東京大学教養学部 教養教育開発機構 CWP/英語部会 論文を執筆する

東京大学教養学部
教養教育開発機構 CWP/英語部会
論文を執 筆する すべて の学生 の皆さ んへ
・他の人の言葉を使用するときは、その言葉を引用符で囲み、出典を示さなければなりま
せん。
・他の人の考えを自分の言葉でまとめ直す時や、他の言語で書かれた文献を翻訳して使用
するときにも同様です。
・出典の提示は、標準的で一貫した文献記載の形式に従わなくてはなりません。
・引用符の使用と出典明記を適切に行わずに他の人の言葉を使用した場合、皆さんは剽窃
の罪に問われます。剽窃は重大な不正行為であり、東京大学教養学部では、剽窃を行った
学生は厳しく罰せられます。
より詳しくは、「自分の言葉?他人の言葉? — 引用、言い換え、翻訳、参考文献、剽窃に
関するガイドライン—」を読んで下さい。
東京大学教養学部
教養教育開発機構 CWP/英語部会
自分の言葉?他人の言葉?
—引用、言い換え、翻訳、参考文献、剽窃に関するガイドライン—
研究論文の執筆には二つの目的があります。それは、先行研究の概観と自分の新しい考
えの発表です。論文の評価は、この新しい考えが優れているかどうかによって半ば決定さ
れるため、皆さんは自分の論文の中のどの考えが自分独自のもので、どの考えが他の文献
に典拠するのかを明確に示さなくてはなりません。この区別が曖昧であれば――特に、も
し借用した考えをあたかも自分自身の考えであるかのように紹介したら――皆さんの行為
は剽窃と呼ばれる可能性があります。剽窃は倫理的な罪であり、厳しい処罰の対象となり
ます。剽窃の罪を避けるために、他の人の著作の引用、言い換え、翻訳をする際には細心
の注意を払わなければなりません。
引用
他の人の言葉を使用するときは、その言葉を引用符で囲み、出典を示さなければなりませ
ん。
例えば、皆さんがさまざまな文字の体系の起源についての論文を執筆していて、以下の
一節を読むと仮定しましょう。この一節は Nicholas Ostler 著、Empires of the Word: A
Language History of the World (New York: Harper Collins Publishers, 2005)という本の 154 ペー
ジにあります。
Egypt’s writing system is strange in that it has no known
precursors. The first hieroglyphic inscriptions, on seals,
cosmetics palettes, epitaphs and monuments, though they may be
short, are well formed in the system that was to persist for the
next 3500 years. They use pictures phonetically, making an
illustrated word’s characteristic consonants do multiple duty, as
if a picture of a knife were to stand in English not just for ‘knife’,
but also for ‘niffy’, ‘nephew’ and ‘enough’.
もし皆さんの論文の中で、この一節にある重要な語句が用いられるなら、引用符を用い
てその語句がどこからきたのかを示さなければなりません。
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Neither of the two main components of the Japanese writing
system, kanji and kana, is completely original; most kanji are
taken directly from Chinese hanzi, while the kana are abbreviated
forms of kanji. Similarly, the letters of the English alphabet can
be traced to characters in the Latin, Greek, and other writing
systems of Europe and the Middle East. In contrast, the writing
system used in ancient Egypt has “no known precursors,” and
even the earliest examples of Egyptian writing were “well
formed in the system that was to persist for the next 3500 years”
(Ostler, 2005, p. 154).
引用文に 変更を 加える 場合に は、そ のこと を明 示しなく てはな りませ ん。
省略は省略符号(...)で、変更は角括弧([ ])で示します。大文字から小文字への変更、あ
るいはその逆でさえ、しばしば明示されます。
Ostler (2005) notes that “[t]he first hieroglyphic inscriptions ...
are well formed in the system that was to persist for the next
3500 years.”
