(No.112) H13.2~4月

目
次
議会日誌 --------------------------------------------------------- 1
海外視察報告 ----------------------------------------------------- 5
議長会の動き --------------------------------------------------- 20
東京都市議会議長会
関東市議会議長会
全国市議会議長会
各種委員会・協議会の動き -------------------------------------- 26
関東地区競艇主催地議会協議会
全国競艇主催地議会協議会
三多摩上下水及び道路建設促進協議会
全国高速自動車道市議会協議会
東京河川改修促進連盟
平成12年度に採択した請願・陳情処理状況 --------------------- 30
平成12年度視察受入状況 -------------------------------------- 32
青梅市議会新着図書目録 ---------------------------------------- 33
要綱・要領等の制定、改廃の状況 ------------------------------- 35
制定された要綱・要領 ------------------------------------------ 37
青梅市市政施行 50 周年記念市政功労者表彰および感謝状贈呈実施
要綱
以下 16 件
議
会
日
誌
<2月>
2日(金) 午前 11:30 総務文教委員会行政視察(給食センター藤橋調理場)
6日(火) 午後 1:30
森林整備推進協議会(議会会議室―西村(礼)・浜中・青木議員)
午後 1:30
十一市競輪事業組合議会定例会(自治会館―大島・中村議員)
午後 2:00
東京都市監査委員会委員研修会(福祉センター―宇津木監査委
員)
8日(木) 午後 1:30
大分県豊後高田市議会議員視察来市
9日(金) 午前 10:00 青梅、羽村、福生地区都市下水路組合議会定例会(議会会議室―
相川・斉藤・須崎議員)
13 日(火) 午後 1:30
全国高速自動車道市議会協議会定期総会(日本都市センター―
西村(弘)副議長、局長)
午後 1:30
情報公開・個人情報保護運営審議会(議会会議室―榎戸・青木議
員)
14 日(水) 午後 1:30
三多摩地域廃棄物広域処分組合シンポジウム(府中市―高橋議
員)
午後 2:00
都市議会議員研修会(府中市―秋山議長、西村(弘)副議長、田
辺・羽村・嶋田・木下・相川・山井・西村(礼)・藤野・斉藤・
星野(恵)・榎戸・浜中・青木・新井・村上・永井・高野・川
口・井村・菊地・中村議員、局長、庶務係長、荒井主事)
14 日(水)∼15 日(木) 農業振興対策審議会行政視察(長野県上伊那郡南箕輪村、小諸市
―星野(昌)・大西議員)
15 日(木) 午前 8:00
農業委員会・農業経営者クラブ合同視察(群馬県勢多郡大胡町―
川口・菊地議員)
午前 10:00 都市計画審議会(東青梅センタービル―山井・井上・星野(恵)・
須崎・永井議員)
午前 10:00 愛知県蒲郡市議会議員視察来市
午後 1:30
全国市議会議長会評議員会(日本都市センター―秋山議長、局
長)
16 日(金) 午前 10:00 青梅、羽村地区工業用水道企業団議会定例会(羽村市水道事務所
―山井・浜中・大西議員)
午後 1:30
都市議会議長会理事会・定例総会(立川市―秋山議長、局長)
1
午後 2:00
介護保険運営委員会(東青梅センタービル―榎戸・高野・井村議
員)
17 日(土) 午後 2:00
青梅マラソン大会開会式
18 日(日) 午前 10:00 青梅マラソン大会
19 日(月) 午前 10:00 西多摩地域広域行政圏協議会審議会(福祉センター―秋山議長、
宇津木・中村議員)
午後 1:30
大門診療所の管理運営に関する懇談会(健康センター―高橋・星
野(昌)・大西議員)
20 日(火) 午前 10:00 議会運営委員会
午後 1:30
国民健康保険運営協議会(福祉センター―山井・西村(礼)・星野
(恵)・永井議員)
21 日(水) 午前 10:00 総合病院運営委員会(総合病院―須崎・青木・井村・菊地・中村
議員)
午後 1:30
交通安全対策審議会(市役所会議室―相川・村上議員)
午後 2:00
青少年問題協議会(教育センター―木下議員)
午後 2:00
工業振興対策審議会(市役所会議室―新井・井村・菊地議員)
22 日(木) 午前 10:00 社会福祉事業団理事会(教育センター―羽村・榎戸議員)
午前 11:30 記者会見(市長公室―秋山議長、西村(弘)副議長、局長)
午後 2:00
廃棄物減量等推進審議会(教育センター―相川・星野(恵)・須崎
議員)
午後 3:00
民生委員推薦会(市役所会議室―新井議員)
23 日(金) 午前 10:00 多摩地域農業共済事務組合議会定例会(八王子市―村上議員)
午後 1:30
西多摩衛生組合議会定例会(西多摩衛生組合―星野(昌)・永井・
高野議員)
24 日(土) 午前 10:00 美術館運営委員会(青梅市民センター―高野・大島・菊地議員)
26 日(月) 午前 9:30
表彰審査委員会(市長公室―秋山議長、西村(弘)副議長、村上総
務文教・浜中経済・高野建設水道・菊地厚生委員会委員長)
午前 10:00 本会議(市長施政方針演説、議案審議、陳情の委員会付託)
27 日(火) 午前 9:00
農業委員会(市役所会議室―川口・井村・菊地議員)
午後 1:00
農業委員・農業者大会(府中市―川口・井村・菊地議員)
午後 1:00
三多摩地域廃棄物広域処分組合議会定例会(自治会館―高橋議
員)
28 日(水) 午後 1:30
例月出納検査(福祉センター―宇津木監査委員)
2
<3月>
2日(金) 午前 9:30
議会運営委員会
午前 10:00 本会議(一般質問)
5日(月) 午前 10:00 本会議(一般質問)
6日(火) 午後 2:30
本会議(一般質問)
7日(水) 午前 10:00 補正予算審査特別委員会
8日(木) 午前 10:00 建設水道委員会
午前 10:00 厚生委員会
午後 3:00
総務文教委員会
9日(金) 午前 10:00 厚生委員会
午後 1:30
建設水道委員会
10 日(土) 午前 10:00 多摩秀作美術展表彰式
12 日(月) 午前 10:00 経済委員会
13 日(火) 午前 10:00 全員協議会([市長提出事項]…1.組織改正について、2.平成
13年度税制改正について、(1)青梅市市税条例の一部を改
正する条例の専決処分について、(2)青梅市国民健康保険税
条例の一部を改正する条例の専決処分について、3.青梅市
国民健康保険被保険者資格証明書および短期被保険者証の交
付制度について。[議長提出事項]…1.議会選出各種委員の
推薦について、2.その他。)
午後 1:00
土地開発公社評議員会
14 日(水) 午前 10:00 し尿処理施設管理運営懇談会(市役所委員会室―大西・井村・中
村議員)
午前 10:00 みどりと水のふれあい事業推進協会評議員会(東青梅センター
ビル―井上・榎戸・新井・高野議員)
16 日(金) 午前 9:30
議会運営委員会
午前 10:00 本会議(委員会議案審査報告、議案審議)
午後 1:00
庁舎建設検討特別委員会
19 日(月) 午前 10:00 予算審査特別委員会
21 日(水) 午前 10:00 予算審査特別委員会
22 日(木) 午前 10:00 予算審査特別委員会
23 日(金) 午前 10:00 予算審査特別委員会
24 日(土) 午前 0:00
予算審査特別委員会
25 日(日) 午前 9:50
リサイクルフェスティバル OME
3
26 日(月) 午前 10:00 農業委員会(市役所会議室―川口・井村・菊地議員)
午後 3:30
28 日(水) 午前 9:30
構造政策推進会議(市役所会議室―羽村・星野(昌)議員)
議会運営委員会
午前 10:30 本会議(委員会議案・陳情審査報告、議案審議、農業委員の推薦
の件)
29 日(木) 午後 1:15
例月出納検査(福祉センター―宇津木監査委員)
30 日(金) 午前 10:00 社会福祉事業団理事会(教育センター―榎戸議員)
午後 2:00
ふれあい公社理事会(東青梅センタービル―嶋田・榎戸議員)
<4月>
6日(金) 午後 2:00
都市議会議長会事務局長連絡会議(東久留米市―局長)
9日(月)∼10 日(火) 全国競艇主催地議会協議会正副会長・顧問議会事務局長会議(青
梅市―秋山議長、局長、次長、主査)
11 日(水) 午後 1:30
午後 3:00
都市議会議長会理事会(自治会館―秋山議長、局長)
都市議会議長会臨時総会(自治会館―秋山議長、局長)
13 日(金) 午後 1:30
神奈川県厚木市議会議員視察来市
16 日(月) 午後 1:30
東京河川改修促進連盟理事会(新宿区―局長)
18 日(水) 午前 10:00 都市議会議長会議事係研究会(教育センター―局長、議事係長、
森主事、中山主事)
20 日(金) 午前 10:30 三多摩上下水及び道路建設促進協議会正副会長・委員長会議(福
生市―山井議員、議事係長)
午後 2:30
関東地区競艇主催地議会協議会事務局長会議(小平市―局長、次
長、主査)
24 日(火) 午後 2:00
工業振興対策審議会(東青梅センタービル―新井・井村・菊地議
員)
25 日(水) 午前 11:30 東京都市監査委員会役員会・定期総会(自治会館―宇津木監査委
員)
午後 2:00
農業委員会(市役所会議室―川口・井村・菊地議員)
25 日(水)∼27 日(金) 関東市議会議長会理事会・定期総会(栃木県塩谷郡藤原町―秋山
議長、局長)
27 日(金) 午後 1:15
例月出納検査(福祉センター―宇津木監査委員)
4
海
外
視
察
報
告
【はじめに】
今回の研修視察は、平成 13 年2月 1 日(木)から 10 日(土)までの 10 日間、イギ
リス(ロンドン)、イタリア(ローマ)、フランス(パリ)、オーストリア(ウィーン)
の4カ国を訪問し、研修視察をしてきました。目的は、議会活動に資するため、海外
の先進事例を調査するもので、予想どおりの視察ができました。
近年、海外研修視察については、いろいろと議論されており、特に三多摩地域 26
市においても、計画中止や取りやめが多く見られました。その理由はいろいろありま
すが、財政上の問題が多くを占めていると言われています。その中で、あえて実施し
た青梅市では、財政上もさることながら、
「何を目的に、何を研修視察するのか確かな
ものが求められている。視察後の活用についても、目標をきっちりと定めなければな
らない」との点から、私たちは大意を踏まえて視察してきました。特にイギリス(ロ
ンドン市)では、前もって質問項目をお伝えし、視察時に回答を得ることができまし
た。ここに視察内容を報告いたします。
(写真)−①
1
ロンドン
(1) 地域ケアとボランティアを中心とした高齢者福祉について
(2) 高齢者のための施設ケア、在宅福祉について
2
ローマ
(1) イタリアの地方行政制度について
(2) 文化遺産の保存を前提とした都市開発について
3
パリ
(1) 福祉施設と医療チ−ムとの有効な連携体制について
5
(2) 高齢者用住宅の管理・運営について
4
ウイーン
(1) 歴史・文化保全型公共施設の維持管理、運営方法について
(2) 都市景観を維持する行政の取り組みと市民の協力によるまちつくりについて
5
参加者
高野幸助議員、永井寅一議員
6
経
「青梅市議会議員の報酬および費用弁償等に関する条例」による。
費
【出発までの経過】
平成 12 年9月7日に第1回打ち合わせを実施しました。その後9月 28 日、10 月3
日、11 月 21 日、12 月 21 日に視察内容の検討、日程等を詰めて、13 年1月 16 日に最
終打ち合わせを行い、先方への質問書は JTB を介してインターネットで送りました。
《イギリス》ロンドン市
12 時間の空の旅を経て、2月 1 日午後3時、ロンドンのヒースロー空港に到着。
小雨模様の空、肌寒い。次の日からいよいよ研修視察。私たちは、視察団(市議会
議員6人、県職員1人、市職員4人、町職員4人の計 15 人で構成)から離れ、特別
メニューを組み、ロンドンのみ単独行動にしました。じっくりと、充分な研修には、
少人数が良いと判断したためでした。
(写真)−②
明るい室内、デイサービスを受けている高齢者
(1) 地域ケアとボランティアを中心とした高齢者福祉について(エイジ・コンサー
ンオフィス、ケア施設等)
訪問先は、ロンドン市内から 30 キロ郊外のロンドン・ベクスレイ区にあって、
ここが管轄する高齢者援助事務所・ボランティアセンター「エイジ・コンサーン
オフィス」。平屋建ての小さな事務所で、民間経営。そのためいろいろな事業をし
ていました。損害保険の代理業や、街の中でリサイクルの商店もやっていました。
事務所では、専業の方は少なく、ほとんどボランティアの皆さんがお手伝いして
6
いると聞きました。ここを中心に在宅介護の派遣、相談から実施までを区の福祉
担当の方と協議しながら行っているとのことでした。私たちが訪問した時も、区
の職員が来られて打ち合わせをされていましたし、私たちにその内容を教えて下
さいました。公、民とも協力体制は万全のようです。
(2) 高齢者のための施設ケア、在宅福祉について
地域ケアに関する事例として、一人の高齢者婦人(85 歳)の福祉介護に
至るまでのケ−ス
パウエルさんは、御自分の大きな持ち家にお住まいになっている 85 歳の御婦
人です。娘さんは、自宅からおよそ8キロメートルのところにお住まいで、母親
の福祉介護に非常に関心のある方です。
パウエルさんの健康状態は良好で、最近まで自分で買い物、料理、洗濯などが
できる状況にありました。
つい最近、階段から落ち、鎖骨を折ってしまいました。その結果、これ以上自
活(自立)することが困難な状況となりましたが、本人は、あくまで家に留まる
ことを希望しています。娘さんは、できる限りの支援をしたいとことですが、フ
ルタイムの仕事に従事していることに加えて、10 代の子供を2人抱えているの
が現状です。
上記事例に関して、パウエルさんに対してどのような支援をすることができる
か。また、その具体的な方法は?
