第65期株主通信(PDF 3358KB)

株 主 の 皆 さまへ
第
65 期 2014 年 11 月期のご報告
2013 年 12 月 1 日〜 2014 年 11 月 30 日
目次 01▶ごあいさつ 03 ▶特集 05▶事業ハイライト 07▶連結財務ハイライト 09▶CSRトピックス/ PR 活動のご紹介 10▶コーポレートデータ
東京証券取引所市場第一部
証券コード:8923
シンガポール証券取引所メインボード 証券コード:S2D
ごあいさつ
大幅な増収増益に加え、増配を達成しました
代表取締役社長
トーセイの
株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜
中長期ビジョンとして売上高1,000億円構想を掲
り、厚く御礼申し上げます。
げ、どのような市場環境の変化にも耐えうる磐石
トーセイグループが属する不動産業界は、アベ
な経営体制の構築を目標としております。2017
ノミクスの各種経済政策や日銀の大胆な金融緩和
年をこの「6年後のありたい姿」に向けた中間点と
などを受け、緩やかな景況感の改善を背景に回復
位置づけ、着実な成長に向けて取り組みを進めて
が進んでいます。
まいります。
このような事業環境のなか、当社グループは、
当社は株主の皆さまへの安定的な配当を経営の
3ヵ年の中期経営計画「Next Stage 2014」の最
重要課題のひとつと認識しております。当期の配当
終年度を終了しました。この3ヵ年で売上高・利益
につきましては、2014年11月期において期初計画
ともに大きく拡大し、多大なる成果を上げること
を大きく上回る増収増益を果たしたこと、また、経
ができたと考えています。
営環境や今後の事業計画を総合的に勘案した結果、
そして、次の新しい3ヵ年計画として、2015年
前期より4円増の1株当たり12円とさせていただき
11月期より新中期経営計画「Advancing Together
ました。
2017」をスタートいたしました。東京五輪が開催
今後も当社グループはさらなる企業価値向上を
される2020年において日本経済は新たな節目を
目指し、一丸となって事業活動にまい進していく
迎え、社会や事業環境は大きく変化するものと思
所存です。今後とも、より一層のご支援を賜りま
われます。当社グループは、2020年度に向けた
すようお願い申し上げます。
6つの事業
不動産流動化事業
不動産開発事業
不動産賃貸事業
中古の不動産を取得し、バリューアップを施した
後に「再生不動産」として一棟ごとに販売する事業
です。また、中古の賃貸マンションを再生して分譲
販売するRestyling事業※も行っています。
開発用の用地を取得し、エリアやニーズの特性に
合わせて、オフィスビル・マンション・戸建住宅・商業
施設などの新築開発を行い販売する事業です。
利便性の高い東京都区部を中心に、グループが所有
するオフィスビルやマンションなどを賃貸し、安定的な
収入を得る事業です。
※Restyling(リスタイリング)事業とは、賃貸マンションを一棟で取得し、専有部分のほか外観や共用部分にもさまざまなバリューアップを施し、空室から分譲販売するビジネスモデルです。
01
トーセイ・リート投資法人が上場しました
前中期経営計画「Next Stage 2014」の振り返り
グローバル市場を視野に入れながら、既存6事業の拡充と成長を推進
当社の 100%子会社であるトーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社が
事業規模の拡大を達成
売上高
倍増
資産運用を受託するトーセイ・リート投資法人(以下、本投資法人)が、2014 年
11 月 27 日に東京証券取引所の不動産投資信託市場( J-REIT)に上場いたし
当期利益
資産合計
3.9倍
499億円
1.3倍
28.7億円
資本合計
ました。
