1 - 大学設置室

別記様式第2号(その1の1)
基
本
基
事
計
フ
の
リ
設
リ
学
分
学部の設置
ナ
ガッコウホウジン
者
学校法人 龍谷大学
ナ
リュウコクダイガク
称
龍谷大学 (Ryukoku University)
ガ
の
名
大 学 本 部 の 位 置
書
計
記
ガ
置
フ
大
区
画
本
項
画
計
画
入
欄
備
リュウコクダイガク
京都府京都市伏見区深草塚本町67番地
的
本学は教育基本法及び学校教育法にしたがい、浄土真宗の精神に基づく大学として、広く知識
を授けるとともに、深く専門の諸学科を教授研究し、併せて有為の人材を養成することを目的と
する。
新 設 学 部 等 の 目 的
建学の精神に基づいて、異文化への理解と敬意を深めるとともに、自文化についての発信力を
養い、グローバル化が加速する時代において、柔軟な思考と批判的精神をもって対応できるコ
ミュニケーション能力と問題解決能力を備えた人間を育成することを目的とする。
大
学
の
目
新 設 学 部 等 の 名 称
修業
年限
入学
定員
年
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
学位又
は称号
開設時期及
び開設年次
人
年 月
第 年次
国際学部
京都府京都市伏見区深草塚
本町67番地
[Faculty of International
Studies]
新
設
学
部
等
の
概
要
国際文化学科
[Department of
Intercultural
Communication]
グローバル
スタディーズ学科
所 在 地
4
330
3年次
20
1,360
学士
(国際文化学)
平成27年4月
第1年次
平成29年4月
第3年次
4
120
[Department of
Global Studies]
3年次
10
500
学士
(グローバル
スタディーズ)
平成27年4月
第1年次
平成29年4月
第3年次
450
計
3年次
30
1,860
○龍谷大学
・国際文化学部(廃止) (平成26年3月報告済)
国際文化学科
(△450)
(3年次編入学定員)
(△ 30)
※平成27年4月学生募集停止
(3年次編入学定員は、平成29年4月学生募集停止)
同一設置者内における
変
更
状
況
(定員の移行,名称の変更等)
・農学部設置予定 (平成26年5月設置認可申請済)
植物生命科学科
( 80)
(3年次編入学定員)
(10)
資源生物科学科
(120)
(3年次編入学定員)
(10)
食品栄養学科
( 80)
食料農業システム学科 (120)
(3年次編入学定員)
(10)
○龍谷大学専門職大学院
・法務研究科(法科大学院)(廃止)
法務専攻
(△25)
※平成27年4月学生募集停止
(平成26年3月報告済)
開設する授業科目の総数
新設学部等の名称
卒業要件単位数
講義
教
育
課
程
国
際
学
部
演習
実験・実習
計
国際文化学科
298 科目
18 科目
14 科目
330 科目
124 単位
グローバル
スタディーズ学科
189 科目
12 科目
8 科目
209 科目
124 単位
-1-
考
専任教員等
兼
任
教 員 等
学 部 等 の 名 称
教授
准教授
人
国際学部
国際文化学科
新
グローバルスタディーズ学科
農学部
設
植物生命科学科
資源生物科学科
食品栄養学科
教
食料農業システム学科
分
計
文学部
真宗学科
仏教学科
員
哲学科 哲学専攻
哲学科 教育学専攻
臨床心理学科
歴史学科 日本史学専攻
組
歴史学科 東洋史学専攻
既
歴史学科 仏教史学専攻
日本語日本文学科
英語英米文学科
織
経済学部
現代経済学科
国際経済学科
の
経営学部
経営学科
法学部
法律学科
理工学部
数理情報学科
設
電子情報学科
機械システム工学科
物質化学科
概
情報メディア学科
環境ソリューション工学科
社会学部
社会学科
分
コミュニティマネジメント学科
要
地域福祉学科
臨床福祉学科
政策学部
政策学科
龍谷ミュージアム
保健管理センター
計
合
計
講師
人
助教
人
計
人
助手
人
人
人
18
4
2
0
24
0
116
( 18 )
(4)
(2)
(0)
( 24 )
(0)
( 74 )
6
3
2
0
11
0
64
(6)
(3)
(2)
(0)
( 11 )
(0)
( 41 )
8
2
2
0
12
5
90
(6)
(2)
(2)
(0)
( 10 )
(3)
( 45 )
8
3
3
0
14
5
90
(8)
(3)
(3)
(0)
( 14 )
(3)
( 45 )
7
6
1
0
14
10
96
(7)
(6)
(1)
(0)
( 14 )
(6)
( 43 )
9
0
5
0
14
0
86
(9)
(0)
(5)
(0)
( 14 )
(0)
( 45 )
20
230
56
18
15
0
89
( 54 )
( 18 )
( 15 )
(0)
( 87 )
( 12 ) ( 125 )
12
1
4
0
17
1
266
( 12 )
(1)
(4)
(0)
( 17 )
(1)
( 266 )
9
0
1
0
10
0
267
(9)
(0)
(1)
(0)
( 10 )
(0)
( 267 )
7
2
0
0
9
0
249
(7)
(2)
(0)
(0)
(9)
(0)
( 249 )
6
3
0
0
9
0
276
(6)
(3)
(0)
(0)
(9)
(0)
( 276 )
7
1
2
0
10
0
246
(7)
(1)
(2)
(0)
( 10 )
(0)
( 246 )
5
4
0
0
9
0
261
(5)
(4)
(0)
(0)
(9)
(0)
( 261 )
7
1
0
0
8
0
261
(7)
(1)
(0)
(0)
(8)
(0)
( 261 )
6
1
0
0
7
0
260
(6)
(1)
(0)
(0)
(7)
(0)
( 260 )
8
1
3
0
12
0
270
(8)
(1)
(3)
(0)
( 12 )
(0)
( 270 )
10
2
1
0
13
0
267
( 10 )
(2)
(1)
(0)
( 13 )
(0)
( 267 )
10
16
6
0
32
0
274
( 13 )
( 10 )
(6)
(0)
( 29 )
(0)
( 274 )
12
7
3
0
22
0
264
( 14 )
(6)
(3)
(0)
( 23 )
(0)
( 264 )
22
22
2
0
46
0
286
( 29 )
( 15 )
(2)
(0)
( 46 )
(0)
( 286 )
31
13
1
0
45
0
299
( 31 )
( 13 )
(1)
(0)
( 45 )
(0)
( 299 )
8
3
5
1
17
0
103
(9)
(3)
(5)
(1)
( 18 )
(0)
( 103 )
7
1
5
2
15
5
109
(8)
(1)
(4)
(2)
( 15 )
(5)
( 109 )
7
1
5
2
15
4
105
(8)
(1)
(4)
(2)
( 15 )
(4)
( 105 )
8
2
4
2
16
4
108
(9)
(2)
(3)
(2)
( 16 )
(4)
( 108 )
7
1
4
2
14
2
107
(8)
(1)
(3)
(2)
( 14 )
(2)
( 107 )
6
3
5
0
14
2
123
(7)
(3)
(4)
(0)
( 14 )
(2)
( 123 )
11
6
4
0
21
2
139
( 14 )
(6)
(1)
(0)
( 21 )
(2)
( 139 )
7
3
5
0
15
2
121
(7)
(3)
(5)
(0)
( 15 )
(2)
( 121 )
8
1
4
0
13
1
128
( 10 )
(1)
(2)
(0)
( 13 )
(1)
( 128 )
7
3
3
0
13
1
129
(7)
(3)
(3)
(0)
( 13 )
(1)
( 129 )
11
14
2
0
27
0
258
( 15 )
( 11 )
(2)
(0)
( 28 )
(0)
( 258 )
1
0
3
2
6
0
0
(1)
(0)
(3)
(2)
(6)
(0)
(0)
1
0
0
0
1
0
0
(1)
(0)
(0)
(0)
(1)
(0)
(0)
11
436
24
940
241
112
72
( 268 )
( 95 )
( 62 )
297
130
87
( 322 ) ( 113 ) ( 77 )
-2-
( 11 ) ( 436 ) ( 24 ) ( 940 )
11
525
44
1,170
( 11 ) ( 523 ) ( 36 ) ( 1,065 )
設置認可申請中
職
事
教
員
以
外
の
職
員
の
概
要
種
務
技
職
術
図
書
そ
専
他
門
の
員
職
員
職
分
専
兼
任
計
67
人
467
人
人
( 400 )
( 67 )
19
0
19
( 19 )
(0)
( 19 )
( 467 )
22
10
32
( 22 )
( 10 )
( 32 )
員
計
区
任
400
員
職
館
の
専
0
0
0
(0)
(0)
(0)
441
77
518
( 441 )
( 77 )
( 518 )
用
共
共用する他の
学校等の専用
用
計
龍谷大学短期大学部と共用
校
運
校
舎
動
敷
場
175,970.05 ㎡
地
用
84,213.80 ㎡
0.00 ㎡
260,183.85 ㎡
地
43,900.00 ㎡
65,481.05 ㎡
0.00 ㎡
計
219,870.05 ㎡
149,694.85 ㎡
0.00 ㎡
他
229,654.31 ㎡
9,810.43 ㎡
0.00 ㎡
(借用地)
○「校舎敷地/専用」内
・面積:3,418.00 ㎡
109,381.05 ㎡
期間:永代借用
・面積:262.60 ㎡
期間:20年間
○「その他/専用」内
369,564.90 ㎡
・面積:1,681.64 ㎡
期間:20年間
・面積:27,411.00 ㎡
期間:20年間
239,464.74 ㎡
計
449,524.36 ㎡
159,505.28 ㎡
0.00 ㎡
609,029.64 ㎡
地
小
等
そ
の
合
専
校
用
共
共用する他の
学校等の専用
用
計
龍谷大学短期大学部と共用
舎
(
講義室
172,375.44 ㎡
172,375.44 ㎡ ) (
77,336.12 ㎡
77,336.12 ㎡ ) (
演習室
実験実習室
5,921.70 ㎡
5,921.70 ㎡ ) (
255,633.26 ㎡
255,633.26 ㎡ )
情報処理学習施設
語学学習施設
教室等
175 室
284 室
226 室
42 室
(補助職員 16人)
新設学部等の名称
専
任
教
員
研
究
4 室 大学全体
(補助職員 16人)
室
数
室
35
国際学部
新設学部等の名称
図書
学術雑誌
〔うち外国書〕
〔うち外国書〕
視聴覚資料
冊
種
電子ジャーナル
〔うち外国書〕
機械・器具
点
室
標本
点
点
大学全体で共用分
図
書
・
設
備
国際学部
252,090〔81,530〕
1,460〔400〕
0〔0〕
9,830
4,163
82
(236,920〔76,450〕)
(1,460〔400〕)
( 0〔0〕)
(8,870)
(4,163)
(82)
・図書
1,821,902 冊
〔うち外国書 580,325 冊〕
・学術雑誌
15,348 種
計
〔うち外国書 4,045 種〕
252,090〔81,530〕
1,460〔400〕
0〔0〕
9830
4,163
82
(236,920〔76,450〕)
(1,460〔400〕)
( 0〔0〕)
(8,870)
(4,163)
(82)
閲覧座席数
収
面積
納
可
能
冊
・電子ジャーナル、データベース
76 種類
・視聴覚資料
44,190 点
数
図書館
26,013.59 ㎡
2,472 席
面積
2,713,055 冊 大学全体
体育館以外のスポーツ施設の概要
体育館
テニスコート
11,767.33
3面
㎡
投球練習場
1面
大学全体
SETA DOME
1面
-3-
区 分
経
費
の
見
積
り
開設前年度
共同研究費等
第2年次
第3年次
第4年次
第5年次
第6年次
425 千円
425 千円
425 千円
425 千円
-
千円
-
千円
18,518 千円
18,518 千円
18,518 千円
18,518 千円
-
千円
-
千円
教員1人当り研究費等
図書購入費
1,000 千円
5,000 千円
3,000 千円
3,000 千円
3,000 千円
-
千円
-
千円
設備購入費
32,948 千円
35,552 千円
27,664 千円
27,946 千円
27,224 千円
-
千円
-
千円
学生1人当り納付金
経費の
見積り
及び維
持方法
の概要
第1年次
第1年次
1年次入学
国際文化学科
国
際
学
部
編
入
学
編
入
学
1,026 千円
第3年次
1,026 千円
第4年次
第5年次
第6年次
1,026 千円
1,026 千円
-
千円
-
千円
本学
出身者
-
千円
-
千円
1,026 千円
1,026 千円
-
千円
-
千円
他大学
出身者
-
千円
-
千円
1,126 千円
1,026 千円
-
千円
-
千円
1,311 千円
1,311 千円
1,311 千円
-
千円
-
千円
1年次入学
グローバル
スタディーズ
学科
第2年次
1,311 千円
本学
出身者
-
千円
-
千円
1,311 千円
1,311 千円
-
千円
-
千円
他大学
出身者
-
千円
-
千円
1,411 千円
1,311 千円
-
千円
-
千円
学生納付金以外の維持方法の概要
手数料、寄付金、補助金、資産運用収入、雑収入 等
-4-
大
学
の
名
称
学 部 等 の 名 称
龍谷大学
修業
年限
入学
定員
年
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
学位又
は称号
人
開設
年度
所 在 地
倍
平成24年4月から文学部臨
床心理学科を開設
1.06
文学部
既
定 員
超過率
真宗学科
4
135
3年次
13
仏教学科
4
110
3年次
8
466
581
学士(文学)
1.01
平成4年度
学士(文学)
1.03
昭和24年度
平成24年4月から文学部各
学科専攻の入学定員、編入
学定員を変更
(3,4年次)
京都市下京区七条通大
宮東入ル大工町125番地
昭和24年度
の1
哲学科 哲学専攻
4
69
3年次
3
288
学士(文学)
1.06
哲学科 教育学専攻
4
69
3年次
3
314
学士(文学)
1.08
昭和24年度
臨床心理学科
4
92
3年次
3
279
学士(文学)
1.09
平成24年度
歴史学科 日本史学専攻
4
69
3年次
3
288
学士(文学)
1.08
昭和24年度
歴史学科 東洋史学専攻
4
69
3年次
3
288
学士(文学)
1.10
昭和24年度
歴史学科 仏教史学専攻
4
69
3年次
3
288
学士(文学)
1.07
昭和24年度
日本語日本文学科
4
94
3年次
3
389
学士(文学)
1.08
平成4年度
英語英米文学科
4
94
3年次
3
389
学士(文学)
1.09
平成4年度
設
(1,2年次)
京都市伏見区深草塚本
町67番地
大
学
等
の
状
況
経済学科
京都市伏見区深草塚本
町67番地
1.03
経済学部
-
-
-
-
学士(経済学)
-
昭和36年度
※平成18年度より学生募集
停止(経済学部経済学科)
現代経済学科
4
330
3年次
7
1,334
学士(経済学)
1.03
平成18年度
国際経済学科
4
220
3年次
5
890
学士(経済学)
1.04
平成18年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
経営学部
経営学科
経済学部現代経済学科と国
際経済学科は入学時一括募
集(550人)を行う。
4
470
3年次
5
1,890
学士(経営学)
1.07
昭和41年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
法学部
法律学科
4
400
3年次
5
政治学科
-
-
-
1,610
学士(法学)
1.08
昭和43年度
-
学士(法学)
-
平成4年度
-5-
※平成23年度より学生募集
停止(法学部政治学科)
学 部 等 の 名 称
修業
年限
入学
定員
年
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
学位又
は称号
定 員
超過率
人
開設
年度
所 在 地
倍
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
1.07
理工学部
数理情報学科
4
90
3年次
2
364
学士(理学)
1.07
平成元年度
電子情報学科
4
90
3年次
2
364
学士(工学)
1.00
平成元年度
機械システム工学科
4
100
3年次
2
404
学士(工学)
1.08
平成元年度
物質化学科
4
90
3年次
2
364
学士(工学)
1.08
平成元年度
情報メディア学科
4
90
3年次
2
364
学士(工学)
1.09
平成15年度
環境ソリューション工学科
4
90
3年次
2
364
学士(工学)
1.12
平成15年度
既
設
大
学
等
の
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
1.04
社会学部
社会学科
4
190
3年次
10
780
学士(社会学)
1.04
平成元年度
コミュニティマネジメント学科
4
115
3年次
10
480
学士(社会学)
1.08
平成16年度
地域福祉学科
4
145
3年次
20
620
学士(社会福祉学)
1.03
平成10年度
臨床福祉学科
4
140
3年次
20
600
学士(社会福祉学)
1.01
平成10年度
状
況
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
国際文化学部
国際文化学科
4
450
3年次
30
1,860
学士(国際文化学)
1.05
平成8年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
政策学部
政策学科
4
250
3年次
5
1,010
学士(政策学)
-6-
1.11
平成23年度
※平成27年度より学生募集
停止(国際文化学部)
大
学
の
名
称
学 部 等 の 名 称
龍谷大学大学院
修業
年限
入学
定員
年
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
学位又
は称号
定 員
超過率
人
開設
年度
所 在 地
倍
修士課程
既
設
大
学
等
の
状
況
京都市下京区七条通大
宮東入ル大工町125番地
の1
0.72
文学研究科
真宗学専攻
2
20
-
40
修士(文学)
0.77
昭和28年度
仏教学専攻
2
20
-
40
修士(文学)
0.50
昭和28年度
哲学専攻
2
7
-
14
修士(文学)
0.35
昭和41年度
教育学専攻
2
7
-
14
修士(教育学)
0.42
平成6年度
臨床心理学専攻
2
10
-
20
修士(臨床心理学)
1.60
平成24年度
日本史学専攻
2
7
-
14
修士(文学)
1.14
昭和41年度
東洋史学専攻
2
7
-
14
修士(文学)
0.57
昭和41年度
日本語日本文学専攻
2
7
-
14
修士(文学)
0.71
昭和41年度
英語英米文学専攻
2
7
-
14
修士(文学)
0.35
昭和42年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
法学研究科
法律学専攻
2
25
-
50
修士(法学)
0.42
昭和47年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
経済学研究科
経済学専攻
2
30
-
60
修士(経済学)
0.21
昭和57年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
経営学研究科
経営学専攻
2
30
-
60
修士(経営学)
0.43
昭和57年度
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
0.52
社会学研究科
社会学専攻
2
10
-
20
修士(社会学)
0.60
平成3年度
社会福祉学専攻
2
10
-
20
修士(社会福祉学)
0.45
平成3年度
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
0.66
理工学研究科
数理情報学専攻
2
25
-
50
修士(理学)
0.26
平成5年度
電子情報学専攻
2
25
-
50
修士(工学)
0.54
平成5年度
機械システム工学専攻
2
25
-
50
修士(工学)
0.88
平成5年度
物質化学専攻
2
25
-
50
修士(工学)
1.08
平成5年度
情報メディア学専攻
2
20
-
40
修士(工学)
0.75
平成19年度
環境ソリューション工学専攻
2
20
-
40
修士(工学)
0.50
平成19年度
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
国際文化学研究科
国際文化学専攻
2
15
-
30
修士(国際文化学)
0.56
平成12年度
京都市下京区七条通大
宮東入ル大工町125番地
の1
実践真宗学研究科
実践真宗学専攻
3
30
-
90
修士(実践真宗学)
0.62
平成21年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
政策学研究科
政策学専攻
2
20
-
40
修士(政策学)
-7-
0.87
平成23年度
学 部 等 の 名 称
修業
年限
入学
定員
年
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
学位又
は称号
定 員
超過率
人
開設
年度
所 在 地
倍
博士後期課程
京都市下京区七条通大
宮東入ル大工町125番地
の1
0.80
文学研究科
真宗学専攻
3
5
-
15
博士(文学)
1.06
昭和30年度
仏教学専攻
3
5
-
15
博士(文学)
0.86
昭和30年度
哲学専攻
3
2
-
6
博士(文学)
0.00
昭和41年度
教育学専攻
3
3
-
9
博士(教育学)
0.22
平成12年度
臨床心理学専攻
3
2
-
6
博士(臨床心理学)
1.83
平成24年度
日本史学専攻
3
2
-
6
博士(文学)
1.33
昭和41年度
東洋史学専攻
3
2
-
6
博士(文学)
0.50
昭和41年度
日本語日本文学専攻
3
2
-
6
博士(文学)
0.66
昭和41年度
英語英米文学専攻
3
2
-
6
博士(文学)
0.50
昭和42年度
既
京都市伏見区深草塚本
町67番地
法学研究科
設
法律学専攻
3
5
-
15
博士(法学)
0.33
昭和49年度
大
京都市伏見区深草塚本
町67番地
経済学研究科
学
経済学専攻
3
3
-
9
博士(経済学)
0.77
昭和60年度
等
京都市伏見区深草塚本
町67番地
経営学研究科
の
経営学専攻
3
3
-
9
博士(経営学)
0.11
昭和60年度
状
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
0.49
社会学研究科
況
社会学専攻
3
3
-
9
博士(社会学)
0.55
平成3年度
社会福祉学専攻
3
3
-
9
博士(社会福祉学)
0.44
平成3年度
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
0.25
理工学研究科
数理情報学専攻
3
3
-
9
博士(理学)
0.44
平成7年度
電子情報学専攻
3
3
-
9
博士(工学)
0.11
平成7年度
機械システム工学専攻
3
3
-
9
博士(工学)
0.00
平成7年度
物質化学専攻
3
3
-
9
博士(工学)
0.00
平成7年度
情報メディア学専攻
3
2
-
6
博士(工学)
0.33
平成21年度
環境ソリューション工学専攻
3
2
-
6
博士(工学)
0.83
平成21年度
滋賀県大津市瀬田大江
町横谷1番5
国際文化学研究科
国際文化学専攻
3
4
-
12
博士(国際文化学)
0.91
平成14年度
京都市伏見区深草塚本
町67番地
政策学研究科
政策学専攻
3
3
-
9
博士(政策学)
-8-
0.44
平成23年度
大
学
の
名
称
学 部 等 の 名 称
龍谷大学専門職大学院
修業
年限
入学
定員
年
既
編入学
定 員
収容
定員
年次
人
人
学位又
は称号
定 員
超過率
人
開設
年度
所 在 地
倍
京都市伏見区深草塚本
町67番地
法務研究科
設
大
3
法務専攻
25
-
75
法務博士(専門職)
0.60
平成17年度
学位又
は称号
定 員
超過率
開設
年度
学
等
の
大
学
の
名
称
学 部 等 の 名 称
状
龍谷大学短期大学部
修業
年限
入学
定員
年
況
編入学
定 員
人
収容
定員
年次
人
人
所 在 地
倍
京都市伏見区深草塚本
町67番地
短期大学部
社会福祉学科
2
130
-
260
短期大学士
(社会福祉学)
1.08
昭和37年度
こども教育学科
2
90
-
180
短期大学士
(こども教育学)
1.04
平成23年度
名 称:国際社会文化研究所
目 的:地域、社会、福祉、国際文化及び国際共生に関する総合的学術研究並びに国際的研究交流を推
進し、これらの分野における学術研究の向上に寄与するとともに研究成果の社会還元をはかる
ことを目的とする。
所在地:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5 3号館3階
設 立:平成9(1997)年4月
規 模:26.25 ㎡
名 称:社会科学研究所
目 的:社会科学における各分野の枠にとらわれず、様々な分野の研究者との共同研究を推進すること
で、新たな社会科学の創造と発展に寄与することを目的とする。
所在地:京都市伏見区深草塚本町67 紫英館2階
設 立:昭和44(1969)年4月
規 模:634.17 ㎡
名 称:仏教文化研究所
目 的:仏教文化及びその関連領域に関する総合的学術研究並びに国際的研究交流を行い,もって学術
研究の向上に寄与することを目的とする。
所在地:京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1
設 立:昭和36(1961)年4月
規 模:24.16 ㎡
附属施設の概要
名 称:人間・科学・宗教総合研究センター
目 的:本学の所有する資源を活かし、人間・科学・宗教に関連する高度な研究成果を国内外に発信し、
本学が戦略的に行う研究を推進することを目的とする。
所在地:京都市伏見区深草塚本町67 紫光館3階
設 立:平成13(2001)年9月
規 模:233.59 ㎡
名 称:Ryukoku Extention Center
目 的:各学問分野の発展を基礎に,本学に対する社会的要請に応えるため,本学の教育・研究機能の公
開の拠点とすることを目的とする。
所在地:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5 REC-HALL
京都市伏見区深草塚本町67 紫光館5階 9号館1階
東大阪市荒本北50-5 クリエイション・コア東大阪内
設 立:平成3(1991)年4月
規 模:3,299.00 ㎡
名 称:龍谷ミュージアム
目 的:仏教文化を中心とした学術資料の収集,整理,保存,調査,研究及び展示公開等の博物館活動を
継続的に行うとともに,本学における教育・研究の成果を広く社会に公開することを目的とする。
所在地:京都市下京区西中辻通正面下ル丸屋町117
設 立:平成23(2011)年4月
規 模:4,166,99 ㎡
-9-
※平成27年度より学生募集
停止(法務研究科)
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
English Communication Ⅰ -Speaking
1前
1
○
1
兼7
English Communication Ⅰ -Writing
1前
1
○
1
兼9
English Communication Ⅰ -Reading
1前
1
○
1
1
兼6
English Communication Ⅰ -Seminar A
1前
2
○
2
1
兼6
English Communication Ⅰ -Seminar B
1前
2
○
1
English Communication Ⅱ -Speaking
1後
1
○
English Communication Ⅱ -Writing
1後
1
○
English Communication Ⅱ -Reading
1後
1
○
1
English Communication Ⅱ -Seminar A
1後
2
○
2
English Communication Ⅱ -Seminar B
1後
2
○
1
English Communication Ⅲ -Speaking
2前
1
○
English Communication Ⅲ -Writing
2前
1
○
English Communication Ⅲ -Reading
2前
1
○
English Communication Ⅳ -Speaking
2後
1
○
English Communication Ⅳ -Writing
2後
1
○
English Communication Ⅳ -Reading
2後
1
○
兼9
フランス語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅱ
1後
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅲ
2前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
中国語Ⅰ
1前
3
○
2
兼7
オムニバス
中国語Ⅱ
1後
3
○
2
兼7
オムニバス
中国語Ⅲ
2前
3
○
1
兼8
オムニバス
中国語Ⅳ
2後
3
○
1
兼8
オムニバス
コリア語Ⅰ
1前
3
○
1
兼2
オムニバス
コリア語Ⅱ
1後
3
○
1
兼2
オムニバス
コリア語Ⅲ
2前
3
○
兼3
オムニバス
コリア語Ⅳ
2後
3
○
兼3
オムニバス
日本語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
日本語Ⅱ
1後
3
○
兼4
オムニバス
日本語Ⅲ
2前
3
○
兼5
オムニバス
日本語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
日本語セミナーA
1前
2
○
兼2
日本語セミナーB
1前
2
○
兼2
日本語セミナーC
1後
2
○
兼2
日本語セミナーD
1後
2
○
バークレー語学
1前
12
○
語学研修A(英語)
1前
2
語学研修B(英語)
1前
語学研修A(フランス語)
語学研修B(フランス語)
学
兼8
1
兼7
1
兼9
1
兼6
1
兼6
兼8
兼9
1
兼8
兼9
兼9
1
兼8
科
外
国
語
科
目
1
兼2
1
詳細は履修要項に規定
○
1
集中
4
○
1
集中
1前
2
○
1
集中
1前
4
○
1
集中
語学研修A(中国語)
1前
2
○
1
集中
語学研修B(中国語)
1前
4
○
1
集中
語学研修A(コリア語)
1前
2
○
1
集中
語学研修B(コリア語)
1前
4
○
1
集中
小計(45科目)
-
0
112
0
-1-
-
7
1
0
0
0
兼47
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
仏教の思想A
1前
2
○
1
兼3
仏教の思想B
1後
2
○
1
兼3
心の科学
1前・後
2
○
兼2
哲学思想
2後
2
○
兼1
倫理思想
1後・2前
2
○
兼2
教育原論A
2前
2
○
兼1
教育原論B
2後
2
○
兼1
発達と教育A
2前
2
○
兼2
発達と教育B
2後
2
○
兼2
教育学のすすめ
1前
2
○
兼1
ヨーロッパの歴史A
1前
4
○
兼1
ヨーロッパの歴史B
2前・後
2
○
兼1
欧米の文学芸術
2前・後
2
○
兼3
世界の宗教A
1前
2
○
兼2
世界の宗教B
1後
2
○
兼2
宗教と文化
2通
4
○
兼1
日本の歴史
1後
4
○
兼1
日本の文化
2後
4
○
兼1
日本の文学
2前
2
○
兼1
教
アジアの歴史
1前
4
○
兼3
養
中国の文学
1前
2
○
兼1
教
宗教学入門
1前
2
○
兼1
育
哲学入門
1前
2
○
兼1
科
倫理学入門
1前
2
○
兼1
目
論理学入門
1前
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅰ
2前
2
○
兼2
2後
2
○
兼2
1前・後
2
○
兼2
人権論A
1前
2
○
兼1
人権論B
1後
2
○
兼1
ジェンダー論
1前
2
○
現代社会と政治
1前
2
○
兼1
日本国憲法
1前
2
○
兼3
現代司法の実際
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅰ
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅱ
1後
2
○
兼1
情報社会論
2後
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅱ
言語と文化
1
2前・後
2
○
兼1
経済学のすすめ
1後
2
○
兼1
社会学のすすめ
1後
2
○
兼1
時間と空間の科学
1前
2
○
兼2
人類進化学
2前
2
○
兼2
環境論
1通
4
○
兼4
生物と環境
1通
4
○
兼1
メディア論
-2-
オムニバス
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
教
養
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
里山学
1後
2
○
兼6
確率・統計入門
1前
2
○
兼1
自然科学史
1前
2
○
兼1
数学入門
1前
2
○
兼2
数学への旅
1前
2
○
兼2
物質の科学
1後
4
○
兼1
生物学のすすめ
1通
4
○
兼2
人類学のすすめ
1前
4
○
兼1
銀河と宇宙
1前
4
○
兼1
スポーツ技術学演習
1前
2
人間とスポーツ
1前
2
○
兼1
健康とスポーツ
2前
2
○
兼1
スポーツ文化史
2前
2
○
兼1
現代社会とスポーツ
1前
2
○
兼1
スポーツと人権・平和
2後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義
1前
4
○
兼4
小計(60科目)
-
4
基礎演習A
1前
基礎演習B
1後
調査分析の基礎A
1前
調査分析の基礎B
1後
キャリア・ガイダンス
1前
2
○
多文化共生入門
1前
2
○
多文化交流入門
1後
2
○
宗教学概論
1前
2
○
自然人類学概論
1前
2
○
環境共生論入門
1後
2
○
まちづくり入門
1前
2
○
社会心理学
1後
2
○
1
言語とこころ入門
1前
2
○
1
「世界と日本」入門
1前
2
○
9
東アジアの地域交流
1後
2
○
1
現代経済と文化
1後
2
○
1
文化人類学入門
1前
2
○
日本語論文表現(初級)
1後
2
○
1
日本語論文表現(上級)
1後
2
○
1
芸術・メディア入門
1前
2
○
4
映像文化入門
1後
2
○
大衆文化入門
1前
2
○
メディア文化入門
1後
2
○
比較演劇入門
1後
2
○
物語と文学
1後
2
○
比較文化入門
1前
2
○
小計(26科目)
-
教
オムニバス
育
○
兼9
科
目
学
科
基
140
0
-
1
0
1
2
○
16
3
2
2
○
5
1
2
○
1
1
2
○
1
1
0
0
オムニバス
-
兼65
1
3
オムニバス
1
1
1
兼1
1
オムニバス
礎
科
目
4
48
0
-3-
兼1
1
1
オムニバス
1
1
1
1
兼1
1
-
18
3
2
0
0
兼3
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
English Workshop A
2前
2
○
兼4
English Workshop B
2前
2
○
兼5
English Workshop C
2後
2
○
兼4
English Workshop D
2後
2
○
兼5
上級英語A
3前
2
○
1
上級英語B
3後
2
○
1
Advanced English A
3前
2
○
兼2
Advanced English B
3前
2
○
兼2
Advanced English C
3後
2
○
兼2
Advanced English D
3後
2
○
兼2
フランス語セミナーⅠ
2前
4
○
兼1
フランス語セミナーⅡ
2後
4
○
フランス語セミナーⅢ
3前
4
○
1
中国語セミナーⅠ
2前
4
○
2
オムニバス
中国語セミナーⅡ
2後
4
○
2
オムニバス
中国語セミナーⅢ
3前
4
○
2
オムニバス
コリア語セミナーⅠ
2前
4
○
1
コリア語セミナーⅡ
2後
4
○
コリア語セミナーⅢ
3前
4
○
日本語セミナーE
3前
2
○
兼1
日本語セミナーF
3前
2
○
兼1
日本語セミナーG
3後
2
○
兼1
日本語セミナーH
3後
2
○
1
ペルシア語セミナーⅠ
2前
4
○
1
兼1
オムニバス
ペルシア語セミナーⅡ
2後
4
○
1
兼1
オムニバス
トルコ語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
トルコ語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
アラビア語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
アラビア語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
スペイン語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
スペイン語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ドイツ語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ドイツ語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅢ
3前
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅣ
3後
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅢ
3前
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅣ
3後
2
○
兼1
実践フランス語A
2後
2
○
兼1
実践フランス語B
2後
2
○
兼1
実践フランス語C
3前
2
○
兼1
実践フランス語D
3前
2
○
兼1
学
兼1
兼1
1
科
専
攻
科
目
-4-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
実践中国語A
2後
2
○
1
実践中国語B
2後
2
○
1
実践中国語C
3前
2
○
1
実践中国語D
3前
2
○
1
実践コリア語A
2後
2
○
実践コリア語B
2後
2
○
実践コリア語C
3前
2
○
実践コリア語D
3前
2
○
住居学概論
2前
2
○
1
居住環境概論
2後
2
○
1
多文化交流論A
2前
2
○
多文化交流論B
2後
2
○
多文化共生と宗教
2後
2
○
3
キリスト教の文化A
2前
2
○
1
キリスト教の文化B
2後
2
○
1
環境人類学
2前
2
○
1
環境保全論
2後
2
○
1
フィールド実習
2後
2
中東政治論
2後
2
○
講
助
助
師
教
手
兼1
1
兼1
1
1
兼1
1
オムニバス
1
○
集中
1
イスラームの文化A
2前
2
○
1
学
イスラームの文化B
3後
2
○
1
科
イスラームの社会A
2前
2
○
1
専
イスラームの社会B
3後
2
○
1
攻
言語とこころA
2前
2
○
1
科
言語とこころB
2後
2
○
1
目
音声学概論
2前
2
○
1
NGO/NPO論
2前
2
○
1
国際政治学入門
2前
2
○
都市計画論
3後
2
○
比較宗教思想
3前
2
○
自然と文化
3後
2
○
社会調査法
3前
2
○
1
英語外書講読A
3前
2
○
1
英語外書講読B
3後
2
○
1
比較言語学
3後
2
○
1
Exploring Cultures
2後
2
○
世界の宗教と日本
2前
2
○
日本の宗教
2前
2
○
1
日本の仏教文化
3前
2
○
1
アジアの仏教文化
2前
2
○
1
アジアの文化遺産
2前
2
○
1
東アジアの古代文化
3前
2
○
1
中央アジアと日本
3前
2
○
日本の経済と社会
2前
2
○
1
国際人口移動
2前
2
○
1
国際経済と日本
3前
2
○
1
-5-
備考
兼1
1
1
1
1
兼1
兼1
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
海外における日本観
2前
2
○
1
オセアニアと日本
2前
2
○
1
パンパシフィックの移民
3後
2
○
2
日本の社会
3前
2
○
1
日本の言語文化
2前
2
○
1
日本語からみた歴史と文化
2前
2
○
日本語教育入門
2後
2
○
日本語教育実践
2後
2
○
日本の思想
2後
2
○
日本の近現代と国際関係
2後
2
○
京ことばと京文化
2後
2
○
1
世界と日本の民俗
3後
2
○
1
観光行動論
2後
2
○
1
観光経営論
2後
2
○
1
観光文化論
3後
2
○
世界と日本の文学
2後
2
○
Comparative Culture
2後
2
○
1
映像文化論A
2前
2
○
1
映像文化論B
2後
2
○
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
オムニバス
兼1
1
兼1
1
兼1
兼1
兼1
1
映像文化論C
3前
2
○
学
映像文化論D
3前
2
○
2
科
映像文化論E
3後
2
○
1
専
大衆文化論A
2前
2
○
攻
大衆文化論B
2前
2
○
科
大衆文化論C
2後
2
○
目
大衆文化論D
2後
2
○
1
大衆文化論E
3後
2
○
1
メディア文化論A
2前
2
○
メディア文化論B
2前
2
○
メディア文化論C
2後
2
○
1
メディア文化論D
3前
2
○
1
芸術表現法A
2前
2
○
兼1
芸術表現法B
2後
2
○
兼2
芸術表現法C
2前
2
○
2
芸術表現法D
2後
2
○
1
芸術表現法E
3前
2
○
日本の美術
2前
2
○
兼1
アジアの美術
2後
2
○
兼1
西洋の美術
2後
2
○
兼1
音楽芸術論
2後
2
○
兼1
アートマネジメント
2前
2
○
伝統芸能論
2後
2
○
1
欧米の演劇
3後
2
○
1
グローバル時代のキャリア設計
2前
2
○
会話分析入門A
2前
2
○
兼1
会話分析入門B
2後
2
○
兼1
-6-
1
オムニバス
1
1
兼1
1
1
集中/オムニバス
兼1
集中/オムニバス
1
兼1
隔年
1
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
学
科
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
外国語能力測定評価論
3前
2
○
兼1
教材分析開発論
3後
2
○
兼1
Contemporary Literature
2前
2
○
兼1
国際関係入門
2前
2
○
兼1
Introduction to Sociolinguistics
2前
2
○
兼1
Introduction to Cultural Anthropology
2後
2
○
兼1
グローバリゼーションとアフリカ
2前
2
○
兼1
グローバリゼーションと東アジア
2後
2
○
兼1
グローバリゼーションと南アジア
2前
2
○
兼1
グローバリゼーションとヨーロッパ
2後
2
○
兼1
国際政治経済学
3前
2
○
兼1
異文化間コミュニケーション論
2前
2
○
バークレー講義
1前
6
○
バークレーボランティア
1前
6
○
SNSを活用した異文化交流実践
2前
2
○
演習Ⅰ
3前
2
○
18
4
2
演習Ⅱ
3後
2
○
18
4
2
演習Ⅲ
4前
2
○
18
4
2
演習Ⅳ
4後
2
○
18
4
2
卒業論文
4通
6
○
18
4
2
小計(157科目)
-
0
-
18
4
2
国際文化実践プログラムⅠ
2前
2
4
2
国際文化実践プログラムⅡA
2後
2
○
4
国際文化実践プログラムⅡB
2後
2
○
4
国際文化実践プログラムⅡC
2後
2
○
5
国際文化実践プログラムⅡD
2後
2
○
1
国際文化実践プログラムⅡE
2後
2
○
2
国際文化実践プログラムⅡF
2後
2
○
3
国際文化実践プログラムⅡG
2後
2
○
1
2
小計(8科目)
-
-
17
4
専
攻
兼1
科
1
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
目
国
際
文
化
実
践
プ
ロ
グ
ラ
ム
2
348
0
4
○
14
0
-7-
メディア
0
0
兼53
-
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
2
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
詳細は履修要項に規定
詳細は履修要項に規定
2
0
0
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
2前
2
○
兼1
2前・後
2
○
兼1
教育課程論
2後
2
○
兼1
英語科教育法Ⅰ
3前
2
○
兼1
英語科教育法Ⅱ
3後
2
○
兼1
英語科教育研究A
2後
2
○
兼1
英語科教育研究B
3前
2
○
兼1
道徳教育指導法
3後
2
○
兼1
特別活動論
2前
2
○
兼1
教育の方法と技術
3後
2
○
兼1
生徒指導論(進路指導を含む)
3前
2
○
兼1
学校カウンセリング論
3前
2
○
兼1
教育実習指導Ⅰ
4前
1
○
兼2
教育実習指導ⅡA
4通
4
○
兼2
教育実習指導ⅡB
4通
2
○
兼2
諸
教職実践演習(中・高)
4後
2
課
介護等体験
2通
1
○
兼1
程
教職コンピュータ基礎
1前・後
2
○
兼3
科
体育実技
2後
1
○
兼1
目
真宗学概論
2通
4
○
兼1
仏教学概論
2通
4
○
兼1
真宗教団史
1通
4
○
兼1
勤式
1通
4
○
兼3
オムニバス
宗門法規
1後
2
○
兼1
集中
教化法
1通
4
○
兼3
オムニバス
博物館概論
1前
2
○
兼1
博物館教育論
1前
2
○
兼1
博物館経営論
2前
2
○
兼1
博物館資料保存論
2後
2
○
兼3
オムニバス
博物館資料論
1後
2
○
兼3
オムニバス
博物館情報・メディア論
2後
2
○
兼1
博物館展示論
2後
2
○
兼1
生涯学習概論
1前
2
○
兼1
博物館実習
3通
3
○
小計(34科目)
-
0
0
78
-
3
0
0
0
0
兼33
-
-
10
662
78
-
18
4
2
0
0
兼175
-
教職論
学校教育社会学
合計(330科目)
学位又は称号
卒
業
学士(国際文化学)
要
件
及
び
履
○
兼2
3
兼2
学位又は学科の分野
修
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上、教養教育科目から18単位以上(必修4単位を含
む)、学科基礎科目から16単位以上(必修4単位を含む)、学科専攻科目から46単位以
上、国際文化実践プログラムから4単位以上(必修2単位を含む)を修得し、合計124単
位以上修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
-8-
オムニバス/※実習
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
学
科
外
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
英語 (Reading)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Writing)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Oral Communication)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Reading)Ⅱ
1後
2
○
英語 (Writing)Ⅱ
1後
2
○
英語 (Oral Communication)Ⅱ
1後
2
○
3
1
Study Abroad Preparation Ⅰ
1前
2
○
3
1
Study Abroad Preparation Ⅱ
1後
2
○
3
1
3
○
3
1
Business English through TOEIC (Basic B)
1前・後
2
○
3
1
語
Academic English through IELTS (Basic A)
1前・後
2
○
3
1
科
Academic English through IELTS (Basic B)
1前・後
2
○
3
1
目
Business English through TOEIC (Advanced A)
2前・後
2
○
4
1
Business English through TOEIC (Advanced B)
2前・後
2
○
4
1
Academic English through IELTS (Advanced A)
2前・後
2
○
4
1
Academic English through IELTS (Advanced B)
2前・後
2
○
4
1
Career English
3前・後
2
○
4
1
4
1
教
手
備考
兼5
オムニバス
兼4
オムニバス
兼5
オムニバス
兼4
オムニバス
小計(17科目)
-
16
仏教の思想A
1前
2
○
兼2
仏教の思想B
1後
2
○
兼2
-
0
0
0
兼8
1前・後
2
○
兼2
哲学思想
2後
2
○
兼1
倫理思想
1後・2前
2
○
兼2
教育原論A
2前
2
○
兼1
教育原論B
2後
2
○
兼1
発達と教育A
2前
2
○
兼2
発達と教育B
2後
2
○
兼2
教育学のすすめ
1前
2
○
兼1
ヨーロッパの歴史A
1前
4
○
兼1
心の科学
教
師
1
2
0
助
1
1前・後
18
助
1
Business English through TOEIC (Basic A)
国
講
ヨーロッパの歴史B
2前・後
2
○
兼1
養
欧米の文学芸術
2前・後
2
○
兼3
教
世界の宗教A
1前
2
○
兼2
育
世界の宗教B
1後
2
○
兼2
科
宗教と文化
2通
4
○
兼1
日本の歴史
1後
4
○
兼1
日本の文化
2後
4
○
兼1
日本の文学
2前
2
○
兼1
アジアの歴史
1前
4
○
兼3
中国の文学
1前
2
○
兼1
宗教学入門
1前
2
○
兼1
哲学入門
1前
2
○
兼1
倫理学入門
1前
2
○
兼1
論理学入門
1前
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅰ
2前
2
○
兼2
歎異抄の思想Ⅱ
2後
2
○
兼2
1前・後
2
○
兼2
目
言語と文化
-9-
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
人権論A
1前
2
○
兼1
人権論B
1後
2
○
兼1
ジェンダー論
1前
2
○
兼1
現代社会と政治
1前
2
○
兼1
日本国憲法
1前
2
○
兼3
現代司法の実際
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅰ
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅱ
1後
2
○
兼1
情報社会論
2後
2
○
兼1
2前・後
2
○
兼1
経済学のすすめ
1後
2
○
兼1
社会学のすすめ
1後
2
○
兼1
時間と空間の科学
1前
2
○
兼2
人類進化学
2前
2
○
兼2
環境論
1通
4
○
兼4
生物と環境
1通
4
○
兼1
里山学
1後
2
○
兼6
確率・統計入門
1前
2
○
兼1
自然科学史
1前
2
○
兼1
数学入門
1前
2
○
兼2
数学への旅
1前
2
○
兼2
物質の科学
1後
4
○
兼1
生物学のすすめ
1通
4
○
兼2
人類学のすすめ
1前
4
○
兼1
銀河と宇宙
1前
4
○
スポーツ技術学演習
1前
2
人間とスポーツ
1前
2
○
兼1
健康とスポーツ
2前
2
○
兼1
スポーツ文化史
2前
2
○
兼1
現代社会とスポーツ
1前
2
○
兼1
スポーツと人権・平和
2後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義
1前
小計(60科目)
-
4
リサーチ方法論 A
1前
リサーチ方法論 B
ITリテラシー A
メディア論
教
オムニバス
養
教
育
科
目
学
科
基
礎
科
目
兼1
○
4
140
兼9
○
0
兼4
-
0
0
2
○
5
2
1後
2
○
3
3
1前
2
○
ITリテラシー B
1後
2
グローバルスタディーズ A
1前
2
○
グローバルスタディーズ B
1前
2
○
グローバルスタディーズ C
1後
2
○
宗教学概論
1前
小計(8科目)
-
14
0
0
0
2
- 10 -
オムニバス
-
2
兼1
兼1
1
2
2
○
0
兼68
兼1
○
2
オムニバス
兼1
-
5
3
2
0
0
兼3
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
会話分析入門 A
2前
2
○
1
会話分析入門 B
2後
2
○
1
言語習得論
2後
2
○
異文化間コミュニケーション論
2前
2
○
Contemporary Literature
2前
2
○
Discussion & Debate
2前・後
2
○
1
Advanced Writing Strategies
2前・後
2
○
1
Critical Reading
講
助
助
師
教
手
備考
兼1
1
兼1
2前・後
2
○
Introduction to Sociolinguistics
2前
2
○
外国語能力測定評価論
3前
2
○
教材分析開発論
3後
2
○
言語教育政策論
3後
2
○
2
通訳・翻訳研究 A
3前
2
○
1
通訳・翻訳研究 B
3後
2
○
1
English for Global Studies
准
教
授
1
兼1
兼1
1
1
兼1
3前・後
2
○
Global Englishes and Communication
3後
2
○
1
英語教育特殊研究
4前
2
○
国際関係入門
2前
2
○
国際法入門
2後
2
○
政治思想概論
2後
2
○
1
国際開発協力論
2後
2
○
1
グローバル・ヒストリー入門
2後
2
○
Introduction to Cultural Anthropology
2後
2
○
1
Globalization of Education
3前
2
○
1
Postcolonialism
3後
2
○
1
Sustainability Studies
3後
2
○
1
ナショナリズム研究
3前
2
○
国際政治経済学
3前
2
○
多国籍企業論
3後
2
○
安全保障論
3前
2
○
Applied Global Studies
4前
2
○
文化遺産学
2後
2
○
国際人権論
3前
2
○
グローバリゼーションとエシックス
3前
2
○
グローバル市民社会論
3後
2
○
南アジアの言語
2前
2
○
グローバリゼーションとアフリカ
2前
2
○
グローバリゼーションと東アジア
2後
2
○
グローバリゼーションと南アジア
2前
2
○
グローバリゼーションとヨーロッパ
2後
2
○
グローバリゼーションとラテンアメリカ
2前
2
○
宗教文化学入門
2前
2
○
社会心理学
1後
2
○
兼1
English Workshop A
2前
2
○
兼1
English Workshop B
2前
2
○
兼1
English Workshop C
2後
2
○
兼1
English Workshop D
2後
2
○
兼1
1
1
1
兼1
学
兼1
科
専
攻
科
目
- 11 -
1
1
兼1
1
1
1
兼1
1
1
1
1
1
1
兼1
兼1
1
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
Advanced English A
3前
2
○
兼1
Advanced English B
3前
2
○
兼1
Advanced English C
3後
2
○
兼1
Advanced English D
3後
2
○
兼1
多文化交流論A
2前
2
○
兼1
多文化交流論B
2後
2
○
兼1
環境保全論
2後
2
○
兼1
中東政治論
2後
2
○
兼1
NGO/NPO論
2前
2
○
兼1
都市計画論
3後
2
○
兼1
比較宗教思想
3前
2
○
兼1
英語外書講読A
3前
2
○
兼1
英語外書講読B
3後
2
○
兼1
比較言語学
3後
2
○
兼1
日本の経済と社会
2前
2
○
兼1
国際人口移動
2前
2
○
兼1
国際経済と日本
3前
2
○
兼1
海外における日本観
2前
2
○
兼1
オセアニアと日本
2前
2
○
兼1
学
パンパシフィックの移民
3後
2
○
兼2
科
日本の社会
3前
2
○
兼1
専
日本の思想
2後
2
○
兼1
攻
日本の近現代と国際関係
2後
2
○
兼1
科
世界と日本の民俗
3後
2
○
兼1
目
世界と日本の文学
2後
2
○
自然人類学概論
1前
2
○
環境人類学
2前
2
○
フィールド実習
2後
2
言語とこころA
2前
2
○
言語とこころB
2後
2
○
グローバル化とキャリア形成
2後
2
○
インターンシップ・アブロードⅠ
3前・後
2
○
インターンシップ・アブロードⅡ
3後・4前
4
SNSを活用した異文化交流実践
2前・後
1
兼1
兼1
○
兼1
兼1
2
1
オムニバス
1
1
オムニバス
1
1
オムニバス/※講義
○
Study Abroad Project A
2前
6
○
4
1
Study Abroad Project B
2後
6
○
4
1
海外研修
1前
4
○
2前・後
2
○
5
3
2
演習Ⅰ
3前
2
○
5
3
2
演習Ⅱ
3後
2
○
5
3
2
演習Ⅲ
4前
2
○
5
3
2
演習Ⅳ
4後
2
○
5
3
2
卒業論文
4通
○
5
3
2
小計(90科目)
-
-
6
3
2
プロジェクト演習
4
12
182
0
- 12 -
集中
兼1
○
2
オムニバス
0
0
兼1
メディア
兼1
集中
兼2
共同
兼27
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
2前
2
○
兼1
2前・後
2
○
兼1
教育課程論
2後
2
○
兼1
英語科教育法Ⅰ
3前
2
○
1
英語科教育法Ⅱ
3後
2
○
1
英語科教育研究A
2後
2
○
1
英語科教育研究B
3前
2
○
1
道徳教育指導法
3後
2
○
兼1
特別活動論
2前
2
○
兼1
教育の方法と技術
3後
2
○
生徒指導論(進路指導を含む)
3前
2
○
学校カウンセリング論
3前
2
○
教育実習指導Ⅰ
4前
1
○
教育実習指導ⅡA
4通
4
教育実習指導ⅡB
4通
2
諸
教職実践演習(中・高)
4後
2
課
介護等体験
2通
1
○
兼1
程
教職コンピュータ基礎
1前・後
2
○
兼3
科
体育実技
2後
1
○
兼1
目
真宗学概論
2通
4
○
兼1
仏教学概論
2通
4
○
兼1
真宗教団史
1通
4
○
兼1
勤式
1通
4
○
兼3
オムニバス
宗門法規
1後
2
○
兼1
集中
教化法
1通
4
○
兼3
オムニバス
博物館概論
1前
2
○
兼1
博物館教育論
1前
2
○
兼1
博物館経営論
2前
2
○
博物館資料保存論
2後
2
○
1
兼2
オムニバス
博物館資料論
1後
2
○
1
兼2
オムニバス
博物館情報・メディア論
2後
2
○
兼1
博物館展示論
2後
2
○
兼1
生涯学習概論
1前
2
○
兼1
博物館実習
3通
3
○
小計(34科目)
-
0
0
78
-
1
1
0
0
0
兼31
-
46
342
78
-
6
3
2
0
0
兼129
教職論
学校教育社会学
合計(209科目)
学位又は称号
卒
業
学士(グローバルスタディーズ)
要
件
及
び
履
修
兼1
1
兼1
1
兼1
○
1
兼1
○
1
兼1
1
兼1
○
兼1
1
学位又は学科の分野
方
- 13 -
オムニバス/※実習
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上(必修16単位を含む)、且つTOEIC730以上、
TOEFL(550-PBT, 80-iBT)以上、IELTS6.0以上のいずれかを取得し、教養教育科目か
ら4単位以上(必修4単位を含む)、学科基礎科目から14単位以上(必修14単位
を含む)、学科専攻科目から44単位以上(必修12単位を含む)、留学として認
定する科目群から22単位以上を修得し、合計124単位以上を修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
兼4
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【深草学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
English Communication Ⅰ -Speaking
1前
1
○
1
兼7
English Communication Ⅰ -Writing
1前
1
○
1
兼9
English Communication Ⅰ -Reading
1前
1
○
1
1
兼6
English Communication Ⅰ -Seminar A
1前
2
○
2
1
兼6
English Communication Ⅰ -Seminar B
1前
2
○
1
English Communication Ⅱ -Speaking
1後
1
○
English Communication Ⅱ -Writing
1後
1
○
English Communication Ⅱ -Reading
1後
1
○
1
English Communication Ⅱ -Seminar A
1後
2
○
2
English Communication Ⅱ -Seminar B
1後
2
○
1
English Communication Ⅲ -Speaking
2前
1
○
English Communication Ⅲ -Writing
2前
1
○
English Communication Ⅲ -Reading
2前
1
○
English Communication Ⅳ -Speaking
2後
1
○
English Communication Ⅳ -Writing
2後
1
○
English Communication Ⅳ -Reading
2後
1
○
兼9
フランス語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅱ
1後
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅲ
2前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
中国語Ⅰ
1前
3
○
2
兼7
オムニバス
中国語Ⅱ
1後
3
○
2
兼7
オムニバス
中国語Ⅲ
2前
3
○
1
兼8
オムニバス
中国語Ⅳ
2後
3
○
1
兼8
オムニバス
コリア語Ⅰ
1前
3
○
1
兼2
オムニバス
コリア語Ⅱ
1後
3
○
1
兼2
オムニバス
コリア語Ⅲ
2前
3
○
兼3
オムニバス
コリア語Ⅳ
2後
3
○
兼3
オムニバス
日本語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
日本語Ⅱ
1後
3
○
兼4
オムニバス
日本語Ⅲ
2前
3
○
兼5
オムニバス
日本語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
日本語セミナーA
1前
2
○
兼2
日本語セミナーB
1前
2
○
兼2
日本語セミナーC
1後
2
○
兼2
日本語セミナーD