委
託
パウエル婦人の場合、彼女のニーズを実現するための判定(査定)を、ソーシ
ャル・サービス(社会福祉事業団)に委ねる必要がある。具体的には、地域管轄
事務所(以下「事務所」という。)に申請し、きめ細かな指導、助言ができるよう
訓練された人(スクリーナー)に状況を説明することからはじまる。
サービス選定会議
事務所では、日々、多様な訓練等の選択に関する会議が行われており、社会福
祉事業団および健康組合(地域健康機関)の代議員が当該事例について討議し、
パウエル婦人の事例に対応するための最良策を決定することになる。この事例の
状況から判断すると、婦人の状況を点検するために訪問することが求められる在
宅介護の措置が当初のサービスとしてとられることになろう。
判定(査定)
この訪問については、個人介護サービスを提供する目的で設置された独立組織
(会社)である「ケア・プラス・トラスト」により調整される。サービス・マネー
ジャーは、判定(査定)を完了し、具体的には、婦人の起床介助、洗顔、着衣、
朝食の準備等を目的とする訪問を実施するための在宅介護員を配置することにな
る。必要に応じて、在宅介護員は、婦人の就寝介助のため夜間に再度訪問するこ
7
とも可能となる。
一方、婦人の娘は、様々なニーズに関する判定をする際、介護人となりうるか
否かを提案されることになる。このことは、その他のサービス、例えば終日介護
を必要とするか時間制介護となるのか等の重要なポイントとなる。
できるだけ婦人を自立した生活に導く支援のでき得る他の有効なサービスも考
えられる。ケア・プラス・トラストのサービス・マネージャーが婦人を訪問する
際、婦人が抱える他の問題を見つけることがあり得る。例えば、リハビリテーシ
ョン・サービスは、この大きな家で彼女が活動する手助けをすることが出来るで
あろうか、などの疑問がそれである。その場合、サービス・マネージャーは、サ
ービス選定会議に諮り他の委託をさせ、サービスを調整、供給することになる。
以上が、高齢者福祉について事前に用意した質問について、事例をあげながら
回答していただいたものです。この内容は、現在の日本における介護保険の内容
とよく似ていて、調査から業者委託、区役所の支援方法などが述べられました。
基本的には有料です(1時間、日本円にして 1,274 円)。所得がない人や低い人は
区から補助金が出ています。
説明の後、実際のケア施設を見学しました。明るい部屋に笑顔の紳士、淑女の
皆さんが集まって、ボランティアの人たちと造花作りをしていました。別の部屋
では、和気あいあいとお茶を楽しんでいました。ここにも多くのボランティアの
活動が見えました。
(写真)−③
(写真)−④
エイジ・コンサーンについて
区役所への質問と回答書およびパ
ンフレット
8
(写真説明)
エイジ・コンサーン(AGE CONCERN)は、イギリス全土に組織されていて、各地
域ごとに事務所があります。民間NGO団体です。在宅介護の支援から、デイ・
ケア施設の運営などを行っております。この地区の場合、約1万人が対象で現在
2,000 人の方が待機している。職員は 15 人、ボランティア登録は 500 人いるとの
ことです。
イギリス(グレ−ト及び北部アイスランド連合王国)について
イギリスは、イングランド、ウエ−ルズ、スコットランド、北アイルランドの4
地域から成り、それぞれに首都と行政府がある。今回訪問したロンドンはイングラ
ンドの首都にあたり、また全イギリスの中央政府がある。正式にイギリスの首都と
なってから 900 年、常に政治、経済の中心地であり、現在も王室、政府機関、議会
などはすべてロンドンに集中している。ニュ-ヨ−ク、東京とともに三大都市と言わ
れている。
都市デ−タ
人口 59,113,499 人(1999 年度)これは、イギリス全土の統計。人口
密度は1平方キロメートル当たり 241 人。
歳入
4,877 億米ドル(58 兆5000 億円強)〈イギリスの歳入〉。所得一人当たり
35,560 米ドル(426 万 7,200 円)
失業率
7.5%(日本は 4.6%なので、相当悪い状態と言えます)
住宅事情
ロンドンの家屋物件の価格は、年間 20%の上昇率であるが、ロンドンを
少し離れた郊外に出ると、日本円にして 3,000 万円も出せばかなり大きな家が買
える。日本と比較にならないほど安いところもある。反面、ロンドンの一等地が
東京の一等地と同じような価格で取引されることもある。住宅街は道も広く歩道
には芝生や木々が植えられ緑がある。広い公園も多い。
文化・レジャー・スポーツ施設 博物館・美術館の宝庫で、大英博物館やナショナ
ルギャラリーといった大きなものから専門博物館に至るまで、あらゆる種類の博
物館・美術館があり、ほとんどが無料。娯楽としては映画館、公園、ディスコ、
スポーツ競技場、フィットネスセンターなど、何でも揃っていて、公共の施設は
行き届いている。
気候
「晴れのち曇り。時々雨、所によっては霧」という天気予報が有名。上空を
通る冷たい気流と地中海の暖かい空気とがぶつかって、雲が発生し天気が変わり
やすい。この現象が一年を通じて生じるため、ロンドンの天気は安定しない。し
かし、近海を流れる暖流の影響で、緯度からは考えられないほど気候は温暖。
9
四季がある 冬は長く低温。日本の冬至のころとなると 16 時から朝の8時ごろまで
日が昇らない。私たちが行った時も、朝8時ごろやっと朝もやの中に街が見えて
きた。春は3月末ごろから4月中旬にかけて、エプリルシャワーと呼ばれる雷を
伴った春の嵐が何度となくやってくる。花粉症もかなり多い。日本との時差はマ
イナス9時間。サマータイム期間は3月 28 日から 10 月 24 日までで1時間早くな
る。
ビジネス慣習
官公庁は9時から 13 時までと 14 時から 17 時 30 分まで。土、日、
祝日は休み。
治安・安全は
アイルランド共和軍(IRA)の爆弾テロを除けば比較的安全と言われ
ている。ただ、スリ、ひったくり、空き巣狙い、車の盗難といった犯罪は日常茶
飯事といっても言い過ぎではないほど多い。
《イタリア共和国》
2月3日、午前8時 50 分。ロンドンを立って空路イタリアのローマへ到着。2時
間 40 分の旅でしたが、大同小異でヨーロッパ各国間を結んでいます。第二次大戦下、
陸つづき、海峡一つ越せば敵国、何百、何千回隣国を攻撃のためにこの空を飛んだ
ことだろうか。今こうして安全に、快適に旅ができることの幸せと、平和の尊さを
かみしめながら、イタリア、ローマの地に立ちました。西欧諸国の中で、最も南に
位置しているイタリアは気温も高く、ほっとする日でした。
(1) イタリアの地方行政制度について(ブラキャーノ市役所訪問)
2月5日は、ローマ郊外 30 キロにある、ブラキアーノ市役所を訪問。人口は
8,000 人。ジュリアーノ・サーラ市長とスニューレ・ロベルト事務局長(議長に
当たる)から説明を受けました。
1994 年から市長は直接選挙で選ばれるようになりました。市長の任期は5年で、
2期 10 年までできます。
今年5月に、イタリアの首相選挙が行われます。イタリアは、市の人口が 15,000
人を超えると議員が 30 人。以下は 20 人となっています。市議会議員は政党(市
長が属している政党)から 60%、他から 40%選出されます。議員が選出されてか
ら 10 日のち第1回議会が開かれます。20 人の議員のうち7人は各担当の助役を
兼ねます。役職づくりは議会発足と同時に始まります。福祉・建築・文化(スポ
ーツと文化財の保護と改築)等、公共事業の予算編成をします。市の財産は議決
を経て、処分することができます。
10
(写真)−⑤
ブラキアーノ市長・議長と視察団
○
議員報酬は年間2万 5,000 円ぐらい。市長報酬は年間 42 万円ぐらい
市長と助役は年間報酬で、議員は一回出席で3万リラ(100 リラで7円ですの
で日本円で 2,100 円ぐらい。年間 12 回出席として2万 5,000 円)。市長は年間 600
万リラ(日本円で 42 万円)。いずれにしても日本の議員報酬とは比べられません。
出席も月一回、夜間のみとのことであり、全員が職業を持っているか、年金受給
者とのことです。日本では、ほとんど専業化しており、常勤に近いので報酬は妥
当と思います。ほとんどが、国の指導によるところが多く、市民が直接選出する
ようになったのは、ごく最近であり、この点では、はるかに日本の方が進んでい
るのではと思います。
○
税金について
国税は間接税 17%、所得税、消費税、家屋税、ア クア(水源税)税などで成り
立っています。消費税は、パン5%、肉魚など 20%、タバコ・ガソリンは 80%。
家屋税は最高7%(家屋の価値に 1,000 分の1を乗じた額に)。何軒も持っている
人は、1軒目は 5.4%、2軒目は 6.7%。納付方法は6月に 45%、12 月に 55%と
なっています。国からの補助金(年2回)は 31 億リラと 44 億リラで 75 億リラ、
州からの援助金等で 120 億リラ。実際には 230 億リラかかっているとのことでし
た。
(2) 文化遺産の保存を前提とした都市開発について(オデサカルチ城の管理運営)
この城の入場料は大人一人日本円にして 1,500 円です。結婚式やパーティー等
で使用するには、貸し切りで 1,000 万円かかるが、年3回ぐらい借り手がいると
言われます。また、他に修道院や教会もあり、市民美術館や資料館として使って
います。現在、観光客向けにPRしています。文化財保護には、国、州も力を入
れていると語っておりました。
11
(写真)−⑥
オデサカルチ城から市内を望む
イタリア共和国について
イタリアは地中海に突き出た長靴の形をした半島で、約 5,700 万人の人々が住ん
でいる。地理的には北西にフランス、北にスイス、オーストリア、北東にはスロベ
ニアに接し、シチリア島、サルジニア島など約 70 の小島も含む。ローマはイタリア
の首都で同国の中心に位置し、紀元前8世紀には7つの丘に町が築かれ、古代世界
の中心地として栄えた。約 3,000 年の歴史を持つローマにはその他にも多くの歴史
的遺産、美術館や博物館などが豊富で、歴史の中に現代が息づく街である。
人口
イタリアの人口は 5,670 万人余、ローマの人口は 269 万人。人口密度は1平
方キロメートルに 188 人。一人当たりの所得は 17,257 米ドル(日本円にして約
207 万円)と低い。失業率は 12.5%(1998 年)
交通機関
道路網は発達しており、よく整備されている。また、主要幹線道路も全
長 6,000 キロメートルに及ぶアウストラーダデルソーレを始め、非常に発達して
いる。歴史的建造物保存のため、7時 30 分から 18 時 30 分まで車の乗り入れが禁
止されている地域を最近設けた。アリタリア航空を中心として主要 30 都市を結ん
でいる。市内の交通機関には地下鉄・バス・市電・タクシーがある。地下鉄はM
のマークが目印である。
住宅事情
1978 年に「適正家賃法」が施行されたころから、住宅の需要と供給のバ
ランスが崩れ始め、あまりよくない。
文化・レジャー・スポーツ施設 映画、演劇、音楽会、オペラは盛んで、映画、演
劇のほとんどがイタリア語である。映画館は市内に多数あり、平日は 16 時、日曜・
祝日は 15 時ごろ開館する。カンツオーネなどの軽音楽を中心として上演している。
オペラのシーズンは 11 月中旬から6月中旬にかけての8ヶ月。スポーツでは、世
界で最もレベルの高いサッカーリーグの一つと言われる「セリエA」が有名。セ
12
リエAは 18 チームで構成され、日本の中田選手を始め、Jリーガーが移籍したこ
とで日本のサッカー観戦者も急増している。
気候
イタリアはアルプスによって北からの寒波がさえぎられ、国土の三方を海に
囲まれていて、おおむね温和な気候に恵まれている。四季があり、4月には桃、
桜、れんぎょうが一斉に花開き、春を告げる。
通貨
99 年1月よりEMUに参加、ユーロを採用している。2002 年1月にはユーロ
の紙幣と硬貨が流通し、遅くとも 2002 年半ばにはユーロは、ユーロ圏における唯
一の法定通貨となる予定。現在、1リラは 0.05∼0.07 円。
官公庁は、朝8時 30 分から 14 時までで終了。土、日、祝日は休み 民間企業は8
時 30 分から 12 時 30 分までと 15 時 30 分から 19 時 30 分まで。商店は 19 時 30
分で終了してしまう。
治安・安全 ヨーロッパでも有数の犯罪都市と言われる。特に道路、公園、観光地
などは注意が必要。
《フランス共和国》パリ市
福祉施設と医療チ−ムとの有効な連携体制および高齢者用住宅の管理・運営につ
いて
(写真)−⑦
レジデンス・アレファ・ビクトーア(高齢者住宅福祉施設)
2月5日、午後3時にローマを後にして約2時間後、空路フランスの首都パリに
つきました。早速バスで研修先の「レジデンス・アレファ・ビクトーア(高齢者住
宅福祉施設)」を訪問。ここは、パリ市中心部から郊外へ 10 キロメートルほど行っ
たところで、静かな丘陵地帯にあり、日本で言う特別養護老人ホームに似ているが、
ここでは医療施設をそろえたもので、「終(つい)のすみか」としての役割も担って
いる。高齢者住宅協会(AREPA=アレパ)は高齢者の日常生活から発生する社会的問
13
題の研究、高齢者の宿泊住宅の創設、世話、管理と住宅の経営条件の改善と入居者
の幸福に関するすべての付随的業務を行っており、フランス全土に 70 カ所ありその
うち 20 カ所は医療施設付です。
○
アレパは非営利団体で、1901 年設立され、1世紀にわたる歴史と実績がありま
す。
ここでは、93 名の老人が入居しており、考え方は、家庭の延長としており、家
具などは自分で持ち込めます。一人平均 22 平方メートルでバスルーム、トイレ付
き。費用は原則的に有料で、年金や私有財産の処分などで充てています。収入の
ない人は、国から支援があり、受けるサービスは平等とのことでした。
施設の運営は医師、看護婦、介護士、病人看護生活ヘルパーなどが各部所を担
当し、雑務、調理なども担当者がいます。所長のマダム・マリーレクテさんは、
24 時間施設にいて、各部署の担当者と連絡調整に当たっています。
入居者は平均年齢 80 歳で、101 歳の人もいます。入居費用は1日につき 343 フ
ラン(日本円にして 6,000 円ぐらい)。医療費は社会保険から支払われるとのこと。
医師、看護婦が常駐しており、安心感にあふれていました。
○
食事について
アレファが、高齢者に適した特別の食事(栄養バランスを考慮して栄養士が献
立を作り、専門会社へ委託)を提供します。好き嫌いについては、栄養士の助言、
コーディネータ、医師の判断によって考慮されています。
○
入居条件について
入居条件は原則 60 歳以上、面会の義務付けがあります。家族の面会時間の規定
はなく、毎日訪れる家族もあり、来たときは一日家族と過ごして行くと言われま
す。遺体の引き取りも入所条件の一つ。マリー・レクテ所長の説明によれば、近
年看護婦が不足していて、補充が大変とのこと。このような施設には、若い人は
就職を好まないとのことで、悩みの種とのことでした。また、今年の 11 月1日か
ら、週 35 時間(現在 39 時間)の勤務時間となるため、特にスタッフを集めるの
が大変とのこと。
○
青梅市の特養施設数は世界一です!「終(つい)のすみか」はどうなるの?