もし原文に間違いが見られるなら、それが原著者の間違いであって自分の間違いではな
いことを読者に知らせるため、その後に sic という言葉(「このように」という意味のラテ
ン語)を角括弧でくくって入れましょう。
The New York Times reported the incident online on December
13, 2003: “The police did not say how the officer died, but said
they were not looking for any suspects in the shooting, which
occured [sic] at 11:57 outside 328 West 53rd street.”
原著者の 趣旨を 変更し てはい けませ ん。
1 ページ目で引用された Ostler の一節の中で、エジプト文字の体系は、これに先立つ他の
文字体系がないため、
「不思議だ」とされています。ですから、次の引用は誤りです。Ostler
の言葉を前後関係から切り離し、彼が別の理由でエジプト文字の体系を不思議だと考えて
いたように書いているからです。
In Empires of the Word: A Language History of the World (2005),
Nicholas Ostler wrote that “Egypt’s writing system is strange”
because it makes “an illustrated word’s characteristic consonants
do multiple duty.”
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一 般 に 用 い ら れ て い て 、 出 典の 著 者 独 自 の 考 えを 反 映 し な い 語 句 に 引 用 符 をつ け る
必要はあ りませ ん。
Ostler の引用において、“no known precursors”と“well formed in the system that was to persist
for the next 3500 years”という一節は Ostler によってなされた重要な主張であり、一般的な表
現ではありません。従って、もしそれらの表現を用いるなら、引用符に入れなくてはなり
ません。それに対して“hieroglyphic inscriptions”という句は一般的な表現であり、独創的な考
えを表すわけではありません。従って皆さんはこの句を別の文脈で、引用符なしで用いる
ことができます。
The languages of the world have been written in many ways,
from the hieroglyphic inscriptions of Egypt and the ideographic
characters of China to the phonetic alphabets of Europe.
語句が一般的かどうかを確定するには、Google や他の検索エンジンでその語句を探して
みましょう。もし(“hieroglyphic inscriptions” がそうであるように)違う文脈で使われた例
に何百件も何千件もヒットすれば、その語句はおそらく安心して引用符を付けずに用いる
ことができます。もし検索エンジンの結果が不確かであれば、大事を取りましょう。引用
句としてその句に印を付け、出典をあげるのです。
引用部分 の書き 方
引用には、一重引用符(
)、別名インバーテッドコンマと、二重引用符(
)のど
ちらかを使います。一重引用符はたいていのイギリス英語の出版物の中で用いられ、二重
引用符はほぼ全てのアメリカ英語の出版物の中で用いられています。どちらか一つのやり
方を選択し、一貫してそれを使いましょう。
引用符内の引用については、イギリス式では二重引用符を用い、アメリカ式では一重引
用符を用います。例えば、ここに Ostler 2005 (p. 517)の一節がありますが、そこではイギリ
ス式が用いられています。
It is also just possible that some features seen in Irish English,
such as ‘I’m after finishing my work’ and ‘I saw Thomas and he
sitting by the fire’, imported from typical phraseology in Irish,
are features that happen to go back to the language spoken here
before the Celts even got here.
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もし皆さんが、Ostler が引用しているアイルランド英語の例を含めてこの一節の一部を引
用するとすれば、イギリス式とアメリカ式では、それぞれ次の通りに体裁を整えることに
なります。
イギリス式: Ostler (2005) suggests that perhaps ‘some features
seen in Irish English, such as “I’m after finishing my work” and
“I saw Thomas and he sitting by the fire”, ... are features that
happen to go back to the language spoken’ in Britain before the
arrival of the Celts.
アメリカ式:Ostler (2005) suggests that perhaps “some features
seen in Irish English, such as ‘I’m after finishing my work’ and
‘I saw Thomas and he sitting by the fire’, ... are features that
happen to go back to the language spoken” in Britain before the
arrival of the Celts.
