。
め柵から約100m手前付
近
与瀬 8F
321 ツツドリ
2011/5/10
1羽
高尾山
中村后子と高尾山ハイキングツアーの方々で観察。高尾 中村后子
山の 4 号路からいろはのもり合流付近、前方東側から声 他
が聞こえてきた。 しばらくして「ポポ、ポポ、」と鳴いていた
が、いろはのもりの方向に「ポポッ、ポポッ、ポポッ」と続け
て鳴きながら移動していた。わりと近くで鳴いていたので
一生懸命探したが見つからなかった。
与瀬 9E
321 ツツドリ
2011/5/31
声
高尾山 3 号路
何回も良く鳴いていた
粕谷和夫
八王子 0E
321 ツツドリ
2011/6/9
1羽
小仏城山山頂から約10 北の方から鳴き声が聞えた。
0m手前付近
白川司他 2
名
与瀬 8F
321 ツツドリ
2011/6/9
1羽
高尾山・いろはの森中間 いろはの森中間付近の西側高い枯れ木の枝に止まって 白川司他 3
付近
いるのを視認した。
名
与瀬 9F
322 ホトトギス
2011/5/13
1羽
八王子市下恩方町
今朝、家の前の林でホトトギスの声を聞きました。(今期 清水盛通
初認です)
拝島 0A
322 ホトトギス
2011/5/13
声
高幡台団地緑地
怪我をしたり、体調を崩したりして私が裏山に入れないで 佐藤サヨ子
いたときにホトトギスはやってきていたのです。いつも裏
山でお会いするご夫婦の話では、最初のホトトギスは5月
13日でそのあと何日か忘れたが1度聞いて21日にまた
聞いたとのことですが、私は今日26日になってやっと聞く
ことができました。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/5/16
声
上川口小学校
ホトトギスの声を確認しました。今期初認です。上川口小 森久美
校舎前にて、5月 16 日(月)午後14:30頃。学校西側の
山の方から聞こえました。
拝島 0E
322 ホトトギス
2011/5/16
佐藤哲郎自宅(絹ケ)丘
6:15、ホトトギス(声)。出勤のため玄関を出ると一声「許可 佐藤哲郎
局」。今期初認。ここでの初鳴きは昨年(5/23)より1週間
ほど早い。
八王子 9F
322 ホトトギス
2011/5/16
声
今野自宅(中野町)
今期初認です。今年もうちの近くに来たようで主人と共に 今野美代子
聞きました。多摩病院の裏山で鳴いています。01:32 声
のみ 自宅にて
拝島 6B
322 ホトトギス
2011/5/17
声
322 ホトトギス
2011/5/19
1羽
森自宅(高尾町)
午前7:30頃、西側の山の方から聞こえました。
森久美
川口町の自宅から観察したホトトギスの様子を報告します。自宅の西側は川口緑地保全地区であ 内藤公三
り、北側の裏山は植林した杉が大きく育ち杉林となっています。南側にも十数本の杉木立がありま
す。観察には家内の助けも借りています。
5/19
7:00 15:25 川口緑地 (以下緑地と表示) 鳴き声初認(昨年より5 日早い)
5/20
9:30 10:50(5分間) 緑地 11:15 場所を変えながら鳴き続ける 裏の杉林(以下
杉林と表記) 17:40 杉林の上を鳴きながら飛び回る 飛翔姿初認
5/21
6:20 17:00(3声) 緑地 17:15~17:30 杉林で断続的に鳴き続ける 18:
35 緑地で3声
5/22 10:05 杉林(声) 16;15 杉林(雤の中で鳴き続ける) 18:15 杉林(雤の中 声)
5/23
8:35 9:45 いずれも南側の十数本生えている杉林(声)
5/24 15:15 18:10~18:15 いずれも緑地(声)
5/26
5:30 緑地(声) 15:58 杉林(声) 16:53~17:00 杉林(声)
5/27
7:00 緑地(声) 15:15 緑地(声) 17:42 杉林(声)
5/28 雤で?声無し
5/29 雤で?声無し
5/30 11:30 杉林 雤が上がると同時に10分間 15:35 18:25緑地
5/31
7:00 杉林と緑地で鳴き交わす(5分) 初めは反響かと思ったが尐しずれたり、ほぼ
同時に鳴いたりして2羽と確認した。
5.托卵鳥
57
白川司・史
子
八王子 2G
拝島 2D
322 ホトトギス
2011/6/1
1羽
322 ホトトギス
2011/6/16
1羽
322 ホトトギス
2011/6/27
1羽
8:25 緑地で5分鳴いた後杉林に移り、場所を変えながら30分以上鳴き続ける。その
後緑地に戻り午前中鳴き続ける
6/ 1 7:55 杉林 14:25
17:35
18:30
いずれも緑地(声)
内藤公三
6/ 2
5:50 6:15 7:35 10:31いずれも緑地
10:40 杉林 12:50~1
3:00 15:35いずれも緑地
6/ 3
5:00 5:30 5:45 緑地 5:50 杉山
6:00~6:30緑地 午前中場所を
変えながら鳴き続ける。尐し離れた二箇所で聞こえる。2羽
午後は杉林で鳴き続ける。
夕方緑地。
6/ 4
5:30 6:15 緑地
6/ 5
0:15 5:30 6:30 緑地
7:05 杉林
10:00から杉林で 鳴き続ける
午後は緑地で鳴く。 17:45 杉林に移り鳴き続ける。
6/ 6 4:00 5:00 9:00まで緑地で断続的に鳴き続ける。11:57杉林に移動。飛ぶ姿視
認。 場所を変えながら一日中鳴き続ける。
このところ単発の鳴き声でなく、鳴き続けることが多い。
6/ 7
4:45 5:00 5:45 緑地
6:00から杉林に移り鳴き続ける。
杉林の東側
に場所を変えたりしている。
10:30~12:00緑地に戻り鳴き続ける。
6/ 8 4:30 5:00 5:15 緑地(声)
16:28 17:25 17:41
19:10 今日
は一日中緑地(声)
6/ 9
5:00 7:45 緑地 7:50 8:24~8:35 9:24 9:45 10:45 11:24
いずれも杉林(声) 11:55~12:30 緑地で鳴き声 12:42 自宅屋根の上を飛び(視認)
再び杉林へ移って鳴く。14:35~14:50 杉林(声) 16:25 17:10 15:25
18:24~18:45 いずれも緑地
6/ 10 5:58 断続的に10分 8:35 3分 9;12 10:28 以上緑地
11:08 13:15 15:55 以上杉林
16:15 16:25 17:55 18:05 1
8:14 以上再び緑地で
6/ 11 5:05
5:25 5:40 6:05 以上雤の中緑地で
7:50 8:02 8:16 8:34 8:45 18:40
18:55 一日中緑地で
6/ 14
6:00 6:25 6:40 6:55 緑地 7:53~8:00杉林 8:54 飛ぶ姿視認
9:55 10:20~10:35 南の杉林
10:45 緑地 11:50 緑地で5分程激しく鳴く
12:53 杉林
14:05 杉林の尐し南側に移り断続的に鳴く 16:30 緑地に戻り5分程鳴く
6/ 15
5:00 7:15 8:24 8:30 9:45 10:20 11:55
12:24 以上緑地 16:45 杉林 17:22 18:01 緑地
6/ 16 7:55~8;10 8:43 8:48 緑地 9:22 杉林
内藤公三
9:22 2羽が連れ立って鳴きながら杉林の上を飛び回る (視認)
9:45 10:51 いずれも杉林 15:15 16:55(断続的に30分) いずれも緑地
6/ 17
16:13 17:28 緑地
6/ 18
6:18 9:44 10:00(4分間) 10:26 いずれも緑地
10:26 10:42 11:29 いずれも杉林
6/ 19
4:05 6:00 9:07 10:30~12:45(断続的に)緑地
15:14 16:37 緑地奥 18:05 緑地
6/ 20
6:07 6:34 6:58 7:26(5分間) 緑地
7:53 飛びながら杉林へ(視認) 9:27再び緑地 午前中 鳴き続ける(別の個体
か?) 14:29 14:36 15:19 緑地 16:18 16:20 16:34 杉林
16:59 17:33 18:21 夕方ずっと緑地で鳴き続ける
6/ 21
6:12 6:28 6:44 6:49 8:33~40 8:55 緑地
11:35 11:45 12:08 12:35 12:38 杉林
16:46 17:03 杉林の東寄り 17:42 18:27 緑地
6/ 22
4:30 緑地 10:15 杉林東側 10:26 10:32 緑地
10:38 鳴きながら杉林へ 10:52 11:21 11:42
11:45 13:03 13:33 いずれも杉林
18:15 18:25 19:06 いずれも緑地
6/ 23
3:45 4:00 4:12 10:44 10:47 10:50 11:19 11:25~11:35
10:20 いずれも緑地
15:03 15:14 15:29 南側杉林 15:35~45緑地で激しく鳴く
16;25 16:35~45 17:32 17:36 緑地
6/ 24
4:05 7 :25 8:03 緑地 14:40~16:00緑地で断続的に
鳴き続ける
17:15 19:20 緑地
6/ 25
6:00 8:05 8:35 13:37 16:30 一日中緑地
6/ 26
6:44 7:02 9:34 9:46 12:38 緑地
16:11 16:26 雤の中杉林で
6/ 27
5:55 6:05 10:33 11:03 11:26 14:16 14:27
内藤公三
16:45 17:02 17:18 緑地奥で
6/ 28
9:05 9:20 南側杉林 10:25 10:35 11:02 12:05 緑地
12:55~13:30 14:30~14:45 緑地 17:04 18:36 緑地
6/ 29 1:39 4:00 緑地 6:20 緑地 尐し遅れて杉林 その後緑地で激しく鳴く 明らか
に別個体 6:45まで両方で続く
7:15 7:30 緑地 途中から杉林で5分間 7:59 杉林
8:00 南側杉林 緑地から飛んだか別の個体か不明
8:45 南の杉林から自宅屋根の上を通り(視認)北の杉林へ
直後緑地で激しく鳴く 9:35 杉林の上を鳴きながら飛び回る(2分 視認)
その後も杉林で鳴き続ける(30分) 11:30(25分)杉林
12:37 杉林東側 13:10 杉林西側と落ち着き無く動き回って鳴く
13:30 南側杉林 16:50 17:15 緑地
18:16 杉林を東側、西側と動いている
6/30
4:38 6:07 6:39 緑地
8:34 8:46 8:58南杉林
9:00 緑地(別個体?) 9:02南杉林
10:02 10:08 10:13
10:32 以上杉林 夕立が止んで 16:28 16:45 16:54 17:28 以上杉林
18:52 緑地に帰って鳴く
7/ 1 5:20 5:42 7:57(5分間) 緑地 8:30 9:48 10:30
11:45 15:30 以上杉山 17:28 18:10 19:21 緑地
7/ 2
5:25 5:58 6:12 以上緑地 7:16 7:55 8:25 10:15 以上杉山
15:42 15:48 16:08 16:40 17:55 18:44 19:03 以上緑地
ホトトギスは比較的静かな一日。 ウグイスは数箇所で鳴き続け、ガビチョウは一日中大き
な声を出していた。
7/ 3
6:05 緑地 6:30 杉林 12:27 緑地 16:30 杉林
16:45 杉林から自宅庭の低い所を通り南の杉林へ(目視)15:10南杉林
58
拝島 2D
拝島 2D
拝島 2D
7/ 4
322 ホトトギス
2011/7/5
1羽
7/ 5
7/ 6
7/ 7
7/ 8
7/ 9
7/10
7/11
7/12
7/13
7/14
7/15
7/16
7/17
7/18
7/19
4:00 5:52 7:53 8:44 16:24(3分間) 17:10 17:22
以上緑地
18:43 18:50 以上杉林
4:14 7:21 以上緑地 8:20 9:28(5分間) 以上杉山
11:40(15分間)
12:18(3分)
12:36(5分)
13:00(20分)
14:05 14:17 以上緑地
14:39 14:51
以上南杉林
17:36 17:46 17:55 以上緑地
3:40 4:05 4:40 4:54 5:30 7:40 以上緑地 9:15
9:35 9:45 9:50 12:00 12:10 以上杉山 18:45 緑地
4:30
4:40~5:00
5:06 5:12 5:28
5:50~6:15
7:55~8:10 8:25~8;35 10:20 11:05 11:40 12:15
13:12 16:00 16:32 17:50
一日中緑地
6:32
6:36
6:39(5分間)
7:18
7:33
8:31
9:40
12:23(5分)
12:35
12:40(10分間)
14:40
14:55
16:48
17:28
18:04
18:26
一日中緑地から声が聞こえる
ヒグラシ初鳴き
4:00 緑地 7:57 南杉林 16:14 杉林
4:10
5:59
6:44 緑地 16:00~16:50 南杉林
17:45
18:08 緑地
4:05
4:35
5:20
5:25 緑地 6:22 6:42 杉林
12:02
12:28 緑地 その後聞こえず
6:17
6:33 以上緑地 11:30 11:35 11:50 以上緑地奥
5:30
5:48(10分間)
8;40 以上緑地
9:27 杉林
10:30 10:40 10:56 11:04(10分) 16:28 17:05以上緑地
4:24 5:10 5:25 5:46 6:09 6:18(10分) 6:45
9:56 12:42 18:55 一日中r緑地で鳴き声が聞こえた
4:00 緑地 4:30 緑地と杉林の2箇所でほぼ同時に聞こえた(2羽)
その後杉林では鳴き続ける(10分)
4:40 5:15 5:28
5:41
5:48
6:08
9:51
12:15 以上緑地
7:47
7:58
8:24
4:50
6:16 緑地
6:56
6:58 杉林
一日中声無し 旅立ったのだろうか
2,3日様子をみる
一日中声無し 風雤共に強し
7月17日が自宅での聞き納めか?
