仕様書 - 室蘭工業大学

情報基盤・
情報基盤・教育システム
基盤・教育システム
Information Infrastructure and Education System
仕 様 書
平成 25 年 7 月
国立大学法人室蘭工業大学
国立大学法人室蘭工業大学
目次
I
仕様書概要説明 ............................................................................................. 1
1 調達の背景及び目的 ..................................................................................... 1
2 提供サービスの概要 ..................................................................................... 1
3 調達物品名及び構成内訳 .............................................................................. 2
4 技術的要件の概要 ......................................................................................... 3
5 その他........................................................................................................... 4
5.1 技術仕様等に関する留意事項 ...................................................................................... 4
5.2 導入に関する留意事項................................................................................................. 4
5.3 提案に関する留意事項................................................................................................. 4
5.4 その他の留意事項 ........................................................................................................ 4
Ⅱ 調達物品等が備えるべき技術的要件 ........................................................... 6
(包括的業務要件) ........................................................................................... 6
(性能,機能に関する要件) ............................................................................. 7
1. 情報基盤システム ........................................................................................ 7
1.1 仮想サーバシステム ..................................................................................................... 7
1.2 ファイルサーバ ............................................................................................................ 8
1.3 統合認証サーバ ............................................................................................................ 9
1.4 メールサーバ .............................................................................................................. 10
1.5 公式 Web サーバ ........................................................................................................ 12
1.6 利用者用 Web サーバ ................................................................................................. 13
1.7 ポータルシステム....................................................................................................... 14
1.8 ウィルス対策サーバ ................................................................................................... 14
1.9 DNS サーバ................................................................................................................. 15
1.10 ネットワーク接続申請管理システム ....................................................................... 15
1.11 UTM 装置 .................................................................................................................. 17
1.12 ネットワーク監視サーバ.......................................................................................... 18
1.13 セキュリティ検査システム ...................................................................................... 19
1.14 IT 資産管理システム................................................................................................. 19
1.15 利用者パスワードリマインダ .................................................................................. 22
1.16 利用者パスワード発行機.......................................................................................... 22
1.17 アプリケーション配信サーバ .................................................................................. 23
1.18 ライセンス管理サーバ ............................................................................................. 23
2. 端末システム.............................................................................................. 24
2.1 パーソナルコンピュータ............................................................................................ 24
2.2 ソフトウェア .............................................................................................................. 26
2.3 端末統合管理サーバ ................................................................................................... 28
2.4 プリントシステム....................................................................................................... 29
3. 教育支援環境.............................................................................................. 31
3.1 教室連携システム....................................................................................................... 31
3.2 e-Learning システム................................................................................................... 36
3.3 教室モニタリングシステム ........................................................................................ 37
(性能,機能以外の要件) ............................................................................... 38
1. 設置条件 .................................................................................................... 38
2.
搬入,据付,配線,調整,ネットワーク構築,ソフトウェアの
インストール及び撤去について ................................................................ 38
3.
現行システムからのファイル移行 ............................................................. 39
4.
5.
借入期間満了における引き継ぎについて .................................................. 39
マニュアル ................................................................................................ 40
6.
保守体制 .................................................................................................... 40
7.
運用支援体制 ............................................................................................. 41
【添付資料】
資料 1 導入フリーソフトウェア一覧
資料 2
導入機器等設置場所
資料 3
キャンパス情報ネットワークシステム構成図
資料 4
既設電源容量と空調能力
I
1
仕様書概要説明
調達の背景及び目的
室蘭工業大学(以下「本学」という。) 情報メディア教育センター(以下「本センター」
という。)では平成 10 年に情報メディア教育システムを導入し,以来,学生の教育・研究
を情報面から支えている。また,学内に高速ネットワークシステムを整備し,学外とも高
速回線で接続することにより,本学の神経系として情報活動の基盤も担っている。適宜,
システム更新を行っており,現有システムは平成 22 年に導入したが,その後の学内外の状
況変化や技術の進展等を受け,このたび情報基盤と教育をより明確にし,
「情報基盤・教育
システム」
(以下「本システム」という。
)として新たに調達する。
本システムの目的は,安定,効率的な情報基盤を提供するとともに,情報処理教育及び
工学専門教育に対する教育環境の質的な向上を図り,21 世紀の高度情報化社会をリードで
きる創造性豊な技術者及び研究者を育成することである。システム調達は以下の基本方針
に基づく。
(1)大学運営の共通的・全体最適的効率化の促進
大学全体を見渡し,個々の情報システムだけでなく全体最適的な効率化を目指す。
(2)学生,教職員のサービス性向上寄与
大学の魅力度を高めるため,情報を活用したサービスの充実や向上を図る。
(3)情報セキュリティの強化
機密性のみならず,可用性や完全性も十分に配慮した情報セキュリティの強化を
図る。BCP(Business Continuity Plan)に基づく運用継続性向上や,ソフトウ
ェア資産類の管理強化も含む。
(4)実効性のある情報化
技術進展や利用環境の変化,外部の新サービス等を視野に入れつつ,真に有効利
用される情報化を図る。
2
提供サービスの概要
本システムで提供するサービスの概要は以下のとおりである。
(1)教育の情報化支援サービス
情報系に限定することなく広く教育の情報化を促進・支援するため,演習室等に
ネットワーク接続のパーソナルコンピュータや高性能プロジェクタ等を用意し,ま
た複数演習室を連携し同一講義の配信を行う。また利用頻度の高いアプリケーショ
ンプログラムや e-Learning(Moodle),出席採取等のソフトウェアも用意する。本
サービスの直接の利用者は主に教員を想定する。
(2)学生の自学自習支援サービス
1
学生が自ら主体性を持って学習を行えるよう情報面から支援する。具体的には(1)
のソフトウェアを含め,学生が自由に利用できるパーソナルコンピュータを学内各
所に設置する。特に附属図書館に設置するノート型パーソナルコンピュータは館内
を自由に移動して使えるようネットワークは無線接続を基本とし,機器管理もそれ
を前提にしたものとする。本サービスの直接の利用者は主に学生を想定する。
(3)ネットワーク基盤機能提供サービス
本学の情報インフラとしてネットワーク基盤機能を提供する。高速,高信頼性を
維持するためのネットワーク監視機能やメール,Web システムの学外設置による BCP
対策等と共に,本基盤上で動作する共通系ソフトウェアの利便性を向上させるため
統合認証機能や,利用申請や利用者管理の自動化等も図る。本サービスの直接の利
用者は学生や教職員等全ての大学構成員を想定する。
(4)情報セキュリティ維持・強化サービス
ますます重要性が高まっている情報セキュリティに関し,主にネットワーク基盤
の観点からの維持・強化を図る。ここでは情報セキュリティを広義に捉え,ウィル
スやアタック対策に留まらずソフトウェア資産管理等も対象にする。本サービスは
直接には(1)~(3)に提供されるが,それらを通して全ての大学構成員が利用者
となる。
3
調達物品名及び構成内訳
(1) 調達物品及び数量
情報基盤・教育システム
1式
(構成内訳)
情報基盤システム
1式
仮想サーバシステム
1式
ファイルサーバ
1式
統合認証サーバ
1式
メールサーバ
1式
公式 Web サーバ
1式
利用者用 Web サーバ
1式
ポータルシステム
1式
ウィルス対策サーバ
1式
DNS サーバ
1式
ネットワーク接続申請管理システム
1式
UTM 装置
1式
ネットワーク監視サーバ
1式
2
セキュリティ検査システム
1式
IT 資産管理システム
1式
利用者パスワードリマインダ
1式
利用者パスワード発行機
1式
アプリケーション配信サーバ
1式
ライセンス管理サーバ
1式
端末システム
1式
パーソナルコンピュータ
357 台
ソフトウェア
1式
端末統合管理サーバ
1式
プリントシステム
1式
教育支援環境
1式
教室連携システム
1式
e-Learning システム
1式
教室モニタリングシステム
1式
以上,機器の搬入・据付・配線・調整・保守,ソフトウェアのインストール・調整・保
守,ネットワーク構築,既設設備との接続及び借入物品の撤去を含む。
(詳細については「Ⅱ
調達物品等が備えるべき技術的要件」に示す。)
(2) 借入期間
4 年間とする。
(3) 導入場所
室蘭工業大学教育・研究1号館C棟 他
4
技術的要件の概要
(1) 本調達物品に係る性能,機能及び技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以下
「技術的要件」という。)は「Ⅱ
調達物品等に備えるべき技術的要件」に示すとおり
である。
(2) 技術的要件は全て必須の要求要件である。
(3) 必須の要求要件は本センターが必要とする最低限の要求要件を示しており,入札機器の
性能等がこれを満たしていないとの判定がなされた場合には不合格となり,落札決定の
対象から除外する。
(4) 入札機器の性能等が技術的要件を満たしているか否かの判定は,本学情報基盤・教育シ
ステム技術審査職員が,入札機器に係る技術仕様書その他の入札説明書で求める提出資
料の内容を審査して行う。
3
5
5.1
その他
技術仕様等に関する留意事項
(1) 提案する機器及びソフトウェアは,(2)を除き入札時点で原則として製品化されている
こと。入札時点で製品化されていない機器及びソフトウェアにより応札する場合には,
技術的要件を満たすこと及び納入期限までに製品化され納入できることを,証明できる
書類を添付すること。なお,これらの成否は技術審査による。
(2) 製品以外で本調達のために個別に作成したソフトウェアについては,本学に対して複製
及び改編による利用を許可すること。
(3) 性能,機能に関する要件の各項目で,性能,機能を 1 台の装置で実現できない場合は複
数の装置で実現してもよい。
5.2
導入に関する留意事項
(1) 導入スケジュールは,本センターと協議し,その指示に従うこと。
(2) 本システムは,平成 26 年 3 月 1 日より運用を開始する。
5.3
提案に関する留意事項
(1) 提案書は日本語で記述すること。
(2) 提案書には通しでページ番号をつけること。
(3) 提案書には目次をつけること。
(4) 提案書には,提案システムが本仕様書の要求要件をどのように満たすか,或いは,どの
ように実現するかを要求項目毎に具体的且つ分かり易く記載すること。記述内容が不明
確である場合は,有効な提案書と見なさないので,留意されたい。本仕様書の技術的要
件に対して,単に「はい,できます」や「はい,提案します」という回答であるとか,
提案の根拠が不明確であったり,説明が不十分であるといった内容の提案書に関しては,
本学情報基盤・教育システム技術審査職員において,技術審査に重大な支障があると判
断し,技術的要件を満たしていないものとし不合格とする。
(5) 又,提案が仕様を満たしていることを,カタログ等の添付書類のどの部分で証明できる
かを明示し,参照すべき添付資料は,本仕様書の要求項目順に沿ってアンダーラインや
色付けして,該当箇所をわかり易くしておくこと。
(6) 提出資料等に関する照会先を明記すること。
(7) 提出された内容等について,ヒヤリングを行う場合がある。
5.4
その他の留意事項
(1) ハードウェア及びソフトウェアの保守は本調達に含まれる。
(2) 搬入,据付,配線,調整,ネットワーク構築及び既存設備との接続に要する全ての費用
4
は本調達に含まれる。
(3) ソフトウェアのインストール及び調整に要する全ての費用は本調達に含まれる。
(4) 借入期間満了及び解約時には次期調達物品の受注者に対して必要な引き継ぎを行った
上で借入物品を撤去すること。その際,機器に記録されているデータは読み取りできな
い状態にすること。なお,これらに要する全ての費用は本調達に含まれる。
5
Ⅱ
調達物品等が備えるべき技術的要件
(包括的業務要件)
1.
本システムは情報基盤システム,端末システム及び教育支援環境からなり,音声,図
形,画像,映像等マルチメディア情報の処理及び伝送に十分に対応した性能,機能を
有すること。
2.
本システムは本学の全学生・教職員並びに本学主催行事参加者等約 4,500 名が利用で
き,最大 357 台の端末システムの同時利用に対し十分な応答が得られること。
3.
本システムは講義・演習での利用のほか,学生が自主的に学習できる環境を有するこ
と。
4.
端末システムはマルチメディア情報の入出力及び処理を行う機能を有すること。
5.
全ての端末システムはサーバにより統合管理されること。
6.
複数教室を使用した合併授業を行うための教室間連携機能を有すること。
7.
本システムは既設のキャンパス情報ネットワークシステムに接続し,ネットワークサ
ービスを利用できること。
8.
本システムは 24 時間運用を前提とするので,運用管理の省力化,ハードウェアの省エ
ネルギー化及びセキュリティ対策が十分に図られていること。
9.
