うた風と木の詩社会福祉法人砂町友愛園砂町友愛園養護部〒198-0172 山本桂司東京都青梅市沢井 1-506 tel 0428-78-8388 ∼いまをみつめて∼ 園長 fax 0428-78-9104 2007 年春号砂町友愛園から眺める山々の、緑が眩しい季節になりました。皆様におかれましては、ますますご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。お蔭様をもちまして、38 年ぶりに園舎を改築し、子どもたちも明るく清潔な環境の中で生活することができ、生き生きとしているように思われます。また、念願であった外壁塗装工事も実施することができ、白からクリーム色の明るい建物になりました。平成 15 年には、青梅市在住の地主さんのご協力で、新築の家を建てていただき、ＪＲ河辺駅より徒歩 8 分ほどの、買い物にもとても便利な場所に都型のグループホーム砂町を開設することができ、6 名の男の子たちが専任 2 名と補助の職員で、より家庭的な環境の中での生活をしています。また、16 年には、梅郷に二つ目のグループホーム北砂を開設し、6 名の男の子が元気に生活しています。 17 年には、地域小規模施設をＪＲ東青梅駅より 10 分ほどの場所に開設、女の子 6 名の生活基盤も軌道に乗り落ち着いてきています。この開設により、定員 30 名から 36 名に増員となり、行事などで集まる機会には随分とにぎやかになりました。このように、色々な形で色々な方々から支えていただいていることを実感しながら、これからも地域に根ざした砂町友愛園を目指していくつもりでおります。今後も更に暖かく見守り、そして支えていただけます様、どうぞよろしくお願い申し上げます。変わらぬご支援に感謝し、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。施設長：山本桂司：ボランティア：ボランティアとの交流を通して、社会性豊かな人格形成の機会となるようにボランティアを積極的に受け入れた。継続的にかかわりを持ってくれる中、安定して子ども達と交流ができている。学習ボランティアはグループホーム砂町、桂に受け入れ、年間を通して園児の学力向上に力を添えて頂いた。 =平成１８年度活動ボランティア一覧= ＊書道教室指導成瀬さん（元教諭）３０回＊農業園芸指導佐藤さん（教諭）１０回＊ピアノ指導安西さん（地域在住）＊学習指導尾澤さん（地域在住）２４回（桂）平野さん（地域在住）１８回（砂町）池上さん（実習生）１７回６回＊山林整備杣人（そまびと）きどり（地域在住）８回＊杉の子祭、六平会（地域自治会）、濱中さん（地域在住）クリスマス会卒園生、職員友人の方、スタンドウェーブグループ耀芸能赤十字奉仕団＊子ども交流池上さん、高橋さん、田村さん（各地域在住、実習生）僕はこの春、都立多摩工業高校に入学しました。機械科を選びました。機械科というだけはあります。普通教科の時間が少し少なく、機械系の授業が多いです。僕は公式野球部に仮入部したが、入部三日目にしてもうダウン寸前です。なので部活を変えることにしました。何に入部するかというと、囲碁・将棋同好会にでも入部しようかなと思っています。授業が始まり数学のテストもあり、新しい授業もあり、色々とわからないことばかり増えたけど、何とか頑張っています。奉仕・製図・実習などがあり、なかなか面白い授業だと思いました。実習は、機会実習といって、機会を使いながら物を作ったりします。でも、レポートがあり、遅れたり未提出にしてしまうと単位がもらえず、それだけで進級できないという、とてつもなく厳しい現実が見えてしまいました。授業の服装は、作業着を着て、安全靴、安全眼鏡を身に付けなければならないという、なかなか安全にしっかりした学校だということがよく分かりました。工業高校の中ではトップクラスの学校なので、校則が厳しく、髪が少しでも耳や襟、目などにかかったりするとすぐ不合格になり、三日後までに直してこなければ、四日目にそのまま学校に行くと家に帰らされて、切って来ないといけないというものであります。僕も引っかかってしまい、切ってもらいました。本当にやばいくらい厳しいです。ゴミなども、なるべく捨てないようにしなければならず、ゴミの計量もあり、面倒くさいこともあります。最後に、色々と厳しいこともあるけど、その分自分が頑張れば、自分のそれなりの事が返ってくると思います。なので、新しい自分に出会うために、これからの高校生活を頑張りたいです。グループホーム北砂高 1 男児Ｔ・Ｋ１9 年度新規採用４月より砂町友愛園の職員として仲間入りさせていただきました、尾澤彩子と申します。本園及びグループホームの補助を担当することになりました。学生時代に杉の子祭や・飯島早織・潮来聖久・大田隆正・尾澤彩子・宮本麻衣子グループホーム桂で２年間ボランティアをしていました。青梅市梅郷で生まれ育った私にとって、砂町友愛園はとても身近な存在でした。自分が育ってきた環境で子ども達と生活し、自分が子どもの頃と同じ様に子どもと一緒に野山を駆け回ったり川遊びができる、そんな贅沢な職場は他にはありませんでした。しかし、ここを職場に選んだ何よりの理由は、先輩職員の方々の温かさです。園を離れた近所でも、車の中から「尾澤さーん！こんにちは！」と声をかけていただいたり、就職の相談に乗っていただいたり、たくさんの職員さんが応援してくださいました。