エネルギー問題特別委員会 提 言

エネルギー問題特別委員会
「エネルギーセキュリティーの確立と 21 世紀のエネルギー政策のあり方」
−有識者アンケート調査に基づいて−
提 言
−目次−
1.エネルギーセキュリティー議論の前提とアンケート調査の概要
2.今、なぜエネルギーセキュリティーについての議論が必要か
∼ エネルギーセキュリティーに関する情勢と意義・必要性
3.石油危機の教訓は、今までの政策に活かされてきたのだろうか
∼ エネルギーセキュリティーに関するこれまでの政策の評価
4.エネルギーセキュリティーを脅かすリスクは中東問題だけではない
∼ 多様化するリスク:アジアにおける経済発展、原子力発電所の立地制約、
地球温暖化問題、技術の停滞など
1)アジア地域の経済発展と人口増大
2)各地域での国際紛争
3)原子力関連施設での事故および原子力発電所などの立地制約
4)地球温暖化問題による化石燃料の使用制約
5)技術の停滞、技術者への信頼の低下
5.長期エネルギー需給見通しに関する評価
∼困難視される原子力 20 基増設の実現
1)省エネルギーの目標達成は、効果的な政策と国民一般の意識向上が条件
2)原子力 20 基増設の目標達成は困難視されている
3)新エネルギーの 3 倍達成は、支援政策と量産効果に期待
6.多様化するリスクにどのように取り組むべきか
∼ エネルギーセキュリティーに関する個別課題とその展望
1)規制緩和のセキュリティーへの影響について、専門家の意見は分かれている
2)地球温暖化問題とエネルギーセキュリティー、規制緩和
3)省エネルギー:専門家は運輸部門への期待が高い
1
4)石油:石油依存度および中東依存度の低減を
石炭:環境と調和した利用の拡大を
5)天然ガス:パイプライン整備構想の検討と、さらなる用途拡大へ
6)原子力:必要性は認められており、課題は安全確立と信頼回復
7)新エネルギー:期待の大きさと開発状況に開きがあり、導入拡大のためには制度
整備が求められている ∼専門家は補完的なエネルギー源として期待
7.国、産業界、そして国民はこれから何をすべきか
∼ これからのエネルギーセキュリティー確保への課題
1)国にこれまで以上の役割を期待
2)国際協調:アジア諸国との協力の推進を
3)国民意識向上のために、教育、広報活動の充実を
4)政策決定プロセスの透明性をさらに高める努力を
5)エネルギーセキュリティー確保には、国、産業界、国民がコスト負担と役割分担を
8.まとめ としての「提言」
∼ エネルギーセキュリティー新ビジョンの構築を
1)わが国におけるエネルギーセキュリティーの重要性を再認識し、その位置づけを議論
し、明確にすべきである
2)多様なエネルギー源の適切な組み合わせ(エネルギー最適ミックス)により
セキュリティーの確保を
3)電力自由化において、求められる原子力と新エネルギーへの対策
4)省エネルギーを基本とした社会経済システムの構築へ
5)アジア地域におけるセキュリティー構築に向けて、アジア諸国との協力の推進を
6)国は戦略的意思の明確化と先端技術による交渉力の強化を
7)グローバル化へのリスク管理と、環境調和型社会構築に向けた総合的エネルギー
政策の立案を
8)規制緩和の進行を前提とした「長期エネルギー需給見通し」の早急な見直しと、
リスク回避の現実的シナリオの作成を
9)エネルギー政策を積極的に国会で取り上げ、十分に審議を
10)エネルギー政策の基本的な方向性を示す、新しい法制度などの必要性についての
検討を
11)国、産業界、国民はエネルギーセキュリティー確保のために、それぞれの役割を
認識し、そして担っていくべきである
−アンケート調査結果の概括
−今後の課題− 3E 達成に向けた社会経済システムとは
2
1.エネルギーセキュリティー議論の前提とアンケート調査の概要
わが国は、1970 年代の2度にわたる石油危機の経験に基づいて様々な政策、対策を実行し