1.3倍
808億円
当社は厳格なガバナンス体制
327億円
のもと、本投資法人の持続的な
成長を推進すべく、スポンサー
605億円
253億円
2011.11 2014.11
2011.11 2014.11
サポートを行ってまいります。
247億円
7.4億円
2011.11 2014.11
2011.11 2014.11
投資法人の概要
注力テーマと 3 年間の取り組みの成果
247
7.4
605
253
エンドユーザー向け
• 戸建住宅の開発を強化し、
首都圏郊外における大型開発や
499
28.7
808
327
商品の拡大
都心型 3 階建などメニューを拡充
投資市場向け商品の
投資再開模索
• 市況回復を追い風に取得・販売を急拡大し、都心立地の中
規模オフィス・マンションのほか、首都圏郊外駅前立地の
高収益物件取得を推進
• 当社グループ初となる海外拠点「Tosei Singapore Pte. Ltd.」
を設立
海外展開の推進
トーセイ・リート投資法人
(証券コード:3451)
• 国際的な商業用不動産のブローカレッジ組織「 NAI Global」
に加盟し、
「NAI・トーセイ・JAPAN(株)
」を設立
• シンガポール証券取引所に上場
● 所在地
東京都港区虎ノ門四丁目 2 番 3 号
●
設立
2014 年 9 月 4 日
● 代表者名
執行役員 黒山 久章
● 資産運用会社
トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社
● HP
http://www.tosei-reit.co.jp/
<投資物件例> 多摩センタートーセイビル
不動産ファンド・コンサルティング事業
不動産管理事業
オルタナティブインベストメント事業
不動産ファンドが保有する不動産において、多様な
投資家のニーズに合う不動産の売買、賃貸の稼働率
向上、その他アドバイスなど、アセットマネジメント
業務を行う事業です。なお、事業法人に対する不動
産のコンサルティングや仲介なども行っています。
トーセイ・コミュニティ(株)による、マンションや
オフィスビルなどの管理・清掃・改修工事の請負など、
総合的なプロパティマネジメントを行う事業です。
トーセイ・リバイバル・インベストメント(株)による、
不動産担保付債権投資や不動産保有会社の M&A
などを行う事業です。
02
特集
新中期経営計画
(2015年11月期~2017年11月期)
Advancing Together 2017
〜トーセイはあらゆるステークホルダーの皆さまを大切にし、
皆さまの期待に応える企業として持続的な成長・発展を目指します〜
基本方針
重点戦略
既存事業の拡大と、長期に競争優位性を維持できる組織づくり、高品質
経営を通じて、さらなる企業価値向上を目指します
成長ドライバーの
強化
成長戦略
既存事業の拡大と周辺事業領域の検討
最適ガバナンスと
効率的組織運営
体制の構築
2015年 11 月期業績予想〈IFRS〉
2015年11月期は、新中期経営計画「Advancing Together
人材育成と
従業員満足度の
向上
●経営基盤強化に向けて、安定収益(賃貸事業収入・
ファンド事業収入・管理事業収入)の拡大を目指す
周辺事業領域への
進出・収益化
●前中計で整備したグローバル基盤(Tosei Singapore
Pte. Ltd.、NAI・トーセイ・JAPAN(株)
)を活用し、
海外マネーの誘致やアジアにおける不動産投資を
推進する
(単位:億円)
(単位:億円)
499
します。
564
247
※2013年11月期より国際会計基準(IFRS)を適用し、本資料は過去
数値を含め、すべてIFRSベースで記載しています。
241
03
28
22
7
2011.11
2012.11
Next Stage 2014
2012.11~2014.11
2013.11
60
55
39
350
