認定看護師だより

九州大学病院
認定看護師一覧表
分野
部署
庄山 由美
救急看護
救命救急センター(ハイケア病棟)
桑田 睦子
救急看護
救命救急センター(CCU)
和田
皮膚・排泄ケア
総合外来(褥瘡対策室)
原田 起代枝
皮膚・排泄ケア
総合外来(褥瘡対策室)
宮﨑 敬子
皮膚・排泄ケア
総合外来(褥瘡対策室)
立花 由紀子
皮膚・排泄ケア
集中治療部
鳥羽 好和
集中ケア
集中治療部
井上 辰幸
集中ケア
救命救急センター(救命 ICU)
山川 文子
緩和ケア
がんセンター(緩和ケアチーム)
江藤 聖子
がん化学療法
総合外来(外来化学療法室)
松川 里香
がん化学療法
総合外来(外来化学療法室)
土谷 美智子
がん性疼痛看護
がんセンター(緩和ケアチーム)
安永 幸枝
感染管理
感染対策担当
森 日登美
感染管理
南棟 7 階 2 病棟
梶野 美保
糖尿病看護
北棟 9 階 2 病棟
浦部 由紀
新生児集中ケア
南棟 5 階 2 病棟
筒井 幸子
新生児集中ケア
南棟 5 階 2 病棟
河野 易子
手術看護
南棟 9 階 1 病棟
松岡 美恵
手術看護
手術部
山本 直子
乳がん看護
南棟 9 階 2 病棟
吉村 久美子
摂食嚥下障害看護
南棟 7 階1病棟
荒田 弘樹
小児救急看護
南棟 5 階 2 病棟
美香
認定看護師だより
Kyushu
University
Hospital
Certified Nurse Magazine Vol.7
2010.8
新生児集中ケア ― 看護実践報告 赤ちゃんのサインを読み取る
NICU看護のケアの一つとして、赤ちゃんのサインについて紹介します。赤ちゃんは、「今はしんどい」と
か「痛いからやめて」といったことを言葉で訴えることがありません。低出生体重児には、痛みを伴う処置だけ
でなく時には触るだけでビクッと体をふるわせて、いつまでも手足をパタパタさせて落ち着かなったり、しゃっ
くりをしだしたり、あくびをしたりする赤ちゃんがいます。これらは、赤ちゃんのストレスを示すストレスサイ
ンであるといわれています。ケアの時間を変更したり、ホールディング(痛みやストレスの軽減を目的に両手で
四肢を屈曲し体を丸く包み込むケア)をしたりして赤ちゃんを過剰なストレスに曝さないようにしています。
私たち医療者は、必要な処置を終わらせなければならない一方で、相手がどう受け止めているのかを常に意識
していることが重要であると考えています。
TOPIC
カンガルーケア中の事故報道
皆さんはカンガルーケアをご存知でしょうか?母親が赤ちゃん
を胸の上で肌を接して抱いて過ごすことで、母子愛着形成や母乳の
分泌を促す効果を狙ったケアです。報道では、出生直後に行ったカ
ンガルーケア中に赤ちゃんが呼吸を止めてしまい、亡くなったり、
脳障害を負ったりしたケースが取り上げられていました。出生直後
編集後記
であったにもかかわらず、長時間看護師が部屋を離れたこと、モニ
今回は、新たに誕生した認定看護師の紹介を中心に編集しました。皆様に「使って」いただいてこその
認定看護師です。顔を覚えていただき、より身近な存在として受け止めていただけると幸いです。
「認定看護師だより」では、皆様のお役に立てる情報を掲載していきたいと思っています。
九州大学病院 認定看護師連絡会代表 和田美香
タリングを行っていなかったことや異常を訴える母親の声に耳を
貸さなかったことに問題提起がなされています。
現在、当 NICU では、状態の安定した 32 週以上の赤ちゃんを対象
にカンガルーケアを行っていますが、事前の十分なアセスメントと
観察モニタリングとのもと、安心で安全なケアを行っています。
ホールディング
糖尿病看護認定看護師
九大病院に新しい認定看護師が誕生しました
梶野
美保
北棟 9 階 2 病棟
内分泌・糖尿病内科
糖尿病をもつ患者さんは増加の一途を辿る中で、社会生活も多様化し、セルフケアを獲得することが難しい時代に
今年 6 名の認定看護師が誕生しました。認定分野も 4 分野が新しく加わり、全部で 13 分野 22 名となりました。