1後
2
○
バークレー語学
1前
12
○
語学研修A(英語)
1前
2
語学研修B(英語)
1前
語学研修A(フランス語)
語学研修B(フランス語)
学
兼8
1
兼7
1
兼9
1
兼6
1
兼6
兼8
兼9
1
兼8
兼9
兼9
1
兼8
科
外
国
語
科
目
1
兼2
1
詳細は履修要項に規定
○
1
集中
4
○
1
集中
1前
2
○
1
集中
1前
4
○
1
集中
語学研修A(中国語)
1前
2
○
1
集中
語学研修B(中国語)
1前
4
○
1
集中
語学研修A(コリア語)
1前
2
○
1
集中
語学研修B(コリア語)
1前
4
○
1
集中
小計(45科目)
-
0
112
0
- 14 -
-
7
1
0
0
0
兼47
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
仏教の思想A
1前
2
○
1
兼3
仏教の思想B
1後
2
○
1
兼3
心の科学
1前・後
2
○
兼2
哲学思想
2後
2
○
兼1
倫理思想
1後・2前
2
○
兼2
教育原論A
2前
2
○
兼1
教育原論B
2後
2
○
兼1
発達と教育A
2前
2
○
兼2
発達と教育B
2後
2
○
兼2
教育学のすすめ
1前
2
○
兼1
ヨーロッパの歴史A
1前
4
○
兼1
ヨーロッパの歴史B
2前・後
2
○
兼1
欧米の文学芸術
2前・後
2
○
兼3
世界の宗教A
1前
2
○
兼2
世界の宗教B
1後
2
○
兼2
宗教と文化
2通
4
○
兼1
日本の歴史
1後
4
○
兼1
日本の文化
2後
4
○
兼1
日本の文学
2前
2
○
兼1
教
アジアの歴史
1前
4
○
兼3
養
中国の文学
1前
2
○
兼1
教
宗教学入門
1前
2
○
兼1
育
哲学入門
1前
2
○
兼1
科
倫理学入門
1前
2
○
兼1
目
論理学入門
1前
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅰ
2前
2
○
兼2
2後
2
○
兼2
1前・後
2
○
兼2
人権論A
1前
2
○
兼1
人権論B
1後
2
○
兼1
ジェンダー論
1前
2
○
現代社会と政治
1前
2
○
兼1
日本国憲法
1前
2
○
兼3
現代司法の実際
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅰ
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅱ
1後
2
○
兼1
情報社会論
2後
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅱ
言語と文化
1
2前・後
2
○
兼1
経済学のすすめ
1後
2
○
兼1
社会学のすすめ
1後
2
○
兼1
時間と空間の科学
1前
2
○
兼2
人類進化学
2前
2
○
兼2
環境論
1通
4
○
兼4
生物と環境
1通
4
○
兼1
メディア論
- 15 -
オムニバス
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
教
養
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
里山学
1後
2
○
兼6
確率・統計入門
1前
2
○
兼1
自然科学史
1前
2
○
兼1
数学入門
1前
2
○
兼2
数学への旅
1前
2
○
兼2
物質の科学
1後
4
○
兼1
生物学のすすめ
1通
4
○
兼2
人類学のすすめ
1前
4
○
兼1
銀河と宇宙
1前
4
○
兼1
スポーツ技術学演習
1前
2
人間とスポーツ
1前
2
○
兼1
健康とスポーツ
2前
2
○
兼1
スポーツ文化史
2前
2
○
兼1
現代社会とスポーツ
1前
2
○
兼1
スポーツと人権・平和
2後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義
1前
4
○
兼4
小計(60科目)
-
4
基礎演習A
1前
基礎演習B
1後
調査分析の基礎A
1前
調査分析の基礎B
1後
キャリア・ガイダンス
1前
2
○
多文化共生入門
1前
2
○
多文化交流入門
1後
2
○
宗教学概論
1前
2
○
自然人類学概論
1前
2
○
環境共生論入門
1後
2
○
まちづくり入門
1前
2
○
社会心理学
1後
2
○
1
言語とこころ入門
1前
2
○
1
「世界と日本」入門
1前
2
○
9
東アジアの地域交流
1後
2
○
1
現代経済と文化
1後
2
○
1
文化人類学入門
1前
2
○
日本語論文表現(初級)
1後
2
○
1
日本語論文表現(上級)
1後
2
○
1
芸術・メディア入門
1前
2
○
4
映像文化入門
1後
2
○
大衆文化入門
1前
2
○
メディア文化入門
1後
2
○
比較演劇入門
1後
2
○
物語と文学
1後
2
○
比較文化入門
1前
2
○
小計(26科目)
-
教
オムニバス
育
○
兼9
科
目
学
科
基
140
0
-
1
0
1
2
○
16
3
2
2
○
5
1
2
○
1
1
2
○
1
1
0
0
オムニバス
-
兼65
1
3
オムニバス
1
1
1
兼1
1
オムニバス
礎
科
目
4
48
0
- 16 -
兼1
1
1
オムニバス
1
1
1
1
兼1
1
-
18
3
2
0
0
兼3
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
English Workshop A
2前
2
○
兼4
English Workshop B
2前
2
○
兼5
English Workshop C
2後
2
○
兼4
English Workshop D
2後
2
○
兼5
上級英語A
3前
2
○
1
上級英語B
3後
2
○
1
Advanced English A
3前
2
○
兼2
Advanced English B
3前
2
○
兼2
Advanced English C
3後
2
○
兼2
Advanced English D
3後
2
○
兼2
フランス語セミナーⅠ
2前
4
○
兼1
フランス語セミナーⅡ
2後
4
○
フランス語セミナーⅢ
3前
4
○
1
中国語セミナーⅠ
2前
4
○
2
オムニバス
中国語セミナーⅡ
2後
4
○
2
オムニバス
中国語セミナーⅢ
3前
4
○
2
オムニバス
コリア語セミナーⅠ
2前
4
○
1
コリア語セミナーⅡ
2後
4
○
コリア語セミナーⅢ
3前
4
○
日本語セミナーE
3前
2
○
兼1
日本語セミナーF
3前
2
○
兼1
日本語セミナーG
3後
2
○
兼1
日本語セミナーH
3後
2
○
1
ペルシア語セミナーⅠ
2前
4
○
1
兼1
オムニバス
ペルシア語セミナーⅡ
2後
4
○
1
兼1
オムニバス
トルコ語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
トルコ語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
アラビア語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
アラビア語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
スペイン語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
スペイン語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ドイツ語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ドイツ語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅢ
3前
2
○
兼1
ロシア語セミナーⅣ
3後
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅠ
2前
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅡ
2後
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅢ
3前
2
○
兼1
ポルトガル語セミナーⅣ
3後
2
○
兼1
実践フランス語A
2後
2
○
兼1
実践フランス語B
2後
2
○
兼1
実践フランス語C
3前
2
○
兼1
実践フランス語D
3前
2
○
兼1
学
兼1
兼1
1
科
専
攻
科
目
- 17 -
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
実践中国語A
2後
2
○
1
実践中国語B
2後
2
○
1
実践中国語C
3前
2
○
1
実践中国語D
3前
2
○
1
実践コリア語A
2後
2
○
実践コリア語B
2後
2
○
実践コリア語C
3前
2
○
実践コリア語D
3前
2
○
住居学概論
2前
2
○
1
居住環境概論
2後
2
○
1
多文化交流論A
2前
2
○
多文化交流論B
2後
2
○
多文化共生と宗教
2後
2
○
3
キリスト教の文化A
2前
2
○
1
キリスト教の文化B
2後
2
○
1
環境人類学
2前
2
○
1
環境保全論
2後
2
○
1
フィールド実習
2後
2
中東政治論
2後
2
○
講
助
助
師
教
手
兼1
1
兼1
1
1
兼1
1
オムニバス
1
○
集中
1
イスラームの文化A
2前
2
○
1
学
イスラームの文化B
3後
2
○
1
科
イスラームの社会A
2前
2
○
1
専
イスラームの社会B
3後
2
○
1
攻
言語とこころA
2前
2
○
1
科
言語とこころB
2後
2
○
1
目
音声学概論
2前
2
○
1
NGO/NPO論
2前
2
○
1
国際政治学入門
2前
2
○
都市計画論
3後
2
○
比較宗教思想
3前
2
○
自然と文化
3後
2
○
社会調査法
3前
2
○
1
英語外書講読A
3前
2
○
1
英語外書講読B
3後
2
○
1
比較言語学
3後
2
○
1
Exploring Cultures
2後
2
○
世界の宗教と日本
2前
2
○
日本の宗教
2前
2
○
1
日本の仏教文化
3前
2
○
1
アジアの仏教文化
2前
2
○
1
アジアの文化遺産
2前
2
○
1
東アジアの古代文化
3前
2
○
1
中央アジアと日本
3前
2
○
日本の経済と社会
2前
2
○
1
国際人口移動
2前
2
○
1
国際経済と日本
3前
2
○
1
- 18 -
備考
兼1
1
1
1
1
兼1
兼1
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
海外における日本観
2前
2
○
1
オセアニアと日本
2前
2
○
1
パンパシフィックの移民
3後
2
○
2
日本の社会
3前
2
○
1
日本の言語文化
2前
2
○
1
日本語からみた歴史と文化
2前
2
○
日本語教育入門
2後
2
○
日本語教育実践
2後
2
○
日本の思想
2後
2
○
日本の近現代と国際関係
2後
2
○
京ことばと京文化
2後
2
○
1
世界と日本の民俗
3後
2
○
1
観光行動論
2後
2
○
1
観光経営論
2後
2
○
1
観光文化論
3後
2
○
世界と日本の文学
2後
2
○
Comparative Culture
2後
2
○
1
映像文化論A
2前
2
○
1
映像文化論B
2後
2
○
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
オムニバス
兼1
1
兼1
1
兼1
兼1
兼1
1
映像文化論C
3前
2
○
学
映像文化論D
3前
2
○
2
科
映像文化論E
3後
2
○
1
専
大衆文化論A
2前
2
○
攻
大衆文化論B
2前
2
○
科
大衆文化論C
2後
2
○
目
大衆文化論D
2後
2
○
1
大衆文化論E
3後
2
○
1
メディア文化論A
2前
2
○
メディア文化論B
2前
2
○
メディア文化論C
2後
2
○
1
メディア文化論D
3前
2
○
1
芸術表現法A
2前
2
○
兼1
芸術表現法B
2後
2
○
兼2
芸術表現法C
2前
2
○
2
芸術表現法D
2後
2
○
1
芸術表現法E
3前
2
○
日本の美術
2前
2
○
兼1
アジアの美術
2後
2
○
兼1
西洋の美術
2後
2
○
兼1
音楽芸術論
2後
2
○
兼1
アートマネジメント
2前
2
○
伝統芸能論
2後
2
○
1
欧米の演劇
3後
2
○
1
グローバル時代のキャリア設計
2前
2
○
会話分析入門A
2前
2
○
兼1
会話分析入門B
2後
2
○
兼1
- 19 -
1
オムニバス
1
1
兼1
1
1
集中/オムニバス
兼1
集中/オムニバス
1
兼1
隔年
1
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
学
科
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
外国語能力測定評価論
3前
2
○
兼1
教材分析開発論
3後
2
○
兼1
Contemporary Literature
2前
2
○
兼1
国際関係入門
2前
2
○
兼1
Introduction to Sociolinguistics
2前
2
○
兼1
Introduction to Cultural Anthropology
2後
2
○
兼1
グローバリゼーションとアフリカ
2前
2
○
兼1
グローバリゼーションと東アジア
2後
2
○
兼1
グローバリゼーションと南アジア
2前
2
○
兼1
グローバリゼーションとヨーロッパ
2後
2
○
兼1
国際政治経済学
3前
2
○
兼1
異文化間コミュニケーション論
2前
2
○
バークレー講義
1前
6
○
バークレーボランティア
1前
6
○
SNSを活用した異文化交流実践
2前
2
○
演習Ⅰ
3前
2
○
18
4
2
演習Ⅱ
3後
2
○
18
4
2
演習Ⅲ
4前
2
○
18
4
2
演習Ⅳ
4後
2
○
18
4
2
卒業論文
4通
6
○
18
4
2
小計(157科目)
-
0
-
18
4
2
国際文化実践プログラムⅠ
2前
2
4
2
国際文化実践プログラムⅡA
2後
2
○
4
国際文化実践プログラムⅡB
2後
2
○
4
国際文化実践プログラムⅡC
2後
2
○
5
国際文化実践プログラムⅡD
2後
2
○
1
国際文化実践プログラムⅡE
2後
2
○
2
国際文化実践プログラムⅡF
2後
2
○
3
国際文化実践プログラムⅡG
2後
2
○
1
2
小計(8科目)
-
-
17
4
専
攻
兼1
科
1
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
目
国
際
文
化
実
践
プ
ロ
グ
ラ
ム
2
348
0
4
○
14
0
- 20 -
メディア
0
0
兼53
-
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
2
詳細は履修要項に規定
1
詳細は履修要項に規定
詳細は履修要項に規定
詳細は履修要項に規定
2
0
0
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
配当
年次
授業科目の名称
選
自
講
演
修
択
由
義
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
2前
2
○
兼1
2
○
兼1
教育課程論
2後
2
○
兼1
英語科教育法Ⅰ
3前
2
○
兼1
英語科教育法Ⅱ
3後
2
○
兼1
英語科教育研究A
2後
2
○
兼1
英語科教育研究B
3前
2
○
兼1
道徳教育指導法
3後
2
○
兼1
特別活動論
2前
2
○
兼1
教育の方法と技術
3後
2
○
兼1
生徒指導論(進路指導を含む)
3前
2
○
兼1
学校カウンセリング論
3前
2
○
兼1
教育実習指導Ⅰ
4前
1
○
兼2
教育実習指導ⅡA
4通
4
○
兼2
教育実習指導ⅡB
4通
2
○
兼2
教職実践演習(中・高)
4後
2
介護等体験
2通
1
○
兼1
○
兼3
○
兼1
学校教育社会学
課
必
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
2前・後
教職論
諸
授業形態
○
兼2
程
科
1前・後
2
体育実技
2後
1
真宗学概論
2通
4
○
兼1
仏教学概論
2通
4
○
兼1
真宗教団史
1通
4
○
兼1
勤式
1通
4
○
兼3
オムニバス
宗門法規
1後
2
○
兼1
集中
教化法
1通
4
○
兼3
オムニバス
博物館概論
1前
2
○
兼1
博物館教育論
1前
2
○
兼1
博物館資料保存論
2後
2
○
兼3
オムニバス
博物館資料論
1後
2
○
兼3
オムニバス
生涯学習概論
1前
2
○
兼1
博物館実習
3通
3
○
小計(31科目)
-
0
0
72
-
3
0
0
0
0
兼30
-
-
10
662
72
-
18
4
2
0
0
兼172
-
教職コンピュータ基礎
目
合計(327科目)
学位又は称号
卒
業
学士(国際文化学)
要
件
及
び
履
3
兼2
学位又は学科の分野
修
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上、教養教育科目から18単位以上(必修4単位を含
む)、学科基礎科目から16単位以上(必修4単位を含む)、学科専攻科目から46単位以
上、国際文化実践プログラムから4単位以上(必修2単位を含む)を修得し、合計124単
位以上修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
- 21 -
オムニバス/※実習
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【深草学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
学
科
外
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
英語 (Reading)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Writing)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Oral Communication)Ⅰ
1前
2
○
英語 (Reading)Ⅱ
1後
2
○
英語 (Writing)Ⅱ
1後
2
○
英語 (Oral Communication)Ⅱ
1後
2
○
3
1
Study Abroad Preparation Ⅰ
1前
2
○
3
1
Study Abroad Preparation Ⅱ
1後
2
○
3
1
3
○
3
1
Business English through TOEIC (Basic B)
1前・後
2
○
3
1
語
Academic English through IELTS (Basic A)
1前・後
2
○
3
1
科
Academic English through IELTS (Basic B)
1前・後
2
○
3
1
目
Business English through TOEIC (Advanced A)
2前・後
2
○
4
1
Business English through TOEIC (Advanced B)
2前・後
2
○
4
1
Academic English through IELTS (Advanced A)
2前・後
2
○
4
1
Academic English through IELTS (Advanced B)
2前・後
2
○
4
1
Career English
3前・後
2
○
4
1
4
1
教
手
備考
兼5
オムニバス
兼4
オムニバス
兼5
オムニバス
兼4
オムニバス
小計(17科目)
-
16
仏教の思想A
1前
2
○
兼2
仏教の思想B
1後
2
○
兼2
-
0
0
0
兼8
1前・後
2
○
兼2
哲学思想
2後
2
○
兼1
倫理思想
1後・2前
2
○
兼2
教育原論A
2前
2
○
兼1
教育原論B
2後
2
○
兼1
発達と教育A
2前
2
○
兼2
発達と教育B
2後
2
○
兼2
教育学のすすめ
1前
2
○
兼1
ヨーロッパの歴史A
1前
4
○
兼1
心の科学
教
師
1
2
0
助
1
1前・後
18
助
1
Business English through TOEIC (Basic A)
国
講
ヨーロッパの歴史B
2前・後
2
○
兼1
養
欧米の文学芸術
2前・後
2
○
兼3
教
世界の宗教A
1前
2
○
兼2
育
世界の宗教B
1後
2
○
兼2
科
宗教と文化
2通
4
○
兼1
日本の歴史
1後
4
○
兼1
日本の文化
2後
4
○
兼1
日本の文学
2前
2
○
兼1
アジアの歴史
1前
4
○
兼3
中国の文学
1前
2
○
兼1
宗教学入門
1前
2
○
兼1
哲学入門
1前
2
○
兼1
倫理学入門
1前
2
○
兼1
論理学入門
1前
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅰ
2前
2
○
兼2
歎異抄の思想Ⅱ
2後
2
○
兼2
1前・後
2
○
兼2
目
言語と文化
- 22 -
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
人権論A
1前
2
○
兼1
人権論B
1後
2
○
兼1
ジェンダー論
1前
2
○
兼1
現代社会と政治
1前
2
○
兼1
日本国憲法
1前
2
○
兼3
現代司法の実際
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅰ
1前
2
○
兼1
社会統計学Ⅱ
1後
2
○
兼1
情報社会論
2後
2
○
兼1
2前・後
2
○
兼1
経済学のすすめ
1後
2
○
兼1
社会学のすすめ
1後
2
○
兼1
時間と空間の科学
1前
2
○
兼2
人類進化学
2前
2
○
兼2
環境論
1通
4
○
兼4
生物と環境
1通
4
○
兼1
里山学
1後
2
○
兼6
確率・統計入門
1前
2
○
兼1
自然科学史
1前
2
○
兼1
数学入門
1前
2
○
兼2
数学への旅
1前
2
○
兼2
物質の科学
1後
4
○
兼1
生物学のすすめ
1通
4
○
兼2
人類学のすすめ
1前
4
○
兼1
銀河と宇宙
1前
4
○
スポーツ技術学演習
1前
2
人間とスポーツ
1前
2
○
兼1
健康とスポーツ
2前
2
○
兼1
スポーツ文化史
2前
2
○
兼1
現代社会とスポーツ
1前
2
○
兼1
スポーツと人権・平和
2後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義
1前
小計(60科目)
-
4
リサーチ方法論 A
1前
リサーチ方法論 B
ITリテラシー A
メディア論
教
オムニバス
養
教
育
科
目
学
科
基
礎
科
目
兼1
○
4
140
兼9
○
0
兼4
-
0
0
2
○
5
2
1後
2
○
3
3
1前
2
○
ITリテラシー B
1後
2
グローバルスタディーズ A
1前
2
○
グローバルスタディーズ B
1前
2
○
グローバルスタディーズ C
1後
2
○
宗教学概論
1前
小計(8科目)
-
14
0
0
0
2
- 23 -
オムニバス
-
2
兼1
兼1
1
2
2
○
0
兼68
兼1
○
2
オムニバス
兼1
-
5
3
2
0
0
兼3
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
科
専
攻
科
目
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
会話分析入門 A
2前
2
○
1
会話分析入門 B
2後
2
○
1
言語習得論
2後
2
○
異文化間コミュニケーション論
2前
2
○
Contemporary Literature
2前
2
○
Discussion & Debate
2前・後
2
○
1
Advanced Writing Strategies
2前・後
2
○
1
Critical Reading
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
兼1
1
兼1
1
兼1
2前・後
2
○
Introduction to Sociolinguistics
2前
2
○
外国語能力測定評価論
3前
2
○
教材分析開発論
3後
2
○
言語教育政策論
3後
2
○
2
通訳・翻訳研究 A
3前
2
○
1
通訳・翻訳研究 B
3後
2
○
1
3前・後
2
○
Global Englishes and Communication
3後
2
○
英語教育特殊研究
4前
2
○
国際関係入門
2前
2
○
国際法入門
2後
2
○
政治思想概論
2後
2
○
1
国際開発協力論
2後
2
○
1
グローバル・ヒストリー入門
2後
2
○
Introduction to Cultural Anthropology
2後
2
○
1
Globalization of Education
3前
2
○
1
Postcolonialism
3後
2
○
1
Sustainability Studies
3後
2
○
1
ナショナリズム研究
3前
2
○
国際政治経済学
3前
2
○
多国籍企業論
3後
2
○
安全保障論
3前
2
○
Applied Global Studies
4前
2
○
文化遺産学
2後
2
○
国際人権論
3前
2
○
グローバリゼーションとエシックス
3前
2
○
グローバル市民社会論
3後
2
○
南アジアの言語
2前
2
○
グローバリゼーションとアフリカ
2前
2
○
グローバリゼーションと東アジア
2後
2
○
グローバリゼーションと南アジア
2前
2
○
グローバリゼーションとヨーロッパ
2後
2
○
グローバリゼーションとラテンアメリカ
2前
2
○
宗教文化学入門
2前
2
○
社会心理学
1後
2
○
兼1
English Workshop A
2前
2
○
兼1
English Workshop B
2前
2
○
兼1
English Workshop C
2後
2
○
兼1
English Workshop D
2後
2
○
兼1
English for Global Studies
学
配当
年次
- 24 -
兼1
1
1
兼1
1
1
1
1
兼1
兼1
1
1
兼1
1
1
1
兼1
1
1
1
1
1
1
兼1
兼1
1
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
Advanced English A
3前
2
○
兼1
Advanced English B
3前
2
○
兼1
Advanced English C
3後
2
○
兼1
Advanced English D
3後
2
○
兼1
多文化交流論A
2前
2
○
兼1
多文化交流論B
2後
2
○
兼1
環境保全論
2後
2
○
兼1
中東政治論
2後
2
○
兼1
NGO/NPO論
2前
2
○
兼1
都市計画論
3後
2
○
兼1
比較宗教思想
3前
2
○
兼1
英語外書講読A
3前
2
○
兼1
英語外書講読B
3後
2
○
兼1
比較言語学
3後
2
○
兼1
日本の経済と社会
2前
2
○
兼1
国際人口移動
2前
2
○
兼1
国際経済と日本
3前
2
○
兼1
海外における日本観
2前
2
○
兼1
オセアニアと日本
2前
2
○
兼1
学
パンパシフィックの移民
3後
2
○
兼2
科
日本の社会
3前
2
○
兼1
専
日本の思想
2後
2
○
兼1
攻
日本の近現代と国際関係
2後
2
○
兼1
世界と日本の民俗
3後
2
○
兼1
世界と日本の文学
2後
2
○
兼1
自然人類学概論
1前
2
○
兼1
環境人類学
2前
2
○
フィールド実習
2後
2
言語とこころA
2前
2
○
言語とこころB
2後
2
○
グローバル化とキャリア形成
2後
2
○
インターンシップ・アブロードⅠ
3前・後
2
○
インターンシップ・アブロードⅡ
3後・4前
SNSを活用した異文化交流実践
2前・後
科
目
兼1
○
兼1
兼1
2
○
1
オムニバス
1
1
オムニバス
1
1
2前
6
○
Study Abroad Project B
2後
6
○
海外研修
1前
4
4
1
4
1
○
2前・後
2
○
5
3
2
演習Ⅰ
3前
2
○
5
3
2
演習Ⅱ
3後
2
○
5
3
2
演習Ⅲ
4前
2
○
5
3
2
演習Ⅳ
4後
2
○
5
3
2
卒業論文
4通
○
5
3
2
小計(90科目)
-
-
6
3
2
プロジェクト演習
4
12
オムニバス/※講義
○
Study Abroad Project A
182
0
- 25 -
集中
兼1
4
2
オムニバス
0
0
兼1
メディア
兼1
集中
兼2
共同
兼27
-
【深草学舎】
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
配当
年次
授業科目の名称
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
2前
2
○
兼1
2前・後
2
○
兼1
教育課程論
2後
2
○
兼1
英語科教育法Ⅰ
3前
2
○
1
英語科教育法Ⅱ
3後
2
○
1
英語科教育研究A
2後
2
○
1
英語科教育研究B
3前
2
○
1
道徳教育指導法
3後
2
○
兼1
特別活動論
2前
2
○
兼1
教育の方法と技術
3後
2
○
生徒指導論(進路指導を含む)
3前
2
○
学校カウンセリング論
3前
2
○
教育実習指導Ⅰ
4前
1
○
教育実習指導ⅡA
4通
4
教育実習指導ⅡB
4通
2
教職実践演習(中・高)
4後
2
介護等体験
2通
1
○
兼1
1前・後
2
○
兼3
体育実技
2後
1
○
兼1
真宗学概論
2通
4
○
兼1
仏教学概論
2通
4
○
兼1
真宗教団史
1通
4
○
兼1
勤式
1通
4
○
兼3
オムニバス
宗門法規
1後
2
○
兼1
集中
教化法
1通
4
○
兼3
オムニバス
博物館概論
1前
2
○
兼1
博物館教育論
1前
2
○
博物館資料保存論
2後
2
○
1
兼2
オムニバス
博物館資料論
1後
2
○
1
兼2
オムニバス
生涯学習概論
1前
2
○
博物館実習
3通
3
○
小計(31科目)
-
0
0
72
-
1
1
0
0
0
兼28
-
46
342
72
-
6
3
2
0
0
兼126
教職論
学校教育社会学
諸
課
程
科
目
授業形態
教職コンピュータ基礎
合計(206科目)
学位又は称号
卒
業
学士(グローバルスタディーズ)
要
件
及
び
履
修
兼1
1
兼1
1
兼1
○
1
兼1
○
1
兼1
1
兼1
○
兼1
兼1
1
学位又は学科の分野
方
- 26 -
オムニバス/※実習
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上(必修16単位を含む)、且つTOEIC730以上、
TOEFL(550-PBT, 80-iBT)以上、IELTS6.0以上のいずれかを取得し、教養教育科目から4
単位以上(必修4単位を含む)、学科基礎科目から14単位以上(必修14単位を含む)、
学科専攻科目から44単位以上(必修12単位を含む)、留学として認定する科目群から
22単位以上を修得し、合計124単位以上を修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
兼4
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【大宮学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
諸
課
程
科
目
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
博物館経営論
2前
2
○
兼1
博物館展示論
2後
2
○
兼1
小計(2科目)
-
合計(2科目)
学位又は称号
卒
業
件
0
-
学士(国際文化学)
要
0
及
び
履
4
-
0
0
0
0
0
兼2
-
4
-
0
0
0
0
0
兼2
-
学位又は学科の分野
修
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上、教養教育科目から18単位以上(必修4単位を含
む)、学科基礎科目から16単位以上(必修4単位を含む)、学科専攻科目から46単位以
上、国際文化実践プログラムから4単位以上(必修2単位を含む)を修得し、合計124単
位以上修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
- 27 -
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【大宮学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
諸
課
程
科
目
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
博物館経営論
2前
2
○
兼1
博物館展示論
2後
2
○
兼1
小計(2科目)
-
0
0
4
-
0
0
0
0
0
兼2
-
0
0
4
-
0
0
0
0
0
兼2
合計(2科目)
学位又は称号
卒
業
学士(グローバルスタディーズ)
要
件
及
び
履
修
学位又は学科の分野
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上(必修16単位を含む)、且つTOEIC730以上、
TOEFL(550-PBT, 80-iBT)以上、IELTS6.0以上のいずれかを取得し、教養教育科目か
ら4単位以上(必修4単位を含む)、学科基礎科目から14単位以上(必修14単位
を含む)、学科専攻科目から44単位以上(必修12単位を含む)、留学として認
定する科目群から22単位以上を修得し、合計124単位以上を修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
- 28 -
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【瀬田学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
諸
課
程
科
目
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
2
○
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
博物館情報・メディア論
2後
小計(1科目)
-
0
0
2
-
0
0
0
0
0
兼1
-
-
0
0
2
-
0
0
0
0
0
兼1
-
合計(1科目)
学位又は称号
卒
業
学士(国際文化学)
要
件
及
び
履
兼1
学位又は学科の分野
修
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上、教養教育科目から18単位以上(必修4単位を含
む)、学科基礎科目から16単位以上(必修4単位を含む)、学科専攻科目から46単位以
上、国際文化実践プログラムから4単位以上(必修2単位を含む)を修得し、合計124単
位以上修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
- 29 -
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
【瀬田学舎】
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
単位数
科目
区分
諸
課
程
科
目
配当
年次
授業科目の名称
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
2
○
実
験
・
実
習
専任教員等の配置
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
博物館情報・メディア論
2後
小計(1科目)
-
0
0
2
-
0
0
0
0
0
兼1
-
0
0
2
-
0
0
0
0
0
兼1
合計(1科目)
学位又は称号
卒
業
学士(グローバルスタディーズ)
要
件
及
び
履
修
兼1
学位又は学科の分野
方
文学関係
法
学科外国語科目から20単位以上(必修16単位を含む)、且つTOEIC730以上、
TOEFL(550-PBT, 80-iBT)以上、IELTS6.0以上のいずれかを取得し、教養教育科目から4
単位以上(必修4単位を含む)、学科基礎科目から14単位以上(必修14単位を含む)、
学科専攻科目から44単位以上(必修12単位を含む)、留学として認定する科目群から
22単位以上を修得し、合計124単位以上を修得すること。
(履修科目登録上限:44単位(年間))
- 30 -
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
別記様式第2号(その2の1)
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
仏教の思想A
1前
2
○
2
兼4
仏教の思想B
1後
2
○
2
兼4
スポーツ技術学A
1前
1
○
兼3
スポーツ技術学B
1後
1
○
兼3
文学入門
1前・後
2
○
兼3
哲学入門
1前・後
2
○
兼1
心理学入門
1前・後
2
○
兼2
教育原論A
1前
2
○
兼2
教育原論B
1後
2
○
兼2
発達と教育A
2前
2
○
兼1
発達と教育B
2後
2
○
兼1
倫理学入門
1前・後
2
○
兼1
言語学入門
1前
2
○
論理学入門
1前・後
2
○
兼1
法学入門
1前・後
2
○
兼1
日本国憲法
1前・後
2
○
兼1
政治学入門
1前・後
2
○
兼1
基
2
礎
科
目
教
養
統計入門
1前・後
2
○
兼2
教
社会学入門
1前・後
2
○
兼1
育
社会思想史入門
2前・後
2
○
兼2
生活の中の数学
1前
2
○
兼2
生活の中の物理
1後
2
○
兼1
生活の中の化学
1後
2
○
兼1
生命と科学
2前
2
○
兼1
1前・後
2
○
兼2
生活の中の生物学
1前
2
○
兼1
小計(26科目)
-
科
目
生活の中の統計技術
4
46
0
-
4
0
0
0
0
オムニバス
-
兼32
情報社会とメディア
1前・後
2
○
兼2
現代社会とマス・メディア
2前・後
2
○
兼2
情報と人間
1後
2
○
兼1
スポーツ文化論
2前
2
○
兼1
情報倫理
2前
2
○
兼2
現代社会と福祉
1前
2
○
兼1
メディアにみる福祉
1後
2
○
兼2
世界の福祉
2前
2
○
兼1
国際社会と日本A
2後
2
○
兼1
国際社会と日本B
2前
2
○
兼1
国際社会と日本C
2前
2
○
兼1
オムニバス
総
合
科
目
- 31 -
オムニバス
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
教
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
日本の文化
1前・後
2
○
1
アジアの文化
2前・後
2
○
1
欧米の文化
2前・後
2
○
1
科学技術史
1前・後
2
○
兼2
現代の技術
1後
2
○
兼2
環境と倫理
2前
2
○
兼1
環境と人間A
2前・後
2
○
兼2
環境と人間B
2前・後
2
○
自然観察法
2前
2
○
兼2
人権論A
1前
2
○
兼5
人権論B
1後
2
○
兼5
平和学入門
1前・後
2
○
ジェンダー論
1前・後
2
○
兼2
1前・後
2
○
兼2
兼2
1
兼2
1
オムニバス
兼1
1
オムニバス
兼1
養
総 生命と共生
教
合 人間と社会と法
2前
2
○
兼1
育
科 生活の中の宗教
1前
2
○
兼1
目 現代社会と宗教
1後
2
○
兼1
現代社会とスポーツ
2後
2
○
兼1
健康とスポーツ
1後
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅰ
2前
2
○
兼1
歎異抄の思想Ⅱ
2後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義A
1前
2
○
教養教育科目特別講義B
1前・後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義C
1前
2
○
兼1
教養教育科目特別講義D
1前・後
2
○
兼3
教養教育科目特別講義E
1前
2
○
兼1
教養教育科目特別講義F
1前・後
2
○
兼1
教養教育科目特別講義G
1後
2
○
兼1
放送大学科目
1後
4
○
小計(40科目)
-
科
目
0
82
0
- 32 -
1
兼10
オムニバス
オムニバス
詳細は履修要項に規定
-
5
1
1
0
0
兼59
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
学
部
外
国
語
科
目
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
英語Ⅰ<OC>
1前
1
○
1
1
兼7
英語Ⅰ<R>
1前
1
○
1
1
兼7
英語Ⅰ<W>
1前
1
○
1
1
兼9
英語Ⅱ<OC>
1後
1
○
1
1
兼7
英語Ⅱ<R>
1後
1
○
1
1
兼7
英語Ⅱ<W>
1後
1
○
1
1
兼9
英語Ⅲ<OC>
2前
1
○
1
英語Ⅲ<R>
2前
1
○
英語Ⅲ<W>
2前
1
○
2
兼8
英語Ⅳ<OC>
2後
1
○
1
兼9
英語Ⅳ<R>
2後
1
○
英語Ⅳ<W>
2後
1
○
2
英語セミナーA
1前
2
○
2
1
英語セミナーB
1前
2
○
英語セミナーC
1後
2
○
2
1
英語セミナーD
1後
2
○
英語セミナーE
2前
2
○
英語セミナーF
2前
2
○
英語セミナーG
2後
2
○
1
英語セミナーH
3前
2
○
1
英語セミナーI
3後
2
○
英語セミナーJ
4前
2
○
フランス語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅱ
1後
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅲ
2前
3
○
兼6
オムニバス
フランス語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
フランス事情A
1前
2
○
兼1
フランス事情B
1前
2
○
兼1
フランス事情C
1後
2
○
兼1
フランス事情D
1後
2
○
中国語Ⅰ
1前
3
○
1
兼6
オムニバス
中国語Ⅱ
1後
3
○
1
兼6
オムニバス
中国語Ⅲ
2前
3
○
1
兼5
オムニバス
中国語Ⅳ
2後
3
○
1
兼5
オムニバス
中国事情A
1前
2
○
兼1
中国事情B
1前
2
○
兼1
中国事情C
1後
2
○
兼1
中国事情D
1後
2
○
兼1
コリア語Ⅰ
1前
3
○
兼4
オムニバス
コリア語Ⅱ
1後
3
○
兼4
オムニバス
コリア語Ⅲ
2前
3
○
兼4
オムニバス
コリア語Ⅳ
2後
3
○
兼4
オムニバス
コリア事情A
1前
2
○
兼1
コリア事情B
1前
2
○
コリア事情C
1後
2
○
コリア事情D
1後
2
○
日本語Ⅰ
1前
3
○
兼6
オムニバス
日本語Ⅱ
1後
3
○
兼4
オムニバス
日本語Ⅲ
2前
3
○
兼5
オムニバス
日本語Ⅳ
2後
3
○
兼6
オムニバス
日本語セミナーA
2前
2
○
兼2
日本語セミナーB
2前
2
○
兼2
日本語セミナーC
2後
2
○
兼2
日本語セミナーD
2後
2
○
兼2
日本語セミナーE
3前
2
○
兼1
日本語セミナーF
3前
2
○
兼1
日本語セミナーG
3前
2
○
兼1
日本語セミナーH
3前
2
○
兼1
日本語セミナーI
3後
2
○
兼1
日本語セミナーJ
3後
2
○
兼1
日本語セミナーK
3後
2
○
兼1
日本語セミナーL
3後
2
○
小計(62科目)
-
0
128
0
- 33 -
兼10
兼9
兼9
兼8
兼8
兼12
兼8
兼12
兼1
1
1
1
兼1
1
兼1
1
1
兼1
-
8
2
0
0
0
兼49
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
講
助
助
授
准
教
授
師
教
手
備考
基礎演習A
1前
2
○
16
3
3
基礎演習B
1後
2
○
5
2
2
調査分析の基礎A
1前
2
○
1
1
兼4
調査分析の基礎B
1後
2
○
1
1
兼4
フィールドワーク入門
1後
2
○
民俗学入門
1前
2
○
兼5
環境論入門
1前
2
○
兼1
物語と文学
1後
2
○
経済学入門
1後
2
○
国際政治学入門
1後
2
○
歴史学入門
1後
2
○
アジアの芸術A
1後
2
○
アジアの芸術B
1前
2
○
比較演劇論
1前
2
○
比較文化入門
1後
2
○
地域文化研究入門A
1前
2
○
自然人類学
1前
2
○
平和と開発
1後
2
○
3
社会心理学
1後
2
○
1
現代ジャーナリズム論
1後
2
○
キャリアガイダンス
1前
2
○
兼4
ドイツ語Ⅰ
2前
1
○
兼1
ドイツ語Ⅱ
2後
1
○
兼1
スペイン語Ⅰ
2前
1
○
兼1
スペイン語Ⅱ
2後
1
○
兼1
ロシア語Ⅰ
2前
1
○
兼1
ロシア語Ⅱ
2後
1
○
兼1
特別講座
1前
12
○
詳細は履修要項に規定
海外研修
1前
8
○
詳細は履修要項に規定
外国語研修
1前
8
○
詳細は履修要項に規定
特別海外研修
1前
18
○
バークレー語学
1前
12
○
兼1
詳細は履修要項に規定
バークレー講義
1前
6
○
兼1
詳細は履修要項に規定
バークレーボランティア
1前
6
○
兼1
詳細は履修要項に規定
小計(34科目)
-
PEC英語講義A
2前
2
○
1
PEC英語講義B
2後
2
○
1
クリティカル・リーディングA
2前
2
○
クリティカル・リーディングB
2後
2
○
クリティカル・ライティングA
2前
2
○
1
兼1
クリティカル・ライティングB
2後
2
○
1
兼1
学
英語外書講読A
3前
2
○
1
兼1
部
英語外書講読B
3後
2
○
1
兼1
2前・後
2
○
2
上級英語A
3前
2
○
1
兼1
上級英語B
3後
2
○
1
兼1
科
フランス語セミナーA
2前
2
○
目
フランス語セミナーB
2前
2
○
フランス語セミナーC
2後
2
○
フランス語セミナーD
2後
2
○
1
フランス語セミナーE
3前
2
○
1
フランス語セミナーF
3前
2
○
フランス語セミナーG
3後
2
○
フランス語セミナーH
3後
2
○
学
部
基
礎
科
目
専
攻
ディスカッション・ディベート
8
110
0
1
兼1
1
兼1
1
1
1
1
兼1
3
オムニバス
1
1
オムニバス
1
詳細は履修要項に規定
-
- 34 -
オムニバス
18
4
4
0
0
兼20
兼2
兼2
兼1
1
兼1
兼1
1
兼1
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
部
専
攻
科
目
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
中国語セミナーA
2前
2
○
兼1
中国語セミナーB
2前
2
○
兼1
中国語セミナーC
2後
2
○
兼1
中国語セミナーD
2後
2
○
兼1
中国語セミナーE
3前
2
○
兼2
中国語セミナーF
3前
2
○
兼1
中国語セミナーG
3後
2
○
中国語セミナーH
3後
2
○
1
コリア語セミナーA
2前
2
○
1
コリア語セミナーB
2前
2
○
コリア語セミナーC
2後
2
○
コリア語セミナーD
2後
2
○
コリア語セミナーE
3前
2
○
コリア語セミナーF
3前
2
○
コリア語セミナーG
3後
2
○
コリア語セミナーH
3後
2
○
日本語論文表現(初級)
1後
2
○
1
日本語論文表現(上級)
1後
2
○
1
数量的方法入門
2後
2
○
社会調査法
2前
2
○
1
1
兼2
兼1
兼1
1
兼1
1
兼1
1
兼1
1
2前・後
2
○
欧米の演劇
2後
2
○
欧米の経済A
2前
2
○
欧米の経済B
2前
2
○
欧米の歴史
2前
2
○
欧米文化論
2後
2
○
1
アジアの生活
2前
2
○
1
東アジアの文化と生活A
2前
2
○
1
東アジアの文化と生活B
3後
2
○
1
イスラーム世界の社会A
2前
2
○
1
イスラーム世界の社会B
3後
2
○
1
イスラーム世界の文化A
2前
2
○
1
イスラーム世界の文化B
2後
2
○
1
中央アジアの文化
2前
2
○
アジアの仏教文化
2後
2
○
芸術・メディアの研究方法
2前
2
○
音楽芸術論
2前
2
○
兼1
アジアの現代政治
2前
2
○
兼1
アジアの政治文化A
3前
2
○
兼1
アジアの政治文化B
3後
2
○
アジアの経済
2後
2
○
日本の民俗
3後
2
○
兼1
日本の思想
2前
2
○
兼1
日本の宗教と文化
2前
2
○
兼1
アジアの宗教
2後
2
○
情報文化論
3前
2
○
文化人類学入門
2前
2
○
カルチュラル・スタディーズ
2前
2
○
大衆文化論A
2前
2
○
1
大衆文化論B
2後
2
○
1
大衆文化論C
2後
2
○
大衆文化論D
2後
2
○
比較文化論
2後
2
○
比較宗教思想
学
配当
年次
授業形態
- 35 -
兼1
兼1
1
兼1
1
兼1
兼1
3
2
1
オムニバス
兼1
1
兼1
1
1
1
兼1
1
1
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
学
部
専
攻
科
目
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
映像文化論A
2前
2
○
映像文化論B
2後
2
○
映像文化論C
2後
2
○
異文化交流論
2後
2
○
メディアの思想
2後
2
○
マスメディア論
2後
2
○
伝統芸能論
2前
2
○
伝統文化論
2後
2
○
文章表現法
2後
2
○
表象文化論
2後
2
○
芸術表現法A
2前
2
○
芸術表現法B
2前
2
○
芸術表現法C
2前
2
○
アートマネジメント
2後
2
○
メディアと文明
2後
2
○
国際コミュニケーション論
2後
2
○
教育の文化
2後
2
○
1
社会人類学
2後
2
○
1
地域文化研究入門B
2後
2
○
1
オセアニアの政治と社会A
2後
2
○
1
オセアニアの政治と社会B
2前
2
○
ユーラシアの歴史と文化A
3前
2
○
ユーラシアの歴史と文化B
3後
2
○
観光経営論
2後
2
○
観光行動論
2前
2
○
観光文化論
3前
2
○
アジアの言葉A
2前
2
○
アジアの言葉B
2後
2
○
アジアの言葉C
3後
2
○
アジアの言葉D
2前
2
○
日本の歴史
2前
2
○
日本の文学
2前
2
○
日本と国際社会A
2前
2
○
日本と国際社会B
2後
2
○
日本の経済A
3前
2
○
兼1
日本の経済B
3後
2
○
兼1
日本の教育
2前
2
○
異文化教育
2後
2
○
1
比較文学論
2後
2
○
1
環境保全論
2前
2
○
地球資源論
2後
2
○
環境と人間の共生A
2後
2
○
環境と人間の共生B
3前
2
○
1
環境と人間の共生C
3後
2
○
1
環境と人間の共生D
2前
2
○
3
政治思想
2後
2
○
1
生活と文化A
2前
2
○
1
生活と文化B
2前
2
○
1
生活と文化C
2後
2
○
地球市民教育
2前
2
○
フィールド実習A
2前
2
○
フィールド実習B
2後
2
○
フィールド実習C
2前
2
○
フィールド実習D
2後
2
○
フィールド実習E
2前
2
○
- 36 -
1
兼1
兼1
1
1
1
1
兼1
兼1
1
兼1
兼1
2
兼3
集中/オムニバス
兼1
1
兼1
兼1
1
オムニバス
オムニバス
兼1
1
兼1
兼8
オムニバス
1
兼1
1
兼1
兼1
1
兼1
兼1
1
1
兼1
1
兼1
1
2
オムニバス
兼1
1
1
1
平成26年度休講
1
集中
平成26年度休講
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
学
部
専
攻
科
目
授業科目の名称
配当
年次
授業形態
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
NGO/NPO論
2前
2
○
産業と技術文明
2後
2
○
宗教と科学
3後
2
○
経済政策論
2後
2
○
国際関係事情A
2前
2
○
国際関係事情B
2前
2
○
1
国際関係事情C
2後
2
○
1
宗教と世界
2前
2
○
文化と進化
2後
2
○
国際協力論A
2前
2
○
1
国際協力論B
2後
2
○
1
国際開発論A
2後
2
○
1
国際開発論B
2前
2
○
1
国際経済論
2前
2
○
1
移民論
2前
2
○
1
日本語史
2前
2
○
日本語教授法
2前
2
○
日本語教育実践研究
2後
2
○
対照研究と誤用例研究
2後
2
○
1
会話分析入門A
2前
2
○
1
会話分析入門B
2後
2
○
1
教材分析開発論
3後
2
○
1
外国語能力測定評価論
3前
2
○
1
言語習得論
2前・後
2
○
比較言語学
3前
2
○
1
英語教育特殊研究
4前
2
○
1
英米文学概論
3前
2
○
1
異文化間コミュニケーション論
2前
2
○
1
現代社会と経営
2前
2
○
平成26年度休講
特殊講義A
2前
2
○
平成26年度休講
特殊講義B
2前
2
○
平成26年度休講
特殊講義C
2前
2
○
平成26年度休講
特殊講義D
2後
2
○
平成26年度休講
特殊講義E
2後
2
○
平成26年度休講
特殊講義F
2後
2
○
特殊・実践ペルシア語
2後
2
○
特殊・現代社会とキャリアA
2前
2
○
1
特殊・現代社会とキャリアB
2後
2
○
1
特殊・演劇をつくろう
2後
2
○
兼1
キャリアプランニング
2前
2
○
兼2
留学体験に基づくキャリアディベロップメント
2前・後
2
○
SNSを活用した異文化交流実践
2前・後
2
○
放送大学科目
1後
4
○
演習Ⅰ
3前
2
○
18
5
1
演習Ⅱ
3後
2
○
18
5
2
演習Ⅲ
4前
2
○
19
5
1
演習Ⅳ
4後
2
○
19
5
2
卒業論文
4通
6
○
19
5
2
卒業研究A
4後
3
○
1
卒業研究B
4前
3
○
卒業研究C
4前
3
○
卒業研究D
4後
3
○
4
小計(179科目)
-
-
24
0
368
0
- 37 -
1
兼1
兼1
1
兼1
兼1
1
兼1
1
兼1
兼1
平成26年度休講
1
集中
1
2
詳細は履修要項に規定
1
1
オムニバス
5
4
0
0
兼53
-
教
育
課
程
等
の
概
要
(国際文化学部 国際文化学科)
単位数
科目
区分
配当
年次
授業科目の名称
程
科
目
必
選
自
講
演
修
択
由
義
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
助
助
師
教
手
備考
博物館概論
1前
2
○
博物館資料論
1後
2
○
博物館経営論
2前
2
○
博物館情報・メディア論
2後
2
○
博物館資料保存論
2後
2
○
博物館展示論
2後
2
○
兼1
博物館教育論
1前
2
○
兼1
生涯学習概論
1前
2
○
博物館実習
3通
3
真宗学概論
2通
4
○
兼1
仏教学概論
2通
4
○
兼1
真宗史
1通
4
○
兼1
日本仏教史
1通
4
○
兼1
宗教学概論
2通
4
○
兼1
勤式
1通
4
○
兼3
オムニバス
宗門法規
1前
2
○
兼1
隔年
教化法
1通
4
○
兼2
オムニバス
教職論
2前
2
○
兼1
学校教育社会学
2後
2
○
兼1
教育課程論
2後
2
○
兼1
英語科教育法Ⅰ
3前
2
○
1
英語科教育法Ⅱ
3後
2
○
1
英語科教育研究A
2前
2
○
1
英語科教育研究B
2後
2
○
1
道徳教育指導法
3後
2
○
特別活動論
3前
2
○
教育の方法と技術
3前
2
○
生徒指導論(進路指導を含む)
2後
2
○
学校カウンセリング論
3前
2
○
教育実習指導Ⅰ
4前
1
○
教育実習指導ⅡA
4通
4
教育実習指導ⅡB
4通
2
教職実践演習(中・高)
4後
2
人権教育論
2前
2
介護等体験
2通
1
小計(35科目)
-
0
0
85
-
4
1
0
0
0
兼26
-
12
734
85
-
25
5
4
0
0
兼219
諸
課
授業形態
合計(376科目)
学位又は称号
卒
業
学士(国際文化学)
要
件
及
び
履
兼1
1
方
兼1
1
兼2
3
1
兼3
オムニバス
兼1
1
兼1
1
兼1
1
兼2
○
1
兼2
○
1
兼2
1
兼2
○
○
兼1
○
1
兼2
-
文学関係、経済学関係、社会学・社会福祉学関係
法
- 38 -
オムニバス
兼1
○
必修外国語から20単位、学部基礎科目から16単位以上(必修8単位を含む)、教
養教育科目から18単位以上(必修4単位を含む)、学部専攻科目から46単位以上
(卒業論文・卒業研究から6単位を含む)修得し、合計124単位以上を修得する
こと。
(履修科目の登録の上限:44単位(年間))
オムニバス
兼1
学位又は学科の分野
修
兼2
授業期間等
1学年の学期区分
2 学期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
English Communication Ⅰ - 本科目は、高校英語を基礎とし、様々な場面で使われる基礎的な会話力を身につけることを目的とす
る。高校までの読んで理解することが中心の英語学習を、自分の意見や感情を表現するための英語を
Speaking
習得する技術に発展させる。会話用の教材は一見平易にみえるが、本科目においては、英語表現力
のもっとも基礎的な知識を学ぶ。自分の考えを簡単なことばで表現すること、さまざまな事象を説明する
ことに加えて、自己紹介、希望、依頼、質問、同情などの基本的な表現もあわせて学習する。
English Communication Ⅰ - 本科目は、高校英語を基礎とし、英作文力の基礎を固めることを目的とする。高校までの個々の文を正
確に書く英作文の練習だけではなく、一つのまとまりのあるパラグラフを書く訓練をする。本科目におい
Writing
ては、まずトピックセンテンスから書き始めて、これをどのようなパラグラフで展開して説明するかを学習
する。さらに、トピックセンテンスに対してどのようなパラグラフでこれを補助するかを考える。高校までに
学んだ基本的な文法事項も英作文をする作業とともに復習する。
English Communication Ⅰ - 本科目は、高校英語を基礎とし、読解力の基礎を固めることを目的とする。個々の文を和訳することか
らパラグラフ全体を見渡してその内容を理解するパラグラフリーディングの訓練と習慣を修得する。本
Reading
科目においては、教科書に加えて、単語レベルの制限されたgraded readersを使用することによっ
て多読の習慣を身に着ける。さらにインターネット上の新聞、雑誌などの記事を読み解く方法も解説す
る。高校までに学んだ読解に必要な基本的な文法事項もクラスで読解をする作業とともに復習する。
English Communication Ⅰ - 本科目は英語を討論の手段として使用すること、そして実践的に学ぶことを目的とする。本科目では、
担当教員が提示するさまざまな国際的な話題や問題について、学生同士で討論をし、その結果をプレ
Seminar A
ゼンテーションの形式で発表する。English CommunicationⅠのSpeaking、 Writing、 Reading
のクラスの内容も反映させて総合的な異文化理解と異文化との共存について英語で考え、自分の意見
を述べられるようになることを目指す。毎週与えられるトピックについて、クラスで提出する意見を準備す
ることが求められる。
English Communication Ⅰ - 本科目は、英語で書かれた文章の情報を的確に読み取る技術の習得、そして高校で学習した文法を
体系的に学習し直すことを目指す。本科目では、英語で書き、話す立場に立って文法を見つめ直すこ
Seminar B
とによって、「書くための文法」・「話すための文法」の力を身につける。このような英文法の能力は
TOEFLやTOEICのテストに臨む場合にも必要になる。このようなテストでは、学習者はある程度複雑な文
法構造の文も瞬時に理解できるようになることを求められるので、復習をよく繰り返し、その要求に応え
られる力を養う必要がある。
学
科
外
国
語
科
目
English Communication Ⅱ - 本科目は、English CommunicationⅠ- Speakingに引き続き、様々な場面で使われるより高度な
会話力を身につけることを目的とする。高校までの読んで理解することが中心の英語学習を、自分の意
Speaking
見や感情を表現するための英語を習得する技術に発展させる。会話用の教材は一見平易にみえる
が、本科目においては、英語表現力のもっとも基礎的な知識を学ぶ。自分の考えを簡単なことばで表
現すること、さまざまな事象を説明することに加えて、自己紹介、希望、依頼、質問、同情などの基本的
な表現もあわせて学習する。
English Communication Ⅱ - 本科目は、English CommunicationⅠ- Writingに引き続き、より高度な英作文力を身につけること
を目的とする。高校までの個々の文を正確に書く英作文の練習だけではなく、一つのまとまりのあるパ
Writing
ラグラフを書く訓練をする。本科目においては、まずトピックセンテンスから書き始めて、これをどのよう
なパラグラフで展開して説明するかを学習する。さらに、トピックセンテンスに対してどのようなパラグラフ
でこれを補助するかを考える。高校までに学んだ基本的な文法事項も英作文をする作業とともに復習
する。
English Communication Ⅱ - 本科目は、English CommunicationⅠ- Readingに引き続き、より高度な読解力を身につけることを
目的とする。個々の文を和訳することからパラグラフ全体を見渡してその内容を理解するパラグラフリー
Reading
ディングの訓練と習慣を修得する。本科目においては、教科書に加えて、単語レベルの制限された
graded readersを使用することによって多読の習慣を身に着ける。さらにインターネット上の新聞、雑
誌などの記事を読み解く方法も解説する。 高校までに学んだ読解に必要な基本的な文法事項もクラ
スで読解をする作業とともに復習する。
English Communication Ⅱ - 本科目は、より高度な教材を使い、英語を討論の手段として使用すること、そして実践的に学ぶことを
目的とする。本科目では、担当教員が提示するさまざまな国際的な話題や問題について、学生同士で
Seminar A
討論をし、その結果をプレゼンテーションの形式で発表する。English CommunicationⅠおよびⅡ
のSpeaking、 Writing、 Readingのクラスの内容も反映させて総合的な異文化理解と異文化との共
存について英語で考え、自分の意見を述べられるようになることを目指す。毎週与えられるトピックにつ
いて、クラスで提出する意見を準備することが求められる。
English Communication Ⅱ - 本科目は、より高度な教材を使い、英語で書かれた文章の情報を的確に読み取る技術の習得、そして
高校で学習した文法を体系的に学習し直すことを目指す。本科目では、英語で書き、話す立場に立っ
Seminar B
て文法を見つめ直すことによって、「書くための文法」・「話すための文法」の力を身につける。このような
英文法の能力はTOEFLやTOEICのテストに臨む場合にも必要になる。このようなテストでは、学習者は
ある程度複雑な文法構造の文も瞬時に理解できるようになることを求められるので、復習をよく繰り返
し、その要求に応えられる力を養う必要がある。
English Communication Ⅲ - 本科目は、English CommunicationⅡ- Speakingに引き続き、様々な場面で使われる応用的な会
話力、英語表現力のより高度な知識を学ぶ。会話をしながら、話の順序、時間や空間の共有意識、会
Speaking
話の場面や相手の立場などを意識して、自分の考えを整理して適切な仕方で説明することを学ぶ。こ
れに加えて、状況によって、丁寧さの度合、直接的・間接的な表現の区別などを考慮して、言葉を選択
することが重要であることを理解する。学習者はそれぞれの技術を根気よく、必要なときすぐに使えるよ
うに練習することが求められる。
English Communication Ⅲ - 本科目は、English CommunicationⅡ- Writingに引き続き、高度な英作文力を身につけることを目
