News Letter 2016 7/8 - Canberra Japan Club

CJC Newsletter
2016年7/8月 第114号
CJC Inc ニュースレター
キャンベラ日本クラブ PO Box 840 CIvic Square ACT 2608 AUSTRALIA
[email protected] / http://www.canberrajapanclub.org.au
7ページ 大特集 2016年CJC秋祭り
特報 スウェン博江さん
「Service to Monaro Award」受賞
会長あいさつ
CJC会員の皆様
CJC会長 田村 恵子
写真:2016年CJC秋祭りより、草賀大使ご夫妻を囲んでの 記念撮影
長年、CJCの活動や催しに関わって感じるのはキャン
ベラ日本人コミュニティーのユニークさです。オース
トラリアの各都市には日本人関連の団体がそれぞれ
ありますが、駐在員中心で構成される会と永住者の
会が分かれている場合が多く、キャンベラのように
短期滞在者も永住者も一緒に なって活動するとい
う例は珍しいようです。秋祭りやCJCトークの写真を
見ると、普段は別々の仕事や生活をして いる人たち
が集まって、和気藹々 と楽しむ様子 が 伝わってきま
す。今年の秋祭りには大学生たちも参加してくれまし
た。CJCはこのような多様性を生か した活動をこれか
らも続けていきたいと考えています。
今年開校したCJCキャンベラ (次ページに続く)
寒い日が続きますが皆様お元気ですか。
5月22日に開催されたCJC秋祭りは、幸運にも素
晴らしい秋晴れの日にあたり、すべてが成功裏に終
了しました。詳しい報告は本号に掲載していますが、
多くの方々にご協力いただき、本当にありがとうござ
いました。
また昨年に続いて草賀大使、片江公使両ご
夫妻にもご参加いただき感謝いたします。
CJCの次の催しは9月25日
(日)の午後に開催予定
の総会およびアニュアルランチです。会場も決定し打
ち合わせも始めています。今年は委員の改選の年に
当たりますので、
できるだけ多くの方々の参加を期待
しています。
2016年7/8月号目次 1. 会長挨拶
2. スウェン博江さん「Service to
Monaro Award」受賞
3. 特集!2016年CJC秋祭り
6. ひと針の会からのお知らせ
10. CJCトーク
12. サポートネットワーク
1
14. 同好会
15. 補習校だより
16. ようちえんだより
17. 日本語学校たより
18. 源氏物語の世界
19. 広告/お知らせ
20. 短歌会
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2016年7/8月 第114号
(前ページより続く) 日本語学校に、JETプログラム
の同窓会であるJETAAから300ドルの寄付をいた
だきました。会員の子弟を対象としたCJCの新しい活
動へのご支援とご厚意に心より感謝をいたします。
会員更新の案内がすでにお手元に届いていると思い
ます。はたして年会費40ドルが高いのか安いのか
に頭をひねる方もいると思いますが、幅広い層にア
ピールできるような活動を続けていくためには、皆さ
んの応援が必要です。
どうか今後ともCJCをどうかよ
ろしくお願いいたします。
最後になりますが、スターク由美子さんが新しくCJC
委員会に加わってくださったといううれしいニュース
をお伝えします。
今月のトピックス
おめでとうございます。
スウェン博江さんが「Service to Monaro Award」
を受賞されました!
クィンビアン在住の陶芸家、
スウェン博江さんが、
地域に貢献した人々に贈られるService to Monaro Award 2016を
受賞されました。2016年5月24日にAirport International Hotelで行われた授賞式では、博江さんの長年にわたる
芸術および教育への貢献が称えられ、NSW州Monaro地区議員のJohn Barilaro氏からメダルが授与されました。
博江さんは結婚後、
1968年に日本からシドニーへ移住。油絵、染織デザインを経て、
日本でプロとして本格的に始め
ていた陶芸を移住後も継続。
Googong地区の自宅にPastoral Galleryを創設し、
自らの作品製作に従事。
またANUの
School of Artで教員として多くの生徒を育ててこられました。
現在82歳、今もクィンビアンの自宅で“少しでも良いものを作りたい”と毎日作陶に励んでおられます。博江さん、
受賞誠におめでとうございます。
(オークリーあずさ)
CJC総会・アニュアルランチは、9月25日(日)開催です!
CJCスタッフ一覧
年次総会を下記のとおり開催いたします。
プログラムは現在企画中ですが、会員の皆さまのご参
加をお待ちしております。
会期: 2016年9月25日(日)11:30〜14:00予定
会場: 『Chaki Chaki』 1, ORI Building, 30 Lonsdale
St, Canberra ACT 2612 ℡:(02) 6230 0332
2
会長
副会長、渉外
会計
事務局
幼稚園、日本語学校
WEB
一般
田村 恵子
小梛 秀樹
マーシャル 博子
福本 るみ
松本 直樹
ラム 直子
アベネール 朋子
スターク 由美子
福井 美穂子
ラングリッジ ロバート
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2016年7/8月 第114号
特集! 2016年CJC秋祭り
題字: 福井美穂子
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2016年5月22日(日) Majura Community Hall にて
月22日
(日)
マジュラコミュニティーセンターにて、
恒例のCJC秋祭りを開催致しました。
今年も大変
素晴らしい天候に恵まれ、
盛り沢山の出し物、
食べ物の販売、
パフォーマンス、
バザー等、
約300名以
上の参加を頂き盛り上がりました。
今年も屋台は大賑わい。秋祭り定番となり
つつあるCJC幼稚園の手作りケーキ屋台
を筆頭に、今年開校したCJC日本語学校の
BBQ屋台、そして好評のひと針の会の手
作り工芸品屋台と人気の屋台がズラリ。も
ちろん日本の食材たっぷりのCJC特製けん
ちん汁屋台も健在です。そして毎年のお楽
しみ、おなじみのフジベーカリーさん。はる
ばるシドニーから美味しいパンや食材を満
載して秋祭りに参加して下さいました。フジ
ベーカリーさんのたこ焼きの香りや日本の
パン屋さんの味が、今年もお祭りの雰囲気
を盛り上げます。そして中庭の縁日コーナ
ーでは、水風船釣り、ヨーヨー、輪投げ、書
道、折り紙(新聞紙でカブトや鉄砲作り)に
子供たちが夢中で挑戦。その後、昔ながら
の瓶入りラムネで乾いた喉を潤していまし 写真: 田村恵子CJC会長(写真左)、司会のメリディス・ボックスさん(写真左から二番目)
た。今年は熊本で起こった震災の復興支援
のための募金活動も行われました。中でもANU大学院 踊り子連の皆さんも大いにハッスルして会場は熱気に
