自動運転車市場の将来予測

自動運転車市場の将来予測
Revolution in the Driver’s Seat:
The Road to Autonomous Vehicles(2015年4月)
ボストン コンサルティング グループ
自動運転車市場に関するBCGの調査結果・示唆
自動運転車市場に関するBCGの調査結果 示唆
1
2
3
4
5
6
消費者の購買意欲は非常に高い。米国のドライバーの購入意向は
 部分自動運転車: 55%
 完全自動運転車:
完全自動運転車 44%
部分運転機能の市場投入時の価格は、4,000ドル (約48万円) か、
それ以上と予測(自動車本体価格を除く)
 いくつかの機能は早ければ2015年後半には市場に登場
自動運転機能の全世界での普及は、2025年までに
 年間販売台数 1,450万台 、新車販売台数に占める割合 12-13%
 市場規模 420憶ドル (約5兆円、自動車本体価格は除く)
(約5兆円 自動車本体価格は除く)
完全自動運転車は、2025 年には市場に投入
 価格は約1万ドル (約120万円、自動車本体価格は除く)
完全自動運転車により、ニューヨークやパリのような大都市では
カーシェアリングの経済性が高まり、交通量が激減
 自家用車を保有するよりも経済的に
自動運転が影響を与える産業は多岐に渡る
OEMは「車のグレードを落としてでも自動運転機能をつけたい」等の
消費者の新しいトレードオフに対応する必要
出所: BCG分析
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1
自動運転技術の発展段階
自動化のレベル
ハンドル・アクセル・ 運転環境の
ブレーキ操作
モニタリング
自動化なし
運転操作の
バックアップ
自動運転の
適応範囲
なし
ドライバーをアシスト
部分自動運転
限定された
状況のみ
条件付き自動運転
高度自動運転
全ての
全
交通状況
完全自動運転
ドライバ による操作
ドライバーによる操作
自動運転システムによる操作
出所: SAE International、BCG分析
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2
米国の消費者の自動運転車の購買意欲は強い
(米国)自動運転車の購入意向
55%が部分自動運転車を購入したいと回答
回答者数
答
(人)
600
44%が完全自動運転車を購入したいと回答
回答者数
答
(人)
回答者の55%
400
回答者の44%
342
451
400
382
323
318
306
300
354
221
200
200
159
164
0
100
0
是非 どちらか どちらで どちらか まず購
購入 と言え もない と言え 入しない
したい ば購入
した
ば購入
したい
しない
是非 どちらか どちらで どちらか まず購
購入 と言え もない と言え 入しない
したい ば購入
した
ば購入
したい
しない
Q: 今後5年以内に自動車を購入するこ
とを想定したとき、部分的な自動運
転車をどの程度購入したいですか?
Q: 今後10年以内に自動車を購入する
ことを想定したとき、完全自動運転
車をどの程度購入したいですか?
出所: BCG自動運転車調査 (米国、2014年、回答者数 1,510人)
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3
保険料の低さ、安全性の向上、高速道路での自動運転が上位
(米国)5年以内に自動車を購入することを想定したとき、部分自動運転車を購入する理由
自動運転車だと保険料が低くなるから
自動運転機能の無い自動車よりも安全だから
高速道路で自動運転に切り替えられるから
自動運転機能の無い自動車よりも燃費が良いから
行政機関より高い安全性が示されているから
自動運転車だと自動車関連の税金に優遇措置が受けられるから
渋滞で自動運転に切り替えられるから
移動中に他の作業を行うことができて生産性が向上するから
交通の流れがより円滑な自動運転車専用の車線を走行するから
排ガスによる環境負荷を低減できるから
目的地で車を降りた後に自動的に駐車スポットを見つけて駐車してくれるから
自動運転車が目新しいから
自動運転機能の無い自動車よりもメンテを安く計画的に実施できるから
高齢者が多いエリアでも運転ができるから
カーシェアリングによって費用負担を低減できるから
自動車の相乗りがより可能になるから
子供の送り迎えに自分が行く必要が無くなるから
418
396
372
335
331
326
320
293
268
262
238
234
221
174
152
116
113
0
100
200
300
400
回答者数
設問 (部分的な自動運転車の購入に関して [是非購入したい、どちらかと言えば購入したい、どちらでもない]
設問:
[是非購入したい どちらかと言えば購入したい どちらでもない] と
回答した人に対して) 購入の主な理由としてどの項目があてはまりますか? (複数回答可)
出所: BCG自動運転車調査 (米国、2014年、回答者数 1,510人)
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4
購入理由上位は、安全性向上、保険料削減、移動中の作業
(米国) 10年以内に自動車を購入することを想定したとき、完全自動運転車を購入する理由
自動運転機能の無い自動車よりも安全だから
自動運転車だと保険料が低くなるから