なっていきています。糖尿病と診断されたけれどなかなか食事療法に取り組めない患者さん、インスリン療法を拒否さ
れている患者さん、糖尿病特有の合併症で苦しんでおられる患者さんの看護などを皆さんと一緒に考えていきたいと
新しく加わった認定看護師を紹介します。
思います。また毎週金曜日は糖尿病フットケア外来も行っています。患者さん一人ひとりの生活スタイルを大切にした
支援ができるよう頑張りたいと思います。
がん化学療法認定看護師
松川
里香
総合外来
外来化学療法室
新生児集中ケア認定看護師
4 月より、外来化学療法室に勤務しています。
まだまだ業務にも慣れておらず、反省することの多い毎日です。しかし、周囲の方々がとても優しく、恵まれた環境で働
くことができ、感謝しています。がん化学療法を受ける患者さんは、身体的、社会的、精神的な苦痛を感じておられます。
副作用症状の緩和とともに、それらの苦痛の緩和も必要です。今後もがん化学療法を受ける患者さんの安全と安楽を第
一に考えたより良いケアをしていけるよう少しずつでも努力したいと思います。よろしくお願い致します。
筒井
幸子
南棟 5 階 2 病棟
総合周産期母子医療センター新生児部門
NICU は出生直後の早産や、疾患を持った赤ちゃんが早期に外の環境に適応できるように集中治療や看護ケアをす
る場所です。しかし、赤ちゃんは、治療を受けながらも急速に成長発達を遂げており、全身状態の安定化とともに健や
かな発育発達を目指したケアが提供できるように、環境を整えたり、ケアパターンの調整をおこなったりしています。ま
た、NICU は親子関係ができる初めの場所であり、限られた面会時間の中でも赤ちゃんが家族の一員として受け入れら
れるように、両親に対し、赤ちゃんへの触り方から指導していくことも役割であると考えています。
がん性疼痛看護認定看護師
土谷
美智子
がんセンター
緩和ケアチーム
がん性疼痛とは「がん患者さんが体験する、すべての痛み」であり、がんの早期から終末期に至るまでの患者の痛み
摂食嚥下障害看護認定看護師
すべてが対象であるといわれています。がん患者さんの痛みは身体の痛みだけでなく、「食べれない」「眠れない」「動け
ない」などの日常生活が制限されたり、不安な気持ちや心の痛みによって痛みがより複雑なものとなります。私は平成 20
年 4 月から、がんセンター緩和ケアチームの専従看護師として活動しています。癌性疼痛看護認定看護師として、がん患
者さんの痛みを全人的に捉え、十分に痛みを緩和すること。チーム活動を通し、がん患者さんの痛みのケアについて、院
内スタッフの方々の相談に応え、一緒に問題解決に取り組みたいと思っています。何かお手伝いできることがあれば、い
吉村
久美子
南棟 7 階1病棟
耳鼻咽喉科
口から食べること は身体機能を維持するだけでなく、ストレスを発散させ精神的な調和を図り、他者との交流を深
めて社会生活を円滑にさせることにより、人の生活を豊かにしています。
その機能を障害された摂食・嚥下障害患者さんに気づき、早期より必要な訓練を実施することで患者さんの食べたいと
いう QOL を向上させることができるように、院内の摂食・嚥下委員の皆さんと協力し、対応していきたいと思います。
つでもお気軽にお声をおかけください。
乳がん看護認定看護師
山本
直子
南棟 9 階 2 病棟
乳腺・内分泌外科
消化管外科(1)
乳がん看護認定看護師の山本直子です。南棟 9 階病棟に所属しています。
筒井幸子
山本直子
梶野美保
主に乳がんの手術や術後補助療法を受ける患者さん、再発・転移の治療を受ける患者さんのケアを行っています。今
後は、他病棟の乳がん患者さんや外来で治療を継続する患者さんのケアを行うことができるように活動の場を広げたい
と思っています。また、医師や薬剤師などと連携し、乳がんのチーム医療にも積極的に取り組みたいと思っています。
乳がんは、女性の臓器がん罹患率の第 1 位であり、18 人に 1 人が罹患すると言われています。乳がんを経験した患者
さんや家族を長期的、継続的に支援できるように頑張ります。
吉村久美子
土谷 美智子
松川里香