生有志による、募金活動が皆さんの印象に残ったので つつまれ、子供たちの笑い声と、カメラのシャツターの
はないでしょうか。ANUといえば、ザ・歌舞伎倶楽部も、 音が途切れることはありませんでした。
手作りどら焼きとチョコバナナを引っさげて秋祭りに参 キャンベラ日本人のコミュニティーの親睦、日本文化
加してくれました。日本公演の成功をお祈りしています。 の紹介等、全てにおいて素晴らしい秋祭りとなりまし
パフォーマンスの部では、去年に引き続き今年もケー た。休日にも拘わらず、今年も草賀大使ご夫妻、片江公
リーン小学校が舞台パフォーマンスに参加してくれま 使ご夫妻をはじめとする数多くの大使館関係者の方々
した。ファデン小学校と、聖モニカ小学校は今年が初参 がご家族連れでお出で下さいました。キャンベラの中
加。どの学校も素晴らしい舞台を見せてくれました。CJ にある小さな日本を感じていただけたなら幸いです。
C幼稚園児童のダンス、補習校、Hughes校のよさこい 高橋領事には、着任早々にもかかわらず音響の準備か
ソーラン節、補習校教師有志による阿波踊りの美しき ら、調整、そして片づけまで全てをお任せしてしまいま
した。このようにCJCは大変に人使いが荒いのですが、
これに懲りる事なく今後もCJCへのご協力のほどよろ
しくお願いします。そして今年も司会を二つ返事で引き
受けて下さった「メリーさん」ことメリディス・ボックス
さんにも感謝します。秋祭りの司会といえばメリーさん
と言う程おなじみとなりました。これでメリーさんは今
年で六年連続の司会となります。
最後になりますが、参加各団体の関係者の皆さま、ボ
ランティアとして参加してくださった皆様、舞台パフォ
ーマンスを披露してくれた方々、商品の仕入れに協力
して下さった方々、そしてCJC秋祭りにお越しいただい
た皆さまにお礼申し上げます。
おかげさまで今年の秋祭りは過去最大の開催規模となりました。
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写真で振り返る2016年CJC秋祭り
~ 現地校で日本語を学ぶ生徒による歌と踊りのステージより ~
CJC秋祭りの一番のお楽しみとい
えば、キャンベラ現地校で日本語
を学ぶ児童生徒による楽しい歌
と踊りのステージです。
今年もトップバッターは、CJC幼
稚園。高橋昭子先生をはじめ、経
験豊富な講師陣の指導の下、毎
週土曜日の朝ディーキン・ハイ
スクールにて練習を重ねてきま
した。この日は「ぴっとんへべへ
べ」と「やっさいやっさい」のお遊戯を披露してくれまし
た。CJC幼稚園の日ごろの活動の様子は、ニュースレタ
ー16ページに掲載されている「CJC日本語幼稚園たよ
り」でもご覧いただけます。
去年からCJC秋祭りに参加していただいているケーリー
ン小学校は、今年は高学年の部と、低学年の部の二つの
チームでエントリーです。高学年の部では、北坂まり先
生とRebecca.Hadfield先生と共に、3年生から6年生ま
で、総勢30名の生徒さんたちが参加してくれました。こ
の日は、オーストラリア国歌「Advance Australia Fair」
の日本語訳バージョン、日本国国歌「君が代」。そして
「友達になるために」の三曲の合唱を披露してくれまし
た。子供たちの歌声が日豪友好の架け橋となるようにと
の願いがこめられた素晴らしい演出には、ただただ感心
する事しきりでした。また、この高学年の部では耳の不
自由な方のために、手話でのメッセージもおくられまし
た。低学年の合唱団は、鹿児島から研修で来られた、し
んや先生が指揮を執りました。一曲目はテレビ番組「し
まじろうのわお!」うたコーナーから「色の歌」。そして二
曲目は皆さんおなじみの童謡「アイアイ」でした。
秋祭り初参加のファデン小学校は、Tuggeranong地区
の小学校です。生徒たちは一週間に一度、45分の日本
語授業を受けています。この日の引率は、ビアードモア
たみ先生。「ひらがなのうた」と、皆さんおなじみの「か
えるのうた」を披露してくれました。たみ先生からは、参
加したみんなが楽しむ事が出来ました。来年も是非参
加したいです。とのコメントをいただきました。
写真: CJC幼稚園より、
「ぴっとんへべへべ」
写真: じゃんけん大会。賞品を勝ち取るため、みんな真剣です
ここで舞台は一休み。ちびっ子お待ちかねの企画、じゃ
んけん大会です。こちらもおなじみ、CJC委員のロバー
トさんの掛け声で子供達との真剣勝負が始まります。
ロバートさんに勝ったちびっ子達には、鉛筆と消しゴム
それぞれ合計で10個が賞品として贈られました。賞品
を提供していただいた紀伊國屋書店シドニー営業所の
山口晋作さま、ありがとうございました。
そして、続くは初参加の聖モニカ小学校です。こちらは
総勢20名の生徒さんが、Anne Hodgkin先生の引率で
参加してくれました。聖モニカ合唱団は、皆それぞれに
浴衣やハッピを着て、桜やチューリップの絵を描いたボ
ードを持ち、日本の四季にまつわる歌を披露してくれま
した。合唱隊は歌を歌う事の好きな生徒たちが毎週金
曜日のお昼に集まり、練習をしているそうです。秋祭り
で素晴らしい歌声を披露してくれた聖モニカ合唱団で
すが、これまでにもFloriadeや、キャンドルフェスティバ
ルなどで歌声を披露してきたそうです。
そして、現地校参加の舞台のトリは、おなじ
みの補習校・ヒューズスクール有志の南中ソ
ーラン節です。今年は参加生徒も多く、とて
も賑やかなステージとなりました。
今年も参加校には感謝の気持ちとして、CJC
より日本語、英語の両方で読む事の出来
る絵本が贈られました。今年は、エリック・カ
ール、いわむらかずお共著の「どこへいく
の?To.See.My.Friend」を選ばせていただき
ました。参加校の皆さん、お疲れ様でした。
写真: すっかりおなじみ、補習校・ヒューズスクール有志の南中ソーラン節です。
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写真で振り返る2016年CJC秋祭り
~ この日のプログラムより ~
CJCけんちん汁屋台から
今年もCJCは、自慢のけんちん汁で勝負です。この特製けんちん汁はCJC委員の福井美穂子さん秘伝のレシピ
で、今年も「美しき踊り子連」のメンバーを中心にした、「美しき料理人」たちが準備をしてくれました。今年は食事
を提供する屋台の数が増えたため、売れ行きが心配されましたが、そこは固定客もいる定番メニューの強みで、
阿波踊りの始まる頃には完売する事が出来ました。また、このけんちん汁は、当日ボランティアとして汗を流してく
れた方たちへの感謝の気持ちとして提供される大事なメニューでもあります。
CJC幼稚園ケーキストールから
CJC幼稚園も、定番のケーキストールです。ケーキと言う品目自体は定番中の定番なのですが、だからと言って侮
るなかれ。内容は年を追う毎にレベルアップしており、もはや「作品」といっても過言ではないようなケーキやクッ
キー等の菓子類がところ狭しと並んでいました。きれいな模様やアニメキャラクターのデザインをあしらったカッ
プケーキをはじめとしたお菓子の数々は来場者のお子さんだけでなく保護者の方たちにも大好評でした。