3-4 行よりも長い一節を引用する時は、引用符を用いるのではなく、その一節の両端をイ
ンデントし、前後の段落との間を 1 行ずつあけます。
Neither of the two main components of the Japanese writing
system, kanji and kana, is completely original; most kanji are
taken directly from Chinese hanzi, while the kana are
abbreviated forms of kanji. Similarly, the letters of the
English alphabet can be traced to characters in the Latin,
Greek, and other writing systems of Europe or the Middle
East. The Egyptian writing system was different, though. As
Ostler (2005) notes:
Egypt’s writing system is strange in that it has no
known precursors. The first hieroglyphic inscriptions,
on seals, cosmetics palettes, epitaphs and monuments,
though they may be short, are well formed in the
system that was to persist for the next 3500 years. (p.
154)
If Egyptian hieroglyphics did evolve from an earlier system,
then the archaeological evidence for that evolution has not
yet been found.
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言い換え
他 人 の 言 葉 を 字 句 ど お り 引 用す る 時 だ け で な く、 他 人 の 考 え を 自 分 の 言 葉 で表 現 し
なおす時 にも出 典をあ げなけ ればな りませ ん。
次の一節は許されません。なぜなら、この一節ははっきりと Ostler の段落(p. 1 参照)に
ある考えをそのまま真似ているからです:
The writing system used in ancient Egypt was unusual because it
was like none that came before. The first writing in hieroglyphics,
although brief, was fully developed in the form that would
remain for the following three-and-a-half millennia. The system
uses images to represent sounds, and each consonant in an
illustrated word performs more than one task. It is as if an image
of a gun were to represent in English not only “gun” but “again,”
“goner,” and “goon.”
この言い換えにおいては、考えの出典に言及しなくてはなりません。“Ostler (2005) explains
that the writing system used in ancient Egypt was unusual because....”という具合です。
Ostler の考えに自分自身の解釈を加えるか、それをより広い文脈に当てはめれば、もっ
とよいでしょう。例えば、次の文章では、前半で Ostler の考えが要約され、後半で新しい考
えが提示されています。
While Ostler (2005) points out that the writing system used in
ancient Egypt is unusual in that it seems to have been born fully
formed as a system that would remain intact for three-and-a-half
millennia, the lack of archaeological evidence of earlier forms
does not eliminate the possibility that previous Egyptian writing
systems did exist but only in media, such as wood or mud, that
have since perished.
一 般 常 識 で あ る 情 報 、 あ る いは 多 数 の 独 立 し た情 報 源 か ら 得 ら れ る 情 報 に つい て は
出典に言 及する 必要は ありま せん。
歴史的事実、生没年、科学の原理、広く知られている情報は、引用とする必要はありま
せん。
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The Special Theory of Relativity proposed in 1905 by Albert
Einstein (1879-1955) provided mankind with a completely new
view of the universe, particularly the notion that no fixed
reference points exist.
上の文の中の情報はすべて、多くの文献その他の情報源の中に存在します。従って出典の
明示は必要とされません。
翻訳
他 の 言 語 で 書 か れ た 文 献 に ある 語 句 や 文 を 翻 訳し て 引 用 す る な ら 、 引 用 符 を用 い た
上、出典 をあげ なけれ ばなり ません 。
20 世紀の日本の外交について英語で論文を執筆していて、以下の一節の一部に言及した
いとしましょう。入江昭著『日本の外交』(中央公論新社、1966、2005 年)の 154 ページで
す。
朝鮮戦争勃発(一九五〇年)以後、アジアの国際関係には
柔軟性が失われ、米ソ対決、ついで米中対決の枠ができて
いったという事実こそ、戦後日本の外交にとってもっとも
重大なできごとであった。
自分の訳を引用符に入れ、さらにそれが自分の訳であるということを示しましょう。
As Iriye Akira wrote (1966/2005, p. 154; my translation), “the
most important event for postwar Japanese diplomacy was the
loss of flexibility in international relations in Asia after the
outbreak of the Korean War (1950) and the formation of the
U.S.-U.S.S.R. and U.S.-China confrontational frameworks.”