内藤公三
拝島 2D
322 ホトトギス
2011/5/19
1羽
山浦自宅(長房町)
自宅2階で、ホトトギスの声を確認しました。今期初認で 山浦秀雄
す。5月19日(木)午後10:15頃。鳴きながら上空通過
のようでした。
八王子 4J
322 ホトトギス
2011/5/20
1羽
門倉自宅(横川町)
ホトトギスの声、 朝6時頃 ? 明け方 今季初のホトト 門倉美登
ギスの声が長房の山の方から聞こえて来ました。昨年の 利
初認は(恩方一小が5月11日)(横川自宅が5月29日で
した)
八王子 4K
322 ホトトギス
2011/5/21
2羽
多摩川滝山城跡下
多摩川滝山城跡下右岸の林から声が聞こえてきた。
322 ホトトギス
2011/5/21
声
長房町の山下自宅(長房 5月21日深夜から翌朝にかけて、長房町の自宅(長房の 山下弘文
の東サイドで吉祥院東)
東サイドで吉祥院東)南東側から三回のホトトギスの声を
聞きました。いずれも飛行中と思われ、すぐに聞こえなく
なりました。今シーズンでは初聴きです。21日 23時59
分、 22日 0時48分 同 4時33分
八王子 4J
322 ホトトギス
2011/5/21
1羽
南大沢3丁目(戦車道)
早朝 4 時頃、始めて声が聞こえてきた。鳴き声の初認。
倉本修
八王子 9C
322 ホトトギス
2011/5/23
1羽
宇津貫緑地
声を確認
粕谷和夫他
八王子 6E
322 ホトトギス
2011/5/25
声
渡辺敬明自宅(日野市三 ホトトギス 鳴きつる方を ながむれば 緑地の中に 団 渡辺敬明
沢)
地ぞそびゆる
鶏鳴
武蔵府中
3J
322 ホトトギス
2011/5/26
声
山下弘文自宅(長房町)
早朝、ホトトギスに何度も起こされました。午前2時 03分 山下弘文
20分 27分 32分 42分 3時34分 いずれも自宅東
側からの飛びながらの鳴き声
八王子 4J
322 ホトトギス
2011/5/26
1羽
南大沢 3 丁目(戦車道)
初めて姿を確認した。
八王子 9C
322 ホトトギス
2011/5/27
声
山下弘文自宅(長房町)
本日(27日)も夜中から早朝まで、たびたびホトトギスに 山下弘文
起こされました。AM1:08 2:10~13 2:32~34
3:38 4:09~11
八王子 4J
322 ホトトギス
2011/5/27
声
高幡台団地緑地
今朝はフォッグが深く晴れるのを待って裏山に入りまし 佐藤サヨ子
た。するとどうでしょう?昨日に続いて今日も裏山に入ると
すぐホトトギスの洗礼をうけました。この声がすぐ近くだと
思ったので掛け合いをはじめるとホトトギスはそれに忚え
てくれたので約10分間二人?(1人 と1羽)で掛け合い
を楽しみました。でも姿を見ることはできませんでした。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/5/30
2羽
南大沢4丁目の林
PM2:40、小山内裏公園に隣接する林で鳴き続けている 倉本修
♂1羽を見ていると、突然もう 1 羽の「ホトトギス」が 3 メー
トルほど離れた枝にとまった。こちらは全く鳴かなかった。
しばらくすると、2 羽が一緒に飛び立ち、林の周囲を前後
になったり並んだりしながら飛びまわり、コナラの樹の繁
みに飛びこんだ。
八王子 9C
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
日野市百草八幡神社
11 時 40 分頃、百草園の地続きの百草八幡神社でこの神 佐藤サヨ子
社の歴史などを聞いていると、突然すぐそばの木の天辺
からけたたましい程の声でホトトギスが啼き始めました。
姿を探しましたが、見ることはかないませんでした。
武蔵府中
4J
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
日野市高幡台団地緑地
12 時 10 分頃、百草八幡さまからの帰り道、近いので歩い 佐藤サヨ子
て帰る途中裏山の尾根を通るとやはり突如ホトトギスの声
が傍から啼き声が聞こえてきました。時間的には同じ個体
の可能性がないわけではありませんが、わかりません。
武蔵府中
3H
59
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
倉本修
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
福本項吉自宅前金比羅 観察日:5月25日、時間PM6:35初認
山尾根
5月29日、時間AM4:32
5月30日、時間AM4:16
5月31日、時間AM4:18
5月31日、時間PM1:40
福本項吉
八王子 2G
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
多摩川・JR 中央線鉄橋上 午後 5 時頃、上流側から鳴きながら移動していった。
流側中州付近
福本健
立川 2B
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
高尾山 3 号路
粕谷和夫
八王子 0E
322 ホトトギス
2011/5/31
1羽
京王線高尾山口駅手前ト ジャケツイバラ咲くトンネル上の方から声が聞こえてきた。 粕谷和夫
ンネル付近
八王子 1F
322 ホトトギス
2011/6/1
声
多摩川右岸昭和用水堰 声が聞こえた
上流の河原
拝島 6E
322 ホトトギス
2011/6/1
声
高幡台団地緑地
七生福祉園の近くでカッコウの声を聞いたという人がいた 佐藤サヨ子
ので、今朝そのあたりを歩いてみましたが聞くことは出来
ませんでした。しかし、明星大学の敷地からコルリのよう
な声を聞いたのですが、金網のフェンスが私の身長より
高く中に入れないので残念ながら確認はとれませんでし
た。それで再び裏山に戻ると昨日に続いてホトトギスの声
に出会いました。でも姿はみられませんでした。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/6/3
声
高幡台団地三沢側の庭
散歩を終えて帰る途中団地の入り口でホトトギスの声が 佐藤サヨ子
聞こえてきた。初めは第一緑地課と思ったがよく聞いてみ
ると三沢側の庭からだった。姿はやはり確認出来ず。
武蔵府中
3J
322 ホトトギス
2011/6/3
1羽
久保山町
久保山町でやっとホトトギスの声が聞こえました。6月3日 傍島玲子
PM、宅の庭で宇津木台緑地方角から
拝島 8C
322 ホトトギス
2011/6/3
1羽
南大沢4丁目の林
姿を確認した。
八王子 9C
322 ホトトギス
2011/6/4
声
高幡台団地緑地
裏山に入ると間もなくホトトギスの声が聞こえてきました 佐藤サヨ子
が、すぐ聞こえなくなりました。しかし、10 分ぐらいたつと
再びホトトギスの声が聞こえてきましたが、またすぐ聞こえ
なくなりました。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/6/4
声
高幡台団地の庭
裏山から帰りは七生の道を通って団地に入りましたが、し 佐藤サヨ子
ばらくすると庭でホトトギスのこえがしてきました。先ほど
裏山で聞いたホトトギスと同じ個体かもしれませんね。ど
うやらこのあたりをぐるぐる回っているかなと思いました。
昨日は三沢側でしたが今日は程久保側です。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/6/5
1羽
川口小学校付近
秋川街道の川口付近で声をきいた。
粕谷和夫
拝島 2C
322 ホトトギス
2011/6/7
声
山下自宅(長房町)
5月29日 am03:01
31日 am05:20~ 24 05:26 05:4
6月 1日 am04:10
28 37
2日 am02:37 51 03:09 20 am04:17
6日 am03:49
7日 am02:53 03:01 13 36 48
山下弘文
八王子 4J
322 ホトトギス
2011/6/7
声
高幡台団地の佐藤サヨ子 ベランダで洗濯物を干していると向かいの木立からホトト 佐藤サヨ
自宅
ギスの声がしてきました。しかし声は次第に裏山の方向に 子
遠ざかってゆきました。
武蔵府中
3J
322 ホトトギス
2011/6/9
1羽
高尾日影沢林道の車止め 西側から鳴いているのを聞いた。
柵から約100m手前付近
与瀬 8F
322 ホトトギス
2011/6/9
1羽
南大沢3丁目(戦車道)
322 ホトトギス
2011/6/10
声
:浅川左岸、南平方面から 朝 5 時半、遠い声だが確かに数回鳴いた。
(多摩の横山かもしれま
せん)
322 ホトトギス
2011/6/11
声
322 ホトトギス
2011/6/13
322 ホトトギス
2011/6/14
近くで鳴いていたが、姿は確認できなかった
粕谷和夫
倉本修
白川司他 2
名
AM8:35、戦車道のブッシュの中から、「ピピピ・・・・・」とい 倉本修
う鳴き声が聞こえ、鳥が飛び出してきた。とっさにみると
「ホトトギス」だった。
八王子 9C
岡本昭子
武蔵府中
1J
程久保川小宮橋付近
カルガモの姿は成鳥のペアが2組と1羽のみでもしかした 佐藤サヨ
ら抱卵中かな?と思いながら程久保川の河畔を歩いてい 子
るとホトトギスの声が聞こえてきました。どうやら動物園の
方から裏山の方へ向って飛んで行ったようです。
武蔵府中
2J
1羽
福本自宅(高尾町)付近
日付:2011、6、3(金)AM7:42 自宅前金比羅山
2011、6,3(金)AM9:40西浅川、金南寺境内
2011、6,4(土)AM10:17多摩森林学園内
2011、6,9(木)AM3:05 多摩森林学園内
2011、6、10(金)AM1:31自宅前金比羅山
同
PM3:49
同
同
PM4:03
同
同
PM4:30
同
同
PM5:16
同
同
PM5:32
同
2011、6、11(土)PM1:53自宅前金比羅山
2011、6、12(日)PM3:29
同
2011、6、13(月)AM10:08 同
同
PM1:10
同
福本項吉
八王子 2G
声
岡本自宅(日野市豊田)
朝 9 時半、遠い声だった。
岡本昭子
武蔵府中
0J
60
7 322 ホトトギス
2011/6/18
声
高幡台団地の庭
今朝は久しぶりに曇ってはいましたが雤は降っていなかっ 佐藤サヨ子
たので散歩にでてみました。 団地を囲んでいる道の端に
もホタルブクロの花が咲き始めて夏だなと思っていたらホ
トトギスの声が聞こえてきました。ですが声は遠かったの
で、多分バス停辺りではないかと思われました。
武蔵府中
3H
322 ホトトギス
2011/6/18
1羽
福本自宅前金比羅山
日付:23、6,14(火)AM10:19・PM12:12・同1:48
同3:2・同5:10鳴きながら飛翔中を目視確認
AM11:33には多摩森林学園内で声。
23、6,15(水)AM4:04・PM12:52
23、6,18(土)AM7:51・同11:30PM5:55
23、6、19(日)PM1:08・同4:37・同5:21
八王子 2G
322 ホトトギス
2011/6/19
声
322 ホトトギス
2011/6/22
声
322 ホトトギス
2011/6/25
322 ホトトギス
高幡台団地
福本項吉
小雤降る今朝も団地の庭で鳴くホトトギスの声をききまし 佐藤サヨ子
た。
武蔵府中
3H
山下弘文自宅(長房町)
前回7日までの記録をご報告しましたが、その後もほぼ毎 山下弘文
