1 安全安心生活デザイン概論

安全安心生活デザイン学科
1
安全安心生活デザイン概論
必修 2単位 前期
Introduction to Life Design Studies
1年全組 全教員
授業の達成目標
安全安心生活デザイン学科での教育目標と内容を具体的に理解し、学習の動機付けを高める。
授 業 の 概 要
人間の幸福の基本であり、生活の基盤となる安全・安心実現のための科学的な態度や考え方を学ぶ。学科所属教員全員が各専門の立場から
講義を行う。3 つのコース「心身の健康づくり」、「住まいの安全と快適性」、「安全で安心できるまち作り」を学び本学科が目的とする人材
作りの指針を示す。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
時間(分)
住まいのデザイン—意匠と性能(大沼・高木)
住まいのデザインに関わる学問体系を理解する。予)身の回りの住環境の特徴
を記録しておく。復)身の回りの住環境の改善点を考察する。
240
地域の歴史と住まい(小山)
住まいの歴史や地域性への興味関心を深める。予)出身地域の歴史について予
習しておく。復)仙台旧市街を歩き、歴史性を確認する。
240
現代の住まいとインテリア(大沼)
現代の住まい・インテリアへの興味関心を深める。予)興味ある住まい・イン
テリアの事例調査を行う。復)住まい・インテリアの部位名を復習する。
240
安全安心と現代住宅の性能(高木)
省エネルギーの住環境とその必要性を理解する。予)省エネ住宅に関する新聞
記事等を抽出する。復)これからの住宅性能について考察する。
240
ディスカッションその 1(住まい編:小山・大
沼・福留・高木)
第 1 回〜第 5 回の内容と相互連関性について理解する。予)当該講義内容を
復習しておく。復)討論の要点と持論についてレポートを作成する。
240
くらしのデザイン—産業と福祉(福留)
くらしのデザインに関わる学問体系を理解する。予)日常生活の安全安心に関
わる疑問点を記録しておく。復)前記の改善点について考察する。
240
高齢化社会と支え合い(伊藤)
高齢化社会と支え合いに関する基礎知識を養う。予)身の回りの高齢者の生活
について観察する。復)支え合いのあり方について考察する。
240
福祉コミュニティのデザイン(古山)
障がい者福祉に関する基礎知識を養う。予)身の回りの障がい者の生活につい
て観察する。復)支え合いのあり方について考察する。
240
社会心理と市民行動(中井)
社会心理に関する基礎知識を養う。予)社会問題となった事故・災害の記事に
ついて予習する。復)市民行動とその心理構造について考察する。
240
復興まちづくりの現在とこれから(福留)
復興まちづくりに関する基礎知識を養う。予)東日本大震災と復興に関する記
事について予習する。復)地域の復興について考察を深める。
240
12
ディスカッションその2(くらし編:福留・伊
藤・古山・中井)
第 7 回〜第 11 回の内容と相互連関性について理解する。予)当該講義内容を
復習しておく。復)討論の要点と持論についてレポートを作成する。
240
13
ライフデザインのあゆみとまちづくりのこれか
ら(菊地)
学部学科の歴史および社会的意義を理解する。予)学部全体のカリキュラム体
系を予習する。復)学習関心を学外に広げ、行動計画をたてる。
240
産業社会における企業経営の現在(中島)
産業社会と企業に関する基礎知識を養う。予)気になる企業を一つ選び、その
沿革や業態を予習する。復)産業社会での労働意欲を高める。
240
ディスカッションその3(菊地・小山・中島・
大沼)
安全安心生活デザインの学問体系を再確認する。予)全講義内容を復習してお
く。復)今後の学習指針についてレポートを作成する。
240
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
学習課題(予習・復習)
回 第
10
回 第
11
回 第
回 第
回 第
14
回
15
安全安心な地域のくらしと住まい(福留・大沼) 地域のくらしと住まいに関わる学問体系を理解する。予)カリキュラム科目名
にあるキーワードを調べる。復)4年間の学習計画を構想する。
教科書・参考書等
教科書 なし
参考書 自作資料
成績評価方法・基準
授業中に行う実習レポートや試験を用いて評価する。
1
240
安全安心生活デザイン学科
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生活デザインセミナーⅠ
必修 1単位 前期
SD Seminar for Freshman Ⅰ
1年全組 全教員
授業の達成目標
資料を収集・整理し、ゼミのグループでその結果をまとめ、学年全員の前で発表するための作業を行う。その過程を通して、大学における
主体的な学習の仕方、生活デザインの基本的課題について認識できるようになることを目標とする。
授 業 の 概 要
各教員がそれぞれ数人の学生を担当する少人数ゼミナールである。学生は、週一度のセミナーに出席して、担当教員から、大学における主
体的な学習の仕方や自律的な生活の仕方を始めとするキャンパスライフ全般についてアドバイスを受けるとともに、担当教員の専門に応じ
て、安心で安全な生活デザインの入門的な課題について学習する。その上で、学科共通の課題および個々の教員の課題に沿った生活デザイ
ンツアーを実施するために、グループでディスカッションやプレゼンテーションを行い、企画を練り上げ、実行する。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学生生活やシラバスを読んで予習復習する
時間(分)
60
全体セミナー(モデルカリキュラム)
学生生活やシラバスを読んで予習復習する
60
全体セミナー(キャリアガイダンス)
学生生活やシラバスを読んで予習復習する
60
個別セミナー(課題検討)
新聞や日頃の生活に関心をもち自分の意見を述べれるよう予習する。グループ
討論の内容を復習する
60
個別セミナー(企画立案)
グループ討論の内容を振り返りどのように進めるか提案できるように予習す
る。企画内容を復習する
60
個別セミナー(文献調査)
企画に関係する文献を予習する。不足している文献を集める
60
個別セミナー(計画書作成)
調査の進め方を自分なりに考え提案する準備をする。計画書の一連を整理する
60
全体セミナー(自己発見レポート)
自分の日常生活を振り返ってのぞむ
60
全体セミナー(学習スキル①;スキルを身につ
けるためのガイダンス)
大学生活でどのようなスキルが大切か考えてのぞむ
60
10
全体セミナー(学習スキル②;聞き取る力を養
う)
新聞や日頃の生活に関心をもち聞いたことを整理する
60
11
個別セミナー(学習スキル③;まとめる力を養
う)
新聞や日頃の生活に関心をもち聞いたこと読んだことをまとめる
60
個別セミナー(学習スキル④;話す力を養う)
新聞や日頃の生活に関心をもち聞いたこと読んだことを言葉にしてみる
60
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
全体セミナー(大学生活ガイダンス)
回 第
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
学習課題(予習・復習)
個別セミナー(学習スキル⑤;伝える力を養う) 新聞や日頃の生活に関心をもち聞いたこと読んだことを誰かに伝える
60
全体セミナー(自己発見レポートフォローアッ
プ)
自己発見の結果と日常生活を対応させて振り返る
60
全体セミナー(前期総括)
大学入学から現在を振り返り、達成されたことと今後の課題をあきらかにする
60
教科書・参考書等
教科書 なし
参考書 自作資料
成績評価方法・基準
グループ課題、個人課題の内容、理解度や達成度を総合して評価を行う。
2
安全安心生活デザイン学科
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インテリアデザイン論Ⅰ
必修 2単位 前期
Theory of Interior Design Ⅰ
1年全組 教 授 菊地 良覺
非常勤講師 加藤喜久男
授業の達成目標
①インテリア空間のかたちを決める大きな要素を列挙できること。
②ある条件のもとで、要素組み立てかたちづくる手法のいくつかを習得すること。
③かたちの良し悪しの評価が、歴史的存在である具体的な建築や空間をものさしにして相応にできること。
授 業 の 概 要
現代の生活環境では、常に変化するライフスタイルに応じた「もの」
・「空間(場)」等の創造が課題となる。ここでは特にインテリアデザイ
ンに関して「人もの場の関係性」と背景となる場の「色・形・テクスチャー」・「道具の在り様」・「空間量の把握」・「空間計画手法」などに
関して講義を行う。
学生の修得目標は、「インテリアの諸要素が把握できる」・「いくつかの計画手法とデザイン条件の設定ができる」等とする。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
「インテリアデザインとは?」のガイダンス(菊 (予習:指定教科書の概要をあらかじめ目を通すこと。
)
地・加藤)
時間(分)
240
(予習:デザイン分野に関する文献をひも解くこと)
(復習:デザインの進め方
に関してフロー図を再度確認すること)
240
インテリア空間の表現(菊地)
(予習:空間概念に関して文献等でひも解くこと)
(復習:空間に関して図解で
きるようにすること)
240
生活と空間量をとらえる→動作と単位空間(水 (予習:動作空間、特に水回り系に関してひも解くこと)
(復習:水回り系に関
回り系)(菊地)
する要素を図解できるようにすること)
240
生活と空間量をとらえる→動作と単位空間(リ (予習:動作空間、特にリビング居室系に関してひも解くこと)
(復習:リビン
ビング居室系)(菊地)
グ居室系に関する要素を図解できるようにすること)
240
インテリア空間づくりの手法(1)→形・色・ (予習:日常住生活空間での色・テクスチャ−等を調べておくこと)
(復習:ス
テクスチャーの総論(菊地)
ケッチによる色とテクスチャ−の習得に努めておくこと)
240
インテリア空間づくりの手法(2)その1(床・ (予習:日常生活空間内の床・壁・天井の素材を調べておくこと(復習:公共
壁・天井)(菊地)
空間の床・壁・天井の素材を常に調べる事)
240
インテリア空間づくりの手法(3)その2(モ (予習日常空間内にあるモノとしての道具を調べておくこと)
(復習:公共空間
ノ)
(菊地)
内のモノとしての道具を調べておくこと)
240
インテリア空間づくりの手法(4)→(モジュー (予習 : 身近な生活空間の基本モジュールを探る)(復習:西洋のモジュール実
ルその1西洋)(菊地)
例を探ること)
240
10
インテリア空間づくりの手法(5)→(モジュー (予習:の本の木割に関して調べる事)
(復習:現代の住宅のモジュールを実例
ルその2日本)(菊地)
で探ること)
240
11
インテリア空間づくりの手法(6)→エレメン (予習:身近な生活空間の椅子を観察すること)
(復習:国内外の椅子の実例を
トのデザイン(椅子)(加藤)
可能な限り調べること)
240
12
インテリア空間づくりの手法(7)→エレメン (予習:身近な生活空間の家具を観察すること)(復習):国内外の歴史的な代
トのデザイン(家具)(加藤)
表的な家具をまとめておくこと)
240
13
インテリア空間づくりの手法(8)→エレメン (予習:身近な生活空間のテキスタイルを観察しておくこと)
(復習:国内外の
トのデザイン(テキスタイル)(加藤)
代表的なテキスタイルをまとめておくこと)
240
14
インテリア空間づくりの手法(9)→エレメン (予習:身近な生活空間の照明を観察しておくこと)
(復習:照明方式と省エネ
トのデザイン(照明)(加藤)
タイプの照明器具をまとめておくこと)
240
まとめと試験
240
回 第
インテリア計画のアプローチの方法(菊地)
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
(予習:上記の各授業内容を再度学習し、試験に臨むこと)
(復習:試験で未回
答なところを再度調べておくこと)
教科書・参考書等
教科書 「インテリアデザイン教科書」インテリアデザイン教科書研究会編著・自作制作の資料
参考書 「インテリアデザインの基礎」カール・クリスチィアン・ホイザー著
「コンパクト設計資料集成」日本建築学会編
「建築製図」朝倉書店
「日本建築の空間」井上充夫著
「日本のデザイン」伊藤ていじ著
「素材と造詣の歴史」山本学治著
成績評価方法・基準
授業で行うミニ演習と試験による。
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安全安心生活デザイン学科
4
住まいの文化史
必修 2単位 前期
History and Culture of Dwelling Houses
1年全組 教 授 小山 祐司
授業の達成目標
居住空間を中心とした空間造形及び空間概念の変容について、そのバックグラウンドとともに理解できること。居住空間に関わる諸現象・
諸概念を基礎的専門用語を用いて記述できること。
授 業 の 概 要
日本における住まいを中心に、その生活様式や空間に対する感性の変遷を、古代から現代までについて概説する。更に、西欧の住まいとの
比較も行う。
これらを通して、住まいにおける、より質の高いアメニティーの在り方を考える。
具体的には、まず、古代から近代そして現代までの居住空間がどのように変容してきたのかを学び、現代の住まいの在り様を考える。更に、
空間概念の変遷を、①主体と客体の空間構成の変化、②ハレとケの分節と「しつらい」による場の転換、③上位・下位、表・奥などの空間
序列や空間概念、④モダニズム以後の空間概念、などを中心にして考える。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
日本の現代住宅について参考書などを利用し調べておくこと。配布した講義要
録冊子と図版資料を利用して復習すること。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
住宅における空間デザイン手法について
講義要録や参考書を基に、住宅の空間デザインについて調べておくこと。配布
した図版資料を利用して復習すること。
240
原始時代から奈良時代
講義要録や参考書を基に、奈良時代までの住宅について調べておくこと。配布
した図版資料を利用して復習すること。
240
平安時代における寝殿造の完成
講義要録や参考書を基に、寝殿造りまでの住宅について調べておくこと。配布
した図版資料を利用して復習すること。
240
平安時代における寝殿造の変容
講義要録や参考書を基に、寝殿造りの変化について調べておくこと。配布した
図版資料を利用して復習すること。
240
平安時代における空間概念 ハレとケ、礼につ
いて
講義要録や参考書を基に、
寝殿造りにおけるハレとケについて調べておくこと。
配布した図版資料を利用して復習すること。
240
中世における主殿造について
講義要録や参考書を基に、主殿づくり住宅について調べておくこと。配布した
図版資料を利用して復習すること。
240
中世における主殿造から書院造への変容
講義要録や参考書を基に、書院造りまでの住宅について調べておくこと。配布
した図版資料を利用して復習すること。
240
中世から近世における空間概念 上と下につい
て
講義要録や参考書を基に、書院造りにおける「上と下」について調べておくこ
と。配布した図版資料を利用して復習すること。
240
中世から近世における空間概念 表と奥につい
て
講義要録や参考書を基に、書院造りにおける「表と奥」について調べておくこ
と。配布した図版資料を利用して復習すること。
240
草庵茶室と数寄屋造について
講義要録や参考書を基に、茶室と数寄屋について調べておくこと。配布した図
版資料を利用して復習すること。
240
12
近世における様々な階層の居住空間の様態 農
民と町人の住まい
講義要録や参考書を基に、江戸時代の種々の住宅について調べておくこと。配
布した図版資料を利用して復習すること。
240
13
近世における様々な階層の居住空間の様態 侍
の住まい
講義要録や参考書を基に、江戸時代の侍住宅について調べておくこと。配布し
た図版資料を利用して復習すること。
240
近代における西欧化から住宅改良へ
講義要録や参考書を基に、日本の近代住宅について調べておくこと。配布した
図版資料を利用して復習すること。
240
まとめと試験
第 14 回までの講義内容を復習し試験の準備を行うこと。試験の講評を参考に
不十分だった内容を復習すること。
240
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
住宅の今日的な問題点について
回 第
10
回 第
11
回 第
回 第
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 特に指定しない。適時、教員自作資料を配付する。
参考書 「日本デザイン論」伊藤ていじ著 SD 選書
「日本建築の空間」井上充夫著 SD 選書
「日本デザイン論」伊藤ていじ著 SD 選書
「図説・近代日本住宅史」内田青蔵 他著 鹿島出版会
成績評価方法・基準
まとめの試験(定期試験)により評価を行う。
4
240
安全安心生活デザイン学科
5
都市防災論
必修 2単位 前期
Studies of Local Disaster Mitigation
1年全組 准教授 福留 邦洋
授業の達成目標
都市防災など地域防災について学び、その知識をわが身の安全・安心や地域社会に活かせるようにすることをめざす。
授 業 の 概 要
災害発生の原因、拡大の背景、応急対応のしくみなど災害発生から対応までについて過去の主に地震災害事例から解説する。またグループディ
スカッションなどを通して災害について自ら考えられるようにする。これらを通して都市災害の構造について理解を深めていく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
災害とは
学習課題(予習・復習)
災害とはどのような条件、要素で発生するか各自で考えてくること
時間(分)
240
災害の種類
ハザードの違いについて調べておく。復習としては過去に宮城県など東北地方
で発生した災害について確認しておくこと。
240
災害発生と対応の流れ
災害発生から自分の身の回りでどんな対応が必要か考えておく。講義はノート
を見直して災害発生から次の災害への備えまでの流れを確認すること。
240
災害対応力(自助・共助・公助)
過去の災害における自助、共助、公助の各事例を調べておく。講義ノートを見
直し、自分自身で行える自助の事例を考え、ノートに書き加えること。
240
都市災害の特徴(被害形態)
都市で大規模災害が発生するとどのような被害や問題が生じるか東日本大震災
240
など過去の事例を調べておく。講義後は板書等を筆写したノートを読み返すこと。
都市災害の特徴(帰宅困難者の発生)
帰宅困難者とはどういう意味か調べておく。講義終了後は、大学から自宅まで
徒歩による経路や距離、休憩できる場所等を地図で確認すること。
240
災害対応(災害対策本部について)
災害対策本部では何を行うのか調べておく。講義終了後は作成したノートを読
み返すこと。
240
災害対応(情報・医療など)
トリアージの意味を調べておくこと。講義終了後は作成したノートを読み返す
こと。
240
災害対応(避難所開設など)
自宅の近所ではどこが指定避難所になっているか調べておく。講義終了後は作成
したノートを読み返し、避難所の開設から運営についての流れを復習すること。
240
災害対応(災害弱者について)
者とはどのような人を示すことが調べておくこと。終了後は作成したノートを
読み返すこと。
240
災害対応(災害ボランティアについて)
各自が経験した災害ボランティアの内容をまとめてくること。講義終了後は、一般ボランティア
と専門ボランティアの違い、ボランティアコーディネートの意味が説明できるようになること。
240
災害対応(地域経済について)
過去の災害から経済的損失の事例を調べておく。講義終了後は作成したノート
を読み返すこと。
240
災害対応(応急仮設住宅について)
みなし仮設住宅とはどういうものか調べておくこと。講義終了後は作成した
ノートを読み返すこと。
240
災害への備え
これまでの講義を振り返り、自分自身で行う災害への備えについてまとめておくこと。講義終了後
は、地域全体を通して備えておく必要性について作成したノートなどから理解の定着に努めること。
240
都市防災の総括
これまでに作成してきた講義ノートを読み返しておくこと。講義終了後は、災害発
生から一連の対応について自分自身の言葉で説明できるように復習しておくこと。
240
教科書・参考書等
『被災地デイズ』(弘文堂)
成績評価方法・基準
レポート課題と試験により評価する。
5
安全安心生活デザイン学科
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心の理解とケア
必修 2単位 前期
Personality and Mental Health
1年全組 講 師 中井 周作
授業の達成目標
安全安心生活デザイン学科での教育目標と内容を具体的に理解し、学習の動機付けを高める。
授 業 の 概 要
意識と無意識の世界について学び、神経症や心身症の原因や予防法を理解する。さらに様々な心理検査の実習を通して自己理解を深めていく。
具体的には、ロールシャッハテストなどの性格診断テストを行いながら潜在意識についての理解を深め、心の病の原因と予防・治療法を学ぶ。
いじめやニートなど、現代社会における心の病は、その原因を理解することによってはじめて解決可能となる。さまざまな心理検査の実習
を通して自己理解を図り、心の安定と健康の基礎作りを学んでいく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序章(講義内容紹介)
学習課題(予習・復習)
心理学の分野に関心を持ち、講義ノートを作成し復習を行う。
心理学の諸領域
臨床心理学の概要を学び、講義ノートを作成し復習を行う。
240
性格の理解(ビッグファイブ理論)
心理テストを通し自分の性格を知り、講義ノートを作成し復習を行う。
240
性格の理解(ロールシャッハテスト)
心身症の検査を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を行
う。
240
性格の理解 ゲスフーテスト
心理テストを通し自分の性格を知り、講義ノートを作成し復習を行う。
240
アイデンティティ
青年期の自我について学び、講義ノートを作成し復習を行う。
240
エゴグラム実習
性格判断テストを通し、自分の性格を深く理解する。講義ノートを作成し復習
を行う。
240
人間関係とストローク欲求と葛藤
人間関係を心理学的アプローチより学ぶ。講義ノートを作成し復習を行う。
240
欲求不満
欲求不満の状態を学び、その解決策を学ぶ。講義ノートを作成し復習を行う。
240
防衛機制
防衛機制について学び、その重要性と危険性を学ぶ。講義ノートを作成し復習
を行う。
240
ストレスコーピング
ストレスについて学び、その解決策を学ぶ。講義ノートを作成し復習を行う。
240
心身症とは何か
心身症について実態を学ぶ。講義ノートを作成し復習を行う。
240
心身症の原因
心身症の原因を学ぶ。講義ノートを作成し復習を行う。
240
心身症の予防と治療
心身症の予防方法とその治療方法について学ぶ。講義ノートを作成し復習を行
う。
240
理解のまとめ
これまで学んだ知識を講義ノートを通して総復習し、理解を深める。
240
教科書・参考書等
自作による教科書使用
成績評価方法・基準
授業中のレポート課題と試験の成績により評価する
6
時間(分)
240
安全安心生活デザイン学科
7
表現技法演習
必修 2単位 前期
Exercises Drawing Fundamentals
1年1組 教 授 菊地 良覺
非常勤講師 佐藤 隆博
1年2組 教 授 中島 敏
非常勤講師 加藤喜久男
授業の達成目標
①モノや空間を理解し、忠実に再現することを体験すること。
②図面の意味が理解でき、正確に線を使い分けて表現できること。
③与えられた図面のかたちを、等測投象(アイソメトリック)
・透視図(パースぺクティブ)で表現できること。
④着色の方法を経験すること。
授 業 の 概 要
住まいや地域を考える手段として、更に、表現伝達する手段としてのスケッチ・パースペクティブ・図面等の技法を習得する。具体的には、
①視・聴・味・嗅・蝕の五感を使って観察した上での精密描写を目的とする、道具や車、室内や樹木、街並みのスケッチ、②生産のための
図面としての 3 面図 ③対話をするための等角投象図(アイソメトリック)
、④完成の様子を示す透視図(パースぺクティブ)、以上の習得
を目指す。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
(予習人物をよく観察しておくこと)
(復習:自分の各部位を観察しスケッチす
ること)
観察と計測−2(「車・自転車」)
(予習:モノ特に移動車両を良く観察しておくこと)
(復習:移動車両の実測を
行いつつ、スケッチを重ね続けること)
120
観察と計測−3(
「樹木とその周辺の学部空間 (予習:身近な生活空間にある樹木やその周辺要素をよく観察しておくこと)
(復
要素」)
習:樹木等の外部空間要素も目測しスケッチを重ね続けること)
120
観察と計測−4(「室内空間」)
(予習:身近な生活内部空間を観察しておくこと)
(復習:公共的な室内空間観
察しスケッチを重ねていること)
120
観察と計測−5(「室内空間の道具」)
(予習:身近な生活空間の道具を観察しておくこと)
(復習:公共的な内部空間
の道具を観察しスケッチを重ね続けておくこと)
120
B)製図−1(室内空間の製図−平面図:アウ (予習:製図のための道具を準備し、製図のルールを予め見ておくこと)
(復習:
トラインまで描く)
平面図書き方に沿って何度も練習を重ねておくこと)
120
製図−2(室内空間の製図−平面図:仕上げる) (予習:平面図を仕上げるための各種記号を予習しておくこと)
(復習:平面図
がルールに沿って描けているか再確認しておくこと)
120
製図−3(室内空間の製図−断面展開図:アウ (予習:断面展開図の描き方を確認しておくこと)
(復習:断面展開図がルール
トラインまで描く)
に沿って描けているか再確認しておくこと)
120
製図−4(室内空間の製図−断面展開図:仕上 (予習:断面展開図を完成するための各種記号を確認しておくこと)
(復習:完
げる)
成した断面展開図の再チェックを行うこと)
120
10
C)室内空間のアイソメトリックパースを理解 (予習:アイソメトリックパースの原理を確認しておくこと)
(復習:アイソメ
し、描く−下図を描く
トリックパース描き方の手順を再推確認すること)
120
11
室内空間のアイソメトリックパースを理解し、 (予習:仕上げるためのルールを確認しておくこと)
(復習:アイソメトリック
描く−仕上げる
パースが描けているかの再確認をすること)
120
12
室内空間のパースペクティブ〔透視図〕を理解 (予習:透視図の原理を確認しておくこと)
(復習:透視図の描き方を再確認し
し、描く−下図を描く
ておくこと)
120
13
室内空間のパースペクティブ〔透視図〕を理解 (予習:仕上げるための手順を再確認しておくこと)
(復習:完成品の再チェッ
し、描く−仕上げる
クを行うこと)
120
14
D)パースペクティブ〔透視図〕を画用紙にコ (予習:透視図に着採するための画材を検討しておくこと)
(復習:着採が可能
ピーし着彩をおこなう−下図を描く
