機能材料 機能材料 塗料・仕上塗材 美装・保護の

Tohoku
University
Tohoku
University
機能材料
物理的作用
外 力
機能材料
熱・光・音・水・空気等
断熱材料・音響材料・防火材料・
耐火材料・防水材料・塗料・
建築用仕上げ塗材・接着剤・・・
化学的作用
生物的作用
酸・アルカリ・塩等
菌・虫・動植物等
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #1
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #2
Tohoku
University
塗料・仕上塗材
塗膜形成形
塗料
ペイント
(不透明)
教科書 p.201-
Tohoku
University
美装・保護の対象となる主な下地
油性ペイント
下地の種類
合成樹脂ペイント
水性(エマルション)ペイント
ワニス
(透明)
コンクリート・モルタル系
油ワニス
下地の種類
ステイン
コンクリート・モルタル系
(伝統的塗料:漆・柿渋・・・)
薄付け仕上げ塗材
仕上塗材
 中性化
 ひび割れ
 汚れ
合成樹脂ワニス・ラッカー
天然樹脂ワニス
浸透形
塗装なしの場合の劣化現象・経年変化
塗装下地としての主な留意点




表面強度
レイタンス
含水率
吸水率




平滑性
ひび割れ
清浄度
アルカリ性
厚付け仕上げ塗材
複層仕上げ塗材
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #3
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #4
Tohoku
University
美装・保護の対象となる主な下地
下地の種類
Tohoku
University
美装・保護の対象となる主な下地
塗装なしの場合の劣化現象・経年変化




木質系
下地の種類
下地の種類
風化
生物による食害・分解
変色
汚れ
木質系
下地の種類
吸水性
乾燥度
平滑度
清浄度
ヤニ
25 December, 2015|#12 Functional Materials
 発錆
 汚れ
鋼材
その他の金属
塗装下地としての主な留意点





塗装なしの場合の劣化現象・経年変化
塗装下地としての主な留意点




鋼材
その他の金属
建築材料基礎論 #5
さび
黒皮
平滑度
清浄度
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #6
Tohoku
University
塗料の構成
教科書 p.202-
Tohoku
University
塗料・ペイント
蒸発過程
塗
料
塗膜形成
主要素
塗膜形成
助要素
顔料
25 December, 2015|#12 Functional Materials
透明塗料
(ワニス・クリヤ)
有色塗料
(エナメル・ペイント)
建築材料基礎論 #7
濃縮過程
融合過程
膜形成
樹脂
+
溶剤
溶剤の蒸発
エマルション系樹脂
塗膜形
成要素
ビヒクル
(展色材)
溶剤系樹脂
溶剤
樹脂の
濃度が増す
樹脂による被膜
MSDS (Material Safety Data Sheet):特定の化学物質を含んだ
モノマーの
融合により
製品を出荷する際に添付が義務付けられた安全情報を
濃度が増す
膜を作る
水の蒸発
モノマーの融合
記載したシート「化学物質等安全データシート」
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #8
Tohoku
University
Tohoku
University
仕上塗剤
仕上塗剤
立体的な質感など、パターン・色調が豊富で化粧性が高い
表面被覆材として機能し、耐久性向上に寄与できる
施工が比較的容易で短工期・安価
薄付け仕上材
(リシン状)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #9
厚付け仕上材
(スタッコ状)
複層仕上材
(ゆず肌状)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #10
Tohoku
University
防水材料
教科書 p.210
Tohoku
University
建築で防水される部分
田中享二他「新・建築材料Ⅱ[部位構成材料・機能材料編]」
数理工学社より
アスファルト防水
メンブレン防水
防
水
工
法
ベランダ
バルコニー
シート防水
屋上
室内床
(厨房・浴室・トイレ)
塗膜防水
外壁
ひさし
ステンレスシート防水
池・プール
ケイ酸質系塗布防水
地下外壁
モルタル防水
地下水槽
シーリング材による防水
地下床
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #11
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #12
Tohoku
University
メンブレン防水の例
Tohoku
University
アスファルト防水
アスファルト: 常温で固体、防水工事には加熱して液体にしたものを使用
石油精製時の残渣として得られるアスファルトを改質したもの
耐酸性・耐アルカリ性・耐久性・防水性・接着性・電気絶縁性
に優れる。(JIS K 2207で規定)
穴あきルーフィング
教科書 p.210
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #13
http://www.miyabo.co.jp/cgi‐bin/webpat/document/casestudy/2010/011302/
25 December, 2015|#12 Functional Materials
Tohoku
University
メンブレン防水
建築材料基礎論 #14
Tohoku
University
塗膜防水の特徴
防水
液状のゴムを下地に直接塗布し、その硬化
により防水層を形成するもの。屋根面では、
塗膜の補強と塗り厚さ(平均3mm)を一定に
するために、補強布を敷きこむのが一般的。