てきた。それらの努力により、その後大きなエネルギー危機は起こっておらず、国民の間で
エネルギーセキュリティーに対する意識が薄れつつある。しかし、一次エネルギー輸入依存
度は依然として約 80%に達しているだけでなく、さまざまな新たな不安要素が発生している
現状を考えると、今後のエネルギーセキュリティーについて議論することは有意義なことと
判断し、今回のテーマとして取り上げた。
また今回の提言を作成するにあたり、1999 年 12 月にエネルギー専門家を中心に、有識者
を対象としたアンケート調査を行なった。アンケート調査の回収結果は次のとおりである。
送付数
回収数
回収率
合計
3,785
1,086
28.7%
エネルギー専門家
2,208
823
37.3%
マスコミ関係者
国会議員
164
752
22
36
13.4%
4.8%
自治体首長
160
71
44.4%
消費者団体代表者
501
134
26.7%
各カテゴリー別の回収数を見ると、エネルギー専門家の回収数は 823 になっており、他の
カテゴリーに比較し調査結果の信頼度が高くなっている。そこで今回の提言は、主としてエ
ネルギー専門家の結果を参考に作成している。一方、マスコミ関係者および国会議員よりは
回収数が 50 以下しかなく、信頼度は低いと考える。なお、当アンケートにおけるエネルギ
ー専門家としては以下に調査票を送付した。
①「エネルギー・資源学会」会員
②エネルギー関係審議会委員
③関連企業、関連団体管理職
④IAEE 国際エネルギー経済学会会員
3
用語については下記のように定義して使用することとした。
・エネルギーセキュリティー
エネルギーは国家の経済を支えるために不可欠のものであり、国の安全保障と大きく
結びついていることから、エネルギーの安定的かつ合理的な需給の達成が重要である
とする認識をいう。
〔資源エネルギー庁監修「省エネルギー便覧」の用語解説より(一
部修正)
〕
・新エネルギー
※1 狭義の新エネルギー
太陽光発電/太陽熱利用/風力発電/廃棄物発電/廃棄物熱利用/温度差エネルギー
など/黒液・廃材など
→「過去の供給実績」および「長期エネルギー需給見通し」に関して使用
※2 広義の新エネルギー
(狭義の新エネルギーに加えて)
従来型エネルギーの新しい利用形態:クリーンエネルギー自動車/燃料電池発電
/コージェネレーションなど
→「過去の供給実績」および「長期エネルギー需給見通し」以外にて使用
4
2.今、なぜエネルギーセキュリティーについての議論が必要か
∼ エネルギーセキュリティーに関する情勢と意義・必要性
調査結果によると、エネルギー専門家の約6割がわが国の現在のエネルギーセキュリティ
ーに関して「確保されているとは言えない」または「大きな不安要素がある」と回答してお
り、エネルギー基盤の脆弱性に対する認識は変わっていない。
昨今のエネルギー問題においては、地球温暖化問題に関わる温室効果ガスの削減対策や、
エネルギー市場における規制緩和などが活発に議論されているが、エネルギーセキュリティ
ーについて議論されることは多くない。しかし、今後のアジア地域における経済発展と人口
増加に伴うエネルギー需要の増大、また環境面からの制約など新たな不安要素の存在、さら
に最近の石油価格の大きな変動なども考慮すると、このような時期にエネルギーセキュリテ
ィーの重要性を再認識することは必要と思われる。
またエネルギーセキュリティーが、他の重要な社会、経済問題や政策との関連において、
どのような位置づけになり、どのくらいのウェイトを置くべきかを検討することは、無い物
ねだりに陥らずに、限られた資源、人材、資金などをどのように適切に配分するかを考える
上でも重要である。
振り返ってみると、わが国は 1970 年代における 2 度の石油危機の経験より、それ以降、
石油備蓄の増加、自主開発原油の推進、石油依存度の低減、石油代替エネルギーの導入など、