質問の中で、青梅市ではどのように対応しているかとの話になり、「青梅市には
22 カ所の特別養護老人ホームがあり、他にもいくつかあります。約 2,400 人の方
が入居して、生活しています」と言うと、「一つの市でそんなにあるんですか」と
驚くことしきり。なるほど考えてみれば、14 万の人口に 22 カ所もあるのは、世
界広しと言えども他にはないと思います。東京都で一番、日本で一番、世界で一
14
番、誇っていいものか、考えさせられました。特に今までは、入居者の皆さんは
「終のすみか」として安心していたものが、介護保険の導入で一部の人は適用さ
れないこともあり、これからの国や地方自治体の大きな課題になっていることも
事実です。
(写真)−⑧
マリー・レクテ所長らと福祉施策などについて一問一答の質疑を交わす
フランス共和国について
紀元前2万 1500 年ごろの先史時代の遺跡が洞窟、石桂などに見られる。紀元前
1200 年ごろゴール人がこの土地に住みつく。紀元前 59∼52 年ごろジュリアス・シ
ーザーによって征服される。5世紀ごろフランス人がフランク王国を建設し、8世
紀に入ってチャールス大帝が出現し、西ヨーロッパの大部分を支配した。以来、幾
多の戦いを経て 1958 年にド・ゴールによる現在の第5共和制が出現した。その後ポ
ンビドゥー、ジスカールデスタン、ミッテラン、シラク大統領と続いた。
時差
日本との時差はマイナス8時間、ここも夏時間を採用(3月最終日曜日から
10 月の最終土曜日まで、1時間繰り上がりマイナス7時間差となる)。
人口
5,932 万 9,691 人。人口密度は1平方キロメートル当たり 107.8 人。所得は
一人当たり2万 801 米ドル(日本円にして約 249 万円)。失業率は、国全体で 11.5%
(1998 年)。
交通機関
平坦な地理的条件が備わっているため、道路整備は極めて良いが、市内
の渋滞はひどい。地下鉄(METRO)、バス、タクシーが市内をくまなく網羅してい
る。バスとメトロはいずれもパリ市交通公団の経営で、切符は共通で使える。バ
スはパリおよび郊外をあわせて 252 路線も走っている。地下鉄はパリの地下を縦
横に走り、時間も正確かつ迅速なので非常に便利である。
住宅事情
パリは世界の中で最も人口が過密化している都市であり、住居の不足は
深刻な問題である。1992 年のEC統合以来、地価の急騰に伴い家賃も上昇傾向に
15
あり、予算に合った適当な物件を探すのが困難である。なお、郊外は快適な住宅
がある。住宅の形式は屋根裏部屋、ステユディオ、アパルトマン、一戸建てなど
がある。従って、アレパのような高齢者住宅制度が必要となってくるのではない
だろうか。
文化・レジャー・スポーツ施設 盛んなスポーツはサッカー、ラグビー、バスケッ
トボール、自転車競技などがあり、他にテニスやゴルフも人気があり、ゴルフコ
ースの数も増えつつある。映画、美術館、博物館も充実している。特に映画は人
気が高く、毎週月曜日と水曜日は入場料が 30%の割引になっているところもある。
リド・ムーランルージュも充実している。
気候
パリは大陸性気候で、年間を通して気温の差が大きい。雨量は中ぐらいだが、
時々セーヌ川がはんらんするほどの激しい雨が降ることもある。四季があり、春
夏秋冬がはっきりと分かれている。春は春分の日を過ぎたころから訪れ、5∼6
月には花が咲き揃う。春といってもコートが離せない寒い日も多く、朝夜は特に
涼しい。
治安・安全 パリは、数年来の経済不振で失業率が高く窃盗、盗難、強奪、恐喝、
殺人、麻薬販売などの犯罪が多い。地下鉄、バス、ルーブル美術館など混雑する
場所やオペラ座周辺、サントノーレ通りなどは特に注意が必要。
《オーストリア共和国》ウィーン市
2月7日、パリ・ドゴール空港から再び空の旅。午前 10 時 40 分発、オーストリ
ア行きの飛行機に搭乗。午後 12 時 30 分、ウィーンに到着。午後の自由時間に地下
鉄に乗り、シュテファン教会のある、市の中心部へ視察に出かけました。日本の歩
行者天国と同じく自動車は一切禁止、道路や広場には大道芸を演じる人がいました。
ここへ来た大きな目的は、街並みの保存、商住間のバランス、文化財の位置付け
など、この目で見ていこうと思ったからです。第二次大戦でドイツに併合されたた
め、連合軍によって破壊された街並みも、いまはその片りんも見られないほど復元
しておりました。
歴史・文化保全型公共施設の維持管理、運営方法および都市景観を維持する行政の
取り組みと市民の協力によるまちづくりについて
ウィーン都市計画局のショーケル氏をお招きして、宿泊先のルネッサンスホテル
内の会議室で説明を受けました。
16
(写真)−⑨
街の造形美術家の手による区画
○
景観の保全と都市開発の調和
1972 年に歴史的景観の保全と都市開発とを調和させるため、建築規則の大幅な
改正を行い、その最も重要な改正点は「保護区」を設定し、その地区内では取り
壊しや改築を禁止した。現在、こうした保護区は 112 地区におよび 11,000 棟の建
物が記録され、コンピュータによるデータバンクに登録され、管理されていると
のこと。また、市民参加による街づくりでは、担当行政課が提案し、市民に意見
を求める制度があり、これによる変更や改善等が約 500 件も寄せられたと言いま
す。建物保護のために1億シーリング(日本円にして9億円)が充てられている。
財源は、ウィーン市内のテレビ、ラジオ受信料に 10%の税金をかけ、費用に当て
ている。
オーストリア共和国について(ウィーン市)
ウィーン市はオーストリアの首都。古来より東西交通の要衝として栄え、特に中
世から第一次大戦にかけて、ハプスブルグ家がヨーロッパ文化の担い手として栄華
を極めた。リンク(環状道路)の内側に見所が集中している。また、連邦の一州で
もあり、政治、経済の中心である。
市は 23 の区に分かれている。市の西北から南にかけての広大な丘陵地帯が「ウィ
ーンの森」で、市内を流れるドナウ河やアルテ(古い)ドナウと共にウィーンを象
徴している。
歴史・現状 ウィーンの歴史は1世紀ごろのケルト人の拠点ウインドボナから始ま
り、約 2,000 年に及ぶ。神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれたハプスブルグ家のルド
ルフ一世が 1275 年にウィーンに入り、以後6世紀にわたる同家の支配が始まり、
経済的にはウィーンはこの時代に興隆を遂げる。1740 年、ハプスブルグ家の家系
17
が絶えたが、ロートリンゲン家のフランツと結婚していたマリア・テレジアが王
位を継ぎ、新しい家系を創設し、その在位 40 年の間に近代国家への道を開いた。
人口
オーストリア共和国は 813 万人余。ウィーン市は 160 万人余。大部分はゲル
マン民族である。人口密度は、国では1平方キロメートル当たり97人と少ない
が、都市部では 3,842 人と多い。所得は一人当たり1万 8,630 米ドル(日本円に
して 223 万余円)。失業率は都市部で 4.3%、国内で7%。姉妹都市として、東京
では葛飾区、台東区、府中市がある。
交通機関
道路はよく整備されているが、市内では歩行者専用道路が多く、駐車に
困るので、公共交通機関の方が便利。市外には、ドイツやイタリアに通じるアウ
トバーンなどがあり、なおも拡張されている。路面電車、市バス、地下鉄(Uの
字で表示されている)が発達している。
住宅事情
住宅事情はよくない。夏場は家主の不在が多い。一戸建ては郊外でない
と難しい。
文化・レジャー
文化・レジャー施設には極めて恵まれている。主な美術館や博物
館などを挙げただけでも 80 カ所に達する。国立オペラ座(オペラとバレエ)やフ
ォルクスオーパー(オペレッタ、オペラ、ミュージカル)は7・8月は休みであ
る。
気候
国全体では温帯に属するが、東部では大陸性気候に近くなり、海洋、大陸両
方の影響を受け、内陸型の温度変化が見られる。真夏でも蒸し暑いことはあまり
なく、日本では北海道の気候と似ており、年間を通じて昼夜の気温の差が激しい。
通貨・金融事情など 1999 年1月1日よりEUに加入。2002 年にユーロ紙幣と硬貨
が発行される。現在はオーストリア・シリング、対円では1シリングは7∼8円。
ビジネス習慣は8時から 16 時まで、土、日、祝日は休み(官公庁)。治安はよい
と言われているが、最近は犯罪も多い。
【あとがき】
貴重な研修視察は終わりました。かねての考え方である、百聞は一見に如かず。学
問について言えば、実験、実証を重んじる考え方である<漢書、趙充国伝>「SEEING
IS
BELIEVING」が、今回の研修視察にぴったりの言葉として再認識しました。この報
告書ではまだまだ書けない細かなところもありますが、今後、何かの機会に発表して
いきたいと思います。最後に、こうした視察の機会と予算を提案し、認めていただい
た関係各位に心から感謝の意を表します。また、理解を示していただいた市民の皆さ
んに重ねてお礼申し上げます。
18
研修がすべて終わった最後の夜、反省会とお別れ会を開きました。見ず知らずの人々
が集い、ワインを飲み、音楽を聴いていて、平和とは何とすばらしいことか。この平
和を日本で、世界で守っていかなければとホイリゲ(居酒屋)を出ました。振り返る
とあっという間のようでもあり、一つ一つ充実した思いがしっかりと胸に焼き付いて
います。帰りにウィーンの森の丘から市街を見下ろした夜景が、なんとすばらしかっ
たことか。再びここへ訪れることはないと思うと街の灯りがかすんで、胸に熱いもの
が込み上げてきました。アウフ・ビターゼン。
(写真)−⑩
ウィーン市庁舎。かつてここでヒットラーが演説したところ。
今は平和のシンボルでもあります。
19
議 長 会 の 動 き
東京都市議会議長会
2月 16 日
○
理事会・定例総会
理事会
同日開催される定例総会の運営等について協議
○
定例総会
*報告事項(了承)
会務報告以下9件
*協議事項
(1) 都県提出議案について(原案どおり決定)
(2) 特別区議会議長会の東京都市議会議長会への加入依頼の取り扱いについて(4
月 11 日の臨時総会で再度協議する。)
(3) 稲城大橋有料道路の八王子方面への接続を求める要望書等の取り扱いについ
て(原案どおり決定)
(4) 4月臨時総会の開催について
4月 11 日(水)東京自治会館で開催する。
4月6日
事務局長連絡会議
*報告事項(了承)
会務報告以下9件
*協議事項(了承)
(1) 平成 12 年度歳入歳出決算の認定について
(2) 平成 12 年度表彰事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(3) 特別区議会議長会の東京都市議会議長会への加入依頼の取り扱いについて
(4) 稲城大橋有料道路の八王子方面への接続を求める要望書等の取り扱いについて
(5) 東京都市議会議長会4月臨時総会の運営について
*そ の 他
4月 11 日
○
理事会・臨時総会
理事会
*報告事項(了承)
20
会務報告以下8件
*協議事項(了承)
(1) 平成 12 年度歳入歳出決算の認定について
(2) 平成 12 年度表彰事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(3) 特別区議会議長会の東京都市議会議長会への加入依頼の取り扱いについて
(4) 稲城大橋有料道路の八王子方面への接続を求める要望書等の取り扱いについ
て
(5) 東京都市議会議長会4月臨時総会の運営について
*そ の 他
○
臨時総会
*報告事項(了承)
会務報告以下7件
*協議事項
(1) 平成 12 年度歳入歳出決算の認定について(原案どおり認定)
歳
入
予算額
1663 万円
決算額
1724 万 4824 円
歳
出
予算額
1663 万円
決算額
1417 万 7239 円
差引残額
306 万 7585 円(翌年度へ繰り越し)
(2) 平成 12 年度表彰事業特別会計歳入歳出決算の認定について(原案どおり認定)
歳
入
予算額
42 万 2000 円
決算額
41 万 8192 円
歳
出
予算額
42 万 2000 円
決算額
41 万 8192 円
差引残額
0円
(3) 特別区議会議長会の東京都市議会議長会への加入依頼の取り扱いについて(原
案どおり決定)
(4) 稲城大橋有料道路の八王子方面への接続を求める要望書等の取り扱いについ
て(原案どおり決定)
*次回定例総会の開催について
5月 10 日(木)予定
4月 18 日
議事係研究会
*平成 13 年度事業計画について
*事例研究
(1) 研究課題
政務調査費について
(2) 情報交換
*研究結果発表
21
*第 108 回議事係研究会について
関東市議会議長会
4月 25 日
理事会
*報告事項(了承)
会務報告以下2件
*協議事項(了承)
(1) 第 67 回定期総会の運営について
4月 26 日
定期総会
*表 彰 式
特別表彰(議員 127 人、事務局職員 19 人)、一般表彰(正副議長 16 人、議員 605
人、事務局長5人、事務局職員 38 人)の 810 人を表彰。青梅市では特別表彰として宇
津木議員(議員 30 年以上)、川崎議事係長(事務局職員 30 年以上)、一般表彰として
藤野・高橋・永井・高野議員(議員 10 年以上)、齋藤主事(事務局職員 10 年以上)が
表彰された。
*会務報告等(了承)
会務報告以下4件
*諸 報 告
地方行政委員会報告以下7件
*議案審議
[会長提出議案]
(1) 平成 12 年度歳入歳出決算(原案どおり認定)
歳
入
予算額
1183 万 4000 円
決算額
1182 万 9421 円
歳
出
予算額
1183 万 4000 円
決算額
1077 万 1000 円
差引残額
105 万 8421 円(翌年度へ繰り越し)
(2) 会則の一部改正について(原案どおり可決)
第2条中「市議会」の次に「(特別区議会を含む。以下同じ。)」を加える。
第5条第1項中「市」の次に「(特別区を含む。以下同じ。)」を加える。
第7条第2項中「各都県市議会議長会」の次に「(東京都にあっては、東京都市区
議会議長会をいう。以下同じ。)」を加える。
(3) 平成 13 年度歳入歳出予算(原案どおり可決)
歳入歳出ともに 1293 万 3000 円
22
[都県提出議案]
(1) 青少年健全育成基本法の制定について(神奈川県市議会議長会提出)
21 世紀の社会を担う青少年の健全なる育成は、国民すべての願いである。しかし
ながら、今日の青少年を取り巻く社会環境は悪化の一途をたどり、とどまるところ
を知らず、露骨な性描写や残酷な暴力シーンを売り物にした雑誌、ビデオ等がコン
ビニエンスストアや自動販売機で販売されている状況である。
また、情報通信時代の到来により、ポルノやアダルトもののCD−ROMソフト