屋根防水の材料にはウレタンゴムを、外壁
防水にはアクリルゴムを用いる場合が多い。
防水
ステンレス防水
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #15
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #16
Tohoku
University
シーリング材・ガスケット
Tohoku
University
シーリング材 (JIS A 5758:2010)
タイプG (グレイジング(ガラス)用)
部材間の取り付け・接合部分、
目地間などに生じる、隙間や
ひび割れを封緘する材料
クラス25
クラス20
水密性・気密性、追従性、
耐疲労性・耐候性、接着性
などが要求される
クラス30S
G-25LM
(Low Modulus)
G-25HM
(High Modulus)
G-20LM
G-20HM
※ クラスの値は試験における
G-30SLM
目地幅の拡大率および縮小率
G-30SHM
※ Sは目地幅に対する
タイプF (グレイジング以外用)
クラス25
 シリコーン系(SR)
 変成シリコーン系(MS)
 ポリサルファイド系(PS)
 アクリルウレタン系(UA)
 ポリウレタン系(PU)
 アクリル系(AC)
 ポリイソブチレン系(IB)
クラス20
クラス12.5
シーリング
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #17
クラス7.5
F-25LM
F-25HM
F-20LM
F-20HM
F-12.5E
F-12.5P
F-7.5P
せん断変形率
(Elastic・弾性)
(Plastic・塑性)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #18
Tohoku
University
Tohoku
University
シーリング材のジョイント
シーリング材 (JIS A 5758:2010)
製品の呼び方
目地構成材料
[タイプ]-[クラス][サブクラス]-[耐久性]
([主成分]-[製品形態])
※ 非接着
二面接着
例えば・・・
教科書 p.216
タイプF・クラス25・低モジュラス・
耐久性区分9030・変成シリコーン系2成分 の場合
ワーキングジョイント
バックアップ材
シーリング材
目地構成材料
※ 接着
三面接着
バックアップ材
シーリング材
ノンワーキングジョイント
F-25LM-9030(MS-2)
試験条件
圧縮加熱温度(℃)
変形率(%)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
耐久性による区分
10030
9030
8020
100
90
80
±30
7020
7010
70
±20
9030G
90
±10
30
建築材料基礎論 #19
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #20
Tohoku
University
水と納り
Tohoku
University
接着剤
朝日新聞山形支局(妹島和世設計)
多様な種類と用途 ⇒ 適当な材料の選定が重要
動物質接着剤
接着剤
天然系接着剤
植物質接着剤
酢酸ビニル樹脂系接着剤
ゴム系接着剤
(木工用ボンド)
合成接着剤
エポキシ樹脂系接着剤
樹脂系接着剤
シアノアクリレート系 接着剤
(瞬間接着剤)
混合形接着剤
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #21
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #22
Tohoku
University
接着剤の原理
教科書 p.220
Tohoku
University
接着剤の性能
×
×
◎
△
△
△
×
○
◎
エポキシ樹脂系
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
◎
◎
◎
◎
○
エマル
ション形
△
◎
×
△
◎
×
◎
×
×
×
◎
△
×
×
△
△
○
溶剤形
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
○
○
×
×
△
△
○
ラテック
ス形
△
○
△
○
◎
△
◎
×
△
×
◎
○
△
△
△
○
○
溶剤型
△
○
○
△
◎
○
◎
○
○
△
○
◎
△
△
△
○
○
ファンデルワールス結合
水素結合
酢酸ビニ
ル樹脂系
機械的接着
ファスナー効果
合成ゴム
系
多様な種類と用途 ⇒ 材料表面の組成・形状などに依存
25 December, 2015|#12 Functional Materials
経済性
×
耐候性
△
耐熱性
接着
投錨効果
耐アルカリ性
×
耐水性
×
作業性
プラスチック
プラスチック/
◎
接着力
プラスチック
金属/
×
金属/金属
×
プラスチック
木材/
×
接着剤の種類
固有接着
分子間結合
木材/金属
プラスチック
コンクリート/
イオン結合
木材/木材
金 属
コンクリート/
アスファルト系
共有結合
原子間結合
被着材の適用性
木 材
コンクリート/
能
コンクリート
コンクリート/
性
教科書 p.219
建築材料基礎論 #23
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #24
Tohoku
University
Tohoku
University
接着剤
シックハウス症候群(化学物質過敏症)
多様な種類と用途 ⇒ 適当な材料の選定が重要
【症状】
特に新築やリフォーム、引越しに当たって
室内に入ると気分が悪くなる、だるい、のどの痛み
などの体調の変調が出る
動物質接着剤
接着剤
天然系接着剤
植物質接着剤
ゴム系接着剤
【原因】
建材や家具などからVOC (Volatile Organic Compound)
などの化学物質(ホルムアルデヒド、トルエン、
有機リン系殺虫剤等)が揮発、室内に充満
合成接着剤
樹脂系接着剤
(木工用ボンド)
エポキシ樹脂系接着剤