移動中に他の作業を行うことができて生産性が向上するから
行政機関より高い安全性が示されているから
高速道路で自動運転に切り替えられるから
渋滞で自動運転に切り替えられるから
自動運転機能の無い自動車よりも燃費が良いから
自動運転車だと自動車関連の税金に優遇措置が受けられるから
交通の流れがより円滑な自動運転車専用の車線を走行するから
目的地で車を降りた後に自動的に駐車スポットを見つけて駐車してくれるから
自動運転車が目新しいから
排ガスによる環境負荷を低減できるから
自動運転機能の無い自動車よりもメンテを安く計画的に実施できるから
高齢者が多いエリアでも運転ができるから
カーシェアリングによって費用負担を低減できるから
自動車の相乗りがより可能になるから
子供の送り迎えに自分が行く必要が無くなるから
337
323
292
281
275
274
273
271
251
237
214
212
204
164
131
113
103
0
100
200
300
400
回答者数
設問 (完全自動運転車の購入に関して [是非購入したい、どちらかと言えば購入したい、どちらでもない]
設問:
[是非購入したい どちらかと言えば購入したい どちらでもない] と
回答した人に対して) 購入の主な理由としてどの項目があてはまりますか? (複数回答可)
出所: BCG自動運転車調査 (米国、2014年、回答者数 1,510人)
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5
自動運転機能に追加で5,000ドル (約60万円) 以上支払う意
向のある消費者も多い(米国)
消費者が望む自動運転機能は
特定されていない1)
各機能への興味
自動運転機能に追加で支払う
自動運転機能に追加で支払う
意向のある消費者は50%以上3) 金額は5,000ドル ((約60万円)) 以上
各機能への追加での支払い意向
非常に どちらかと言えば
興味がある
興味がある
以下4つの
機能全て
高速道路での
自動運転
特定ルートでの
自動運転
渋滞時の
自動運転
自動バレー・
パーキング2)
あり
51
57
67
51
64
50
67
20
40
60
13 9 6 13 30
3
37
15 9 11 26
2
48
17 6 7 19
2
47
16 9 8 17
2
52
15 7 8 16
29
54
66
0
追加での支払い額
80
回答率 (%)
53
0
20
40
60
回答率 (%)
0
50
100
1千ドル
(約12万円)未満
1千~2千ドル
(約12万~24万円)
2千~3千ドル
(約24万~26万円)
3千~4 千ドル
(約36万~48万円)
千
千ド
千ドル
4千~5
(約48万~60万円)
5 千ドル
(約60万円)以上
回答率
答率 (%)
注1:
質問: 「以下のそれぞれの自動運転機能に関して、将来購入する自動車への搭載機能を検討する上でどの程度、
興味をお持ちですか?」 回答: 「非常に興味がある/どちらかと言えば興味がある/どちらとも言えない/どちらかと言えば興味が無い/全く興
味がない」
注2: 目的地で車を降りた後に、自動的に駐車スポットを見つけ駐車する
注3: 質問: 各自動運転機能に対して「追加で費用をかけますか」、回答は次の2つの選択肢から1つを選択「はい」「いいえ」
注:
数字は四捨五入
出所: BCG自動運転車調査 (米国、2014年、回答者数 1,510人)
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6
自動運転を実現するには、いくつものハード・ソフトが必要
自動運転機能を構成するハ ドウエアとソフトウエア
自動運転機能を構成するハードウエアとソフトウエア
更なる開発の必要性
ハード
ウェア
ソフト
ウェア
Assem
統合
bly
アッセンブリ
セ ゙
センサー
センサ
(例: レーダー、カメラ、ライダー)
中~高
中
高
検出率の改善、特定技術の開発 (ライダー、GPS等)
プロセッサー、
ECU (電子制御ユニット)
(電子制御ユニ ト)
中
処理速度の向上
アクチュエータ
(例: ブレーキ、ギア、ステアリング)
低
インターネット接続
低
ECU OS、メイン OS、
HMI (ヒューマン・マシン・インターフェース)
高
より複雑な運転環境への対応
高精度地図
中
精度の向上
Manufacturing,
検証・検査
scrap
生産 ク
生産・スクラップ
プ
高
運転手の果たす役割はかなり小さくなる
低
出所: BCG調査・分析、エキスパートへのヒアリング
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7
ハードウェア:いくつかのセンサーはコスト削減が必須
ハ ドウェア:いくつかのセンサ はコスト削減が必須
LIDAR
GPS タコメータ、高度計、
自動車の周囲 (道路、車、
歩行者 等) をモニターする
コスト: 90ドル-8
90ドル-8,000ドル
000ドル
ジャイロスコープからのデータを
統合し、正確な位置を求める
統合し 正確な位置を求める
コスト: 80ドル-6,000ドル
ビデオカメラ 自動車の周囲
(道路、車、歩行者 等) や信号機の
情報をモニターする
コスト (モノラル): 125ドル-150ドル
コスト (ステレオ) : 150ドル-200ドル
超音波センサー
自動車に近いところにある
物体の位置を計測する