日深夜おこされています。
8日 00:52 01:12 02:32 03:14
9日 03:07 44
10日 03:06 10
11日 04:13 14:56 18:33
12日 02:26 48 08:59 11:54 16:15 18:33
13日 04:06
14日 03:45 54
15日 03:40
16日 01:54 59 03:41 04:11
17日 03:23 44 52 04:23~24
19:24~26(南浅川と舟田川合流あたりから
舟田川上流へ移動)
18日 05:24 09:43 15:25 29
19日 02:38 03:42
21日 03:18
22日 02:56~59
八王子 4J
1羽
福本自宅前金比羅山
日付:6月20日・時間AM:8:00、同9:36、PM2:47、 福本項吉
同3:17同4:12
同5:34、同7:12、
日付:6月21日・時間AM8:37、同10:41、
日付:6月22日・時間AM3:52、同5:04、同6:16、同
7:39、同8:30、
同9:20、PM2:33、同3:20、飛翔中
目視、同5:25
日付:6月23日・時間AM3:21、同5:11、同6:32
自宅前の山にはキビタキ、ウグイス、オオルリなどいる影
響で託卵に来ているのではと推測されます。この山は以
前に開発計画があり、地元の反対で頓挫したところで周り
がフェンスで囲まれているため鳥の繁殖場所としては恵ま
れているところです。
八王子 2G
2011/6/25
1羽
福本自宅前金比羅山
6月23日、PM7:06・同8:26
6月24日、AM8:37、同9:15、PM7:07
6月25日、AM3:55、同5:07、PM4:22
今年のホトトギスは何故jか頻繁に来ている気がします。
福本項吉
八王子 2G
322 ホトトギス
2011/6/28
1羽
多摩森林学園内
時間:PM:7:19、
福本項吉
八王子 2H
322 ホトトギス
2011/6/30
1羽
福本自宅前金比羅山
日付:2011、6,26(日) 時間:AM11:33
福本項吉
2011、6,27(月) 時間:PM1:42
2011、6、29(水) 時間:AM3:24、同4:16、同
5:38、同6:20、PM:7:10
2011、6,30(木) 時間:AM4:06、同5:30、同
6:19、PM6:34 同7:26
このところ毎日のようにホトトギスが鳴いています。
八王子 2G
135 ツミ
2011/4/14
2羽
叶谷町
叶谷町、銀杏の木、上部で交尾を確認、6.00、近くにオ 関根伸一
ナガが多数集まっている、昨年は抱卵中にカラスに巣を
やられたが、今年は頑張ってほしい。
繁殖 拝島 4A
4⑤
135 ツミ
2011/4/15
2羽
諏訪町
諏訪町、サクラの花の中で交尾を確認。6.00、上記と同 関根伸一
じで、オナガが多数集まっている。
繁殖 拝島 3A
4⑤
135 ツミ
2011/5/13
1羽
緑町公園、緑町緑地
ツミ1羽が警戒声を出しながら飛翔
繁殖 八王子 6H
4⑤
156 チョウゲンボウ 2011/4/30
2羽
多摩川・立日橋南モノレ モノレールのレールの継ぎ目ジョイントに巣をつくり、オス 福本健
ールのレール
がメスに餌(トカゲ)を運び、与えていた。
繁殖 立川 2B
4①
188 コチドリ
2011/5/21
5羽
浅川・鶴巻橋上流側 左 コチドリ一家を確認しました。親鳥 2、雛3、雛は小さく、 山浦秀雄
岸
巣立ち間もないと思いました。15:00
繁殖 八王子 5K
4②
188 コチドリ
2011/4/17
2羽
南大沢 4 丁目
繁殖 八王子 9C
4⑤
6.繁殖
粕谷和夫
王貞治記念グランドに隣接する造成地の上空を 2 羽が鳴 倉本修
き合いながら尐なくとも 40 分以上(私が見ていたのが 40
分位)並んだり離れたりしながら飛びまわっていた。
61
188 コチドリ
2011/6/11
4羽
左入町 16 号交差点近くの 17:30、親 2 羽雛 2 羽、チドリ系の声がしたので見てみた 今野美代
上州屋の裏
ら、整地された空き地・道路にコチドリの親鳥と雛がいた。 子
雛は既に親鳥より一回り小さいぐらいで、産毛ではなく幼
鳥の羽根になっていたが翼の長さは親鳥の半分程度だっ
たため飛べるかどうかは不明。20m 以上は離れていたし、
フェンスもあったのだが、片方の親鳥に擬傷行動されてし
まったので早々に立ち去った。親の反忚を考えるとまだ飛
べないのかもしれない。
繁殖 拝島 7B
5⑦
322 ホトトギス
2011/6/18
2羽
多摩川滝山城跡下
ウグイスの多い右岸のオニグルミなどの林を,番と思わ 多摩川滝
れるペアが鳴き交わしながら移動していた。
山城跡下
定期カウ
ント
繁殖 拝島 6E
4⑥
F 396 ミソサザイ
2011/4/18
1羽
小下沢林道
春浅い渓流に忙しく飛び回り巣材を運ぶ姿が見られまし 清水盛通
た。
繁殖 与瀬 8H
464 エナガ
2011/3/31
川口緑地保全地区
川口緑地保全地区の北側の谷戸、繁殖行動を観察した。 内藤公三
繁殖 拝島 2D
536 ハシボソガラ
ス
2011/4/16
9羽
多摩川滝山城跡下
営巣行動を確認。抱卵以降の段階かどうかは不明。
繁殖 拝島 6E
375 セグロセキレ
イ
2011/5/1
1羽
川口川・駒形橋下流50m 川に沿った電線に1羽のセグロセキレイが大きな虫を咥 内藤公三 繁殖 拝島 3C
左岸
えてとまっていた。暫くとまっていたが虫を咥えたまま飛び (川口川定 4①
去った。
期カウント
参加者)
468 ヒガラ
2011/5/13
1羽
高尾山1丁平から小仏城 古木の桜の幹にエサをくわえて(青虫2)とまり、暫く辺りを 門口一雄
山に向う登山道脇
見回し動かない。尐し離れてやると、幹を90度まわったと 他1
ころの穴(洞)に入り、やがて飛び去る。ただし、雛の鳴き
声は聞こえなかった。
繁殖 与瀬 8E
4①
95 カルガモ
2008/6/1
7羽
多摩川の浅川合流付近
親1、ヒナ 6
阿江範彦
繁殖 武蔵府中
4② 4k
95 カルガモ
2011/5/21
3羽
浅川下流(多摩川合流付 親1、ヒナ 2
近)
阿江範彦
他
繁殖 武蔵府中0
4② H
95 カルガモ
2011/6/19
6羽
湯殿川(片倉城址そば)
定期カウントで湯殿川のカルガモ親子を確認した。だいぶ 浜野建男
大きくなったヒナ5羽と親鳥1羽であった。
繁殖 八王子 7G
4②
179 バン
2011/6/12
5羽
浅川・長沼橋上流左岸湿 成鳥2羽、雛3羽、水草の根元に作られた巣で給餌。 繁 佐藤哲郎
地
殖
繁殖 八王子 9H
4②
179 バン
2011/7/9
4羽
浅川下流(多摩川合流付 親1.ヒナ 3、3 年連続繁殖を確認
近)
阿江範彦
繁殖 武蔵府中
4② 4K
363 ヒバリ
2011/6/10
3羽
浅川左岸グランド予定地 ヒバリの親子、朝 6 時ころ、雲雀がそちこちで鳴いていた 岡本昭子
内(日野市内)
中の一羽が地に降りると 2 羽の巣立ち鳥がそのそばに寄
って来た。やがて草に隠れてしまった。
繁殖 武蔵府中
4② 1J
373 キセキレイ
2011/5/25
3羽
シダックス駐車場(八王子 巣立ち直後の雛に親の餌やり(親 2+雛 1)、巣立ち直後 粕谷和夫
市八日町)
の雛は 1 羽だけだった。市街地での繁殖です。
繁殖 八王子 6J
4②
386 ヒヨドリ
2011/6/19
1家
片倉城跡公園
繁殖 八王子 7G
4②
388 モズ
2011/5/1
2羽
浅 川 左 岸 ・ 暁 橋 上 流 側 親 1+雛 1、親がけたたましく鳴いていたので、観察すると 粕谷和夫
(横山公園付近)
近くの植木(マサキ)の中に巣立ち直後の雛が1羽いて、
親が餌やりをしていた。
繁殖 八王子 7K
4②
388 モズ
2011/6/10
4羽
浅川左岸、一番橋の手前 モズの親子、朝 6 時すぎ、電線にとまって餌を口移しし 岡本昭子
の電線
た。その後、親が飛ぶと後を追って 3 羽の雛がもつれるよ
うに飛んでいった。
繁殖 武蔵府中
4② 1J
415 イソヒヨドリ
2011/6/3
1家
イトーヨーカドー五階駐車 今回巣立ち後駐車場に残されたイソヒヨドリの雛は今朝再 福本項吉
場
度気になっていたので4階と5階の駐車場を確認に行った
ところ、AM10:32分ごろ屋上のフェンスに出てきて一緒に
雄親もいましたので安心しました。これで大丈夫でしょう。
車に引かれる心配はなくなりましたから。雄親は盛んに鳴
いていましたが雌親と他の雛は確認できませんでした。車
で混み始めたのでAM11時頃には引き上げました。
繁殖 八王子 3G
4②
415 イソヒヨドリ
2011/6/26
3羽
イトーヨーカドー八王子店 ヨーカドーのイソヒヨドリはヒッ、ヒッ、という大きな声が道 横山由美
屋上
路からも聞こえます。25 日、♀が屋上のフェンス上で鳴い 子
ていました。ヒッ、ヒッ、と次のヒッ、ヒッ、の間にジャッとい
う声が入ります。♂も屋上吹き抜け部でヒョロリと短く鳴い
て飛び去るのを5階から見ました。
26 日も路上に聞こえる大きな声でヒッ、ヒッ、と鳴いている
ので、5階吹き抜け部に近寄ると、フェンス上に突然♂が
現れ、広げた尾を立ててカカッ、カカッと鳴きながら真近か
まで来て威嚇しました。隅には雛2羽がいるのが分かった
ので後ずさりして遠ざかりましたが、雛2羽はフェンス上に
並んでとまったり、車の陰に入ったりしていました。
繁殖 八王子 3G
4②
2011/6/9
7羽
高尾山山頂下東側5号路 ミズキの枝上で5羽の巣立ち雛に2羽の親鳥が給餌
F
F 462 コサメビタキ
多摩川滝
山城跡下
定期カウ
ント
巣立ち直後と思われるヒナが、親鳥にエサをねだるような 浜野建
仕種をしていた。
男、浜野
知恵子
62
定期カウ
繁殖 与瀬 9E
ント琵琶滝 4②
コース
471 シジュウカラ
2011/5/28
5羽
粕谷天神町自宅
巣立ち直後の親子連れ(親 2+子 3)
粕谷和夫
繁殖 八王子 6J
4②
471 シジュウカラ
2011/5/28
4羽
川町谷戸
巣立ち直後の親子連れ(親 1+子 3)
粕谷和夫
繁殖 八王子 2K
4②
471 シジュウカラ
2011/6/12
1家
福本自宅(高尾町)
6、2(木)PM3:10親1羽が幼鳥4羽をつれて庭に来た。 福本項吉
6,7(火)AM8:13親1羽が幼鳥1羽をつれて庭に来た。
6、12(日)PM4:38親1羽、幼鳥1羽をつれて庭に来た。
繁殖 八王子 2G
4②
520 スズメ
2011/5/23
4羽
宇津貫緑地
巣立ち直後の雛に親の餌やり(親 1+雛 3)
粕谷和夫
他
繁殖 八王子 6E
4②
536 カラス
2011/6/10
3羽
浅川右岸、一番橋の先の カラスの親子、朝 6 時すぎ、対岸の水ぎわで 2 羽の巣立ち 岡本昭子
桜並木の下流
鳥に餌を与えていた。その後、こちらの岸の桜で実を取っ
て食べるのを追いかけて来た雛の 1 羽が危なげに真似し
て取っていたが、実がまだ未熟だったのかすぐに去った。
ボソガラスかブトガラスは不明。
繁殖 武蔵府中
4② 2K
536 ハシボソガラ
ス
2011/6/29
3羽
程久保川・三沢橋付近
夕方程久保川の河畔を歩いていると電柱のそばに3羽の 佐藤サヨ
ハシボソガラスがいました。よく見ると2羽は成鳥でもう1 子
羽は巣立ちしたばかりらし小さなカラスでした。すると成鳥
の1羽が小さな1羽に口移しで餌をあげているようでした。
2羽の成鳥は両親だったのでしょうか?