的とする。本科目においては、パラグラフを連結して、より長い文章を構成することを考える。パラグラフ
Writing
からパラグラフへと、どのように論理を展開するかを学ぶ。時間的な順序、空間内の配列の合理的な描
写、論拠の説明などをパラグラフ単位で積み重ねる技法を会得する。高校までに学んだ基本的な英作
文に関連する文法事項も英作文をする作業とともに復習する。
-1-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
English Communication Ⅲ - 本科目は、English CommunicationⅡ- Readingに引き続き、高度な読解力を身につけることを目
Reading
的とする。本科目においては、教科書に加えて、より単語レベルの高いgraded readersを使用するこ
とによってより高度な内容の文章の多読を実行していく。インターネット上の新聞、雑誌などの記事を読
む作業も継続する。複雑な文章構造を持つ文も全体の文構造を明らかにすることによって正確に読み
取ることができる。その実力を練磨するために、高校までに学んだ読解に必要な基本的な文法事項も
あわせて復習する。
English Communication Ⅳ - 本科目は、English CommunicationⅢ- Speakingに引き続き、高度な会話力を身につけ、定着さ
せることを目的とする。会話をしながら、話の順序、時間や空間の共有意識、会話の場面や相手の立場
Speaking
などを意識して、自分の考えを整理して適切な仕方で説明することを学ぶ。これに加えて、状況によっ
て、丁寧さの度合、直接的・間接的な表現の区別などを考慮して、言葉を選択することが重要であるこ
とを理解する。学習者はそれぞれの技術を根気よく、必要なときすぐに使えるように練習することが求め
られる。
English Communication Ⅳ - 本科目は、English CommunicationⅢ- Writingに引き続き、高度な英作文力を身につけ、定着させ
ることを目的とする。本科目においては、パラグラフを連結して、より長い文章を構成することを考える。
Writing
パラグラフからパラグラフへと、どのように論理を展開するかを学ぶ。時間的な順序、空間内の配列の
合理的な描写、論拠の説明などをパラグラフ単位で積み重ねる技法を習得する。高校までに学んだ基
本的な英作文に関連する文法事項も英作文をする作業とともに復習する。
English Communication Ⅳ - 本科目は、English CommunicationⅢ- Readingに引き続き、高度な読解力を身につけ、定着させ
Reading
ることを目的とする。本科目においては、教科書に加えて、より単語レベルの高いgraded readersを
使用することによってより高度な内容の文章の多読を実行していく。インターネット上の新聞、雑誌など
の記事を読む作業も継続する。複雑な文章構造を持つ文も全体の文構造を明らかにすることによって
正確に読み取ることができる。その実力を練磨するために、高校までに学んだ読解に必要な基本的な
文法事項もあわせて復習する。
フランス語Ⅰ
国際的な外交言語および作業言語であるフランス語は、フランスを含めたユーロ圏、そしてアフリカ諸
国でも使用される重要な言語である。グローバリゼーションの時代において、母国語以外の言語で積
極的にコミュニケーションを行う姿勢が要求されていることは明らかであり、国際文化学科で身につけて
おくべきスキルの一つといえる。本科目はフランス語コミュニケーションの力を発展させるもので、フラン
ス語会話を日常生活の中で使えるような土台を形成する。本授業はネイティブスピーカーと日本人教
員のペアで、共通教材を使用してオムニバス方式授業で行い、より有益なフランス語能力を身につけ
ていく。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(158 コロンボン アラン、150 ルオー オリビエ、162 ファロン アントワーヌ/各15回)
フランス語で気軽にコミュニケーションがとれることを目指し、会話表現と初級文法を学ぶ。フランス語が
使われている国での基礎的コミュニケーションに積極的に参加できるような理解力と表現力を習得す
る。
学
科
外
国
語
科
目
(150 ルオー オリビエ/15回、151 ヴィヨー アレクサンドル/15回<×2クラス>)
日常生活を送るためのコミュニケ-ション能力を身につける。教科書にとりあげられた話題を通じてフラン
スの文化について解説し、多様な広がりを持つ授業としていく。
(119 宇野木 めぐみ/15回<×2クラス>、105 森部 卓/15回)
フランス語の基本的な文法を説明しながら発音の練習をし、日常会話の教材を通してコミュニケーショ
ン能力の基礎を育成する。
フランス語Ⅱ
「フランス語Ⅰ」に引き続き、週ごとに基礎的な文法・語法などを学び、その応用編として、旅行・日常生
活に使用可能な表現を増やしていく。また、練習プリントでの演習によって、授業中に書いたり話したり
する機会を増やしていく。会話表現を中心にして、基礎項目の土台の上に実践能力を高め、今後も長
くフランス語学習を続けていくための基盤をつくることを目的とする。本授業はネイティブスピーカーと日
本人教員のペアで、共通教材を使用してオムニバス方式授業で行い、より有益なフランス語能力を身
につけていく。
(オムニバス方式/全45回)
(158 コロンボン アラン、150 ルオー オリビエ、162 ファロン アントワーヌ/各15回)
「フランス語Ⅰ」と同じ指導方法だが、重点は文法に移る。フランス語が使われている国での基礎的なコ
ミュニケーションに積極的に参加できるような理解力と表現力の習得を目標とする。
(150 ルオー オリビエ/15回、151 ヴィヨー アレクサンドル/15回<×2クラス>)
日常生活を送るためのコミュニケーション能力を身につける。教科書にとりあげられた話題を通じてフラ
ンスの文化についても解説し、多様な広がりを持つ授業とする。また、留学の準備として豊かなオーラ
ルコミュニケーション力の獲得を目指す。
(119 宇野木 めぐみ/15回<×2クラス>、105 森部 卓/15回)
音声資料・DVD などを活用しながら、会話表現を中心に言語交流に不可欠な実践力を育成する。フラ
ンス語を継続学習していくための土台となる、文法などの基礎知識を養うことを目的とする。
-2-
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
フランス語Ⅲ
言語を学ぶには、言語の背景となっている文化や思考法、歴史などを知ることも大切である。本科目で
は、基本的な文法知識を確立しながら、それを利用して使える表現を増やしていく。本授業はネイティ
ブスピーカーと日本人教員のペアで、共通教材を使用してオムニバス方式授業で行い、より有益なフラ
ンス語能力を身につけていく。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(158 コロンボン アラン、150 ルオー オリビエ、162 ファロン アントワーヌ/各15回)
毎回、簡単な会話からなる例を題材に、「フランス語Ⅰ」と「フランス語Ⅱ」に続き、文法の基礎全体を習
得する。また、長期または短期留学の準備に役立つオーラルコミュニケーションの方法も指導する。
(158 コロンボン アラン、162 ファロン アントワーヌ、151 ヴィヨー アレクサンドル/各15回)
日常生活における一般的な会話能力の習得を目的とする。会話例の解説、発音の反復練習、文法事
項の説明、練習問題、フランス語での書き取り(ディクテ)などに取り組むが、各回の習得目標を無理な
く達成できるように工夫する。
(119 宇野木 めぐみ/15回、105 森部 卓/15回<×2クラス>)
前年度に得た知識をもとに、フランス語の総合的な能力をさらに向上させる。受講者が資格試験や留
学にも積極的に取り組めるように配慮する。
フランス語Ⅳ
「フランス語Ⅲ」に続き、会話を中心に、読み・書き・文法を含めたフランス語の総合的な能力をさらに向
上させる。また、文学、シャンソン、映画、美術などの文化や、フランス社会の現状なども紹介し、フラン
スへの興味をかき立てていく。ネイティブスピーカーと日本人教員のペアで、共通教材を使用したオム
ニバス方式授業で行い、より有益なフランス語能力を身につけていく。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(158 コロンボン アラン、150 ルオー オリビエ、162 ファロン アントワーヌ/各15回)
フランス語文法および発音の基礎を復習しながら、具体的な欲求を満足させるため、日常的表現と基
本的な言い回しを理解し、用いることができるようにする。また、フランスおよびフランス語圏文化の多様
性を紹介し受講者の視野を広げる。
(158 コロンボン アラン、162 ファロン アントワーヌ、151 ヴィヨー アレクサンドル/各15回)
実践的なフランス語能力の向上を目的に、一般的・日常的な内容に関して学び、よく使われる表現が
理解できるようにする。
(119 宇野木 めぐみ/15回、105 森部 卓/15回<×2クラス>)
フランス語の実力を総合的に伸ばすことを目的に、自主性を養い、自立した学習者になるための観察
力、適応力を身に付けていくことを目指す。
学
科
外
国
語
科
目
中国語Ⅰ
本科目は、初めて中国語を学ぶ者を対象に、中国語を基礎から学ぶ科目である。発音練習を中心に
初級文法と会話表現を学び、簡単なコミュニケーションがとれるようになることを目指す。また、映像など
を通して中国の文化や風習、現代中国の事情等を紹介し、中国語の歌や中華料理の作り方なども扱
い、楽しく中国語を勉強できるようにしていく。
オムニバス方式
(オムニバス式/全45回)
(7 劉 虹、172 史 彤春、137 韓 正愛/各15回)
中国語の声母、韵母、声調で音節を構成する方法を主として学び、中国語の発音記号であるピンイン
表記の方法を学ぶ。発音練習のほかには、基本的な文構造、そして簡単な日常会話も習得する。
(18 史 彤嵐、118 張 健同、123 張 黎/各15回)
日本人にとって最も難しいとされている、中国語の発音を身につけることを目的とする。音声教材(カ
セットテープやCDなど)を聴き、復唱することによって、音声から中国語を学習し、自然できれいな中国
語を身につけていくように指導する。
(153 馮 艶、114 李 愛華、167 王 亜新/各15回)
中国語の運用能力を総合的に養成することを目的に、文法知識を習得しながら、単語や表現、常用語
句を学び、簡単な会話や作文ができるように授業を進める。
中国語Ⅱ
本科目は中国語Ⅰとリンクしており、引き続き初級の中国語能力を身につけることを目標とする。発音
やイントネーションを矯正しながら、文法や会話表現などを学び、日常的なコミュニケーションがとれるよ
うにしていく。また、適宜映像資料を通じて中国の事情等を紹介し、中国文化への理解ができるよう授
業を展開していく。
(オムニバス式/全45回)
(7 劉 虹、172 史 彤春、137 韓 正愛/各15回)
発音や声調、イントネーションを矯正し、発音表記(ピンイン)を見てきれいに発音できることを目指す。
音声教材(カセットテープやCDなど)を復唱し、朗読などの練習によって、音声から中国語を学習し、
自然できれいな中国語を身につけていくように指導する。
(18 史 彤嵐、118 張 健同、123 張 黎/各15回)
発音の次に日本人にとって難しいとされる中国語の会話力を養成することを目的にする。文法知識を
身につけ、常用語句や会話表現を学び、日常的なコミュニケーションがとれるように授業を展開してい
く。
(153 馮 艶、114 李 愛華、167 王 亜新/各15回)
聞く、話す、読む、書くという中国語の運用能力を総合的に養成することを目的に、語彙量を増やしな
がら、文法知識を身につけ、各種応用練習をすることによって、中国語能力を全般的に向上させてい
く。また、適宜映像資料を通じて中国の事情等を紹介し、中国文化への理解ができるように心がける。
-3-
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
中国語Ⅲ
本科目は、初級~中級の中国語能力を身につけ、日常生活におけるコミュニケーション能力を中心
に、聞く、話す、読む、書くなど総合的な中国語運用能力の向上を目標とする。また、中国社会や生活
習慣及び現代事情を適宜紹介し、中国文化への理解を深めるように心がける。
オムニバス方式
(オムニバス式/全45回)
(7 劉 虹、167 王 亜新、137 韓 正愛/各15回)
日常生活におけるコミュニケーション能力の養成を目的とする。あるひとつの場面や話題について、会
話をしたり、短い文章を作ったりすることができるように、語彙や文法知識の学習だけでなく、その場面
にふさわしい語調や強勢、単語や表現型、常用語句の使い分けなども指導する。
(172 史 彤春、118 張 健同、123 張 黎/各15回)
リスニングの力を伸ばし、音声から自然な中国語を身につけることを目的に、音声教材(カセットテープ
やCDなど)を聞き、復唱し、通訳することによって、自然できれいな中国語を身につけ、リスニング力を
伸ばしていく。
(91 西村 秀人、153 馮 艶、114 李 愛華/各15回)
聞く、話す、読む、書くなど中国語の運用能力を総合的に養成し、コミュニケーション能力と文化理解能
力の向上を目的とする。語彙量を増やしながら、文法知識を身につけ、各種応用練習を行っていく。ま
た、教科書にとりあげられた話題について適切に解説して文化理解を深めるように授業を展開してい
く。
中国語Ⅳ
本科目は「中国語Ⅲ」とリンクしており、引き続き日常生活におけるコミュニケーション能力の向上と、中
国語の総合的な運用能力の向上を目的とする。また、教科書にとりあげられた話題について解説し、文
化理解を深めるような授業を展開していく。
オムニバス方式
(オムニバス式/全45回)
(7 劉 虹、167 王 亜新、137 韓 正愛/各15回)
コミュニケーション能力の向上を目的とする。ある一つの場面や話題について、会話をしたり、短い文章
を作ったりすることができるように、語彙や文法知識の学習だけでなく、その場面にふさわしい語調や強
勢、単語や表現型、常用語句の使い分けなども指導する。
(172 史 彤春、118 張 健同、123 張 黎/各15回)
音声から自然な中国語を身につけ、リスニングの力を伸ばし、通訳の力を養成することを目的にする。
音声教材(カセットテープやCDなど)を聴き、復唱し、通訳練習をすることによって、リスニングの力と通
訳の力を伸ばしていく。
学
科
外
国
語
科
目
(91 西村 秀人、153 馮 艶、114 李 愛華/各15回)
聞く、話す、読む、書くなど中国語の運用能力を総合的に養成し、コミュニケーション能力と文化理解能
力の向上を目的とする。文法項目を確認しながら、単語や表現、常用語句を増やし、各種の運用練習
を行っていく。また、教科書にとりあげられた話題について解説し、文化理解を深めるように授業を展開
していく。
コリア語Ⅰ
人間と言語、 文化と言語について基本的な知識と洞察力を理解する。コリア語の発生と歴史を韓半島
の文化と関連させて理解する。コリア語の基本としてハングルの母音と子音の名前を覚え、文字を読め
るようにする。 また、簡単なハングル単語を覚え、活用形を含め2単語以上の文章を読めるようにする。
そして日常生活でよく使うあいさつや慣用表現を練習し、聞き取り能力を育てる。言語学習で重要なこ
とは母国語の知識であることから、母国語である日本語の文法を基礎にしてコリア語の文法能力を把握
する力を培う。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(11 朴 炫国/15回)
簡単な文章を中心に、基礎文法を理解して日常生活で使う基礎会話を理解する。 状況や環境に応じ
て使われる語彙と文章を聞き、話し、使いこなす能力を培う。また、コリア語の文章を繰り返し読み、発
音して、熟達を目指す。
(112 申 禮淑/15回)
PCを活用してコリア語の文章を書き、読み、発音する能力を培う。コリア語文字のPCキーボードの配列
を理解し、右手で母音、左手で子音を効率的にタイピングする能力を培う。また、インタ-ネットを活用
した検索や、コリア語タイピングを活用して作文する能力も培う。
(161 張 英花/15回)
コリア語文法や単語の知識を活用し、コリア語の表現能力を培う。コリア語の発音規則や文法形態を中
心に、多樣な問題を活用して繰り返しコリア語の文章に接し、多樣に活用できるようにする。
コリア語Ⅱ
コリア語の読み取り能力を土台にして、日常生活の中で使う基本的な表現(食堂で食べ物を注文する、
タクシーで目的地へ行くなど)を理解して活用できるようにする。また、日常生活でよく使われる基本的
な表現を練習し、聞き取り能力を育てる。言語学習で重要なことは母国語の知識であることから、「コリ
ア語Ⅰ」同様、母国語である日本語の文法を基礎にしてコリア語の文法能力を把握する力を培う。
(オムニバス方式/全45回)
(11 朴 炫国/15回)
「コリア語Ⅰ」に引き続き、簡単な文章を中心に基礎文法を理解して日常生活で使う基礎会話を理解す
る。状況や環境に応じて使われる語彙と文章を聞き、話し、使いこなす能力を培う。また、コリア語の文
章を繰り返し読み、発音することでさらなる熟達を目指す。
(112 申 禮淑/15回)
「コリア語Ⅰ」に引き続き、PCを活用してコリア語の文章を書き、読み、発音する能力を培う。コリア語文
字のPCキーボードの配列を理解し、右手で母音、左手で子音を効率的にタイピングする能力を培う。
また、インタ-ネットを活用した検索や、コリア語タイピングを活用して作文する能力も培う。
(161 張 英花/15回)
「コリア語Ⅰ」に引き続き、コリア語文法や単語の知識を活用し、コリア語の表現能力を培う。コリア語の
発音規則や文法形態を中心に、多樣な問題を活用して繰り返しコリア語の文章に接し、多樣に活用で
きるようにする。
-4-
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
コリア語Ⅲ
(概要)コリア語の文章表現能力を育て、コリア語の文章を読み、意味を把握できるようにする。 日本語
とコリア語の文法を比べて差異と類似点を理解する能力を育てる。またより高度な表現を練習し、聞き
取り能力を育てる。言語学習で重要なことは母国語の知識であることから、「コリア語Ⅱ」同様、母国語
である日本語の文法を基礎にしてコリア語の文法能力を把握する力を培う。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(95 岡山 善一郎/15回)
より難易度の高い文章を中心に、文法を理解して日常生活で使われる比較的込み入った会話を理解
できるようにする。 状況や環境に応じて使われる語彙と文章を聞き、話し、使いこなす能力を培う。ま
た、コリア語の文章を繰り返し読み、発音することでさらなる熟達を目指す。
(112 申 禮淑/15回)
より速く、正確にPCを活用してコリア語の文章を書き、読み、発音する能力を伸ばす。コリア語文字の
PCキーボードの配列を理解し、右手で母音、左手で子音を効率的かつ正確にタイピングする能力を培
う。また、インタ-ネットを活用した検索や、コリア語タイピングを活用して作文する能力も引き続き培う。
(183 北島 由紀子/15回)
より難易度の高い表現を使ってコリア語の作文を繰り返し練習し、高度な文章を理解し、作成することが
できる能力を培う。コリア語と日本語を比べ、間違いやすい部分を引き続き集中的に練習していく。特
に助詞の使用、日本語と文法成分が違う品詞を把握して正しく使う能力を培う。
コリア語Ⅳ
コリア語を積極的に表現して、話すことができる能力を育てる。また、日本人がよく間違える表現を修正
していくことで、コリア語の作文能力を向上させる。また、難易度の高い表現を練習し、聞き取り能力を
育てる。言語学習で重要なことは母国語の知識であることから、「コリア語Ⅲ」同様、母国語である日本
語の文法を基礎にしてコリア語の文法能力を把握する力を培う。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(95 岡山 善一郎/15回)
高度な文章を中心に、より複雑な文法を理解して日常生活で使う口語表現を理解する。 状況や環境
に応じて使われる語彙と文章を使い分ける高度な能力を培う。また、高度なコリア語の文章を繰り返し
読み、発音することで熟達を目指す。
(112 申 禮淑/15回)
PCを活用してコリア語の文章を書き、読み、発音する能力を完成させていく。日本語あるいは英語同
様の速度と正確さでコリア語文字のPCキーボードを使いこなせるようにする。また、インタ-ネットを活
用した検索や、コリア語タイピングを引き続き活用し、高度な作文能力も培う。
学
科
外
国
語
科
目
(183 北島 由紀子/15回)
難易度の高い表現を駆使してコリア語の作文を繰り返し練習し、より高度な文章を理解し、作成すること
ができる能力を培う。コリア語と日本語を比べ、引き続き間違いやすい部分を集中的に練習していく。
特に助詞の使用、日本語と文法成分が違う品詞を把握して正しく使う能力を培う。
日本語Ⅰ
本科目は、大学レベルでの日本語の基礎的な事項の整理と復習をしながら、着実に理解を深めていく
ものである。なお、本科目は留学生対象科目である。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、140 藤原 健/各15回)
日本語能力全体の均衡を鑑みながら、テキストに基づき、大学での授業や学生生活に対応できる力を
養成すべく運営する。
(192 鈴木 美和子、140 藤原 健、89 山口 育子/各15回)
文法力・語彙力・読解力・書記能力の基礎固めを目的とした特化クラスである。
(192 鈴木 美和子、185 村上 由貴、89 山口 育子/各15回)
音声や聴解・聴読解の指導を行う。また、ロールプレイなどを用いた会話練習も行う。併せて発音矯正
等にも重心を置く特化クラスである。
日本語Ⅱ
本科目は「日本語Ⅰ」で学んだ全般的な知識や技能を十分かつ効果的に生かしながら、着実に理解を
深め発展させていくものである。なお、本科目は留学生対象科目である。
(オムニバス方式/全45回)
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、192 鈴木 美和子/各15回)
「日本語Ⅰ」で学んだ知識・教養・技能を基にしながら、全体の均衡を鑑みつつ、テキストに基いて、発
展させ運用できる力を養成すべく運営する。
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、192 鈴木 美和子/各15回)
文法力・語彙力・読解力・書記能力等の養成と向上を目的とした特化型のクラスである。
(174 真仁田 栄治、192 鈴木 美和子、140 藤原 健/各15回)
聴解力・聴読解力の養成と向上を、アクセントやイントネーション等にも注意しながら発音矯正等に重心
を置いた特化クラスである。
-5-
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
日本語Ⅲ
本科目は、「日本語Ⅰ」及び「日本語Ⅱ」で学んできた日本語の総合的な運用能力を発展させることを
主眼とする。種々のことがらを土台として、全般的な日本語能力の向上を図るものである。なお、本科目
は留学生対象科目である。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、140 藤原 健/各15回)
テキストの内容に沿って進める「精解」の授業とする。国際学部で学ぶ諸領域・諸分野にある高度な日
本語の文章を読み解き、論旨を要約したり、課題を考察したりする演練の場とする。
(166 内田 浩/15回<2クラス>、109 浦上 準之助/15回)
テキストの内容に沿って進める「精解」の授業とする。国際学部で学ぶ諸領域・諸分野にある高度な日
本語の文章を読み解き、論旨を要約したり、課題を考察したりする演練の場とする。
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、192 鈴木 美和子/各15回)
「発音指導や聴解のポイント、コミュニケーション表現」に主眼を置いた授業を行う。
日本語Ⅳ
本科目は、「日本語Ⅰ」、「日本語Ⅱ」及び「日本語Ⅲ」で培ってきた知識や教養・技能を土台として、総
合的な日本語運用能力の向上を図ろうとするものである。なお、本科目は留学生対象科目である。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全45回)
(174 真仁田 栄治、166 内田 浩、140 藤原 健/各15回)
テキストの内容に沿って進める「精解」の授業を行う。諸領域に横たわる高度な日本語の文章を読み解
き、大意を把握したり、論旨を記録したり、考えや意見を発表する演練の場とする。
(174 真仁田 栄治、192 鈴木 美和子、89 山口 育子/各15回)
テキストの内容に沿って進める「精解」の授業を行う。諸領域に横たわる高度な日本語の文章を読み解
き、大意を把握したり、論旨を記録したり、考えや意見を発表する演練の場とする。
(8 泉 文明、109浦上 準之助、192 鈴木 美和子/各15回)
「発音指導や聴解のポイント、コミュニケーション表現、プレゼンテーションの訓練」に主眼を置いた授業
を行う。
学
科
外
国
語
科
目
日本語セミナーA
本科目は、「日本語Ⅰ」及び「日本語セミナーB」と併せて履修するものである。「日本語Ⅰ」レベルで修
得しておくべき基本的な知識と教養を定着させる。語順や助詞の使われ方や文末決定性などの文法
面の力、和語・漢語・外来語・混種語など語種の別を意識しながらの語彙の獲得、速読や精読などの
技能を身に付ける読解力、漢字・ひらがな・カタカナなど文字種の別を意識した表記能力等々の領域
に特化したクラスである。日本語の演練を通して学術的な活動を保証することを目標とする。なお、本
科目は留学生対象科目である。
日本語セミナーB
本科目は、「日本語Ⅰ」及び「日本語セミナーA」と併せて履修するものである。「日本語Ⅰ」レベルで修
得しておくべき知識と教養を身に付けさせる。開音節であることの理解や、モーラ(拍)の感覚や、ピッ
チアクセント(高低アクセント)やイントネーションやポーズといった日本語の音声・音韻の特質をつかも
うとするものである。また、会話表現能力や聴解能力の向上をはかり、フィールドワークやインタヴュー
に代表される調査活動とプレゼンテ-ション力を保証することを目標とする。なお、本科目は留学生対
象科目である。
日本語セミナーC
本科目は、「日本語Ⅱ」及び「日本語セミナーD」と併せて履修するものである。「日本語Ⅱ」レベルで修
得しておくべき応用のきく知識と教養を定着させる。位相や待遇表現や種々の構文などの文法面の
力、オノマトピアに代表される副詞の用いられ方、説明文と文学の読み取り方の別を踏まえた読解力、
繁体字漢字や簡体字漢字の矯正などを主眼とした書記・表記能力等々の養成を目的とした領域・分野
に特化したクラスである。日本語の演練を通して学術的な活動を保証することを目標とする。なお、本
科目は留学生対象科目である。
日本語セミナーD
本科目は、「日本語Ⅱ」及び「日本語セミナーC」と併せて履修するものである。「日本語Ⅱ」レベルで音
声音韻面で修得しておくべき応用のきく知識と教養を定着させる。単に正しい発音を教授するだけでは
なくて、あいづち・うなづきや間合いの取り方やアイコンタクトの取り方などを、実際の場面で学習させ
る。また、それら音声教育を聴解指導としても活用する。自然な会話力の向上や、騒音の中での音声の
聴解力を高める訓練をする。学術活動・調査活動を保証することを目標とする。なお、本科目は留学生
対象科目である。
語学研修A(英語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、英語運用能力の強化を目的として、短期海外
留学を行うものである。語学研修先は英語圏中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の企画に
よって選定される。研修には留学前の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修B(英語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、英語運用能力の強化、異なる文化に対する寛
容性を養う機会として、文化研修を含めた短期海外語学留学を行うものである。語学研修先は英語圏
中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の企画によって選定される。研修には留学前の事前学習
や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修A(フランス語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、フランス語運用能力の強化を目的として、短期
海外留学を行うものである。語学研修先はフランス語圏中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人
の企画によって選定される。研修には留学前の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修B(フランス語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、フランス語の運用能力の強化、異なる文化に
対する寛容性を養う機会として、文化研修を含めた短期海外語学留学を行うものである。語学研修先
はフランス語圏を中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の企画によって選定される。研修には
留学前の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
-6-
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
外
国
語
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
語学研修A(中国語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、中国語の運用能力の強化を目的として、短期
海外留学を行うものである。語学研修先は中国語圏を中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の
企画によって選定される。研修には留学前の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修B(中国語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、中国語の運用能力の強化、異なる文化に対す
る寛容性を養う機会として、文化研修を含めた短期海外語学留学を行うものである。語学研修先は中
国語圏を中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の企画によって選定される。研修には留学前の
事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修A(コリア語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、コリア語の運用能力の強化を目的として、短期
海外留学を行うものである。語学研修先はコリア語圏を中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人
の企画によって選定される。研修には留学前の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
語学研修B(コリア語)
本科目は、夏期休暇もしくは春期休暇の機会を利用し、コリア語の運用能力の強化、異なる文化に対
する寛容性を養う機会として、文化研修を含めた短期海外語学留学を行うものである。語学研修先はコ
リア語圏を中心に、学部・学科・コースあるいは教員個人の企画によって選定される。研修には留学前
の事前学習や留学後の事後学習、報告なども含まれる。
集中
バークレー語学
本科目は、語学(英語)、講義(アメリカ文化)、ボランティア活動(ボランティア活動を通じた語学運用能
力の向上と異文化理解の促進)を組み合わせた海外研修プログラムである。このプログラムは主に初年
次生を対象とし、本学での事前授業を受けた後、米国カリフォルニア州バークレーにある本学施設を拠
点に、主にオーラルコミュニケーション能力の向上を目的とした現地の英語プログラムに参加する。
-7-
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
仏教の思想A
本講義では、釈尊の生涯と思想を中心に、①人間と宗教、②神々と仏、③あるがままに見る眼、④いの
ちあるものすべてへの慈愛、⑤自己中心的に考える人間存在、⑥支えあってつながっている宇宙、⑦
仏教の思想と龍谷大学の建学の精神、について理解を深める。また、龍谷ミュージアムの展示や視聴
覚教材を適宜活用して講義を展開する。
仏教の思想B
本講義では、親鸞の生涯と思想を中心に、①鎌倉仏教の位置と特質、②真実の探求、③自己を徹底
的に見つめる、④現実世界への凝視と安らぎへの願い、⑤あるがままで受け容れられる世界、⑥あらゆ
るものは輝いている、⑦親鸞の思想と龍谷大学の建学の精神、について理解を深める。また、龍谷
ミュージアムの展示や視聴覚教材を適宜活用して講義を展開する。
心の科学
心理学全般の入門と心の科学的研究としての心理学の歴史、心理学の諸分野の紹介からはじめる。学
問的に追求すること、科学的であるとはどういうことなのかについて詳しく述べたうえで、心理学の基礎
的な考え方を紹介する。また、社会心理学の古典的であるが重要な研究とその今日的意義について
詳しく論じるとともに、現代社会の心理テストへの過度な依存ないし依拠がもたらす病理についても紹
介する。
哲学思想
近代・現代の哲学史において、ユダヤ人でありながらユダヤ教の正統信仰と訣別した哲学者・思想家
の果たした役割はきわめて大きい。本科目では、彼らのうち最も重要な5人(スピノザ、マルクス、フロイ
ト、フッサール、ベルクソン)の哲学説・思想を紹介し、その思想史的かつ今日的な意義を明らかにす
る。
倫理思想
本講義では、環境倫理の主要問題の検討を通じて、環境破壊を生み出す現代社会の構造的欠陥を
批判し、対環境的に責任ある未来社会の具体像を描くとともに、環境破壊の最大の責任者である私た
ち「先進」国の消費者の消費生活の問題点をえぐり出し、その徹底的な自己批判を通じて、環境倫理
の視点に照らしてあるべき消費生活のありかたについて明らかにすることを目標とする。
教育原論A
教育をめぐる動向がさまざまな変貌をとげ、教育をめぐるさまざまな言説が競合しているなかで、あらた
めて、教育について考える。子どもが「学ぶ」学校とは、どのような場所なのか。そして、教育の思想は
社会のあり方をどのように説明し、教育の歴史はどのように展開してきたのか。こうした問いを立てつ
つ、本科目では、教育の歴史や思想および今日的な状況を、子ども・学校・社会の三つのテーマで解
説していく。教育学の基礎的な概念や枠組みへの理解を深めるとともに、教育をめぐるさまざまな事象
に対する批判的な思考力の養成を目指す。
教育原論B
本科目では、学校が制度的に整備されてきた歴史的な背景や子どもを表象する仕方の変容、そして、
家庭が教育の場所として機能し、家族が教育する役割を担ってきた歴史を説明する。さらに、近代以
降、教育学が学問として成立してきた歴史をたどり、最後に、大人と子ども、教師と生徒、あるいは友人
や恋人との関わりなど、さまざまに彩られる人間関係の諸相から教育を読み解いて行く中で、教育学の
基礎的な概念や枠組みへの理解を深めるとともに、教育をめぐるさまざまな事象に対する批判的な思
考力の養成を目指す。
発達と教育A
「教育」という営みのさまざまな側面について、心理学の立場より講義する。内容は、教育心理学の概
論および学力問題やいじめなどといった様々な教育問題とその解決に向けての心理学的考察からな
る。これを1年間で講義するので、科目としての開講はセメスター別であるが、内容の完結性を考えれば
A・B両方を履修することが望ましい。教育現場や青少年をとりまく様々な問題をとりあげ、人間の発達の
特質をふまえつつ人間への教育という場面における、それらの解決策を探っていく。
発達と教育B
教育心理学の概論を講義する。具体的には、①発達(人間の発達についての理論、発達課題、幼児
期・児童期・青年期の心理など)、②学習(条件づけなど学習の基礎、記憶と思考など)、③人格(俗に
いう「性格」とは何か、性格検査とその問題点など)、④教育評価(教育における測定・評価の方法とそ
の諸問題)、⑤学級集団の理解(集団の構造、対人関係など)について概説する。そのうえで、いま学
校に何が求められるのかを考えていく。
教育学のすすめ
日常のコミュニケーション場面における「見ているが、気づいていない」諸々のことがらに注意を向けつ
つ、「おどろき」に変える。本当に「気づいていない」のだろうか。見ているし、分かってもいるはずであ
る。これらの「見ているが気づかない」日常のコミュニケーションが持つ排除と差別の構造の多層性をみ
つめつつ、多様な生のあり方や共生の可能性を探る総合人間学としての教育学を展開する。
ヨーロッパの歴史A
中世封建社会から、帝国主義時代が始まる19世紀末までのヨーロッパの歴史の流れをおおまかにおさ
えながら、世界経済の発展と近代化・工業化によって民衆の生活がどのように変貌したのかについて考
察する。講義では、とくに民衆の生活を取り上げ、ヨーロッパ近代の影の部分、切り捨てられていった部
分に光をあてる。その中で、私たちが生きている現代社会を相対化し、批判的に理解する眼を養うこと
を目的とする。
ヨーロッパの歴史B
本科目では、古代ローマにもさかのぼりながら、ヨーロッパの近代国家の形成の特質を抑え、その中で
女性の地位や役割の変遷について論じる。特に、フランスを中心に歴史上の著名な女性の生涯を取り
上げ、国民国家形成との関係で検討を加える。近代ヨーロッパではフェミニズム運動が生まれ発展する
が、一方では古典古代の都市国家を理念的なモデルとしてフランス革命期に典型的な形で形成される
「国民国家」の中で、性差はかえって鮮明化され、新たな形で構造化することになる。ヨーロッパの女性
がどのようにこの障害を乗り越えようとしてきたのかを考えていく。
欧米の文学芸術
本科目では、近代イギリス小説の読解を通してイギリスの文化、社会、歴史について学ぶ。文学作品を
同時代の思想的・歴史的動向と関連づけ、「人種」、「ジェンダー」、「帝国主義」、「社会ダーウィン主
義」などの様々な観点から小説を解釈し、近代イギリスがどんな時代だったのか概観する。
世界の宗教A
本科目では、「宗教」と「スピリチュアリティ」という概念を対比させつつ、改めて「宗教」とは何か、というこ
とを考える。日本の事例を数多く紹介し、「宗教」のさまざまな側面に光をあてる。また、占いからカルト、
終末期医療まで、さまざまな現象に「宗教的なもの」を見出していく中で、「宗教」に対する先入見を自
覚できるようにする。また、「宗教学」という学問分野のイントロダクションになるよう、宗教学の各分野の
理論にも触れつつ、受講者が「宗教」を理解するための多角的な視野を身につけられるように展開す
る。
-8-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
世界の宗教B
本科目では、キリスト教の聖典である『聖書』を味読する。それを通じて、キリスト教およびその母体と
なったユダヤ教についての理解を深め、西洋文化の根底を知ることをめざす。講義では聖書の本文を
じっくり読むことに重点を置く。それぞれの語句に含まれている豊富な意味を受け取って、その人生観・
世界観・神観を味わうとともに、聖書が書かれた当時の時代背景やその後の歴史に与えた影響などに
も目を配り、異文化理解も深める。芸術作品などに表現された聖書も、適宜紹介する。
宗教と文化
「宗教」と「文化」のこのような概念上の曖昧さにこそ、日常的にも学問的にも、豊かさが蔵されていると
言えるのかもしれないが、ある局面では、二つの概念の間に境界線を引くことが重大な意味を帯びる。
それが〈政教分離〉という局面である。本科目では、〈政教分離〉という問題をひとつの軸に、欧米やイス
ラーム社会での宗教と文化を学んでいく。映像資料なども多く用いながら、なるべく多様な文化現象・
宗教現象を扱うと共に、日本の場合との比較対照も常に念頭におきながら講義を進めて行く。
日本の歴史
本科目では、受講生自身の学びの場である伏見地区、更には深草の歴史、そして龍谷大学の歴史に
焦点を当てて、今日に至る足跡を理解することとする。また、日本の大学の歴史的役割についても講じ
る。例えば龍谷大学深草学舎の地が、1945年の敗戦以前に於いては、大日本帝国陸軍の師団や練
兵場の置かれた地域であったこと一つを取ってみても、そうした歴史を通じて日本史の一側面を理解
することに意味を見出していく。
日本の文化
昔話・童話に登場する人物は、例えば「小子(=ちいさご)」であったり、「竹」の中から出現したり、「鳥」
になって昇天したり、とバラエティに富んでいた。こうしたキャラクターの本来の意味を尋ねてゆくと、古
代の人々が有していた神話的発想と深く結びつくものであることがわかる。そこで本科目では、『古事
記・日本書紀』に収載される「神話」をテーマに採り挙げ、よく知られた「民俗行事」や「昔話」「おとぎ話」
などと関連させつつ、そこに表現された神観念や呪術、日常の生活文化の中にある神祇信仰的生活の
特徴を考えていく。
日本の文学
ナショナリズムは、民族主義・国家主義・国民主義・国粋主義などと訳されますが、その定義はあいまい
で複雑である。しかし、近代の国民国家(nation-state)の成立と深く関係していることだけは疑いをい
れない。この講義では、「日本近代文学」とナショナリズムとの複雑かつ微妙な関係を、オリジナルな視
点で吟味する。時期としては、「文学」とナショナリズムの関係がもっともホットになる、①明治初年代、②
昭和10年代、③現代、を取り扱う。
アジアの歴史
アジアについては、黄河文明やインダス文明がアジアを代表するように、陸上を重視する歴史観が圧
倒的に優勢であった。また、東西交流と言えば「シルクロード」であった。アジア社会は内陸の農業地帯
や草原だけにとどまらず、海洋を舞台とする生活もあり、交易もあった。また、近年、もともとわが国で使
われていた「東北アジア」という言葉に代わり「北東アジア」という用語が使われるようになっている。「北
東アジア」は東アジア海域と密接な関係を持ち、日本も大きな影響を受けている。本科目では、それら
を学ぶことによって、広い視野で歴史的事実を正しく認識できるようにする。
中国の文学
中国の詩が完成した時代といわれる唐代の詩。その代表的な作品を鑑賞することによって中国の古典
の世界を味わう。季節や歴史、愛情などいくつかのテーマを選び、そのテーマが唐詩の中ではどのよう
に扱われるのかを解説しながら、代表的な作品を鑑賞していく。
宗教学入門
宗教学には大きく分けて神学(教学)・宗教哲学・実証的宗教学の三つがあるが、そのすべての根底に
は宗教批判がある。本科目では宗教批判をめぐる諸問題を通じて、宗教学という学問の基礎を学ぶ。
宗教批判には大きく分けて、①護教的批判、②宗教哲学的批判、③還元主義的批判、④相対主義的
批判がある。最初の二つは「宗教」固有の領域と価値を認め真の「宗教」を追求する批判であり、後の
二つは「宗教」固有の領域を認めない批判である。本科目ではそれぞれの批判を順次採り上げ、その
射程と意義を学ぶ。
哲学入門
本科目では、われわれの人生に即して、「いのちの問題」から始めて「死の問題」をテーマに講義を進
める。具体的には、次のような問題を取り上げる。(1)いのちの尊さ(2)暴力(3)愛の可能性、および不
可能性(4)なぜものがあるのか(5)「わたし」の存在(6)地獄(他者とは何か)(7)魚の楽しみ(8)他人の
心(9)からだについて、あるいは病気について(10)パターナリズム(11)道徳的相対主義(12)寛容ー
異質なものとの共存(13)死、など。これらを通じ、我々の身のまわりの哲学的な問題を考えていく。
倫理学入門
われわれは毎日、行為している。ある行為を選び、ある行為を避けている。その際の基準は何であろう
か。この講義では、この問題を以下のようなテーマのもとに考察する。(1)道徳への導入(2)悪について
(3)行為の概念(4)人間は自由であるのか(5)社会の中で個人の自由はどこまで認められるか(6)快
楽主義について(7)エゴイズムについて(8)功利主義について(9)カント倫理学について(10)徳の倫
理学について(11)道徳の社会契約的概念、(12)なぜ国家があるのか。
論理学入門
日常、我々は「正しい答え」を求めて「考える」ことはしているが、そもそも「正しい思考」とは何なのか?
「正しくない」とはどういう意味なのか?そういうことを「考える」ことはしていない。そうした場合に、誤りの
指摘なり、正しさの根拠なりの拠り所とされるのが「論理」なのである。本科目では、伝統的論理学の基
礎的な項目の習得を通じて、理性的思考の基礎体力としての論理の意義を論じる。
歎異抄の思想Ⅰ
親鸞が90才の生涯を閉じた後、その教えに対する誤解(異義)が多く生まれた。そのことを歎き、親鸞の
真意を伝えようとする書物が、親鸞の門弟である唯円が著したとされる『歎異抄』である。この書は、特に
近代以降、宗門の内外を問わず多くの人々に読まれてきたが、その内容を正確につかむのは、実は必
ずしも容易なことではない。この講義では、『歎異抄』の前半(第10条まで)に伝えられる親鸞のことばを
講読しながら、『歎異抄』に表された親鸞の思想を深く理解していく。
歎異抄の思想Ⅱ
親鸞が90才の生涯を閉じた後、その教えに対する誤解(異義)が多く生まれた。そのことを歎き、親鸞の
真意を伝えようとする書物が、親鸞の門弟である唯円が著したとされる『歎異抄』である。この書は、特に
近代以降、宗門の内外を問わず多くの人々に読まれてきたが、その内容を正確につかむのは、実は必
ずしも容易なことではない。この講義では、『歎異抄』の後半(第11条以降)に示された、親鸞の教えに
対する誤解をただす文章を通して、その中で伝えようとされている親鸞の思想を深く理解していく。
-9-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
言語と文化
私たちが英語を勉強する場合に、ことばの歴史を知った上で勉強することが大切である。それは、自分
の育ってきた文化と学習する外国語(英語)の文化との健全な距離の取り方を理解することになるから
である。EU諸国では、長い文化的確執の歴史を経て、多言語主義が民主主義の重要な要件であると
いう域に達した。こうした考えのもとに、本講義では、まずことばとは何かを文化的な視点から考え、次に
英語の歴史を通してことばと文化の関わりを考える。
人権論A
後輩から「私、サークル内で嫌がらせをされることがあるのです」との相談を受けたとした時、何がなされ
たのか、詳しく事実を確認するところから入るだろうが、どのようなスタンス、どのような対応方法を描きな
がら、後輩の話を聞くだろうか。あなたの人権感覚が問われる、現実に起こりうるケースである。本科目
はこの問いに直接応えることを目的とするものではないが、本科目の後、この問いに対する自分なりの
答えを見つけることを目的とする。「人権」とはそもそも何かという問題を、様々な事例、特に裁判例を素
材に、日本国憲法を手掛かりに考えていく。
人権論B
1990年代後半以降、日本の都市部においてホームレスと呼ばれる人々の存在が可視化し、社会問題
化した。 彼らはなぜ、どのようにして生み出されたのか。彼らはどのような人々で、労働と生活とはいか
なるものか。行政はどのような対応を試みているのか等、本科目では、「自己責任」が強調されがちな現
代にあって、「無責任の典型」と見なされる、ホームレスと呼ばれる人々を出発点 、あるいは切り口とし
て、人権について考えていく。
ジェンダー論
ジェンダーとは、一般に社会的、文化的、政治的「性差」を指すと言われる。男女共同参画政策が進
み、育児・家事・介護に参加する男性、政治・経済・科学の分野で活躍する女性が増えたためジェン
ダー格差やジェンダーに基づく偏見(バイアス)に基づく抑圧や差別は見えにくくなっているが、それら
はなくなったわけではない。生活にメディアに職場に教育に、さまざまな場面に隠されたジェンダーを発
見し、指摘し、なぜそれらが生じるのか、それらに起因する社会問題をどのように克服すべきかを考え
る。
現代社会と政治
「政治は難しそう」というイメージを持っている人は多いかもしれないが、政治は私たちの日常生活に密
接に関連している。本科目では、私たちの日常にダイレクトに関わってくる政治について、なるべく最新
の具体的な例を挙げながら、分かりやすく解説していく。受講生は、新聞やテレビの政治ニュースに意
識的に目を通して、他人事ではなく当事者として政治について考え、現代政治の概念と仕組みについ
ての基本的な理解ができるようにすることを目的とする。
日本国憲法
21世紀に入ってから日本は、教育・福祉・労働・政治の仕組み、そして平和のありよう等をめぐって揺れ
動いている。本科目では、現実に起きている問題を意識しながら、日本国憲法の発するメッセージにつ
いて、歴史的に培われてきた憲法理論、裁判所が出してきた判例、専門の研究者による学説、さらには
人々の運動や意識を参照しながら考えていく。高校までの憲法の勉強とは違い、様々な見方や情報を
参照しつつ、学生一人ひとりの考えを深めていく。
現代司法の実際
社会が安定し平和であるためには、社会の紛争が適切かつ迅速に解決される必要がある。そのために
は、優れた司法制度が機能している必要がある。近年、司法制度の改革が進み、次々と新たな制度が
設けられているが、その変革の全貌を明らかにしていく。また、大学生が紛争に巻き込まれたときに、ど
のようにして司法制度を利用すべきか、という視点からの司法の理解も試みる。日本の現代の司法制度
とその問題点を理解し、司法制度に関心を持つこと、紛争に巻き込まれた場合の司法制度のアクセス
方法についても理解することを目的とする。
社会統計学Ⅰ
確率分布を利用したデータ分析の基礎を学ぶ。①区間推定、②仮説検定の典型的問題を解けるよう
になることを目標に、統計学の初歩を学ぶ。そのために必要な、データ整理、データの標準化、様々な
確率分布、標本分布、推定・検定の考え方などの内容を順に学習していく。推定・検定を学ぶために
必要となる前提的基礎知識と推定・検定の基本的考え方を理解し、それらについての計算が一通り出
来るようになることを目的とする。
社会統計学Ⅱ
講義の前半はデータから情報を読み取る方法としてどのような方法があるか、どのような間違いがよく見
られなぜ間違っているかについて説明する。後半はデータ分析結果として示されるものの中に含まれる
「ウソ」を見抜く方法について説明する。「間違い」や「ウソ」は必ずしも故意によるものではなく、統計学
上の知識を知らなかったり、統計学上の吟味を怠ったりすることから生じていることが多い。このような失
敗をしないために、また、これらに騙されないために、本科目を展開していく。
情報社会論
本科目では、情報化がどのように人々の意識や社会の変化に影響を与えているのか、身近な問題を取
り上げながら学んでいく。とりわけ統計データが現実を作り出す側面に着目し、統計データを批判的に
読み解くとともに、自ら既存の統計データを収集・分析し、社会的現実を把握する方法について学んで
いくこととする。社会的現実を見誤らせてしまうようないい加減な統計データやいい加減な統計データ
の解釈を見抜く力を身につけることを目的とする。
メディア論
本科目では、これまでマスメディアが社会に与えてきたさまざまな影響・効果についてのトピック、調査
報道をはじめとするジャーナリズムが権力監視のために責任を果たした事例・果たせなかった事例を紹
介する。また、過度の商業性のため隘路に陥っている「マスコミュニケーション」の状況と、それに対峙
するために私たちが必要とするメディアリテラシーについて検討する。
経済学のすすめ
本講義では、実際の新聞記事などを用いて、人間の行動様式や経済の動向に注目しながら、経済と経
済学の基本を学ぶ。その際、生きた経済と教科書のズレ、経済の専門家の経済観の違いに注意しつ
つ、テレビの討論番組などを見れば、大体「どの筋の議論か」わかるだけで、評論家や政治家の思想背
景まで理解できるようにする。
経済学を学ぶとき先賢の知恵を学ぶと同時に、自分の生きる時代の価値観を投影させて自分なりの経
済学(経済の見方)を作る。
社会学のすすめ
本科目では、震災を境に、全く違ってしまったものの見方と、震災前にあったことが増幅され拡大され顕
著になったとする考え方を通して、わたしたちの社会の「リアリティ」について検討していく。 「社会学の
すすめ」では、受講生の周りにあるモノ、コトのリアリティをどのような切り取り方で俎上にあげ、どのよう
な見方、分析を施すと、それらの新しい側面が見えてくるのかを確かめていく。
時間と空間の科学
モノの存在や運動を考えるとき、時間と空間の概念は必要不可欠である。どの時間、どの位置にモノが
存在し、どの程度の時間同じ位置にあり、どのくらいの時間をかけて他の位置に移ったかを考えると、
対象物のおおよその存在と運動を確認できる。このような考察は、誰もが普段から無意識的にしている
ことであるが、考察基準となる時間・空間の概念を厳密に定義する作業は、誰しもしているわけではな
い。本科目では、相対性理論に関わる事柄(特殊相対論を中心として)を題材にして、時間・空間を考
えていく。
- 10 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
人類進化学
ホミニゼーション(ヒト化)の過程を紹介し、その諸要素の起源を議論する講義である。総論として、霊長
類の進化史とヒトの進化史をおさらいして、歴史に節目があったことと、現生霊長類である我々自身の
歴史性を指摘し、人類進化の研究法、年代、登場人物を紹介する。また、各論では、ヒト化の中味、ヒト
の特徴の形成、すなわちホミニゼーションの諸要素のそれぞれについて解説、議論する。
環境論
地球環境のゆくえを考えるにあたって、まず正確に知り、身近な問題からアプローチすることにより、環
境問題について深い認識を得ることを目的とする。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(25 増田 啓子 ・ 38 北川 秀樹)
(25 増田 啓子/15回)地球温暖化、森林破壊、砂漠化などの環境破壊など、世界中で起っている環境
問題を事例をあげて紹介しながら、原因や影響、その対策について考える。
(38 北川 秀樹/15回)地球温暖化を中心とした地球環境問題への国内外の取組・対策を取り上げる。
国際社会における対応について1970年代から現在に至るまでの経緯を辿るとともに、その解決を目指
した取組の成果と課題を概観する。
(134 上西 実 ・ 77 谷垣 岳人)
(134 上西 実/15回)水環境で生活している生物の生物相互、あるいは川や湖などの水環境との関係
があるのか知り、考えることで昨今の環境問題を解いていく。
(77 谷垣 岳人/15回)生態系の分解者の働きを軸にして、生態系における物質循環の仕組みについ
て紹介する。座学だけでなく野外に出て落ち葉や土を採集し、土壌生物を観察する。
生物と環境
生物は、周囲の環境の影響を受け、また周囲の環境にさまざまな影響を与えながら生きている。この生
物と環境との関係を明らかにするのが生態学である。生態学では、食べる食べられる、寄生するされ
る、共生するといった生物どうしの関係や、生物と周囲の物理環境との関係も明らかにしてきた。私たち
人間もこの生態系の構成メンバーの一員であり、生態系からさまざまな恩恵を受けている。
本科目では、身近な生き物を例として、生態学の基本的な概念や生態系の機能と環境問題との関連を
紹介する。
里山学
2001年3月、龍谷大学は、絶滅危惧種のオオタカの棲む瀬田学舎隣接地の里山(38ha)の大規模造
成をやめ、里山を活用した新たな教育・研究と地域社会との連携にむけて動き始めた。以来この里山
は「龍谷の森」と呼ばれるようになり、2004-08年には、「里山学・地域共生学オープン・リサーチ・セン
ター」を、2009年からは「里山学研究センター」を開設し、生物多様性・環境計測調査、社会人文科学・
地域共生学調査研究により里山の総合研究を行っている。この講義は、それらの研究成果の公開の場
でもあり、複数の教員の各々のテーマについて講義を進める。
(オムニバス方式/全15回)
(29 土屋 和三/7回)
日本の植生、「龍谷の森」の里山、里山がうみだした文化と芸術
(77 谷垣 岳人/4回)
昆虫にとって里山とは何か、里山の民族生物学
(30 丸山 徳次/1回)
里山の環境倫理
(129 衣浦 晴生/1回)
ナラ枯れとカシノナガキクイムシ
(49 牛尾 洋也/1回)
里山の景観と国土保全機能について
(87 高桑 進/1回)
炭の新しい活用法について
教
養
教
育
科
目
確率・統計入門
確率とはどのようなものか、「高等学校の数学でいろいろな計算方法などは学習したけれど、どうも何か
しっくりとこない」というような感覚を持っている学生も多いのではないかと推測する。しかし、確率はいま
では生活の中にかなり入り込んでいる。そこで、確率の考え方とそれを用いた統計学への準備としての
確率分布について講義を行う。これらを通し、確率分布の理解、特に標準偏差や分散という考え方が
理解できるようになることを目標とする。
自然科学史
現代社会は、近代科学の成果によって成り立っているといっても過言ではない。この近代科学は、主に
16-17世紀に生まれ、19世紀以降、産業とも結びつき、現代の科学技術の基盤となっている。本科目で
は、こうした近代科学の系譜を、各時代の社会的背景を絡めながら探っていくとともに、原子力の問題
や話題の科学時事(iPS細胞など)を扱う。近代科学の成り立ち、近代科学の歴史的系譜、近代科学の
長所・短所を理解することを目標とする。
数学入門
本科目では、平面幾何学のおもしろさ(パズル的なおもしろさ、1日考えて解けなかったものが次の日に
解けるという感動)を伝え、直感と論理を組み合わせて証明する実例をたくさん扱う。また、証明の1つ
の方法として背理法についても多数の実例を用いて解説する。直感を身につけるためと命題の正しさ
を理解するために、定規とコンパスを用いて、正確な図をかくこともする。
数学への旅
「ゴム膜の幾何学」とも呼ばれる位相幾何学・トポロジーの初歩的な解説をする。位相幾何学の目的
は、同相な図形が持つ共通の性質を調べることである。2つの図形の性質が違うときは(背理法で)決し
て同相にならない事の証明が出来ることを、多くの例を提示しその方法を学ぶ。
物質の科学
本科目では、原子レベルの物質の世界をトピックに取り上げて、「核」に関する物理現象や産業界に応
用されている科学的成果を考える。主な題材は、「核」分裂による原子爆弾、原子力発電、核融合発電
などである。このような題材をつかって、現代物理学の一断面にアプローチしていく。また、科学研究の
成果は現代社会にとってどのような意味をもつか、といった問いにも思索をめぐらせる。原子レベルの
諸現象とその応用例を論じることができることを目的とする。
生物学のすすめ
私たちの生活の周りには多様な生物が生活をしている。多様な生物たちは複雑なネットワークを構築し
共に生きている。しかし、私たちの生活はその生物たちの生活を脅かしている要因の一つとなってい
る。これからの社会を動かしていくために、複雑な生物間のネットワークを知ることが必要である。本科
目では、このネットワークを知るために必要な生物間の相互作用などのトピックを「進化」という視点を通
して紹介する。さらに、人間と自然の相互作用を通して私たちの生活の未来を考察する。
- 11 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
人類学のすすめ
人類学は、ヒトが進化してきた道のりを、生物学的観点から明らかにしていく学問である。霊長類生態学
や自然人類学の立場から、ヒトを含む霊長類の多様性とその進化について講義を行う。わたしたちヒト
の生物学的特徴を、その進化的背景を理解することで学ぶ。霊長類の群れの構造や社会構造は、生
息している環境や多種との関係の中で理解することができる。社会生態学的観点から、現生霊長類の
群れや社会構造を学び、形態学的特徴も学ぶことで、ヒトとの共通点と特異点を説明する。
銀河と宇宙
本科目では、現代天文学が獲得してきた諸知見である、宇宙の構造と成り立ちを、恒星の誕生と死を、
あるいは銀河の活動等を紹介する。また、これらを通じ、『物』としてのわれわれ自身とわれわれの世界
の起源を知ることとする。
スポーツ技術学演習
「人間の発達」や「人間の可能性」について、演習を通して学ぶ。演習で開設している種目は、テニス・
バドミントン・バスケットボール・バレーボール・卓球・フィットネスで、これら開設種目の中から1種目を選
択する。選択した種目を通して人間の「発達や可能性」について考え、実践・応用していく課題学習を
必須とする。また、本科目を通して、スポーツを科学的に分析し、実践・応用できる能力や人間の発達、
可能性について考察できる素養を身につけることを目的とする。
人間とスポーツ
スポーツはこれまでの「実施する」他に、「観る」、「支える」、「企画する」など、そのとらえ方が広く拡大し
ている。また近年では、健康政策と経済効果、地域の活性化などスポーツに対する期待が高まってい
る。本科目では、スポーツとは何か、生涯スポーツ、競技スポーツ、障がい者とスポーツ、発育発達期の
スポーツ、加齢とスポーツ、女性とスポーツなど、スポーツを自然科学と社会科学など、多角的な視点
から考える。
健康とスポーツ
健康づくりとアスリートのパフォーマンスの向上には、運動と栄養、休養の三要素それぞれの質と量を考
える必要がある。すなわち、これらの内容と三要素の相互のタイミングにより生体や精神面への効果が
異なる。本講では、健康づくりとアスリートのパフォーマンスの向上に効果的な運動と食事の摂り方につ
いて、身体づくりと疲労の回復、ウエイトコントロール、スタミナづくりなどの基礎理論をスポーツの現場
でのトピックスを紹介しながら学修する。
スポーツ文化史
現在、スポーツは政治・経済・社会と多様なつながりをもつ文化となっている。本講義では、各時代や社
会でスポーツその他の身体文化がどのように位置づけられてきたかについて、国家、権力、階級、植民
地主義、経済、教育、民族、宗教・儀礼、マスメディア、ジェンダー、グローバリズム等との関わりを視野
に入れながら考える。また、文化論的な観点からスポーツを考察する場合、そこに盛り込まれている意
味を読み取ることは、重要な作業である。このような観点から、スポーツをめぐる表象分析のための手が
かりとしてスポーツ記事やスポーツ映画などを適宜とりあげる。
現代社会とスポーツ
現代社会におけるスポーツを多角的に検討することによりスポーツの社会的意味について考える。はじ
めに、現在のスポーツの原型が形成された「近代スポーツ」の成立について概観し、その後、日本を中
心に現代社会におけるスポーツの「問題点」について個別に検討する。だれもが体験してきた遊びや
学校での体育の授業を手がかりに、職場や地域社会におけるスポーツ、さらにワールドカップやオリン
ピックなどのビッグイベントやプロスポーツの問題点について個別に検討する。
スポーツと人権・平和
本講義では「人権」と「平和」をキーワードにして今日のスポーツを読み解いていく。歴史を振り返ると国
内外の政治に翻弄され、政治的に利用されるスポーツが見えてくる。また、国民主権の民主主義社会
であってもスポーツが主人公にはなっていない現実もある。
そのために、スポーツと政治、経済、軍事、環境、人種、宗教などが密接に関連していることを把握し、
今後のあり方を考え、行動する指針を一緒に考えていく。
教養教育科目特別講義
本講義では、「大学論」を取り上げ、大学制度の成り立ちと歴史、過去と現在の学生、大学の相違点な
どを紹介しつつ、大学で学ぶ意義を考えていく。この講義で、現在の大学、とくに龍谷大をとらえなお
し、自分の立っている位置を見直すことにより、キャリア形成を意識させる。
(オムニバス方式/30回)
(41 上垣 豊/12回)
西欧大学の誕生と発展、近代大学の成立と発展、第二次世界大戦後の世界の大学、大学と社会を考
える、大学の教育改革を考える
(82 竹内 綱史/6回)
大学の理念、大学の教養、大学で学ぶ意義
(61 長谷川 岳史/6回)
私立大学と建学の精神、龍谷大学の建学の精神と「仏教の思想」
(68 小長谷 大介/6回)