本システムの障害発生時に対して迅速に復旧できる万全な保守体制をとること。
6
(性能,機能に関する要件)
1. 情報基盤システム
1.1 仮想サーバシステム
1.1.1
ハードウェア
1)
本体はブレード格納筐体及びブレードサーバ 8 枚で構成すること。
2)
本体は資料 3 に示されている既設コアスイッチ(Cisco Catalyst 6506,2台を Virtual
Switching System により構成)とそれぞれ総計 10Gbps 以上の転送速度でスイッチ型
のモジュールで接続すること。但し,接続に関する実作業については,受注者は現行
の保守・運用業者及び本学と協議・調整の上,本学の指示により行うこと。なお,こ
れらに要する費用は全て本調達に含まれる。さらに,1.2 ファイルサーバと 10Gbps 以
上の転送速度の伝送路を2回線で接続すること。なお,既設コアスイッチは教育・研
究1号館 C 棟 C303 に移設予定である。
3)
ブレード格納筐体は以下の要件を満たすこと。
a)
ブレードを 8 枚以上収納する機能を有すること。4 枚以上格納する機能を有する筐
体を 2 台以上で構成し,且つ一つの仮想化基盤として動作する場合は加点として
評価する。
b)
KVM スイッチ又はハードウェアによるリモートコンソールを用いて,モニタ,キ
ーボード及びマウスで操作可能であること。
c)
ブレードの活性挿抜機能を有すること。
d)
電源及び冷却ファンを冗長化構成していること。
4)
ブレードサーバの主記憶容量は 64GB 以上であること。
5)
ブレードサーバは以下の要件を満たす CPU を 2 個以上搭載すること。
6)
a)
8 コア以上であること。
b)
動作周波数は 2.1GHz 以上であること。
c)
キャッシュ容量は 20MB 以上であること。
d)
命令セットは 64bit であること。
仮想マシンのディスクイメージ格納領域として 1.2 ファイルサーバ上に領域を確保す
ること。実効容量は総計で 8TB 以上であること。
7)
8)の無停電電源装置からの通知に基づいて各サーバを停止する自動シャットダウン機
構を有すること。
8)
通電状態を監視し,5 分間以上の停電時に各サーバの駆動に必要な電力を供給する性能,
停電後 5 分経過した後,7)の自動シャットダウン機構に電源異常を通知する機能,及び
各サーバが停止するまでの間電力を供給し続ける性能,機能を有する無停電電源装置
を実装すること。又,復電時に各サーバを自動復旧する機能を有すること。
9)
仮想サーバシステム上に構築するシステムを複数の仮想マシンで構成する場合は負荷
をそれぞれのサーバに分散させるための装置を設置すること。サーバのアクセスログ
7
等が本装置からのアクセスではなく,実際にアクセスしている端末が記録されること。
10) 以下の機能を有するバックアップサーバを設置すること。
a)
ブレードサーバの仮想マシンのイメージを取得し,格納する機能を有すること。
なお,格納領域は磁気ディスクを用いるか,又は 1.2 ファイルサーバ上に領域を確
保すること。
b)
格納したブレードサーバのイメージを仮想サーバシステム上に展開する機能を有
すること。
11) 以下の性能,機能を有する管理コンソールパソコンが接続されていること。
a)
CPU は Intel 社製 Core i5-4570 又は,これと同等以上と判断されること。
b)
主記憶装置の物理容量は 8GB 以上であること。
c)
補助記憶装置の物理容量は 250GB 以上であること。
d)
DVD ディスクドライブを装備すること。
1.1.2
1)
ソフトウェア
ヴイエムウェア社製 VMware vSphere 5 Standard 又はこれと同等以上の機能を有す
ると判断される仮想化ソフトウェアパッケージを利用可能な形でインストールするこ
と。
2)
ブレードサーバの内1台にヴイエムウェア社製 VMware Virtual Center Server 又は
これと同等以上の機能を有すると判断される仮想マシン制御ソフトウェアを利用可能
な形でインストールすること。
3)
管理コンソールパソコンの OS はマイクロソフト社製 Windows 7 Professional 又は,
これと同等以上と判断されること。
4)
管理コンソールパソコンにヴイエムウェア社製 VMware vSphere Client 又は,これと
同等以上と判断される仮想サーバ管理ソフトウェアを利用可能な形でインストールす
ること。
1.2 ファイルサーバ
1)
本体は資料 3 に示されている既設コアスイッチとそれぞれ 1Gbps 以上の転送速度の伝
送路を 6 回線以上で接続すること。
2)
RAID6 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される冗長構成で動作すること。
3)
ディスクコントローラを 2 台以上で構成し,負荷分散を行うこと。又,コントローラ
に障害が発生した場合,自動的に他のコントローラが引継いで制御する機能を有する
こと。
4)
RAID 構成時で 20TB 以上の実効容量を有すること。30TB 以上であれば加点として評
価する。
5)
提供するファイルシステムは 4)の内,実効容量で,2.端末システムのネットワークドラ
8
イブ用及び利用者用ホームディレクトリとして 3TB 以上,1.情報基盤システムのログ
領域として 1TB 以上及び 3.2 e-Learning システム用コンテンツ格納領域として 1TB
以上であること。ディスクドライブを一纏めにしたプール領域を作成し,各割当領域
の容量を本システムを停止することなく変更する機能を有する場合は加点として評価
する。
6)
15,000rpm 以上の性能を有するディスクドライブから構成されていること。
7)
ディスクコントローラ及びディスクドライブはデータ転送速度理論値が 300MB/s 以上
の伝送路で接続されていること。
8)
ディスクドライブを活性挿抜する機能を有すること。
9)
磁気ディスクの内容を個別又は全て,自動的且つ高速にバックアップ及びリストアす
る機能を有すること。又,スケジューリングにより 90 世代以上の差分バックアップを
磁気ディスク上に作成し,誤操作により消去したファイルを利用者自身で復旧する機
能を有すること。
10) ファイルアクセスプロトコルとして,NFS Version 4 以降及び CIFS に対応しているこ
と。
11) 利用者毎にファイルの利用量制限を行う機能を有すること。
12) 利用者が自分の個々のファイルに対しアクセス権(読込み,書込み等)を設定する機
能を有すること。
13) 予備のディスクドライブを 1 台あたり 2 個以上実装し,ディスクドライブの障害発生
時に,システムが自動的に予備のディスクドライブにデータの再構築を行い,システ
ムを停止することなく運用を継続する機能を有すること。
14) 保存されるデータの内容を分析し,重複を排除することによりディスクスペースを節
約する機能を有すること。
15) 13)及び 14)の機能を同時に有効化して運用する機能を有すること。
1.3 統合認証サーバ
1)
本サーバ内には,学内構成員の情報として 50 以上の属性を保存,追加,修正する機能
を有すること。属性の項目及び内容は別途本学と協議して設定すること。
2)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,特
性等を考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,別
途 1.1.1-4)及び 5)を満たすブレードサーバを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設置し,単
体で動作させること。
3)
LDAP サーバとして動作すること。
4)
Microsoft Active Directory のドメインコントローラとして動作すること。
5)
学術認証フェデレーションの IdP 及び SP として動作すること。
6)
eduroam 認証に対応していること。
9
7)
クライアントからの要求に応じ利用者認証を行う機能を有すること。
8)
連携先のシステムとして以下のシステムを対象にできること。さらに,ODBC 接続可
能な RDBMS 上のユーザファイルを対象にできる場合は加点として評価する。
9)
a)
Active Directory
b)
LDAP サーバ
連携するパスワードを暗号,又はハッシュ化した値で連携する機能を有すること。
10) 連携先のシステムに対して,アカウント及びパスワードの同期がリアルタイムに行え
ること。
11) 利用者情報の一括登録,更新及び削除する方法として次の機能を有すること。さらに,
ODBC 接続による,RDBMS 又は CSV からの投入を行う機能を有する場合は加点とし
て評価する。
a)
CSV ファイルでの投入。
b)
CSV ファイルを用いた入出力を行う場合の文字コードとして,Shift-JIS,又は
UNICODE が使用できること。
12) Web インターフェースにより,利用者がパスワードを変更する機能を有すること。
13) Web インターフェースにより,管理者がユーザ情報を個別にメンテナンスする機能を
有すること。Web インターフェースにより,ユーザ情報の追加,削除等の操作履歴及
び実行したユーザ ID を検索表示する機能を有する場合は加点として評価する。
14) 5,000 名以上の利用者情報を管理する機能を有すること。
15) 利用者情報の登録,削除及び変更時に,利用者情報の引き渡しにより別途本センター
が指定するサーバでスクリプトを動作させる機能を有すること。又,これらの設定を
Web 上の GUI インターフェースから行う機能を有すること。
16) 本サーバ内に格納されている情報の入出力機能を開発するためのプログラムインター
フェースを有すること。データ連携内容に基づく設計及び構築を GUI により行う機能
を有する場合は加点として評価する。
1.4 メールサーバ
1)
JIS Q 27001 規格を取得した組織が運営するデータセンターに設置すること。
2)
データセンターは日本国内に立地していること。
3)
2 台以上のサーバで冗長構成し,負荷分散すること。
4)
1 台のサーバに障害が発生した場合でも電子メールサービスを継続できること。
5)
サーバ間で設定変更内容が自動的に同期される仕組みを有すること。
6)
サーバ単体の性能は以下の条件を有すること。
7)
a)
CPU は 3GHz 以上の性能が割り当てられていること。
b)
主記憶容量は 8GB 以上の容量が割り当てられていること。
設置されるネットワークの WAN 側には以下の性能,機能を有するアプライアンス製品
10
のファイアウォールが接続されていること。ファイアウォールは 2 台以上で冗長化さ
れたシステム構成とすること。
8)
a)
停電時 5 分以上の電力を供給する性能,機能を有する無停電電源装置
b)
4 ポート以上の 100/1000BASE-T インターフェース
c)
6Mpps 以上のファイアウォール パケットスループット
d)
不正侵入検知および防御機能
e)
ウィルスおよびスパイウェアの検知及び防御機能
f)
アンチスパムの検知及び排除機能
g)
Web フィルタリング機能
h)
SSL 暗号化トラフィックインスペクション機能
i)
Web インターフェースによるリモート設定機能
OS は日本語対応であり,レッドハット社製 Red Hat Enterprise Linux 6 又はこれと
同等以上の機能を有すると判断されること。
9)
1.3 統合認証サーバと連携して利用者認証を行う機能を有すること。但し,本学とデー
タセンター間のネットワークが不通になった場合でも認証を行う機能を有すること。
10) 利用ライセンス数は 5,000 以上であること。
11) メール保存領域は RAID5 構成で実効容量が 3TB 以上であること。
12) 利用者毎にファイルの利用量制限を行う機能を有すること。
13) SSL に対応した Web メール機能を有すること。
14) Web メール機能を利用する場合の同時接続数は 300 以上であること。
15) iOS で動作する safari 及び Android で動作するブラウザを識別し,それらに対応した
スマートフォン専用の Web インターフェースを有すること。但し,ここで言うブラウ
ザとはアプリケーションの名称である。
16) POPS,IMAPS サーバ機能を有すること。
17) 100 以上のメーリングリストを作成する機能を有すること。
18) 以下の別名機能を有すること。
a)
各利用者が自身のメールアカウントに対して任意の別名を設定する機能
b)
別名を用いて送受信する機能
c)
過去に用いられた別名を一定期間以上利用させない機能
19) 以下の SPAM メール及びウィルス対策機能を有すること。
a)
SPAM やウィルスメールである疑いの度合いを判定して処理する機能
b)
ブラックリスト及びホワイトリストによる検査機能
c)
定義ファイルを自動的に更新する機能
20) 現在使用している本学のメールアドレスのドメイン「@mmm.muroran-it.ac.jp」を継
続して使用する機能を有すること。
21) 以下の情報を取得する統計機能を有すること。
11
a)
過去 60 日以上のログイン情報
b)
過去 60 日以上の接続情報
c)
過去 60 日以上のメール送受信情報
d)
CPU の平均負荷,及び主記憶容量の平均使用量及びサーバディスクの使用状況
22) Web インターフェースで以下の項目の管理を行う機能を有すること。
a)
ユーザ,グループの追加,修正,削除
b)
各ユーザが設定した自動振り分け設定,転送設定,自動応答設定,モバイル設定,
及び受信拒否リストの確認,修正
c)
SMTP,POP,IMAP,Webmail の各種ログ表示
d)
メールキューの状態確認,並びにキューに保存されているメールの再配送,返送
及び削除
23) バックアップ領域として,フルバックアップを 2 世代保存可能な容量を専用ストレージ領域内に
確保し,指定した時間に自動的にバックアップする機能を有すること。
1.5 公式 Web サーバ
1)
JIS Q 27001 規格を取得した組織が運営するデータセンターに設置すること。
2)
データセンターは日本国内に立地していること。
3)
2 台以上のサーバで冗長構成し,負荷分散すること。
4)
各サーバは主記憶容量として 8GB 以上割り当てられていること。
5)
Web コンテンツ格納領域は RAID5 構成で実効容量が 200GB 以上であること。
6)
設置されるネットワークの WAN 側には 1.4-7)の性能及び機能を満たすファイアウォー
ルが接続されていること。但し,1.4-7)のファイアウォールと共用しても良い。
7)
OS は日本語対応であり,
レッドハット社製 Red Hat Enterprise Linux 6,The CentOS
Project 製 CentOS 6 又はこれと同等以上の機能を有すると判断されること。
8)