後でまた同じ出典から引用するときは、“my translation”を繰り返す必要はありません。
英語論文を書いていて、日本語の一節を翻訳して引用したいとします。この一節に、も
ともと英語で執筆(発言)され、後に日本語に翻訳された箇所が含まれている場合には、
もとの英語の表現を正確に引用できなければ、引用符を用いてはなりません。例えば、入
江昭の同書 162 ページには次の一節があります。
「国際共産主義は一つのものだ」というダレス国務長官の
考えをアジアにもあてはめた結果、ヨーロッパにおいて米
ソ勢力圏がほぼ安定しているのと同じように、アジアにお
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いても反共体制を固め、軍事協定を通じて共産国家の膨張
を防ぎ、しかも同時に、共産陣営に属する国を攻めること
もせず、これとなんらかの形で妥結することもしなかった。
John Foster Dulles によって話された、もしくは書かれた「国際共産主義はひとつのものだ」
に対応する英文を見つけられなければ、例えば“International communism is a single entity”のよ
うな訳文を引用符に入れることはできません。なぜなら Dulles は、実際には“International
communism is monolithic” とか“There is only one form of international communism”とか、ある
いはもっと他の言い方、書き方をしたかもしれないからです。ですからここは引用符を付
けずに、言い換えをしなければなりません。
As noted by Iriye Akira (1966/2005, p. 162), the application to
Asia of Secretary of State John Foster Dulles’ monolithic view of
international communism resulted in...
出典
出典の提示は、標準的で一貫した文献記載の形式に従わなくてはなりません。
文献記載の形式は多様で複雑です。本文中に著者名で出典を示し、文末に文献一覧をつ
けるやり方がある一方で、脚注や文末の注で全ての出典を示すやり方もあります。どのや
り方を選ぶかは、分野や学術雑誌の方針、出版社、また時には著者の個人的な好みにより
ます。英語の研究論文において用いられる主な文献表記法には、Modern Language Association、
American Psychological Association、Chicago Manual of Style、 Council of Biology Editors のも
のなどがあります。
剽窃
引用符の使用と出典明記を適切に行わずに他の人の言葉を使用した場合、皆さんは剽窃の
罪に問われます。
大学において、出版界において、そして社会一般に、剽窃は知的窃盗とみなされ、剽窃
を行う者は、犯罪者とみなされます。
東京大学教養学部は剽窃についての明確な方針を提示しています。『履修の手引き』(平
成 18 年度)印刷版 24 ページ、オンライン PDF 版 18 ページには、次のように書かれていま
す。
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(3) レポート
科目によっては、学生が提出したレポートに基づいて成
績の評価を行うことがある。その際、教員から特別な指示
がない限り、レポートは学生個人が自己の責任において作
成するものである。
レポートで他の文章やデータを引用する場合は、引用符
などで引用箇所を明示し、出典を明記しなければならない。
これに反する不正行為が認められた場合には、当該レポー
トが無効と判定されるだけではなく、試験の際の不正行為
と同様、その学期の全科目の得点を無効とされ、追試験を
受ける資格を失う。また、レポート提出者のみならず、不
正なレポート作成に協力した者も、同様に取り扱われる。
なお、第3学期において不正行為の認められた者は、その
学期末に行われる進学振分けにおいて、進学志望資格およ
び内定を取り消される。
故意でな い剽窃
多くの場合、剽窃は故意によるものではありません。論文執筆に際し、特定の話題につ
いて多くの本や記事やウェブページを読んで記憶するうちに、それとは気づかず、これら
の情報源に固有の情報や語句を自分の論文に取り込んでしまうのです。意図せずに剽窃を
行ってしまうことを避けるためには、読んだ文献の一覧表を作り、自分が後で使う可能性
のある情報や文章を見つけたときには必ず正確な情報源を書き留める癖をつけるべきです。
自分の使用する文献記載の形式で要求される情報の全てを必ず記録しましょう。
外国語の 授業に おいて のテク ストの 模倣
外国語の授業では作文の課題が多く出されますが、その重要な目的は学生の語学力を鍛
え、向上させることです。もし他の人の書いたものから語句や文をそのまま書き写したり
すれば、皆さんの力がつくこともなく、教員が皆さんの表現を褒めたり、間違いを訂正す
ることにも意味がありません。外国語の作文の授業では、特に既成のテクストを真似して
みることを指導された場合以外、常に自分の言葉で書くことを心がけなければなりません。