7.9%増)
、当期利益32.5億円(同13.4%増)と、3期連続の
増収増益を目指します。
営業利益
当期利益
売上高
2017」の初年度として、さらなる成長に向けてまい進いた
売上高564億円(前期比12.9%増)
、営業利益60億円(同
●需要が堅調な住宅の供給拡大を目指す
安定3事業の
強化
経営基盤の強化
顧客満足度の
向上と
ブランド確立
●市況の回復によって取引が活性化している収益オ
フィスやマンションの仕入・販売を拡大する
2014.11
2015.11(予想)
Advancing Together 2017
2015.11~2017.11
2011.11
14
2012.11
Next Stage 2014
2012.11~2014.11
20
2013.11
28
2014.11
32
2015.11(予想)
Advancing Together 2017
2015.11~2017.11
2015年11月期の取り組み
グローバル事業の推進
仕入活動の強化
意欲的に仕入を拡大
トーセイグループでは、将来の収益の源泉となる収益不動産・開発用地の仕入を積極的に進めています。2014年
11月期は前期比1.5倍となる490億円相当(売上想定換算)の物件を取得しました。2015年11月期はさらに
拡大し、600億円相当の仕入を目標としています。
当社ならではの目利き力とバリューアップ力を活かし、
優良不動産の取得を進めてまいります。
年間仕入額の推移(売上想定換算)
(単位:億円)
■オフィス・店舗
■マンション
■戸建用地
■その他
東陽町トーセイビル
地球に優しいエコ改修
に加え、働く人の快適
性や安全性を向上させ
るバリューアップを実
施予定
202
138
11
91
68
600
490
319
285
98
90
84
69
98
49
44
36
13
2011.11 2012.11 2013.11 2014.11 2015.11
予想
THE パームスコート柏初石
●当社グループ最大級の95区画大型開発
●東武野田線「初石」駅徒歩8分
つくばエクスプレス「流山おおたかの森」1駅2分
●豊かなコミュニティ形成に寄与する“道”を中心とした街づくり
●お客さまの多様なライフスタイルに合わせた5つのプランコン
セプトを用意
●四季折々の変化を楽しめる豊富な植栽
(ウォークインクローゼット+カウンター)
⇒シ ンガポール、台湾、韓国など
の個人・機関投資家へ日本の不
動産を紹介
アウトバウンド
日本から出て
海外で投資する
⇒Tosei Singapore Pte. Ltd.を
拠点に、ASEAN諸国での不動
産投資を開始
⇒SGX上場によるアドバンテージ
を活用(認知や信頼)
成長市場である ASEAN諸国での投資機会を
模索し、初弾案件としてマレーシア不動産への
投資を開始
マレーシア不動産の特徴は、アジア諸国
のなかでも珍しく外国人でも所有権を
取得できることや不動産情報の透明性
が比較的高いこと、海外投資の誘致に
積極的であることなどが挙げられます。
2014年11月期より販売開始。現在第1期販売中
⑤ミセスカウンターのある家
⇒アジアマネーを日本の不動産投
資へ誘致
⇒ファンド組成に向けた営業活動
109
–戸建物件のご紹介–
個性的なプランコンセプト
インバウンド投資
海外の投資マネーを
日本に呼び込む
住宅供給の拡大
①吹き抜けのある家 ②大型収納のある家 ③テラスバルコニーのある家 ④スイートルームのある家
前中計で整備したグローバルな基盤を
さらに強化し、収益機会創出に向けて
有効に活用していきます。
(イメージ)
トーセイの住宅ブランド「THEパームス」シリーズは、“手のひら
(英語でPalm)”という言葉から“手づくり” “手の温もり”などの
意味を込めて作られた名称です。
私たちは住まいづくりにおいて、一つひとつのプランを丁寧に
考え、魅力的な商品を提供できるよう努めています!