かどうか確認しておくこと)
120
15
パースペクティブ〔透視図〕を画用紙にコピー (予習:着採画材を特徴をよく調べておくこと)
(復習:完成作品を再確認する
し、着彩をおこなう−仕上げる
こと)
120
回 第
全体ガイダンス
A)観察と計測−1(「人物」)
回 第
回 第
回 第
回 第
回
教科書・参考書等
教科書 「建築製図」朝倉書店
参考書 「コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編
成績評価方法・基準
出題課題作品全てによる評価。
7
120
安全安心生活デザイン学科
8
生活デザインセミナーⅡ
必修 1単位 後期
SD Seminar for Freshman Ⅱ
1年全組 全教員
授業の達成目標
資料を収集・整理し、ゼミのグループでその結果をまとめ、学年全員の前で発表する。その過程を通して、大学における主体的な学習の仕方、
生活デザインの基本的課題について認識できるようになることを目標とする。併せて、学生は、それぞれ自己の将来の進路を考える。
授 業 の 概 要
少人数ゼミナールである生活デザインセミナーⅠに引き続き、ここでは、学科共通の課題および個々の教員の課題に沿った生活デザインツ
アーの結果について、グループでディスカッションやプレゼンテーションを行いながら、安全で安心な生活デザインのさまざまな課題に対
する眼を養う。また、学生は、検査結果の分析と学生自身の将来像に関するレポート作成を行う。これらを通して、分析力と構想力を養う
ことを狙いとする。そして、今後の学習の方法と内容および将来の進路や職業を展望する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
全体セミナー(ガイダンス、生活指導など)
学習課題(予習・復習)
学生生活やシラバスを読んで予習復習する
全体セミナー(学習スキル①:非言語)
非言語課題に目を通す。非言語スキルの解説内容を整理する
60
全体セミナー(学習スキル②:言語)
言語課題に目を通す。言語スキルの解説内容を整理する
60
全体セミナー(学習スキル③:模擬試験)
非言語・言語課題に目を通す。スキルの解説内容を整理する
60
個別セミナー(ゼミ毎の課題ガイダンス)
日常生活の問題点や疑問などを意見を述べれるようにしてのぞむ。
グループ(他
学生)の意見をまとめる
60
個別セミナー(課題の検討)
日常生活の課題について意見を述べれるようにしてのぞむ。グループ
(他学生)
の意見をまとめる
60
個別セミナー(課題の設定)
日常生活の調査方法等を意見を述べれるようにしてのぞむ。グループ
(他学生)
の意見をまとめる
60
個別セミナー(課題の分析とまとめ)
日常生活の調査後に何が明確になるか目標等を意見を述べれるようにしてのぞ
む。グループ(他学生)の意見をまとめる
60
個別セミナー(フィールド調査計画)
日常生活の調査計画についいて意見を述べれるようにしてのぞむ。
グループ(他
学生)の意見をまとめる
60
個別セミナー(フィールド調査企画書作成)
日常生活の計画に進め方を意見を述べれるようにしてのぞむ。グループ(他学
生)の意見をまとめる
60
フィールド調査実行1
計画に沿って実施できるよう振り返る。実施結果やグループ(他学生)の意見
をまとめる
60
フィールド調査実行2と調査結果のまとめ
計画に沿って実施できるよう振り返る。実施結果やグループ(他学生)の意見
をまとめる
60
全体セミナー(発表会)
自分やグループのプレゼン内容を振り返る。他学生や教員の意見等をまとめる
60
全体セミナー(プレゼンテーションの評価)
自分やグループのプレゼン内容を振り返る。他学生や教員の意見等をまとめる
60
個別セミナー(総括)
自分やグループのプレゼン内容を振り返る。計画内容や実施、発表についてま
とめる
60
教科書・参考書等
教科書 なし
参考書 自作資料
成績評価方法・基準
グループ課題、個人課題の内容、ディスカッションやプレゼンテーション、発表会の内容を総合して評価を行う。
8
時間(分)
60
安全安心生活デザイン学科
9
住まいの計画
必修 2単位 後期
Planning of Housing
1年全組 未 定
授業の達成目標
1)住まいづくりに関する基本的な知識、プロセスについて理解すること。
2)戸建て住宅のグリッドプランニングができるようになること。
3)現代日本および東北地方における住まいづくりの問題点とこれからの課題について理解すること。
授 業 の 概 要
1)住まいづくりに関する基本的な知識とプロセスについての講義
2)戸建て住宅のグリッドプランニング手法の解説と演習
3)現代日本および東北地方における住まいづくりの問題点とこれからの課題についての講義
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
住まいづくり全体の流れ
住まいづくりの流れについて、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介されて
いるかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
240
住まいづくりに関わる専門家と制度
住まいづくりに関わる専門家と制度について、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介
されているかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
ハウスメーカーの住まいづくり
ハウスメーカーの住まいづくりについて、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介さ
れているかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
工務店の住まいづくり
工務店の住まいづくりについて、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介されて
いるかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
建築家の住まいづくり
建築家の住まいづくりについて、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介されて
いるかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
住まいづくりの基礎用語
住まいづくりの基礎用語について、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介され
ているかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
グリッドプランニング
住まいづくりにおける「間取り」について、雑誌やインターネットではどのようなことが紹介
されているかを調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
建ぺい率、道路境界線、隣地境界線
建ぺい率、道路境界線、隣地境界線という専門用語について、雑誌やインターネッ
トで調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
階段、容積率、2階建て 3LDK プランのトレー
ス
容積率という専門用語、および住宅の階段デザインについて、雑誌やインターネッ
トで調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
平屋 2LDK オリジナルプランニング
住まいの「間取り」を考える際のポイントについて、雑誌やインターネットで
調べて予習する。
配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
ポーチ、玄関、ドア、屋根、軒、庇、駐車場
ポーチ、玄関、屋根、駐車場を考える際のポイントについて、雑誌やインターネッ
トで調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
リビング、和室、ベッドルーム、収納
リビング、和室、ベッドルーム、収納を考える際のポイントについて、雑誌やインター
ネットで調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
ダイニング、キッチン
ダイニング、キッチンを考える際のポイントについて、雑誌やインターネットで
調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
トイレ、風呂、洗面室
トイレ、風呂、洗面室を考える際のポイントについて、雑誌やインターネットで
調べて予習する。配布されたプリントの復習課題を解いて学習内容を復習する。
240
まとめと試験
これまでに配布したプリント全てに目を通して自分自身でも全体のまとめを行い予習する。試験
に出たところ、特に試験で分からなかったところをプリントで確認し、本講義全体の復習をする。
240
教科書・参考書等
テキスト 講義の時間に毎回プリントを配布する
成績評価方法・基準
毎回の授業内容をどの程度理解したかを知るレポートの評価点と、期末の講義全体の理解度を見る試験の2つによって評価する。
9
安全安心生活デザイン学科
10
住まいの環境工学Ⅰ
必修 2単位 後期
Environmental Engineering for Dwelling、Part Ⅰ
1 年全組 准教授 高木 理恵
授業の達成目標
省エネルギーと居住環境の質の向上を前提として、室内環境と外部環境の関係を理解できるようになること。熱負荷の推定や結露防止、室
内空気汚染防止の意義を理解できるようになること。以上の結果と具体的な室内環境のデザインがどこで結びついているかについて説明で
きるようになること。
授 業 の 概 要
本講は、住まいと人間をとりまくさまざまな物理的環境を取り扱うもので、住まいの環境がどのようにしてつくられるか、どのようにして
制御できるかについて学び、人間の生活空間を健康的で快適かつ作業能率の高い環境につくりあげるための基礎事項を習得することを目的
とする。ここでは、主として、暖かくて涼しい住まい、湿気のない住まい、空気のきれいな住まい、に焦点を当てて学習し、安全で安心な
住まいを成り立たせるための、暖冷房と換気の計画の重要性、省エネルギー計画の必要性などを考察する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序論、ガイダンス
自分の身の回りの環境要素について予習する。配布したノートや資料から本講
義の目的について復習する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
自然環境の利用と制御(1)気候要素と生活
配布したノートや資料から自然環境の要素について予習する。授業ノートから
生活の中に自然環境を利用することの意味を復習する。
240
自然環境の利用と制御(2)太陽エネルギーと
太陽位置
配付資料から太陽位置を学ぶことの意義を予習する。授業ノートから太陽位置
の計算方法について復習する。
240
自然環境の利用と制御(3)日照と日影
配付資料から日照と日影について予習する。授業ノートから太陽位置図を用い
て日照および日影を予測する方法を復習する。
240
自然環境の利用と制御(4)日照調整計画とブ
リーズソレイユ
配付資料から冬期の日差し確保と夏期の日射遮蔽について予習する。授業ノー
トから日照調整計画の種類と方法を復習する。
240
暖かくて涼しい住まい(1)熱環境と生活
自分の身の回りの熱環境問題について予習する。配布したノートや資料から住
まいにおける熱の問題を学習することの意義を復習する。
240
暖かくて涼しい住まい(2)伝熱の三つのプロ
セス
配付資料から熱環境問題を考えるためには伝熱学が必要であることを予習す
る。授業ノートから伝熱の三つのプロセスを復習する。
240
暖かくて涼しい住まい(3)熱伝達と熱貫流
配付資料から伝熱の基本的な数式を予習する。授業ノートから壁体を貫流する
熱量と室内側表面温度の計算問題を復習する。
240
暖かくて涼しい住まい(4)熱負荷
配付資料から室内の熱損失と熱取得について予習する。授業ノートから熱負荷
および暖房と室温の関係について復習する。
240
暖かくて涼しい住まい(5)暖冷房計画とパッ
シブデザイン
配付資料からパッシブデザインを含む暖冷房の方法について予習する。授業
ノートから省エネルギーを実現する暖冷房計画を復習する。
240
湿気のない住まい(1)相対湿度と絶対湿度
自分の身の回りの湿気環境問題について予習する。配布したノートと資料から
湿り空気の定義と湿度の表し方を復習する。
240
湿気のない住まい(2)結露防止
配付資料から結露の発生要因と被害内容および防止策を予習する。授業ノート
から結露を防止する計算方法について復習する。
240
空気のきれいな住まい(1)室内空気汚染とシッ
クハウス
自分の身の回りの空気環境問題について予習する。配布したノートや資料から
室内空気汚染物質とシックハウス問題を復習する。
240
空気のきれいな住まい(2)換気計画の重要性
配付資料から換気方式の種類や内容を予習する。授業ノートから自然換気と機
械換気および換気計算方法について復習する
240
まとめと試験
配布した練習問題により試験問題を予習する。試験問題を振り返り住まいの環
境工学Ⅰ全体を復習する。
240
教科書・参考書等
参考書 石川善美、垂水弘夫ほか:熱と空気のデザイン 井上書院 2、500 円
日本建築学会編:雪と寒さと生活Ⅰ、発想編 彰国社 3、000 円
成績評価方法・基準
宿題レポート提出 20%、試験 80%の配分で総合的に評価する。
10
240
安全安心生活デザイン学科
11
地域の産業デザイン論Ⅰ
必修 2単位 後期
Advancement of Regional Industry Ⅰ
1年全組 教 授 大沼 正寛
授業の達成目標
地域と産業とは、本来不可分の関係にあるが、近代以降、産業が土地に根ざす必要は薄れ、遠隔地でモノやエネルギーを生産し効率よく運
ぶこととなった。この構造が永続的でないと分かりはじめた矢先に3・11 は起こった。本講義では、今後の地域産業を考えるため、まず「近
代産業史・都市住宅史」を基礎知識として涵養したうえで、東北の歴史地理にもとづく地域資源活用事例を学ぶ。私たちがおかれた時空間
上の位置を考える機会としたい。
授 業 の 概 要
全2部構成とする。第1部(全 7 回)では、近代産業史・都市住宅史の概要を学び、地域・産業およびデザインを論じるうえでの基礎知識
を涵養する。これにより現在の私たちの立ち位置を確認したうえで、第2部(全 8 回)では、私たちのくらす東北の風土と、そこに培われ
た地域資源、さらにそれを取り巻く生活・産業のあり方について、事例をもとに考察していく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
第1部(1)ガイダンス・世界のなかの東北
予習として世界と日本の地図を確認し、近代産業基礎論の舞台となる西洋、日
本、東北の地理的空間を把握するよう講義内容を復習する。
第1部(2)西洋 - 産業革命と近代の黎明
予習として中学高校で学んだ近代史を確認する。産業革命の前史と進行過程、 240
新たな都市構造物事例について講義内容を復習する。
第1部(3)西洋 - 都市問題と近代デザイン運
動
予習として前回の歴史主義建築について確認する。アーツアンドクラフツから
バウハウスまで各種デザイン運動の流れについて復習する。
240
第1部(4)西洋 - 近現代の建築・住宅
予習として前回の近代デザイン運動について確認する。復習として西洋近代の
建築・住宅の名作を事例として、試み・成果・課題を考える。
240
第1部(5)日本 - 近世城下町と地域産業
予習として日本地図を眺めておく。地域産業の母体となった近世日本の都市構
成と現存遺構を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第1部(6)日本 - 欧化と近代技術
予習として前回の近世日本都市史を確認する。擬洋風と本格洋風、日本人建築
家の誕生までの近代初期建築史を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第1部(7)日本 - 建築・住宅の近代変容
予習として前回の近代書記建築史を確認する。西洋に追いつき伝統を活かして
モダンの先駆を走った名作を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(1)東北の風土
予習として第1回で示した東北地図を眺めておく。古代中世近世と東北がおか
れた状況、豊かな資源といった風土を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(2)東北農山漁村の近世・近代
予習として第1回で示した東北地図を眺めておく。農村の米や山村の木材の近
代変容、漁村と国土変容の概略を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(3)士族の帰農と松ケ岡開墾場
幕末の士族の状況について調べておく。鶴岡藩がどのように殖産興業を成し遂
げたか説明できるよう講義内容を復習する。
240
11
第2部(4)石のはなし - 地域資源の開発と展
開
予習として宮城の県産品について調べておく。近代宮城の地域産業の実例たる
石材の興隆と被災後の状況を説明できるよう講義内容を復習する。
240
12
第2部(5)茅のはなし - 地域資源の形成と展
開
予習として宮城の県産品について調べておく。全国の重要文化財を葺く屋根材
がどのように生産されているかを説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(6)東北を訪れた3人の外国人建築家
予習として既往講義で示した洋風建築の流れを再考する。近代東北に文化的影
響をあたえた人物史・活動内容を説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(7)グローバル経済と3・11
予習として経済に関する時事問題を考察しておく。
現代日本・東北を覆うグロー
バル経済と3・11 後の新たな動きを説明できるよう講義内容を復習する。
240
第2部(8)まとめ - 東北の産業デザイン
予習として東北に関する時事問題を考察しておく。世界を眺める視野のなかで
東北産業デザインと自らの役割を考える。
240
回 第
10
回 第
回 第
回 第
13
回 第
14
回
15
240
教科書・参考書等
教科書 使用しない。適宜資料を配布する。
参考書 日本建築学会「建築雑誌」2012 年1月号『前夜の東北』、彰国社「コンパクト版建築史」、日本建築学会編「地域環境デザインと
継承」ほか
成績評価方法・基準
15 回の授業のなかで行うレポート・ドリル等の素点と、期末試験の得点をもとに、総合的に評価する。
11
安全安心生活デザイン学科
12
健康・スポーツ・地域
必修 2単位 後期
Health, sport,and Community
1年全組 准教授 本田 春彦
授業の達成目標
健康の基礎知識、スポーツと健康との関連性、地域社会における健康課題、地域社会におけるスポーツ活動の意義について理解を深めること。
授 業 の 概 要
心身の安全安心とは、健康を意味するものと捉える。そのうえで、近現代の健康の捉え方と現代の主な健康問題、また、健康づくりのため
に重要視されるスポーツの諸側面について論じる。さらに、地域社会における現在の健康課題とその課題におけるスポーツ活動の意義につ
いて学ぶ。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
授業内容をシラバスで確認しておく・授業の流れ、実施場所を確認する
学習課題(予習・復習)
時間(分)
講義(健康の概念・運動とからだの健康・運動
と心の健康)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
講義
(ライフステージと健康・健康生活とスポー
ツ)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
演習(有酸素運動実習・−最大酸素摂取量の測
定)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
演習(有酸素運動実習・−適切な運動強度の把
握)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
講義(アダプテッドスポーツ論・−アダプテッ
ド・スポーツとは何か)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
講義(アダプテッドスポーツ論・−健康とアダ
プテッド・スポーツ)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
講義(アダプテッドスポーツ論・−アダプテッ
ド・スポーツの実践例)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
演習(アダプテッド・スポーツの実践・−卓球
バレー)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
10
演習(アダプテッド・スポーツの実践・−ゴー
ルボール)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
11
講義(生涯スポーツ論・−高齢期の運動・スポー
ツ活動の効果)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
12
講義(生涯スポーツ論・−高齢期の運動・スポー
ツ活動の実際)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
13
講義(地域スポーツ論・−地域社会における健
康課題とスポーツの関わり)
シラバスで講義の内容を確認しそのテーマについて自分なりに調べておく・授業
で説明されたポイント等について資料や参考文献等(授業中に紹介)で復習する
240
まとめと試験
試験のためにこれまでの配付資料やノート、参考文献を見直しておく・試験の
自己採点
240
試験結果の返却と解説およびまとめ
試験の自己採点と見直し・授業全体を通して課題達成に対する総合的な自己評
価と振り返りをおこなう
240
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
オリエンテーション授業概要の説明
回 第
回 第
回 第
回 第
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
適宜、資料を配付する。
成績評価方法・基準
試験、授業中に実施するミニレポートの内容、課題達成状況等により総合的に評価する。
12
240
安全安心生活デザイン学科
13
生活デザインセミナーⅢ
必修 1単位 前期
SD Career Design Seminar Ⅲ
2年全組 全教員
授業の達成目標
適性検査による自己分析と、各種業界で活躍する諸先輩の講話を通して、自分の適性と進路を考える。これらを通して、「実践するための方
法と内容の把握」や「自らの専門性の適性判断」などを、自ら実践出来る様になることを目指す。
授 業 の 概 要
適性検査は1年間の学生生活を踏まえた「自己プログレスレポート」とし、自己の成長度合いや今後の適正な進路を、ある程度確認できる
ものである。更に、進路を考えるために、3系統に関係する各種業界の実践者から、実践事例・取り組み方・心構え・関係ライセンス等に
ついての講話を受ける。学生は、講話概要・印象度合い・将来の目標等のレポートを作成する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
ガイダンス(授業の全体の流れの解説と授業に
臨むための諸注意等を行う)
学習課題(予習・復習)
事前にシラバスの内容に目を通しておく。
時間(分)
60
60
文章読解のためのスタディスキル1
文章読解の課題に目を通す。スタディスキルの解説内容を整理する。
60
講話理解のためのスタディスキル2
講話理解の課題に目を通す。スタディスキルの解説内容を整理する。
60
講話記録のためのスタディスキル3
講話記録の課題に目を通す。スタディスキルの解説内容を整理する。
60
講話をレポートをまとめるスキル4
課題に目を通す。授業で解説した内容を整理する。
60
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(1:地域防災に関して)
地域防災について事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(2:建造物の安全について)
建造物の安全について事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(3:快適な住まいについて)
快適な住まいについて事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
10
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(4:ボランティア活動に関して)
ボランティア活動について事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
11
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(5:心身の健康管理について)
心身の健康管理について事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
12
業界研究として先輩の講話を聞きレポートをま
とめる(6:地域産業の活性化について)
地域産業について事前に調査する。講和内容の整理をする。
60
13
適性検査「自己プログレスレポート」の結果解
説を聞き、自己をよく理解する
適性検査の解説を整理し、自分の適性と進路について考える。
60
14
自分の進路を具体的にイメージしてレポートを
作成準備を行う
事前にレポートを書く準備をする。作成したレポートをもとに発表の準備をす
る。
60
前回提出されたレポートをもとにした発表会
発表の内容を振り返り自分の進路について考える。
60
回 第
本学が行う適性検査「自己プログレスレポート」 適性検査を受け、自己分析を行う。
を受検する
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
教科書・参考書等
教科書 適性検査解説書 講師作成の概要書
成績評価方法・基準
スタディスキルの小テストと講話ごとに提出するレポート及び自分の進路を具体的にイメージしたレポートによる評価を行う。
13
安全安心生活デザイン学科
14
健康生理学概論
必修 2単位 前期
Introduction to Health Physiology
2年全組 非常勤講師 布宮 亜樹
授業の達成目標
健康や体力および運動と関連する身体の構造と制御の仕組みを知り、身体の可塑性、特に運動による適応を理解する。
授 業 の 概 要
形態・身体組成および呼吸循環系、神経筋骨格系、エネルギー代謝、栄養といった全身から細胞内レベルに至るまでの身体の諸生理機能と
これらの健康や体力との関連性について概説する。さらにこれらに対するトレーニング効果や身体活動量の増減などの生活習慣、外部環境
の変化などの影響について学ぶ。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