シアノアクリレート系 接着剤
混合形接着剤
25 December, 2015|#12 Functional Materials
酢酸ビニル樹脂系接着剤
建築材料基礎論 #25
25 December, 2015|#12 Functional Materials
Tohoku
University
建築材料基礎論 #26
Tohoku
University
火災現象の進行
シックハウス症候群(化学物質過敏症)
(瞬間接着剤)
教科書 p.225 図5.7.1
【症状】
特に新築やリフォーム、引越しに当たって
室内に入ると気分が悪くなる、だるい、のどの痛み
などの体調の変調が出る
【原因】
建材や家具などからVOC (Volatile Organic Compound)
などの化学物質(ホルムアルデヒド、トルエン、
有機リン系殺虫剤等)が揮発、室内に充満
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #27
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #28
Tohoku
University
フラッシュオーバー
Tohoku
University
防火材料・耐火材料
室内火災温度および界壁・界床の温度
林吉彦ほか:市街地における木造3階建共同住宅の延焼性状に関する
実大火災実験,建築研究資料,No93,建築研究所,1999
耐火材料:火災時でも耐力低下や
有害な変形を生じない材料
不燃材料
準不燃材料
難燃材料
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #29
:火災に際して燃えない・
燃えにくい特性を持つ材料
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #30
Tohoku
University
不燃材料・難燃材料
不燃・準不燃・難燃材料の例
1:燃焼しない
2:防火上有害な変形、溶
融、亀裂その他の損傷を
生じない
3:避難上有害な煙または
ガスを発生しない(外装
材は除く)
防火施工管理ラベル
25 December, 2015|#12 Functional Materials
Tohoku
University
建築材料基礎論 #31
教科書 p.227
表5.7.1から抜粋
不燃性能
のランク
指定材料
不燃材料
金属板・鉄鋼・アルミニウム
石・レンガ・瓦・陶磁器質タイル・ガラス
ロックウール板・グラスウール板
コンクリート・モルタル・しっくい
繊維混入ケイ酸カルシウム板(厚さ5mm以上)
石膏ボード(厚さ12mm以上、原紙厚さ0.6mm以下)
準不燃材料
石膏ボード(厚さ9mm以上、原紙厚さ0.6mm以下)
パルプセメント板(厚さ6mm以上)
木毛セメント板(厚さ15mm以上)
木片セメント板(厚さ30mm以上、かさ比重0.5以上)
難燃材料
難燃合板(厚さ5.5mm以上)
石膏ボード(厚さ7mm以上、原紙厚さ0.6mm以下)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #32
Tohoku
University
耐火被覆
教科書 p.123
Tohoku
University
高温下での材料特性
耐火被覆
ロックウール
コンクリートの力学特性の低下
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #33
25 December, 2015|#12 Functional Materials
Tohoku
University
建築材料基礎論 #34
Tohoku
University
高温下でのコンクリートの挙動
U.S.NRC (United State Nuclear Regulatory
Commission): A Compilation of Elevated Temperature
Concrete Material Property Data and Information for Use
in Assessments of Nuclear Power Plant Reinforced
Concrete Structures (NUREG/CR-7031), 2010
25 December, 2015|#12 Functional Materials
Temperature [℃]
建築材料基礎論 #35
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #36
Tohoku
University
RC構造物の火害等級
火害等級
火害の状況
Tohoku
University
構造材料の物理的性質
補修方法
Ⅰ級
仕上げ材料が残っており、無被害の
特になし
状態
Ⅱ級
躯体にすす・油煙が付着している
状態
コンクリート表面を洗浄する
Ⅲ級
ピンク色に変速したコンクリートに微
細なひび割れが見られるが、鉄筋
位置までは損傷していない
500℃以上の部分は、はつり取って
打ち直す。500℃以下のひび割れ
部にはエポキシ樹脂を注入
Ⅳ級
コンクリート表面に数mm程度のひび
かぶりコンクリートをすべてはつり取り、
割れが発生し、鉄筋の一部が露出
コンクリートを打ち直す
しているような状態
Ⅴ級
広範囲な爆裂・主筋の座屈・大た
わみの発生など、構造的な損傷が
大きい状態
部材を撤去し同様に復旧するか、
鋼材や炭素繊維で補強する。新部
材の増設なども
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #37
密度
[g/cm3]
融点
[ ℃]
比熱
[J/kg ℃]
熱伝導率
[W/m ℃]
熱膨張係数
[×10-6/ ℃]
炭素鋼
7.85
1530
510
46
11.7
コンク
リート
約2.3
-
1050
1.4~1.5
7~13
木材
(杉)
0.3~
0.4
-
1260
0.12
3~6 ※繊維方向
35~60 ※繊維と直交
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #38
Tohoku