Mont Kiara Aman(ユニット契約済)
04
事業ハイライト(2014年 11月期)
当期のポイント
当期における売上高は499.8億円(前期比42.5%増)
、営業利益は55.6億円(前期比42.1%増)
、当期利益は28.7億円(前期比43.2%増)となりました。2014年11月の
トーセイ・リート投資法人の上場に伴って棚卸資産を譲渡したことや仕入加速に伴い賃貸収入が増加したことなどにより、大幅な増収増益を達成しました。
不動産流動化事業
売上高
前期比
売上高構成比
347.4 億円
213.1% 増
営業利益
前期比
69.5%
33.3 億円
138.1% 増
不動産開発事業
売上高
前期比
売上高構成比
61.1 億円
62.6% 減
営業利益
前期比
12.2%
4.3 億円
70.1% 減
◆ 一棟売買は、
‌
収益オフィスビル、マンションを31棟、その他土地で4区画、
計35物件を販売
◆ 分譲マンション
‌
「THEパームス日本橋小伝馬町ヴィサージュ」を完売
◆ Restylingは10物件で計58戸を販売
‌
◆ 戸建住宅は11プロジェクトで計80戸を販売
‌
不動産流動化事業の売上高は347.4億円、営業利益は33.3億円となりました。
主力の一棟売買では「稲毛海岸ビル」や「月光町アパートメント」
、
「上野竹内ビル」
など35物件で327.0億円を販売し、Restylingでは58戸で20.3億円を販売い
たしました。なお、一棟売買の収益オフィスやマンションの仕入活動にも注力し
ており、これまでの取得対象であった東京23区に加え、
「多摩センタートーセイ
ビル」や「SEA SCAPE千葉みなと」など、郊外駅前立地の優良収益物件の仕入も
積極的に行いました。その結果、オフィスビル15棟、マンション11棟、土地等
5件の計31物件※を取得いたしました。※固定資産1棟を含みます。
不動産開発事業の売上高は61.1億円、営業利益は4.3億円となりました。分譲
マンションは「THEパームス日本橋小伝馬町ヴィサージュ」(全33戸)を販売し、
完売いたしました(16億円)
。戸建住宅は「パームスコート世田谷岡本」や「パー
ムスコート奥沢一丁目」など11プロジェクトから80戸、44億円を販売しま
した。仕入活動では需要が堅調な戸建住宅を中心に進めており、戸建住宅用地を
9プロジェクト、店舗開発用地を1件取得いたしました。
稲毛海岸ビル
月光町アパートメント
上野竹内ビル
05
パームスコート奥沢一丁目
THEパームス日本橋小伝馬町ヴィサージュ
※各事業セグメントの売上高および営業利益には、セグメント間取引が含まれています。
不動産ファンド・コンサルティング事業
売上高
前期比
9.5 億円
32.5% 減
売上高構成比
営業利益
前期比
1.9%
不動産賃貸事業
1.7 億円
売上高
前期比
73.9% 減
◆ 受託資産残高は、
‌
トーセイ・リート投資法人のアセットマネジメント(AM)
受託や企業不動産コンサルティング(CRE)受託を含め3,006億円に
不動産ファンド・コンサルティング事業は、売上高9.5億円、営業利益1.7億円と
なり、大型案件の売買に係る仲介手数料が計上された前期と比べ減収減益とな
りました。一方、アセットマネジメント受託資産残高は3,006億円と前期末比
526億円の増加となりました。不動産市況の回復を受けて物件売却が進んだ
一方で、トーセイ・リート投資法人よりアセットマネジメントを受託するなど
新規受託に努め、AM及び CREの新規受託による増加は1,308億円※、物件売却
による減少は783億円となりました。
2,641
2,091
231
2,859
691
3,113
857
166
アセットマネジメント受託資産残高の推移
1,925
3,006
2,167
2,255
前期比
24.1 億円
51.8% 増
◆ 流動化事業の仕入加速に伴い賃料収入が増加
‌
不動産管理事業
売上高
前期比
34.5 億円
2.3% 減
売上高構成比
営業利益
前期比
6.9%
2.2 億円
84.1% 増
◆ ビル351棟、
‌
マンション193棟、計544棟の物件を管理
◆ 大型物流倉庫などの新規業務受託や利益率改善に努め、
‌
安定的な
収益を確保
2,480
986
2,410
(単位:億円)
55.7% 増
営業利益
8.4%
◆ 賃貸収入が得られる物件を51棟保有
‌
(内訳:オフィス・商業ビル27棟、マンション20棟、その他4棟)
◆ 物件売却等に係る手数料収入等が売上に寄与
‌
※CRE受託案件で、対象不動産の資産評価が入手
できていなかったものにつき、今般資産評価の
開示を受けたため842億円を CRE受託残高と