運動生理学の歴史
学習課題(予習・復習)
時間(分)
高校基礎レベルの生物と化学の知識が必要となるので、予習・復習しておくこ
240
と。
各種運動と強度
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動とエネルギー
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
エネルギー供給系
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と循環系
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と神経系
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
まとめと中間試験
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と環境
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と免疫能
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
骨格筋の仕組み1
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
骨格筋の仕組み2
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
骨格筋の仕組み3
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
エネルギー出納バランスと体重調節
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
肥満解消に役立つ運動
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
まとめと試験
配布した資料により試験問題を予習する。
240
教科書・参考書等
適宜資料を配布する。
参考書:
「運動生理学(新エスカ 21)」同文書院 新藤宗洋 他著
「オストランド運動生理学」 大修館 オストランド 他著
成績評価方法・基準
2回のまとめの試験(各 50%)により評価する。
14
安全安心生活デザイン学科
15
生活デザイン演習Ⅰ
必修 4単位 前期
Exercises in Life Design Ⅰ
2年全組 全教員
授業の達成目標
専門性のある地域・住まい・心身の3つの分野のテーマに取り組み、それぞれの分野の特質を理解することと共に、自己の進路(分野選択)
を選択できる基盤を身につけることを目指します。
授 業 の 概 要
3分野のそれぞれの基礎的なテーマ全てに取り組み、自分の進む分野を選択する基盤を身につける。地域と住まいの分野は、住まいや地域
空間に関する基礎の講義を受け、更に、それらの観察・実測の作図化により、それぞれの表現手法のいくつかを習得する。心身の分野は、
健康・安全な生活をめぐる今日的課題について、心理・生理・スポーツ文化に着目した講義と、それぞれに関する体験や映像等を通して学ぶ。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
地域空間の基礎
学習課題(予習・復習)
課題資料と教員による課題説明を基に復習する。
時間(分)
360
地域空間の事例研究
課題資料を読んで準備を行うこと。事例資料を基に分析した内容をまとめ、理
解すること。
360
地域空間の実測
課題資料を読んで空間実測の手法を予習すること。実測図に対する教員のアド
バイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
地域空間の作図
実測図を読み込んで、浄書作図の準備をすること。浄書図に対する教員のアド
バイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
地域空間の発表と講評
地域空間浄書図を用い発表の準備を行うこと。発表に対する講評を参考に不十
分な部分を補うこと。
360
住まいの空間の基礎
課題資料と教員による課題説明を基に復習する。
360
住まいの空間の事例研究
課題資料を読んで準備を行うこと。事例資料を基に分析した内容をまとめ、理
解すること。
360
室内空間の実測と作図
課題資料を読んで空間実測の手法を予習すること。実測図に対する教員のアド
バイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
室内空間の模型製作
実測図を読み込んで、模型製作の準備をすること。製作模型に対する教員のア
ドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
地域と住まいの空間の発表と講評
地域空間浄書図と住まい空間模型を用い発表の準備を行うこと。発表に対する
講評を参考に不十分な部分を補うこと。
360
心理・生理・福祉の基礎
課題資料と教員による課題説明を基に復習する。
360
心理・生理・福祉の調査
課題資料を読んで測定の準備を行うこと。調査結果を基に分析した内容をまと
め、理解すること。
360
心理・生理・福祉の実験測定
課題資料を読んで実験測定の準備を行うこと。実験測定結果を基に分析した内
容をまとめ、理解すること。
360
心理・生理・福祉の実験測定結果のパネルボー
ド作成
実験測定結果を十分に分析しまとめておく。パネルボードにまとめる。パネル
ボートに対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
心理・整理・福祉の発表と講評
パネルボードを用い発表の準備を行うこと。発表に対する講評を参考に不十分
な部分を補い、ポートフォリオを作成すること。
360
教科書・参考書等
教科書 自主資料
参考書 なし
成績評価方法・基準
3分野の提出物(作品・レポート)とその発表の内容をもとに評価を行う。
15
安全安心生活デザイン学科
16
生活デザインセミナーⅣ
必修 1単位 後期
SD Career Design Seminar Ⅳ
2年全組 全教員
授業の達成目標
自分に相応しい業種・職種の方向性を決められる。その上でのキャリアビジョンシートが作成できるようにする。
授 業 の 概 要
デザインセミナーⅢに引き続き、セミナーⅣでは地域系・住まい系・心身系の 3 系統に関わって活躍する実践者(旧デザイン工学科や建築
学科の卒業生含む)からの講話を通して、学生自身の進路の方向性を位置づけることを目指す。具体的には、キャリアビジョンシートを作
成し、少人数セミナー担当教員からの指導・助言を受ける。また、適性検査として SPI 検査を実施し、その結果からキャリアビジョンシー
トに反映できるようにする。これらを通して、社会が求める人物像や将来の姿を思考する力を身につけることを目指す。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
シラバスの学習目標や学習内容を確認しておく。
SPI 適性検査対策講座1(言語能力 語句の関
係と熟語)
言語能力についての課題に目を通しておく。講座の内容を整理する。
60
SPI 適性検査対策講座2(言語能力 長文読解) 言語能力についての課題に目を通しておく。講座の内容を整理する。
60
SPI 適性検査対策講座3(非言語能力 表・資
料の読み取り)
非言語能力についての課題に目を通しておく。講座の内容を整理する。
60
SPI 適性検査対策講座4(非言語能力 数的推
理)
非言語能力についての課題に目を通しておく。講座の内容を整理する。
60
SPI 適性検査を受検する
SPI 適性検査を受検するために前回までの講座の予習をする。適性検査の内容
を整理する。
60
「地域コース」:地方自治体の方の講話を聞きレ
ポートにまとめる。
地方自治体について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
「地域コース」:地場産業の企業家の講話を聞き
レポートにまとめる。
地場産業について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
「住まいコース」:住宅産業界の方の講話を聞き
レポートにまとめる。
住宅産業について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
10
「住まいコース」:不動産業界の方の講話を聞き
レポートにまとめる。
不動産業について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
11
「心身コース」:介護事業の実践者の講話を聞き
レポートにまとめる。
介護事業について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
12
「心身コース」:介護機器製作業の実践者の講話
を聞きレポートにまとめる。
介護機器について事前に調査する。講和の内容を整理する。
60
SPI適性検査結果の解説を受ける
解説を受けて自己分析や進路について考える。
60
キャリアビジョンシートを作成準備を行う
キャリアビジョンシートを作成するために事前に準備する。作成したシートを
もとに発表の準備をする。
60
前回提出されたキャリアビジョンシートに基づ
いた発表会
他の人に発表内容を整理する。
60
回 第
ガイダンス(授業の全体の流れを解説)
回 第
回 第
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 SPI適性検査解説書 講話者の概要書
成績評価方法・基準
SPI対策講座の小テスト、各講話のレポートとキャリアビジョンシートによる評価を行う。
16
60
安全安心生活デザイン学科
17
看護学入門
必修 2単位 後期
Introduction to Nursing Science
2年全組 准教授 伊藤美由紀
授業の達成目標
健康な方、疾患や障害をかかえる方に対して、心と身体の健康を維持するため、健康を取り戻すための安全で安心な生活を提供できるように、
看護や介護について理解を深め、考えることができる。
授 業 の 概 要
現代は、高齢者や病気を抱えた人の看護や介護に携わる人間や施設、システム、住環境などが著しく変化している。これからは、専門の医療・
福祉施設に任せるだけではなく、職場や家庭でも、看護についての基礎的な知識を持った人が、それぞれの立場で適切に対応することが求
められる。この講義では、それらの考え方と技術をわかりやすく話す。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
新聞等から看護や介護の問題や現状について関心を持ってのぞむ。高齢化につ
いて情報を集める
学習課題(予習・復習)
時間(分)
食への援助
消化器の機能について予習する。食に関する健康問題に関心を持ち社会問題に
関連付ける
240
動作や移動への援助
運動器の機能について予習する。身体の動きや運動に関心を持ち社会問題に関
連付ける
240
健康と看護;病気や障害とは !?
高齢化社会について予習する。健康や病気について関心を持ち社会問題に関連
付ける
240
看護過程と看護技術
専門的な知識と技術とは何かを考えてのぞむ。技術が実施されるプロセスにつ
いてイメージし整理する
240
成人の健康と看護(1);がんとは !?
がんについて関心を持ち予習する。がんを抱える患者や社会について整理する
240
成人の健康と看護(2);がん患者への支援
がんについて関心を持ち予習する。がんを抱える患者や社会について整理する
240
成人の健康と看護(3);生活習慣病と看護
生活習慣病について関心を持ち予習する。生活習慣病を抱える患者や社会につ
いて整理する
240
高齢者の健康と看護(1);加齢に伴う変化と
は !?
高齢化社会と個々の心身の変化について関心を持ち予習する。加齢や老化によ
る心身の変化についてまとめる
240
10
高齢者の健康と看護(2);加齢に伴う変化と
看護
高齢化社会と個々の心身の変化について関心を持ち予習する。加齢や老化によ
る心身の変化についてまとめる
240
11
高齢者の健康と看護(3);高齢者体験実習ガ
イダンス
加齢や老化による心身の変化と日常生活について予習する。実習計画について
具体的にイメージしまとめる
240
12
高齢者の健康と看護(4);高齢者体験実習 実習計画内容と加齢や老化による心身の変化を対応させて考える。実際に行っ
た実習内容での理解をまとめる
240
こどもの健康と看護
子どもの発達や生活や行為に関心を持ってのぞむ。実際の行動と発達課題を当
てはめて整理する。
240
医療事故;ヒューマンエラーとリスクマネジメ
ント
日常生活の中での事故を具体的に考えてのぞむ。考えてきた事故を分析してま
とめる
240
まとめと試験
子どもから高齢者の発達や心身の変化、病気や障害についてふりかえる。何を
学んだかを具体的に言えるように整理する
240
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
看護とは何か
回 第
回 第
回 第
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
自作資料
参考書はその都度紹介する
成績評価方法・基準
レポートや試験を用いて総合的に評価する。
17
240
安全安心生活デザイン学科
18
生活デザイン演習Ⅱ
必修 4単位 後期
Exercises in Life Design Ⅱ
2年全組 全 教 員
非常勤講師 由利 収
授業の達成目標
3分野に分かれ、それぞれのテーマに取り組み、その専門的な手法の基礎を習得することを目標とする。
授 業 の 概 要
3分野に分かれ、それぞれのテーマに取り組み、その専門的な手法の基礎を習得する。地域と住まいの分野は、環境デザイン要素(光・音・
熱・空気)の講義と実験、更に、住まいと地域空間の事例に関する講義と演習を行う。心身の分野は、健康・安全な生活をデザインするた
めの要件を、心理と生理と福祉や高齢者等の実生活に着目した講義と、それぞれに関する実験や体験ないしフィールドワークを通して考える。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
ガイダンスの内容とスケジュールを確認しそれぞれの分野のキーワードを調べ
ること。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
①地域のデザイン1:設計図の基礎 ②住まいのデザイン1:設
計図の基礎 ③心理と生理の測定1:音楽と精神ストレスの影響
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。課題資料と教員による説
明を参考に基礎的事項を理解すること。
360
①地域のデザイン2:設計図の理解 ②住まいのデザイ
ン2:設計図の理解 ③心理と生理の測定2:実験計画
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。課題資料と教員による説
明を参考に設計や実験の基礎的事項を理解すること。
360
①地域のデザイン3:設計図のコピー ②住まいのデザイン
3:設計図のコピー ③心理と生理の実験1:心拍と快感情
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。図面コピー作図や実験の
結果に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
①地域のデザイン4:課題説明と調査 ②住まいのデザ
イン4:課題説明と調査 ③心理と生理の実験2:発表
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。調査や実験の結果発表に
対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
①地域のデザイン5:生活者の理解 ②住まい
のデザイン5:生活者の理解 ③実験結果解析
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。設計計画対象の生活者の設
360
定や実験の結果解析に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
①地域のデザイン6:光・音・熱・空気の理解 ②住まいの
デザイン6:光・音・熱・空気の理解③プレゼンテーション
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。室内環境に関する復習や
プレゼンに対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
①地域のデザイン7:生活空間の問題解決 ②住まいのデザイン7:
生活空間の問題解決 ③福祉や高齢者の生活に関する基礎理解
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。生活空間に対するデザイン 360
条件設定や基礎理解に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
①地域のデザイン8:図面作成 ②住まいのデザイン
8:図面作成 ③福祉や高齢者の生活に関する調査
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。図面作成や調査の結果に
対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
10
①地域のデザイン9:模型作成 ②住まいのデザイン
9:模型作成 ③対象理解のための調査方法の基礎
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。模型作成や調査方法理解
に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
11
①地域のデザイン 10:発表 ②住まいのデザ
イン 10:発表 ③対象理解のための調査
それぞれの分野の課題資料を読んで準備を行うこと。模型による発表や調査結
果に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
共通課題1:高齢者等の実生活の把握
共通課題に関する資料を読んで準備を行うこと。高齢者などの実体に関する理
解をすること。
360
共通課題2:高齢者等の実生活の問題解決法の
検討
共通課題に関する資料を読んで準備を行うこと。高齢者などが抱える問題点に
対する提案を考えること。
360
発表と講評(分野毎に行います。)
共通課題に関するプレゼンテーションの準備を行うこと。発表に対する教員の
アドバイスを基に不十分な部分を補うこと。
360
まとめ(分野毎に行います。)
前回の発表とそれに対する講評を基に、リファインを行うこと。リファインし
たポートフォリオを提出すること。
360
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
ガイダンス(分野毎に行います。)
回 第
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 それぞれの分野にて自作資料を配付する。
参考書 それぞれの分野で適宜紹介する。
成績評価方法・基準
提出物(作品・レポート)とその発表の内容をもとに評価を行う。
18
360
360
安全安心生活デザイン学科
19
生活デザインセミナーⅤ
必修 1単位 前期
SD Career Design Seminar Ⅴ
3年全組 全教員
授業の達成目標
キャリア形成支援科目における最終年度前期科目として、進路開拓に必要なスタディ・スキル、キャリアアップ・レクチャを織り交ぜながら、
日常の修学の補完と人間力形成を図る。
授 業 の 概 要
ホームルーム(インターンシップを含む)/キャリアアップ・レクチャ/スタディ・スキル の3カテゴリから、必要な時期に必要な内容
を修得していく。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
自分の興味のある職種について調査する。
スタディ・スキル 01:言語系
言語系の課題に目を通す。スタディ・スキルの内容を整理する。
60
スタディ・スキル 02:非言語系
非言語系の課題に目を通す。スタディ・スキルの内容を整理する。
60
スタディ・スキル 03:総合系
総合系の課題に目を通す。スタディ・スキルの内容を整理する。
60
ホームルーム 02:インターンシップの紹介
自分の興味のある職種や企業について調査する。インターンシップの内容につ
いて整理する。
60
ホームルーム 03:キャリア・アプローチ試験
キャリア・アプローチ試験のために準備をする。試験の内容を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 01:自分をみつめ
る
自分の進路について考える。自分の興味のある職種についてさらに調査する。
60
キャリアアップ・レクチャ 02:業界研究
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 03:資格のはなし
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
10
ホームルーム 04:インターンシップ実習先の
選択
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
11
ホームルーム 05:キャリア・アプローチ解答
と解説
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 04:企業のはなし
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 05:制度のはなし
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 06:経済のはなし
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
ホームルーム 06:進路開拓を考える
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
ホームルーム 01:進路開拓について
回 第
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
指定しない。
必要な情報は適宜配布・周知する。
成績評価方法・基準
授業の目標に照らし、その取り組み状況と達成度合いから総合的に評価する。
19
時間(分)
60
安全安心生活デザイン学科
20
生活デザイン実習Ⅰ
必修 4単位 前期
Practice in Life Design Ⅰ
3年全組 全 教 員
非常勤講師 加藤喜久男
授業の達成目標
2分野に分かれ、それぞれのテーマに取り組み、その専門的な手法を習得することを目標とする。
授 業 の 概 要
設計分野は、集合住宅の建築空間と運営方法について、調査・企画・計画・設計そしてプレゼンテーションに至るまでのプロセスを実習を
通して習得する。
調査分野は、地域問題および高齢者などの生活弱者に対する福祉に対する調査準備・現地調査・データ整理・資料作成そしてプレゼンテーショ
ンに至るまでのプロセスを実習を通して習得する。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
それぞれの分野の課題資料を理解すること。また、課題に関連する文献調査結
果に対する教員のアドバイスを基に基礎的事項を理解すること。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
設計:現地調査 調査:地域防災2
−現地調査− それぞれの分野の課題資料を基に現地調査の準備をすること。現地調査の結果
をまとめること。
360
設計:敷地模型 調査:地域防災3
−データ整理− 現地調査の結果をまとめ、模型製作の準備とデータ整理の準備を行うこと。製作
360
模型やデーター分析に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
設計:建築空間コンセプト 調査:地域防災4
−発表− コンセプトのまとめ準備や発表の準備を行うこと。発表に対する教員のアドバ
イスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
設計:運営方法コンセプト 調査:地域活性化
支援1−企画− 集合住宅運営コンセプトの準備や企画発表の準備を行うこと。発表に対する教
員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
設計:ゾーニング計画 調査:地域活性化
支援2−試行実践− ゾーニングや支援に対する基本事項を理解しておくこと。計画や実践に対する
教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
設計:住戸平面基本計画 調査:地域活性化
支援3−実践− 平面基本計画や支援に対する基本事項を理解しておくこと。計画や実践に対す
る教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
設計:住戸平面詳細計画 調査:地域活性化
支援4−成果分析− 平面詳細計画や支援成果に対する基本事項を理解しておくこと。計画や成果分
析に対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
設計:共用空間基本計画 調査:地域活性化
支援5−発表− 共用空間設計や支援成果発表に対する準備を行うこと。計画や発表に対する教
員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
10
設計:共用空間詳細計画 調査:生活弱者の
生活1−文献調査− 共用空間詳細計画の準備や生活弱者に予習を行うこと。計画や文献調査に対す
る教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
11
設計:断面計画 調査:生活弱者の
生活2−現地調査− 断面計画の準備や現地調査の準備をすること。計画に対する教員のアドバイス
を基に、不十分な部分を補うこと。現地調査の結果をまとめること。
360
12
設計:立面計画 調査:生活弱者の
生活3−データ整理− 立面計画の準備や現地調査結果データを準備をすること。計画やデータ整理に
対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
13
設計:発表図書企画 調査:生活弱者の
生活4−データ分析− 各種設計図面の準備や調査データの整理を行うこと。計画やデータ分析に対す
る教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
14
設計:発表図書作成 調査:生活弱者の
生活5−データ評価− 各種設計図面の作成や調査データの分析を行うこと。作成図面やデータ評価に
対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を補うこと。
360
15
設計:発表・講評 調査:生活弱者の
生活6−発表− 発表の準備を行うこと。発表対する教員のアドバイスを基に、不十分な部分を
補うこと。
360
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
設計:課題説明・文献調査 調査:地域防災1
−文献調査−
回 第