1.3 統合認証サーバと連携して利用者認証を行う機能を有すること。但し,本学とデー
タセンター間のネットワークが不通になった場合でも認証を行う機能を有すること。
9)
下記ソフトウェアを連携して利用可能な形でインストールすること。なお,各ソフト
ウェアのバージョンは本センターと協議の上選択すること。
a)
Apache-2.2 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される WWW サーバソフ
トウェア
b)
php-5.3 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される PHP インタープリタソ
フトウェア
c)
MySQL-5.1 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される冗長構成の SQL デ
ータベースソフトウェア。
d)
OpenSSL-1.0.1d 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される暗号化ソフト
ウェア
12
e)
Pro FTPD 1.3.4c 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される FTP サーバソ
フトウェア。又,SFTP サーバとして動作させること。
f)
WordPress-3.5.1(日本語版) 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される
CMS ソフトウェア
10) 現在使用している公式サイト用 Web サーバのデータ(約 51GB)を利用可能な形で移行
すること。
1.6 利用者用 Web サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。
2)
OS は日本語対応であり,
レッドハット社製 Red Hat Enterprise Linux 6,The CentOS
Project 製 CentOS 6 又はこれと同等以上の機能を有すると判断されること。
3)
1.3 統合認証サーバと連携して利用者認証を行う機能を有すること。
4)
WWW ファイル領域として NFS プロトコルにより 1.2 ファイルサーバの利用者用ホー
ムディレクトリ領域が利用可能な形でマウントされていること。
5)
下記ソフトウェアを連携して利用可能な形でインストールすること。なお,各ソフト
ウェアのバージョンは本センターと協議の上選択すること。
a)
Apache-2.2 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される WWW サーバソフ
トウェア
b)
php-5.3 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される PHP インタープリタソ
フトウェア
c)
MySQL-5.1 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される SQL データベース
ソフトウェア
d)
OpenSSL-1.0.1d 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される暗号化ソフト
ウェア
e)
Pro FTPD 1.3.4c 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される FTP サーバソ
フトウェア。又,SFTP サーバとして動作させること。
f)
WordPress-3.5.1(日本語版) 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される
CMS ソフトウェア
6)
現在使用している一般利用者 Web サーバのデータ(約 500GB)を利用可能な形で移行す
ること。
7)
Web 領域利用登録機能として以下の処理を一括で行う機能を有すること。
a)
利用者のユーザ名及びパスワードの登録
b)
Web 領域への 5)f) CMS ソフトウェアのインストール
c)
5)c)SQL データベースソフトウェアへ 5)f) CMS ソフトウェアで利用するユーザ名
の登録及び初期データベースの構築
13
1.7 ポータルシステム
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,特
性等を考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,別
途 1.1.1-4)及び 5)の要件を満たすブレードサーバを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設置
し,単体で動作させること。
2)
1.3 統合認証サーバを利用して利用者認証を行うこと。
3)
次のシステムを一度の認証により利用可能(以下,
「SSO」という。)とし,ポータル内
で連携して利用する機能を有すること。
4)
a)
1.4 メールサーバでの Web メール
b)
1.10 ネットワーク接続申請管理システムで導入する申請サービス
c)
1.14 IT 資産管理システムで導入する資産管理サービス
d)
グループウェア(株式会社リンコム製 リンコムネクスト)
e)
図書館情報システム(富士通株式会社製 iLiswave-J)
f)
履修登録システム(日本システム技術株式会社製 UNIVERSAL PASSPORT EX)
g)
3.2 e-Learning システム
h)
発生源入力システム(株式会社ニッセイコム製 GrowOne 財務会計)
i)
教員データベースシステム(メディアフュージョン社製 MF 研究者総覧システム)
Basic 認証又は Form 認証を用いたログイン方式を用いているシステムを SSO の対象
として追加する機能を有すること。この方式以外のシステムを SSO の対象とする場合
は,本センターと協議の上,対応すること。
5)
ポータル内に表示する 3)及び 4)のサービスは,1.3 統合認証サーバの属性情報によって,
学生,教員,職員等の区分ごとに異なるメニューやリンクを表示する機能を有するこ
と。
6)
利用言語は日本語及び英語に対応していること。
1.8 ウィルス対策サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。
2)
2.2.2-1)のウィルス対策ソフトウェアと大学内のパソコン及びサーバのウィルス対策ソ
フトウェアのサーバ機能,管理機能をもつ構成であること。
3)
エフセキュア社製エフセキュア キャンパスパック及び PSB オプションの for MAC
OS,for Android OS 又はこれと同等以上の機能を有すると判断されること。
4)
ウィルス対策ソフトウェアのライセンス数は教職員と学生数の合計数 4,000 ユーザで
利用できること。
5)
本学ネットワークに接続する可能性のある大学所有,教職員及び学生の使用するパソ
コン及びサーバにインストールできること。
6)
起動している OS に対してウィルス対策ソフトウェアの検索プログラム・定義ファイル
14
の更新を行う機能を有すること。又,適用結果を集計・報告する機能を有すること。
なお,5)のスタンドアロンで動作するものは除く。
7)
ウィルス対策ソフトウェアは以下の OS に対応していること。
a)
マイクロソフト社製 Windows Vista(各エディション) ,Windows 7(各エディショ
ン),及び Windows 8(各エディション)
b)
マイクロソフト社製 Windows Server 2003,
Windows Server 2008,
及び Windows
Server 2012
c)
Apple 社製 Mac OS X v10.6 以降
d)
レッドハット社製 Red Hat Enterprise Linux 4 以降
e)
CentOS 5 以降
f)
グーグル社製 Android 2.1 以降
1.9 DNS サーバ
1)
学外向けに 2 台のサーバで冗長化構成とすること。BCP 対策としてプライマリサーバ
を 1.4 メールサーバ又は 1.5 公式 Web サーバの設置データセンター内に設置すること。
2)
学内向けに 2 台のサーバで冗長化構成とすること。1.1 仮想サーバシステムの仮想マシ
ンとして動作するか,アプライアンス製品であること。但し,アプライアンスとする
場合は 5 分以上の停電に対応する無停電電源装置が接続されていること。
3)
DNS サーバとしての処理速度は 3000QPS 以上であること。ただし,オープンソース
ソフトウェアを利用する場合は,BIND に付属する queryperf による計測結果であるこ
と。
4)
既存の DNS サーバ情報を引き継ぐこと。情報の引き継ぎにあたっては,本センターと
協議の上,その設定や設計を行うこと。バージョンや互換性の問題により引き継ぎ困
難な場合には,代替案を提示の上,対応すること。
1.10 ネットワーク接続申請管理システム
1)
1.3 統合認証サーバにより認証を行い,さらに利用者の属性に応じた権限を割り当てる
機能を有すること。
2)
Web インターフェースでネットワークに接続する機器の登録,変更及び削除を行う機
能を有すること。
3)
以下の情報を持つネットワーク接続管理データベースを構築すること。
a)
管理者 ID
b)
機器 ID
c)
設置場所
d)
接続機器名
e)
OS 名
15
f)
ルータ機能の使用有無
g)
MAC アドレス
h)
機器購入種別:
「公費」又は「公費以外」の選択式であること。
i)
希望 VLAN:選択式であること。但し,管理者 ID に対して割当済みである。
j)
希望 IP アドレス:VLAN に対して割当済みの IP アドレスレンジから選択するこ
と。但し,IP アドレスの選択においては,利用中のアドレスを除いて空き番リス
トが表示され,申請処理中の IP アドレスの重複を排除すること。
k)
FQDN
l)
登録日時
m) 変更日時
4)
n)
削除日時
o)
その他,10項目以上の予備項目
他システムとの連携のため,3)のデータベースを CSV 又は XML 形式でファイルに出
力する機能を有すること。LDAP 又は ODBC でデータを入出力する機能を有する場合
は加点として評価する。
5)
3)a)管理者 ID は認証を行った利用者 ID を用いること。
6)
3)b)機器 ID を自動的に割り当てる機能を有すること。又,割り当て後,手動で変更す
る機能を有すること。
7)
登録及び変更時は 13)RADIUS 機能に MAC アドレスを登録し,14)DHCP サーバ機能
により,3)i)希望 VLAN 及び j)希望 IP アドレスの選択リストを列挙する機能を有する
こと。
8)
認証情報に基づいて自らが管理する機器に対してのみ変更及び削除を行う機能を有す
ること。
9)
自らが管理する機器を他の管理者へ移管する機能を有すること。
10) 権限の階層構造を有し,上位の権限を持つ管理者は下位の管理者が管理する全ての機
器の変更及び削除を行う機能を有すること。
11) 登録,変更又は削除が行われた場合にシステム管理者にメールで通知する機能を有す
ること。
12) システム管理者機能として,全ての機器に対して,変更,削除を行う機能を有するこ
と。
13) 以下の RADIUS 機能を有すること。
a)
予め登録された接続機器の MAC アドレスに従って接続を認証し,VLAN を特定
する機能を有すること。
b)
既存の RADIUS サーバ情報を引き継ぐこと。情報の引き継ぎにあたっては,本セ
ンターと協議の上,その設定や設計を行うこと。引き継ぎ困難な場合には,代替案
を提示の上,対応すること。
16
14) DHCP サーバ機能を有し,既存の DHCP サーバ(Infoblox 社製 Infoblox-1050-A,NIOS
4.3r8-12,2台)の情報を引き継ぐこと。情報の引き継ぎにあたっては,本センターと協
議の上,その設定や設計を行うこと。引き継ぎ困難な場合には,代替案を提示の上,
対応すること。
15) 管理者権限を有する本学職員による機能追加のため,2)Web インターフェース及び 3)
データベースを修正,追加する機能を有すること。
1.11 UTM 装置
1)
本学キャンパス情報ネットワークシステムの SINET 接続用ルータ,本センターが指定
する同 DMZ 用エッジスイッチのポート及び同コアスイッチのポートにそれぞれ
1Gbps 以上の通信速度で接続すること。
2)
アプライアンス製品であること。
3)
停電時 5 分以上の電力を供給する性能,機能を有する無停電電源装置を電源部に装備
すること。
4)
2 台以上で冗長化されたシステム構成とすること。
5)
100/1000BASE-T インターフェースを 5 ポート以上搭載していること。
6)
ファイアウォール機能を有し,スループットは 5Gbps 以上であること。
7)
VPN サーバとして,以下の性能,機能を有すること。
a)
SSL-VPN 機能を有すること。
b)
認証方法は 1.3 統合認証サーバによる認証であること。
c)
ワンタイムパスワード認証装置として以下の機能を有すること。
① ユーザがクライアント側で入力したパスワードは ,SSL 等による暗号化機能,
更にハッシュ値を用いること。
② 表示の度にランダムに生成される情報が記載された表を利用し,ユーザがそ
の表から,あらかじめ決めた特定の位置や順番の数字等を入力することで認
証を行う機能を有すること。イメージの推察によるなりすましの被害の可能
性を最小限にするため,固定の英数字をパスワードに自由に組み込む機能を
有する場合は加点として評価する。
8)
d)
300 ユーザ以上の認証を行う機能を有すること。
e)
最大 50 回線の同時接続で通信を行う性能,機能を有すること。
侵入防御機能を有し,スループットは 2Gbps 以上であること。さらに,実行形式ファ
イルを仮想環境で実行してその動作を観察することにより,ファイルに潜む悪意のあ
る活動を識別する機能を有すること。
9)
アンチウィルス機能を有し,ウィルスデータベースを定期的に更新すること。
10) アンチスパイウェア機能を有し,スパイウェアデータベースを定期的に更新すること。
11) Web フィルタリング機能を有し,制御に必要なデータベース等を定期的に更新するこ
17
と。
12) アプリケーション通信を,1.3 統合認証サーバと連携しユーザ単位で制御する機能を有
すること。
13) Web インターフェースによるリモート設定の機能を有すること。そのための専用管理
サーバが必要な場合は仮想マシン上に設置し,必要なソフトウェアをインストールす
ること。
14) トラフィック,脅威,URL,データ フィルタリングの各ログの閲覧,フィルタリング
及びエクスポートを行う機能を有すること。
15) アプリケーション,URL カテゴリ,脅威及びデータのモニタリング及びグラフィカル
表示を行う機能を有すること。