深草と龍谷大学、近代日本と龍谷大学、戦時下の龍谷大学
- 12 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
基礎演習A
本科目は、本学部で勉強するための基本的なスキルと知識を学ぶための授業である。国際文化学の
基礎となる共通講義に加えて、少人数のクラスにわかれて、レポート作成のための「情報収集・整理と
発表」を課題とし、情報をまとめて発表することを中心に学ぶ。文献研究やフィールドワークによる情報
収集と整理の仕方や、プレゼンテーションをするためのレジュメやパワーポイントでの資料づくり、そして
最終的にプレゼンを行い、自分の主張を論証するレポートの作成の仕方を習得する。
基礎演習B
本科目は、本学科で2年次からのコースを選択することに必要な知識を手に入れ、自分の興味のある
コースの課題レポートの作成を実践する授業である。2年次からのコースを選択するために毎週それぞ
れのコースのカリキュラム紹介の講義と、コースの指定した課題についてのレポートを作成する。レポー
トの作成に関して、「基礎演習A」での学修を踏まえて、さらに注の入れ方や参考文献リストの作成など
についての詳しい指導を行う。
調査分析の基礎A
本講義では、入学から卒業までの間に他の科目や演習で必要となるコンピュータの基本的な利用方法
と社会調査にかかわる基本的な内容の習得を目標とする。具体的には、コンピュータ上のファイルの扱
いなどの基本操作に加え、インターネットを用いた情報収集、パソコンメールの送受信、Wordを用いた
文書作成、PowerPointを用いたプレゼンテーションの基本などレポートや卒業論文作成等に必要とな
るコンピュータ・スキルの基礎を身につける。
調査分析の基礎B
本講義では、「調査分析の基礎A」に続けて、卒論作成までに必要となるコンピュータの使用方法を学
ぶ。特に本講義では、社会調査の結果となるデータ処理などを中心に講義をすすめる。具体的には、
データを用いた関数計算、グラフ化などの技術を身に着ける。また、データベース機能の利用、作図、
描画など、文書作成、あるいはプレゼンテーションにおいても有効な技術を身に着ける。図や絵を用い
たプレゼンテーションの作成についても力をいれる。
キャリア・ガイダンス
キャリアデザインへの早期からの取り組みがキャリア形成上重要であることを実践的に学ぶ。責任ある
仕事を継続的に体験する機会の少ない学生にとって、そこに至る基本的な「考え方」と「知識」を学ぶ必
要がある。大学卒業を控えた選職活動に絶大な威力を発揮するのは「大学でどんな行動を起こし、何
を掴んだのか」ということを堂々と自分の言葉で語れることである。本科目では、自分のキャリアをつくっ
ていく上で、なぜそうしたという考え方や知識が必要であり、それを自分の言葉で語る重要性を理論
的・体験的に学ぶ。
多文化共生入門
本科目は、多文化共生コースの入門編として、世界の様々な文化や言語を学び、理解するとともに、文
化間の摩擦を、相互理解や対話を通じて解決する方策を見出していく、というコースの教育理念をわか
りやすく学んでいく。
(オムニバス方式/全15回)
(16 佐野 東生/5回)
現代世界にも大きな影響を及ぼす宗教文化について理解を深め、宗教的価値観に起因する日常生活
から政治経済にいたる摩擦の回避方法を学ぶ。
(9 古川 秀夫/5回)
現代の多文化社会における、生活・環境や企業活動等に関わる諸問題を考察し、共生実現のための
様々な方法を学ぶ。
(4 二葉 晃文/5回)
英語、日本語をはじめとする世界の言語文化について理解を深め、言語を通じた多文化間の交流の
促進のあり方を学ぶ。
学
科
基
礎
科
目
多文化交流入門
本講義は、日本やアジア、欧米、イスラーム世界などの豊かで多様な文化や芸術が、世界的にいかに
交流し、相互に影響を受けて発展してきたかを考察する入門的講義である。人類は歴史を通じて多様
な文化を世界各地で発展させてきており、その相互交流の理解は、現代世界における多文化共生に
向け有意義である。講義では特に、学生にとって身近な日本文化や芸術の具体例をとりあげ、それが
いかにアジアや欧米文化との相互影響のもとに成立してきたかを理解し、多文化交流の実態を捉える
手掛りとする。
宗教学概論
本科目は宗教一般に関わる理解を深めることを目的とする。宗教が日常生活と深く関わっているのは
事実であるが、大方の日本人はそれを意識していない。本講では、この事実を再認識し、宗教がわれ
われの生活にもたらす影響を批判的に検討したい。宗教が必要かどうかは個人の問題であるが、国際
社会に通用する日本人になりたければ、宗教に関する知識は多少なりとも必要である。本講義はその
ための基本的な材料を提供するものである。
自然人類学概論
ヒトをサルや類人猿と比較することは、ヒトの自然における位置を理解するためにはきわめて有効であ
る。この講義では、ヒトを霊長類の一種としてとらえ、サルや類人猿の生態・社会・行動をヒトのそれらと
比較して、ヒトに特有な社会や文化を相対化する自然人類学の視点を身につけることを目標とする。
環境共生論入門
本講義では、これから未来に向かって、さまざまな環境の捉え方を身につけることで、環境問題解決へ
の道筋を自ら考えていく力を養う。現代の人間社会において環境問題へのとりくみは不可欠である。そ
のため私たち人間の生活する身の回りの環境や、多様な生物の織りなすさまざまな生態学的な関係を
理解することによって、私たちが自然環境とどのように共生していけるのかを検討していきたい。「生物
多様性」「生態系」「生物の保全」「持続可能性」などのキーワードをもとに、人間と環境の関わりについ
て考えを深めていく。
まちづくり入門
本講義では「まちづくり」について講義する。「まちづくり」という言葉は、様々な場面で使われているが
元来は「住民が自分たちの住む地域の問題をみつけ、解決していくプロセス」の意味である。まちづくり
を担う担い手は個人ではなく、自治会などの地縁組織、NPOあるいは任意団体など様々な形がある。
内容も花壇づくりから「高槻ジャズストリート」のような大掛かりなイベントまで色々ある。地元を住みよくし
ていくための活動は、主にヨーロッパ、アメリカから輸入されたものである。ヨーロッパ、アメリカでのことも
含めて、講義する。
- 13 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
社会心理学
本講義では、自分を取り巻く文化や社会関係の中でなにげなく見聞きし、あるいは自ら行っている振る
舞いについて、その背後にある心理的メカニズムの一端について解説する。身近な例について、比較
文化的な視点に配慮しながら、具体的な研究及び研究方法も紹介する。講義を通じて、他人や自分の
振る舞いがどうしてそうなのか。今まで考えてこなかった人にはその知識を、考えてきた人には別の見
方・考え方を提供する。
言語とこころ入門
本科目は、教育言語学の理論に基づき「人」、「社会」、「文化」をつなぐものとして「ことば」を捉えようと
する視点から、学生に「ことば」の意義、使い方を考察させる入門講義である。毎回児童文学(新美南
吉、灰谷健次郎など)のなかから「こころを揺さぶる」といわれる短い文章を取り上げ、全員で音読して
理解を深め、音読したあとの参加者各自の内省をノートに書き込む。その後、小グループに分かれ、各
自がどのような「ことば」を使えば「人」、「社会」、「文化」をつなぐことができるかについて話し合う。
「世界と日本」入門
本科目は、コース所属の多国籍教員によるオムニバス講義である。「世界から見た日本」、「日本から見
た世界」を基軸としながら、コース専攻科目の履修に先立って、アジア、環太平洋を中心とする世界の
文化の諸相を学ぶための入門的講義である。
(オムニバス方式/全15回)
(10 ケント ポーリン/2回)
オーストラリアなど世界の日本観などの学修を通じて、「世界から見た日本」、「日本から見た世界」の様
相を講義する。
(17 カルロス マリア レイナルース/2回)
移民など人口移動にかかる人々の相互交流による文化伝播の学修を通じて、国際的な視野から自己
と自文化の立脚点を再確認する。
(13 徐 光輝/2回)
日本文化に密接な関係のある東アジアの文化交流に関する学修を通じて、「世界から見た日本」、「日
本から見た世界」の様相を講義する。
(7 劉 虹/1回)
中国語と日本語との言語文化の比較を通じて、国際的な視野から自己と自文化の立脚点を確認する。
(18 史 彤嵐/1回)
日本文化に密接な関係のある中国語の言語文化の学修を通じて、「世界から見た日本」、「日本から見
た世界」の様相を紹介する。
(11 朴 炫国/1回)
日本文化に密接な関係のあるコリア語の言語文化の学修を通じて、国際的な視野から自己と自文化の
立脚点を再確認する。
(12 三谷 真澄/2回)
インドからシルクロードを経て中国・日本に伝播し、日本文化の基層の一部となっている仏教の特質を
講義する。
(6 嵩 満也/2回)
宗教文化の学修を通じて、現在に至るまで日本文化の重要な一側面となっている仏教や真宗の世界
的意義について講義する。
(8 泉 文明/2回)
日本語や京都独自の言語文化の学修を通じて、国際的な視野から自己と自文化の立脚点を再確認す
る。
学
科
基
礎
科
目
東アジアの地域交流
本科目は、文化史学を中心に、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東アジア諸地域の文化交流史
の概要を通して、学生に歴史という時間軸と地域という空間軸の中で相互交流の要因と過程を総合的
に考察する比較地域文化方法論を教える。授業で扱う主な内容は、①農耕文化の発生と集落の出
現、②農耕文化の伝播、③金属文明と社会の変容、④漢字の出現とその文化圏の形成、⑤都市の出
現と政治制度の関係、⑥宗教文化の発生と交流、などである。
現代経済と文化
本科目は、初めて経済学を学ぶ学生諸君を対象に、文化の影響を考慮した経済学の基礎をマクロ経
済学とミクロ経済学に分けて学ぶものである。前半のマクロ経済学については、一国の国民所得の決
定および経済成長のあり方を中心に議論する。一方、後者のミクロ経済学の部では、企業の生産行動
および家計の消費行動を紹介する。そこで、現代経済と文化との関わりを検討し、最近の日本や世界
経済の動向・課題を解説する。
文化人類学入門
本科目は、「民俗」を育んだ日本およびアジアの風土についての認識を深めつつ、文化人類学的諸相
(生活の基本である衣食住、農耕、漁撈、民俗芸能等)について学ぶ。文化人類学は主に農山漁業、
商工業など、古くから生産・流通活動に携わってきた民衆の生活や文化を研究対象とし、いわばこの国
の産業を支えてきた無名の人々の文化をたどる学問である。それゆえ授業では、フィールドワークを通
して問題を発見し、解決していく姿勢を重視する。野外に出て学問する面白さを実感し、問題発見につ
なげるようにしたい。
日本語論文表現(初級)
本科目は、論文を書くための基本的なルールや表現、構成の組立て方等、実際的な能力を身につけ
るためのものである。「である体」の徹底・話し言葉と書き言葉の識別・紛らわしい助詞の使い分け・表記
規則の習得・参考文献の扱い方等の定着をはかる。また要約練習を通して論旨を読み取り、添削指導
で論理的な文章の作成能力を身に付ける。なお、本科目は留学生対象科目である。
日本語論文表現(上級)
本科目は、「日本語論文表現(初級)」を履修済み、もしくは同等の能力がある者を対象とするものであ
る。論文を書くための基本的なルールや表現、構成の組立て方等、実際的な能力を身につける。「であ
る体」の徹底・話し言葉と書き言葉の識別・紛らわしい助詞の使い分け・表記規則の習得・参考文献の
扱い方等の定着をはかる。また要約練習を通して論旨を読み取り、添削指導で論理的な文章の作成
能力を身に付ける。なお、本科目は留学生対象科目である。
- 14 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
芸術・メディア入門
講 義 等 の 内 容
本科目では、芸術・メディアコース所属教員が、文学、演劇、マンガ、音楽などのさまざまなジャンルの
芸術から、マスメディアや広告などの情報媒体と社会の関係まで、それぞれの専門に関する入門的な
授業をおこなう。
(オムニバス方式/全15回)
(15 松居 竜五/5回)
比較文化論の立場から、現代の大衆文化からいくつか例を挙げ、国境を越えた差異が生じる背景、分
析の方法などについて学ぶ。
(22 八幡 耕一/2回)
マスメディアやインターネット上に表象される記号や言説をいかに読み解くか、そしてどのようなもの、こ
とがメディア研究の対象となるかを学ぶ。
(2 サルズ ジョナ/2回)
伝統芸能から前衛的な舞台芸術までを対象に、パフォーミング・アーツの時代と地域を越えた広がり、
相互作用の実態、鑑賞の技法などを学ぶ。
(23 杉本=バウエンス ジェシカ/2回)
マンガやアニメーションが日本から世界へ、世界から日本へとグローバルに流通する実態、そしてそこ
に反映される文化的差異を分析する方法などを学ぶ。
(3 ファーマノフスキー マイケル/2回)
音楽や映画などの大衆文化を題材に、欧米と日本のそれを比較分析し、文化圏の違いがどのように記
号化しているかを学ぶ。
(14 カルドネル シルヴァン/2回)
コマーシャル映像の歴史的変遷を概観し、映像と文化、映像と思想などの関係を知り、消費社会に暮ら
す私たちに求められる批判的視点を学ぶ。
学
科
基
礎
科
目
映像文化入門
本科目の目的は、まず「映像文化」とは何かを把握すること、そして「映像リテラシー」を身に付けること
である。15回に渡る講義は3つに分けられ、第1部では英語圏の映像文化(ハリウッドやイギリス、オース
トラリア)、第2部ではヨーロッパ大陸の映像文化、そして第3部では日本を中心にアジアの映像文化に
ついて学ぶ。各部において、講義内で指定される代表的な作品を鑑賞し、受講者は講義を通して学ん
だ映像リテラシーの結果を示すため、作品のレビューを作成して提出する。
大衆文化入門
本科目では、「大衆文化」(ポピュラーカルチャー)の歴史や発達の流れ、世界での広がりや浸透、経済
の発達や「ハイカルチャー」、メディアや政治との関連、私たちが生きる社会の日常的な役割や批判の
対象としての存在など、さまざまな視点から学んでいく。講義では毎回具体的な事例があげられる。グ
ローバル化する世界では、大衆文化の文化越境的な側面や文化交流のなかの役割の拡大も考察し、
大衆文化の包括的理解を目指していく。
メディア文化入門
本科目では、伝統的なマスメディア(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)から統合型の情報メディア(スマート
フォン、ウェアラブル端末など)まで、現代社会を特徴づけている多様なメディアの諸相(歴史・意義・課
題・産業構造など)を学ぶ。どのようなメディアでも、その構成要素は伝送インフラ、プラットフォーム、コ
ンテンツに分類されるが、特にコンテンツは国や文化によって差異がある。本科目では、こうしたグロー
バルな視点にも留意し、私たちの日常生活や社会の諸問題と密接な関わりを有するメディアについて
立体的・複眼的に学ぶ。
比較演劇入門
演劇は人間同士の生(なま)のコミュニケーションであり、コミュニケーションの重要なツールといえる。言
い換えれば演劇とは、舞台上の役者同士のコミュニケーション、かつ役者と客の間のコミュニケーション
である。現代のハイテクによる隔たり感や、抽象的な人間関係の環境の中で、生の演劇イベントは人間
の表現とコミュニケーション上とても重要な役割をしている。本科目では、古典も実験的なものも、ダンス
も人形劇も、ミュージカルも台詞劇も、日本の演劇も西洋、東洋のものまで広く学ぶ。
物語と文学
文学一般・物語論に関する基礎的な教養を身につけるとともに、文学を中心に各ジャンルの作品の鑑
賞力・批評力を高めることを目的とする。扱う素材は受講生の志向や知識に応じてその都度考えてゆく
が、たとえば『日本書紀』以来様々に変奏されてきた「浦島太郎」物語とそこから派生したとも考えられる
「桃太郎」物語、西洋起源の落語『死神』、ソポクレスの悲劇『オイディプス王』や夏目漱石、宮沢賢治、
新美南吉、太宰治、浜田広介の小説や童話など、多様な物語を採り上げ、物語構造や成立経緯など
について討論しながら知見を深めてゆく。
比較文化入門
19世紀半ばに開国した日本は、その後不平等条約の下で開港地に外国人を受け入れることになっ
た。幕末・明治期に来日した外国人達はさまざまなかたちで当時の日本に関わり、記録を残している。
こうした記録を現在の目から読み直すことは、当時の日本と西洋の関係だけでなく、現在の私達と世界
の関係を理解するために重要である。本科目では、比較文化の視点から、こうした資料を読み解いて
いく。
- 15 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
English Workshop A
本科目は、TOEICテストを視野に入れつつ、総合的な英語力の改善を目指す。テストの構成を理解し、
それぞれの問題のパートにおける読解力、文法知識、状況判断、データの見方などを考えていく。それ
ぞれの問題のポイントを考え、これに対応した文法事項や表現の常識などを学ぶ。これにより、実践的
なコンテクストにおける英語力の練磨を同時に目指す。さらに、実際のテスト形式の問題に教員とともに
解答を試みることによって総合的な英語力を向上させていく。
English Workshop B
本科目は、さまざまな状況設定のもとで、円滑な会話を維持する能力を身につける。国際的なコミュニ
ケーションに求められる、相手の立場に立ったものの考え方や自分の文化の考え方を説得する方法を
考える。世界のさまざまな地域の人々の意見や考え方を聞き、これに対してどのように自分自身の意見
を述べるかについて学ぶ。異文化に属する人々とのコミュニケーションについて、その人々の生活習
慣・言語習慣を考慮すること、丁寧さの程度とことば使いに気をつけることの重要性も学ぶ。
English Workshop C
本科目は、英語の語彙力増強を目的とする。一つ一つの単語をそのまま丸暗記するのではなく、単語
の成分である形態素(最小の意味単位)に注目して、効率的な記憶方法を理解する。このように、語源
の知識、品詞の変換方法、語法、語形成などの理論を学ぶほか、文脈から単語や表現の意味を推測
する練習もする。このような語彙増強の方法はどの言語の母国語話者もある程度実行していることであ
り、また、本科目は実務英語にも配慮しているのでTOEIC等の外国語試験にも有用と考えられる。
English Workshop D
本科目は、実務分野の英語の基本的コミュニケーション技術を身につけることを目的に、ビジネス英語
を読み、書き、聞き、話す能力を総合的に高める。将来国際的な環境で英語を使用する仕事をめざす
人に適しており、実際のオフィス環境に使用される英語を十分に取り入れたテキストを使用して、そこで
現れる基本的な表現の特徴を理解し、かつそれに慣れる訓練を行う。授業では役割を決めた模擬事務
作業や指示書作成、プレゼンテーションの練習なども行う。
上級英語A
本科目は、先進技術による知識の獲得と英語力上達の方法を理解することを目指すと同時に、教職課
程の科目として履修する人に配慮して、電子辞書、電子書籍、タブレット、インターネットなどを利用す
る目的と方法について、教育上の効果の側面からも考察を加える。具体的な題材には、「第二言語とし
ての英語」、「各種英語方言と文化」、など現代社会の実情を反映した内容のものを扱う。さらに、自分
自身で学習プログラムを考案すること、short video(短い映画)を作成して、英語の説明をつけること
など、さまざまな活動を通して、実践的な英語力を身につける。
上級英語B
本科目は、教職課程の科目として履修する人に配慮して、ネイティブスピーカーの英語と、日本人の話
す英語を含めて、世界のさまざまな地域で話されている、ネイティブスピーカー以外の人が話す英語に
ついて考察するほか、世界のさまざまな地域で英語が使用されている実情について考えることを目的と
する。英語の方言、第二言語としての英語、さらに、それぞれの土地の文化、政治、経済などについて
十分な説明をするための英語についても学ぶ。また、異なる種類の英語を理解するために複数の英語
の発音の相違も観察していく。
Advanced English A
本科目は、世界のさまざまな時事問題に関するリーディングとディスカッションを行う。アジア、南アメリ
カ、ヨーロッパ、アフリカなどの国々に目を向けて、ニュースの話題になっているトピックを考えていく。国
際的な問題について、英語ではどのように報道がなされているかを理解して、これに対して自分自身の
意見を持って英語で発言する練習に取り組む。具体的には、韓国や中国と日本の国際関係、アジア新
興国であるインドや中国の近年における経済発展、アジア諸国の民族の生活と文化などについて考察
する。
Advanced English B
本科目は、語彙、文法、速読法などを中心に、高度な英語の総合的な運用能力を着実に身につけるこ
とを目的とする。具体的には、TOEICテストで言えば700点から800以上を目指す人のための授業であ
り、英語を理解する速度と英語を表現する正確さを追求し、英語表現や文法に関する正確な知識の定
着、また英文そのものに対する習熟度向上をねらう。授業では、実際にTOEICテストの問題集を解いて
教員が解説を加えるといった方式も採り入れる。
Advanced English C
本科目は折に触れて論議の的となるような話題について英語で討論することにより、批判的思考法を
身につけることを目的とする。批判的思考のためには相手の主張を吟味すること、提出された情報の信
頼性を判断することなどが含まれる。逆に批判的態度で聞いている対話の相手に対して、どのように説
得を試みるかを学ぶ。外国語においては、語学力の不足が反論の足枷になりがちだが、この科目では
学生同士の討論のほか、プレゼンテーションをお互いに評価することによって、英語という外国語にお
いても批判的思考ができるように訓練する。
Advanced English D
本科目は、批判的思考法をリーディングとライティングとディスカッションに応用することを目的とする。
教員に提示されたさまざまな時事問題のトピックについて読んだり聞いたりしたあと、これをクラスで討
論する。さらにこの討論を受けて、当該トピックについて自分自身の意見を英語で書く練習をする。ト
ピックの題材にはニューヨークタイムズの記事や各種演説を使用して、情報の信憑性、提示された意見
の根拠の吟味など、批判的思考法の手段を適用して、自分自身の意見の妥当性も高める工夫をする。
フランス語セミナーⅠ
本科目では、フランス映画で使われているフランス語の翻訳・聞き取り練習を通して、自然なフランス語
を学ぶ。映画を鑑賞しながら、映画の中のフランス語を自分自身で日本語にしてみたり、覚えたフラン
ス語表現を応用して簡単なフランス語作文をしていく。また、フランス社会・文化について読み応えがあ
ると同時に、簡潔で平易な表現で書かれた文章も読んでいくことで、フランス社会・文化について学び
ながら、フランス語の読解力を養成していく。
フランス語セミナーⅡ
本科目は、フランス語の表現、語彙を身につけると同時に正確な文章を書くことができるようにする。プ
リントや聞き取りの教材などを用いてフランス語会話や作文を練習し、フランスの社会と文化について学
ぶ。毎週それぞれのトピックから重要な単語を取り上げ、実践的な会話の練習を行うことで、フランスの
社会と文化についての理解を深める。また、本科目では、自分の社会と文化についてフランス語で表
現できるようになることを目指す。
フランス語セミナーⅢ
本科目ではフランス語の短編、具体的にはルネ・ゴシニーの文にジャック・サンペが絵をつけた、日本
でも有名な「プチ・ニコラ」シリーズの中から何編かを選んで読みながら、フランス語文法の理解や、そ
れを使いこなせるようになることを目指す。同時に、国民的キャラクターである主人公ニコラを通じ、フラ
ンスの文化を学ぶ面白いきっかけとしたい。本科目では、いきいきとした文章を読むことによって、フラ
ンス語文法への理解を深めることを目的とする。
- 16 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
中国語セミナーⅠ
本科目は「中級中国語」の第一段階として、初級~中級の語学力を身につけることを目指し、発音をよ
り正確に、語彙をより豊富に、文法をより応用できるようになることを目標とする。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全30回)
(18 史 彤嵐/15回)
これまでに習った重要な語句や文型、文法知識を復習しながら、語彙の量を増やし、新たな文法知識
を習得し、応用力を高めるよう朗読、会話、読解、作文、書き取りなど各種の訓練を行い、聞く、話す、
読む、書くなど総合的な技能を身につけていく。
(7 劉 虹/15回)
リスニング&通訳の能力を養成することを目的とする。教科書のCDやその他の音声資料を利用し、繰
り返し練習することによって、リスニング、書き取り、通訳、会話などの力を自分のものにしていく。なお、
受講生の発音、声調を引き続き矯正し、正確且つ自然な発音とイントネーションができるように心がけ
る。
中国語セミナーⅡ
本科目は「中級中国語」の第二段階として、「中国語セミナーⅠ」とリンクしており、引き続き初級~中級
の語学力を身につけることを目指す。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全30回)
(18 史 彤嵐/15回)
語彙の量を増やし、新たな文法知識を習得し、応用力を高めることを授業の目標とする。朗読、会話、
読解、作文、書き取りなど各種の訓練を行うことによって、受講生の聞く、話す、読む、書くなど総合的
な技能を向上させていく。
(7 劉 虹/15回)
作文、翻訳の技能を養成することを目的にする。周知のように、外国語習得の上では文法の理解が必
要不可欠である。文型、文章を覚え、まねて表現することが大事であり、その練習を繰り返してはじめて
より自然な、外国語らしい表現ができる。それと同時に、翻訳の力も自然に身につけていく。
中国語セミナーⅢ
本科目は「中級中国語」の第三段階として、中級の語学力を身につけると同時に、中国社会や文化へ
の理解を深め、異文化コミュニケーション能力を向上することを目指す。
(オムニバス方式/全30回)
(18 史 彤嵐/15回)
時事中国語の読む力を養成することを目的にする。新聞や雑誌、インターネットから記事、エッセイ、短
編小説を厳選して講読していく。時事中国語ならではの語彙(書面語、新語、流行語、などを含む)、表
現法を身につけ、中国の「今」を最新の記事とともに学びながら、中国社会や文化への理解を深めるこ
とを目指す。
学
科
専
攻
科
目
(7 劉 虹/15回)
中国語の実用能力、すなわち「ビジネス会話」の力を養成することを授業の目的とする。表現パターン、
語彙量を増やしながら、さまざまなビジネスシーンの会話を理解し、実践的会話力を養成するよう授業
を進める。もちろん、言語は、その国の文化や思想をその背景として成り立っているものであるため、異
文化理解と異文化コミュニケーション能力の養成も講義の目的とする。
コリア語セミナーⅠ
本科目は、やさしくて読みやすい文学作品を読みながら、これまで学んだコリア語能力を活用し、かつ
不足部分を補充する。文学作品の表面にある表面的な意味や文章の中にある含蓄的意味、背景説明
の文化的な脈絡を把握する。文学作品や日記表現は「言語の花」といわれることから、文学作品を通じ
て言語の表面的な意味を理解し、その中に含意された文化的脈絡を把握するようにする。こうした文学
的表現を学び、自身の日記表現や発表でも活用することができる能力を育てる。
コリア語セミナーⅡ
本科目は、日記の作文を通じてコリア語の統合的な運用能力を学ぶ。重要な対話を充分に理解し、積
極的に表現する。いろいろな場所で使われる対話を中心に、自身の表現方法や対話中にある文法の
機能、役目、発音等を繰り返し練習するほか、毎日コリア語で日記を記録し、誤った表現や違った部分
を修正する。文学作品や日記表現は「言語の花」といわれることから、文学作品を通じて言語の表面的
な意味を理解し、その中に含意された文化的脈絡を把握するようにする。こうした文学的表現を学び、
自身の日記表現や発表でも活用することができる能力を育てる。
コリア語セミナーⅢ
本科目は、韓国の新聞や雜誌などの記事を読むことで、コリア語能力を向上させ、韓国の社会につい
て理解する。韓国社会はインタ-ネットが普及しているため、インタ-ネットを活用して多くの情報を得
ることができる。受講者はインタ-ネットを活用して得た多くの情報や記事の中から韓国社会を理解で
きるし、韓国に関する情報を効率的に検索することができる。また、文学作品や日記表現は「言語の花」
といわれることから、文学作品を通じて言語の表面的な意味を理解し、その中に含意された文化的脈
絡を把握するようにする。こうした文学的表現を学び、自身の日記表現や発表でも活用することができ
る能力を育てる。
日本語セミナーE
本科目は、国際交流基金と日本国際教育支援協会が共催実施する「日本語能力試験」のN1レベル合
格程度の日本語能力を身に付けることを目標とするものである。日本で専門職を活かした職業に従事
しようとするなら、医師・看護師・理学療法士・言語聴覚士等々を始めとして、多くの領域分野にて「日
本語能力試験」のN1の認定が必要となる。言語知識・読解(文字語彙・文法・読解)と聴解が骨子となる
が、それに沿った日本語運用能力を身につけることを目標とする。なお、本科目は留学生対象科目で
ある。
日本語セミナーF
本科目は、新聞記事・ニュ-ス等を素材として、時事日本語を学ぶものである。このジャンルの独特の
スタイル・語彙・表現等を学習しながら、内容理解に必要な知識として、日本事情・日本社会の背景等
についても身に付ける。さらに、教材として取り上げた記事を基に、質疑応答や意見交換などのクラス
活動を行ない、内容理解を深める。なお、本科目は留学生対象科目である。
日本語セミナーG
本科目は、社説・論文等の論説文と、物語・散文・詩歌等の文学との相違を意識しながら、さまざまな種
類の文章に触れ親しもうとするものである。また、それぞれの文章の趣旨にかなった読み方を身に付け
ようとするものである。速読・多読・精読の訓練を積みながら、大意把握の要領を学習させ、要約の練習
も試みる。さらに、関連テーマを題材とした意見交換や質疑応答などの発表の場を設け、自発的で積
極的に理解を深めることができるように指導する。なお、本科目は留学生対象科目である。
- 17 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
日本語セミナーH
本科目は、日本語運用力の中で重視される、位相(地域・性別・年齢・職業・階層や、書きことばと話し
ことばなどによって、言葉の違いが起こる現象)や待遇表現(聞き手や話題の中の人物に対して、話し
手の尊敬や卑しめの気分を言い表す言語表現)に現れる日本語の特質を学ぶものである。異文化間
で的確な意思疎通を行うには文化的知識・歴史的背景等の知識を必要とする。また、このテーマにつ
いて日本語でプレゼンテーションすることを課す。なお、本科目は留学生対象科目である。
ペルシア語セミナーⅠ
本講義は、イスラーム文化の主要言語で、イランなどの国語であるペルシア語について、ペルシア文字
32文字の書き方から始め、基礎文法、およびあいさつなど基本的会話を学んでいく。ペルシア文化に
ついても理解を深める。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/全30回)
(16 佐野 東生/15回)
ペルシア語文法は他の言語に比べ簡単といわれるが、特に独特のペルシア文字の書き方、読み方、
およびエザーフェ、動詞の活用といった基本的文法については最初が肝心なので、繰り返し練習して
いく。
(169 谷 正人/15回)
基本的な文法事項の学習とともに、現地への滞在・研修などで役立つ、初対面のあいさつから、レスト
ランでの注文の取り方、バーザール(市場)での買い物などシチュエーションにあわせた基本的会話を
身に着けていく。
ペルシア語セミナーⅡ
本講義は、「ペルシア語セミナーⅠ」に続いて、イスラーム文化の主要言語であるペルシア語につい
て、文法と会話の両面から学んでいく。初級文法を終わらせた後、簡単な文献講読や、イランの歌謡・
音楽の学習なども実演を交えて行う予定。
(オムニバス方式/全30回)
(16 佐野 東生/15回)
「ペルシア語セミナーI」で学んだ文法を復習し、仮定法などの応用的文法事項を理解する。またペル
シア語表現に欠かせない複合動詞や慣用表現をおぼえていく。同時に、簡単な物語類や新聞記事な
どを講読し、併せて現地事情も理解していく。
(169 谷 正人/15回)
イランへの旅行、研修などの滞在を想定した、空港やタクシー、家庭、大学、観光地など、シチュエー
ションにあわせた、より高度な会話能力を身に着けていく。また、より具体的でわかりやすいペルシア
語・文化理解のため、独特のイラン歌謡・音楽について、歌詞を覚えて楽器演奏に合わせて歌う練習
なども行う。
学
科
専
攻
科
目
トルコ語セミナーⅠ
本講義では、トルコ語の基礎を文法・会話両面から学んでいく。トルコ語は、トルコ共和国の国語である
だけでなく、その諸方言は中央アジアのトルコ系の共和国で話され、流通範囲が広い。アルファベット、
母音と子音の発音、母音調和などの基本を丁寧に学ぶ。その後、基礎文法に入り、日本語と似た語順
に慣れ、動詞の基本形と時制、人称変化などを順次学んでいく。基本単語をおぼえていくと同時に、あ
いさつなど基本的日常会話も適宜学んでいく。講義を通じ、現地旅行などで困らない程度のトルコ語
能力を目指す。
トルコ語セミナーⅡ
本講義は、「トルコ語セミナーⅠ」に続いて、aorist型や未来形、関係詞や仮定法を含む動詞の活用を
中心とした文法を学んでいく。より多くの基本単語をおぼえ、複雑な表現が自分でできることを目指す。
次いで、小学校の教科書や新聞記事など簡単な散文テキストを講読し、トルコ語の文章表現に慣れ
る。これらとあわせて、観光や文化研修、留学などのシチュエーションにあわせた基本的日常会話も学
んでいき、現地で役に立つトルコ語の習得を目指す。
アラビア語セミナーⅠ
本講義は、アラビア語の基礎について、文字の書き方からはじまり、基礎文法を中心に学ぶ。アラビア
語はイスラームの主要言語で、多くのアラブ諸国の国語として広範に流通している。本科目では、まず
アラビア文字の書き方と発音の習得を、学生が理解できるように時間をかけて行っていく。その後、基礎
文法に入り、動詞の基本形と活用、人称変化などについて、最も基本的な事項を学んでいく。同時に、
基本的あいさつについても習得していく。
アラビア語セミナーⅡ
本講義は、「アラビア語セミナーⅠ」に続いて基礎文法を学び、動詞の1型から10型までを習得してい
く。また、基本単語をおぼえていく過程で、動詞を基本とした名詞、形容詞などの形成のされ方につい
て理解し、これに従ったアラビア語の辞書の引き方をマスターする。同時に、アラブ諸国への旅行や文
化研修などの様々なシチュエーションに応じた基礎的日常会話をゆっくりおぼえていく。これを通じ、現
地で役に立つ実践的アラビア語の習得を目指す。
スペイン語セミナーⅠ
本科目は、スペイン語コミュニケーションの基礎知識をバランス良く学ぶために「アンバル・スペイン語
講座」用の教科書を用いて、スペイン語の運用に欠かせない基礎的な表現を学ぶ。さらに、学生の積
極的な「参加型」の講義を実践し、授業内容を確認した後、テーマに沿ったペア・グループワークも行
い、映像を用いて、スペイン語圏の文化や歴史も概観する。
スペイン語セミナーⅡ
本科目は、「スペイン語セミナーI」に引き続き、会話とスペイン語圏の基礎知識をバランス良く学ぶため
に「アンバル・スペイン語講座」用の教科書を使用し、日常会話に欠かせない文法事項を学ぶ。さらに、
学生の積極的な「参加型」講義を実践し、授業内容を確認した後、テーマに沿ったペア・グループワー
クも行う。また、映像を用いて、スペイン語圏の文化や歴史を概観する。
ドイツ語セミナーⅠ
本科目は、初めてドイツ語を学習する人を対象とし、ドイツ語のアルファベットの読み方、発音、簡単な
挨拶というような基礎的なことから学ぶ。平易な語句を使いながら、楽しい会話表現や読解力を鍛え
る。
ドイツ語セミナーⅡ
本科目は、「ドイツ語セミナーⅠ」で習得した知識に加え、さらに様々な動詞表現、時制等を学ぶ。テキ
ストは平易な語句を使いながら、楽しい会話表現や読解力を鍛える。
ロシア語セミナーⅠ
この授業では、ロシア語の基礎文法と会話を学習する。ロシア語は、世界で最もよく話される言葉の1つ
で、国連の公用語の1つにもなっていることから、ロシアへの関心や理解を深めるため、言葉の学習だ
けでなく、映像資料をもとにロシア文化やロシア社会に関する解説を適宜行う。
ロシア語セミナーⅡ
「ロシア語セミナーⅠ」の学習内容を復習しつつ、ロシア語の基礎文法と会話を更に学修する。ロシア
語は、世界で最もよく話される言葉の1つで、国連の公用語の1つにもなっていることから、ロシアへの
関心や理解を深めるため、言葉の学習だけでなく、映像資料をもとにロシア文化やロシア社会に関する
解説を適宜行う。
- 18 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
ロシア語セミナーⅢ
この授業では、すでに学修した「ロシア語セミナーⅠ」「ロシア語セミナーⅡ」を基礎に、ロシア語の会話
力を身につける。会話表現のみならず、文法をきちんと押さえながら学ぶことにより、「聞いて話す力」に
加え、「読んで書く力」を養う。
ロシア語セミナーⅣ
すでに学修した「ロシア語セミナーⅠ」「ロシア語セミナーⅡ」「ロシア語セミナーⅢ」に引き続き、ロシア
語の会話力を身につける。会話表現のみならず、文法をきちんと押さえながら学ぶことにより、「聞いて
話す力」に加え、「読んで書く力」を養う。
ポルトガル語セミナーⅠ
本科目は、初めてポルトガル語を学ぶ者を対象に、やさしい会話の教材を用いて、ごく初歩的な単語
や表現を学習する。ブラジルの言葉と文化に親しむことを目標とし、歴史や文化、日常生活に関する事
柄にも目を向ける。授業では、ポルトガル語についての理解と関心を更に深めるために、ブラジルの国
名由来や広い国土を持つ理由をはじめとする事情概論のほか、豊かな自然の恵みをテーマにしたイン
ディオの伝説など、ブラジルを理解する手がかりも紹介する。
ポルトガル語セミナーⅡ
本科目は、「ポルトガル語セミナーⅠ」で学んだことを復習しながら、さらに基本的な会話表現を学ぶ。
本科目においても、ブラジルの言葉と文化に親しむことを目標とし、歴史や文化、日常生活に関する事
柄にも目を向ける。授業では、ポルトガル語についての理解と関心を更に深めるために、ブラジルの国
名由来や広い国土を持つ理由をはじめとする事情概論のほか、豊かな自然の恵みをテーマにしたイン
ディオの伝説など、ブラジルを理解する手がかりも紹介する。
ポルトガル語セミナーⅢ
本科目は、「ポルトガル語セミナーⅠ」および「ポルトガル語セミナーⅡ」の発展科目として、会話表現の
みならず、文法をきちんと押さえながら学ぶことにより、「聞いて話す力」に加え「読んで書く力」を養い、
さらに実践的なレベルを身に着ける。また、ブラジルへの関心や理解を深めるため、言葉の学習だけで
なく、資料をもとに歴史や文化、日常生活に関する解説を適宜行う。
ポルトガル語セミナーⅣ
本科目は、「ポルトガル語セミナーⅢ」に引き続き、会話表現のみならず、文法をきちんと押さえながら
学ぶことにより、「聞いて話す力」に加え「読んで書く力」を養い、さらに実践的なレベルを身に着ける。
また、ブラジルへの関心や理解を深めるため、言葉の学習だけでなく、資料をもとに歴史や文化、日常
生活に関する解説を適宜行う。
実践フランス語A
本科目は、実践的かつ基礎的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができるようになること
を目指す。具体的な到達目標は、基礎的な単文の構成と文意ならびに基礎的な対話を理解できるよう
になること(読解)、基礎的な文の聞き分け、日常使われる基礎的応答表現の理解、数の聞き取りなど
ができるようになること(聴解)、基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な、動詞であれば直説
法、命令法等などの文法的知識を習得すること(文法知識)であり、仏語検定試験4級合格程度のフラ
ンス語能力獲得を目指す。
実践フランス語B
本科目は、実践的かつ簡単な日常表現を理解し、読み、聞き、話し、書くことができるようになることを目
指す。具体的な到達目標は、日常的に使われる表現を理解し、簡単な文による長文の内容を理解でき
るようになること(読解)、日常生活で使われる簡単な表現や、基本的語句を正しく書くことができるよう
になること(作文)、簡単な会話を聞いて内容を理解できるようになること(聴解)、基本的な文法知識全
般を習得すること(文法知識)であり、仏語検定試験3級合格程度のフランス語能力獲得を目指す。
実践フランス語C
本科目は、日常生活における平易なフランス語を、聞き、話し、読み、書くことができるようになることを
目指す。具体的な到達目標は、一般的な内容で、ある程度の長さの平易なフランス語の文章を理解で
きるようになること(読解)、日常生活における平易な文や語句を正しく書けるようになること(作文)、日
常的な平易な会話を理解できるようになること(聴解)、簡単な応答ができるようになること(会話)、基本
的な文法事項についての十分な知識を得ること(文法知識)であり、仏語検定試験準2級合格程度のフ
ランス語能力獲得を目指す。
実践フランス語D
本科目は、日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、使えるようになることを目指
す。具体的な到達目標は、一般的事象に関する文章を理解できるようになること(読解)、一般的事象
について伝えたい内容を書き表すことができるようになること(作文)、一般的事象に関する文章を聞い
て理解できるようになること(聴解)、日常生活の様々な話題について会話ができるようになること(会
話)、やや高度な文法知識まで理解できるようになること(文法知識)であり、仏語検定試験2級合格程
度のフランス語能力獲得を目指す。
実践中国語A
本科目は、実践的な中国語の基礎習得を目的とする。具体的には、平易な中国語を聞き、話すことが
できるようになることであり、単語の意味、漢字のピンイン(表音ローマ字)への表記がえ、ピンインの漢
字への表記がえ、常用語500~1,000による中国語単文の日本語訳と日本語の中国語訳などが問題な
くできる水準を目指す。授業の前半はリスニング能力の向上を目指した取り組み、後半は文法事項や
語彙の用法の確実な習得を目指した取り組みとし、中国語検定試験4級合格程度の実力をつけられる
ようにする。
実践中国語B
本科目は、中国語を使って、生活、学習、仕事等における基本的なコミュニケーションができ、中国旅
行の時も大多数の場合において中国語で対応することができるような実践的な中国語運用能力の獲
得を目指す。具体的な到達目標は、600語程度の常用単語と文法知識の習得であり、HSK(中国政府
が公認する中国語検定)3級合格程度の中国語能力を習得できるようにする。なお、受講者の学習状
況を見て、授業内容の難易度を調整する場合がある。
実践中国語C
本科目は、基本的な文章を読み、書き、簡単な日常会話ができる程度の実践的な中国語の基礎習得
を目的とする。具体的な到達目標としては、単語の意味、漢字のピンイン(表音ローマ字)への表記が
え、ピンインの漢字への表記がえ、常用語1,000~2,000語程度による中国語複文の日本語訳と日本
語の中国語訳などが問題なくできる水準を目指す。授業の前半はリスニング能力の向上を目指した取
り組み、後半は文法事項や語彙の用法の確実な習得を目指した取り組みとし、中国語検定試験3級合
格程度の実力をつけられるようにする。
実践中国語D
本科目は、幅広い範囲にわたる一般的な話題について、中国語でコミュニケーションをすることがで
き、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる水準に相当する、実践的な中国語運用能力の
獲得を目指す。具体的な到達目標は、1,200語程度の常用単語と文法知識の習得であり、HSK(中国
政府が公認する中国語検定)4級合格程度の中国語能力を習得できるようにする。なお、受講者の学
習状況を見て、授業内容の難易度を調整する場合がある。
- 19 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
実践コリア語A
本科目は、日常的な場面で使われる基本的なコリア語を理解し、表現できる程度の実践的なコリア語
能力の獲得を目指す。言語学習は繰り返し訓練と学習を通じて自然に身につけるのが重要である。そ
こで本科目では韓国の音楽、映画、ドラマなど多様な媒体を学習に活用するよう紹介しながら練習す
る。具体的な到達目標としては、ハングル能力検定試験 3級あるいは韓国語能力試験初級(1級およ
び2級)合格程度の水準に相当するコリア語運用能力を身につける。
実践コリア語B
本科目は、日常的な場面に加え、より幅広い場面で使われるコリア語をある程度理解し、表現できる程
度の実践的なコリア語能力の獲得を目指す。言語学習は繰り返し訓練と学習を通じて自然に身につけ
るのが重要である。そこで本科目では韓国の音楽、映画、ドラマなど多様な媒体を学習に活用するよう
紹介しながら練習する。具体的な到達目標としては、ハングル能力検定試験 準2級あるいは韓国語能
力試験中級(3級および4級)合格程度の水準に相当するコリア語運用能力を身につける。
実践コリア語C
本科目は、幅広い場面で使われるコリア語を理解し、それらを用いて表現できる程度の実践的なコリア
語能力の獲得を目指す。言語学習は繰り返し訓練と学習を通じて自然に身につけるのが重要である。
そこで本科目では韓国の音楽、映画、ドラマなど多様な媒体を学習に活用するよう紹介しながら練習す
る。具体的な到達目標としては、ハングル能力検定試験 2級あるいは韓国語能力試験5級合格程度の
水準に相当するコリア語運用能力を身につける。
実践コリア語D
本科目は、幅広い場面で使われるコリア語を十分に理解し、それらを用いて自由自在に表現できる程
度の高度な、かつ実践的なコリア語能力の獲得を目指す。言語学習は繰り返し訓練と学習を通じて自
然に身につけるのが重要である。そこで本科目では韓国の音楽、映画、ドラマなど多様な媒体を学習
に活用するよう紹介しながら練習する。具体的な到達目標としては、ハングル能力検定試験 準1級ある
いは韓国語能力試験6級合格程度の水準に相当するコリア語運用能力を身につける。
住居学概論
本科目は、人間の生活の器としての「家」あるいは「住まい」について、その歴史をたどりながら説明す
る。ヒトは「家」と称されるものを用いて生活を営んでいるが、その形態、材料、大きさなどは地域により、
国により、気候と文化によって異なっている。歴史とともに、時代とともに、あるいはそのときどきの流行
に合わせて変化してきている。この様子を、住宅の機能面、個室と家族共同の部屋、台所などの配置と
動線に焦点をあてる。さらに、ルームシェア、コレクティブハウスなどの日本では新しい住まい方につい
ても述べる。
居住環境概論
本科目は、都市にすむ人にとっての居住環境を2つの視点から考える。ひとつめは、子ども、遊び場の
不足・防犯という問題がある。これらの問題をロンドン、ストックホルムなど、海外の大都市はどのようにし
て解決しているのか、あるいは解決しようとしているのかについて講義する。ふたつめは、ヒトと動物の
関係とそれを支える状況である。犬やネコを飼うことが日本では住宅事情なども原因となって難しいとい
う事実がある。イギリスなどが法律上どのように定めているか、動物との生活を支える都市環境はどう
なっているかについて学修する。
多文化交流論A
本科目は、多文化交流入門の内容を基に、世界の様々な文化の、地域を超えた交流について、より深
く考察していく。特に、日本、中国などアジア方面で独自に発展した文化と、ヨーロッパ、アメリカを中心
として世界的影響のある西洋文化との大規模な交流について、中継地としてのイスラームやインドなど
を視野に入れて考察する。地中海世界、インド洋世界、シルクロードなど異文化を結ぶ「超域」的ネット
ワークを背景として、絵画や陶器、あるいは建築などのわかりやすい「モノ」の実例を挙げ学んでいく。
多文化交流論B
本科目は、世界の文化の中で特に音楽を主体とする文化に焦点を当て、その歴史的交流と相互影響
の実態を考察する。特に、正倉院の琵琶にみられるように、日本の音楽文化は狭義のアジアを超え、イ
ンドやペルシア方面とのユーラシア規模の交流の結果発展した。そのルーツである音楽文化とはどの
ようなものであったか。講義では、ユーラシア各地の弦楽器などの種類を実演も交えて学び、ヨーロッパ
への影響と、欧米の音楽文化との比較についても考察していく。音楽文化を通じた多文化交流の実態
を解明する。
多文化共生と宗教
キリスト教、イスラーム等の一神教とそうした超越的絶対者を認めない仏教などにおける人間観の違
い、また共通点に注目し、こうした異宗教同士の共生の可能性を考察する。
(オムニバス方式/全15回)
(1 久松 英二/4回)
一神教における唯一神の絶対性を踏まえつつ、その正義・愛を主体とする倫理性を軸に、他宗教との
共通性を探る。
(16 佐野 東生/4回)
イスラームにおける公正・平等などの倫理観の文化・社会的影響について、他宗教と比較し、共生のあ
り方を探る。
(6 嵩 満也/4回)
仏教における慈悲、平等といった倫理観、浄土系仏教の信仰などを他宗教と比較し、共生の可能性を
見出していく。
(24 林 則人/3回)
イスラームの芸術文化について、仏教美術の影響やキリスト教美術との相互交流を考察する。
キリスト教の文化A
本科目では、歴史の歩みとともに展開をとげ、これまでその文化形成に重要な役割を果たしてきたキリ
スト教に焦点を当てる。具体的には、西洋における個々人の心理現象、行動規範、集団形成など、人
間が生活していく上での様々な文化的環境の背景をなしているキリスト教の、その文化創造の原動力と
なった「聖書」の思想を考察する。とくに、聖書に描かれた神思想と神に対する人間のあり方に関わる思
想を検討する。
キリスト教の文化B
本科目では、歴史の歩みとともに展開をとげ、これまでその文化形成に重要な役割を果たしてきたキリ
スト教に焦点を当てる。具体的には、西洋における個々人の心理現象、行動規範、集団形成など、人
間が生活していく上での様々な文化的環境の背景をなしているキリスト教の、その文化創造の具体的
な表れとしてのキリスト教芸術に注目し、キリスト教絵画や彫刻、建築様式等、多角的視点からその文化
的貢献を概観する。
環境人類学
本科目では、生態人類学的な視点を中心に、ヒトという動物の特徴を、人類進化史から抽出し、人間と
環境の基本的な関係を概観する。環境問題は現代生活のあらゆる側面とつながっているが、人間が自
然環境に依存して生きていくとはどういうことか、具体的な理解はごくかぎられている。そこで、ヒトと霊長
類の比較や、人類史の99%以上を占める狩猟採集生活についての研究成果をもとに、人間の環境利
用の特徴を検討する。そして、狩猟採集や農耕などの生業活動が自然環境にもたらした影響を、進化
史的かつ人類学的に考察し、ヒトによる持続的な環境の利用可能性を検討する。
- 20 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
環境保全論
本科目では、環境思想とその生態学的背景を概説したうえで、国境を越え、かつ、地域の社会経済を
含む環境問題を考察する。具体例として、日本の地方の典型でありかつ世界自然遺産である屋久島
と、豊かな生態系と資源の過剰な利用がみられ環境保全の緊急性が高いアフリカ熱帯林をとりあげ、環
境の保護にかかわる問題群を多面的に考える。環境問題は、途上国と先進国や都会と地方との政治
経済社会での相互関係が背景となっている。それぞれの地域の自然をはじめとして、社会や経済、文
化を具体的に把握し、グローバルな世界のなかに位置づけることが、多文化社会における環境保全に
おいて重要であることを理解する。
フィールド実習
この授業では、屋久島に1週間滞在し、自然と人の共生をめぐる問題点を、自分で確かめ学ぶことを目
標とするものである。屋久島は日本で最初に世界自然遺産に登録され、現在、豊かな自然に恵まれて
いるが、旧石器時代から人間が自然を利用してきた歴史と文化の蓄積のある島でもあり、社会経済的
には日本の地方の縮図でもある。実習として、植物の垂直分布やサルやシカの生息状況、また、森林
伐採跡、樹園地、エコツアー実施状況などを観察し、屋久島における人と自然との関係、島と島外との
関係を検討する。
中東政治論
本科目は、中東政治に関する入門講義である。中東はMiddle Eastの訳語であり、その欧米とアジア
の中間を占める地政学的重要性から、現在、国際政治の焦点となっている。本科目では、イスラームを
ベースとしながら、多文化・多民族からなる中東の特質を背景に、パレスチナ問題、エジプトの民主化、
シリア問題、そしてイランの核問題など、現在国際的に重要である様々なトピックを解説していく。同時
に、トルコやドバイを擁するUAEなど、経済的に成功している事例にも注目し、今後の中東の発展と、日
本としてのかかわり方について考察する。
イスラームの文化A
本科目は、イスラーム世界に展開した芸術文化の概要を学ぶ。イスラームは7世紀にアラビア半島で成
立した後、西アジア、中央アジア、北アフリカ、スペイン、アナトリア、バルカン半島などにその文化圏を
広げた。その美術は、民族、地域、時代などの多様性を反映するとともに、イスラームの教義や思想に
根ざした統一性を強く有している。講義では、おもなイスラーム王朝で製作された名品を紹介しながら、
イスラーム特有の美意識、アラブ、イラン、モンゴル、トルコ、インドなどの民族に特有な造形表現、中国
美術との影響関係などを考察する。
イスラームの文化B
本科目は、イスラームの芸術文化の共通性と多様性について理解を深め、他の芸術文化との交流につ
いて考察する。西アジアを中心にイスラーム世界で形成された芸術文化は、7世紀から近世にいたるま
で、多くの民族が様々な王朝を形成し独自の文化を築き、民族色の強い芸術を完成させてきた。それ
はイスラームを土台として、様々な民族性、時代性、地域性が加わって形成された。講義では、宗教、
思想、慣習に根ざす共通性と、民族、時代、地域がおりなす多様性からなるその特色を考察し、ヨー
ロッパや東アジアの芸術文化との交流を学んでいく。
イスラームの社会A
本科目は、世界三大宗教のひとつであるイスラームとその文化・社会のあり様について基礎から説明し
ていく。21世紀を迎え、イスラーム世界は急速にグローバル化の波にさらされ、日本人にとっても身近
な存在となりつつある。講義では、まずコーランに基づいたイスラームの基本的性質を説明し、それが
歴史、社会や生活文化にいかに反映しているかを理解する。そのうえで、イスラーム移民問題、石油エ
ネルギー問題、そして現在の民主化問題など、イスラームに関し国際的に注目されている諸問題を考
察する。
イスラームの社会B
本科目は、多文化社会としてのイスラーム世界の様々な魅力、関心事項について解説していく。イス
ラーム世界は、西アジアの高度な文化に基づいて文明を発展させ、奈良・正倉院に見られるように日本
とも密接な交流があった。イスラーム文化は東西の多文化を融合した豊かな魅力を有し、その社会も多
民族からなる活気に満ちている。他方で「アラブの春」をはじめ、現代イスラームは国際的注目を集めて
いる。講義では、イスラーム的多文化社会の実態を理解した上で、多文化共生に向けた実際の交流の
あり方について、イスラームと仏教やキリスト教の対話を実例に考察する。
言語とこころA
本科目は、教育言語学に基づいて、「人」、「社会」、「文化」をつなぐコミュニケーション手段としての「こ
とば」の重要性を考察する。特に多文化理解教育の一環として、文化の相違を超えて共感しうる言語表
現のあり方を探る。具体的には、日本文学(金子みすゞ、太宰治など)のなかから「こころを揺さぶる」文
章を取り上げ、音読により理解を深め、各自の内省をノートに書き込む。その後、小グループに分か
れ、どのような「ことば」を使えば「人」、「社会」、「文化」をつなぐことができるかについて話し合い、多文
化社会における言語の意義を考察する。
言語とこころB
本科目は、教育言語学に基づき「人」、「社会」、「文化」をつなぐコミュニケーション手段として「ことば」
の意義を捉える。特に、英語を学ぶ過程で、日本語を含む多言語環境において、「こころ」を通じた共
感による相互理解がいかに重要かを考察する。具体的には、英語で書かれた文学(マーク・トゥェイン、
C.S.ルイスなど)の中から「こころを揺さぶる」文章を取り上げ、音読により理解を深め、各自の内省を
ノートに書き込む。その後、小グループに分かれ、どのような「ことば」を使えば言語を通じた多文化共
生が可能となるかを探る。
音声学概論
本科目は、一般音声学の理論を個別言語に適用する方法を取り扱う。音声学は言語学において最も
重要な基礎であるといえる。言語の本体は音声であり、これなくして言語は存在し得ない。言語学では
ほとんどの分野で複数の言語を比較する必要があるが、個々の音の発音の方法とその分析的な記述
を身につけることによって、どのような言語の音声も既知の言語の音声との比較の中で一般的に理解す
ることが可能になる。本講では英語を日本語と比較しながらそれぞれの音声を学ぶが、受講者は音声
学の基礎的な性格を理解して、日常当然のように発声している音声を客観的、分析的に見つめなおす
ことが求められる。
NGO/NPO論
本科目では、中央政府や地方政府あるいは民間企業の働きでは解決できない国内外の諸問題に対し
て、非営利の立場から様ざまなアプローチを展開するNGOやNPOの活動をマクロ、ミクロな観点から
解き明かす。そのため、第一に環境保護や人権保障や開発促進等の問題に対して活動している具体
例を紹介する。第二にマクロな観点として組織の外にある国内および国外の社会環境のあり方を解説
する。第三にミクロな観点として組織内でスタッフやボランティアがかかえる心理社会的な問題を解説す
る。
国際政治学入門
本科目は、国際政治学への入門編である。講義では、国際文化と多文化社会をベースとしながら、国
際社会の歴史的発展、国際政治の理論を学ぶ。次いで、国際社会のアクター、そして現在の国際的組
織や国際的諸問題を扱う中で、理論と実際の両面を学んでいく。特に、環境問題は重要な国際的問題
であることから、講義ではその文化的背景を学び、ケーススタディを通じてグローバルな環境ガバナン
スのアクターについて焦点をあてて考察していく。
- 21 -
備考
集中
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
都市計画論
本科目は、「都市」とはなにか、「都市がどのようにしてつくられてきたか」について、古代の四大文明の
都市からはじめ、中世ヨーロッパの「擁壁都市」などを「都市の歴史」として講義する。日本の都市につ
いては、平安京の成り立ち、東京への遷都までの変容を講義する。そのあと、イギリスにはじまった工業
革命後の都市への人口集中、生活環境の悪化、対応策としての近世都市計画のはじまりとして、実際
に施行された法律にふれつつ講義する。明治維新後の東京改造、関東大震災、第二次世界大戦後の
復興都市計画にもふれる。
比較宗教思想
本科目では、まず、世界宗教であるキリスト教、イスラーム教、仏教の成立と発展を検討し、三宗教の教
えを概略的に理解したのち、主としてこれらのうちに見出される神観、人間観、世界観、歴史観等を比
較検討する。授業の後半においては、日本の諸宗教と世界宗教の代表たるキリスト教の思想面での類
似性や異質性を検討する。最後に、「無宗教」を標榜する日本人のその無宗教性の自覚に注目し、日
本人の無宗教性をどのように評価すればよいか検討を試みる。
自然と文化
本科目では、動物と人間の生物学的かつ人類学的な共通性と多様性を検討することによって、生物の
種間共生のようにヒトは「共生」が可能なのか?人間の本性は協力的なのだろうかあるいは攻撃的なの
だろうか?等の問いを考察する。具体的には、人間の近縁な類人猿などとの比較をもとに、人間の特徴
を抽出するため、動物とくに、チンパンジーなどのサルにも、文化的な行動や言語能力があることを明
らかにした最近の研究を概説する。また、インセストや家族をめぐる自然と文化の交錯についても考察
する。サルは「本能」のままで人間は「理性」で「本能」を克服するというような、文化と自然の二元論的
な還元主義を相対化することをめざす。
社会調査法
本科目では、社会学、心理学、教育学、経済学、政治学など広範な学問領域に加え、製品開発、マー
ケティング、顧客管理などビジネスの世界でも多用される質問紙調査の設計、実施、分析について学
ぶ。調査に先立つ概念図式の整理、質問項目と回答形式の決定、質問紙案の作成、ワーディングの
問題とともに、回答をコンピュータ入力するためのコード化、データ用紙の作成、統計ソフトSPSSを用い
た集計・分析方法を学ぶ。授業では7~8人のグループを構成し、質問紙の作成、配布・回収を共同で
行う。
英語外書講読A
本科目は、日本語でいうと新書(岩波新書、講談社新書など)程度のかなりレベルの高い文章に相当
する英文を十分に読みこなす訓練をする。本科目においては、英米の一般のエッセイを読む。文章に
あらわれる単語、表現、文型などがなぜそこに使われているかを考える習慣をつけることを目的として、
これにより筆者の執筆作業における(ことばの)選択を理解する。受講者は単語・熟語をよく辞書で調べ
るだけでなく、文章を何度も読んで、筆者が何をどのように伝えようとしているかを考える努力をすること
が求められる。
英語外書講読B
本科目は、日本語でいうと新書(岩波新書、講談社新書など)程度のかなりレベルの高い文章に相当
する英文を十分に読みこなす訓練をする。本科目においては、言語学に関連する一般向けの書を読
む。内容を理解して、それを既知の言語にあてはめて、理解した内容について実際に観察できる事象
を考えてみる。教員が具体例を示して応用の方法を解説する。受講者はテキストの説明するところを理
解して、日本語で一般の解説書を読む場合のように、必要な知識を身につけてこれを実際に応用しよう
とする態度で臨まなければならない。獲得した知識をどのように活かすのか考える努力をすることが求
められる。
比較言語学
本科目は、英語を英語に関連の深い複数の言語と比較することによって、より深く英語を理解すること
を目的とする。インドヨーロッパ語からゲルマン語、そして英語が派生していく歴史を概観したあと、英語
にもっとも大きな影響を与えたフランス語、ラテン語、ドイツ語などと英語を比較してみる。さらに英語の
歴史をみて、その発音、つづり字、文法がどのように変化したかを理解する。なお受講者は、「音声学概
論」を履修済みであることが望ましい。
Exploring Cultures
(英文)Exploring cultures is a look at fascinating aspects of the many cultures around
the world focusing on little known peoples and their daily lives including their festivals
and traditions. The class will cover a diverse range of peoples in a historical and
contemporary context exploring what makes them unique. Special attention will be
placed on sight and sound as well as taste and feel, utilizing multimedia and hands on
experience, to stimulate students’ curiosity to explore, marvel at, and appreciate the
distinct world we live in. Students will also explore their own culture and learn how to
tell people from other lands about unique and interesting aspects of Japan. Here is a
sample of some of the topics that we may be discussing: world cultures, festivals,
Japan, food culture, travel, tourism, travel writing, and recording, evaluating and
sharing your experiences and your own culture. This class will be taught in English.
