Infor LN 最新カタログ(大規模製造業向け)

Infor LN
複雑さをコントロールし
ビジネスを加速
世界中の企業が、ビジネスにおける複雑さが著しく増大して
いると感じています。グローバル化によって市場は複雑にな
り、サプライチェーンにおける新たな課題が発生し、さらに
それらが、これまでとは違ったレベルでの業務オペレーショ
ンの複雑さの原因となっています。また同時に、変化が加速
化していることも、多くの企業にとっては試練です。製品ラ
イフサイクルが短くなり、品質を損なうことなく革新的な製
品やサービスを提供し続けなければならないという、容赦な
いプレッシャーが世界中の企業にのしかかっています。そし
て、このスピードと複雑さの時代において、多くの企業は業
務システムに束縛されています。
部門やサイトを越えて様々なシステムが乱立するという状況
は、企業を不利な立場に追いやります。他部門と連携してい
フトウェアで実現できます。他のERPシステムが「どんな人
ない情報のやりとりや断裂した業務プロセスが、方策上での
にもワンサイズのものを提供する」という方針の中、Infor L
障害となり、業務上そしてコンプライアンス上のリスクを生
Nは目的志向で設計されたソリューションであり、産業機械、
み出します。カスタマイズやインターフェースの保守が重荷
設備機器、自動車、ハイテク等の各種製造業、航空機や防衛
となり、業務とITがうまく連携するための妨げとなります。
、流通、サービス管理といった業界のベストプラクティスを
もしIT部門が60~80%の予算を現状維持のために使っている
提供しています。Infor LNは各業界特有の要件に最初から対
とすると、イノベーションやビジネスにおける俊敏さなどと
応しているのです。
いうものは、夢想でしかありません。
Infor LNの、充実した業界のベストプラクティスを活用する
統合とシンプルさ
ことで、カスタマイズから開放され、継続的なイノベーショ
業務とITをうまく連携させ、イノベーションを実現するには
対応できます。
、標準的なパッケージ・ソフトウェアを活用し、グローバル
ンという利点を享受し、変化し続けるビジネス要件に迅速に
全体で統合されたシンプルなシステムが必要です。
最高のオペレーションを提供
Infor LNはこのような課題を解決するために開発され、業界
多くのERPシステムは財務会計や人事管理の分野から発展し
特有の複雑でグローバルな業務を行うために最適化された、
てきました。それらはあくまで「管理用ERP」であり、会計
クラス最高のERPシステムです。Infor LNの活用で、利益創
や給与計算といったバックオフィス業務のオートメーション
出までの時間が速くなり、俊敏さを高め、市場のスピードに
化に重きがおかれているため、生産、サプライチェーン、プ
対応できます。中堅からFortune 500までの4500社以上のお
ロジェクト管理、サービスライフサイクル管理といったビジ
客様が、グローバルな情報基盤としてInfor LNを活用し、成
ネスの中核となるプロセスには適切に対応されていません。
長とイノベーションを実現しています。
その結果、システム統合や業務プロセスの標準化のために尽
力してもうまくいかず、業務とITの連携において障害となっ
プロセスを標準化
ています。
効率的に複雑さを支配し業務スピードを改善できる唯一の方
Infor LNはコアとなる業務プロセスに対応しています。クラ
法は、IT環境を統合しシンプルにすることです。Infor LNが
ス最高の業務用ERPの機能を使い、グローバル財務管理とコ
もつ、業界特化のベストプラクティスにより標準化されたシ
ンプライアンスへの対応を実現できます。
ステム、情報、そしてプロセスは、標準的なパッケージ・ソ
グローバルレベルでの財務の可視化で確かな自信を
今日のビジネス環境においては、財務状況を月次で把握する程度
Infor LN:
では不十分です。Infor LNがあれば、リアルタイムに、グローバ
•利益へ直結するクラス最高のグローバルERP
ルの事業全体の財務状況を参照できます。単一の統合システムか