1.12 ネットワーク監視サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム上にインストールするか,アプライアンス製品として納入する
こと。アプライアンスとする場合は 5 分以上の停電に対応する無停電電源装置も納入
すること。
2)
専用エージェントを対象の機器にインストールし,CPU,メモリ,ネットワーク,デ
ィスクスペース,プロセス等のパフォーマンス指標の監視を行う機能を有すること。
3)
メールサーバや Web サーバ等に対して専用エージェントをインストールすることなく
死活監視及び応答監視を行う機能を有すること。
4)
ネットワーク機器の SNMP エージェント機能に対応し,ネットワーク使用率,CPU,
メモリ,ポートステータス,温度,電源及びファンの状態の監視を行う機能を有する
こと。互いに接続されている 2 機器間のトラフィックを監視する機能を有する場合は
加点として評価する。
5)
MySQL,PostgreSQL,Oracle Database 及び Microsoft SQL Server の死活監視を行
う機能を有すること。
6)
3,000 台以上のネットワーク接続機器を自動検出する機能を有すること。ルータ配下の
ネットワーク機器を検出する機能を有する場合は加点として評価する。
7)
定期的な自動探索機能を有すること。
8)
検出された装置は,カテゴリごとに一覧表示できる機能を有すること。
9)
収集されたデータをリアルタイムグラフ,ネットワークマップ等でグラフィカル表示
する機能を有すること。ネットワークマップを自動作成する機能を有する場合は加点
として評価する。
10) Web インターフェースによるリモート設定の機能を有すること。
11) 事前定義されたイベントを電子メールで送信する機能を有すること。
12) 監査ログをエクスポートする機能を有すること。
18
1.13 セキュリティ検査システム
1)
1.1 仮想サーバシステム上にインストールするか,アプライアンス製品として納入する
こと。アプライアンスとする場合は 5 分以上の停電に対応する無停電電源装置も納入
すること。
2)
検査結果は日本語で記述されており,且つ PDF 形式で出力する機能を有すること。
3)
ライセンス数は 100 IP アドレス以上であること。
4)
スケジューリングにより検査を行う機能を有すること。
5)
各サーバの単一検査と複数のサーバをグループ化して行う検査を同時に行える機能を
有すること。
6)
1 日に 1 度以上,脆弱性ナレッジベースの更新を自動で行う機能を有すること。
1.14 IT 資産管理システム
1.14.1 収集サーバ
1)
1.3 統合認証サーバにより認証を行うこと。
2)
Web インターフェースによる資産の登録,変更及び削除を行う機能を有すること。
3)
認証情報に基づいて自らが管理する資産に対してのみ変更及び削除を行う機能を有す
ること。又,認証情報に基づく権限の階層構造を有し,上位の権限を持つ管理者は下
位の管理者が管理する全ての機器の変更及び削除を行う機能を有すること。
4)
自らが管理する機器を他の管理者へ移管する機能を有すること。
5)
システムの表示及びマニュアルは日本語対応であること。
6)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。
7)
調査対象のパソコンの OS は以下とする。CentOS 5 以降に対応する場合は加点として
評価する。
a)
マイクロソフト社製 Windows。32bit 及び 64bit 版に対応すること。
・Windows 8(無印,Pro,Enterprise)
・Windows 7(Home Premium, Professional,Ultimate)
・ Windows Vista ( Home Basic, Home Premium, Business , Enterprise ,
Ultimate)
・Windows XP (Home Edition, Professional)
・Windows 2000 Professional
・Windows Server 2008
・Windows Server 2003
・Windows 2000 Server SP4
b)
Apple 社製 Mac OS
・Mac OS X 10.8
・Mac OS X 10.7
19
・Mac OS X 10.6
・Mac OS X 10.5
・Mac OS X 10.4
8)
ライセンス数は7)に挙げた OS で a)で 2500 以上,b)で 300 以上であること。CentOS
5 以降に対応している場合はで 300 以上であること。
9)
パソコンが仮想 OS 上で運用されている場合や,異なる OS を多重起動している場合も
各 OS 環境での PC 情報を収集する機能を有すること。
10) NAT 又は NAPT によって接続されている場合においても,情報収集及び管理を行う機
能を有すること。
11) パソコンから以下の情報を収集する機能を有すること。
a)
基本情報
OS 名,OS バージョン,収集日時。OS が Windows の場合は次項目も収集対象と
する。サービスパック,Windows Update 更新設定,Windows Update 最終更新
日時。
b)
ネットワーク情報
MAC アドレス,IP アドレス
c)
ソフトウェア情報
インストールソフトウェア名称,ソフトウェアバージョン,プラットフォーム。
マイクロソフト社製 Office 製品については,各エディション,プロダクト ID を収
集する機能を有すること。以下の情報を収集する機能を有する場合は加点として
評価する。さらに,セカンドライセンス,アップグレード権/ダウングレード権
を管理する機能を有する場合は加点として評価する。
① アドビシステムズ社製品については,ソフトウェア名称及びシリアル番号。
但し,対象とするソフトウェアは,Photoshop,Illustrator 及び Acrobat と
する。
② オートデスク社製品については,ソフトウェア名称,バージョン及びシリア
ルコード
d)
ウィルス対策ソフトウェア
ソフトウェア名,バージョン,エンジンバージョン,定義ファイルバージョン,
定義ファイルの提供日時,又は,定義ファイルの最終更新日。又,収集対象のソ
フトウェアを追加する機能を有すること。
e)
a)〜d)の他,任意の内容を入力可能な機能を有すること。又,利用者の負荷軽減の
ため,文字入力以外に選択項目の設定機能を有すること。
12) パソコンごとに個別の識別子を付与すること。
13) 収集した情報を管理画面上で集計する機能を有すること。
14) 収集した情報を管理画面上で並び替え,及び絞り込みを行って表示する機能を有する
20
こと。
15) 収集した情報を CSV 形式で書き出す機能を有すること。さらに 13),14)の情報を書き出
す機能を有する場合は加点として評価する。
16) 7)で示した OS について,契約期間中は,新たな OS へ対応したシステムを継続して提
供すること。なお,システムの提供に関する費用は本調達に含まれる。
1.14.2 クライアント機能
1)
パソコンの OS 及びアプリケーションの情報を収集し,1.14.1 収集サーバへ送信する機
能を有すること。パソコンの OS がマイクロソフト社製 Windows 系 OS の場合,Web
インターフェース上の操作によって自動的に機能が無効化又は削除される場合は加点
として評価する。
2)
収集した情報を収集サーバへ送信する際は暗号化すること。
3)
外部記録メディアを利用して情報を収集する機能を有すること。
4)
情報収集及び情報送信時に確認メッセージを表示する機能を有すること。
1.14.3 ライセンス管理台帳
1)
1.14.1 収集サーバに蓄積されている情報から全てのソフトウェア情報を取得し,個々
のソフトウェアに関する台帳を作成する機能を有すること。
2)
ソフトウェアごとに購入ライセンス数とインストール済みライセンス数の差分を表示
する機能を有すること。
3)
Office 等の複数の製品で構成されているソフトウェアスイートを1つのライセンスと
して識別し,ライセンスの二重カウントを防止する機能を有すること。
4)
ライセンス管理に実効的なソフトウェア名の名寄せを自動的に行う機能を有している
こと。また名寄せのための辞書を更新する機能を有すること。
5)
ユーザライセンスやクライアントライセンス,ダウングレード,アップグレード,セ
カンドライセンス等ライセンス形態ごとに分類する機能を有すること。ダウングレー
ドとアップグレードについては,ダウングレード又はアップグレードの元となったラ
イセンス資産,ダウングレード又はアップグレード先のライセンス資産が関連付けら
れて管理され,利用可能な有効ライセンス数を適正に管理する機能を有する場合は加
点として評価する。
6)
財務会計システムから出力された CSV ファイルを取り込み,ソフトウェア情報,ライ
センス情報を管理台帳に登録するため,以下の機能を有すること。
a)
財務会計システムから出力されたファイル内容のうち,既にライセンス管理台帳
に登録済である情報を識別し,未登録情報のみ抽出して取り込む機能を有するこ
と。
b)
a)の取込み機能は,管理者がワンクリック等の簡易な操作で実行できること。
21
なお,1 日一度以上財務会計システムから受け渡された情報を自動で取り込む機能
を有する場合には加点として評価する。
c)
購入取りやめ,納入品の返品等の事態を考慮し,取り込んだ情報を管理者が手動
で修正・登録する機能を有すること。
d)
7)
取込み件数等のログ情報を表示する機能を有すること。
Web インターフェースにより,台帳の登録,削除,編集を行う機能を有すること。
1.15 利用者パスワードリマインダ
1)
以下の手順により,Web インターフェースによるパスワード忘却時のパスワード変更
を行う機能を有すること。
① 利用者は予め使用する送信先メールアドレスを登録すると同時に,パスワード再
発行の Web インターフェースにより,秘密の質問と回答を登録する。
② 利用者によるパスワードの変更要求時にはアカウントと登録された秘密の質問に
対する回答により認証する。
③ 上記認証後,パスワードを変更する画面の URL を①で登録した送信先メールアド
レスへ送信する。その際,利用者の Web インターフェース画面には URL を参照す
るために必要な暗証番号を表示する。
④ 利用者がメールで送付された URL を参照し,③で表示された暗証番号による認証を行
う。
⑤ 利用者が希望するパスワードを入力すると同時に,1.3 統合認証サーバに登録されてい
るパスワードがそれに変更される。
2)
リマインダ情報として利用される,送信先メールアドレス,秘密質問ならびにその答えは,デー
タベースに格納される場合には,暗号化又はハッシュ化されて保管運用されること。
3)
URL アドレスと暗証番号はランダムに自動生成されること。
1.16 利用者パスワード発行機
管理者が利用者から学生証又は,身分証明書を受け取り本人確認後,IC カードリーダー
に学生証又は,身分証明書をかざすと 1.3 統合認証サーバの利用者のパスワードをランダム
なパスワードに上書きし,変更したパスワードをサーマルプリンタが印刷し利用者へ通知
する。
1)
IC カードリーダーは,FCF フォーマットに準拠した IC カードからデータを読み取る
機能を有すること。
2)
3)
サーマルプリンタは以下の機能を有すること。
a)
オートカッター機能を有すること。
b)
印字速度は 300 ㎜/s 以上であること。
IC カードリーダー,サーマルプリンタ及び 1.3 統合認証サーバへの連携にパソコンが
22
必要な場合は下記の機能を有すること。パソコンを用いないで IC カードリーダーと
Linux OS 搭載サーマルプリンタで構成する場合は加点として評価する。
a)
携帯が可能なノート型で,重量は 1.5kg 以下であること。
1.17 アプリケーション配信サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,特
性などを考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,
別途 1.1.1-4)及び 5)の要件を満たすブレードサーバを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設
置し,単体で動作させること。
2)
2.2.1-5)~7) のアプリケーションを学内の任意のマイクロソフト社製 Windows7 又は 8
で動作するパソコンで利用できること。
3)
利用するアプリケーションをユーザ又は IP アドレスにより制限する機能を有するこ
と。
4)
保有ライセンス数以上のアプリケーション利用を制限する機能を有すること。
5)
ユーザ又は IP アドレス毎に利用可能なアプリケーションを限定する機能を有すること。
6)
以下のアプリケーション利用予約機能を有すること。
a)
利用開始時間及び終了時間を指定する機能
b)
スケジュール機能によりライセンス割り当ての対象外となった端末では,強制的にアプリ
ケーションを利用できなくすること。又,利用できなくなる時刻よりも前に警告画面を表示
すること。
c)
フローティングライセンスのアプリケーションに対しては,スケジュール設定したライセンス
数のみを予約対象とし,保有ライセンス数を超えない範囲で予約対象外の端末でも利用
できること。
1.18 ライセンス管理サーバ
1)
1.1
仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,
特性などを考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,
別途 1.1.1-4)及び 5)の要件を満たすブレードサーバを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設
置し,単体で動作させること。
2)
OS はマイクロソフト社製 Windows Server 2008 又はこれと同等以上の機能を有する
と判断される日本語 OS であること。
3)
1.8 ウィルス対策サーバにより管理されるクライアントソフトウェアを動作可能な状
態でインストールすること。
4)
2.2.8 ソフトウェアグループⅦの各サーバソフトウェアを動作可能な状態でインストー
ルすること。
23
2. 端末システム
2.1 パーソナルコンピュータ
2.1.1 共通要件
1)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ及び 2.1.3 ノート型パーソナルコンピュ
ータ(以下,
「端末」という。
)の利用時に 1.3 統合認証サーバと連携した 2.3 端末統合
管理サーバにより利用者認証を行うこと。
2)
利用者用データは,1.2 ファイルサーバの領域に格納すること。
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ
2.1.2.1 共通要件
1)
以下の方法でパーソナルコンピュータの盗難防止対策を行うこと。