(和訳)本科目は世界中の様々な文化のうち、比較的知られていない文化に属する人々の日常生活
(祭司や伝統などを含む)に焦点を当てて文化の魅力的側面について考察する。本科目が対象とする
のは歴史上ならびに現代の諸文化であり、マルチメディアを活用した視聴覚ならびに味覚や触覚的な
理解につながる授業展開を図る。受講者は自己の属する文化についても学び、またそれを他者に伝え
る方法も学ぶ。授業は英語で行われる予定である。
世界の宗教と日本
仏教、キリスト教、イスラームは、今日ではその発生した地域をこえて世界に広がっていることから世界
宗教と呼ばれる。日本が位置するアジア地域では、儒教、道教、ヒンドゥー教などの民族宗教が長い間
アジア各地の民族・社会・文化に大きな影響を与えてきた。すなわち、世界宗教、民族宗教から原始宗
教にいたるさまざまな宗教形態が併存・混淆・重層するところにアジアの宗教の特徴がある。そして、日
本の宗教の歴史においてもそのような特徴が見られる。講義では、現在に至る世界宗教とアジアの諸
宗教の思想をとりあげ、それらの宗教がどのような文化を形成し、アジア諸地域の生活の中に息づいて
いるかを紹介するとともに、アジアの宗教という脈絡の中で日本の宗教・社会・文化の特質について考
えていく。
日本の宗教
本科目は、現代の日本人の多くは宗教に無関心だということがいわれることをとりあげる。一方で初詣や
墓参り、新宗教と呼ばれるさまざまな宗教集団、占いやカルトと呼ばれる活動が見られる。講義では、そ
のような日本人の宗教意識の特質とその背後にある日本人と宗教との関係について取り上げる。具体
的には、日本人の基層信仰であるアニミズムやシャマニズム、さらには神道を中心に、日本の宗教の特
色について考え、そのことが現代の日本人の宗教意識とどのように結びついているのかについて明ら
かにする。
日本の仏教文化
本科目は、6世紀ごろに朝鮮半島から日本に仏教が伝播し、その後現代に至るまで、日本人の宗教生
活だけでなく、文化や芸術、さらには社会やその思想にも大きな影響を与えてきたことを扱う。授業で
は、日本において仏教が生み出した文化や芸術そしてその背後にある仏教思想を取り上げ、日本にお
ける仏教文化の特色について紹介をする。まず、仏教伝播以前の日本の宗教と外来の宗教である仏
教とがどのように習合し、一般に広まったのかを取り上げ、その後どのように変容してきたのかについて
取り上げる。
- 22 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
アジアの仏教文化
本科目は、その聖典言語から、インド・東アジア・チベットの三文化圏に大別される、仏教が興起し伝播
した地域の仏教受容と文化事象について講義する。この三文化圏には、固有の宗教的土壌が存在し
ながら、新宗教あるいは外来宗教であった仏教が受容され、今なお信仰されている。そこでは建築・美
術など多様な仏教文化を生み出し、日本においても生活様式や日常語の中に仏教に由来するものが
少なくないなど、日本文化の底に脈々と流れている。各文化圏の相違にのみ目を奪われるのではなく、
共通性や文化の総体としての仏教文化に目を向ける。
アジアの文化遺産
本科目は、考古学の立場から歴史研究法を教え、文化遺産の調査研究、保存整備、観光業振興等に
役立つことを目標とする。考古学では、遺跡の発掘調査から得た実物資料を型式論からその変遷過
程、即ち編年案を出してきたが、近年には自然科学分析データを駆使し、さらに精度の高い編年案を
構築している。このことを踏まえ、具体的に本科目では、①層位論、型式論。②学際研究法。③考古学
と現代社会:文化財の保存整備と観光業の振興、地球環境変動データ(地震、津波、洪水等)の提供と
活用、などを学ぶ。
東アジアの古代文化
本科目は、中国先史時代から隋唐時代までの歴史文化の流れをまとめながら、学生に地域文化研究
方法論を教える。具体的に本科目では、①中華文明の発生と要因:農耕文化の発生と要因、②夏殷
周:夏殷の青銅器と甲骨文字、西周の金文と封建制、③春秋戦国:諸侯国、儒家、道家、法家などの
思想文化、④漢~唐:各時代の都市建設、経済流通、民族大融合、道教と仏教の流行と相互関係、詩
文と書道、などを学ぶ。
中央アジアと日本
本科目は、中央アジア、特に「シルクロード」と称される地域について講義する。東西南北のヒト、文化
が往来し、様々な文物の行きかう隊商の通路であり、また、諸宗教が伝播した道でもあった。それは、仏
教徒にとっては、「ブッダロード」に他ならない。日本唯一の中央アジア探検隊・大谷探検隊(1902~
1914)は、西欧列強の探検隊と並んでヴァラエティ豊かな資料を発掘した。これらは「文明の十字路」で
生活していた人々の生の声を今に伝えてくれる。本科目では、同隊の足跡を辿りつつ、中央アジアの
発掘資料を紹介し、その歴史的、文化的意義に迫る。
日本の経済と社会
本科目は、社会・経済に欠かせない社会保障や経済安定政策のような政府による積極的な介入につ
いて学ぶものである。まず、社会における「政府の役割」と「政策導入の必要性」を理論的に説明する。
次に、「政策の種類と手段」を学び、日本で導入されている諸政策を紹介し、最後にこれらの政策の経
済や社会への影響(貢献)を分析する。具体的には、①財政政策(公共事業および税制政策)、②金融
政策、③高齢者に関する政策(年金・介護)、④労働者関連政策(雇用保険・最低賃金)、⑤福祉政策
(医療保険・生活保護)などを検討する。
国際人口移動
本科目は、特に「労働者」の国際移動に焦点をあて、まず国際労働移動の様々な要因を4つの主流な
理論に分けて学ぶ。次に、送り出し国と受け入れ国それぞれの労働者の移動のメリットを実証的に分析
する。また、日本に焦点をあて、この国の国際労働移動の歴史を紹介し、送り出し国から受け入れ国へ
の転換の過程を理論と照らし合わせながら明らかにする。最後に、今日の日本の外国人労働者の受け
入れ政策を、「多文化共生」の観点から検討していく。
国際経済と日本
本科目は国家間のモノの流れ(貿易)とカネの流れ(資本の移動)がなぜ起こり、また、それぞれの国民
経済にどのようなメリット・デメリットがあるかについて理論的に解説し、それに基づいて、日本と外国、特
にその他のアジア諸国や欧米との経済関係の事例を分析するものである。また、貿易の仕組みおよび
海外直接投資・国際金融市場の仕組みをわかりやすく紹介する。最後に、近年の国際経済関係の現
象である多国間または二国間「経済連携協定」の日本への経済・社会・文化へのインプリケーションお
よび展望を受講者と一緒に考える。
海外における日本観
本科目は、多様な意味を持つ「日本文化」が、特に外国人によってどのように認識されてきたかについ
て検討していく。16世紀に宣教師としてやってきたヨーロッパ人の記録から、幕末・明治維新期までの
代表的なものを紹介する。そして、戦時中に書かれた『菊と刀』の作成と影響力に注目する。後半では、
日本人論ブームを簡単に紹介してから、21世紀の日本発信の文化をみていくことにする。
オセアニアと日本
本科目は、オセアニアにおける日本の歴史的な役割、そして特に日本とオーストラリアとの関係を考察
する。オセアニアには、日本の植民地としての歴史があり、日本の影響は今でも小さな島嶼国家では顕
著である。しかし、その中で日本との歴史的関係の深いオーストラリアは、日本との関係がなくてはなら
ない関係になっている。経済関係は相互依存的な関係であるが、このことはあまり認識されていない。
本科目ではこうした認識に基づき、オセアニアと日本に関する諸側面について考察していく。
パンパシフィックの移民
本科目は、パンパシフィック諸国における人の国際移動の現状と課題、および多文化社会について学
ぶものである。特に受け入れ国オーストラリアと送り出し国フィリピンについて考察する。オーストラリアに
ついては移民受け入れの変化や現在の難民問題、多文化社会も含めてこの国の移民政策を考察す
る。また、パンパシフィックの中で最も多くの国民を海外に送り出しているフィリピンに焦点をあて、この
国における国際移動の発生要因や影響を経済・社会・文化の側面に分けて明らかにする。最後にパン
パシフィック地域における人の国際移動、そして、多文化社会のあり方について考察する。
(オムニバス方式/全15回)
(10 ケント ポーリン/8回)
オーストラリアの移民受け入れの変化や現在の移民問題等を取り上げながら、オーストラリアの移民
政策について考察する。
(17 カルロス マリア レイナルース/7回)
フィリピンの国際移動の発生要因や影響を探り、多文化社会のあり方について考察する。
日本の社会
本科目では、海外で日本がどのように捉えられているかというイメージを分析する。近年、海外での日
本研究が増え、海外における日本社会に対する捉え方やパースペクティブによって日本社会と文化に
ついて学ぶことが多くなっていることを踏まえ、海外の研究者の研究を基に、日本社会をさまざまな側
面からとらえ、日本人が自文化に関して認識していなかったことをクローズアップして考察する。
日本の言語文化
本科目は、言語文化間の類似性と相違性を、誤用例を参考に研究しながら、日本語の教育に寄与させ
るにはどんな視点や考え方が必要なのかを研究するものである。物事は、そのものだけを見ていてもそ
の本質を掴めない場合が少なくない。言語や文化も例外ではない。日本語では季節の表現や魚介類
の語彙が豊富であったりする。これは異文化異言語を学ぶことであらためて認識できることである。
- 23 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
日本語からみた歴史と文化
本科目は、ことばの面から日本の歴史と文化を探ろうとするものである。現代日本語は過去の日本語と
比較・対照することによって、その特徴や変遷が明らかになる。本講座ではそのような現代日本語を他
者としての過去の日本語を歴史的に見ることによって現代語とのつながりや差異を明確に意識し、日本
語の変遷を学ぶと同時に現代語の深い理解を目指す。
日本語教育入門
本科目は、国際文化学科生の進路の一つとして考えられる日本語教育に関する入門授業である。日
本語の教え方の技術的なことにとどまらず、その意義や目的・世界貢献等についても学びとろうとする
ものである。日本語を教えるためには、まず何よりも教師自身が日本語の模範的な使い手でなくてはな
らず、また日本語教育は日々、異文化との接触を重ねて鍛錬されるものであることを念頭において進め
る。
日本語教育実践
本科目は、日本語を修得するに当たっての難しい点・留意すべき点を、具体的な例を手がかりとして学
ぶものである。日本語母語話者だからといって、知識も経験もないままに、誰でも日本語を教えられると
いうわけではない。一般に母語とは空気のような存在であり、対象化してみることが難しいからである。
日本語教育能力は、意識的に勉強しなければ身につかない能力であることを自覚させる場とする。基
本的には外国語として日本語を学習するケースを考えるが、日本人、とりわけ若年層のことばの乱れ等
についても触れる。
日本の思想
近代日本の思想史の中で、南方熊楠、柳田国男らが関わった民俗学は独自の位置を占めている。南
方熊楠は、19世紀末のロンドンでのフォークロア研究に英文論文を通じて参入し、その方法論を柳田
国男に伝えた。柳田は、農政務官としての立場から日本の各地を回り、聞き取りによる民俗学の方法論
を立ち上げた。本科目では、こうした南方と柳田の関わりの中で、日本独自の発展を遂げた民俗学を思
想史として読み解いていく。
日本の近現代と国際関係
本科目は、主として日本近現代史(幕末~現代)を扱い、国際社会・現代社会との関係に留意しながら
講義を進める。歴史学は、過去にあった事実を単に羅列するにとどまらず、それをもとにさまざまな角度
から〝考える〟ことによってはじめて成立する。つまり、想起されがちな暗記という行為は一面にすぎ
ず、学ぶ者が主体的に問題意識を持ち、その解答を導こうとする態度が何より重要である。よって本科
目では、日本近現代史に関する基礎知識を得させるとともに、歴史を「考える」ための方法論を身につ
けさせることを目的とする。
京ことばと京文化
本科目は、京ことば等を手がかりとしながら京都の魅力を考えていこうとするものである。京都は、〔古
都〕〔国際都市〕〔観光都市〕〔学研都市〕〔宗教都市〕等と形容され、古来小説や映画の舞台となってき
た。〔小京都〕〔姉妹都市〕と称される都市も多い。この地は、仏教・神道・能狂言・京舞・茶花香道等の
中心地であり、伝統工芸も根付いていることの理由も探っていく。
世界と日本の民俗
本科目は、日本における民俗事象を具体的に提示し、問題を深めていく。民俗学は歴史上に現れない
人々の文化や生活を掘り起こしていく学問である。日本列島は東と西、太平洋側と日本海側とでは異
なった様相を呈しており、その違いについても考察を深めていく。各論としては生業、社会生活、年中
行事、祭りなどをとおして、日本人の民俗的特性について考察する。一方、アジアの中における日本文
化の特性についても理解を深め、その共通点や相違点を発見していく。
観光行動論
本科目では、社会システムとしての観光を構成する3つの行動主体、主に観光者、旅行者のことであ
り、広義には旅行者を送り出す地域、環境も含む「ゲスト」、主に観光者を受け入れる人々のことであり、
観光地や宿泊の関係者、さらには観光地住民全体も含む「ホスト」、そして「ホスト」と「ゲスト」の関係を
仲介する観光産業や政府・関連行政機関のことであり、観光者の輸送を担う交通諸機関も含む「メディ
エータ」について、「ゲスト」の行動に中心を据えながら、観光全体について解説を加える。
観光経営論
本科目は、観光部門において特に必要とされる観光経営の理念と経営や実務に関する基本的な知
識、さらには観光業の歴史と現状について講義する。観光業を構造的に把握するために、上記の知識
の教授を基本におき、観光経営の理論、観光業の歴史的変遷、観光の将来については主担当者が行
う。旅行代理店、ホテル・旅館業、テーマパーク、博物館・美術館等の観光施設の経営・運営について
は、実際に実務に携わっている専門家をゲストスピーカーとして招く予定である。
観光文化論
本科目は、世界そして日本に存在する美や芸術を主なテーマとしながら、観光と文化について、および
両者の関係について学習するものである。国外国内各地の遺産や伝統的なものの文化的役割を考察
しつつ、現代の観光事情、観光と開発など種々の課題を通して、知識教養を深める。文化の往還・伝
播・移動・定着に大きな役割を果してきた旅や観光を世界的な視野で捉え直し、観光業・旅行業などを
職種として志望する学生に対して、観光がもつ本来の意味を理解し将来の仕事に生かす事を目標とす
る。
世界と日本の文学
自国文学としての日本文学について鑑賞力・批評力・総合的知見を高め、かつ諸外国の文学につい
ても可能な限り広く学ぶことで、日本文学の名作等について外国人に紹介・説得できるだけの文学的
素養を身につけることを目指す。教室で具体的な作品をともに読んで討論してゆくことが前提となるが、
その素材は受講生の志向や知識に応じてその都度考えてゆく。それらをともに読んでいく途次で、作
品の研究方法として、物語論的な構造分析や比較文学的な研究方法について解説し、各自に実践を
試みさせる。
Comparative Culture
(英文)This class will focus on how the contemporary cultures of the U.S. and U.K. are
exported to other parts of the world, including Japan, through television, movies and
advertising. Students will develop and refine their media literacy skills while at the same
time gaining a deeper understanding of how the mass media shapes the cultural
messages that powerful societies such as the U.S. and U.K. send out to the world.
Students will compare the values and lifestyles found in modern Japanese movies and
TV shows with those of the U.S. and U.K. and gain useful insights into both types of
cultural expression.
(和訳)本科目は、英米圏の文化がメディアを通じていかに日本を含む世界に輸出されているか、そし
て実際にどのようにそれぞれの国・地域の映画やテレビ番組に文化が反映されているかを学ぶ。本科
目を通じて受講者は、メディアを批評的に読み解く能力の獲得、メディアの文化的影響力、日本及び英
米圏での文化表現の差異の理解などが期待される。
- 24 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
映像文化論A
広告とその表現様式の分析は、CMの説得術が個人に与える影響や社会と広告が結んだ関係につい
て考察する手段である。《宣伝》の古典的図式から、欧米の現代広告はより巧妙で抜かりのない形態を
取ることになりつつある。本科目は欧米社会におけるテレビCMの表現様式の変化について論じ、欧米
社会における広告メッセージの新しいメカニズムの分析を試みたい。
映像文化論B
映画の誕生と発展を、文学や美術など芸術史全般の流れのなかで理解するとともに、文学作品の映画
化における方法、工夫、苦心などの様態を様々な事例において検証・分析してゆく。扱う素材の例とし
ては、フローベールの小説 『ボヴァリー夫人』とその映画化作品(4点以上)、夏目漱石の『こころ』『夢十
夜』とその映画化作品など。また映画制作の技法として特に「モンタージュ」に着目する観点から、『戦
艦ポチョムキン』(1925)、『サイコ』(1960)、『アンタッチャブル』(1987)など。これらを詳細に比較的に
検討することを通して、芸術作品全般の鑑賞力・分析力を養う。
映像文化論C
世界の三大マンガ文化(日本、アメリカ・英語圏、フランス・ベルギー)のマンガの歴史、マンガ文化の背
景を辿り、比較し、類似点/差異を考慮しながら、どういった相互作用があったか等を調べる。グローバ
ル化時代の現在、世界中のマンガファンは何を読んでいるのか。日本のマンガが、国内だけでなく、外
国でも絶大な人気を持つのは何故か。本科目では、マンガ・コミックス・BD(バンドデシネ、ヨーロッパフ
ランス語圏のマンガ)や、ドキュメンタリーやアニメーション作品を実際に鑑賞しながら、内容を分析し、
考察していく。
映像文化論D
(英文)This class will examine several key American, British and Japanese movies that
are considered to be powerful or important documents for understanding the cultures
and values of those countries. The movies will be compared and understood in
historical context and students will learn how to “read” a film as a text and to make
sense of film criticism in English.
(和訳)本科目は米国、英国、日本それぞれの国の文化やその価値を知る上で重要な役割を果たす映
画を、歴史的および文化的観点から分析していく。 これにより受講者は、映画をテクストとして解読する
方法を学び、映画批評についてさらなる理解が可能になる。
(オムニバス方式/全15回)
(2 サルズ ジョナ/8回)
米国および日本について、映画をテクストとし、歴史的および文化的観点から分析し考察する。
(3 ファーマノフスキー マイケル/7回)
英国について、映画をテクストとし、歴史的および文化的観点から分析し考察する。
学
科
専
攻
科
目
映像文化論E
本科目では哲学がどのようにより映画の観察に役に立つのかを探っていく。意図的にあるいは無意識
的に哲学に関わるテーマを扱った映画を観て、想いを巡らせながら映画が含む哲学的問題を解説して
いく。そして映画を哲学の探究手段と見なして、「映像」から「文章」(哲学古典)にたどりつく(戻る)こと
を目指す。または、哲学の「視点」から映画理論、映画リテラシーを深めることを目標とする講義である。
大衆文化論A
本科目では、古代の魔除けや人形劇から現代のオタク文化のフィギュア、そして宇宙や介護現場で活
躍するロボットまで、人間につくられた「人形(ひとがた)」の世界各地の歴史・機能を、最新型ロボット、
そしてポップカルチャーで不動の人気を持つドラえもんのようなロボットを題材に学術的に論じていく。
授業は大きく3つにわけられ、第1部は「人形、ドール、フィギュア」、第2部は「SFやホラー作品に登場す
るドールとロボット」、第3部は「実用的なロボットとアンドロイド」に注目する。
大衆文化論B
20世紀の日本の精神史を考える上で、アメリカとの関係は重要である。日系移民排斥から戦争期の敵
としての日本、戦後の占領期から経済摩擦期、そして現在に至るまで、アメリカにおいてどのように見ら
れているかという視線は、その時々の日米関係の反映であるとともに、日本人の自己意識を規定するも
のでもあった。本科目では、20世紀のハリウッド映画にみる日本および日本人のイメージを探っていく。
大衆文化論C
本科目は、宗教をキーワードに、南アジア、特にインドを中心に舞踊、祭り、映画、雑誌、アニメなどを取
り上げ、古代から現代までインドの人々の宗教観がいかに変容したかを分析する。その変遷に加え、外
的・内的要因による社会構造の変化だけでなく、現代インドの大衆文化にみるジェンダーにも言及す
る。本科目によって、受講者は、古典としての宗教、そして新たなコンテスクトで読み替えられる現代イ
ンドの宗教観を客観的に把捉し、分析する力を獲得することができるようになる。
大衆文化論D
(英文)This course is for students who already have a basic understanding of the
meaning and history of popular culture. It will compare the the pop cultures of the U.S.
and U.K. with those of countries outside the English-speaking world, especially Japan,
Korea and Sweden. Comparisons will be made between the first pop culture
movement in the U.S. in the 1960s and contemporary ones from Asia and other areas.
(和訳)本科目は、大衆文化論の意味や歴史について既に基本的理解のある学生を対象とする。本科
目では英語圏(米国・英国)で1960年代に興った大衆文化運動と、非英語圏(特に日本・コリア・ス
ウェーデン)の現代的な大衆文化を比較して考察していく。
大衆文化論E
文化研究において「正典」とは、その時々に知っておくべき規範となる芸術作品を指す。20世紀までの
「正典」は往々にして文学作品およびその派生としての舞台芸術であったが、メディアの発達や文化享
受のあり方の変遷にしたがって、そのジャンルは移行しつつある。現代の日本においては、TVドラマ、
アニメ、マンガなどのジャンルが、ある程度文学に取って代わって「正典」として位置づけられていると言
える。本科目では、こうした現代文化をどのようにとらえるか、という問題を考察する。
- 25 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
メディア文化論A
本科目では、ジャーナリズムの歴史・意義・課題などについて学び、健全な民主主義社会の維持・発展
に果たすその重要性を理解する。ジャーナリズムとは、時事的な問題の報道・解説・批評活動を指す
が、本学の建学の精神(「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」)と相通ずる部分が大きい。そ
れゆえ龍谷大学生がジャーナリズムを学ぶ意義は少なくない。本科目では、これまでマスメディアを通
じて行われてきたジャーナリズムだけではなく、様々なメディアを活用した市民等のアマチュアによる
ジャーナリズムも同様に重視していく。
メディア文化論B
メディアを通じて「世論」形成のため、プロパガンダを利用することは独裁政権の特徴ではない。むし
ろ、19世紀の産業革命に伴う欧米社会の文明変動における民主主義を目指した、あるいは恐れた思
想家の成果であるといえる。本科目では「大衆の世論を操作する側の意図や手法とは?」という問いか
らスタートし、メディアに関する思想的な背景、社会的・産業的構造などを理解し、メディア文化という概
念を定義できるようにしていく。
メディア文化論C
本科目では、グローバルに展開されるメディアビジネスの諸相を学ぶ。新自由主義的な考えにもとづく
規制緩和の流れはメディア産業にも及び、世界には巨大なメディア複合企業体(メディア・コングロマ
リット)が数多く存在する。また、情報通信関連分野では、グローバルな規模で激しい競争が展開され、
新たな製品・サービスが発表されては消えていく。目まぐるしく変わるメディア環境と氾濫する情報に対
し、私たちがどのような視点を持ち、どのように個人としての主体性を確保すべきか。本科目では豊富な
具体例を交えながら検討する。
メディア文化論D
本科目では、情報や知識の重要性が増した現代文明を多角的に学ぶ。高度に発達した科学技術や情
報メディアの恩恵を受け、私たちは日々利便性を享受しているが、同時にそれは、私たちがそうした技
術やメディアなしには生活が成り立たない環境に追い込まれ、大きなリスクを抱え込んでいることを意味
する。現代文明がどのように形成され、どのような状況にあり、今後はどうなるのか。そして私たち個人
や社会は、どのようなリスク管理が求められるのか。本科目は、「現代文明が危機の状況にある」という
前提に立ってこの問題を考えていく。
芸術表現法A
脚本とは台詞の集合体である。ところがこの「台詞」というものは、我々が現実に交わす言葉とは違っ
て、緻密に計算されつくされたものである。それゆえ個々の台詞の意図をしかるべき場所に、しかるべき
目的のもと配置する作業、それが脚本を書くという事になる。本科目では、過去注目を浴びた映画を教
科書に、演劇、映画などで使用される脚本、戯曲の成り立ちと歴史、書き方などを学ぶ。前半ではその
歴史と成り立ちを学び、後半では実践として実際に脚本、戯曲を創作する。
芸術表現法B
演劇は言葉や身体を使って自己を表現し、他者と交流していく芸術表現である。言葉や身体は日常生
活と切り離せないものであり、その人の思考や経験などを強く反映する。本科目では、個人やグループ
で演劇作品を創作し、互いに討論しながら、日頃使い慣れている身体や言葉を改めて見直し、表現へ
と昇華させることを試みる。演劇体験を通して、言葉と身体の個別性の問題や、それを超えていくコミュ
ニケーションの問題を実践的に考察し、芸術表現の可能性について考える。
芸術表現法C
現代のマルチ・メディア時代において、情報はインターネット・電話・テレビを通して伝えられる。21世紀
の異文化コミュニケーションを学ぶ者にとっては、映像の美学とともにビデオ作業の基本的理解が不可
欠である。この講義の狙いは、講師による指導と実践トレーニング、基本的な編集ソフトの説明を通し
て、ビデオの撮影と監督に関する基礎を身につけることにある。受講生は、この映画制作プロセスの正
しい知識を身につけ、また映画美学について十分な理解を得ていることが期待される。
備考
オムニバス方式
集中
(オムニバス方式/全15回)
(2 サルズ ジョナ/8回)
フィルム美学の基本をはじめとして、シナリオの実践方法として、絵コンテと筋書き、演技、カメラワーク、
編集等を学ぶ。
(14 カルドネル シルヴァン/7回)
画像と音声を記録するための実践トレーニングを行い、個々に撮影した内容を編集し、作品を仕上げ
る。
芸術表現法D
本科目は、受講者が演出のみでなく、実際に台詞を覚えて演じてみることで、より作品世界を内側から
理解を深めることを目的とする。コミュニケーションゲーム、台本の読み合わせ、台本の分析、ロールプ
レイ、立ち稽古、グループ作り、自主稽古、発表、作品毎の批評、まとめ、という流れで授業を行う。ま
た、授業では、現役舞台俳優でもある講師やゲストスピーカーが実際に身体を動かしながら展開してい
く。
(オムニバス方式/全15回)
(2 サルズ ジョナ/8回)
台本の分析、制作の現状、演劇メソッド等を学び、実際に学生が演劇作品を創作するとともに、作品世
界を内側から理解することを目指す。
(154 二口 大学/7回)
台本の読み合わせ、ロールプレイ、立ち稽古等、学生が実際に声を出し、体を動かすことで作品を学
ぶ。
芸術表現法E
小説、童話、演劇、映画、マンガ、テレビドラマなど、「物語」の時間的継起なしには成立しにくい芸術
ジャンルについて、その構造や歴史について研究し、かつその実際の制作例をいくつかの作品に即し
て分析することを通して、方法を学ぶ。その上で自分なりの新しい「物語」の制作に挑戦し、作品を書い
て、教員や他の受講生の批評を仰ぎ、討論する。こうした作業を通して、創作力・文章力を養う。
日本の美術
世界にはその地域に根差した固有の美術のあり方、すなわち材料や表現がある。この授業では、日本
が培ってきた伝統的な表現が西洋と出会うことで、どのように変化してきたかを考えていきたい。安土桃
山時代のキリスト教絵画との出会い、18世紀(江戸時代)半ば以降の西洋的な遠近法や油絵具など画
材の導入にはじまり、明治以降、21世紀までを概観する。
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オムニバス方式
集中
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
アジアの美術
本科目は、インドに花開いた仏教およびヒンドゥー教の造形美術をはじめとして、時代と地域を越境し
変容する「かたち」の諸相を学ぶ。また、その「かたち」の変容を辿ることによって、日本美術が摂取した
異文化の要素を見出すことにつなげる。本科目によって受講者は、南アジアの宗教美術に関する基礎
知識を習得し、「かたち」の背景にある意味や機能を分析する力を養うだけではなく、日本がその歴史
のなかで生み出した種々の造形美術に対する鑑賞力・理解力を高めることができるようになる。
西洋の美術
世界にはその地域に根差した固有の美術のあり方、すなわち材料や表現がある。この授業では、西洋
(おもにフランス)の美術が19世紀後半以降、主に日本を中心とした「非西洋」の美術と出会うことでど
のような影響、変容を経たかを考えていきたい。19世紀後半の浮世絵や琳派、工芸品という「もの」との
出会いから、20世紀以降の滞欧美術家(留学生や旅行者)という「ひと」との接触からの相互関係、コレ
クションの形成などを概観する。
音楽芸術論
演奏家、音楽プロデューサーとしての立場からさまざまな音楽表現の紹介と比較・分析を通し、音楽表
現行為の多様なあり方の理解を目的とする。とくに、我が国の伝統的音楽文化と他のアジア地域のそ
れを、実際の音源や映像を通して比較して解説する。比較を通じてそれぞれの独自性と共通性を認識
し、その歴史的、社会的背景をパースペクティブに考察することにより、音楽を単なる享受対象としてで
はなく、人類が培ってきた文化として相対的にとらえ直し、ますます必要とされるグローバル化時代にお
ける幅の広い異文化理解と音楽芸術のもつ普遍的価値の理解を促す。
アートマネジメント
本科目では、今日の芸術文化を取り巻く環境についての基本知識とそれを分析・理解するための方法
論について学び、実際の芸術文化事業にいかに適用され芸術と今日の社会がつながっているか、
アートマネジメントの展開について、舞台や美術、まちづくりなど多様な分野における知識を深める。ま
た、本科目では、現場で活躍するゲストスピーカーを招き、実際のアートマネジメント事例や仕組みを紹
介、また現地実習や企画立案をとおして、芸術文化の作り手と受け手をつなぐ役割やその視点を学
ぶ。また、芸術現場の新しい動向や取組みも取り上げ、紹介していく。
伝統芸能論
昔々、伝統芸能はその時代のトレンディードラマであり、吉本新喜劇とチャンバラ劇が交錯し、また
ニュースステーションの役割も果たすライブイベントであった。本科目では、現代パフォーマンスとして
の、 また世界の中の日本伝統芸能としての能および狂言を体験する。具体的には映像を鑑賞したり、
ワークショップを体験したり、台本を声にだして読んだりし、日本の伝統芸能の構成要素、現代の状況、
パフォーマンスの美的感覚などを学ぶとともに、国際化、現代化と外国の芸術家の影響についての理
解を深める。
欧米の演劇
古来、演劇は人間とその環境を描いてきた。 講義では「愛と憎しみ」、「家庭」などをテーマに、欧米演
劇の代表作、主として、エウリピデス『メディア』、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』、イプセン『人形の
家』を取りあげる。成立当初のみならず、現代社会での意義についても、戯曲と上演の両面から考察す
る。なお、各回ディスカッションの場を設け、受講生の積極的な発言・傾聴を求めたい。また、社会での
意義についても、戯曲と上演の両面から考察するほか、ビデオ鑑賞を通じて、欧米、日本の様々な演
出も比較する。
グローバル時代のキャリア設計 本科目は、現代社会が急速にグローバル化し、キャリア形成もグローバル化を意識する必要があること
を踏まえ、世界経済の大きな変化を理解し、また、それを日本の文脈で捉え直し、今後どのようなキャリ
ア形成が必要になるのか、どのような業界や職種がグローバル化の影響を受けやすい(受けにくい)の
かといったことを、受講者自らが深く考えることを目的とする。担当教員および外部のゲストスピーカー
による講義に加え、受講者間での討議・発表機会を積極的に導入することで、主体的な学びの場とし
たい。
会話分析入門A
文の意味は、その文に含まれている単語の意味を寄せ集めたものではない。その文が実際に用いられ
る状況の中から必要な含意が汲み取られてはじめて、生きた意味、全体としての文の意味となる。含意
が相手に伝わらなければコミュニケーションは失敗に終わる。本科目は、英語母語話者間の会話に焦
点を当て、どのような含意をどのように推論するかを「言語行為論」、「ポライトネス理論」、「ラポール構
築理論」の観点から考察する。授業言語は日本語、資料は英語。
会話分析入門B
文の意味は、実際に用いられる状況の中から必要な含意が汲み取られてはじめて、生きた意味、全体
としての文の意味となる。含意が相手に伝わらなければコミュニケーションは失敗に終わる。また、コミュ
ニケーションが母語でなく外国語でなされるなら含意を汲み取ることはより一層難しい。本科目では、英
語母語話者と日本語母語話者が英語で会話をする場面に焦点を当て、2者間におけるコミュニケーショ
ンの失敗例を取り上げ、失敗の原因を「中間言語の語用論」の観点から考察する。授業言語は日本
語、資料は英語。
外国語能力測定評価論
本科目では、小学校、中学校、高等学校において、生徒の英語の知識と運用能力を適切に測定・評価
する上で必要となる基礎的なテスティングに関する知識を獲得し、実際のデータを使った統計処理方
法について学習する。まず、さまざまな評価形式、評価対象についての理論を学習する。次に、テスト
理論について学習する。これらの理論学習を踏まえ、受講生にはテスト作成、その結果を使っての統計
処理の実習を課し、外国語科目担当教員に求められる実践力を養う。授業言語は日本語、資料は英
語。
教材分析開発論
本科目では、学習指導要領に示された指針をもとに、効果的な指導を行うための検定英語教科書の活
用法について考察する。まず、日本での英語教材発達史を概観し、第2言語習得理論や外国語学習
理論が小学校・中学校・高等学校で使用されている英語教材にどのように反映されてきたかを学習す
る。次に、題材、言語材料、練習問題、補助教材の調査・分析・作成方法について学習し、学習材とし
ての教科書に対する見方を涵養する。授業言語は日本語、資料は英語。
Contemporary Literature
(英文)Various literary movements will be introduced and compared and contrasted
with the unique talents and creativity of individual writers. Various schools of literary
criticism will be introduced and used as tools for analyzing and deconstructing the
works under discussion. Each week a selection of literature will be discussed in class
and critically analyzed in terms of content, form and style.
(和訳)本科目は、さまざまな現代文学作品の比較を通して、それぞれの作家のオリジナリティー、テク
スト、背景を考察する。それらの作品の分析のために、さまざまなタイプの文芸批評の読解も求められ
る。講義は英語で提供される。
国際関係入門
本科目では、国際関係論の歴史を概観し、その大まかな流れを理解する。その上で、現在どのようなア
プローチが注目を集め、どのような概念を使って国際関係が説明されているのかを理解する。具体的
には、現実主義や行動主義、英国学派、ポスト実証主義、グローバル市民社会論、ガバナンス論、非
西洋型国際関係論等を取り上げ、その展開の背景などを説明する。講義、資料ともに英語。
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備考
隔年
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
Introduction to
Sociolinguistics
本科目は、私たちの言語活動が人種、民族、階級、性別、地域や年齢といった、社会的属性からどの
ような影響を受けるかを取り上げる。また、社会言語学研究における重要なトピック(他言語主義、ダイ
グロシア、コード切り替え、ピジン語やクレオール化言語、言語選択、言語政策や教育、言語消滅、言
語変化など)を紹介する。受講生は、本科目を通じて社会言語学についての基本知識や応用方法を
身につけることができる。講義は日本語および英語。資料の大半は英語のものを使用する。
Introduction to Cultural
Anthropology
(英文)
This is an introductory course in cultural anthropology. The course begins a historical
introduction to the field of cultural anthropology and the term culture, as they
developed in the 19th and 20th centuries. The second part of the course outlines some
of the key concepts that anthropologists focus on such as study of primitive peoples,
fieldwork, race, ethnicity and multiple methods in anthropology. Students will learn the
basic history and concepts of this field of study, and how they relate to one of the core
concepts in the social sciences, culture.
備考
(和訳)
本科目は、文化人類学の入門科目であり、鍵となる概念は、先住民、フィールドワーク、民族などで、多
文化を人類学的側面から考察することを目的とする。本科目の履修を通して学生は、フィールドスタ
ディーの歴史、コンセプトを含んだ基本を学び、それらを社会科学及び文化とどう関連づけるかについ
て学ぶ。講義、資料ともに英語。
グローバリゼーションとアフリカ
サハラ以南のアフリカは、これまでは貧困にあえぐ人々が暮らすというイメージが強かったが、21世紀に
入り経済成長がめざましい大陸として認識され始めた。本科目では、アフリカの過去と未来、そして日
本や世界との繋がりを幾つかの側面から考察する。とりわけ、豊かなアフリカの資源をめぐる、欧米や中
国・インドの動向が、我々にどう関係しているのかを見ていく。それによって、野生動物、紛争、貧困と
いったステレオタイプから脱却し、アフリカ人の生活実感に迫っていく。講義は日本語、資料は英語。
グローバリゼーションと東アジア 本科目では、東アジア(中国、韓国、台湾、日本)の社会を外交関係や安全保障と結びつけながら講義
する。そこでは、それぞれの国の内側の社会状況と外交・安全保障との関係が焦点となる。国内の状況
がどうなった時に外交関係は好転(悪化)するのか、二国間の関係と多国間の関係では安全保障上ど
のような違いがみられるのか、などが主とした論点となる。講義、資料ともに英語。
学
科
専
攻
科
目
グローバリゼーションと南アジア 南アジアは多様な宗教・民族・言語を背景とする人々が暮らす興味深い地域である。本科目では、現
代南アジアを社会科学的な観点から考察するとともに、グローバリゼーションと開発という激動の中で生
きる人々の暮らしに焦点をあて、多様な伝統的社会構造の変容の実態に迫る。
到達目標: 1.現代南アジア変貌の諸相を社会科学的な観点から総合的に理解する。
2.グローバルな視点から南アジアの現在と過去とを俯瞰する視座を獲得する。
授業で配布する資料(各種データや新聞記事)・視聴覚資料は主に現地のものを使用し、言語は英語
とする。
グローバリゼーションとヨーロッパ 本科目は、グローバリゼーションの時代におけるヨーロッパを、地域的な観点また地域概念的な視座か
ら再検討することを試みる。近代以降、ヨーロッパの概念は大きく変化してきたが、20世紀終盤以降の
冷戦の終焉~グローバル化の進展という変化の中で、大きな揺らぎを経験している。EUの拡大や、旧ソ
連諸国(ウクライナなど)に関する問題を視野に含みながら、グローバル化の時代におけるヨーロッパの
流動化・多様化・変化を分析する。講義は日本語で提供されるが、資料は英語。
国際政治経済学
本科目では、グローバル化する現代を理解する上で鍵となる政治経済について詳しく説明する。具体
的には、貿易、金融、開発、地域主義、ナショナリズム、市民社会、文化産業などであるが、単にこれら
を説明するだけでなく、異なる視点(重商主義、自由主義、マルクス主義)からの異なる解釈を説明す
る。講義は英語、資料は日本語。
異文化間コミュニケーション論
グローバル化する社会においては、異文化間におけるコミュニケーションが多様なレベルにおいて発
生する。本科目では、具体的な事例をもとに、異文化間のコミュニケーションで起こりうる様々な問題と
その原因、解決方法を理解することを目標とし、多文化共生社会において必要な基礎知識を身につけ
る。具体的なテーマには、異文化接触、異文化適応、異文化受容、言語・非言語コミュニケーション、価
値観などを含む。講義は日本語で実施するが、英語の教材も適宜使用する。
バークレー講義
本科目は、語学(英語)、講義(アメリカ文化)、ボランティア活動(ボランティア活動を通じた語学運用能
力の向上と異文化理解の促進)を組み合わせた海外研修プログラムの講義科目である。このプログラム
は主に初年次生を対象とし、本学で事前授業を受けた後、米国カリフォルニア州バークレーにある本学
施設を拠点に、本学との学生交換協定校による「Contemporary American Society」
「Contemporary American Society and Religion」を英語で受講し、アメリカ社会の現状と多文化
共生を理解する。
バークレーボランティア
本科目は、語学(英語)、講義(アメリカ文化)、ボランティア活動(ボランティア活動を通じた語学運用能
力の向上と異文化理解の促進)を組み合わせた海外研修プログラムのボランティア活動科目である。こ
のプログラムは主に初年次生を対象とし、本学で事前授業を受けた後、米国バークレー地域の小学
校、老人福祉施設等でボランティア活動を行い、その活動記録をまとめるとともに、英語による最終プレ
ゼンテーションを行う。米国でのボランティアを通して、コミュニティに対する意識を高めるとともに、英語
運用能力を高めることをねらいとする。
SNSを活用した異文化交流実践 本科目は、半年以上の長期留学中の学生を対象とするものである。本学部で独自に開発したソーシャ
ルネットワークサービス(SNS)を活用することで、オンラインで異文化理解を深めるのに効果的な課題
(アサインメント)を受けて、それに受講生が応える形式の授業となっている。受講生はSNSを通して、留
学中にしか経験できないような実体験に基づいた異文化交流について自主的に発表することが求めら
れる。これにより、「行動力」、「発信力」、「考える力」を持つグローバルな舞台で通用する実践知の修
得を目標とする。
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メディア
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅰ
本科目は、受講者が自身の興味、関心のあるテーマに近接した専門分野や知見を持つ教員を選択
し、専門的な教育ならびに研究指導を受ける場である。本科目は本学科卒業までの2年間に渡る演習
教育の導入部に相当し、それぞれの教員が設定した共通テーマをできるだけ広く学び、研究内容につ
いて適宜発表する機会を持つ。また、受講者と指導教員間、受講者間の積極的なディスカッション、課
外における自主的な取り組み(文献調査、社会調査、フィールド調査など)を通じて、卒業論文あるいは
卒業制作のテーマを決めていく。
(1 久松 英二)
本科目では、世界宗教を始め、民族宗教、あるいは日本においてその活動が注目されている新宗教ま
たは新新宗教等を比較対照することをテーマとする。こうした観点から諸宗教を比較することで、現代社
会における宗教の社会的、文化的役割を明確化させる。本科目では、各宗教の基本原理を中心的に
扱い、教義や儀式といった宗教の内部論理を学ぶ。
(2 サルズ ジョナ)
演劇を社会を覗く媒体として扱い、あらゆる視点から研究する。演劇の舞台芸術としての研究はもちろ
ん、文化人類学的側面、音楽的側面、また社会学的側面から幅広い視点からの研究が可能である。本
科目では、日本と西洋演劇の比較を含め、演劇の基礎知識を文献や演技を通じて身につける。
(3 ファーマノフスキー マイケル)
米国や英国の映画やテレビ番組を題材に、英米圏の価値観、文化、生活様式などに関して学ぶ。本
科目では特に1960年代以降の映画やテレビ番組に注目し、研究を進める。具体的には米国における
価値観の歴史的変遷、移民などのマイノリティに対する米国人エリートの視点、大衆文化の普及などに
焦点を当て、卒業論文の執筆時に求められるメディアに対する批判的視点と分析力を養う。
(4 二葉 晃文)
教育言語学に基づき、模範とすべき人物の人生の観察を通じ体得したものを、適切な言語表現によっ
て論文にまとめていくことを目的とする。教育とは、自分がこころから望んでいる事をするために周りを観
察し、どのようにすれば実行できるかを考え、自ら行動に移してそれを体得していくものである。その体
得したことがあるが故に、語る事ができる。本科目では、参加者各自の目からみた理想の人生を歩んで
いる人物を捜し、その人物がどのような人生を歩んで来たかを観察、対談し、その観察記録を卒業論文
に仕上げていく。なお本科目では、主に映像資料で様々な文化の伝承者の物語を聞く。
(5 磯江 源)
受講者ごとに興味や関心のあるテーマにつき、専門的な教育ならびに研究指導を行うことを目的とす
る。本科目は演習教育の導入部分に相当し、共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマ
について広く学び、理解を深め、卒業論文のテーマについて構想を練る初期段階とする。
(6 嵩 満也)
宗教と人間とのかかわりについて考えていくことを共通テーマとする。世界にはさまざまな宗教が存在
し、日本国内にも多くの宗教が存在している。本科目では、世界のさまざまな宗教についての知識を広
げるとともに、身近な宗教の営みにも目を向けて複眼的に宗教の文化、思想について理解していく。本
科目では、それぞれが宗教をめぐる諸事象について問題課題を設定し、その研究成果を演習におい
てプレゼンテーションをすることによってすすめていく。
学
科
専
攻
科
目
(7 劉 虹)
中国語と中国文化に対して興味を持つ学生を対象として、中国語で書かれた資料を輪読して、中国の
歴史、文化、経済、社会、教育、恋愛結婚などあらゆる観点から、現代中国を解明していくともに、これ
までに修得した語学力をさらに伸ばす。近くて遠い国、中国。日本人と似ているようで異なる中国人の
「ものの見方、考え方」を理解するため、中国文化に関する調査、発表を行ない、日本人の見方、考え
方とどこが同じでどこが異なるかについてあらためて考えてもらう。
(8 泉 文明)
本科目は、ことばと文化に関わるコンテクストやクロニックの問題について講義しつつ、学問と社会全般
の関係についても考える場とする。具体的には婉曲表現、比喩表現、位相や待遇表現等と、その背景
について学ぶ。日本語と日本文化、日本社会の研究を行う。また、京都学についても扱う。ここで獲得
した内容を他の言語文化に応用することも試みる。
(9 古川 秀夫)
卒業論文に準じた8000字程度のミニ卒論を演習Ⅱ開講中の12月に提出、発表できるように、各受講
生の関心にもとづき、研究テーマを絞り込むとともに研究方法の基礎について学ぶ。研究対象となる社
会的行動とは、外にあらわれる行動だけでなく、それに影響を及ぼす社会文化的な認知、態度、価値、
信念、パーソナリティなども含まれる。また、社会的行動の表出される場となる集団、組織、地域、社会
も研究の対象となる。研究テーマの決定とともに先行研究のレビューが課題となる。
(10 ケント ポーリン)
日本社会を批判的かつ客観的に捉えるように、日本の多様性を象徴する事例の検討を行い、またそれ
を具体的なデータによって分析できるようになることを目標とする。多角的な面から検討するために、本
科目では、日本社会に関する古典から現代までの基礎文献を検討対象とする。プレゼンテーション技
術やディスカッションのスキルも学ぶ.さらに、レポート執筆の基本の復習を行う。
(11 朴 炫国)
論文とは何か、そして人間、大学、学問、研究とは何かについて考える。論文のテーマ、テーマとは何
か。テーマの決定方法などを理解し、自分のテーマに関する資料を探してコリア語で発表する。特に韓
国の村祭り、昔話、韓国語、韓国文学を中心に各自論文のテーマを決める。毎時間論文のテーマに対
して資料を調べ、要約して韓国語で発表する。
(12 三谷 真澄)
アジア地域に暮らす人々にとって重要な役割を担ってきた仏教を中心として、日本文化の深層や「いの
ち」をめぐる問題について考える。仏教は、インドに生まれ、伝播に際して固有の文化や思想を否定せ
ず、異文化の地に根付いていった。現在、地理的にも歴史的にもアジア全体に広く影響力をもちつづ
けており、多文化が争うことなく共生してきた姿や、たくましく生き抜く人々の信仰の原動力を探る。仏教
関係のテキスト、論文を講読しつつ、自己の研究テーマを決定し、レポート作成のための資料収集を行
う。
(13 徐 光輝)
国際交流や異文化の理解には、幅広い比較研究の能力が要求されるが、その基礎となるのはまず地
域文化に関する系統的な知識である。本科目では、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東(北)ア
ジアの地域文化に焦点を当て、考古学、文献史学、民俗学、言語学の資料をもとに、衣食住に代表さ
れる人間基層文化を中心に、稲作農耕文化と畑作農耕文化の起源と展開、農耕集落の発生から城郭
都市の登場、神権政治(神権、財権、軍権)に基づく初期国家の形成と発展など、文明と国家の形成過
程のほか、歴史時代の地域文化や民族文化の交流や比較も視野に入れて研究を行う。
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備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅰ
(14 カルドネル シルヴァン)
旅行や留学の際におけるカルチャーショックは異文化理解の出発点である。他文化に対する態度が自
文化に対する態度も物語る。異文化間から生まれる交錯や錯覚を研究することによって、より有益な異
文化コミュニケーションができ、別の視点から自文化を知るきっかけにもなる。本科目では、例えば「旅
人が残した旅行記に読み取れる日本文化論」、「グローバル化における異文化へ適応の条件」など幅
広いテーマに渡り、カルチャーショックから生まれる文化論について研究を望む学生の指導を行う。
(15 松居 竜五)
文学、映画、マンガ、アニメなどの作品を分析することを主な目的とする。こうした作品を読み解くために
は、作者の思想的展開や、時代背景、作品間の影響関係を探ることが不可欠であり、そのための研究
の手法を学ぶ。また、最近ではジャンルや言語、文化を超えて翻案される作品も多く、そうした例につ
いても対象として、具体的な翻案の過程に関しての検証の仕方について学ぶ。本科目では、文学、映
画、マンガなどジャンル別の研究方法についての講義をおこない、関連の課題を毎回こなしていく。
(16 佐野 東生)
イスラームを基盤としながら、多文化社会としての特色を持つイスラーム世界について究明していく。ま
ずイスラームの基本的性質について共通理解を得た上で、イスラーム世界の多文化、多民族、多言語
的実態に対する理解を深め、現代の諸問題や日本や欧米との関係も考察していく。本科目では、講義
形式による説明の後、日本語、英語のテキストを講読し、学生により適宜関心あるテーマの発表を行っ
ていく。この過程で、次第に各自の研究テーマを相談の上決めていく。
(17 カルロス マリア レイナルース)
人の国際移動を通して、日本と世界の様々な関わり合いを包括的に検討することが目的である。また、
全体の到達目標として、人の国際移動に関する課題のうち一つを選んで実証分析を行い、その成果を
卒業論文にまとめる。まず、本科目では国際人口移動研究(Migration Studies)の基礎理論を学ぶ。
なかでも、人の国際移動が生じる経済的、社会的、文化的要因に焦点をあて、送り出し国と受け入れ国
のそれぞれの視点から考察する。また、理論をもとに日本の送り出し国、受け入れ国としての政策を考
察し、これからの日本の外国人受け入れ政策を考える。
(18 史 彤嵐)
中国語に興味があり、中国語学、中国語の言語文化に関する研究を卒業論文としたい学生のための
科目である。また、中国語の文法ルールを整理したい、中国語力をもっと磨きたい学生の受講も歓迎す
る。本科目では、「現代中国語とは何であるか」、「中国語と中国文化とのつながり」について、学生の中
国語のレベルに合わせて、関連の文献資料を厳選し、輪読し、中国の言語文化を理解していく。
(19 タヒューン ノエル)
卒業論文の作成に向けた導入部分として、英語に関する諸側面(学び方、教育方法、文化など)を広く
学ぶ。なぜ英語が世界共通語としてとらえられているのかを知るため、英語学習や英語教育の歴史や
理論を学ぶ。また、技術、マスメディア、ビジネス、ツーリズム、政府などが英語の一般化に果たす役割
についても学ぶほか、英語の様々な方言や英語圏の文化についても学ぶ。こうした学びを通じて、各
自興味のあるテーマを選定していくことが期待される。
学
科
専
攻
科
目
(20 壽崎 かすみ)
人間は生まれてから死ぬまでの大部分を住居を基盤として生活することを前提に、住居と住居の周辺
環境(生活環境)が、人間が生活をする上でとても重要であることを作業を通じて確認する。演習では
生活環境と子ども、学生、高齢者などそこに暮らす人、公園、商店街、街路、住宅などの「もの」、さらに
一人暮らし、ペット飼育などの暮らし方に焦点をあてた調査課題(テーマ)から対象を選び、レポートを
まとめる。
(21 鈴木 滋)
人と自然の関係の国際文化的側面を人類学的に明らかにすることを目的とする。人と自然をめぐる具
体的な関係を明らかにするために、自然、環境、動物、進化、食文化などにかかわる実証的な調査課
題を受講生ごとに設定し、卒業論文にむけてとりくむ。本科目では、演習での発表と討論の方法を身に
つける。そのために、信頼できる情報を収集する技術(文献検索、インタビュー)を体得する。
(22 八幡 耕一)
「メディア・リテラシーを鍛える」を鍵概念に、メディアを批判的に読み解く知識、視座、スキルなどを学
ぶ。本科目では特に新聞記事を題材に、政治、経済、社会に関する講義や議論を通じ、批判的視点、
コミュニケーション能力、発表能力などを養うことに主眼を置く。同時に、複数の受講者でチームを組
み、教員が指定したプロジェクト(取材やドキュメンタリーの制作など、いわゆるジャーナリズムに関する
もの)を主体的に行うことで、情報やメディアが大きな役割を果たす現代社会に必要な「知のサバイバ
ル能力」を涵養する。
(23 杉本=バウエンス ジェシカ)
世界における日本マンガ、アニメの人気の要因を究明していく。まず日本のマンガ、アニメ作品の「普遍
的」なアピールはどこにあるかを検証していく。その後、北米や南米、ヨーロッパ大陸、中東や東南アジ
アで「売れる、売れない」日本のマンガ、アニメ作品の特徴を詳しく調べていく。本科目では、日本語、
英語のテキストを輪読し、受講者が選ぶテーマについて発表を行っていく。テーマは指導教員との相
談の上受講者が決定する。
(24 林 則仁)
イスラーム世界で多様な発展を遂げた芸術文化を軸に、日本から欧米に至る東西芸術、文化の交流を
テーマとして扱う。特に、絵画、陶器、絨毯、タイル、建築など多種多様なモノを対象に、時代、地域、
民族による多様性、東西美術との相互交流などを理解していく。本科目では、講義形式による説明の
後、日本語、英語のテキストを輪読し、美術館研修などフィールド調査も行う。この過程で、次第に学生
各自が研究テーマを相談の上決めていく。
- 30 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅱ
本科目は、受講者が自身の興味・関心のあるテーマに近接した専門分野や知見を持つ教員を選択し、
専門的な教育ならびに研究指導を受ける場である。本科目は演習教育の基礎部分に相当し、それぞ
れの教員が設定した共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマについて理解を深め、
卒業論文あるいは卒業制作のテーマを決めていく。「演習Ⅰ」同様、研究内容についての発表、受講
者と指導教員間、受講者間の積極的なディスカッション、課外における自主的な取り組みなどを進めて
いく。
(1 久松 英二)
世界宗教を始め、民族宗教、あるいは日本においてその活動が注目されている新宗教または新新宗
教等を比較対照することをテーマとする。こうした観点から諸宗教を比較することで、現代社会における
宗教の社会的、文化的役割を明確化させる。演習Ⅱでは、各宗教の対社会的役割を中心的に扱い、
たとえば政治問題、平和問題、環境問題、差別問題、国際問題等への取り組みといった点を学ぶ。
(2 サルズ ジョナ)
演劇を社会を覗く媒体として扱い、あらゆる視点から研究する。演劇の舞台芸術としての研究はもちろ
ん、文化人類学的側面、音楽的側面、また社会学的側面から幅広い視点からの研究が可能である。本
科目では、日本と西洋演劇の比較を含め、演劇の基礎知識を文献や演技を通じて身につけるほか、映
像制作の知識と技術について学ぶ。
(3 ファーマノフスキー マイケル)
米国や英国の映画やテレビ番組を題材に、英米圏の価値観、文化、生活様式などに関してさらに発展
的に学ぶ。本科目では引き続き1960年代以降の映画やテレビ番組に注目し、研究を進める。具体的
には米国における価値観の歴史的変遷、移民などのマイノリティに対する米国人エリートの視点、大衆
文化の普及などに焦点を当て、卒業論文の執筆時に求められるメディアに対する批判的視点と分析力
を養う。
(4 二葉 晃文)
教育言語学に基づき、模範とすべき人物の人生の観察を通じ体得したものを、適切な言語表現によっ
て論文にまとめていくことを目的とする。人間は死ぬまで学習を続ける動物であると言われている。本科
目では、人生を四住期(学生期、家住期、林住期、遊行期にわけ、参加者各自の目からみた理想の人
生を歩んでいる人物がどのような四住期を生きて来たかを観察、対談し、その観察記録を卒業論文に
仕上げていく。各自がフィールドワークに出かけ、様々な文化の伝承者の物語を聞きながら、一人の人
物を選び出す。
(5 磯江 源)
それぞれの受講者の興味や関心のあるテーマつき、引き続き専門的な教育ならびに研究指導を進め
る。本科目は演習教育の基礎部分に相当し、共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマ
について理解を深め、卒業論文のテーマをそれぞれが追求し、指導教員の指導を受けながら構想を
練る。
学
科
専
攻
科
目
(6 嵩 満也)
宗教と人間とのかかわりについて考えていくことを共通テーマとする。世界にはさまざまな宗教が存在
し、日本国内にも多くの宗教が存在している。授業では、世界のさまざまな宗教についての知識を広げ
るとともに、身近な宗教の営みにも目を向けて複眼的に宗教の文化・思想について理解していく。本科
目では、各自がフィールドワークを使った研究をすすめ演習において発表をする。また、ディベートを
行うことでさらに課題について深く考えていく。
(7 劉 虹)
日中両国の歴史・文化・経済・社会・教育・恋愛結婚などについて、「演習Ⅰ」で得た知識をもとに、自
分の研究テーマを掘り下げる。情報収集・関連文献の調査などから分かったことをまとめ、プレゼンテー
ションを行い、最終的には研究内容をレポートにまとめて提出する。受講者間において、研究発表に関
する質疑応答をし、緻密な分析力や批判精神を養ってもらいたい。本科目は個人の発表を中心とする
演習形式で進めるほか、担当者が発表内容を補う形での講義も行う。また、後期終了時までに卒業論
文のテーマを決定する。
(8 泉 文明)
「演習Ⅰ」で習得した内容を踏まえて、【日本語日本文化/京ことば京文化】をより深く理解していく場と
する。本科目は、進路や卒業論文のテーマを決めていく時期であるが、この時点で取組んでいる研究
テーマを発表するものとする。文献研究や実地調査など、積極的な学習活動・研究活動の展開をサポ
-トしていく。
(9 古川 秀夫)
ミニ卒業論文作成のための研究計画を実行するため、個人またはグループ指導を行う。10月中に研究
に必要な材料(インタビュー項目、アンケート、または実験手続き)を準備し、11月中に研究を完了し、
12月にデータ分析とミニ卒論の作成を求める。1月には完成したミニ卒論について、発表会を開催す
る。実証的な研究の遂行を第一の目標として、文献資料を参照しながら収集されたデータを分析し、ミ
ニ卒論を執筆・完成させることが課題となる。
(10 ケント ポーリン)
日本社会を批判的かつ客観的に捉えられるように、日本の多様性を象徴する事例の検討を行い、また
それを具体的なデータによって分析できるようになることが目標である。本科目では、前期の資料にもと
づいて、日本に関する具体的なトピックを一つ選び、その分析を行う。データやフィールドワークによっ
て、客観的な理解ができるようになることが求められる。
(11 朴 炫国)
「演習Ⅰ」に引き続き、それぞれの卒業論文のテーマに関する基本的知識を得るため、研究論文を集
め、読み、まとめ、発表をする。この作業を通じてテーマを固め、卒業論文の方向性を固めていく。また
逐次教員による指導を行う。
(12 三谷 真澄)
アジア地域に暮らす人々にとって重要な役割を担ってきた仏教を中心として、日本文化の深層や「いの
ち」をめぐる問題について考える。仏教は、インドに生まれ、伝播に際して固有の文化や思想を否定せ
ず、異文化の地に根付いていった。現在、地理的にも歴史的にもアジア全体に広く影響力をもちつづ
けており、多文化が争うことなく共生してきた姿や、たくましく生き抜く人々の信仰の原動力を探る。仏教
関係のテキスト、論文を輪読しつつ、すでに決定済みの研究テーマに従って、卒業論文の半分程度の
レポートを作成する。
(13 徐 光輝)
「演習Ⅰ」に引き続き、本科目では、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東(北)アジアの地域文化
に焦点を当て、考古学、文献史学、民俗学、言語学の資料をもとに、衣食住に代表される人間基層文
化を中心に、稲作農耕文化と畑作農耕文化の起源と展開、農耕集落の発生から城郭都市の登場、神
権政治(神権・財権・軍権)に基づく初期国家の形成と発展など、文明と国家の形成過程のほか、歴史
時代の地域文化や民族文化の交流や比較も視野に入れて卒業研究を行う。
- 31 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅱ
(14 カルドネル シルヴァン)
「演習Ⅰ」に引き続き、本科目では、例えば「旅人が残した旅行記に読み取れる日本文化論」、「グロー
バル化における異文化へ適応の条件」など、幅広いテーマに渡って、カルチャーショックから生まれる
文化論について資料を集め、発表するなどして、それぞれに研究テーマに沿った指導を進める。
(15 松居 竜五)
文学、映画、マンガ、アニメなどの作品に関して、受講生が各自の課題を定め、「演習Ⅰ」で学んだ方
法によって研究を進めていく。本科目では、特に資料の収集とフィールドワークなどに重点を置いて、
分析対象となる作品の作者の意図や初出時の反響、他の作品との関連、先行研究など、基礎的な
データを蓄積することを第一の目的とする。その上で、受講生が各自のテーマに関して発表をおこな
い、お互いに意見交換をすることによって、今後の研究の方向性を確立して卒論のための第一歩とな
るレポートをまとめる。
(16 佐野 東生)
「演習Ⅰ」に続き、イスラームを基盤としながら、多文化社会としての特色を持つイスラーム世界につい
て究明していく。本科目では、より専門的な日本語・英語のテキスト講読を通じ、イスラーム世界の文
化・生活・宗教・歴史や中東政治・石油エネルギー・移民問題、あるいは宗教間対話などの様々なト
ピックについて理解を深め、学生の研究テーマを決定する。その上で、各自のテーマについて文献・
フィールド調査を行い、発表する。これを基に期末レポートにまとめ、卒業論文の基とする。
(17 カルロス マリア レイナルース)
人の国際移動が送り出し・受け入れ両国に対しどのような影響を与えているのかを、①経済の側面、②
社会・文化の側面に分けて考察する。特に送り出し国としてのフィリピンの例を取り上げ、①海外送金の
経済への貢献、②母国に残した家族への社会的影響、③移動の文化の形成等について検討する。受
け入れ国に関しては日本に注目し、①国際結婚と家族、②経済連携協定による介護士・看護師の受け
入れ状況、③日系ブラジル人と日本の経済、④外国人子弟の教育等について学ぶ。なお、春休みに
は、卒業論文のテーマを決め、先行研究の調査を行い、レポートにまとめる。
(18 史 彤嵐)
「演習Ⅰ」に引き続き、「現代中国語とは何であるか」、「中国語と中国文化とのつながり」について、学
生の中国語のレベルに合わせて、関連の文献資料を読み、中国の言語文化を理解する。また、学生自
身の読書レポートや発表も予定している。
(19 タヒューン ノエル)
卒業論文の作成に向けた基礎部分として、引き続き英語に関する諸側面(学び方、教育方法、文化な
ど)を学ぶ。なぜ英語が世界共通語としてとらえられているのか、技術、マスメディア、ビジネス、ツーリズ
ム、政府などが英語の一般化にどのような役割を果たしているか、英語の様々な方言や英語圏の文化
などについてさらに深く掘り下げて学ぶ。こうした学びを通じて、各自が選定したテーマの妥当性と方法
論を決定する。
学
科
専
攻
科
目
(20 壽崎 かすみ)
人間は生まれてから死ぬまでの大部分を住居を基盤として生活することを前提に、住居とその周辺(生
活環境)が、人間が生活をする上で重要であることを作業を通じて学ぶ。本科目では生活環境と子ど