CJC日本語学校BBQソーセージ屋台から
今年開校したCJC日本語学校も、BBQソーセー
ジを引っさげて秋祭りに参加。お腹のすいた人
達を、ソーセージの焼けるにおいで誘い込んで
いました。少しでも食欲がある人は、このにおい
にやられてソーセージに手が出てしまいます。
幼稚園のケーキストールではお母さん達が大
活躍でしたが、BBQと言えば男の料理。こちら
はお父さん達が頑張っていました。また秋祭り
当日には日本語学校講師の白土杏子先生も応
援にかけつけてくれました。
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写真で振り返る2016年CJC秋祭り
~ この日のプログラムより ~
ひと針の会、手作り工芸品屋台、習字、折り紙コーナーから
ひと針の会は コンサダイン安江さん(左の写真の右側)が音頭を取り、手作りカードなどの工芸品を販売する屋台
を運営しました。色とりどりの工芸品の数々は今年も大人気で、来場者の目を引いていました。私も作ってみたい
と思った方は、一度ひと針の会に参加してみては如何でしょうか?次回は8月15日にスカーフを作ります。お問合
わせ等は下記記事をご覧下さい。なお今回の手作り工芸品の売り上げの一部は、熊本震災支援の義捐金として
寄付されました。今回の習字コーナーでは、荒木書道教室から書道師範の荒木友美先生(中央の写真左)が参加
してくださいました。折り紙コーナーでは、鶴などの折り紙のほかに、新聞紙を使って作る兜などが好評でした。
輪投げ、ヨーヨー釣りコーナー、ラムネ屋台、フジベーカリーさん屋台から
縁日のゲームコーナーでは、CJC日本語学校のボランティアの方が中心となって輪投げを、そしてCJC日本語幼
稚園のボランティアの方達が中心となってヨーヨー釣りのコーナーを運営しました。どちらも日本の縁日では欠か
せないものですね。他に縁日で欠かせないものと言えばラムネです。昔ながらのビン入りラムネを今年も用意し
ました。中に落とし込まれたビー玉を引っ掛けながら飲むのには慣れが必要ですが、そこが一番楽しいところでも
あります。そして究極のお祭りB級グルメと言えば、たこ焼き。今年もフジベーカリーさんが、シドニーからやってき
てくれました。こちらもBBQに負けじと、ソースの焼ける香ばしいにおいで来場者の食欲をそそっていました。
「ひと針の会」からのお知らせ
今回のひと針の会では、
スカーフを作ります。
世界で一枚のあなただけのスカーフでおしゃれをしてみませんか?
気温の変化が激しい秋から冬の季節です。そんな時に頼れるのがスカーフです。首元のお
しゃれを楽しんでみませんか?作成後のスカーフの巻き方もお勉強になりますよ。
開催日時: 8月15日(月曜日) 午前10時 ~ 12時 (参加は先着15名とさせていただきます)
場所: Griffin Centre 2階9号室 20 Genge Street, Canberra ACT
参加費: $5.00
<ご用意いただくもの> 針、まち針、はさみ、糸(白、黒)(布は、係りが準備します。)
参加ご希望の方は、8月8日までに、佐藤葉子([email protected])
または、コンサダイン 安江まで (6255-7779 午後4時以降)
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写真で振り返る2016年CJC秋祭り
2016
~ 恒例 阿波踊り! ~
まずは下準備
さて、大いに盛り上がったCJC秋祭りですが、最後は恒例の阿波踊
りで締めくくりです。今年もCJCが誇る「美しき踊り子連(Beautiful
Dance Team、 通称 BDT)」がまずは踊りの作法をレクチャーするとこ
ろから始まります。踊りには男踊りと、女踊りがありますが、自分の踊
りたいスタイルで踊るのがCJC流。この時はまだ皆さん着席して踊り
子さん達の踊りを見つめています。
いざ出発!
踊り子連が誇るイケメンリーダー、飯島健太郎さんを筆頭に、しばらくの間は美しき踊り子連は壇上で踊りを披露
しますが、いつまでも壇上に留まっていられる程、踊り子さんたちはおとなしくありません。あっという間にステー
ジを飛び出して会場を練り歩き始めます。そこからは会場に居合わせた全ての人たちを巻き込みながら美しき踊
り子たちはさらに踊り歩きます。踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々とばかりに、老若男女、大使も公
使も先生も生徒も、国籍だってお構いなしに辺りの人達を巻き込みながら、踊る人の列はどんどんと長くなってい
きます。やがて踊りの列はステージのある講堂を飛び出し、中庭へと繰り出します。
フィーバータイム!
中庭の屋台や縁日の間を潜り抜け、さらに長くなった阿波踊りの列は再び講堂の中に戻ってきます。そしてステー
ジに戻る美しき踊り子連につられて、阿波踊りに参加した人たちも次々とステージ上へ・・・。壇上は踊り子隊と参
加者で一杯になり、踊りのボルテージも最高潮に達しました。踊りを終えた後は、記念写真をパチリ。今号のニュー
スレターの表紙を飾ってる写真がその時の一枚です。
「美しき踊り子連」のメンバーは、福井美穂子さんを連長に、澤田佳月子さん、篠崎まゆみさん、飯島健太郎さん、
スコットブラウンさん、 マーシャル博子さん、 堀有香里さん、 福井博偉さんの8人でした。
美しき踊り子連は、9月25日に開催される予定のCJC総会・アニュアルランチに向けて、踊り子さんを募集中との
事です。興味のある方は、CJC事務局([email protected])までご連絡ください。
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A N U
2016
ザ ・ 歌 舞 伎 倶 楽 部
秋祭りに参加して
私共がCJCの秋祭りに参加させて頂けそうだということ
を耳にしたのは、おそらく、今年こそは日本公演を実施す
るぞと意気込み始めたばかりのことだったと思います。
大学のクラブの一つに過ぎず、非営利団体である「ザ・
歌舞伎」にとって、日本で公演を行うことを決めた時に、
真っ先に立ちはだかった大きな壁は、資金集めでした。
私自身は、数年前に行ったきりご無沙汰していたのでし
たが、瞬時に脳裏に浮かび上がった記憶は人々の賑わ
い、美味しそうな食べ物の匂い、子供たちの歓声でした。
その時から、ザ・歌舞伎の秋祭り参加は、私にとっての一
大プロジェクトとなったのです。
キャンベラには私の予想を超える数の在留邦人の方々、
そのご家族、日本に興味のある方々がいらっしゃること
は存じておりましたが、いざ日本関係の催しをして資金
を集めたい、と思っても、一からこういった方々を招待す
るには、一大学院生である私の声はいかにも小さすぎま
す。そんな時にCJCという大きな認知度を誇るコミュニ
ティーの開催する秋祭りに参加できるというのは、まさ
に願ってもない機会でした。
そういう経緯で参加を決めたものの、いまだ未熟な私が
指揮を執っているのでありますから、あっちで躓き、こっ
ちで転げる、そんな参加となりました。CJCの方々との最
初のミーティングで、作る予定だった「どら焼き」を「たこ