a)
本体をテーブルに係留すること。
b)
本体ケースは,管理者以外の開閉を禁止するため,施錠するための仕組みが用意
されていること。但し,施錠するための鍵は共通化すること。
c)
周辺機器は本体との接続ケーブルを束ねてテーブル又は本体ケースに固定するこ
と。
d)
本学が指定する既設エッジスイッチに 1Gbps 以上の転送速度で接続すること。
2.1.2.2 タイプ A 298 台
1)
CPU は Intel 社製 Core i5-4570 又はこれと同等以上の性能,機能を有すると判断され
ること。Core i7-4770 又はこれと同等以上の性能,機能を有すると判断される場合は
加点として評価する。
2)
主記憶装置の物理容量は 8GB 以上であること。
3)
補助記憶装置の物理容量は 160GB 以上であること。Solid State Disk の場合は加点と
して評価する。
4)
CD-ROM 媒体は最大 24 倍速以上,DVD-ROM 媒体は最大 8 倍速以上で読み込み可能
な光ディスク装置を本体に内蔵すること。
5)
1GB 以上のビデオメモリを搭載した DirectX11 対応 3D グラフィックアクセラレータ
を本体に内蔵すること。
6)
ステレオサウンドの録音・再生を行う機能を有すること。
7)
1000BASE-T インターフェースを本体に内蔵すること。
8)
対角 21 インチ以上,コントラスト比 1000:1 以上,同時表示色 1600 万色以上,且つ解
像度 1920×1080 ドット以上で表示するカラーワイド液晶ディスプレイ装置を実装す
ること。但し,外寸の横幅は 550 ㎜以下且つ高さは 400 ㎜以下であること。
9)
本体とディスプレイ装置は一度の操作により連動して電源供給及び遮断されること。
10) USB 電源供給式 2 ボタン以上のレーザー方式ホイールマウス及び JIS 配列準拠のキー
24
ボードを実装すること。
11) 以下の性能,機能を有するビデオカメラを実装すること。
a)
撮像素子数は 130 万画素以上であること。
b)
1280×960 ドット以上の解像度,且つ 30fps 以上のフレームレートで撮影する性
能,機能を有すること。
c)
USB 電源供給式であること。
d)
端末本体又はディスプレイ装置に着脱する機能を有すること。
12) ヘッドセットを実装すること。
13) 周辺機器の接続のため USB3.0 又は USB2.0 の接続ポートが本体前面に 2 箇所及び本
体背面に 4 箇所以上内蔵されていること。但し,2 箇所は USB3.0 であること。
14) 外形寸法は幅 100 ㎜,奥行き 400 ㎜,高さ 350 ㎜以下であること。但し,固定脚を除
く。
15) 以下の性能,機能を満たすブルーレイ DVD マルチドライブ装置 8 台を本学が指定する
端末に接続すること。
a)
CD-R 媒体への書き込み速度は最大 24 倍速以上,且つ CD-RW 媒体への書き換え
速度は最大 16 倍速以上であること。
b)
DVD+R 及び DVD-R 媒体への書き込み速度は 1 層書き込み最大 8 倍速以上,且つ
2 層書き込み最大 6 倍速以上であること。
c)
DVD+RW 及び DVD-RW 媒体への書き換え速度は最大 6 倍速以上であること。
d)
DVD-RAM への書き込み速度は最大 5 倍速以上であること。
e)
BD-R 媒体への書き込み速度は 1 層,2 層とも最大 6 倍速以上,BD-RE 媒体への
書き込み速度は 1 層,2 層とも 2 倍速以上,且つ BD-XL 媒体への書き込み速度は
3 層で最大 2 倍速以上であること。
2.1.2.3 タイプ B 10 台
1)
CPU は Intel 社製 Core i3-3240 又はこれと同等以上の性能,機能を有すると判断され
ること。
2)
主記憶容量は 8GB 以上であること。
3)
磁気ディスク装置の物理容量は 160GB 以上であること。
4)
1000BASE-T インターフェースを本体に内蔵すること。
5)
対角 21 インチ以上,コントラスト比 1000:1 以上,同時表示色 1600 万色以上,且つ解
像度 1920×1080 ドット以上で表示するカラーワイド液晶ディスプレイ装置を実装す
ること。但し,外寸の横幅は 550 ㎜以下且つ高さは 400 ㎜以下であること。
6)
本体とディスプレイ装置は一度の操作により連動して電源供給及び遮断されること。
7)
USB 電源供給式 2 ボタン以上のレーザー方式ホイールマウス及び JIS 配列準拠のキー
ボードを実装すること。
25
8)
ヘッドセットを実装すること。
9)
周辺機器の接続のため USB3.0 又は USB2.0 の接続ポートが本体前面に 2 箇所及び本
体背面に 4 箇所以上内蔵されていること。但し,2 箇所以上は USB3.0 であること。
10) 外形寸法は幅 100 ㎜,奥行き 400 ㎜,高さ 350 ㎜以下であること。但し,固定脚を除
く。
11) DVD 媒体の読み込み速度が最大 16 倍速以上の DVD ドライブ装置を内蔵すること。
12) A4 サイズで,4800dpi 以上の解像度,3 原色各色 16bit 以上の量子化で読み取る性能,
機能を有し,USB 接続型のカラーイメージスキャナ 3 台を本学が指定する端末に接続
すること。
2.1.3 ノート型パーソナルコンピュータ 49 台
1)
携帯が可能なノート型で,重量は 2.5kg 以下であること。
2)
CPU は Intel 社製 Core i5-3320M 又はこれと同等以上の性能,機能を有すると判断さ
れること。
3)
主記憶装置の物理容量は 8GB 以上であること。
4)
補助記憶装置は Solid State Disk で物理容量は 120GB 以上であること。
5)
ディスプレイのサイズは 15 インチ以上且つ 16 インチ以下のワイド型であること。
6)
抜き差し可能なレーザーマウスが接続されていること。
7)
無線 LAN は IEEE802.11n/a/g に対応していること。
8)
1000BASE-T インターフェースを本体に内蔵すること。
9)
周辺機器の接続のため USB2.0 の接続ポートが 2 箇所以上内蔵されていること。
10) 無線 LAN 経由で 2.3 端末統合管理サーバが管理するディスクイメージを用いて起動す
ること。
2.2 ソフトウェア
2.2.1 利用端末
1)
OS として,以下の要件を満たすこと。
a)
マイクロソフト社製 Windows 7 又は 8 が 2.1 のパーソナルコンピュータの全てで
動作すること。但し,納入後,本学がマイクロソフト社と締結している教育機関
向け総合契約(OVS-ES)に基づき,Windows 8 Pro にアップグレードすること。
なお,契約番号は v1549577 である。
b)
2.3 端末統合管理サーバから取得したディスクイメージで起動すること。又,取得
したディスクイメージを内蔵の磁気ディスク装置にキャッシュする機能を有する
こと。
c)
OS は本体に搭載されている CPU 及び主記憶装置を用いて動作すること。
d)
1.3 統合認証サーバが管理する各利用者の移動プロファイルを利用すること。
26
2)
2.2.2 ソフトウェアグループⅠは 2.1 パーソナルコンピュータの全てで動作すること。
3)
2.2.3 ソフトウェアグループⅡは 2.1.2.2 タイプ A の全てで動作すること。
4)
2.2.4 ソフトウェアグループⅢは 2.1.3 ノート型パーソナルコンピュータの全てで動作
すること。
5)
2.2.5 ソフトウェアグループⅣは 2.1.2.2 タイプ A の全てで動作すること。1.17 アプリ
ケーション配信サーバ及びフローティングライセンスを用いて,端末を固定せずに同
時利用する機能を有する場合は同時利用数を 100 以上とする。
6)
2.2.6 ソフトウェアグループⅤは 2.1.2.2 タイプ A の全てで動作すること。1.17 アプリ
ケーション配信サーバ及びフローティングライセンスを用いて,端末を固定せずに同
時利用する機能を有する場合は同時利用数を 70 とする。
7)
2.2.7 ソフトウェアグループⅥは 2.1.2.2 タイプ A の全てで動作すること。1.17 アプリ
ケーション配信サーバ及びフローティングライセンスを用いて,2.1.2.2 タイプAの内,
端末を固定せずに同時利用する機能を有する場合は同時利用数を 10 以上とする。
8)
2.2.8 ソフトウェアグループⅦは 2.1.2.2 タイプ A の全てで動作すること。但し,1.18
ライセンス管理サーバ及びフローティングライセンスを用いて,端末を固定せずに同
時利用する機能を有すること。
9)
その他,資料 1 に示すフリーソフトウェア等をインストールすること。
2.2.2 ソフトウェアグループⅠ
1) 1.8 ウィルス対策サーバで管理されるウィルス対策ソフトウェア。
2) マイクロソフト社製 Internet Explorer 10.0,又はこれと同等以上の機能を有すると判
断される Web 閲覧ソフトウェア。
2.2.3 ソフトウェアグループⅡ
1) Oracle 社製 Virtual Box 4.2.12,又はこれと同等以上の機能を有すると判断される PC
仮想化ソフトウェア。
2) Ubuntu 12.04 LTS Desktop 日本語 Remix,又はこれと同等以上の機能を有すると判断
される Linux システム。但し,1)仮想化ソフトウェア上の仮想マシンで動作すること。
3) 本学がマイクロソフト社と締結している教育機関向け総合契約(OVS-ES)に基づくマ
イクロソフト社製 Office Professional 2013。
4) マイクロソフト社製 Visual Studio Professional 2012,又はこれと同等以上の機能を有
すると判断されるプログラム開発環境。
5) CutePDF Writer,又はこれと同等以上の機能を有すると判断される PDF 作成ソフトウ
ェア。
6) DVD 再生ソフトウェア。
27
2.2.4 ソフトウェアグループⅢ
1)
本学がマイクロソフト社と締結している教育機関向け総合契約(OVS-ES)に基づくマ
イクロソフト社製 Office Professional 2013。
2.2.5 ソフトウェアグループⅣ
1)
Eclipse 並びに gFortran で構築される FORTRAN 統合環境。
2.2.6 ソフトウェアグループⅤ
1)
オートデスク社製 Autodesk Education Master Suite 2014 又はこれと同等以上の機能
を有すると判断される汎用 CAD ソフトウェア。
2.2.7 ソフトウェアグループⅥ
1) アドビシステムズ社製 Adobe Photoshop CS6 又はこれと同等以上の機能を有すると判
断される画像編集ソフトウェア。
2) アドビシステムズ社製 Adobe Illustrator CS6 又はこれと同等以上の機能を有すると判
断されるベクトルグラフィックソフトウェア。
3) アドビシステムズ社製 Adobe Premiere Pro CS6 又はこれと同等以上の機能を有すると
判断されるビデオ編集ソフトウェア。
2.2.8 ソフトウェアグループⅦ
1) 本学が別途用意するダッソー・システムズ・ソリッドワークス社製 SolidWorks2013。
2) 本学が別途用意するナショナルインスツルメンツ社製 NI Circuit Design Suite。
3) 本学が別途用意するチェンジビジョン社製 astah* professional,又はこれと同等以上の
機能を有すると判断されるプログラミング設計支援ソフトウェア。
2.3 端末統合管理サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,特
性等を考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,別
途 1.1.1-4)及び 5)の要件を満たすブレードサーバを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設置
し,単体で動作させること。
2)
最大 250 台の 2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータからの同時起動要求に対応
する性能,機能を有すること。
3)
2.端末システムの利用者及び端末毎の使用状況の収集,集計及び報告を行う機能を有す
ること。
4)
2.端末システムの利用状況を利用者がリアルタイムに Web インターフェースにより確
認する機能を有すること。
28
5)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ及び 2.1.3 ノート型パーソナルコンピュ
ータのブート用ディスクイメージを作成,更新及び削除する機能を有すること。
6)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータに対し,一斉に電源の投入,ディスクイ
メージを選択して起動,切断,再起動を行う機能を有すること。又,端末をグループ
分けし,グループ単位で上記操作を行う機能を有すること。
7)
2.端末システムからのディスクイメージ取得要求により配信する機能を有すること。又,
配信結果を集計・報告する機能を有すること。本システムで指定した端末へディスク
イメージをローカルハードディスクに配信し,ローカルで利用可能とする機能を有す
る場合は加点として評価する。
8)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ及び 2.1.3 ノート型パーソナルコンピュ
ータの OS のシステム領域の改ざん防止,及びディスクドライブ障害の復旧を容易に行
うためのデータ保護機構を有すること。
2.4 プリントシステム
2.4.1 プリント管理サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。
2)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ及び 2.1.3 ノート型パーソナルコンピュ
ータからの全ての出力をキューイングする機能を有すること。そのため,キューイン
グに必要な磁気ディスク装置の実効容量は 80GB 以上を有すること。
3)
以下の機能を有するプリント管理ソフトウェアを利用可能な形でインストールするこ
と。
a)
出力データを受け取り,印刷ジョブとしてモノクロ・カラー印刷の種別毎にキュ
ーイングすること。
b)
2.4.2 プリンタコンソールから提供されたユーザ ID と,1.3 統合認証サーバから供
給される利用者一覧と比較し利用者認証を行うこと。
c)
2.4.2 プリンタコンソールからの要求に従い,印刷ジョブの出力データをプリンタ
コンソールに対応するプリンタに出力すること。
d)
2.4.2 プリンタコンソールからの要求に従い,印刷ジョブをキャンセルすること。
e)
キューイング滞在期間を設定する機能を有し,滞在期間を過ぎた印刷ジョブは自