コスト: 15ドル-20ドル
データ接続
携帯電話のネットワークを
携帯電話
ネ
クを
経由して情報を更新する
(例: 地図やソフトウェア)
ほとんどの車種に搭載済み
走行距離計測センサー
GPSの情報を補完する
スト 80ドル-120ドル
80ドル 120ドル
コスト:
中央電子制御ユニット (ECU)
全てのセンサーからの入力データを分析し、
全てのセンサーからの入力データを分析し
交通規則を踏まえて、ステアリング、アクセル、
ブレーキを操作する
コスト: センサー費用の50%から200%
高精度地図
レーダーセンサー 自動車の周囲
(道路 車 歩行者 等) をモニターする
をモニタ する
詳細な道路情報を継続的に (道路、車、歩行者
コスト (長距離): 125ドル-150ドル
更新する
コスト (短距離): 50ドル-100ドル
現在開発中
xx – 既に商業ベースでの実現が可能な技術
xx – さらなる開発が必要な技術 (様々な技術仕様が異なるアプリ
ケーションで使用されているため、費用の概算には大きな幅)
出所: BCGの知見・分析、エキスパートへのヒアリング、各社HP
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OEMコストは、今後10年間で完全自動運転車で9%、
部分自動運転車で4 10%低減すると考えられる
部分自動運転車で4~10%低減すると考えられる
市場投入時のOEMでの価格 (ドル/台)
~9,800
10,000
,
5,000
~3,800
3,800
1,300
2,500
0
高速道路の
同一車線内
の自動運転
~5,700
1,900
3 400
~3,400
1,100
2,200
~2,000
渋滞時の
自動運転
自動バレー
パーキング
1,300
700 3,800
高速道路での
車線変更を含
む自動運転
投入から10年後の
コスト(ドル)
ド
投入から10年後までの
累積台数 (世界、万台)
OEMコストの
年平均低下率
利幅
6,500
OEMコスト
~5,500
1 800
1,800
3,700
都市部の
自動運転
完全自動運転
完全
自動運転
部分自動運転
市場投入時期
3,300
2016
2017
2017
2018
2022
2025
~1 600
~1,600
~1 300
~1,300
~500
~1 800
~1,800
~2 300
~2,300
~2 700
~2,700
~900
~1,100
~1,200
~3,200
~6,200
~3,800
-4%
-6%
-10%
-7%
-5%
-9%
注:
典型的なOEMは10%シェアを持つと仮定。研究開発費は5年で償却すると仮定
出所: BCG分析
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9
自動運転車の普及率は約25%に達する可能性
部分自動運転: ハードウエアのコストが比較的
低いため、市場投入時から普及が始まる
完全自動運転: ハードウエアのコストが高い
ため、市場投入後2~3年の普及スピードは遅い
高速道路での車線変更を含む自動運転機能1)
(ドル)
完全自動運転機能
(ドル)
8 000
8,000
8 000
8,000
6,000
6,000
普及率 最大27%
普及率 最大26%
4,000
4,000
2,000
2,000
1ユニット当たりの
研究開発コスト3) 146ドル
0
0
20
0
40
60
新車販売台数に占める割合 (%)2)
消費者が支払う意向のある価格
注1:
注2:
注3:
出所:
1ユニットあたりの
研究開発コスト3) 457ドル
0
20
40
60
新車販売台数に占める割合 (%)2)
OEMコスト
部分自動運転機能の一例
新車販売台数は2018年1.0億台、2025年1.1億台と仮定
研究開発コストは、5年で償却すると仮定
BCG分析、BCG自動運転車調査 (米国、2014年、回答者数 1,510人)、IHS
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10
市場投入後10年で、自動運転車は新車販売市場の
7-13%を占める
ACC/クル ズコントロ ルの普及スピ ドをベンチマ ク
ACC/クルーズコントロールの普及スピードをベンチマーク
7-13%に達するには10年間を要する
25%に達するには、15年以上を要する
新車販売台数に占める割合(%)
新車販売台数に占める割合(%)
30
60
20
40
クルーズ・コントロール/ACCの
ベンチマークでは、25%に
達するまでに17年を要する
13%
10
25
20
7%
0
0
0
2
4
6
8
10
市場投入後の経過年数(年)
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)1)
クルーズ・コントロール
0
5
10
15
20
25
市場投入後の経過年数(年)
ACCとクルーズ・コントロールの平均2)
ACCの予測値とクルーズ・コントロールの平均
注1: 市場投入は2006年。入手できたデータは2009年以降
注2: 長期的な動向を見るため、短期の変化は平準化している
出所: BCG分析、WardsAuto、just-auto.com July 2014 market analysis、LMC Automotive、 IHS Global Standards
