No. 164(2010年 7月26日)

2010 年 7 月 26 日 No.
164
細川律夫国会事務所 Tel 03-3508-7513 Fax 03-3593-7148 E-mail [email protected]
南越谷事務所 Tel 048-989-8788 Fax 048-989-5300 HP:http://www.hosokawa-ritsuo.jp
臨時国会まもなく開会
参議院選を受けた臨時国会が、7月30日から8月
6日まで8日間の会期で行われます。この国会では、
参議院正副議長の選出、菅総理就任後初めての予算委
員会での審議などが予定されています。
衆参で、多数派が異なるという、
「ねじれ」国会が再
現しました。民主党として、思い切った政策遂行は困
難になりますが、基本は一つひとつの法案、あるいは
政策について、しっかりと与野党で協議することに尽
きるでしょう。
埼玉でも2議席獲得ならず
街頭演説での大野元裕候補と細川律夫代議士
参議院議員選挙は、民主党の敗北という残念な結果
7月9日(金)南越谷・新越谷駅頭にて
に終わりました。
2議席獲得を目指した埼玉県選挙区(改選数3)で
参議院議員選挙結果
は、3区総支部が担当した大野元裕氏の当選を果たす
ことはできたものの、現職の島田智哉子氏は次点に留
埼玉県選挙区 (投票率 55.83%)
まり、2人の当選はなりませんでした。前回、行田、
関口 昌一 自現 当選 655,028
山根両氏が獲得した141万票に遠く及ばず、約30
西田 実仁 公現 当選 594,678
万減の110万票を分け合った結果であり、民主党に
大野 元裕 民新 当選 557,398
対して厳しい判断が下された全国的な潮流が埼玉にも
島田智哉子 民現
544,398
この選挙結果については、現在党で全国の県連など
小林
司 み新
416,663
現場の意見を聴きながら、総括の作業が続いていると
伊藤
岳 共新
207,957
ころですが、
菅総理の消費税に関する発言、
あるいは、
中川 幸司 改新
84,897
鳩山政権下の様々な問題が影響したことは否定できま
日森 文尋 社新
72,185
長谷川幸世 無新
37,731
院田 浩利 幸新
9,536
及んだものです。
せん。ただし、政権交代のプラス面が評価されている
点もあり、今後、謙虚に現場の声を聞きながら、政権
の運営を続けていくしかありません。
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などが行う周辺調査などと、法医学者などによる医学
副大臣として公式に訪中
的検査の両輪がかみ合わないと正確な死因調査にはな
りません。今後、厚労省、文科省などを含めた幅の広
参議院選挙中の6月27日から29日、細川律夫副
い議論が欠かせません。
大臣は厚生労働省を代表し、公式に北京を訪問、日本
の厚生労働省に対応する中国政府機関や関連団体を訪
新議員会館に引越し
れ、意見交換をしました。
細川副大臣は何度も中国を訪れていますが、今回は
報道でもご承知のとおり、このほど新しい議員会館
朝から晩までぎっしりと公式訪問や相手方との会食の
が完成し、7月下旬に引越ししました。以下は HP に記
日程が組まれました。写真は人力資源社会保障部を訪
載した細川代議士の談話です。
問したときのものです。
私たち国会議員の活動拠点である新しい議員会館が、
旧会館の隣に建てられ、この程引越しをしました。1
事務所の占有面積が2.5倍になるなど、テレビなど
ではその豪華さが批判されていますが、従来の議員会
館が余りにも手狭だったことは誰からも認められてい
たところですし、設計段階でもマスコミの皆様に公開
もし、概ねの賛同を得ていたことからすれば、もう少
し冷静な議論をしてほしいものだという気がします。
ただ、私の目からみても贅沢な点もあり、批判は甘ん
じて受けなければなりませんし、本来は、国会議員全
員が、それにふさわしい仕事をし、国民の声に応えて
いるならば、もっと理解を得られるのではないか、と
の感想を持ちました。皆様にもぜひ新議員会館に一度
足を運んでもらいたいと思います。
「死因究明」で中間報告
新しい部屋番号は508になります。
野党時代に細川代議士が議員立法を提案するなどし、
地番など他の住所は変わりません。
取り組んできた、
「死因究明」問題について、警察庁に
「犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方
に関する研究会」が置かれ、法医学などの専門家によ
って議論が進められてきましたが、7月15日、
「中間
取りまとめ」が公表されました。これによると、検視・
死体見分を強化するため、現在約220名の検視官を
約650名に増員するとともに、
薬物検査や CT などを
積極的に実施することなどとしています。同時に、平
成10年以降に発覚した犯罪死の見逃し事案39件を
発表したことも、警察としては画期的です。しかし、
この研究会は警察庁が主体であるため、死体を医学的
に調べたり解剖したりする専門家の養成など、制度変
更も含め警察庁所管以外で取り組むべき課題は、研究
会後半の議論に委ねられています。死因究明は、警察
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