「この人たちと働きたい、こんな大人になりたい」本気でそう思いました。その印象は職員になった今でも変わらず、改めて砂町友愛園の職員になれたことを本当に光栄に思っております。先輩方のように私も、子ども達、職員、地域の方々にとって、「あったかい職員」でありたいと思っています。３週間がたち少しずつ慣れてきたものの、子ども達の活発さに圧倒されながらまだまだ必死の毎日を送っています。一緒になってはしゃいだり、子どもの小さな成長を発見して喜んだり、時には言い合いになったり…。なかには一筋縄ではいかない子もいて、職員としてこれから多くの壁にぶつかると思いますが、切磋琢磨しながら子どもと共に成長していきたいと考えています。社会人として至らない点も多くご迷惑をおかけする事も多々あると思いますが、４人の同期と励ましあいながら頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。代表：尾澤彩子ひな祭り（３．３）（抜粋）クリスマス祝会（12．23） ♪明かりを今年は、ハーモニカつけましょ演奏の方が来てくださいぼんぼりに∼♫♪ ました♪ 豪華海鮮丼！お雛様の前でハイ、ポーズ✌ みんなで歌を歌い・・門出会（3．10）踊りも披露し・・今年はグループホーム桂からお客さんが帰った後の二人が巣立っていきお楽しみ会ではました ♡ピース♡ ゲームを楽しみました！スキー旅行（12．26∼28）全員集合！！久しぶりのスキー旅行。ゲレンデに雪が無く思うように滑れま新職員歓迎バーベキュー（4.14）せんでした。しかし・・・帰る日になって大雪・・・誰か余程行いの悪い人が・・・？？（宿の前にて）・・・が、しかし・・・カラオケで発散晴天の中、園庭のこいのぼりの下みんなでお肉や焼きそばをいただきました。新しいお兄さん、お姉さん夜もこっそり楽しんで・・楽しい旅行でした！！よろしく∼☺ 砂町友愛園では、毎年様々な企業や団体の方々から、スポーツ観戦や観劇等の招待をいただいています。 18 年度は 71 件のご招待をいただき、その中から７件の招待行事（プロサッカー試合観戦３回、プロ野球試合観戦１回、観劇１回、ミュージカル鑑賞１回、餅つき１回）に参加させていただきました。特にスポーツ関係の招待行事にたくさん参加することができ、子どもたちも生の試合でプロの選手の技術に触れ大喜びでした。参加をきっかけに興味が広がり、子どもたちは自分の将来の可能性に夢を広げており「また行きたい」「次はいつあるの？」と楽しみにしています。招待のご案内をいただいても、日程や場所の都合で参加できないことも多く、残念なものもありますが、なるべく幅広い内容で多くの子どもたちに様々な体験をさせ、豊かな情緒、身体を育む助けにしたいと思っています。ご好意をいただいているすべての方に、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。平成１７年決算報告書 ●寄付者紹介（敬称略、順不同）● 砂町友愛園養護部は国や自治体の措置費補助金とご支援で運営されており、子どもたちが健康で安心して過ごせる環境も皆様のおかげと日々感謝致しております。・東京出版協同組合・日本鏡餅組合・㈶日本出版クラブ・は万の・㈱プレナス東京第二支店・国際ソロプチミスト青梅（橋本彩子） 17 年度における当施設の決算状況をご報告させて頂きます。・毎日新聞東京社会事業団・ランボー会・八雲製菓㈱平成 18 年 3 月 31 日・佐川ダイヤモンドクラブ勘定科目金額・㈳東京馬主協会経常収入計 210,038,162 経常支出計 185,978,439 経常活動資金収支差額 24,059,723 施設整備等収入計 426,000 施設整備等支出計 2,415,675 施設整備等資金収支差額・吉崎商店 △ 1,989,675 財務収入計 0 財務支出計 16,517,000 財務活動資金収支差額 △ 16,517,000 当期資金収支差額合計 5,553,048 前期末支払資金残高 27,351,583 当期末支払資金残高 32,904,631 ・あおうめ会・㈲福生（二条夜子）・小山製菓・㈱サンマーク・モンテ物産㈱・海宝純輝・涌井弘子・奈良賢明・宮本十四六・田中茂三・㈱おやつカンパニー・菅野泰子、善朗・福島益夫・工藤香・清田美智子・黒岩泰子・日本アムウェイ・角田・小野寺洋治・原春男・森下和仁・肥塚貞夫・相澤ミドリ ●ありがとうございました● フレンドホーム・週末や、長期の休みの時に家に帰るのが困難な子どもと、ご自宅で一緒に過ごしてくださる方(パンフレットあり）ボランティア・子どもに勉強を教えてくださる方（本園、グループホーム共に）・一緒に遊んでくださる方杉の子祭のご案内日時：19 年５月 20 日（日） 10 時半より受付 11 時開始内容：ギター演奏、ペープサート・行事のお手伝いをしてくださる方等バザー品・古着や電化製品以外でバザーに出して差し支えのない物電話での連絡、お待ちしています。鱒釣り、各種ゲーム焼きそば、チョコバナナ等ぜひ、遊びにいらして下さい。奥多摩の山々もきれいな緑に衣替えし、これからは川の水もさわやかな涼をもたらしてくれる季節。そして週末ともなれば道路は混雑・・本園を降りた所も午後になると上り斜線が車で連なっていることも・・でも、リフレッシュにはもってこい！めげずにお出かけ下さいネ！！Ｒ