も、学生、高齢者などそこに暮らす人、公園、商店街、街路、住宅などの「もの」、さらに一人暮らし、
ペット飼育などの暮らし方商店点をあてた調査課題(テーマ)から対象を選び、卒論のテーマや方法論
を決め、レポートを作成する。
(21 鈴木 滋)
人と自然の関係の国際文化的側面を人類学的に明らかにすることを目的とする。人と自然をめぐる具
体的な関係を明らかにするために、自然、環境、動物、進化、食文化などにかかわる実証的な調査課
題を受講生ごとに設定し、卒業論文にむけて取り組む。本科目では各自のテーマにそって調査対象を
しぼり、リサーチクエスチョンを策定して、それらのまとめのレポートを作成する。更に、春休みを使って
各自でフィールドワークなどの調査を進める。
(22 八幡 耕一)
「メディア・リテラシーを鍛える」を鍵概念に、メディアを批判的に読み解く知識・視座・スキルなどを学
ぶ。本科目では特に新聞記事を題材に、政治・経済・社会に関する講義や議論を通じ、批判的視点、
コミュニケーション能力、発表能力などを養うことに主眼を置く。「演習Ⅰ」に引き続き、こうした授業内で
の議論や討議、またチーム単位でのプロジェクト(取材やドキュメンタリーの制作など、ジャーナリズムに
関するもの)への取組みを通じて、上述の視点や能力のほか、協調性や行動力なども含む「知のサバイ
バル能力」を涵養する。
(23 杉本=バウエンス ジェシカ)
「演習Ⅰ」に引き続き、国内外のメディアにみられるマンガ・アニメ批判を究明していく。海外のメディア
では日本の作品が頻繁に(過剰に)性的・暴力的と批判され、ローカルのマンガ文化に脅迫・侵略者と
して恐れられ、規制される事例が多数ある。本科目では、日本語、英語のテキストを輪読し、受講者が
発表を行っていき、卒業論文のテーマを指導教員と相談しながら固めていく。
(24 林 則仁)
イスラーム世界で多様な発展を遂げたイスラーム芸術を軸に、日本から欧米に至る東西芸術・文化の
交流をテーマとして扱う。本科目では、卒業論文に向けた研究テーマを決定することを目的とする。より
専門的なテキスト講読と教員による解説や議論、および現地調査を含むフィールド調査を通じ、絵画・
陶器・絨毯・タイル・建築など多種多様なモノ、その東西交流や相互影響について関心を絞る。各自が
決定したテーマで発表を行い、期末レポートを提出する。
- 32 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅲ
本科目は、受講者が自身の興味・関心のあるテーマに近接した専門分野や知見を持つ教員を選択し、
専門的な教育ならびに研究指導を受ける場である。本科目は演習教育の発展部分に相当し、それぞ
れの教員が設定した共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマについて理解を深め、
卒業論文あるいは卒業制作のテーマを決めていく。「演習Ⅱ」同様、研究内容についての発表、受講
者と指導教員間、受講者間の積極的なディスカッション、課外における自主的な取り組みなどを進めて
いく。
(1 久松 英二)
世界宗教を始め、民族宗教、あるいは日本においてその活動が注目されている新宗教または新新宗
教等を比較対照することをテーマとする。こうした観点から諸宗教を比較することで、現代社会における
宗教の社会的、文化的役割を明確化させる。本科目では、「演習Ⅰ」および「演習Ⅱ」で学んだことを参
考にしつつ、卒業論文の作成に向けて自主的な研究活動に取り組む。まず、テーマを決定したあと、
関連する主な先行研究を検討する。さらに検討結果を発表し、討論する。
(2 サルズ ジョナ)
演劇を社会を覗く媒体として扱い、あらゆる視点から研究する。演劇の舞台芸術としての研究はもちろ
ん、文化人類学的側面、音楽的側面、社会学的側面から幅広い視点からの研究が可能である。本科
目では、日本と西洋演劇の比較を含め、演劇の基礎知識を文献や演技を通じて身につけるほか、映像
制作の知識と技術について学び、卒業論文ないしそれに代わる作品制作の進行状況について口頭発
表して指導を受けていく。
(3 ファーマノフスキー マイケル)
米国や英国の映画やテレビ番組を題材に、英米圏の価値観、文化、生活様式などに関してさらに発展
的に学ぶ。本科目では引き続き1960年代以降の映画やテレビ番組に注目して研究を進めるが、受講
者の進度に応じて個別にテーマや方法を柔軟に変えていく。
(4 二葉 晃文)
教育言語学に基づき、模範とすべき人物の人生の観察を通じ体得したものを、適切な言語表現によっ
て論文にまとめていくことを目的とする。本科目では各自が収集した理想の人生を歩んでいる人物の観
察記録を発表し、理解した内容を参加者と一緒に共有し、そこから参加者各自が望む生き方を探して
ゆく。
(5 磯江 源)
それぞれの受講者の興味や関心のあるテーマつき、引き続き専門的な教育ならびに研究指導を進め
る。本科目は演習教育の発展部分に相当し、共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマ
について理解を深め、卒業論文の内容や方法論を確立させ、指導教員の指導を受けながら草稿を完
成させていく。
(6 嵩 満也)
宗教と人間とのかかわりについて考えていくことを共通テーマとする。世界にはさまざまな宗教が存在
し、日本国内にも多くの宗教が存在している。本科目では、世界のさまざまな宗教についての知識を広
げるとともに、身近な宗教の営みにも目を向けて複眼的に宗教の文化・思想について理解する。また、
各自が研究テーマを設定し、「演習Ⅰ」および「演習Ⅱ」で身につけた方法を用いて、研究レポートを作
成する。また、卒業論文のテーマを確定する。
学
科
専
攻
科
目
(7 劉 虹)
「演習Ⅰ」および「演習Ⅱ」から得た知識をもとに、すでに決定済みの卒業論文のテーマに従って、卒
業研究を完成させることを目的とし、先行研究の的確な整理による問題点の抽出、資料の収集と分析
による新たな発見、そして論理的な思考と実証をふまえた文章作成が要求される。本科目終了時まで
に卒業論文の概要を作成し、下書きを仕上げる。各自進行中の論文についても中間報告してもらう。
(8 泉 文明)
「演習Ⅰ」および「演習Ⅱ」で学んできたことがらを土台として、それらを各自の研究テーマにいかに活
かすかということを目標とする。各自のテーマを発展させつつ、再考・整理していく。日本の言語文化に
ついて講ずるとともに、学生個々人に必要なコメント・アドバイスを授ける演連の場とする。
(9 古川 秀夫)
本講義では、ミニ卒業論文と卒業論文に関わる研究計画に関する報告会をしたのち、卒業論文制作の
ための研究計画を具体化するための個別指導を行う。卒業研究を実施するのに必要なもの(アンケー
ト、インタビュー質問・記録用紙、実験器材)を完成させ、予備的な研究を開始することが課題となる。就
職活動で多忙となる時期なので、文献読解や調査・実験の準備・実施について、授業時間外における
努力が求められる。
(10 ケント ポーリン)
日本社会を批判的かつ客観的に捉えられるように、日本の多様性を象徴する事例の検討を行い、また
それを具体的なデータによって分析できるようになることが目標である。本科目ではさらに踏む込み、実
践的な体験、つまり現場の声を聴くことやフィールドワークを行い、先行研究や文献の内容を検証し、
卒業論文や卒業制作の準備を個人及びグループで行う。論文の作法や論理的に議論を展開すること
も学ぶ。
(11 朴 炫国)
学生それぞれの論文テーマに合わせて、これまで準備してきたことを基礎にして論文を書く。論文の形
式として序論(研究目的、研究歴史、方法)、本論(内容、帰納法、演繹法)、結論(まとめ、これからの
課題)の構造を理解する。また、論文の書き方における資料カードの活用、脚注、参考文献の整理のし
かたなどを学ぶ。また、それぞれの論文進行状況について発表する。
(12 三谷 真澄)
アジア地域に暮らす人々にとって重要な役割を担ってきた仏教を中心として、日本文化の深層や「いの
ち」をめぐる問題について考える。仏教は、インドに生まれ、伝播に際して固有の文化や思想を否定せ
ず、異文化の地に根付いていった。現在、地理的にも歴史的にもアジア全体に広く影響力をもちつづ
けており、多文化が争うことなく共生してきた姿や、たくましく生き抜く人々の信仰の原動力を探る。仏教
関係のテキスト、論文を講読しつつ、自己の研究テーマに従って、卒業論文の題目を決定し、資料収
集を行う。
(13 徐 光輝)
「演習Ⅱ」に引き続き、本科目では、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東(北)アジアの地域文化
に焦点を当て、考古学、文献史学、民俗学、言語学の資料をもとに、衣食住に代表される人間基層文
化を中心に、稲作農耕文化と畑作農耕文化の起源と展開、農耕集落の発生から城郭都市の登場、神
権政治(神権・財権・軍権)に基づく初期国家の形成と発展など、文明と国家の形成過程のほか、歴史
時代の地域文化や民族文化の交流や比較も視野に入れて卒業研究を行う。
- 33 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅲ
(14 カルドネル シルヴァン)
「演習Ⅱ」に引き続き、本科目では、例えば「旅人が残した旅行記に読み取れる日本文化論」、「グロー
バル化における異文化へ適応の条件」など、幅広いテーマに渡って、カルチャーショックから生まれる
文化論について資料を集め、発表するなどして、それぞれに研究テーマに沿った指導を進める。
(15 松居 竜五)
文学、映画、マンガ、アニメなどの作品に関して、「演習Ⅰ」および「演習Ⅱ」での成果に基づいて、個
別に研究成果をまとめる。まず受講生各自が、これまでの研究の進展状況に関しての発表をおこない、
内容に関して意見交換する。それぞれの作品に関して、解釈の余地がどの程度あるのかを、これまで
に収集した情報や先行研究と照らし合わせて検討する。その上で、卒業論文の作成に向けて、担当教
員と受講生が個別面談をおこなって、論文全体の構成を決定するとともに、作成までのロードマップと
必要な作業について確認する。
(16 佐野 東生)
「演習Ⅱ」に引き続き、イスラームを基盤としながら、多文化社会としての特色を持つイスラーム世界に
ついて究明していく。本科目では、これまでに得たイスラーム世界への理解を基に、学生各自の研究
テーマについて、より専門的な文献・フィールド調査を実施し、卒業論文作成の準備を行っていく。この
一環として、学生による研究テーマの発表を実施し、教員らによる批判・指導をあおぎ、議論を行う。な
お、卒業論文でペルシア語などのイスラーム系言語の文献を使用する希望や必要性のある学生は、教
員による個別の指導を受ける。
(17 カルロス マリア レイナルース)
卒業論文のための調査を各自で行い、内容について授業で発表し受講生全員で討論する。春休みの
先行研究調査をもとに卒業論文の具体的なテーマを絞り、その問題意識や先行研究を整理して報告
を行う。次に様々な量的方法(例えば、アンケート調査の作成、公表データの図表による整理、回帰分
析や仮説検定)および質的方法(インタービューのやり方など)を学び、研究に用いる最も適切な研究
方法を検討し、実施する。期末に自分が取り組んでいる研究についての中間報告を全員が行う。
(18 史 彤嵐)
中国語の言語文化に関して、学生がこれまでの研究を踏まえて、興味を持った分野から卒論のテーマ
をしぼり、初歩的な論文要旨と研究計画を作成し、先行研究資料を収集するように指導を行う。
(19 タヒューン ノエル)
卒業論文の作成に向けた発展部分として、引き続き英語に関してそれぞれが選択したテーマについて
資料を集め、まとめ、分析する作業を通じて学びを深める。本科目では、各自が選定したテーマを確定
させ、卒業論文の下書きを仕上げていく。
(20 壽崎 かすみ)
人間は生まれてから死ぬまでの大部分を住居を基盤として生活することを前提に、住居とその周辺(生
活環境)が、人間が生活をする上でとても重要であることを作業を通じて学ぶ。本科目では引き続き、生
活環境と子ども、学生、高齢者などそこに暮らす人、公園、商店街、街路、住宅などの「もの」、さらに一
人暮らし、ペット飼育などの暮らし方に焦点をあてた調査課題(テーマ)から対象を選び、卒業論文の
テーマを決め、卒業論文の下書きを仕上げる。
学
科
専
攻
科
目
(21 鈴木 滋)
人と自然の関係の国際文化的側面を人類学的に明らかにすることを目的とする。人と自然をめぐる具
体的な関係を明らかにするために、自然、環境、動物、進化、食文化などにかかわる実証的な調査課
題を受講生ごとに設定し、卒業論文にむけてとりくむ。本科目では、卒業論文にむけて計画を見直し、
関連する先行研究などの検討を行なう。前期終了時までに卒業論文の概要を作成し、全体の構成とそ
の進捗状況を確認し、今後必要な具体的作業を確定する。さらに夏休みをつかった調査を計画、実施
する。
(22 八幡 耕一)
「メディア・リテラシーを鍛える」を鍵概念に、メディアを批判的に読み解く知識・視座・スキルなどを学
ぶ。本科目ではこれまでの取組みを踏まえ、卒業論文または卒業制作に向けた準備を、個人あるいは
チーム単位で、指導教員の助言や相談を受けながら精力的かつ計画的に進める。また、本科目では
外部の論文コンテストへの応募を念頭に、まとまった分量の文章を構想・執筆・修整する機会を持ち、
アカデミック・ライティング能力の飛躍的な伸長を目指す。これらの取り組みを通じ、引き続き「知のサバ
イバル能力」を涵養する。
(23 杉本=バウエンス ジェシカ)
19世紀後半から現在まで、日本のファッションデザインや流行が世界各地にどのように受容され、そし
て模倣されてきたことを究明する。海外で活躍した日本人デザイナー、東京発信のストリートファッショ
ン、ゴシック・アンド・ロリータ現象、ユニクロの世界進出などの事例から、日本のファッションの普遍的な
アピールを深究していく。本演習では、こうした題材を選び、日本語、英語のテキストを輪読し、受講者
が発表を行っていく。
(24 林 則仁)
イスラーム世界で多様な発展を遂げたイスラーム芸術を軸に、日本から欧米に至る東西芸術・文化の
交流をテーマとして扱う。本科目では、これまで培った芸術文化の知識に基づき、卒業論文作成に向
け、各自のテーマに関する専門的なテキスト講読と教員による解説や議論、および現地調査を含む
フィールド調査を行う。これを踏まえ、学生による専門的な研究テーマの発表を行い、批判をあおぎ、具
体的な卒業論文の内容作成に結びつけていく。
- 34 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅳ
本科目は、受講者が自身の興味・関心のあるテーマに近接した専門分野や知見を持つ教員を選択し、
専門的な教育ならびに研究指導を受ける場である。本科目は演習教育の応用部分に相当し、それぞ
れの教員が設定した共通テーマ、あるいは受講者の希望に応じた個別テーマについて理解を深め、
卒業論文あるいは卒業制作のテーマを確定させる。「演習Ⅲ」同様、研究内容についての発表、受講
者と指導教員間、受講者間の積極的なディスカッション、課外における自主的な取り組みなどを進めて
いく。
(1 久松 英二)
世界宗教を始め、民族宗教、あるいは日本においてその活動が注目されている新宗教または新新宗
教等を比較対照することをテーマとする。こうした観点から諸宗教を比較することで、現代社会における
宗教の社会的、文化的役割を明確化させる。本科目は、「演習Ⅲ」で行った研究活動をさらに継続し、
卒業論文にまとめていく。
(2 サルズ ジョナ)
演劇を社会を覗く媒体として扱い、あらゆる視点から研究する。演劇の舞台芸術としての研究はもちろ
ん、文化人類学的側面、音楽的側面、また社会学的側面から幅広い視点からの研究が可能である。本
科目では引き続き、日本と西洋演劇の比較を含め、演劇の基礎知識を文献や演技を通じて身につける
ほか、映像制作の知識と技術について学ぶが、卒業論文ないしそれに代わる卒業制作の完成が最大
の目標となる。
(3 ファーマノフスキー マイケル)
米国や英国の映画やテレビ番組を題材に、英米圏の価値観、文化、生活様式などに関してさらに発展
的に学びつつ、卒業論文あるいは卒業制作の完成を目指し、受講者の進度にあわせて個別に指導を
展開する。
(4 二葉 晃文)
教育言語学に基づき、模範とすべき人物の人生の観察を通じ体得したものを、適切な言語表現によっ
て論文にまとめていくことを目的とする。本科目では、理想の人生を歩んでいる人物の観察記録と参加
者各自が望む生き方を探してゆく過程を振り返る口頭発表を行ったあと、卒業論文を提出する。
(5 磯江 源)
自身の興味・関心のあるテーマつき、引き続き専門的な教育ならびに研究指導を行う。本科目は演習
教育の完成部分に相当する。受講者の進度にあわせて個別に指導を行い、卒業論文あるいは卒業制
作を完成させていく。
(6 嵩 満也)
宗教と人間とのかかわりについて考えていくことを共通テーマとする。世界にはさまざまな宗教が存在
し、日本国内にも多くの宗教が存在している。授業では、世界のさまざまな宗教についての知識を広げ
るとともに、身近な宗教の営みにも目を向けて複眼的に宗教の文化・思想について理解していく。本科
目では、各自が卒業論文のテーマに基づいて研究を進めると同時に、卒業論文の執筆・完成をめざ
す。
学
科
専
攻
科
目
(7 劉 虹)
すでに決定済みの卒業論文のテーマに従って、卒業研究を完成させることを目的とする。本科目は、
各自が卒業論文の中間発表を行い、それを全体で討論するという作業を重ね、より水準の高いものに
仕上げていく。オリジナリティあふれる発想としっかりした実証のともなった卒業論文の完成が期待され
る。
(8 泉 文明)
これまでに学んだことがらを土台として、それを形あるものに仕上げていく場としたい。各自が大学生活
で学んだ事柄やフィ-ルドワ-クで獲得した技術や経験、留学等で身に付けたことがらを整理・分析
し、それを今後の各自の人生と、社会に貢献するすべを考える場とする。
(9 古川 秀夫)
卒業研究の遂行と卒業論文の制作に関する指導を個別で行い、卒業論文提出後には研究結果に関
する発表会を開催する。10月下旬には調査等の具体的研究を終了し、11月中旬にデータ分析を終
え、11月下旬から12月中旬の提出期限まで論文執筆及び添削などの指導を行う。調査・実験による
データ収集とデータ分析及び論文執筆に関連して、授業時間外における個別指導も行うが、受講生自
身の多大な努力が求められる。
(10 ケント ポーリン)
日本社会を批判的かつ客観的に捉えられるように、日本の多様性を象徴する事例の検討を行い、また
それを具体的なデータによって分析できるようになることが目標である。本科目では卒業論文や卒業制
作完成のための具体的な取り組みに入り、理論的な展開に基づきながら、フィールドで得られたデータ
なども活用し、独自の視点から議論を展開する。プレゼンテーションでは、研究の最も重要なポイントを
コンパクトに、かつわかりやすく説明できることも求められる。
(11 朴 炫国)
学生各自の論文テーマに合わせて、個別に指導を展開しながら論文を完成させていく。これまで準備
して来たことを基礎にして論文を完成させるだけでなく、完成した論文を反芻し、研究の結果に対して
反省する機会を持つ。
(12 三谷 真澄)
アジア地域に暮らす人々にとって重要な役割を担ってきた仏教を中心として、日本文化の深層や「いの
ち」をめぐる問題について考える。仏教は、インドに生まれ、伝播に際して固有の文化や思想を否定せ
ず、異文化の地に根付いていった。現在、地理的にも歴史的にもアジア全体に広く影響力をもちつづ
けており、多文化が争うことなく共生してきた姿や、たくましく生き抜く人々の信仰の原動力を探る。仏教
関係のテキスト、論文を輪読しつつ、自己の研究テーマに従って、卒業論文を作成し、提出に向けた準
備を行う。
(13 徐 光輝)
「演習Ⅲ」に引き続き、本科目では、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東(北)アジアの地域文化
に焦点を当て、考古学、文献史学、民俗学、言語学の資料をもとに、衣食住に代表される人間基層文
化を中心に、稲作農耕文化と畑作農耕文化の起源と展開、農耕集落の発生から城郭都市の登場、神
権政治(神権・財権・軍権)に基づく初期国家の形成と発展など、文明と国家の形成過程のほか、歴史
時代の地域文化や民族文化の交流や比較も視野に入れ、卒業論文を完成させていく。
- 35 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅳ
(14 カルドネル シルヴァン)
「演習Ⅲ」に引き続き、本科目では、例えば「旅人が残した旅行記に読み取れる日本文化論」、「グロー
バル化における異文化へ適応の条件」など、幅広いテーマに渡って、カルチャーショックから生まれる
文化論について資料を集め、発表するなどして、それぞれに研究テーマに沿った指導を進める。最終
的に卒業論文あるいは卒業制作を完成させ、提出する。
(15 松居 竜五)
文学、映画、マンガ、アニメなどの作品に関しての卒業論文を作成する。「演習Ⅲ」までの成果に基づ
いて、担当教員と受講生が個別面談をおこない、注釈の入れ方や書誌の作り方、文章の体裁の整え方
などの論文作成のために必要な作業についての確認をおこなう。論文の提出後は、一対一の口頭試
問によって作成の意図や過程について検証する。提出された論文を、他の受講生が読めるように配布
し、相互に意見交換をおこなう。
(16 佐野 東生)
卒業論文の完成に向けて研究を行う。「演習Ⅲ」に続き、これまでに得たイスラーム世界への理解を基
に、学生各自の研究テーマについて、より専門的な文献・フィールド調査を実施する。また、学生による
研究テーマの発表を継続し、教員らによる批判・指導をあおぎ、議論を行う。これらを通じ、より質の高
い卒業論文の完成を目指す。なお、卒業論文でペルシア語などのイスラーム系言語の文献を使用する
希望・必要性のある学生は、教員による個別の指導を継続して受ける。
(17 カルロス マリア レイナルース)
卒業論文の完成に向けて「演習Ⅲ」で行っている作業を続けるとともに、日本における「多文化共生」の
あり方を検討する。まずは、以下3つの概念(①「多文化社会」、②「多文化主義」、③「多文化(主義)政
策」)の意味を今までの研究を通じて明確にする。次に、「多文化社会」であると言われる4カ国(カナ
ダ・アメリカ・シンガポール・オーストラリア)の比較研究を行う。最後に、日本における「多文化主義」、
「多文化(主義)政策」、「多文化社会」の現状を学生諸君と一緒に考える。
(18 史 彤嵐)
学生各自の研究テーマに基づき、先行研究資料の収集、調査分析や日本語との対照研究などを行
い、研究成果を発表し、卒論を仕上げるように各種の指導を行う。同時に、発表、質疑応答、自由討論
などを通してコミュニケーション能力を高めることを目指す。
(19 タヒューン ノエル)
これまでの演習における学びを反復しつつ、受講者の進度に応じて個別の指導を行う。これにより、水
準の高い卒業論文あるいは卒業制作を期日までに完成させていく。
(20 壽崎 かすみ)
人間は生まれてから死ぬまでの大部分を住居を基盤として生活することを前提に住居とその周辺(生
活環境)が、人間が生活をする上でとても重要なことを作業を通じて学ぶ。本科目では、個別に指導を
行いながら、卒業論文を仕上げ、期日までに提出する。
学
科
専
攻
科
目
(21 鈴木 滋)
人と自然の関係の国際文化的側面を人類学的に明らかにすることを目的とする。人と自然をめぐる具
体的な関係を明らかにするために、自然、環境、動物、進化、食文化などにかかわる実証的な調査課
題を受講生ごとに設定し、卒業論文にむけてとりくむ。本科目では、卒業論文の執筆と提出を行なう。ま
た、担当教員のコメントを受けて修正をする。卒業論文提出のあと、卒業論文発表会を行う。
(22 八幡 耕一)
「メディア・リテラシーを鍛える」を鍵概念に、メディアを批判的に読み解く知識・視座・スキルなどを学
ぶ。本科目ではこれまでの取組みを踏まえ、個人あるいはチーム単位で卒業論文または卒業制作を所
定の期限まで完成させる。その過程では適宜指導教員の助言や相談を受け、インプットを体系的・論
理的なアウトプットしてまとめ、文章や映像表現で他者を説得する技術を獲得する。卒業論文執筆・卒
業制作の過程を通じ、最終的にはグローバル社会、高度情報社会を主体的に生き抜くことのできる「知
のサバイバル能力」を涵養する。
(23 杉本=バウエンス ジェシカ)
19世紀後半から現在まで、日本のファッションデザインや流行が世界各地にどのように受容され、そし
て模倣されてきたことを究明する。海外で活躍した日本人デザイナー、東京発信のストリートファッショ
ン、ゴシック・アンド・ロリータ現象、ユニクロの世界進出などの事例から、日本のファッションの普遍的な
アピールを深究していく。本科目では、これまでの学びをまとめ、卒業論文あるいは卒業制作を完成さ
せる。
(24 林 則仁)
イスラーム世界で多様な発展を遂げたイスラーム芸術を軸に、日本から欧米に至る東西芸術・文化の
交流をテーマとして扱う。本科目では、卒業論文の完成に向け、引き続き学生による専門的な研究
テーマの発表を行い、批判をあおいでいく。同時に、卒業論文の論理構成、章立て、参考文献の質と
量、注のあり方など具体的な内容について個別に教員と相談する。これらを通じ、芸術文化の具体例
を扱った、より質の高い論文の完成を目指していく。
卒業論文
本科目は、卒業論文または卒業制作を執筆・制作するための指導を行う場である。これまでの講義や
大学生活で獲得した知識・技能・体験を基礎に、「演習Ⅰ」~「演習Ⅳ」での学び、また受講者が指導
教員とともに個別に取り組んできた調査分析結果を総合し、大学生活の総仕上げとして卒業論文・卒
業制作を指定期日までに完成させる。卒業論文・卒業制作のテーマは、国際文化学に関連するもの
で、受講者自身興味があって、作成可能であって、将来に渡って関心を抱き続けられるものであること
が望まれる。
- 36 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
国
際
文
化
実
践
プ
ロ
グ
ラ
ム
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
国際文化実践プログラムⅠ
この科目は、「多文化共生」「世界と日本」「芸術・メディア」の各コースがクラスの運営を担当し、学生に
それぞれのコースとして必要な実践的な能力をつけさせることを目的とする。学生は自分の選択する実
践プログラムⅡのコースのクラスを受講する。さらにコースごとに実践プログラムの事前指導と、フィール
ドワークやインタビューを含む、情報収集技術などの国際文化実践の方法論に関する教育を行う。学
期末に「国際文化実践プログラムⅡ」の開始までにおこなう実践学修の内容について各学生が計画書
を作成報告し、各コースの担当教員からの了承を得る。
国際文化実践プログラムⅡA
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じた諸外国に長期留学(交換・私費)し、留学期間中はソーシャル・ネットワーキング・サービス
を利用した留学中教育を受ける。留学後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出す
るほか、別に設定する報告会で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡB
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、諸外国に語学習得を目的とした短期留学(学部または言語教育担当教員の企画によるも
のを主とする)をする。留学後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出するほか、別
に設定する報告会で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡC
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、地域および文化の学びを目的とした短期国外文化研修に参加する(学部または各コース
の企画によるものを主とする)。研修参加後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出
するほか、別に設定する報告会で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡD
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、地域および文化の学びを目的とした短期国内文化研修に参加する(学部または各コース
の企画によるものを主とする)。研修参加後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出
するほか、別に設定する報告会で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡE
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、また受講者が所属するコースの指定にもとづき、実践的な内容を含む集中講義を受講す
る。受講後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出するほか、別に設定する報告会
で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡF
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、または受講者が所属するコースの企画や指定にもとづき、学内外のインターンシップに参
加する。インターンシップ終了後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出するほか、
別に設定する報告会で発表を行う。
国際文化実践プログラムⅡG
本科目は、「自己の文化的背景を生かしながら寛容に他者の立場に配慮し、国内外の多様な文化を結
ぶファシリテーターとして活躍できる人材」を育成するという国際文化学科の趣旨に則り、受講者が自
発的に取り組む実践学習の機会を提供するものである。本科目では、受講者の興味・関心・キャリア設
計等に応じ、教員の了承と指導の下に様々なプロジェクトを個人あるいはチーム単位で企画し、遂行す
る。プロジェクト終了後は、実践学修に関する報告書や制作物を担当教員に提出するほか、別に設定
する報告会で発表を行う。
- 37 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
諸
課
程
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
教職論
学校をめぐる様々な課題や今日の教育改革の中で求められている「教師像」について考察し、教職の
意義、教師の役割・職務内容などへの理解を深め、「教師とは何か」、「教職とは何か」を考える。教師と
しての個人的力量や学校組織・社会とのつながりのなかで教育活動に取り組んでいる教師という仕事
を実態に即してとらえることにより、学生自らが望ましい教師像を描き、教職への意欲を高めていくこと
を支援する。
学校教育社会学
学校教育の構造・機能・意味を社会学的に読み解くことを、講義の到達目標とする。学校文化・組織の
社会学、及び教育問題を社会学の観点から、らせん形に講義内容を編成することで、上述の目標を達
成することができるようにしたい。具体的には「学校教育とは何か」「現代社会と教育」「学校文化・組織」
「いじめ問題」「不登校問題」「教師の多忙」等のテーマを取り扱う。また、あわせて諸外国の事情や対
応についても学んでいく。
教育課程論
すべての教育活動には目的があり、その目的を遂行するには、綿密な計画が必要となる。学校におけ
る教育活動の計画(全体)が、教育課程であるといえる。本講義では、教育課程について生徒の視点で
はなく、教師(指導者)の視点で捉えて解説する。学校現場における教育課程の重要性について認識
し、様々な教育問題への興味・関心を深める。学校現場の状況及び国の政策について学ぶことにより、
今後の教育が目指していくべき方向性について考える。
英語科教育法Ⅰ
言語政策として外国語(英語)教育の更なる充実が強く求められ、長年非効率的と批判にされてきた日
本の英語教育は「使える英語」の育成に向けて本格的に歩み出した。これからの英語教員に求められ
る資質能力は、高い英語運用能力だけでなく、確かな知識と理論に裏づけられた教科指導力、反省的
実践者として日々意欲的に授業に取り組む姿勢が一層重要となる。本授業は各種教授法、4技能の指
導法、テスト評価など教育実践につながる理論に考察を加え、教科指導力の基盤を養うことを目的と
し、実際の授業に必要な教材分析、授業構成、模擬授業に繋がるより実践的な力を養いたい。
英語科教育法Ⅱ
言語政策として外国語(英語)教育の更なる充実が強く求められ、長年非効率的と批判にされてきた日
本の英語教育は「使える英語」の育成に向けて本格的に歩み出した。これからの英語教員に求められ
る資質能力は、高い英語運用能力だけでなく、確かな知識と理論に裏づけられた教科指導力、反省的
実践者として日々意欲的に授業に取り組む姿勢が一層重要となる。本授業は、英語科教育の実践に
おいて必要とされる基本的な知識や指導力を身につけることを目的とし、英語教育に関する理論的側
面の理解を踏まえて、授業案の作成と模擬授業を中心に授業を展開する。
英語科教育研究A
「外国語」として英語を学ぶ者にとって、言語形式(正確さ)を身に付けることは、学習のスピードを速
め、高い言語能力を身に付ける基礎となり、自然習得にはない強みがある。特に、日本の外国語学習
のコンテクストでは、文法指導のあり方を再考する必要がある。本講義は、英語教員になるために、まず
文法学習の意義を再考し、伝達能力の育成を目的とした文法の基礎的知識をきちんと身に付けること
を目的とする。さらに、教える側にたって、各文法項目を「いかに有意味なコンテクストで教えるか」とい
うことについても学びたい。
英語科教育研究B
本授業は、英語学習の意義と目的、諸外国の英語教育政策、学習指導要領、早期英語教育などを概
観した上で、コミュニケーション能力の育成に関連する言語学・言語習得理論等などについて理論的
に考察を加え、教科指導の確かな知識基盤と外国語学習への新たな視座を養うことを目的とする。ま
た、外国語を学ぶことの背景にある理論的な枠組みについて理解し、さらに「教えること」が「学ぶこと」
でもあることも発見したい。
道徳教育指導法
道徳の時間を指導する教員としての力量を付けることを大きなねらいとし、「道徳の時間」における指導
の方法、資料の発掘と活用、ねらいの絞り方、授業展開の工夫等について、できるだけ教育現場での
実践を教材にしながら講義を進める予定である。同時に、実際に「道徳の時間」の指導案を作成し模擬
授業をおこなうことで、実践的な指導力を付けてほしいと願っている。
特別活動論
学校教育の中での特別活動の意義を考察し、自主的集団活動のあり方について論及する。また、小・
中・高等学校における学級活動(ホームルーム活動)、クラブ活動、児童会(生徒会)活動、学校行事の
具体例から、個を活かし集団を高める特別活動指導の方法に関して考察する。さらに、特別活動に関
わる学校現場の実践例をテーマとしたフィールドワーク(グループ単位)の実施により、児童・生徒への
具体的な指導・支援のあり方を探る。
教育の方法と技術
学校教育は、板書を中心とした従来型の授業が中心ではあるが、視聴覚メディアを活用した授業も各
地で実践されている。この授業では、まず授業の設計方法について概観した後、視聴覚メディアを活用
した教育方法について講義する。主な内容は、「授業の設計方法について概観し指導案を作成する」
「各種メディアやICT機器の特性について考察し授業での活用方法について学ぶ」「教育におけるメ
ディア・リテラシーの重要性について学ぶ」「プレゼンテーションの理論・技法について学び教育への応
用を考える」「教育現場で著作権に配慮することの重要性について学ぶ」
生徒指導論(進路指導を含む) 本講義では、まず生徒指導の本質的な意義や役割を明確にした上で、最近の学校現場で起こってい
るいじめ、不登校、学級崩壊等の様々な問題例を通してその原因・背景・対処について実証的な考察
を加え、さらにガイダンス機能の充実のための進路指導について触れる。そして教員には個人あるいは
組織の一員としてどのような資質や能力や役割が求められているか理解したい。教員に求められる資
質・能力・役割について理解するとともに、教育への積極的な姿勢を養うこととする。
学校カウンセリング論
現在の児童・生徒や保護者に対する教育には、教師の人間性に豊かさや、柔軟な姿勢、援助法を身
につけておかなければ、学校で起こる様々な問題に対応できない。その際、心理的な援助を行うため
の知識が必須であり、カウンセリング的対応の経験を積み重ねることが必要である。また、教師として、
教師間の連携や他職種や他機関との連携を行うためには、スクールカウンセラーとの連携のあり方や、
カウンセリングの考え方を理解することが必要である。教育活動における心理的・カウンセリング的な基
礎的態度と具体的な対応のあり方について理解を深めていく。
- 38 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
諸
課
程
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
教育実習指導Ⅰ
教育実習は教員養成課程の総仕上げとしての位置付けを持つ。実習生にとっては生涯忘れ得ぬ感動
を得る機会である。同時に、実習校及び実習校の生徒にとっても絶対に有意義なものでなければなら
ない。そのために、実習生は教師として必要な最低限の見識と能力を備えている必要がある。3年次ま
でに修得した教職課程に関連する科目を基盤として、教師として必要な責任の自覚を促し、教育実習
に関する実務的内容を教授するのが目的である。
教育実習指導ⅡA
中学校免許状取得希望者と中・高両免許状取得希望者とを対象にした講義で、「教育実習」に参加す
ることが中心となる。「中学校(もしくは高等学校)での3週間実習」が原則である。教育実習は教師とし
ての在り方を実践的に学ぶ場である。たとえ教育実習生とはいえ、教壇に立つ以上は指導者としての
責任が求められるので、常に学問的に探究する姿勢を貫きながら、同時に生徒の発達の援助者として
の真摯な取組を期待したい。なお、実習前に直前指導、実習後に事後指導として個人面談を行う。
教育実習指導ⅡB
高等学校免許状のみの取得希望者を対象とした講義で、「高校での教育実習」に参加することが中心
となる。「高等学校での2週間実習」が原則である。教育実習は教師としての在り方を実践的に学ぶ場
である。たとえ教育実習生とはいえ、教壇に立つ以上は指導者としての責任が求められるので、常に学
問的に探究する姿勢を貫きながら、同時に生徒の発達の援助者としての真摯な取組を期待したい。な
お、実習前に直前指導、実習後に事後指導として個人面談を行う。
教職実践演習(中・高)
本授業は教職課程科目の履修や教職課程外での様々な活動を通じて身に付けた資質能力が、教員
として最小限必要な資質能力として有機的に統合・形成されたかについて最終的に確認することを目
的とする。この意味で、全学年を通じた総仕上げとしての位置付けを持つ。テーマとしては、本科目の
趣旨を踏まえ、教員として求められる①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対
人関係能力に関する事項、③生徒理解や学級経営等に関する事項、④教科内容等の指導力に関す
る4つの事項を中心に展開する。
介護等体験
今日、障がい者や高齢者等に対する介護、介助、これらの人々との交流等を行うことは、人として生きる
権利を尊重しつつ、社会の一員として生活することを自覚できる人間形成をめざす教育に携わろうとす
る教職希望者にとって、欠かすことのできない社会的体験である。
「介護等体験」では、特別支援(盲・聾・養護)学校や社会福祉施設での多様な体験の中で、ボランティ
ア意識をより高めるとともに、是非その後の広範な社会的活動の実践につなげてほしいと考えている。
教職コンピュータ基礎
社会の情報化が進むなかで、教育現場においても情報化が進んでいる。また、生徒は情報化社会で
育ってきており、教員よりも情報機器に慣れていることが多い。こうしたことを背景として、教育に携わる
ためには、最低限の知識と技術を身につけることが重要になっている。この科目では、上記の目標を達
成するために、情報機器の操作を身につけることが目的であるが、単に「操作できる」ことにとどまらず、
コンピュータをきちんと理解して、それを活用するという「正しい使い方」を身につけることを目標とする。
体育実技
スポーツの技能向上をめざして1)スポーツの独自の面白さを認識する、2)スポーツ技能を系統的に獲
得する、3)スポーツ技術と自己の体格・体力との関係性について理解する、4)グループ活動の方法を
実践し理解することの重要性を学ぶ。「できること」と「わかること」との統一をめざし、言語による教授-
学習がいかに重要かを理解できるようになるための方法論を一緒に考えていく。スポーツが「できる」こ
とと「わかる」の関係性を理解し、自主的主体的にスポーツに参加できる態度を身につけることを到達目
標とする。
真宗学概論
浄土真宗の開祖である親鸞の思想を中心に、真宗の基本的知識を学ぶ。
真宗の学び方、調べ方を含め、これから真宗を学んでいくにあたっての基礎力が身につくように講義を
進める。本願寺派の教師資格に求められる真宗教義の基本構造について理解できるようにする。
仏教学概論
仏教は、釈尊が説いた教え(煩悩から脱して真理を覚って仏となり教えを説き始める)である。釈尊の教
化以来2500年余、時代の推移による社会の変化は大きいものの人の世の苦悩は基本的に変化はな
い。仏の教えとその変遷を概観しつつ基本的な仏教の教えを学ぶ。それと共に私たち個々人にとって
の仏教とは何なのか、さらに現代における仏教の意義を考察する。
真宗教団史
いかにすぐれた思想、教えであっても、それを受け継ぎ、伝えるものがいなければ歴史の中に埋没して
しまう。親鸞の思想は、その子孫、門弟によって受け継がれ、現在にいたる。本講義は、親鸞の思想が
いかに受け継がれてきたかを学ぶことを目的とする。特に廟所から寺院化への歴史、三代宗主覚如、
八代宗主蓮如などについて学ぶ。なお、「本願寺派教師資格課程」科目の一つであるため、浄土真宗
本願寺派の立場からの歴史観から講義を進める。
勤式
浄土真宗本願寺派僧侶として、寺院活動を進める上で必須の一つが勤式である。本講義では寺院に
おける日常勤行・法要儀式の荘厳・作法等の実演指導、及び住職として必要な基本姿勢を身につける
ことを重点的に学習する。また、年間の講義を通して勤式の意義についても考えていく。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(116 大八木 正雄/11回)
正信偈の出拠や歴史等、御文章、音楽理論について説明する。
(177 土岐 好道/11回)
荘厳、仏事勤行、争議規範、読経作法等の実演指導を行う。
(120 熊本 義秀/8回)
正信偈の和讃・念仏・回向、初夜礼讃、作法と衣体等について説明する。
宗門法規
本講義は、浄土真宗本願寺派という宗教団体はどのような目的をもち、どのような組織で活動を展開し
ているのか等を、宗門法規や国が定める宗教法人法に基づき説明する。浄土真宗本願寺派教師資格
の取得によって、住職や布教使就任の途が開かれる。そのため、より重要な責務を全うするに必要な宗
門法規の内容と宗門の機構について理解を深めることを目的とする。
- 39 -
集中
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
教化法
前期では、宗教的な問いについて、自ら考え、考えたことを自らの言葉で表現することを目的とする。ま
た、後期からは、具体的な法話実演などを通して、布教伝道の実践力を養うことを目的とする。布教伝
道の理論的側面と、実践的側面の具体的な課題について口述とグループでの対話を通じて学ぶ。
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(193 竹本 了悟/15回)
宗教とは何か、浄土真宗とは何かを概観した後、社会における宗教の担う役割について説明する。ま
た、布教に伴い、教えを他者に語ることについても説明する。
(122 季平 博昭/6回)
宗門の教化伝道について、①同胞運動、②門信徒会運動、③宗門の組織教化、④話し合い法座の実
習をテーマに講義を進める。
(195 赤井 智顕/9回)
教化伝道の実践について、①法話布教の理論、②法話布教の作法、③法話布教の実演と相互研鑽の
3本柱で講義を進める。
諸
課
程
科
目
博物館概論
本科目は、博物館とはどのような社会的役割を担い、今日どのような活動をしているのかを講義する。
博物館の存立する根拠は「博物館法」によるところが多いが、このことをふまえて、博物館の歴史、博物
館の形態、博物館の組織、博物館の建物、博物館の機能(研究機関、教育機関、保存機関)、学芸員
の仕事、博物館と社会との関係などを講義し、学芸員の基礎的知識の習得を目指す。また、資料(文
化財)に関する基本的な様々な考え方を紹介し資料について思弁的な態度を涵養することを目指す。
博物館教育論
今日、社会の国際化、高度情報化、それにともなう人々の学習欲求の多様化・高度化に対応するた
め、博物館は従来の機能に加え、社会教育機関としてさらに積極的な役割を果たすことが期待されて
いる。既存の組織体制や存在価値の枠組みを超えた社会との連携が望まれ、そのコミュニケーションと
なる博物館教育・教育普及活動がより重要となっている。教育的機能は、今後、より中核的な機能とし
て位置付けられ、学芸員は新たな資力と見識が必要とされている。本科目では、博物館の「教育的使
命」の重要性を認識し、博物館教育の基本的な理念と意義を概観する。次いで博物館における学習の
特性、関連する諸学習理論を理解し、目的や対象にあった教育活動の具体的方法の基礎を学ぶ。ま
た、日本や欧米の具体例を参考に、実践への応用・展開を考察する。博物館が学校教育と連携する意
義を認識し、よりよい連携を模索する。教育普及活動を通し、博物館は社会のニーズにいかに応えるこ
とができるのか~双方向性あるコミュニケーションのあり方を考える。また大学博物館(龍谷ミュージア
ム)について広義の教育的役割を考察する。
博物館経営論
博物館施設が一般市民にとって身近な存在となっている現在、それぞれの施設が存立するための理
念はどのようにして定められているのか、そしてその理念に基づいて、具体的にどのように管理・運営さ
れているのかを学ぶ。そのために、博物館施設の経営のあり方、運営組織、管理体制、運営予算を学
び、その上で実際に龍谷ミュージアムではどのように管理・運営がなされているかを知る。限られた予算
の中で、学芸員はいかに日々の業務をこなし、展覧会計画を立て、予算執行を行っているのかを知り、
また入館者へのサービス、展覧会の増収に向けてどのように努力すべきかを考察する。また一方で、博
物館施設と地域の連携、大学間の横の繋がり、施設間のネットワークの構築について学ぶ。
博物館資料保存論
博物館資料保存論では、わが国における文化財資料の保存に関する歴史をはじめとして、状態調査
や修理修復、梱包や輸送といった資料の保全、次に資料の保存環境に関連する事象―劣化要因とな
る温湿度、光、振動、衝撃などによる物理的な要因、大気汚染や室内汚染などの空気汚染がもたらす
化学的な要因、さらにカビや害虫による生物的な要因に対する対策―、地震や火災、津波などを被っ
た被災文化財に対する活動、エコミュージアムなどの環境保護につながる博物館の取り組みをそれぞ
れ取り上げながら、博物館における資料保存の意義を学ぶ。
オムニバス方式
(オムニバス形式/全15回)
(27 北村 高/5回)
歴史学および考古学系の文化財資料保存、修復等について講義する。
(65 横田 岳人/5回)
自然科学系および環境系の資料保存について講義する。
(73 福山 泰子/5回)
美術系の資料保存について講義する。
博物館資料論
現在、博物館は多様化している。人類の文明や文化の軌跡を保存するための博物館は、考古学系、
民俗(民族)学系、歴史学系、自然科学系、環境学系、そして芸術学系などに細分化している。博物館
における資料も多岐におよび、新しい博物館のあり方を考えるとその範囲も広がる。本講では、博物館
の「資料」とは何かという基本的な問題を法令に基づいて明らかにし、博物館資料の研究活動とその具
体的事例について講義する。
(オムニバス形式/15回)
(27 北村 高/5回)
歴史学および考古学系の資料の取り扱いについて講義する。
(40 遊麿 正秀/5回)
自然科学系および環境系の資料の取り扱いについて講義する。
(73 福山 泰子/5回)
美術系の資料の取り扱いについて講義する。
博物館情報・メディア論
この授業では、博物館における情報・メディアの意義、情報・メディアの理論、知的財産などについて説
明を行い、博物館における情報の発信と活用の方法について理解を深めるための学習を行う。受講生
は、博物館に関するテーマについて、各自素材収集および資料作成を行い、情報・メディアを活用した
プレゼンテーションを行う。
博物館展示論
本科目は、博物館における情報の意義と活用方法及び情報発信の課題等について理解し、博物館の
情報の提供と活用等に関する基礎的能力を養うことをねらいとする。博物館活動における展示の役割
および意義、歴史や手法、展示資材、展覧会開催までの業務の流れなど、展示に関わる基礎知識を
習得する。
- 40 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 国際文化学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
生涯学習概論
本科目は、これからの社会での生涯学習(生涯教育)とは何か、ユネスコの生涯教育理念とは、人々が
生涯にわたって学習する意味、国や自治体が進める生涯学習振興策、民間教育事業者やNPOが進
める生涯学習事業など、そしてその生涯学習を進める中核的な役割を果たす社会教育について、社
会教育の意義や役割そして社会教育施設(公民館・図書館・博物館ほか)が住民の学習活動を支援す
るためにこれまで取り組んできた活動とこれから果たすべき役割、社会教育指導者などについて説明を
行い、わが国における生涯学習についての理解を深めるための学習を行う。
博物館実習
本科目は、国内外の博物館における諸活動の事例や課題を紹介しつつ、実際にカード作りや資料の
取扱い、そして展示技術などを習得するなど、必用な理念や基礎的な技術の習得を図る。また、学内
実習や施設見学などから諸館園の実態や業務への理解を深めるなど、社会に対応できる学芸員の養
成に資することを目標とする。
(オムニバス方式/全30回)
諸
課
程
科
目
(94 宇治谷 恵/15回)
生涯学習時代の到来など、博物館をめぐる状況が変化するなかで、博物館にかかわる活動自体も変
貌せざるをえない。博物館活動は、博物館資料とともに、それを整理および取り扱う技術や展示技術な
どの多様な活用技術があって、初めて確立される。その目的は博物館だけのものではなく、博物館を
活用する利用者の立場のものでなくてはならない。そのためには、博物館の中心である学芸員には、
資料の整理方法や保存技術、学習プログラムの作成、そして情報処理などの現代博物館の課題であ
る先進的な技術の習得が求められている。
(13 徐 光輝/4回)
近距離見学として、奈良の博物館・美術館を見学し、多種多様な博物館業務や博物館運営の一端を
学ぶ。また、実技演習として拓本・実測の実習を行う。
(2 サルズ ジョナ/3回)
劇場を使用し、ライティングや音響効果について実習を行う。
(12 三谷 真澄/4回)
近距離見学として、京都の博物館・美術館を見学し、多種多様な博物館業務や博物館運営の一端を
学ぶ。また、夏期博物館館務実習に向けた事前指導を行う。
(73 福山 泰子/4回)
龍谷ミュージアムにおいて、撮影実習および巻物等資料の取り扱いについて実習を行う。また、遠距離
見学として関西圏以外の都市の美術館を見学する。
- 41 -
備考
オムニバス方式
講義 30時間
実習 30時間
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
英語 (Reading) Ⅰ
講 義 等 の 内 容
(英文)
This course will focus on reading skills. The goal of this class is to build skills necessary to
read and gather information more quickly and accurately, and to increase overall
comprehension.
(和訳)
本科目は、リーディング・スキルの向上を目的とする。より迅速に読み、情報を獲得し、理解力を高める
ことを目指す。授業は日本語、使用テクストは英語。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/全30回)
(15回/101 大角 美佐子、128 北川 幸子、130 白山 久美子、131 木下 善子)
(英文)
In this section students will learn reading strategy skills such as skimming and scanning,
making inferences, identifying main ideas, understanding the difference between facts
and opinions and summarizing conclusions. A wide variety of reading materials will be
used.
(和訳)
さまざまな種類のテクストを用いて、スキミングやスキャニング、主題の把握、事実と意見の区別などを
適切に行う能力の向上を目指す。
(15回/202 スタイン バーバラ 、101 大角 美佐子、128 北川 幸子、130 白山 久美子、131 木下 善
子)
(英文)
In this section students will focus on developing vocabulary by reading in context both
intensively and extensively. Students will also be encouraged to critically analyze what
they have read and discuss the underlying meanings of different genres. For this reason
a wide variety of reading materials will be used.
(和訳)
集中的なリーディングによる語彙力の向上を目指す。また、さまざまなジャンルのテクスト読解から、コン
テクストによって浮かび上がる異なる意味を検討できる能力の向上を目的とする。
英語 (Writing) Ⅰ
学
科
外
国
語
科
目
(英文)
The goal of this class is to enable students to achieve a significant level of confidence
in creating coherent, accurate, and effective written English.
(和訳)
本科目は、英語ライティングの包括的な能力の向上を目指すものである。論理的かつ適切で効果的な
英語の文章を作成する能力を養成する。授業は日本語、使用テクストは英語。
(オムニバス方式/全30回)
(15回/70 チャプル ジュリアン、132 アシュバーン ジョン フレデリック、205 ベネット ジョン、175 ウィリス クリストファー)
(英文)
A variety of writing styles and genres will be introduced for analysis, and to expose
students to a cross-section of written English they are likely to encounter in their future
activities. In this section, emphasis will be placed on practicing, editing and producing
written English of a high caliber in order to improve all-around writing skills. In particular
it will focus on the "mechanics" of writing such as sentence variety, grammar functions,
punctuation and structure. Students will be continuously expected to produce and
analyze written English for accuracy and clarity.
(和訳)
さまざまなライティング・スタイルやジャンルを紹介し、分析の対象とする。また、全般的な英語ライティン
グ能力の向上を目指し、「書く」・「直す」を反復させる。多様な表現方法を理解し、文法的な機能や構
成などの文章の構造を修得することを目指す。
(15回/131 木下 善子、132 アシュバーン ジョン フレデリック、205 ベネット ジョン、175 ウィリス クリストファー)
(英文)
In this section, emphasis will be placed on the fundamental building blocks and
structure of written English from sentences to paragraphs to short essays. A variety of
writing styles and genres will be introduced for analysis, and to expose students to a
cross-section of written English they are likely to encounter in their future activities. The
focus will be on the more complex of organization, construction and development of
writing used in the wide range of genres.
(和訳)
「文」の作成から発展させ、パラグラフや短い文章を作成するスキルの向上を目標とする。さまざまな分
野において使用される多少複雑な構造の文章でも作成できる能力の獲得を目指す。
英語
(英文)
(Oral Communication) Ⅰ The main objective of this class is to improve students’ overall oral communication skills
with equal emphasis on listening and speaking. Students will be guided toward
developing general conversation skills to enable them to be comfortable in expressing
their ideas and feelings in English on wide range of topics and in various everyday
situations. This class will be student-centered and provide abundant speaking
opportunities including individual presentations, extensive pair work, and small group
activities. The class will strive to attain a balance of fluency and accuracy in
developing English conversational proficiency.
(和訳)
本科目は、リスニングやスピーキング能力の向上にも目を向けながら、学生のコミュニケーション能力の
向上を目指すものである。さまざまな状況における多様な話題に関して、躊躇なく意見、感情、議論を
提示できるようになることが目的である。授業は全て英語で行われる。
- 42 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
英語 (Reading) Ⅱ
(英文)
This course aims to further build on the goals of Reading I by equipping students with
the skills necessary to read and gather information more quickly and accurately, and
to increase their overall comprehension.
(和訳)
本科目は、「ReadingⅠ」で獲得したスキルを基礎として、リーディング・スキルのさらなる向上を目的と
する。授業は日本語、使用テクストは英語。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全30回)
(15回/101 大角 美佐子、128 北川 幸子、130 白山 久美子、131 木下 善子)
(英文)
This class advances on the reading strategy skills learned in Reading I and aims to
improve students' overall reading speed, comprehension and understanding. Through
activities such as timed reading and reading reflection students will be encouraged to
place greater emphasis on quickly analyzing the texts they read and summarizing the
main points. A wide variety of reading materials will be utilized.
(和訳)
読解速度の向上やテクストを適切に理解できる能力の向上を目指す。時間制限のあるリーディング・エ
クササイズによって、より速く的確に要点を理解することを可能にする。
(15回/202 スタイン バーバラ、 101 大角 美佐子、128 北川 幸子、130 白山 久美子、 131 木下 善
子)
(英文)
In this section students will focus on developing a greater, more active academic
vocabulary through extensive reading of academic texts. Students will also be
expected to be able to reflect on what they have read and use the vocabulary and
expressions learnt to discuss the meaning and implication of the materials.
(和訳)
学術的文章の集中的なリーディングによって学術的語彙力の向上を目指す。また、それらの学術的語
彙を、討論の中で適切かつ効果的に使用できるスキルの習得も目指す。
英語 (Writing) Ⅱ
学
科
外
国
語
科
目
(英文)
This class expands on the goals of Writing I, aiming to further students' level of
confidence in creating coherent, accurate, and effective written English.
(和訳)
本科目は、「WritingⅠ」を基礎とし、英語ライティング能力のさらなる向上を目指すものである。論理的
かつ適切で効果的な英語の文章を作成するスキルを発展させる。授業は日本語、使用テクストは英
語。
(オムニバス方式/全30回)
(15回/70 チャプル ジュリアン、132 アシュバーン ジョン フレデリック、205 ベネット ジョン、175 ウィリス クリストファー)
(英文)
Students will continue to place emphasis on practicing, editing and producing various
styles of high caliber written English. A variety of writing styles and genres will be
introduced for analysis, and to expose students to a cross-section of written English they
are likely to encounter in their future activities. In Writing II, the focus will move to more
advanced aspects of the writing system, in particular advanced sentence patterns
and developing advanced grammatical competence.
(和訳)
より高度な文章の作成能力向上を目標に、さまざまなスタイルの文章を作成する。とくに、複雑なパター
ンの文章や文法的に正しい文章の構成を行えることを目指す。
(15回/131 木下 善子、132 アシュバーン ジョン フレデリック、205 ベネット ジョン、175 ウィリス クリストファー)
(英文)
In this section, further emphasis will be placed on the fundamental building blocks and
structure of written English at a more academic level looking at essays and longer
research papers. In preparation for study abroad, a more focused approach to
academic articles will be made along with a more advanced degree of vocabulary.
A variety of writing styles and genres will be introduced for analysis, and to expose
students to a cross-section of written English they are likely to encounter in their future
activities.
(和訳)
文章作成能力のさらなる向上を目指し、エッセイやリサーチ・ペーパーの作成を行うスキルを修得する。
留学準備として、語彙力を発展させ、学術的文章の作成を行えるようにする。
英語
(英文)
(Oral Communication) Ⅱ This class is an advanced module of Oral Communication Ⅰ and the main objective of
this class is to develop students’ overall oral communication skills with equal emphasis
on listening and speaking. This class will be student-centered and provide abundant
speaking opportunities including individual presentations, extensive pair work, and
small group activities. The class will strive to attain a balance of fluency and accuracy
in developing English conversational proficiency.
