人 権 委 - 近畿大学

人 権 委
No. 91
2 0 0 9 .(平成 21 年)11 月
通信
発 行 者
近畿大学人権委員会
人権週間講演会の開催について
下記の要領にて実施しますので積極的なご参加をお願いします。
記
◆統一テーマ
~きずな 共に学び 共に生きる~
◆趣 旨
近畿大学ではこの一年間、「~ きずな 共に学び 共に生きる ~」を統
一テーマに掲げて春期、秋期と人権啓発活動を進めるさまざまな企画を催
してきました。12 月は、その「まとめ」として7日(月)~ 11 日(金)
まで「人権週間講演会」を開催いたします。
講演会は、部落差別、在日外国人、中東におけるマイノリティー等のさ
まざまな問題をテーマとして取り上げています。講演では「共に」「ちが
い」
「いのち」
「平和」
「生きること」等のキーワードがたくさん出てきます。
この機会に「人権」の大切さを学ぶことの意味について、学生の皆さんと
共に考えていきたいと思います。
ビデオ上映会では、盲導犬訓練士の育成や盲導犬との「きずな」識字学
級を舞台に心に傷をもつ少女の成長を描いた作品を上映いたします。
学生、教職員の皆さん、お誘いあわせの上どうぞご参加ください。
1 2 月 7 日(月) 10:40 ~ 21 号館 314 教室
開催挨拶
人権委員会 委員長 荒巻 裕
日
時 間
場 所
号館
21
7日
教室
(月)
2時限
10:40 ~
12:10
314
プ
ロ
グ
ラ
ム
演 題 大学生が 「人権」 を学ぶことの意味とは?
~キャンパスと NICU (新生児集中治療室) から考える 「いのち」 と 「平和」 ~
趣 旨 国際人権法の研究者と重症入院児家族という二つの
立場からみた困難に立ち向かう人々や子どもたちの
生きる姿をとおして、
「いのち」や「平和」
、
「生きる
こと」の意味について、そして、大学生が「人権」
を学ぶことの意味について、みなさんとともに考え
ていきたいと思います。
ふじもと
としあき
講 師 藤本 俊明さん(神奈川大学非常勤講師)
「人の心を傷つける差別落書き」を発見された時は、人権事務室までご連絡ください。
裏面(プログラム)へ
時 間
場 所
5時限
16:30 ~
18:00
月ホール
小ホール
日
11
7日
(月)
プ
ロ
グ
ラ
ビデオ上映 「ラブレター」
あらすじ 「人はみんな愛される資格がある」をテーマに、心に傷を持つ少女が、
勇気を持って書くラブレター。
「ありのままの私を受け止めてくだ
さい」これは、この物語を見ている人々に受け取ってもらうための
ラブレターです。
(上映時間 54 分)
号館
第1教室
20
8日
2時限
10:40 ~
12:10
(火)
ム
演 題 共に生きる - 違いは豊かさ -
趣 旨 現在日本には 190 カ国、220 万人を超える外国人が
住んでいます。またそれ以上に外国にルーツを持つ
人たちが数多く皆さんの近くで「共に」生活をして
います。その人たちに関心を持ってみませんか。時
には摩擦が起きたり、誤解が生じることもあるで
しょう。しかしそこにはきっと「豊かさ」が待って
いると思います。経験談を交えた、分かりやすい話
でお伝えします。
イ
ミ ヨプ
講 師 李 美葉さん(NPO 法人多民族共生人権教育センター理事長)
4時限
14:50 ~
16:20
9日
ビデオ上映 「ラブレター」
(上映時間 54 分)
演 題 私をつくってくれた人たち ~ 部落差別事件にまなぶ ~
趣 旨 私は地域での部落差別をなくす取り組みを中学生、
3時限
13:10 ~
14:40
高校生たちと行ってきました。差別事件の話、取り
組んできた事を紹介しながら「部落差別をなくす」
とはどのような事なのかお話ししたい。
(水)
おか
1時限
9:00 ~
10:30
10 日
(木) 3時限
13:10 ~
14:40
6時限
18:10 ~
19:40
2時限
10:40 ~
12:10
(金)
ビデオ上映 「ラブレター」
11
月ホール
小ホール
5時限
16:30 ~
18:00
11 日
ともひこ
講 師 岡 知彦さん(八尾市人権協会)
(上映時間 54 分)
ビデオ上映 「プロフェッショナル 仕事の流儀 イヌは人生のパート
ナー 盲導犬訓練士の仕事」
あらすじ ドキュメント映像とインタビューで、その道のプロの“仕事”に迫
るドキュメンタリーシリーズに、日本屈指の盲導犬訓練士が訓練士
学校の学生と共に臨んだ、視覚障害者に盲導犬を引き合わせる「共
同訓練」の模様を収録。
(上映時間 57 分)
ビデオ上映 「ラブレター」
(上映時間 54 分)
ビデオ上映 「プロフェッショナル 仕事の流儀 イヌは人生のパート
ナー 盲導犬訓練士の仕事」
(上映時間 57 分)
演 題 「中東でマイノリティーとして生きること」
趣 旨 中東というと、テロや紛争の絶えない地域という印
象があるのではないでしょうか。文明発祥の地でも
ある中東では古来、多くの民族・宗教が興亡してき
ました。現代にまでつづく紛争の多くが実は民族や
宗教という、きわめて古い要素に起因しています。
異なる民族、異なることば、異なる宗教の人びとが
同じ場所で生活するということは何を意味するのか、
マイノリティーの視点から中東の複雑怪奇さを紐解
いていきます。
ほさか
しゅうじ
講 師 保坂 修司さん(本学国際人文科学研究所教 授 )
3時限
13:10 ~
14:40
ビデオ上映 「プロフェッショナル 仕事の流儀 イヌは人生のパート
ナー 盲導犬訓練士の仕事」
(上映時間 57 分)