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ベースシナリオ: 2035年の完全自動運転車の
販売台数は1,200万台
部分/完全自動運転機能の市場規模は2025年に420億ドル 2035年770億ドル (自動車本体価格を除く)
部分/完全自動運転機能の市場規模は2025年に420億ドル、2035年770億ドル
2035年に自動運転車の新車販売台数に
占める割合は
占
る割合 25%
(部分自動運転車15%、完全自動運転車10%)
2035年に完全自動運転車1,200万台、
部分自動運転車1,800万台、
部分自動運転車
,
台、
自動運転機能のみの市場規模は770億ドル
新車販売台数に占める割合 (%)1)
2025年 ((世界))
2035年
50
• 部分自動運転:
シェア
台数
金額2)
15.0%(1,840万台)
(%)
(万台) (億ドル)
40
• 完全自動運転:
2025年
9 8%(1 200万台)
9.8%(1,200万台)
新車販売台数 (予測)
• 部分自動運転:
30
1億1,100万台2)
12.4% (1,390万台)
• 完全自動運転
部分自動 12.4% 1,390
360
0.5%(60万台)
20
運転
0.5%
10
完全自動
運転
0
2015
年
2025
年
2035
年
60
60
合計 (自動運転
億
機能のみ、自動車 420億
ドル
本体価格を除く)
2035年 ((世界))
シェア
(%)
台数
(万台)
金額2)
(億ドル)
新車販売台数 (予測) :
1億2,200万台2)
15.0%
1,840
380
9.8%
1,200
390
770億
億
ドル
注1: 新車販売台数 (自動運転機能のない自動車も含む) は、2025年1.11億台、2035年1.22億台と仮定
注2: OEMの利幅分は投入時 の50%から7年後には0%になるように低減すると仮定
出所: BCG分析、just-auto.com July 2014 market analysis、LMC Automotive、IHS Global Standards
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12
自動運転車のシナリオ別普及率
新車販売台数に占める割合(予測、%)
ベースケース
スケ ス
OEMの経済性と消費者の支払い意欲が、普及率を
決める
予算重視
自動運転機能の関心が高まり、他の機能の
グレードを下げる消費者がでてくる (例: グレードの
低いエンジン1))
15
維持コスト削減
自動運転車の経済的なメリットが、多くの消費者に
知られる2)
14
大都市において、ロボタクシー
大都市において
ロボタクシ 3)のような公共交通
ロボタクシー奨励 としての自動運転車の利用が進み、交通手段が
大きく変化する
燃費向上による環境的への優しさ、交通事故の
減少による安全性の向上などの理由により
減少による安全性の向上などの理由により、
義務化
自動運転機能が義務化される4)
反発
サイバーセキュリティの問題のような事件・事故に
より 消費者が自動運転車を受け入れなくなる
より、消費者が自動運転車を受け入れなくなる
10
2035年
2040年
年
20
30
28
19
12
43
23
かなり低い
注1: 自動運転車に 興味はあるが購入しなかった人の40%が、他の機能のグレードを下げて、自動運転車を購入すると仮定
注2: 自動運転車に興味のある消費者の50%が、燃費向上、保険料削減という自動運転車の経済的メリットを認知すると仮定
注3: 大都市において、自家用車保有からロボタクシーの利用へと全面的に移行した場合
注4: 米国、西欧、日本が市場投入から8年後に義務化すると仮定
米国 西欧 日本が市場投入から8年後に義務化すると仮定
出所:BCG分析、IHS Global Standards、WardsAuto、just-auto.com、BCG自動運転車調査(米国、2014年、回答者数
1,510人)、AAA 2013 Your Driving Costs Study、Green Home Authority、Victoria Transport Policy Institute、
United Nations Department of Economic and Social Affairs
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13
ロボタクシーと他の交通手段の経済性比較
ニュ ヨ クの場合
ニューヨークの場合
1人あたり、1マイル当たりの総コスト (ドル)1)
2.8
3.00
2.2
2.00
1 00
1.00
乗車人数が
2人以上であれば、
コスト面で自家用車・公
共交通機関に匹敵
1.8
1.2
1.0
1.1
1.2
0.7
0.72)
0 00
0.00
0.33)
公共交
通機関
1台あたりの
平均乗車人数
0.6
自家用車 タクシー
-
1.6
1.2
ロボタ
クシー
1.2
1
2
3
4
注1: 利便性や待ち時間の短さ、通勤時間の短縮等のメリットについては考慮しない
注2: 自治体、政府からの補助金分
自治体 政府からの補助金分
注3: 年間運賃収入÷(乗客数×移動マイル数)
出所: BCG分析、U.S. Department of Transportation、NYC Metropolitan Transportation Authority、NYC Taxi &