エネルギーセキュリティー確保を目的としたさまざまな政策、対策を実行してきた。さらに
国際的にも国際エネルギー機関(IEA)の設立や石油市場の発達などにより、かつて発生し
た石油危機のようなエネルギー不安の状態になる確率は減ってきたと考えられる。
それでは、本当に現在および将来のエネルギーセキュリティーに関しての不安は小さくな
っているのだろうか。調査結果によると、調査対象全体およびエネルギー専門家の約6割が
現在のエネルギーセキュリティーについて「確保されているとは言えない」または「大きな
不安要素がある」と答えており、
「確保されており問題がない」という回答は僅か1%であっ
た。また年代別の結果を見ると、年代が高くなるほど不安を持っている割合も多くなってい
る。
年代が高くなるほど不安を持っている割合が多いのは、石油危機の経験の有無ばかりでな
く、それ以前の、特に第二次世界大戦終了までの熾烈な原油獲得競争など、過去の経験が影
響しているものと推測される。しかし、石油の価格および供給が比較的安定している現在に
おいてもなお多くの人が不安要素を持っている理由としては、先に述べた理由以外にも次の
ようなことが考えられる。まず、現在でもエネルギー輸入依存度が8割前後であり、わが国
5
のエネルギー基盤の脆弱性が解消されていないこと。そして欧米諸国と比較し、エネルギー
を他国と融通ができにくい地理的条件やアジア地域内の供給体制の未整備も理由の一つであ
ろう。また地球規模で考えてみても、現在約 60 億人の人口が 2050 年には約 100 億人に達
すると予想されており、この人口の急増に伴いエネルギー消費量も急激に増加すると予想さ
れていることなどである。
このような情勢において、主に専門家がエネルギーセキュリティーに対してどのような考
えを持っているかを参考に、わが国の置かれた現状、今後の見通しと課題を明らかにし、対
応策を提示することは有意義であり、エネルギーセキュリティーの確立に向けた社会経済シ
ステムのあり方を模索するための一助になると考える。
アンケート調査結果 ◆現時点のわが国のエネルギーセキュリティーに関してどのように考える
か【全体および各カテゴリーの回答】
全体(n=1086) 1.3
エネルギー専門家(n=823) 1.2
39.1
37.2
42.8
マスコミ関係(n=22) 4.5
国会議員(n=36)0
59.1
0%
27.3
38.9
自治体首長(n=71) 1.4
消費者団体(n=134) 1.5
42.2
44.4
47.9
20%
60%
17.5
0.6
0.7
4.5 0
4.5
12.7
42.5
40%
0.8
0.6
16.7
38
43.3
15.9
9.7
80%
エネルギーセキュリティは確保されており問題はない
基本的には問題はないが不安要素もある
大きな不安要素があり対応策の検討が必要
エネルギーセキュリティは確保されているとはいえない
その他
無回答
6
0.0
0.0
0.0
0.7
2.2
100%
n=823
※上記質問の年代別回答 【エネルギー専門家】
0%
20%
40%
60%
80%
100%
20歳代(n=16)
0.0
30歳代(n=83)
0.0
44.6
40歳代(n=142)
2.8
39.4
50歳代(n=293)
1.0
36.5
42.0
18.4
60歳代(n=215)
0.9
35.8
42.8
19.5
70歳以上(n=74)
1.4
50.0
37.5
32.5
43.7
28.4
56.8
12.5
20.5
0.0
0.0
2.4
14.1
12.2
0.0
1.0
1.0
0.5
0.5
0.0
1.4
エネルギーセキュリティは確保されており問題はない
基本的には問題はないが不安要素もある
大きな不安要素があり対応策の検討が必要
エネルギーセキュリティは確保されているとはいえない
その他
無回答
7