が製品化され、パソコン通信やインターネット等通信回線を通し簡単にポルノ情報
が入手でき、さらにテレホンクラブのような新たな営業形態の出現、覚醒剤等の薬
物の蔓延、援助交際等が問題となっており、これらすべては、大人たちの拝金主義、
快楽主義による時代の産物であり、未来の社会人たる青少年に深刻な影響を与えて
いる現状がある。
現在、国の「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」や「児童福祉
法」さらに各都道府県においては、青少年保護条例等で規制や保護がなされている
が、これらの法や条例では、今日十分な成果を上げることは困難な状況になってい
る。このため現在のような条例による形式では、都道府県によって内容が異なるた
め、国政レベルでの法令の制定が急務であると思われる。
よって、政府においては、青少年健全育成基本法の法律制定をされるよう強く要
望する。
(2) 高齢者福祉施設建設に係る国庫補助の拡大について(千葉県市議会議長会提出)
平成 12 年4月からスタートした介護保険制度は、介護を必要としている高齢者を
社会で支援していくことを理念とした制度で、多くの市民が期待を寄せている制度
です。
この介護保険制度を将来に向けて円滑に運営していくためには、基盤整備を積極
的に推進していくことが何よりも重要な課題であると考えます。
このような中で、高齢者福祉施設整備については、官民問わず膨大な資金を投入
しなければ達成できないのが現状です。
今後、施設整備を更に充実させるために、社会福祉法人を対象に行われている高
齢者福祉施設整備に対する国庫補助をNPOを含む民間事業者にも拡大してくださ
るよう要望いたします。
*役員改選
平成 13 年度の役員改選が行われ、次のとおりとなった。
会
長
副会長
太田市議会議長
鎌倉市議会議長以下3人
23
支部長
東大和市議会議長以下8人
理
事
府中市議会議長以下 29 人
監
事
狛江市議会議長以下2人
*相談役委嘱
足利市議会議長以下6人を委嘱
*次期総会開催市決定
群馬県太田市
*全国市議会議長会の役員・委員等について
支部長会議に一任する。
全国市議会議長会
2月 15 日
評議員会
*講
演
「平成 13 年度における地方行財政の諸問題について」
講
師
総務事務次官
*報
島津
昭
氏
告(了承)
一般事務以下7件
*議案審議(原案どおり可決)
[会長提出議案]
(1) 国から地方への税財源移譲に関する決議(案)
平成 13 年度から平成 15 年度の間における地方財政対策は、国と地方との役割
分担と責任関係を明確にするうえで、財政の透明化が必要とされたことから、こ
れまで国と地方の折半で交付税特別会計からの借入れによって賄ってきた財源不
足分の一部について、国が一般会計から加算する一方、地方負担分については自
らが特例地方債を発行することにより補てんすることとなった。その結果、平成
13 年度における地方交付税総額は8年ぶりに減額される。
真の地方分権を実現するには、国と地方の役割分担に応じて依存財源から自主
財源へシフトするという観点に立って、国から地方への税財源移譲を進めること
により、地方公共団体の財政面における自己決定権の拡充を可能にする地方税財
源の充実を図ることが不可欠である。
よって、国におかれては、地方公共団体が自己決定・自己責任の原則に基づい
て、分権時代に即した財政運営を展開できるよう、下記事項を実現されたく強く
要望する。
記
24
1
所得税から住民税への税源移譲、地方消費税の充実、基幹税の安定化を図る
ことにより、税源の偏在性が少なく税収の安定性を備えた、分権時代にふさわ
しい地方税体系を早期に確立すること。
2
特定の施策を奨励するなどの国庫補助金については原則として廃止・縮減を
図るとともに、その一般財源化を推進すること。
以上決議する。
(2) 平成 13 年度一般会計予算(案)について
歳入歳出ともに7億 6204 万 6000 円
(3) 平成 13 年度表彰基金会計予算(案)について
歳入歳出ともに 3244 万円
(4) 平成 13 年度退職基金会計予算(案)について
歳入歳出ともに1億 4221 万円
25
各種委員会・協議会の動き
関東地区競艇主催地議会協議会
4月 20 日
事務局長会議
*報告事項(了承)
会務報告
*協議事項(了承)
(1) 平成 13 年度歳入歳出予算(案)について
歳入歳出予算額は、それぞれ 437 万 4000 円(青梅市議会の負担金は 22 万 6000
円)とする。
(2) 平成 13 年度役員(案)について
会
長
東京都六市競艇事業組合議会議長
副会長
東京都三市収益事業組合議会議長、府中市議会議長
監
事
相模湖モーターボート競走組合議会議長、桐生市議会議長
理
事
阿左美水園競艇組合議会議長、戸田競艇組合議会議長、埼玉県都市競艇
組合議会議長、青梅市議会議長、東京都四市競艇事業組合議会議長
(3) その他(了承)
ア
役員会及び研修視察決算報告について
イ
協議会の運営及び行事予定について
ウ
その他
全国競艇主催地議会協議会
4月9日
正副会長・顧問議会事務局長会議
*報告事項(了承)
*協議事項(了承)
(1) 第 115 回役員会及び第 97 回定期総会の運営について
(2) 平成 12 年度事務事業について
(3) 競艇事業の現況について
(4) 平成 13 年度重要施策事項について
(5) 平成 13 年度歳入歳出予算について
(6) 平成 13 年度役員の選任について
26
*報告事項
顕彰該当者について
三多摩上下水及び道路建設促進協議会
4月 20 日
正副会長・委員長会議
*会務報告(了承)
*協議事項(了承)
(1) 平成 12 年度歳入歳出決算について
(2) 平成 13 年度歳入歳出予算(案)について
(3) 平成 13 年度役員の選任について
(4) 決議(案)について
(5) 理事会の開催について
(6) 第 39 回総会の開催について
(7) 西東京市の加入について
(8) その他
全国高速自動車道市議会協議会
2月 13 日
定期総会
*講
演
「高速自動車国道の現状と道路特定財源」
講
師
国土交通省道路局高速国道課長
馬場
直俊
氏
*事務報告(了承)
*協
議
(1) 平成 11 年度会計決算について(認定)
歳
入
差引残額
838 万 9713 円
歳
出
679 万 4318 円
159 万 5395 円(翌年度へ繰り越し)
(2) 平成 13 年度運動方針(案)について(可決)
我が国における高速自動車道建設は、昭和 32 年4月の国土開発幹線自動車道建設
法及び高速自動車国道法の制定以来、その整備は着実な進展を見てきたところであ
る。
その後、昭和 62 年には 21 世紀への国土づくりの指針として策定された第四次全
国総合開発計画により、全国交流ネットワーク 14,000 ㎞の高規格幹線道路網整備の
基本方針が示された。
27
そして、平成 10 年3月策定の新・全国総合開発計画でも、多軸型国土構造の形成
のため、主要都市を連結する高規格幹線道路網を整備する基本方向が示されている。
今や、高速道路は、国民生活に深く定着するとともに、我が国の経済活動の中で
不可欠の輸送網の地位を占め、その整備は緊急を要する基幹的国家事業であり、国
民の強い要望でもある。
よって、新道路整備五箇年計画に基づく整備を積極的かつ円滑に推進し、国土の
均衡ある発展と豊かで活力ある地域社会を実現するため、高規格幹線道路網 14,000
㎞の整備が推進されるよう、次の運動目標及び運動方法によりその実現を図ること
とする。
1
運動目標
(1) 国土開発幹線自動車道予定路線の基本計画早期策定、基本計画区間の整備計
画早期策定、整備計画区間の早期着工・完成
(2) 暫定供用区間の4車線化及び6車線化の促進
(3) 高速自動車国道の全国料金プール制による採算性の確保
(4) 道路特定財源制度の堅持
(5) 高速自動車国道建設費の所要額確保
(6) 高速自動車国道の交通渋滞対策、沿道環境保全対策等の充実
2
運動方法
運動目標達成のため、国会、国土交通省及びその他関係機関に対して強力に運
動を行う。
(3) 平成 13 年度会議・運動日程(案)について(可決)
平成 13 年4月下旬
正副会長・監事・相談役市事務局長会議
7月上旬
監事会議
7月上・中旬
正副会長・監事・相談役会議
8月下旬
理事会
〃
11 月上旬
実行運動
正副会長・監事・相談役会議
〃
実行運動
12 月下旬
実行運動
平成 14 年1月下旬
2月中旬
役員予備選考委員会
正副会長・監事・相談役会議
〃
理事会
〃
定期総会
(4) 平成 13 年度予算(案)について(可決)
28
歳入歳出ともに 782 万 5000 円
東京河川改修促進連盟
4月 16 日
*議
理事会
事
(1) 平成 12 年度事業報告(認定)
(2) 平成 12 年度歳入歳出決算(認定)
歳
入
予算額
425 万 6975 円
決算額
425 万 6195 円
歳
出
予算額
425 万 6975 円
決算額
342 万 4180 円
差引残額
83 万 2015 円(翌年度へ繰り越し)
(3) 会計監査報告
(4) 平成 13 年度事業計画案(了承)
平成 13 年5月 11 日
幹事会
5月 22 日
常任委員会、第 39 回総会及び促進大会
6月5日
全国治水大会
7月下旬
役員区市幹事会
8月∼9月
大会決議に基づく要望
10 月∼11 月
平成 14 年度治水事業関係予算の増額要望
11 月下旬
治水事業促進全国大会
平成 14 年2月初旬
役員区市幹事会、幹事会
(5) 平成 13 年度歳入歳出予算案(了承)
歳入歳出とも 396 万 6015 円
(6) 平成 13 年度分担金について(了承)
青梅市の分担金は6万 5000 円
(7) 役員の改選について(了承)
(8) 第 39 回総会及び促進大会について(了承)
ア
大会スローガン、大会宣言及び大会決議の各案
イ
大会の役割分担案
*河川事業等説明(東京都建設局河川部計画課長から説明)
29
平成12年度に採択した請願・陳情処理状況
【請願 12 第 1 号
市民が不安を抱えている「ダイオキシン等」削減に向
けた施策の実施等についての請願】
平 成 12 年 9 月 28 日 ・ 一 部 採 択
<担当課
環境保全課>
[処理状況]
環境に配慮した製品を優先して購入することを市民、事業者に率先し
て取り組むため「青梅市における環境に配慮した物品調達の推進方針」
を 定 め 、 平 成 13 年 4 月 1 日 よ り 実 行 し て い る 。
また、ダイオキシン等対策検討委員会を開催し、調査内容の現状把握
等を行ったほか、市役所屋上において大気中のダイオキシン類の調査を
平 成 12 年 8 月 と 平 成 13 年 2 月 に 実 施 し た 。
さ ら に 、「 東 京 都 ダ イ オ キ シ ン 類 対 策 取 組 方 針 」に よ り 都 、市 、警 視 庁 、
消防庁等で構成する協議会が設置され、各機関との間で情報交換等、連
携した取り組みを行い、野焼きの防止措置等を図ってきている。
な お 、「 都 民 の 健 康 と 安 全 を 確 保 す る 環 境 に 関 す る 条 例 」 が 平 成 13 年
4月1日から施行されたことに伴い、広報おうめを通じ、小型焼却炉で
の焼却行為の制限、廃棄物焼却炉を使用しない焼却行為については、伝
統的行事・風俗習慣上の行事等を除き禁止とする旨の記事を掲載し、ま
た 、 不 用 に な っ た 家 庭用 焼 却 炉 の う ち 、 市 が 購 入 の 補 助 を 行 っ た 焼 却 炉
については、廃棄物処理手数料が免除され、無料で回収することについ
ても周知している。
【陳情 12 第 5 号
東京都下における自治体の農林振興策の一層の拡充及
び政府・東京都への意見書提出を求める陳情】
平 成 12 年 6 月 19 日 ・ 趣 旨 採 択
<担当課
農林課>
[処理状況]
東京都においては、現在「東京農業振興プラン」の見直しを行ってい
る。
ま た 、 青 梅 市 に お い て は 、 平 成 13 年 度 を 初 年 度 と す る 3 カ 年 計 画 を 作
30
成し、農業生産基盤の充実強化、地域農業を担う後継者の育成、環境に
やさし い農業の推進、市民農園による「ふれあい農業」の推進などの施
策を進めることとした。
本 年 は 、 平 成 15 年 か ら の 長 期 計 画 を 策 定 す る 中 で 、「 青 梅 市 農 業 振 興
計画」の見直しを図るため、多くの意見を検討する必要性があることか
ら、この陳情の趣旨も検討する。
【 陳 情 12 第 16 号
子どもセンター設置及び、子育てをサポートする施策
を求める陳情】
平 成 12 年 12 月 22 日 ・ 趣 旨 採 択
<担当課
児童女性課>
[処理状況]
平 成 13 年 度 に お い て 、 東 京 都 の 福 祉 改 革 推 進 事 業 補 助 金 を 受 け 、 既 存
施 設 を 活 用 し た 子 育 て 支 援 施 設 を 1 カ 所 設 置 す るこ と と し て 計 画 中 で あ
る。
施設の機能については、陳情の内容を含むものであり、運営等の細部
に つ い て は 、東 京 都 の 補 助 金 等 の 関 係 も あ り 、今 後 さ ら に 検 討 し て い く 。
31
平成12年度視察受入状況
受 入 日
来 訪 自 治 体
人員
視
察
内
容
・
場
所
1
5月 10 日 兵 庫 県 尼 崎 市
6
自立認定者等に対する新たな高齢者福祉施策について
特別会計繰出金について
円滑実施特別対策経費について
2
7 月 4 日 北海道岩見沢市
5
ごみの有料化について(関連施設の視察も含む)
3
7月 11 日 長 崎 県 大 村 市
5
ごみの指定袋について
4
7月 12 日 香 川 県 丸 亀 市
2
競艇事業の概要について(多摩川競艇場)
5
7月 27 日
芦屋町外二カ町
競艇施行組合
6
事業収益および施設改善状況等について(多摩川競艇
場)
6
9月 28 日
芦屋町外二カ町
競艇施行組合
4
事業収益および施設等について(多摩川競艇場)
7
1 0 月 3 日 新 潟 県 上 越 市 11
リサイクルセンターの概要について
8
1 1 月9日 沖 縄 県 石 垣 市
8
ごみ対策(有料化・減量化の現況と課題)について
11 月 14 日 奈 良 県 生 駒 市
4
①議員政務調査費について
②家庭ごみの有料化および戸別収集方式について
③保育料助成制度について
④福祉移民について
1 0 11 月 14 日
浜 名 湖 競 艇
企 業 団 議 会
7
競艇事業および施設について
1 1 1月 16 日
熊本県玉名郡
長
洲
町
8