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もっと詳しく知りたい人は・ ・・
☆次の文献には、ガイドラインで述べられた問題についてのより詳しい情報が記載されて
います。
Drew University, “Plagiarism—and how to avoid it!,”
http://www.depts.drew.edu/ composition/Avoiding_Plagiarism.htm
Gordon Harvey, Writing with Sources(Indianapolis/Cambridge: Hackett
Publishing Company, 1998), downloadable in RTF format from
http://www.fas.harvard.edu/~expos/ index.cgi?section=resources
Michael Harvey, “The nuts and bolts of college writing,” http://nutsandbolts.
washcoll.edu/nb-home.html
Purdue OWL, “Avoiding Plagiarism,”
http://owl.english.purdue.edu/owl/resource/589/01/
上村妙子、大井恭子『英語論文・レポートの書き方』 (研究社、2004 年).
阪田せい子、ロイ・ラーク+黎明出版編集部『だれも教えなかった論文・
レポートの書き方』 (総合法令出版、1998 年).
メアリ=クレア・ヴァンルーネン (渡部昇一、永盛一共訳) 『英語論文の
書き方ハンドブック』 (南雲堂、1985 年) [A Handbook for Scholars by
Mary-Claire van Leunen, New York: Alfred A. Knopf, 1978].
吉田健正『大学生と大学院生のためのレポート・論文の書き方
第 2 版』
(ナカニシヤ出版、2004 年).
☆このガイドラインの準備に際し、以下の文献から有用な考え方や視点を得ました。これ
らも読まれることをお勧めします。
Pat Currie, “Staying out of trouble: Apparent plagiarism and academic survival,”
Journal of Second Language Writing, 7 (1), 1-18 (1998).
Glenn D. Deckert, “Perspectives on plagiarism from ESL students in Hong
Kong,” Journal of Second Language Writing, 2 (2), 131-148 (1993).
Ranald Macdonald and Jude Carroll, “Plagiarism—a complex issue requiring a
holistic institutional approach,” Assessment & Evaluation in Higher
Education, 31 (2), 233-245 (April 2006).
Chris
Park,
“In
other
(people’s)
words:
Plagiarism
by
university
students—literature and lessons,” Assessment & Evaluation in Higher
Education, 28 (5), 471-488 (October 2003).
Alastair Pennycook, “The complex contexts of plagiarism: A reply to Deckert,”
Journal of Second Language Writing, 3 (3), 277-284 (1994).
10
Kyoko Yamada, “What prevents ESL/EFL writers from avoiding plagiarism?:
Analyses of 10 North-American college websites,” System 31, 247-258
(2003).
The Writing Center, University of Wisconsin-Madison, “Acknowledging,
paraphrasing, and quoting sources,” retrieved June 21, 2006, from
http://www.wisc.edu/writing/Handbook/Acknowledging_Sources.pdf
ジョゼフ・ジバルディ(原田敬一監修、樋口昌幸訳編)、『MLA 英語論文
の手引
第6版』(2005 年、北星堂書店) [MLA Handbook for Writers
of Research Papers by Joseph Gibaldi, 6th edition, New York: Modern
Language Association of America, 2003]
著作権:東京大学教養学部教養教育開発機構 CWP/英語部会、
2006
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