焼き」と言い間違え、慌てて訂正したのがその兆しだった
のかもしれません。そんな不甲斐ない担当者率いる参加
団体だったわけですが、CJCやほかの参加者の方々の温
かいご支援のおかげで、何とか形にすることが出来たの
だと思います。
提供する食べ物を「どら焼き」と「チョコバナナ」に絞り、
打ち合わせも重ね、これで用意完了!秋祭りよ、いつでも
どこからでもやってくるがいい!と構えたつもりだったの
ですが、当日になるとあれが足りない、これも見つからな
い、誰々はどこ!?と経験不足を露呈する羽目になりまし
た。そんな時に頼りになったのが、CJCの会員の方々で、
お忙しいだろうに、懇切丁寧に代替案を勧めてくださった
り、持ってきていた物資を分けてくださったりと、私は「あ
あ、これが年季の違いか」と感嘆したのを覚えています。
おかげさまで、秋祭りは私の数年前の記憶を塗り替える
文: 金澤ゆきの
写真: 歌舞伎倶楽部メンバーと一緒に(左から2番目が筆者)
大盛況で、その賑やかさにあやかる形で「どら焼き」と
「チョコバナナ」を売りさばき、参加メンバーも交代で他
のお店を訪ね歩くことができ、大変楽しい午後となりまし
た。小さなお子様連れが多く、輪投げや折り紙に興じる
姿に心ほだされたのを覚えています。お疲れさまという
言葉と一緒に配られた温かいけんちん汁は、本当に美味
く、身も心も癒されました。
結果的に「ザ・歌舞伎」は数時間のものとは思えない収
入はもちろん、貴重な経験をさせて頂いたと共に、素晴
らしい方々との出会いがあり、キャンベラの日本人コミュ
ニティーの方々に我々の更なる活動に興味を持って頂
けたと思います。何より、一つの催しを取り仕切るとはい
かなることか、初めてこういったことの指揮棒を握った私
にはかけがえのない教訓に溢れた一日となりました。一
つ、秋祭りでやり損ねたことといえば、ヨーヨー釣りをや
りたいなぁとずっと思っていたのですが、あまりの忙しさ
に我々の店舗から一歩も出ることなく一日が終わってし
まいました。ヨーヨー釣りの腕の向上は、来年の課題とし
て楽しみにとっておきたいと思います。
今年の9月、「ザ・歌舞伎」は秋祭りでの皆様のご支援の
下、日本の東北地方めがけて飛び立ちます。実に17年
ぶり、「ザ・歌舞伎」史上2回目の羽ばたきとなります。
秋祭りではたくさんの方々に「公演、頑張って」という優
しいお言葉をかけていただきました。その時頂いた、たく
さんの笑顔の力を胸に、今度は私共が、東北の方々が思
わず笑顔になってしまうような楽しい公演をお届けした
いと思います。
キャンベラ及び秋田市、気仙沼市、石巻市で上演する
のは笑いあり涙あり驚きありの三島由紀夫作「鰯賣戀
曳網(いわしうりこいのひきあみ)」。高嶺の花に心奪
われた気の弱い鰯売りの恋の行方を、隅から隅までず
ず――――っと、是非ご覧にいらしてください。
《キャンベラ公演:9月2日(金)及び3日(土)夕方6時か
ら、ANU ARTS CENTRE PAPERMOON THEATREにて‐お
問い合わせは[email protected]まで》
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熊本震災復興支援募金
2016
今年4月14日に発生した熊本地方を襲った強い地震は、熊本県
益城町や阿蘇地区を中心に甚大な被害を及ぼしました。これを
受けて今回の秋祭りでは、CJCひと針の会をはじめとした各団
体と、吉松賢治さんをリーダーとしたANU大学院生会の共同で、
熊本震災復興を願い募金活動を行いました。また後日キムズグ
ローサリーさんからは100ドルの義捐金を預かりました。皆さま
ご協力ありがとうございました。
ANU院生会リーダー、吉松賢治さん (右から2番目)
ANU院生グループより
院生で義援金集めをすることとなった理由は、メンバーの震災に対する関心
の高さと、「オーストラリアから日本のために何かしたい」という想いがあった
からです。院生の中には、東北での震災の後に、実際に現地に足を運んだ者も
おり、その経験を通じて、今回の震災に対しても行動を取ろうと自然に動けた
のではないかと考えています。集まったお金は、平成28年熊本地震災害義援
金として、日本赤十字社に送金します。
池田健人(ANU院生会 熊本震災復興支援募金発起人)
キムズグローサリーさんから震災復興のための義捐金を預かりました
皆さんおなじみの、シビックにあるキムズグローサリーさんか
ら、熊本震災復興のための義捐金100ドルをお預かりしました。
義捐金は大使館を通じて熊本の復興のために使われます。
キムズグローサリー、 ジュエンさんより
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。先
般の熊本大地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し
上げますと共に一日も早い復興をお祈り申し上げます。
KIM’S GROCERY
キムズグローサリー、
ジュエンさん(写真 右)
取り扱い商品:韓国、
日本、中国食品&雑貨等。お店に無いものでご希望のものは、空
の袋を持ってきてください。問屋に問い合わせます。
場所:Saraton Building, CityのCitywalkとEast Rowの角。バス停近く。
電話:6257-9277、FAX:6262-5683、携帯:0417-506-549
熊本震災の義援金についてのお礼とご報告
熊本地方の震災で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
この度、キムズ様、直良様、Olga & Louise Dormann 様、一針会、ストレッチ同好会、そしてCJC会員の皆様より
お寄せいただきました義援金総額500ドルを、在豪日本国大使館の義援金受付へ振り込みましたことをご報
告いたします。
皆様の温かいお気持ちに感謝いたします。ご協力ありがとうございました。 (CJC会計担当 博子マーシャル)
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2016年7/8月 第114号
CJCトーク
C
JCトークとは、 2月から10月の隔月に、様々な分野で活躍する方をお招きして、
日本語でお話をうか
がい、さらには会員同士の交流を深めるイベントです。
トークは土曜日の午後に行われます。日程
等につきましてはトークの次回予告や、その下段に記載されている申し込み要項などをよくご覧くださ
い。会場はシビックのグリフィンセンターで、
トーク終了後は講師の方々や参加者同士の交流などもあり
ます。あなたもそんな週末の午後の過ごし方はいかがですか?
8月13日
(土)には、村上博啓防衛駐在官を講師に招きお話をうかがう予定です。
今後のCJCトークもどうかご期待ください。
担当:田村恵子 電話:0400 450 893 メールでの問い合わせは、[email protected] まで
2016年 6月4日のCJCトークから
『姿勢が変われば人生が変わる』に参加して
文 福井一博・美穂子 肩こりの原因はそこだったの?腰の痛みはここから来ていたんだ?!