回 第
回 第
回 第
回 第
回
教科書・参考書等
設計分野 コンパクト建築設計資料集成 日本建築学会編
加えて、教員が作成するオリジナル資料を配布する。
調査分野 教員が作成するオリジナル資料を配付する。
成績評価方法・基準
提出物(作品またはレポート)とその発表の内容をもとに評価を行う。
20
360
安全安心生活デザイン学科
21
生活デザインセミナー
必修 1単位 後期
SD Career Design Seminar
3年全組 全教員
授業の達成目標
前期に引き続き、進路開拓に必要なスタディ・スキル、キャリアアップ・レクチャを織り交ぜつつ、キャリア形成支援科目の最終段階として、
社会人力を身につけることを目標とする。
授 業 の 概 要
ホームルーム(インターンシップを含む)/キャリアアップ・レクチャ/スタディ・スキル の3カテゴリから、必要な時期に必要な内容
を修得していく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
60
就職活動について事前に調査する。
スタディ・スキル 01:言語系
言語系の課題に目を通す。配付された資料を整理する。
60
スタディ・スキル 02:非言語系
非言語系の課題に目を通す。配付された資料を整理する。
60
スタディ・スキル 03:総合系
総合系の課題に目を通す。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 01:進路と履歴
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 02:就活支援講座
1
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 03:就活支援講座
2
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 04:就活支援講座
3
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
キャリアアップ・レクチャ 05:就活支援講座
4
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
10
キャリアアップ・レクチャ 06:就活支援講座
5
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
11
キャリアアップ・レクチャ 07:履歴書作成と
マナー
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
ホームルーム 02:冬季インターンシップ1
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
ホームルーム 03:冬季インターンシップ2
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
ホームルーム 04:冬季インターンシップ3
事前に提示されたキーワードについて調べる。配付された資料を整理する。
60
ホームルーム 05:進路個別相談
個別面談に向けて自分の進路をまとめておく。
60
回 第
ホームルーム 01:就職とは何か
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
指定しない。
必要な情報は適宜配布・周知する。
成績評価方法・基準
授業の目標に照らし、達成度合いから総合的に評価する。
21
安全安心生活デザイン学科
22
生活デザイン実習Ⅱ
必修 4単位 後期
Practice in Life Design Ⅱ
3年全組 全教員
授業の達成目標
10 のゼミに分かれ、指導教員が提示するテーマに取り組み、その専門的な手法を習得することを目的とする。
授 業 の 概 要
卒業研修に向けて必要な知識と技術を、実習を通して習得する。各教員の研究室に所属して、教員指導のもと、個人または共同で、特定のテー
マに関する実習を行う。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
4年生の卒業研究中間発表会(前半)の聴講及
びレポート提出
事前周知される発表テーマの下調べを行う。聴講後発表内容をまとめる。
4年生の卒業研究中間発表会(後半)の聴講及
びレポート提出
事前周知される発表テーマの下調べを行う。聴講後発表内容をまとめる。
360
ゼミの既往研究理解1:内容把握
ゼミ毎のガイダンス資料を基に重要事項について下調べを行う。ゼミ内の討論
と教員のアドバイスをまとめる。
360
ゼミの既往研究理解2:質疑応答
質問事項を準備する。質疑応答などの討論内容をまとめる。
360
ゼミの既往研究理解3:課題の抽出と今後の展
開
各自の課題について下調べを行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめ
る。
360
ゼミの研究関連知識習得1:知識の紹介
各自の課題について文献調査を行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまと
める。
360
ゼミの研究関連知識習得2:質疑応答
360
360
各自の課題について研究手法の調査を行う。調査技術などについて教員のアド
バイスをまとめる。
360
ゼミの研究技術習得2:技術の練習
自の課題について研究手法の試行実践を行う。調査技術などについて教員のア
ドバイスをまとめる。
360
10
知識と技術の総合化のための基礎的課題1:課
題理解と準備作業
各自の課題設定を統合的に行う基礎的準備をする。ゼミ内の討論と教員のアド
バイスをまとめる。
360
11
知識と技術の総合化のための基礎的課題2:調
査または制作
各自の課題設定を統合的に行うための予備調査や予備制作の準備をする。ゼミ
内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
360
12
知識と技術の総合化のための基礎的課題3:成
果の報告
各自の予備調査や予備制作のまとめを準備をする。ゼミ内の討論と教員のアド
バイスをまとめる。
360
13
知識と技術の総合化のための応用的課題1:課
題理解と準備作業
各自の課題設定を統合的に行う準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイス
をまとめる。
360
14
知識と技術の総合化のための応用的課題2:調
査または制作
自の課題設定を統合的に行うための調査や制作の準備をする。ゼミ内の討論と
教員のアドバイスをまとめる。
360
15
知識と技術の総合化のための応用的課題3:成
果の報告
各自の調査や制作のまとめを準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスを
まとめる。
360
回 第
ゼミの研究技術習得1:技術の紹介
回 第
回 第
回 第
回 第
回
教科書・参考書等
各研究室の教員が、実習のテーマに応じて提示する。
成績評価方法・基準
提出物(作品またはレポート)を総合的に勘案して評価する。
22
安全安心生活デザイン学科
23
生活デザイン研修Ⅰ
必修 3単位 前期
Thesis and Work Reseach in Life Design Part Ⅰ
4年全組 全教員
授業の達成目標
特定のテーマに基づいた「論文」または「作品」を主体的にまとめる作業を通じて、「目的設定→方法の検討とその実行→結果と考察」とい
う論理的な研究方法を修得し、活用できるようになること。
授 業 の 概 要
本科目は卒業研修であり、4年間の学習の総仕上げである。具体的には、各教員の研究室に所属して、教員指導のもと、個人もしくは共同で、
特定のテーマに基づいた研究または制作を行う。ここでは、研究テーマに関するガイダンスに始まり、テーマに関連する資料の収集、基礎
理論の学習を通して研究テーマを決定し、研究方法または制作手段の検討、実験、調査、制作の計画立案、それらの準備と予備実験や予備
調査の実施、中間報告書の作成とその口頭発表までを行う。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
テーマに関するガイダンス
学習課題(予習・復習)
時間(分)
事前周知されるテーマの下調べを行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをま
180
とめる。
テーマの背景について 各自のテーマ設定の意義や背景をまとめる。ゼミ内の討論と教員のアドバイス
をまとめる。
180
テーマの目的について 各自のテーマの目的をまとめる。
ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
テーマに関する資料の収集 各自のテーマに関する既往の研究や利用する資料の収蔵先などを調べる。ゼミ
内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
テーマに関する基礎理論の学習 各自のテーマに関する分析・制作などの方法論の基礎を下調べする。ゼミ内の
討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
研究方法または制作手段の検討 各自のテーマに関する分析・制作などの方法論をまとめる。ゼミ内の討論と教
員のアドバイスをまとめる。
180
実験、調査、制作等の計画立案 実験、調査、制作等の計画を立てる。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまと
める。
180
基礎理論のまとめ 計画に沿って必要な基礎理論をまとめる。ゼミ内の討論と教員のアドバイスを
まとめる。
180
研究または制作のための諸準備 計画に沿った準備内容を書き出す。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめ
る。
180
予備実験、予備調査、制作など 予備調査や予備制作の準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめ
る。
180
予備実験、予備調査、制作などのまとめ 予備調査や予備制作のまとめを準備する。ゼミ内の討論と教員のアドバイスを
まとめる。
180
中間報告書の準備 中間報告書の準備を行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
中間報告書の作成・提出 中間報告書をまとめる。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
中間発表の準備 発表の準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
中間発表(口頭発表)と講評 発表の準備をする。講評を参考にリファインをする。
180
教科書・参考書等
各研究室の教員が、研究課題の進捗状況に応じて提示する。
成績評価方法・基準
テーマの設定、方法や手段の妥当性。テーマの分野、性格、位置づけの認識度。進捗状況と後期への準備状況。口頭発表の明快度。以上を
総合して評価する。
23
安全安心生活デザイン学科
24
生活デザイン研修Ⅱ
必修 3単位 後期
Thesis and Work Reseach in Life Design Part Ⅱ
4年全組 全教員
授業の達成目標
特定のテーマに基づいた「論文」または「作品」を主体的にまとめる作業を通じて、「目的設定→方法の検討とその実行→結果と考察」とい
う論理的な研究方法を修得し、活用できるようになること。
授 業 の 概 要
本科目は卒業研修であり、4年間の学習の総仕上げである。具体的には、各教員の研究室に所属して、教員指導のもと、個人もしくは共同で、
特定のテーマに基づいた研究または制作を行う。ここでは、研修Ⅰで行った予備実験や予備調査または制作の中間報告結果に基づき、本実
験や本調査または作品制作の計画立案からその実行までを行い、結果の分析を深めるとともに、追加実験、追加調査を経て、論文の構成や
制作内容を検討し、卒業論文または卒業制作としてまとめる。さらに、内容梗概を作成して口頭発表やパネル展示発表などを行う。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
中間報告結果の吟味とテーマの内容および方法
の再検討
学習課題(予習・復習)
時間(分)
レファインされた研修成果を準備する。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをま
180
とめる。
実験、本調査または作品制作の計画準備
調査や制作の計画準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
実験、本調査または作品制作の計画立案
調査や制作の計画をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
本実験、本調査または作品制作の実施準備
調査や制作の実施準備をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
本実験、本調査または作品制作の実施
調査や制作の実施をする。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
本実験、本調査または作品制作の実施と検証
調査や制作の実施結果をまとめる。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめ
る。
180
分析と追加実験、追加調査または再制作の計画
調査や制作の結果ふぉ踏まえ追加調査や追加制作の計画を行う。ゼミ内の討論
と教員のアドバイスをまとめる。
180
分析と追加実験、追加調査または再制作の準備
追加調査や追加制作の準備計画を行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをま
とめる。
180
分析と追加実験、追加調査または再制作の実施
追加調査や追加制作を行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
論文構成または制作ノート構成の検討
論文や制作ノートの章立てを計画する。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをま
とめる。
180
論文の総括または制作の仕上げ
論文や制作のフィニッシュワークを行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスを
まとめる。
180
内容梗概の作成
論文や作品制作を梗概原稿にまとめる。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをま
とめる。
180
予備審査会口頭発表と講評
予備審査会発表の準備を行う。講評を基に、レファインや修正を行う。
180
本審査会での研究発表または制作発表の準備
本審査会発表の準備を行う。ゼミ内の討論と教員のアドバイスをまとめる。
180
本審査会の口頭発表と講評
本審査会発表の準備を行う。講評を基に、レファインや修正を行う。
180
教科書・参考書等
各研究室の教員が、研究課題の進捗状況に応じて提示する。
成績評価方法・基準
実験、調査の内容およびその分析または制作の学習度。内容構成の妥当性。目的とゴールの関連度。論文または作品の完成度。内容梗概の
完成度。口頭発表の明快度と完成度。以上を総合して評価する。
24
安全安心生活デザイン学科
25
インテリアデザイン論Ⅱ
選択 2単位 後期
Theory of Interior Design Ⅱ
1年全組 教 授 菊地 良覺
非常勤講師 加藤喜久男
授業の達成目標
学生は、講話で紹介した内容をもとに、可能な限り実物に触れた内部空間の観察のもと、評価・分析を行い、問題点と課題の抽出ができる
能力を身につけることとする。
授 業 の 概 要
インテリアデザインⅠで修得した内容をもとに、ここでは具体的な内部空間を持つ「乗り物・住まい・公共施設・商業施設・戸外空間」等
の事例を通して、「空間構成要素とその関連性」・「作り手(デザイナーやアーキテクチャー)の意図や手法を読み取る」等を講話する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
ガイダンス(授業の進め方の解説)
(菊地・加藤) (予習:指定教科書の概要を事前に把握しておくこと)
(復習:授業の進め方と
内容に関して再確認しておくこと)
時間(分)
240
プライベートスペースのインテリア計画−1 (予習:身近な生活空間内にある収納を観察しておくこと)
(復習:各種収納形
(収納方式)(加藤)
式の実例を探ること)
240
プライベートスペースのインテリア計画−2 (予習:身近なサニタリー空間を観察しておくこと)
(復習:各種サニタリー実
(サニタリー)(加藤)
例を探ること)
240
プライベートスペースのインテリア計画−3 (予習:地下空間の実例を探っておくこと)
(復習:地下空間の目的用途を再確
(地下空間)(菊地)
認すること)
240
プライベートスペースのインテリア計画−4 (予習:高齢者空間の実例を探っておくこと)
(復習:高齢者空間を計画するた
(高齢者の空間)(菊地)
めのチャックリストを作成しておくこと)
240
240
パブリックスペースのインテリア計画−2(宿 (予習:国内外の宿泊施設に関する実例を探っておくこと)
(復習:宿泊施設計
泊施設)(加藤)
画に当たってのチェックポイントを再確認しておくこと)
240
パブリックスペースのインテリア計画−3(大 (予習:大型店と小売店舗に関する実例を探っておくこと)
(復習:店舗計画に
型店と小売店舗)(菊地)
当たってのチェックポイントを再確認しておくこと)
240
パブリックスペースのインテリア計画−4(外 (予習:外部空間に関する彩りに関して実例を探っおくこと)
(復習:外部空間
部空間のカラー)(菊地)
の彩り計画に当たって特に使用素材の色調を再確認しておくこと)
240
10
パブリックスペースのインテリア計画−5(外 (予習:公共外部空間のエレメントの実例を探っておくこと)
(復習:公共空間
部空間のモノ)(菊地)
の各種エレメントの特徴を再確認しておくこと)
240
11
パブリックスペースのインテリア計画−6(外 (予習:外部空間とサスティナブルデザインの実例を探っておくこと)(復習:
部空間とサスティナブルデザイン)(菊地)
サスティナブルデザインの実施事例をまとめておくこと)
240
12
パブリックスペースのインテリア計画−7(乗 (予習:乗り物空間の実例を探っておくこと)
(復習:公共乗り物の内部空間の
物内のインテリア)(加藤)
特徴を整理しておくこと)
240
13
パブリックスペースのインテリア計画−8(サ (予習:サインの実例を探っておくこと)
(復習:各種サインの特徴を整理して
インデザイン)(菊地)
おくこと)
240
14
パブリックスペースのインテリア計画−9(樹 (予習:身近にある樹木の特徴を把握しておくこと)
(復習:各種樹木の特徴を
木)
(菊地)
整理しておくこと)
240
まとめと試験
240
回 第
パブリックスペースのインテリア計画−1(オ (予習:オフィス空間の実例を探っておくこと)
(復習:
フィス)(加藤)
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
(上記の学習内容の全体をよく把握し試験に臨むこと)
(復習:試験で未回答部
分をよくひも解いておくこと)
教科書・参考書等
教科書 「インテリアデザイン教科書」インテリアデザイン 教科書研究会編著
参考書 「コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編
「建築製図」朝倉書店
他その都度紹介する
成績評価方法・基準
授業で行うミニ演習と試験による。
25
安全安心生活デザイン学科
26
防災コミュニケーション
選択 2単位 後期
Communication for Disaster Mitigation
1年全組 准教授 福留 邦洋
授業の達成目標
災害発生直後だけでなく、復旧、そして長い復興過程における対応能力(コミュニケーション能力)について向上させ、地域で実践できる
意欲と行動力を身につけることを目標とする。
授 業 の 概 要
災害からの復旧、復興過程について学び、何が起きるのか、どのようなことに考慮する必要があるのか理解する。近年発生した災害事例に
ついていくつか取り上げることを予定している。特に東日本大震災については、集落移転など現在課題となっている事象を取り上げ、宮城
県内で学ぶ大学生として知識を高めるとともに、被災地で自ら貢献できることを考えていく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
学習内容:復旧と復興の違い
学習課題(予習・復習)
時間(分)
復旧と復興の違いについて各自の考えをまとめておくこと。講義終了後は作成
240
したノートを読み返すこと。
学習内容:災害復旧事業
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興感と復旧
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
住宅再建の方法
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
住宅の自力再建
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
防災集団移転事業など基盤整備が伴う住宅再建
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
災害公営住宅
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興まちづくり(地域の再建)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興まちづくり(復興支援員等人的支援)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興まちづくり(情報共有、発信について)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興基金等財政的支援のしくみ
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
学生等若者による復興支援について
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
災害経験等の伝承について
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
復興におけるコミュニケーションについて
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、授業で作成したノート等を読み返すこと。
240
災害復興に関する総括
これまでに作成してきた講義ノートを読み返しておくこと。講義終了後は、災害
復興の流れと意味について自分自身の言葉で説明できるように復習しておくこと。
240
教科書・参考書等
なし
成績評価方法・基準
定期試験、ノートなどによって評価する
26
安全安心生活デザイン学科
27
設計計画基礎演習
選択 2単位 後期
Primary Planning Design Exercises
1年1組 非常勤講師 渡邉 武海
1年2組 非常勤講師 佐藤 充
授業の達成目標
安全で安心な住まいのデザイン手法とデザインプロセスの基礎を修得する。先ず、製図用具の正しく合理的な使用方法を習得し、製図方法
や製図記号の意味を理解する。次に各種図面の役割を理解し、二次元の図面から立体をイメージし、更に、立体を二次元図面として表現す
る技術を身につける。
授 業 の 概 要
安全で安心な住まいの計画と設計製図について、デザイン手法の基礎関わる講義を受け、製図作業に取り組みながら空間を表現する基本を
学ぶ。課題に関する講義に始まり、事例の参考図書の研究や取材を行い、平面図などの各種図面描きを作品として提出し、最後にプレゼンテー
ションを行って講評を受ける。具体的には、日本の名住宅建築の図面や写真を基に、コピー製図を行いながら学ぶ。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
ガイダンスと課題1の説明と製図の基礎
参考書などにより製図の道具や基礎に関する下調べを行う。課題の内容を理解
するように復習する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
課題1 都市型木造小住宅の理解と製図
配置と平面計画の説明
木造小住宅の配置図や平面図について配付資料を基に理解する。教員のアドバ
イスをまとめ、不十分な箇所を補う。
120
平面図の作成 基準線から躯体まで
木造小住宅の平面図について間取りや構造を理解する。教員のアドバイスをま
とめ、不十分な箇所を補う。
120
平面図の作成
間仕切り・建具から床仕上げ 記号と文字
木造小住宅の平面図について間仕切りや建具を理解する。教員のアドバイスを
まとめ、不十分な箇所を補う。
120
断面図の作成
木造小住宅の断面図について理解する。教員のアドバイスをまとめ、不十分な
箇所を補う。
120
正面図の作成
木造小住宅の正面の立面について理解する。教員のアドバイスをまとめ、不十
分な箇所を補う。
120
側面図の作成
木造小住宅の側面の立面について理解する。教員のアドバイスをまとめ、不十
分な箇所を補う。
120
課題1 作品提出と講評
平面図、断面図、正面図、立面図を作成する。講評を参考にリファインを行う。
120
課題2 都市型RC壁式構造住宅の理解と製図
配置と平面計画の説明
RC壁式構造住宅住宅の配置図や平面図について配付資料を基に理解する。教
員のアドバイスをまとめ、不十分な箇所を補う。
120
平面図の作成 基準線から躯体まで
RC壁式構造住宅の平面図について間取りや構造を理解する。教員のアドバイ
スをまとめ、不十分な箇所を補う。
120
平面図の作成
間仕切り・建具から床仕上げ 記号と文字
RC壁式構造住宅の平面図について間仕切りや建具を理解する。教員のアドバ
イスをまとめ、不十分な箇所を補う。
120
断面図の作成
RC壁式構造住宅の断面図について理解する。教員のアドバイスをまとめ、不
十分な箇所を補う。
120
正面図の作成
RC壁式構造住宅の正面の立面について理解する。
教員のアドバイスをまとめ、
不十分な箇所を補う。
120
側面図の作成
RC壁式構造住宅の側面の立面について理解する。
教員のアドバイスをまとめ、
不十分な箇所を補う。
120
課題2 作品提出と講評
平面図、断面図、正面図、立面図を作成する。講評を参考にリファインを行う。
且つポートフォリオを作成する。
120
教科書・参考書等
参考書 コンパクト建築設計資料集成 日本建築学会編/清家清、吉村順三、宮脇壇、安藤忠雄などの作品集
成績評価方法・基準
提出物(作品・レポート)とその内容をもとに評価を行う。
27
120
安全安心生活デザイン学科
28
高齢者の生活と住まい
選択 2単位 前期
Life and Housing for the Aged
2年全組 非常勤講師 西條 芳郎
授業の達成目標
1)高齢者の生活と住まいの現状における問題点およびその社会背景について理解すること。
2)高齢者の生活と住まい、さらにはそれを地域で支える仕組み・取り組みの改善方策について理解すること。
3)授業で示される福祉住環境コーディネーター3級レベルの問題に正しく答えられるようになること。