して新たにカウントしています。
42.1 億円
売上高構成比
1,701
174
注)グ
ラフの紫色部分は、CRE受託案件の残高を表示して
1,493
1,130
います。当社において CRE受託は、
「企業価値最大化
を目指して長期的・全社的な経営戦略の視点に立ち、
企業不動産を最適かつ効率的に運用する方針・技術」
2009.11 2010.11 2011.11 2012.11 2013.11 2014.11
に関して、不動産のプロフェッショナルの観点で総合
的なコンサルティングを行うことと定義しています。
■私募ファンド AM ■REIT AM ■CRE
オルタナティブインベストメント事業
売上高
前期比
10.7 億円
145.0% 増
売上高構成比
営業利益
前期比
2.2%
2.1 億円
193.0% 増
◆ 代物弁済にて取得した物件の売却や仲介手数料等により大幅に
‌
売上を伸長
06
連結財務ハイライト(2014年 11月期)
●包括利益計算書(損益計算書)
売上高
前期比
499.8 億円
42.5% 増
税引前利益
前期比
46.6 億円
44.7% 増
●経営指標
55.6 億円
営業利益
前期比
42.1% 増
28.7 億円
当期利益
前期比
43.2% 増
●売上高の推移
600
500
400
3.0
5.7
7.1
9.2
資産合計税引前利益率(ROA)
(%)
2.4
3.5
4.7
6.1
1,620
3,207
43
59
55,397 58,103
623
677
基本的1株当たり当期利益(EPS)
(円)※
1株当たり親会社所有者帰属持分
(BPS)
(円)※
※当 社は、2013年7月1日を効力発生日として1株につき100株の割合で株式分割を行っており、
2011年11月期および2012年11月期のEPSとBPSは、分割前の株数によって計算されています。
■ 営業利益 ■税引前利益 ■ 当期利益
(単位:億円)
60
55
46
40
39
350
300
200
100
0
52
25
40
30
347
110
241
20
59
120
1
2011.11
25
35
7
8
2012.11
27
35
61
14
4
2013.11
42
22
22
34
10
9
10
2014.11
0
28
20
14
7
2011.11
※各事業セグメントの売上高にはセグメント間取引が含まれており、売上高合計はセグメント間取引消去後の数値を記載しています。
※2013年11月期より国際会計基準(IFRS)を適用し、本資料は過去数値を含め、すべてIFRSベースで記載しています。
07
32
28
15
163
112
12
2014.11
親会社所有者帰属持分当期利益率
(ROE)
(%)
50
499
247
2012.11 2013.11
●利益の推移
■ 不動産流動化事業
■ 不動産管理事業
■ 不動産開発事業
■ オルタナティブ
インベストメント事業
■ 不動産賃貸事業
■ 不動産ファンド・
コンサルティング事業
(単位:億円)
2011.11
2012.11
2013.11
2014.11
当期業績の詳細は、当社ホームページの「IR(投資家情報)」に掲載しています。是非ご覧ください。 URL
●財政状態計算書(貸借対照表)
(単位:億円)
●財政状態計算書の推移
資産の部 負債・
資本の部
■現金及び現金同等物
■負債合計
■棚卸資産
■資本合計
■投資不動産・有形固定資産 注) は自己資本比率
■その他資産
(資本合計÷資産合計)
(単位:億円)
404
(短期)
   53
(長期)
  350
現金及び現金同等物
http://www.toseicorp.co.jp/ir/
1,000
借入金
161
現金及び現金同等物は前期
末比13億円増加の161億円
となりました。
物件の仕入による借入が売
却による借入返済を上回っ
たため、借入金は前期末比
53億円の増加。金融機関と
の関係は良好で借入調達は
順調です。
棚卸資産(不動産)
415
712
653
600
605
83
その他負債
仕入が 物件売却を上回り、
棚卸資産は前期末比35億円
の増加となりました。
808
800
94
161
147
481
411
  77
388
352
400
374
339
415
380
資本
投資不動産・有形固定資産
327
171
その他資産
  60
総資産
808 億円
利益剰余金の積み上げによ
る増加ならびに配当金の支
払による減少の結果、資本
は前期末比26億円の増加と
なりました。
200
147
0
35
253
41.8%
2011.11
150
35
265
40.6%
2012.11
300
160
25
42.2%