繁殖 武蔵府中
4② 3J
314 キジバト
2011/2/21
2羽
泉町
個人宅の庭の小さな椿に巣を作っていた
大川征治
繁殖 拝島 4A
4③
344 カワセミ
2011/4/3
2羽
浅川・山田川合流付近
2羽が巣穴出入り(巣穴堀のような行動だった)
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 8H
4③
344 カワセミ
2011/5/20
1羽
川町谷戸
畑の横の赤土の崖で巣穴堀
粕谷和夫
繁殖 八王子 2K
4③
464 エナガ
2011/1/29
2 宇津木緑地
コナラの高いところに2羽で巣作り中で完成間近
大川征
治、大川
香、傍島
玲子、浅
野幸男
繁殖 拝島 8C
4③
464 エナガ
2011/1/29
2 宇津木緑地
2羽で巣ザイ運びしていたが巣は見つからず
大川征
治、大川
香、傍島
玲子、浅
野幸男
繁殖 拝島 8C
4③
464 エナガ
2011/2/5
2 高月昭和堰横
2 羽で飛来し 1 羽はくもの巣を盛んに集めていた。
大川征治
繁殖 拝島 6E
4③
464 エナガ
2011/2/5
2羽
多摩川・昭和堰横
巣材の毛糸状のものを集めていた
大川征治
繁殖 拝島 6E
4③
474 メジロ
2011/4/25
1羽
宇津貫公園
巣材運び
粕谷和夫
他
繁殖 八王子 6E
4③
474 メジロ
2011/6/1
1羽
天神町粕谷自宅
庭の餌台を吊るす麻紐を巣材として一本一本抜いて運ん 粕谷和夫
でいた。
繁殖 八王子 6J
4③
478 ホオジロ
2011/4/23
1羽
浅川右岸・新浅川橋下流 河原でススキの株に巣材をくわえて入っていった
川原
粕谷和夫
他
繁殖 八王子 8J
4③
536 ハシボソガラ
ス
2011/3/5
2羽
浅川・山田川合流付近の 中州のニセアカシアに営巣、巣に出入り(造巣中か)
水管橋下流側
粕谷和夫
他
繁殖 八王子 8J
4③
314 キジバト
2011/5/23
2羽
宇津貫毘沙門天(八王子 巣が有り、その近くに親 2 羽がいた。
市みなみ野駅付近)
粕谷和夫
他
繁殖 八王子 6F
4④
415 イソヒヨドリ
2011/5/13
2羽
八王子市狭間町
チーフマネージャーの方に了解をいただき写真を撮らせ 清水盛通
ていただきました。屋上には2羽のオスがいて、どちらも
繁殖している様子です。大きな声で囀っているのは北側
エレベータを縄張り(営巣場所)としているオスで、南側の
エレベータ付近(営巣場所)のオスはあまり囀ってはいま
せん。南側のオスは餌運びと思われる行動ですので巣立
ちはまもなくと思います。どちらからもメスの姿は確認でき
ませんでした。
繁殖 八王子 3G
4④
65 コサギ
2011/4/3
2羽
浅川・長沼橋付近
川の中で求愛ディスプレイダンス
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
4⑤
314 キジバト
2011/4/3
2羽
浅川左岸・長沼橋上流さ 交尾
いかち池
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
4⑤
344 カワセミ
2011/4/3
2羽
浅川・長沼橋上流
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
4⑤
386 ヒヨドリ
2011/4/3
2羽
浅川左岸・長沼橋上流さ 交尾
いかち池
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
4⑤
388 モズ
2011/4/3
2羽
浅川左岸・長沼橋上流さ 交尾
いかち池
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
4⑤
469 ヤマガラ
2011/5/9
2羽
高尾山頂西側下
求愛給餌
高尾山頂西側下で餌の受け渡しをしていた。餌をもらう側 粕谷和夫
は羽を小刻みに震わせねだる行動であった。巣立ち雛で 他
なかったので、求愛給餌と思われた。
63
繁殖 与瀬 9E
4⑤
156 チョウゲンボウ 2011/5/27
1家
多摩川・立橋日
立橋日のモノレールのレールジョイントに営巣(フォト鳥信 福本健
4 月 30 日)していたチョウゲンボウは、長らく抱卵していた
が、今週 23 日に見に行ったら親鳥は見られなかったの
で、ヒナが帰ったのかと思っていた。しかし、餌を運んでい
る姿は見られなかった。今日そばを通ったら、カラスが飛
んできて巣の中に入り、すぐに出てきた。何もくわえてい
なかったことから、巣はカラスにやられたようだ。
繁殖 立川 2B
5①
F 156 チョウゲンボウ 2011/6/22
1羽
八王子市横山町のビル
毎年町中のビルの排気口にチョウゲンボウが営巣してい 粕谷和夫
る。2011 年は 6 月 10 日の夕刻に観察に行ったら大きくな
った雛 1 羽の姿が見えた。
繁殖 八王子 7J
5①
179 バン
2009/6/14
1家
多摩川の浅川合流付近
営巣中
阿江範彦
繁殖 武蔵府中
5① 4k
179 バン
2009/7/4
1家
多摩川の浅川合流付近
継続観察:ヒナ 3 羽を確認、黒い羽毛に包まれている、顔 阿江範彦
は地肌が見えてグロテスク。
繁殖 武蔵府中
5① 4k
179 バン
2009/7/11
1家
多摩川の浅川合流付近
継続観察:ヒナ 2 羽、黒くグロテスクなヒナが淡い灰色に 阿江範彦
変身
繁殖 武蔵府中
5① 4k
179 バン
2009/7/25
1家
多摩川の浅川合流付近
継続観察:ヒナ 2 羽、大きさも親鳥同じ位になる、脚が太く 阿江範彦
大きく目立つ
繁殖 武蔵府中
5① 4k
366 ツバメ
2011/5/26
西八王子駅前の北口広 ツバメの巣が西八王子駅前の北口広場の北面西端「まる 山下弘文
場の北面西端「まるみ屋」 み屋」の軒先電灯の上にあります。(千人町2丁目)。26
日朝巣の下に複数個の卵の殻が落ちていて、孵化したば
かりかと思います。
繁殖 八王子 5J
5①
F 366 ツバメ
2011/6/10
1家
八王子市中野上町
集合住宅の玄関で、糞受けにレース状の布が施されてい 粕谷和夫
た。これで頭上からの糞に被害や、床の汚れが防げる。
巣には巣立ち間もない雛がいて、親が餌運びをしていた。
ツバメの子育て活動には影響がなさそうであった。
繁殖 八王子 6K
5①
386 ヒヨドリ
2008/7/19
2羽
日野三沢
戸建住宅の間、高さ 2m弱のカクレミノに営巣、ヒナ1羽が 阿江範彦
巣立ちした。何羽巣立ちしたか不明。巣は貧相、ビニール
ひもが使われていた。
繁殖 武蔵府中
5① 4J
415 イソヒヨドリ
2011/6/1
1家
イトーヨーカドー(狭間町) 本日12時頃にイトーヨーカドーと裏のマンションでイソヒヨ 玉手しの
ドリ♂を見ました。マンション13階からヨーカドー屋上のイ ぶ
ソヒヨドリを観察していると、私のすぐそばの手すりまで飛
んで来て、ヒーヒーカカカッと鳴き声と威嚇音をさかんに繰
り返し、すぐ側を離れません。これは近くに巣があるのだ
ろうと感じ、その場を離れようとした時、上の階の手すりに
イソヒヨドリの雛がいるのが見えて、しばらくすると屋上目
指して飛び立ちました。飛び方はまだぎこちなく、ダクトの
上に止まろうとして失敗した後に屋上に止まりなおしまし
た。詳しい場所はタウンズ八王子の12階と13階の間の
階段手すりに♂、14階廊下に雛1羽でした。♀の確認は
なく、側にただヒヨドリがいて、こちらを観察していました。
お相手はただヒヨドリなんてことはあるのでしょうか?な
お、当地は私の身内が住んでおりますため、不法侵入で
はありませんからご安心下さい。
繁殖 八王子 3G
5①
415 イソヒヨドリ
2011/6/8
2羽
イトーヨーカドー五階駐車 雌雄、17:32から19:00、現在繁殖中の巣を発見した。 福本項吉
場
中は見えないが雛がいる様子あり。親が餌を運んでいま
す。餌が小さいので孵化してから数日と思われます。観察
を継続します。
繁殖 八王子 3G
5①
415 イソヒヨドリ
2011/6/24
1家
イトーヨーカドー(狭間町) イトーヨーカドーのイソヒヨドリは雛が巣立ちしたようです。 福本項吉
巣立ちした日付:2011,6,24 夕方に巣立ち巣立ちした羽
数:1羽は確実で、あとは推測ですが3羽ぐらいと思われ
ます。今日 25 日朝1羽雛が巣立ちしたが飛べずに残って
いるようで雄親が餌を咥え盛んに誘っていましたが駐車
場の車の下にもぐってしまうため探しようがありませんで
した。車に惹かれてもやむ得ないと思いながらその場を引
き上げました。1羽の写真を添付しました。
繁殖 八王子 3G
5①
471 シジュウカラ
2011/6/22
1家
山下弘文自宅(長房町)
自宅巣箱に営巣 先週半ば頃(?)孵化 22日現在幼鳥 山下弘文
3羽(まだ裸に近い)
繁殖 八王子 4J
5①
471 シジュウカラ
2011/6/22
2家
福本自宅(高尾町)
今年も我が家の2箇所の巣箱からシジュウカラが13羽巣 福本項吉
立ちしました。詳細は粕谷会長に報告してあります。
東側軒下巣箱より2011、5、10(火)午前10時半頃に6
羽が巣立ちしました。
西側軒下巣箱より2011、6、22(水)午前9時52分頃に
7羽が巣立ちしました。これで我が家の両方の巣箱で13
年連続巣立ちに成功したことになりました。13年で合計
シジュウカラだけで94羽巣立ちした。この間他にはヤマ
ガラが11羽巣立ちしています。
繁殖 八王子 2G
5①
64
471 シジュウカラ
2011/6/27
1家
山下弘文自宅(長房町)
巣箱のシジュウカラの雛消失。我が家の庭の藤棚の上に 山下弘文
伸ばした送電線用の鉄柱に取り付けていた巣箱では、既
報のとおり18日の時点で孵化後数日と見られる雛と孵化
していない卵一つがあり、親鳥の出入も見ていましたが、
25日午前に覗くとなんと空っぽでした。まだ巣立てるには
早すぎると思いますので、なんらかの事故だと思います。
状況は判りませんが、巣箱の蓋になっている屋根はしっ
かりフックされたままでしたし、巣穴も損壊はありません。
孵化しなかった卵のかけらもなくなっていることから、ヘビ
の仕業と考えています。ネズミの可能性があるのかもしれ
ませんが、40cm鉄柱を登らなければならない事や巣穴
が30mmであることから獣は無理だと思うからです。(巣
箱の上には電線だけです。)
繁殖 八王子 4J
5①
526 ムクドリ
2011/6/1
1家
大和田町 5 丁目民家
戸袋の巣に親が餌運び。親が餌をくわえて戸袋に入ると 粕谷和夫
中の雛の大きな声が聞こえてきた。
繁殖 八王子 8K
5①
526 ムクドリ
2011/6/7
3羽
今野自宅前(八王子市中 自宅から数軒先の家でムクドリが繁殖していたのですが 今野美代
野町)
(巣の位置の確認はしていません。数日前から親鳥の巣 子
立ちを促す行動が見られるようになりました。今朝は静か
だったのですが、只今巣立ちビナが家の前に来たらしく、
ジャージャー鳴いています。どうも最後の 1 羽を誘導して
いるようです。ちらりと見えた雛は、まだ頭に産毛が残り、
下尾筒と尾羽が同じぐらいの長さの寸詰まりでした。父
鳥・母鳥が交互に来ては見せ餌を見せて誘導しようとが
んばっています。13:40~。親 2 羽雛1羽。自宅前ニセアカ
シアに雛が止まって鳴いている。 親鳥が餌を見せて誘
導しようとしているがなかなか移動しない。
繁殖 拝島 6B
5①
F 536 ハシボソガラ
ス
2011/5/4
2羽
程久保川河畔の桜の木
親1.ヒナ1. 煩いほどの鳴き声を立てるカラスがいると 佐藤サヨ
思ったら 1 羽のハシボソガラスが飛んできて桜の木に止ま 子
った。よく見ると巣があり、鳴いていたのはその巣にいるカ
ラスだった。親と思われる飛んできたハシボソガラスは口
移しでその子に餌を与えた。餌が何かは確認できなかっ
た。ヒナは大分大きくて巣立真近のように思えた。
繁殖 武蔵府中
5① 2J
F 314 キジバト
2011/6/19
2羽
片倉城跡公園
定期カウントでキジバトの繁殖を確認した。住吉神社への 浜野建男
階段の脇の低木に巣があり、メスが抱卵中、オスが近くの
木の枝をさかんに運び込んでいた。
繁殖 八王子 7G
5②
463 サンコウチョウ 2011/6/6
2羽
八王子城跡