Limousine commission、Kelley Blue Book
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14
補足
アンケート調査の概要
• 米国の「新車購入の経験/予定あり」という人を対象に、アンケートを実施
• 2014年実施 回答者数 1,510人
– 日本では、2015年に実施(プレスリリース http://www.bcg.co.jp/documents/file196359.pdf)
為替
• 為替は1ドル=120円で換算
為替は1ドル 120円で換算
自動運転車に関する資料
• 市場予測
– プレスリリース (2015/1/9発行) http://www.bcg.co.jp/documents/file180099.pdf
– レポート「Revolution in the Driver’s Seat: The Road to Autonomous Vehicles」(2015/4発行、英文、要登録)
https://www.bcgperspectives.com/content/articles/automotive-consumer-insight-revolution-drivers-seatroad-autonomous-vehicles/
• 日本での消費者調査結果
– プレスリリース(2015/9/16発行): http://www.bcg.co.jp/documents/file196359.pdf
• 法規制、社会の受容性に関するWEFとの共同レポート
法規制、社会 受容性 関す
共同
– プレスリリース(2015/9/9発行) http://www.bcg.co.jp/documents/file195906.pdf
– レポート「Revolution Versus Regulation: The Make-or-Break Questions About Autonomous Vehicles」
(2015/9発行、英文、要登録)
https://www bcgperspectives com/content/articles/automotive revolution versus regulation make break
https://www.bcgperspectives.com/content/articles/automotive-revolution-versus-regulation-make-breakquestions-autonomous-vehicles/
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15
担当者、お問い合わせ先 等
日本における担当者
古宮 聡 シニア・パートナー&マネージング・ディレクター
明治大学政治経済学部卒業。IMD(International Institute for Management Development)経営学修士(MBA)。
日本フィリップス株式会社 レーザーテック株式会社ロンドン支店を経て現在に至る
日本フィリップス株式会社、レ
ザ テック株式会社ロンドン支店を経て現在に至る。
BCG産業財・自動車グループのアジアパシフィック地区リーダー。
富永 和利 パートナー&マネージング・ディレクター
ペンシルバニア大学工学部卒業
ペンシルバニア大学工学部卒業。コーネル大学工学部修士
ネル大学工学部修士 (MS) 。マサチューセッツ工科大学経営学修士
マサチ
セ ツ工科大学経営学修士 (MBA) 。
トヨタ自動車株式会社、ブーズ・アンド・カンパニー、ローランド・ベルガーを経て現在に至る。
BCG産業財・自動車 グループのコアメンバー。
ボストン コンサルティング グループ (BCG) について
BCGは、世界をリードする経営コンサルティングファームとして、政府・民間企業・非営利団体等、さまざまな業種・マーケットにおいて、カスタムメー
ドのアプローチ、企業・市場に対する深い洞察、クライアントとの緊密な協働により、クライアントが持続的競争優位を築き、組織能力 (ケイパビリ
ティ) を高め、継続的に優れた業績をあげられるよう支援を行っています。1963年米国ボストンに創設、1966年に世界第2の拠点として
東京に、2003年には名古屋に中部関西オフィスを設立しました。現在世界46ヶ国に82拠点を展開しています。http://www bcg co jp/
東京に、2003年には名古屋に中部関西オフィスを設立しました。現在世界46ヶ国に82拠点を展開しています。http://www.bcg.co.jp/
bcgperspectives.comでは、さまざまな業界・分野に関するBCGの知見をまとめたレポート、記事およびインタビュー映像等をご紹介しています。
https://www.bcgperspectives.com
2015年9月発行
お問い合わせ先
コンサルティングに関するお問い合わせ (代表)
報道/取材に関するお問い合わせ (マーケティング)
© BCG 2015 - ALL RIGHTS RESERVED.
電話:03-5211-0300 / メール: [email protected]
電話:03-5211-0600 / メール: [email protected]
16
Thank you
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