動的に削除すること。
f)
プリント状況をロギングし,管理者の指示に従い CSV 形式で出力すること。
g)
本システム以外からの出力要求を制限する機能を有すること。
h)
一定時間内に同一データの出力要求があった場合,出力を制限すること。プリン
タ出力時の出力部数を無効とする機能を有する場合は加点として評価する。
i)
利用者が印刷ジョブを個別又は一括で出力又は削除する機能を有すること。
j)
プリンタの情報に基づき,用紙状態,トナー状態及び障害状態をメールで管理者
29
に通知する機能を有すること。
k)
モノクロ・カラー印刷の種別毎に引去る度数を設定する機能を有すること。なお,
IC カードには予め既設設備により度数が蓄積されているものとする。
l)
用紙サイズ毎に引去る度数を設定する機能を有すること。
m) 予想ページ数とカードの残度数を印刷前に比較し,残度数が少ない場合には印刷
を取り消し,カードを返却すること。この場合,印刷ジョブをキューから削除し
ないこと。
2.4.2 プリンタコンソール 4 台
1)
タッチパネル付きディスプレイ,IC カード読み取り装置を有する端末であり,利用者
が立った状態で操作するのに適した形状であること。個々のプリンタ上部にアーム等
を用いて設置する省スペースタイプである場合は加点として評価する。
2)
管理者を除き,印刷及び削除指示以外の操作を禁止する機能を有すること。
3)
JIS X6319-4 型規格準拠の IC カードに同規格準拠の記録方式で記録された情報を読み
取る機能を有すること。
4)
100/1000BASE-T インターフェースを本体に内蔵すること。
5)
1 台のプリンタコンソールで 1 台のプリンタを制御すること。
6)
以下の機能を有するプリント制御ソフトウェアを利用可能な形でインストールするこ
と。
a)
利用者が IC カード読み取り装置から IC カードを読み取らせることにより,2.4.1
プリント管理サーバに照会し認証を受ける機能を有すること。
b)
認証後,2.4.1 プリント管理サーバにキューイングされている印刷ジョブのタイト
ル及び予想ページ数の一覧をディスプレイに表示する機能を有すること。
c)
一覧の中から出力したい印刷ジョブをタッチパネルで選択させ,2.4.1 プリント管
理サーバに出力指示すること。又,削除したい印刷ジョブをタッチパネルで選択
させ,2.4.1 プリント管理サーバに削除指示すること。タッチパネル上の個々の選
択エリアが 1cm×1cm 以上の広さを有していること。
d)
利用者の操作時以外は,利用者へ操作指示を表示する機能を有すること。
7)
印刷時にはカード挿入を指示し,読取ったカードの残度数を表示すること。
8)
プリンタのトラブルにより印刷が完了しない場合は,印刷が正常に完了したページま
で,残度数の引去りを行い,カードを返却する機能を有すること。
2.4.3 デマンド出力用カラープリンタ 4 台
1)
100BASE-TX インターフェースを本体に内蔵すること。
2)
主記憶容量は 1GB 以上であること。
3)
操作パネルをロックし,管理者以外が操作できないようにすること。
30
4)
用紙状態,カセット装着状態,トナー状態及び障害状態を管理者に通知する機能を有
すること。
5)
両面印刷機能を有すること。
6)
印刷速度は A4 片面のカラー印刷時で 40 枚/分以上であること。
7)
解像度は 600×600dpi 以上であること。
8)
A4 で 1,000 枚以上,A3 で 500 枚以上をそれぞれ給紙するカセットを実装すること。
9)
手差し印刷機能の禁止及び各カセットを管理者以外が取扱いできないようにロックす
ること。
10) ページ記述言語はアドビシステムズ社製 Postscript Level 3 又はこれと同等以上の機
能を有すると判断されること。
3. 教育支援環境
3.1 教室連携システム
3.1.1 教室設備
1)
操作卓
a)
操作卓上に機器を配置した状態で縦 60cm 以上,且つ横 40cm 以上のスペースが確
保されていること。さらに,操作卓上には教員用端末として 2.1.2 デスクトップ型
パーソナルコンピュータ 2 台分のキーボード及びマウスを操作するスペースを確
保すること。
b)
本節で挙げる機器及び 2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ 2 台分の本
体を本操作卓内に格納するためのラックを装備すること。本操作卓内に納まらな
い場合は,高さ 100cm 以下のラックを用意し,その中に格納すること。なお,ラ
ックに係る費用は本調達に含まれる。
c)
利用者が直接操作しない機器が収納されている部分には施錠する機能を有するこ
と。
d)
外部映像信号端子としてビデオ映像はコンポジット 1 系統以上,コンピュータ映
像は D-sub15 ピン 3 列メス 1 系統以上及び HDMI メス1系統以上,ステレオ
音声信号端子として音声は RCA ピンジャック 2 系統以上を本体に内蔵してい
ること。但し,アナログ信号は操作卓内部でデジタル信号に変換すること。
e)
予備の電源コンセント(アース付き 3 穴)を 2 口以上有すること。
f)
電源ボタンを備え,一度の操作で 2)~12)の機器の電源投入及び,遮断を行う機能
を有すること。但し,2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ及び 10)e)ワ
イヤレスマイクロホンの充電器を除く。
g)
操作卓上及び操作卓内の機器の配置等については,納入時に別途本センターと協
議すること。
2)
操作パネル
31
a)
1)操作卓上に設置すること。
b)
10 インチ以上のタッチパネル方式であること。
c)
3)プロジェクタ 2 台でそれぞれ投影する映像及び 11)スピーカシステムで拡声す
る音声の入力として,2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ 2 台,マイ
ク,持込みパーソナルコンピュータ,持込みビデオ機器,ペン入力表示装置 2 台,
教員撮影用カメラ,演習室撮影用カメラ及び無表示のいずれかに切換える機能を
有すること。但し,その他機能の詳細については別途本センターと協議すること。
d)
3)
半径 50cm 以内の任意の場所に移動できる可動式アームを装備すること。
プロジェクタ
a)
各演習室に 2 台ずつ天井からの吊り下げでスクリーンからレンズ先端まで 6m 以
内の箇所に設置すること。
b)
110 インチ及び 150 インチワイドスクリーン相当の面積に投写する機能を有す
ること。
c)
光出力は 7,000 ルーメン以上であること。但し,C305, C306 及び C307 演習
室に設置するプロジェクタは 6,000 ルーメン以上でよい。
d)
HDMI 入力端子を装備していること。
e)
投影方式は 3 原色液晶シャッター式又は DLP 方式であること。
f)
映像出力は 1920×1080 ドット以上であること。
g)
ランプは 2 灯式であり,投影中に一つが点灯できなくなっても投影を継続する機
能を有すること。
4)
確認用モニタ
a)
1)操作卓上に配置すること。
b)
対角 22 インチ以下で 1920×1080 ドット以上の解像度で表示する機能を有す
ること。
c)
教室連携時に 12)の演習室撮影用カメラで撮影された他演習室の映像を表示する
機能を有すること。
d)
上記 c)の映像を 2)操作パネルで切替えて映像を表示する機能を有すること。
e)
上記 c)の映像を 1 画面内で任意の演習室を選択して同時に分割表示する機能を有
すること。
f)
演習室用カメラで撮影された他教室の映像及び,3)プロジェクタで投影する前のプ
レビューとして,各入力ソースの映像を表示する機能を有すること。
5)
ペン入力表示装置
a)
1)操作卓上に配置すること。
b)
2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ 2 台,持込みパーソナルコンピュ
ータ,持込みビデオ機器,演習室撮影用カメラ,及び教員撮影用カメラの出力を
1920×1080 ドット以上の解像度でディスプレイパネルに表示する機能を有する
32
こと。
c)
ディスプレイパネルに表示されている画像に上から直接,ペンによりポインティ
ング,マーキング,フリーハンドの図形等を上書きする機能を有すること。
d)
4 種類以上の描画色から選択する機能を有すること。
e)
ペン入力した図形等は,元の画像に影響を与えることなく一部又は全体を消去す
る機能を有すること。
f)
直前の描画を取り消す機能を有すること。
g)
DVI-D 又は HDMI 入力端子及び出力端子を有すること。
h)
操作メニューはアイコンで構成されたグラフィカルインタフェースであること。
i)
ペン入力された映像は,どちらのプロジェクタにも同じ映像として表示する機能
を有すること。
6)
教員撮影用カメラ
a)
1)操作卓上に配置すること。
b)
撮像素子は 1/5 インチ以上であること。
c)
デジタル出力端子を有し,且つ 1280×720p 以上の解像度で出力する機能を有す
ること。
d)
装着レンズに対応して最低被写体照度は,5 ルクス以下に対応していること。
e)
最大口径比が 1:1.8 以上で,10 倍以上のズーム機能を有するレンズを搭載するこ
と。
f)
以下の機能を有するカメラスタンドに装着されていること。
① 1)操作卓上に設置すること。
② 1)操作卓から 5m 以上離れた箇所に移動して撮影する機能を有すること。
③ 1)操作卓上に配置された資料等を 50cm 以内の鉛直上方から撮影するために 6)
教員撮影用カメラを固定する機能を有すること。
g)
7)
明度を調整し被写体を鮮明に撮影する機能を有すること。
AV 信号入出力変換システム
a)
1)操作卓内に配置すること。
b)
映像セレクタは 2)操作パネルと連動して,2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピ
ュータ 2 台,持込みパーソナルコンピュータ,持込みビデオ機器,演習室撮影用
カメラ,教員撮影用カメラ,及びペン入力表示装置から出力される信号を選択す
る機能を有すること。
c)
持込みビデオ機器,演習室撮影用カメラ,及び教員撮影用カメラから出力される
信号はデジタル信号に変換し,3)プロジェクタに出力すること。
d)
映像の出力先として 3)プロジェクタ2台を任意に選択もしくは同時に出力する機
能を有すること。
e)
オーディオミキサは b)映像セレクタと連動し,2.1.2 デスクトップ型パーソナルコ
33
ンピュータ 2 台,持込みパーソナルコンピュータ,持込みビデオ機器,外部音声
端子からの出力を選択する機能を有すること。
f)
1)操作卓の電源ボタンによる電源投入時に予め定められた映像及び音声が選択さ
れた状態で起動すること。
g)
上記 e)からの出力とマイクの音声をミキシングする機能を有すること。
h)
ノイズを減少させるフィルター機能を有すること。
i)
HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)により保護されているコ
ンテンツを送受信する機能を有すること。
8)
ワイヤレス受信機(2 波用)
a)
B型規格で 30 チャネル中任意の 2 チャネルを選択して使用する機能を有する
こと。
b)
9)
ダイバシティー方式であること。
ワイヤレスアンテナ
a)
B型規格に対応したワイヤレスアンテナを各演習室に 2 台ずつ壁面に設置する
こと。但し,C305,C306 及び C307 演習室 には 1 台でよい。
10) ワイヤレスマイクロホン
a)
1)操作卓上に配置すること。
b)
ハンド型,タイピン型及び頭部装着型を各演習室に 1 個ずつ設置すること。但し,
頭部装着型のトランスミッター部はタイピン型の付け替えにより共有してもよい。
c)
B型規格で 30 チャネル中任意のチャネルを選択する機能を有すること。
d)
乾電池及び充電バッテリーの両方に対応していること。
e)
充電式バッテリー及びバッテリー充電器を装備すること。
11) スピーカシステム
a)
オーディオセレクタ,グラフィックイコライザ,パワーアンプ等の拡声システム
はステレオ対応であること。又,マイク用ハウリング抑止機能を有すること。
b)
主スピーカは定格入力 80W 以上のものを 2 台 1 組として,演習室の前方に天
井吊り下げ又は壁に取り付け,上記 7) e)の音声をステレオで拡声すること。
c)
副スピーカは演習室の天井に 4 台分散して配置し,上記 7) d)の音声を拡声する
こと。但し,C305,C306 及び C307 演習室 には 2 台でよい。
d)
質疑応答の際に連携教室も含めたアコースティックエコーによる悪影響が発生し
ないよう措置すること。
12) 演習室撮影用カメラ
a)
演習室前面の壁に設置すること。
b)
教室全景をパン,チルト,ズームを行うことなく撮影する機能を有すること。
c)
200 万画素以上,且つ 1/3 インチ以上の撮像素子を搭載していること。
d)
解像度は 1920×1080 以上であること。
34
e)
装着レンズに対応して最低被写体照度は,10 ルクス以下に対応していること。
f)
デジタル出力端子を有すること。
g)
10 倍以上のズーム機能を有すること。
h)
200 度以上のパン機能を有すること。
i)
50 度以上のチルト機能を有すること。
j)
8 箇所以上の位置,ズーム及び焦点を記憶し,2)操作パネルの操作により呼び出す
機能を有すること。2)操作パネル内に教室レイアウトの画を表示させ,記憶させた
情報を呼び出すためのボタンをレイアウト上の対応する位置に表示する機能を有
する場合は加点として評価する。
13) 1)~12)の機器は C305,C306,C307,C309 及び C310 演習室にそれぞれ設置すること。
3.1.2 教室連携機能
1)
5 つの演習室は,C310 演習室を主演習室,選択した任意の教室を副演習室として教室
連携を行う機能を有すること。
2)
教室連携は以下の操作が全て行われた場合にのみ成立されること。
a)
主演習室で副演習室として連携する演習室を主演習室操作卓上の 3.1.1 教室設備
2)操作パネルの操作により選択する。
b)
a)により指定された演習室で副演習室となるために 3.1.1 教室設備 2)操作パネルで
主演習室を選択する。
3)
副演習室の液晶プロジェクタには,主演習室と同じ映像を表示すること。又,連携し
ている全ての演習室で拡声されている音声信号は連携している全ての演習室で拡声す
ること。
4)
教室連携が成立している場合,各演習室の液晶プロジェクタに 3.1.1 教室設備 4)c)確
認用モニタの表示機能により表示されている映像を投影する機能を有すること。
5)
教室連携が成立している副演習室では,操作卓の電源ボタン,ペン入力装置,確認用
モニタ及び教室連携の解除以外の操作を禁止する機能を有すること。
6)
主演習室から副演習室の 3.1.1 教室設備 12) 演習室撮影用カメラを操作する機能を有
すること。