①リサイクル事業所について
②ごみ有料化等について
12 2月8日
大
分
県
豊 後 高 田 市
8
ごみ減量化と有料化について
1 3 2月 15 日 愛 知 県 蒲 郡 市
3
ボートピア大郷(施設概要、売上状況、売上向上策に
ついて)
9
計
9市1町3組合
77
32
青梅市議会新着図書目録
分類番号
書 名
著 者 (
編 者)
発 行 所
発行年 判 型
―
自 由 国 民 社
13
A5
務
庁大 蔵 省 印 刷 局
12
A4
039
現代用語の基礎知識 学習版2001
317
規制緩和白書 2000年版
総
318
青梅市総合長期計画 総合3か年計画
(平成13年度∼平成15年度)
青 梅 市 企 画 部青
企 画 調 整 課
梅
市
13
A4
318
青梅市行政改革改定大綱
青
梅
市青
梅
市
13
A4
318
青梅市行政改革改定大綱実施計画
青
梅
市青
梅
市
13
A4
318
おうめ市議会だより 109-161号
青 梅 市 議 会青 梅 市 議 会
13
B4
318
男女平等参画社会の実現をめざす
青梅市教育委員会 青
青梅市プラン―青梅市男女平等推進計 社 会 教 育 部
画―
社 会 教 育 課
平成13年度一般会計・各特別会計予算
―
八
説明書
市
13
A4
市
13
A4
318
梅
王
子
318
議会資料85 市政の概況と決算状況
立川市議会事務局 立川市議会事務局
13
A4
318
議会資料86 議会年報
立川市議会事務局 立川市議会事務局
13
A4
318
議会年報(平成12年)
町田市議会事務局
―
13
A4
318
議会年報 平成12年版
福生市議会事務局
―
13
A4
318
議会年報 平成12年版
東 久 留 米 市東 久 留 米 市
議 会 事 務 局議 会 事 務 局
13
A4
318
ひがしくるめ市議会だより 縮刷版第3集 東 久 留 米 市 東 久 留 米 市
議会報編集委員会 議 会 事 務 局
13
A4
318
議会のあらまし 平成12年(2000年)
1月 多摩市議会事務局
∼12月
13
A4
318
議会年報 平成12年版
羽村市議会事務局 羽村市議会事務局
13
A4
318
浦和市議会史 続巻四
浦 和 市 議 会浦 和 市 議 会
13
A5
318
甲府市議会史 資料編上巻
甲 府 市 議 会甲 府 市 議 会
13
A5
318
甲府市議会史 資料編下巻
甲 府 市 議 会甲 府 市 議 会
13
A5
318
西多摩地域広域行政圏計画
西多摩地域広域西多摩地域広域
行 政 圏 協 議 会行 政 圏 協 議 会
13
A4
318
公立と民間とのコストとサービス比較
地方自治経営学会 地方自治経営学会
12
A4
318
行政評価の潮流
西
12
A5
318
地方自治年鑑 平成12年
―
13
B5
―
13
A4
318
尾
勝行
政
管
理
研 究 セ ン ター
財団法人自治研究
協会・地方自治研究
資 料 セ ン ター
調査資料96 地方分権時代の住民参加 東京都議会議会局
特集
調 査 部 調 査 課
33
―
分類番号
318
書 名
調査資料97 環境革命特集
著 者 (
編 者)
東京都議会議会局
調 査 部 調 査 課
尾
発 行 所
―
318
分権型社会を創る 第1巻その歴史と理 西
念と制度
勝ぎ ょ う せ
318
行政法がわかった
長野秀幸・川﨑政司 法
318
協働社会のスケッチ
山
岡
義
典ぎ ょ う せ
大 石 田 久 宗
318
都市と廃棄物管理に関する提言
318
地方自治の国際比較
318
地方自治関係実例判例集 第十三次改 地 方 自 治 制 度 ぎ ょ う せ
訂版
研
究
会
335
やさしい公営企業会計
365
環境にやさしい生活をするためにリサイク 武
ルしてはいけない
369
障害者白書 平成12年版
総
379
発行年 判 型
13
A4
い
13
A5
院
13
A5
い
13
A5
財
団
法
人
日 本 都 市 センター
11
A4
テリー・ニコルス・ク慶 應 義 塾 大 学
ラー ク/ 小 林 良 彰 出
版
会
13
A5
い
13
A6
い
12
A5
彦青 春 出 版 社
12
B6
府大 蔵 省 印 刷 局
12
A5
青梅市生涯学習推進計画
青梅市生涯学習青梅市生涯学習
推
進
本
部推進本部事務局
13
A4
379
青梅市生涯学習推進計画 概要版
青梅市生涯学習青梅市生涯学習
推
進
本
部推進本部事務局
13
A4
379
生涯学習ガイドブック
学習事業・催し物編
青梅市教育委員会 青梅市教育委員会
13
A4
379
青梅市生涯学習講師・指導者およびボラ 青梅市教育委員会 青梅市教育委員会
ンティア協力者等人材ガイドブック
13
A4
519
20世紀の定義[9] 環境と人間
樺 山 紘 一 ・坂 部 恵 岩
古井由吉・山田慶兒
養
老
孟
司
米 沢 富 美 子
店
13
A5
547
IT革命?そんなものはない
柳沢賢一郎・
東谷暁 洋
社
13
B6
547
中高年のためのIT導入なんか怖くない
石
望実 業 之 日 本 社
12
A5
547
超図解 EXCEL97基礎編
エ ク ス メデ ィアエ ク ス メデ ィア
12
B5変形
547
超図解 WORD98forWindows98
エ ク ス メデ ィアエ ク ス メデ ィア
12
B5変形
547
超図解 Windows98
エ ク ス メデ ィアエ ク ス メデ ィア
12
B5変形
686
中長期的な鉄道整備の基本方針及び鉄 運 輸 省 鉄 道 局 財
団
法
人
道整備の円滑化方策について
運輸政策研究機構
12
A4
688
観光事業におけるエコロジー対策事業報 社
団
法
人社
団
法
人
告書
日 本 観 光 協 会日 本 観 光 協 会
12
A4
―
学
書
地 方 公 営 企 業ぎ ょ う せ
制 度 研 究 会
34
田
邦
理
井
威
波
書
泉
要綱・要領等の制定、改廃の状況
<平成 13 年2月∼平成 13 年4月末現在>
件
名
区
分
青梅市市政施行 50 周年記念市政功労者表彰および感謝状贈 制
呈実施要綱
所
管
定 秘書広報課
青梅市総合長期計画懇談会設置要綱
〃
企画調整課
青梅市総合長期計画策定委員会設置要綱
〃
〃
青梅市総合長期計画検討チーム設置要綱
〃
〃
青梅市電算室管理基準
〃
行政管理課
青梅市公共工事の前払金取扱要綱
改
正 契約管財課
青梅市請負者提出書類処理基準
〃
〃
青梅市工事請負等競争入札参加者遵守規程
〃
〃
公共工事にかかる入札結果等の公表に関する要綱
〃
〃
青梅市市税口座振替・自動払込収納事務取扱要綱
〃
青梅市民証の交付に関する要綱
制
青梅市役所東青梅センタービル分室市民課サービスコーナ 改
ー設置要綱
納
税
課
定 市
民
課
正
〃
青梅市中小企業小口緊急対策資金融資要綱
〃
商工観光課
東青梅駅前ビル商店街特別対策資金融資要綱
〃
〃
青梅市中小企業振興資金等融資要綱
〃
〃
青梅市花木園臨時駐車場料金徴収要綱
制
定 農
林
課
福
祉
課
青梅市病後児保育事業実施要綱
〃
青梅市休日保育事業実施要綱
〃
〃
青梅市一時保育事業費補助金交付要綱
〃
〃
青梅市ひとり親世帯等に対する援護事業実施要綱
改
正
〃
青梅市保育所運営費保護者負担金口座振替取扱要領
〃
〃
青梅市学童保育所運営費保護者負担金口座振替取扱要領
〃
〃
青梅市延長保育促進基盤整備事業費補助金交付要綱
〃
〃
青梅市高齢者緊急通報システム事業運営要綱
〃
高齢者福祉課
青梅市理容サービス事業実施要綱
〃
〃
青梅市高齢者世帯家賃助成事業実施要綱
〃
〃
35
件
名
区
重度心身障害者(児)日常生活用具給付等実施要綱
青梅市家族介護慰労金支給事業実施要綱
分
〃
制
青梅市介護保険住宅改修理由書作成支援事業実施要綱
所
管
障害者福祉課
定 介護保険課
〃
〃
青梅市介護保険短期入所サービス振替利用支援事業実施要
〃
綱
青梅市介護保険料口座振替・自動払込収納事務取扱要綱
改 正
〃
〃
普通河川および準用河川への雨水および合併浄化槽処理水 制 定 建設部管理課
の放流に関する許可基準
道路構造物としての側溝等に対する放流許可事務取扱要領
〃
〃
青梅市営住宅使用料口座振替取扱要領
改
正
青梅市指定下水道工事店基準
廃
止 下水道部業務課
青梅市給食配ぜん員勤務要綱
改
正 総
務
課
青梅市屋内温水プール開放事業実施要綱
制
定 体
育
課
36
〃
制定された要綱・要領
青梅市市制施行 50 周年記念市政功労者表彰および感謝状贈呈実施要綱
1
目的
市制施行 50 周年を記念し、多年にわたり市政の発展と市民福祉の向上、産業経
済の発展、教育文化の振興等に寄与し、多大な功労があると認められる個人また
は団体の表彰および感謝状の贈呈(以下「表彰等」という。)に関して、必要な事
項を定めることを目的とする。
2
表彰等の基準
(1) 表彰の基準
ア
表彰は、青梅市表彰条例(昭和 31 年条例第 17 号。以下「条例」という。)
第3条第1号、第2号および第4号に規定する一般表彰とする。
イ
表彰を受けることができる者(以下「被表彰者」という。)の推薦基準は、
別表第1青梅市市制施行 50 周年記念市政功労者推薦基準表に定める基準を
満たす者で、多年にわたり市民生活や文化の向上等に多大な功労があったも
の、かつ、平成 13 年4月1日に生存するものとする。
(2) 感謝状の贈呈基準
感謝状の贈呈を受けることができる者(以下「被感謝状贈呈者」という。)は、
次のとおりとする。
ア
市長、助役、収入役および教育長ならびに総合病院長として、市政に多大
な貢献をした者で、平成 13 年4月1日に生存する者。ただし、青梅市制施行
50 周年記念式典日において現に在職する者は除く。
イ
市議会議員として市政に多大な貢献をした者で、平成 13 年4月1日に生存
するもの
ウ
行政委員会委員および監査委員として5年以上在職し、市政に多大な貢献
をした者で、平成 13 年4月1日に生存するもの
エ
その他の職等で対象となる者は、別表第2青梅市市制施行 50 周年記念市政
功労者感謝状贈呈対象委員等一覧表に掲げる委員等に 10 年以上在職し、市政
に多大な貢献をした者で、平成 13 年4月1日に生存するもの
オ
被表彰者となる者は、被感謝状贈呈者から除くものとする。
37
3
表彰等の方法
(1) 表彰等は、表彰状または感謝状に記念品を添えて執行する。
(2) 表彰を受ける者が、贈呈日までに死亡したときは、遺族に贈呈し顕彰するも
のとする。
4
被表彰者等の推薦
各主管課長は、被表彰者または被感謝状贈呈者としてふさわしいと認められる
者があるときは、その事績を精査し、被表彰者については事績調書(様式第1号)
を、被感謝状贈呈者については該当者調書(様式第2号)を作成し、市長に提出
し推薦するものとする。
5
被表彰者の決定
(1) 被表彰者は、条例第5条に規定する青梅市表彰審査委員会に諮り、市議会の
議決を経て市長が決定する。
(2) 感謝状贈呈者は、市長が決定する。
6
被表彰者等が重複した場合の措置
同一人が異なる功労等で重複して被表彰者または被感謝状贈呈者に該当する場合
は、表彰等は一つの功労等で行う。
7
再表彰等の除外
表彰等に当たり、すでに条例にもとづく表彰または周年記念で功労者として表
彰等された者(以下「周年記念表彰者等」という。)は、さらに同一功労内容での
再表彰等は行わない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限り
でない。
(1) 第2項第2号アおよびイに該当するとき。
(2) 周年記念事業にもとづく表彰等受賞後、さらにこの要綱にもとづく表彰等の
基準に該当するとき。
(3) 周年記念表彰者等で、さらに基準日まで継続してその職に在職するとき。
8
被表彰者としない者
被表彰者および被感謝状贈呈者と認められる者が、次のいずれかに該当するとき
は、表彰等を行わない。
(1) 刑事事件に関し、現に起訴されている者または刑に処せられた者(刑の消滅
した者は除く。
)であるとき。
(2) すでに国の勲章および褒章ならびに東京都知事表彰を受けているとき(感謝
状は除く。
)
。
38
7か月
8か月
9か月
10 か月
11 か月
1年
2年
3年
4年
5年
6年
7年
8年
9年
10年
0.5 か月
(21 日)
0.5 か月
0.5 か月
1 か月
1か月
1か月
2か月
3.5 か月
4.5 か月
6 か月
7 か月
8 か月
9.5 か月
10.5 か月
12 か月
1 か月
2か月
1.5 か月
1.5 か月
2 か月
2か月
2か月
4.5 か月
7 か月
9.5 か月
12 か月
14 か月
16.5 か月
19 か月
21.5 か月
24 か月
2か月
2.5 か月
3 か月
3 か月
3.5 か月
7 か月
10.5 か月
14 か月
18 か月
21.5 か月
25 か月
28.5 か月
32 か月
36 か月
青梅市総合長期計画懇談会設置要綱
1
設置
平成 15 年度を初年度とし、21 世紀前半を展望した青梅市の望ましい将来像と、
今後 10 年間のまちづくりの方針の基本事項について審議するため、青梅市総合長
期計画懇談会(以下「懇談会」という。
)を設置する。
2
所掌事項
懇談会は、次の事項について協議検討を行い、市長にその結果を提言する。
(1) 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第2条第4項に規定する総合的かつ計
画的な行政の運営を図るための基本構想に関すること。
(2) 前号に定める基本構想にもとづき策定する基本計画に盛り込むべき重点課題
に関すること。
3
組織
(1) 懇談会は、次に掲げる者につき、青梅市長(以下「市長」という)が委嘱す
る委員 20 人以内をもって組織する。
ア
市議会議員
6人以内
イ
学識経験者
6人以内
ウ
民間団体等の代表者
8人以内
45
(2) 前号の規定にかかわらず、懇談会に特別の事項を審議させるため必要があると
きは、臨時委員を置くことができる。臨時委員は市長が委嘱し、任期は当該特別
事項の審議期間とする。
4
任期
委員の任期は、1年以内とし、補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。
5
会長および副会長
(1) 懇談会に会長および副会長を置く。
(2) 会長および副会長は、委員が互選する。
(3) 会長は、懇談会を代表し、会務を総理する。
(4) 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。
6
会議
(1) 懇談会の会議は、会長が招集し、会長が議長となる。
(2) 会議は、委員の半数以上の出席がなければ開くことができない。