6/6造巣中と思われるの巣を確認、その後営巣した。尚、 若狭誠
6/19、7/12にも造巣行動を確認したが、営巣したかは
不明。
繁殖 八王子 0H
5②
537 ハシブトガラス 2011/3/25
1羽
高幡台団地緑地
裏山でハシブトガラスが抱卵を始めました。明星大学との境 佐藤サヨ
にあるコナラの木です。抱いているときは尾羽が見えるので 子
すが、高い木の上で場所がとても離れている上に同じ高さ
のある常緑樹がコナラの前にあって見にくいので私が双眼
鏡を向ける親鳥はと警戒して巣を離れ、飛んでしまいます。
繁殖 武蔵府中
5② 3H
368 コシアカツバメ 2011/5/8
5羽
高幡台団地
今年もこの団地にコシアカツバメがやってきました。早朝の 佐藤サヨ
空を飛んでは巣に入ったりしていました。ただ昨年作った巣 子
の二つは人間の手で完全壊されていました。三沢側でも昨
年巣が一つ壊されて鳥を愛する人とトラブルになったことを
聞いていますが、糞が階段に落ちることが原因なのです。
繁殖 武蔵府中
5③ 3H
462 コサメビタキ
2011/5/5
2羽
八王子城跡
コサメビタキの営巣を確認。ケヤキの横枝に営巣してい 八王子城 繁殖 八王子 0J
た。
跡夏鳥調 5③
査(若狭誠
他)
467 コガラ
2011/5/9
1羽
底沢峠下の登山道脇の 地上5mほどの桜の幹の穴(ケラの掘った穴?)に入り様 門口一雄
雑木林
子を探る。続いて数m離れた枯れ木の幹の穴に入り、直
ぐ飛び去った。巣を探している様子であった。
繁殖 与瀬 5H
5③
471 シジュウカラ
2011/4/3
2羽
浅川左岸・長沼橋上流さ オニグルミの幹の洞穴に出入り(巣穴と思われる)
いかち池
浅川公開
探鳥会
繁殖 八王子 9H
5③
526 ムクドリ
2011/5/14
1羽
JR 八王子駅南口付近(子 親 1 羽が住宅の戸袋に出入り
安町 1 丁目)
粕谷和夫
繁殖 八王子 7J
5③
F 374 ハクセキレイ
2011/6/19
1羽
片倉城跡公園
定期カウントで巣立ち直後のハクセキレイのヒナを確認し 浜野建男
た。湯殿川沿いの桜の木の枝にとまり、あまり動かずにい
た。親鳥は見えなかった。
繁殖 八王子 7G
5⑤
F 388 モズ
2011/5/3
1羽
浅川・暁橋上流右岸
モズの巣立ち直後の雛のようです。
若狭誠
繁殖 八王子 7K
5⑤
462 コサメビタキ
2011/6/3
4羽
+
八王子城跡
5月5日に営巣を確認したコサメビタキが巣立った。川原 若狭誠
の上の蚊柱を盛んに狙ってとびまわり、まわりにカメラマ
ン約25人が囲んでいた。
繁殖 八王子 0J
5⑤
453 セッカ
2011/6/18
1羽
多摩川滝山城跡下
水管橋近くの中洲でヨシを束ねた巣と思われるものを確 多摩川滝
認した
山城跡下
定期カウ
ント
繁殖 拝島 6E
5⑥
65
7.行動
58 ゴイサギ
2011/1/1
1羽
西寺方町
ゴイサギ幼鳥、たくさんある金網張りの水槽の中に金魚を 丸山二三
捕りに入り込んだと思われる。 コンクリートの水槽の一 夫
部に溝があり、ここから入った? 管理人は不在の様子。
拝島 2B
58 ゴイサギ
2011/1/1
1羽
西寺方町
宝生寺初参りの後、北浅川へ向かう途中、釣堀の一角に 丸山二三
ある水槽の金網の中にホシゴイが!手前の溝から入り込 夫
んだ?管理人は不在のよう。
拝島 2B
58 ゴイサギ
2011/4/16
1羽
浅川・長沼橋上流左岸湿 ゴイサギ(若)、湿地北側の藪中で採餌
地
68 アオサギ
2011/6/13
1羽
程久保川たばこや橋
F
68 アオサギ
2011/6/25
1羽
浅川左岸長沼橋上流が さいかち池に舞い降りた 1 羽のアオサギが水飲みを始め 粕谷和夫
わ湿地(通称さいかち池) た。魚の採餌であれば 1 瞬の内にくちばしを水に突っ込む
が、極めて緩やかの動作だったので、水を飲んだのだと
推定した。
八王子 9H
F
94 マガモ
2011/1/5
7羽
大栗川・東中野橋付近
堰場から下の川橋までは 1 羽のカモもいなかったのです 佐藤サヨ子
が、この橋に来てやっとコガモ 10 羽が現われ隣の東中野
橋の下にマガモの♂4 羽♀3羽とカルガモ3羽が一緒にい
ました。
武蔵府中
3F
95 カルガモ
2011/1/9
5羽
±
川口川(清水公園)
公園の池でハシビロガモ的な採餌(水面の餌を濾しとるよ 粕谷和夫、佐伯
うな方法で採餌)
直寛
拝島 5B
F
95 カルガモ
2011/1/9
30
清水公園(八王子市犬目 ハシビロガモ的な採餌をするカルガモ、清水公園の池に 粕谷和夫
羽± 町)
カルガモが約 30 羽いた。そのうちの数羽が水面の餌を濾
し取るようなハシビロガモ型の採餌をしていた。
拝島 5B
F
95 カルガモ
2011/6/19
2羽
田んぼで水浴びをした後に畦で毛づくろいをしていた。そ 粕谷和夫
の前は採餌にきたツバメが通過した。
八王子 1K
96 コガモ
2011/1/2
50
多摩大橋下流右岸
羽+
下水の放流口
大川征治
立川 0C
96 コガモ
2011/4/14
2羽
川口川・川口川橋の尐し 13 時頃、コガモ♀2羽
上流
今野美代子
八王子 6K
99 オカヨシガモ
2011/1/3
30
羽
高月浄水場の池
マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモとともに 粕谷和夫
いた。
拝島 6E
2011/2/17
1羽
浅川大橋上流
久しぶりのヒドリガモ。1羽だけいたが19日にはいなくな 浅川定期 CT(若
っていた。
狭誠他)
八王子 7K
2011/1/7
20
羽
綾南公園のプール
プールで羽を休めるオナガガモ、綾南公園内プールでオ 粕谷和夫
ナガガモが 20 羽、羽を休めていた。10 年ほど前までは浅
川ではオナガガモが普通にいたが、今ではすっかり姿を
消してしまったオナガガモがこんな所にいたとは驚きだ。
八王子 3H
161 キジ
2011/3/17
1羽
高幡台団地緑地
晴れてはいたものの風が強く、帰ろうと思って出口に向い 佐藤サヨ子
はじめた時キジの雌がいるのに気づいてカメラを取り出し
ているうちに消えてしまった。ここでキジを見たのは 3 回
目。いずれも春です。
武蔵府中
3H
314 キジバト
2011/5/19
1羽
浅川・暁橋上流
昨年まで使っていたツミの巣に今年はツミがもどってきて 浅川定期 CT(若
いません。かわりにキジバトがすわっていました。キジバト 狭誠他)
が巣にしてしまうのでしょうか。
八王子 7K
337 ヒメアマツバメ
2011/4/14
2羽
川口川・浅川の合流地点
16 時頃、ヒメアマツバメ2羽・飛翔
八王子 6K
2011/5/14
1羽
程久保川
新幹線のような速さで私の前を飛んでゆくカワセミを見 佐藤サヨ
て、川を登ってゆくとこの姿にシャッターを押したらもうい 子
ませんでした。
349 アオゲラ
2011/1/1
1羽
小宮公園
大川征治
拝島 7A
349 アオゲラ
2011/1/5
1羽
小宮公園
大川征治
拝島 7A
349 アオゲラ
2011/1/12
1羽
宇津木台小学校の南西 雑木林、木をつついていた。
道路
浅野恵美子
拝島 8B
F 349 アオゲラ
2011/1/14
1羽
長池公園
9:14、ドラミングが何度か聞こえたので、そのあたりを見て 浜野建男
いるとアオゲラが現れた。木の幹から枝へ上っていき、途
中でしばらく止まってキョロキョロしていたが、やがてどこ
かへ飛び去った。
武蔵府中
1C
349 アオゲラ
2011/1/22
1羽
小宮公園
♀
大川征治
拝島 7A
349 アオゲラ
2011/1/26
2羽
小宮公園
定期カウント(大
川征治他)
拝島 7A
F 349 アオゲラ
2011/2/16
1羽
石橋入り緑地(北野台コ 10:34、北野に向かって緑地内を歩いていると、目の前を 浜野建男
ープ裏)
野鳥が横切り、右の木の幹に止まり上に上っていった。ア
オゲラと確認できたのであわててカメラを取り出したが、
すぐに飛び去っていった。
八王子 8F
F 349 アオゲラ
2011/3/5
1羽
片倉城址
八王子 7G
F
100 ヒドリガモ
F 102 オナガガモ
F 344 カワセミ
川町谷戸(八王子市)
佐藤哲郎
ホトトギスの声を背に歩いて行くと突然目の前からアオサ 佐藤サヨ子
ギが飛び出した。この辺ではたびたび目にする鳥ですが、
考え事をしながら歩いていたせいで全く気が付かなかった
のは不覚でした。
今野美代子
9:24、住吉神社裏のトーテムポールのそばで探鳥している 浜野建男
と、すこし離れた樹の幹を上っていくアオゲラを確認した。2
度ほど別の木に移動したがさかんに幹をつっついていた。
66
八王子 9H
武蔵府中
2J
武蔵府中
3H
349 アオゲラ
2011/3/14
1羽
小宮公園
大川征治
拝島 7A
349 アオゲラ
2011/4/7
2羽
戦車道(小山内裏公園隣 オス1羽とメス1羽が一緒にいた。
り)
倉本修
八王子 9C
349 アオゲラ
2011/5/14
2羽
黒川清流公園
つがいと思われる 2 羽、枯れ木の地上より1m付近で付 阿江範彦
近で採餌。
他
武蔵府中 1
k
F 357 コゲラ
2011/2/26
2羽
高幡台団地第2緑地
今朝は寒い日でしたが小鳥たちは元気に飛び回っていま 佐藤サヨ
した。
子
武蔵府中
3H
363 ヒバリ
2011/5/14
1羽
高月浄水場横水田上空
15:10、声がしたので双眼鏡で確認。囀りながら高く舞い上 今野美代
がっていきました。
子
拝島 6F
366 ツバメ
拝島 1A
2011/4/25
1羽
北浅川・川原宿大橋
駐輪場付近を飛び回っていた。
368 コシアカツバメ 2011/4/21
1羽
浅川・浅川橋下流
数羽のツバメに混じり、コシアカツバメ1羽が堰上空を旋 浅川定期 CT(若
回していた。渡り途中かもしれないが、この付近でコシア 狭誠他)
カツバメはあまり見かけない。
中村后子
368 コシアカツバメ 2011/7/9
6羽
多摩川下流(浅川合流付 酷暑の中、道路にできた水溜りに頻繁に飛来し水を飲ん 阿江範彦
近)
でいた
立川 4A
八王子 6K
F 369 イワツバメ
2011/2/15
12
羽
多摩川・JR 中央線鉄橋近 イワツバメが 12 羽ほど元気に飛び回っていた。女房の話だ 福本健
く
と、昨日はずっと多くのイワツバメが飛び回っていたようだ。
立川 1B
F 369 イワツバメ
2011/4/13
2羽
高尾山口駅高架下
高尾山口駅高架下では、最近イワツバメの巣に営巣する 若狭誠
スズメがいます。4月13日定期カウントの際、連結した巣
の巣穴にスズメとイワツバメが入っていました。このまま営
巣すると、壁1枚隔てたお隣同士はうまくゆくのでしょうか。
八王子 1F
369 イワツバメ
北浅川・川原宿大橋
駐輪場付近を鳴きながら飛び回っていた。
拝島 1A
2011/4/25
2羽
F 379 ビンズイ
2011/1/5
数羽 東中野公園
久しぶりのこの公園で出会ったのは数羽のビンズイでした 佐藤サヨ
子
武蔵府中
3G
379 ビンズイ
2011/1/9
1羽
川口川・新清水橋付近
水面から出る草の根元、タヒバリかと思ったが、顔のほく 粕谷和夫、佐伯
ろからビンズイとした。
直寛
拝島 5B
379 ビンズイ
2011/2/13
4羽
中村后子自宅から夕焼け 道路に出てきて歩きまわっていた。
橋に行く途中の竹やぶ
379 ビンズイ
2011/3/19
1羽
JR 八王子みなみ野駅付 ツツジの繁みの裏の方から聞きなれない鳥の声が聞こえ 粕谷和夫
近
てきた。尐し待っているとその鳥は飛びだしてビンズイで 他
あることが判明した。
382 タヒバリ
2011/1/3
40 高月水田
羽±
382 タヒバリ
2011/1/13
12
羽
386 ヒヨドリ
2011/1/15
数羽 森自宅裏庭~裏山斜面 数羽の群れ 午前~午後 3 時
(高尾町)
2011/2/4
1羽
2011/6/19
10
高幡台団地第1緑地
数羽
F 386 ヒヨドリ
386 ヒヨドリ
F 388 モズ
田んぼで集団採餌
多摩川・多摩大橋右岸下 餌を食べていた。集団なので珍しいと思いました。
流、ひょうたん池近くの下水
処理場から排水路の護岸
中村后子
中村后子
拝島 1A
八王子 6F
粕谷和夫
拝島 6E
浅野恵美子
立川 0C
森久美
八王子 2G