授 業 の 概 要
1)高齢者の生活と住まいの問題点、その背景となる現代日本社会の実情について
2)介護保険制度の活用法、住宅整備手法、東北地方における代表的なまちづくり活動について
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
少子高齢化社会
学習課題(予習・復習)
時間(分)
参考書の少子高齢化社会に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確認
240
問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
介護保険制度の概要としくみ 参考書の介護保険制度、特に概要としくみに関する部分を読んで予習する。配
布プリントの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
介護保険施設とサービス 参考書の介護保険制度、特にサービスに関する部分を読んで予習する。配布プ
リントの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
高齢者、障害者の自立生活 参考書の高齢者と障害者の自立生活に関する部分を読んで予習する。配布プリ
ントの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
バリアフリーとユニバーサルデザイン 参考書のバリアフリーとユニバーサルデザインに関する部分を読んで予習す
る。配布プリントの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
共用品と福祉用具 参考書の共用品と福祉用具に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確
認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
移動・起居・就寝・排泄・入浴の用具 参考書の福祉用具に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確認問題を
解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
住宅整備における段差解消、手すりの設置、在
来木造住宅の問題点 参考書の在来木造住宅の問題点に関する部分を読んで予習する。配布プリント
の確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
住宅整備における家具配置、色彩計画、照明計
画、冷暖房 参考書の住宅整備に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確認問題を
解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
アプローチ、玄関、廊下、階段の整備 参考書の玄関、廊下、階段に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確
認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
便所、洗面所、浴室の整備 参考書の便所、洗面所、浴室に関する部分を読んで予習する。配布プリントの
確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
台所、寝室の整備 参考書の台所、寝室に関する部分を読んで予習する。配布プリントの確認問題
を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
ライフスタイルの多様化 参考書のライフスタイルの多様化に関する部分を読んで予習する。配布プリン
トの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
人にやさしいまちづくり 参考書の人にやさしいまちづくりに関する部分を読んで予習する。配布プリン
トの確認問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。
240
まとめと試験 これまでに配布したプリント全てに目を通して自分自身でも全体のまとめを行い予習する。試験
に出たところ、特に試験で分からなかったところをプリントで確認し、本講義全体の復習をする。
240
教科書・参考書等
参考書 「U-CAN の福祉住環境コーディネーター速習レッスン3級」
、自由国民社
「福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキスト」、東京商工会議所編
講義の時間に毎回プリントを配布する。
成績評価方法・基準
まとめの試験で評価する。
28
安全安心生活デザイン学科
29
住まいの環境工学Ⅱ
選択 2単位 前期
Environmental Engineering for Dwelling、Part Ⅱ
2年全組 准教授 高木 理恵
授業の達成目標
音、光、色彩の物理量としての表し方とその意味を説明できるようになること。残響計算や照明計算などの意味を理解できるようになること。
および、それらの結果と具体的な室内環境のデザインがどこで結びついているかについて理解できるようになること。
授 業 の 概 要
住まいの環境工学Ⅰに引き続き、ここでは、主として、音と光の環境の人間生活への関わり方を学習する。具体的には、静かな住まい、明
るい住まい、に焦点をあて、安全で安心な生活を成り立たせるための、音響計画、採光計画、照明計画、色彩計画などについて考察する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序論
学習課題(予習・復習)
時間(分)
自分の身の回りにおける音の問題、光の問題などについて予習する。配布した
240
ノートや資料から音と光の生活への関わり方を復習する。
静かな住まい(1)音と聴覚 配付した資料から現代社会における音環境問題について予習する。授業ノート
から「音」とは何かについて復習する。
240
静かな住まい(2)音の三要素とその表し方
配布資料から音の要素とその表し方について予習する。授業ノートから音の物
理的な表し方と音の感覚的な表し方の違いを復習する。
240
静かな住まい(3)室内音響 配付資料から室内で正しい音情報を得るための方法を予習する。授業ノートか
ら室内音響における残響の重要性を復習する。
240
静かな住まい(4)騒音の評価 配付資料から室内における騒音問題について予習する。授業ノートから騒音の
評価と防止策について復習する。
240
静かな住まい(5)音環境のデザイン
配付資料から室内空間における音情報の伝達問題および騒音問題を予習する。
授業ノートから音環境のデザインについて復習する。
240
明るい住まい(1)光と視環境 自分の身の回りの光環境問題について予習する。配布したノートと資料から光
の見え方と表し方を復習する。
240
明るい住まい(2)昼光光源と採光 配付資料から太陽による昼間の明るさの表し方を予習する。授業ノートから昼
光率と採光率の計算方法を復習する。
240
明るい住まい(3)人工光源と照明 配付資料から人工光源の種類と用途を予習する。授業ノートから人工光源を用
いた照明設計の基本を復習する。
240
明るい住まい(4)グレアとその防止
配付資料から人間にとって負担の少ない光環境とはどのようなものであるかを
予習する。授業ノートからグレアとその防止を復習する。
240
明るい住まい(5)光環境のデザイン
配付資料から空間用途にふさわしい光環境について予習する。授業ノートから
人にやさしい光環境のデザインを復習する。
240
住まいの色彩計画(1)色とその表示
自分の身の回りにおける色彩の問題について予習する。配布したノートと資料
からカラーシステムと呼ばれる色の表し方を復習する。
240
住まいの色彩計画(2)色彩の心理・色彩の調
和とデザイン
配布資料から色彩のさまざまな効果について予習する。授業ノートから色彩の
調和とデザインについて復習する。
240
総括 住まいの環境工学Ⅱで重要な項目やキーワードなどを予習する。練習問題の解
答を復習する。
240
まとめと試験 練習問題を見直し試験に備えて予習する。試験問題を振り返り住まいの環境工
学Ⅱ全体を復習する。
240
教科書・参考書等
参考書 田中俊六ほか:最新建築環境工学 井上書院 2800 円
前川純一:建築・環境音響学 共立出版 3500 円
乾 正男:ロウソクと蛍光灯 照明の発達からさぐる快適性、祥伝社新書 740 円
乾 正男:建築の色彩設計 鹿島出版会 3000 円
成績評価方法・基準
宿題レポート提出 20%、試験 80%の配分で総合的に評価する。
29
安全安心生活デザイン学科
30
地域の産業デザイン論Ⅱ
選択 2単位 前期
Advancement of Regional Industry Ⅱ
2年全組 教 授 菊地 良覺
非常勤講師 佐藤 明
授業の達成目標
有形無形の地域資源の把握(評価・分析)ができ、その資源の活用の方法を身につけられるようにする。
授 業 の 概 要
現代の地域社会では、地域内の協働による生産やくらしを行いつつ、より豊かなコミュ二ティ形成と、自律した地域形成が強く望まれている。
本科目では、特に実践的な立場で地域やその企業等に参画する下記の講師が詳述し、これからの地域を如何に切り開いていくべきかを考察する
力を持つ学生を育むことを狙いとしている。
主に「みやぎのものづくりとデザイン」に関して県内企業の事例を詳述する。具体的には、
「ものづくりの現状」
、
「ものづくりとデザインの基本
スタンス」
、
「県内製造業の現状と課題」
、
「主な公的支援施策」
、
「企業の共同化で進める事例」等。食産業からモノ産業までを幅広く紹介する。
(佐
藤明担当)
他方、地域のくらしを考える上で、地域資源の活用は重要である。ここでは、歴史遺産を保存・修景しつつ住民が協働で地域のくらしを高める
方法を探る。このため、岩手県金ケ崎町城内諏訪小路伝統的建造物群保存地区を具体例とし、また適宜比較対象を例示しながら、
「調査方法と
内容」
、
「保存・修景・維持管理」
「資源・資産・遺産の評価」等について詳述する(菊地担当)
。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
ガイダンス(授業の進め方と講話概要等の解説) (予習:地域産品に関する内容を文献等で事前に調べておくこと)
(復習:地域
(佐藤・菊地)
資源活用の産品を整理しておく)
時間(分)
240
240
地域資源を活用したものづくりの現状・課題・ (予習 : 地域素材や技の活用事例を探っておくこと)(復習:モノづくりの課題
展望(佐藤)
解決方法の事例を整理しておくこと)
240
地域資源活用による産品開発の実践例1(もの (予習:津山と鶯材に関する情報を収集しておくこと)
(復習:津山と鴬沢のモ
系津山・鴬沢)(佐藤)
ノづくりに関する特徴を整理しておくこと)
240
地域資源活用による産品開発の実践例2(食産 (予習:酒造と製麺の産地に関して情報を収集しておくこと)
(復習:紹介した
業系酒造組合・製麺組合)(佐藤)
酒造と製麺の各組合の特徴を整理しておくこと)
240
地域資源活用による産品開発の実践例3(食産業 (予習:村田ソラマメ組合・三本木ひまわり組合の情報を収集しておくこと)(復
系村田ソラマメ組合・三本木ひまわり組合)
(佐藤) 習:授業紹介した産地の特徴を整理しておくこと)
240
地域資源活用による産品開発の実践例4(伝統 (予習:伝統工芸産地の鳴子・雄勝に関しての情報収集をしておくこと)
(復習:
的工芸品系鳴子・雄勝)(佐藤)
国・県指定の他の工芸産地に関して整理しておくこと)
240
地域資源活用の実践的事例ー岩手・大野木工 (予習:国内の資源活用型事例の情報収集をしておくこと)
(復習:資源活用型
(菊地)
の与条件を整理しておくこと)
240
地域資源活用の実践的事例ー北海道帯広・置戸 (予習:帯広・置戸の情報を収集しておくこと)
(復習:帯広・置戸の資源活用
(菊地)
の特徴をまとめておくこと)
240
10
地域資源活用の実践的事例ー岩手・二戸広域(菊 (予習:岩手・二戸広域の情報を収集しておくこと)
(復習:岩手・二戸広域の
地)
資源活用の特徴をまとめておくこと)
240
11
地域資源活用の実践的事例ー宮城・山元(菊地) (予習:山元町の情報を収集しておくこと)
(復習:山元町の総合計画の特徴を
まとめておくこと)
240
12
3.11 の震災後の雄勝硯生産組合の再生に関し (予習:雄勝の震災前の情報を取集しておくこと)
(復習:雄勝震災復興のプロ
て(菊地)
セスをまとめておくこと)
240
13
工芸産地が集う「手しごとAKIU」の活動に (予習:「手しごとAKIU」の活動内容の情報を収集しておくこと)
(復習:
関して(菊地)
活動内容をまとめておくこと)
240
地域資源と継承のデザイン(菊地)
(予習:国内の地域資源を活用し、次世代に繋いでいる事例情報を収集しておくこと)(復習:継承
はヒト・モノ・コトが不可欠であることからヒトがどのような運営方法が不可欠をまとめておくこと)
240
まとめと試験(佐藤・菊地)
(予習:上記の各講義の内容を整理しレポート提出要件に備える事)
(復習:返
却レポートの未回答に関して整理しておくこと)
240
回 第
日本や宮城におけるものづくりやデザイン振興 (予習:地域デザイン振興の実践事例を探っておくこと)
(復習:デザイン振興
策(佐藤)
策に関する事例を整理しておくこと)
回 第
回 第
回 第
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 自作の配布物
参考書 その都度紹介する
成績評価方法・基準
毎回の授業のレポートと試験で評価する。
30
安全安心生活デザイン学科
31
生活デザインCADⅠ
選択 2単位 前期
Exercises CAD for Housing Design Ⅰ
2年1組 非常勤講師 渡邉 武海
2年2組 非常勤講師 佐藤 充
授業の達成目標
生活の場をデザインするための製図法や設計手法の基礎を理解すること。更に、建築CADの基本操作を習得すること。
授 業 の 概 要
生活の場をデザインするための基礎として、製図法・設計手法を、CAD 操作を習得しながら学ぶ。具体的には、名作といわれる住宅建築に
ついて、平面図・断面図・立面図・配置図などの基本図のコピーを2次元 CAD によって行う。同時に、家具・什器・設備機器などの道具
と生活の場との関係を考える。更に、各種空間の意味・役割を理解し、空間のグルーピングやゾーニングなど生活の場をデザインする基礎
的な考え方を身につける。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
建築図面とその表現(その1 空間要素とモノ
とヒトの関係)
学習課題(予習・復習)
建築CADについて参考図書を読んで予習。配付資料を基に空間構成要素など
を復習する。
時間(分)
120
120
平面図の役割と表現 平面図について配付資料をもとに予習する。図面上の諸要素の表現について理
解するように復習する。
120
平面図を描く(その1 CADによる作図 基
準線と躯体) 平面図の基準線と柱や壁について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇
所を補う。
120
平面図を描く(その2 CADによる作図 躯
体と建具と仕上材) 平面図の建具や仕上げ材について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇
所を補う。
120
平面図を描く(その3 CADによる作図 家
具と文字・寸法・記号) 平面図上の家具や文字・寸法・記号について予習。教員のアドバイスを基に、
不十分な箇所を補う。
120
断面図と立面図の役割と表現 断面図と立面図について配付資料をもとに予習する。図面上の諸要素の表現に
ついて理解するように復習する
120
断面図を描く(その1 CADによる作図 基
準線と躯体) 断面図の基準線と柱や壁について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇
所を補う。
120
断面図を描く(その2 CADによる作図 躯
体と建具と寸法) 断面図の躯体や建具ついて予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇所を補
う。
120
10
立面図を描く(その1 CADによる作図 基
準線と躯体) 立面図の基準線と柱や壁について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇
所を補う。
120
11
立面図を描く(その2 CADによる作図 建
具と強調線の表現) 断面図の建具や躯体について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇所を
補う。
120
配置図の役割と表現 配置図について配付資料をもとに予習する。図面上の諸要素の表現について理
解するように復習する。
120
13
配置図を描く(その1 CADによる作図 基
準線と屋根表現) 配置図の基準線や住宅の屋根伏せについて予習。教員のアドバイスを基に、不
十分な箇所を補う。
120
14
配置図を描く(その2 CADによる作図 外
構と植生の表現) 配置図の外構や植生について予習。教員のアドバイスを基に、不十分な箇所を
補う。
120
作品の提出と講評 平面図、断面図、立面図、配置図を作図する。講評を基にリファインし、ポー
トフォリオを作成する。
120
回 第
建築図面とその表現(その2 図面による表現) 建築図面について配付資料をもとに予習する。対象となる住宅の各種図面を理
解するように復習する。
回 第
回 第
12
回 第
回 第
回
15
教科書・参考書等
教科書 必要に応じて教員自作資料のプリントを配布する。
参考書 CADソフトについては、市販の解説書もあるので適宜参考にすること。
成績評価方法・基準
複数の課題に対する提出作品により評価を行う。
31
安全安心生活デザイン学科
32
住まいの構造と材料
選択 2単位 後期
Structure and Material for Residence
2年全組 非常勤講師 野津 弘
授業の達成目標
建築空間を形造る構造の考え方とその構法について学び、建築デザインの基礎知識を習得する。
授 業 の 概 要
建築空間を形造る構造の考え方とその構法について、デザインとの関連について学ぶ。特に木構造を中心に構法と地域の材料について学ぶ。
具体的には、
「主体構法の概説」主体構法としての「木造」
「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造、その他の構法」
、各
部の構法としての「地業・基礎」「屋根」「壁」「開口部・建具」「内部仕上げ」の基礎を学ぶ事により、主要な建築構造の骨組と建築の構成
部位の種類と内容を理解する。また、その基礎的知識を応用し、木造の住まいの「設計の演習」を行い構造と材料についての理解を深める。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
ガイダンス、建築空間を形造る構造の考え方概
説
シラバスを読み講義の概要や目標及び講義全体の流れを予習する。講義のポイ
ントを配布資料を基に復習する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
建築空間を形造る構造と地域特性
事前に配布する資料を読み予習する。講義での建築空間を形造る構造と地域特
性についてのポイントを配布資料を基に復習する。
240
主体構法−木造・木の生態と材料としての特質
事前に配布する資料を読み予習する。講義での木造・木の生態と材料について
のポイントを配布資料を基に復習する。
240
主体構法−木造・在来構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での木造・在来構法についてのポイ
ントを配布資料を基に復習する。
240
主体構法−木造・枠組み壁構法、その他の構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での木造・枠組み壁構法、その他の
構法についてのポイントを配布資料を基に復習する。
240
主体構法−鉄骨造
事前に配布する資料を読み予習する。講義での鉄骨造についてのポイントを配
布資料を基に復習する。
240
各部構法−鉄筋コンクリート造
事前に配布する資料を読み予習する。講義での鉄筋コンクリート造についての
ポイントを配布資料を基に復習する。
240
各部構法−鉄骨鉄筋コンクリート造、その他の
構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での鉄骨鉄筋コンクリート造、その
他の構法についてのポイントを配布資料を基に復習する。
240
各部構法−地業、基礎の構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での地業、基礎の構法についてのポ
イントを配布資料を基に復習する。
240
各部構法−屋根の構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での屋根の構法についてのポイント
を配布資料を基に復習する。
240
各部構法−壁の構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での壁の構法についてのポイントを
配布資料を基に復習する。
240
各部構法−開口部、建具の構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での開口部、建具の構法についての
ポイントを配布資料を基に復習する。
240
各部構法−内部仕上げの構法(床・天井・階段
等)
事前に配布する資料を読み予習する。講義での内部仕上げの構法(床・天井・
階段等)についてのポイントを配布資料を基に復習する。
240
木構造の設計計画、設計プロセスと構法
事前に配布する資料を読み予習する。講義での木構造の設計計画、設計プロセ
スと構法についてのポイントを配布資料を基に復習する。
240
木造在来工法の設計演習
事前に配布する資料を読み予習する。講義での木造在来工法の設計演習につい
てのポイントを配布資料を基に復習する。
240
教科書・参考書等
講義のために作成した資料を配布
参考書 「木造建築の科学」高層建築研究会編 日刊工業新聞社
成績評価方法・基準
3 回の課題レポートと設計演習により総合的に評価する。
32
240
安全安心生活デザイン学科
33
ランドスケープデザイン
選択 2単位 後期
Landscape Design
2年全組 教 授 大沼 正寛
授業の達成目標
くらしの場と景、すなわち地域固有の風景・景観と、その基本的構造について関心を寄せ、それらを読み解くことができることを第一の目
標とする。そのうえで、その良さを維持向上させ、あるいは問題を解決するため建築・造園・工芸その他に関わる環境デザイン手法について、
基礎知識を身につけることを第二の目標とする。
授 業 の 概 要
全2部構成とする。第1部(全 8 回)では、風景理論、造園学および地域住環境の基礎論について、主に仙台・宮城・東北各地の具体的事
例を採りあげて概説する。第2部(全 7 回)では、建築設計から町並み保全まて、価値を深化、あるいは状況を改善させるための環境デザ
イン手法を具体的に紹介し、学生個々の観察力・創作力・表現力涵養に役立てる。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
第1部(1)植生と植栽
学習課題(予習・復習)
時間(分)
予習として身の回りの緑を想起できるよう観察し、樹木や植栽の実例を見るた
240
めの基礎知識を説明できるよう復習する。
第1部(2)緑の公共空間
前回講義内容の復習を予習に代え、緑豊かな公共空間を訪れ、環境デザインを
鑑賞・評価し、レポートにまとめる。
240
第1部(3)多様な庭園空間
前回講義内容の復習を予習に代え、具体的な風景庭園の事襟と特徴を説明でき
るよう復習する。
240
第1部(4)庭と菜園と作業場
予習として庭とは何かを考える。生活景の基本構成からランドスケープの本質
を考え、説明できるよう復習する。
240
第1部(5)宗教と聖域
予習として身近な社寺空間について考える。古今東西の純粋空間デザインの例
として宗教空間を事例的に説明できるよう復習する。
240
第1部(6)道と水路と都市骨格
予習として道路について考える。都市環境デザインの骨格となる道路や水路の
保全事例的に説明できるよう復習する。
240
第1部(7)風景理論の歴史
前回講義内容の復習を予習に代え、ルネサンス期からの風景論の概略史を説明
できるよう復習する。
240
第2部(1)町並みとまちづくり
第5? 7回の講義内容を予習し、市民のにぎわいをみせるまちづくりの実例を
鑑賞・評価し、レポートにまとめる。
240
第2部(2)建築のランドスケープ
予習として身の回りの建物を観察しておく。建築物がつくるランドスケープを
考え、事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(3)住宅デザインの実践
予習として身の回りの住宅を観察しておく。住宅デザインとランドスケープを
考え、事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(4)外構デザインの実践
予習として身の回りの外構空間を観察しておく。住宅・建築における外構デザ
インの要点を事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(5)施設デザインの実践
予習として身の回りの公共施設を観察しておく。公共施設におけるランドス
ケープを事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(6)都市デザインの実践
予習として身の回りの都市空間を観察しておく。都市レベルでランドスケープ
を事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(7)保存デザインの実践
予習として身の回りの古建築を観察しておく。文化資産を保全する時間のラン
ドスケープを事例的に説明できるよう復習する。
240
第2部(8)まとめ・環境デザインとランドス
ケープ
予習としてこれまでの講義内容を観察しておく。場所と人間の関わりに広く関
心をもち、実例を論じられるよう思考を深める。
240
教科書・参考書等
教科書 使用しない。適宜資料を配布する。
参考書 日本建築学会編「地域環境デザインと継承」ほか
成績評価方法・基準
15 回の授業のなかで行う学外授業レポート等の素点と期末試験の得点をもとに、総合的に評価する。
33
安全安心生活デザイン学科
34
身体の健康支援と医科学
選択 2単位 後期
Science and Medicine in Physical Health
2年全組 非常勤講師 布宮 亜樹
授業の達成目標
本講義は日本における健康問題を理解するとともに、エビデンスを基にした運動の効果について医学的な知識や理論の習得を目標とする。
授 業 の 概 要
超高齢化社会で見られる健康問題について学ぶとともに、運動がこれらの健康問題の予防や改善に貢献することを生理学・生化学的背景か
ら概説する。また実際のエビデンスを基にした運動処方の効果についても学ぶ。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
健康とは?