(3) 会長は、必要があると認めるときは、会議に委員以外の者の出席を求めるこ
とができる。
7
庶務
懇談会の庶務は、企画調整担当課において処理する。
8
その他
この要綱に定めるもののほか、懇談会の運営に必要な事項は、懇談会が定める。
9
実施期日
この要綱は、平成 13 年6月1日から実施する。
青梅市総合長期計画策定委員会設置要綱
1
設置
青梅市総合長期計画(以下「計画」という。)を策定するため、青梅市総合長期計
画策定委員会(以下「委員会」という。
)を設置する。
2
計画の策定方針
(1) 計画は、青梅市(以下「市」という。)の発展のために、計画的かつ効果的な行
政の運営を目指し、基本的施策の積極的かつ重点的な推進を図るとともに、行政
46
各部門間に有機的な関連を保ちつつ、総合的な成果を上げるよう具体的な方策を
策定するものとする。
(2) 計画は、市の将来都市像およびそれに到達するまでの施策の大綱を定める基本
構想ならびにその基本構想実現のための具体的な方策を定める基本計画をもって
構成するものとする。
3
所掌事項
委員会は、次に掲げる事項を処理する。
(1) 基本構想の策定に関すること。
(2) 基本計画の策定に関すること。
4
計画の年次
計画は、平成 15 年度を基準とし、平成 24 年度を目標年次とする。
5
組織
委員会は、青梅市経営会議規則(昭和 44 年規則第 27 号)第1条に規定する青
梅市経営会議(以下「経営会議」という。)の構成員をもって組織し、それぞれ次
の職にある者をもって充てる。
6
(1) 委 員 長
市長
(2) 副委員長
助役
(3) 委
収入役、教育長、総合病院院長および部長
員
委員長、副委員長の職務
(1) 委員長は、委員会を代表し、会務を総理する。
(2) 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代理
する。
7
会議
委員会は、委員長が必要であると認めたときに招集し、委員長が議長になる。
8
代表幹事会
委員会を補佐するため、代表幹事会を置く。
(1) 代表幹事会は、企画調整課長、次項に規定する分科会の分科会長および副分
科会長をもって組織する。
(2) 代表幹事会に幹事長および副幹事長を置き、委員の互選により定める。
(3) 代表幹事会は、幹事長が必要であると認めたときに招集する。
9
分科会
47
(1) 委員長が指示した個別事項を処理するため、別表に定める分科会を置く。
(2) 分科会は、課長をもって組織し、分科会に属すべき課長は、市長が別に定め
る。
(3) 分科会に分科会長および副分科会長を置き、その分科会に所属する委員の互
選により定める。
(4) 分科会は、幹事長または分科会長が必要であると認めたときに招集する。
10
ワーキング・グループ
(1) 分科会は、必要に応じて、特定事項に関して調査および研究を行うため、ワ
ーキング・グループを置くことができる。
(2) ワーキング・グループの設置について必要な事項は、幹事長が別に定める。
11
関係職員の出席
委員会、代表幹事会および分科会(以下「委員会等」という。)は、必要があると
認めたときは、関係職員の出席または資料の提出を求めることができる。
12
庶務
委員会等の庶務は、企画調整担当課において処理する。
13
その他
この要綱に定めるもののほか、委員会等の運営に関し必要な事項は、委員長が
別に定める。
14
実施期日
この要綱は、平成 13 年5月1日から実施する。
別表(第9項関係)
1
まちづくり分科会
2
産業分科会
3
健康福祉分科会
4
くらし分科会
5
教育文化分科会
6
計画推進分科会
青梅市総合長期計画検討チーム設置要綱
48
1
設置
青梅市総合長期計画懇談会(以下「懇談会」という。)および青梅市総合長期計
画策定委員会(以下「委員会」という。)を補佐し、地方自治法(昭和 22 年法律第
67 号)第2条第4項に規定する総合的かつ計画的な行政を図るための基本構想の
将来都市像等の検討および調整を行うため、青梅市総合長期計画検討チーム(以
下「チーム」という。
)を設置する。
2
所掌事項
チームは、次に掲げる事項について検討および調整を行う。
(1) 基本構想の将来都市像に関すること。
(2) 基本構想の戦略プロジェクトに関すること。
(3) その他基本構想の策定に関すること。
3
組織
チームは、委員会の代表幹事および希望する職員のうちから青梅市長(以下「市
長」という。
)が任命する委員 30 人以内をもって組織する。
4
任期
委員の任期は、検討および調整が終了したときまでとする。
5
委員長、副委員長
(1) チームに、委員長および副委員長1人を置き、委員の互選によって定める。
(2) 委員長は、チームを代表し、会務を総理する。
(3) 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代理
する。
6
会議
チームは、必要に応じて委員長が招集し、委員長が議長となる。
7
部会
(1) チームに部会を置くことができる。
(2) 部会に属すべき委員は、委員長の指名によって定める。
(3) 部会に部会長を置き、部会の委員の互選によって定める。
8
報告
チームは、必要に応じてチームの検討経過および結果を委員会ならびに懇談会
に報告する。
49
9
庶務
チームの庶務は、企画調整担当課が処理する。
10
その他
この要綱に定めるもののほか、チームの運営に関し必要な事項は、チームが定
める。
11
実施期日
この要綱は、平成 13 年5月1日から実施する。
青梅市電算室管理基準
1
趣旨
この基準は、電算室の適正な管理について必要な事項を定め、もって電算室内の
機器および電子計算処理にかかる個人情報の保護を図ることを目的とする。
2
定義
この基準において、次に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるとおりとする。
(1) 電算機室
電算室のうち、電子計算機、各種サーバー、通信用機器等が設置
された部屋をいう。
(2) データ
電算処理にかかる磁気媒体および入出力帳票に、記録されている情
報をいう。
(3) ドキュメント
システム設計書、プログラム説明書、コード表、操作手引書、
仕様書等をいう。
(4) 管理者
3
電算担当主管課長をいう。
管理者の責務
管理者は、電算室の適正な管理を図るため、次に掲げる措置を行わなければなら
ない。
(1) 電算室のデータ、ドキュメント等(以下「データ等」という。)の管理および保
護
(2) 電算室に入退室する者の管理および記録
(3) 電算室における火災、盗難その他の事故に備え、必要な保安措置
(4) 電算室における行動監視およびセキュリティ対策
50
(5) 電算室の施錠および鍵の管理。ただし、管理者はこの作業を他の者に委任する
ことができる。
(6) その他電算室の適正な管理のために必要な措置
4
入室の制限
(1) 管理者は、電算担当主管課職員および次項に規定する登録を受けた者(以下「登
録者」という。)以外の者を電算室に入退室させてはならない。ただし、管理者が
必要あると認めるときは、この限りではない。
(2) 前号ただし書の規定にもとづく入退室は、電算担当主管課職員の立会いのもと
行わなければならない。
5
登録
(1) 市の委託を受けたオペレーター、機器保守要員等で作業に従事するため電算室
に入退室しようとする者は、あらかじめ電算室入退室登録届出書(様式第1号)
を提出し、管理者の承認を受けなければならない。
(2) 管理者は、前号の届出を受理したときは、電算室内における機器等への影響、
データ等のセキュリティ確保、作業の必要性等を精査した上で、電算担当主管部
長の承認を得て登録の可否を決定しなければならない。
(3) 管理者は、登録者に対し登録済証(様式第2号)を交付し、併せて入室のため
の指紋認証登録を行わなければならない。
(4) 登録者は電算室内では、前号に規定する登録済証を常時左胸に掲示していなけ
ればならない。
6
禁止行為
(1) 電算室に入室した者は、次に掲げる行為をしてはならない。
ア
電算室に設置された機器等の管理運営に影響または障害を及ぼす行為
イ
電算室に設置された機器等の管理運営に影響または障害を及ぼすおそれのあ
る機器等の持込み
ウ
喫煙および電算機室内における飲食
エ
電算室への業務以外での入室
オ
電算室に設置された機器等の持ち出し、き損等
カ
電算室に保持されたデータ等の秘密の漏洩、庁外への持ち出し、部外者への
提供および目的以外の使用
キ
その他管理者が禁止する行為
51
(2) 管理者は、前号に掲げる行為を行った者の退室を命じ、以後の入室を制限する
ことができる。
7
その他
この基準に定めるもののほか必要な事項は、管理者が別に定める。
8
実施期日
この基準は、平成 13 年2月1日から実施する。
青梅市民証の交付に関する要綱
1
目的
この要綱は、市民の日常生活の利便性の向上を図るため、青梅市民であること
を証する青梅市民証(以下「市民証」という。) を交付することについて、必要
な事項を定めることを目的とする。
2
交付対象者
青梅市に居住し、住民基本台帳法(昭和 42 年法律第 81 号)または外国人登録
法(昭和 27 年法律第 125 号)により記録または登録されている満 20 歳以上の者
とする。
3
交付の申請
市民証(様式第1号)の交付を受けようとする者(以下「交付申請者」 という。)
は、市民証交付申請書(様式第2号)に写真を添えて、自ら青梅市長(以下「市
長」という。
) に申請しなければならない。
4
交付申請の確認
(1) 市長は、前項の申請があったときは、交付申請者が本人であることおよび申
請内容の確認をしなければならない。
(2) 市長は、前号に規定する確認を行うために、必要な書類の提示を求めること
ができる。
5
交付
(1) 市長は、第3項の申請を受けた日から 30 日以内に、交付申請者に対し、郵送
その他市長が適当と認める方法により市民証交付通知書(様式第3号)を送付
するものとする。
52
(2) 交付申請者は、前号に規定する市民証交付通知書に記載されている受領書を
市長に提出し、市民証の交付を受けなければならない。
(3) 前号の受領を自ら行えないときは、委任の旨を証する書面を添えて、代理人
により行うことができる。
(4) 市民証の交付は、1人1枚とする。
6
市民証の記載事項
市民証には、次に掲げる事項を記載するものとする。
(1) 氏名
(2) 生年月日
(3) 性別
(4) 住所
(5) 発行番号
(6) 発行年月日
(7) 有効期限
7
有効期間
市民証の有効期間は、市民証の発行の日から 10 年とする。ただし、第 11 項に
規定する切替交付申請により、当該市民証の有効期間が満了する前に新たな市民
証の交付をするときは、当該市民証の残りの有効期間を切り捨てるものとする。
8
手数料
市長は、第5項の規定にもとづき市民証の交付をするときは、青梅市事務手数
料条例(平成 12 年条例第 22 号)別表第 37 項の定めるところにより手数料を徴収
する。
9
再交付の申請
(1) 市民証の交付を受けている者(以下「市民証交付者」という。) は、次の各号
のいずれかに該当するときは、市民証再交付申請書(様式第2号)に、市民証
および写真(第1号の場合にあっては写真のみ)を添えて市長に再交付の申請
をすることができる。
ア
市民証を亡失したとき。
イ
市民証を著しくき損または汚損したとき。
ウ
その他再交付すべき理由が生じたと市長が認めたとき。
(2) 再交付申請の確認、再交付の手続、有効期間および手数料については、第4
53
項から前項までの規定を準用する。
10
記載事項変更の届出
(1) 市民証交付者は、市民証の記載事項に変更が生じたときは、市民証記載事項
変更届(様式第4号)に、市民証を添えて市長に届け出なければならない。
(2) 前号の届出を自ら行えないときは、委任の旨を証する書面を添えて、代理人
により行うことができる。
(3) 市長は、第1号の届出があったときは、住民基本台帳または外国人登録原票
により届出の内容を確認し、市民証の記載事項変更欄に変更事項を記載し、末
尾に押印しなければならない。
11
切替交付の申請
(1) 市民証交付者は、有効期間の満了に伴い新たな市民証に切替えをしようとす
るときは、当該市民証の有効期間が満了する日の1か月前から、市民証切替交
付申請書(様式第2号)に当該市民証および写真を添えて市長に切替交付の申
請をすることができる。
(2) 切替交付の確認、切替交付の手続、有効期間および手数料については、第4
項から第8項までの規定を準用する。
12
市民証返納の届出
市民証交付者は、市民証を必要としなくなったときは、市民証返納届(様式第
5号)に市民証(亡失の場合を除く。) を添えて市長に届け出なければならない。
13
市民証の失効
次の各号のいずれかに該当するときは、すでに交付を受けた市民証はその効力
を失う。
(1) 市民証交付者が死亡したとき。
(2) 市民証交付者が青梅市の区域外へ転出したとき。
(3) 前2号に掲げる場合のほか、住民基本台帳または外国人登録原票から削除さ
れたとき。
(4) 第9項の再交付申請が受理されたとき。
(5) 市民証の有効期間が満了したとき。
(6) 前項の市民証返納届が受理されたとき。
(7) その他失効すべき理由が生じたと市長が認めたとき。
14
市民証の返還
54
市民証交付者等は、次の各号のいずれかに該当するときは、速やかに市民証を
返還しなければならない。
(1) 前項の規定により市民証が失効(亡失の場合を除く。)したとき。
(2) 第9項の規定による再交付の申請をした後に、亡失した市民証を発見したと
き。
15
所管
市民証の交付にかかる事務は、住民基本台帳関係事務担当課および出張所にお
いて行う。
16
その他
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に市長が定める。
17
実施期日
この要綱は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市花木園臨時駐車場料金徴収要綱
1
目的
この要綱は、花木園臨時駐車場の料金徴収に関し、必要な事項を定めることを
目的とする。
2
3
臨時駐車場の所在地
(1) 第2駐車場
東京都青梅市小曾木2丁目 819 番地の1
(2) 第3駐車場
東京都青梅市小曾木4丁目 2605 番地の3
駐車料金の徴収期間、時間および徴収額
駐車料金の徴収期間、時間および徴収額は、次の表のとおりとする。
徴
収
期
日
土曜日および日曜日ならび
徴 収 時 間
徴
午前9時から 1
収
額
乗車定員 20 人以上のバスお