多摩川右岸昭和用水堰 野菜の葉を食べるヒヨドリ、ヒヨドリが地面に降りて河原に 粕谷和夫
上流の河原
栽培されているハクサイを食べていた。
拝島 6E
初め電線に2羽のヒヨドリが止まっていましたが突然三沢 佐藤サヨ
側の団地の庭木に移った。すると隣の第1緑地の木から 子
次々と 10 数羽のヒヨドリが現れ2羽が飛んで庭木に入っ
ていきました。
武蔵府中3
J
2010/12/31 1羽
蓮生寺公園
モズがヌルでの実を食べにやって来た。
登坂久雄
武蔵府中
1D
388 モズ
2011/1/3
1羽
北浅川・川原宿橋上流
川原の中の木にとまっていた。
中村后子
拝島 1A
F 388 モズ
2011/1/4
1羽
長池公園
枝先に止まっていたモズが大きく口をあけたと思ったら、 登坂久雄
ペリットを吐き出した。
388 モズ
2011/1/15
1羽
森自宅裏庭~裏山斜面 裏庭のサルスベリにとまり、すぐ移動(モズ、ジョウビタキ 森久美
(高尾町)
は休みの日はたいてい見るので、いつもいるようです。)
388 モズ
2011/3/20
2羽
多摩川滝山城跡下
2 羽(1 羽は♂,他は不明)が右岸の 50~100m ほど離れ 多摩川滝山城跡 拝島 6E
た川べりの藪や木の枝にいて,それぞれ水面上に飛び上 下定期カウント
がりフライングキャッチのような行動を繰り返していた。
388 モズ
2011/4/25
2羽
北浅川・川原宿大橋
陣場街道方向から鳴きながら飛んできて駐輪場横の木 中村后子
(?)にとまった。
拝島 1A
406 ルリビタキ
2011/1/1
2羽
小宮公園
♂♀
拝島 7A
406 ルリビタキ
2011/1/5
1羽
乳母ヶ谷公園
♀タイプ、松ヶ谷住宅から階段を上って行くと公園の斜面 佐藤サヨ
の中からルリビタキが出てきたが、すぐさま茂みの中に消 子
えた。
武蔵府中
3G
406 ルリビタキ
2011/1/5
1羽
小宮公園
成鳥♂
拝島 7A
2011/1/14
1羽
長池公園
9:23、築池のまわりの手すりにルリビタキが止まってい 浜野建男
た。かなり近かったが、デジカメ画像を撮るまで同じところ
でポーズをとってくれた。
2011/1/15
1羽
森自宅裏庭~裏山斜面 メス 1 裏庭をあちらこちら移動 午前~午後 1 日(モ 森久美
(高尾町)
ズ、ジョウビタキは休みの日はたいてい見るので、いつも
いるようです。)
F 406 ルリビタキ
408 ジョウビタキ
大川征治
67
大川征治
武蔵府中
1D
八王子 2G
武蔵府中
1C
八王子 2G
F 408 ジョウビタキ
2011/2/6
1羽
向島用水路
定期カウントでは出会えなかったシメとイカルを探して帰り 佐藤サヨ
に向島用水路を通ってみましたが、やはり出会うことはで 子
きませんでした。その代わりこの可愛いジョウビタキのメス
が目の前に現れてくれました。
武蔵府中
3K
424 シロハラ
2011/1/1
2羽
ひよとり山
植木農園
大川征治
拝島 8A
424 シロハラ
2011/1/15
1羽
森自宅裏庭~裏山斜面 シロハラ? 1 やぶから突然出現 すぐ飛び去る
(高尾町)
森久美
八王子 2G
2011/2/8
1羽
高幡台団地緑地
F 424 シロハラ
空は曇っていましたが、スコープで鷹類を探してみていた 佐藤サヨ
青年(若い男性)からわずか 50m の所でアオジとシメ、シ 子
ジュウカラが地面をつつ いていたのでみていると突然木
の枝から飛び立った鳥がいまし た。シロハラでした。
424 シロハラ
2011/3/17
1羽
谷地川下流
F 424 シロハラ
2011/4/11
1羽
高幡台団地緑地
採餌、裏山の中で私の前を歩いているシロハラがいまし 佐藤サヨ
た。時々落ち葉の中を突いていました。
子
武蔵府中
3H
427 ツグミ
2011/1/3
2羽
北浅川福祉園裏
1羽・・・桜の木にとまっていた。1羽・・・下におりて落ち葉 中村后子
をついばんでいた。
拝島 1A
427 ツグミ
2011/1/12
100 八王子市大谷町500番 10時、雑木林の梢にとまりメタセコイアの実?をヒヨドリた 峯尾良雄
羽± あたり
ちと ついばんでいました。
八王子 8A
F 427 ツグミ
2011/4/29
2羽
高幡台団地の庭
最近庭ではツグミとガビチョウをよく目にしますが今日も 佐藤サヨ子
出先から帰ると家の前の庭にツグミがいて、よく見ると奥
にもう 1 羽いました。
武蔵府中
3H
432 ウグイス
2011/5/16
1羽
粕谷天神町自宅
朝 5 時、天神町の自宅でウグイスのさえずりが聞こえてき 粕谷和夫
た。飼鳥かどうか確認すると、近くの天神会館前の楓の樹
の葉の茂みの中でさえずっていた。
八王子 6J
440 オオヨシキリ
2011/5/14
1羽
高月浄水場裏・秋川沿い 15:10、声がしたので双眼鏡で確認。
河川敷
今野美代子
拝島 6F
440 オオヨシキリ
2011/5/20
1羽
+
川町谷戸
粕谷和夫
八王子 2K
440 オオヨシキリ
2011/5/26
声
南浅川と船田川の合流点 26日朝出勤途上の南浅川と船田川の合流点でオオヨシ 山下弘文
キリの鳴き声を聞きました。
八王子 4J
F 440 オオヨシキリ
2011/6/5
1羽
浅川・高幡橋上流
囀り、定期カウントでこの浅川でオオヨシキリを見たのは 佐藤サヨ
私にとっては初めてでした。
子
武蔵府中
2K
456 キビタキ
2011/5/5
2羽
八王子城跡
キビタキ2羽がバトル。縄張りをめぐる争いか。調査員全 八王子城跡夏鳥 八王子 0H
員で観察した。
調査(若狭誠他)
456 キビタキ
2011/5/15
声
上 川口小学 校裏田 んぼ 谷戸の雑木林で声
(種入り)
八王子里山クラ 拝島 0E
ブ(粕谷和夫他 9
名)
456 キビタキ
2011/5/20
2羽
+
川町谷戸
谷戸の雑木林、2 ヶ所でオスのさえずり
粕谷和夫
八王子 2K
456 キビタキ
2011/6/19
1羽
+
川町谷戸
谷戸の雑木林でオスのさえずり
粕谷和夫
八王子 2K
F 459 オオルリ
2011/5/21
1羽
八王子城跡
オオルリ♀、八王子城跡の御主殿の広場の樹林にいた。 中橋薫
撮影した時は鳥名は分からず。近くにいた方がオオルリ
の♀かなと言ったので。
469 ヤマガラ
2011/6/7
1羽
高幡台団地の佐藤サヨ子 小鳥のための水入れの中に 1 羽のヤマガラいてバシャバ 佐藤サヨ
自宅
シャやっていました。写真を撮りたかったのですが、カメラ 子
をとりに部屋に入るにはその真ん前を通らなければなら
ないので出来ませんでした。だいぶ長いこと気持ちよさそ
うに何度も何度もバシャバシャやってました。
武蔵府中
3J
469 ヤマガラ
2011/6/19
数羽
団地の我が家(高幡橋 ヒマワリの種は家の中に隠していたのですが、いつの間 佐藤サヨ
台団地)
にか見つけて彼らは家の中に入ってきてたべています。 子
よく見ると今年生まれらしい薄い色の幼鳥が何羽か一緒
にやってきています。
武蔵府中
3J
2011/3/2
2羽
浅川・一番橋上流300m
肌寒い日でしたがヒレンジャクを見に行った帰り、あまり歩 佐藤サヨ
かな一番橋の上流を歩いてみましたが、昼ごろだったせい 子
で鳥はあまりいませんでした。ホオジロに出会いました。
武蔵府中
2K
494 オオジュリン
2011/2/16
1羽
谷地川下流
鳴きながら川原を移動
大川征治
立川 0C
494 オオジュリン
2011/4/3
4羽
浅川・長沼橋上流川原
オギの中。顔が尐し黒くなり夏羽に移行中。
浅川公開探鳥会 八王子 9H
494 オオジュリン
大川征治
F 478 ホオジロ
大川征治
武蔵府中
3H
谷戸でオスがさえずり
立川 0C
八王子 0H
2011/4/7
3羽
昭和堰近く
葦の茎をつついていた
F 502 カワラヒワ
2011/2/26
1羽
高幡台団地庭
裏山から帰って部屋に入ろうと建物の入り口で目の前の 佐藤サヨ
ケヤキの木に止まっているカワラヒワを見つけました。
子
武蔵府中
3H
F 502 カワラヒワ
2011/4/11
1羽
高幡台団地の自宅
採餌、最近ヤマガラやシジュウカラのために窓際に置い 佐藤サヨ
たヒマワリの種をカワラヒワがやってきてたべています。 子
私がいても平気のようです。
武蔵府中
3H
503 マヒワ
2011/1/12
15
羽
宇津木台小学校の南西 朝 10 時頃いて、夕方も次の日もいた。ヤマハンノキの実 浅野恵美
道路
にのり、中味を必死についばんでいた。
子
516 イカル
2011/2/8
20 羽 小宮公園
エノキの実を地面に降りて食べていた
大川征治
拝島 7A
516 イカル
2011/3/2
10 羽 小宮公園
地面でエノキの実を食べていた
大川征治
拝島 7A
516 イカル
2011/3/7
9羽
桜の木にとまったり、地面におりて落ち葉をつついていた。
中村后子
拝島 1A
北浅川・八王子福祉園
68
拝島 6E
拝島 8B
516 イカル
2011/4/5
3羽
清水入緑地(長池公園の
西)
F 516 イカル
2011/4/15
4羽
みなみ野 つどいの森公 12:22、南西の入り口から公園に入ると、歩道の脇でイカ 浜野建男
園
ルがさかんに地面をつついていた。
八王子 6G
516 イカル
2011/4/28
3羽
高幡台団地緑地
あの小さなコジュケイが親や仲間に出会えてほしいと思っ 佐藤サヨ
ていると目の前のコナラの木のテッペンに3羽の鳥がやっ 子
てきた。双眼鏡で確認するとイカルでした。ですが私がカ
メラを取り出すと明星大学の桜並木に飛び移ってしまっ
た。桜の木は緑の葉で覆われて動いているのは判るので
すが、啼き声だけで姿を見るのはとても難しくなった。
武蔵府中
3H
2011/3/27
1羽
浜野自宅(北野台)
自 宅 の 餌 台 に シ メ が や っ て き た 。 記 録 を 調 べ る と 浜野建男
2007/4/28 にも確認されており、4 年ぶりの確認である。
八王子 8F
529 カケス
2011/1/4
1羽
高幡台団地庭
散歩に出かけようと外に出ると裏庭のはずれにある欅の 佐藤サヨ
木のてっぺんに 1 羽の鳥の姿をみつけ、双眼鏡で確認す 子
るとカケスでした。小枝を折っていたので巣材を集めてい
たのではないかと思いました。カメラを向けると飛んでしま
いました。
武蔵府中
3H
531 オナガ
2011/3/7
2羽
中村后子自宅裏(下恩方 桜の木に2羽がとまっていた。
町)
536 ハシボソガラ
ス
2011/3/4
1羽
日野中央公園
901 コジュケイ
2011/1/15
4羽
森自宅裏庭~裏山斜面 裏山やぶの中をガサガサ歩いて移動
(高尾町)
374 ハクセキレイ
2011/4/20
400
羽
JR 八王子駅北口・熊沢書 JR 八王子北口前、熊沢書店前の1本のクスノキにねぐら 粕谷和夫
店他前
入り羽数をカウントした。天気は晴、18 時頃から周辺のビ
ルの屋上に集まり始めた。18 時 20 分からねぐら入り始め
18 時 40 分にほぼねぐら入り終了。節電のためか、今まで
のような照明はなく、暗いところでのカウントになった。
八王子 7J
531 オナガ
2011/2/14
20
羽+
大谷町の大川自宅近く
16:45~17:10、小雤、大川香(発見者)、場所;大谷町 大川香、
の自宅近くの住宅にかこまれ、借り植えされた大きな植木 大川征治
が多数ある300坪くらいの住宅用地。状況;多数のオナ
ガが飛んでゆくのを自宅から観察し、めぼしをつけて見に
行くと、大きな木犀の木の中に入るオナガを見つけた。中
に入ったオナガは小さく鳴きながら尐し動いていた。羽数
は未確認だが20羽以上と思われます。最近オナガが付
近に多いとは感じていましたが何時から塒を形成したの
かは不明です。今後観察したいとは思っています。
八王子 8K
531 オナガ
2011/2/14
25
羽
大谷町
住宅地に囲まれたおきな植木が植えられた住宅の木犀 大川征治・
の木に4;45~5;20出入りを繰り返しながら入っていっ 香
た
拝島 8A
531 オナガ
2011/2/16
25
羽
大谷町
自宅近くの植木が仮植えされた宅地の大きな木犀の木に 大川香・征
17時頃出入りを繰り返しながら塒入りした
治
拝島 8A
62 アマサギ
2011/5/28
9羽
高月水田
9 羽(昨日は 2 羽だったそうです)、田起しするトラクターの 清水盛通