驚きの声が上がった。6月4日のCJCトークをしてくださった姿勢矯正セラピストの杉森匠司さんは、サ
ポート役の奥様とともに、
この日激しい雨の中をシドニーから往復8時間かけて風にあおられながらも
遠路キャンベラまで駆けつけてくださった。外は冷たい雨でも、会場は参加者の熱気で満たされた。講
演名は「姿勢が変われば人生が変わる」「これを知るのと知らないのとでは、人生が大きく違う」
という
講師の言葉に、誰もが大きく頷いた。以下、写真と体験談を紹介し、皆様にその様子をお届けします。
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⃝私は生憎最後までいることが出来なかったのです
が、経験者の言葉にはなかなか力があると思いまし
た。私は若いころから姿勢が悪かったので、少しでも
改善しようとあれから毎日、教えていただいたストレッ
チ(体操?)をしています。今の所、肩こりやら、筋肉痛
やら分からない状態ですが、何十年もの積み重ねでな
ってしまった姿勢ですから、根気よく続けてみようと思
っています。肩と首のこりから解放され、お肌ツルツル
と減量を達成したいです。杉森さんにはまたの機会に
キャンベラに来て指南していただくか、さとみさんに
もこのような機会を作って教えていただければと思い
ます。
(直子ラムさん)
写真: CJC田村会長より、杉森匠司さんの紹介です。
⃝これまで受けてきたたくさんのマッサージは、
どれ
もしばらくするとまた元の状態に戻ってしまう。。そん
な私にとって杉森先生のお話は目からウロコでした。
参加者の立ち姿をみて、肩こりや腰痛を見抜き、すぐ
さま”今日、痛みを消してみせます!”と言い切る杉森先
生。それはまさに多くの患者をみてきた経験があるか
らこそだと思いました。痛みのある部分と原因の部分
は同じではない、それを立証するかのように、教えて
いただいたストレッチで肩のこりがなくなり、姿勢がよ
くなってきたように感じます。悪天候にもかかわらず、
シドニーからわざわざお越しいただき本当にありがと 早速、姿勢を正すための非常に簡単な運動を習って実践です。あ
うございました。また、貴重なお話を聞く機会を設け っ、何か違う!肩がすっきりする!と感嘆の声。
ていただき感謝いたします。
(宮下ともみさん)
⃝この度のトークに関するお知らせを目に致しました
時、まず、題名『姿勢が変われば人生が変わる』に、大
変、圧倒されました。杉森先生に姿勢が持つパワーと
いうものを教えて頂き、正しい姿勢を維持することの重
要性を再認識させられました。体が軽くなったと共に、
目の奥の痛みが緩和して、まさに、姿勢の持つパワー
を実感させられております。体の痛みがとれて、笑顔が
増えた気が致します。ニッコニコの笑顔で、子供と向き
合っていければと思っております。
(片桐 美栄子さん)
次は腰痛のための運動です。体のここの筋肉が弱くなっている、だ
から姿勢が崩れる、その結果が腰に来ている~と納得しながら、
「
体がぽかぽかになってきた」
とみんな興奮気味。
なぜ肩がこるのか。
「肩が痛いといっても、肩に原因があるのでは
ないんですー姿勢なんです」杉森さんの丁寧な説明に「そうなん
だ!」
と目から鱗。
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CJC Newsletter
2016年7/8月 第114号
に至るということでしたので、お話も説得力がありまし
た。将来必要になったらシドニーまででもぜひ診ても
らいに行きたいと感じました。
(バーガー聡美さん)
⃝今回のCJCトークは、庭仕事の後の腰が痛い状態だ
ったので個人的にとてもタイムリーな企画でした。最初
は、姿勢矯正で痛みがとれるのだろうかと半信半疑で
したが、杉村匠司氏の指導でやり始めると体がポカポ
カしてきて体が軽くなった感じがしていました。家で練
習をしていますが、
もっと知りたい気持ちがありますの
で続いて第二弾目の企画を期待しています。
(TYさん)
マヌカで姿勢矯正のお店を開業している里美さんの紹介もありました。
⃝私も痛みや凝りの”症状”ではなく”原因”を施術す
る仕事をさせて頂いているので今回の姿勢教室に参
加・アシスタントをさせて頂きました。匠司さんの姿勢
教室は参加者の方々にとって画期的だったのではな
いでしょうか。今まで痛かったり凝ってる箇所をストレ
ッチしてみたり揉んでもらったりされてた方もいらっし
ゃったと思いますが、
この教室で教わった事を試して
みてトークの終わりには大分姿勢が改善された方、他
にも変化があった方がいらっしゃったようです。
これを
機に匠司さんから教えて頂いたストレッチ・エクササ
イズを続けていきましょう。
(トレバスキス里美さん)
⃝今回の杉森さんのトークですが、非常によかったで
す。実際に杉森さん自身が歩けないほどの腰痛をお持
ちで色々な種類のお医者さんを試され、その結果今
⃝姿勢を良くする恩恵について、杉森先生はご自分の
体験を踏まえて情熱的に語ってくれました。最近年齢
のせいで、私も姿勢が前かがみになっていることに気
づいていたので、今回のトークは特別に役に立ちまし
た。教えていただいた姿勢を正す運動を毎日繰り返し
ています。杉森先生には、またキャンベラに来ていた
だいて今回のトークの続きをしてほしいですね。杉森
先生有難うございます(吉田晴紀さん)
CJCサポートネットワーク
~ 遠くの親戚より 近くの他人 ~
日本人コミュニティの相互援助
現在次のようなボランティアを行うことができます。
CJCサポートネットワークは、その会員、非会員を問わず、キ
ャンベラ及び、その近郊に在住の日本人、又はその家族を
対象として、登録しているボランティアの方々のネットワーク
により、高齢者、病気、怪我、お産などで手助けを必要として
いる方々のための緊急時・非常時援助活動をしております。
その他、各種福祉関係の情報や、キャンベラに新しく来ら
れた方のための情報提供もいたします。
ボランティアが出張した場合はバス代、駐車料金等の実費
は依頼者側の負担になります。
またボランティアが車で出張
した場合にはガソリン代として1回5ドルをボランティアに
直接お支払いください。
*買い物手伝い*家事手伝い*車の運転*お話*和食調理*付
き添い*子供の世話*通訳*書類の制作*電話連絡*宅配*ペ
ットの世話*電話による情報提供
緊急時のみならず生活に困難が生じることが予想される時も、遠
慮なさらずに以下の係までご連絡、相談してみてください。
又、CJCのサポートネットワーク、ボランティアは守秘義務
を第一と重んじています。
連絡先窓口
電話: 0412910647
プライアー恵理子 メール:[email protected]
電話:0401754090
マッケイ 京子 メール:[email protected]
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2016年7/8月 第114号