2013.11
171
60
327
40.5%
2014.11
08
CSR
トピックス
〜社会からの要請に応えて〜
企業理念に基づき、健全な成長維持のための経営基盤強化、環境負荷軽減の取り組みなど、
企業活動を通じて社会からの要請に応えていきます。
企業
理念
私たちは、グローバルな発想を持つ心豊かなプロフェッショナル集団として
あらゆる不動産シーンにおいて新たな価値と感動を創造する。
PR活動のご紹介
多くの皆さまに広くトーセイを知っていただく
ため、PR活動にも力を入れています。
当期は、日本経済新聞や毎日新聞において広告
を掲載したほか、屋外看板や東京メトロ銀座線
への広告掲出も実施しました。
東京メトロ
銀座線広告
地球環境への貢献と、
社員の環境意識啓発に向けた活動
2014年11月期も東京都主催の
植樹イベントに参加しました。6年
目となる今年は、グループ社員有志
とその家族合わせて50名が参加し、
ブナやガクアジサイなど240本の
苗木を埋立地に植えました。
当社は今後も継続的に環境貢献
活動を推進してまいります。
新聞広告
広告活動に加え、当社グループの認知向上と
東日本大震災 被災地支援活動
トーセイグループでは、震災以降継続してボランティア活動を行っ
ています。当期は、義援金寄付のほか、被災地でボランティア活動を
されている NPO 法人「児童養護施設支援の会」と連携し、被災地域の
保育園における歯科講習や、仮設
理解促進のため、講演活動にも注力しています。
当期は、不動産マーケットの解説や当社のグロー
バル展開、不動産再生事例などについて、3回の
講演を実施しました。今後もあらゆるステークホ
ルダーの皆さまへトーセイを知っていただける
よう、広報広告活動に努めてまいります。
住宅における催し物のお手伝い
を行いました。東日本大震災で被
災された地域のさらなる復興を
お祈り申し上げます。
講演の様子
09
コーポレートデータ
●会社概要(2014年 11月30日現在)
●株式の状況(2014年 11月30日現在)
商号
トーセイ株式会社
発行可能株式総数
150,000,000株
代表者
山口 誠一郎
発行済株式の総数
48,284,000株
設立
1950年2月2日
株主数
所在地
東京都港区虎ノ門四丁目2番3号
資本金
6,421,392千円
上場金融商品取引所 東京証券取引所市場第一部(証券コード:8923)
シンガポール証券取引所メインボード(証券コード:S2D)
●大株主の状況(2014年 11月30日現在)
株主名
持株数
(株)
持株比率
(%)
12,885,500
26.68
有限会社ゼウスキャピタル
6,000,000
12.42
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
3,286,300
6.80
BARCLAYS BANK PLC A/C CLIENT SEGREGATED A/C
PB CAYMAN CLIENTS
1,480,700
3.06
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
1,185,900
2.45
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル
オムニバス アカウント
1,029,700
2.13
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
921,100
1.90
エイチエスビーシー ファンド サービシィズ スパークス アセット
マネジメント コーポレイテッド
693,800
1.43
BNP PARIBAS SECURITIES SERVICES LUXEMBOURG/
JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS
580,000
1.20
ドイチェ バンク アーゲー ロンドン ピービー ノントリティー
クライアンツ 613
556,700
1.15
従業員
131名(連結243名)
事業内容
不動産流動化事業、不動産開発事業、不動産賃貸事業、
不動産ファンド・コンサルティング事業
山口誠一郎
許認可等
宅地建物取引業、特定建設業、一級建築士事務所、第二種金融商品取
引業、投資助言・代理業、一般不動産投資顧問業、不動産特定共同事業
関連会社
トーセイ・コミュニティ株式会社
トーセイ・リバイバル・インベストメント株式会社
トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社
Tosei Singapore Pte. Ltd.