学習課題(予習・復習)
時間(分)
高校基礎レベルの生物と化学、および「健康生理学概論」の講義内容の知識が
240
必要となるので、予習しておくこと。
現代社会の健康問題
240
骨格筋の機能
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
骨格筋の肥大と萎縮
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
効果的な運動
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と栄養
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
まとめと中間試験
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と遺伝子
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と栄養
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
各種スポーツの生理学
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動能力と環境(高所、喫煙、アルコール)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と疾患1
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と疾患2
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
運動と疾患3
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
まとめと試験
「試験の要点」のプリントを配布するので、それを基にして他の配布資料とと
もに予習と復習を進めておくこと。
240
教科書・参考書等
適宜資料を配布する。
参考書:健康づくりトレーニングハンドブック 朝倉書店 進藤宗洋 他著
身体運動の生理学 杏林書院 猪飼道夫 他著
成績評価方法・基準
2回のまとめの試験(各 50%)により評価する。
34
安全安心生活デザイン学科
35
生活デザインCADⅡ
選択 2単位 後期
Exercises CAD for Housing Design Ⅱ
2年1組 非常勤講師 渡邉 武海
2年2組 非常勤講師 佐藤 充
授業の達成目標
本演習では、設計者自らが考える建築を表現する手段として重要となっている3次元CADについて、基本操作からプレゼンテーションま
でを演習を通して習得することを目的とする。
授 業 の 概 要
生活の場面を提案・表現する手段として重要となっている3次元 CAD について、モデリング・レンダリングまでの基本を身につける。具
体的には、生活デザイン CAD Ⅰで作成した住宅コピー課題を3次元化することを行う。更に、より効果的な提案・表現を行うための画像
編集やプレゼンテーションなどのソフトウエアなどの操作方法までを演習を通して習得する。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
入力、出力の周辺器機について参考書などにより予習する。各自、周辺器機の
設定・動作を確認する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
小規模な建築物の平面図の2次元CAD化
配付資料を基に、平面図を理解しておく。教員のアドバイスを基に、不十分な
箇所を補っておく。
120
3次元CADの基本操作 種々の立体図形モデ
リング
配付資料を基に3D表現の基礎を予習する。教員のアドバイスを基に、不十分
な箇所を補っておく。
120
3次元CADの基本操作 光源の設定
配付資料を基に光源の表現基礎を予習する。教員のアドバイスを基に、不十分
な箇所を補っておく。
120
3次元CADの基本操作 材質の設定
配付資料を基にテクスチャーなどの表現基礎を予習する。教員のアドバイスを
基に、不十分な箇所を補っておく。
120
小規模な建築物の3次元モデリング−構造躯体
のモデリング−
配付資料を基に小規模建築物の躯体の3D表現について予習する。教員のアド
バイスを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
小規模な建築物の3次元モデリング−開口部の
モデリング−
配付資料を基に小規模建築物の開口部の3D表現について予習する。教員のア
ドバイスを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
小規模な建築物の3次元モデリング−仕上げ材
のモデリング−
配付資料を基に小規模建築物の仕上げ材の3D表現について予習する。教員の
アドバイスを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
小規模な建築物の光源と材質の設定
配付資料を基に小規模建築物に施す光源やテクステャーの3D表現について予
習する。教員のアドバイスを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
家具什器の3次元CADによる制作
配付資料を基に小規模建築物室内の家具什器の3D表現について予習する。教
員のアドバイスを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
11
内観パースとそのレンダリング−ビューポイン
トの設定
3Dレンダリングの内観パースを予習する。教員のアドバイスを基に、不十分
な箇所を補っておく。
120
12
内観パースとそのレンダリング−光源とマテリ
アルの調整
内観の3Dレンダリングの光源とマテリアル設定の予習する。教員のアドバイ
スを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
外観パースとそのレンダリング
3Dレンダリングの外観パースを予習する。教員のアドバイスを基に、不十分
な箇所を補っておく。
120
作品のプレゼンテーション資料作成
内観及び外観パースをプレゼンボードに統合するように製作。教員のアドバイ
スを基に、不十分な箇所を補っておく。
120
作品発表会と講評
プレゼンボードの作成。講評を基にリファインしポートフォリオを作成する。
120
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
ガイダンスと各種設定(プリンタ・スキャナー・
LANなど)
回 第
10
回 第
回 第
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 必要に応じて教員自作資料のプリントを配布する。
参考書 CADソフトについては、市販の解説書もあるので適宜参考にすること。
成績評価方法・基準
複数の課題に対する提出作品により評価を行う。
35
120
安全安心生活デザイン学科
36
住まいのための力学
選択 2単位 前期
Structual Design of Housing
3年全組 非常勤講師 益野 英昌
授業の達成目標
①建築構造の主要な部材に生じる応力を十分理解する
②建築構造の主要な部材に加わる力の原則を知り、静定梁の反力と応力を求める応用問題が解ける
授 業 の 概 要
重力・風圧・地震等の外力が建築骨組みの各部に及ぼす作用を知るための力学について学ぶ。力の釣り合い、部材応力等の概念及び静定梁
の解法を解説し、随時演習を行う。具体的には、
「建築物に働く力」
、
「力と力のモーメント、力の合成・分解」
、
「示力図、連力図、偶力」、
「力
の釣合い、支点と支点反力」、「反力の計算」、「片持ち梁の応力」
、
「単純梁の反力」について解説する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
ガイダンス 構造力学とは
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
学習課題(予習・復習)
建築物と建築構造力学を読み復習する
時間(分)
240
建築物に作用する力 建築物に作用する力の部分を読み予習する。外力を受ける部材の変化と部材内
の力を再読し学習内容の不確実な部分を復習する
240
力の定義 力の表し方、モデル化に関する部分を読み予習する。力の単位、向きと符号、
力のモデル化を再読し不確実な部分を復習する
240
モーメント、力の合成と分解 力のモーメント、合成と分解に関する部分を読み予習する。教科書の問題を解
き学習内容の不確実な部分を復習する
240
示力図と連力図、偶力 図式解法による力の合成と分解に関する部分を読み予習する。配布資料を再読
及び教科書の問題を解き学習内容の不確実な部分を復習する
240
力の釣合い 力の釣合いに関する部分を読み予習する。例題を読み再確認し不確実な部分を
復習する
240
支点と支点反力、反力の計算 節点と支点、反力に関する項目を読み予習する。教科書の問題を解き学習内容
の不確実な部分を復習する
240
総合演習 第1回から第7回までの、教科書の例題や演習を確認し予習する。配布した演
習問題の解答を確認し学習内容の不確実な部分を復習する。
240
片持ち梁の応力 静定梁 1. 梁部材に生じる力に関する部分を読み片持ち梁の部材に生じる力
を予習する。片持ち梁の例題を解き部材に生ずる力の不確実な部分を復習する
240
静定梁の応力 1. トラス 静定トラス 1. トラス部材に生じる力に関する部分を読み予習する。例題を
読み学習内容の不確実な部分を復習する
240
静定梁の応力 2. 単純梁と片持梁 梁材に生じる力の求め方と描き方に関する部分を読み予習する。教科書の例題
を解き学習内容の不確実な部分を復習する
240
トラス骨組の応力 節点法、切断法に関する部分を読み予習する。教科書の問題を解き学習内容の
不確実な部分を復習する
240
静定ラーメンの応力の求め方 静定ラーメンに関する部分を読み予習する。教科書の片持ち梁系、単純梁系静
定ラーメンの問題を各一問解き不確実な部分を復習する
240
総合演習 第9回から第 13 回までの教科書の問題、演習を確認し予習する。配布した演
習問題の解答を確認し学習内容の不確実な部分を復習する。
240
不静定骨組みについて 配布資料「静定と不静定構造」を読んで予習する。配布資料を再読し学習内容
の不確実な部分を復習する
240
教科書・参考書等
教科書 建築構造力学 静定構造力学を学ぶ(学芸出版社)坂田弘安、島崎和司
成績評価方法・基準
随時実施する演習、第8回、第 14 回の授業で実施する総合演習を総合的に評価する。
36
安全安心生活デザイン学科
37
地域看護論
選択 2単位 前期
Introduction to Community Health Nursing
3年全組 准教授 伊藤美由紀
授業の達成目標
在宅での高齢者や療養者の生活をデザインするために、その社会的背景を理解し、治療や療養をする方とともに家族全体を援助の対象とし
た支援方法を理解する。
授 業 の 概 要
多くの高齢者や療養者が、住み慣れた家庭や地域でできる限り過ごしたいと願っている。介護保健制度も在宅や地域での生活を重視した支
援体制の確立を目指している。社会的背景を理解し、在宅や地域での高齢者や療養者の生活を支えるためには、病気や障害を持った方のみ
に注目するのではなく、一単位としての家族全体を援助の対象としたケアが求められる。この講義では、それらの考え方と技術をわかりや
すく話す。
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
子どもから高齢者の発達や心身の変化、病気や障害について看護学入門で学ん
だことをふりかえる。自宅や地域で療養する人についてまとめる
学習課題(予習・復習)
時間(分)
家庭や地域での支援とは何か !? 介護保険制度について予習する。介護保険制度と自分の身の回りの人との関連
を整理する
240
地域で療養する人を支える保健・医療・福祉 医療や福祉について予習する。地域医療や福祉と自分の身の回りの人との関連
を整理する
240
高齢者や療養者を理解する(1):施設見学実
習ガイダンス 介護保険施設について予習する。介護保険施設について整理する
240
高齢者や療養者を理解する(2):施設見学実
習 介護保険施設について予習する。介護保険施設について整理する
240
精神疾患(うつ病)とその家族への支援 心身の病気について予習する。心身の病気と家族支援について整理する
240
笑いの効用 笑いと健康について予習する。日常生活の笑いの効果について整理する
240
基本的生活行動と看護(1):体位交換と移動
の援助 身体機能に障害がある生活について予習する。不自由な生活や行動が少しでも
よくなるように復習する
240
基本的生活行動と看護(2):移動と寝衣交換
の援助 身体機能に障害がある生活について予習する。不自由な生活や行動が少しでも
よくなるように復習する
240
10
基本的生活行動と看護(3):清潔の援助 身体機能に障害がある生活について予習する。不自由な生活や行動が少しでも
よくなるように復習する
240
11
基本的生活行動と看護(4):食事と排泄の援
助 身体機能に障害がある生活について予習する。不自由な生活や行動が少しでも
よくなるように復習する
240
リハビリテーションと看護 身体機能に障害がある生活について予習する。不自由な生活や行動が少しでも
よくなるように復習する
240
認知症と看護 認知症と社会問題について予習する。認知症の支援や社会問題解決に向けて復
習する
240
救急や災害時の看護 防災減災と社会問題について予習する。防災減災の支援や社会問題解決に向け
て復習する
240
まとめと試験 子どもから高齢者の発達や心身の変化、病気や障害についてふりかえる。何を
学んだかを具体的に言えるように整理する
240
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
家庭や地域で療養するということ
回 第
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
自作資料
参考書はその都度紹介する
成績評価方法・基準
レポートや試験を用いて評価する。
37
240
安全安心生活デザイン学科
38
地域環境の保全とエネルギー
選択 2単位 前期
Regional Environmental Conservation and Energy
3年全組 非常勤講師 八十川 淳
授業の達成目標
地域を取り巻く環境の理解のため、地球システム(気圏・水圏・地圏)と地域との関わりを理解し、環境保全および省資源・省エネルギー
のために、私達自身が地域で考え対処しなければならないことを学ぶ。
授 業 の 概 要
近年の産業経済社会の変化、とくに情報技術の飛躍的な発展は、我々の生活様式を多様化させる一方で、都市といわず農村といわず、生活
水準だけは横並びの高度化を求める傾向を作り出し、その結果、エネルギー消費を増大させ、全体として地域環境の保全とは逆行する環境
上の悪循環を招いている。そこで、本講では、地域環境を良好に維持しながら環境負荷を低減できるような生活デザイン手法について、環
境共生の考え方を織り交ぜながら解説する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
地域と環境(オリエンテーション)
学習課題(予習・復習)
時間(分)
講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
240
調査すること
気圏の概要 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
大気汚染と地域 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
地球温暖化とエネルギー消費 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
水圏の概要 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
水汚染と地域 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
地圏の概要 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
土壌汚染・資源循環と地域 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
生態系保全と地域 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
地域景観の保全 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
都市のインフラ・ストラクチャー 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
気候風土と地域のデザイン 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
気候風土と住まいのデザイン 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
環境共生のための生活デザイン(生活様式)
講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後に内容に関してさらに
調査すること
240
総括 講義資料を事前に入手し通読しておくとともに、講義後も日常生活にて意識を
継続すること
120
教科書・参考書等
自作資料を配布する。(指示するホームページより事前にダウンロードすること)
参考資料はその都度紹介する。
成績評価方法・基準
毎回のレポート課題によって評価する。
38
安全安心生活デザイン学科
39
障害者福祉・スポーツ論入門
選択 2単位 前期
Welfare and Sport for Persons with Disabilities
3年全組 准教授 古山周太郎
授業の達成目標
日本における障害者を取り巻く社会的環境を理解し、障害者が一住民として地域社会で生活するための課題とその解決の状況や、障害者
を含めた社会的包摂に向けた現代的意義を学ぶ。また講義全般を通じて、障害をもちながら生きていくことの意義や、障害者を含めた共生
型の地域社会のありかたを考えていきたい。
授 業 の 概 要
障害をもちながら社会の構成員として、地域で暮らすことは、当然の権利である。しかしながら、歴史的背景や制度の未熟さ、支援体制の
不足により、いまだその実現にほど遠いのが、社会の実状である。この現状を変えるには、多様な問題群をまずは認識し、その根本にはい
かなる要因があるのかを理解しながら、障害者自身の視点に立って考える力が求められる。本講義では、障害者福祉に関して多様な角度か
ら理解を進めると共に、地域社会での暮らし方をテーマごとに論じていく。また、社会参加のひとつの方法として、障害者スポーツに着目
して、その可能性についても考えていきたい。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
障害者福祉に関する番組等を視聴する
障害者福祉の歴史的展開 〜施設福祉史
と当事者運動〜 施設での人権侵害のニュースを調べる
240
障害者福祉の思想と理念 〜障害の概念
と国際生活機能分類〜 ノーマライゼーションの思想の概略を調べる
240
障害者福祉の対象 〜3障害とそ
の他の障害〜 障害者を扱った映画を1本視聴する
240
障害者福祉の制度 〜制度の変遷
と障害者総合支援法〜 障害者総合支援法や障害者基本法の目的の条文を読む
240
障害者福祉に関するマンパワー 〜暮らしを支
える仕組み〜 居宅支援サービスのなかの1つの仕組みを調べる
240
施設福祉と在宅・地域福祉 〜入所施設と
グループホーム〜 自宅のある地域のグループホームの内容を調べる
240
障害者と住まい 〜居住支援に
よる居住権の実現〜 住宅セーフティーネット法の概略を調べる
240
障害者と移動 〜まちづくり
とバリアフリー〜 自宅のある地域のバリアフリーの事例を観察する
240
10
障害者と雇用・就労 〜就職支援と
権利擁護〜 日本の障害者の就業割合について調べる
240
11
障害者とレクリエーション 〜趣味、旅行、 障害者向けのホテルの取り組み事例を1つ調べる
自己実現〜 12
障害者 ス ポ ー ツ 〜パラリン
ピックの歴史と現在〜 過去のパラリンピック大会の概略を調べる
240
13
障害者と災害 〜災害時にお
ける障害者の避難生活〜 東日本大震災の障害者の避難に関するニュースを調べる
240
14
障害者福祉の課題と展望 〜社会的包摂
に向けて〜 障害者の差別防止に関するニュースを調べる
240
まとめと試験 これまでの講義で扱った内容を復習する
240
回 第
オリエンテーション
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
教科書・参考書等
参考書 大曽根寛、小澤温(2005)
『障害者福祉論』放送大学出版
※なお講義のテーマに応じて自己資料を配布する
成績評価方法・基準
授業中に実施する小レポート(4回)、まとめの試験で評価する。
39
240
240
安全安心生活デザイン学科
40
選択 2単位 前期(平成 28 年度は後
期に開講します。)
身体運動文化の諸相
Aspects of Exercise Culture
3年全組 准教授 古山周太郎
授業の達成目標
文化的、歴史的、社会的な視点から、日本社会におけるスポーツの位置づけについて理解を深める。また、グローバル化、情報化といった
高度資本主義が進呈する現在において、スポーツがいかに変容していくのかについても理解を図る。
授 業 の 概 要
本講義では、スポーツの社会的現象に着目して、各テーマにわけて論じていく。つまり、スポーツの技術論や精神論といった視点ではなく、
スポーツのもつ教育的側面や社会的な価値、大衆文化との関係といった、社会的文脈からスポーツを見つめなおす。まず授業の前半では、
スポーツと近代化やスポーツとナショナリズムの関係を、オリンピックやワールドカップといったスポーツイベントの成り立ちと変遷をも
とに考えていく。次いで、スポーツがもたらす地域社会への影響や、スポーツがもたらした健康ブームと身体論といった身近なテーマを扱う。
さらに伝統的競技のスポーツ化の課題や、若者、女性、障害者などが、スポーツする主体と化した際に議論される問題群について解説を加え、
現代社会におけるスポーツの位置づけを考えていきたい。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
日本におけるスポーツに関する統計を一つ取り上げて調べる。
社会のなかのスポーツ 〜スポーツ基本法にみ
る社会的位置づけ〜
スポーツ基本法の理念をしらべる
240
オリンピックと社会① 〜古代オリンピックに
みるスポーツの起源〜
オリンピア遺跡の各種遺構の役割を調べる
240
オリンピックと社会② 〜近代オリンピックの
光と影〜
東京オリンピックの課題についてのニュースを調べる
240
グローバル化するスポーツ 〜サッカーの国際
化とナショナリズム〜
サッカーのもたらす人種差別のニュースを調べる
240
野球と日本社会 〜高校野球の地域性、大衆ス
ポーツ文化の成立〜
高校野球の魅力について多角的に考えてくる
240
スポーツと地域づくり 〜生涯スポーツによる
地域振興〜
自分の地域のスポーツクラブの活動内容を調べる
240
スポーツと社会階級 〜ゴルフ、テニス、スキー
と経済、南北格差〜
3つの種目のうち1つを取り上げ、その起源を調べる
240
健康とスポーツ 〜エアロビ、ヨガ、ジムにみ
る身体観〜
自分の近所のスポーツクラブでのエアロビやヨガ等のメニュー内容を調べる
240
10
格闘技とスポーツ 〜柔道と相撲の辿ったプロ
セス〜
相撲部屋の仕組みについて調べる
240
11
日本の近代化と運動会 〜運動会の多層的背景
〜
運動会の内容を自分の家族(祖父母、父母)に聞いてくる
240
12
若者文化とスポーツ 〜エクストリームスポー
ツ、サーフィン〜
エクストリームスポーツについての雑誌、本を読み理解する
240
13
女性とスポーツ 〜女性の進出とボーダレス化
〜
スポーツにおけるジェンダーに関するニュースを調べる
240
14
障害者とスポーツ 〜パラリンピックの開催が
もたらしたもの〜
過去のパラリンピック大会を1つ取り上げ開催内容について調べる
240
まとめと試験
これまでの講義内容を復習する
240
回 第
オリエンテーション
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
教科書・参考書等
適宜、資料を配布する。
成績評価方法・基準
授業中に実施する小レポート(4回)と、まとめの試験で評価する。
40
240
安全安心生活デザイン学科
41
設計計画演習Ⅰ
選択 2単位 前期
Exercises of Planning for Housing Design Ⅰ
3年全組 教 授 大沼 正寛
非常勤講師 由利 収
授業の達成目標
当学科では、地域における安全安心な住まいや小規模公共施設の設計ができる生活デザイナーを養成しており、その中心課題は、いわゆる
木造戸建て住宅である。
本授業では、木造戸建て住宅の設計に必要な基礎知識を実践的に学ぶとともに、基本的な設計手法を体得することを目標とする。
授 業 の 概 要
木造戸建て住宅および単位生活空間の設計を繰り返し体験しながら、その空間・設え(意匠)・構法・材料について、知識涵養と設計手法の
体得をめざす。授業進行は、レクチャ受講よりも自発的に設計作業を進めていき、都度教員のアドヴァイスを受ける「エスキース」の形態
を採る。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
木構法と木造住宅設計図案のトレース1
学習課題(予習・復習)
時間(分)
予習として設計製図関連科目の過去の作品を参照し、復習として、木造住宅設
120
計図の基本図法を反すうして覚える。
木構法と木造住宅設計図案のトレース2
予習として設計製図関連科目の過去の作品を参照し、復習として、木造住宅設
