ミャンマー学校建設事業

-第2部-
ミャンマー学校建設事業
(NPO法人)
れんげ国際ボランティア会
■概 要
民主化に向けて大きく踏み出したミャンマーですが、これまでの長期の軍政により国内には数々の課題が山積して
います。その課題の一つが教育問題です。特に農村部での教育環境は劣悪で、教師の不足、校舎の老朽化、貧困によ
る多くの中途退学者など、構造的な問題を抱えています。
その中で教育問題の解決のために当会がH25年から取り組んでいるのが学校建設事業です。古くから友好的な親日国
であるミャンマーが、教育の充実により発展を遂げ、明るい未来が築かれることを切に願うものです。
■持続可能を目指して
この事業では、必ず村人主導による農村自立型の事業を行います(出資も村人)。これは学校運営を将来に亘って
持続させるためです。村人達は知恵と労力、そして貧しいながらもお金も出し
て、その地域の特色を生かした事業を行います。例えば、もみ殻による発電、
学校農園、脱穀事業、運搬の請負、小規模の橋を作って通行税の徴収などなど。
(さらに詳しくは当日第2部にて)
■事業内容
1.場 所 ミャンマー・イラワジ管区
2.実施期間 平成25年5月∼28年6月(4年間)
3.学校建設数 40校予定(毎年10∼15校)
4.受益対象者 5歳から15歳までの5000名
5.総事業予算 2億8千万円
学校を建てるために村人総出で
労働奉仕が行われます(基礎工事)
学校建設地域
(イラワジ管区)
村で開かれる学校建設
実行委員会
一般の農村家屋
◇20
13年6月∼2014年5月は10校、2014年6月∼2015年5月は16校を建築。うち3校を紹介します◇
イェレータウン校
インカワ校
ザチェ校
建築前
新 築