らもたらされる一貫した正確なデータを基に、決算作業が合理化
されます。Infor LNを利用すると、現金持ち高を日次で把握でき
、信用リスクの管理や原価の正確な状況を知ることができます。
US GAAP、IFRS、IASといった、進化し続ける国際的な会計基
•製造業における25年以上の経験
•クラス最高レベルのグローバル会計、サプライチェー
ン、プロジェクト生産、サービスライフサイクル管
理機能
準にも容易に遵守できるツールです。さらに、XBRL標準などに
•Fortune500から中堅企業まで、全世界に4500社以上
のお客様
遵守した財務諸表を作成できるだけでなく、自信を持ってビジネ
•次世代ユーザエクスペリエンスで全組織を強化
ス上の意思決定を行うための、経営層向けレポートも作成できま
す。
低コストで俊敏なサプライチェーンの構築
複雑なプロジェクトをマスターする
先進的なサプライチェーンを活用し、混乱からの回復力がある、
複雑な契約や支払い条件、長いリードタイムが必要となる品目、
リーンで、需要主導型の供給ネットワークを構築しましょう。戦
品質要件、出荷状況に応じた費用や罰金が関係する、数年にわた
略的な部品調達計画を採用してサプライヤの数を減らし、また、
るプロジェクトがもつ複雑さに対応できるようになります。Info
部品やコンポーネントの標準化を通じて複雑さを解消できます。
r LNのプロジェクトライフサイクル管理機能を活用すると、顧客
部品調達戦略を実行可能なものにし、先進的な契約管理機能やE
管理、設計とエンジニアリング、部品調達と購買、生産とロジス
RPに設定した部品調達ルール、購買発注プロセスにより、値引
ティクス、保守・修理・オーバーホール(MRO)、そして財務と多
きが実現可能となります。
岐にわたるプロジェクトに関わる要素を統合的に管理できます。
グローバルでマルチサイト対応しているInfor LNを活用すれば、
より少ない在庫になるようサイト間で供給プロセスを同期化し、
全製品ライフサイクルを管理し、単一の統合されたシステム内で
、すべてのプロジェクト間での原価の透明性を確保できます。
資源活用を最適化し、そして顧客サービスを改善できます。ベン
航空防衛業界のリーダー、BAE SystemsやElbit Systemsとの戦
ダー管理在庫(VMI)、サプライヤ管理在庫、委託品、カンバン、
略的な開発プロジェクトの成果である、契約やプログラム管理、
ジャストインタイム(JIT)、製造ラインにおける供給(SISL)など、
プロジェクト管理、原価管理、そして新たなプログラム原価元帳
最新のサプライチェーン・コラボレーション機能で、サプライヤ
やバリューマネジメントといった重要なイノベーションの優位性
のネットワークを統合できます。
を活用してください。
先進的な倉庫・積荷管理、荷積場管理、付加価値のあるサービス
サービス中心のビジネスモデルへの転換
、クロスドック、直接資材供給などのサプライチェーン実行系機
能により、出荷のパフォーマンスを改善し、フルフィルメントの
ためのコストをより低減できます。
利ざやに対する継続的なプレッシャーと、増加する顧客からの要
望で、多くの企業は製品中心からサービス中心へのビジネスモデ
ルへの転換を図ろうとしています。
マス・カスタマイゼーションの世界で成功する
Infor LNの先進的なサービス管理にはサービス契約やコールセン
Infor LNの市場をリードする生産管理機能を活用し、より低いコ
ターのオペレーション、フィールドサービスやデポベースの修理
ストで市場への反応性を高められます。リーンな取り組みを導入
などの機能が含まれており、品質サービスを提供できます。プロ
し、下請け業務や外部委託生産を管理できます。
ジェクトベースのサービス管理機能と進化したコンフィギュレー
Infor LNがあれば、見込み生産(MTS)から受注生産(MTO)戦略へ
の移行ができ、実際の顧客ニーズに対応した非標準製品の生産が
ション管理で、設備機器の財布サイクル全体での最も複雑なMRP
オペレーションでさえ、うまく流れるようになります。
可能になります。受注仕様生産(CTO)、半製品見込み生産(ATO)