2016年6月11日のCJCトークから
『どちらが良い?日本・オーストラリアの医療比較』に参加して
文 金澤澄子 今回のCJCトークは、
「医療の比較」
ということで、自身
の患者・介護者としての経験と将来に対する不安・期
待、そして数々の質問を胸におもちの多くの参加者
で、席が埋め尽くされました。講師の小島先生は、東京
の聖路加病院で研修し、オーストラリアだけでなくア
イルランドでも医師であられ、比較文学も研究された
という事で、お忙しい中、いろんなデータをもとに私た
ち素人にも大変わかりやすい独自のスライドを作成し
て下さっていました。
まずはいくつかのデータから、
日本もオーストラリアも
世界の中でトップクラスの、
とても高い医療を受けられ
る安心の国であるということを証明して下さいました。
それにもかかわらず、
日本は医療に対する満足度が他
の国に比べて大変低いことについては、
日本人独特の
性格・意識の持ち方の表れなのではないかと思いま
した。私はかえって、他の国の満足度の高さの方にび
っくりしました。
次に、両国の医療制度の違いについての説明がありま
した。
さまざまな特徴ごとのGPを紹介するウエブサイト
のリストをプリントして配って下さったのですが、私だ
けではなく多くの人が、その紙に小島先生や薬剤師の
堀川さんの細かなアドバイスを書き込んでいました。
そして、胃ろうや緩和ケアとしてのモルヒネの使用に
ついて、日本とオーストラリアの違いについての説明
をいただき、そこには文化・国民性・死生観といったよ
うなものの違いが根底にあるようでとても興味深かっ
たです。
どちらが良い、
どちらが悪いというのではなく、それぞ
れの特色を理解しておくこと、そして自分はどういった
(写真: 小島千明さん)
姿勢で臨めば、その医療を自分の満足のいくように納
得して受ける事が出来るか、
という事なのかなぁと感
じました。
医療は日々進化していますし、医療制度もどんどん変
わっていきます。そこには、
えらい方々の努力や政治や
経済の影響などのほかに、やはり患者・介護者の声も
とりいれられているはずです。
患者や介護者として、受け身でいるだけでなく、声に
だすことが大事だと思い、今度のGPではしっかり先生
の言葉を聞き、私も思ったように質問できたらいいな
と強く思いました。
最初にご挨拶させていただいた時から、大変な情報量
をまとめたトークの最中、そして終了時間を大幅に繰
り下げての質問タイムに、
「私も勉強になります」
と真
摯に答えてくださった小島先生の熱い視線と言葉の端
々に、
「安心・信頼」がにじみ出ていて、
これぞお医者様
だと、お会いできたことを本当に光栄に思いました。
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2016年7/8月 第114号
2016年8月の「CJCトーク」のお知らせ
8月13日(土) 14:30~15:30 まで
How to be a fighter pilot
講師: 村上博啓(むらかみ・ひろあき)1等空佐
トーク内容の簡単な紹介: 20年以上、航空自衛隊での飛行経験を持つ講師が、
日本に戦闘機なんてあるの?と
いう基本的な事から、
どのように戦闘機操縦士が生まれるか、実際の任務での経験はどのようなものなのかかと
等々、本人の体験を交えながら赤裸々にお話し致します。空に興味をお持ちのお子様もウェルカム、是非ご家族で
お越し下さい。
村上講師のプロフィール: 宮崎県出身、高校卒業後、防衛大学校に入学、戦闘機パイロットになるため、日本及びア
メリカの各地を転々とし、石川県小松基地で戦闘機部隊の勤務に就く。その後幹部候補生学校の教官、北海道千歳基
地、韓国、外務省、航空幕僚監部での勤務の後、沖縄県那覇基地で飛行隊長となる。現職、在オーストラリア日本大使
館防衛駐在官。
CJCトーク参加申し込み方法と、会場案内
村上講師のトーク申し込み締め切りは8月10日
(水)
まで。参加費は会員は無料、非会員は5ドルです。
会場はグリフィンセンター
(Griffin Centre)
2階9号室です (20 Genge Street CIVIC, Dendy 映画館の近くです)
参加希望の方は、博子マーシャル までメール [email protected] 又は、電話 043-054-7937 で受け付けております。 皆様の参加をお待ちしております。
ストレッチ体操
最近、ラジオ体操とみんなの体操はスクリーンを
見ながらやるようになり、
ちょっとした間違いを発
見したり、皆の動きもシャキッとしてきました!一ヶ
月に一度でも構いませんので是非お試し下さい。
場所: CivicのGriffin Centre
日時: 時間は第五金曜日、年末年始を除いた、毎
週金
曜日午前11時から約1時間
参加費:外部からの支援により現段階 では部屋
代の一部として1回$2となっております。
連絡先 0408 006237 ウエストコット和子
合唱グループ ”歌おう会”
毎月第一月曜日にCookのHoly Covenant Anglican
Churchで午後1時から4時まで,1000曲以上の歌が
選べるカラオケマシンに合わせて大きな声で楽しく
歌っています。
新入会員大歓迎です。参加費は一人$3.50 で、お
茶代こみです。
問合せ:プライアー・恵理子
([email protected] 携帯 0412910647)
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雀 友 会
月に一度集まって麻雀を楽しむ会です。
参加者は経験豊かな「ベテラン」から全くの初
心者までレベルはさまざまですが、初心者で
も経験者の丁寧な指導を受けて、
どんどん上
達していっています。
麻雀をするのは脳の活性化にも役立ちます。
始めるとつい夢中になってしまいますが、3時
間だけの集まりです。
日時:毎月第4月曜日、午後1ー4時。
祭日と重なる場合は第3月曜日に変わります。
参加費:$3.50(お茶込み)、CJC非会員はさら
に$3 追加。
会場: Holy Covenant Anglican Church
Community Room
89 Dexter St, Cook, ACT 2614 ⃝ 無料の駐車場があります
連絡係: 岩田 ( 6258 3222 )
または 小城 ( 6251 1723 )
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2016年7/8月 第114号
キャンベラ補習授業校
補習校だより
− 第39回 −
今回は4年生のクラスから2名の読書感想文をご紹介します。眞鍋さんは、陸上選手である佐
藤真海さんの物語を読んだ時の感動を力強く伝えています。
クレイトン君は、読書で得た知識
と実体験を組み合わせた新しい発想の読書感想文を書いてくれました。 (4年担任 ホワイト 幸子)