NAI・トーセイ・JAPAN株式会社
株式会社クリスタルスポーツクラブ
●役員(2014年 12月1日現在)
代表取締役社長 執行役員社長
山口 誠一郎
取締役専務執行役員 事業部門統括 アセットソリューション事業推進部担当 小菅 勝仁
取締役専務執行役員 管理部門統括
平野 昇
社外取締役
神野 吾郎
少德 健一
監査役
本田
北村
永野
土井
執行役員 経営企画部担当
藤原 宣人
執行役員 総務人事部担当
山口 俊介
安弘
(常勤)
豊 (常勤)
竜樹
修
執行役員 財務経理部担当
川端 一郎
執行役員 アセットソリューション第1事業本部担当
中西 秀樹
執行役員 アセットソリューション第2事業本部・建築企画部担当
倉本 幸二
執行役員 アセットソリューション第3事業本部担当
渡辺 政明
執行役員 アセットソリューション第4事業本部担当
伊藤 天心
7,911名
●所有者別株式分布状況(2014年 11月30日現在)
その他国内法人等
13.38%(6,464,000株)
証券会社
3.33%(1,608,831株)
外国法人等
19.52%(9,428,913株)
個人・その他
48.12%(23,238,656株)
金融機関
15.62%(7,543,600株)
●配当の状況
1株当たり年間配当金
2013.11
2014.11
8円
12円
48.13
15.62
2015.11
(予想)
14円
10
トーセイは、あらゆる不動産シーンにおいて
新たな価値と感動を創造する「都市創造企業」として、
都市の魅力を高めることを目指しています。
魅力的な都市・建物をつくるためには、すべてを壊して建て替えるのではなく、
は無限大(∞)の成長性と可能性を表現
は不動産と金融の融合とグローバルなビジネスフィールドを表現
はフレキシビリティ(柔軟性)を表現
それぞれの土地が持つ個性にあわせた柔軟な取り組みが必要であると考えています。
新たな価値と感動を創造するために、心を込めて、都市をつくりあげていく—
「都市に、心を。
」は、こうした思いを表しています。
株主メモ
事業年度
12月1日から11月30日まで
定時株主総会
毎年2月下旬
証券会社に口座を
お持ちの場合
〒168-8507
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
みずほ信託銀行株式会社
証券代行部
郵便物送付先
基準日
11月30日
剰余金の配当の
基準日
5月31日、11月30日
単元株式数
100株
株主名簿管理人
事務取扱場所
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081東京都江東区東砂七丁目10番11号
電話0120-232-711(フリーダイヤル)
お取扱店
公告方法
電
子公告(http://www.toseicorp.co.jp/ir/publicly/index.html)
た
だし、電子公告によることができない事故その他のやむを得ない
事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行います。
ご注意
電話
お問い合わせ先
特別口座の場合
お取引の証券会社になります。
0120-288-324
(フリーダイヤル)
みずほ信託銀行株式会社
全国各支店
みずほ証券株式会社
本店及び全国各支店
未受領の配当金につきましては、
三菱UFJ信託銀行本支店でお支 株式売買はできません。
払いいたします。
〒105-0001 東京都港区虎ノ門四丁目2番3号 虎ノ門トーセイビル
TEL. 03-3435-2864
トーセイ 不動産
検索
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東京証券取引所市場第一部
(証券コード:8923)
シンガポール証券取引所メインボード
(証券コード:S2D)
本冊子は、植物油インキを使用し、環境にやさしい「水なし印刷」で
印刷しています。