に 国 民 の 祝 日 に 関 す る 法 律 午後5時まで
よび積載重量4トン以上の貨物
(昭和 23 年法律第 178 号)第
自動車ならびにこれらに類する
3条に規定する休日。ただし、
大きさの自動車
1月1日から同月3日までお
日1回につき
よび 12 月 29 日から同月 31
2
日までを除く。
1台当たり1
1,000 円
前項の自動車以外の自動車
(2輪のもの(側車付きのもの
55
日までを除く。
(2輪のもの(側車付きのもの
を除く。)を除く。)
り1日1回につき
4
1台当た
300 円
駐車料金の減免
駐車料金を減免するものは、次のとおりとする。
(1) 市が使用するとき
免除
(2) 市内の官公署および学校が直接その用に使用するとき
免除
(3) 体験実習農園を使用するものおよび農業振興のため広場を団体で使用するも
のが使用するとき
免除
(4) その他市長が特に必要と認めるとき
5
減額または免除
実施期日
この要綱は、平成 13 年5月1日から実施する。
青梅市病後児保育事業実施要綱
1
目的
この要綱は、現に保育所に入所中の児童が病気の回復期にあって集団保育を受
けることが困難な場合、当該児童を一時的に預かる事業(以下「病後児保育」と
いう。)を実施することにより、保護者の子育ておよび就労の両立を支援し、もっ
て児童の健全な育成および資質の向上に寄与することを目的とする。
2
対象児童
病後児保育の対象となる児童(以下「対象児童」という。)は、次のとおりとす
る。
(1) 青梅市(以下「市」という。)の区域内(以下「市内」という。)の保育所に
通所している乳幼児で、疾患が病気回復期であって、安静の確保等の理由によ
り集団保育が困難な者(以下「児童」という。
)
(2) その他特に市長が認める者
56
3
実施施設
(1) 病後児保育は、市の委託を受けた民間保育所が設置運営する保育所付帯の専
用の施設(以下「実施施設」という。
)において実施する。
(2) 青梅市長(以下「市長」という。)は、前号の実施施設に委託経費を支払う。
(3) 実施施設は、児童に対する適切な処遇を確保するため、次に掲げる要件を満
たさなければならない。
ア
定員は、2名以上で、かつ、2の倍数であること。
イ
定員2名当たり、常勤看護婦等1名の専任職員を配置すること。
ウ
保育室として、定員1名当たり 1.98 平方メートル以上かつ1室 8.0 平方メ
ートル以上の部屋を有すること。
エ
観察室または安静室として、児童の静養または隔離の機能を持つ、定員1
名当たり 1.65 平方メートル以上の部屋を有すること。
オ
調理室および調乳室を有すること。この場合において、専用の調乳室を設
けることができないときは、調理室の一部を調乳室として区画すること。
カ
アからオまでに掲げるもののほか、病後児保育に必要な設備および備品を
備えていること。
4
実施日時
病後児保育の実施日時は、原則として当該実施施設が付帯している保育所の開
所日時と同一(延長保育時間を除く。
)とする。
5
配慮事項
実施施設は、病後児保育の実施に当たり次に掲げる事項に配慮しなければなら
ない。
(1) 受け入れた児童の体温その他の健康状態を的確に把握し、病状に応じて安静
を保てるような処遇内容とすること。
(2) 病気の感染の防止を図ること。
(3) 受け入れた児童の保護者や、その診療を行った医師等と随時連絡をとり、児
童の処遇に万全を期すること。
(4) 前3号に掲げるもののほか、受け入れた児童の状況に応じ適切な措置を行う
こと。
6
利用登録
事業の利用に的確かつ迅速に対応するため、病後児保育の利用を希望する保護
57
者は、あらかじめ青梅市病後児保育事業利用登録(申請)書(様式第1号)を実
施施設を通じて市長に提出しなければならない。ただし、緊急やむを得ない理由
があると認められるときは、口頭で申請することができる。この場合において、
申請した者は速やかに、所定の手続を行わなければならない。
7
利用方法
(1) 病後児保育を利用する児童は、事前に医師により診断を受けなければならな
い。
(2) 病後児保育を利用しようとする児童の保護者は、原則として利用希望日の前
日までに実施施設に連絡をしなければならない。
(3) 病後児保育を利用する児童の保護者(以下「利用保護者」という。)は、利用
の開始に当たり、児童の状況を別に定める青梅市病後児保育事業利用連絡票(様
式第2号)により実施施設に連絡しなければならない。
8
届出の義務
この事業を利用する児童の保護者は、次の各号のいずれかに該当するときは、
施設長を通じて速やかに市長に届け出なければならない。
(1) 事業を利用する必要がなくなったとき。
(2) 住所に変更があったとき。
(3) 保護者に変更があったとき。
(4) その他申請書の内容に変更があったとき。
9
利用日数
実施施設を利用できる日数は、集団保育が困難であり、かつ、保護者が家庭で
育児を行うことができない期間の範囲内で連続7日以内とする。ただし、やむを
得ない理由がある場合は、この限りでない。
10
利用取消し
実施施設は、児童または保護者が、次の各号に該当するときは、利用を取り消
し、または制限することができる。
(1) 児童が現に伝染性の疾患を有し、他の児童に感染のおそれがあるとき。
(2) 児童の病状が重く、入院加療の必要があるとき。
(3) 利用目的に反する行為があったとき。
(4) 実施施設の指示に従わないとき。
(5) 前各号に掲げるもののほか、不適当と認めたとき。
58
11
保護者負担
実施施設は、事業の実施に当たって、保護者負担(以下「病後児保育料」とい
う。)を必要とする場合は、実施施設で病後児保育料を定め徴収することができる。
12
実施状況記録票
実施施設は、病後児保育の実施状況を別に定める実施状況記録票等により記録
しておかなければならない。
13
指導監督
(1) 市長は、必要があると認めたときは、実施施設から報告を求め、または実施
施設に立入調査をすることができる。
(2) 市長は、実施施設に対し、必要な指導を行う。
14
実施期日
この要綱は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市休日保育事業実施要綱
1
目的
この要綱は、休日に保護者の就労等で保育に欠ける児童の保育需要に対応する
ため、休日保育事業(以下「休日保育」という。)を実施することにより、保護者
の子育ておよび就労の両立を支援し、もって休日の保育に欠ける児童の福祉の向
上を図ることを目的とする。
2
定義
この要綱において、
「休日」とは、次に掲げる日をいう。
(1) 日曜日
(2) 国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定する休日
(3) 12 月 29 日から翌年の1月3日までの日(前号に掲げる日を除く。
)
3
対象児童
休日保育の対象となる児童(以下「対象児童」という。)は、次のとおりとする。
(1) 青梅市(以下「市」という。)の区域内(以下「市内」という。)の保育所に
通所している児童で、休日に保護者の就労等で保育に欠ける就学前の児童
(2) その他特に市長が認める者
59
4
対象保育所
休日保育を実施する市内の保育所で、次に掲げる要件を満たしているものとす
る。
(1) 休日保育を適切かつ円滑に実施していること。
(2) 休日保育担当保育士を2名以上配置するものとする。ただし、そのうち1人
は、常勤保育士とする。
(3) 日々の対象児童の受入れについて、保育需要に応じて弾力的に対応している
こと。
(4) 対象児童数がおおむね 10 人程度であること。
5
実施時間
この事業の実施時間は、原則として、午前7時 30 分から午後6時 30 分までと
する。
6
運営の委託
この事業は、市が市内民間保育所等とあらかじめ委託契約を締結し、当該保育
所等(以下「実施施設」という。
)で行うものとする。
7
利用の申請
この事業を利用しようとする児童の保護者は、あらかじめ青梅市休日保育事業
利用申請書(別記様式)を実施施設を通じて青梅市長(以下「市長」という。)に
提出しなければならない。ただし、緊急やむを得ない理由があると認められると
きは、口頭で申請することができる。この場合において、申請した者は速やかに、
所定の手続を行わなければならない。
8
事前の面接
この事業を利用しようとする児童の保護者は、実施施設で児童と一緒に事前の
面接を受けなければならない。
9
利用方法
(1) 休日保育を利用する児童の保護者は、原則として利用希望日の1週間前まで
に実施施設に連絡をしなければならない。
(2) 休日保育を利用する児童の保護者(以下「利用保護者」という。)は、利用の
開始に当たり、児童の状況を別に定める連絡票により実施施設に提出しなけれ
ばならない。
10
届出の義務
60
この事業を利用する児童の保護者は、次の各号のいずれかに該当するときは、
実施施設を通じて速やかに市長に届け出なければならない。
(1) 事業を利用する必要がなくなったとき。
(2) 住所に変更があったとき。
(3) 保護者に変更があったとき。
(4) その他申請書の内容に変更があったとき。
11
保護者負担
実施施設は、事業の実施に当たって、保護者負担(以下「休日保育料」という。)
を必要とする場合は、実施施設で休日保育料を定め徴収することができる。
12
実施状況記録票
実施施設は、休日保育の実施状況を別に定める実施状況記録票等により記録し
ておかなければならない。
13
指導監督
(1) 市長は、必要があると認めたときは、実施施設から報告を求め、または実施
施設に立入り調査をすることができる。
(2) 市長は、実施施設に対し、必要な指導を行う。
14
その他
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。
15
実施期日
この要綱は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市一時保育事業費補助金交付要綱
1
目的
この要綱は、保護者の就労・疾病・災害等によって保育を必要とする児童を一
時的に保育する事業(以下「一時保育」という。)を行う保育所に対し、予算の範
囲内において補助金を交付することについて必要な事項を定めることを目的とす
る。
2
対象児童
一時保育の対象となる児童は、青梅市保育の実施に関する条例(昭和 62 年条例
61
第 12 号)にもとづく保育の実施対象児童とならない青梅市の区域内(以下「市内」
という。)に住所を有する就学前児童で、次の各号のいずれかに該当する者とする。
(1) 保護者の短時間就労、断続的就労、職業訓練、就学等により、原則として平
均週3日程度家庭における育児が困難となり保育が必要となる児童
(2) 保護者の傷病、災害または事故、出産、看護または介護、冠婚葬祭等の理由
により緊急的、一時的に家庭における育児が困難となり保育が必要となる児童
(3) 育児等に伴う保護者の心理的負担または肉体的負担を解消するため、一時的
に家庭における育児が困難となり保育が必要となる児童
3
対象保育所
補助金の交付の対象となるのは、一時保育を実施している市内の保育所で、次
に掲げる要件を満たしているものとする。
(1) 一時保育を適切かつ円滑に実施していること。
(2) 一時保育担当保育士を配置しており、かつ、対象児童数に応じて必要となる
職員を配置していること。
(3) 原則として、専用の部屋を確保して一時保育を実施していること。
(4) 日々の対象児童の受入れについて、保育需要に応じて弾力的に対応している
こと。
(5) 対象児童数は、1日5人以下であること。
4
経費の補助
青梅市長(以下「市長」という。)は、対象保育所に対し、東京都子ども家庭在
宅サービス事業実施要綱(平成7年 10 月 23 日付福子推第 276 号。以下「都要綱」
という。
)の基準額を予算の範囲内において補助するものとする。
5
交付申請
補助金の交付を受けようとする保育所は、青梅市一時保育事業補助金交付申請
書(様式第1号)を、市長に提出しなければならない。
6
補助金の交付決定
(1) 市長は、前項の規定による申請書の提出があったときは、その内容を審査し、
適正と認め、かつ、東京都から補助金の交付決定通知があった場合は、青梅市
一時保育事業補助金交付決定通知書(様式第2号)により、速やかに補助金交
付の決定を当該保育所に通知するものとする。
(2) 前号の場合において、市長は、適正な交付を行うため必要と認めたときは、
62
申請事項について修正を加えまたは条件を付すことができる。
7
保護者負担
実施保育所は、事業の実施に当たって、保護者負担(以下「一時保育料」とい
う。)を必要とする場合は、実施保育所で一時保育料を定め徴収することができる。
8
実績報告
補助金を受けた保育所は、速やかに青梅市一時保育事業補助金にかかる補助事
業実績報告書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。
9
補助金の支払および請求
(1) 市長は、前項の規定により交付すべき補助金の額を確定した後、当該確定金
額を支払うものとする。
(2) 当該保育所は、補助金の支払を受けようとするときは、青梅市一時保育事業
補助金請求書(様式第4号)を市長に提出しなければならない。
10
決定の取消し
市長は、実施保育所が次の一に該当した場合、補助金の交付決定の全部または
一部を取り消すことができる。
(1) 偽りその他不正の手段により、補助金の交付を受けたとき。
(2) 補助金を他の目的に使用したとき。
(3) 補助金の交付の決定の内容またはこれに付した条件その他法令または補助金
の交付決定にもとづく命令に違反したとき。
11
補助金の返還
市長は、前項の規定による取消しをした場合において、補助事業の当該取消し
にかかる部分に関し、すでに実施保育所に補助金が交付されているときは、期限
を定めてその返還を命ずる。
12
書類の整備等
実施保育所は、次に掲げる書類を整備し、5年間保管しておかなければならな
い。
(1) 保護者の就労状況等に関する書類
(2) 対象児童の一時保育利用実施状況に関する書類
(3) 一時保育事業の会計を明らかにした書類
13
延滞金
市長は、補助金の返還を命じた場合において、実施保育所が定められた納期日
63
までに補助金を納付しなかったときは、納期日の翌日から納付の日までの日数に
応じ、その未納付額につき、年 10.95 パーセントの割合で計算した延滞金(100
円未満の場合を除く。
)を納付させることができる。
14
委任
この要綱に定めるもののほか、補助事業の実施に関し必要な事項は、市長が別
に定めるものとする。
15
実施期日