とぶ!夢に向かって
います。
わたしも、自分がそのような問題にあったときは、佐
藤さんのようにのりこえて、あんなにゆうきを与えら
れる人になりたいです。
四年 眞鍋 彩那
これは、ハンデにも負けず、陸上にうちこむ佐藤真
海さんの物語です。
佐藤さんは、大学2年生の時の病気が原因で右足
のひざから下がありません。佐藤さんにとって、足
は命と同じ位大切なものでした。さいしょは、かつら
をかぶって、松ばづえをついている自分がとりのこ
されたようで、親友にも会いたくなくなって、一人で
泣いていました。でも、佐藤さんは、右足を切ったの
は、未来へ向かうためだったはずだと思いました。
その決意がかっこいいなと思いました。
たとえ、命のような大事な足を失くしても陸上にう
ちこんだ佐藤さんは、3回ものパラリンピックの出場
がかなったのです。
わたしは目ひょうってすごい。きぼうってすごいと思
いました。この物語を読んでわたしはゆうきをもら
いました。そして、目ひょうにうちこんで、やりとげよ
うと思いました。
2020年に、東京でオリンピックがおこなわれます。
東京に決まった一つの理由は佐藤さんのスピーチ
です。そのスピーチにだれもがむねを打たれまし
た。
しょうがいがあっても陸上に打ちこんだ佐藤さん
は、決して後かいしてないと思います。そう思った
理由は、仲間がおうえんしてくれていると思うと、ゆ
めに向かってがんばろうという気持ちになるからで
す。だから、きっと佐藤さんも同じ気持ちだったと思
鉄道の本の「関東の路線と列車」を読んで
四年 クレイトン ノア
ぼくは、日本に行きました。日本でいろいろな電車に
乗って、一番多く乗ったのは京王井の頭線です。井
の頭線は七色ちがう電車があります。その色は、オ
レンジ、うすだいだい色、水色、青、緑、ピンク、むらさ
きです。にじ色の電車は1台しか走っていないのに、
ぼくはもうこの4週間だけで3回も乗りました。
JR山手線に乗って、上野国立科学博物館に行くと
ちゅうにE5系3台、E4系2台、E7系2台、N700系2
台、そしてN700A5台見つけました。
銀座線は、日本で一番古い地下鉄です。しぶやから
銀座線に出てきたら、地下鉄なのに、しぶやで一番
高いところを走り始めます。よくこむので、おすすめ
しません。
8000系の京王線は、各停、急行、準特急と特急が
あります。京王線はぜったいにおすすめしません。こ
んで毎回ぎゅうぎゅうだからです。だけど、京王井
の頭線はおすすめします。
この本をなぜ読んでいるのかというと、日本にいる間
に電車がすきになっておばあちゃんに買ってもらった
からです。
CJC事務局より2016/2017年度 会費更新のお知らせ
会員のみなさま、今年も会費更新の時期となりました。皆様のお手元には既に会費更新のお知らせが
届いていると思います。
もし届いていないようでしたら、CJC事務局までご一報願います。
会費のお支払いには、便利な銀行振込み(EFT)をご利用ください。銀行振り込みを利用される際には、
必ずEFTコードをReference欄にご記入ください。
会員更新について、
ご不明な点などございましたらCJC事務局までお気軽にお問い合わせください。
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2016年7/8月 第114号
CJC日本語ようちえんだより
- 第28回 -
教諭 (正教員 ) 高橋昭子・ ニコル尚子
ついに本格的な寒さがやって来ました。そんな寒さにも負けず、CJC日本語幼稚園の
子供達は元気いっぱいです。新年度が始まってから早2ヶ月が経ち、子供たちは園や
先生、お友達にもすっかり慣れたようで、最初は少し緊張していて静かだった幼稚園で
したが、今ではみんなの元気なお返事と歌声にあふれ、とても賑やかです。今回はみ
んなで参加した秋祭り、そして父の日、七夕などの様子をお伝えします。
CJC秋祭りでは、お遊戯「ぴっとんへべへべ」
と「やっさいやっさい」を披露しました。手作
りのお面を
つけてみ
んな一生
懸命に踊
りました!
5月28日は「家族」についてお話ししました。みんなで家族の写
真を持ち寄り、近くに住む、遠くに住む、大切な家族を紹介し合い
ました。
6月4日は6(む)4(し)の語呂合わせ
で、「虫歯予防の日」と言われていま
す。それに合わせて、歯の手入れの
大切さのお話をしました。工作の時間
には、となりのトトロの大きな口に真っ
白な歯を切って貼りました。歯ブラシも作り、
みんなでトトロの歯磨きをしてあげました。
6月19日は日本では父の日です。いつも楽しく遊んでくれ
る大好きなお父さんへ、ありがとうの気持ちを込めてお父
さんの似顔絵を描いてカードを作りました。
1学期最後の日は「たなばた」についてお話をしました。織姫と彦星がついた七夕の飾りを作り、みんな
の作品を教室に飾りました。短冊に書いたみんなの願いがどうか叶いますように。。。。
4,5,6月生まれのお誕生会も
ありました。みんなでハッピー
バースデーの歌と共におめでと
うの言葉を贈りました。
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2016年7/8月 第114号
CJCキャンベラ日本語学校たより
日本語学校教諭 白土 杏子
第2回
Email: [email protected]
FaceBook: CJC Community Language School
授業回数を重ねるごとに 笑顔で登校する生徒がどんどん増えていきました。新しい友だちの名前を
覚え、学校ではどのようなことが起こるのか、早々に理解してくれたようです。
我が校では学期に一度「お楽しみ」の時間があります。1学期は こどもの日にちなんだケーキ作り。
持参したテーブルナイフで器用に果物をうろこ状に切り、尻尾を切り取った鯉のぼりにケーキに飾り付け
をしていきました。最後はあっという間に胃袋の中へ・・・・おいしかったですね!
「日本の昔話」
10冊の昔話の中から興味のある話を選び、登場人物、情景を理解できるよう 少人数ごとに読み聞か
せをしました。
「さるかにばなし」「ももたろう」「つるのおんがえし」
印象に残った情景を絵で表しみんなの前で発表するという授業。印象深い情景は10人10色。
「あ〜そうね〜!!!」と生徒の繊細な気持ちに胸を打たれる場面もありました。
これからもたくさんのお話を読んでいきましょう。
「談話」
今回はCJCの田村会長にお越しいただき「アボリジニー」について興味深い話をしていただきました。
現地校や家庭でも馴染みのある話題なのでしょう。木製の楽器や生活道具を興味深く触りながらお話を
真剣に聞いていた子ども達。
「質問」の時間ではどの子も手を挙げ積極的に参加していました。
「参観」
学期の最終日、ミニ参観を行いました。恥ずかしいよね・・・その気持ちはよくわかります!
それでも お客さんの前に立ち日本語で発表しようとするその姿だけでも十分!頑張りました!