、受注開発(ETO)といったインフォアがもつ専門性の利点を有効
利用して、マス・カスタマイゼーションでもって出荷できます。
個別の顧客ニーズに合う製品を構成し、複雑な組立プロセスを管
理し、デザインとエンジニアリングを統合したプロジェクト型生
産での受注開発を実行できます。ユニットを有効利用して製品バ
ラエティの増加を管理し、高まり続ける厳しい品質標準と原価目
標の間の双方を実現しましょう。
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Infor LN
Infor LNのサービス資産計画およびスケジューリング、モバイル
・フィールドサービス、デポベースでの修理機能への機能拡張の
利点を享受してください。単に製品を納入するだけでなく、遠隔
での設備機器モニタリング、使用量ベースや予防のための保守機
能といったサービスをも提供できるようになります。
「Infor LNには必要な機能が全て標準で用意さ
れており、カスタマイズは60%から1%以下に
激減しました。」
- Abraham Kurian氏
WAIGLOBAL社 IT担当副社長
複雑でグローバルな業務を管理する
多くのERPシステムはマルチサイト対応を謳っていますが、現実
的に提供できているところはわずかです。Infor LNは、複雑でグ
ローバルなマルチサイト、マルチカンパニー対応を単一インスタ
ンスでサポートできるように設計されてきました。Infor LNの市
場トップレベルのアーキテクチャ、マルチサイトおよびマルチカ
伝統的なERPシステムとは異なり、Infor LNは管理職や知識労働
ンパニーでの取引管理、計画、シェアードサービスサポートへの
者に対しても有益なものです。管理職に対して役割ベースのダッ
包括的な対応というInfor LNの利点を活用してください。42カ国
シュボードを提供し、リアルタイムなデータに基づいた、次の一
、14言語にもわたるローカライゼーションにより、コンプライア
手を打てるような情報を提示します。また、
ンスへのスムーズな対応や、迅速な市場投入を実現できます。
Microsoft Officeとの双方向の統合の利点を活かすことができま
伝統的なERPソリューションとは異なり、Infor LNを使うことで
、グローバル・オペレーション全体で行なっている業務のモデル
とシステムを統合できます。リアルタイムで統合された事業全体
のビューを手に入れ、急速なビジネスプロセスの変化やイノベー
ションを推進できます。
コアとなるERPを拡張
Infor LNはInfor IONテクノロジーを活用して、ERPシステムを
次のレベルへと導き、複数のアプリケーション間の連携、ワーク
フロー、業務プロセス管理、そしてビジネス・インテリジェンス
といった機能を、インフォアの豊富なアプリケーション・ポート
フォリオ全体に適用できます。インフォアのアプリケーションで
標準化し、顧客関係管理(CRM)、企業業績管理(CPM)、サプライ
チェーン管理(SCM)、企業資産管理
(EAM)、製品ライフサイクル管理(PLM)を含む、最善のソリュー
ションの利点を享受しましょう。
Infor LNで急速にイノベーションを実現し、組込済みのシステム
連携機能や、ユーザ教育にかかる労力を最小化する、なじみのあ
る、共通のユーザインターフェースを使って、補完アプリケーシ
ョンを迅速に導入できます。
す。監査可能でコンプライアンス遵守のワークフロープロセスを
構築し、承認者に対して状況に応じた情報を、様々なデバイスか
ら遣いやすいユーザインターフェースで提供します。スマートフ
ォンやタブレット端末用のモバイルアプリケーションを通じて、
「BYOD(私物デバイスの業務利用)」戦略をセキュアな環境で実
現できます。
Infor LNには、業務イベントをソーシャルなコラボレーション・
プラットフォームへと登録する機能があり、新しい仕事のやり方
を支援します。各部門のERPユーザではない従業員にも、彼らを
対象としたアクティビティ通知を通して知らせることができ、適
切な情報とプロセスにアクセスさせることができます。ソーシャ
ルネットワークを使って個人の専門性を活用することで、クロス