後を追いかけながらドジョウなどを掴まえていました。おじ
さんも横目に微笑みながらトラクターを運転して、この時
季の田園風景の雰囲気を醸し出していました。
拝島 6E
62 アマサギ
2011/5/30
7羽
高月水田
本日(5 月 30 日)の午後三時半過ぎ、高月の水田を車で通 神谷古牧
りかかると、浄水場の池の脇に数台の車が停まっていて、
年金カメラマンと思しき数人の人の群れ有り。そのまま圃
場の道を進むと、今度は矢張りカメラを携えた自転車に乗
った人有り。何か出ているのだろうと思いながら尐し進む
と、アマサギの群れが居ました。7 羽です。何と、代掻きを
始めたトラクターの後ろをついて回り、飛び出て来るであろ
う獲物を待ち受けていました。車窓から片手でコンパクトカ
メラを構えて撮りましたので、ブレブレですが、「証拠写真」
として、ホームページの掲示板に写真を載せました。
拝島 6E
62 アマサギ
2011/6/1
1羽
高月水田
アマ色の個体が 1 羽田んぼに来ていた
粕谷和夫
拝島 6E
231 キアシシギ
2011/5/21
2羽
多摩川滝山城跡下
昭和堰上部の中洲にたたずんでいた。
多摩川滝山城跡 拝島 6E
下定期カウント
F 517 シメ
倉本修
中村后子
昨日に続いて風の強い今日、市役所からの帰りバス待つ 佐藤サヨ
間後の公園を眺めていると二つの並んだモニュメントの一 子
つのてっぺんにハシボソガラスが止まった、と思ったとた
ん強い風が吹いてカラスは滑り落ちそうになったと思った
ら本当に滑り落ちてしまった。あれあれと思って見ている
とハシボソガラスは再びてっぺんに飛び上がったのだが、
また風が吹いてまた滑り落ちてしまった。ハシボソガラス
は仕方なく葉のある常緑樹まで歩いていって葉の中に入
ってゆきました。猿も木から落ちるではなく、カラスも木か
ら落ちたのでした。
午前~午後 3 時 森久美
武蔵府中
1C
拝島 1A
武蔵府中
1K
八王子 2G
8.集団ねぐら
9.通過
F
69
379 ビンズイ
2011/4/21
2羽
浅川・鶴巻橋下流河原
400 コマドリ
2011/4/21
声
405 コルリ
2011/5/10
420 クロツグミ
2羽のビンズイが河原から飛び木に止まる。
浅川定期 CT(若
狭誠他)
八王子 5K
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(4/21,4/23,4/24)
分岐して三つ目の谷との
間の尾根)
粕谷和夫
八王子 0E
声
高尾山 3 号路(2 号路から 連日の自動録音で声を確認(5/10 の 1 日だけ)
分岐して三つ目の谷との
間の尾根)
粕谷和夫
八王子 0E
2011/4/28
1羽
日野市神明 2 丁目神明上 6 時前、いい声を響かせていました。たぶん、毎年通過し 福島孝子
第8緑地
ていたのではないかと思うのですが、近所でクロツグミの
声を聴いたのは初めてです。昨晩の嵐で雤宿りをしてい
たのかもしれません。
武蔵府中
1K
431 ヤブサメ
2011/4/28
1羽
日野市川辺堀之内日野 6 時過ぎ、ガビチョウ夫婦のそばで、身体に響くような声で 福島孝子
ゴルフ練習場近くの緑地 さえずっていました。こちらも雤宿りして夜明かししたので
しょうか。ヤブサメも、近所で聴いたのは初めてです。
武蔵府中
1K
456 キビタキ
2011/05/07 1羽
小田野中央公園
夕やけ橋横の林内で枝移りしながらさえずる。
定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
456 キビタキ
2011/05/07 1羽
恩方小近く
♀。林内を枝移り。
定期C(丸山二三 拝島 1A
夫他)
459 オオルリ
2011/4/30
1羽
久保山公園
PM、久保山公園山頂サクラの木♂1羽、虫を食べたりし 傍島玲子
ながら移動する囀りまったく無し
拝島 8C
523 コムクドリ
2011/5/5
2羽
高月水田・秋川沿いのケ ケヤキの新葉か葉に着いている虫かわからないがつつい 粕谷和夫
ヤキ
て食べていた。他にムクドリ5羽
拝島 6F
523 コムクドリ
2011/05/07 1羽
北浅川・陵北大橋下
523 コムクドリ
2011/5/14
1羽
高月浄水場裏・秋川沿い 15:10、♂1羽、聞き慣れない声がしたので確認したら樹木 今野美代子
の樹木。養蜂箱付近
の中にコムクドリの雄が 1 羽いた。
拝島 6F
528 コムクドリ
2011/4/24
5羽
多摩川の浅川合流付近
桜の並木で枝移りしながら採餌
武蔵府中
4K
459 オオルリ
2011/6/3
7羽
八王子城跡
オオルリの巣がヒナごと崩壊。川沿いの道端に営巣して 若狭誠
いたが6/6に崩壊していた。♂と♀が交互にヒナ5羽に餌
を与えていたがそれを撮るためたくさんのカメラマンに囲
まれていた巣だった。巣の崩壊は前日の豪雤のせいか、
人為的なものか、ヘビなどが原因なのかは不明。
901 コジュケイ
2011/1/1
2羽
ひよとり山
植木農園
F 901 コジュケイ
2011/2/5
9羽
片倉城址
定期カウントで二の丸広場を歩いていると、南の端の柵のそ 浜野建男
ばにコジュケイが9羽いて、さかんに地面をつついていた。
908 カオグロガビ
チョウ
2011/1/12
4羽
多摩川・多摩大橋右岸下 12時頃、つつじの植込みの中で約1時間えさをついばん 峯尾良雄
流 200m
でいました。
908 カオグロガビ
チョウ
2011/2/20
数羽 高月水田付近
910 ソウシチョウ
2011/1/5
2羽
910 ソウシチョウ
2011/1/5
910 ソウシチョウ
910 ソウシチョウ
910 ソウシチョウ
枝移りしながら採餌行動
定期C(丸山二三 拝島 1B
夫他)
阿江範彦
10.その他
姿確認
野鳥 八王子 0J
被害
大川征治
拝島 8A
八王子 7G
立川 0C
カワセミ会
探鳥会
拝島 6F
高尾山小仏川(上椚田橋 林の中を移動
上流)
粕谷和夫
他
八王子 1G
10
羽
高尾山 1 号路金毘羅台上 帰路1号路の途中でソウシチョウに出会う。
空
粕谷和夫
他
八王子 1F
2011/1/19
2羽
高尾山山頂西側の斜面
2011/1/24
10
宇津貫緑地
羽±
2011/2/8
5羽
斜面で藪の中を採餌しながら移動しているのを視認した。 白川司・史子
粕谷和夫
高尾山・4 号路(つり橋を つり橋を渡り上り坂にさしかかった付近の右手したアオキ 粕谷和夫
渡り上り坂にさしかかった の根元にソウシチョウが見え隠れしていた。
他
付近)
70
与瀬 9E
八王子 6E
与瀬 9F
2011 年
オオルリ他夏鳥調査結果
取りまとめ:粕谷和夫
八王子市の鳥・オオルリの生息地である丘陵地や山間部の自然環境の動向を見守るため、1992 年以
来生息数調査を毎年行っている。また、オオルリの他にツツドリ、ホトトギス、クロツグミ、キビタ
キ、センダイムシクイ等の夏鳥の数もカウントした。
1.調査堲所
第1表に示す通り八王子市内の丘陵地、山間部の沢筋、谷筋の 19 区域で行った。踏査総延長は
111km であった。19 区域は昨年までと変わらないが名称を変更した。総延長は計測し直して 101km
から 111km となった。
2.調査時期
4月万旪~6月万旪にそれぞれの区域で2~3回行った。
3.調査参加伒員数
第1表の通り、延べ 150 名の伒員が調査を行った。沢別の調査責任者は 2011 年は⑰が加藤に代わ
った。
(第1表)オオルリの調査区域別調査責任者、延参加者数(2011年)
調査区域(旧:調査区域名)
調査延長 調査責任者
①今熊山頂・変電所コース (旧:上川)
3
長谷川篤
②加住丘陵コース (旧:加住南丘陵)
6
中村啓二
③天合峰コース (旧:川口丘陵)
6
川戸恵一
④御屋敷・美山コース (旧:美山)
5
笹川佳子
⑤辺名・小津コース (旧:小津)
7
清水盛通
⑥醍醐川上流・ににく沢コース (旧:醍醐川上流)
6
廣川潔
⑦醍醐川下流コース (旧:醍醐川下流)
4
佐藤哲郎
⑧和田峠下・くぬぎ沢コース (旧:和田峠下)
3
古山隆
⑨案下川上流部右岸コース (旧:明王峠下)
8
門口一雄
⑩夕焼け小焼け~駒木野コース (旧:力石周辺)
8.5
山崎悠一
⑪板当・滝沢林道コース (旧:松竹周辺)
9
丸山二三夫
⑫八王子城跡・富士見台コース (旧:元八王子)
4
若狭誠
⑬小下沢コース (旧:裏高尾)
5
阿江範彦
⑭日影沢・小仏城山コース (旧:小仏城山下)
7.5
白川司
⑮高尾山・琵琶滝6号3号路コース (旧:高尾山1)
8
千葉槇子
⑯高尾山・蛇滝4号1号路コース (旧:高尾山2)
5
粕谷和夫
⑰高尾・大垂水方面コース (旧:大垂水峠下)
3
加藤岸男
⑱南高尾・峠(西山峠、三沢峠)コース(旧:表高尾)
10
柚木鎭夫
⑲初沢川・南高尾尾根コース (旧:初沢川)
3
浜野建男
計
111
延べ参加数
3
4
4
4
2
2
2
2
6
4
14
34
2
17
21
19
2
4
4
150
4.結果
結果は第2表の通りであり、19 区域(沢筋、谷筋)のうち、18 区域で合計 73 羽のオオルリ♂を
確認したが、2007 年から減尐傾向にある。沢別では、⑤辺名・小津、⑩夕焼け小焼け~駒木野、⑮
高尾山琵琶滝 6 叵 3 叵路で多く観察された。オオルリのカウントと同時に実施した夏鳥他全野鳥の
調査結果は第3表の通りであり、本年は夏鳥 14 種、留鳥他 52 種(冬鳥、通過鳥を含む)、計 66 種
が出現した。主な夏鳥等の出現数の経年変化はグラフで示した。
71
(第2表)沢別・年次別のオオルリ♂の出現数(八王子山間部、丘陵地)
調査区域
①今熊山頂・変電所
注){ }内はその上の欄に含まれる
1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
2
2
3
3
1
2
2
2
2
2
1
2
3
3
1
2
②加住丘陵
未調査 未調査 未調査 未調査
1
2
2
2
0
2
2
1
3
1
0
0
1
1
1
2
2
2
1
0
③天合峰
未調査 未調査 未調査 未調査
1
3
0
0
0
0
1
0
2
1
0
0
2
1
④御屋敷・美山
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
1
1
1
2
1
1
⑤辺名・小津
3
2
2
3
3
2
3
3
4
13
11
8
5
8
11
12
11
6
9
8
⑥醍醐川上流・ににく沢
1
1
2
1
1
4
4
1
8
5
8
7
4
4
6
6
4
6
3
5
3
3
2
2
2
2
4
3
4
3
3
4
4
5
3
3
1
⑦醍醐川下流
{1} {1} {2} {1}
⑧和田峠下・くぬぎ沢
4
2
1
2
4
1
3
2
2
2
2
2
3
4
4
4
5
2
3
⑨案下川上流部右岸
{4}
2
2
3
7
4
5
3
5
3
3
4
4
6
6
5
7
4
5
3
⑩夕焼け小焼け~駒木野
1
1
1
3
2
3
3
6
1
6
6
4
6
12
13
9
14
9
8
11
⑪板当・滝沢林道
1
2
1
2
3
3
0
2
8
4
8
5
5
7
7
7
11
10
8
5
⑫八王子城跡・富士見台
0
1
0
4
1
3
1
3
1
1
1
2
4
5
3
5
5
1
4
1
⑬小下沢
3
3
3
2
4
3
4
3
6
2
2
6
3
4
4
3
4
4
3
5
⑭日影沢・小仏城山
2
2
3
3
2
2
1
2
3
5
3
3
3
5
4
7
5
11
8
6
⑮高尾山・琵琶滝6号3号路
6
1
4
2
4
3
4
6
3
3
3
7
7
4
6
7
6
9
8
9
{6}
4
3
5
4
6
5
5
4
6
4
4
5
7
6
5
4
2
8
2
⑰高尾・大垂水方面
2
4
1
2
2
2
1
1
2
2
1
1
2
2
5
6
16
8
5
2
⑱南高尾・峠(西山峠、三沢峠)
1
3
2
4
2
1
2
3
3
2
4
5
4
6
7
9
5
5
4
5
⑲初沢川・南高尾尾根
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1
1
0
1
0
3
2
2
2
25
30
28
38
45
48
43
46
57
59
64
64
65
81
90
94
111
91
84
73
⑯高尾山・蛇滝4号1号路
計
72