3.1.3 授業支援システム
1)
端末の利用者氏名及び使用中のアプリケーション名を各演習室に設置されている端末
の配置を模して教員用端末に表示する機能を有すること。
2)
使用中のアプリケーション画面を各演習室に設置されている端末の配置を模して教員
用端末に表示する機能を有すること。
3)
各端末に対して,利用者の操作を無効にし,遠隔操作により強制的に介入する機能を
有すること。
35
4)
1)又は 2)の画面から任意の端末を指定して全画面表示する機能を有すること。
5)
教員用端末の画面を任意の複数の受講者用端末へ一斉配信する機能を有すること。
3.1.1 教室設備 3)プロジェクタに投影されている映像を任意の複数の受講者用端末へ一
斉配信する機能を有する場合は加点として評価する。
6)
任意の受講者用端末の入力を教員用端末から行う機能を有すること。
7)
出席採取機能を有すること。3.2.1Moodle サーバにデータを直接投入する機能を有する
場合は加点として評価する。
8)
教員用端末として 2.1.2 デスクトップ型パーソナルコンピュータの内,本学が指定する
12 台が機能すること。
9)
教員用端末から学生用端末に対し,電源投入及び遮断,ログオン並びにログオフ,及
び再起動を行う機能を有すること。又,1つのログオン ID で複数の学生用端末に一斉
にログオンする機能を有すること。
10) 教員用端末から指定した学生用端末の指定したフォルダに,ファイルを転送する機能
を有すること。
3.2 e-Learning システム
3.2.1 Moodle サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内に OS としてレッドハット社製 Red Hat Enterprise
Linux 6 又はこれと同等以上の機能を有すると判断される Linux サーバをインスト
ールすること。
2)
授業支援システムの moodle-2.5 又は導入時の最新バージョンを 1)の OS 上に利用可
能な状態でインストールすること。
3)
利用言語環境として,日本語,英語及び中国語で利用できるように言語パックをイン
ストールすること。
4)
1.3 統合認証サーバを用いて利用者認証を行う機能を有すること。
5)
プラグイン及びモジュールは別途本センターと協議して利用可能な形でインストール
すること。
6)
出席採取のため以下の機能を有すること。
a)
出席を採取する端末をコースごとに IP アドレスで制限する機能を有すること。
b)
指定した時間内に当該コースの出席採取機能にアクセスした受講者の情報を出席
情報として採取する機能を有すること。
c)
上記 a)及び b)を組み合わせて採取する機能を有すること。
d)
採取した出席情報は 2)Moodle 内に保存されること。
e)
受講者が自身の出席情報を確認する機能を有すること。
36
3.2.2 映像蓄積配信サーバ
1)
1.1 仮想サーバシステム内の仮想マシン上で動作すること。但し,システムの運用,特
性等を考慮し仮想マシンでの動作が不向きである場合は,本センターと協議の上,別
途 4)を満たすブレードを 1.1.1-3)ブレード格納筐体内に設置し,単体で動作させること。
2)
Windows Media Video 形式及び MPEG-4 形式のビデオコンテンツを蓄積する機能を
有すること。
3)
最大 250 台の端末からの同時配信要求に対して,ストリーミング又はプログレッシブ
ダウンロードにより配信する性能,機能を有すること。
4)
1.3 統合認証サーバにより利用者の認証を行い,利用者ごとの閲覧記録を保存する機能
を有すること。
5)
コンテンツごとの閲覧記録を集計する機能を有すること。
6)
コンテンツ格納領域は 1.2 ファイルサーバの領域を使用すること。
3.3 教室モニタリングシステム
機器を設置している教室等の防犯や状況把握等のため,以下の機能を有する教室モニタ
リングシステムを導入すること。
1)
資料 2 に示す箇所にビデオカメラを設置すること。又,これを録画保存する記録装置
を主機室内に設置すること。
2)
ビデオカメラは以下の性能,機能を有し,各部屋に天井吊りすること。設置完了後に,
リモートでパン・チルト・ズーム・フォーカスで調整する機能を有する場合は加点と
して評価する。
3)
a)
総画素数は 130 万画素以上であること。
b)
最低被写体照度は 0.5 ルクス以下であること。
c)
暗視機能を有すること。
d)
MPEG-4 又はモーション JPEG 方式に対応すること。
e)
100BASE-TX インターフェースを内蔵すること。
記録装置は全てのビデオカメラの映像を録画するため,以下の性能,機能を有するこ
と。
a)
D-sub15 ピン RGB 出力端子を装備すること。DVI-D 又は HDMI 出力端子を有す
る場合は加点として評価する。
b)
スケジュール記録機能を有すること。
c)
1000BASE-T インターフェースを有すること。
d)
VGA 及び JPEG 標準画質で記録する機能を有すること。
e)
動体検知機能を有すること。
f)
28 フレーム/秒以上で映像を記録する機能を有すること。
g)
VGA サイズで 3 フレーム/秒の映像を 30 日以上記録する性能,
機能を有すること。
37
h)
本学が別途用意するディスプレイを技術室に設置し,これに映像を出力すること。
i)
1画面1映像から最大 4×3 までの画面レイアウトで表示する機能を有すること。
j)
USB2.0 端子を有し,記録映像を外部装置へファイルとして書き出す機能を有する
こと。
(性能,機能以外の要件)
1. 設置条件
(1) 本システムは資料 2 に示す各室に設置すること。但し,機器配置の詳細については
別途本センターと協議すること。
(2) 本センター及び演習室に配置する機器は資料 4 に示す電源設備及び空調設備で正常
に動作すること。各演習室には最大設置端末数と同数の人が収容される。この発熱量
も考慮すること。既設設備以上の能力を必要とする場合,又は特殊な電源装置及び冷
却装置を必要とする場合は本調達に含めて提案すること。但し,この場合の設置にあ
たっては,本センターと協議しその指示に従うこと。
(3) 仮想マシンは別途本センターと協議して割り当てること。
2. 搬入,据付,配線,調整,ネットワーク構築,ソフトウェアのインストール
及び撤去について
(1) 搬入,据付,配線,調整,ネットワーク構築,撤去,現状復旧及びこれに付帯する工
事は全て受注者が責任をもって実施すること。なお,これらに要する費用は全て本調
達に含まれる。
(2) 搬入の日程については別途本センターと協議しその指示に従うこと。
(3) 機器の据付,配線箇所等については別途本センターと協議しその指示に従うこと。
(4) 性能,機能に関する要件の各項目で,機器の接続に際し特に記載がない場合でも,要
件を満たすのに必要なインターフェース,アダプタ,ケーブル及びドライバーソフト
ウェア等を実装すること。なお,これらに要する費用は全て本調達に含まれる。
(5) 資料 3 に示すキャンパス情報ネットワークシステムとの接続及びこれに付帯する設
定,調整及び工事は全て受注者が責任をもって実施すること。但し,接続に関する実
作業については,受注者は現行の保守・運用業者及び本学と協議・調整の上,本学の
指示により行うこと。なお,これらに要する費用は全て本調達に含まれる。又,キャ
ンパス情報ネットワークシステムとの接続に際しては,
キャンパス情報ネットワーク
システムの運用に支障のないよう配慮すること。
(6) 本調達によるシステム内の機器において,パラメータの設定・変更作業を別途協議の
38
上,本学の指示により行うこと。変更の都度,設定ファイルのバックアップを本学が
指定する場所に保存すること。
(7) 受注者はシステム設置調整後,仕様に定められた機能,性能であることを本学担当者
の立ち会いのもとで確認すること。
(8) ソフトウェアのインストール及び調整は全て受注者が責任をもって実施し,
利用可能
な形で提供すること。なお,これらに要する費用は全て本調達に含まれる。
(9) 導入作業期間にライセンスが必要なソフトェアに関しては,
その費用を本調達に含め
ること。
3. 現行システムからのファイル移行
以下に係る項目に要する費用は全て本調達に含まれる。
(1) 現行のシステム上のユーザ情報及びデータファイル約 2TB を新システムに移行する
こと。
(2) 現行システムの統合認証サーバ上の LDAP 情報を 1.3 統合認証サーバに移行するこ
と。
(3) maildir 形式で保存されている各ユーザのメール領域をディレクトリ構成を維持し
たまま 1.4 メールサーバに移行すること。
(4) fml で構築されているメーリングリストを 1.4 メールサーバ上に移行すること。
(5) 現行システムの仮想サーバシステム(VMware ESX 4.0)上で動作している以下の仮
想マシン(括弧内は現在割り当てられている CPU 及びメモリ)を動作可能な状態で
1.1 仮想サーバシステム上に移行すること。
a) 教員データベース並びに研究者総覧システム(1 コア,8GB)
b) OVS-ES の KMS サーバ(1 コア,8GB)
c) 教員の多面的評価システム(1 コア,8GB)
(6) 現行システムファイアウォールの設定情報を 1.11UTM 装置に移行すること。
(7) 現行システムの e-Learning (Moodle 1.9.19)システム上の Moodle コンテンツを利用
可能な状態で,3.2.1Moodle サーバ上に移行すること。但し,バージョンの違いによ
って動作しないコンテンツ等がある場合は,
現行システムと同等のシステムを別途構
築し移行すること。
(8) その他,
現行システムからのデータ移行について別途本センターと協議して実施する
こと。
4. 借入期間満了における引き継ぎについて
(1) 借入期間満了及び解約時には,
受注者は次期受注者に対し次期調達物品の借入開始日
までに業務及びデータの引き継ぎを行うこと。
(2) 受注者は,次期受注者からの問い合せ等に対応すること。
39
(3) その際の業務及びデータの引き継ぎに必要となる受注者に発生した経費は本調達に
含まれる。
5. マニュアル
(1) 以下に示すマニュアルを提供すること。
a.ハードウェアマニュアルは機種毎に 2 部提供すること。
b.基本ソフトウェア及び運用管理関係のマニュアルは 2 部提供すること。
c.アプリケーションソフトウェア関係のマニュアルは 2 部提供すること。
d.本調達において新たに開発するソフトウェアについては,画面構成,ソフトウェア構
成,システムインターフェース等が示されている資料を提供すること。
e.教室連携システムの操作手引書を 6 部提供すること。
(2) マニュアルは全て日本語又は英語で記述してあること。但し,同一内容で日本語版と
英語版の両方がある場合は前者を提供すること。
(3) マニュアルに改定があった場合はその都度(1)に示した部数を提供すること。
(4) マニュアルが電子媒体で提供されている場合は,本センターと協議の上,提供するこ
と。
6. 保守体制
以下に係る項目に要する費用は全て本調達に含まれる。
(1) 障害を未然に防ぐための適正な定期点検及び予防保守を受注者が一括して行う体制
をとること。
(2) 本システムを構成する機器に対して,死活監視を行うこと。Web サービス等の主要
サービスについては,サービスレベルでの監視を行うこと。応答がない場合は速やか
に調査を行い,復旧対応を行うこと。
(3) 本仕様の一部或いは全部を他社の製品で満たしている場合にも,
受注者が責任をもっ
てそれらの製品の保守を行う体制をとること。
(4) 本システムは定期的な保守時間を除き 1 日 24 時間,1 週 7 日間連続して運転する予
定である。本システムに障害が発生した場合は,平日の午前 8 時 30 分から午後 6 時
の時間帯は連絡を受け付けること。
(5) 本システムに障害が発生した場合,
連絡後2時間以内に到着できる場所にその障害原
因を把握できる技術者が常駐していること。平日に 1 時間以内の場合には加点とし
て評価する。なお,ハードウェア障害に対する復旧措置は原則としてオンサイトで実
施すること。
(6) ソフトウェアの障害が発生した場合,来学,通信連絡又は遠隔操作のいずれかにより
復旧措置をとること。障害の速やかな復旧のために遠隔操作を行う場合は,暗号化さ
れた安全な経路で実施すること。
40
(7) 無停電電源装置のバッテリー,
カラー液晶ディスプレイのバックライト及びプロジェ
クタ等,経年劣化の予想される機器はその性能,機能を維持すること。
(8) 導入ソフトウェアのセキュリティホール及びコンピュータウィルスによる本システ
ムの機能低下を未然に防ぐため,常に最新の情報を収集し,それらを提供するととも
に,その対策を迅速に行うこと。
(9) 本学の要求により,端末システムの OS 及びマイクロソフト社製 Office2013 のアッ
プグレード作業を一度以上行うこと。
(10) ウィルス対策ソフトウェアは契約期間内にバージョンアップが行われた場合,随時
適用すること。
(11) アプリケーション配信サーバで配信するアプリケーションは,設定変更,セキュリ
ティパッチの適用,バージョンアップ等を適宜行うが,本学による作業が不可能な場
合にはその作業を行うこと。
(12) 年に一度以上,導入機器の清掃を含む定期点検を実施すること。
(13) 利用状況を把握し,本センターと協議の上,システムの負荷分散の最適化,利便性
の向上等,システムの改善を図ること。
7. 運用支援体制
(1) 本センターが行う開発,性能,機能向上に伴う作業,プログラムの修正,及び機器の
接続に対し,必要な技術情報を提供し,作業の支援を行うこと。
(2) 良好な運用の継続に備えるために本センターとの月に 1 度の定期的な会合を持ち,
本システムの状態に関する報告を行うこと。
(3) 導入ソフトウェアのバージョンアップ情報を遅延なく提供すること。
(4) 本センター職員からの種々の問い合わせに対し,迅速に対応すること。
(5) 本システムの運用管理のため,2 日間,合計 12 時間以上の講習を本センター職員 8
名に対して実施すること。
41
資料1 導入フリーソフトウェア一覧
ソフトウェア名
Adobe Reader
DirectX
DXライブラリ
Lhaplus
Adobe Flash Player
JavaJDK
RealPlayer
Windows Media Player
QuickTime Player
Jw_cad
Inkscape
GIMP
Microchip Pickit2
PicoScope Education
Renesas H8SX,H8S,H8ファミリ用C/C++コンパイラ
パッケージ(無償評価版)
Renesasフラッシュ開発ツールキット V.4.08 Release 02
(無償評価版)
ImgBurn
BatchScan! Spurt
Firefox
Symyx Draw
Eclipse Classic
LibreOffice
FileZilla
CutePDF
Terapad
