第十号 ∼ＰＭＳグループはすべての盲導犬の育成に協力しています。∼ ht! g i F 発行日本ＰＭＳ㈱発行日平成15年2月10日ＷＡＴＡＳＨＩＧＡＭＡＭＯＲＡＮＡＫＹＡ… 東京にすんでいるその盲導犬は４歳になるメスの黒いラブラドールなんだ。名前は「オルガ」。すごくかしこくって一度、通った道はかならず、おぼえているんだって。東京の新宿（しんじゅく）や渋谷（しぶや）の本当にたくさんの人が歩いている中でも、間違えないで、安全に誘導（ゆうどう）出来るんだ。盲導犬って目の見えない飼い主がみぞに落ちたりしないように、飼い主のひだりがわを歩くように訓練（くんれん）されているんだけど、前にこんな事があったんだって。はじめて行く駅の階段（かいだん）で、いつものように階段の一番左に行ったとき、そこは下り専用（せんよう）の階段で、いきなりたくさんの人がおりてきて、目の不自由な飼い主さんが２，３段ふみはずしてしまったの・・・。けがをしなくて良かったけど、オルガにとっては飼い主さんをあぶない目にあわせたと思って、その日１日中、しょげていたんだって。それからしばらくたって、またその階段を使う事になったとき、今度はオルガが飼い主さんを階段の一番右側までつれていってその場でじっと立っていて、飼い主さんが「どうしたのかな」と思って手を伸ばしたら、そこには手すりがあったって・・・。訓練では左に誘導しなければならないと習ったけど、飼い主さんが安全なように、右側につれていくなんてすごいかしこいよね。ＡＲＩＧＡＴＯＵオルガはいつも飼い主さんの安全を一番に考えて、おちついて行動（こうどう）するかしこい子なんだけど、実は恐がりで、他のわんこを見つけると通り過ぎるまでじっと待っているんだって。でも、興味（きょうみ）がたくさんありすぎる犬より、落ち着いた性格（せいかく）の方が盲導犬にはあっているんだ。だからこそ、飼い主さんは安心してまかせられるんだって。 □■ 世界の盲導犬 ■□ 現在、盲導犬がかつやくしている国は、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、フランス、オーストラリアなど世界中で２０数カ国あります。中でも、イギリスでは１９９６年現在、働いている盲導犬は約４，０００頭。この国には盲導犬にかんするほうりつはありませんが、イギリスの人々は盲導犬を使っている人をとっても大切にしています。また、アメリカでは、およそ１０，０００頭もの盲導犬フンが働いていますが、この国はイギリスとちがって、いろんなほうりつでフン盲導犬を使っている人を守っています。私たちの住んでいる日本では、現在約８００頭の盲導犬が働いています。盲導犬を必要とする目の不自由な人は、日本では約１０，０００人いるのにくらべて、盲導犬を使用できる人は１，０００人もいません。盲導犬を育てるのにはとってもお金がかかりなかなか盲導犬が増えません。みなさんの協力（きょうりょく）がないと、盲導犬を育て、目の不自由な人に使ってもらうことができません。１頭でも多くの盲導犬を育てられるよう、みなさん協力してくださいね。がんばれパピーの発行回数も今回で１０回目となりました。これまでに、みなさまより数多くのはげましや、お問い合わせのおたよりをいただきまして、ほんとうにありがとうございました。おたよりその中には、ほんとうに心あたたまるおはなしや楽しいおはなしがあり募集お店にお買い物に来てくれるお友達にもしょうかいしたいおたよりがありました。そこで今回、みなさんがまちで見かけた心あたたまるお話、身近な出来事、盲導犬についておはなしなどを募集し、がんばれパピー！のなかで全国のお友達にしょうかいしたいとおもいます。採用された方にはすてきなプレゼントをさしあげます。みなさまからのたくさんのおたよりおまちしています。〒5260031 滋賀県長浜市八幡東町４８−１ＯＳビル４Ｆ日本ＰＭＳがんばれパピーおたより係ＦＡＸ、電子メールでも受け付けています。ＦＡＸ：０７４９−６５−４１０９ e-mai l：ＬＥＱ０６１４３ｎｉｆｔｙ. ｃｏｍ日本ＰＭＳ㈱内ＰＭＳグループチャリティ事務局 TEL0749653273 担当吉田卓史