この要綱は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市家族介護慰労金支給事業実施要綱
1
目的
この要綱は、要介護高齢者(介護保険法(平成9年法律第 123 号)第9条第2
号に定める被保険者であって特定疾病に該当するものを含む。以下同じ。)を介護
している家族に対して慰労金を支給することにより、家族の経済的負担の軽減お
よび要介護高齢者の在宅生活の継続・向上を図ることを目的とする。
2
支給対象者
慰労金を支給する対象者は、次の各号のいずれにも該当し、かつ、当該要介護
高齢者と同居している家族もしくは親族または同居している家族もしくは親族に
準じると青梅市長(以下「市長」という。)が特に認めた者のうち主たる介護者と
する。
(1) 平成 12 年4月1日以降、次のいずれかに該当する要介護高齢者(青梅市の区
域内に住所を有する者に限る。)を要介護として該当または判断された日(以下
「起算日」という。
)から1年間介護している者
ア
介護保険の要介護認定により要介護4または5に該当した要介護高齢者
イ
介護保険の要介護認定と同様の方法を用いて要介護4または5に相当する
と判断された要介護高齢者
(2) 起算日において、要介護高齢者および支給対象者の属する世帯の世帯員全員
が市町村民税非課税であること。
(3) 第1号に規定する要介護高齢者が起算日から1年間、介護保険のサービス(年
間7日以内の短期入所の利用を除く。
)を受けていないこと。
3
慰労金
64
慰労金は、1家族につき年額 10 万円とする。
4
申請
慰労金の支給を受けようとする者は、起算日から1年経過した日以後、青梅市
家族介護慰労金支給申請書(様式第1号)を市長に提出するものとする。
5
支給の決定
市長は、前項の規定による申請があったときは、第2項の対象要件を審査し、
支給を認めたときは青梅市家族介護慰労金支給決定通知書(様式第2号)により、
また支給を認めないときは青梅市家族介護慰労金不支給決定通知書(様式第3号)
により申請者に通知するものとする。
6
慰労金の支給
市長は、前項の決定をしたときは、速やかに慰労金を支給するものとする。
7
慰労金の返還
偽りその他不正の手段によって、この要綱による慰労金の支払いを受けた者が
あるときは、市長は、その者から当該慰労金を返還させることができる。
8
実施期日
この要綱は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市介護保険住宅改修理由書作成支援事業実施要綱
1
目的
この要綱は、介護保険法施行規則(平成 11 年厚生省令第 36 号)第 75 条第2項
第2号および第 94 条第2項第2号に規定する住宅改修について必要と認められ
る理由書が記載されているもの(以下「住宅改修理由書」という。)を作成した者
に対し、その業務にかかる手数料を支払うことにより、介護支援専門員、作業療
法士、理学療法士、福祉住環境コーディネーター検定試験2級以上の資格等を有
する者および東京都住宅改修アドバイザー(以下「介護支援専門員等」という。)
を支援することを目的とする。
2
対象者および対象業務
(1) 手数料を支払う対象者は、介護支援専門員等とする。
(2) 手数料を支払う対象業務は、住宅改修理由書の作成業務とする。
65
3
手数料
手数料は、介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給申請書に添付する住宅改
修理由書1件につき2千円および消費税を加えた額とする。
4
請求
手数料の支払を受けようとする介護支援専門員等は、介護保険住宅改修理由書
作成支援手数料請求書(別記様式)により、青梅市長(以下「市長」という。)に
請求するものとする。
5
決定および支払
(1) 市長は、前項の請求書を受理したときは、その内容を審査し、支払の可否を
決定するものとする。
(2) 前項の規定にもとづき支払を決定した場合は、速やかにその手数料を支払う
ものとし、決定の通知は、その支払をもってこれに代えるものとする。
6
手数料の返還
市長は、偽りその他不正の手段により手数料の支払を受けたときは、すでに支
払った手数料の全部または一部を返還させることができる。
7
実施期日
この要綱は、平成 13 年2月1日から実施し、平成 13 年1月1日から適用する。
青梅市介護保険短期入所サービス振替利用支援事業実施要綱
1
目的
この要綱は、青梅市介護保険短期入所サービス振替利用実施要綱にもとづく振
替利用(以下「振替利用」という。)の実施に当たり、要介護者等に対して必要な
相談・援助を行った居宅介護支援事業者に対し、その業務にかかる手数料を支払
うことにより、介護支援専門員を支援することを目的とする。
2
対象者および対象業務
(1) 手数料を支払う対象者は、居宅介護支援事業者とする。
(2) 手数料を支払う対象業務は、振替利用の手続にかかる連絡調整および給付管
理業務とする。
3
手数料
66
手数料は、介護保険居宅介護(支援)サービス費支給申請書(短期入所サービ
ス振替利用分)1件につき2千円および消費税を加えた額とする。
4
請求
手数料の支払を受けようとする居宅介護支援事業者は、介護保険短期入所サー
ビス振替利用支援手数料請求書(別記様式)により、青梅市長(以下「市長」と
いう。
)に請求するものとする。
5
決定および支払
(1) 市長は、前項の請求書を受理したときは、その内容を審査し、支払の可否を
決定するものとする。
(2) 前項の規定にもとづき支払を決定した場合は、速やかにその手数料を支払う
ものとし、決定の通知は、その支払をもってこれに代えるものとする。
6
手数料の返還
市長は、偽りその他不正の手段により手数料の支払を受けたときは、すでに支
払った手数料の全部または一部を返還させることができる。
7
実施期日等
(1) この要綱は、平成 13 年2月1日から実施し、平成 13 年1月1日から適用す
る。
(2) この要綱は、平成 14 年1月1日(以下「廃止日」という。)をもって廃止す
る。ただし、廃止日前までに行った業務に対する手数料の請求は、廃止日以降
もなおその効力を有する。
普通河川および準用河川への雨水および合併浄化槽処理水の放流に関する許可基準
青梅市の区域内の普通河川および準用河川(以下「普通河川」という。)へ、雨水
および合併浄化槽処理水を放流しようとするときの許可は、次の基準により行うも
のとする。
1
雨水の放流許可基準
雨水については、青梅市公共下水道(雨水)の認可区域外に限り、次の基準を
適用するものとする。
(1) 青梅市宅地開発等指導要綱(昭和 50 年4月1日実施。以下「要綱」という。)
67
が適用になる事業に伴う雨水の放流
ア
事業区域面積が1ヘクタール以上の区域から放流する場合
放流許可量は、案件ごとに協議して決定するものとする。この場合の協議
は、必要に応じて次の者との間で行うこととする。
(ア) 事業者
(イ) 青梅市
(ウ) 放流地点下流において、普通河川が合流する一級河川の管理者
イ
事業区域面積が1ヘクタール未満の区域から放流する場合
河川の現況流下能力を 30 ミリ毎時(当該放流先の流下能力が判明している
ときはその規模とする)、流出係数を 0.3、事業区域からの流達時間を 10 分
と仮定、流出抑制係数を 0.7 とし、以下の方法により算定した量を放流許可
量とする。
放流許可量
Q=(1/360)× i × f × A × C
ここに
i=700/(T2/3 + 8)
(m3/S)
T=10(分)
f=0.3
A:事業区域の面積(ha)
C=0.7
ウ
アまたはイの場合において放流を許可する雨水は、道路部分にかかる雨水
とする。ただし、要綱にもとづく協議の中で、事業区域内での雨水の浸透を
好ましくないと判断したときは、この限りではない。
エ
前号ただし書の場合に、やむを得ずイで計算する放流許可量を超える量を
放流する場合は、アに相当する協議を必要とするものとする。
(2) 前号以外の雨水の放流
ア
私道内の雨水の場合
放流許可量は、放流希望者および青梅市との協議により決定するものとす
る。
イ
私道以外の雨水の場合
原則として放流を許可しない。
68
(3) 前2号の場合において、放流先の普通河川に排水能力がないことが明らかな
場合は、放流を許可しない。
また、別図に示す溢水の顕著な河川の流域内については許可しない。
2
合併浄化槽処理水の放流許可基準
合併浄化槽処理水については、次の要件を満たす場合に限り許可するものとす
る。
(1) 次の許可対象区域内であること。
ア
青梅市公共下水道(汚水)の認可区域外
イ
青梅市公共下水道(汚水)の認可区域内で供用開始が行われていない区域。
ただし、供用開始の時期が確定し、公共下水道に放流が可能となる時期と調
整ができる場合を除く。
ウ
前2号の区域については、供用開始区域図により判断する。
(2) 国土交通大臣が認定した合併浄化槽であること。
(3) 合併浄化槽の適正な管理が行われることを確認できること。
3
実施期日
この基準は、平成 13 年4月1日から実施する。
道路構造物としての側溝等に対する放流許可事務取扱要領
1
目的
この要領は、市道側溝等への雨水および合併浄化槽処理水の放流について、必
要な事項を定めることを目的とする。
2
申請
市道側溝等に雨水および合併浄化槽処理水の放流を希望する者(以下「申請者」
という。)は、青梅市長(以下「市長」という。)に対し、放流許可申請書(様式第
1号)を提出するものとする。
3
許可
市長は、前項の規定による申請があったときは、速やかに、第4項に規定する
放流許可基準に該当するか審査し、放流が適当と認められる場合には、申請者に
対し放流許可書(様式第2号)を通知するものとする。
69
4
放流許可基準
放流許可基準は、次のとおりとする。
(1) 雨水の放流許可基準
ア
青梅市宅地開発等指導要綱(昭和 50 年4月1日実施。以下「要綱」という。)
が適用になる事業に伴う雨水の放流
(ア) 事業区域面積が1ヘクタール以上の区域から放流する場合
放流許可量は、案件ごとに協議して決定するものとする。この場合の協
議は、申請者、河川管理者および道路管理者によるものとする。
(イ) 事業区域面積が1ヘクタール未満の区域から放流する場合
道路側溝等の現況流下能力を 30 ミリ毎時(道路側溝等が改修済であれば
その規模とする)、流出係数を 0.3、事業区域からの流達時間を 10 分と仮
定、流出抑制係数を 0.7 とし、以下の方法により算定した量を放流許可量
とする。
放流許可量
Q=(1/360)× i × f × A × C
ここに
i=700/(T2/3 + 8)
(m3/S)
T=10(分)
f=0.3
A:事業区域の面積(ha)
C=0.7
(ウ) (ア)または(イ)の場合において放流を許可する雨水は、道路部分に関する
雨水とする。ただし、要綱にもとづく協議の中で、事業区域内での雨水の
浸透を好ましくないと判断したときは、この限りではない。
(エ) 前記(ウ)ただし書の場合に、やむを得ず(イ)で計算する放流許可量を超え
る量を放流する場合は、前記(ア)に相当する協議を必要とするものとする。
イ
前記ア以外の雨水の放流
(ア) 私道内の雨水の場合
放流許可量は、申請者および道路管理者との協議により決定するものと
する。
(イ) 私道以外の雨水の場合
70
原則として放流を許可しない。
ウ
前記アまたはイの場合において、放流先の道路側溝等に流水能力がないこ
とが明らかな場合、または別図に示す区域内については、放流許可しない。
(2) 合併浄化槽処理水の放流許可基準
合併浄化槽処理水については、次の要件を満たす場合に限り許可するものと
する。
ア
次の許可対象区域内であること。
(ア) 青梅市公共下水道(汚水)の認可区域外
(イ) 青梅市公共下水道(汚水)の認可区域内で供用開始が行われていない区
域。ただし、供用開始の時期が確定し、公共下水道に放流が可能となる時
期と調整ができる場合を除く。
(ウ) 前記(ア)または(イ)の区域については、供用開始区域図により判断する。
5
イ
国土交通大臣が認定した合併浄化槽であること。
ウ
合併浄化槽の適正な管理が行われることを確認できること。
実施期日
この基準は、平成 13 年4月1日から実施する。
青梅市屋内温水プール開放事業実施要綱
1
目的
この要綱は、青梅市の区域内(以下「市内」という。)の民間温水プールを活用
して行う屋内温水プール開放事業について必要な事項を定め、もって市民の体力
向上および健康増進を図ることを目的とする。
2
利用者
市内に住所を有する小学生以上の者とする。ただし、小学校2年生以下の利用
者の場合は、高校生以上の者の同伴を必要とする。
3
利用施設
東青梅セントラルスポーツクラブおよび西東京セントラルスポーツクラブ(以
下「施設」という。
)とする。
4
利用日および時間
71
(1) 利用日および時間は、7月の第2土曜日から8月 31 日までの期間および施設
の年末年始の休業期間を除く、次に掲げる日時とする。
ア
東青梅セントラルスポーツクラブ
第2週および第4週の日曜日の午前
10 時から午後6時まで
イ
西東京セントラルスポーツクラブ
第1週および第3週の日曜日の午前
10 時から午後6時まで
(2) 1回の利用時間は、2時間とする。
5
申請
施設を利用しようとする者は、利用当日、施設において申請するものとする。
6
負担金等
プール利用者負担金(以下「負担金」という。)は、大人 400 円、小人(中学生
以下)100 円とし、利用当日、施設に支払うものとする。ただし、利用時間を超
過した場合の負担金は、30 分につき既納した負担金の4分の1とする。
7
負担金の不還付
既納の負担金は、還付しない。ただし、天災地変その他利用者の責めによらな
い理由により利用できなかったときは、その全部または一部を還付することがで
きる。
8
禁止行為
利用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
(1) 施設内での飲酒
(2) 施設内での物品の販売
(3) 立入禁止区域に立ち入ること。
(4) 施設を損壊すること。
(5) ごみその他の汚物を捨てること。
(6) 他の人に迷惑となる行為
9
遵守事項
利用者は、次の事項を遵守しなければならない。
(1) 青梅市長が別に定める事項
(2) 係員の指示に従い施設を利用すること。
10
利用の取消し等
施設を利用する者が、前2号の規定に違反したときは、その利用の承認を取り
72
消し、または利用を中止させることができる。
11
損害賠償
利用者は、施設の利用に際し、施設および付帯設備に損害を生じたさせた場合
は、賠償しなければならない。
12
実施期日
この要綱は、平成 13 年 5 月1日から実施する
73