gnuplot
H8Write
Microchip MPLAB IDE
HI-TECH Compiler
BSch3V
LCoV
Quartus II Web Edition
Thunderbird
Audacity
Tera Term
Skype
Windows Media Encoder
Adobe Reader
LibreOffice
gnuplot
Inkscape
GIMP
Firefox
LaTeX
Gcc
gfortran
emacs
gedit
ImageMagick
Ghostscript
evince
gnome-terminal
bash
libgtk
Adobe Flash Player
導入方法
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Windows OSと同じ領域にインストール
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
Linuxシステムでの利用
資料2-1 導入機器等設置場所
名 称
1.情報基盤システム
設置場所
数量
施設名
仮想サーバシステム
C303
一式
教育・研究1号館C棟
ファイルサーバ
C303
一式
教育・研究1号館C棟
UTM装置
C303
一式
教育・研究1号館C棟
利用者パスワード発行機
C301
一式
教育・研究1号館C棟
仮想サーバシステム
C303
一式
教育・研究1号館C棟
DNSサーバ
C303
一式
教育・研究1号館C棟
ネットワーク監視サーバ*
C303
一式
教育・研究1号館C棟
セキュリティ検査システム*
C303
一式
教育・研究1号館C棟
*アプライアンス機器を納入する場合
**その他、システムを構成する上で必要な機器はC303に設置すること。
2.端末システム
デスクトップ型パーソナルコンピュータ
タイプA
(合計=298台)
デスクトップ型パーソナルコンピュータ
タイプB
(合計=10台)
ノート型パーソナルコンピュータ
(合計=49台)
プリンタコンソール
(合計=4台)
デマンド出力用カラープリンタ
(合計=4台)
業務用ネットワーク対応複合プリンタ
C305実習室(旧C305講義室)
C306実習室
C307実習室
C309実習室
C310実習室
1階パソコンエリア
I204情報作成室
I206情報作成室2
N206国際交流センター談話室
セミナー実習室
C301
C303
A305
カウンター前
学生支援センター
C308入出力室
G106
C303
Q301
1階カウンター前階段下
N105
学生支援センター教務グループ
C303
C308入出力室
パソコンエリア
C308入出力室
パソコンエリア
C301
34
34
34
64
64
24
18
16
2
2
3
2
1
2
1
2
1
1
3
20
25
3
1
2
2
2
2
1
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
附属図書館
附属図書館
附属図書館
教育・研究3号館N棟
ものづくり基盤センター
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館A棟
附属図書館
教育・研究3号館N棟
教育・研究1号館C棟
大学会館
教育・研究1号館C棟
教育・研究2号館Q棟
附属図書館
教育・研究3号館N棟
教育・研究3号館N棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
附属図書館
教育・研究1号館C棟
附属図書館
教育・研究1号館C棟
3. 教育支援環境
教室設備
(合計=5式)
教室設備モニタリングシステム
ビデオカメラ
(合計=26台)
記録装置
C305実習室(旧C305講義室)
C306実習室
C307実習室
C309実習室
C310実習室
一式
一式
一式
一式
一式
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
C305実習室(旧C305講義室)
C306実習室
C307実習室
C308入出力室
C309実習室
C310実習室
C309~C310廊下
C307~C308廊下
C305~C306廊下
C303廊下
1階パソコンエリア
I204情報作成室
I206情報作成室2
1階カウンター前
G106
C303
2
2
2
2
3
3
1
1
1
1
2
2
2
1
1
1
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館C棟
附属図書館
附属図書館
附属図書館
附属図書館
大学会館
教育・研究1号館C棟
資料 2-2 導入機器設置場所
(C 棟 3 階平面図)
階平面図)
資料2-3 導入機器等設置場所
(建物配置図)
01. 正門
02. 本部棟
03. 教育・研究1号館(A~F棟)
04. 教育・研究2号館Q棟
05. 教育・研究3号館N棟
国際交流センター
06. 教育・研究4号館H棟
07. 教育・研究5号館U棟
08. 教育・研究6号館K棟
09. 教育・研究7号館Y棟
10. 教育・研究8号館R棟
11. 教育・研究9号館V棟
12. 附属図書館
13. 開学25年記念広場
14. 車庫
15. 国際交流会館
16. ものづくり基盤センター
17. 構造物試験室
18. 衝撃試験機室
19. パワーセンター
20. 機器分析センター
21. サテライト・ベンチャー・
ビジネス・ラボラトリー
22. 教育・研究10号館(S棟)
(航空宇宙機システム研究センター)
23. 情報メディア教育センター
24. 地域共同研究開発センター
25. 3次元不規則造波水槽実験棟
26. 保健管理センター
27. 大学会館
28. 学生食堂
29. グラウンド
30. 体育館
31. テニスコート
32. 体育器具庫
33. 倉庫
34. サークル会館1号館
35. サークル会館2号館
36. サークル会館3号館
37. 合宿研修施設
38. 共同利用実験施設
39. アーチェリー場
40. 弓道場
41. 男子寮(明徳寮)
42. 女子寮(明凛館)
43. ロボットアリーナ
資料3-1 キャンパス情報ネットワークシステム構成図
職員会館
ものづくり基盤センター
平成25年6月1日現在
耐衝撃試験機室
構造物試験室
地域共同研究開発センター(CRD )
エッジスイッチ
エッジスイッチ
尚,キャンパス情報ネットワークシステム
の内,情報メディア教育センターに設置
されているコアスイッチ及びエッジスイッ
チ3台は教育・研究1号館C棟へ平成26
年1月に移設予定である。
エッジスイッチ
教育・研究1号館B棟
共同利用施設
教育・研究1号館C棟
教育・研究1号館D棟
エッジスイッチ
エッジスイッチ
10Gbps
エッジスイッチ
光パッチパネル
コアスイッチ
パワーセンター
…
光パッチパネル
エッジスイッチ
10Gbps
エッジスイッチ
エッジスイッチ
…
教育・研究1号館A棟
コアスイッチ
教育・研究4号館H棟
教育・研究6号館K棟
本部庁舎
10Gbps
附属図書館
エッジスイッチ
機器分析センター
エッジスイッチ
エッジスイッチ
光パッチパネル
情報メディア教育センター
エッジスイッチ
エッジスイッチ
エッジスイッチ
エッジスイッチ
エッジスイッチ
エッジスイッチ
教育・研究2号館N棟
サテライトベンチャー
ビジネスラボラトリ
(SVBL)
教育・研究7号館Y棟
教育・研究8号館R棟
エッジスイッチ
エッジスイッチ
保健管理センター
コアスイッチ
ギガビットイーサネットスイッチ
エッジスイッチ
ギガビットイーサネットスイッチ
光パッチパネル
光ケーブル中継用パッチパネル
大学会館
エッジスイッチ
拠点間光ケーブル
10Gbps
1Gbps
bps
体育館
100Mbps
資料3-2 キャンパス情報ネットワークシステム構成図
(コアスイッチ構成)
筐体1
筐体2
筐体/Slot番号
1
2
3
4
5
6
7
8
1 3 5 7
9 11 13 15
17 19 21 23
25 27 29 31
33 35 37 39
41 43 45 47
2 4 6 8
10 12 14 16
18 20 22 24
26 28 30 32
34 36 38 40
42 44 46 48
1 3 5 7 9 11
13 15 17 19 21 23
25 27 29 31 33 35
37 39 41 43 45 47
2 4 6 8 10 12
14 16 18 20 22 24
26 28 30 32 34 36
38 40 42 44 46 48
1 3 5 7 9 11
13 15 17 19 21 23
25 27 29 31 33 35
37 39 41 43 45 47
2 4 6 8 10 12
14 16 18 20 22 24
26 28 30 32 34 36
38 40 42 44 46 48
1
2
4
3
5
スロット1:WS-X6716-10G-3C
スロット2:WS-X6748-SFP
スロット3:WS-X6748-GE-TX
スロット4:WS-X6748-GE-TX
スロット5:VS-S720-10G-3C
1/2
1/3
1/4
1
2
3
4
5
7
6
8
1 3 5 7
9 11 13 15
17 19 21 23
25 27 29 31
33 35 37 39
41 43 45 47
2 4 6 8
10 12 14 16
18 20 22 24
26 28 30 32
34 36 38 40
42 44 46 48
1 3 5 7 9 11
13 15 17 19 21 23
25 27 29 31 33 35
37 39 41 43 45 47
2 4 6 8 10 12
14 16 18 20 22 24
26 28 30 32 34 36
38 40 42 44 46 48
1 3 5 7 9 11
13 15 17 19 21 23
25 27 29 31 33 35
37 39 41 43 45 47
2 4 6 8 10 12
14 16 18 20 22 24
26 28 30 32 34 36
38 40 42 44 46 48
1/5
1
2
1/6
Blank
電源モジュール:
WS-CAC-3000W
1/1
筐体/Slot番号
4
3
5
Blank
電源モジュール:
WS-CAC-3000W
Blank
→Trunk VLAN
→VLAN 2002
→VLAN 2491
→VLAN 2(F/Wセグメント)
→VLAN 2011
→ VSL(Catalyst6506間)
→VLAN 2001
→VLAN 2481
→空(shutdown)
2/1
2/2
2/3
2/4
2/5
2/6
Blank
資料3−
資料3−3 キャンパス情報ネットワークシステム構成図
(コアスイッチ構成部品)
項番
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
製品名
型番
Catalyst 6506-E-chassis+Fan
Cisco CAT6000-VSS720 IOS IP SERVICES
SP adapter for SUP720 (512MB CF included)
10GBASE-SR X2 Module
C6K 8 port 10 Gigabit Ethernet module with DFC3C
10GBASE-LR X2 Module
Catalyst 6500 48-port GigE Mod: fabric-enabled
GE SFP, LC connector LX/LH transceiver
Cat6500 48-port 10/100/1000 GE Mod: fabric
Catalyst 6500 3000W AC power supply
Power Cord, 250Vac 16A, twist lock NEMA L6-20
Cat 6500 Supervisor 720 with 2 ports 10GbE and MSFC3 PFC3C
Catalyst 6500 Multilayer Switch Feature Card (MSFC) III
Catalyst 6500 Sup 720-10G Policy Feature Card 3C
Catalyst 6500 Supervisor 720 with 2 10GbE ports
Catalyst 6500 Compact Flash Memory 1GB
Bootflash for SUP720-64MB-RP
Catalyst 6500 Dist Fwd card for WS-X67xx modules
Cat6500 8 port 10 Gigabit Ethernet module (req. DFC and X2)
Catalyst 6500 256MB DDR, xCEF720 (67xx interface, DFC3A)
Catalyst 6500 Central Fwd Card for WS-X67xx modules
Catalyst 6500 256MB DDR, xCEF720 (67xx interface, DFC3A)
Catalyst 6500 Central Fwd Card for WS-X67xx modules
Catalyst 6500 256MB DDR, xCEF720 (67xx interface, DFC3A)
Catalyst 6500 Central Fwd Card for WS-X67xx modules
Catalyst 6506-E Chassis Fan Tray
VS-C6506E-S720-10G
SV33IS-122X
CF-ADAPTER-SP
X2-10GB-SR
WS-X6708-10G-3C
X2-10GB-LR
WS-X6748-SFP
GLC-LH-SM
WS-X6748-GE-TX
WS-CAC-3000W
CAB-AC-C6K-TWLK
VS-S720-10G-3C
VS-F6K-MSFC3
VS-F6K-PFC3C
VS-S720-10G
MEM-C6K-CPTFL1GB
BF-S720-64MB-RP
WS-F6700-DFC3C
WS-X6708-10GE
MEM-XCEF720-256M
WS-F6700-CFC
MEM-XCEF720-256M
WS-F6700-CFC
MEM-XCEF720-256M
WS-F6700-CFC
WS-C6506-E-FAN
1/1
数量
2
2
2
4
2
14
2
70
4
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
資料4 既設電源設備と空調能力
既設電源設備と空調能力
既設電源設備
室
名
容
量
C303
C305
50kVA
26kVA
C306
26kVA
C307
26kVA
C308
10kVA
C309
72kVA
C310
72kVA
備
考
予定。既設機器で約 20%の電力を消費
予定
空調冷房能力
室
番
冷房能力
C303
C305
45.0kw
26.0kw
C306
26.0kw
C307
26.0kw
C308
14.7kw
C309
47.7kw
C310
44.6kw
備
予定
予定
考