計の構法を図例を反すうして覚える。
120
木構法の立体造形1:基礎・土台 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅構法のうち基礎・土台の組み方を覚える。
120
木構法の立体造形2:梁と柱 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅構法のうち梁・柱の組み方を覚える。
120
木構法の立体造形3:屋根と床 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅構法のうち小屋組・床組の組み方を覚える。
120
木構法の立体造形4:階段その他 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅構法のうち階段その他の納まりを覚える。
120
空間設計のポイント1:配置図・階段・水周り
予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅の配置図・階段・水周りの表現法を覚える。
120
空間設計のポイント2:伏図 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅の伏図について模型から製図法を覚える。
120
空間設計のポイント3:矩計図 予習として「住まいの構造と材料」の講義内容を参照し、復習として、木造住
宅の矩計図について模型から製図法を覚える。
120
即日プランニング:集団規定と配置 予習として「住まいの計画」の講義内容を参照し、復習として、都市計画条件
から住宅計画演習を行う流れを確認する。
120
即日プランニング:単体規定と平断立面
予習として「住まいの計画」の講義内容を参照し、復習として、即日で住宅計
画内容を詳細設計検討する流れを確認する。
120
設計製図ワーク1:配置図・平面図・断面図
予習として卒業設計等の模範作品例を参照し、即日設計の平面・断面系のプレ
ゼン図面を授業後も仕上げていく。
120
設計製図ワーク2:立面図・伏図 予習として卒業設計等の模範作品例を参照し、即日設計の立面・伏図系のプレ
ゼン図面を授業後も仕上げていく。
120
設計製図ワーク3:矩計図 予習として卒業設計等の模範作品例を参照し、即日設計の矩計のプレゼン図面
を授業後も仕上げていく。
120
講評会と評価 予習として設計案の口頭発表の準備をすすめ、講評内容を次の鍛錬に活かすよ
う反すうし、他人の作品もよく記憶しておく。
120
教科書・参考書等
指定しない。授業に際して適宜紹介する。
成績評価方法・基準
主たる住宅設計課題および短期課題の全てを提出し、かつ設計製図の内容が一定の質に達しているものを合格とし、その質的達成度によっ
て総合的に評価を行う。
41
安全安心生活デザイン学科
42
選択 2単位 後期(3年次前期・後期にわたり実施しま
す。但し、履修登録は前期に行い、単位認定は後期授業終了後に行います。)
住まいの材料実験
Experiments in Materilas of House
3年全組 教 授 最知 正芳
教 授 有川 智
授業の達成目標
住まいの建築材料として用いられるコンクリート・木材・鋼材、およびボード類について、基本的な性質を理解する。また、各材料の試験
方法及びデータのまとめ方を修得する。
授 業 の 概 要
実験室において、コンクリート・木材・鋼材の強度試験や弾性係数の測定、およびボード類の各種試験を行ない、得られた測定値の計算処
理を経て、レポートを作成する。また、それらに必要な計算方法、材料の性質、レポートの作成法などについての解説を行なう。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
プロローグ
学習課題(予習・復習)
時間(分)
ワークブックの「受講案内」に関する項を参照しながら予習する。これまでに
120
学んだ建築材料の特質に関する部分について復習しておく。
木材の測定
ワークブックの「木材の曲げ試験の測定」に関する項を参照しながら予習する。
前回の講義の際に記した講義ノートをまとめながら復習する。
120
木材の曲げ試験
ワークブックの「木材の曲げ試験の計算」に関する項を参照しながら予習する。
前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
鋼材の引張試験
ワークブックの「鋼材の引張試験」に関する項を参照しながら予習する。前回
の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
コンクリートの調合設計
ワークブックの「コンクリートの調合設計」に関する項を参照しながら予習す
る。前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
コンクリートの打設とフレッシュコンクリート
の試験
ワークブックの「フレッシュコンクリートの打設と試験」に関する項を参照し
ながら予習する。前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
硬化コンクリートの1週強度試験
ワークブックの「コンクリートの1週強度試験」に関する項を参照しながら予
習する。前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
硬化コンクリートの4週強度試験と弾性係数の
測定
ワークブックの「コンクリートの4週強度試験と計算」に関する項を参照しな
がら予習する。前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
ボードの曲げ試験
ワークブックの「ボードの曲げ試験」に関する項を参照しながら予習する。前
回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
ボードの耐水試験
ワークブックの「ボードの耐水試験」に関する項を参照しながら予習する。前
回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
ボードの難燃性試験
ワークブックの「ボードの難燃性試験」に関する項を参照しながら予習する。 120
前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
ボードの衝撃試験
ワークブックの「ボードの耐衝撃性試験」に関する項を参照しながら予習する。
前回の講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
データのまとめ
ワークブックの「まとめ」に関する項を参照しながら予習する。前回の講義ま
でに記したデータをまとめながら復習する。
120
総まとめ
これまでの内容をレビューしながら「総まとめ」のための予習をする。前回の
講義の際に記したデータをまとめながら復習する。
120
エピローグ
これまでの内容をレビューしながら「建築材料実験全般のまとめ」のための予習 120
をする。これまでの内容をレビューしながら要点の整理をしながら総復習をする。
教科書・参考書等
教科書 教員作成のオリジナルテキスト
参考資料 「建築材料実験用教材」、日本建築学会
「建築材料用教材」、日本建築学会編
成績評価方法・基準
演習の提出状況およびレポートの評点により、総合的に評価する。
42
安全安心生活デザイン学科
43
住環境の制御と設備
選択 2単位 後期
Dwelling Environmental Control and Equipment Systems
3年全組 非常勤講師 須藤 秀晴
授業の達成目標
住まいの室内環境を制御する技術としての暖冷房設備や給排水衛生設備および電気設備のしくみを理解し、「住まいの環境工学」と関連づけ
ながら、
「住まいの計画」や「インテリアデザイン」の中で、さまざまな住宅設備の位置づけが考えられるようになることが目標である。
授 業 の 概 要
建物の起源は、人間を雨や風、日射など厳しい気象条件から身を守るシェルターであった。しかし、人体にとって好ましいと感ずる室内環
境は、多くの場合、自然のままにつくられる環境とは一致せず、外界の条件が厳しいほど両者のずれは大きくなる。暖房と冷房の技術は、
このずれを埋めるための機械的方法として考えられてきた。現代の住まいにおいて健康で快適な生活を送るためには、暖冷房設備は不可欠
であり、本講では、それらのしくみと計画方法を考察する。また、ここでは、給排水設備、電気設備についても基礎事項を学習する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序論 住まいの流れ
学習課題(予習・復習)
時間(分)
予習として、各自の住宅・部屋の暖冷房設備、給排水設備、電気設備について
240
普段から観察すること。
住まいの進化と設計ポイント
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
室内環境計画
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
設備計画と機器(給排水・冷暖房・空調設備)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
電気設備と耐震関係
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
室内の熱環境及び問題と解答
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
設備図面表現
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
SMI(スマートホンハウス、マシーン、イン
ターンフェイス)
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
自室の電気設備図の演習
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
自然エネルギーの現状
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
高気密・高断熱性能と省エネルギー対策
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
一戸建て住宅設備図
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
集合住宅設備図
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
統計からみた日本の住宅
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
住まいのまとめとレポート
予習として、事前に授業内で提示されたキーワードについて調べること。復習
として、配布資料を再読すること。
240
教科書・参考書等
教科書:講義ごとに配布(全てファイル)
参考書:インテリア設計士学科編(日本インテリア設計士協会出版)
インテリア計画と設計(小原一郎・加藤 力・安藤正雄編)
成績評価方法・基準
課題レポート(1600 字にまとめ)提出及び全授業講義ファイルの提出とする。
43
安全安心生活デザイン学科
44
バリアフリーとユニバーサルデザイン
選択 2単位 後期
Barrier-Free and Universal Design
3年全組 教 授 中島 敏
非常勤講師 西條 芳郎
非常勤講師 山岸 義彦
授業の達成目標
高齢化社会を迎えている現代社会では、高齢者と福祉、障がい者と福祉の概念のもとに、これから特に望まれるバリアーフリーデザインの
手法が理解できること。その上で、全ての人を対象としたユニバーサルデザインの考え方とその手法も理解できること。
授 業 の 概 要
高齢者社会の生活空間では、生活に必要な道具とそれらを取り込んでいる外部空間や内部空間が存在しているが、高齢者や障がい者にとっ
て決して使いやすい道具や空間のデザインが十分に備わっているとは言い難い。従って、これから益々弱者に相応しい道具や空間のデザイ
ンが要求される。講義では生活の中で使用している様々な道具とそれらを取り囲んでいる空間を紹介しつつ、バリアーとユニバーサル型の
デザインに相応しいかを解説する。真に安全で安心な社会形成のためのあるべき姿の基礎をここでは学ぶ。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
240
高齢者や障がい者の生活道具に関する概論(中
島)
高齢者や障がい者の実態調査と実際の道具との関係を復習
製造物責任の概念とその現状(山岸義彦)
身近で発生した製品事故を調べ、その原因と対策の予習復習
240
製造物責任とブランド力の関係とその現状(山
岸義彦)
信頼できる企業の事前調査とその企業のブランドイメージの予習復習
240
消費者側からの PL とユニバーサルデザインの
関係(山岸義彦)
製品事故に繋がる取扱説明書とは、どのようなものなのかの予習復習
240
メーカ側からの製造物責任とユニバーサルデザ
イの関係(山岸義彦)
わかり易い取説とは、どのような視点で作られているかの予習復習
240
道具とバリアフリーの実態調査と実際の道具との関係を予習復習
240
道具のバリアフリートとは(中島)
道具とバリアフリーの実態調査と実際の道具との関係を予習復習
240
運動器具の事例(中島敏)
運動器具の実態把握と運動器具を使用した際の関係を予習復習
240
移動式日用品の事例(中島敏)
移動式日用品の実態把握と日用品を使用した際の関係を予習復習
240
固定式日用品の事例(中島敏)
固定式日用品の実態把握と日用品を使用した際の関係を予習復習
240
高齢者や障がい者の生活空間に関する概論(西
條芳郎)
高齢者や障がい者の生活する空間についての関係を予習復習
240
生活空間のバリアフリーとは(西條芳郎)
生活空間のバリアフリーを自分の生活との関係で予習復習
240
13
生活空間のユニバーサルデザインとは(西條芳
郎)
生活空間のユニバーサルデザインを居住生活との関係で予習復習
240
14
生活空間(外部公共空間)と道具との関係事例
(西條芳郎)
外部公共空間をバリアフリーにする道具との関係を予習復習
240
これまでに学んだキーワードについて予習・復習
240
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
回 第
回
15
道具のユニバーサルデザインとそのPLとは
(中島)
まとめと試験(中島敏)
教科書・参考書等
教科書 講義ごとに配布する資料
参考書 「バリアフリーの建築設計−福祉社会の設計マニュアル」荒木兵一郎他著 彰国社
「ユニバーサルデザインの実践マニュアル」中川総監修日経BP社
成績評価方法・基準
課題提出による評価(40%)とまとめの試験(60%)の総合評価とする。
44
安全安心生活デザイン学科
45
都市と地域の計画
選択 2単位 後期
Planning of Urban and Rural Community
3年全組 非常勤講師 榊原 進
授業の達成目標
人々のくらしを包み込む様々な地域と、より高密度に集合・連動する都市。この多様な事象を把握するには本来、世界の都市史・都市論から、
日本固有の風土・産業・制度、そしてまちづくり・コミュニティ論に至る広範な知識を必要とする。本講義では、それらの大要に触れつつ、
むしろ身近な地方都市・仙台を採りあげ、そのかたちとしくみを説明できるようになることを目標とする。
授 業 の 概 要
全2部で構成する。第1部では、各地の都市・地域の成立ちを参照しつつ、都市計画に関わる基礎概念と諸制度を学ぶ。第2部では、まち
づくりと地域コミュニティに視点を移し、仙台市内各地を具体事例として観察し、内在する構成要因、現場の課題と解決策を考える。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
第1部(1)世界の近代都市
学習課題(予習・復習)
時間(分)
世界地図を予習する。近代都市の事例を想起できるよう講義内容を復習する。
240
第1部(2)日本の都市と諸制度
予習として、中学高校の公民について確認しておく。都市の諸制度に関する講
義内容を復習する。
240
第1部(3)都市計画法
予習として、中学高校の公民について確認しておく。都市計画法に関する講義
内容を復習する。
240
第1部(4)居住地と人口動態
予習として、仙台市の人口構成について調べておく。居住地に関する講義内容
を復習する。
240
第1部(5)土地利用と用途地域
予習として、仙台塩竈港付近の地図を眺めておく。土地利用に関する講義内容
を復習する。
240
第1部(6)街路と公共空間
予習として、仙台市内の街路空間を想起できるよう観察しておく。公共空間に
関する講義内容を復習する。
240
第1部(7)地方の人口減少問題
予習として、地方の人口に関する時事問題を学んでおく。人口減少問題に関す
る講義内容を復習する。
240
第1部(8)地域再生計画
予習として、地域おこしに関する時事問題を学んでおく。地域再生計画に関す
る講義内容を復習する。
240
第2部(9)都市と地域の見方・調べ方
予習として、これまでの講義内容を反すうしておく。復習では、実地調査時の
取材法を身につけられるようにしておく。
240
第2部(1)仙台の都市づくり
予習として、仙台の都市略史を調べておく。復習では、仙台の都市づくりの近
現代史と要点を表にまとめ整理する。
240
第2部(2)仙台のまち歩き
予習として、実地取材調査の準備をしておく。復習として、まち歩き内容をレ
ポートにまとめる。
240
第2部(3)まち歩きレポート発表
予習として、発表のための準備をする。復習として、自分と他人の発表内容を
比較しつつ不足点を内省する。
240
第2部(4)住民主体のまちづくり
予習として、自分の家庭における地域コミュニティについて調べておく。住民
主体のまちづくりに関する講義内容を復習する。
240
第2部(5)復興まちづくりの現在・未来
第2部(5)復興まちづくりの現在・未来
240
第2部(6)まとめと試験
予習として、これまでの講義内容を反すうしておく。復習では、得た基礎知識
を都市の実例と比較できるよう、知識を整理しておく。
240
教科書・参考書等
適宜資料を配布する(参考書は随時紹介する)
成績評価方法・基準
まち歩き課題発表にみられる基礎知識・考察力・論理展開力と期末試験に基づく理解度を得点化し、総合的に評価する。
45
安全安心生活デザイン学科
46
選択 2単位 後期(平成 28 年度は前
期に開講します。)
公衆衛生学
Public Health
3年全組 非常勤講師 吉田 裕人
授業の達成目標
健康と社会、環境を相互に関連させながら理解できるようになる。具体的には、衣食住、労働環境、家庭、学校、職場、地域、地球全体ま
での広範囲な「環境」と保健、医療、福祉の「制度とサービス」が相互に関連して成り立っている社会システムが、「健康」とどのような枠
組みや組織の中でつながっているのかを理解し、様々な状況変化に対応した評価方法や健康支援が必要な対象者への情報伝達の方法につい
て考えられる基礎的能力を養う。
授 業 の 概 要
少子・高齢化の進む我が国では、健康をキーワードとした社会のしくみや安全に生活するための環境について、いままで以上に重要視する
状況となっている。このような社会情勢の中、人口構造や疾病構造の変化や社会経済システムの変化に伴い、保健医療の内容も生命倫理か
ら健康づくりの方策まで幅広く理解していく必要がある。本講義では、健康の維持と増進を求めて展開される様々な計画や活動の基本とな
るものの見方や考え方、具体的な方法を基盤として、個々の状況や問題を理解していくための知識を習得する。そのための法律、基準値な
どその時々の社会状況により変化する可能性の高い情報や統計数値を外観しながら学習を進めていく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
授業の概要説明
予習として健康の諸問題に対して自身の考えや対策について考えておくこと。配付
した資料の内容を復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
学習課題(予習・復習)
時間(分)
保健統計、衛生の主要指標
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
疫学
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
疾病予防と健康管理概論
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
生活習慣の予防
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
環境保健
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
地域保健と保健行政
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
母子保健
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
学校保健
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
労働衛生
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
老人保健 ・ 福祉
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
精神保健
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
保健医療制度と法規
学習内容をキーワードとして情報を収集し予習とする。配付した資料の内容を
復習し、興味を持った点については各自で詳細を調べ整理する。
240
まとめと試験
これまでに配付した資料の内容すべてを復習し、試験の準備する。
240
授業の総括
試験結果を元にこれまでの学習で不足していた部分を各自補う。
240
教科書・参考書等
毎回の授業では資料を配付する。
(参考図書)
シンプル衛生公衆衛生学 2015(南江堂)
厚生の指標増刊・国民衛生の動向 2014/2015(厚生統計協会)
成績評価方法・基準
定期試験の成績を踏まえて総合的に評価する。
46
240
安全安心生活デザイン学科
47
心の発達
選択 2単位 後期
Developmental Psychology
3年全組 講 師 中井 周作
授業の達成目標
思考力の学習について具体的方法の理解と実習を通して身につけること。そして、健康な人格形成のための発達課題の理解と実践力を身に
つけること。
授 業 の 概 要
知情意の発達過程を概説し、とくに思考力の発達をフィンランドメソドやブレーンストーミングの実習を通して理解を深める。また心の発
達については幼児期から青年期まで発達課題の観点から解説する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序章
学習課題(予習・復習)
時間(分)
「心の理解とケア」で学んだ心理学の理論や検査を振り返る。講義ノートを作
240
成し復習をする。
心の発達
発達心理学の概要を学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
幼児期における人格形成
幼児期について予習する。幼児期の課題と自分の生活を当てはめて考える。講
義ノートを作成し復習をする。
240
児童期における人格形成
児童期について予習する。児童期の課題と自分の生活を当てはめて考える。講
義ノートを作成し復習をする。
240
青年期における人格形成
青年期について予習する。青年期の課題と自分の生活を当てはめて考える。講
義ノートを作成し復習をする。
240
学習理論と行動療法
学習理論、行動療法について学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
知能検査
学習理論より心理学でいう「知能」を学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
創造性とは何か
知能から創造性を学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
創造性の開発
創造性の開発方法を学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
ブレーンストーミング
ブレーンストーミングについて予習する。講義ノートを作成し復習をする。
240
ブレーンストーミング実習
ブレーンストーミングの実施方法について予習する。講義ノートを作成し復習
をする。
240
KJ 法
KJ 法について予習する。講義ノートを作成し復習をする。
240
KJ 法実習
KJ 法の実施方法について予習する。講義ノートを作成し復習をする。
240
実習結果のプレゼンテーション
実習結果を振り返る。講義ノートを作成し復習をする。
240
まとめと学習
心理学に基づいた思考力の学習のための具体的方法の理解と実習を振り返る。
240
教科書・参考書等
自作資料
成績評価方法・基準
授業中に実施する小テストや定期試験を用いて評価する。
47
安全安心生活デザイン学科
48
設計計画演習Ⅱ
選択 2単位 後期
Exercises of Planning for Housing Design Ⅱ
3年全組 教 授 菊地 良覺
教 授 大沼 正寛
非常勤講師 野津 弘
授業の達成目標
当学科では、住まいや小規模公共施設の設計ができる生活デザイナーを養成しているが、地域では木造住宅に次いで、多世代福祉のため
の小規模公共施設の設計能力が求められている。
本授業では、構法面では鉄骨造、鉄筋コンクリート造に触れるとともに、建物用途としては店舗付集合住宅、保育施設等の設計を実習し、
公共の安全安心に資する設計能力を身につけることを目標とする。
授 業 の 概 要
主として、鉄骨造の店舗付集合住宅、鉄筋コンクリート造の保育施設設計の2課題に取り組むとともに、構法や法規理解のための演習課題
も取り入れ、総合力ならびに具体的な建築空間・部位の設計に要する知識・技術を修得していく。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