ファンクショナルなチームで、複数の専門性を必要とする複雑な
問題を解決できるようになります。今日の知識志向な世界におい
て、日々複雑になる組織に属するメンバーが、興味や専門性を共
有したり、ナレッジを獲得したり、情報やベストプラクティスを
共有したりすることを支援します。
役割とタスクに特化したユーザエクスペリエンスを利用すること
で、組織全体に迅速にシステムを適用できます。Infor
LNを使えば、全組織と連携しコラボレーションと情報共有を促
進し、ビジネスの真の転換を実現できるのです。
全組織に力を与える
多くのERPシステムはトランザクションプロセスの自動化に主に
フォーカスしています。Infor LNは、貴社のERPを、記録のため
のシステムから全組織を活性化するためのシステムへと転換させ
ます。
Infor LNを利用すれば、役割やタスクに最も合うやり方で、組織
間でのプロセスを連携することが可能になります。Infor LNは、
情報そしてイベント駆動型であるため、エンドユーザに対し優先
度付けされたタスクや適切な情報を提供します。手持ちの業務プ
ロセスタスクに関連した状況に応じた情報にアクセスでき、作業
負荷に優先度付けをできるため、生産性が高まります。
Infor LN
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業界のリーダーになる
グローバルな大手企業であるフレクストロニクス、ボーイング、
スナップオンツールズ、リープヘル、 コングスベルグ、グライ
フなどが、Infor LNをグローバルERPシステムとして導入してお
り、業務運用上の卓越性と俊敏性を実現しています。フェラーリ
、ニルフィスクアドバンス、カーゴテック、シーメンス、レイセ
オン、DWTグループなどは、個別の部門と事業地域もしくはサ
イトでのコアとなるプロジェクト、生産、サプライチェーン、サ
ービス業務を、二階層ERP戦略の一部としてサポートしています
。Physik Instrumente (PI)、The Belden Brick Company、Thr
「私たちがInfor LNを選んだ理由は、シングル
インスタンスへの対応、グローバルで使えるE
RPであること、標準的なパッケージ・ソフトウ
ェアを使って複雑な業務プロセスをサポートで
きるという、業界トップクラスの対応力がある
からです」
- Christine Benkenstein氏
Physik Instrumente 社 IT部門長
ane & Thrane、PRIDE
Industries、Holmatro、 Promethean、Neways、RTC、そして
Heinze Kunststofftechnikといった世界中の数千社の中堅企業が
、低い総所有コスト(TCO)で業務運用上の卓越性と俊敏性を実現
しています。
成長とイノベーションのためのグローバルプラットフォームとし
てInfor LNを導入し、業界のリーダーの仲間入りをしてください
。
Infor LNを活用すると次のような利点があります:
•グローバル・オペレーションの可視化と管理の改善
•業界のベストプラクティスをベースにした標準化された情報と
プロセス
•業務とITの連携を改善し、戦略的な俊敏性を実現
•新市場にすばやく入り込み、迅速な製品とサービスのイノベー
ションを支援
•グローバルな規制への遵守とリスクの軽減
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インフォアについて
インフォアジャパン株式会社は、米国インフォアの日本法人として、ERPをはじめとする各種ソリューションを、様々な分野に精通した
チャネルパートナー企業を通じて提供しています。200を超える国と地域で、70,000社以上のお客様にビジネスアプリケーションを提供
し、業務改善と企業成長を支援する先進的なビジネスソフトウェアおよびサービスのプロバイダーです。詳しくは www.infor.jpをご覧
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