(第3表) オオルリ出現期における夏鳥他全野鳥の出現状況(●印は出現、数字は羽数 2011 年 4 月~6 月)
①~⑲は調査要領の①~⑲に
対忚
140 サシバ
321 ツツドリ
322 ホトトギス
366 ツバメ
369 イワツバメ
396 ミソサザイ
420 クロツグミ
431 ヤブサメ
432 ウグイス
450 センダイムシクイ
456 キビタキ
459 オオルリ
462 コサメビタキ
463 サンコウチョウ
45 カワウ
56 ミゾゴイ
62 アオサギ
63 ダイサギ
95 カルガモ
130 トビ
133 オオタカ
135 ツミ
136 ハイタカ
139 ノスリ
161 キジ
188 コチドリ
314 キジバト
316 アオバト
留 335 ヨタカ
鳥 338 アマツバメ
・ 344 カワセミ
冬 349 アオゲラ
鳥 354 アカゲラ
等 357 コゲラ
の 373 キセキレイ
出 374 ハクセキレイ
現 375 セグロセキレイ
386 ヒヨドリ
388 モズ
395 カワガラス
400 コマドリ
416 トラツグミ
422 アカハラ
注 449 エゾムシクイ
・ 452 キクイタダキ
一 464 エナガ
部 467 コガラ
夏 468 ヒガラ
鳥 469 ヤマガラ
を 471 シジュウカラ
含 474 メジロ
む 478 ホオジロ
491 アオジ
492 クロジ
502 カワラヒワ
503 マヒワ
516 イカル
520 スズメ
526 ムクドリ
529 カケス
531 オナガ
536 ハシボソガラス
537 ハシブトガラス
901 コジュケイ
903 ドバト
909 ガビチョウ
種類数合計
夏
鳥
の
出
現
へ
羽
数
・
留
鳥
含
む
①
今
熊
山
頂
・
変
電
所
②
加
住
丘
陵
③
天
合
峰
④
御
屋
敷
・
美
山
⑤
辺
名
・
小
津
⑥
醍
醐
川
上
流
・
に
に
く
沢
⑦
醍
醐
川
下
流
⑧
和
田
峠
下
・
く
ぬ
ぎ
沢
⑨
案
下
川
上
流
部
右
岸
⑩
夕
焼
け
小
焼
け
~
駒
木
野
⑪
板
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沢
林
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子
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富
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見
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沢
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影
沢
・
小
仏
城
山
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高
尾
山
琵
琶
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6
号
3
号
路
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高
尾
山
蛇
滝
・
4
号
1
号
路
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高
尾
・
大
垂
水
方
面
⑱
南
(高
西尾
山 ・
峠峠
、
三
沢
峠
⑲
初
沢
川
・
南
高
尾
尾
根
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2
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5
1
1
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42
73
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26
出
現
個
体
数
1
6
16
15
5
10
14
14
19
15
17
18
4
7
2
1
4
1
7
11
1
1
1
6
2
1
15
11
1
1
2
15
1
18
16
3
3
18
3
2
1
1
1
2
1
11
3
13
17
19
16
15
7
3
6
1
13
8
4
15
1
10
18
12
3
19
66
1
14
33
125
55
25
24
61
247
65
128
73
4
10
)
1
2
4
10
出
現
箇
所
数
2011 年多摩川ツバメ集団ねぐら(速報)
(まとめ:粕谷和夫)
2011 年も多摩川ツバメ集団ねぐら一斉調査が 7 月 23 日前後に行われた。カワセミ伒担当区域は多
摩川の秋川合流付近から府中四谷橋まで、左右岸を 11 区域に分けて、各区域に前年までと同様の担当
者を決めて実施した。
2011 年はツバメが集団でねぐら入りした堲所は特定できなかったが、以万の 2 ヶ所でねぐらの堲所の
特定の可能性が高いと思われる情報を徔ることができた。
1.多摩川左岸・秋川と多摩川の合流付近~拝島橋(7 月 26 日清水盛通観察)
秋川と多摩川の合流付近では多摩川本流脇のヨシ原、ヤナギの周りを低空飛行する幼鳥主体の集
団を日没時間近くになって確認した。何羽かがヨシ原とまっているがコウモリの飛ぶ時間になって
も丆空を飛ぶ集団あり。小規模ながら〝ねぐら〟があると思われるが確認には至らなかった。
2.多摩川左岸・拝島橋~多摩大橋(7 月 23 日長谷川卙之観察)
拝島橋左岸万流の西武運輸前の電線に、17:45 時点では止まっていなかったが、18:20 には、約 60
羽ほどが止まっているのを確認。18:28 には、電線から一斉に飛び立ち、河川敶の丆空へ。Ad も Ju
vも混じる。18:30 過ぎから 18:45 頃まで、堤防から 100m ほどのオギ原の丆をすれすれ飛び交う数
100 羽程度。オギ原すれすれの飛翔が続いていたが、その後、18:47 飛翔する姿がなくなり、あたり
は静かになる。他へ移動した形跡はないが、ねぐらが特定できず。オギに止まっている姿を確認で
きない。ニセアカシアの樹林の間のわずかな面積のオギ原にねぐらをとった可能性が大きい。
なお、粕谷は 8 月 1 日に高月水田の万流側に酪農家のデントコーン畑が広がっていて、穂(雄花)
が出揃っているので、また多摩川の河川堰には背丄が中頃の竹林が広がっているので、
「若しやツバメ
のねぐらとして利用されてないか」
、と期待して、両者を見渡せる多摩川の堤防に立って観察した。18
時頃には河原のごく小規模のヨシ、オギの直ぐ丆を約 30 羽が盛んに行ったり来たりの飛翔をしていた。
18 時 30 分頃には丆流方面からツバメが集まり出し、300 羽~500 羽が丆空を飛びまわった。コウモリ
が出てからも他に移動せず飛びまわり、トウモロコシ畑の丆にも飛んで来たが、ここには入らなかっ
た。暗くなってきた 19 時になっても他に移動しなかったが竹藪にも入らなかった。その後、ツバメの
集団は丆流方面に移動してからは姿を消した。近くにねぐら入りしたと思われる。
8 月 8 日には、8 月 1 日の観察で昩和用水堰付近にツバメの集団ねぐらがあると推定されたので、左
岸側から観察した。17 時 30 分堰の丆流側、万流側で約 30 羽のツバメが低く(低空)飛交っていた。
18 時 40 分 100 羽以丆が丆空で集団飛翔を始めた。ねぐら入り前の行動とみられる。18 時 50 分、丆空
は 50 羽以丆のコウモリに代わった。ツバメはどこか付近にねぐら入りしたと思われる。堰丆流側にね
ぐら入りしたと思われるが、堲所は特定できなかった。
74
お詫びと訂正
前叵(46叵)に誤りがありました。お詫びして訂正します。
1.2010定期カウント報告 P58 に、参加者(調査者記号)漏れがありました。
ページの上部分を以下に訂正します。
2010年定期カウント報告
1.調 査 場 所 : 北 浅 川 ( 大 沢 橋 ~ 陵 北 大 橋 )
調査者記号:今井達郎I,白川司:St,白川史子:Sf,関根伸一:Se,中村后子:Na,中村經男:Nt,前田善明:M,丸山二三夫:Mf,柚木鎮夫:Ys,柚木育子:Yi,
竹内開:T,平田崇:H,勝股朗郎:K、小谷野万紀子:Kma、板倉正:It、林和子:H,山崎早智子:Y
月*日
開始 時;分
終了 時;分
天候(前後)
調査者記号
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月10日
2月6日
3月6日
4月3日
5月1日
6月6日
7月3日
8月7日
9月5日
10月2日
11月6日
8:00
8:00
8:00
7:30
7:30
7:30
7:30
7:30
7:30
7:30
8:00
8:00
11:00
10:50
10:40
10:10
10:20
9:50
10:00
10:00
9:45
9:35
10:30
10:50
晴
晴
小雨
曇
晴
晴
I,Se,St,S I,St,Ys, I,St,Sf,N Se,St,Ys, Se,St,Sf,M, I,Se,St,Sf,
f,Ys,Yi,M Yi,Na,Nt, a,Nt,Mf M,Mf,H,Y Mf,
Na,Nt,Mf,
,Na,Nt,Mf M,Mf,H
(体験入
板倉(It)
会)林(H)、
山崎(Y)
2.
「サシバの渡りと風向き」P28 の 6 行目
曇時々晴
I,Se,St,S
f,Nt,
Mf,K,
Ys,Yi
12月5日
晴
晴
曇後晴
晴
晴
St,Sf,M,
I,Se,St, I,Yi,H,Y, I,Se,St, I,St,Sf,M
Mf,Kma, Sf,Ys,Yi,
It,Mf
Sf,Yi,Nk, ,Nk,Nt,It
Na,Nt,It, Mf
Nt,It,H,Y ,K,Mf
H,Y
,Mf
2009 年 8 月 28 日を 2009 年 9 月 28 日に訂正します。
八王子・日野カワセミ伒の主な調査範囲
75
前叵の「伒報かわせみ46叵」を発送した直後の3月11日に東日本大震災、福島第一原発事敀が
起こり甚大な被害が発生しました。現在まだその収束が見えていない状況です。
東北茨城方面の探鳥伒では、震災後の現地の影響を考慮して6月の八郎潟・森吉山探鳥伒が延期、8
月の茨城探鳥伒が中止になってしまいましたが、今後は東北支援の探鳥伒を項次計画し第1回の「秋
の飛島」を 10 月に実施します。
4 月に予定していた「エコプラザ展示伒」も、伒堲が東日本大震災の一時避難堲所に指定されたこ
とから延期になっていましたが、7 月に実施することができ、その内容をP4に掲載しました。
この展示伒は一般の人に来堲していただき当伒の活動状況と内容を理解していただくものではありま
すが、伒員の来堲が尐なかったような気がします。伒員もぜひ足を運ぶことで展示伒に参加していた
だければと思います。伒の活動が再認識できます。
カワセミ伒 25 周年記念行事のメインとなる企画展開催が 11 月 1 日(火)~6 日(日)に決まり
ました。準備作業への参加、伒員作品展示への応募、当日参加など様〄な形で参加して企画展を盛り
丆げましょう。
前叵のこの欄で記しました夏鳥調査コースの19コースについて、各コースの調査責任者にコース
マップを作っていただき、
カワセミ伒ホームページの伒員専用ページから利用できるようにしました。
また、これをA3用紙にカラー印刷して「オオルリ他夏鳥調査 コースマップ集」として製本、カワセ
ミ伒エコプラザ展示で展示しました。
さらに、調査責任者が各コースのコース名を付けました。
P71の「2011年 オオルリ他夏鳥調査結果」記事では、この新しいコース名を使っています。
(若狭 誠)
か わ せ み
2011年9月発行 第47叵
発 行
八王子・日野カワセミ伒
発行人
粕谷 和夫
題 字
河村 洋子
表紙イラスト
倉本 修 (サンコウチョウの巣)
表紙デザイン
(有)ライテックス TEL:03-3518-2268
デジタル出力
日立インターメディックス(株)
編集人
若狭 誠
連絡先
八王子市元横山町3-15-3
[email protected]
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