Press Release ブラックマジックデザイン、ブラックマジックデザイン、eyeon Software, Inc.の買収を発表の買収を発表 IBC 2014 オランダ、アムステルダム　オランダ、アムステルダム　-　2014年年9月月12日　日　Blackmagic Designはこの日、劇場映画、コマーシャル、テレビ業界向けのハイエンドのデジタル合成、ビジュアルエフェクト、モーショングラフィック・ソフトウェアの主要な開発者である、eyeon Software, Inc.（以下eyeon社）を買収したことを発表した。カナダのトロントに拠点を置くeyeon社は、Blackmagic Designの完全子会社となる。 eyeonのFusion 7は、IBC 2014のBlackmagic Designブース（Hall 7、Stand H20）にて展示される。 Fusion 7は、ハリウッドで使用されている主要なビジュアルエフェクト合成/モーショングラフィックツールのうちの1つであり、何千本もの劇場映画やテレビ番組で使用されている。最近では、「マレフィセント」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「シン・シティ: ア・デイム・トゥ・キル・フォー」、「アメイジング・スパイダーマン2」、「キャプテン・アメリカ」、「ゼロ・グラビティ」などの作品でFusion 7が使用されている。 Fusion 7は、モーショングラフィックおよびハイエンドのビジュアルエフェクト合成を1つのアプリケーションにまとめている。最先端の合成ツールに加え、Fusion 7は包括的なペイント、ロトスコープ、キーイング、レイヤリングおよびタイトルツールにも対応。さらに驚異的な粒子発生システムにも対応している。Fusion 7は、他のアプリケーションからジオメトリを読み込むだけでなく、テキストやパーティクル（粒子）など、独自のエレメントをゼロから生成することも可能だ。これらのエレメントは合成され、FusionのGPUアクセラレート・レンダーエンジンを使って出力される。1つのプロジェクトで複数のレンダーファイルを組み合わせることで、同一のシーンの様々な面をレンダーすることも可能だ。Fusion 7は、単にレイヤーを合成するだけではなく、3Dシステムでオブジェクトやシーン・エレメントを構成するためのすべての作成ツールを搭載しており、複雑なシェーディングに対応した何百万のポリゴンを扱うことができる。「eyeon社の買収は、弊社にとって画期的な出来事です。」Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティは語る。「Fusion合成、3D、モーショングラフィック・ソフトウェアは、ビジュアルエフェクトを多用した多くのハリウッド大作で使用されています。FusionをDaVinci Resolve編集/グレーディングソフトウェアと併用すれば、3D合成、ビジュアルエフェクト、モーショングラフィック・デザインなどに対応した、世界最先端のツールを実現できるのです！」「Blackmagic Designは、今日プロフェッショナルのポストプロダクション業界で、最も進歩的な企業と言えます。」eyeon社のCEO、スティーブ・ロバーツ氏は語る。「世界各国にオフィスを構え、最高品質のソリューションの開発に焦点を当てているBlackmagic Designは、ユーザーの皆様のニーズに応 1 / 3 ページじて様々な製品およびサービスを提供しています。eyeon社の買収により、Fusion、Generationの開発およびサポートがより向上し、ユーザーの皆様は今後、クリエイティブなニーズに対応する、より包括的かつダイナミック、そしてスピーディなソリューションを得られることでしょう。」「Fusion 7の3Dツールが劇的に向上したことで、わざわざ3Dアプリケーションに戻さずに、ショットを素早く合成したり、最終的な調整を行ったりすることが可能になりました。」と語るのは、これまでに「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」、「アメイジング・スパイダーマン2」などの作品を手がけた Blur StudiosのVFX監督、デービッド・スタインネット（David Stinnett）氏。「Fusion 7を使うことで、あらゆるジョブの要望にフレキシブルに対応でき、可能性は無限に広がります。」「モーショングラフィックにFusionを使うことの利点は、ショットの作成やデザインに無限の方法があることです。」モーショングラフィック/VFXアーティストであるダン・ルイス（Dunn Lewis）氏はこのようにコメントしている。「ジョブを完成させるのに、1つのアプリケーションで事足りるんです。完全な3D合成環境、モーショングラフィックツール、正確なアニメーションカーブに対応したスプラインエディター、タイミングエフェクト用のタイムライン、ノードベースの合成システムなどが揃っているので、どのようなジョブにも対応できます。」 eyeon社は、引き続き同社のユーザーに対するサポートを行い、Blackmagic Designのネットワークの強みを活かしてその販売網を拡大する。また、eyeon社は、同社の代表的アプリケーションである Fusionをはじめ、VFXおよびポストプロダクション業界へ向けたソリューションの開発を今後も続行する予定だ。 eyeon社のソフトウェア社のソフトウェア eyeonソフトウェアは、数々の賞を受賞した合成アプリケーション、Fusion™を開発している。同ソフトウェアは、過去25年間に渡り、何千本もの劇場映画および放送プロジェクトで使用されてきた。 eyeonのアーティストたちにより制作された主要な映画は以下の通り：「マレフィセント」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「ヘラクレス」、「ゼロ・グラビティ」、「ノア約束の舟」、「ホワイトハウス・ダウン」、「ハンガー・ゲーム1、2、3」、「オズの魔法使い 3D」、「オーファン・ブラック暴走遺伝子」、「スター・ウォーズ 3D」、「アメイジング・スパイダーマン（1、2）」、「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」、「プロメテウス」、「インモータルズ -神々の戦い-」、「ゲーム・オブ・スローンズ」、「もうひとりのシェイクスピア」、「キャプテン・アメリカ」、「プリースト」、「エンジェルウォーズ」、「アンノウン」、「ソーシャル・ネットワーク」、「ノミオとジュリエット」、「ナルニア国物語」、「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」、「アバター」、「2012」、「アリス・イン・ワンダーランド」、「ニュームーン」、「G.I.ジョー」、「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」、「トワイライト〜初恋〜」、「アイアンマン」、「センター・オブ・ジ・アース 3D」、「9 〜9番目の奇妙な人形〜」、「300 〈スリーハンドレッド〉」「スパイダーマン」、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」、「ハッピーフィート」、「シン・シティ（1、2）」 Fusion以外にeyeon社が開発しているソリューションは以下の通り：Generation® 4K（4K再生システム）、 Generation® AM（ビジュアルエフェクト用資産管理フロントエンドデスクトップ）、 2 / 3 ページ Rotation®（高度なロトスコープ・システム）、Dimension®（ステレオスコピックおよびイメージ修正用のツールスイート）、Connection®（Avid®とeyeon社製品のブリッジ製品）、EPP®（スクリプトおよびワークフローソリューション）会社概要 Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニター、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシステムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、 12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Design は、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp 3 / 3 ページ