デザイナーパッケージ制作会社デザイン・工芸学科 PD専攻

株式会社 グレープストーン / 選考フロー
松本 華那
プロダクトデザイン専攻
株式会社 グレープストーン
総合職 内定
就職活動日記
1次
志望者4名、面接官2名で集団面接。履歴書はこのときに持参。
履歴書に沿って、質問をされる。90分程度。
総エントリー数:10 未満 受けた企業数:3社
まずはここから!
2次
個人面接。1:1。応接室で和やか面接。
一次のときに店舗レポートの課題を課せられ、そちらも提出。
<自己分析>
私は、作品を見直すことで自己分析しました。「何でこれを作ったの? 私は何を作ったの?」と改めて作品を見ました。
作品にこそ、素直な私が出ていると確信があったからです。自分の作品の軸が見えると、志望動機に利用出来ます!
ちなみに私は、「私の作品を手にしたとき、人はどう感じてくれるか?」「○○な気持ちになってほしい」など気持ちの
個人面接。人事部長さんと、1:1。応接室で和やか面接パート 2。
最終
部分を重視した作品が9割でした。
自分の作品づくりで大切にしていることと照らし合わせたときに、企画のやり方が似ているかどうかを見ていました。
持参・プレゼンをしました。
*7 月上旬に、お電話にて内定のご連絡いただきました*
<企業研究>
これといって深くは行なっていません…! 強いて言えば、企画の様子や企画者の思いがネット上にあげられていたため、
二次のときに、「何か企画を考えて」とのことで、簡単に企画書を作り
<二次面接以降持って行ったもの>
自分の能力をどう活かせるか、私のやり方を仕事場で共感してもらえそうか…。ひたすら企業との相性を見てました!!
実物の作品(失敗作・スタディーモデル含む)、ポートフォリオ、資格の合格証明書、
あとは、受けてみないと分からないと思ったので、変に探ることはしませんでした。
とにかく、話のネタになるもの全部!!!!!! オモシロいもの。
私の就職活動はこんな!
<ES/ 履歴書>
素直に書くこと を軸に書いてました。「こうしたほうが人は喜んでくれる。」とかではなく、あくまで「自分はこう思う」
といった書き方でした。面接で突っ込まれたとき、きちんと自分の意見を言えるようにするためです。
先生や、他の職員の方に添削してもらうこともほとんどせず、直感で素直な意見を書き留めて…。
ただ、やはり他の人から意見を貰うことは大事だと今では思います。独りよがりな文になってないか? 伝わる文章になって
いるか? など、常に客観視をしていかないと、せっかくの思いも伝わらなくなってしまいます。
<ポートフォリオ>
ポートフォリオは、反省点ばかりです。四角い写真を綺麗に画面に配置し、本当にシンプルでほぼ写真のものを作り
ました。デザイナー希望だったら、それでももしかしたらよかったのかもしれません。ただ、私の希望は企画職です。
二次面接で見せたときに、「松本さんがもの作りをしてきたのは分かったが、これをどう企画に活かせるかわからない」と
言われてしまいました。確かに、私が見せるべきものは、作品の美しさよりも、これをどう生み出したか という
過程の部分だったのだと思います。
私はいつも、1つの課題でコピー用紙50枚くらいに言葉遊びとかアイディアスケッチとかメモをするので、それを
最終面接で全部持って行き、机の上にバンッ!!!!と置きました!! とにかく、量を重視しました!!!
企画段階でのアイディアスケッチなど50枚程度、お菓子の企画書
<企画をやりたいひとへ!>
デザイン学科から、総合職の職種を選ぶと、ほぼ100%「なぜデザイナーを志望しないのか。
なぜ企画なのか。」と問われます。ここをどう答えるかが
です! 企画職は、一般大の人と戦わな
ければなりません。何で、美大出身者がわざわざ総合職に入るのか。ここをまとめるのが重要!
最後に……
自分はどう思っているか。 これだけでした。
SPI もほぼやっていませんし、面接練習も、何もかも自己流でした……。同時に何個も企業を受ける
つもりもなかったし、他の人就活の仕方とは少し違ったと思います。「普通の人がこうするなら、
私はこうしよう。」とか、ひたすら「私はこう思うし、こうしたい!だからここに入りたい!!」って
思い続けていました。ひたすら自分流です……(笑)ただ、徹底していたのは、自分のデザインに対し
ての思いや、軸を見失わないことです。
今回私が内定頂いた決定打は、軸を見失わなかったことで 自分の中の仕事に対する熱を伝えることが
出来たからだと思っています!
自分らしくいれる場所を見つける と思って、気ままにやってみてはどうでしょうか・・・☆