(和訳)
本科目は、「英語(Oral Communication)Ⅰ」の発展科目であり、リスニングやスピーキング能力の
向上も視野に含みながら、学生のコミュニケーション能力の更なる向上を目指すものである。さまざまな
状況における多様な話題に関して、躊躇なく意見、感情、議論を提示できるようになることが目的であ
る。授業は英語で行われるが、適宜日本語が使用されることもある。
- 43 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
Study Abroad Preparation Ⅰ 留学生活を実り多いものにするためには、留学準備を十分に行うことが必要である。本科目では留学に
備えるための準備を徹底的に行う。出発までにやっておくべきこと、留学先の国の事情、歴史、文化な
どを調べて発表をし、理解を深める。また、留学先での授業に求められるスキル(リスニング、ノートテイ
キング、レポート、プレゼンテーションなど)を学んで実践し、力をつける。外国での生活、異文化交流な
どについても知識を増やし、語学面のみならず留学に必要であろう全ての準備をこの授業でカバーす
る。使用言語は英語と日本語を併用する。
Study Abroad Preparation Ⅱ 「Study Abroad Preparation Ⅰ」で学んだ内容の発展クラスとする。留学生活を実り多いものにするた
めには、留学準備を十分に行うことが必要である。本授業では留学に備えるための準備を徹底的に行
う。出発までにやっておくべきこと、留学先の国の事情、歴史、文化などを調べて発表をし、理解を深め
る。また、留学先での授業に求められるスキル(リスニング、ノートテイキング、レポート、プレゼンなど)を
学んで実践し、力をつける。外国での生活、異文化交流などについても知識を増やし、語学面のみな
らず留学に必要であろう全ての準備をこの授業でカバーする。使用言語は英語と日本語を併用する。
Business English through
TOEIC (Basic A)
本科目は、ビジネス分野で用いられる英語の習得をめざし、特に英語の読解力と聴解力の上達を図る
ことを目的とする。具体的には、会話文を含む英語のテクストの内容理解と、文法力、単語力の強化に
努める。授業ではTOEICテストで用いられる形式の英文教材を用い、各自の弱点を分析するとともに、
苦手なパートがなくなるように練習をおこなう。また、英語力の上達に加えて、TOEICで高得点を得るた
めのストラテジーについても学ぶ。
原則としてTOEIC685点以下の受講生を対象とし、日本語と英語で授業を行う。
Business English through
TOEIC (Basic B)
本科目は、ビジネス分野で用いられる英語の習得をめざし、特に英語の読解力と聴解力の上達を図る
ことを目的とする。聴解力を伸ばすための練習と同時に、文章の内容理解と、文法力、単語力の強化に
努める。授業ではTOEICテストで用いられる形式の英文教材を用い、各自の弱点を深く分析するととも
に、苦手なパートをなくし、得意なパートを伸ばすべく練習をおこなう。
原則としてTOEIC685点以上の受講生を対象とし、日本語と英語で授業を行う。
Academic English through 本科目は、学術分野で用いる総合的英語運用力を高めることを目的とする。「読む、書く、聞く、話す」
の4技能をバランスよく伸ばし、学術分野における英語の運用に慣れる。授業ではIELTSで用いられる形
IELTS (Basic A)
式の英文教材を用い、実際に問題を解きながら、自己の弱点の把握・克服に努めつつ、4技能すべて
における上達を目指す。さらに、IELTSで高得点を得るためのストラテジーについても学ぶ。
原則としてIELTSスコア5.5以下の受講生を対象とし、日本語と英語で授業を行う。
学
科
外
国
語
科
目
Academic English through 本科目は、学術分野で用いる総合的英語運用力を高めることを目的とする。この科目では、とくに、語
彙力や表現力の強化に努める。授業ではIELTSで用いられる形式の英文教材を用い、多様な問題を実
IELTS (Basic B)
際に解きながら、自己の苦手箇所をなくし、得意な箇所はさらに伸ばすことを目指し、4技能のバランス
よい上達につなげる。
原則としてIELTSスコア5.5以上の受講生を対象とし、日本語と英語で授業を行う。
Business English through
TOEIC (Advanced A)
本科目は、特にビジネス分野で用いられる英語の読解力と聴解力の上達を図ることを目的とする。具体
的には、会話文を含む英語のテクストの内容理解と、文法力、単語力の強化に努める。授業では
TOEICテストで用いられる形式の英文教材を用い、各自の弱点を分析するとともに、苦手なパートがな
くなるように練習をおこなう。さらに、英語力の上達に加えて、TOEICで高得点を得るためのストラテジー
についても学ぶ。原則としてTOEIC730点以下の受講生を対象とし、日本語と英語で授業を行う。
Business English through
TOEIC (Advanced B)
本科目は、ビジネス分野で用いられる英語の読解力と聴解力の上達を図ることを目的とする。聴解力を
伸ばすための練習と同時に、英文の内容理解と、文法力、単語力の強化に努める。授業ではTOEICテ
ストで用いられる形式の英文教材を用い、各自の弱点を深く分析するとともに、苦手なパートをなくし、
得意なパートにおける得点をさらに伸ばすべく練習をおこなう。尚、本科目の履修にはTOEIC730点以
上の保持を条件とし、日本語と英語で授業を行う。
Academic English through 本科目は、学術分野で用いられる総合的英語運用力を高めることを目的とする。「読む、書く、聞く、話
す」の4技能をバランスよく伸ばし、学術分野における英語の運用に慣れる。授業ではIELTSで用いられ
IELTS (Advanced A)
る形式の英文教材を用い、実際に問題を解きながら、自己の弱点の把握・克服に努めつつ、4技能す
べてにおける上達を目指す。さらに、IELTSで高得点を得るためのストラテジーについても学ぶ。原則と
してIELTS6.0以下の受講生を対象とする。
Academic English through 本科目は、学術分野で用いられる総合的英語運用力を高めることを目的とする。とくに、語彙力や表現
力の強化に努める。授業ではIELTSで用いられる形式の英文教材を用い、多様な問題を実際に解きな
IELTS (Advanced B)
がら、自己の苦手箇所をなくし、得意な箇所はさらに伸ばすことを目指し、4技能のバランスよい上達に
つなげる。 尚、本科目の履修にはIELTS6.0点以上の保持を条件とし、日本語と英語で授業を行う。
Career English
本科目は学科におけるキャリア教育の一環と位置づけ、国内に留まらない進路に進む学生やグローバ
ル採用を目指す学生に対して、英語でのcurriculum vitae作成や就職活動への実践的アドバイス、
及びビジネス英語を中心に指導する。加えて、国外大学院等に進学するために必要な英語能力の習
得も目指す。英語での就職面接を想定した模擬面接も行う。開講言語は英語を基本とする。
仏教の思想A
本講義では、①人間と宗教、②神々と仏、③あるがままに見る眼、④いのちあるものすべてへの慈愛、
⑤自己中心的に考える人間存在、⑥支えあってつながっている宇宙、⑦仏教の思想と龍谷大学の建
学の精神をテーマに、釈尊の生涯と思想について理解を深める。また、龍谷ミュージアムの展示や視
聴覚教材を適宜活用して講義を展開する。
仏教の思想B
本講義では、①鎌倉仏教の位置と特質、②真実の探求、③自己を徹底的に見つめる、④現実世界へ
の凝視と安らぎへの願い、⑤あるがままで受け容れられる世界、⑥あらゆるものは輝いている、⑦親鸞
の思想と龍谷大学の建学の精神をテーマに親鸞の生涯と思想を中心に理解を深める。また、龍谷
ミュージアムの展示や視聴覚教材を適宜活用して講義を展開する。
- 44 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
心の科学
心理学全般の入門と心の科学的研究としての心理学の歴史、心理学の諸分野の紹介からはじめる。学
問的に追求すること、科学的であるとはどういうことなのかについて詳しく述べたうえで、心理学の基礎
的な考え方を紹介する。また、社会心理学の古典的であるが重要な研究とその今日的意義について
詳しく論じるとともに、現代社会の心理テストへの過度な依存ないし依拠がもたらす病理についても紹
介する。
哲学思想
近代・現代の哲学史において、ユダヤ人でありながらユダヤ教の正統信仰と訣別した哲学者・思想家
の果たした役割はきわめて大きい。本講義では、彼らのうち最も重要な5人(スピノザ、マルクス、フロイ
ト、フッサール、ベルクソン)の哲学説・思想を紹介し、その思想史的かつ今日的な意義を明らかにす
る。
倫理思想
本講義では、環境倫理の主要問題の検討を通じて、環境破壊を生み出す現代社会の構造的欠陥を
批判し、対環境的に責任ある未来社会の具体像を描くとともに、環境破壊の最大の責任者である私た
ち「先進」国の消費者の消費生活の問題点をえぐり出し、その徹底的な自己批判を通じて、環境倫理
の視点に照らしてあるべき消費生活のありかたについて明らかにすることを目標とする。
教育原論A
教育をめぐる動向がさまざまな変貌をとげ、教育をめぐるさまざまな言説が競合しているなかで、あらた
めて、教育について考える。子どもが「学ぶ」学校とは、どのような場所なのか。そして、教育の思想は
社会のあり方をどのように説明し、教育の歴史はどのように展開してきたのか。こうした問いを立てつ
つ、本講義では、教育の歴史や思想および今日的な状況を、子ども・学校・社会の三つのテーマで解
説していく。
教育学の基礎的な概念や枠組みへの理解を深めるとともに、教育をめぐるさまざまな事象に対する批
判的な思考力の養成を目指す。
教育原論B
本講義では、学校が制度的に整備されてきた歴史的な背景や子どもを表象する仕方の変容、そして、
家庭が教育の場所として機能し、家族が教育する役割を担ってきた歴史を説明する。さらに、近代以
降、教育学が学問として成立してきた歴史をたどり、最後に、大人と子ども、教師と生徒、あるいは友人
や恋人との関わりなど、さまざまに彩られる人間関係の諸相から教育を読み解いて行く中で、教育学の
基礎的な概念や枠組みへの理解を深めるとともに、教育をめぐるさまざまな事象に対する批判的な思
考力の養成を目指す。
発達と教育A
「教育」という営みのさまざまな側面について、心理学の立場より講義する。内容は、教育心理学の概
論および学力問題やいじめなどといった様々な教育問題とその解決に向けての心理学的考察からな
る。これを1年間で講義するので、科目としての開講はセメスター別であるが、内容の完結性を考えれば
A・B両方を履修することが望ましい。
教育現場や青少年をとりまく様々な問題をとりあげ、人間の発達の特質をふまえつつ人間への教育と
いう場面における、それらの解決策を探っていく。
発達と教育B
教育心理学の概論を講義する。具体的には、①発達(人間の発達についての理論、発達課題、幼児
期・児童期・青年期の心理など)、②学習(条件づけなど学習の基礎、記憶と思考など)、③人格(俗に
いう「性格」とは何か、性格検査とその問題点など)、④教育評価(教育における測定・評価の方法とそ
の諸問題)、⑤学級集団の理解(集団の構造、対人関係など)について概説する。そのうえで、いま学
校に何が求められるのかを考えていく。
教育学のすすめ
日常のコミュニケーション場面における「見ているが、気づいていない」諸々のことがらに注意を向けつ
つ、「おどろき」に変える。本当に「気づいていない」のだろうか。見ているし、分かってもいるはずであ
る。これらの「見ているが気づかない」日常のコミュニケーションが持つ排除と差別の構造の多層性をみ
つめつつ、多様な生のあり方や共生の可能性を探る総合人間学としての教育学を展開する。
ヨーロッパの歴史A
中世封建社会から、帝国主義時代が始まる19世紀末までのヨーロッパの歴史の流れをおおまかにおさ
えながら、世界経済の発展と近代化・工業化によって民衆の生活がどのように変貌したのかについて考
察する。講義では、とくに民衆の生活を取り上げ、ヨーロッパ近代の影の部分、切り捨てられていった部
分に光をあてる。その中で、私たちが生きている現代社会を相対化し、批判的に理解する眼を養うこと
を目的とする。
ヨーロッパの歴史B
講義では古代ローマにもさかのぼりながら、ヨーロッパの近代国家の形成の特質を抑え、その中で女性
の地位や役割の変遷について論じる。特に、フランスを中心に歴史上の著名な女性の生涯を取り上
げ、国民国家形成との関係で検討を加える。近代ヨーロッパではフェミニズム運動が生まれ発展する
が、一方では古典古代の都市国家を理念的なモデルとしてフランス革命期に典型的な形で形成される
「国民国家」の中で、性差はかえって鮮明化され、新たな形で構造化することになる。ヨーロッパの女性
がどのようにこの障害を乗り越えようとしてきたのかを考えていく。
欧米の文学芸術
この講義では、近代イギリス小説の読解を通してイギリスの文化、社会、歴史について学ぶ。文学作品
を同時代の思想的・歴史的動向と関連づけ、「人種」、「ジェンダー」、「帝国主義」、「社会ダーウィン主
義」などの様々な観点から小説を解釈し、近代イギリスがどんな時代だったのか概観する。
世界の宗教A
本講義では、「宗教」と「スピリチュアリティ」という概念を対比させつつ、改めて「宗教」とは何か、というこ
とを考える。日本の事例を数多く紹介し、「宗教」のさまざまな側面に光をあてる。また、占いからカルト、
終末期医療まで、さまざまな現象に「宗教的なもの」を見出していく中で、「宗教」に対する先入見を自
覚できるようにする。
また、「宗教学」という学問分野のイントロダクションになるよう、宗教学の各分野の理論にも触れつつ、
受講者が「宗教」を理解するための多角的な視野を身につけられるように展開する。
世界の宗教B
本講義では、キリスト教の聖典である『聖書』を味読する。それを通じて、キリスト教およびその母体と
なったユダヤ教についての理解を深め、西洋文化の根底を知ることをめざす。
講義では聖書の本文をじっくり読むことに重点を置く。それぞれの語句に含まれている豊富な意味を受
け取って、その人生観・世界観・神観を味わうとともに、聖書が書かれた当時の時代背景やその後の歴
史に与えた影響などにも目を配り、異文化理解も深める。芸術作品などに表現された聖書も、適宜紹介
する。
- 45 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
宗教と文化
「宗教」と「文化」のこのような概念上の曖昧さにこそ、日常的にも学問的にも、豊かさが蔵されていると
言えるのかもしれないが、ある局面では、二つの概念の間に境界線を引くことが重大な意味を帯びる。
それが〈政教分離〉という局面である。
本講義では、〈政教分離〉という問題をひとつの軸に、欧米やイスラーム社会での宗教と文化を学んで
いく。映像資料なども多く用いながら、なるべく多様な文化現象・宗教現象を扱うと共に、日本の場合と
の比較対照も常に念頭におきながら講義を進めて行く。
日本の歴史
本講義では、受講生自身の学びの場である伏見地区、更には深草の歴史、そして龍谷大学の歴史に
焦点を当てて、今日に至る足跡を理解することとする。また、日本の大学の歴史的役割についても講じ
る。例えば龍谷大学深草学舎の地が、1945年の敗戦以前に於いては、大日本帝国陸軍の師団や練
兵場の置かれた地域であったこと一つを取ってみても、そうした歴史を通じて日本史の一側面を理解
することに意味を見出していく。
日本の文化
昔話・童話に登場する人物は、例えば「小子(=ちいさご)」であったり、「竹」の中から出現したり、「鳥」
になって昇天したり、とバラエティに富んでいた。こうしたキャラクターの本来の意味を尋ねてゆくと、古
代の人々が有していた神話的発想と深く結びつくものであることがわかる。そこで本講義では、『古事
記・日本書紀』に収載される「神話」をテーマに採り挙げ、よく知られた「民俗行事」や「昔話」「おとぎ話」
などと関連させつつ、そこに表現された神観念や呪術、日常の生活文化の中にある神祇信仰的生活の
特徴を考えていく。
日本の文学
ナショナリズムは、民族主義・国家主義・国民主義・国粋主義などと訳されますが、その定義はあいまい
で複雑である。しかし、近代の国民国家(nation-state)の成立と深く関係していることだけは疑いをい
れない。
この講義では、「日本近代文学」とナショナリズムとの複雑かつ微妙な関係を、オリジナルな視点で吟味
する。時期としては、「文学」とナショナリズムの関係がもっともホットになる、①明治初年代、②昭和10年
代、③現代、を取り扱う。
アジアの歴史
アジアについては、黄河文明やインダス文明がアジアを代表するように、陸上を重視する歴史観が圧
倒的に優勢であった。また、東西交流と言えば「シルクロード」であった。アジア社会は内陸の農業地帯
や草原だけにとどまらず、海洋を舞台とする生活もあり、交易もあった。また、近年、もともとわが国で使
われていた「東北アジア」という言葉に代わり「北東アジア」という用語が使われるようになっている。「北
東アジア」は東アジア海域と密接な関係を持ち、日本も大きな影響を受けている。本講義では、それら
を学ぶことによって、広い視野で歴史的事実を正しく認識できるようにする。
中国の文学
中国の詩が完成した時代といわれる唐代の詩。その代表的な作品を鑑賞することによって中国の古典
の世界を味わう。季節や歴史、愛情などいくつかのテーマを選び、そのテーマが唐詩の中ではどのよう
に扱われるのかを解説しながら、代表的な作品を鑑賞していく。
宗教学入門
宗教学には大きく分けて神学(教学)・宗教哲学・実証的宗教学の三つがあるが、そのすべての根底に
は宗教批判がある。本講義では宗教批判をめぐる諸問題を通じて、宗教学という学問の基礎を学ぶ。
宗教批判には大きく分けて、①護教的批判、②宗教哲学的批判、③還元主義的批判、④相対主義的
批判がある。最初の二つは「宗教」固有の領域と価値を認め真の「宗教」を追求する批判であり、後の
二つは「宗教」固有の領域を認めない批判である。本講義ではそれぞれの批判を順次採り上げ、その
射程と意義を学ぶ。
哲学入門
この講義ではわれわれの人生に即して、「いのちの問題」から始めて「死の問題」をテーマに講義を進
める。具体的には、次のような問題を取り上げる。(1)いのちの尊さ(2)暴力(3)愛の可能性、および不
可能性(4)なぜものがあるのか(5)「わたし」の存在(6)地獄(他者とは何か)(7)魚の楽しみ(8)他人の
心(9)からだについて、あるいは病気について(10)パターナリズム(11)道徳的相対主義(12)寛容ー
異質なものとの共存(13)死、など。これらを通じ、我々の身のまわりの哲学的な問題を考えていく。
倫理学入門
われわれは毎日、行為している。ある行為を選び、ある行為を避けている。その際の基準は何であろう
か。この講義では、この問題を以下のようなテーマのもとに考察する。(1)道徳への導入(2)悪について
(3)行為の概念(4)人間は自由であるのか(5)社会の中で個人の自由はどこまで認められるか(6)快
楽主義について(7)エゴイズムについて(8)功利主義について(9)カント倫理学について(10)徳の倫
理学について(11)道徳の社会契約的概念、(12)なぜ国家があるのか。
論理学入門
日常、我々は「正しい答え」を求めて「考える」ことはしているが、そもそも「正しい思考」とは何なのか?
「正しくない」とはどういう意味なのか?そういうことを「考える」ことはしていない。そうした場合に、誤りの
指摘なり、正しさの根拠なりの拠り所とされるのが「論理」なのである。
本講義では、伝統的論理学の基礎的な項目の習得を通じて、理性的思考の基礎体力としての論理の
意義を論じる。
歎異抄の思想Ⅰ
親鸞が90才の生涯を閉じた後、その教えに対する誤解(異義)が多く生まれた。そのことを歎き、親鸞の
真意を伝えようとする書物が、親鸞の門弟である唯円が著したとされる『歎異抄』である。この書は、特に
近代以降、宗門の内外を問わず多くの人々に読まれてきたが、その内容を正確につかむのは、実は必
ずしも容易なことではない。この講義では、『歎異抄』の前半(第10条まで)に伝えられる親鸞のことばを
講読しながら、『歎異抄』に表された親鸞の思想を深く理解していく。
歎異抄の思想Ⅱ
親鸞が90才の生涯を閉じた後、その教えに対する誤解(異義)が多く生まれた。そのことを歎き、親鸞の
真意を伝えようとする書物が、親鸞の門弟である唯円が著したとされる『歎異抄』である。この書は、特に
近代以降、宗門の内外を問わず多くの人々に読まれてきたが、その内容を正確につかむのは、実は必
ずしも容易なことではない。この講義では、『歎異抄』の後半(第11条以降)に示された、親鸞の教えに
対する誤解をただす文章を通して、その中で伝えようとされている親鸞の思想を深く理解していく。
教
養
教
育
科
目
- 46 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
教
養
教
育
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
言語と文化
私たちが英語を勉強する場合に、ことばの歴史を知った上で勉強することが大切である。それは、自分
の育ってきた文化と学習する外国語(英語)の文化との健全な距離の取り方を理解することになるから
である。EU諸国では、長い文化的確執の歴史を経て、多言語主義が民主主義の重要な要件であると
いう域に達した。
こうした考えのもとに、本講義では、まずことばとは何かを文化的な視点から考え、次に英語の歴史を通
してことばと文化の関わりを考える。
人権論A
後輩から「私、サークル内で嫌がらせをされることがあるのです」との相談を受けたとした時、何がなされ
たのか、詳しく事実を確認するところから入るだろうが、どのようなスタンス、どのような対応方法を描きな
がら、後輩の話を聞くだろうか。あなたの人権感覚が問われる、現実に起こりうるケースである。本講義
はこの問いに直接応えることを目的とするものではないが、本講義の後、この問いに対する自分なりの
答えを見つけることを目的とする。「人権」とはそもそも何かという問題を、様々な事例、特に裁判例を素
材に、日本国憲法を手掛かりに考えていく。
人権論B
1990年代後半以降、日本の都市部においてホームレスと呼ばれる人々の存在が可視化し、社会問題
化した。 彼らはなぜ、どのようにして生み出されたのか。彼らはどのような人々で、労働と生活とはいか
なるものか。行政はどのような対応を試みているのか等、本講義では、「自己責任」が強調されがちな現
代にあって、「無責任の典型」と見なされる、ホームレスと呼ばれる人々を出発点 、あるいは切り口とし
て、人権について考えていく。
ジェンダー論
ジェンダーとは、一般に社会的、文化的、政治的「性差」を指すと言われる。男女共同参画政策が進
み、育児・家事・介護に参加する男性、政治・経済・科学の分野で活躍する女性が増えたためジェン
ダー格差やジェンダーに基づく偏見(バイアス)に基づく抑圧や差別は見えにくくなっているが、それら
はなくなったわけではない。生活にメディアに職場に教育に、さまざまな場面に隠されたジェンダーを発
見し、指摘し、なぜそれらが生じるのか、それらに起因する社会問題をどのように克服すべきかを考え
る。
現代社会と政治
「政治は難しそう」というイメージを持っている人は多いかもしれないが、政治は私たちの日常生活に密
接に関連している。本講義では、私たちの日常にダイレクトに関わってくる政治について、なるべく最新
の具体的な例を挙げながら、分かりやすく解説していく。受講生は、新聞やテレビの政治ニュースに意
識的に目を通して、他人事ではなく当事者として政治について考え、現代政治の概念と仕組みについ
ての基本的な理解ができるようにすることを目的とする。
日本国憲法
21世紀に入ってから日本は、教育・福祉・労働・政治の仕組み、そして平和のありよう等をめぐって揺れ
動いている。本講義では、現実に起きている問題を意識しながら、日本国憲法の発するメッセージにつ
いて、歴史的に培われてきた憲法理論、裁判所が出してきた判例、専門の研究者による学説、さらには
人々の運動や意識を参照しながら考えていく。高校までの憲法の勉強とは違い、様々な見方や情報を
参照しつつ、学生一人ひとりの考えを深めていく。
現代司法の実際
社会が安定し平和であるためには、社会の紛争が適切かつ迅速に解決される必要がある。そのために
は、優れた司法制度が機能している必要がある。近年、司法制度の改革が進み、次々と新たな制度が
設けられているが、その変革の全貌を明らかにしていく。また、大学生が紛争に巻き込まれたときに、ど
のようにして司法制度を利用すべきか、という視点からの司法の理解も試みる。
日本の現代の司法制度とその問題点を理解し、司法制度に関心を持つこと、紛争に巻き込まれた場合
の司法制度のアクセス方法についても理解することを目的とする。
社会統計学Ⅰ
確率分布を利用したデータ分析の基礎を学ぶ。①区間推定、②仮説検定の典型的問題を解けるよう
になることを目標に、統計学の初歩を学ぶ。そのために必要な、データ整理、データの標準化、様々な
確率分布、標本分布、推定・検定の考え方などの内容を順に学習していく。推定・検定を学ぶために
必要となる前提的基礎知識と推定・検定の基本的考え方を理解し、それらについての計算が一通り出
来るようになることを目的とする。
社会統計学Ⅱ
講義の前半はデータから情報を読み取る方法としてどのような方法があるか、どのような間違いがよく見
られなぜ間違っているかについて説明する。後半はデータ分析結果として示されるものの中に含まれる
「ウソ」を見抜く方法について説明する。
「間違い」や「ウソ」は必ずしも故意によるものではなく、統計学上の知識を知らなかったり、統計学上の
吟味を怠ったりすることから生じていることが多い。このような失敗をしないために、また、これらに騙され
ないために、本講義を展開していく。
情報社会論
本講義では、情報化がどのように人々の意識や社会の変化に影響を与えているのか、身近な問題を取
り上げながら学んでいく。とりわけ統計データが現実を作り出す側面に着目し、統計データを批判的に
読み解くとともに、自ら既存の統計データを収集・分析し、社会的現実を把握する方法について学んで
いくこととする。社会的現実を見誤らせてしまうようないい加減な統計データやいい加減な統計データ
の解釈を見抜く力を身につけることを目的とする。
メディア論
講義では、これまでマスメディアが社会に与えてきたさまざまな影響・効果についてのトピック、調査報
道をはじめとするジャーナリズムが権力監視のために責任を果たした事例・果たせなかった事例を紹介
する。
また、過度の商業性のため隘路に陥っている「マスコミュニケーション」の状況と、それに対峙するため
に私たちが必要とするメディアリテラシーについて検討する。
経済学のすすめ
本講義では、実際の新聞記事などを用いて、人間の行動様式や経済の動向に注目しながら、経済と経
済学の基本を学ぶ。その際、生きた経済と教科書のズレ、経済の専門家の経済観の違いに注意しつ
つ、テレビの討論番組などを見れば、大体「どの筋の議論か」わかるだけで、評論家や政治家の思想背
景まで理解できるようにする。
経済学を学ぶとき先賢の知恵を学ぶと同時に、自分の生きる時代の価値観を投影させて自分なりの経
済学(経済の見方)を作る。
社会学のすすめ
この講義では、震災を境に、全く違ってしまったものの見方と、震災前にあったことが増幅され拡大され
顕著になったとする考え方を通して、わたしたちの社会の「リアリティ」について検討していく。
「社会学のすすめ」では、受講生の周りにあるモノ、コトのリアリティをどのような切り取り方で俎上にあ
げ、どのような見方、分析を施すと、それらの新しい側面が見えてくるのかを確かめていく。
- 47 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
時間と空間の科学
モノの存在や運動を考えるとき、時間と空間の概念は必要不可欠である。どの時間、どの位置にモノが
存在し、どの程度の時間同じ位置にあり、どのくらいの時間をかけて他の位置に移ったかを考えると、
対象物のおおよその存在と運動を確認できる。このような考察は、誰もが普段から無意識的にしている
ことであるが、考察基準となる時間・空間の概念を厳密に定義する作業は、誰しもしているわけではな
い。本講義では、相対性理論に関わる事柄(特殊相対論を中心として)を題材にして、時間・空間を考
えていく。
人類進化学
ホミニゼーション(ヒト化)の過程を紹介し、その諸要素の起源を議論する講義である。総論として、霊長
類の進化史とヒトの進化史をおさらいして、歴史に節目があったことと、現生霊長類である我々自身の
歴史性を指摘し、人類進化の研究法、年代、登場人物を紹介する。また、各論では、ヒト化の中味、ヒト
の特徴の形成、すなわちホミニゼーションの諸要素のそれぞれについて解説、議論する。
環境論
地球環境のゆくえを考えるにあたって、まず正確に知り、身近な問題からアプローチすることにより、環
境問題について深い認識を得ることを目的とする。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(25 増田 啓子 ・ 38 北川 秀樹)
(25 増田 啓子/15回)地球温暖化、森林破壊、砂漠化などの環境破壊など、世界中で起っている環境
問題を事例をあげて紹介しながら、原因や影響、その対策について考える。
(38 北川 秀樹/15回)地球温暖化を中心とした地球環境問題への国内外の取組・対策を取り上げる。
国際社会における対応について1970年代から現在に至るまでの経緯を辿るとともに、その解決を目指
した取組の成果と課題を概観する。
(134 上西 実 ・ 77 谷垣 岳人)
(134 上西 実/15回)水環境で生活している生物の生物相互、あるいは川や湖などの水環境との関係
があるのか知り、考えることで昨今の環境問題を解いていく。
(77 谷垣 岳人/15回)生態系の分解者の働きを軸にして、生態系における物質循環の仕組みについ
て紹介する。座学だけでなく野外に出て落ち葉や土を採集し、土壌生物を観察する。
生物と環境
生物は、周囲の環境の影響を受け、また周囲の環境にさまざまな影響を与えながら生きている。この生
物と環境との関係を明らかにするのが生態学である。生態学では、食べる食べられる、寄生するされ
る、共生するといった生物どうしの関係や、生物と周囲の物理環境との関係も明らかにしてきた。私たち
人間もこの生態系の構成メンバーの一員であり、生態系からさまざまな恩恵を受けている。
本講義では、身近な生き物を例として、生態学の基本的な概念や生態系の機能と環境問題との関連を
紹介する。
里山学
2001年3月、龍谷大学は、絶滅危惧種のオオタカの棲む瀬田学舎隣接地の里山(38ha)の大規模造
成をやめ、里山を活用した新たな教育・研究と地域社会との連携にむけて動き始めた。以来この里山
は「龍谷の森」と呼ばれるようになり、2004-08年には、「里山学・地域共生学オープン・リサーチ・セン
ター」を、2009年からは「里山学研究センター」を開設し、生物多様性・環境計測調査、社会人文科学・
地域共生学調査研究により里山の総合研究を行っている。この講義は、それらの研究成果の公開の場
でもあり、複数の教員の各々のテーマについて講義を進める。
教
養
教
育
科
目
(オムニバス方式/15回)
(29 土屋 和三/7回)日本の植生、「龍谷の森」の里山、里山がうみだした文化と芸術
(77 谷垣 岳人/4回)昆虫にとって里山とは何か、里山の民族生物学
(30 丸山 徳次/1回)里山の環境倫理
(129 衣浦 晴生/1回)ナラ枯れとカシノナガキクイムシ
(49 牛尾 洋也/1回)里山の景観と国土保全機能について
(87 高桑 進/1回)炭の新しい活用法
確率・統計入門
確率とはどのようなものか、「高等学校の数学でいろいろな計算方法などは学習したけれど、どうも何か
しっくりとこない」というような感覚を持っている学生も多いのではないかと推測する。しかし、確率はいま
では生活の中にかなり入り込んでいる。そこで、確率の考え方とそれを用いた統計学への準備としての
確率分布について講義を行う。
これらを通し、確率分布の理解、特に標準偏差や分散という考え方が理解できるようになることを目標と
する。
自然科学史
現代社会は、近代科学の成果によって成り立っているといっても過言ではない。この近代科学は、主に
16-17世紀に生まれ、19世紀以降、産業とも結びつき、現代の科学技術の基盤となっている。本講義で
は、こうした近代科学の系譜を、各時代の社会的背景を絡めながら探っていくとともに、原子力の問題
や話題の科学時事(iPS細胞など)を扱う。近代科学の成り立ち、近代科学の歴史的系譜、近代科学の
長所・短所を理解することを目標とする。
数学入門
この講義では平面幾何学のおもしろさ(パズル的なおもしろさ、1日考えて解けなかったものが次の日に
解けるという感動)を伝え、直感と論理を組み合わせて証明する実例をたくさん扱う。また、証明の1つ
の方法として背理法についても多数の実例を用いて解説する。直感を身につけるためと命題の正しさ
を理解するために、定規とコンパスを用いて、正確な図をかくこともする。
数学への旅
「ゴム膜の幾何学」とも呼ばれる位相幾何学・トポロジーの初歩的な解説をする。位相幾何学の目的
は、同相な図形が持つ共通の性質を調べることである。2つの図形の性質が違うときは(背理法で)決し
て同相にならない事の証明が出来ることを、多くの例を提示しその方法を学ぶ。
物質の科学
本講義では、原子レベルの物質の世界をトピックに取り上げて、「核」に関する物理現象や産業界に応
用されている科学的成果を考える。主な題材は、「核」分裂による原子爆弾、原子力発電、核融合発電
などである。このような題材をつかって、現代物理学の一断面にアプローチしていく。また、科学研究の
成果は現代社会にとってどのような意味をもつか、といった問いにも思索をめぐらせる。原子レベルの
諸現象とその応用例を論じることができることを目的とする。
- 48 -
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
生物学のすすめ
私たちの生活の周りには多様な生物が生活をしている。多様な生物たちは複雑なネットワークを構築し
共に生きている。しかし、私たちの生活はその生物たちの生活を脅かしている要因の一つとなってい
る。これからの社会を動かしていくために、複雑な生物間のネットワークを知ることが必要である。本講
義では、このネットワークを知るために必要な生物間の相互作用などのトピックを「進化」という視点を通
して紹介する。さらに,人間と自然の相互作用を通して私たちの生活の未来を考察する。
人類学のすすめ
人類学は、ヒトが進化してきた道のりを、生物学的観点から明らかにしていく学問である。霊長類生態学
や自然人類学の立場から、ヒトを含む霊長類の多様性とその進化について講義を行う。わたしたちヒト
の生物学的特徴を、その進化的背景を理解することで学ぶ。霊長類の群れの構造や社会構造は、生
息している環境や多種との関係の中で理解することができる。社会生態学的観点から、現生霊長類の
群れや社会構造を学び、形態学的特徴も学ぶことで、ヒトとの共通点と特異点を説明する。
銀河と宇宙
教
養
教
育
科
目
備考
この講義では、現代天文学が獲得してきた諸知見である、宇宙の構造と成り立ちを、恒星の誕生と死
を、あるいは銀河の活動等を紹介する。また、これらを通じ、『物』としてのわれわれ自身とわれわれの
世界の起源を知ることとする。
スポーツ技術学演習
「人間の発達」や「人間の可能性」について、演習を通して学ぶ。演習で開設している種目は、テニス・
バドミントン・バスケットボール・バレーボール・卓球・フィットネスで、これら開設種目の中から1種目を選
択する。選択した種目を通して人間の「発達や可能性」について考え、実践・応用していく課題学習を
必須とする。また、本科目を通して、スポーツを科学的に分析し、実践・応用できる能力や人間の発達、
可能性について考察できる素養を身につけることを目的とする。
人間とスポーツ
スポーツはこれまでの「実施する」他に、「観る」、「支える」、「企画する」など、そのとらえ方が広く拡大し
ている。また近年では、健康政策と経済効果、地域の活性化などスポーツに対する期待が高まってい
る。
本講義では、スポーツとは何か、生涯スポーツ、競技スポーツ、障がい者とスポーツ、発育発達期のス
ポーツ、加齢とスポーツ、女性とスポーツなど、スポーツを自然科学と社会科学など、多角的な視点から
考える。
健康とスポーツ
健康づくりとアスリートのパフォーマンスの向上には、運動と栄養、休養の三要素それぞれの質と量を考
える必要がある。すなわち、これらの内容と三要素の相互のタイミングにより生体や精神面への効果が
異なる。本講では、健康づくりとアスリートのパフォーマンスの向上に効果的な運動と食事の摂り方につ
いて、身体づくりと疲労の回復、ウエイトコントロール、スタミナづくりなどの基礎理論をスポーツの現場
でのトピックスを紹介しながら学修する。
スポーツ文化史
現在、スポーツは政治・経済・社会と多様なつながりをもつ文化となっている。本講義では、各時代や社
会でスポーツその他の身体文化がどのように位置づけられてきたかについて、国家、権力、階級、植民
地主義、経済、教育、民族、宗教・儀礼、マスメディア、ジェンダー、グローバリズム等との関わりを視野
に入れながら考える。また、文化論的な観点からスポーツを考察する場合、そこに盛り込まれている意
味を読み取ることは、重要な作業である。このような観点から、スポーツをめぐる表象分析のための手が
かりとしてスポーツ記事やスポーツ映画などを適宜とりあげる。
現代社会とスポーツ
現代社会におけるスポーツを多角的に検討することによりスポーツの社会的意味について考える。はじ
めに、現在のスポーツの原型が形成された「近代スポーツ」の成立について概観し、その後、日本を中
心に現代社会におけるスポーツの「問題点」について個別に検討する。だれもが体験してきた遊びや
学校での体育の授業を手がかりに、職場や地域社会におけるスポーツ、さらにワールドカップやオリン
ピックなどのビッグイベントやプロスポーツの問題点について個別に検討する。
スポーツと人権・平和
本講義では「人権」と「平和」をキーワードにして今日のスポーツを読み解いていく。歴史を振り返ると国
内外の政治に翻弄され、政治的に利用されるスポーツが見えてくる。また、国民主権の民主主義社会
であってもスポーツが主人公にはなっていない現実もある。
そのために、スポーツと政治、経済、軍事、環境、人種、宗教などが密接に関連していることを把握し、
今後のあり方を考え、行動する指針を一緒に考えていく。
教養教育科目特別講義
本講義では、「大学論」を取り上げ、大学制度の成り立ちと歴史、過去と現在の学生、大学の相違点な
どを紹介しつつ、大学で学ぶ意義を考えていく。この講義で、現在の大学、とくに龍谷大をとらえなお
し、自分の立っている位置を見直すことにより、キャリア形成を意識させる。
(オムニバス方式/30回)
(41 上垣 豊/12回)西欧大学の誕生と発展、近代大学の成立と発展、第二次世界大戦後の世界の大
学、大学と社会を考える、大学の教育改革を考える
(82 竹内 綱史/6回)大学の理念、大学の教養、大学で学ぶ意義
(61 長谷川 岳史/6回)私立大学と建学の精神、龍谷大学の建学の精神と「仏教の思想」
(68 小長谷 大介/6回)深草と龍谷大学、近代日本と龍谷大学、戦時下の龍谷大学
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オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
学
科
基
礎
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
リサーチ方法論A
本科目は、初年次学生に対して大学で学ぶための基礎的なスキルと知識を提供する。具体的には、
「テーマを見つける」「文献を探す」「批判的に読む」「データを集める」「根拠を示して書く」「簡潔に伝え
る」などの能力を磨くことを目的とする。最終的には、3000字程度のレポートを作成し、その内容に関す
るプレゼンテーションを実施する。少人数のクラスに分かれ、担当となる各専任教員やクラスメイトとのコ
ミュニケーションを通じて、これらのスキルの習得と向上を目指す。学生は日本語で受講する。
リサーチ方法論B
本科目は、「リサーチ方法論A」の発展科目であり、「リサーチ方法論A」で修得したスキルの更なる向上
を目指すものである。とりわけ、より高度な形態での情報収集を行えるスキルと、グローバルスタディー
ズ学科において学修するうえで必要とされるさまざまな方法論の理解を目指す。
「リサーチ方法論A」に引き続き少人数のクラス単位での受講を基本とし、担当の各専任教員とのインタ
ラクティヴなコミュニケーションの機会を重視する。2年次以降に本格的なリサーチと論文執筆を行える
準備を整える。学生は日本語で受講する。
ITリテラシーA
本科目は、基礎的なパソコン操作のスキルを学び、Word を用いたレポートの作成、Excel による表計
算、PowerPoint を利用したプレゼンテーション資料の作成などのスキルを習得する。科目履修者は、
その後の大学生活において必要とされる基本的なパソコン操作とパソコンに関わる基本知識を獲得す
ることができる。学生は日本語で受講する。
ITリテラシーB
本科目は、「ITリテラシーA」の発展科目として、より高度なコンピュータースキルの習得と、インターネッ
トを利用しての情報収集の方法を学ぶ。また、メディア・リテラシーに関する理解を深め、より適切で信
憑性の高い情報を集めるための見識を養うことを目的とする。「ITリテラシーA/B」の修了者は、パソコ
ンやその他のメディア機器を利用し、アカデミックな場において適切な方法で必要な情報を収集し、収
集した情報から抽出された知識を他者と共有し、広く自身の見解を公表することができるようになる。学
生は日本語で受講する。
グローバルスタディーズA
本科目では、現代世界における政治、経済、文化のグローバリゼーションに焦点を当てる。人々、もの、
情報の移動、政治経済の変化などが一つの重要なポイントなるが、国連などの国際組織を通した国境
を越えた繋がりや平準化なども取り上げることとなる。こうした状況の理解を確実にするために、様々な
身近な例を取り上げながら講義していく。講義および講義資料ともに日本語。
グローバルスタディーズB
グローバル社会におけるコミュニケーションは、社会科学的なアプローチ、人文科学的なアプローチな
ど、様々な視点から考察することが可能であり、また、その対象も、個人間、異文化間、国民国家間、地
域間など、実に多様である。
本科目は、本学科が網羅する主要3領域のうち、コミュニケーション領域における研究対象や研究方法
に対する理解を具体例をとおして深めるとともに、今後の学習を進めるうえでの基礎力を育成することを
目的とする。講義は英語で行われるが、適宜日本語で補足がなされることもある。
グローバルスタディーズC
それぞれの文化は独自の価値観を育ててきた。そのため文化と文化の接触は、友好な結果を生むこと
もあれば、悲劇をもたらすこともある。文化接触が支配や服従や紛争を生むことなく、平和に共存するた
めには、相互の価値観の理解が不可欠である。本科目は、エシックス(倫理)という視点から、実際に現
代世界が直面する幾つかの事例を取り上げ、問題の背景にある価値観の対立を考察する。その上で、
そのような対立克服の可能性をあわせて考察する。講義および講義資料ともに日本語。必要に応じて
英語の資料を配布する。
宗教学概論
本科目は宗教一般に関わる理解を深めることを目的とする。宗教が日常生活と深く関わっているのは
事実であるが、大方の日本人はそれを意識していない。本講では、この事実を再認識し、宗教がわれ
われの生活にもたらす影響を批判的に検討したい。宗教が必要かどうかは個人の問題であるが、国際
社会に通用する日本人になりたければ、宗教に関する知識は多少なりとも必要である。本講義はその
ための基本的な材料を提供するものである。
- 50 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
会話分析入門A
文の意味は、その文に含まれている単語の意味を寄せ集めたものではない。その文が実際に用いられ
る状況の中から必要な含意が汲み取られてはじめて、生きた意味、全体としての文の意味となる。含意
が相手に伝わらなければコミュニケーションは失敗に終わる。本科目は、英語母語話者間の会話に焦
点を当て、どのような含意をどのように推論するかを「言語行為論」、「ポライトネス理論」、「ラポール構
築理論」の観点から考察する。授業言語は日本語、資料は英語。
会話分析入門B
文の意味は、実際に用いられる状況の中から必要な含意が汲み取られてはじめて、生きた意味、全体
としての文の意味となる。含意が相手に伝わらなければコミュニケーションは失敗に終わる。また、コミュ
ニケーションが母語でなく外国語でなされるなら含意を汲み取ることはより一層難しい。本科目では、英
語母語話者と日本語母語話者が英語で会話をする場面に焦点を当て、2者間におけるコミュニケーショ
ンの失敗例を取り上げ、失敗の原因を「中間言語の語用論」の観点から考察する。授業言語は日本
語、資料は英語。
言語習得論
本科目では、母語習得および第2言語習得、さらに外国語学習について、まず、Bloomfieldや
Skinnerの行動主義、Chomskyの合理主義、Hymesの社会構築主義に基づいた理論を概観する。次
に、それぞれの理論に立脚した実証研究をとりあげ、その分析法、解釈法を学ぶ。こうした学習をふま
え、多文化多言語社会で必要となる言語(母語・第2言語・外国語)能力とその習得を促進する教育の
ありかたについて考える力を身につける。授業言語は日本語または英語。資料は英語。
異文化間コミュニケーション論
グローバル化する社会においては、異文化間におけるコミュニケーションが多様なレベルにおいて発
生する。本科目では、具体的な事例をもとに、異文化間のコミュニケーションで起こりうる様々な問題と
その原因、解決方法を理解することを目標とし、多文化共生社会において必要な基礎知識を身につけ
る。具体的なテーマには、異文化接触、異文化適応、異文化受容、言語・非言語コミュニケーション、価
値観などを含む。講義は日本語で実施するが、英語の教材も適宜使用する。
Contemporary Literature
(英文)
Various literary movements will be introduced and compared and contrasted with the
unique talents and creativity of individual writers. Various schools of literary criticism will
be introduced and used as tools for analyzing and deconstructing the works under
discussion. Each week a selection of literature will be discussed in class and critically
analyzed in terms of content, form and style.
(和訳)
本科目は、さまざまな現代文学作品の比較を通して、それぞれの作家のオリジナリティー、テクスト、背
景を考察する。それらの作品の分析のために、さまざまなタイプの文芸批評の読解も求められる。講義
は英語で提供される。
学
科
専
攻
科
目
Discussion & Debate
(英文)
This course will focus on improving discussion and debate skills. The goal of this class is
to impart skills necessary to speak confidently and effectively before an audience.
Students will work toward developing the capability to use specific points in a logical
and clear manner to support the thrust of an argument. In the second half of the class,
there will be a focus on various topics and students will make presentations and then
discuss issues related to the presentations. Students will focus on critical thinking
through rigorous class discussion.
(和訳)
本科目はディスカッションとディベートの能力向上を目指す。他者に対して効果的かつ確実に、議論を
展開できる能力の獲得を目指す。また、それぞれの議論をサポートする論理的かつ明瞭なスピーチ能
力の獲得も目指す。学生によるプレゼンテーションや、プレゼンテーションに関連した討論も採り入れ
る。講義は英語。
Advanced Writing Strategies (英文)
This class will guide students to develop effective writing skills by focusing on strategies
for generating and expressing clear and cogent ideas with an emphasis on
vocabulary building, organizational cohesiveness, and effective development and
style. The course will also emphasize revision and editing techniques to produce critical
writing pieces of utmost impact. At the end of this class, students should be capable of
expressing their ideas and feelings in a competent manner with unambiguous clarity.
(和訳)
本科目は、学生の英語を用いてのライティング能力の向上を目指すものである。語彙力の発展や一貫
性の提示、またスタイルの理解などに力点を置き、明確に議論を展開できるようになることを目指す。文
章表現力の向上のために、リヴァイス・スキルを獲得することも目的としている。講義、資料ともに英語が
中心であるが、適宜日本語で補足がなされることもある。
Critical Reading
(英文)
This course will focus on improving reading skills both intensively and extensively
making use of a wide range of authentic materials in the news. Students will continue
to build on their reading skills and extend their understanding to critically examine
points of view and opinions in various readings. Vocabulary building will also be
emphasized as students will work to increase their active vocabulary through textual
understanding.
(和訳)
本科目は、リーディング・スキルの向上を目指すものであり、実際のニュース素材を幅広く活用する。
様々な文章を読みながら、その主意を批判的な視点も踏まえて精読するスキルを修得すると同時に、
語彙力の強化も目指す。講義は英語。
- 51 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
Introduction to
Sociolinguistics
学
科
専
攻
科
目
講 義 等 の 内 容
本科目は、私たちの言語活動が人種、民族、階級、性別、地域や年齢といった、社会的属性からどの
ような影響を受けるかを取り上げる。また、社会言語学研究における重要なトピック(他言語主義、ダイ
グロシア、コード切り替え、ピジン語やクレオール化言語、言語選択、言語政策や教育、言語消滅、言
語変化など)を紹介する。受講生は、本科目を通じて社会言語学についての基本知識や応用方法を
身につけることができる。講義は日本語および英語。資料の大半は英語のものを使用する。
外国語能力測定評価論
本科目では、小学校、中学校、高等学校において、生徒の英語の知識と運用能力を適切に測定・評価
する上で必要となる基礎的なテスティングに関する知識を獲得し、実際のデータを使った統計処理方
法について学習する。まず、さまざまな評価形式、評価対象についての理論を学習する。次に、テスト
理論について学習する。これらの理論学習を踏まえ、受講生にはテスト作成、その結果を使っての統計
処理の実習を課し、外国語科目担当教員に求められる実践力を養う。授業言語は日本語、資料は英
語。
教材分析開発論
本科目では、学習指導要領に示された指針をもとに、効果的な指導を行うための検定英語教科書の活
用法について考察する。まず、日本での英語教材発達史を概観し、第2言語習得理論や外国語学習
理論が小学校・中学校・高等学校で使用されている英語教材にどのように反映されてきたかを学習す
る。次に、題材、言語材料、練習問題、補助教材の調査・分析・作成方法について学習し、学習材とし
ての教科書に対する見方を涵養する。授業言語は日本語、資料は英語。
言語教育政策論
言語教育政策の成否は、「言語教育」に内包する「ことばの教育」と「ことばで教育」の2つの要素のバラ
ンスをどのように保つかによる。この授業では、日本の学校英語教育政策をこれら2つの観点から考察
し、政策の将来を展望する。考察の過程で、1)第1言語獲得と第2言語習得の同異、2)第2言語教育と
外国語教育の同異、3)北米のバイリンガル教育の理想と現実、4)アジア諸国およびEU諸国における
言語教育政策、について知識を深める。授業言語は日本語または英語。資料は英語。
通訳・翻訳研究A
本科目では、通訳研究・翻訳研究における基本的理論を紹介するとともに、翻訳・通訳を通した異文化
間コミュニケーションにおける問題点やその解決方法を、おもに翻訳をとおして考察する。また、サイト・
トランスレーションなど、通訳の際に必要とされるテクニックについても触れる。授業では、さまざまなジャ
ンルのテクストを実際に翻訳し、文化と言語の関わりについても討議する。英語・日本語の言語ペアを
扱うため、授業ではこの両言語を用いる。
通訳・翻訳研究B
本科目では、通訳研究・翻訳研究における最新の研究成果を紹介するとともに、グローバル化する社
会における通訳者・翻訳者の役割について、とくに倫理的側面に重点をおいて考察する。授業では、
通訳のうち、もっとも頻繁に使用されるダイアログ通訳を実際におこない、通訳者が直面する言語的、
倫理的なチャレンジについて具体的に議論する。また、簡単な逐次通訳の方法や実践についても紹
介する。英語・日本語の言語ペアを扱うため、授業ではこの両言語を用いる。
English for Global Studies
昨今のグローバル時代におけるコミュニケーションには、コミュニケーションツールだけでなくコミュニ
ケーションする内容が重要である。本科目では、グローバル問題を効率的かつ能率よく分析し、理解
し、議論や意見を求める語学力(語彙、表現力など)とコミュニケーションスキルの習得を目標としてい
る。受講生は言語のストラテジーやコミュニケーション能力を高め、日本国内外で起こっている出来事を
様々な立場から考察出来る力と、それに対して意見することにより議論出来る力を身につけることを目
指す。講義、資料ともに英語。
Global Englishes and
Communication
今までになかったEnglishの複数形の新語「Englishes」が現れたように、現在英語が世界の共通語とし
て使用されている。本科目では、まず英語のグローバル普及、共通語となるまでの道のり・背景を考察
し、英語の変種を歴史的・文化的背景をふまえて考察する。くわえて、言語とアイデンティティについて
も議論する。本科目を通して、受講生は「グローバル語」としての英語とどう向き合うべきかを学び、母語
とアイデンティティの関連性を理解し、グローバル市民として必要な知識とスキルを身につけることを目
指す。講義は英語および日本語。資料は英語。
英語教育特殊研究
本科目は、将来中学校・高等学校の英語教員を目指す者を対象とし、英語教員にふさわしい知識・能
力と実践的指導力を身につけることを目的とする。そのために、実際の授業を想定しながら授業案作
成・模擬授業及びフィードバックを行うことによって「気づき」を促し、理論と実践の融合を図る。併せて、
英語教育関連論文や教員採用試験問題などを用いて専門的知識・能力を発展させるための指導を行
う。講義は日本語、資料の大半は英語。
国際関係入門
本科目では、国際関係論の歴史を概観し、その大まかな流れを理解する。その上で、現在どのようなア
プローチが注目を集め、どのような概念を使って国際関係が説明されているのかを理解する。具体的
には、現実主義や行動主義、英国学派、ポスト実証主義、グローバル市民社会論、ガバナンス論、非
西洋型国際関係論等を取り上げ、その展開の背景などを説明する。講義、資料ともに英語。
国際法入門
国際法は、世界の国々が共通に守るべき法律である。国際法は、平和の維持、紛争の解決、さらには
地球温暖化の防止や海洋生物多様性の保全など、グローバルイシューと呼ばれる諸問題の解決に不
可欠であるばかりか、国と国のつきあいや国境を越えた個人、企業、団体などの交流が円滑に行われ
る仕組みを作り上げている。この科目では、国際法の役割や課題について、具体的な事例に関する解
説を交えながら講義する。国際法の学習を通じて、国際社会の法律的な仕組みを理解するとともに、
日々の国際ニュ-スを国際法の観点から分析することのできる能力を身につけることを目標とする。使
用言語は日本語。
政治思想概論
本科目では近代に的を絞り、マキャベリからポストコロニアリズムまで国際関係に関連する思想体系を
取り上げる。その中で、特に主権の正統性、正義、公共性等の概念に注目し、その現代の国際関係と
の関係を詳しく説明する。講義は日本語、資料は英語。
国際開発協力論
現在地球上には「豊かな」先進国と、「貧しい」発展途上国の2種類の世界がある。本科目では、180 以
上ある世界の国と地域のなかで多数をしめる途上国の直面する様々な問題を考察し、どのような解決
方法が可能かを探る。経済的・政治的・社会的・文化的といった総合的な視点から途上国における問
題を考察し、授業と課題を通じて以下の事柄を習得する事を目指す。1)日常の生活の中で、ニュース
記事を読みとるコツをつかむ、2)途上国への関わり方を見いだす、3)途上国の貧困は人ごとではない
ことを理解する。講義、資料ともに日本語。
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備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
グローバル・ヒストリー入門
グローバリゼーションの進展は、現代国際社会を考察する視点のみならず、人類の「過去」を眺める視
座にも大きな影響を与えている。本科目は、近年の歴史学界の潮流のひとつであるグローバル・ヒスト
リーの入門科目であり、従来の支配的なヨーロッパ中心史像の再検討をこころみる。入門科目としての
性格上、講義は日本語で提供されるが、適宜英語などの外国語による情報も提供される。本科目を通
して、現代の(また過去の)グローバリゼーションを歴史的文脈のなかで探求することを目的とする。
Introduction to Cultural
Anthropology
(英文)
This is an introductory course in cultural anthropology. The course begins a historical
introduction to the field of cultural anthropology and the term culture, as they
developed in the 19th and 20th centuries. The second part of the course outlines some
of the key concepts that anthropologists focus on such as study of primitive peoples,
fieldwork, race, ethnicity and multiple methods in anthropology. Students will learn the
basic history and concepts of this field of study, and how they relate to one of the core
concepts in the social sciences, culture.
(和訳)
本科目は、文化人類学の入門科目であり、鍵となる概念は、先住民、フィールドワーク、民族などで、多
文化を人類学的側面から考察することを目的とする。本科目の履修を通して、学生はフィールドスタ
ディーの歴史、コンセプトを含んだ基本を学び、それらを社会科学及び文化とどう関連づけるかについ
て学ぶ。講義、資料ともに英語。
Globalization of Education (英文)
This course focuses on the worldwide growth of education and the comparative
methodologies that are making education systems globalized while retaining national
characteristics. In the first part of the course, we look at key terms such as
globalization, comparative education, internationalization, and transnationalism in
policies, programs, and people. In the second half, the focus will be on case studies of
Japan, the U.S., and European educational systems as well as education in the
developing world.