3.石油危機の教訓は、今までの政策に活かされてきたのだろうか
∼ エネルギーセキュリティーに関するこれまでの政策の評価
石油危機以降これまで実施されてきた政策の中で、石油依存度の低減、石油備蓄の増加、
省エネルギーの推進、原子力の導入に対しての評価は高くなっているが、輸入原油中東依存
度の低減および新エネルギーの導入に関しては十分な成果が得られておらず評価が低く、新
たな対策が望まれている。
わが国が石油危機の経験を教訓として実行したエネルギーセキュリティー確保の対策の柱
は、石油備蓄量の増加と自主開発原油の推進による緊急時における石油確保を目的としたも
のであった。また同様に石油依存度の低下にも力が注がれ、原子力および天然ガスを中心と
した石油代替エネルギーの積極的な導入が図られた。それ以外の主な対策としては、輸入原
油における中東依存度の低下や省エネルギーの推進が実行された。
調査結果における専門家の回答は、石油依存度の低減、石油備蓄の増加、省エネルギーの
推進、自主開発原油の推進、原子力の増加などに対しては評価が高くなっている。しかし、
輸入原油中東依存度は 1973 年度より現在の方が上昇していることから評価は低く、また期
待の高い新エネルギーの推進に対しても低い評価になっている。
エネルギーセキュリティーに関連する数値の石油危機以降の変化
1973 年度
1998 年度
一次エネルギー輸入依存度
89.4%
80.9%
一次エネルギー供給における石油依存度
77.4%
52.4%
輸入原油における中東地域への依存度
77.5%
86.2%
0
85 日分
石油備蓄量(国家備蓄)
全原油量に占める自主開発原油の割合
8%
15%
一次エネルギー総供給量に占める原子力の割合
0.6%
13.7%
(同上)に占める新エネルギーの割合
0.9%
1.1%
124.4kl/億円
81.8kl/億円
最終エネルギー消費原単位(原油換算:
GDP に対する最終エネルギー消費量の値
∼ エネルギーの効率的使用を示す)
(出典)
「総合エネルギー統計」
「エネルギー生産・需給統計年表」他
8
アンケート調査結果 ◆石油危機から現在までの対策に関する評価 【エネルギー専門家の回答】
n=823
一次エネルギー輸入依存度
8.1
66.5
石油依存度
25.8
輸入原油中東依存度 3.6
新エネルギー供給量
最終エネルギー消費原単位
0%
10.4
57.8
26.1
11.9
63.9
21.9
18.3
46.9
7.7
14.8
35.1
13.5
53.2
40%
60%
11.9
80%
高く評価できる 十分ではないが、ある程度評価できる 不十分であり、評価できない わからない 無回答
9
1.7
0.9
2.60.7
2.9
2.41.0
53.8
32.0
20%
1.1
0.7
4.5 0.6
59.4
14.5
原子力の割合
2.70.6
62.0
33.4
石油備蓄量
自主開発原油割合
22.1
1.5
1.5
100%
4.エネルギーセキュリティーを脅かすリスクは中東問題だけではない
∼ 多様化するリスク:アジアにおける経済発展、原子力発電所などの立地制約、
地球温暖化問題、技術の停滞など
わが国のエネルギーセキュリティーを脅かすリスクとして、従来からある中東諸国での紛
争や輸送ルート途絶の他に、アジアでの経済発展や人口増加、近隣地域での国際紛争、原子
力関連施設の事故、発電所建設の立地制約、地球温暖化問題、技術の停滞などが指摘された。
エネルギーセキュリティーを脅かすリスクは多様化している。
わが国が石油危機以降実施した様々な対策の中でも、
石油依存度の低減や石油備蓄の拡充、
自主開発原油の推進など、
石油を中心とした対策は一定の評価を得ている。
また国際的にも、
国際石油市場の発達やIEAによる国際的な緊急時対応の整備も進んできており、それらを
勘案すると、石油に関する緊急時への対応は進んで来ていると言える。しかしその一方で、