University
断熱材料
Tohoku
University
建築材料の熱伝導率
建築材料の密度と熱伝導率
・熱伝導率が小さく、
熱を遮断する材料
室温
・アルミ:ρ = 2.7
λ = 204
・密度や含水状態の
影響を大きく受ける
「動かない空気」が
最も優れた断熱材料
外気温
教科書 p.232・図5.8.1
・鋼鉄 :ρ = 7.83
λ = 53
・ガラス:ρ = 2.54
λ = 0.78
断熱層(空気層):
発泡ウレタン・グラスウール・・・
外装タイル
内装ボード
密度
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #39
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #40
Tohoku
University
音響材料
吸音機構:多孔質材料
高周波数を吸収
吸収される音の
エネルギー
入射音の
エネルギー
・孔あき板材料
(天井ボードなど)
・板状材料
(ボード・合板など)
低周波数を吸収
材料中に多数の小さな隙間や
連続気泡があり、入射音が中を
通る際、空気と付近の吸音材料
との摩擦などにより熱エネル
ギーに変換され、吸音される
一般に周波数が高いほど変換
エネルギーは大きい
透過音の
エネルギー
吸音率 α
・多孔質材料
(グラスウールなど)
Tohoku
University
反射音の
エネルギー
周波数 f
(入射)=(反射)+(吸収)+(透過)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #41
ロックウール・グラスウール・木毛セメント板・軽量コンクリートブロック・
フェルト・織物・カーテン・絨毯 など・・・
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #42
Tohoku
University
吸音機構:板状材料
吸音率 α
孔の部分の空気が質量を
持った1つの塊、背後の空気
がばねとなり、1つの振動系
を構成する。ここに振動系の
共鳴周波数の音が入射する
と、孔の部分の空気が激しく
振動し、付近との摩擦により
熱エネルギーに変換され、
吸音される
周波数 f
周波数 f
孔あき合板・孔あきせっこうボード・孔あきアルミニウム板・孔あきケイ
酸カルシウム板 など・・・
25 December, 2015|#12 Functional Materials
板の固有周波数に近い周波数
の音が入射すると、その圧力に
より板が振動する(音エネル
ギーが機械エネルギーに変換)。
さらに板の内部摩擦や取り付け
部の摩擦などにより熱エネル
ギーに変換される。これら一連
のエネルギー変換により、吸音
される。
吸音率 α
吸音機構:孔あき板材料
Tohoku
University
建築材料基礎論 #43
合板・せっこうボード・繊維強化セメント板・ハードボード・パーティクル
ボード・板 など・・・
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #44
Tohoku
University
せっこうボード・ロックウール板
・防火性に優れる
・現場での加工が容易
・寸法が安定している
吸音率 α
吸音率 α
吸音率 α
吸音機構と吸音率
周波数 f
Tohoku
University
周波数 f
25 December, 2015|#12 Functional Materials
周波数 f
建築材料基礎論 #45
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #46
Tohoku
University
Tohoku
University
せっこうボード・ロックウール板
ロックウール板
・防火性に優れる
・現場での
・寸法が安定
• 大部分が高炉スラグを原料として製造
断熱・吸音・耐火に
すぐれる
岩綿吸音板
25 December, 2015|#12 Functional Materials
http://www.rwa.gr.jp/about/img/about04.gif
建築材料基礎論 #47
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #48
Tohoku
University
せっこう系材料
教科書 p.181
水を加えても硬
化しない
http://www.yoshino-gypsum.com/sekkou/what/what01.html より
せっこうボード
加熱
半水せっこう
3
【石灰石-せっこう法】
CaCO3+ SO2+ 1/2H2O → CaSO3・1/2H2O+ CO2
加水
CaSO4・ 1 2 H2O +
化学せっこうと脱硫
火力発電所からの排気に含まれるSO2の除去
二水せっこう
CaSO4・2H2O
(180~190℃)
Tohoku
University
[石灰石]
2 H2O
[亜硫酸カルシウム]
CaSO3・1/2H2O+1/2O2+3/2H2O→CaSO4・2H2O
脱水蒸発
[二水せっこう]
(焼せっこう)
水和反応により硬化
http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/3773
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #49
Tohoku
University
レポート課題
建築材料とそれを用いた部材を2種類以上
取り上げ、以下の項目についてレポートしなさい
• 部材とその材料がわかる写真・スケッチ
• その材料の特徴と、部材に用いられた意図、
期待される機能・使用目的など
(・ 建築全体の概要)
提出:2016年1月8日(金)
※ 年明け初回講義時
有名建築を訪れ、そこで使われている材料・
構法をよく見てレポート作成のこと
(なるべく)
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #51
25 December, 2015|#12 Functional Materials
建築材料基礎論 #50