学習課題(予習・復習)
時間(分)
(復習:鉄骨造の概要を
設計計画演習Ⅰの木造軸組構法の再学習と鉄骨造及び鉄筋 (予習:木造軸組構法による設計作品をひも解くこと)
120
調べておくこと)
コンクリート造による設計計画にあったってのガイダンス
店舗付集住 01 ー鉄骨造による:ヴォリューム (予習:建築士ライセンスのこれまでの店舗と住宅に関して情報収集しておく
こと)
(復習:設計条件を読み取り適性ボリュームを検討しておくこと)
とコンセプト
120
店舗付集住 02: 単位住戸
(予習:住戸部分に関する各単位空間のボリームと空間構成を検討しておくこ
と(復習:住居部分に関する過去のライセンスの標準設計事例を読み取ること)
120
店舗付集住 03: 店舗と街の構成
(予習:店舗部分に関する各単位空間のボリームと空間構成を検討しておくこ
と(復習:店舗部分に関する過去のライセンスの標準設計事例を読み取ること)
120
店舗付集住 04: 配置・各階平面・PS
(予習:配置計画に関しての事前検討を重ねておくこと)
(復習:配置計画に関
する過去のライセンスの標準設計事例を読み取ること)
120
店舗付集住 05: 断面と立面
(予習:断面と立面計画に関しての事前検討を重ねておくこと)
(復習:断面と
立面計画に関する過去のライセンスの標準設計事例を読み取ること)
120
店舗付集住 06: プレゼンテーションと講評会
(予習:各自の設計計画案をまとめプレゼンテーションに備える事)
(復習:プ
レゼンテーションで指摘された内容を修正し再構築しておくこと)
120
鉄筋コンクリート造の構法と設計製図
(予習:コンクリート造の構法に関して事前に調べておくこと)
(復習:保育と
福祉に関する設計事例を取集しておくこと)
120
保育と福祉 01: 施設の要件とコンセプト
(予習:設計与条件を整理しておくこと)
(復習:設計与条件に基づきエスキス
を重ねておくこと)
120
保育と福祉 02: 内外空間とプランニング
(予習:目的用途に見合った空間構成の検討を重ねておくこと)
(復習:エスキ
スを重ね計画案の最終案を詰めておくこと)
120
保育と福祉 03: ヒューマン・スケール
(予習:目的用途を踏まえた人の行為を中心に実現可能かを検討しておくこと)
(復習:模型等のエスキスを行い立体的に検討を重ねる事)
120
保育と福祉 04: 家具・遊具・インテリア
(予習:保育と福祉に関する家具遊具とそのインテリアに関して情報を取集して
おくこと)
(復習:設計使用とする家具遊具が使い手の立場にて検討を重ねる事)
120
保育と福祉 05: 製図とプレゼンテーション
(予習:家具遊具とインテリアに関する設計のエスキスを重ねる事)
(復習:エ
スキスの中から最終案とする家具遊具とインテリアを詰めておくこと)
120
保育と福祉 06: 製図とプレゼンテーション
(予習:家具遊具とそのインテリアに関してまとめる方向で仕上げること)(復
習:設計した内容を再度チャックを重ねる事)
120
まとめ・資格試験と卒業制作
(予習:資格試験に関する過去問題に目を通しておくこと)
(復習:資格試験の
過去問題を何度も繰り返して解いておくこと)
120
教科書・参考書等
指定しない。授業に際して適宜紹介する。
成績評価方法・基準
指定しない。授業に際して適宜紹介する。
48
安全安心生活デザイン学科
49
住まいのための法規
選択 2単位 前期
Building Regulation
4年全組 非常勤講師 増田 豊文
授業の達成目標
住まいの計画や建築に必要な法令の概要を認識し、安全性や快適性に関する基本的知識の養成と備えるべき社会的責任の理解。
授 業 の 概 要
・建築基準法を理解するうえで重要な用語や定義について図や写真等を交え解説するとともに法制定の背景や課題等について説明する。
・また、理解度を高めるため随時演習を行う。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
ガイダンス、建築法令の歴史と概要、建築関連
法令の体系、法文読解の基本ルール
学習課題(予習・復習)
配布資料を再読し法令制定の背景・必要性を認識する
時間(分)
240
240
単体規定1 建築物の敷地、構造及び建築設備
配布資料「単体規定の概要」を読み予習する。参考書「構造強度」「建築設備
に関する規定」を読み学習内容で不確実な部分を復習する
240
単体規定2 建築物に加わる荷重、建築物の骨
組みの安全性 配布資料「構造耐力上の安全性」を読んで予習する。配布資料により木造の壁
量計算を解き学習内容で不確実な部分を復習する
240
単体規定3 一般構造、建築設備 配布資料「一般構造・建築設備関係規定の目的」を読んで予習する。配布する
演習問題の解答を読み学習で不確実な部分を復習する
240
単体規定4 防火と避難 配布資料「防耐火・避難規定の構成」を読んで予習する。演習問題を解き学習
内容の不確実な部分を復習する
240
単体規定5 避難施設等 配布資料「防耐火・避難規定の構成」の避難・安全の確保を読んで予習する。「避
難施設等」の配布資料を再読し学習内容の不確実な部分を復習する
240
集団規定1 都市計画区域と建築制限
配布資料「集団規定の趣旨」を読んで予習する。配布資料「都市計画法と建築
基準法等」を再読し学習内容の不確実な部分を復習する
240
集団規定2 用途地域、防火・準防火地域の建
築制限 配布資料「用途地域の種類と特色」を読んで予習する。課題レポート「自分の住んでいるまち・地域」において建物の
用途・種類・構造など自宅のある地域の建物の特色捉えまとめ用途地域などの法令条文と比較し学習内容の復習をする
240
10
集団規定3 建築物の形態制限(建蔽率、容積
率、高さ制限等) 配布資料「形態規制の方法と目的」を読み予習する。配布する演習問題の解答
を読み学習内容で不確実な部分を復習する
240
11
集団規定4 建築物の形態制限(斜線制限、日
影規制、外壁後退等) 配布資料「高さ制限」を読み予習する。配布資料「建築物の高さ制限」を読み
学習内容で不確実な部分を復習する
240
集団規定5 すまいとまちづくり 配布資料「土地利用に関する計画の種類」を読み予習する。配布資料「制度一
覧」を読み学習内容で不確実な部分を復習する
240
建築工事と手続き 配布資料「建築基準法の手続き」を読んで予習する。配布する演習問題の解答
を読み学習内容で不確実な部分を復習する
240
すまいに係る関係法令の概要と体系 参考書「住宅・宅地関係法・建築士法」を読んで予習する。配布する演習問題
の解答を読み確認し学習内容で不確実な部分を復習する
240
住宅政策関係法 参考書「住宅政策関連法等」を読んで予習する。参考書「その他の住宅・宅地
関係法」を再読し学習内容で不確実な部分を復習する
240
回 第
建築基準法の意義及び構成と概要、用語の定義 「建築基準法第1条、第2条」を読み予習する。配布資料「法の目的・用語の
定義」を再読し学習内容の復習をする
回 第
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
教科書・参考書等
教科書 配布資料
参考書 建築法規用教材 (日本建築学会)
成績評価方法・基準
授業中随時実施する演習問題を総合的に評価する。
49
安全安心生活デザイン学科
50
住まいの施工と積算
選択 2単位 前期
Construction and estimate for Building
4年全組 非常勤講師 野津 弘
授業の達成目標
建築空間を具体化する施工の考え方とその基礎となる積算について、建築デザインとの関連の中で学ぶ。
授 業 の 概 要
施工概要、契約と見積、工事計画・管理、仮設工事、地下工事、RC 系工事、鉄骨系工事、木質系工事、内外装工事、設備工事について具体
的な資料や施工の写真を見ながら学習する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
ガイダンス・概要
学習課題(予習・復習)
シラバスを読み講義の全体の流れを予習する。配布した資料を基に復習する
時間(分)
240
契約と見積 事前に配布する資料を読み予習する。講義での契約と見積についてのポイント
を配布資料を基に復習する
240
工事計画・管理 事前に配布する資料を読み予習する。講義での工事計画・管理についてのポイ
ントを配布資料を基に復習する
240
仮設計画 事前に配布する資料を読み予習する。講義での仮設計画についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
地下工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での地下工事についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
RC 系工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での RC 系工事についてのポイント
を配布資料を基に復習する
240
鉄骨系工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での鉄骨系工事についてのポイント
を配布資料を基に復習する
240
木質系工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での木質系工事についてのポイント
を配布資料を基に復習する
240
内外装工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での 内外装工事についてのポイン
トを配布資料を基に復習する
240
施工の実際 事前に配布する資料を読み予習する。講義での施工の実際についてのポイント
を配布資料を基に復習する
240
施工の実際・躯体工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での躯体工事についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
施工の実際・内装工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での内装工事についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
施工の実際・仕上工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での仕上工事についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
施工の実際・附帯工事 事前に配布する資料を読み予習する。講義での附帯工事についてのポイントを
配布資料を基に復習する
240
まとめ 事前に配布する資料を読み予習する。講義での施工のポイント及び全体の流れ
を配布資料を基に復習する
240
教科書・参考書等
・
「建築工法」 市ヶ谷出版 内田祥哉・他
・
「建築施工」 彰国社 建築施工教科書研究会
成績評価方法・基準
3回の課題レポートを総合的に評価する。
50
安全安心生活デザイン学科
51
安全心理学
選択 2単位 前期
Psychology of Behavioral Safety
4年全組 講 師 中井 周作
授業の達成目標
社会心理学の知識を学ぶこと。また、社会問題の解決に対する社会心理学の知見の適用・応用方法を身につけること。社会問題の捉え方を
学ぶ
授 業 の 概 要
環境がいかに人間の行動を支配するかという例とともに、人間の心のほうが環境より影響が大とする考えとの対照を紹介する。また環境改
善が安全・安心に直結するとは限らない例などを紹介する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
回 第
10
回 第
11
回 第
12
回 第
13
回 第
14
回
15
序章(講義内容紹介)
学習課題(予習・復習)
心理学の分野に関心を持ち、講義ノートを作成し復習を行う。
心理学の諸領域の紹介
社会心理学の概要を学ぶ。講義ノートを作成し復習をする。
240
個人の心理(態度)
個人の心理を学び、
自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を行う。
240
個人の心理(ヒューリスティクス)
個人の心理を学び、
自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を行う。
240
個人の心理(社会的アイデンティティ)
個人の心理を学び、
自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を行う。
240
個人の心理(認知的不協和理論)
個人の心理を学び、
自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を行う。
240
個人対個人の対人認知
対人認知の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を
行う。
240
個人対個人の対人認知(社会的カテゴリーとス
テレオタイプ)
対人認知の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を
行う。
240
中間まとめ
個人に関する心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習
を行う。
240
集団の中の人間(集団規範)
集団の中の個人の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し
復習を行う。
240
集団の中の人間(内集団ひいき)
集団の中の個人の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し
復習を行う。
240
集団の中の人間(集団的浅慮)
集団の中の個人の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し
復習を行う。
240
社会現象・社会問題の心理
社会現象・社会問題の心理を学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作
成し復習を行う。
240
社会的ジレンマ
社会的ジレンマを学び、自分の健康に当てはめる。講義ノートを作成し復習を
行う。
240
理解とまとめ これまで学んだ知識を講義ノートを通して総復習し、理解を深める。
240
教科書・参考書等
自作資料
成績評価方法・基準
授業中のレポート課題と試験の成績により評価する
51
時間(分)
240
安全安心生活デザイン学科
52
生活デザイン総合科目Ⅰ
選択 2単位 前期
General Introduction of Life Design Ⅰ
4年全組 非常勤講師 德水 博志
授業の達成目標
地域自治を担う首長、議会、住民等のそれぞれの役割が把握でき、その上に立った地域の安全安心な姿を描きつつ、これからの地域の自立(自
律)の途を模索する力を身につけられるようにする。
授 業 の 概 要
安全で安心な生活に関する問題は、その時々の国内外の社会情勢や地域自治のすすめ方と密接に関係する。本科目では、
特に「地域の自立(自
律)
」を主課題とした内容を実践事例も交えて講話する。特に東日本大震災の被災自治体の復興への途の描き方の現状を解説。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
ガイダンス(地方自治の意義を踏まえた総論) (予習:地方自治に関する情報を取集しておくこと)
(復習:意義に関して再確
認しておくこと)
時間(分)
240
(予習:自治体の長と議会に関する情報を取集しておくこと)
(復習:長と議会
の権限と役割についてついて再確認しておくこと)
240
首長の役割に関する最近の問題提起について
(予習:首長の役割に関して最近の問題等の情報を収集しておくこと)(復習:
最近の首長の問題は何に起因しているか再確認しておくこと)
240
議会の現状について
(予習:議会運営に関しての情報を収集しておく)
(復習:議会運営の実態を再
確認しておくこと)
240
監査委員の権限と役割について
(予習:監査委員の役割に関して情報収集しておくこと)
(復習:監査委員の役
割に関して再確認しておくこと)
240
地方自治と住民の権利について
(予習:住民の権利に関して情報を収集しておくこと)
(復習:住民の権利に関
して再確認しておくこと)
240
情報公開の意義について
(予習:情報公開に関する情報を収集しておくこと)
(復習:情報公開に関して
再確認しておくこと)
240
東日本大震災の自治体の実態に関して(石巻地 (予習:東日本大震災の実態を事前に情報取集しておくこと)
(復習:被災実態
区を事例として)
内容を再確認しておくこと)
240
東日本大震災直後の首長・議会の対応に関して (予習:各自治体の首長・議会の対応の情報を収集しておくこと)
(復習:緊急
(石巻地区を事例として)
対応の内容を再確認しておくこと)
240
10
東日本大震災直後の被災住民と自治体との関係 (予習:被災自治体の復興にむけての各施策等の情報を収集しておくこと)(復
について
習:自治体と地域住民の関係を再確認しておくこと)
240
11
震災復興にむけての自治体の産業再生の取り組 (予習:被災自治体の産業再生に向けての情報収集をおこなっておくこと)(復
みについて(石巻市の事例として)
習:産業再生の取り組みに関して再確認しておくこと)
240
12
被災地区の中核施設の再生のための取り組みに (予習:雄勝地区の震災前の情報を取集しておくこと)
(復習:雄勝地区の地域
ついて(石巻雄勝地区を事例として)
資源等をまとめておくこと)
240
13
被災地区の現在の復興の進捗状況と住民との関 (予習:復興状況の情報を取集しておくこと)
(復習:復興内容を再確認してお
係について(石巻雄勝地区を事例として)
くこと)
240
14
(復習:今後
被災自治体と・国及び県との関係に関して(石 (予習:被災地に対しての国・県の取り組み関して情報取集しておくこと)
の国や県が復興にむけてどのような施策を講じようとしているのかを整理しておくこと)
巻を事例として)
240
回 第
地方自治体の長と議会の権限と役割について
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
まとめ
(予習:各授業内容を再確認し、提出レポートに対応するように準備しておく
こと)
教科書・参考書等
教科書 自作製作もので対応する。
参考書 その都度対応する。
成績評価方法・基準
レポートを総合的に評価する。
52
240
安全安心生活デザイン学科
53
生活デザイン総合科目Ⅱ
選択 2単位 前期
General Introduction of Life Design Ⅱ
4年全組 非常勤講師 冬木 勝仁
授業の達成目標
①我々の食生活の現状を多角的に考えられるようにする。
②その基礎となっている国内外の食料の現状を把握する。
③そのうえで、食料・農業に関わる生活・生産・地域デザインの方向性を見定める力を身につける。
授 業 の 概 要
生活デザイン総合科目Ⅰと同様に、安全安心に関わるさまざまな問題から、現在、最もプライオリティの高いと思われるテーマ、例えば、
地球環境問題、環境ホルモンやシックハウス問題、介護福祉問題などを選び、現代の生活デザインが抱える課題を考える。
今回は、国内外の食料問題の現状を概説した上で、食料・農業に関わる生活・生産・地域デザインの方向性について先進的事例を紹介しつ
つ解説する。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第
授業計画(各回の学習内容等)
学習内容
学習課題(予習・復習)
時間(分)
子供の「食」から見た現代社会 〜「好きなも
のだけ食べる」子供たち〜
これまでの自分の食生活を振り返る。
現代の「食」と情報 〜フード・ファディズム
に囚われた生活〜 身近な食の情報にどのようなものがあるか把握する。
240
「日本型食生活」の内実 〜米と魚と小麦と肉
と油のせめぎ合い〜 ご飯食とパン食の違いについて考察する。
240
「コンビニ社会」の食生活 〜「食」を削る「便
利な」生活〜 料理とは何かについて考える。
240
ビジネス化する「食」 〜早い?旨い?安い?
崩れていく「ケ」の場〜 自分の一定期間の食費について把握する。
240
グローバル化する「食」 〜「豊か」で脆弱な
社会は世界の中で生き残れるか?〜 世界の食料事情に関する新聞記事に目を通す。
240
240
世界の「食」と地球環境 〜エネルギーvs. バイオ燃料について調べる。
食糧?〜 240
食品安全行政の現状 〜「食」の安全をデザイ
ンする仕組み〜 最近おこった食の安全に関する問題を調べる。
240
重層化する食品表示 〜「食」の安心はデザイ
ンできるか?〜 食品の表示について調べる。
240
食料と土の関係について考える。
240
アメリカの食事情についての情報を調べる。
240
ヨーロッパとアメリカの食の違いについて考える。
240
「身土不二」、「農都不二」 〜韓国が日本に問い
かけるもの〜 11
CSA とファーマーズ・マーケット 〜食糧超
大国アメリカで生じている変化〜 12
「食」を通じた生活・生産・地域デザイン 〜
イタリアから世界へ〜 13
日本における地産地消 〜「食」と「農」をつ
なぐ実践に挑戦する多様な担い手〜 身近で取り組まれている食に関する実践について調べる。
240
14
農業・農村の担い手の現状 〜新しい農村のか
たちをデザインし、都市へ拡げる 日本農業の現状について最近の話題を調べる。
240
まとめと試験 自分のノートや授業中に配布した資料を見直しておく。
240
回 第
10
回 第
回 第
回 第
回 第
回
15
教科書・参考書等
テキストは用いない。授業の際に資料を配付する。
授業の前半は経済学的な内容も含まれるので、大塚茂・松原豊彦編『現代の食とアグリビジネス』(有斐閣)が参考になる。また、食料・農
業をめぐる現状については農林水産省『食料・農業・農村白書』が詳しい。後半の実践例については逐次発行されている『現代農業』
(農山
漁村文化協会)に数多く紹介されているので参考にしてほしい。
成績評価方法・基準
授業中に実施するまとめの試験を総合的に評価する。
53
安全安心生活デザイン学科
54
生活デザイン特別課外活動
選択 1〜4単位 1年前期〜4年後期
Off-class Practice in Life Design
全学年全組 教 授 小山 祐司
本学科の専門に関連深い資格取得、検定等の合格、及び学科が指定する課外活動(ボランティア活動も含む)、各種デザインコンペへの応募
に対して本人が単位申請を行った場合、学科で審査の上、上限4単位で専門科目としての単位認定を行う。
単位認定を希望する学生は、学科事務室に申し出て「生活デザイン特別課外活動単位認定申請書」を受け取り、必要事項を記入の上、以下
に示す1から3それぞれの単位認定の方法に応じて必要となる申請書類とともに、ゼミの指導教員に提出すること。提出の締切は、学期末
の7月末日と1月末日とする。
1.資格取得による単位認定
本学科の専門に関連のある資格を取得した場合、あるいは検定に合格した場合は、専門教育科目の「生活デザイン特別課外活動」か、教養
教育科目の「特別課外活動」のいずれかに申請できる。どちらの科目に申請するかは本人が選択する。
どのような資格や検定が「生活デザイン特別課外活動」の対象となるか、また、それら資格や検定の評価については、前期および後期のオ
リエンテーションで資料を配布し説明する。
<申請書類>
・生活デザイン特別課外活動単位認定申請書:取得した資格または合格した検定の名称、及び取得年月日を記入すること
・資格の取得や検定の合格を証明する書類のコピー(合格証や資格証明書)
2.学科が指定する課外活動による単位認定
学科が指定する課外活動は、以下の(1)から(6)の5項目である。
学科内の各研究室が単独または合同で実施する調査研究・各種ゼミへの参加。
企業実習などへの参加。
自主的に行う国内・国外の生活デザイン見聞旅行の計画・実施。
学科が実施する対外活動への参加、大学祭での生活デザイン作品・企画の展示。
学科が認定するボランティア活動への参加。
その他、学科で認めた活動。
これらの活動日数によって、単位数を判定する。
1単位は5日以上、2単位は 10 日以上、3単位は 15 日以上、4単位は 20 日以上とする。評価は、
「活動における自主性、能動性の度合い」
「活動内容の充実度」「活動の成果の大きさ」の3つの観点から行う。
<申請書類>
・生活デザイン特別課外活動単位認定申請書:課外活動を行った場所、期間、内容等について記入すること
・活動報告書:A4 用紙で 10 枚程度。企業実習の場合は大学所定の「実習報告書」で良い。
・参加を証明する資料:企業実習の場合は大学所定のインターンシップ「評価票」で良い。
3.各種デザインコンペ・学会発表等への応募による単位認定
各種デザインコンペ・学会発表等の応募に対する評価は、顕彰の程度を適正に考慮し行う。申請方法については、ゼミの指導教員と相談の
上決定する。
4.認定の方法
単位認定の審査は、安全安心生活デザイン学科の学科会議で行い、学科長が単位認定する。
54
安全安心生活デザイン学科
55
他学科開講科目群
選択 8単位 1年後期〜4年後期
Interdisciplinary Topics
学生が本学科における専門知識をより深く理解するため、他学科の開講科目を履修する機会を設けている。他学科の専門科目として開講さ
れている講義等を履修することにより、単位が認定される。受講に際しては、長町キャンパス事務室(八木山キャンパス・学生サポートオフィ
ス)から、専用の申込用紙を受け取ること。先ず、科目担当教員の了解を得て、本学科教務委員に提出すること。
詳細は、当該科目のシラバスを参照のこと。
55
安全安心生活デザイン学科
56
他大学開講科目群
選択 4単位 1年後期〜4年前期
Subjects offered other universities
詳細については学生便覧の「他大学開講科目」、キャンパスライフの「学都仙台単位互換ネットワーク協定および国内外の大学等との単位互
換に関する協定に基づく東北工業大学特別聴講学生取扱要項」を参照のこと。
56