(和訳)
本科目は、教育のグローバリゼーションと比較方法論に着目する。大きく前半、後半に分け、「グローバ
リゼーション」「比較教育学」「国際化」「トランスナショナリズム」等をキーワードとしながら、日・米・欧の
国家教育制度を事例研究として教育の国際化を考察することを目的とする。講義、資料ともに英語。
学
科
専
攻
科
目
Postcolonialism
本科目では、西洋と東洋という枠組みに批判的な視線を送るエドワード・サイードの『オリエンタリズム』
などの思想家を取り上げる。また、それらの思想の背景として理解する必要のある理論、例えばポスト構
造主義やポストモダニズムなど詳しく説明する。さらに、これらの思想が国際関係に適用された場合の
例として、国際関係の中でのポストコロニアリズムも取り上げる。講義、資料共に英語。
Sustainability Studies
化石燃料を元にした現在の物質文明は、それを成り立たせている地球の生態系自身をむしばみつつ
ある。この状況から脱却し、自然の循環機能を回復し、なおかつ経済的にも繁栄し、また社会的にも公
平な社会を如何に構築することができるのかは、大きな試練である。本科目では、グローバル、ナショナ
ル、ローカルのそれぞれでの取り組みから、持続可能な社会を構築するヒントを得ることを目的とする。
受講生は、1)現状の正しい認識、2)問題解決にあたっての総合的能力の獲得が期待される。講義、資
料ともに英語。
ナショナリズム研究
本科目は、グローバリゼーションの時代において、ナショナリズムを歴史的文脈から再考察し、それが
有する現代的意義と課題を批判的に検討する。古典的ナショナリズムと20世紀の終わりごろから表出し
始めた新たな形態のナショナリズムを相対化することを目的とする。理論的考察から始め、フランス革命
からユーゴ内戦らも含めた、現実的に表出したナショナリズムの歴史的背景と実態を実証的に検討す
る。講義は日本語で提供されるが、提供される大半は英語の資料となる。
国際政治経済学
本科目では、グローバル化する現代を理解する上で鍵となる政治経済について詳しく説明する。具体
的には、貿易、金融、開発、地域主義、ナショナリズム、市民社会、文化産業などであるが、単にこれら
を説明するだけでなく、異なる視点(重商主義、自由主義、マルクス主義)からの異なる解釈を説明す
る。講義は英語、資料は日本語。
多国籍企業論
現代の世界において、多国籍企業は、政治・経済・社会の各側面において重要である。この授業で
は、民間企業のグローバル展開を、直接投資やマーケティングや人材育成などの視点から見ていく。
そのような考察を通じて、現在のサプライチェーンや、政治面での発言力、さまざまな社会変容につい
ても理解を深めて行く。講義は英語と日本語を併用する。
安全保障論
本科目では、現代に特徴的なグローバルガバナンス論を取り上げる。そこでは国際機構論、国際レ
ジーム論などを経て、現代の国際関係論がガバナンスというコンセプトに注目するに至った理由、その
中での国家、企業、市民社会組織がどのような役割を期待され、実際に果たしているのかを検証する。
講義は英語および日本語、資料は英語。
Applied Global Studies
本科目は4年次の前期に設定し、登録必修とする。そこでは、哲学、人文学、社会科学を統合し、グ
ローバルに活躍するとは何なのか、誰のためにどのような形で活動するのか、などグローバルな社会の
中で生きていくことについての根本的な問題を受講者全員で考えて行く。講義、資料ともに日本語と英
語のものが提供される。
文化遺産学
人類の長い歴史を物語る文化遺産は、グローバル化が進む現代社会において文化の多様性を理解
するための重要な鍵でもある。文化遺産が危機に直面する要因には、紛争、自然災害、開発事業によ
る環境破壊、社会構造の変化などがある。講義では、文化遺産を取り巻く多様な問題と遺産保護に向
けた政府機関や国際機関、民間等の取り組みを取り上げ、文化遺産の保存と地域社会の持続性につ
いても考察する。この科目を通して受講者は、文化遺産の現状と課題を理解し、文化遺産に関する幅
広い知識を習得する。使用言語は日本語を、資料は日本語および英語を用いる。
- 53 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
国際人権論
私たちの基本的人権は、国の憲法に基づき保障されるというのが、従来の考え方である。この考え方
は、国際人権法の発展によって、大きく変わりつつある。人権の国際的保障の制度が、1966年の国際
人権規約の採択以降、国際社会で発展、定着してきたからである。国は憲法のみならず、国際人権諸
条約にも従い、人権の実現の義務を負うようになっている。この科目では、人権の国際的保障の仕組み
について講義する。そして、私たちひとり一人の人権が、国際人権の考え方によって豊かになってきて
いる現状を理解するとともに、人権と平和に対する鋭敏な感覚を 身につけることを目標とする。使用言
語は日本語。
グローバリゼーションとエシックス 現在の世界では、グローバル化によって各地域はさまざまに結びついている。この授業では、世界的
貧富の格差や気候変動などのグローバルな課題を取りあげ、それが持つ意味あいを考察する。とりわ
け、それぞれの問題から誰が便益を享受し、誰が損害を被っているのかを検討する。これらの探求に
よって、本科目では、多くの課題がいかに「不正義」を生み出しているかを理解し、またそのような「不正
義」の是正の可能性についても理解を深めることを目的とする。講義は日本語が中心、資料は英語中
心。
学
科
専
攻
科
目
グローバル市民社会論
貧困や人権侵害、紛争や環境問題など、地球規模の課題に対して人々が国境を超えて連帯する必要
性がこれまで以上に高まると同時に、実際にそのような連帯がグローバルな広がりを見せている。本科
目では、人々が対等な市民としてさまざまな差異と相克を乗り越えて連帯できるグローバル市民社会構
築への道のりを探る。到達目標として、①「市民」「市民社会」とは何か、そのコンセプトを理解する。②
グローバル市民に求められるスキルとセンスを見いだし、それらの修得をめざす。参考文献および視聴
覚資料は主に英語のものを使用する。また課題レポートの言語も英語とする。
南アジアの言語
南アジアは大国インドをはじめ周辺各国においても多様な言語や文字が使用される。言語は民族のア
イデンティティともなり、歴史や文化を豊かに育む一方で、しばしば紛争を引き起こす場合もある。講義
では、南アジアにおける言語が使用される歴史的経緯や社会問題、文化的土壌を概観した上で、イン
ドの公用語であるヒンディー語の会話基礎を学ぶ。この科目を通して受講者は、南アジアの言語の多
様性と言語が育んできた世界観を、ヒンディー語を学びながらより深く言語文化を理解する。使用言語
は日本語を、資料は日本語および英語を用いる。
グローバリゼーションとアフリカ
サハラ以南のアフリカは、これまでは貧困にあえぐ人々が暮らすというイメージが強かったが、21世紀に
入り経済成長がめざましい大陸として認識され始めた。本科目では、アフリカの過去と未来、そして日
本や世界との繋がりを幾つかの側面から考察する。とりわけ、豊かなアフリカの資源をめぐる、欧米や中
国・インドの動向が、我々にどう関係しているのかを見ていく。それによって、野生動物、紛争、貧困と
いったステレオタイプから脱却し、アフリカ人の生活実感に迫っていく。講義は日本語、資料は英語。
グローバリゼーションと東アジア 本科目では、東アジア(中国、韓国、台湾、日本)の社会を外交関係や安全保障と結びつけながら講義
する。そこでは、それぞれの国の内側の社会状況と外交・安全保障との関係が焦点となる。国内の状況
がどうなった時に外交関係は好転(悪化)するのか、二国間の関係と多国間の関係では安全保障上ど
のような違いがみられるのか、などが主とした論点となる。講義、資料ともに英語。
グローバリゼーションと南アジア 南アジアは多様な宗教・民族・言語を背景とする人々が暮らす興味深い地域である。本科目では、現
代南アジアを社会科学的な観点から考察するとともに、グローバリゼーションと開発という激動の中で生
きる人々の暮らしに焦点をあて、多様な伝統的社会構造の変容の実態に迫る。
到達目標:1.現代南アジア変貌の諸相を社会科学的な観点から総合的に理解する。
2.グローバルな視点から南アジアの現在と過去とを俯瞰する視座を獲得する。
授業で配布する資料(各種データや新聞記事)・視聴覚資料は主に現地のものを使用し、言語は英語
とする。
グローバリゼーションとヨーロッパ 本科目は、グローバリゼーションの時代におけるヨーロッパを、地域的な観点また地域概念的な視座か
ら再検討することを試みる。近代以降、ヨーロッパの概念は大きく変化してきたが、20世紀終盤以降の
冷戦の終焉~グローバル化の進展という変化の中で、大きな揺らぎを経験している。EUの拡大や、旧ソ
連諸国(ウクライナなど)に関する問題を視野に含みながら、グローバル化の時代におけるヨーロッパの
流動化・多様化・変化を分析する。講義は日本語で提供されるが、資料は英語。
グローバリゼーションと
ラテンアメリカ
本科目は、歴史的・政治的な背景を踏まえながら、グローバル化の時代におけるラテンアメリカを考察
する。とくに、この地域がはらむ諸問題を地球規模の変化や課題と関連させて分析する。グローバル化
の時代における発展・変化・民主化などを鍵概念に、さまざまなレヴェルの地域内・地域外ネットワーク
に着目することで、上記テーマへの接近を試みる。講義は日本語で提供されるが、参照する資料は主
として英語のものになる。
宗教文化学入門
宗教は言葉によってのみ語られるものだろうか。美術や建築なども宗教思想やその世界観を物語るも
のである。インドを起源とする仏教は、その長い歴史のなかで初期にはギリシア・ローマの影響を受け、
さらにはヒンドゥー教の神々をも内包し、日本に至っては神仏習合という現象もみられる。本講義では、
インドから日本までの仏教美術の発展と変容の様相を豊富な写真資料や映像資料を用いて重点的に
紹介する。この科目によって受講者は宗教文化を多角的に分析し、その造形表現について語ることが
できる。使用言語・資料ともに日本語を用いる。
社会心理学
本講義では、自分を取り巻く文化や社会関係の中でなにげなく見聞きし、あるいは自ら行っている振る
舞いについて、その背後にある心理的メカニズムの一端について解説する。身近な例について、比較
文化的な視点に配慮しながら、具体的な研究及び研究方法も紹介する。講義を通じて、他人や自分の
振る舞いがどうしてそうなのか。今まで考えてこなかった人にはその知識を、考えてきた人には別の見
方・考え方を提供する。
English Workshop A
本科目は、TOEICテストを視野に入れつつ、総合的な英語力の改善を目指す。テストの構成を理解し、
それぞれの問題のパートにおける読解力、文法知識、状況判断、データの見方などを考えていく。それ
ぞれの問題のポイントを考え、これに対応した文法事項や表現の常識などを学ぶ。これにより、実践的
なコンテクストにおける英語力の練磨を同時に目指す。さらに、実際のテスト形式の問題に教員とともに
解答を試みることによって総合的な英語力を向上させていく。
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備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
English Workshop B
本科目は、さまざまな状況設定のもとで、円滑な会話を維持する能力を身につける。国際的なコミュニ
ケーションに求められる、相手の立場に立ったものの考え方や自分の文化の考え方を説得する方法を
考える。世界のさまざまな地域の人々の意見や考え方を聞き、これに対してどのように自分自身の意見
を述べるかについて学ぶ。異文化に属する人々とのコミュニケーションについて、その人々の生活習
慣・言語習慣を考慮すること、丁寧さの程度とことば使いに気をつけることの重要性も学ぶ。
English Workshop C
本科目は、英語の語彙力増強を目的とする。一つ一つの単語をそのまま丸暗記するのではなく、単語
の成分である形態素(最小の意味単位)に注目して、効率的な記憶方法を理解する。このように、語源
の知識、品詞の変換方法、語法、語形成などの理論を学ぶほか、文脈から単語や表現の意味を推測
する練習もする。このような語彙増強の方法はどの言語の母国語話者もある程度実行していることであ
り、また、本科目は実務英語にも配慮しているのでTOEIC等の外国語試験にも有用と考えられる。
English Workshop D
本科目は、実務分野の英語の基本的コミュニケーション技術を身につけることを目的に、ビジネス英語
を読み、書き、聞き、話す能力を総合的に高める。将来国際的な環境で英語を使用する仕事をめざす
人に適しており、実際のオフィス環境に使用される英語を十分に取り入れたテキストを使用して、そこで
現れる基本的な表現の特徴を理解し、かつそれに慣れる訓練を行う。授業では役割を決めた模擬事務
作業や指示書作成、プレゼンテーションの練習なども行う。
Advanced English A
本科目は、世界のさまざまな時事問題に関するリーディングとディスカッションを行う。アジア、南アメリ
カ、ヨーロッパ、アフリカなどの国々に目を向けて、ニュースの話題になっているトピックを考えていく。国
際的な問題について、英語ではどのように報道がなされているかを理解して、これに対して自分自身の
意見を持って英語で発言する練習に取り組む。具体的には、韓国や中国と日本の国際関係、アジア新
興国であるインドや中国の近年における経済発展、アジア諸国の民族の生活と文化などについて考察
する。
Advanced English B
本科目は、語彙、文法、速読法などを中心に、高度な英語の総合的な運用能力を着実に身につけるこ
とを目的とする。具体的には、TOEICテストで言えば700点から800以上を目指す人のための授業であ
り、英語を理解する速度と英語を表現する正確さを追求し、英語表現や文法に関する正確な知識の定
着、また英文そのものに対する習熟度向上をねらう。授業では、実際にTOEICテストの問題集を解いて
教員が解説を加えるといった方式も採り入れる。
Advanced English C
本科目は折に触れて論議の的となるような話題について英語で討論することにより、批判的思考法を
身につけることを目的とする。批判的思考のためには相手の主張を吟味すること、提出された情報の信
頼性を判断することなどが含まれる。逆に批判的態度で聞いている対話の相手に対して、どのように説
得を試みるかを学ぶ。外国語においては、語学力の不足が反論の足枷になりがちだが、この科目では
学生同士の討論のほか、プレゼンテーションをお互いに評価することによって、英語という外国語にお
いても批判的思考ができるように訓練する。
Advanced English D
本科目は、批判的思考法をリーディングとライティングとディスカッションに応用することを目的とする。
教員に提示されたさまざまな時事問題のトピックについて読んだり聞いたりしたあと、これをクラスで討
論する。さらにこの討論を受けて、当該トピックについて自分自身の意見を英語で書く練習をする。ト
ピックの題材にはニューヨークタイムズの記事や各種演説を使用して、情報の信憑性、提示された意見
の根拠の吟味など、批判的思考法の手段を適用して、自分自身の意見の妥当性も高める工夫をする。
多文化交流論A
本講義は、世界の様々な文化の、地域を超えた交流について、より深く考察していく。特に、日本、中
国などアジア方面で独自に発展した文化と、ヨーロッパ、アメリカを中心として世界的影響のある西洋文
化との大規模な交流について、中継地としてのイスラームやインドなどを視野に入れて考察する。地中
海世界、インド洋世界、シルクロードなど異文化を結ぶ「超域」的ネットワークを背景として、絵画や陶
器、あるいは建築などのわかりやすい「モノ」の実例を挙げ学んでいく。
多文化交流論B
本講義は、世界の文化の中で特に音楽を主体とする文化に焦点を当て、その歴史的交流と相互影響
の実態を考察する。特に、正倉院の琵琶にみられるように、日本の音楽文化は狭義のアジアを超え、イ
ンドやペルシア方面とのユーラシア規模の交流の結果発展した。そのルーツである音楽文化とはどの
ようなものであったか。講義では、ユーラシア各地の弦楽器などの種類を実演も交えて学び、ヨーロッパ
への影響と、欧米の音楽文化との比較についても考察していく。音楽文化を通じた多文化交流の実態
を解明する。
環境保全論
本講義では、環境思想とその生態学的背景を概説したうえで、国境を越え、かつ、地域の社会経済を
含む環境問題を考察する。具体例として、日本の地方の典型でありかつ世界自然遺産である屋久島
と、豊かな生態系と資源の過剰な利用がみられ環境保全の緊急性が高いアフリカ熱帯林をとりあげ、環
境の保護にかかわる問題群を多面的に考える。環境問題は、途上国と先進国や都会と地方との政治
経済社会での相互関係が背景となっている。それぞれの地域の自然をはじめとして、社会や経済、文
化を具体的に把握し、グローバルな世界のなかに位置づけることが、多文化社会における環境保全に
おいて重要であることを理解する。
中東政治論
本講義は、中東政治に関する入門講義である。中東はMiddle Eastの訳語であり、その欧米とアジア
の中間を占める地政学的重要性から、現在、国際政治の焦点となっている。本講義では、イスラームを
ベースとしながら、多文化・多民族からなる中東の特質を背景に、パレスチナ問題、エジプトの民主化、
シリア問題、そしてイランの核問題など、現在国際的に重要である様々なトピックを解説していく。同時
に、トルコやドバイを擁するUAEなど、経済的に成功している事例にも注目し、今後の中東の発展と、日
本としてのかかわり方について考察する。
NGO/NPO論
本科目では、中央政府や地方政府あるいは民間企業の働きでは解決できない国内外の諸問題に対し
て、非営利の立場から様々なアプローチを展開するNGOやNPOの活動をマクロ、ミクロな観点から解
き明かす。そのため、第一に環境保護や人権保障や開発促進等の問題に対して活動している具体例
を紹介する。第二にマクロな観点として組織の外にある国内および国外の社会環境のあり方を解説す
る。第三にミクロな観点として組織内でスタッフやボランティアがかかえる心理社会的な問題を解説す
る。
- 55 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
都市計画論
本講義は、「都市」とはなにか、「都市がどのようにしてつくられてきたか」について、古代の四大文明の
都市からはじめ、中世ヨーロッパの「擁壁都市」などを「都市の歴史」として講義する。日本の都市につ
いては、平安京の成り立ち、東京への遷都までの変容を講義する。そのあと、イギリスにはじまった工業
革命後の都市への人口集中、生活環境の悪化、対応策としての近世都市計画のはじまりとして、実際
に施行された法律にふれつつ講義する。明治維新後の東京改造、関東大震災、第二次世界大戦後の
復興都市計画にもふれる。
比較宗教思想
本講義では、まず、世界宗教であるキリスト教、イスラーム教、仏教の成立と発展を検討し、三宗教の教
えを概略的に理解したのち、主としてこれらのうちに見出される神観、人間観、世界観、歴史観等を比
較検討する。授業の後半においては、日本の諸宗教と世界宗教の代表たるキリスト教の思想面での類
似性や異質性を検討する。最後に、「無宗教」を標榜する日本人のその無宗教性の自覚に注目し、日
本人の無宗教性をどのように評価すればよいか検討を試みる。
英語外書講読A
本科目は、日本語でいうと新書(岩波新書、講談社新書など)程度のかなりレベルの高い文章に相当
する英文を十分に読みこなす訓練をする。英語外書講読Aにおいては、英米の一般のエッセイを読
む。文章にあらわれる単語、表現、文型などがなぜそこに使われているかを考える習慣をつけることを
目的として、これにより筆者の執筆作業における(ことばの)選択を理解する。受講者は単語・熟語をよく
辞書で調べるだけでなく、文章を何度も読んで、筆者が何をどのように伝えようとしているかを考える努
力をすることが求められる。
英語外書講読B
本科目は、日本語でいうと新書(岩波新書、講談社新書など)程度のかなりレベルの高い文章に相当
する英文を十分に読みこなす訓練をする。英語外書講読Bにおいては、言語学に関連する一般向けの
書を読む。内容を理解して、それを既知の言語にあてはめて、理解した内容について実際に観察でき
る事象を考えてみる。教員が具体例を示して応用の方法を解説する。受講者はテキストの説明するとこ
ろを理解して、日本語で一般の解説書を読む場合のように、必要な知識を身につけてこれを実際に応
用しようとする態度で臨まなければならない。獲得した知識をどのように活かすのか考える努力をするこ
とが求められる。
比較言語学
本科目は、英語を英語に関連の深い複数の言語と比較することによって、より深く英語を理解すること
を目的とする。インドヨーロッパ語からゲルマン語、そして英語が派生していく歴史を概観したあと、英語
にもっとも大きな影響を与えたフランス語、ラテン語、ドイツ語などと英語を比較してみる。さらに英語の
歴史をみて、その発音、つづり字、文法がどのように変化したかを理解する。なお受講者は、「音声学
概論」を履修済みであることが望ましい。
日本の経済と社会
本科目は、社会・経済に欠かせない社会保障や経済安定政策のような政府による積極的な介入につ
いて学ぶものである。まず、社会における「政府の役割」と「政策導入の必要性」を理論的に説明する。
次に、「政策の種類と手段」を学び、日本で導入されている次の政策の内容を紹介し、最後にこれらの
政策の経済や社会への影響(貢献)を分析する。①財政政策(公共事業および税制政策)、②金融政
策、③高齢者に関する政策(年金・介護)④労働者関連政策(雇用保険・最低賃金)、⑤福祉政策(医
療保険・生活保護)
国際人口移動
本科目は、特に「労働者」の国際移動に焦点をあて、まず国際労働移動の様々な要因を4つの主流な
理論に分けて学ぶものである。次に、送り出し国と受け入れ国それぞれの労働者の移動のメリットを実
証的に分析する。また、日本に焦点をあて、この国の国際労働移動の歴史を紹介し、送り出し国から受
け入れ国への転換の過程を理論に照り合わせて明らかにする。最後に、今日の外国人労働者受け入
れ政策を高齢社会日本における多文化共生の観点より検討し学生諸君と考える。
国際経済と日本
本科目は、国家間のモノの流れ(貿易)とカネの流れ(資本の移動)がなぜ起こり、また、それぞれの国
民経済にどのようなメリット・デメリットがあるかについて理論的に解説し、それに基づいて、日本と外国、
特にその他のアジア諸国や欧米との経済関係の事例を分析するものである。また、貿易の仕組みおよ
び海外直接投資・国際金融市場の仕組みをわかりやすく紹介する。最後に、近年の国際経済関係の
現象である多国間または二国間「経済連携協定」の日本への経済・社会・文化へのインプリケーション
および展望を考察する。
海外における日本観
本科目は、多様な意味を持つ「日本文化」が、特に外国人によってどのように認識されてきたかについ
て検討していく。16世紀に宣教師としてやってきたヨーロッパ人の記録から、幕末・明治維新期までの
代表的なものを紹介する。そして、戦時中に書かれた『菊と刀』の作成と影響力に注目する。後半では、
日本人論ブームを簡単に紹介してから、21世紀の日本発信の文化をみていくことにする。
オセアニアと日本
オセアニアには、日本の植民地の歴史があり、今でも小さな島では日本の影響が大きい。その一方で、
日本との歴史的関係の深いオーストラリアは、現在では日本との関係は不可欠の存在である。こうした
オセアニアと日本との間の経済関係は、相互依存的な関係であるが、このことはあまり認識されていな
い。本科目は、オセアニアにおける日本の歴史的な役割と、オーストラリアとの関係を考察する。
パンパシフィックの移民
本科目は、パンパシフィック諸国における人の国際移動の現状と課題、および多文化社会について学
ぶものである。特に受け入れ国オーストラリアと送り出し国フィリピンについて考察する。オーストラリアに
ついては移民受け入れの変化や現在の難民問題、多文化社会も含めてこの国の移民政策を考察す
る。また、パンパシフィックの中で最も多くの国民を海外に送り出しているフィリピンに焦点をあて、この
国における国際移動の発生要因や影響を経済・社会・文化の側面に分けて明らかにする。最後にパン
パシフィック地域における人の国際移動、そして、多文化社会のあり方について考察する。
(オムニバス方式/全15回)
(10 ケント ポーリン/8回)
オーストラリアの移民受け入れの変化や現在の移民問題等を取り上げながら、オーストラリアの移民
政策について考察する。
(17 カルロス マリア レイナルース/7回)
フィリピンの国際移動の発生要因や影響を探り、多文化社会のあり方について考察する。
- 56 -
備考
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
学
科
専
攻
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
日本の社会
本科目では、海外で日本がどのように捉えられているかというイメージを分析する。近年、海外での日
本研究が増え、海外における日本社会に対する捉え方やパースペクティブによって日本社会と文化に
ついて学ぶことが多くなっていることを踏まえ、海外の研究者の研究を基に、日本社会をさまざまな側
面からとらえ、日本人が自文化に関して認識していなかったことをクローズアップして考察する。
日本の思想
近代日本の思想史の中で、南方熊楠、柳田国男らが関わった民俗学は独自の位置を占めている。南
方熊楠は、19世紀末のロンドンでのフォークロア研究に英文論文を通じて参入し、その方法論を柳田
国男に伝えた。柳田は、農政務官としての立場から日本の各地を回り、聞き取りによる民俗学の方法論
を立ち上げた。本講義では、こうした南方と柳田の関わりの中で、日本独自の発展を遂げた民俗学を思
想史として読み解いていく。
日本の近現代と国際関係
本科目は、主として日本近現代史(幕末~現代)を扱い、国際社会・現代社会との関係に留意しながら
講義を進める。歴史学は、過去にあった事実を単に羅列するにとどまらず、それをもとにさまざまな角度
から〝考える〟ことによってはじめて成立する。つまり、想起されがちな暗記という行為は一面にすぎ
ず、学ぶ者が主体的に問題意識を持ち、その解答を導こうとする態度が何より重要である。よって本科
目では、日本近現代史に関する基礎知識を得させるとともに、歴史を〝考える〟ための方法論を身に
つけさせることを目的とする。
世界と日本の民俗
本科目は、日本における民俗事象を具体的に提示し、問題を深めていく。民俗学は歴史上に現れない
人々の文化や生活を掘り起こしていく学問である。日本列島は東と西、太平洋側と日本海側とでは異
なった様相を呈しており、その違いについても考察を深めていく。各論としては生業、社会生活、年中
行事、祭りなどをとおして、日本人の民俗的特性について考察する。一方、アジアの中における日本文
化の特性についても理解を深め、その共通点や相違点を発見していく。
世界と日本の文学
自国文学としての日本文学について鑑賞力・批評力・総合的知見を高め、かつ諸外国の文学につい
ても可能な限り広く学ぶことで、日本文学の名作等について外国人に紹介・説得できるだけの文学的
素養を身につけることを目指す。教室で具体的な作品をともに読んで討論してゆくことが前提となるが、
その素材は受講生の志向や知識に応じてその都度考えてゆく。それらをともに読んでいく途次で、作
品の研究方法として、物語論的な構造分析や比較文学的な研究方法について解説し、各自に実践を
試みさせる。
自然人類学概論
ヒトをサルや類人猿と比較することは、ヒトの自然における位置を理解するためにはきわめて有効であ
る。この講義では、ヒトを霊長類の一種としてとらえ、サルや類人猿の生態・社会・行動をヒトのそれらと
比較して、ヒトに特有な社会や文化を相対化する自然人類学の視点を身につけることを目標とする。
環境人類学
本科目では、生態人類学的な視点を中心に、ヒトという動物の特徴を、人類進化史から抽出し、人間と
環境の基本的な関係を概観する。環境問題は現代生活のあらゆる側面とつながっているが、人間が自
然環境に依存して生きていくとはどういうことか、具体的な理解はごくかぎられている。そこで、ヒトと霊長
類の比較や、人類史の99%以上を占める狩猟採集生活についての研究成果をもとに、人間の環境利
用の特徴を検討する。そして、狩猟採集や農耕などの生業活動が自然環境にもたらした影響を、進化
史的かつ人類学的に考察し、ヒトによる持続的な環境の利用可能性を検討する。
フィールド実習
この授業では、屋久島に1週間滞在し、自然と人の共生をめぐる問題点を、自分で確かめ学ぶことを目
標とするものである。屋久島は日本で最初に世界自然遺産に登録され、現在、豊かな自然に恵まれて
いるが、旧石器時代から人間が自然を利用してきた歴史と文化の蓄積のある島でもあり、社会経済的
には日本の地方の縮図でもある。実習として、植物の垂直分布やサルやシカの生息状況、また、森林
伐採跡、樹園地、エコツアー実施状況などを観察し、屋久島における人と自然との関係、島と島外との
関係を検討する。
言語とこころA
本科目は、教育言語学に基づいて、「人」、「社会」、「文化」をつなぐコミュニケーション手段としての「こ
とば」の重要性を考察する。特に多文化理解教育の一環として、文化の相違を超えて共感しうる言語表
現のあり方を探る。具体的には、日本文学(金子みすゞ、太宰治など)のなかから「こころを揺さぶる」文
章を取り上げ、音読により理解を深め、各自の内省をノートに書き込む。その後、小グループに分か
れ、どのような「ことば」を使えば「人」、「社会」、「文化」をつなぐことができるかについて話し合い、多文
化社会における言語の意義を考察する。
言語とこころB
本科目は、教育言語学に基づき「人」、「社会」、「文化」をつなぐコミュニケーション手段として「ことば」
の意義を捉える。特に、英語を学ぶ過程で、日本語を含む多言語環境において、「こころ」を通じた共
感による相互理解がいかに重要かを考察する。具体的には、英語で書かれた文学(マーク・トゥェイン、
C.S.ルイスなど)の中から「こころを揺さぶる」文章を取り上げ、音読により理解を深め、各自の内省を
ノートに書き込む。その後、小グループに分かれ、どのような「ことば」を使えば言語を通じた多文化共
生が可能となるかを探る。
グローバル化とキャリア形成
現代の世界はグローバル化を通じて、各地域が繋がりをますます強めつつある。そのような状況下にお
いて、世界へ羽ばたく人材になるにはどうすればよいかを、実際にさまざまな場面で活躍している社会
人の方々の実情を通じて学習していく。日本人として英語力を付け、英語で仕事をすることの難しさや
喜びとはいかなるものであろうか。いわゆる「グローバル人材」には英語力以外にどのような資質が必要
なのであろうか。これらの問いかけを通じて日頃からキャリア形成についての考え方を促してゆく。講義
は日本語、資料は英語中心。
(オムニバス方式 全15回)
(51 斎藤 文彦/11回)
授業全体の導入、中間の振り返り、また締めくくりを担当。国際機関の勤務経験を元に、国際問題解決
に必要な資質とその修得について学生とともに学んでいく。
(52 瀧本 眞人/2回)
通訳・翻訳業としての経験から、語学力を生かすプロになるための素養をいかにして身につけるかを、
受講生と共に実践的に探求していく。
(83 中根 智子/2回)
今日の世界の諸課題の解決にあたっては、市民一人一人の協力が不可欠である。内外のNGOに代
表される新たな職場の可能性と限界について、自身の経験をふまえ検討していく。
- 57 -
備考
集中
オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
インターンシップ・アブロードⅠ 本科目で学生は、企業や国際機関、行政組織やNGO/NPOなど幅広い職業分野における海外での
就業体験(インターンシップ)に従事するための事前学習を行う。インターンシップから戻ってきた学生
とこれから行く学生とが共に事前/事後学習に取り組む機会を設け、相互の情報共有や学び合いを重
視する。到達目標として、多様な他者と協力しながらグローバルに活躍できる人材として必要な能力と
ビジョン、マナーと自信を実践的に獲得する。学生はプレゼンテーションおよびディスカッションを英語
で行う。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式 全15回)
(83 中根 智子/8回)
アジア圏を中心とした地域におけるインターンシップに関する部分を担当する。とりわけ、インドや東南
アジアにおけるNGO/NPOにおけるインターン事例の紹介と実践経験の情報提供を行う。事前学習者
には準備の機会、インターン終了者には経験に基づく情報提供の機会および今後へ向けた課題の検
討機会とする。
(70 チャプル ジュリアン/7回)
オセアニア・北米圏・その他の英語圏におけるインターンシップに関する部分を担当する。とりわけ、こ
れらの地域におけるインターン事例の紹介と実践経験の情報提供を行う。事前学習者には準備の機
会、インターン終了者には経験に基づく情報提供の機会および今後へ向けた課題の検討機会とする。
インターンシップ・アブロードⅡ 本科目で学生は、企業や国際機関、行政組織やNGO/NPOなど幅広い職業分野における海外での
インターンシップとその経験を振り返り学びを深めるための事後学習を行う。インターンシップ後の学生
と体験前の学生とが共に事前/事後学習に取り組む機会を設け、相互の情報共有や学び合いを重視
する。到達目標として、多様な他者と協力しグローバルに活躍できる人材として必要な能力とビジョン、
マナーと自信を実践的に獲得する。インターンシップは業務の50%以上で英語を使用する。また、授業
内でもプレゼンテーションとディスカッションは英語で行う。
オムニバス方式
講義 30時間
実習 60時間
(インターン)
(オムニバス方式 全15回)
(83 中根 智子/8回)
アジア圏を中心とした地域におけるインターンシップに関する部分を担当する。同地域でのインターン
経験を、今後の学修および将来的な活動の中においてどのように活用できるのかを、プレゼンテーショ
ンや議論を通じて検討する。
(70 チャプル ジュリアン/7回)
オセアニア・北米圏・その他英語圏におけるインターンシップに関する部分を担当する。同地域でのイ
ンターン経験を、今後の学修および将来的な活動の中においてどのように活用できるのかを、プレゼン
テーションや議論を通じて検討する。
学
科
専
攻
科
目
SNSを活用した異文化交流実践 この授業は通常と形式が大きく異なる。留学中の学生は学部が独自に開発・運営するSNS「TNGネット」
を活用することで、オンラインで異文化理解を深めるに効果的な課題(アサインメント)を受けて、その結
果をSNS上に英語でレポートする。また、それだけではなく受講生はSNSを通して留学中でしか経験で
きない、実体験に基づいた異文化交流について自主的に発表する事が求められる。開講言語は英
語。
メディア
Study Abroad Project A
本科目は、必修である長期留学における学修内容を更に発展させ、研究したい学生を対象とする。具
体的には留学先での履修科目の再考察を行い、そのプレゼンテーションを課す。学生はプレゼンテー
ションに応じて指導を受け、更に自己が所属する演習や卒業論文にて取り組む研究テーマにどのよう
に留学先での学修を活用するかをまとめて行く。開講言語は英語と日本語を併用する。
Study Abroad Project B
本科目は、「Study Abroad Project A」の発展クラスである。留学先での学修を自己が所属する演習
や卒業論文にて取り組む研究テーマにどのように活用するかをまとめ、そのプレゼンテーションを行う。
クラス内にて講師のみならず受講生同士でもその内容について、議論と助言を行う。開講言語は英語
と日本語を併用する。
なお、「Study Abroad Project A」受講後の受講が望ましいが、履修スケジュールの関係で難しい学
生には「Study Abroad Project B」からの受講も認める。
海外研修
2年次以降に必修とされる長期留学を前に、更に語学能力を向上させたい学生は夏期休暇もしくは春
期休暇の機会を利用し、海外大学での英語インテンシブプログラムに参加する。参加できるプログラム
は担当教員が設定する。参加前にはオリエンテーションとして事前授業を行い、また研修後はレポート
及びプレゼンテーション等を行う事で教育効果の検証と評価を包括的に行う。なお、研修に関しては行
き先に関わらず、グローバル言語としての英語を用いる。
集中
プロジェクト演習
(英文)
This enshu introduces students to global issues and problems such as gender, the
environment, poverty, human rights, peace studies, educational standards and others
taught in rotation by the faculty. It builds on the course material and lectures by
having students work in small groups of four or five. Students choose an area of focus
and do fieldwork related to this area of study, utilizing concepts from the first year
seminars on globalization, communication and ethics as well.
共同
(和訳)
本科目は、さまざまなトピックについて、少人数のグループに分かれて学生ら自身で問いをたて、フィー
ルドワークや文献調査を通じて、議論を行うことを目的としている。一年次の講義科目を通じて得た知
見の深化と、3年次から開始する演習の予備的科目としての位置づけをもつ。演習は英語および日本
語、資料も日本語・英語の双方を利用する。
- 58 -
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅰ
〔44 ブラドリー ウィリアム〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、教育と人類学の分野における文化モデル、実践、理論の考察を中心に行う。演習終
了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進
捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔51 斎藤 文彦〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。国際開発、国際協力、持続可能な社会への移行といった視座から現代世界・地域・国家・社会・
個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼ
ンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔52 瀧本 眞人〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、コミュニケーションを通訳・翻訳という視点から考察することを主目的とし、とりわけ、異
文化間コミュニケーションにおいて通訳者・翻訳者が果たす役割について検討する。演習終了時まで
に、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と
卒業までの成長過程を確認する。
〔58 清水 耕介〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきたコミュニケーション、グローバリゼーション、エシックスの各
領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を特定の観点から深化させ、専
門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。グローバルスタディーズ学科が目
指す教学展開の中で、総仕上げとしての役割を担う。本演習では、主流の国際関係理論を理解すると
ともに、批判的な視点からの検討を行い、具体的な国際問題に対する解決策を考えて行く。演習Iにお
いては、まず主流とされる国際関係理論を取り上げ理解を深めて行く。演習の期間をとおしてポート
フォリオの作成を課し、学生の理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔62 松村 省一〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、日本の外国語教育政策の現状と課題について、現場の教員と学習者、および教育行
政の観点から考察し、今後の方向性について検討する。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提
出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認
する。
学
科
専
攻
科
目
〔70 チャプル ジュリアン〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、英語、教育およびコミュニケーションをキーワードとして、市民社会の視座から現代世
界・地域・国家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・
ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成
長過程を確認する。
〔73 福山 泰子〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、文化遺産の歴史的価値だけでなく、それらが直面する紛争、災害、社会構造の変化
による諸問題を理解し、行政・研究機関・地域社会等による取り組みなどを批判的に検討する。演習終
了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進
捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔76 陳 慶昌〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本科目は、グローバリゼーションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座
から現代世界・地域・国家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リ
サーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業
までの成長過程を確認する。
〔83 中根 智子〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、世界の貧困や不平等、暴力や人権侵害などの人類共通の課題を出発点として、市民
社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了
時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗
度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔200 瀧口 順也〕
本科目は、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それらが交差する諸問題につい
ての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開において、総仕上げ的役割を
担う。本演習は、グローバリゼーションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座
から現代世界・地域・国家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リ
サーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業
までの成長過程を確認する。
- 59 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅱ
〔44 ブラドリー ウィリアム〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、引き続き文化モデルに焦点
を合わせ、インタヴューやアンケートなどの方法も採り入れる。演習終了時には、リサーチ・ペーパーの
提出とそれをもとにしたプレゼンテーションが課される。これらのアウトプットの機会を通して学生の理解
の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔51 斎藤 文彦〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、一・二年生を通じて獲得してきた各領域に関する知識と、それ
らが交差する諸問題についての見識を特定の観点から深化させることを目指す。本学科の教学展開に
おいて、総仕上げ的役割を担う。本演習は、受講生が「演習Ⅰ」で定めた研究計画に沿って、情報収
集・分析・プレゼンテーション・グループ討論などを経つつ、演習終了時には、リサーチ・ペーパーを提
出することを目指す。これらの機会を通して、学生の理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認す
る。
〔52 瀧本 眞人〕
本科目は、演習Ⅰの発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目
指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、コミュニケーションを通訳・翻訳
という視点から考察することを主目的とし、とりわけ、異文化間コミュニケーションにおいて通訳者・翻訳
者が果たす役割について検討する。演習の期間をとおしてポートフォリオの作成を課し、学生の理解度
の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔58 清水 耕介〕
本科目は、一・二・三年生を通じて獲得してきたコミュニケーション、グローバリゼーション、エシックスの
各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を、特定の観点から深化さ
せ、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。グローバルスタディーズ学科
が目指す教学展開の中で、総仕上げとしての役割を担う。本演習は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、主
流の国際関係理論の問題点を批判的な視点から明らかにしていく。演習の期間をとおしてポートフォリ
オの作成を課し、学生の理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔62 松村 省一〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、日本の外国語教育政策の現
状と課題について、現場の教員と学習者、および教育行政の観点から考察し、今後の方向性について
検討する。演習の期間をとおしてポートフォリオの作成を課し、学生の理解度の把握と卒業までの成長
の段階を確認する。
〔70 チャプル ジュリアン〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、英語、教育およびコミュニ
ケーションをキーワードとして、市民社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・個人などを批判的に
検討することをこころみる。演習終了時には、リサーチ・ペーパーを提出することを目指し、これを通して
学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
学
科
専
攻
科
目
〔73 福山 泰子〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、世界の文化遺産の歴史的価
値だけでなく、それらが直面する紛争、災害、環境破壊、社会構造の変化による諸問題を理解し、行政
機関・研究機関・地域・民間団体等による取り組みなどを批判的に検討することをこころみる。演習終了
時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗
度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔76 陳 慶昌〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、グローバリゼーションを歴史
的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国家・社会・個人などを
批判的に検討することをこころみる。演習終了時には、リサーチ・ペーパーを提出することを目指し、こ
れを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔83 中根 智子〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、世界の貧困や不平等、暴力
や人権侵害などの人類共通の課題を出発点として、市民社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・
個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼ
ンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔200 瀧口 順也〕
本科目は、「演習Ⅰ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、グローバリゼーションを歴史
的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国家・社会・個人などを
批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーショ
ンが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
- 60 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅲ
〔44 ブラドリー ウィリアム〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、これまでに得られ
たデータの分析を中心に行い、各自の分析結果を報告させる。演習終了時には、リサーチ・ペーパー
の提出とそれをもとにしたプレゼンテーションが課される。これらのアウトプットの機会を通して、学生の
理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔51 斎藤 文彦〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、「演習Ⅰ」・「演習
Ⅱ」で培った基礎力をさらに発展させることを目的とする。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提
出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認
する。
〔52 瀧本 眞人〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、コミュニケーショ
ンを通訳・翻訳という視点から考察することを主目的とし、とりわけ、異文化間コミュニケーションにおい
て通訳者・翻訳者が果たす役割について検討する。演習の期間をとおしてポートフォリオの作成を課
し、学生の理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔58 清水 耕介〕
本科目は、一・二・三年生を通じて獲得してきたコミュニケーション、グローバリゼーション、エシックスの
各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を、特定の観点から深化さ
せ、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。グローバルスタディーズ学科
が目指す教学展開の中で、総仕上げとしての役割を担う。本演習は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目
であり、学生はそれぞれの関心に基づいて理論・事象を取り上げ、研究を進める。演習の期間をとおし
てポートフォリオの作成を課し、学生の理解度の把握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔62 松村 省一〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、日本の外国語教
育政策の現状と課題について、現場の教員と学習者、および教育行政の観点から考察し、今後の方向
性について検討する。演習の期間をとおしてポートフォリオの作成を課し、学生の理解度の把握と卒業
までの成長の段階を確認する。
学
科
専
攻
科
目
〔70 チャプル ジュリアン〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、英語、教育およ
びコミュニケーションをキーワードとして、市民社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・個人などを
批判的に検討することをこころみる。演習終了時には、リサーチ・ペーパーのアウトライン、参考資料な
どの提出とそれをもとにしたプレゼンテーションが課される。これらの機会を通して、学生の理解度の把
握と卒業までの成長の段階を確認する。
〔73 福山 泰子〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、世界の文化遺産
の歴史的価値だけでなく、それらが直面する紛争、災害、環境破壊、社会構造の変化による諸問題を
理解し、行政機関・研究機関・地域・民間団体等による取り組みなどを批判的に検討することをこころみ
る。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼンテーションが課され、これらを通して学生
の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔76 陳 慶昌〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、グローバリゼー
ションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国家・社
会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプ
レゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔83 中根 智子〕
本科目は、演習Ⅰ・Ⅱの発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を
目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、世界の貧困や不平等、暴力
や人権侵害などの人類共通の課題を出発点として、市民社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・
個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプレゼ
ンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
〔200 瀧口 順也〕
本科目は、「演習Ⅰ」・「演習Ⅱ」の発展科目であり、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知
識の獲得を目指す、本学科の教学展開において総仕上げ的役割を担う。本演習は、グローバリゼー
ションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国家・社
会・個人などを批判的に検討することをこころみる。演習終了時までに、リサーチ・ペーパーの提出とプ
レゼンテーションが課され、これらを通して学生の理解の進捗度合と卒業までの成長過程を確認する。
- 61 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
演習Ⅳ
〔44 ブラドリー ウィリアム〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担う。ここまでに獲
得してきた各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を、特定の観点か
ら深化させ、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。「演習Ⅳ」は演習の
最終段階であるため、卒業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とす
る卒業生の能力に到達したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間に
おける競争意識を高める。
〔51 斎藤 文彦〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担う。ここまでに獲
得してきた各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を、特定の観点か
ら深化させ、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。「演習Ⅳ」は演習の
最終段階であるため、卒業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とす
る卒業生の能力に到達したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間に
おける競争意識を高める。
〔52 瀧本 眞人〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、コミュニケー
ションを通訳・翻訳という視点から考察することを主目的とし、とりわけ、異文化間コミュニケーションにお
いて通訳者・翻訳者が果たす役割について検討する。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒業
時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に到達した
ことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高める。
〔58 清水 耕介〕
本科目は、一・二・三年生を通じて獲得してきたコミュニケーション、グローバリゼーション、エシックスの
各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を、特定の観点から深化さ
せ、専門的であると同時に汎用性の高い総合的な知識の獲得を目指す。グローバルスタディーズ学科
が目指す教学展開の中で、総仕上げとしての役割を担う。本演習は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科
目であり、それぞれの関心に基づく研究を一定の形に仕上げて行く。具体的には卒論やリサーチ・
ペーパーであるが、演習においてはそのための研究発表を行う。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるた
め、卒業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に
到達したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を
高める。
〔62 松村 省一〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、日本の外国
語教育政策の現状と課題について、現場の教員と学習者、および教育行政の観点から考察し、今後の
方向性について検討する。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒業時における学生の理解度と
アウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に到達したことを確認する。また、各ゼ
ミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高める。
〔70 チャプル ジュリアン〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、英語、教育
およびコミュニケーションをキーワードとして、市民社会の視座から現代世界・地域・国家・社会・個人な
どを批判的に検討することをこころみる。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒業時における学
生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に到達したことを確認す
る。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高める。
学
科
専
攻
科
目
〔73 福山 泰子〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、世界の文化
遺産の歴史的価値だけでなく、それらが直面する紛争、災害、環境破壊、社会構造の変化による諸問
題を理解し、行政機関・研究機関・地域社会・民間団体等による取り組みなどを批判的に検討する。
「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行
い、学科が目標とする卒業生の能力に到達したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行
い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高める。
〔76 陳 慶昌〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、グローバリ
ゼーションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国
家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒
業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に到達
したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高め
る。
〔83 中根 智子〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、世界の貧困
や不平等、暴力や人権侵害などの人類共通の課題を出発点として、市民社会の視座から現代世界・
地域・国家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。「演習Ⅳ」は演習の最終段階である
ため、卒業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力
に到達したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識
を高める。
〔200 瀧口 順也〕
本科目は、「演習Ⅰ」~「演習Ⅲ」の発展科目であり、演習全体の総仕上げの役割を担い、グローバリ
ゼーションを歴史的文脈の中から捉え直すことを主目的とし、長期的な視座から現代世界・地域・国
家・社会・個人などを批判的に検討することをこころみる。「演習Ⅳ」は演習の最終段階であるため、卒
業時における学生の理解度とアウトプット能力の確認を行い、学科が目標とする卒業生の能力に到達
したことを確認する。また、各ゼミ間でコンペティションを行い、ゼミ内・ゼミ間における競争意識を高め
る。
卒業論文
卒業論文は大学4年間の研究を通じて獲得してきたコミュニケーション、グローバリゼーション・エシック
スの各領域に関する知識と、それらの領域が交差する諸問題についての見識を特定の観点から英語
または日本語の論文としてまとめるものである。卒業論文を履修する者は、予め演習担当者に、そのト
ピック、内容、資料収集方法、構成等について相談することとし、演習担当者の合意のもとで提出する。
提出された論文は複数の教員による査読を受け、必要に応じて口頭試問を行う。
- 62 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
諸
課
程
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
教職論
学校をめぐる様々な課題や今日の教育改革の中で求められている「教師像」について考察し、教職の
意義、教師の役割・職務内容などへの理解を深め、「教師とは何か」、「教職とは何か」を考える。教師と
しての個人的力量や学校組織・社会とのつながりのなかで教育活動に取り組んでいる教師という仕事
を実態に即してとらえることにより、学生自らが望ましい教師像を描き、教職への意欲を高めていくこと
を支援する。
学校教育社会学
学校教育の構造・機能・意味を社会学的に読み解くことを、講義の到達目標とする。学校文化・組織の
社会学、及び教育問題の社会学の観点から、らせん形に講義内容を編成することで、上述の目標を達
成することができるようにしたい。具体的には「学校教育とは何か」「現代社会と教育」「学校文化・組織」
「いじめ問題」「不登校問題」「教師の多忙」等のテーマを取り扱う。また、あわせて諸外国の事情や対
応についても学んでいく。
教育課程論
すべての教育活動には目的があり、その目的を遂行するには、綿密な計画が必要となる。学校におけ
る教育活動の計画(全体)が、教育課程であるといえる。本講義では、教育課程について生徒の視点で
はなく、教師(指導者)の視点で捉えて解説する。学校現場における教育課程の重要性について認識
し、様々な教育問題への興味・関心を深める。学校現場の状況及び国の政策について学ぶことにより、
今後の教育が目指していくべき方向性について考える。
英語科教育法Ⅰ
言語政策として外国語(英語)教育の更なる充実が強く求められ、長年非効率的と批判にされてきた日
本の英語教育は「使える英語」の育成に向けて本格的に歩み出した。これからの英語教員に求められ
る資質能力は、高い英語運用能力だけでなく、確かな知識と理論に裏づけられた教科指導力、反省的
実践者として日々意欲的に授業に取り組む姿勢が一層重要となる。本授業は各種教授法、4技能の指
導法、テスト評価など教育実践につながる理論に考察を加え、教科指導力の基盤を養うことを目的と
し、実際の授業に必要な教材分析、授業構成、模擬授業に繋がるより実践的な力を養いたい。
英語科教育法Ⅱ
言語政策として外国語(英語)教育の更なる充実が強く求められ、長年非効率的と批判にされてきた日
本の英語教育は「使える英語」の育成に向けて本格的に歩み出した。これからの英語教員に求められ
る資質能力は、高い英語運用能力だけでなく、確かな知識と理論に裏づけられた教科指導力、反省的
実践者として日々意欲的に授業に取り組む姿勢が一層重要となる。本授業は、英語科教育の実践に
おいて必要とされる基本的な知識や指導力を身につけることを目的とし、英語教育に関する理論的側
面の理解を踏まえて、授業案の作成と模擬授業を中心に授業を展開する。
英語科教育研究A
「外国語」として英語を学ぶ者にとって、言語形式(正確さ)を身に付けることは、学習のスピードを速
め、高い言語能力を身に付ける基礎となり、自然習得にはない強みがある。特に、日本の外国語学習
のコンテクストでは、文法指導のあり方を再考する必要がある。本講義は、英語教員になるために、まず
文法学習の意義を再考し、伝達能力の育成を目的とした文法の基礎的知識をきちんと身に付けること
を目的とする。さらに、教える側にたって、各文法項目を「いかに有意味なコンテクストで教えるか」とい
うことについても学びたい。
英語科教育研究B
本授業は、英語学習の意義と目的、諸外国の英語教育政策、学習指導要領、早期英語教育などを概
観した上で、コミュニケーション能力の育成に関連する言語学・言語習得理論等などについて理論的
に考察を加え、教科指導の確かな知識基盤と外国語学習への新たな視座を養うことを目的とする。ま
た、外国語を学ぶことの背景にある理論的な枠組みについて理解し、さらに「教えること」が「学ぶこと」
でもあることも発見したい。
道徳教育指導法
道徳の時間を指導する教員としての力量を付けることを大きなねらいとし、「道徳の時間」における指導
の方法、資料の発掘と活用、ねらいの絞り方、授業展開の工夫等について、できるだけ教育現場での
実践を教材にしながら講義を進める予定である。同時に、実際に「道徳の時間」の指導案を作成し模擬
授業をおこなうことで、実践的な指導力を付けてほしいと願っている。
特別活動論
学校教育の中での特別活動の意義を考察し、自主的集団活動のあり方について論及する。また、小・
中・高等学校における学級活動(ホームルーム活動)、クラブ活動、児童会(生徒会)活動、学校行事の
具体例から、個を活かし集団を高める特別活動指導の方法に関して考察する。さらに、特別活動に関
わる学校現場の実践例をテーマとしたフィールドワーク(グループ単位)の実施により、児童・生徒への
具体的な指導・支援のあり方を探る。
教育の方法と技術
学校教育は、板書を中心とした従来型の授業が中心ではあるが、視聴覚メディアを活用した授業も各
地で実践されている。この授業では、まず授業の設計方法について概観した後、視聴覚メディアを活用
した教育方法について講義する。主な内容は、「授業の設計方法について概観し指導案の作成」「各
種メディアやICT機器の特性について考察し授業での活用方法について学ぶ」「教育におけるメディ
ア・リテラシーの重要性について学ぶ」「プレゼンテーションの理論・技法について学び教育への応用
を考える」「教育現場で著作権に配慮することの重要性について学ぶ」
生徒指導論(進路指導を含む) 本講義では、まず生徒指導の本質的な意義や役割を明確にした上で、最近の学校現場で起こってい
るいじめ、不登校、学級崩壊等の様々な問題例を通してその原因・背景・対処について実証的な考察
を加え、さらにガイダンス機能の充実のための進路指導について触れる。そして教員には個人あるいは
組織の一員としてどのような資質や能力や役割が求められているか理解したい。教員に求められる資
質・能力・役割について理解するとともに、教育への積極的な姿勢を養うこととする。
学校カウンセリング論
現在の児童・生徒や保護者に対する教育には、教師の人間性に豊かさや、柔軟な姿勢、援助法を身
につけておかなければ、学校で起こる様々な問題に対応できない。その際、心理的な援助を行うため
の知識が必須であり、カウンセリング的対応の経験を積み重ねることが必要である。また、教師として、
教師間の連携や他職種や他機関との連携を行うためには、スクールカウンセラーとの連携のあり方や、
カウンセリングの考え方を理解することが必要である。教育活動における心理的・カウンセリング的な基
礎的態度と具体的な対応のあり方について理解を深めていく。
教育実習指導Ⅰ
教育実習は教員養成課程の総仕上げとしての位置付けを持つ。実習生にとっては生涯忘れ得ぬ感動
を得る機会である。同時に、実習校及び実習校の生徒にとっても絶対に有意義なものでなければなら
ない。そのために、実習生は教師として必要な最低限の見識と能力を備えている必要がある。3年次ま
でに修得した教職課程に関連する科目を基盤として、教師として必要な責任の自覚を促し、教育実習
に関する実務的内容を教授するのが目的である。
- 63 -
備考
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
諸
課
程
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
教育実習指導ⅡA
中学校免許状取得希望者と中・高両免許状取得希望者とを対象にした講義で、「教育実習」に参加す
ることが中心となる。「中学校(もしくは高等学校)での3週間実習」が原則である。教育実習は教師とし
ての在り方を実践的に学ぶ場である。たとえ教育実習生とはいえ、教壇に立つ以上は指導者としての
責任が求められるので、常に学問的に探究する姿勢を貫きながら、同時に生徒の発達の援助者として
の真摯な取組を期待したい。なお、実習前に直前指導、実習後に事後指導として個人面談を行う。
教育実習指導ⅡB
高等学校免許状のみの取得希望者を対象とした講義で、「高校での教育実習」に参加することが中心
となる。「高等学校での2週間実習」が原則である。教育実習は教師としての在り方を実践的に学ぶ場
である。たとえ教育実習生とはいえ、教壇に立つ以上は指導者としての責任が求められるので、常に学
問的に探究する姿勢を貫きながら、同時に生徒の発達の援助者としての真摯な取組を期待したい。な
お、実習前に直前指導、実習後に事後指導として個人面談を行う。
教職実践演習(中・高)
本授業は教職課程科目の履修や教職課程外での様々な活動を通じて身に付けた資質能力が、教員
として最小限必要な資質能力として有機的に統合・形成されたかについて最終的に確認することを目
的とする。この意味で、全学年を通じた総仕上げとしての位置付けを持つ。テーマとしては、本科目の
趣旨を踏まえ、教員として求められる①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対
人関係能力に関する事項、③生徒理解や学級経営等に関する事項、④教科内容等の指導力に関す
る4つの事項を中心に展開する。
介護等体験
今日、障がい者や高齢者等に対する介護、介助、これらの人々との交流等を行うことは、人として生きる
権利を尊重しつつ、社会の一員として生活することを自覚できる人間形成をめざす教育に携わろうとす
る教職希望者にとって、欠かすことのできない社会的体験である。
「介護等体験」では、特別支援(盲・聾・養護)学校や社会福祉施設での多様な体験の中で、ボランティ
ア意識をより高めるとともに、是非その後の広範な社会的活動の実践につなげてほしいと考えている。
教職コンピュータ基礎
社会の情報化が進むなかで、教育現場においても情報化が進んでいる。また、生徒は情報化社会で
育ってきており、教員よりも情報機器に慣れていることが多い。こうしたことを背景として、教育に携わる
ためには、最低限の知識と技術を身につけることが重要になっている。この科目では、上記の目標を達
成するために、情報機器の操作を身につけることが目的であるが、単に「操作できる」ことにとどまらず、
コンピュータをきちんと理解して、それを活用するという「正しい使い方」を身につけることを目標とする。
体育実技
スポーツの技能向上をめざして1)スポーツの独自の面白さを認識する、2)スポーツ技能を系統的に獲
得する、3)スポーツ技術と自己の体格・体力との関係性について理解する、4)グループ活動の方法を
実践し理解することの重要性を学ぶ。「できること」と「わかること」との統一をめざし、言語による教授-
学習がいかに重要かを理解できるようになるための方法論を一緒に考えていく。スポーツが「できる」こ
とと「わかる」の関係性を理解し、自主的主体的にスポーツに参加できる態度を身につけることを到達目
標とする。
真宗学概論
浄土真宗の開祖である親鸞の思想を中心に、真宗の基本的知識を学ぶ。
真宗の学び方、調べ方を含め、これから真宗を学んでいくにあたっての基礎力が身につくように講義を
進める。本願寺派の教師資格に求められる真宗教義の基本構造について理解できるようにする。
仏教学概論
仏教は、釈尊が説いた教え(煩悩から脱して真理を覚って仏となり教えを説き始める)である。釈尊の教
化以来2500年余、時代の推移による社会の変化は大きいものの人の世の苦悩は基本的に変化はな
い。仏の教えとその変遷を概観しつつ基本的な仏教の教えを学ぶ。それと共に私たち個々人にとって
の仏教とは何なのか、さらに現代における仏教の意義を考察する。
真宗教団史
いかにすぐれた思想、教えであっても、それを受け継ぎ、伝えるものがいなければ歴史の中に埋没して
しまう。親鸞の思想は、その子孫、門弟によって受け継がれ、現在にいたる。
本講義は、親鸞の思想がいかに受け継がれてきたかを学ぶことを目的とする。特に廟所から寺院化へ
の歴史、三代宗主覚如、八代宗主蓮如などについて学ぶ。なお、「本願寺派教師資格課程」科目の一
つであるため、浄土真宗本願寺派の立場からの歴史観から講義を進める。
勤式
浄土真宗本願寺派僧侶として、寺院活動を進める上で必須の一つが勤式である。本講義では寺院に
おける日常勤行・法要儀式の荘厳・作法等の実演指導、及び住職として必要な基本姿勢を身につける
ことを重点的に学習する。また、年間の講義を通して勤式の意義についても考えていく。
備考
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(116 大八木 正雄/11回)
正信偈の出拠や歴史等、御文章、音楽理論について説明する。
(177 土岐 好道/11回)
荘厳、仏事勤行、争議規範、読経作法等の実演指導を行う。
(120 熊本 義秀/8回)
正信偈の和讃・念仏・回向、初夜礼讃、作法と衣体等について説明する。
宗門法規
本講義は、浄土真宗本願寺派という宗教団体はどのような目的をもち、どのような組織で活動を展開し
ているのか等を、宗門法規や国が定める宗教法人法に基づき説明する。
浄土真宗本願寺派教師資格の取得によって、住職や布教使就任の途が開かれる。そのため、より重要
な責務を全うするに必要な宗門法規の内容と宗門の機構について理解を深めることを目的とする。
- 64 -
集中
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
備考
教化法
前期では、宗教的な問いについて、自ら考え、考えたことを自らの言葉で表現することを目的とする。ま
た、後期からは、具体的な法話実演などを通して、布教伝道の実践力を養うことを目的とする。布教伝
道の理論的側面と、実践的側面の具体的な課題について口述とグループでの対話を通じて学ぶ。
オムニバス方式
(オムニバス方式/30回)
(193 竹本 了悟/15回)
宗教とは何か、浄土真宗とは何かを概観した後、社会における宗教の担う役割について説明する。ま
た、布教に伴い、教えを他者に語ることについても説明する。
(122 季平 博昭/6回)
宗門の教化伝道について、①同胞運動、②門信徒会運動、③宗門の組織教化、④話し合い法座の実
習をテーマに講義を進める。
(195 赤井 智顕/9回)
教化伝道の実践について、①法話布教の理論、②法話布教の作法、③法話布教の実演と相互研鑽の
3本柱で講義を進める。
諸
課
程
科
目
博物館概論
本科目は、博物館とはどのような社会的役割を担い、今日どのような活動をしているのかを講義する。
博物館の存立する根拠は「博物館法」によるところが多いが、このことをふまえて、博物館の歴史、博物
館の形態、博物館の組織、博物館の建物、博物館の機能(研究機関、教育機関、保存機関)、学芸員
の仕事、博物館と社会との関係などを講義し、学芸員の基礎的知識の習得を目指す。また、資料(文
化財)に関する基本的な様々な考え方を紹介し資料について思弁的な態度を涵養することを目指す。
博物館教育論
今日、社会の国際化、高度情報化、それにともなう人々の学習欲求の多様化・高度化に対応するた
め、博物館は従来の機能に加え、社会教育機関としてさらに積極的な役割を果たすことが期待されて
いる。既存の組織体制や存在価値の枠組みを超えた社会との連携が望まれ、そのコミュニケーションと
なる博物館教育・教育普及活動がより重要となっている。教育的機能は、今後、より中核的な機能とし
て位置付けられ、学芸員は新たな資力と見識が必要とされている。本科目では、博物館の「教育的使
命」の重要性を認識し、博物館教育の基本的な理念と意義を概観する。次いで博物館における学習の
特性、関連する諸学習理論を理解し、目的や対象にあった教育活動の具体的方法の基礎を学ぶ。ま
た、日本や欧米の具体例を参考に、実践への応用・展開を考察する。博物館が学校教育と連携する意
義を認識し、よりよい連携を模索する。教育普及活動を通し、博物館は社会のニーズにいかに応えるこ
とができるのか~双方向性あるコミュニケーションのあり方を考える。また大学博物館(龍谷ミュージア
ム)について広義の教育的役割を考察する。
博物館経営論
博物館施設が一般市民にとって身近な存在となっている現在、それぞれの施設が存立するための理
念はどのようにして定められているのか、そしてその理念に基づいて、具体的にどのように管理・運営さ
れているのかを学ぶ。そのために、博物館施設の経営のあり方、運営組織、管理体制、運営予算を学
び、その上で実際に龍谷ミュージアムではどのように管理・運営がなされているかを知る。限られた予算
の中で、学芸員はいかに日々の業務をこなし、展覧会計画を立て、予算執行を行っているのかを知り、
また入館者へのサービス、展覧会の増収に向けてどのように努力すべきかを考察する。また一方で、博
物館施設と地域の連携、大学間の横の繋がり、施設間のネットワークの構築について学ぶ。
博物館資料保存論
博物館資料保存論では、わが国における文化財資料の保存に関する歴史をはじめとして、状態調査
や修理修復、梱包や輸送といった資料の保全、次に資料の保存環境に関連する事象―劣化要因とな
る温湿度、光、振動、衝撃などによる物理的な要因、大気汚染や室内汚染などの空気汚染がもたらす
化学的な要因、さらにカビや害虫による生物的な要因に対する対策―、地震や火災、津波などを被っ
た被災文化財に対する活動、エコミュージアムなどの環境保護につながる博物館の取り組みをそれぞ
れ取り上げながら、博物館における資料保存の意義を学ぶ。
オムニバス方式
(オムニバス形式/全15回)
(27 北村 高/5回)
歴史学および考古学系の文化財資料保存、修復等について講義する。
(65 横田 岳人/5回)
自然科学系および環境系の資料保存について講義する。
(73 福山 泰子/5回)
美術系の資料保存について講義する。
博物館資料論
現在、博物館は多様化している。人類の文明や文化の軌跡を保存するための博物館は、考古学系、
民俗(民族)学系、歴史学系、自然科学系、環境学系、そして芸術学系などに細分化している。博物館
における資料も多岐におよび、新しい博物館のあり方を考えるとその範囲も広がる。本講では、博物館
の「資料」とは何かという基本的な問題を法令に基づいて明らかにし、博物館資料の研究活動とその具
体的事例について講義する。
(オムニバス形式/15回)
(27 北村 高/5回)
歴史学および考古学系の資料の取り扱いについて講義する。
(40 遊麿 正秀/5回)
自然科学系および環境系の資料の取り扱いについて講義する。
(73 福山 泰子/5回)
美術系の資料の取り扱いについて講義する。
博物館情報・メディア論
この授業では、博物館における情報・メディアの意義、情報・メディアの理論、知的財産などについて説
明を行い、博物館における情報の発信と活用の方法について理解を深めるための学習を行う。受講生
は、博物館に関するテーマについて、各自素材収集および資料作成を行い、情報・メディアを活用した
プレゼンテーションを行う。
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オムニバス方式
授
業
科
目
の
概
要
(国際学部 グローバルスタディーズ学科)
科目
区分
諸
課
程
科
目
授業科目の名称
講 義 等 の 内 容
博物館展示論
本科目は、博物館における情報の意義と活用方法及び情報発信の課題等について理解し、博物館の
情報の提供と活用等に関する基礎的能力を養うことをねらいとする。博物館活動における展示の役割
および意義、歴史や手法、展示資材、展覧会開催までの業務の流れなど、展示に関わる基礎知識を
習得する。
生涯学習概論
本科目は、これからの社会での生涯学習(生涯教育)とは何か、ユネスコの生涯教育理念とは、人々が
生涯にわたって学習する意味、国や自治体が進める生涯学習振興策、民間教育事業者やNPOが進
める生涯学習事業など、そしてその生涯学習を進める中核的な役割を果たす社会教育について、社
会教育の意義や役割そして社会教育施設(公民館・図書館・博物館ほか)が住民の学習活動を支援す
るためにこれまで取り組んできた活動とこれから果たすべき役割、社会教育指導者などについて説明を
行い、わが国における生涯学習についての理解を深めるための学習を行う。
博物館実習
本科目は、国内外の博物館における諸活動の事例や課題を紹介しつつ、実際にカード作りや資料の
取扱い、そして展示技術などを習得するなど、必用な理念や基礎的な技術の習得を図る。また、学内
実習や施設見学などから諸館園の実態や業務への理解を深めるなど、社会に対応できる学芸員の養
成に資することを目標とする。
(オムニバス方式/全30回)
(94 宇治谷 恵/15回)
生涯学習時代の到来など、博物館をめぐる状況が変化するなかで、博物館にかかわる活動自体も変
貌せざるをえない。博物館活動は、博物館資料とともに、それを整理および取り扱う技術や展示技術な
どの多様な活用技術があって、初めて確立される。その目的は博物館だけのものではなく、博物館を
活用する利用者の立場のものでなくてはならない。そのためには、博物館の中心である学芸員には、
資料の整理方法や保存技術、学習プログラムの作成、そして情報処理などの現代博物館の課題であ
る先進的な技術の習得が求められている。
(13 徐 光輝/4回)
近距離見学として、奈良の博物館・美術館を見学し、多種多様な博物館業務や博物館運営の一端を
学ぶ。また、実技演習として拓本・実測の実習を行う。
(2 サルズ ジョナ/3回)
劇場を使用し、ライティングや音響効果について実習を行う。
(12 三谷 真澄/4回)
近距離見学として、京都の博物館・美術館を見学し、多種多様な博物館業務や博物館運営の一端を
学ぶ。また、夏期博物館館務実習に向けた事前指導を行う。
(73 福山 泰子/4回)
龍谷ミュージアムにおいて、撮影実習および巻物等資料の取り扱いについて実習を行う。また、遠距離
見学として関西圏以外の都市の美術館を見学する。
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備考
オムニバス方式
講義 30時間
実習 30時間