CJC日本語学校への教育支援金
JETAA (JET Alumni Association Canberra Inc)様よ
り、4月に新設開校しましたCJCキャンベラ日本語学校
へ300ドルの支援金を賜り、厚くお礼申し上げます。
設備及び、教育活動資金へ使わせていただきます。
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CJC Newsletter
2016年7/8月 第114号
源氏物語の世界(79) 最終回
『夢浮橋』2
- 埋めることのできない男との女の心の溝 -
松下佐智子
一貫して宇治へは道心から通い始めたと言って来
た薫だが、私は若い男として女君との関係も求めてい
たと読んで来た。
しかし、薫の人物造型には、今までと
は異なる男性像がある。時にその新しい人物像から
逸脱する描写が混じるので戸惑うのだが……。薫は、
大君に思いを寄せながら、大君の許しがなければ犯
さないという一線を踏み越えなかった男君である。そ
のような、物語においてこれまであり得なかった人物
像が、もう一度、
ここに現れたと考える。浮舟を自分の
ものとして取り戻すことはせず、ただ、出家した浮舟
と話がしたいという薫の思いを私は文字通りに受け
とめてみたい。物語の常識で言えば、
この二つのこと
は矛盾している。女君と話がしたい/会いたいと言え
ば、男と女の関係を求めていると捉えるのが普通であ
る。
しかし、薫のことばをそのままに「話をする」
ことと
して受けとめると、そこに、故大君との間で作り得な
かった関係、出家した女君と性的な関係なしに心の
つながりを求めるという可能性が出てくると私は考え
る。
このような薫の思いを、あるいは薫という男君を
浮舟はどう捉えたのか。
ここでは、浮舟の側からの受
けとめ方を追って行くことにする。
僧都を尋ねた薫の行列の松明が、浮舟の住む小野
の里からも見える。女房たちが大声で誰だろうかと話
す。大将殿(薫)が横川の僧都のところへ来たと話すも
のがいる。浮舟は知っている随身の声を聞き薫の一
行であることを確認するが何も言わずにいる。
翌日、僧都のもとより、
「夕べ大将殿の使いで小君が
やってきたか。事情を聞いて自分のしたことに臆して
いると姫君に伝えよ」
という手紙が届く。妹尼は驚いて
浮舟のもとに来て、隠さずに何でも言うようにと責め
るが、浮舟は黙して何も言わない。そこへ、小君が「入
道の姫君に 山より」
と書かれた僧都の手紙を持って
やって来る。浮舟が恥ずかしく思って引きこもってしま
うので妹尼が読む。そこには、薫から浮舟のことを聞
かれたので、初めからの有り様を詳しく語ったこと、浮
舟が薫の深い情愛にも関わらず出家したことは却っ
て仏の責めを受けることになること、薫との契を損な
わずに薫の愛執の罪を晴らしてあげてほしいこと、一
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日でも出家すればそれだけ功徳があるのだから、そ
れを頼りに還俗しなさい、詳しいことは後日話すと書
かれていた。
妹尼は、僧都の手紙を理解できず、小君とは誰かと
問い、まだ隔てを作っていると言って浮舟を責める。
浮舟は、母が可愛がって宇治にも連れて来ていた小
君に母のことを問いたく思い涙がこぼれる。妹尼は、
面差しが似ているので小君を浮舟の弟だと判断し、几
帳に入れようとする。浮舟は少し心を鎮めてから、昔
のことは全て忘れてしまった、母が生きているかどう
かそれだけが気がかりだ、
この童の顔も幼少のころに
見たことがある気がするが、出家した今、自分が生き
ていると知られてなくない、母が生きているなら母一
人に会いたい、薫には決して知られたくない、
どうぞ
間違いだとして私を隠してくださいと言う。母以外の
誰とも会う意志のないことを強く示したことばである。
浮舟の拒否のことばを聞いた妹尼は、僧都は何も
かも明らかにするであろうし、身分のある薫の意に背
くことはできないと、浮舟の主張を退け、小君を几帳
の中に入れる。話を聞いていた小君は、直接手渡すよ
うにと預かってきた薫の手紙をどうすべきか判断が
つかず困っている。妹尼は、
「渡すべき相手は確かにこ
こにいる」
と言って、浮舟を几帳のそばに近づける。小
君は確かに姉以外の人ではないと思い、手紙を渡す。
しかし、浮舟はよそよそしい態度を崩さない。
妹尼は、薫の手紙を解いて浮舟の前に広げて見せ
る。昔のままの筆跡、香を薫きしめた紙、何もかもすば
らしい手紙である。そこには浮舟の罪を許すというこ
と、
「夢のような出来事(不思議な出来事)」について
話したいということ、小君を形見として世話をしてきた
ということが書かれていた。語り手は情愛深い手紙で
あると評する。
このように細かに書かれているからには人違いと言
って逃れることもできず、かといって尼姿を見つけ出
されたときのはしたなさを思い乱れて、浮舟は答えら
れない。妹尼から返事を書くようにと責められた浮舟
は、昔のことを思い出そうとしてもいっこうに覚えてい
ない、
「夢」
とは何かもわからない、(次ページに続く)
CJC Newsletter
2016年7/8月 第114号
(前ページより続く)少し気分が落ち着けばわかること
もあるだろうが、今日は持って帰ってほしい、宛先違い
だったら困るから、
と言って、広げた手紙を妹尼のほう
へ押し返す。妹尼は、返事をしなければ自分たちまで
咎を受けると言って騒ぐので、浮舟は臥してしまう。小
君は姉に会いたい気がするが仕方なく帰って行く。
浮舟は、あくまでも昔のことを思い出せないとして
押し切ろうと考えている。浮舟にとって薫は住むべき
場もない境遇から安定した生活を保障してくれる縁(
よすが)であった。それを自ら破壊してしまった今、求
めるべきものは何もなくなったということであろう。薫
の話したいということばを、浮舟は男女の関係を戻し
たいという意と受け止め、拒否したのであろう。故大
君のように、薫に心のつながりを求めることがなかっ
た浮舟が、今度は薫の気持ちを理解できないという
関係が浮かび上がってくる。浮舟は宇治の邸を出た時
点で思考を止め、現世とのつながりを全て断ち切る決
意した。薫と浮舟もまた、
『源氏物語』の他の男君と女
君の関係のように、心を通わすことができずに、その
関係を閉じようとしている。
小君の帰りを待っていた薫は、不首尾に終わったこ
とを知り、却って遣いなどやらなければよかったと思
い、他の男が隠し据えているのではないかと様々な想
像をめぐらす。薫の人物造型は、垣間見えた特殊な新
しい人物像を捨て、また貴族の日常の生活の思考回
路を持つ人物へと戻って行くようである。
ニュースレター編集部より: 今回の五十四帖目「夢浮橋」をもちまして、 松下佐智子先生の 『源氏物語の世界』は
完結となります。ご愛読ありがとうございました。
以下松下先生からのご挨拶です。
五十四帖目の「夢浮橋」が終わりましたので、これが『源氏物語の世界』の最終稿となります。本
当に長い間、源氏について書くことができ幸せでした。ありがとうございます。
初めに書くことを勧めてくださったゆかりさん、ニューズレターを編集し記事にして下さった担当
者の方々、そして長い間読んでくださったみなさまにお礼を申し上げます。
松下佐智子
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日曜日の午後に国立図書館カフェで集まります。和気藹々とした中で自分とは異
なった読後感を分かち合うのも楽しいものです。
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CJC Newsletter
2016年7/8月 第114号
Canberra Japan Club Inc
PO Box 840
Civic Square ACT 2608
Australia
CJCニュースレター
発行人:田村恵子
編集:小梛秀樹
Email : [email protected]
次回会報発行予定日:2016年9月15日
Canberra Japan Club Inc.
会員数:105世帯306名2法人(2015年7月現在)
委員連絡先:小梛 秀樹 Mail:[email protected]
CJC Blue Bells
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