県政モニターの主なご意見 児童・生徒の学力

県政モニターの主なご意見
○児童・生徒の学力に関すること
・他国と比べ、特に国語の取り組みや数学の理解力の低下が問題である。
・学力差がはっきり分かれ、勉強しない子は全く関心がない。
・休みが多すぎるため、教育の質が落ち、塾で学力を補っている実態がある。
・落ちこぼれをなくす教育をして欲しい。
・誰でも平等に教育が受けられるようにお願いしたい。
・学力の二極化が進んでおり、勉強する子と全くしない子に分かれている。
○児童・生徒の安全に関すること
・小学校の高学年になると塾の帰りが暗くなり心配である。
○児童・生徒の規範意識に関すること
・親の教育が必要である。
・学生の自転車の交通マナーの悪さに驚く。
・して良いことしてはいけないことを家庭でしっかりと教育すべき。
○地域や所得による教育格差に関すること
・市町村での教育の遅れがでないか心配である。
・低所得により子どもに十分な教育を受けさせられない。奨学金の充実を。
○教職員の質の向上、教員免許の更新制度に関すること
・情熱を持った先生を増やして欲しい。
・会社勤めや留学経験などの様々な人生経験を持つ人に先生になってもらいたい。
・医師や弁護士に免許更新がないのにどうして教員だけ免許更新が必要なのか。
・温かみのある人が子どもの育成に携わって欲しい。
・児童生徒の学力向上には、先生の質の向上が一番必要。
・教員は授業に当たってもっと指導の内容や教材などの工夫が必要。
・教職員の不祥事が相次いでいる。保護者の意見を聞く場があればと思う。
・学校の評価を実施する。
・先生たちが現場で窮屈になっている。昔は先生は威厳がありおおらかであった。
・子どもとゆっくり語り合いの時間が取れるようにして欲しい。
・教員が忙しく、職員数を増やして欲しい。
・教師がプライドを持ち、保護者にだめなものはだめとはっきりという。
・教師の評価を正確にやって欲しい。
・熊本は卒業してからも出身校をきかれる。
・子どもと祖父母、両親、兄弟とのつながりが希薄になっている。
○いじめや不登校に関すること
・児童生徒は他人の事を考える気持ちがない。
・いじめは犯罪であり、処罰するとともに、いじめた子の心を再生する。
○家庭教育や保護者に関すること
・家庭でしつけ、善悪の判断、ルール等を学ぶべきである。
・理不尽なことを要求する親や給食費を払わない親がいる。
・教育、しつけ等に親が無責任すぎる。
・学校まかせにして家庭での躾ができていない大人が多い。
・家庭教育が生活の基本で、親が子どもの教育者である。
・家庭や保護者の教育力が低下している。
・親が仕事が休みでも保育園に預けて、自分は遊ぶ親が増えている。
・様々な人が子育てに関わる場を作って欲しい。
・読み書きそろばん、しつけが子どもの教育の基本である。
・大学に行かず働く人も多く、労働の能力、適性を伸ばす施策が重要である。
・親に家庭教育の重要性を訴えて欲しい。
・親は子育ての責任の重さを自覚するとともに、しつけの大切さも見直して頂きたい。
○ニート(高校や大学、専修学校等に進学しておらず、働いていない若者)に関するこ
と
・将来の労働力となる若者が頼りない。
・若者が遊技場で過ごす多さに心配している。
○地域の教育力や大人のあり方に関すること
・地域の教育力が必要
・核家族化、少子高齢化のため、家庭内や地域での支援・助言がない。
○児童・生徒のモラルや規範意識を高めるためには、どうしたらよいか。
・授業、部活、入試などかかえているストレスが大きく、人に優しくする余裕がない
のではないか。もっとゆとりを持たせるべき。
・核家族を減らし、家庭で家族から規範意識を身につかせる。
・学校外の別の団体、組織が取り組む。
・大人がよい心根を持ち、よりよい生き方を心がける。
・大人を再教育する。
○教育に望むこと
・自然体験や社会体験を重視して欲しい。
・住んで良かったと言われる熊本にして欲しい。
・学力向上も大切だが、人としての思いやりやお年寄りに優しくする心の教育が必要。
・社会には様々な職業があり、それぞれ尊いものであることを教えて欲しい。
・差別をなくす教育が大切。
・食育、環境、道徳、性についての教育に力を入れる。
・幼児教育(就学前教育)が大切である。
・家庭、地域社会、学校、県、国の役割を明確にする。
・教育においては競争原理にとらわれない施策が望ましい。
○「ふるさと感」の醸成
・郷土のすばらしさを体験させ、日本国への愛情を育んで欲しい。
・熊本に生まれ熊本を誇れる人間を育てる教育を望む。熊本の歴史、伝統文化を学ん
で欲しい。
○少人数クラスを求める意見
・1学級30人程度で子どもを把握できるようにして欲しい。
・少人数クラスとし子どもの変化に気づくといじめもなくなる。
○高校再編について
・高校をなくさないで欲しい。実業高校特に農業高校を育てて欲しい。
・学校の統廃合はプラスにならない。地元の意見を尊重して欲しい。
・学校再編は地域のエゴがあるように思う。
・高校を統合すれば、学力格差がますます広がるのではないか。
○その他のご意見
・昔より友人との外での遊びが少なくなり、体力低下とつながっている。
・高齢者や乳幼児とのふれあいの場をつくって欲しい。
・熊本県は中退者が多く、楽しい学校生活を送れる教育環境にしていただきたい。
・ホームステイや交換留学の機会を増やすことで、子どもの世界観が広がる。
・子どもも塾やクラブなどで振り回されている。親は下校時に不在のため不安である。
・最近登下校中の子どもからのあいさつがない。
・ゆとり教育から授業時数増へと子どもが振り回されてかわいそうである。
・低学年も高学年と終了時間を同じとし一斉に下校させる。
・地域の大人が子どもを見守る形をつくればよいと思う。
・小学校で英語教育を導入するよりも国語に力を入れる。
・早寝早起き朝ごはんは確かに効果があるので実践して欲しい。
・学校の民営化を検討してはどうか。
・部活動の指導は地域の人材を活用し、教員の労力を減らす。
・地域の人材を活用し、授業の補助を務める。
・読み、書き、そろばん、特にそろばんに力を入れて欲しい。
・大学進学率を上げて欲しい。