IPO株式の引受けに関する 当社提案の概要

IPO株式の引受けに関する
当社提案の概要(2016年6月)
本資料に記載している事項は、資料作成時点における当社の見解であり、
その情報の正確性および完全性を保証または約束するものではなく、
今後、予告なしに変更することがあります。なお、本資料で使用するデータ
および表現等の欠落・誤謬等につきましてはその責を負いかねますので
ご了承ください。本資料のいかなる部分も一切の権利は松井証券株式会社に
属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、
無断で配布または二次利用等を行わないようお願いいたします。
本資料でお伝えしたいこと
個人の売買の8割超はオンライン証券経由
新興市場における売買の主体は個人投資家
上場後の売買、個人株主づくりを考えると
IPO時にはオンライン証券を幅広く活用する
ことが有用と考えます
1
個人投資家の市場におけるシェア
個人投資家の売買は国内株式市場において、外国人に次ぐ規模となっています。
70%
60%
外国人投資家
50%
自己売買
40%
個人投資家
30%
20%
国内機関投資家
10%
0%
1982年
1987年
1992年
1997年
事業法人
2002年
2007年
2012年
都市銀行
出典 : 東証統計資料「投資部門別株式売買代金」(東証・名証における投資部門別売買代金)
注1 : 国内機関投資家は、信託銀行、生・損保、その他金融
注2 : 統計上、96年以前は信託銀行取引分が都市銀行に含まれてしまうため、96年の取引比率をもとに切り出して調整している
2
個人投資家の株式取引売買代金
個人投資家の取引の8割超がオンライン証券会社経由となっています。
(兆円)
450
400
350
82%
81%
82%
83%
85%
59%
338
49%
57%
70%
314
オンライン証券
7社売買代金
295
84%
80%
389
70%
64%
250
331
40%
37%
150
30%
168
156
100
193
112
52
54
16
20
55
93
189
157
158
131
174
128
121
107
323
267
279
113
93
オンライン証券7社売買代金
30%
20%
129
01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
個人株式委託売買代金
60%
50%
248
200
0
77%
76%
個人株式
売買委託代金
300
50
90%
オンライン証券
7社売買比率
10%
0%
オンライン証券7社売買比率
出典 : 東証統計資料、日本証券業協会、各社ホームページ
注1 : オンライン取引売買代金は、松井、SBI、楽天、マネックス、カブコム、岡三オンライン、クリック等の集計。01年度は日本証券業協会データ
3
上場後の売買主体
新興市場では、個人投資家が売買の主体となります。そのため、公募・売出し
株式の配分時において、上場後の売買主体を意識することが重要です。
市場別の個人投資家委託売買代金シェア(2015年)
100%
80%
60%
40%
67.6%
73.3%
68.7%
東証二部
マザーズ
JASDAQ
20%
19.6%
0%
東証一部
出典 : 東証統計資料
4
IPOに関するご提案
幹事団におけるオンライン証券の役割を明確化
 「IPO時の公募・売出し(プライマリー市場)をサポートする対面証券」、
「上場後の売買(セカンダリー市場)においてサポートするオンライン証券」
という位置付けでそれぞれの役割を明確にし、幹事証券会社を活用すること
をご提案します。
 幹事団に幅広くオンライン証券会社を採用、一定規模のシェア配分を行う:
⇒オンライン証券会社は流動性の大宗を占めるため、上場後のセカンダリー
市場における流動性向上の役割が期待できます。そのため、幹事団に幅広く
オンライン証券を採用し、個人投資家との接点を多く持つことが有用である
と考えます。
5
IPOに対する松井証券のサポート
上場時におけるサポート(プライマリー・サポート)
IPOに関する無償の情報提供
■ 当社は主幹事業務を行わないため
IPOに対して、中立の立場から
情報提供等が可能
個人投資家へのアプローチ
強力な販売力
■ 個人投資家の取引の80%以上は
オンライン証券会社を経由
■ 2016年03月末時点で、105万人
の個人投資家、預かり資産2.1兆
円を抱える
■ 当社は個人投資家取引シェアの
1割を超えるリテール専業証券
■ IPO案件において当社販売分は順
調に消化
■ 2013年1月よりデイトレード専用
「一日信用取引」を開始し、アク
ティブトレーダーも獲得
上場後のサポート(セカンダリー・サポート)
個人投資家への認知
■ 当社が案件を取扱うことで、個人
投資家への更なる認知度向上が
期待できる
↓
上場後の売買への貢献に加え、
社名・ブランドを個人に周知する
ことで、貴社ビジネスへの貢献も
期待できる
立会外分売
ストックオプション口座サービス
■ 立会外分売は、一定規模の株式を
販売する手段として利用されてお
り、ロックアップ解除の受け皿に
もなりうる
■ 契約企業および契約企業役職員の
方々について、口座管理のコスト
が無料
■ 立会外で販売できるため、市場で
の売却と比べて、売り圧力を分散
できる
■ 個人株主作りや流動性向上を目的
として実施されるケースも多い
6
松井証券の売買代金シェア推移
アベノミクス相場以降、個人投資家の売買に占める当社シェアは拡大を続けています。
14.0%
アベノミクス相場
13.0%
13.4%
12.0%
11.0%
10.0%
9.0%
8.0%
7.0%
7.1%
6.0%
5.0%
注 : 松井証券調べ。
7
松井証券について
【会社概要】
商号等
代表者
創業
資本金
本社
従業員
上場市場
系列
松井証券株式会社
( Matsui Securities Co.,Ltd. )
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第164号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
代表取締役社長
松井 道夫
大正7年(1918年)5月
119億円(平成28年3月31日現在)
東京都千代田区麹町1-4
半蔵門ファーストビル6階
121名(平成28年3月31日現在)
東京証券取引所(第一部)
独立系
【お問い合わせ先】
松井証券株式会社 営業推進部 法人営業担当
Mail: [email protected]
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