旧来の不安要因に加え、以前には考えられていなかった新たな不安要因も生まれている。
1)アジア地域の経済発展と人口増大
ASEAN地域や中国などアジア地域での急激な経済発展や、アジア諸国を含む開発途上
国での人口増加によるエネルギー需要の急速な増大が、大きな不安要因となってきている。
特にアジア地域は、地域内に大きな油田などがなく石油の域外依存度がさらに高まり、供給
の逼迫や原油価格の高騰が懸念される。
2)各地域における国際紛争
一般的には、米ソ二極構造下における紛争の可能性はなくなったものの、政治的、宗教的、
民族的などの理由により地域的な紛争が現在でも頻発している中東諸国に対しては、エネル
ギー輸入先国として依然大きな不安がある。また南北朝鮮問題や中台関係など、わが国の近
隣地域に関しては冷戦終了後に紛争の危険性は増加したとの考え方もあり、輸送ルートの確
保という点からもエネルギーセキュリティーに影響を与えかねない事態も危惧される。
3)原子力関連施設での事故および原子力発電所などの立地制約
昨年発生した東海村・核燃料加工工場での臨界事故などにより、原子力関連施設への不安
は増大している。このため、原子力発電所の新増設に関しては年々地元での合意を得るのが
困難になっており、火力発電所など他の大型施設も同様であるが、建設に10年以上が掛か
る発電所の建設が計画どおり進まないことも、今後のセキュリティーを脅かす不安要因と考
えられる。
10
4)地球温暖化問題による化石燃料の使用制約
いま直面している環境問題の中で特に深刻なのが地球の温暖化傾向であり、その主たる要
因として、化石燃料の使用量増加による大気中の二酸化炭素の濃度上昇が挙げられる。わが
国は総供給量の 80%以上を化石燃料に依存しているため、今後のエネルギーセキュリティー
を考えた場合、
温暖化問題は避けて通ることのできない大きな課題である。
各国と協調の上、
地球規模での対策をさらに進めて行く必要がある。
5)技術の停滞、技術者への信頼の低下
かつては技術立国を自負していたわが国ではあるが、最近は東海村の核燃料加工工場での
臨界事故をはじめ、山陽新幹線におけるトンネルでのコンクリート剥落事故、相次ぐ国産ロ
ケットの打ち上げ失敗と、技術および技術者への信頼を失墜させる出来事が頻発している。
それらの事故の原因が、技術の停滞や技術者のモラル低下に起因しているかどうかは意見の
分かれるところではあるが、いずれにしても今後のエネルギーセキュリティー確保のために
は、新しい技術開発は必要であり期待も高くなっている。資源の乏しいわが国にとって、資
源の豊かな国々と対等に交渉を行なっていくためにも、今以上に技術開発に力を入れ、先端
技術を育てていくことが重要である。そしてそのために必要となる、優秀な人材の確保にも
努めるべきである。技術の停滞などにより期待通りに技術が進歩せず、セキュリティーに悪
影響を与えることが懸念されている。
アンケート調査結果 ◆2030年までのわが国のセキュリティーを脅かす
リスクとしてどの程度の不安要因か 【エネルギー専門家の回答】
n=823
74.0
アジアなど経済発展によるエネルギー需要の増加
21.6
中近東諸国の国際紛争等
65.6
原子力発電所の立地制約
64.2
23.3
開発途上国の人口爆発
63.1
28.6
石油資源の枯渇
51.6
原子力施設における大事故
49.0
1.3
0.5
28.7
36.9
1.5
1.2
5.53.6
3.9
1.5
8.7 0.6
36.1
10.8 1.3
環境制約による石油、石炭などの使用制限
43.4
41.9
8.3 2.9
アジア、近隣諸国での紛争勃発
41.7
45.7
6.22.8
技術の停滞・モラルの低下
41.1
0%
20%
39.9
40%
60%
13.5 1.7
80%
大きな不安要因 不安はあるがそれほど大きくはない 不安はない わからない
11
100%